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はてなキーワード: 山王とは

2024-04-15

ツーオンアイスってなんで頑なにコーチとの絆やマニアな観客を描かなかったんだろうね

最初に今週のジャンプの話をちょっとしよう。

まず、ツーオンアイスが打ち切られた。

その頃、ウィッチウォッチでは「ニコ幼稚園おゆうぎ会に向けて側転をする話」をやっていた。

ウィッチウォッチの方の物語はまあネタバレにならないように言うと、モイちゃんガッツポーズを決めるシーンを通して俺はスポーツモノの面白さを強く感じていた。

スポーツモノの面白さは、成長や挑戦を祝福されることにあるのだと。

ツーオンアイスペアの絆は描けてたし、観客から応援や称賛される光景は描いていた。

でも、氷上にいない誰かが成功を祝福する姿を果たして描けていたのかという疑問がある。

祝福なんだ。

仲間たちは称賛はしてくれたけど、それは同じスポーツで凄い結果を出した奴への尊敬であって、目の前に起きた成功を軌跡とさえ捉えて目を輝かせるようなものではなかったのではないか

氷上にいた二人はお互いを称え合っていたし、シンクロする自分たち奇跡を感じていただろう。

だが二人だけの世界に収まってしまっていた。

当事者という壁を超えて伝わる強烈なエネルギーを読者へと届けるにはその表現では足りないんだ。

SLAM DUNKを傑作たらしめる屋台骨とも言われる「今年の山王はいいぞ」おじさんのような存在が足りてないんだ。

見るものに感動を与える何かがあることを読者の元に届けるための中継地点となってくれるキャラクター必要だったんだよ。

ツーオンアイスは感動を二人の間で閉じ込めることで強いエネルギーを生み出そうという意思があったのかも知れないが、結局それは読者には届かなかったんだ。

近くて遠い場所で、その姿を見守り祝福し、本人たちよりも強い気持ちで、本人たちとは違うベクトルで感動してくれる誰かが必要だったんじゃないのかな?

ツーだけじゃ駄目なんだ。

そこに+で競技に参加していない誰かが必要だったんだよ。

2024-03-05

アウトレイジ、なんか思ってたのと違った

主人公ビートたけし演じる大友が組長を務める大友組って徹頭徹尾下請けなんだな

 

山王会「やれ」 池元組「はい……」

池元組「ってことだから、やれ」 大友組「はい……」

 

山王会「やりすぎだから契約切れ」 池元組「はい……」

池元組「やりすぎたか契約解除」 大友組「はい……(ブチ切れ)」

 

大友組「契約解除はやりすぎでは」 山王会「そんなことなってたの?ひどいね、池元ぶっ殺したら?」

大友組「池元組殺すんンゴ」 池元組「グエー死んだンゴ」

 

山王会「池元殺すなんてひどい!敵討ちや、大友殺すわ」 大友組「グエー死んだンゴ」

 

何やこの映画

2024-02-14

anond:20240213190546

山王モデル能代工業高校で、漫画の中で使われたゾーンプレスも実際の試合でやっていたやつだぞ。

ユーチューブ検索すればでてくる。

2024-02-12

少なくとも自分場合恋愛不要派の方が声が大きくて苦手なんだよなあ

恋愛を妙に特別視し過ぎてない?って思う

人間同士の心の交流って意味では恋愛友情も同じなのに、過剰に反発されるのっていつも恋愛だけだよね

例えばスラムダンク山王戦で桜木流川タッチするシーンを見て、

「この二人はそういうのじゃないと思っていたのに!!裏切られた!!!

「お互いにギスギスしたライバル関係であって欲しかったのに!友情なんて要らないのの!!」

……というような反応をする人なんてい

る?いないでしょ

なんで恋愛になった時だけ上記のような反応が多数沸くのか

2024-01-29

原作者映像化に深く参加して大ヒットした作品

漫画原作ドラマ脚本の件で大揉めになって死者まで出てしまったが、大事作品映像化に関して原作者自らが制作に参加して大ヒットした昨年の作品が3つある。

『THE FIRST SLAM DUNK

90年代放送されたTVアニメに不満を持った原作者井上雄彦が自ら監督となり、最終試合山王戦をCGアニメ映画化声優変更や主人公変更、原作にないエピソードの付け足しなど、戸惑う観客の声もあったが、原作者が行った変更だから作品叩きにもならずに、結果大ヒット。

 

ONE PIECENetflixドラマ

原作者尾田栄一郎製作総指揮となってハリウッドによる実写ドラマ化。実写化における原作からの変更点は全て尾田栄一郎のチェックを受けて原作者お墨付きからファン文句わずに絶賛の嵐。当初のコンセプトアートリアルなヤギ頭だったゴーイングメリー号は、実際のドラマではアニメに近づいた外見になるなど、ちゃんと守るところは守られてる印象も与える。監督役者原作者を神の如くリスペクトしまくる動画をアップしてるから変更も悪い印象にならずに大ヒット。

 

BLUE GIANT

歴代ナンバー1ジャズ漫画アニメ映画化こちらは原作者ではないが、担当編集者として初回から原作制作に協力し続け、現在原作ストーリーディレクターとして漫画クレジットされているNUMBER 8氏が脚本担当している。原作10巻分を120分に落とし込んでいて、原作ストーリーがかなり省かれ主人公セリフが別のキャラセリフになるなど変更が多数あるが、原作者に一番近く、一番信用されてそうな漫画スタッフ脚本原作者お墨付きは分かってるので原作読者も誰も文句言わない。というかラスト原作と全く逆の結末なのに原作より好きという人が多数。演奏シーンの作画のまずさからディスりも受けたが、それを超えるシナリオリバイバル上映されるほど大ヒットした

 

 

今の漫画家は映像思い浮かべながら描く人が多いだろうから映像化の話が来た時は「自分監督やらせてくれるなら」って条件を出したほうがいいよ。漫画描けるならコンテも描ける。監督に自信がないなら「自分脚本」を条件にしてもいいし、それも自信ないなら「自分製作総指揮に」って要求して、問題あったら自分の一存で制作進行をストップすることができるくらい権限をもらえばいい。

2024-01-06

築地に30坪の一軒家を所有していた爺さん(70)が友達にいる

その爺さんは1970年代末にその戸建てを買って00年代に売っぱらって今は下丸子のタワマンに住んでいる。

築地の戸建てを買った時は新聞配達をやっていたと言っていた。バブル期タクシー運転手転向したらしく今年で35年目だという。


新聞配達員の若造銀座駅徒歩圏内の戸建てを地上権ではなく所有権付で購入した事実に俺は仰天したが、爺さん曰く


築地って言っても同じ築地の中で富豪しか買えないような家と貧乏しか買わないよう家が分かれてた。

銀座だって八重洲だって赤坂だって六本木だって昔はそうだった。

今と違って、どの家も値付けが恐ろしく高いなんてエリアは駅から遠い高台ってパターンだった。山王とか池田山とかな」


逆に当時、とにかく都心にあって駅近で安い戸建てが安価放置されてたのはなんでなんだろ。

当時、現代人の感覚で「この値付けはおかしい」って直観できる人がいなかったのはなんでだろ。そんな難しいことか?


また、当時はたまプラ新百合ヶ丘の分譲住宅エリートサラリーマン医師実業家殺到する一方で、

武蔵小山大崎門前仲町木場なんかが「貧乏くせえ街(笑)住みたくねえ」で歯牙にもかけられてなかったようだがこの感覚も到底理解できない。

当時をこの感覚でいた人はなぜそういう価値観でいたのか今だとどう振り返るんだろうか。

本当に昨今の住宅相場しか知らない俺からしたら定価の30倍くらいの金払ってたまごっちを購入することと同じくらい理解不能だ。


今なんて例えば、月島に建つ、再建築不可の、地震が来たら一発で崩落しそうな、見るから寿命がきてるようなあばら家でも15坪もあれば中古で軽く7000万円くらいするというのに。

2023-11-08

anond:20231108211648

水を指すようで申し訳ないが、スラムダンク山王

ダメージ負いまくりでマルオよりノロイ桜木

何故に何故に?ゴール周辺でノーマークとか、

なにそれ感がすごくて現実世界に引き戻されるんよな

漫画界における三大〇〇編 の最高峰をいいかげん決めるべき。

漫画全体の評価ではなく、〇〇編や〇〇戦 における最高傑作を決めるときが来た

俺が既に2つ決めた。異論は認める

ハンターハンター キメラアント編

言わずもがな最高傑作

一個が…修練の末、届き得る限界。それを卓越した希有な事例といえよう、褒めて遣わす

スラムダンク 山王

スポーツ漫画最高傑作

才能のダンクではなく、修練の末に得た普通ジャンプシュートで締めるという美しさ。大好きです

ノミネート候補たち

ハンターハンター グリードアイランド

ものすごくおもしろいがキメラアント編がノミネートされているので外した

はじめの一歩 ブライアンホーク戦

ものすごくおもしろいがしっくりこなかったので念のため外した

惜しくもランク外😔

ベルセルク 黄金時代

面白いカタルシスが皆無なので外した

ワンピース 空島編

全ての伏線登場人物たちの思いが大鐘楼を鳴らすことに収束する構成カタルシスは素晴らしいが、

途中の玉の試練などダレる部分も多いので外した。あと反対意見が多そうだから

  

あと1個君らで決めていいよ。というか教えてくれ

上で挙げたのは少年漫画ばっかりだけど、そうじゃなくてもいいよ

いやぁ、漫画って本当にいいもんですね

2023-10-27

友情が見たければ友情ものを見る」とは言わないのに、

恋愛が見たければ恋愛ものを見る」という声はやたらに大きいのは一体どうしてなのか。

映画ラストキスシーンを見て、不要!と叫ぶ人達ならば

例えばスラムダンク山王戦での花道流川タッチなんかに関しても

友情ものじゃないんだからそんな描写は要らない!」「本筋じゃないんだから不要なんだ!」と怒らなければおかしいと思うんだが

なぜかそういう人はさっぱり見掛けない謎。

2023-09-24

anond:20230924030406

そんなより山王が遥かに凄い

電柱という誰でも知ってるもの利益上げるとか尋常じゃないが、これも誰でもチャレンジできることの積み重ねでしかない

2023-08-31

安西先生って1年生の時の三井をどう思ってたんだろう

三井君はかつて混乱を、のちに知性ととっておきの飛び道具を」

 

ってのが山王戦のとき三井への評価だよね?

 

三井って

中学横浜大会最優秀選手

・強豪校を蹴って湘南

初日にケガして入院(1年)

・(勝手に)退院してまたケガ(1年)

引退(1年)

・不良になってダラダラ(2年)

宮城に絡んで歯を全部折られて入院(2年)

バスケ部襲撃(3年)

 

三井君はかつて混乱を」ってこの3年の時の襲撃事件を指してると思うんだけど

安西先生を慕って入部した大会最優秀選手が即怪我してまた怪我して引退したこと覚えてないんかな?

三井が焦って勝手に復帰しなきゃ、また怪我することもなかったと思うんだけど、

初日怪我して部活に参加できない期間に三井ケアとかしなかったんだろうか。

普通に「君はまだこれから選手から焦らず怪我を治しなさい」とか言ってあげるだけで

全然違ったと思うんだけど、そんな描写なかったよね?

試合中に怪我した桜木に対して、どんどん成長してる桜木がどこまで行けるか見てみたくて止められなかった

っていうのは指導者としては無能だと思うけど、人間としては理解できるけど

普通に入院しちゃってる三井に対してなんかケアした感じないのなんでなんだろ

2023-08-14

スラムダンクにモヤる

原作読了済み。

映画めっちゃ良かった。

ボロボロ泣いた。

大人作品だし、熱狂ファンもいる。

でも!!

どーーーしても、スラムダンクにハマりきれない!

だってしろ辛い。

スラダンが好きじゃないなんて、石投げられてもおかしくない。

でも、面白いんだけどなんか刺さらない。

ももしかしたら、この広いネットには同じ思いの人もいるかも?って思ってぶちまけてた。

①湘北チームが割と仲悪い

バスケってチームスポーツだけど、

湘北チームってなんであんなギスギスしてるん?

別に女性作家スポーツ作品みたいにベタベタするのが理想って言いたいわけじゃない。

でも流川花道なんて、小学生みたいな足の引っ張り合いしてるし。

映画では山王戦前宮城流川に「今初めてしゃべったな」とか話してるし...

チームメイトとしての信頼関係が感じられない...

勝ち上がっていっても、共感して喜べない。

花道が失礼すぎる

花道の失礼さが度を超していてイラついてしまう。

初心者一年なのに、先輩はもちろん監督にまでタメ口なのがもう無理。

越前リョーマだって先輩はちゃんと先輩って呼んでるよ!?

多少の主人公補性はあるにしても、

可愛げがないというか、傲慢が過ぎるように見える。

監督、止めてあげて!

山王戦での花道のケガ。

痛みを堪えて試合を続ける花道を、監督は一度交代させて謝っている。

「様子がおかしいのはわかっていたのにプレイさせた。監督失格だ」と。

なのにそのあとで花道はまたプレイに戻ってんじゃん。

え、黙認??

明らかにヤバめのケガしてるのに、なんで監督は止めないの??

選手が出るって言ったから、じゃあダメでしょ。

そこは今後のことも考えて止めてあげるのが大人仕事なんじゃないの...!?

以上、スラムダンクにモヤったことでした。

2023-06-11

ジブリ君たちはどう生きるか予告編無し

スラムダンクに影響されたんだろうけど、状況が違うじゃんね。スラムダンク場合は『山王戦です』なんて書いたら誰も見ないか秘密ですって言うしか無かった。

ジブリ場合は『何も判らない』だけだから。まあ初日ネットで内容全部書く奴が大量発生するだろうし純粋に興味で見たいなら初日の1回目見に行かないとダメだよ。

2023-03-21

映画『THE FIRST SLAM DUNK』を見てきた

Twitter感想を呟こうとしたら、長くなりそう、かつ、深夜に書いた手紙のような気持ち悪い感じになりそうなので、こちらに書くことにする。

リアルタイム漫画は全巻読んだがアニメは見なかった程度の緩いファンだったので、ほどよく忘れており、試合展開を楽しめた。

宮城リョータ

実は、漫画を読んでいた時は、ちょっと便利屋というか都合のいいキャラだと感じていたのだ。

他のキャラよりもバックグラウンドが描かれていなくて、普通に性格とノリが良く、バスケも熱心で上手、という、とても緩衝材的な役割キャラで、逆に何を考えているのかがわかりにくい。

インキャラの中では、流川も何を考えてるか描写されない不思議キャラなのだが、流川は行動で『偏屈』が示されている。

そして、私が大人になったので、流川のことを『バスケが好きで負けず嫌いで、初心者花道にしゃしゃられるのをウザイと思っている高校生』と認識できるようになっていた。

普通に漫画で描かれたそのままだ。

こいつにも複雑なバックグラウンドがあるかもしれないのはさておく。

この2人の部活以外での描写が少なかったのは、映画の中でもわかる。

山王応援団のすごさに対し、晴子たちが「妹と友達と敵(三井友達)」と言うが、そこに宮城流川関係者はいない。

モブの中にいたかもしれないけれども、それまでのストーリーの中に出てこなかったから、そこで隣に座っていないのだ。

今、思えば、インターハイに出ているのだから、親くらいは来ていてもいい。

昔の少年漫画なので、本筋に関係ないところはサクサク飛ばされているのだな。

そんな漫画イメージからすると、宮城リョータ過去は意外だった。

かなり重め。

しかし、プレッシャーを表に出さない、平気な顔をしている、という人物造形と合わせると、実は漫画の裏でもこうだったのか、という納得感がある。

出来のいい兄の影のように感じていたのか、そのあたりの描写はあまり直接的ではなく、試合の中で昇華される。

兄が倒せなかった山王を倒すというのはかなりベタな展開だが、スポーツものなので、そのくらいのほうがスッキリしていて良い。

惜しむらくは桜木花道との試合前の絡みが薄いと感じられるところだ。

漫画主人公桜木花道なので、彼は試合展開で何度もとても重要役割を果たす。

先入観がなく映画を初めて見た人には、そのあたりは唐突に感じられるのではないだろうか。

映画主人公である宮城リョータが、入部してすぐくらいの時期に花道に一目置くようなシーンがあってもよかったのではないかと思う。

そしてそれは、花道がこつこつ練習をする姿ではなく、破天荒な明るさ、突破力的なものであったほうが、後半の展開と合う気がする。

同じ試合の中で、主人公が違うというのはなかなか難しい。

ところで、漫画山王戦で赤木が「俺は間違っていなかった」と思うシーンがとても好きだった。

彼のひたむきな努力が報われたと思った。

しかし、あれから30年近くたって大人になると、先輩や同級生が間違っていたわけでもないよな、とも思う。

先輩はとても感じ悪い男に描かれてはいたが。

高校生活の一部として部活を楽しむ、という選択肢普通にあっていい。

これが高校野球なら、本気で甲子園を目指す生徒は、最初から甲子園が射程距離にある高校に入るだろうと思われるからだ。

甲子園を目指す生徒と、3回戦突破目標野球を楽しむ生徒は、入学の段階で住み分けができている。

そう考えるとバスケというのはなかなか微妙だ。

近所だったり偏差値だったりで選んだ挙句住み分けが出来てないことになりそうだ。

漫画でも、県大会で有名な強豪校が出てきていたので、やっぱり赤木のほうが空気読めてなかったというのは十分にありうる。

なので、「間違っていなかった」ではなく、一人ではなく志を同じくする仲間がいるという描き方になったのだろうか。

とても良かった。

でも、弱小チームに安西先生がいて、流川入学してくるという不思議は、私の心の中での疑問として残る。

流川、おまえ、なんで弱小チームに入ってきたんだ。

漫画には描かれていたかもしれないと思うと、一度は手放したコミックスを再度買おうかという気になる。

ああ、漫画が読みたい。

そして、もう一度映画に行きたい。

最後試合の結果を知ってたのにドキドキして見守ってしまった。

名作だ。

2023-02-14

主に描かれるのは、原作クライマックス山王工業戦。宮原氏は「漫画を組み立て直し、この場面ではどこに誰がいるかを解析していきました。コート上の配置を描いたA3の書類が2センチくらいの分厚い山のようにあります。それを基にモーションキャプチャーを収録していきました」と説明する。

 モーションキャプチャー撮影では、実際に10人のキャストが40分の試合再現。360度、50台以上のカメラを設置し、集まったデータを3DCGアニメへと落とし込んでいく。

 現場では「井上監督の圧倒的な熱量」がスタッフに伝播した。「まだ上があると思います」が口癖。眉毛1本を消すなどの繊細な修正が繰り返された。

 宮原氏は「1カットカットすべて確認していく。的確な修正がくるので、それに応えたいと、みんながアニメーター魂で合わせていった。普通アニメ監督でもやらないだろうなってくらいの作業原作者の監督がやっている。頭の先からしっぽの先まで原作者の絵。私は30年以上やっていて、初めての経験でした」と証言。約2700カットすべてに生みの親の情熱が込められている。

 本格的なアニメーション作業が始まったのは2018年。制作過程で、すでにカリスマ的な画力を誇る井上監督自身も「進化」していった。宮原氏は「2~3年間、作っていく中で監督の絵も変わっていきました。そこを拾わない手はない。絵を描く方が監督をされているからこそだと思います」と併走。96年に完結した当時のままではなく、現在進行形スラムダンクに魂が宿り“懐かしい、でも、新しい”というワンダーを生んだ。

 「原作主義」を徹底し、井上監督による「圧倒的熱量」がチームで共有され、監督自身制作しながら「進化」していく。“3Pシュート”が観客の心のネットを揺らし、大きなムーブメントへとつながった。

2023-02-13

anond:20230213113515

次やるとしてどこやるんだろうって不安はある

また山王戦やったら笑うけど、

シン・スラムダンクみたいに「イノタケが本当に書きたかったスラムダンク」だったらちょっとだけ見たいな

2023-02-09

漫画SLAM DUNK

原作未読で映画みてすごくよかったか

 漫画読み始めた

山王キャラ映画だとストイック高校生たちって印象だったけど、漫画は丸ゴリが序盤はモテ意識するキャラだったりエースの人がいじられてたりキャラクター感があっておおってなった

サスケ属のなかでもデレ成分強めの流川

ただ桜木君に意味が伝わってない事が多々ある

・とにかく名作すぎてネットミーム的に使われてるコマがすごくあるから、感動のシーンで胸熱赤ペン先生感が同時にくる

1番これは!ってなったのは「退屈なんだよお前らなんて」を蛸壺屋さんがけいおんで描いたところ

三井さんがボコられながら「 されたくなかったら体育館出てけ二度とくんな」的な声掛けに「ちくしょうちくしょう…!」ってなって意地でも出ていかないシーン、感情が揺さぶられた

桜木軍団漫画バスケ漫画路線確定した以降は出ないのかな?と思ったら割とたくさんでて驚いた

スラムダンク桜木君がバスケットマン覚悟完了までを描く物語でもあるから、変化前の桜木君側を知ってる人、旅立たれる側の人がいると変化がよりエモーショナルになるのかごにゃごにゃ

覚悟完了までで全国行けるのすごすぎる

洋平君がカードキャプターさくらのともよちゃんと言われてていとおかしかに

・木暮さんのまなざしよしながふみ神のルーツをみた

2023-01-18

祝・たぬかなさん復活! まさか人権ない増田はいないよな?

スラムダンク山王工業の2年生エース・沢北、

まれて初めて与えられたおもちゃバスケットボールっていう大空翼くんみたいなエピソードが作中で紹介されるけど、

どんなに幼い頃からバスケットボールに触って育ち、庭にリングがあって父親二人三脚で鍛錬して1on1最強でもタッパがないとバスケじゃ人権ないだろ

どうやって流川桜木ぐらいの身長を手に入れたのかというベクトルでの父母の取り組みこそ紹介するべきだろ

2023-01-10

スラムダンク山王工業戦っての漫画で読んでみたけど、主人公桜木花道相手ユニフォーム引っ張ってて笑った

バスケってこんなに汚いスポーツでこんなのに夢中になれるってどれだけ野蛮なんだ

卓球世界じゃありえない

2023-01-07

(追記あり)スラムダンク見てきたのだが安西先生が割とクソだった

安西先生は優しい監督のように言われているが、実は才能がない人に対して極めて冷淡で、ほとんど興味すらないと思う。調べると同じような意見結構出てきたので、スラムダンクファンの間では長く語られていたようだ。

スラムダンクリアルタイムで読んでいたころ、おれは10代だった。40代になり、自分には才能も何もない、安西先生無視される側の人間だと25年かけて思い知らされたいま、当時は気づかなかった安西先生の冷酷さが浮上してきた。レギュラーを取れない補欠としての人生が確定したような、苦い鑑賞体験だった。

追記(1/8 :9:58)

ブコメ等にいただいた内容を読んでの感想

b:id:littleumbrellas

スラムダンクを美化しすぎなんだよ。たくさん張った伏線を回収せずに終わらせちゃったのと同じで安西先生人間性のことなんて作者が何も考えてなかっただけのことだろ。

井上雄彦は一貫して安西先生を才能にしか興味のないキャラとして描いていた」「当時は気づかなかったが、その後の人生経験を経てそのことに気づいた」という話をしており、この人は真逆メッセージを受け取っている。まあおれ含め、読者は読みたいように読むもんである

 

b:id:rakugoman

平成初期の価値観に令和からマウントすんなよ。

この手の意見が多いことに困惑した。「いまの価値観から見ると違和感がある」みたいなことは想定していなかったので、なぜ大勢がそう受け取ったのかと不思議だった。

「ケガを放置するなんてありえない」という点を「令和の価値観」と受け取ったのかと考えたが、おれの感覚は異なる。例えば沖縄水産高校大野倫投手怪我を押して投げたことで全国的バッシングされたのは1990年のことで、当時からして「怪我人を強行出場させるなど監督失格」という価値観は定着していたであろう(そもそも安西先生本人がそう言ってる)。「令和の価値観批判するな」という人とは、この点の見解が食い違っているのかなと感じた。おれからすると「君らは平成のことがわかってない」となるのだが、まあどっちが正しいか検証必要であろう。

 

b:id:kohakuirono

個人的にあの桜木怪我した状況はいらなかったと思うんだよな。桜木選手生命を失うかもしれない自己犠牲の上に成り立たせた感動の試合みたいな展開にはして欲しく無かったんよ。

半分は同感なのだが、山王戦は感動ポイントもりもりのデラックスパフェで、そこにさらに「怪我を押して強行出場」という沖縄マンゴーを乗せて蜂蜜をかけるようなことをしたため、あれほどのエモーションを生んだことは否定し難い。おれが編集者なら(嫌いな展開だが)桜木怪我は切らない。サービスサービス

 

b:id:Erorious_BIG

安西って谷沢の一件で指導者を実質引退したんだろ。で、公立高校顧問のんびり隠居してたとこにとんでもない才能が現れて、急に昔を思い出してやる気になっただけ。

b:id:crimsonstarroad

安西先生やる気全然ない監督で、流川という才能が入ってきたからやる気出したんだよね。そんでさらまさか赤毛素人が同じくらいの才能持ってた。

この手の意見は同感。

 

b:id:osakana110

安西先生は優しい監督のように言われているが、実は才能がない人に対して極めて冷淡で、ほとんど興味すらないと思う。”昭和生まれ高校生の頃のの強豪校の運動部ほとんどそんなイメージレギュラー以外無視

ブコメでも描かれているが、海南の高頭監督なんかはかなり選手のことを見ていて、神や宮益といった人をきちんとフックアップして戦力に育成している。こういうバランス感覚のある監督を敵将として配置している一方、自軍大将いびつな才能の悪魔を置いているあたり、井上雄彦面白い点だと思う。作品瑕疵だと言いたいわけではなく、むしろプラス評価をしている。

2023-01-05

スラムダンク映画最高だった

すごい。すごい。すごい。

初めて山王戦読んだ記憶がよみがえった。それ以上だった。最高。

2022-12-27

還暦過ぎたジジイスラムダンク映画を見に行った感想

自営業で半分FIREしてる親父が60過ぎてからシルバー割りで映画を見まくっている。

基本的には実写専門でアニメほとんど見ないのだが、見るものがなくなったそうで

話題の「THE FIRST SLAM DUNK」を見てきたらしい。

ちなみに原作は未読。

 

1.バスケ試合シーンはマジですごい

2.最初三井流川の見分けがつかなかった。他のキャラ個性的なのに。

3.ドラマとしてはあんなもんなんじゃないの?

4.宮城主人公なのにちょいちょい桜木存在感出してくるアンバランスさはある。

5.チビでもNBA活躍できるけどロングレンジ前提だから宮城じゃダメじゃない?

 

全体としては非常に満足して帰ってきたようで、今年見た中では3本の指に入るくらい良かったとのこと。

親父は昔からBSNBAを見ていてバスケ自体はかなり好きなので

作中のバスケ試合シーン表現に関してめちゃくちゃ満足度が高かったと絶賛していた

なお、今は放映権を獲られてNBAほとんど見られない模様。

ストーリーに関しても普段から別にバックストーリーありきでバスケ見るわけじゃないし

回想とか台詞とかで大体この選手はこんな感じってのは分かるからおおむね問題なかったとのこと。

この辺は原作未読のほうが柔軟性がある見方ができるんだろうか。

 

チビでも宮城じゃダメって件に関して俺は「アイバーソンがおるやろがい」と反論したのだが

「もし宮城アイバーソン級なら山王相手に一人で50点取ってる」と言われて何も言い返せんかった。

 

なんかブックオフとかで100円で原作本を買い集め始めてて

いや、お前そこそこ稼いで半分FIREしたんだから新刊で買えやと思う、年収360万の息子であった。

2022-12-20

映画 THE FIRST SLAM DUNK 感想

中学高校バスケ部、下手くそ全然試合出れずずっとベンチ、スラダン全巻保有人間感想

以下ネタバレ

オープニングの湘北が1人ずつ歩いてくるやつ、かっけ〜!!テンション爆上がり。音楽もよい!

山王メンバーもかっけ〜!!

試合臨場感やべ〜!!

山王応援めっちゃいたことあるやつ〜〜!!

めっちゃテンション上がる〜〜!!

(一本、そーぉれ一本!ピッピー!とか、ディーフェンス!ディーフェンス!とかそういうやつ)

試合の合間にコートの隅にいるモッパー(モップ係。選手の汗が落ちてると踏んで滑るから拭きます)の猛ダッシュ懐かっし〜!!リアリティがやべ〜

オフィシャルも懐かしいよ〜ファウル数えたりタイマー止めたりタイムアウト言われて試合止めたりすんだよ〜あれ他のチームが順番にやってんのよ、試合出ない人が。(全国大会は違うかもしれぬが)

審判の「オフェンスチャージング!」の身振りの大げささとか、「バスケットカウントワンスロー!」の力の入れ具合とか懐かし〜!あのグレーの審判服も懐かし〜!審判、人によっては動きがコミカルだったり、やたら力入ってたりとか面白いんだ。

冒頭の湘北のアリウープ漫画だと結構ギャグシーンだけど映画だとサラッとやっててよかった。

桜木ゴリカンチョーして殴られるのとかはやるけど、魚住大根桂剥きは無かった。別に無くていいけど。

途中の桜木の成長振り返りシーンで一瞬牧とか仙道とか出てくるのもテンション上がるわ〜

リョーちんの生い立ち、プライベートシーンは普通に泣いた。

絵が上手すぎるんだよ。絵の演技がすげぇよ。

台詞じゃなくて絵で語ってた。

ちゃんのカラッとした感じがよかった。

やさぐれる前のミッチーキラキラ感やさぐれ後との落差で笑えるほどだった。

ミッチーとリョーちん、こんな関係性だったのか。よかった。

見終わった感想としてはめちゃくちゃ良かったけど原作未読の人は多分意味分かんないんじゃない?と思ったんですが、原作読んでないけどよかったと言っている人がいたのでそんなことないのかもしれない。

原作読んでなかったらあのキラキラボーイがミッチーだとは分からない気がするが、どうだろう。

ミッチーがかつてもたらした混乱も映画だけだと分からんしな。

映画本も買った。

単行本未収録のリョーちんの沖縄時代エピソードが載っているというやつ。

全然映画と違う話だった。

もっと映画元ネタみたいな話かと思ってた。

チラッとは映画エピソード出てくるけどさ。

井上雄彦インタビューが載っててよかった。

映画を作るのがどれだけ大変だったかという話。

漫画自分一人のフィーリングで描けるけど、映画を作るには大量のスタッフ意図を伝えるために言語化をせざるを得なかった話とか、

漫画なら小さいコマでチラッと載せられるエピソードも、映画は全コマ見開きみたいな感じで難しい話とか。

苦労が伝わった。

マジで映画作ってくれてありがとうだよ!

ありがとう!!!

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