2016-11-06

艦これやって声優の得意分野の狭さを感じた

艦これ結構いい声優をつかってるんだけど

声優1人に10人近くのキャラを当てさせるので、かなり声に幅を出さなければいけなくなる。

そうすると必ず当人の得意領域でない高さや演技の声までが出て来るので

そういう声は驚くほど上擦ってたりして、下手だ。


大坪由佳 伊勢日向、飛鷹、隼鷹、古鷹、加古、北上大井

リアル寄りな演技の北上の「ありがとね」とかはたまらないけど

ハイテンションでおどけた隼鷹の「ヒャッハー!」とか「酒保の方にも補給を頼むぞ、大事大事」とかはかなり苦しそうで違和感がある。


東山奈央 金剛、比叡、榛名霧島高雄愛宕摩耶鳥海綾波、敷波[73]

ハイテンションルー語金剛の「わーたし達の出番ネー フォロミー!」という台詞東山以外ではやれない見事な出来なのに対し、

落ち着いた大人高雄台詞は全てが苦しそうに上擦っている。(東山地声がとても高いのだと思う)



どちらもすごく能力のある声優だけど

それでも自分の得意分野から外れた声は相当クオリティが落ちる。

それでいいしそれで当然だと思うが。

から一度売れ出した人が1人勝ちでなんでもかんでも役を貰える(そのあとパタッとなくなる)みたいな

売れてる声優自身の人気で決まっちゃう現状のキャスティングではなく

本当にキャラにあった人が呼ばれてみんなで役を分け合うようなキャスティングになればなあと思う。

分け合うほどのギャラの全体があるのかは別の話だけど。

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