はてなキーワード: 開店とは
毎年6月24日や8月6日を不謹慎だ叫ぶ人々や、3月11日を「何らかの記念日だし普通の日とすべき」と書かれたアンサイクロペディア、これら全てに怒りを感じたので増田は何ならそういう日の幸福な側面を扱ってやるというリストを作りました
それがオールラッキーデイズ(All lucky days)です
今日は何の日か分かってるよナ
本番は翌日に発表するゼ
昼間はちょっと暖かくなってきたのに
寒くて夜中目覚めてしまいがちよね。
ぽかぽか気味の方が身動き取れやすくて色々と作業も捗るってもんよね。
こないだ久っしぶりに銭湯行ったら石鹸もらえてラッキーって思ったら
26日でローフーの日なのね!
最初なんの石鹸か分からないのでキャンペーンやってんの?珍しく!って思ったら普通にローフーの日だったみたい。
なかなか26日に銭湯へ行くってこと最近滅多になかったからというか、
銭湯行ってローフーの日で石鹸もらったの実は初めてかも知れないわ。
最近の銭湯ペースは美事に3か月に1回!と言うなんたるちゃーという結果!
これもスプラトゥーン3のせい!
でも!でもよ、
今シーズンはゆっくりやる!って決めたからそんなにやり込んでいないようにして可処分時間をスプラトゥーン3以外にも使うのよ!
で早速久しぶりにスプラトゥーン2を!って
まー実際遊んだんだけど。
ギアとかよく分かってなかったし、
ブキも今使ってるオーバーフロッシャーやハイドラントのこと知らなかったので、
私スプラトゥーン2で何やってたのかしら?って思ったわ。
その頃多分ほぼ、
セブンファイブオーライダーかジェットスターの2つぐらいがメインだったのかしらね?
自分のことばっかりで精一杯だったので、
相手に喰らった攻撃で嫌だなぁって思った攻撃を自分もそのブキ使って研究するまでには至っていなかったのよ。
今私スプラトゥーン2でオーバーフロッシャーやハイドラント使わせたらヤバイかも!
立ち回り上手くできっかも!みたいな。
これも久しぶりすぎて特に何するわけではなく、
ただただ立ち上げてみたつもりだったけど、
素早くXYABのボタンを押すだけなのに不覚にも夢中になっちゃった!
今のところ記録単位忘れちゃったけど8000ちょいの重さの魚を釣り上げたわ!
そんでそんで釣り堀の後ろにランキング写真載っけられてて気が効くじゃん!って思い出になるわ!
もうこれも一瞬カービィの釣りミニゲームに夢中になってしまったのでふと我に返れたものの
なので今シーズンの今やってるスプラトゥーン3のフェスも控えめにして遊ぶし、
だって、
スプラトゥーン3ばっかりしていたら世の中から取り残されちゃう感じも否めないこともなんか気付いちゃった
なんかエスエフの小説で10億年人類がプレイし続けてサーガってゲームも
あれ誰かひとりぐらいは「あれ?」って気付かないのかしら?
他の事に時間を割く春にしたいわ。
桜も咲いてるしね!
そうそう!
私の街のみかんの花咲く丘公園前駅前とかその商店街とかでも見かけるようになったから、
これといった観光地とかレビュー星5つ叩き出す猫のランドマークがあるわけではないのになのよね。
そこでも見かけるようになるってことは
よっぽど人出が戻ってきてるのかも知れないし、
そうよ!
そのみかんの花咲く丘公園前の商店街の何気ないうどん屋さんも開店前行列が出来ててビックリしたわ!
そんなって言い方したら失礼だけど
美味しいけど決して行列が出来るようなってところだったので、
逆に私が行きにくくなってうどん食べられなくなったことが悲しい山脈に向かってヤッホー!って叫びたいのよ。
もうさ開幕ダッシュのように
ろくにうどんも食べられないのよね。
まあ賑わっているのはいいけど、
どちらがいいとはいいきれない奥歯に物が挟まった言い方だけどさ。
まあ潤えば良いか春だし!
うふふ。
カレーパンレンジで少しチンして温めて食べると朝カレーを地で行くような感じがして、
これはさすがにレンジで温めないとカチカチで食べにくいのよね。
最近買い込んで食べてない完全食品のペキカンのパンをこつこつと食べる作業になっているわ。
もちろん水筒に詰めて持って行くホッツ緑茶ウォーラーも作って少し味見程度には飲むけど
レモン果汁の瓶がなくなったので、
また買ってこなくっちゃ追いレモンができないもんね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
単行本は毎回発売日に買い、連載の長期休載時には何度も初めから読み直した
読み返すと、当時と違った感想を覚えたりもした
そんな増田の半生と共にあった漫画の最終巻が一昨年の3月に発売された
当然、発売日に。休みをもらって。書店が開店する前から待機して
買った
逸る気持ちを抑えて家に急いだ
あの日ほど、家までの道のりが長く感じた日は無い
いざ読み進めようと手に取った
表紙には、笑みを浮かべた主人公がいた
最終巻だ、終わってしまった
涙が出そうになったのを覚えている
そして、手が動かなくなった
持っただけで、表紙をめくれない
結末を知りたいが、終わりを受け入れられない
とっくに、連載が終了していることは分かっている
手に取り、表紙を眺めて戻す、ということを繰り返している
本日、風邪を引いて会社を休んだ。無理をすれば出社はできたが、コロナの可能性があるので自宅でゆっくりすることにした。これを書いてる今も微熱がある。
この日、ポカリと葛根湯とティッシュを買いに近所の大きめのスーパーに出かけた。朝10時頃だった。それまでは布団でゴロゴロしていた。
スーパーに入って、直進したところの鮮魚コーナーで刺身を見つけた。マグロ・ホタテ・サーモンがちょっとずつ入っていた。よく見れば生エビ(大)もある。しかし、この刺身パックの中味は、比喩ではなく光り輝いていた。
会社帰りの夜にいつも、ここのスーパーに寄る。5~8割引になった刺身や寿司その他の総菜を買って夕飯にするのだ。コスパがいいと思っていた。安いのを見つけると嬉しかった。
会社帰りの刺身(注 刺身が会社帰りという意味じゃない)に比べると、朝一番のは明らかに輝いていた。鮮魚コーナーの奥を見るとガラス張りになっていて、中では調理員が刺身を作っているところだった。
その500円の刺身パックを買って、また別の惣菜コーナーに行くと、さらなる発見があった。揚げ物とかうどんとかお好み焼きとかうどんとか、そばとか、ラーメンとか、うどんとか、回線丼とか、サラダとか並んでいるのだが、みな輝きが違う。
特に気になったのは、天丼と冷うどんが半人前ずつ一緒に入った長方形のパックだった。天丼の方は、エビ天に茶色いタレがかかっていて、ほかの具材やご飯とともにメチャ旨そうだった。右側にある冷うどんは麺が柔らかそうだ。真っ白だった。
いつも、夜に八割引きになっている刺身はマグロが黒みがかっているし、パックの中に魚の汁が染み出ている。ツマにしても、大根がシナシナで元気がない。刺身の噛み心地はぐちゃっとしている。味は一応あるのだが、ヒンヤリとしていて感触がいまいちだ。
天丼や冷うどんもそうだ。夜に売れ残った天丼は、プラ製のどんぶりの中で具がべちゃっと潰れている。ソースは輝いてないし、ご飯も渇いている。うどんは特にひどい。麺が黄色がかっている。
「ま、480円が120円だからいいか...」と買って帰って食べようとすると、なんと麺が固まっていて、割り箸で解してもほどけない。仕方なく麺の塊をそのままツユに入れて、袋麺を齧るみたいにしていただくことになる。コシはまったくなくて、魚を釣るためのエサを噛んでいるみたいだ(経験あり)。
というわけで今日は、ポカリほかといっしょに刺身と天丼うどんセットを買って帰った。二つでほぼ千円だった。家に帰って、さっそく刺身からいただくことにした。
まず、マグロを醤油に付けて口に入れると、これまでの夜のマグロと比べ物にならなかった。弾力があって口の中で跳ね返ってくるし、旨味が圧倒的だ。いや、そりゃ自分だって、このマグロが水揚げされて何日も経ってるのは知ってるが、それにしても味が違い過ぎる。ちょっと高い日本料理店のマグロの刺身を思い出した。あれも、舌の上にジワリとした旨味が溶け出してきてメチャウマだったが、やはり包丁で切りたてほやほやなのと、閉店間際とでは味に差が出るのか。
甘エビ(大)を口に運ぶと、奥歯がそれを噛み潰す際の感触があった。いつも自分が買う半額以上引きの甘エビは弾力を返さない。舌の上でグチャリと潰れて醤油の味しかしない。噛み心地はない。以前、個人営業の居酒屋でエビの活け造りを頼んだのを思い出した。その店では水槽でエビを飼っている。カウンター席のお客から注文が入ると、マスターが水槽からエビを取って、そのまま捌いてくれる。あの時、目の前に出てきた車エビも、口に入れた途端に「ゴリゴリゴリッ!!」という食感があった。いや、大袈裟ではなくて、死にたてほやほやのエビは噛み切れないのだ。それでも何度か挑んで、ようやくガリッガリッと髪切って、頭を丸ごと口の中に放り込んで、ぜんぶ嚙み砕いてしまうのだが、その時の脳汁の味を思い出して感動が蘇った。残念ながらスーパーの甘エビ(大)は尾頭付きではなかった……。
天丼と冷うどんの組み合わせもよかった。その商品は、自分が手に取った時にはまだ温度があった。ご飯の暖気がパックから漏れていた。作りたてかもしれない。で、味の方はというと、ちょっと高い店で天丼を頼んだ時の味と比べても遜色なかった。いや、もちろん高い店の方が美味しいのだが、この天丼だって素人目線では美味の域に入っている。
うどんについては、これまでの自分を殴りたくなった。これまで自分が食べていた八割引きのうどんは、料理ではなく残飯だった。朝一の作りたてから十数時間が経過して、もはや売り物にならないほどに味が劣化したそれを、店員が「捨てるよりは…」ということで、安い物を求める社会人勢に売っているのだ。うどんの感じは、丸亀うどんだった。ツルツルとしていて舌触りが心地いい。それでいてコシがある。舌の上でモチモチとした麺が踊ってくれる。
冷うどんなので同封の黒いツユをかけるのだが、しばらく経っても麺がふにゃふにゃにならない。コシを保っている。自分がこれまで食べていたのは、いったいなんだったんだ!?
熱が過ぎた。今日はコスパというものを考え直す機会を与えられた。例えば、スーパーを利用する際に、こんな組み合わせがあるとする。
AM10:00
作りたての天丼/500円
PM21:00
売り物にならない天丼/120円
という2パターンがあったとして、どちらがいいかという問題だ。
今回、朝イチの惣菜が夜の割引品に比して味がいいことがわかった。それでは朝イチの惣菜の方がコスパがいいのだろうか?
ここで、とある高い店の天丼が2,000円で市場に参入したとするだろう。となると、個人的なコスパ感ではスーパーの作りたての天丼の方がいい。十分に安いからだ。
では、次に決勝戦だ。夜に120円になってる天丼とではどっちがいい? と聞かれると迷うところだ(アローの不可能性定理は成り立たないものとする)。栄養価でいうと全く同じわけだから、割引品の方がその意味では絶対コスパがいい。
……自分の場合は、考えなくていいことがわかった。というのも、会社の帰りにスーパーに寄るという選択しかないからだ。朝にスーパーに行くことはない。となると、午後6時にゼロ割引の天丼か、午後7時に二割引きの天丼か、午後8時に五割引の天丼か、午後8時半以降に八割引きの天丼か……という問題になる。すると、ここは最後者で一択だ。時間差は少ない。安ければ安いほどいい。八割引き惣菜の優勝だ。
でも、もし休日の午前にスーパーに行く機会があれば、是非ともまた作りたてを買って帰りたい。
こんなことを考えていると熱が出そうになる。病院に行くのも面倒になってきた。微熱だし、喉はかなり痛いけど、まあいいか。明日は会社に行きたい。
皆さんはどうだろうか。五割引だとうれしい、みたいなことはあるだろうか。自分の考えだと、お金持ってる人だったら開店直後のスーパーで惣菜を買うのがベステストだと思ってる。
チェコと日本でスポーツと聞くと、きわめて個人的ではあるが思い出すエピソードがある。
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もう何年も前の話になるが、勤務先にチェコの大学院生のK君がインターンシップで来たことがあった。
留学している訳ではないので、日本の滞在期間は短いインターンの期間中だけ。
K君は囲碁が趣味だと言うので、実家にあった碁盤を会社に持って行って昼休みに対局してみた。
簡単に負かされた。私は級位者だが彼は初段くらいはありそうだった。囲碁が普及していない欧州ではおそらくは相当な強豪だろうと思った。
「いつもネット対局しかしないので、本物の碁石と碁盤を使うのは初めてです」とK君は言っていた。
そんなK君が貴重な週末を使って、一人で新幹線に乗り長野へ旅行するという。
「えっじゃあどこ?」「エムウェーブです」
「えっえっえっエムウェーブ!!!!????」
名前を聞いたことがあっても、その場所がスケート場だとは知っていても、実際に行ったことがある人は少ないだろう。
思わずどもってしまったが、K君は学究肌でインドアタイプの好青年。とてもスケートを好んでやるような人物には見えない。
長野駅に降り立ったK君は、外国人観光客が必ず行くであろう有名スポットはガン無視してエムウェーブの建物の前まで直行し、そこで撮った自撮り写真を本国の友達に送った。
すると彼らからは
「SUGEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!」
という称賛の声が大量に返ってきたという。
そしてK君は、エムウェーブ以外のどこにも寄らずにまた新幹線に乗って、滞在している宿泊施設まで帰った。
この話をしたときのK君が、とても嬉しそうだったのが今でも印象に残っている。
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以下はK君によるエムウェーブについての説明と、後日私が調べた結果から事実関係を再構成したものである。
1998年の長野五輪は、チェコにとって分離独立してから2回目のオリンピックだった。
チェコのアイスホッケーの代表が、この長野市内にあるエムウェーブで戦ったのだ。(追記あり)
当時のアイスホッケーの強豪国はNHL選手を多く抱える米国とカナダ、それからロシアの3国。
ところが予選を勝ち抜いたチェコ代表は決勝トーナメントでも快進撃を続け、準々決勝で米国、準決勝でカナダと難敵を次々と倒していく。
そして決勝で当たったのが、チェコにとって何かと因縁のあるロシアである。
因縁の理由は長くなるのでここでは説明しないが、気になる人は例えば「プラハの春」でぐぐってみるといい。
本国では国を挙げての大騒ぎとなった。
長野五輪では、アイスホッケーの決勝戦は北米への中継を想定して試合時間が決められた。欧州では早朝だ。
急遽、首都プラハの市民広場に大スクリーンが用意された。2月の寒い日だったが、夜明け前から何万人もの市民が集まってきた。ちなみにプラハの人口は120万人。
チェコが優勢だ。貴重な先制点を挙げた。
1-0のまま第3ピリオドが終了した。
https://www.youtube.com/watch?v=YtbtqMHe7to
この一戦はチェコでは語り草となった。
プラハ市内に「Nagano 1998」という名前のスポーツバーが開店したくらいだ。
この店はその後も長らく営業を続けていたが、残念ながらコロナ禍で閉店してしまったようだ。
ここまでの話は、私もK君に聞かされるまで全く知らなかった。
長野五輪でチェコが優勝したのは当時のNHKのダイジェスト番組で見たような記憶がかすかにあるが、その後完全に忘却していた。
チェコのTV局が野球中継をするのは今回のWBCが初めてだそうだが、Nagano 1998がもしまだ営業していれば観に来る客も多かったのではないだろうか。
日本でこのエピソードをご存じの方が一体どれだけいるだろうか。
追記: アイスホッケーの会場はエムウェーブではなくビッグハットだったらしい。K君は確かにエムウェーブと言っていたが、それが事実かどうかまでは調べてなかった。彼が会場を間違えたのか、会場の名前を間違えたのかは今となってはわからない。間違いを指摘できない日本人も含めて笑ってくれ。
そのスーパーは肉屋にルーツを持ち食肉が安く、日曜日は卵の特売もあり毎週開店時から非常に多くの客が入りレジに並ぶ長い行列ができる。行列の時間は思った以上に長く、足が棒のようになった。何度も諦めかけたが、週末限定の特売品が目当てだったので諦めきれなかった。
レジは7レーンあり(日曜の客の数に対して少なすぎる)、1,2レーン、3,4レーン、5,6レーンが向き合っている。
私は入り口近くから2番目にできた行列に並んだ。といっても、各行列は高さのある商品棚で区切られた通路にできていたので、それぞれの行列に並ぶ人は別の行列の様子を窺い知ることはできない状態であり、そこに並んだのは目当ての商品を探すうちにたどり着いた偶然である。
これが最悪の選択だったと分かったのは、ようやくレジ前にたどり着いて周りの様子が分かった時のこと。
1,2レーンと5,6レーンでは行列が1本でレジ前でフォーク型に客が入っていくのに対して、3,4レーンではフォーク型ではなく3番レーンの列、4番レーンの列と並んでいた。
私は3レーンの列だった。
各行列はだいたい同じ人数が並んでいるので、1,2レーンの列、5,6レーンの列とくらべて客が消化されるのに2倍かかったことになる。
ラーメン二郎が気になったため、ラーメン二郎に行ってみる事にした。
愛車のGR86を快適に飛ばし、現地に到着する。
近所迷惑です。騒がないでください、タバコのポイ捨てはやめてください等、明らかに治安の悪そうな張り紙が貼られている駐車場を見て不安感が募る。
駐車中の車も、軽自動車を中心に古びた車種が多く、自宅周囲に駐車してある美しい車たちとは雲泥の差があった。
駐車を済ませ、店の正面を見る。
全体的に薄汚れ、シンプルで安っぽい黄色い看板にラーメン二郎とこれまた洗練されていないフォントの文字を見て、本当に食べて大丈夫なのか?と足が止まってしまう。
しかし、よく見れば開店直後だというのに5名以上の男性が店外に並んでいる。
男性たちは明らかな低所得、いわゆるヘコオス感が漂っており、全員がスマホを食い入るように見つめていて、怖気を覚えた。
店はドアが無造作に開けてあり、食券をその場で購入して並ぶタイプの店だと推測する。
食券機も古びていて、案の定、電子マネー等は対応していないようだった。手書きの汚い文字でわかりにくく書かれたメニューを解読し、初心者におすすめらしい「小ラーメン」の食券を購入した。
周囲の影響で自分の価値が下がっていくような錯覚を覚えながら弱者男性たちの陰鬱な列に並ぶ。
確かに春の陽気を感じるが、ここは日当たりすら悪く、うっすらと寒い。10数分ほど待たされて入店する。
待機中にも弱者男性たちがわらわらと集まり、どんどん列が伸びていくのを見て、日本の貧困はここまで…と驚愕を覚えた。
店内も外見と同様、薄汚れた雰囲気で、満員だというのに誰もがラーメンを食べるだけなため、異様な静けさが漂っていた。
無理もない。この店にくるような男性は、他人と喋るということがまず特別な体験で、食事は1人で摂るもの、黙食が当たり前なのだ。
ここで何度目か分からない驚愕に私は打ちのめされた。カウンターは、布が山と積まれ、拭いてくださいと書いてあるのである。
つまり、ここの店員はテーブルを拭くことすらしないのだ。衛生状態が気になるため、できるだけテーブルに手をつけないよう、意識して姿勢を正す。
することもないので、ラーメンの調理風景を眺める。覚悟はしていたが、分厚いチャーシューを素手で、手袋など一切せず皿に盛る様子を見て、帰宅したいという思いが強くなった。
5分ほど待たされて、ようやく注文したラーメンが到着する。
スマホで写真を撮ろうか迷ったが、全体的に薄汚れた茶色で「美味しそう」と全く思えなかったため、写真に残す価値を感じなかった。
衛生状態に不安を抱きつつ、テーブルの箸を取り、これでもかと盛られた野菜を一口食べる。
まず感じたのは異様な塩気と舌にからみつく脂だ。野菜にも味がついていて、異様なしつこさがある。
次は麺をすする。麺は、異様に太く、黄色く、もったりしていて、ボリューム感だけはたっぷりだ。
はっきり言って、豚の餌だ。
この時そう感じた。
外見から覚悟はしていたが、これは妻子がいる健全な人間が食べるものではないのだ。
一口食べるごとに、体の中に毒のようなものが溜まるのを感じる。
これほど塩気と脂身が濃いものを食べれば、血液は汚れ、腎臓は腐り、寿命は一気に消費されるだろう。
現世に絶望した弱者男性たちは、ラーメン二郎を啜ることで、現世からの解脱を求めているのだ。
箸を置きたい衝動と、吐き気を堪えつつ、豚の餌を胃に押し込む。
しかし、無くならない、無くならないのである。私が注文したのは小ラーメン、のはずだ。食券を確認しても小と書いてある。
しかし、そのボリュームは通常のラーメン店の大盛り以上であった。
これを全部食べろというのか、意識が遠くなった。
私が一体どんな罪を犯したというのか?
好奇心に駆られたのが間違いだったのか?
早くここから出たい。その一心で、口と手を動かし、豚の餌を掻き込む。
千と千尋の神隠しの両親のように、だんだん自分が豚に変身していくような錯覚を覚える。
私の努力は実り、水の助けも借りて、なんとか全てを胃に押し込むことに成功した。
その直後、私は店を飛び出していた。この空間にいる時間が1秒嵩むごとに私の寿命が減る恐怖に駆られたからだ。
いつもなら心を沸き立たせるエキゾーストが、この時は救いの福音のように感じられた。
私はラーメン二郎を実際に食べることで、日本が抱える闇、醜さをこれでもかと体感することができた。
政治家は、ラーメン二郎に是非行くべきである。これが日本の闇、政治が正すべき癌なのだから。
私の寿命は、今日のラーメン二郎でどれだけすり減らされただろう?窓を開け、春になりつつある陽気を肌に感じながら、私はGR86のアクセルを踏み込み、闇から逃げ出した。
コロナウイルスが流行りだした2020年の某月、両親が離婚し母が実家から出ていった。
原因はお金の問題にあった。両親は共働きだったが家計の管理は上手く共有できておらず、父親が実家のローン返済に充てるはずの退職金を使い込んでしまったことが発端だった。
(何に使ったのかは未だに明かさないが、自分が小学生の頃、父親の携帯で遊んでいた際にふと開いたメールボックスにキャバ嬢らしき人物のメールのやりとりがあったのを覚えていたので女にでもつぎ込んだのだろうと考えている。)
自分は実家で両親と暮らしており、社会人で貯蓄もそこそこあったためローン返済の問題はなんとか解決の目処が立ったが、
両親の仲は悪くなる一方で、寝室を別にしてから1年、遂に別れの時が訪れた。
母が実家から出ていく日、自分は仕事があったため朝7時頃には家を出なければならなかった。
母に行ってきますと別れの挨拶をする際、情けないことに涙が溢れてしまった。マザコンではないのだが、息子としてもっと何かできなかったのかとその時になって後悔した。
会社への足取りは重く、仕事も殆ど身が入らなかったがオフィスでは何もない素振りをしていた。
それから3週間が経過し月末に近づいたある朝、ベッドから起き上がるのを強烈に拒んでいる自分がいた。
体が動かないわけではなかったが、とにかく起き上がるのが嫌だった。2時就寝7時半起床で睡眠時間が少ないのもあったが、普段はそれでも問題なく出社していた。
前日は会社の先輩と普段乗る駅を飛ばして歩きながら帰宅した。先輩は仕事について楽しそうに語り、自分も自分の仕事の考えをそれとなく話し自販機でジュースを買い二人でタバコを一本ふかしてから解散した。
夜飯を食べていなかったためコンビニで弁当を買い帰宅した。時計は既に23時半を指していたが何事もなく食べ始めたのだが、買った弁当は味がしなかった。
その時、薄暗い部屋でスーツを着た大人が、広いリビングで1人コンビニ弁当を食べているという事実に気づいた。
何を言っているのか分からないかもしれないが、今までは家族で囲んでいた食卓が1人のものとなったことに対して、とてつもない虚無感が時間差でやってきたのだ。
ちなみに父親(無職)は2階で寝ていたのだが、母が出ていってからは一切口をきいていなかった。
そして翌日。ベッドから起き上がらない自分は「あ~このままだとやばいな~」「あと15分経ったら始業時刻にぎりぎり間に合う電車乗り過ごすな~」「あとちょっとで朝礼始まるな~」と迫りくる始業時刻に焦りを感じながらも天井をただただ見ていた。
そして始業時刻になった。やってしまったと思ったが、変わらず天井を見ていた。始業時刻の5分後には上司から社用携帯に電話がかかってきた。が、出たくなかったのでとりあえず無視した。
しばらくして自分から上司に電話をかけ、ベッドから起き上がれなくなったと伝え有給を消化することになった。それから3日間トイレ以外はベッドで天井を眺めて有給を消化し続けた。
病院にいってほしいとお願いされたため、それから数日後に病院に行ったところ適応障害と診断され休職することとなった。
休職の手続き(診断書原本の提出と会社の資産物の返却)をしなければいけないため一日だけ顔を出せないかと上司にお願いされた。電車に乗ることはできなかったが車なら行くことができる気がしたので車で職場に向かった。
手続きは1時間もかからなかったが駐車料金は3000円近く取られた。休職となりとりあえず脳死で休めるとなったので気持ちが楽になり車の中で奇声を上げながら帰った。
何もしないでベッドにいると自殺を考えることが増えたため近所のパチンコ屋で連日暇を潰した。それまでパチンコは殆どやらなかったのだが、爆音と散財はその時の自分には救いとなった。
もともとアニメを観るのは好きだったためパチンコで時間をつぶすのは簡単だった。減るはずのお金が何故か増え続けたのが面白かった。これがビギナーズラックかと思った。
休職してから2週間が経過した頃、体重を測ったら3kg落ちていた。食事を一切摂らず開店9時~22時50分までパチンコを打っていたため当然の結果とも言える。
これからどうしようかな~とYoutubeを観ていたら競艇のCMが流れてきた。11月にボートレーサーの試験があることを知り自分に受験資格があることが分かったため気晴らしに挑戦してみようと思った。
当時体重は60kgだったが、ボートレーサーは52kgに近づけないといけなかったため大きな減量に挑戦する必要があった。両親が離婚してから食欲がなくなっていったのは逆に都合が良かった。
炭水化物は一切取らず、鶏胸肉、豚肉、卵、アボカド、納豆などを中心に食べた。ある程度鍛えなければならなかったためゴールドジムに入会した。
また、筆記試験もあったため数学、国語、理科、社会(いずれも中学生レベル)の勉強をする必要があった。そこそこの大学を出ていたため筆記もまあ余裕だろうと思いながらも気晴らしになると勉強した。
11月になる頃には体重は52.5kgになり二次試験への準備もできた状態で一次試験を受けた。試験は上出来だったが二週間くらい経った頃に来た結果は不合格だった。年齢の問題もあるよなとあっさり受け止めた。
適応障害の診断は変わらずだったため休職を延長しつづけ、翌年の3月末に休職の期限が限界となったが働く気が全く起きなかったため退職することになった。無職の誕生である。
それからは家ではネットサーフィン、外ではパチンコ・風俗三昧だった。パチンコでは期待値の追い方、捻り打ちを覚え風俗では上手なデリヘル嬢の選び方、本番交渉の術を習得した。
友人とも普通に遊び、泊まりで旅行や富士急に行ったりもした。それまで仕事に向けていた熱量を遊びに向けた。
その頃家に帰ればいた父親は仕事が見つからず他県に引っ越すこととなった。実家一人暮らし無職の誕生である。
父親は時々実家に帰ってきたが口をきかなかった。顔を合わせるのも嫌だったので自分も引っ越しをしようと決めた。
友人と気軽に遊べなくなるのは寂しかったが、父親と顔を合わせるほうがもっと嫌だったし、アパート探しをして新天地にひとり行くのも楽しいと思った。
そして現在、引っ越しは完了し1人で暮らしているが、どうにも働く気が起きずこれまでと同じような日々を過ごしている。
貯金も無限ではないため、底をついたら生活保護を受けることになるのだろうか。それもまあ別にいいかと思っている。
最初は考えていた自殺も、時間が経てば死ぬより身近な快楽を得ていた方が良いのではと考えるようになった。
これを見た人はどう思うのだろう。自堕落な生活をして情けないと思うのだろうか。さっさと死ねと思うのだろうか。
精神疾患に対して一定理解のある人はどう思うのだろうか。「いやでも遊べてるやん」と思うのだろうか。
いや、そもそも自分は精神疾患なのだろうか。病院には継続して通っているが精神疾患ではなく自分がただのゴミクズなのではと思っている。
こないだ食事に行ったらカウンターにたくさんの小さいゴキブリがいて、良く見ると隙間からたくさん出入りしていてフンも結構見えたので繁殖している様子。
少し大きいの(1cmちょいくらい)もカウンターを走り回ったりしていてさすがにこれはやべぇだろって思って店員に行ったら見える範囲のはティッシュで取っていたけど
隙間から追加で出てきたので多分相当数いるっぽい
ちょっとやり取りも納得いかない部分があったので、その後保健所に連絡してみた。
検索したら区役所の窓口番号があったので電話して↑の内容を伝えてみた。
そしたら「近いうちにお店に行って店長と話してみます、結果の報告はどうしますか?」と言われたので
え、そんな感じなんだ、と驚きつつ結果は聞かせてくださいとお願いしてみた。
一週間もたたないうちに着信があり、話を聞いてみると
「店に行ったがその時もゴキブリが確認できた、駆除業者に定期的に依頼もしているがそれでも出てきてしまう」
「通常義務付けられている半年に1度よりも高い頻度で依頼しており、店員も開店前に掃除している」
「木製のカウンターが相当古いのでそこで繁殖していると思う、取り換えも提案してみたがすぐに対応出来るものではない」
「対策は続けているので引き続き定期的に様子を見るようにする」
などの結果を伝えられる。
気になって聞いてみたが、やはり飲食店にゴキブリはつきものとはいえそれでも多すぎるという事ではあった
思っていた以上に迅速な対応だったし、まさか結果連絡まであるとは思わなかった
かなり感心した。凄い。
当時のスペック
⚫︎20代半ば
⚫︎彼氏なし
⚫︎貧乳ブス
新卒で就職した大手企業を辞め、東京から関西に出戻って新しい会社に入ったばかり、未経験で入ったもんで仕事できなすぎて社内の風当たり強かった
バーにはオーナー(外国人)がいて、タバコ吹かしながらペラッペラの関西弁で嘘かホントか分からないことをペラペラ喋っていた
キャストの可愛いお姉さんに優しく接客してもらったこともあり、テンション上がった私はそのオーナーに「ここで働きたい」と言った
オーナーは「イイヨー」と言った
翌週末、今度は1人でバーに行った。
開店前でシャッターが閉まっており、少し待ってたらオーナーが来たので
「働きに来た」
先週のアレは冗談だったらしい。気づかんかった
当時実家と会社の往復で、何も楽しいことが起こらず、このまま男性と出会うイベントもなく日々が過ぎるのか...と鬱々としていた私は、日常の中に非日常を発生させたかった。
働きたかったのだ、なんとしても、この明らかにアンダーグラウンドなバーで。
「お金は要らない」と言ったらそれはさすがに難しいらしく「700円」と言われた。
※ちなみに他のキャストは1200円だったか1400円だったかそんな感じだった。
初日はとりあえずカウンターに立たされ、「ドリンクの作り方は客に背を向けてる間にググって調べろ」とだけ命じられオーナーは帰った。
なるほど、魚の釣り方を教えるってこういうことか。(違う)
そんなわけで初日からワンオペという適当さの極みだった。チャージなしドリンク500円からなので客も期待してないだろう。
平日はOL、週末はバーテンダーとして働く日々が始まったのだがまあ色々なことがあった。
過去、芸能人がテレビで「コンビニで芸能人に声をかける店員はプロじゃない」と話していたのが印象に残っていて気づかないふりをしていたのだが、当然ながらここはバーな訳で...
後から来たベテランキャストが「いつも見てます!」と声をかけるととても嬉しそうにグッズを渡していて、自分の想像力の無さを呪った。
後輩の前という手前、バツが悪かっただろうな、ごめん。
ボス的なポジションの人は「映画を作っている」と言い、こちらへの下ネタがひどくて(だるー)と思いながら座って接客した。(この日はOLからの朝までバーテンダーで疲れていた)
取り巻きの1番下っぽい子分の刺青がすごかったので、入れた時痛かったか聞いたら「何故か肛門が痛かった」と教えてくれた。
別の取り巻きに某有名シンガーの彼氏がいた。彼氏も芸能活動をしているらしくイケメンで、こんな雑ブスバーテンダーの私にも優しくて流石だと思った。
⚫︎バーテンダー同士の男女のいざこざがえぐかった。
複数のバーが集まる場所だったので、どこどこのバーの店主とヤった、という話もあれば同じ店のキャスト同士で気づいたら子供ができててすぐ離婚、常連客と出来ちゃった結婚、みたいなパターンも複数。ちなみに自分は貧乳ブスなのでかすりもせず。
⚫︎世間知らずでビジネスマナー0のOLだったので客にも度々失礼をやらかしていた。
客のおじさんから「名刺を渡すよ」と言われたけどガチで要らなかったので「要らない」と言ったら怒ってた。こういうときは貰っとくのがマナーらしい。
⚫︎1人だけガチの勘違いおじさん(既婚子有り)に粘着されてしつこいメールの末、店外で焼肉を食べたことがあった。食べた後「このあとどうする?」と言われてマジで鳥肌が立って速攻帰った。私がお前と寝るメリットどこにあるのか教えて欲しい
⚫︎東京からたまたま帰省したという青年客がかっこよくて惚れてしまい、もう会えないかなーと毎晩祈りながら寝ていたら半年後くらいに再来店して胸がバクバクした。オーナーのアシストのもと無事に逆ナンし連絡先を交換できたが、店外で会うとお互い魔法が解けてしまい、3度ほどデートしたが自然消滅。甘酸っぱかった。まあブスなので...
⚫︎キャストの生態は総じて謎だった。こんな自分にも優しく接してくれていたが、お金を盗ったとかでクビになる人もたまにいた。差別と言われるかもしれんが男キャストは全員クズ感がすごかった。女の子はしっかりした人もいた。
...と、約1年間勤務していたが
厳しい両親に対しバーで働いていることを隠しながら駅まで送迎してもらう状態が限界を迎えつつあったので、辞めた。
毎週土曜日ほぼ終電で帰ってくること、その際の匂いがいつも同じであること。
こんな状態が約1年続けばどんな鈍感な親でも怪しむだろう
あれから7年くらい経った今でもオーナーからちょくちょくラインが来る。
20代半ば、それまで大卒・就職...と品行方正なレールに乗って生きて来た自分には新鮮すぎる経験で、人生の思い出として死ぬまで忘れることはないと思う。
何時行っても繁盛している飲食店は、手狭で小汚い店舗を改装したり
あるいはその近隣の場所に新規店舗をオープンしたりするときがある。
だいたいにおいて人気のある飲食というのは当然だが旨いものを出す店だ。
しかし、どういうわけかその旨さで人気になった店が新規改装して店構えが新しくなると味が落ちる。
たちが悪いのはその味が落ちた状態のときに、その店は人気の絶頂を迎えるという点だ。
それまでの狭かった店がより広くきれいになり、それまでよりも更に集客が良くなり、広くなった店舗にも人があふれるほどになる。
だが、味は確実に落ちている。
なのにフロアは満員だ。
そりゃ潰れるのは当然だ。
その理由は定かではないが、
自分が経験したケース①はそれまで昼から深夜まで店に住んでいるのかと思うほど常駐していた店の大将、
ときに店の若いものに任せて店の奥で鎮座していた店の大将の姿をとんと見かけなくなることから異変が起こったように思う。
ケース②では明らかに店長が絵に描いたような驕り方をしていた。
客に対してのきめ細やかさがなくなり、料理の出来がだんだんと荒くになっていく。
どちらのパターンも最終的にはよくわからない昨日今日入ったようなアルバイトのあんちゃんが料理するようになっていた。
もちろん出てくる料理は出鱈目だ。
それでも、驚異的なことに人はまだ来るんだ。
え?って思うような味の店に人が集まってくるんだ。
とはいえもちろん終わりは来る。
ある日、突然潰れているのに気づく。
そんな店には俺も通うことがなくなっているから存在も忘れ始めた頃に、ありゃ?潰れてるなとなる。
まあ当然の結末だ。
なんでこうなるんだろうか?
牛めしの「松屋」と同じ松屋フーズが運営するカレー専門チェーン「マイカリー食堂」をご存知ですか?
ここ2、3年で急速に店舗数を伸ばしており、この文章を書いている時点で開店予定の店舗も合わせて全国に128店舗あるそうです (https://pkg.navitime.co.jp/matsuyafoods/spot/list?category=0601.0602 )。「カレーチェーン店店舗数2位」だそうです。(1位はまあ明らかですね)
ただしそのうち119店舗は「併設店」(「複合店」とも)と呼ばれる形態で、牛めし業態の「松屋」もしくはとんかつ業態の「松のや」と一体になっています。一方で残りの9店舗は「専門店」と呼ばれ、マイカリー食堂単独の店舗です。専門店はすべて東京都内にあります。併設店と専門店では取扱メニューや値段が微妙に異なっており、ホームページの店舗検索ページやメニューページでも分けて掲載されています。
このメニューは、盛り付け写真こそ違いますが併設店の「彩り野菜のバターチキンカレー」(720円、https://www.matsuyafoods.co.jp/mycurry/menu/butter/irodori_butter_chicken_hp_220502.html )と全く同じ商品です。それはリンク先下部の栄養成分を見比べればわかります。全く同じ商品が店舗によって220円も値段が違う。すでに納得いきません。ですが、併設店と専門店で値段設定が違うこと自体はよくあるのでそれだけならいいのです。問題は、専門店のメニューどうしの価格の関係がぶっ壊れていることです。特に「バターチキンカレー」(760円、https://www.matsuyafoods.co.jp/mycurry/menu/senmon_butter/butter_chicken_hp_mycurry_221124.html ) との値段差が180円もあるのがどう考えても意味不明です。ちなみに併設店の「バターチキンカレー」は620円で「彩り野菜の〜」との値段差は100円です。こっちは適正です。以下、意味不明である理由を説明します。
まず前提として、マイカリー食堂の、特に専門店の各メニューの価格は、基本的には対応するトッピングと「プレーンカレー」の値段をもとにかなり規則的に計算されています。
「プレーンカレー」というのはトッピングが何もなくカレーソースとライスだけのシンプルなカレーです。専門店では現在マイカリーソース、スパイシーソース、ビーフカレーソース、バターチキンソース、グリーンカレーソースの5種類のカレーソースがあり、バターチキンソースとグリーンカレーソースを除いた3種類について「プレーンカレー」が用意されています。具体的には次のものです。
そして、これらのソースを用いたメニューの値段は、おおむね「プレーンカレー」の値段+(対応するトッピングを個別に購入した場合の値段×約0.9) を原則として設定されています。具体例を見てみましょう。
例外的に、ロースかつを使ったメニューでは値引率が大きくなり「×約0.9」の原則から外れます。特に看板メニューである「手仕込みロースかつカレー」と「ロースかつオムレツビーフカレー」はおトク度が高いです。
ここでマニアックな補足をしておくと、「煮込みビーフカレー」1000円は「ビーフカレー」580円+(「トッピングにんじゃが」150円+「トッピングビーフ」330円)×0.9という式では求まりません。「煮込みビーフカレー」に入っている具材の量が個別のトッピングより少ないからです。栄養成分の数値で見ても、例えばカロリーは「ビーフカレー」+「トッピングにんじゃが」+「トッピングビーフ」より40kcal少ないことが確認できます。なのでその分「煮込みビーフカレー」の値段はわずかに(原則と比べて10〜20円ほど)安くなっています。
以上の基本ルールは、バターチキンソースと入れ替わりで既に終売したチキンカレーソース使用メニューでも成り立っていました。
では、「7種の野菜バターチキンカレー」はこのルールに則っているのでしょうか。先ほどのようにトッピングとプレーンカレーの値段を元に足し算してみたいところですが、先述の通り専門店にはバターチキンソースのプレーンカレーはありませんのでそれができません。しかし、併設店にはあります!(実は専門店にも以前はあったのだがいやらしいことにしれっとなくなった)
もっとも、併設店の値段は目安にはなりますが、そのまま専門店の値段の計算に使うは危険です。マイカリーソースのプレーンカレーの値段も併設店では400円(メニュー名「プレーンカレー」だが「オリジナルカレー」と同一商品)であり専門店と異なっています。
現在の専門店の期間限定メニュー「あいもりカレー」は、キーマカレーと既存のカレーソース5種類ののうちの1つを半々ずつ盛り付けたカレーです。カレーソースによって値段が分けて設定されており、次のようになっています。
これを先ほどのプレーンカレーの値段と比較してみます。すると、だいたい「あいもりカレーの値段差=プレーンカレーの値段差÷2」となっていることがわかります。つまり、
となっているのです。これを用いて、架空の「バターチキンソースのプレーンカレー」の理論上の値段を計算することができます。「バターチキンソースのプレーンカレー」の値段をx円と置くと、
見事「バターチキンソースのプレーンカレー」の値段は430円と求まりました。先ほどの併設店の値段とも一致します。完璧です。これでようやく本題に入れます。
と、その前に、まずは「バターチキンカレー」の価格が適正かどうか確認しておきましょう。
等式が成り立っており、専門店の価格は併設店より高いながらもご覧の通り適正でした。「×約0.9」の原則はあくまで専門店のものであって、併設店の方が(ロースかつ使用メニューを除き)安い傾向があります(2023/01/26 9:53一文差し替え)。
(※実は「バターチキンカレー」も先ほどの「煮込みビーフカレー」の場合と同様に、栄養成分の数値で見ると「(併設店の)トマトクリームカレー」+「トッピングにんじゃが」+「トッピングチキン」より少ないため、原則と比べて10〜20円ほど安いことが期待されます。なので厳密に言えば等式が成り立ってしまうということは適切価格より10〜20円高いということになります。ですがまあそれくらいは誤差のうちでしょう。)
ついでに、バターチキンソースを使ったもう一つのメニュー「バターチキンオムレツカレー」も見ておきましょう。
適正です。
…もう見るからにイコールではではないですね。右辺から求まる適正価格は800円か810円です。右辺を0.9倍しなくても、つまり理論上の「バターチキンソースのプレーンカレー」と各トッピングを単体で買ったとしても合計850円になり940円より安くなります。一応栄養成分を見てみると「7種の野菜バターチキンカレー」=「(併設店の)トマトクリームカレー」+「トッピング7種野菜」+「トッピングチキン」(+「ポーションミルク1個(コーヒー用)」?)で計算が合います。確かに「ポーションミルク1個(コーヒー用)」(?)の分があるけど、それに130円も価値があるわけありません。
940円というのは、すでににんじん、じゃがいも、玉ねぎが入っている「バターチキンカレー」760円に、さらに「トッピング7種野菜」200円をつけた商品の適正価格です。正直、ぼったくりもいいところです。何を思ってこの値段設定にしたのか教えてください。何かの計算間違いですか?そうでなければバターチキンソースのプレーンカレーがメニューにないのをいいことに理不尽に高く設定しているとしか思えません。併設店なら看板メニュー扱いなのもあって全く同じものが720円です。値段が高いということはいいものを使っているのだろうとか騙されてはいけません。栄養成分を見てください。専門店を利用する東京都民の皆さん、「7種の野菜バターチキンカレー」が食べたい時は何駅か隣の併設店まで行った方が、もしかしたら交通費込みでも安いかもしれません。
以上、「7種の野菜バターチキンカレー」の値段設定がおかしい件についてでした。読んでいただいた方ありがとうございました。
一応言っておきますが、私は松屋フーズが大好きですよ。大好きじゃなければこんな文章を熱量を込めて書きませんので。マイカリー食堂が「カレーチェーン店店舗数1位」になる日が来ますように。
字数制限に引っかかってここに書けないためこちら。→ https://anond.hatelabo.jp/20230125212127
今日はじまったコラボでは、キャラクターのアクリルスタンドが店頭で買えるわけで、そのキャラクターが九人(9種類)だからおひとり様9点まで買えるというものだと思っていたんだけど、同じ一種類のキャラクターのアクスタを9点買ってもいいみたいだった。そりゃ人気キャラを9点買いして転売されるだろと。
また在庫も少ない。アクスタを出すときに見えたストッカーは小さくて、一ケースに50個も入らないくらい。単一のキャラクターを単純計算で9個買いする客がいたら、6人目で売り切れてしまう。多分それがレジカウンター下における分だけなので(バックヤードに直結しているタイプのカウンターじゃなかった)もしかしたら各キャラクターにつき一ケース分しか用意してなかったのかもしれない。コラボしたりするのが初めてで、客数が読めないとかならわかる。だけど、これ以前に数回はアニメとのコラボをしている店舗で、直近のコラボは午前中にはコラボグッズが売り切れたというほどの人気だったらしいので、もっと在庫確保するべきだったんじゃないかと思う。
店員の対応も良くなかったと思う。そもそもこうして長々と恨み言を書いているのは、ひとつ前の客が、恐らく推しでもないキャラを在庫あるだけ(店長らしき人が3つと言っていたのでおそらく3つ)買い占めて私以後の客が買えなくなったからで(私が買えなかった人を代表して意見してると言いたいわけではない)、そもそもその客はアクスタを「一つください」と言っていたところを「本当におひとつでよろしかったですか?」と聞き返したことで在庫を買い占めることになったのだ。在庫三つなのに。
そりゃココスのご飯を食いにくるわけでもなければ、店頭に置いてある何のキャラかも分からんパネルを何十分もかけて写真を撮ったりする客とも呼べないような奴らを歓迎したくないのはわかる。飲食をバイトでしか経験してない私ですらそう思うのだから、店員として日々働いてる人の苦労は想像を絶するものなのだろう。それはわかる。わかるけど、出来るだけ多くの人に行き渡るようにすべきなんじゃないの、と思った。だってまだまだ列並んでたし。私の後ろにも100人ぐらいいたし。せめて一種類につき一つまでにするべきだったんじゃないか。そういう想定での1人9点までにしたんじゃないのか、と思った。
ちなみに店長らしき人の方は、上から目線になってしまうけど、頑張っていたと思う。開店30分前から並んでたけど、様々な列の前で「ここより後ろの列の人はもうグッズを買えないかも知れない」という告知を、30分前と開店後と、開店後30分経ってからの三回にわたり警告してくれていた。たしかに有難い。有難いが、その配慮をしてくれるなら、やっぱり一種類につき一点限定にした方がよかったんじゃない?と思ってしまった。
宝くじでも当たってついでに天涯孤独になったらショットーバーがやりたい。どっかの店で修業とかはかったるいからしない。タブレットでカクテルレシピをすぐに出せる仕組みだけ作ってカウンターに隠し、何となくそれっぽいだけのショットバーをやる。バイトを雇うのも面倒だし、酒作るのが間に合わないで慌ただしいのも嫌だからカウンター5席くらいの店でいいや。あとうるさい酔っぱらいも嫌いだから3名以上は禁止で、2名以下でもお静かにルールを作る。俺がルールだ。23区の繁華街を微妙に外すあたりの立地で、チャージ500円のジントニック700円、マティーニ1000円くらいの価格帯かな。お通しはナッツかドライフルーツでいいや。丸氷作るのもだるいけど1個100円くらいで仕入れられそうだからそれで。
客単価3000円で19時~25時の6時間営業で1日平均10人として1日の売り上げが3万。週5開店で売り上げ月の売り上げ60万。原価率は適当すぎて高いだろうから40%として粗利36万から固定費とか払うと流石にビジネスにならんなぁ。開業資金に余裕がある前提だから高級なウイスキー揃えて一部顧客からガッツリ稼げる仕組みにしたほうが良いかもしれない。ならいっそ高級ウイスキー専門店にしたほうがいいか?でもウンチクを語るのも聞くのも好きじゃないんだよなぁ。