はてなキーワード: 生徒会とは
姉の話をする
初めに、俺は姉と二人姉弟で、年齢差は3歳差だ。
俺たちは自営業の親のもとに生まれて、今は親父の仕事を俺が継いでいる(とはいえ親父もまだ現役である)
近所の子供は両手に収まるくらいしかいない上に同級生は1人だけ。
そんな田舎で俺達は伸び伸びと成長した、と思う。
俺と姉は割と姉弟仲が良く、遊び相手としてはちょうど良かった。
姉はなんだかんだで弟である俺に甘く、喧嘩はすれど結局は譲ってくれることが多かった。
何かと姉の言動が鼻に付いたのだ。
姉は、弟の俺が言うのもなんだが、そんなに頭がいいわけでもなく(一緒に公文式をやっていた)、俺よりも字が汚く(同じ習字教室に通っていた)、俺よりも運動ができなかった(同じ武道をやっていた)。
言ってしまえば、姉が何かで表彰されるたびに、俺がその一段階上の賞をとってしまったり、身体能力を上回ったりした。
だから多分、当時の俺は見下していたのかもしれない。
姉の優しさに甘えて、姉の言動に一々噛み付いていた。
話しかけてくる姉に、苛立ち、ドジをする姉に虫唾が走り、それでも朗らかに笑う姉にどうしようもなく腹が立った。
その頃の俺は中学生くらいで、生徒会をやったり、部活をやったりと忙しく駆け回っていた。
一方の姉はといえば、第一志望の高校に落ちて、県立の進学校へと通い、中学時代は学年10位以内をキープしていたのとは反対に、学年のワースト10から数えたほうが早いという堕落しきった学校生活だったのだ。
だからそんな姉に、たぶん矛先が向いたのだろう。
そんな姉への反抗期は、俺が姉の落ちた高校に受かり、姉は短大へ進学したあたりで収まった。
気付けば、俺は高校をサボりがちになり、姉は短大とバイトと自分で立ち上げたサークル活動と忙しく駆け回る。
まるで正反対だと思った。
姉は、本を読むのが幼い頃から好きで、小中高と多読者ランキングに名を連ねており、姉が進んだ短大も、司書育成の短大だった。
そんな姉は今、東京にいる。
嫁さんをもらって、親父の仕事を継いで、地元に腰を据える俺と正反対に、独身の姉は東京で派遣社員をしながら飲食店のバイトをしている。
そうなんだ。じゃあ私生徒会行くね。
「増田君どうですか」って担任が急に言い出して、みんなが賛成~ってなってやってた学級委員だから。
いつも面倒なことを押し付けられる。
思い返すと中学のテニス部部長もやりたいやつがいなくて皆勤だからって理由で押し付けられて
団体戦のメンバーでもないのに部長だからって理由でいつも遅くまで練習付き合わされて
小学校の少年野球も監督の家が近いからって御用聞きのリーダーやらされて
生徒会役員も先生から電話があって断ったのに母親に強制されてやらされた。仕事内容はただのパシリ。
小中高の時代錯誤で意味不明な校則シリーズ、生徒会が先導して変えていけるようにすれば良いと思ってるんだけど、なんか問題あんの?
生徒会が学校を作っていけるってなったら、立候補する方も投票する方も本気度が変わってくると思うし、教育にも良さそうじゃん。
「意味不明でもルールは絶対」で、「それを変える力は自分には無いし、変えられる人も見たことない」って環境で育った連中が、
成人になった途端に「世の中を良くしたいなら政治家になるか選挙に参加しましょう!」って言われたところで、「よしやったろう!」ってなるわけないよね。
自分の理想に近い人を見る目も、何かに働きかける経験も薄いんだもん。世の大人たちの、権力に対する無力感の強いこと。
それで学校の治安が悪化したり事件が起こったら、社会のルール通り、警察でもなんでもすぐに介入したら良いと思うし、
せっかく少子化してんだから、転校も流動的にして行けば良いじゃん。全部社会に出たら当たり前に経験することだし。
その時、相手は困ったような顔をして「少し考えさせて」と返答された翌日、生徒会の副会長であり学年女子の中心人物であった女に
「○○があんたに告白されて気持ち悪くて困っていると言ってるの、もう○○に接触しないでくれる?」
と教室でしかも怒鳴り声に近い口調で言い放たれた・・・・あまりに勢いに驚いたけど翌日から奇異の目で見られるようになった。
その出来事以来、中学の3年間は「キモい奴」と言うレッテルが学年の女子だけでなく男子にまで広まり、黒板消しを投げつけられたり
後ろからいきなり蹴られたりして怒ると「キモい奴が口答えすんじゃねーよww」と中傷されるようになった。
今考えるといじめなのだが当時は「自分はキモいから、そんな目に合うんだ」と何となく納得して・・・・教室の隅で大人しく過ごしていた。
高校に入ってから人間関係がリセットされたおかげで楽しい時期を過ごしたが、唯一できないことがあった。
それが「告白」だ、好きな人がいたけど結局遠くからたまーに眺めるだけ・・・生徒会の役員にもなったし運動部でそこそこの成績を残した
影響で充実していたが「好きな人に告白をする」が出来ないまま卒業した。
勇気を出そうとすると中学時代の自分が頭の中で「おまえ、キモい奴と思われてるのに告白なんてしたらまたサンドバックにされるぞ?」と何度も何度も呟いてきて
どうしても想いを伝えるに至らなかった。どうしても勇気がでなかった。
大学に入ってからも恋愛に至っては中学時代の自分が頭の中で「おまえ、キモい奴と思われてるのに好きなんて言ったらまたサンドバックにされるぞ?」
大学卒業してから今年で15年・・・・・彼女いない歴=実年齢の童貞、もう青臭く「告白」で恋愛できるような年齢は過ぎてしまった。
大人の対応を迫られるようになり、ビジネスで性を持ち出すことがジェンダー問題的にまずいと言われてから女性には気を使い男女の認識を消して対応している。
プライベートな話や内面に関わる話はセクハラと言われやすいので会社内では誰と話しても仕事仲間以上の感情は抱かないようにしている。
ふと、仕事の休憩中に好きな人に「キモい」と言われると言うことがなければ今頃隣に好きな女性が座っている人生もあったのかな・・・と思う時がある。
過去の亡霊に取りつかれているのは良くないと思いつつもやっぱり中学時代に受けた仕打ちは大きかった。
成人式で中学時代の奴らと出会ったがお酒の力もあり最後は楽しく同窓会を終えたが、俺に「キモい」と言った女は結婚して子持ち、俺が一目ぼれした女性は同棲している彼氏がいると
同窓会の席で隣で座っていた元クラスメイトの女性に教えられた。なんとなく気になって自分が聞いたわけだがモヤモヤとした何とも言えない感情だけが残った。
無理じゃないぞー。一応収束はさせてた自負はある。
昨日「そうなんだ私生徒会いくねメソッドで乗り切れ!」って言ってたのがワイやで。
最終的に「そうかもしれんが、むずいなあ」みたいなところで収まったじゃろ。
いやね?言いたい事はわかるよ?
どいつもこいつもご都合主義で上手いこと行って、主人公はスーパーパワーでやりたい放題、惚れる理由も曖昧に記号だけで作られた人格の感じられないヒロイン、適当に形成されるハーレム、いつもどっかで見た筋書きに、歴史を少しでも勉強してたら噴飯物のジャパニーズファンタジー中世。
批判するとしたらだいたいそんな所か?批判したくなる気持ちもわかるけどよ。
偶然ロボットに乗り合わせるとか、異能の力に目覚める少年が何人いたよ。
いつもいつも両親は海外赴任で不在だし。隣の家に幼馴染は住んでるし。生徒会は何かめっちゃ権限あるし。館は必ず燃える。
妹が12人いるとか、姉が7~8人いるとか、女教師達が母親になるとか、双子の姉妹丼とか、女子寮に下宿したら全員惚れてくるとか、無条件で愛してくれる女神とかアンドロイドとか、子供の頃の許嫁が押しかけ妻とか、今思えばとんでもねえヒロイン・ハーレムあっただろ。
これは泣ける!とか言ってシナリオ大絶賛、ヒット連発メーカー大正義!・・・毎回毎回謎の奇病持ちが出てくるし、真面目に台詞聞いてるとこっちの頭がおかしくなりそうな奴はいるし、いつもいつも不思議パワーでふわっと解決しただけだろうが!
交通事故で何年も目覚めなかった元カノと現カノの間で未練タラタラやった挙句に元カノの妹とくっ付きましたみたいなぶっ飛びシナリオとかあったろ!
でもそれが良かったんだろ!みんな手放しで大喜びしてたじゃねえか!俺もだよ!
あー、ごめんなさい。救急車が出るのは、狙った厳しさではなかったにしろ、かなりマズイです。書き忘れましたが、「本物の恐怖はこれでは足りない」みたいな原理主義者が出てきたときや、加減ができなくなったときは、先生の介入が必要だと思ってます。自主性では多分止まりません。うちの高校では、ある危険な競技が過激になりすぎて、惜しまれながらも中止となりました。生徒会もかなり抵抗もしましたが、結果、無くなってよかったと思ってます。
増田の高校に戻って、風習を緩めてでも伝統の雰囲気を残すか、前時代のものとして撤廃するかは増田含めた皆さん次第です。多分、OBOGに刺されることはありません。(どうしようもないOBOGに腑抜け扱いはされるかもしれませんが、気にしないことです。異常を放置するやつこそ腑抜けです。)。
しかし、こうしたイベントには隠されたカリキュラム性があり、決してこの風習は悪い側面だけでない、と思ってる人がいることを分かってもらえると幸いです。
ただ、もうこれは放置はできない段階に来てるんじゃ?と確かに思います。仲間を作り、あなたの母校をより良い状態で後輩に引き渡せるようがんばってください。
※増田より、救急車が出るレベルだという補足がありました。それであれば、その風習は何らかの改善か、廃止も必要だと思います。以下は「怪我や暴力は無かったけど、怖かったし理不尽だった」筆者の高校の話と、大学生になってからの解釈です。
(ここから)
予防接種が痛かった、とか獅子舞に噛まれて怖かった、に近い話。
※最下部に「体育会系」と何が違うのか、如何ににメジャーなイベントか、を追記しました。
https://anond.hatelabo.jp/20180527212910
私も埼玉県の某校で同様の体験をしており、体験直後には増田と同じことを思いました。
が、これが「興奮した当事者」と「何も知らない部外者」によって考察なく語られることに危険を感じたので書きます。
※筆者はこの風習を肯定的に評価していますが、「ネトウヨ」「セクハラ」「体育会系」は嫌悪しております。あしからず。
⇒誰しもドッキリの直後には怒りを覚える。筆者の義憤は間違っていない。
⇒しかし仕掛ける側は、このお化け屋敷は安全で、後々は楽しい思い出になることを知っている。
⇒経験者の大半は、この風習は負の連鎖ではなく、正の連鎖と思ってる。だから続いている。
⇒1週間、おそくとも1年後には、この筆者も仕掛ける側を楽しんでいる。それでいい。
◎お化け屋敷は巧妙にコントロールされている
⇒こういうのが苦手な子は、事前に中学校の先生から高校の先生に申し送りが言っていて、個別にネタバレがされているか、当日こっそり欠席している。
⇒主催側(応援団、生徒会等)にも、「N組の●●君にはやらないで」や、「M組の彼はお兄さんから聞いてるからサクラができる」という情報が回っている。
⇒数年に一度、これらのセーフティーネットから漏れる子もいる。そこについては心から謝罪し、救済を行わなければならない。
⇒この風習の隠れたカリキュラムは「お化け屋敷は陳腐な作り物で、お化けはいない」と学習することだ。
⇒一方、カルトや軍隊やブラック企業のやってることは、実際の存在が見えない「お化け(敵国、弱い自分、無収入の恐怖)を倒せ」であり、アトラクションを本物と騙し続けることだ。
⇒(ちなみに表のカリキュラムは極限状態の共有による仲間意識の醸成と集団への歓迎だ。ここは軍隊と共通している)
⇒これを体験した大半の生徒たちは、次に出会った「お化け」に対して、「ただのお化け屋敷かも?」と疑うことができる。
⇒この感覚は、カルトやブラック企業の洗脳に対する強力なワクチンである。
⇒ワクチンなので、副反応が出てしまう生徒もいる。ここに対する振る舞いは、確かに難しい。
⇒なので、いわゆるリベ・サヨの人は少しこの風習に対して寛容になってほしい。
⇒風習の最中に、感情が「恐怖」から「怒り」に遷移した時点で彼は被害者ではない。ことに、みんな気付いた?
⇒(まあ強いて言えば、大きい声出させられ晒されたことは被害といえなくもないが・・・)
⇒彼の、恐怖を感じるかもしれない同級生や将来の後輩のための義憤は間違いではない。
⇒が、果たして半年後も同じ感想だろうか。いまの感情のままネットで突っ走るのが正解か。
◎部外者は黙っていてほしい
⇒客観的に見れば明らかに蛮習であることは2,3年生もOBOGも先生も、みんな分かっている。
⇒なんなら地域の人も割と知ってる。
⇒が、その上でなお、それにプラスの価値を感じているから続いている。
◎まとめ
・これは、「安全に」「犯罪性がなく」「コントロールされた」極限状態を未成年のうちに体験させるイベントだ。
・このイベントはワクチンであり、ブラック企業の研修やカルトの洗脳を「鼻で笑いながら脱出できる」耐性を獲得できる。
・一見、軍隊的なものであるが、しかし実は強烈な皮肉として機能しているので、リベサヨは少し冷静に。
・この隠れたカリキュラムに気づけるのは、体験した者だけで、しかもしばらく時間をおかなければいけない。
◎その他
・これを体験したのは各県の名門校出身の証明だから、大学とか社会に出たときには共通の話題になるよ。
・むかしは1週間これをやる、って感じだったから、実はかなり現代風にライトにはなってきてるよ。
・大学で「異様な飲み会」とかに出くわしたとき、雰囲気に飲まれて被害者になってるのは、これを体験してない人たちだよ。
・「こんな体験しなくても、口で説明すればいいじゃん」という人とは議論をする気はないよ。そう賢くないのが人間だと思うよ。
・お祭りなどのコントロールされた汚れ、がこの世から減ってると思う。それで、カルトやブラック企業など、ホントの汚れに出会ったとき、逃げ出せるのかな。
(追記部分)
・「体育会系」の関係は、「上下関係が、法・正義・実力よりも優先される理不尽な世界」が、在学中はもちろん、卒業後も延々強要されるものです。
・この「異常な風習」は、入学後の1日(1週間)だけの通過イベントで、その後の関係性は1~3年生までフラットに「同窓生」です。
⇒なぜなら、仲間を迎え入れるための儀式・儀礼であり、上下関係を植え付けることが目的ではないからです。
・「バンカラ 応援歌」等で検索してください。NHKは映像が出てこないので、地元放送局か何かのをご参考に。(https://youtu.be/3MUCktbO0uQ)
僕が入学した高校は、この地域では有数の進学校で、100年余りの伝統で知られている…というのが僕が聞いた前評判だった。
ところが、入学した途端に奇妙で恐ろしい風習にさらされ、ひどく困惑している。
入学式の翌日、体育館で全学年がそろった歓迎会のようなものが開かれた。伝統校であるゆえか、歓迎会に限らず、どんな集まりでも校歌を斉唱する。
当然僕は、入学したばかりだから、校歌の歌詞など覚えているはずもなく、なんとか上級生が歌うのについていこうとした。しかし、上級生男子の一部が、無駄に声を張り上げて歌うため、うまくついていくことができなかった。(今思うと、一年生が歌を聞き取れないように、わざとそうしていたのではないかと思う)
なぜそこまで声を張り上げるのか腑に落ちないまま、会は終りを迎え、二・三年生は退場し、なぜか一年生だけが体育館に残された。
生徒会役員の自己紹介が終わった直後、閉じていた体育館の扉が突然激しく開いた。見ると、腕を組んだ上級生が二十人ほど中に入ってくる。上級生たちは、一年生を囲むと、いきなり口々に怒鳴り始めた。僕は状況がうまく理解できないのと、もとから小心者であるのとで、動悸が止まらなかった。
僕も恐怖のあまり興奮気味だったので、詳しくは覚えていないが、簡単にいうと、「なぜ歓迎会のときに校歌を歌っていなかったのか」というようなことを怒鳴り声で言われたのだった。そんなことをいわれても、まだ入学式から24時間も立っていないのに…と思いつつ、僕は恐怖でおののいていた。とにかくひたすら怖かった。
…それから約一週間たち、ようやく少し学校生活になれてきたある日のことである。その日は、朝から、「今日はあの人たちが来る」と話題になっていた。僕は昼休みになると、急いで昼食をかきこみ、「あの人たち」の到着を待った。
「あの人たち」は、突然教室に乱入してきた。そして、一週間前の体育館と同じように、集団で僕たちに怒鳴り散らした。そして、僕たちのうち何人かを指名して、「なぜこの学校に来たのか」と質問してきた。当てられた人は、震えつつも、「伝統に憧れたから」とか「進学校だから」といったことを答えるのだが、そのたびに、上級生たちは集団で責め立てたり、机を押し倒したりする。(あとから聞いた話によると、このときは、何を答えても責められるそうだ)僕はその異常な光景に恐れおののいた。しばらくして、「放課後に全員揃って屋上に来るように」と僕たちに伝えて、彼らは教室を出ていった。
僕は、怒りが抑えられなかった。なぜこんな不条理がまかり通っているのか。なぜ先生は誰も止めないのか。そんな気分で、いっそのこと上級生の命令を無視してさっさと帰ろうかとも思ったが、そんな雰囲気ではなかったので、結局みんなと一緒に屋上に行くことになった。
屋上に続く階段の前で整列して、一同震えながら待っていると、上級生が来て、入れと指図された。僕たちは階段を登り、屋上に並ばさせられた。
しばらく僕たちを責め立てたあと、ひたすら校歌を歌わされ続けた。声が大きい人は座らせられるだが、あまり声の大きくない僕はずっと座らせられなかったので、涙ながらに歌い続けた。こんなことをされるために入学したわけではなかったのに。僕は一体何をしているんだろう。そんな思いで、延々と泣きつつ歌い続けた。
炎天下の中、それが一時間ほど続いて、ようやく終わった。上級生たちは、態度を一変させ、カジュアルな態度で、みんなを集め、「お疲れさまでした」といって、自己紹介を始めた。それが終わると、ようやく帰された。
僕はもはや放心状態で、そのまま家に帰った。
今でも頻繁にこう思う。なぜあんなことをさせられなければならなかったのだろう? あれになんの意味があったのだろう? これは伝統を笠に着た「いじめ」ではないか? と。
また、こんなことも思う。例えばクレーマー気質で金持ちの親が保護者の中にいて、自分の子供がされたことに腹を立て、学校を訴えたりしたらどうなるか…と。この風習にはなんの正当性も、教育的意義もないから、もしかすると裁判で負けるかもしれない。そうなったときに、学校は責任を取れるのか? コンプライアンスの意識がまったくないのではないか。
僕の入った高校は「国際人育成」のようなことをスローガンに掲げている。後輩や部下を怒鳴り散らすような人が、世界に通用するだろうか? 僕は運動部ではないので、この種の「いじめ」はもうないが、一部の運動部では学校の施設の利用を新入部員だけに禁じたり、あるいは怒鳴り散らしたりといった「いじめ」が行われていると聞く。(皆が「いじめ」と認識しているわけではないが、僕はそう思うのだ) そのように後輩をいじめることになれた人は、社会人になっても、後輩をいじめることに抵抗を感じないのではないか。僕の高校では、皆忙しすぎて、いじめをする精神的余裕もないと聞くが、学校の体制の中にいじめが組み込まれているのなら、同じことだろう。学校が、いじめをする人材の育成場所になっているように思えるのだ。
ほんとは2chにスレ立てようかなとも思ったけどただただ作品への愛しさをぶつけたいだけでもあるので…
ここ7年くらいずーーーっとムーンライトノベルズのヘビーユーザー続けているのですが全く書評を見かけないので私が書きます。
ムーンライトノベルズユーザーの皆様はもう「知ってるわ!!」くらいの有名どころを攻めてるので面白くないかもしれないんですが、あくまでムーンライトノベルズ読んだことない人向けに書きますみんな読んで…
ムーンライトノベルズはただ性癖に刺さる小説もあればエロだけじゃない作品もあってサイコーです。でも良い作品は大体書籍化されてなくなってるんだよなぁ。みつを
とりあえずみんなムーンライトノベルズ読もう!!!おすすめ紹介します
とりあえず今回は長編完結作品(作者敬称略)だけおすすめしてまた次回短編とか未完結のやつ紹介します。私は本気です。
https://novel18.syosetu.com/n9999cd/
【内容紹介】
高校一年生の新田一葉は生徒会選挙で見た福沢鬼丸の事が好きになった。
なんとか両想いになろうと悪い頭を駆使して頑張るけれど運命の神様は何故かクラスメイトの夏目輝とばかりひきあわせようとする。うまくいかない事やまのごとしなのである。
(あらすじより引用)
ムーンライトノベルズ界では言わずと知れた巨匠なので知ってる人も多いとは思いますが…!!!!読みやすい文章と抜群のワードセンスで惹き込まれます…。結構笑って読めるあけすけな下ネタもあるのに、シリアスなシーンもあって深いです…。陰と陽の描き方がうまい。
主人公のイチヨこと一葉ちゃんとメテルこと夏目輝くんの恋愛模様、そしてふたりの成長物語を描いています。
この作品というか作者さんの描くキャラクターはみんな魅力的で!!!
イチヨはおバカで怪獣ばかり追いかけてぽーーっとしていてメテルによく「珍獣」と言われるような変な子なんですけど、意外によく考えてたりもするし自分のいままで知らなかった「好き」の気持ちだったり、ちょっと影のあるメテルに対して向き合う姿勢が素敵。あとイチヨの天真爛漫さ、どこか子供みたいな所が抜けないところや、素直なところが良いなぁと思います。
あとそう、場面設定というか背景設定も良いです。架空の「生古市」を舞台に繰り広げて行くんですがなんかいちいち「ナマコ仲良しどうぶつランド」とか「生古高校」略して「ナマコー」だったりとか小ネタが面白いです。
メテルくんもちょっと生意気でクールなところが可愛いです。彼の顔面のことをイチヨは「猥褻が制服を着てるだけの顔」と称するのですが一体どんな顔なんだ!?!!?!そこがこの作品でいちばん気になるところかもしれない。
https://novel18.syosetu.com/n6660bo/
その高校では有名な男がいる。しかしそいつは悪質ともいえる行動を繰り返していた。 真城紗弓は友人を傷つけられ、怒りにまかせて男をこらしめに行く。しかし、逆に興味を持たれてしまい…。
(あらすじより引用)
この作者も有名です。よく書籍化されてますが、この作品は書籍化されていません…。なんで!?!?!?!
私はこれが一番好きなのですが…。
確かに内容は浅い部分もあるので賛否あるとは思いますが、私は本当にこの作品が好きです。
この作品は何よりデートシーンが最強!!!!!!!!たぶんムーンライトノベルズの小説のなかで1番デートシーンがドキドキきゅんきゅんします。描写がリアル。
序盤で主人公の紗弓と怜が横浜へデートするシーンがあるのですがそれが本当に最強。出てくるお料理を半分こしたり、食べ歩きしたり、雑貨屋さんを見たり…と何気ないけどあるあるできゅんきゅんするし、私は高校生の頃横浜近郊にすんでたら絶対こういうデートしたかった…と泣きました。本当に泣いた。なんか抉られるくらいデートシーンが素敵なので本当にぜひ読んでほしい。
海の家でふたりがバイトする回もあるんですけどそれも最強。なんで怜お前国立受験生なら夏休みバイトは無理だろとかいうツッコミは置いといてほしい。
なんか本当にあるあるなシーンばっかりでもあるんですが情景が浮かんできてうわーこういう高校生生活もあったのかも…しれない……??????という気持ちになる。切ない。
イベントごとの描写がキッチリしてて本当に疑似体験出来る。まさに学園モノという感じ。あと食べ物の描写もいちいち美味しそうでびっくりする。美味しそう。そこにも注目してほしい。
あと地味めな紗弓がオシャレするシーンも本当に最強。よくある劇的な変身じゃないけど、お母さんとかに相談しながら頑張る紗弓が本当に可愛い。頑張る女の子って本当に最強。
というか紗弓のキャラが良いのがこの作品の最大の魅力かもしれない。
気の強いヒロインは好みが別れるかもしれないが本当に紗弓は可愛い。可愛い。
まっすぐで意思が強く正義感も強く、そのせいでトラブルもおこしてしまうのですが…友達のために先輩の怜に初対面なのに突っかかっていく紗弓は本当に魅力的です。それにメガネでポニーテールでおっぱい大きくて身長小さくて気が強いヒロイン×高身長イケメンで頭脳明晰で敬語なのにエロくて過去が暗く歪んでるヒーロー は最強じゃないですか!?!!?!
本当に最強しかいってなくて語彙力の低下が著しいのは自分でもわかってる。わかってる。
ヒーローの過去が暗いのは定番中の定番ですがそれにしても暗すぎてそれにより人間性も歪んでるんですがそれを上回る紗弓の魅力で最早私のなかでは帳消しになっています。
紗弓が本当に可愛い。エロシーンも最強紗弓が可愛い。本当に紗弓が可愛い。
エロシーンは主に後半なのがまた良いです。序盤にも少しあるけど!!!
ハ〇ヒとかか〇めとかそこらへんのヒロインが好きな人は絶対に刺さります。
現実だとありえない設定ばかりですがそこはパラレルワールドでお願いしたいです。
だから作者さんには是非とも少し設定直して書籍化して欲しい。これは多分高校生とかにウケると思います… というかおたくにウケると思う。
長くなりましたね、本当にこの作品は最強なので読んでください。
3.squall 香子
https://novel18.syosetu.com/n5220cb/
女子大生の瀬川かなたには大好きな友達がいる。かなたの恋の相談にものってくれ、料理も上手でかわいいものを選ぶのが得意なその友達、天江環はオネェ言葉の美形だった。友達のはずだったふたりの関係が、雨の日を境に変わっていく。
はいみんな大好きオネエ×女の子~~~~~~!!!!!これ数年前からかなり人気のジャンルですよね。私も好きなんですけど、ムーンのなかで1番オススメなのはこれです。
この作品を一言で表すと「雨」。しっとりとして暗くてじめじめしています。別に全編ずーっとどシリアスって訳では無いのですが、読み通すとずーっと雨雲の中にいるような気分になってきます。なんでだろう…。
登場人物がそれぞれに悩みを抱えていて、乗り越えようとする姿が本当にもどかしいです…。やるせなさと切なさとぬくもりが交差する感じで、やっぱり雨の日です。雨の日。(意味不明)
あとみんな良い子なんですが途中から出てくるキャラクターの不気味さと危うさに痺れます。一見普通の女の子なのに、どこか引っかかる…という描写が本当に上手い。
あと正反対だけど環とかなたのなかには同じ温度が流れてるんですよ、ペースが一緒。ゆっくりだけど焦りもある。そこに惹き込まれます。えっちの描写も過激ではないですがエロいです。なんかやっぱりこの作品に流れるしっとりとした空気がそうさせるのかな。
https://novel18.syosetu.com/n1382by/
(内容紹介)
会社の喫煙室から聞こえてきた会話に、平田嘉奈は思わず足を止めてしまう。声の主が職場のイケメン有望株・眞野灰路だとわかり喜ぶも、続けて聞えてきた、嘉奈を「かわいい」「好きだ」という“理由”にがくぜんとする。
あげくに──嘉奈の笑い声を録音していると、しれっと悪びれもせずカミングアウトする灰路。てかそれって犯罪スレスレ、いやアウトですからっ!
とんでもない性癖にドン引きした翌日、灰路は「バレンタインデーだから」と涼しい顔で嘉奈に贈りものをする。嘉奈の手に残された小さな箱の中身はチョコレート……ではなく、ダイヤの指輪!?
「ホワイトデーには僕の奥さんになってもらおうと思って」
はい? 意味がわかりません! 私たち、ただの同僚ですよね!?
アウト寄りの犯罪スレスレ声フェチ残念変態イケメンと、ちょっとワケあり純粋OL。
バレンタインデーから始まる、1カ月間のハイテンション恋愛攻防戦開幕!
なんかあらすじを読むといかにも~という感じがするかもしれません!!!!!でもこの作品は自分のリビドーに正直にいようというのが裏打ちされた作品だと思ってるしそうだと思います。
リビドーとは
リビドーとは、日常的には性的欲望または性衝動と同義に用いられる。世間一般的には、リビドーという言葉は押さえきれない性的欲求のようなものを指して使われる。特に男性の荒々しい露骨な性的欲求を表現する言葉としてしばしば使われ、また時には男性の性的欲望を軽蔑する意味合いの言葉としても使われる。 ウィキペディアより
リビドーに正直にいるって、なんて破廉恥で非常識!と思うかもしれません…
でも自分の好きな物や好きなことに正直でいるって、難しいけど大切ですよね。
自分の性癖だったり、性に関する悩みって誰しもあるし尽きないと思うんですよ、でもヒーローの灰二はそれに正直でいる(たまに犯罪スレスレのことまでするのはご愛嬌)んですよ、隠さない。まぁ創作だから有り得る話だとは思いますが、自分の好きなものに素直でいて良いんだって後押しされる作品です。エロいし笑えるけど、そういうことの大切さも教えてくれる作品だと私は思ってます!!
ヒロインのカナちゃんはものすごくチョロいチョロインなのですが、その灰二の性癖に向き合いつつ自分の悩みにも向き合おうとする姿勢が良いです。
というかムーンライトノベルズのヒロインみんなだいたいチョロインだから仕方ないね!!
5.イケメン夢魔が好きな女の子を夢の中でぐちゃぐちゃにしちゃう話 紅茶丸
https://novel18.syosetu.com/n4400dv/
これは本当に一言「エロい」に尽きる。まぁ設定がインキュバスな時点でエロいんですが、もう作者様の描写がエロエロのエロ。ハートが乱舞する描写なので好き嫌い分かれますが私は好きなのでどんとこいです…!
ヒーローがヒロインに対してだけデレデレのエロエロになるのがやっぱり強いよなぁ…と。目にハートが浮かんでるのが容易に想像できます。とりあえずエロいからみんな読んで。
https://novel18.syosetu.com/n4291ce/
まさか男子4人の班に女子が私1人だけだなんて。不運にもそんな組み合わせになってしまった高校1年の班。少し不安を抱えて高校生活が始まったけれど意外にも男の子達は優しかった。平穏な日々を過ごせそうだなと思っていた。でも、友達に見せてもらったある物が私を変えてしまう。
もうわけがわかりませんね。でも私は複数ものだったらこの作品が1番オススメです。
4人の男の子たちも、真面目な優等生の梛本くん、女好きで中性的な須藤くん、厳つくてちょっと乱暴な五十嵐くん、小柄でやんちゃな柏倉くん…とそれぞれバラバラです。それがまぁ良いんですけど!!
複数ものですが愛があるし、主人公が1人を選ばないところが私は好きですね。
主人公の恭子ちゃんの1歩引き気味でなおかつ優柔不断なところがまたそそります…。それなのに妄想癖があるところがまた良い!!
その妄想がだんだんと……なっていく感じがたまらないですね。複数ものでもすんなり読める、私はオススメです。
https://novel18.syosetu.com/n4773da/2/
多田美羽(ただみわ)二十三歳。ただいま彼氏を募集中です。好きなタイプの条件はイケメンである事。これを言うと大抵周りのみんなは微妙な表情になりますが、そこは絶対に譲れません。二十五歳までには寿退社する事を目指します。
これはこの作者さんの『恋愛など要らぬ人生を送りたい』https://novel18.syosetu.com/n8821cw/
のスピンオフです。
本編もオススメなのですが個人的にはこのスピンオフが本当に素晴らしい…!!!
本編ではいわゆる「イマドキ」で合コン大好きでちょっと空気が読めない作品に「よくいる」後輩OLの美羽ちゃんは私も読んでて「あー、いるいる」となりそんなに思い入れはなかったのですが…!!
このスピンオフを読むと美羽ちゃんが本当に可愛い。ちょっと空気読めないけど彼女なりに奮闘して突き進む姿が本当に健気で可愛いです。あとエロシーンも本当に好きです……彼女の意外なギャップに萌えます…!!!!!!!!!
あと彼女は本当に後先考えない、本当に後先考えずに突き進んでしまうトラブルメーカーなのでこちらもハラハラします。
ヒーローの岩井くんもこれまた良い。いわゆるイケメンではないし、地味だけどはっきりものを言う人で美羽ちゃんとはぶつかり合うんですが…!!!!!ただ地味な訳じゃなくてちょっとイヤミっぽくて無愛想な感じがまーーた良い。でもそんな!!!本当に本当に正反対なふたりが!!!!くっつく!!めっちゃトラブルあったけど!!!!くっついた瞬間はもうスタンディングオベーション、ありがとう世界!!!という感じ。とりあえず読んでください。
以上!!!!!!!!とりあえずここまで読んでくれた人ありがとうございます。ほかにもめちゃくちゃおすすめな作品いっぱいあるんですけど… というか王道の転生ものと異世界もの書いてなかった…(絶望)
次は短編と未完結で書きます。需要ないかもだけどみんなにムーンライトノベルズ読んでほしいから書きます。
なんかレビューとか紹介ってより語彙力のないオタクが感想垂れ流したみたいな感じになって非常に恥ずかしいんですけど愛する気持ちは変わらないんで是非とも!!何卒!!よろしくお願い致します。
・この釣り針は大きめだな
・ ゴクリ(って息をのむやつ)
・ いえーい、***見てるぅ
・ まーた***は相変わらず***だな!
・俺たちは雰囲気で◯◯している
・やれたとは言えない
・好きなものはずっと好き派なので永遠に、獣は檻に入れておいてほしいし、なんちゃら点鼻薬だし、FXの才能があるし、光属性だし、飲尿スターだし、をみんな言い続けて欲しいです(aukusoe案件はわからないので丸コピペ)
・何度も言ったけど
・留保のない生
・突っ込み待ちなのかな?
・あいでんてぃてぃーが透ける
・おちんちんびろ~ん
・○○は大脳が壊れたメンヘル。運動瞑想睡眠野菜350gしない者の末路は悲惨だ。恐ろしい恐ろしい。
・スターください!
・〜がないからやり直し
・なるほど、分からん
・マジかよ○○最低だな
・○○する(○○するとは言ってない)
・ゆっくりしていってね(*´ω`*)
・おっ、そうだな!
・自戒をこめて
・そっ閉じ
・何度でも言うが
・関係ないけど
・知らんけど
・w
・お前それダボス会議でも言えんの?
・○○な人息してる?
・まじかよ◯◯最低だな
・そういうとこだぞ
・やれたとは言えない
・こんなアイコンなので
・どーでもよい(よくない)
・えっ、まだ○○で××してるの?
・クリリンのことかー!!
・1ゲーット!!
・また髪の話ししてる
・うっ、頭が
・~のやめろ
・第○回チキチキ△△会議
・待って
・無理
・尊い
・ガタッ
・せやな
・B'Z
・ぬるぽ
・同じ事書くけど
・読まずにブコメするけど
・(違
・生徒会いってくるね
・ここまで○○無し
・もし本当なら~
・真偽はともかく~
・闇が深い
・片方の意見だけじゃ何も言えない
・おれじゃないあいつがやったしらないすんだこと
・パンティー
・○○と○○との整合性はどう取っているのかが気になる
・そうだそうだ、○○も○○しよう、まさかできないとは言わないよね?
・○○とかいうたとえ話でまとめられそうな予感
・こういうのでいいんだよ、こういうので
・なるほどー
・釣られクマー
・にゃーん🐱
・光属性
・また○○がしんだ
・眩暈がする
・クラクラする
・暗澹たる気持ちになる
・人間はな、トンカツをいつでも食べれるくらいがちょうどいいんだよ……
・「ホーキング、語る」でまとめて、「御大はいつも通りで何よりだな」
・スターください!
・ ↑↓
・この件については保留
・ 日本スゲー!
・なんかすいません
・星新一っぽい
・但しイケメンに限る
・〇〇と対消滅してほしい
・私この分野は素人なのですが
・マジかよちょっと○○買ってくるor行ってくる
・それは何田ダイアリーの話なんですかねえ…
・案件
・〜するなど
・(100文字では書けないような長文書いてぶった切って最後に)文字数
・これだから〇〇は
・〇〇を××に空目
・続報待ち
・詳細待ち
・議事録待ち
画像が使えないはてな匿名ダイアリーでこのような話題で話すのは難しいかもしれない。
最近、あんさんぶるスターズ!(あんスタ)にハマっている。
しかし、正真正銘、俺は男だ。
別にホモとかそういうわけではなく、純粋にハマっている。
まず、前提として幾つか触れておく。
Happy Elementsがリリースしている男性アイドル育成ゲームである。
男性アイドル育成に特化した架空の高校、夢ノ咲学院を舞台にユーザーは学院初のプロデュース科の女子生徒として転校したという設定で、学院の生徒をプロデュースするゲームである。
基本的に家庭用ゲームは任天堂派で、スマホゲーム、ソーシャルゲームは惹かれたものは齧るという感じである。
昔から、絵柄の重視度は高く、キャラや絵柄、世界観が受け付けなければハマれないと言うタイプだった。
スマホゲームであんスタの他に主にプレイしているのは白猫プロジェクトとポケモンGOであり、白猫プロジェクトは性能よりもキャラ愛重視でプレイしてきた。
実は、色々なワケがあり、マリオなどのデフォルメ系や二頭身系を除き、人物キャラが本格的に好きと言えるようになったのは最近数年のことで、それまでは主に人外キャラ(モンスター、ケモノ系)のみが好きだった。人外キャラはどのような風貌のキャラでも好みになりやすいが、人物キャラは性別を問わず主に可愛いキャラを好む傾向がある。
あんスタ自体は随分と前から存在自体は知っていたが、何故か始めはしなかった。
しかし、ひょんなことからとある男性ニコ生主(決して有名な生主ではない)のニコ生でのあんスタの実況を偶然見て惹かれてしまった。
ここから俺のあんスタ人生は始まった。
しかし、ハマったり放置したりを繰り返し、本格的にハマり、毎日のようにログインし、公式の掲示板に顔出しするほどになったのは比較的最近である。
あんスタにハマる前は、主に白猫プロジェクトにハマっていて、全盛期は毎晩のように協力プレイを楽しんでいた。
しかしながら、最近は運営のやり方やイベントの内容につまらなさを感じるようになり、飽き飽きしてきていた。要するに、一応アカウントは残し、気分でプレイはするけど、以前ほどの熱を感じなくなり、周回など本気でプレイする意欲が無くなったのだ。
白猫プロジェクトでの最推しはマールとヨシュア、他に好きなキャラクターはミレイユ、ティナなどであり好きなキャラクターは大勢いる。プレイしている方ならすぐにわかると思うが、所謂「可愛い系」のキャラをメインに推している。更に、イベントでは私立茶熊学園シリーズが好きで、このイベントは特に熱心にプレイし、地元京都であったリアルイベントには参加し、アルバムも初回限定のBOX盤で購入した。
元々可愛いキャラや学園という世界観やストーリーは好きであり、学園は異世界の学園よりも現実世界の制服や雰囲気に近いものが好きであり、私立茶熊学園はファンタジーを兼ねながらこれに非常に近い。ちなみにスマホRPGでこれを満たす世界観のものはほとんどないようである。
ここで、あんスタは主にタップの育成シミュレーションゲームであるが、世界観やキャラクターなどの好みは満たしている。
踏み切れたのはニコ生であったが、数あるアイドル育成ゲームの中でも、ここが理由で始めることが出来た。
あんスタでは、早速可愛い系のキャラが推しになる。
最初は姫宮桃李くんの☆4カードで始めたが、後にRa*bits箱推しになる。姫宮桃李くんが推しのひとりであることには変わりない。
あんスタを始めた頃は、まだ白猫プロジェクトを楽しくプレイしていた記憶がある。それ故、両立の都合上、あんスタも疎になっていたのかも知れない。
しかし、白猫プロジェクトがつまらなくなり、最近本格的にあんスタキャラが大好きになり、一部のキャラへ憧れ意識を抱くようになってから本格的にハマるようになった。
女性向けとされるあんスタ。
男性でも楽しめるのか、乙女ゲーム的な描写は無いのかあるのか適な話をしていく。
個人的には、誰でも馴染みやすい可愛いイラストだと考えている。
俺も、所謂少女漫画的なイラスト、恋愛ゲーム的な描写は得意な方ではない。むしろ苦手かもしれない。
しかしあんスタはそうではなく、日本でよくあるアニメのようなタッチであり、非常に馴染みやすいと思っている。
ストーリーは様々であり、一般的に面白いのはイベントとされている。
メインストーリーは、ユーザーのランクが1つ上がる毎に1話解放される方式で、主に夢ノ咲学院のバックグラウンド、設定、闇について書かれている。非常に長く、ストーリー内容はそこそこ難しく、内容的に暗い話は多い。更に、軽微なネタバレになるがTrickstar主体なので、Trickstar以外のキャラの登場回数が少ないこと、fine、並びに生徒会が敵扱いなことなど賛否は分かれているようである。このストーリーが苦手であんスタにハマれなかった人も居る様である。
実際に、あんスタで面白いとされるのは通常イベント、及びイベントスカウトのキャラクターのアイドルロードで解放されるイベントストーリーの方である。イベントストーリーは涙あり、笑いありで様々なものが用意されており、通常イベントはショコラフェスや返礼祭、体育祭に代表される毎年開催される季節もの、またキャラクターの過去について語られる追憶などがあり、ストーリーによって出来の差はあるものの、面白いものが多い。
こちらは、ストーリーによって登場するキャラが異なるため、推しキャラのだけ読むという選択肢もあるが、推しキャラ以外のも面白く、またその登場キャラが好きになるということもよくある。
ストーリーの難しさは、勿論ストーリーによるが、メインストーリーより理解しやすい印象がある。
メインストーリー、通常ストーリーと共通してキャラ同士が仲良く感じる点、転校生であるプレイヤーとキャラが仲良く感じる点は多々あるが、恋愛ゲームやBLゲームのようなディープな恋愛描写は無く、誰でも楽しめる内容になっている。
音ゲー(音楽ゲーム)やアクションゲームではなく、基本的にはタップとコマンド選択のみのゲームであるため、ゲーム性ははっきり言って皆無に等しい。
ミッションクリアなどに頭を使う部分もあるが、慣れれば難しいことはなく誰でも身に付けることができる。
ミニイベント、親愛イベントなどに関しては結果が決まっているため、記憶力(覚えゲー)な部分もある。
もうひとつ、プレイしていない方には乙ゲー(乙女ゲーム)と思われることもあるが、乙ゲー要素も皆無で、親愛度(キャラクターとの仲良し度。上げることでキャラクター固有のボイスやストーリーを開放することができる。)はあるが、キャラクターを攻略して恋愛や結婚に導くような要素は無い。
しかし、よく考えてみて欲しい。こんなゲーム性でも音ゲーである他のアイドル育成ゲームと同じかそれ以上の人気を博しているのだ。
あんスタはゲーム性が主ではなく、「推しキャラのために頑張るゲーム」、「ストーリーを読むために頑張るゲーム」と言われることがある。
あんスタは音ゲーやアクションゲームではないため、ゲーミングにプレイヤースキル(操作スキル)は求められない。そのため、やり方次第で誰でも攻略でき、楽しめるのである。俺はアクションゲームは好きであるが、音ゲーは不慣れなので、音ゲーである他社のアイドル育成ゲームよりあんスタはプレイしやすい。
イベント攻略に必要なスキルは、アイテム管理やLP(バトルで必要なポイント)の時間管理など、マネジメント面が大きい。
あんスタには、ゲーム内に公式の掲示板があり、大きく分けて雑談や攻略、独り言などの「一般」、イベント毎の「イベント別」、キャラクターごとの「イベント別」とある。
一般板で「みんなで雑談」にはローカルルールがあるが、これも含めて基本的なマナー、ネチケットさえあれば初心者も大歓迎の空気で誰でも参加することが出来る。
勿論、あんスタのユーザー層的に女性が大多数ではあるが、男性である自分も問題無く歓迎してくれるし、時々他の男性プレイヤーを見掛けることもある。こう考えると、女性のラブライバー(代表的な女性アイドルモノのアニメ作品であるラブライブ!のファン)は普通に居るので、「男性であんスタをやっていること」を不思議に思うのは男性だけなのかもしれない。
あんスタは、男性でも女性でもキャラクターやストーリーが受け付ければ楽しめる。
逆に、ゲーム性は皆無に近いため、ゲーム性(リズムゲーム、アクションゲーム等)を期待していたならば女性でもハマりにくい。(ゲーム面がつまらないことが理由であんスタはつまらないという意見は女性でも多い。)
従って、キャラクターやストーリーに興味が無い人もハマりにくいだろうと思える。
推しキャラが居て、押しキャラについて語れるのであれば、男女問わずハマる!
これは、他の男性アイドルや男性キャラクター育成モノ(アイドリッシュセブン、A3!等)にも言える。
批判してくる人、不思議がる人は世間では多く、これは男性に非常に多い傾向があり、女性の方は男性Pを歓迎してくれる方の方が多いように思う。
あんスタの男性Pがあんスタ全プレイヤーの10%程度と言われていてリアルでは中々見掛けない中、女性アイドルモノ(ラブライブ!、アイドルマスターシリーズ等)が好きな女性は多く、リアルでもよく見掛ける。
こう考えると、アイドルモノ自体が女性に合っているのだと言える。
ここからが本題だが、批判してくる人への反論法を考えよう。
まず、批判してくる人の言い分を聞くと、固定観念や一方的な主観で批判してくるというのがよくわかる。
このように批判してくる。
しかし、理由を問うと間違いなく支離滅裂である。
支離滅裂でなく、ちゃんと筋が通った回答になるためには…
俺的には、
これに対して論理的で誰もが納得できる回答が出来なければならないと思っている。
しかし、それを満たす回答は存在するのか?
それは存在せず、どのような回答も欠点や個人的な主観が含まれているはずである。
~作成中~
ウサクは地団太を踏んでいる。
笑ってはいけない状況なのだが、それが逆に口元を緩ませようとする。
俺は左手で口元を覆い隠し、現状を分析することで気を紛らせた。
まあ、ウサクはよほど悔しかったのだろう。
それは無理を通すためじゃなく、無理を通さないためにだ。
にも関わらず、相手はそれを無下にするのだから、たまったものではない。
一体、どうすればいいのか。
俺たちには光明が見えなかった。
副会長含む生徒会のメンバーが、そんな俺たちを尻目に悠々と通り過ぎる。
会長は、無言でウサクの肩をポンポンと叩くと、そそくさと生徒会の列に加わった。
あれが精一杯の慰めなのだろう。
「……ん? ウサク、襟元に紙が入ってるぞ」
だが、それはあくまで表向きのモーションだった。
会長はその時に、こっそりとウサクに紙を渡したんだ。
「何か書いてあるな……こ、これは!?」
そして、その紙に書かれていた打開策に、俺たちは驚愕した。
「鎮圧部だ。副会長、あなたが校則4条の3項、及び校則8条の2項を違反したという報告を受けて、馳せ参じた」
「その他にも、様々な報告がきていた」
とはいっても、カジマとは違い、副会長が校則違反をしている証拠は何一つない。
「事実無根だ」
「事実そうだったとして、現時点での我らでは、それを判断することができない。なので調査にご協力いただきたい」
「これから、しばらくの間、身辺を鎮圧部のメンバーが付いて回ることになるが、ご了承を」
「邪魔にならないよう極力務めるが、仮に邪魔になったとしても、そんなことは我々には関係ない」
大校則修正の首謀者である副会長は、これで動きを制限されることになる。
ひとまず、妨害工作は落ち着くだろう。
生徒会長が結果を発表する。
「……ということで撤回案により……大校則修正を……撤回します」
ウサクたちはガッツポーズをあげる。
「やったぞ、我々の勝利だ!」
「オイラが鎮圧部にこってり絞られている間に、なんか勝っちゃてるんすけど……まあ、いっか」
いや、通っていたのだ。
そのまま撤回案を出しても、奴らの「後回し戦術」によって別の案ばかり優先されて通りはしないだろう。
だから、逆にそれを利用してやった。
『壊れた備品の買い替え』などが書かれた紙に、大校則修正の撤回案を“ついで”という体でこっそり紛れ込ませた。
お世辞にもスマートにとはいかなかったが、こうして学生生活の平穏は保たれたってわけだ。
話はこれで終わりだが、ちょっとした余談がある。
実はもう一つ策があったんだ。
修正された大校則を、更に修正する案を出すことで、元に戻そうという策だ。
生徒会が大校則を修正するのは、新しい校則を作りやすくしたり、既存の校則を変えやすくするため。
整備されたような道にも、抜け道があったり、獣道ができるなんてのは珍しいことじゃない。
「この策を使わずに済んで良かった」
「確かに。その案を通すために、また面倒くさいことをやらなきゃいけないのは嫌だもんな」
「違う。そもそも秩序とは、社会を安定させるためにある。その秩序が頻繁に作られたり、変わったりするのは社会が不安定だということを意味するからだ」
「なんだそりゃ。だったら、大校則が修正されたままでもいいってことか?」
「そうじゃない。だが、理由があるからと秩序を易々と作り変えようとすれば、生徒会の奴らと同じになってしまうだろう。その点では、鎮圧部の奴らは遥かにマシだとすら言える」
ウサクは相変わらず、変なところに拘るなあ。
最終的には、自分にとって嫌かどうかっていう話でしかないのに、やたらと取り繕いたがる。
「反対×反対……え、何だアレは」
「な、何で鎮圧部が」
そんな鎮圧部が、校則に違反した行為をしているわけでもないカジマたちに、接触する理由はないはずだ。
「君たち“反対団”のメンバーに、校則の7条を破ったものがいると聞いて、馳せ参じた」
鎮圧部が赴いた理由は、カジマたちのデモとは直接関係がない、校則違反についてだった。
だが、それは緊張感をより一層高める報せだったんだ。
「カジマ……そこの君だな?」
「な、なんでオイラだって!? あれを知っているのは……ああっ!」
デモそのものを止めることができないなら、校則が適用される別の案件で取り締まればいい。
そうすれば、懲罰中の生徒はマトモに動くことができなくなる。
結局、デモもできなくなるってわけだ。
「アンタら、こんなんで本当にいいんすか! 校則が大きく変わっちゃうんすよ?」
「我ら鎮圧部は、校則に隷属することはあっても、選り好みはしない。さあ、ついてこい」
「や、やめてくれっす~」
カジマの叫びは虚しく響く。
「な、なあ、どうする? 残りの奴らで続けるべきか?」
「いや……多分、このままじゃあ、みんなカジマのようになるだけだろうな」
今回、連れて行かれたのはカジマだけ。
デモを続けることに大して支障はない。
だが、みんな校則の一つや二つ三つや四つ、守れていないことはあった。
多くは見過ごされているか、誰にも認知されていないだけである。
その気になれば、ほとんどの生徒をカジマのように出来てしまうかもしれない。
そう思わせるには、十分な出来事だったんだ。
反対派を、こんな方法で黙らせに来るとは。
反対団のメンバーである、学級代表、委員会にも、その手は伸びた。
「今日は学級代表は、“近々ある行事”で忙しいので欠席です。それに関係している委員会も、ね」
副会長が、坦々と報告をする。
だが、その時、わずかに口元が緩むのをウサクは見逃さなかった。
集会に参加している学級代表も、委員会も、本来の仕事が発生したら、そちらを優先せざるを得ない。
「くっ、だが我一人でも、大校則修正の議論で戦うことは出来る……」
「では、今日の議題は、まず『花壇に植える花について』です」
「な、何ぃ?」
生徒会は、更にウサクの弁舌をも封じた。
他の議題ばかりを挙げて、大校則修正に対する話をさせないようにしたのだ。
これではいつまでも後回しにされて、俺たちは何もできないままだ。