はてなキーワード: 東山とは
平安神宮。
中央確定だし、この日の方が町屋さんがよく見えると思ってましたが、22日の方が(雨のおかげもあって)近かったです。
その分、冷静に見ることもできました。
音は、イナズマよりも平安神宮の方が圧倒的に良かったです。チューニングかな。。。?
噂には聞いていたけど、初めて町屋さんが生で2本ギター持ってるのを見る。両方引き分けてて、すごい、、、
後ろを向いている二人ばっかり見てました。(ゆうこさんごめんなさい(涙
亜沙さん、時々ぐらぐらしててなんだか可愛かったです(笑
亜沙さんとゆうこさんの相合傘とハモリ好き~~~。この曲は亜沙推しです(笑
三味線の人と、少しおちゃらけながら弾く町屋さんがかわいい、、、
☆知恵の果実
町屋さんと亜沙さんが二人でメインステージでひいてくれて、ふぁーーーーってなった(笑
☆ボカロメドレー
町屋さんと亜沙さんの絡みが私特でした、、、
☆起死回生
聞きたかった曲でしたが、入れ替わるかなと思ってて、聞けないかと思ってました。
この曲が聞けてうれしすぎて、あとのことはあまり覚えてません、、、(笑
なので、以下割愛です。。。
あと、町屋さんと紅ちゃんがセンターステージに近づくところで、
町屋さんが紅ちゃんにちょっかいを出してるみたいなところがあって、かわいかったんやけど、何の曲だったのか思い出せないです(涙
花一匁
戦
刹那-桜風雪花-
知恵の果実
ボカロメドレー
雪影ぼうし
暁ノ糸
この記事見てニセコに行きたくなった人たちに全力でプレゼンしてみる
まず、滑りたい人たちへ。といっても自分はヒラフしか詳しくないけど
ニセコは雪がいいとは言う。パウダーの軽さなら道北や道央の方が軽いのだけど、軽すぎると失速したときに立て直しが出来ないのである程度の腕前がない限りは軽すぎると却って楽しみを損なってしまうものだ。
その点ニセコの良さは、軽すぎないというところ。
コースレイアウトも一箇所を除いて、すばらしく長いコースをビギナーの腕前でもなんとか降りてこられるし、最高に広くて速くて風にも強いゴンドラ(これは愛知万博で使用されていたものを買い取ってカスタマイズしたもの)で快適に周回できる。
滑り終えたどの地点にも広いヒュッテが配置されており、休憩のタイミングがバラついても全く問題にならない。ゲレンデが広すぎて集合に苦戦するかもしれないので事前の打ち合わせは必要だとは思うが、スマートフォンをなくさないように数名(できれば全員)持っていれば済む。
コースレイアウトで例外的に不可避な難所は「第二の壁」という地点なのだけど、ここも相当変則的に避ける方法が一つあるのと、スノーボードでなければそこまで難しい斜面というわけではないので無理せず木の葉落としで降りてもらうしかない。
スノーボード初心者の人たちだとむしろニセコ連山のアンヌプリがおすすめになるのかもしれない。しかし初級者以降の腕前か体力がある、スキーヤーが多いなどといった場合はヒラフ&花園をおすすめしたい。あのゲレンデには雪山の魅力のほぼ全てがある。地形、圧雪非圧雪モーグルのバーン、近年どんどん良くなっているパークレイアウト。
もっと気軽に観光メインでという人々に耳よりなのは、ヒラフエリアはオシャレなカフェレストランがとても多いと言う事だ。
簡単に行ける範囲でおすすめを列挙する。定番のjojo's cafeとグラウビュンデンの両雄はどちらも素晴らしい軽食とスイーツが楽しめるカフェで、老舗故にアメニティすらもひたすら良い。もし天気が悪く宿泊先からこの二店舗に行っただけで一日を終えてしまったとしても、全然すばらしい休日になることを賭けてもいいくらいだ。食事はどちらも王道のメニューで、このエリアでは例外的なコスパがある。jojoカフェのブラウニーとフレンチプレスのコーヒー、グラウビュンデンのチーズケーキと紅茶は滞在中の滑る時間を削ってでも試しておくべき。
滑り志向の方々にはゲレンデ内の食事も、割高にはなるがスキーブームの頃を知っているならば隔世の感があるのではないかと思う。エースヒル、タンタアン、HANAZONO308はもう一つのヒュッテキングベルに比べればカフェ飯志向(やや割高)。ウェルカムセンターのホテルアルペンの食堂か食彩比羅夫もある。
ラーメンでベストは風花だ。ひらふ坂の店が目に入るとは思うが、空腹が過ぎるのでなければ5分ほど無料シャトルバス乗り場で待ち、でひっきりなしに周回しているハイエースのようなバスの「泉郷」を経由するものに乗りましょう。(因みにこのバスは完全無料で4パターンの行き先があり、使いこなすと飛躍的にひらふの満足度が高まります。)
風花もメニューは王道のニセコラーメンがおすすめ。ちぢれ中太麺に絡む味噌のクラシカルな味わいの上に、じゃがいもポタージュのエスプーマとバターの香りが合わさる濃密な味わい。超達者な英語でテキパキとホールをさばく店長さんの美しさも行くたび感動する。
風花が泉郷に移転してしまったが、ここには前述したグラウビュンデンともう一個、スープカレーのつばらつばらという3つの良店が固まるエリアになったので却って紹介するぶんにはわかりやすくなった。
泉郷から更に先にはそばのいちむら、格調高いカフェMozart、絶品シュークリームとイタリアンディナーのL'ocanda、更に少し離れてジェラートのルヒエルがある。ルヒエルは特に車がないと行けないレベルだが、サイクリストでもある方がおられたら羊蹄山周遊の折、地元パン屋の雄ホワイトロックの直営カフェと並んで居心地の良い休憩スポットになるだろう。
ついでに倶知安の店も少し。中華はベーシックな広華、点心の籠堂がおすすめ。和食な日本料理 佐藤が酒も肴も握りも良い。素材は北海道、腕は都会の洗練がある最高のやつ。しかし一番のおすすめは成吉思汗の廣松。ここはあえて説明をしないが、タイムスリップしたかのようにかつての倶知安も味わえる名店。おっちゃんおばちゃん元気でね。
ひらふから反対に行けばまた色々あって、東山でソフトクリームの高橋ミルク工房、ベジビュッフェのプラティーボ、エリア最高のジンギスカンが楽しめるロフト倶楽部、紅茶専門店ルピシア直営カフェ
ニセコ町エリアはほんとに詳しくないけど本格ナポリピッツェリアのデルソーレ、そばの楽一、SEEDベーグル、高野珈琲店はどれも名店。
車があるなら更に進んで真狩エリアの温泉&高級フレンチマッカリーナ、ブーランジェリーJinで買ったパンにトゥルモンのコンフィチュールとニセコチーズ工房のフレッシュチーズを併せるなんていう世界一の朝食を取ることだってできる。
京極町のうどん野乃傘も忘れ難い、夏前の輪行で食べた天ぷらにはアスパラの概念を覆される衝撃を受けた。
なんか食い気に走りすぎたけど、滑り以外の人が多いかと思ってひとまずこんな感じで
本当はまだまだまだまだ語り尽くせぬ思い出とそれ以上の魅力がこのエリアには満ちています。
今年はちょっと久々に雪も足りてるそうだし、行かない手はないんじゃないでしょうか。
元記事でもありましたけど、この貧しくなったと言われている日本でも尚、世界と比べればウィンタースポーツを楽しむために必要なハードルはとてつもなく低く、かつ得られるクオリティは世界有数です。
この優位さをぜひ一度は享受してみて欲しいです。因みにレンタルギアはニセコ、ルスツともにクオリティが高いものも使用できるようになっていたりします。が、繁忙期は予約が必要なほどなのでひらふの場合はグランヒラフレンタルかニセコBOOMSPORTを利用するのがベストです。レンタル最大手のRYTHEMはジャパニーズスピーカーが少ないので英語ならば細かい対応を受けられるはずです
駅名 | よみ | 距離(km) | 県1 | 県2 | |
---|---|---|---|---|---|
守山 | もりやま | 104 | 愛知県 | 滋賀県 | |
渚 | なぎさ | 100 | 長野県 | 岐阜県 | |
大谷 | おおたに | 99.5 | 滋賀県 | 和歌山県 | |
関 | せき | 98.2 | 岐阜県 | 三重県 | |
平岸 | ひらぎし | 96.6 | 北海道赤平市 | 北海道札幌市 | |
小野 | おの | 96.6 | 京都府 | 兵庫県 | |
船津 | ふなつ | 94.9 | 三重県紀北町 | 三重県志摩市 | |
赤坂 | あかさか | 91.9 | 東京都 | 山梨県 | |
大久保 | おおくぼ | 91.1 | 京都府 | 兵庫県 | |
桜川 | さくらがわ | 90.7 | 滋賀県 | 大阪府 | |
立野 | たての | 89.9 | 佐賀県 | 熊本県 | |
追分 | おいわけ | 83 | 三重県 | 滋賀県 | |
古市 | ふるいち | 79.4 | 大阪府 | 兵庫県 | |
五条 | ごじょう | 79.1 | 京都府 | 奈良県 | |
木津 | きづ | 78.1 | 京都府 | 兵庫県 | |
曽根 | そね | 73.8 | 大阪府 | 兵庫県 | |
十日市場 | とおかいちば | 73.2 | 神奈川県 | 山梨県 | |
赤池 | あかいけ | 72.6 | 岐阜県 | 愛知県 | |
卸町 | おろしまち | 72 | 宮城県 | 福島県 | |
霞ヶ丘 | かすみがおか | 69.5 | 兵庫県 | 奈良県 | |
橋本 | はしもと | 69 | 京都府 | 和歌山県 | |
小川町 | おがわまち | 67 | 埼玉県 | 東京都 | |
黒沢 | くろさわ | 64.4 | 秋田県横手市 | 秋田県由利本荘市 | |
桜井 | さくらい | 58.7 | 大阪府 | 奈良県 | |
下島 | しもじま | 52 | 長野県伊那市 | 長野県松本市 | |
入谷 | いりや | 48.9 | 東京都 | 神奈川県 | |
九条 | くじょう | 46 | 京都府 | 大阪府 | |
東山 | ひがしやま | 45.2 | 京都府 | 奈良県 | |
長田 | ながた | 44.7 | 大阪府 | 兵庫県 | |
霞ヶ関 | かすみがせき | 43.5 | 埼玉県 | 東京都 | |
桜 | さくら | 42.2 | 愛知県 | 三重県 | |
栄町 | さかえちょう | 40.8 | 千葉県 | 東京都 | |
九条 | くじょう | 39.2 | 京都府 | 奈良県 | |
明智 | あけち | 38.6 | 岐阜県可児市 | 岐阜県恵那市 | |
平野 | ひらの | 32.8 | 大阪府 | 兵庫県 | |
柚木 | ゆのき | 31.6 | 静岡県富士市 | 静岡県静岡市 | |
九条 | くじょう | 31.4 | 大阪府 | 奈良県 | |
住吉 | すみよし | 30.5 | 兵庫県 | 大阪府 | |
平和台 | へいわだい | 27.1 | 千葉県 | 東京都 | |
足柄 | あしがら | 24.6 | 神奈川県 | 静岡県 | |
小野 | おの | 24.2 | 滋賀県 | 京都府 | 県境を越えるもので最短 |
日比野 | ひびの | 17 | 愛知県愛西市 | 愛知県名古屋市 | |
小杉 | こすぎ | 16.9 | 富山県富山市 | 富山県射水市 | |
高井田 | たかいだ | 14.5 | 大阪府柏原市 | 大阪府東大阪市 |
駅名 | よみ | 距離(km) | 会社名1 | 会社名2 |
---|---|---|---|---|
春日井 | かすがい | 5.3 | JR東海 | 名鉄 |
志井 | しい | 2.8 | JR九州 | 北九州高速鉄道 |
野々市 | ののいち | 2.7 | JR西日本 | 北陸鉄道 |
尼崎 | あまがさき | 2.5 | JR西日本 | 阪神 |
白石 | しろいし | 2.2 | JR北海道 | 札幌市営地下鉄 |
長田 | ながた | 1.8 | 神戸電鉄 | 神戸市営地下鉄 |
市場 | いちば | 1.6 | JR西日本 | 神戸電鉄 |
西宮 | にしのみや | 1.3 | JR西日本 | 阪神 |
御影 | みかげ | 1.3 | 阪神 | 阪急 |
平野 | ひらの | 1.3 | JR西日本 | 大阪市営地下鉄 |
石川 | いしかわ | 1.2 | JR東日本 | 弘南鉄道 |
芦屋 | あしや | 1.1 | JR西日本 | 阪神 |
早稲田 | わせだ | 1 | 東京メトロ | 都電 |
塚口 | つかぐち | 1 | JR西日本 | 阪急 |
白島 | はくしま | 1 | 広島高速交通 | 広島電鉄 |
味美 | あじよし | 1 | 名鉄 | 東海交通事業 |
伊丹 | いたみ | 0.9 | JR西日本 | 阪急 |
宇治 | うじ | 0.9 | JR西日本 | 京阪 |
城野 | じょうの | 0.9 | JR九州 | 北九州高速鉄道 |
嵐山 | あらしやま | 0.9 | 阪急 | 京福電気鉄道 |
十条 | じゅうじょう | 0.9 | 近鉄 | 京都市営地下鉄 |
住吉 | すみよし | 0.9 | JR西日本・神戸新交通 | 阪神 |
琴似 | ことに | 0.85 | JR北海道 | 札幌市営地下鉄 |
郡元 | こおりもと | 0.85 | JR九州 | 鹿児島市電 |
今里 | いまざと | 0.85 | 近鉄 | 大阪市営地下鉄 |
浅草 | あさくさ | 0.8 | 東武・地下鉄 | つくばエクスプレス |
吹田 | すいた | 0.75 | JR西日本 | 阪急 |
野田 | のだ | 0.75 | JR西日本 | 阪神 |
春日野道 | かすがのみち | 0.7 | 阪急 | 阪神 |
谷山 | たにやま | 0.7 | JR九州 | 鹿児島市電 |
弘明寺 | ぐみょうじ | 0.5 | 京急 | 横浜市営地下鉄 |
中津 | なかつ | 0.5 | 阪急 | 大阪市営地下鉄 |
堀田 | ほりた | 0.45 | 名鉄 | 名古屋市営地下鉄 |
福島 | ふくしま | 0.35 | JR西日本 | 阪神 |
黄檗 | おうばく | 0.3 | JR西日本 | 京阪 |
朝倉 | あさくら | 0.3 | JR四国 | とさでん交通 |
甘木 | あまぎ | 0.25 | 西鉄 | 甘木 |
草薙 | くさなぎ | 0.25 | JR東海 | 静岡鉄道 |
伊野 | いの | 0.23 | JR四国 | とさでん交通 |
英語の答案返しをしていた。夏休みまであと1週間を切り、教室はどこかふわついた雰囲気が漂っている。各々夏にどこに行く、何をするだの小声で話していた。
担任は、どこかずれている。思ったことを言語化するのが苦手で言い間違えや方言が多々混じる。今回も試験の成績が悪いから夏休みしっかり勉強しろといったニュアンスのことを茶化しながら聞くのだろうなと思った。
「今朝東山君が亡くなりました。」
亡くなるとは何だろうか。明日も明後日も永遠に会えないし、話せない、何かを共有できなくなることなのか。
そんなはずはなかった。
昨日、東山は国語の試験に遅れて0点になったことを冗談めかして嘆いていた。
校内で1番厳しい先生の授業中、ムカデが思わぬところから出てきて一緒に必死になって笑いを堪えていた。
入学当初、人見知りで誰にも話しかけられずどこか距離をおいていた私に声をかけてくれた。
担任は交通事故だと言った。葬儀の詳細は分かりしだり連絡すると言った。気分が悪い人は早退していいと言った。
「それとついでに言っとくけど、レポート出してない人多いから早く出してね。」
課題提出の催促で話は終わった。
今日というのは昨日の延長線で等しく全てに与えられるものだと思っていた。
自分から口説いて専属にした嬢なんだから、お払い箱にするにしても恨まれないやりかたってもんがあるだろう
土下座して手切れ金をケチらず払う、新橋でも祇園でもまともな男は妾とも綺麗に切れる
京都の東山の下町には、若かりし妓だったころ旦那に落籍されてから妾として暮らし、最後は旦那ににまとまった金をもらってマンションやアパートの大家におさまっている老婆が数多くいる
若い女の美しい時期を独占するならそのくらいの覚悟と甲斐性持てよ
このヘタレ男はあろうことか途中で音信不通にしてあわよくばフェードアウトしようとした
で、彼女がキレて脅迫すると表向きはヘラヘラしてデート、裏では警察に足繁く通って相談実績作りとか
本当にダサすぎる
はてなブックマークの人気記事だったので開いてみたのですが、驚くほど中身のない記事でした。
『詳説日本史』を引用するなり参照するなりして、具体的にどこがどうすごいかを語ってほしかったです。
僕も10代の頃はあれが本当に理解できなかった。けど今ならああいう教科書が作り続けられる理由がよくわかる。物事を語るにあたって、中立を維持しようとするとなると、事実しか語れなくなるのである。
ストーリーというものは、基本的には何らかの価値観を元に構築されるものである。日本民族がいかに優れているかという視点で歴史を分析すると、それは右翼的な記述にならざるをえないし、平等であろうとすれば、それは左翼的な価値観を元に記述せざるをえなくなる。
客観的な記述がされている、左右に偏向していない、中立だからすごいゾ、という感想には呆れ果てました。
いったい全体、どこが情熱的ですか? 教科書を読み返さず、いい加減な記憶をもとに語っても、多分これくらいのことは言えると思います。
クソ記事を読んでしまい、あんまりにもムシャクシャしたので、私が自分で『詳説日本史』を引っ張りだしてきて調べました。
例えば「源平の騒乱」という項目は、次のように記述されています。
平清盛が後白河法皇を幽閉し、1180年に孫の安徳天皇を位につけると、地方の武士団や中央の貴族・大寺院のなかには、平氏の専制政治に対する不満がうずまき始めた。この情勢を見た後白河法皇の皇子以仁王と、畿内に基盤を持つ源氏の源頼政は、平氏打倒の兵をあげ、挙兵を呼びかける王の命令(令旨)は諸国の武士に伝えられた。
これに応じて、園城寺(三井寺)や興福寺などの僧兵が立ち上がり、ついで伊豆に流されていた源頼朝や信濃の木曾谷にいた源義仲をはじめ、各地の武士団が挙兵して、ついに内乱は全国的に広がり、5年にわたって騒乱が続いた(治承・寿永の乱)。
平氏は都は福原(現・神戸市)へと移したが、まもなく京都にもどし、畿内を中心とする支配を固めてこれらの組織に対抗した。
しかし、畿内・西国を中心とする養和の飢饉や、清盛の死などで平家の基盤は弱体化し、1183年(寿永2)年、平氏は北陸で義仲に敗北すると、安徳天皇を報じて西国に都落ちした。やがて、頼朝の命を受けた弟の源範頼・義経らの軍に攻められ、ついに1185年に長門の壇の浦で滅亡した。
この一連の内乱の行末に大きな影響をおよぼしたのは地方の武士団の動きで、彼らは国司や荘園領主に対抗して新たに所領の支配権を強化・拡大しようとつとめ、その政治体制を求めていた。
ここには明らかに編者の歴史観と、因果関係の説明が詰め込まれています。
まず、平清盛が後白河天皇を幽閉したこと、安徳天皇を即位させたことは、この教科書では「平氏の専制政治」と評されています。
当時の人たちがそう感じていたのか、それとも教科書の編者がこの評価を下しているのか、どちらなのか判然としませんけど、ともかく本書はこの評価にもとづいて記述がされています。
次に、この「平氏の専制政治」が地方の武士団や中央の貴族・大寺院の不満につながって、 以仁王と源頼政はそういう情勢を見たので挙兵したと書かれています。
これはまさしく因果関係に言及しているわけです。
このように、教科書は単なる事実の羅列ではありません。歴史に対する評価や因果関係がしっかりと述べられているのです。
そこにどういう学問的な裏付けがあるか、歴史学に無知な私はよく知らないです。あのブログ記事ではそのへんの話を説明していると思ったのですけど、まったくの期待外れでしたね。
なお、この教科書とおなじ編者がつくった参考書『詳説日本史研究』(山川出版社)によると、次のように説明されています。
治承・寿永の乱は、一般には源氏と平氏の戦いといわれている。しかし歴史学的にみた場合、この全国的な動乱を単に源氏と平氏の勢力争いとみるのは正しい理解ではない。以仁王の挙兵以降、軍事行動を起こすものが相次いだ。美濃・近江・河内の源氏、若狭・越前・加賀の在庁官人、豪族では伊予の河野氏・肥後の菊池氏らである。彼らはあくまでも平氏の施政に反発したのであって、はじめから源氏、とくに源頼朝に味方したわけではない。彼らの背後には在地領主層があり、在地領主たちは自己の要求を実現するために各地で立ち上がったのである。
彼らの動向をまとめあげ、武家の棟梁となる機会は頼朝以外の人、例えば源義仲・源行家、あるいは平宗盛にも与えられていた。頼朝が内乱に終息をもたらし得たのは、彼こそが在地領主層の要望に最もよく答えたからである。この意味で幕府の成立は、時代の画期ととらえることができる。
教科書である『詳説日本史』では、これがたった一文にまとめられているのです。
この一連の内乱の行末に大きな影響をおよぼしたのは地方の武士団の動きで、彼らは国司や荘園領主に対抗して新たに所領の支配権を強化・拡大しようとつとめ、その政治体制を求めていた。
こういう史観が妥当なのかというのは、私にはちょっと分からないんですが、この点を強烈にプッシュしているのが『詳説日本史』の特徴と言えるでしょう。
他の教科書を読んでみても、三省堂の『日本史B 改訂版』(日B 015)を除き、この史観はあまりプッシュされていないと感じました。
【参考文献】
(このエントリは上記7冊を参照しています。いずれも平成22年ごろ購入。)
伊豆に流されていた源義朝の子・源頼朝も、妻・北条政子の父北条時政とともに挙兵して南関東を掌握し、10月には源氏の根拠地・鎌倉に入った。頼朝は父祖以来の結びつきを背景に、三浦、千葉、上総氏などの有力な東国武士と主従関係を結んで御家人とし
頼朝の挙兵が、東国武士との「父祖以来の結びつき」を背景にしていたものだったということは、他の教科書ではなかなか分からないと思います。
三浦、千葉、上総という武士の名前が沢山出てくるのもおもしろいですね。(三浦氏の名前が出てくる教科書は多いですが、それはこの時点ではなく幕府成立後、十三人の合議制か、宝治合戦のときに唐突に登場します。)
[寿永二年十月宣旨から義仲滅亡までの]この間、鎌倉の頼朝は没収した平氏の所領(平氏没官領)を法皇より与えられ、経済基盤を固めていった。また御家人を統制する侍所を設置し、その長官である別当には和田義盛を任命した。これに加えて、行政・裁判制度を整えるための公文所(のちに政所)・問注所がおかれ、その長官にはそれぞれ京から招かれた朝廷の役人である大江広元・三善康信が就任した。前後して、義経軍らは一の谷・屋島で平氏を追い、1185(文治元)年に壇ノ浦で平氏を滅ぼした。
[]は引用者註。
この教科書の特徴は、幕府の政治機構の形成過程を、治承・寿永の乱の進行に併記していることです。
鎌倉幕府の成立が1192年(いいくに)なのか、1185年(いいはこ)なのかという論争は、世間でよく知られているぐらい有名になりました。どちらが正しいかは諸説あるとしても、ただ一つ言えることは、どこかの時点でいきなり幕府が完成したというわけではありません。治承・寿永の乱が続いていた期間に、徐々に幕府の政治機構が形成されたのです。この教科書はその史観が反映されています。
北条時政の援助によって挙兵した頼朝は、東国武士たちに支持されて、富士川の戦いで平氏を破ったが、その後は鎌倉にとどまって、東国の地盤を固めることに専念した。これに対して平清盛は一時、都を福原(神戸市)に移して態勢を立てなおそうとしたが、まもなく京都に戻り、1181(養和元)年に病死した。一方、義仲は1183(寿永2)年、北陸方面から急進撃して、平氏一門を京都から追い出した。しかし、義仲は後白河法皇と対立したので、法皇は同年、頼朝に東海・東山両道(東国)の支配権を認め、義仲追討を命じた。頼朝は弟の範頼・義経らを上京させて、義仲を討たせた。範頼・義経はさらに平氏追討に向かい、1185(文治元)年、長門の壇ノ浦で平氏一門を滅ぼした。
この教科書は歴史用語の詰めこみを回避しているようで、内容は簡単、文章としても平易です。
上記引用でも分かるとおり、「頼朝に東海・東山両道(東国)の支配権を認め」という記述があるくせに、寿永二年十月宣旨というキーワードがありません。治承・寿永の乱、一の谷、屋島の戦いなどは年表に記載されていますが、本文中に記載なし。養和の飢饉、平氏が都落ちに安徳天皇を伴ったことも言及なし。
というわけで受験生には不向きですが、他の教科書にはない特色もあります。
鎌倉将軍に尽くして家人となった武士のことを、鎌倉御家人といった。鎌倉御家人になる目的は、将軍に面接して(見参)、先祖伝来の所領を承認してもらい(本領安堵)、さらに勲功のあった者は新たな所領を恩賞としてうける(新恩給与)ことにあった。
教科書の中では唯一、桐原書店だけが「見参」を掲載しています。これは鎌倉幕府の権威の構造がどういったものであったかを知るための手がかりになるかも。
(他の教科書ではこの用語がないどころか、「将軍に面接して」という説明も省かれています)
["新恩給与"についての註]
土地そのものよりも土地に対する一定の支配権と、それにともなう収益権を与えられるのが普通で、そのおもなものが地頭職であった。
これは「職の体系」のことを言っています。他の教科書とは違って、地頭をあえて「地頭職」と見なす視点を紹介し、その意味するところを簡潔に説明しているのがすごい!
所有権が重層的に重なりあっていたというのは、中世の土地支配の構造を知るうえで一番大切なポイントだと思います。
なお、山川出版の『日本史B用語集』には「職の体系」という用語は不掲載で、かわりに「職」の項でそれを説明しています。
職(しき)②:一般に職務に伴う土地からの収益とその職務自体を指す。荘園の場合、有力者への寄進が何回も積み重なり、下記のような複雑な職の改装秩序を生じた。
この説明は悪くないと思いますが、桐原書店は「土地そのものよりも土地に対する一定の支配権と、それにともなう収益権」のことと明記しているので、その方が的確です。
しかも、いかんせん、『日本史B用語集』は「職」の用語説明を「院政期の社会と文化」のページに掲載しているので、これと鎌倉時代の地頭職との関連が全然分からないです。そして「鎌倉幕府の成立」のページにある「地頭職」の用語説明は、次のようになっています。
地頭職(じとうしき)⑤:職とは役職に伴う権益の意味。地頭職は御家人が地頭に任命されて認められた兵糧米の徴収や免田(給田)経営などの権利。
これは間違っていませんけど、この説明を読んで、重層的な土地支配の構造があったことを理解できますか? 絶対に不可能ですよね?
せめて「職」「地頭職」という用語同士を紐付けて相互参照させてほしいです。ふざけんなってかんじです。
さて、桐原書店の教科書に話をもどすと、欄外にこういう豆知識も載っています。
幕府とは、近衛府の唐名であるが、転じて近衛大将の居館のことをいった。のちには近衛大将とは関係なく、武家政権を意味する語となった。頼朝は1190年に上洛し、右近衛大将に任ぜられたが、まもなく辞任した。
Aについては南北朝時代の武将とする説もあり(伝・藤原隆信筆,京都神護寺蔵)、Bも注目されるようになった(山梨・甲斐善光寺蔵)。
とてもユニークですね。受験には使えないかもしれませんが、知っておいて損はないです。
網野善彦の著作『東と西の語る日本の歴史』に、たしかこの話があったと思います。
他の教科書には載ってませんが、ピンポイントで東大入試に出題されました。
源氏と鎌倉の関係は、源頼信のころに源氏の氏神となった石清水八幡宮を、前九年合戦の際、子の頼義が相模国由比郷に勘請して鶴岡若宮(八幡宮の前身)を建設したことから始まった。鎌倉は前面に海をもち、三方を山にかこまれた要害の地で、切通によって外部と結ばれていた。
鎌倉という土地をこれだけ情熱的に語っているのは、東京書籍の教科書だけです。
上記引用とはまた別に、「コラム 武家の都鎌倉と経済流通」というのも掲載されています。
東大入試では、「院政時代から鎌倉時代にかけての京都と鎌倉の都市の発展」について論述させる問題が出されたことがありますが(1990年)、この教科書はその答案を書くうえで非常に役立つものだと思います。
こののち、後白河法皇は義経を重んじ、頼朝追討の命令を下したが、これに失敗すると、頼朝はその責任を追及し、逆に義経追討の命令を得た。さらに頼朝は義経をかくまっていた奥州藤原氏を滅ぼそうと朝廷に追討の命令を希望したが、法皇がそれを拒否すると、1189(文治5)年に頼朝は追討の命令を待たず、大軍をもって奥州藤原氏を滅ぼした。ここに全国を平定し、その後、法皇死後の1192(建久3)年に頼朝は念願の征夷大将軍に任じられた。
頼朝の悪人っぷりがこれでもか!?というぐらい強調されています。
あいつは自分の野望を実現するため、ときには法皇に逆らって圧力をかけたり、朝廷の命令を無視して独断専行する奴だった、ということを言いたげな記述です。
それはともかく、奥州藤原氏を守ろうとした法皇・朝廷側と、それを潰そうとした頼朝の厳しい対立がわかるのは、この教科書だけでしょうね。
両者のぴりぴりした緊張関係が伝わってきます。
関西にある政権が東北地方を使って、関東独立の動きを牽制するというのは、日本の歴史において繰り返し出てくるパターンなので、この視点を漏らさず記述しているところはアッパレ。
平氏は安徳天皇を奉じて西国に落ちていったが、後白河法皇は京都にとどまり、新たに後鳥羽天皇をたてて政権を維持した。法皇は義仲には平家追討を命じるいっぽう、頼朝には上京をうながして、京都の義仲に対抗させ、武士たちをたがいに牽制させて政局の主導権をにぎろうとした。しかし頼朝は、東国の安定に意をそそいでみずからは鎌倉を動かず、弟の範頼・義経を上京させて、1184(元暦元)年、義仲を討たせ、源氏一族の長となった。ついで義経らは、その当時勢力を回復して都にせまっていた平氏を一の谷・屋島などの合戦でやぶり、さらに翌1185(文治元)年にはこれを長門の壇ノ浦に追いつめて滅亡させた。
この時代に2人の天皇が同時に存在していたとする視点を取り入れているのがナイス。
都落ちした平氏はそのままあっけなく滅んだわけじゃなくて、京都にいる天皇とは違う天皇を奉じて勢力を盛り返していたのです。
どちらの天皇が正統かというのは、つまるところ結果論にすぎません。この教科書はそんな歴史観に基づいて書かれています。
ちなみに、この教科書の編者は、大半が関西の教育機関に属する人たちみたいです。後白河法皇や平氏を主軸にした書き方は、編者の関西びいきが反映した結果なんでしょうか。(笑)
例えば奥州合戦について、「奥州進撃のために頼朝は東国だけでなく西国の武士もひとまず鎌倉に動員し、これを機会に国ごとに御家人組織の整備をいっそうすすめた」とあります。さらに西国の御家人が東国の御家人とどう違うかを説明しているのもおもしろく、この教科書の関西中心っぽい史観は独特です。
声優1人に10人近くのキャラを当てさせるので、かなり声に幅を出さなければいけなくなる。
そうすると必ず当人の得意領域でない高さや演技の声までが出て来るので
そういう声は驚くほど上擦ってたりして、下手だ。
ハイテンションでおどけた隼鷹の「ヒャッハー!」とか「酒保の方にも補給を頼むぞ、大事大事」とかはかなり苦しそうで違和感がある。
ハイテンションでルー語な金剛の「わーたし達の出番ネー フォロミー!」という台詞は東山以外ではやれない見事な出来なのに対し、
落ち着いた大人な高雄の台詞は全てが苦しそうに上擦っている。(東山は地声がとても高いのだと思う)
それでも自分の得意分野から外れた声は相当クオリティが落ちる。
それでいいしそれで当然だと思うが。
だから一度売れ出した人が1人勝ちでなんでもかんでも役を貰える(そのあとパタッとなくなる)みたいな
売れてる声優自身の人気で決まっちゃう現状のキャスティングではなく
本当にキャラにあった人が呼ばれてみんなで役を分け合うようなキャスティングになればなあと思う。
分け合うほどのギャラの全体があるのかは別の話だけど。
まじめに見るにはあほらしいがデレステプレイしながら横目で見るにはちょうどいいアニメだ。くだらなさ過ぎて逆に面白くなってきたので毎回感想書く。
3話からはさすおにとISを封印して、両者の比較をしていきたい。アスタリスクは今日の夜に追記。
両者を比較すると
どちらもハーレムもの。どちらもメインヒロインがいるが、新ヒロインが登場してメインヒロインをたきつける展開が共通。
落第騎士はメインヒロインに一途なのに大してアスタリスクはふらふらしている。
主人公の性質は落第騎士の方が良い。ヒロインは落第騎士がちょろすぎでアスタリスクはそれなりにツン維持。
どちらも大会に出て勝利していくという展開は同じだが落第騎士は一人でOK、アスタリスクはペアが必要。
そのためか、落第騎士のヒロインは物語における重要度がひくせいか、2話でさっそくメインヒロインがソープ展開で存在意義をアピールするはめに。
以下メモ
英雄譚は今のところEDがアリプロであることくらいしかおすすめポイントがない。もう全く先の展開が楽しみじゃなくなっている。
1話の時点でさすおにじゃねーかと言ってたわけだけれど2話ではそれがさらに加速する。
http://anond.hatelabo.jp/20151007090612
ブラコンの妹しかも氷属性がでてきたり、実家より疎まれて影の存在として扱われていたなどさらにさすおに度が増した。しかし設定が屋上屋を架す状態になっているさすおにとくらべておそろしくシンプルである。余計なものはそれほどない。
子供の頃は達也を疎んじていた司波深雪と違い、妹は最初から兄のことを愛しているし、兄との能力的結びつきもない。主人公は単に能力がなかっただけで、さすおにと比べて改造されて極悪なものをつめ込まれた、というような設定もなさそうだ。というわけで、さすおにと似ているが、ストーリー的に複雑に、あるいは大きく盛り上がることは全く期待できない。俺的には「バトルに負けて下僕としてスタートしているが、そこから活躍してヒロインを見返していく」というゼロの使い魔方式のほうがはるかに面白かった。いまから考えてもゼロの使い魔は面白かったなぁ。アニメだとくぎゅうあにめにしか見えなかったやついるかもしれないけど。
さすおにとの大きな違いは主人公の性格と、それからちょろすぎるヒロインの存在か。単に学園モノをやるだけなら司達也の設定は盛りすぎなのでこれで十分といえば十分だ。実際さすおにについてはヨコハマ騒乱編が終わる辺りまで、その盛りすぎた設定の説明がくどくなり、アニメでもお兄さま自慢アニメという扱いになっていたしな。そういう意味でたいして深みもない代わりに、主人公の性格はさっぱりしていて不快でないのが良い。 さすおにみたいに境遇や経験のレベルが違いすぎるから仕方ないとはいえ学生相手に超上から目線で説教めいたことを語ったり、表面的な態度は紳士的であるが実際には妹以外の学園の人間などひとしく無価値とみなし、必要があれば利用しても切り捨てても厭わないという設定は、いくらややこしい大人メインの設定とはいえ不快だし、この作品では不要だ。それよりは学園における人間関係やイベントを真面目に全力で楽しむような主人公の方が適しているだろう。
というわけで、この作品の主人公はいいやつで、普通のやつなので、すべてのものを手にしながら妹一筋、みたいな展開にならないし女の子とキャッキャウフフを楽しみならストーリーがチマチマ進むのだろう。そのうえで、きっちりメインとなるヒロインを立てて、それを軸にして話を進めていく。
IS的ハーレム展開はアスタリスクの方だと書いたがこちらのほうがまだ見れる。
新妹魔王と全く同じ展開で、見た目も似たような幼なじみが登場。あと1話でもいた巨乳東山会長が登場。ぱんぱかぱーん。
強力な特殊武器を利用できるのが女の子以外は主人公だけという設定といい、ヒロインの造形と言いなんともISですなぁ。
落第騎士みたいにペラペラ主人公や妹がすべての事情を喋ったりはせず、まだ秘めてるものはありそう。
ヒロインたちもすでに完落ちの落第騎士と比べて癖があってよろしい。
さすおにとちがってISは特に語ること無いからアスタリスクも語ることはそんなに無い。
35小隊 1話
メタ的な要素をもちつつも結局ベタベタなテンプレ展開をなぞっている。
メインヒロインはやはり優等生だが一話でいきなり一人だけぶっとんだ設定をぶっこんできてわけわからん。演技はすごかったけど
金沢を代表する観光地、ひがし茶屋街に健康食品会社が出店しようとして揉めている。
この問題を取り上げたのは、北國新聞(6月27日)と北陸中日新聞(6月28日)だ。それぞれの見出しは次の通り。
見出しは北國新聞が対立の図を示しているのに対し、北陸中日新聞は守る会も、市からも中止が求められていることを示している。
一方で北國新聞では、(ここでは本文の全文は転載できないが)3番目の「熊坂ノ庄スッポン堂商事から守る会に3回の出店申請があった」ことは書かれていない。
また北陸中日新聞には「業者側によると、健康食品の販売は行わず、うどんやかゆなどの軽飲食を提供する休憩所とする」と書かれており、北國新聞の見出し「ひがし茶屋街に健康食品店」とは話が食い違っている。
北國新聞の記事は、熊坂ノ庄スッポン堂商事が一方的で非常識な業者だと誤って読んでしまう良くない記事だ。
はてさてどれが正しいのやら、どうなることやら。
ある個人投資家がIngressと出会い溺れてゆく記録 : 市況かぶ全力2階建その後
金沢の青の人たち俺のオーナーPortalだけ攻撃するのやめてほしい #被害妄想— にさつ (@twobooks) 2015, 6月 4
うわーまた俺のオーナーPortalだけ狙って焼きに来たわー俺もレベル上がってやることなくなったらそれやろ— にさつ (@twobooks) 2015, 6月 12
金沢の東山の茶屋街の少し北にある寺院群Portalに手を出すとオーナーPortalを焼きにくるエージェントがいて面白いからどこまで自ら焼きに行くのか一度実験したい— にさつ (@twobooks) 2015, 6月 12
5日後
俺のポータルが狙い撃ちされてるのどうやら気のせいじゃなくて事実みたいなのでどのゲームにも粘着クソ野郎はいるんだなと思いました— にさつ (@twobooks) 2015, 6月 17
青エージェントのストレスのせいで夏限定ポテチを食べてる— にさつ (@twobooks) 2015, 6月 17
あー今度青の奴らに話しかけられたら身の危険を感じて殴りかかっちゃいそうだなー強迫観念感じてるもんなー医者にかかって診断書貰って訴状書こうかなー— にさつ (@twobooks) 2015, 6月 17
そうだなー民訴案件にすればナンバーから個人特定できるもんなーそれいいなーまずこの強迫観念から来るストレスに病名つけてもらって損害立証の準備するかー— にさつ (@twobooks) 2015, 6月 17
相手の目星ついてるしなー暫く活動とアラートの履歴残すかー?— にさつ (@twobooks) 2015, 6月 17
その日の朝、A部はいつもと同じ時間に目を覚ました。最近は歳のせいか、ずいぶんと早い時間に起きるようになった。
国会が開会中のため、今日の定例閣議は9時からだ。それまでは特に予定は入っていない。朝食を取りながら、昨日見られなかった続きもののドラマを見ることにしよう。
ダイニングに降りると、A恵がすでに朝食の用意を済ませていた。平和な朝だ。週刊誌が文部科学大臣のスキャンダルを騒ぎ立てているようだが、あの内容であれば守りきれるだろう。このタイミングで閣僚をもう一人辞めさせるわけにはいかない。
A部がドラマを見るためにHDDレコーダーのリモコンを手にとったところで、電話が鳴った。どうやら秘書官からのようだ。こんな早い時間に連絡してくるというのは、何かあったのかもしれない。
「私だが」
「そ、総理、大変です!」
受話器越しにも、秘書官が動揺しているのが分かる。
「どうした?」
「S村大臣との連絡が取れません」
「なんだと!自宅に電話はしたのか」
「それが、夫人ともども連絡が取れないのです」
「まさか、あれしきの記事でバカなことをしたわけじゃないだろうな!」
安倍は録画したドラマを諦めて、すぐに官邸に向かうことにした。秘書官には早急に全閣僚を官邸に招集するよう命じた。
いつものリムジンで官邸に向かう途中、電話で官房長官のSを呼び出す。S村の件での対応を相談するためだ。万が一のさいのマスコミ対策などについて話し合う。憲法を改正するまでは、なんとしても私の内閣を終わらせるわけにはいかない。だが、とにかく情報が少なすぎる。
A部がふと窓の外に目をやると、いつもなら通勤途中のサラリーマンでごった返しているはずの道が妙に静かなことに気づく。東京の街はこんなにも人が少なかっただろうか…。
やがて、官房長官のS、財務大臣のA生、防衛大臣のE渡、国家公安委員長のY谷らが慌てて部屋に入ってきた。だが、文部科学大臣のS村は言うまでもなく、外務大臣や厚生労働大臣、国土交通大臣など10人近い閣僚が姿を見せない。
「どういうことだ!」
思わず、A部は立ち上がった。
「K田大臣のご自宅に連絡したところ、奥様が電話にお出になられて、今朝からご主人の行方が分からないそうなのです」
「テロか?」
「強引に連れ去られたといった様子はなく、ただこつ然といなくなったのだそうです」
A部は思わず腰を落とす。
「いったい、何が起きているんだ…」
***
ほとんどの職員が出庁してこないのだ。姿を見せたのは、清掃職員や食堂のおばちゃん、あとはごくわずかのノンキャリア組だけだ。なにせ人がいないのでパニックは起きない。だが、がらんとした庁舎のなかで、出る者のいない電話だけが狂ったように鳴り響いていた。
「いったい、何が起きているんだ…」
***
だが、「何が起きたのか」はすぐに判明した。文京区本郷、左京区吉田、青葉区片平、豊中、北区札幌、千種区東山、東区箱崎、国立、目黒区大岡山、港区三田、そして新宿区早稲田。
いつもなら若者たちの声が響いているはずのキャンパスが廃墟のように静まり返っていた。わずかな数の教職員だけが、人の姿を求めてキャンパスのなかをさまよっていた。
東大、京大、東北大、大阪大、北海道大、名古屋大、一橋大、東工大、慶応大、早稲田大という日本を代表する大学の現役学生およびそのOB/OG全員が突如として姿を消したのだ。
***
「これで日本に残されたエリート大学は上智大とICUだけだな」
「横国を忘れてやいませんかね」
「日・本・の・最・高・学・府 筑波大学ですが何が」
「駅弁の医学部のほうが慶応とか早稲田の文系の連中のほうが偏差値はずっと上だから、その連中が無事だってことは、偏差値が高いから消えたってわけでもなさそうだな」
***
A倍は残された閣僚でとりあえず対応を検討していた。だが、家族がいなくなってしまったという閣僚は早々に退散してしまい、残った閣僚も前代未聞の事態に誰もが言葉を失っている。
A倍はやはりそこが気になる。
「自衛隊は幹部クラスを除けば、大丈夫だと思います。幹部クラスには東大卒が結構いましたが、防大出身者で中核は固めていますので」
防衛大臣のE渡が答えた。
「中央官庁はほとんど消滅に近いようです。大手企業の本社も潰滅状態に近いところが多いようですし、地方自治体も上級職では相当の被害が出ているようです。鉄道や電力などのインフラは現場の判断でなんとか回しているようですが、この事態が長引けばやがて混乱が拡大していくでしょう」
「そうか、やはり日本は学歴エリートなどいなくても回るんだな」
A倍は少し笑みを浮かべた。何よりも嬉しいのは、この事態になってもマスコミの連中がほとんど動いていないことだ。特に高学歴者で占められた大手マスコミは消滅に近い状態になっている。朝○、朝○、朝○。あの偽善者どもが集団でいなくなってくれたのは日本の国益としか言いようがない。
「しかし、情報が流れないと、大きな混乱が生じることになりかねません」
官房長官のSが眉を寄せる。
A部は少し考えて秘書官に命じる。
「よし、私が直接に国民に話そう。テレビカメラさえあればいい。NHKに連絡してくれ。内容については任せる」
いつの間にか、A部は事態を楽しみ始めていた。盟友のS村がいなくなったのは確かに痛手だが、懐刀のSがいるし、なによりもこれで自分の学歴がバカにされることはなくなる。
名ばかり大臣のポストに押し込めたI破や、賢しらな外務大臣のK田が時折自分に向けてくる見下すような眼差し―――。思い返すだけでムカムカしてくるが、それからようやく解放される。もちろん、こんな思いは胸の深いところにしまっておかねばならない。だが、どこかでざまあみろと思う自分がいることも確かなのだ。
「5時から放送ができるようです。NHKでも会長を始めとして、幹部職がほとんど消失したようです」
A部は自分がゴリ押ししたNHK会長の顔を思い浮かべた。まあ、あんなのの代わりはいくらでもいる。
そういえば。
リムジンに乗り込みながらA部は思い出した。今朝見損ねたドラマ。あのドラマの主人公を演じていたのはたしかどこかの有名大学の出身だったような気がする。まあいい、ドラマよりももっと面白いことが、いまこの国には起きているのだ―――。
十中八九、作者的には桐崎千棘と結ばれる展開で書いていたのだと思うが(タイトルからしてまんまだし)、
一向に衰えない小野寺人気に加えて、マリーの台頭で、どうしてこうなった状態に。
ということで、同じ程度の糞度を有している大河がなぜ正ヒロイン視され続けたのか比較することで桐崎さんがなぜ不人気扱いされるか考えてみようと思う。
ちなみに原作はどちらとも全部読んでますが、ある程度ぼかしを入れて(特にニセコイ)。
大河が背が小さい、幼児体型、不幸な家庭環境という分かりやすいコンプレックスを抱えていたのに対し、桐崎さんは悪い意味で隙がない。
料理駄目、怖いの駄目というのがあるじゃないかという反論もあるだろうが、正直とってつけた感が強すぎるし、お決まり過ぎてギャップを感じない。
2. ライバルが強い
みのりん、あーみんといった一見魅力的ながら、かなりめんどくさいキャラという設定のおかげで大河は得をしているのに対し、小野寺姉、橘、鶫とライバル勢は欠点をみせない。
小野寺姉に至っては何度かの実質告白がスルーされているため、不遇度がまし共感もできるようになっているのもきつい。妹、4人目の人気が出そうにないのが唯一の救いか。
北村君が、大河と竜児の仲を応援していたのに対し、舞子君は小野寺推しである。そして、千棘には(作中に出てくる中立的な)友達がいない。
いっそ、千棘をずっと友達がいないキャラにすれば、人気も出来たのかもしれない。
4. 楽・千棘のプライベートに迫る展開が実のところない。
竜児が大河の家にいる、あるいはその逆にいることが早期に日常化したのに対し、実のところ、千棘が二人っきりで楽の部屋にいること、あるいはその逆が日常的でない。
あってもごく稀か、楽が特殊な状態におかれた状態でしか起こらない。なので楽の家庭的なところと、千棘のそうでないところという補完的な関係が意識されない。あくまで外の世界での関係に終始している。
5. 楽の父親が千棘推しでない。
竜児母ことやっちゃんが、大河推しであったのに対し、楽の父親は千棘について割とどうでもいいようである。
新キャラクターが楽の父親の適当さを通して紹介される仕組みになっているのもあってか、千棘と楽の父親が仲良くなるエピソードが全く存在しない。
こう考えると、千棘は、外堀を埋めることが全くできないまま、恋心以外、登場時からほぼ何も変わらずに済んでいる完璧なヒロインとして存在しているため、あまり魅力を感じさせていないのだろう。
外堀の点では小野寺、恋心の点では、マリー、登場時との変わり振りからは鶫がいることで、この性格が特に際立ってしまっているのも問題でもある。
もっとも、組織票を抜かせば、人気投票では3位でなくて1位という話もあるらしいが、小野寺が一番人気は変わらないように思える。
◆(吉田利幸君)
前略
それから次に、夫婦別姓、これについても大変危険な法案だと思っているんですね。
というのは、家族が解体すれば、必ず地域が解体し、まさしく愛する祖国が解体する可能性もあるというようなことにもなりかねない。
そこで、お伺いをいたしますが、結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の姓を称することを認める選択的夫婦別姓制度の導入を柱とする民法改正案が二月十九日に明らかになりました。
制度の概要は、婚姻時に同姓にするか別姓にするか、夫婦の合意に基づいて選択するものであり、別姓を選択した夫婦の子どもは、夫または妻の姓のどちらかの姓に統一するものであります。
私たちの家庭、家族は、古来より祖先と子孫は一つの血と命でつながり、固いきずなを持って社会生活を営んできました。しかし、夫婦別姓制度の導入により、夫婦間に生まれた子どもの姓について、父親、母親のいずれかの姓を選択できるようにした場合、夫婦間、親子間で異なる姓を名乗ることになり、家族の一体感、連帯感が損なわれるおそれがあります。また、そのことが子どもに悪影響を及ぼすことを深く危惧しております。
夫婦別姓が認められると、家族、家庭の連帯感が崩壊するおそれがあるとともに、先祖から受け継いできた家の歴史と縦軸の命のつながりを壊し、そのことが郷土愛をはぐくむ心の喪失にもつながります。家族をめぐる痛ましい事件が多く報じられ、家庭崩壊の危機が叫ばれる中、選択的夫婦別姓制度の導入は、家族の一体感やきずなを損ね、さらに家庭崩壊を助長してしまうものです。
我が会派としましては、家族のきずなを大切にしたいため、選択的夫婦別姓制度について反対の立場でありますが、知事はこのことについてどう認識をされてますか。
◎知事(橋下徹君) 僕も、議員と同じように、家族というものが一番大切なコミュニティーで、家族のきずな、これは一番守らなければいけない価値であること、ここはもう全く異論はありません。ですから、家族、そこから発展するコミュニティー、こういうものを大切にするために、校庭の芝生化事業を含めて、とにかくコミュニティー、家族のきずな、こういうことも一生懸命やっているところであるんです。
ただ、ちょっと気になるのは、姓と家族のきずなというものがイコールなのか。僕、弁護士をやってましたので、離婚問題、よくやってました。今、離婚率は三〇%と言われている中で、姓が同じでも家族のきずながないところはいっぱいあるんですよね。ですから、もし本当に姓がそれだけ家族のきずなに重要なんであれば、日本で離婚なんていうのはないと思うんです。でも、やっぱり現実にこれだけ離婚がどんどんふえてきてるというふうな状況を見ると、姓の一致と家族のきずなというものを単純にイコールで考えることは、社会科学的に非常に疑問なところがあります。
それともう一つは、子どもに対して悪影響を与えるというところなんですが、これも僕のことを言わせてもらいますと、うちの母親は再婚してますので、僕は橋下、母親は東山と姓は違いますけれども、しかし、子どもの立場で悪影響を受けたことなんて一回もありませんし、僕と母親の姓が違ったところで家族のきずなが薄まってるなんていうのは全く思ったこともありませんので、姓と家族のきずなというものを簡単に同一視することには非常に危険性があるんではないのかなというふうに思っています。
◆(吉田利幸君) ちょっと、これは皆さんにも聞いていただきたいんですけども、実はトフラーという方が、「我々人類の未来にもし重大な危機が到来するとするならば、それは核兵器によるものや地震などによるものではなくして、人々が家庭本来のとうとい意義を喪失し、それに由来して家庭が崩壊してしまうときであろう。家庭の崩壊は、人間性の崩壊を招来し、社会も国家も成り立たなくなる」と、こういう言葉を残してるんですね。
それからもう一つは、一九九六年一月、これは米国のことですから西暦で読みましたが、クリントン大統領が一般教書演説で「家族は、米国人の生活の基盤である。より強い家庭を持てば、より強い米国を持つことになる」とこれは、大阪府にも置きかえたら、私は夫婦別姓は家庭の解体から人間性の崩壊へと進み、地域の崩壊につながるということと思います。しかし、これはまた議論するときがあると思いますので、次に移らせていただきます。