2021-11-09

教育無償化改憲対応することに賛成

教育無償化それ自体憲法禁止されていないので、まずは法改正によって対応すべきではないか、という批判もあり得ると思う。私もまずはそのように考えた。しかし、それでは実質的教育自由を守れないのではないか、という懸念がある。

仮に法改正教育無償化を実現したとする。しかし、無償化撤回憲法によって禁止されていないので、この法律はいつでも改正できてしまう。これは教育機関への「脅迫」的なカードとして機能することになるだろう。

もちろん、現行憲法二十三条でも学問の自由保障されているので、「恣意的無償化撤回することは、学問の自由侵害する」という論理展開可能だろう。しかし、そのようなテクニカル解釈でどこまでの自由を守れるのかについては疑問が残る。

グレーゾーンに属するような「第一線」は間違いなく後退するのではないか

そうした懸念も含めて包括的解決するためには、憲法によって教育無償保証してしまうという案も、私はありだと思う。

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