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はてなキーワード: 教育機関とは

2022-04-25

anond:20220425013328

いや、親として育児していってんだけど。

モーレツサラリーマンみたいな受験戦争普通によみがえってるし

学校に本置くとライバル視されてるやつから盗難されるからって15キロランドセルリュック毎日担がされる子供がたくさんいるとか教育機関として尋常じゃないし

私立でも同じでブラック学校混じっててヤバい

子育てしたことないニートさんは自己紹介やめてね

2022-04-04

研究者って仕事してねーじゃん

なんか理研で600人退職とかで「技術力の低下がーーー」とか言ってるの理解できん

研究所と名の付く場所で本当に研究してる人なんて本当の本当に一握りで

残りはノラリクラリとクッソつまら研究(笑)しかやってない

面白そうだからビジネス化しようとしたらなんだかんだ理由つけて断ってくるし

面倒ごとは嫌で自分の好きな内容だけやって給料貰えて自己肯定感が得られればそれでいいような人ばっか

大学も似たようなもんだけど一応は教育機関から優秀な学生を輩出してる分には好きなことやってていいんじゃないの?という気はしてる

教育イロハを体系立って教わったことが無い人達ばかりなので教育できてるか怪しいもんだけど)

日本産業付加価値を付けられなくなったのは研究力の低下じゃなくて開発力の低下だから

開発力の低下はITリテラシの低下がウェイトとしては大きいんだよ

研究に割く予算なんてほとんど関係ない

研究もっと投資しないと技術力がーーー」

とか言う前に人材しっかり揃えるか教育しっかりしろって話だよ

企業人間教育に関しては素人の集まりからまともな教育なんて出来ないし

しっかりお金かけて教育するしかないよ

能力上げすぎると転職するから給与も上げるべきだけど

そんなの全員に対しては無理だから一部の人だけでいいんだよ

そんで2000万とか3000万とかの年収渡したら山ほど税金で取られるし補助金関係全部なくなるし組合には反発されるっていう、終わってる国なんですよ

なので結果的には無能を大量に抱え込んで安い給料の代わりにたいした成果も求めないっていう状態になってる

そんな状態人員をクビ切っても技術力は低下しません(もともと低いだけだけど)

浮いたお金ベンチャーキャピタルやって5年とかの長期投資した方がよっぽど健全だわ

2022-03-29

anond:20220329004928

それよりも、いっぱしの教育機関がソレ(性別で落とす)やってたことにドン引きやわ…。

2022-03-26

授業のモグリ著作権法の関連

著作権法第35条より、「学校その他の教育機関において教育担任する者及び授業を受ける者」は、「その授業の過程における利用に供することを目的とする場合」に、「公表された著作物を複製し、若しくは公衆送信」できる(限度はある。さら公衆送信場合補償金が必要)。

では、授業に「モグリ」がいた場合はどうなるのだろうか。

まったく「モグリ対策をせず、どうぞいくらでもモグってくださいみたいな授業を行って、モグリがいることを知りつつ著作物の複製や公衆送信をしてしまうと、おそらく「授業を担任する者」は著作権法違反になる。

これを避けるには、「授業を担任する者」は「モグリ対策(少なくともそのふり)をする必要がある。

教育機関としてはそういう不祥事を避けるために全教員に対策の徹底を指示するところもあるかもしれない。

現代的な大学なら、大っぴらにモグリOKみたいな授業には指導が入るだろう。そうじゃなければリスク管理の甘い大学と言わざるを得ない。

2022-02-13

おばさんという言葉意味

40歳近いおばさんがおばさんとして発言したものに、自称でも30代でおばさんはやめてほしい、なんてコメントがついていた。

それを読んで、40手前でおばさんを自認する人間として、ちょっと言いたいことをまとめたくてこの増田を書いている。

まず、おばさんという言葉のどこが嫌なのだろう?

私は若くはない女性という意味合い自分はおばさんだと思っている。そして、若くはないということにも思うところは何もない。むしろ、若くはないと思えることをいいことだと思っている。自分老いを素直に受け入れられることは好ましいことだと思うからだ。

30代はまだ若いと思う人もいるかもしれない。40代50代の人がそう言うのなら理解する。

だが、当の30代、特に後半の30代の人間自分はまだ若いと思うのはどうなのだろう?

かに平均寿命も昔と比べたら伸びて、30代はまだ若いのかもしれない。けれども、30代も後半になれば各種教育機関卒業し働き始めてから10年は経っていると思う。そうしたら、それなりに自負ができたりしないだろうか?そうしたものを持っているのが年を重ねた人間の良いところではないのか。私はそう思うから、今、40を手前にしての自分をそれなりに年を重ねたと思うことに戸惑いはない。

しかし、おばさんという言葉には例えばずうずうしいとかいったような、マイナスイメージも付きまとうことがある。私がまだ子供だった頃、そうした『おばさん』を『オバタリアン』などと呼んで揶揄する風潮があった。そうしたイメージでおばさんと呼ばれるのが嫌だという話はあるだろう。

だが、やはりそれにも異を唱えたい。

おばさんという言葉に悪い意味合いが付いたままでいいのかと思うのだ。普通の人が普通におばさんを名乗ることで、おばさんという言葉についた悪い意味合いを書き換えることはきっとできると思っている。

おばさんという言葉が敵なのではなく、おばさんに勝手マイナスイメージを付ける人が敵なのだ

そして、もう一つ気になったコメントとして、40代女性普通に抱けるというコメントがあった。

それについては、おばさんという言葉根本的に誤解しているなとしか思わなかった。

おばさんという言葉女性としての魅力をなくした人間という意味合いを感じているからこそ、そのような感想を言ってしまうのだ思うのだけれど、これはもうなんというか、アレだ。普段から女性を抱ける抱けないで判断することがどんなに失礼なことなのかわかっていない。こちらとしても失礼ではあるが、お前はただの雄か?その前に人間じゃないのか?と思わずはいられない。

そして、冒頭に述べた人がもしおばさんは女性としての魅力がない人間という意味合いでおばさんという言葉を嫌だと思っているのなら、やはりそれにも、おばさんという言葉性的意味合いを付けない使い方をしようと言いたい。

まり、ここまでの話をまとめると、おばさんという言葉は単に若くない女性を表すだけの言葉として使ってほしいし使われるようになってほしいという主張になる。

おばさんという言葉が嫌なら美魔女を名乗れば納得なのか?そんなわけはないでしょう。美魔女なんて雄の視点にとらわれた言葉で、女性自分を語るのにこれほど不適切言葉もない。

おばさんという言葉をいたって普通に、年を取った女性を指すだけの言葉にできればいいのだ。

2022-01-31

Log4jとかFaker.jsも「従業員数250名以上かつ年間売上高1000万ドル以上の組織お布施しろ 教育機関、非商用のオープンソースプロジェクトでは引き続き無料で利用させたるわ」ってすればウハウハじゃん

2022-01-25

anond:20220125140214

元増田です。

バラバラ知識でどうやったら完成品ができるのかわからんかった

これは本当に思い当たる節がある。

授業が何の話をしていてどこで役立つのか全く分からなかった。

開発を経験して初めて伏線回収できる。

開発の勉強は取っ掛かりが最も難しいから、手を動かしてモノを作れるようになるには、開発経験のある仲間(を得る運)が絶対必要だと思う。

自分も天性の能力があった訳ではなく、仲間にいろいろ教えてもらった上でやっとできるようになった。

>CとかJAVAとか秀丸で書いて、コマンドプロンプトで実行してみたいな感じやったもん

大学先生って50代や本業プログラマーではない生粋研究者が多いから、授業で秀丸とか勧められるのは本当にあるあるだった。

大学の授業で教えられてる以上、普通大学生はそこに疑問持てないと思う。

大学って(本来は)職業訓練校ではなく純粋教育機関から就職エンジニアとしての実務のことを考えると最適でないカリキュラムがとられてると思う。

卒業生の進路が研究者プログラマーなど様々だから仕方ないかもしれないけど…。

2022-01-22

なんでもかんでも「ハラスメント」って言いすぎなんだよ

言葉もっと厳密に使うべきだ。

ハラスメントとされる行為の中には「それは一般社会でも犯罪だろ」というものもあれば、「それは別に一般社会では犯罪ではないだろ」というものもある。無断で尻を触るなどは一般社会でも強制わいせつ罪にあたるし、服を破くとか持ち物を壊すとかの嫌がらせをしたら器物損壊罪になる。しかし、では例えば「無視をする」というのはどうか?

一般社会において、私が誰かから何度か声をかけられて無視したとしても、それ自体はなんの犯罪にもならない(それが犯罪になるならこの世はナンパ師の天下になってしまう)。しかし、若く健康聴覚障害を持たない大学教員が、自分指導している学生からの再三の礼儀にかなった問いかけをガン無視したとしたらどうか。これはハラスメントではないか

一般社会において、二人きりで食事をしようと持ちかけることや他者に愛を告げること、あるいは「セックスしよう」と誘うことは完全に自由である(それがダメなら親友に「おい、今度サシ飲みしようぜ」というのもダメになってしまう)。しかし、たとえば上司が(とりわけ異性の)部下にこれらを持ちかけたら紛れもないハラスメントということになる。

まり、「一般社会では自由だが、職場などの特殊環境では処罰対象となる行為」というのがあるわけだ。それらは本来自由行為であるのだが、一定の条件下では処罰対象になってしまう。ということは、その範囲はなるべく厳密に設定されなきゃいけないということになる。だって本来自由であるはずのものを罰するんですよ? その条件はきちんと決めておく必要があるでしょう。

アカデミックハラスメントは、「研究教育機関、および学会等の学術組織において、立場優越的な者から下位の者に対して行われるもの」と定義されるのが一般的だ。

たとえばある人物公表された論文に「くだらん論文だ」「こんなのなんの価値もない」「こんな非生産的研究にカネと労力が注がれているのは嘆かわしい」ということはまったく自由である。公開された論文については誰もが言及する権利を持っているからだ(表現の自由)。しかしそれを指導教授が受け持ちの院生に言ったらアカデミックハラスメントになる。

もしこの定義を崩せば、たとえば大学教授であるナンパ師が見ず知らずの女子大生に声をかけるのもアカデミックハラスメントということになってしまう。それはどう考えてもおかしいだろう。アカデミックハラスメントというのは、あくま学術機関組織での権力関係に基づいて設定されるべきものだ。

では、大学でも学会でも縁がない非常勤講師テニュアトラック助教誹謗中傷された任期なし准教授は「アカデミックハラスメント」の被害者なのか?

誹謗中傷被害者ではあるだろう。それは正々堂々裁判に訴えて賠償金をもぎ取ればよろしい。それについてはなんの異存もない。しかし、同じ大学の同僚ではなく、学会で顔を合わせているわけでもなく、直接の権力関係があるわけでもない(むしろ被害者の方が立場が強い)場合には、それはアカデミックハラスメントとみなされるべきではない。

そしてアカデミックハラスメントではないのなら、自ずと罰されるべき発言範囲も違ってくる。上に挙げた「くだらん論文」の例を考えてほしい。これを指導教授院生に対して執拗に言ったら学内でお叱りを受け、場合によっては戒告などの処分に発展するだろう。だがもし、これを評論家大学教授に向けて言ったのだとしたら、地裁から最高裁までのすべてで「単なる論評であり誹謗中傷とはいえない」との判決が出るはずだ。論文を読み、それをどう評価するかは自由からだ。「こいつは無能研究者だ」というのはどうか。指導教授院生に言ったら一発でハラスメントだろうが、評論家が具体的に論文を引いてこいつの言ってることはおかしいと指摘した上での話なら、自由な論評の範疇ではないか。「彼女はどうしようもないバカ極右だ」「彼は救いようがない愚かなフェミニストだ」というのはどうだろう。「某教授のやってることはニセ科学だ」「某教授ジェンダー研究なんてまともな学問じゃない」はどうか。さすがにこのへんになると裁判でも危ういかもしれない。しかし、これを評論家が言うことすら許されないのだとしたら、言論の自由とは、表現の自由はいったい何なのか。

2022-01-20

anond:20220120121859

ご指摘の通りで、

教育機関イベントと同じように、わざわざ本人確認しないで行うのとまったく同じノリでやってしまったのが、

一番の失敗でしょう。

anond:20220120121440

オープンレター一般ネット署名混同している人が多いけど、

オープンレター賛同署名できる資格のある人は、

アカデミック世界大学教育機関研究機関など)に所属または深く関与している人なので、

本来なら、本人確認するまでもなく所属を明らかにしてもらうだけで、充分に信用して構わないはずだったんですよ。

2022-01-15

anond:20220114133403

この受験シーズンに、文学部進学への風評被害を起こすのはやめてくれ。

当方、同じく宮廷文学部卒(しかも1留)だったけれど、フツーに就活し、大手金融機関から内定をもらったよ。

フツーに宮廷・私学上位校の選考プロセス(「リク面」とか)に乗っかって就活できた。

2010年代の話だけど、現在就活戦線でも変わらないんじゃないかな。

大手金融機関」がすごいとかすごくないとかただのソルジャーだろとかそういう面倒くさいことを言いたいのではなく、

テレビ局とか広告代理店とか5ch就職偏差値ランキング的なやつで上位企業入社した文学部卒は、周囲にも数多くいた。

から、後進のためにも文学部卒だと就活がヤバくなる」みたいなデマを流すのは控えてほしい。

事実として、親の世代が言う「一流企業」に文学部卒でも行く人は多いのだから

文学部に行くと人生終わる」とか「文学修士卒だとお先真っ暗」というお決まり議論ネットで触れる度に思うのは、

「鶏が先か卵が先か」という因果関係に大きな混乱があるということ。

そもそも文学部に入る『卵』、つまり文学部に進学する人々には偏りがある。

文学部に入ったか就活に苦労するんじゃなくて、そもそも就活に苦労しそうな人が文学部を選ぶ傾向がある。

なんとな~くネクラというか、社会不適合者予備軍っぽい人が文学部には一定数いる(決してマジョリティではないが)。

おそらく、フツーの受験生というものは、将来の仕事がなんとなく不安で、経済なり法学なりを選択するもんなんだろう。

にもかかわらず、文学歴史思想美術など、あんまり金儲けにつながらないのが明白な文学部を選ぶ時点で、

文学部生は世間一般思考テンポとズレてる。

その「ズレ」は、新卒一括採用型のいまの就活で致命傷になりかねない。

就活対策本片手に浅薄な「自己分析」をひねり出し、就活戦線が本格化する前にインターン面接ではマニュアル的な話法でハキハキと語る必要があるいまの就活では。

実際、私の周囲のなんとな~くネクラ文学部生でも、

介護系とか、なんかよくわからない事務員とか、まあそういう進路になった人々は確かにいた。

「何様だよ」ってこと大胆に雑く言うけど、彼ら彼女らは文学部卒でなくとも似たような進路を辿ったんじゃないかなと思う。

もちろん、文学部という環境が、学生から就活を経てビジネスパーソンに成長するのにベストではない点には同意する。

旧帝なら特にひどいと思うけど、そもそも教員学部生に興味がない。どうせ2、3年でいなくなるし。

から学部生の就活はおろか、下手すれば学部生の教育さえあまり興味がない。

学部の教務が言い訳じみた就活セミナーみたいなのをやるけど、あまり効果はなさそうだったと記憶している。

結局あなたの言うように自分で動くしかないんだよね。

かに大学教育機関だけでなく研究機関でもあるし、「そもそも大学就活予備校ではない」という議論もある。

それにしたって、今の文学部教育に大きなミスマッチがあるのは事実だと思う。

学生社会ニーズマッチしていないんじゃないかというね。

この問題はどっかの偉い人がはやくなんとかしてくれるといいんだろうけど。

まあ、あなた日記をダシに思いつくことを自由に書かせてもらった。

あなたの批難の矛先は「文学部教育」そのものではなく、「文学部を不注意に選んだ自分自身」だということは理解しているつもり。

それでも、この受験シーズン文学部進学への風評被害が及ぶのは避けたほうがいいと思って、長文レスさせて頂いた次第です。

言うほど就職も悪くないので。

きっと、あなたにとって理想的な「勉強」は、たとえば法学部で特許権についてゴリゴリ勉強して大企業知財部に行くとかそういう種類のものだったのだろう。

でも、進路選択ミスマッチをそこまで悲観することはないよ。

知財の例を流用すると、今からでも法学部に3年次編入したり、法律大学院へ死ぬ気で「勉強」して入るとか、そういう道をたどれば知財部への就職可能だろう。

全然別のところなら、公務員試験とか、中高の教員になるという選択肢もあるし。

なんせ若いあなたにとっては、過去ミスマッチを嘆くよりも、自分が本当にやりたことを見つめ直して、そのために何をすべきかを考える方が、有意義だよ。

それは誰も教えてくれないんだから

コミュニケーションがそんなに大事なら

コミュニケーション不器用さをカバーしようと頭の中で台本を書く私のような人間がかなりの割合でいるなら、

演劇が学べる教育機関が掃いて捨てるほどあってもいいのに。

演劇を学ぶことで、コミュニケーション不器用さをカバーできるし、接客業者の接客スキルにも繋がるし、

場合によっては、若き日のエディ・ファーロングのように俳優としてスカウトされた時にも役立てることができるかもしれない。

2022-01-10

anond:20220110021749

なるほどー。

イギリス暗黒時代?と呼ばれる18〜19世紀音楽市場としては成立していたし、政治的対立文化交流を妨げるものではなかったということですね(最も第二次〜も主に植民地争奪戦様相です)。

あとはどんな理由が考えられるんでしょうね。

教育機関問題とか?

2022-01-03

法人インターネット接続サービス『NUROアクセス』が「速さ」と「安

ソニービズネットワークス株式会社(以下、ソニービズネットワークス)が展開している法人向けICTソリューション『NURO Biz』。

その中のインターネット接続サービス『NUROアクセス スタンダード』は低価格ながら、「下り最大2Gbps」「上り下り最低10Mbps以上の帯域を確保した帯域確保型回線」であり、新しい生活様式ニューノーマル)にも対応した、クラウド時代に最適な接続サービスとして注目を集め続けています

今回は、「安くて速い」を高いレベルで両立させる『NUROアクセス』をはじめとして、クラウドサービスAI製品を取り入れ、現代ビジネスを多方面からサポートする『NURO Biz』の魅力、さらには業界トップランナーとして目指すことについて、ソニービズネットワークスの渡邉大樹氏に伺いました。

――はじめに『NUROアクセス』が、どんなサービスかを教えてください。

渡邉:端的にいうと、「法人向けのインターネット接続サービス」です。光回線サービスとして、最大通信速度下り最大2Gbps、上り最大1Gbpsを実現しています。大きくわけて、エントリースタンダードプレミアムNEXT 10Gの4つのプランがあり、エントリー以外のプラン固定IPが1つ標準でついていることも特長です。

もっとも選ばれているのは「スタンダードプラン」で、ベストエフォート型ではなく、上り下り10Mbps以上の帯域が確保され、さらに下限値も保証された「帯域確保型回線であることがアピールポイントになっています

――『NUROアクセス』は法人にとってたいへん魅力的だと思います。では、『NURO 光』といった個人向けと法人向けの回線の違いを教えてください。

渡邉回線速度は両者とも「下り最大2Gbps / 上り最大1Gbps」なのですが、法人向けの回線には個人向けの回線にはない帯域確保やSLA(Service Level Agreement)があり、サポート体制もより充実しています。つまり個人向けの回線以上に”安定した稼働”を保証しています

また、ONU回線終端装置)にも違いがあります個人向け回線の『NURO 光』の場合ONUルーター機能付与されており、ブリッジモードにできないようになっていますしかし、法人向けの『NUROアクセス』ではONUブリッジモードになっているので、ご提供するルータースペックに左右されることなく、回線速度を最大限に活用いただけるメリットがあります

――やはり、法人回線の方が、遅くなったら困る、落ちて困るといった場面を作らないよう準備がされているのですね。

渡邉:そこは万全を尽くしていますインターネット回線世界では、実は「下限値の速度を担保する」ということに最もコストがかかりますコンシューマー向けだと、「最大何Gbps」等の広告が展開されていますが、そういったことよりも下限値をしっかり確保することが、ビジネス世界では特に重要だと考えられています

例えば、事務所インターネットを利用していると、通信速度は速いことが当たり前で、利用者の皆さんは何も気にしていないと思いますしかし、速度が低下して1Mbpsを下回ったりすると、おそらく利用者は速度の低下に気づきますし、仕事にも影響が出てきます

そういう意味でいうと、上り下り最低10Mbps以上の帯域確保ができるのは、『NUROアクセス 』の一番のウリだと思っています

タンダードプランは10Mbps確保、プレミアムプランは30Mbps以上の保証

――法人が『NUROアクセス』を利用するには、どんなプロセス必要ですか?

渡邉:まずお申し込みいただいて、その後に下見・工事…というのが基本的な流れです。関東では平時で1~2ヶ月、それ以外のエリアに関しては、3~4ヶ月を標準納期とさせていただいています。ただ現在は、社会情勢もあって『NUROアクセス』へのお問い合わせを多くいただいており、申し訳ないのですが標準納期より時間がかかってしまうケースもあります

最新の状況を確認するためにも、まずは弊社担当者にお問い合わせいただければと思います

――『NUROアクセス』の他の強み、アピールポイントも教えていただけますか?

渡邉面白いところは、スタンダードプレミアムプランではONU回線終端装置)までは下り最大2Gbpsで提供し、ONUにて最大1Gbpsの2ポート分岐しています。この2ポート物理的にも論理的IPサブネット)にも分かれているため、「1契約で、使える回線が2本ある」と言えます

実際、『NUROアクセス』を導入いただいたお客様のケースで多いのは、固定IPアドレスが付与される「LAN1」は業務用として執務スペースで使用し、「LAN2」の方はゲストWi-Fi等として開放するようなケースです。

――障害に強いことが『NUROアクセス』の採用理由になったという事例を拝見しました。耐障害性についてはいかがですか?

渡邉:もちろん、障害についても十分に対策するとともに、お客様サポートにも力を入れていますスタンダードプラン以上では24時間365日対応オンサイト保守サポートを用意していて、また1社に対して営業担当1人がつくことで、キメ細かいアフターフォローを実現できる体制を整えています

――『NUROアクセス』は非常に「ローコスト」なことでも話題です。法人向けの高スペック回線を、これだけ安く提供できる理由を教えてください。

渡邉2013年4月法人向けのICTソリューション『NURO Biz』サービスがはじまり、同時に『NUROアクセス』の提供スタートしました。当初から他社サービスベンチマークしていたことが、「高品質でローコスト」を実現できた要因だと考えています最近では、ベストエフォートギャランティを組み合わせたハイブリッド型のサービスを多く見ますが、『NUROアクセス』はそれらのハイブリッド型のサービス比較しても、非常にリーズナブルではないでしょうか。

さらに、スペックに関しても、「NUROアクセス スタンダード」については上り下り最低10Mbps以上の帯域確保を行うとともに、速度の平均値を計測し、結果を公表することで、自信をもって回線品質をお伝えしています

――速度を公表されている事例は少ないと思います利用者からすると導入前に「わかる」ことは安心に繋がりますね。

渡邉:実際に、法人お客様回線を切り替えることはかなり勇気がいることです。「価格が安くなっても、本当に大丈夫か?速度は出るのか?」と不安に思われるケースも多くあります。そのようなときに平均速度を公開していたり、下限値の保証があったりするのは「かなり参考になる」と、実際にご導入いただいたお客様からも伺っています

検討時に、定量的データに基づいて上申できることも、喜んでいただけているポイントひとつだと評価しています

『NUROアクセス』が幅広い業界企業に導入されている理由

――Webサイトを拝見すると、大学公共機関企業と、かなり幅広い業種で採用されています。実際にどのような業界企業で導入されることが多いのでしょうか?

渡邉官公庁から大学企業も、規模でいうとSOHOからエンタープライズまで、幅広くご利用いただいています。あえていうなら、情報通信業割合としては多く、従業員数では100~300名規模の企業様で導入いただくことが多いです。また、業種や規模によらず、動画コンテンツなどの制作編集をしているような、データ通信量が多い企業様にご利用いただいています

――やはり、回線速度に課題を感じている情報通信企業が中心ということですか?

渡邉基本的にはそうですが、今やすべての業種で、どうしても「インターネット」は必要です。例えば不動産業自動車販売業では、物件自動車写真だけではなく、Webサイト動画を公開して情報発信をする機会が増えています。今後、どのような業界であっても動画情報を発信することが主流になっていくので、幅広い業種で回線速度だけでなく、品質も求められる時代になっていくでしょう。

――たしかに。『NUROアクセス』の導入の中心は、やはりリプレイスでしょうか?

渡邉:そうですね。「回線の速度が遅くて困っている」という理由で、当社にご相談をいただくことが一番多いです。

COVID-19の影響でテレワークが増え、Web会議一般的になりました。しか回線速度が安定していないと会議が中断してしまますWeb会議が普及したこと、また安全かつ快適に社内システムを利用するためのインフラ整備という面で、通信回線重要度が企業の中で一気に高まりつつあるようです。

インターネットトラフィック量は年々増え続けています総務省Webサイトで『情報通信白書』によると、令和元年版では、2018年データ量に対して2021年はほぼ2倍になると予測されていました。

出典:世界トラフィックの推移及び予測(令和元年版『情報通信白書』より)

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd112110.html

渡邉:その予測がされた次の版では、2019年には爆発的に増大したことが報告されています(令和2年版「情報通信白書」)。

出典:ブロードバンド契約者の総トラフィック(令和2年版『情報通信白書』より)

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd131110.html

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/pdf/n3100000.pdf

渡邉:新型コロナ禍の時代にあって、多くの人々が業務を「インターネット上で」行うことになり、今後さらトラフィックが拡大していくことが想定されます企業も、公共教育機関ネット回線の速度や品質を再検討し、さらなる高速化や安定化を求める流れになっているのかもしれません。

そんなトラフィックが激増するテレワーク時代でも、『NUROアクセス』なら安定して確実に接続できることは大きなメリットとだと確信しています

――『NUROアクセス』の導入事例に、ホテルWi-Fiサービスの強化に取り組まれたことが記されていました。今後は、こういった取り組みも増やしていくのでしょうか?

渡邉ホテルや、貸会議室といったお客様最近増えています出張ホテルに行ったり、会議室に入ったりした時にWi-Fi速度が遅いことは、お客様満足度の低下に繋がってしまますホテル会議室に限らず、カフェ学校など、公共の場で使えるインターネットへの注目度は上がっていくと考えています

2021-12-30

ネットブート概要と端末を一元管理するメリット

ビジネス教育現場において、ときには1000台以上のパソコン端末を管理しなくてはならないケースがあります。この際、各端末を一元管理するために用いられるのが「ネットワークブート(=ネットブート)」です。

今回は、大学専門学校などの教育現場にも採用されることが多い一元管理システムネットワークブート」の概要と導入するメリットについて紹介します。

ネットワークブートNetwork Boot)とは

通常、コンピューター使用するためにはWindowsmacOSなどのオペレーティングシステムOS)を各端末に導入する必要があります。これに対して、情報処理ほとんどをサーバーで行い、ユーザー操作する端末自体の処理を必要最小限にする運用方法を「シンクライアント」といいます。「ネットワークブート」はシンクライアント方式の1種であり、構築したネットワークを通じて、サーバーからOSなどの情報を取得して起動するシステムのことです。原則ログイン情報を打ち込むだけでネットワーク内のどの端末からでも、アプリファイルなどの環境再現できるため、パソコン教室に設置するデスクトップパソコンなど不特定多数が使う環境に適しており、教育機関採用されやす理由の1つです。

ネットブートNet Boot)

ネットワークブートと同じ意味で使われることが多い「ネットブートNet Boot)」ですが、厳密にはネットブートmacOS機能の1つで、macOS Serverからの指示によって構築したネットワーク上のMacを起動・操作するシステムのことです。

この機能によって遠隔からソフトウェアインストールなども行えます

デスクトップ仮想化(VDI)型

ネットワークブート型と比較されることが多いシンクライアント方式の1つです。仮想環境作成したデスクトップ環境ネットワーク環境下の各端末に転送して操作する方法で、ネットワークブート型よりもカスタマイズ性が高いことが特長です。また、ネットワークブート型よりも少ないリソース運用可能である一方、サーバー上で処理しなければならないのでサーバーの負荷やライセンス料が増大する傾向があります

教育機関での利用においては、基本的に生徒は全員同じ環境で授業を受けたり、作業したりする可能性が高いため、VDI型の高いカスタマイズ性は必要ないケースが多く、ネットワークブート型が採用されることが多いです。

ネットワークブートメリット

シンクライアントソリューションであるネットワークブート」は、データなどをサーバー側で一元管理できるので、活用することでセキュリティ面や管理効率化などに大きなメリットを得られます

パフォーマンスが高い

端末側のCPUメモリで実行するので、導入したiMacなどの性能を十分に活用できますネットワーク環境PC台数が増えても、高速ブート可能なので高いパフォーマンスが期待できます

アプリケーションや周辺機器制限がない

インストールするアプリケーションや端末側で利用する周辺機器に、原則制限がなく使い勝手が良いのもネットワークブートメリットです。「ローカルディスクがないPC」という感覚で利用できます

管理が容易

詳細は導入先やシステムによって異なりますが、ネットワークブート運用管理システムを組み合わせて一元管理することで、各端末の状態簡単に把握できるほか、ログ採取サーバー設定・更新自動反映などが可能になります。これにより、少数の担当者でも運用管理が容易になるでしょう。

セキュリティの向上

近年、ネットブートが注目されている理由の1つが、セキュリティ性が高いことが挙げられます。各端末のデータサーバー管理するため、ユーザーが利用する端末にはデータは残りません。このため、データ流出などを未然に防ぐことができます

これらのメリットに加えて、教育現場ではクラス替えなどがあって従来とは違う端末を生徒が使うケースでも問題なく、同じ環境で利用することができるほか、必要台数分の有料アプリケーションなどを購入すれば良いので、全生徒分のライセンス料などを払わなくて良いといった特長もあります

ネットブート環境の構築は信頼性の高い業者

ネットブート環境を構築するためには、導入先の独自システムとの連携や構築方法をしっかりと把握して仕様書にまとめる必要があります。規模によっては検討から運用供給まで1~2年かかるケースもあるので、ネットブート環境の構築の豊富な実績と経験がある業者選びが重要になります三谷商事は1000台以上の大規模ネットブートを構築するなど、教育機関への導入実績を長年にわたって積み重ねています大学高等専門学校への導入事例をまとめているので興味のある方は確認してください。

※関連ページ:導入事例

 https://www.mitani-edu.jp/case

2021-12-16

ヴィーガン日本公教育も一度死んだ方がいい

小学校ヴィーガン食を提供するという気の狂ったことを始めた

困ったことにヴィーガン食にはアレルギー反応がないとか適当なことを抜かしている

絶対に一部の馬鹿勘違いしてピーナッツとか蕎麦食べて死ぬだろ

大人子供に食わせて殺す可能だってある

どうせ馬鹿なんだからヴィーガンを始めてるんだしアレルギー理解せずに殺すだろ

自分を賢いとか成長しているって思い込みに耽るために新しいことをしようとするのは勝手だが

関係のない人間をいちいち巻き込まずにやれよ、一人で勝手に食べてればいいだろ

体罰いじめによる自殺熱中症組体操での怪我に加えて栄養も与えないつもりか

日本教育機関子供に死んでほしいのか?公教育虐待推奨してるようなもんだろ

食事さえまともに提供出来ないなら税金運営するのをやめるべきだ

すべての家庭がタンパク質の入った食事提供出来るわけじゃないんだ

貧困だったり、親が栄養価まで考える人間じゃないとか、時間がなかったりする

朝に小食な子供は昼にようやくまとまった食事をとることになる

から学校がないと子供栄養価が救いようもないほど酷いことになる

国はもっと義務的給食に出すもの指定しないと馬鹿がどんどん真似するぞ

2021-12-14

なぜ校則は変わらないのか。その一考察

https://anond.hatelabo.jp/20211213182433

上の記事を読んだので、書いてみることにした。

身バレしても困るし(しないだろうけど)、当方アメリカ日本それぞれの教育機関でそれなりの経験ありとする。

現在日本とある高校先生

こういうことを書くと出羽守みたいになるから普段はできるだけしないようにしているけど、はてな村の皆様の意見をもう少し聞いてみたいと純粋に思ったので書くことにしました。

以下前提として、アメリカ学校の様子しか知らないので、全てアメリカとだけの比較で語っています

日本学校校則も含めて、アメリカと比べると軍隊みたいだし、北朝鮮であると私も思います。もちろんアメリカ学校も様々ですが。

じゃあ私が今日本の学校先生側にいて、校則をどんどんなくそうと声を上げているかというと、上げていません。

なぜかというと、アメリカ学校のことを思い出すからです。

私がいた、あるいは見聞きしたアメリカ学校には校則はだいたいありませんでした。私学だと制服があるところもありますが、ごく少数派ではないでしょうか。

高校などでは、ドラッグや銃、刃物といった犯罪のものはもちろん禁止で、あとはギャングにまつわるものギャング連想させるようなファッション等は禁止といった程度でした。

服はもちろん自由だし、髪をそめてもよく、ピアスも舌ピや鼻ピも全然オッケーで、タトゥー全然ありました。というか、例えばオセアニア地域ルーツを持つ生徒だと、タトゥーを入れるのが文化であるので、普通に入れていますディズニーモアナ登場人物を思い浮かべてもらえればだいたいあの感じです。

多様さを尊重するのがポリティカリーコレクトですから、そのような生徒のタトゥー指導するなんて言語道断です。文化尊重するのが当然です。

髪をレインボーに染めている生徒もいます。これはLGBTQ+を背景とした場合も多いので、当然尊重します。

これらの生徒の容姿指導するなんてことは、許されるでしょうか?

許されないでしょう。

日本にこうした生徒がいても、尊重されるべきだと思います

しかし、ここからです。

こうした生徒は、日本社会において果たしてどれくらい許容されるでしょうか。

駅や、公園や、ファミレスや、分かりませんがそのへんのいろんなところに、タトゥーを入れた生徒や髪をいろんな色に染めた生徒や、ピアスをした生徒やいろんなファッションをした生徒が中高生として歩いているときに、どれくらい日本の今の社会はそれに耐えられるでしょうか。

私はかなり疑問です。

もちろん、上記のような生徒のバックグラウンドがわかる場合には、ちゃんと許容できる人も多いと思います。たとえば、ああ、この生徒はオセアニアバックグラウンドがあるからあのタトゥーをいれているんだな、ちゃんとしたルーツに基づいたものなんだな、とか、この子はおそらく性的マイノリティからこういうスタイルなんだ、とちゃんとわかれば、許容できる人も多いでしょう。

しかし、生徒は本当に多様です。そのように、「ちゃんと」わかるような子だけではありません。また、ぱっとみで「ちゃんと」しているように見える子だけではありません。どこまでが、たとえば「ちゃんと」オセアニアバックグラウンドを持っていると判断できるのか、どこまでが、たとえば「ちゃんと」性的マイノリティ当事者であるといえるのか、そんなクリアな線引きは存在しません。

君のバックグラウンドは「ちゃんと」したものから、君にはそのスタイルを認めよう、しかし君のバックグラウンドはそれ「ちゃんと」したものじゃないよそれ、自称だろそれ、そんな物言いが許されるでしょうか? 許されるわけがありません。

いや、そんな0か100かの子供じみた極論ではなくて、ケースバイケースで丁寧にやっていけばいいんだという意見もあるかもしれません。しかしそれこそが理想論です。

なぜなら、こっちの生徒は「正統な」理由を持っているのでかくかくしかじかの身なりを認めて、こっちの生徒の理由は「正統」ではないのでその身なりは認めない、こんなことを1から100まで全部やっていられるはずがないのです。そんなことは理路をきちんと通そうと思えば無理です。

いや、実際校則がなくうまくいっている学校日本にあるじゃないか、という意見もあるかもしれません。しかしよく見てください。全てとは言いません。しかしその多くは、本当に多くは、いわゆる賢い学校なのです。地域でも、あの学校進学校で難しくてすごい子が集まっている、と認識されている学校ほとんどです。だからほとんどの場合、そうした学校の生徒は一線を踏み外すことはありません。地域の人たちから眉をひそめられて、学校を十把一絡げにあの高校は厄介でひどいやつらだと後ろ指さされるほど集団で間違ったことはしません。たとえびっくりするようなファッションをしていても、でもあの子は賢いんだよねと地域の人も思うし、実際その期待を大きくは裏切らない行動の範囲にとどまるものなのです。

校則がなくてうまくいっている学校というのは、校則がなくても「ちゃんと」した行動ができる生徒たちがいる学校なのです。

私も日本先生をしていますから、なぜこれがだめなんですかと生徒から聞かれることがあります。あるいは直接そういうふうに聞かれなくても、なぜなのかとお互い思いながら生徒指導をしているなと感じる場面はあります。はっきりとブラック校則とまではいえなくても、これはまあ理詰めで生徒から聞かれたら最終的にはなぜダメなのか答えるのは苦しいよなぁと思うことは多々あります

しかし、じゃあこれをやめましょう、これをやめましょう、というふうに話をもっていくかというと、私はしないです。

なぜか。

そんなことを言い出したら、学校が「このスタイルはだめ」などと言える理由は、理詰めでいけば無いからです。実際、アメリカ上記のような学校ではそんなルールはありません。無理が出るからです。

日本学校に今ある校則を一つずつ撤廃していった場合、どこかで、ここまでは撤廃だけどここからは残すわ、となります。じゃあ、なぜここまでは撤廃してここから撤廃しないんですか、ここの線引きには根拠があるんですかと聞かれたら、最終的にはそんな絶対的根拠はないでしょう。法律違反でもしていない限り。しかもその、ここまではオッケーでここからはだめでしょという線引きは、人によって違うのです。先生によっても違う、保護者によっても違う、地域大人によっても十人十色です。万人が合意できる、ここ、というライン存在しないのです。

ですから校則撤廃していくというのは、非常に難しく、また不毛作業なのです。不毛というのは、議論したところで簡単結論が出ないのです。

職員会議で話し合うとしても、先生によっても全員そのライン感覚は違うし、地域大人日本社会に生きる大人たちの感覚想像しそれを折り込みながら議論すれば、それこそ千差万別すぎてラインはそう簡単に設定できないのです。結論がでません。そういう意味でその議論不毛なのです。

結果、どうなるか。

校則を変えようという議論は、非常に保守的で、非常に遅々としたものになります

まり、これはもう誰がどう見ても、誰がどう考えても時代遅れおかしくて、撤廃するのが当然だという結論が明らかだろう、地域社会の誰がみてもまあ撤廃で納得できるだろう、という、一番おかしものから、やっと撤廃されていくのです。それより先は、上記のような不毛結論のないところにのみこまれていくことが目に見えているので、先生たちも誰も積極的にどんどん変えていこうとならないのです。そんなことに日常の限られた時間を際限なく費やしていくわけにはいかないのです。

ですからブラック校則ということが声高に世間で言われ始めたのはとてもよいことだと思います

それでなければ、校則にまつわる物事は進まないのです。

しかし、私はいつもブラック校則という言葉を聞くたびにおもうのです。

それをいうなら、なぜタトゥーはだめなんでしょうか? もちろん、日本には刺青という西洋とは異なる文脈を持った文化があることは承知していますしかしでは、オセアニアバックグラウンドにもってルーツに誇りをもって文化としてタトゥーを入れている生徒がでてきたとしたら、それも禁止したり指導したりするんでしょうか?私は当然認めたいと思います。じゃあ、オセアニアにバックグランドがあるんだと主張してタトゥーを入れた生徒がいたとして、それが疑わしい場合ルーツ証明するようなことを迫るのでしょうか。そんなことは人権的に許されない。オセアニア以外にも様々な理由で、おそらく私たちが思ってもみなかった理由タトゥーをいれたり、タトゥー以外にもいろんなスタイルを求める人が現れるでしょう。そのどれを認めて、どれをおかしいとするのか。そんなことを最終的に誰が決められるのか。

そんなことを考え出すと、旧態依然とした、すでにある校則でそのままいきつつ、絶対おかしいとなったことについて対応していく、ということしか、なかなかできなくなってしまうのです。

現場からは以上です。

追記

書き忘れましたが、日本でも定時制高校では制服などはありません。校則基本的にないところも多いです。これは、働いている生徒も多いし、そもそも制服だのなんだの校則を作ったところで運用が難しいという背景もあります

しかし、これは非常に問題のある発言になることを承知でいいますが、そうした学校の多くは、地域のある一定の人たちからは、後ろ指さされていたり白眼視されていたりすることが少なくないでしょう。私もそうした高校で勤務していたことがあります日常的に苦情の電話が入って、現場にいって謝ったり対応したりしていました。一生懸命やっている生徒たちに対して、心無い言葉を投げられたことも何度もありました。生徒たちの容姿のことを言われたこともあります。確かに例えば女生徒ものすごいミニスカートを履いていたりもします。しかし、それが何だというのでしょうか? でもそれは、そのこのことをよく知っている教員から思うことであって、見知らぬ人からすれば違う見方をしてしまうのも無理のないことだと思います

そうしたトラブルは、多少しんどい学校であっても校則制服も含めきっちりおさえてかためているところでは、少ないのも事実なのです。

2021-12-02

anond:20211202130341

いじめを見逃したら(教育機関以外から発覚したら)マイナス100点

関係者は一発で解雇。二度と教育系には就職できない。

みたいに、隠したときリスクを高くすると良いかも。

anond:20211202125657

日本教育機関ボンクラ優秀でどんぐりの背比べなので、いじめが起きたかどうかくらいでしか差別化できないんだよ

減点式100点満点中のところにいじめ発覚マイナス20点なんて来たらアウトじゃん

2021-11-09

教育無償化改憲対応することに賛成

教育無償化それ自体憲法禁止されていないので、まずは法改正によって対応すべきではないか、という批判もあり得ると思う。私もまずはそのように考えた。しかし、それでは実質的教育自由を守れないのではないか、という懸念がある。

仮に法改正教育無償化を実現したとする。しかし、無償化撤回憲法によって禁止されていないので、この法律はいつでも改正できてしまう。これは教育機関への「脅迫」的なカードとして機能することになるだろう。

もちろん、現行憲法二十三条でも学問の自由保障されているので、「恣意的無償化撤回することは、学問の自由侵害する」という論理展開可能だろう。しかし、そのようなテクニカル解釈でどこまでの自由を守れるのかについては疑問が残る。

グレーゾーンに属するような「第一線」は間違いなく後退するのではないか

そうした懸念も含めて包括的解決するためには、憲法によって教育無償保証してしまうという案も、私はありだと思う。

2021-10-13

人の弁当を食べる先輩にみんなで仕返しをした

だめですよっていって聞く先輩ではなかったので

虐待ご飯をたべさせてもらえてないのでは?」と、あらゆる機関相談した

校長教育機関

部活大会運営

親の職場などなど

そのうち食べ物強奪しなくなったので

ごはんお腹いっぱいたべさせてもらえるように

なったんだとおもう

よかったよかった

2021-10-11

フレッツ光ファミリータイプを「教育機関専用」と偽って売る会社

くじら光 for EducationGIGAスクール対応インターネット回線

https://kujira-hikari.com/education/

とか書いてるけど、ページの一番下の規約 (PDF) を見たら、ただの光コラボ事業者で、しか

  1. フレッツ光タイプ
    1. NTT 東日本提供するフレッツ光場合
      1. フレッツ 光ネクスト ファミリータイプ
      2. フレッツ 光ネクスト ファミリーハイスピードタイプ
      3. フレッツ 光ネクスト ファミリーギガラインタイプ
      4. フレッツ 光ネクスト ギガファミリースマートタイプ
    2. NTT 西日本提供するフレッツ光場合
      1. フレッツ 光ネクスト ファミリータイプ
      2. フレッツ 光ネクスト ファミリーハイスピードタイプ
      3. フレッツ 光ネクスト ファミリースーパーハイスピードタイプ

と、ビジネス用ですらなく、一般家庭用回線高値で売りつけるという。こういう商売は、よくないと思うなぁ。

2021-09-17

そういうときは他を・・・

Joy Taniguchi @JoyWatsonJP

友人、小規模なオーケストラ芸術監督なのだが「子ども教育のためなので無料演奏していただけないか」と小学校中学校教員から打診されることが少なくないらしい。そんな時は「先生子ども教育のために無給で働いていらっしゃるのですか?」と質問すると黙るとのこと...🤣https://togetter.com/li/1775606

中学校に限らずイベントごとで演奏や講演を依頼するとき

教育機関では低予算で断られること前提に相当数の団体に打診している。

無料で依頼したということは,謝金の予算がなかったのかもしれない。

無料演奏」という考え方が気に入らなかったのだろうけど,

そういう質問をして依頼を受ける見込みがない人と議論するより,

他の人を探すほうに時間をかけたいと思ったんじゃないかな?

2021-09-14

anond:20210914190238

自分の生きた証を後世に残したいからだよ。

人生というのは、ミッション連続なんだ。

1日で達成できるものとしては、例えば、朝食食べるミッションとか、

快便ミッションかいろいろあるだろ。

何を食べるか考えて、それを入手し、食事として頂く。それが朝食ミッションだ。

ミッションを終えた後の至福感は格別だ。

数年掛かるミッションとして、例えば教育機関から卒業がある。

毎日せっせと学校に通い、勉学に努め、試験合格すると晴れて卒業できる。

次に半生を掛けて達成できるミッションは何かないかと考えたとき

誰もが思いつくのが子育てなのだ

人生なんてのは長い長い暇つぶししかない。

その長い時間で何をミッションとすべきか、皆考えて、たどり着く答えの一つが子育てということだ。

2021-09-07

暗記数学が正しい Part. 1

長くなりすぎたので、概要編と実践例に分けます

本稿では、和田秀樹氏らが提唱している暗記数学というものについて述べます

受験数学方法論には「暗記数学」と「暗記数学以外」の二派があるようですが、これは暗記数学が正しいです。後者の話に耳を傾けるのは時間無駄です。

受験諸君は悪質な情報に惑わされないようにしましょう。

よくある誤解と事実

まず、読者との認識を合わせるために、暗記数学に関するよくある誤解と、それに対する事実を述べます

誤解1: 暗記数学は、公式や解法を覚える勉強法である

暗記数学は、数学知識有機的な繋がりを伴って理解するための勉強法です。公式や解法を覚える勉強法ではありません。「暗記」という語は、「ひらめき」とか「才能」などの対比として用いられているのであり、歴史年号のような丸暗記を意味するわけではありません。このことは、和田秀樹氏の著書でも繰り返し述べられています

誤解2: 受験数学は暗記数学で十分だが、大学以降の数学は暗記数学では通用しない

類似の誤解として、

などがあります。これらは事実に反します。むしろ大学理学部工学部で行わていれる数学教育は暗記数学です。実際、たとえば数学科のセミナー大学入試の口頭試問などでは、本稿で述べるような内容が非常に重視されます。また、ほとんどの数学者は暗記数学賛同しています。たまに自他共に認める「変人」がいて、そういう人が反対しているくらいです。大学教育関係者でない人が思い込みで異を唱えても、これが事実だとしか言いようがありません。

嘘だと思うならば、岩波書店から出ている「新・数学の学び方」を読んで下さい。著者のほとんどが、本稿に書いてあるように「具体例を考えること」「証明の細部をきちんと補うこと」を推奨しています。この本の著者は全員、国際的に著名な業績のある数学者です。

そもそも、暗記数学別に和田秀樹氏が最初に生み出したわけではなく、多くの教育機関で昔から行われてきたオーソドックス勉強法です。和田秀樹氏らは、その実践例のひとつ提案しているに過ぎません。

暗記数学の要点

暗記数学の要点を述べます。これらは別に数学勉強に限ったことではなく、他の科目の勉強でも、社会に出て自分の考えや調べたことを報告する上でも重要なことです。

  1. 数学重要なのは、技巧的な解法をひらめくことではなく、基礎を確実に理解することである
  2. そのためには、具体的な証明計算例を通じて学ぶことが効果である
  3. 論理ギャップや式変形の意図などの不明点は曖昧にせず、調べたり他人に聞いたりして、完全に理解すべきである

ひらめきよりも理解

一番目は、従来数学重要ものが「ひらめき」や「才能」だと思われてきたことへのアンチテーゼです。実際には、少なくとも高校数学程度であれば、特別な才能など無くとも多くの人は習得できます。そのための方法論も存在し、昔から多くの教育機関で行われています。逆に、「"才能"を伸ばす勉強法」などと謳われるもの効果があると実証されたもの存在しません。

大学入試に限って言えば、入試問題大学研究活動をする上で重要知識や考え方が身についているのかを問うているのであって、決していたずらな難問を出して「頭の柔らかさ」を試したり、「天才」を見出そうとしているわけではありません。

実例を通じて理解する

二番目はいわゆる「解法暗記」です。なぜ実例重要なのかと言えば、数学に限らず、具体的な経験と結びついていない知識理解することが極めて困難だからです。たとえば、

などを、初学者が読んで理解することは到底不可能です。数学においても、たとえば二次関数定義だけからその最大・最小値問題の解法を思いついたり、ベクトル内積定義線形性等の性質だけを習ってそれを幾何学問題に応用することは、非常に難しいです。したがって、それらの基本的概念性質が、具体的な問題の中でどのように活用されるのかを理解する必要があります

これは、将棋における定跡や手筋に似ています。駒の動かし方を覚えただけで将棋が強くなる人はまず居らず、実戦で勝つには、ルールから直ちには明らかでない駒の活用法を身につける必要があります数学において教科書を読んだばかりの段階と言うのは、将棋で言えば駒の動かし方を覚えた段階のようなものです。将棋で勝つために定跡や手筋を身につける必要があるのと同様、数学理解するためにも豊富実例を通じて概念定理の使い方を理解する必要があります。そして、将棋において初心者独自に定跡を思いつくことがほぼ不可能なのと同様、数学の初学者有益実例を見出すことも難しいです。したがって、教科書入試問題採用された教育効果の高い題材を通じて、数学概念意味や論証の仕方などを深く学ぶべきです。

そして、これは受験数学だけでなく、大学以降の数学を学ぶ際にも極めて重要なことです。特に大学以降の数学抽象的な概念が中心になるため、ほとんどの大学教員は、学生が具体的な実例を通じて理解できているかを重視します。たとえば、数学科のセミナー大学入試の口頭試問などでは、以下のような質問が頻繁になされます


不明点を曖昧にしない

教科書や解答例の記述で分からない部分は、調べたり他人に聞いたりして、完全に理解すべきです。自分理解絶対的に正しいと確信し、それに関して何を聞かれても答えられる状態にならなければいけません。

たとえば、以下のようなことは常に意識し、理解できているかどうか自問すべきです。

  1. 文中に出てくる用語記号定義を言えるか。
  2. 今、何を示そうとしているのか、そのためには何が言えれば十分なのか。
  3. 式変形をしたり、ある性質を導くために、どのような定理を使ったのか。
  4. その定理仮定は何で、本当にその条件を満たしているのか。
  5. そもそもその定理は本当に成り立つのか。自力証明できるか。
  6. どういう理屈意図でそのような操作・式変形をするのか。

ほとんどの人はまず「自分数学が分かっていない」ということを正確に認識すべきです。これは別に、「数学の非常に深い部分に精通せよ」という意味ではありません。上に書いたような「定義が何で、定理仮定結論が何で、文中の主張を導くために何の定理を使ったのか」といったごく当たり前のことを、多くの人が素通りしていると言うことです。

まず、用語記号定義が分からないのは論外です。たとえば、極大値と最大値の違いが分かっていないとか、総和記号Σ でn = 2とか3とかの場合に具体的に式を書き下せないのは、理解できていないということなのですから、調べたり他人に聞いたりする必要があります

また、本文中に直接書いていないことや、「明らか」などと書いてあることについても、どのような性質を用いて導いたのか正確に理解する必要があります。たとえば、

整数l, m, nに対して、2l = mnとする。このとき、mまたはnは2の倍数。

などと書いてあったら、これは

pが素数で、mnがpの倍数ならば、mまたはnはpの倍数。

という一般的定理を暗に使っていることを見抜けなければいけません。上の命題はpが素数でなければ成り立ちません。たとえば、l = 1, m = n = 2として、4l = mnを考えれば、mもnも4で割り切れません。他にも、

a ≡ b (mod n) ⇒ mamb (mod n)

は正しいですが、逆は一般的には成り立ちません。nとmが互いに素ならば成り立ちます。それをきちんと証明できるか。できなければ当然、調べたり他人に聞いたりする必要があります

l'Hôpitalの定理なども、もし使うのであれば、その仮定を満たしていることをきちんと確かめ必要があります

さらに、単に解法を覚えたり当て嵌めたりするのではなく、「なぜその方法で解けるのか」「どうしてそのような式変形をするのか」という原理意図理解しなければいけません。たとえば、「微分極値が求まる理屈は分からない(或いは、分からないという自覚さえない)が、極値問題からとりあえず微分してみる」というような勉強は良くありません。

そして、教科書の一節や問題の解答を理解できたと思ったら、本を見ずにそれらを再現してみます。これは「解き方を覚える」と言うことではなく、上に書いたようなことがすべて有機的な繋がりを持って理解できているかかめると言うことです。

はじめの内はスラスラとは出来ないと思います。そういう時は、覚えていない部分を思い出したり、本を見て覚え直すのではなく、以下のようなことを自分で考えてみます

  • 問題文の条件をどう使うのか
  • 何が分かれば、目的のものが求まるのか
  • どのような主張が成り立てば、ある定理を使ったり、問題文の条件を示すのに十分なのか

こういうことを十分に考えた上で本を読み直せば、ひとつひとつ定義定理、式変形などの意味が見えてきます。また、問題を解くときは答えを見る前に自分で解答を試みることが好ましいです。その方が、自分が何が分かっていて何が分かっていないのかが明確になるからです。

以上のことは、別に数学勉強に限った話ではありません。社会に出て自分の考えや調べたことを報告する時などでも同様です。たとえば、近年の労働法道路交通法改正について説明することになったとしましょう。その時、そこに出てくる用語意味が分からないとか、具体的にどういう行為違法(or合法)になったのか・罰則は何か、と言ったことが説明できなければ、責任ある仕事をしているとは見なされないでしょう。

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