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はてなキーワード: 何だかとは

2023-11-12

プログラマーはその道を極めた人なら貴重

プログラマーってだけでシステムエンジニアと対比されて軽んじられる風潮あるけどあれっってどうなんだろ。

まるでウェブデザイナーの下にコーダーいるかのごとく…しかしこの構造をそのままseプログラマーの間に当てはめるのは筋違いじゃないのか。

天才プログラマーとか天才ハッカーという言い方はあるが天才システムエンジニアという言い方はこなれていない。

プログラミングはその道を極めれば天才と呼ばれうる奥の深い行為だが、システムエンジニア業務はそうではないということではないか

天才ハッカークラッカーという言い方があるのは、彼らの目的の達成を左右するのがその奥の深いプログラミング技量何だからだろう。

不正アクセス全般アイフォン脱獄ゲームハード界隈のcfw…これらの方法確立やそれに必要ソフトウェアの開発をするのに一体どんなプログラミング知識がいるのかJavaを齧った程度の私には想像もつかない。まごうことな天才だ。

大は小を兼ねるというが、それなりにプログラミングができてそれなりにプロジェクト管理とかネットワーク構築ができるse果たしてトッププレーヤーになれるか、彼らから数100億が動くような製品が生まれるのか。

配下天才プログラマーがいること無しのはそんな製品きっこないだろうし、トッププレーヤーとなるのもそも配下の方だろう。

別にシステムエンジニアが軽んじられるべきとか奥が深きないとか言ってるわけではない。

コーダーウェブデザイナー関係とは明らかに違って、プログラマーシステムエンジニアはどちらもその内部に底の見えない奥の深さを有し、その立場は対等だろうということだ。

2023-11-11

anond:20231111194301

仕事を辞めたいが○○円無いと不安で不便(当然、最低限度の生活よりずっと上が希望)と言う人たちは、何だかんだ理由を付けてゴールポストを後ろにずらすのでだいたい死ぬまでFIREできない

やりたいことがあるが今の職場ではそれができないか目標額が貯まったら退職するって人たちはそういうことはない

2023-11-04

[]anond:20231104094038

■四十代で婚活してる

40代婚活無理ゲーというのは、本当にその通り。

事情は色々だろうが、結婚意思はあっても独身生活を愉しんでいて、結婚必要性がない人が多いのではないか

40代だと子供を作る気持ちも、比重としては小さくなるから、尚更。

独り身が長いと癖や拘りも強くなり、相手選びも難しくなる。

高学歴な人だと、相手に同じ程度の知的水準とか会話レベルを求めてしまい、妥協よりも独身をとるほうが合理的かもしれない。

仕事が好きで、結婚気持ちが向かない人もいる。

それでも結婚へのモチベーションがあるのは大抵、外圧か、孤独感だと思う。

自分は前妻の有責で一度離婚経験したのだけど、離婚後しばらくは、また結婚したい気持ちなんて本当になかった。

同居しないと見えない部分があるのもそうだが、前妻の問題行動が多すぎて、結婚生活が本当に苦労しかなかった。

今年でちょうど40歳子供がほしい強い気持ちは正直ない。かと言って、ほしくないかと言われれば違う。相手次第だと思ってる。

でも、歳の差があると会話も難しく、年齢が近い人だと、そもそも子作りに前向きな年齢でもない。

それに、子供がほしいという理由若い女性を狙うのは、自分エゴしか考えていない気がして、何だか違う。

最近結婚必要性を考えてる。兄弟結婚してるし、友人も同僚も、ほとんど結婚してる。

いい歳して独身だと風当たりが厳しいのも事実で、でも、そんな世間体を気にしてパートナーを探すのか?

ただ、家族がいるとほっこりするのもそうだし、ともに人生を歩める人が身近にいるといいな、とは思う。

なので、婚活最近始めた。よく知らんけど、アプリを使ってる。

現状、二名の方と会った。

Aさん

2歳年下。会うと、プロフ写真より肥満体型であるのが分かった。

というか、体型が目立たない撮り方をしていたようだ。

ただ、性格は穏やか、優しそう、明るく、話も楽しい

話すのが好きなようで、僕が聞き役になることが多い。

Aさんは自分が喋りすぎることを気にしていたが、僕は別に気にしていないし、むしろ楽だった。

知的な会話はなく、漫画だったり、食べることだったり、お出かけが好きらしく、話題はそういう方面

お茶をしてケーキを食べたが、食べ方もきれいで、好印象。

別に嫌な印象は一切なく、むしろ人柄としては好印象で、子供っぽさが少し気にはなったが、

ただ、会話のレベルが少し違うかな?と内心感じ、これだと今後続くかな?と思った。

あと、それよりも不健康な体型が気になってしまい、二回目のお誘いも受けたが、スルー

ま、僕の器量がないだけだろうが。

Bさん

8歳年上の女性。年齢差は気にはなったが、プロフ写真雰囲気も好みで、趣味も全く一緒で、アプローチ

先方も自分に興味を持ってくれて、会うことに。

話し好きな人で、会話のスタイルを見てると相手分析するのが好きそう。

ただ、管理職でもあるせいか、話していて、何だか上司と部下みたいと感じてしまった。

(ちなみに、自分転職したてで、この年齢で平社員である)

でも、印象は良かったから、二回目も会うことに。

3000円台/1人くらいのオサレで少し高めのイタリアンランチし、博物館デート

自分デートの時、毎回毎回一球入魂してしまうのだが、良いお店探して、予約して、

お代は当然全部僕が払うし、チケットも事前に手配しておくし、

相手の好きなデート場所を聞いて探して提案するのだけど、楽しかったそうで、二回目も喜んで貰えた。

癖強めで、姉御肌で、仕事が好きで、独身でも人生を愉しんでるようで、

でも、40代独身者なら、さもありなん…とは思いつつも(自分だってそうだし)、

ただ、どうしても、歳の差が気になってしまった。

最初趣味がすごく合いそうだから、歳の差があっても大丈夫なのではと思ってたけど、

当初考えていたより、何というかギャップの大きさを感じ、ちょっと難しいかなと思うに至る。

Bさんからはその後もメッセージが来ていたから、三回目デートもありだったと思うけど、スルー

相手時間無駄にさせてしまった。

始まったばかりだし、これからか。

気をつけることがあるとすれば、僕の性格が「優しい」という理由パートナーにしたいという人がいたら、

仮に良さそうな人であっても、よく考えてからにしたほうがいいと思う。

前妻がそうだったが、自分の思い通りにしたいとか、優位に立場に立ちたいとか、そんな人だったから。

2023-11-03

anond:20231103084847

俺も昔はそう思ってたけど、何だかんだ優秀な若者だった医師は、正しく医療研究開発に従事している率は高いと気もしている。

街中で老人相手に小銭稼ぎしてるのは、だいたい親から引き継いだ低レベル医大出身の二代目とかでしょ。

2023-11-02

ジャンプ原稿料の話

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2251242

漫画家達は高いと言っているのに対し、これでアシ雇ったら赤字と言ってる素人ブクマカという構図が何だか

別にジャンプ以外でも週刊漫画連載にアシが必要である事は変わりないし

他誌作家もっと安い原稿料でもアシ雇えているわけで、ジャンプの方が金銭的に楽である事は変わりなくね?

今時のジャンプ単行本1冊で打ち切りって事もなくて大体3冊は出して貰えるし

打ち切られたらなんの保証もないのも、その分当たれば億万長者の実力主義世界なんだから当たり前だし

打ち切りだろうとジャンプ連載歴あり作家なら本人が望めば他誌で仕事あるって言うしなあ

原稿料がこんだけ高いと専属料なんかも高いのかな

連載打ち切られてから次の連載ができない読切も滅多に載らないアシしてる情報もない作家って割といるけど、専属料だけで食えるのかもな

最近趣味書店巡り

そして早川文庫の棚をチェックすることに嵌まっている。

早川文庫の中で確認するのは、もちろん海外SFだ。

所感としては、少し前にテッド・チャン『息吹』の文庫版が出たため、これを目立つ位置に並べる書店が多い。

ただたまに『幼年期の終わり』『われはロボット』『月は無慈悲な夜の女王』等を並べて置いている書店を見つけては「おっ」と感心し、コードウェイナー・スミスの横にエヴァ解説本なんかが置いてあるのを見て一人ほくそ笑む。

そしてルーディ・ラッカーが棚に並んでいるのを見つけると、その日は何だか幸運な気がするのだ。

2023-11-01

セフレとの関係

セフレが1人いる。

互いに本名恋人の有無も知らない。(自分は未婚で恋人もいない)

本当に月1以下の頻度でセックスをするだけの関係

ホテル前で待ち合わせて、セックスして、他愛もない会話をして、解散

正味時間も一緒に過ごさない。

メッセージ通話のやりとりもほぼしない。というか通話したこともない。

メッセージも、こういうプレイをしたい、とかが稀に来るくらいで、

基本は「今週末は時間がある」「じゃあ何時にこのホテルで」という事務的なやりとりだ。

何だかんだで3年以上続いている。

よく、セフレから恋人に昇格したい、とか、セフレに沼っている、みたいなことを見かけるが、自分のようなセフレとの関係は稀なんだろうか?スタンダードなんだろうか?

まぁ、セフレ英語話者で、自分英語スキル/セフレ日本語スキルが低くてコミュニケーションが十分にとれない、というのが大きな理由な気もするが。

2023-10-31

俳優池田純矢逮捕への反応に違和感

特殊詐欺受け子、それも俳優警察官役を演じての犯行なんて悪質極まりない直球の悪事だよね?

なのに「食えなかったのかな」「俳優業は厳しい」なんて詳細もわからないうちから勝手に良い方に事情推しはかってもらえてることになんだかモヤモヤ

普通の人にはない認知度・好感度を持つ芸能人ってやっぱりちょっとずるい。

池袋交通事故で叩かれてるおじいちゃんよりよっぽど上級国民だよ。

カラオケ番組ピッチ補正をしてるのは詐欺だとか言うばかみたいな増田があったけど、そもそも作りものを見てるという意識がみんな薄いのかな。

芸能人私たちに見せる姿なんて本人の本当の姿とは何の関係もないのに。

営業店員さんがニコニコ接客してくれるのと同じなんだよ。

それでも勘違いさせてしまうのが芸能界が見せてくれる「夢」ってやつなのかな?

ガチファンでない人まで同情的な反応をしてるのが何だか異様だった。

他の事件への反応と比べると。

ちなみに彼は声優として放送中含め複数担当キャラがいたりして別に「売れてない人」でもない。

なにをするにも一般人とは違う有利な位置にいるんだからお金が欲しいなら真っ当な方法を取ればよかったのになあ。

お金のためだったのかすらまだわからないのでなんとも言えないけどね。

本当に残念。

anond:20231030212810

2023-10-29

いやほんと酷すぎるよこれ。

清掃員って高齢の人が多いのに、そんな高齢女性自称トランス女性という屈強な変態男に立ち向かう事を要求するって

現実に生じ得る問題について何も考えてないでしょ

最高裁性別変更の手術要件違憲判断 現場トイレ清掃員は戸惑いを隠せない』

https://news.yahoo.co.jp/articles/35150e9756f8299babffece5cdb11d613524fc8e?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20231029&ctg=lif&bt=tw_up

 この国ではこれまで戸籍上の性別を変更するには生殖能力をなくすこと、とくに男性女性になるための性別適合手術をしなければならなかった。しか最高裁法廷はそうした手術を強いることが「憲法違反」(憲法第13条)であるとし、無効判断をくだした。

 大法廷判事15人全員一致の「違憲」決定。これにより将来的には身体特性上まったく男性のまま、女性専用とされる場所使用できることになる可能性が高まったとされる。

「そこまでの話になると、現場でどうこうできませんよ。施設会社もいろいろ考えるのでしょうけど、私みたいなおばあちゃんには何が何だか

2023-10-25

中学受験をしてない人生経験してみたかった

docomo配信サービス配信されている、とあるアイドルオーディションサバイバル番組にどハマりしてずっと見ている。過去シリーズまで追って、そこからデビューしたアイドルを推すほどハマっている。

そんな番組出会ってしまたことをきっかけに、自分人生について、過去に無いくらい考えて悔やんで分析して、を繰り返している。

両親のことは大好きだ。

奨学金なんて必要いくらいの収入があった父親専業主婦毎日「おかえり」と言ってくれる母親、3食おいしいご飯、たまの家族旅行、何一つ不自由なく育ててもらった。

中学入って以降は、私のやりたいことが私の成長に繋がるのならばと、できる限りを尽くしてやらせてもらった。

ガチャかい言葉だって必要ないほど恵まれ環境で育った。


でも、自分のことはびっくりするほど好きじゃない。

顔とかスタイルとか容姿ではなくて、人としての中身の問題だ。

根暗で、卑屈で、俯瞰してて、ひねくれていて、粘着質で、冷めていて、僻みがちな中身の問題だ。

絶対に生まれた時からこんなんだったわけじゃない。

少なくともまだ年齢の数字が1桁だったときは、明るくてよくしゃべる、放課後毎日遊びに行くような友達の多い子だったと思う。

それなのに変わってしまったのは自分の中で明確なターニングポイントがあって、それが「中学受験」だったと思っている。

身バレしたらしたで仕方ない。

ずっと抱えてきた贅沢な息苦しさを誰かに聞いてほしい。

から話す私の生い立ちがとんでもなく恵まれていることなんてわかってる。今から話す全てがとんでもなく甘いことなんてわかってる。無いものねだりの高望だってことだってわかってる。だから、この長くてまとまりのない文章をもし読んでくれるのであれば、この親不孝ものが、甘ったれが、クズが、って、思う存分バカにして反面教師にして笑ってほしい。


物心ついたときから、歌ったり踊ったり楽器演奏したりするのが大好きだった。

私の通っていた郊外幼稚園にはたしか必須クラブ活動があって、年少さんのときは親の意向で「お作法クラブ」に入れられた。お着物を着てお茶の飲み方を教わったり毛筆書道を並んで書いたり、素敵なことなんだけれど、3歳の私は幼いながらにかなり堅苦しさを感じていた。

クラスで一番仲の良かったおともだちがバレエクラブに入っているのがとても羨ましかった。ことあるごとに私もバレエクラブがいい、来年は変えて!と主張し続け、年中になった時には晴れてバレエクラブに入れてもらえたが、年長に上がった段階ではなぜかもとのお作法クラブに戻されていた。

幼稚園の3年間はクラブ活動とは別で習い事をしていた。英会話教室と、今は無きn田チャイルドアカデミー(n=7)だ。英会話教室は5歳になっても何のために何をやっているのかわからなかったのと、言葉先生に通じないのとでかなりストレスを感じていたと思う。

n田は、英会話教室なんかよりもはるかに何のために何をやっているのかわからなかったのと、毎日課される難解な宿題プリントと、自分習い事をどういうふうにおともだちに説明すれば伝わるのかがわからなさすぎて、何が何だかよくわからないまま終えた。

ピアノバレエを習っているおともだちがそれはそれは羨ましかった。


小学校に上がるタイミング関東の割と都会な地域引っ越した。その地域から無理なく通える範囲に高偏差値私立中高一貫校が2つもあり(以下A中学•B中学、A中学のほうがレベルが高い)、どうやら親はその学区の良さに惹かれてその地域に引っ越すことを決めたようだった。

n田の難解な宿題プリントはなぜか小学生に上がってからも続いた。学校宿題とは別で、毎日ノルマを課されていた。新しい学校で持ち前の明るさを発揮し、近所に友達もたくさんできて、遊びたい盛りだった低学年の私には、異常に難しい問題を怒られながら泣きながらこなすのは相当な苦行だった。

小学2年生になってからは、年に2,3回、大手中学受験塾のオープンテストを受けるようになった。気づいたら申し込まれていて、気づいたら受験票があって、気づいたら当日その塾に連れて行かれて謎のテストを解いている、そんな状態だった。n田の毎日プリントのおかげか、成績は相当良かった。

あなたはこれからA中学を目指すのよ、みんなと同じ隣の中学校にはいけないの。地元中学校に行くのはちょっとばかなのよ。と言われる(刷り込まれる)ようになる。

地域お祭りに行った時にステージで見た、小学生ダンスチームの発表がとてもかっこよく見えて、釘付けになった。家に帰ってから親にそのことを話し、「私もダンスやってみたい、習い事したい」とお願いをしたら、「5年生くらいになったらいいよ」と言われ、私はその言葉を信じて3年待ってみることにした。

風呂オリジナルの歌を歌ってみたり、適当な踊りを作ってみたり、自分カリスマアイドルとしてデビューするような妄想をしていたのもこの時期だったと思う。

小学3年生になってもオープンテストは言われるがままに受け続け、2月には「新4年生」としてついに入塾していた。ちょうどこの頃、近くの高校中高一貫ではない、以下C高校)の合唱部が私の小学校演奏会をしに来てくれて、その演奏の素晴らしさに感動し、ほのかにC高校に行きたい!という思いが芽生えた。


4年生になり、中学受験がはじまった。目標はA中学県内屈指の進学校を目指して塾通いが始まった。事前の数年間のオープンテストの結果、クラスは一番上になり、受験が終わるまでクラスが落ちることは一回も無かった。

自体はとても楽しかった。10数年経った今でも連絡を取り合うような大事な仲間もできたし、なにより当時は小学生にして他校に友達がいるという事実が誇らしかった。


常になにがなんだかわからないままテストを受け続けてついに始まった中学受験生活だったが、私の意識は常に「親に怒られるから仕方なく勉強している」だった。

今までは存在しなかった授業ごとの予習•復習の行程、難しい問題で躓き、とくに算数強敵だった。ほんとうに難しかった。

からなくて、理解できなくて、私の勉強のあまりの進度の遅さに怒られ、毎日のように殴られ、教科書を破られ、ノートを破られ、こっそり楽しんでいたニンテンドーDSliteは見つかって真っ二つに折られ、悔しさと意味のわからなさに泣き叫び、近所から苦情が入り、さらに怒られ、テストの点が悪いとため息をつかれ、そんな日々が3年間続いた。

受験直前にはもう燃え尽きていて、自習と嘘をついてショッピングモールに出かけたりもしていた。当然バレて、さらに怒られた。口も悪くなったし、このあたりから私も何かあるとすぐキレてしまうような難しい性格になった。


学校環境も少し問題だった。

小学4年生ともなるとだんだん人間味を帯びてくる。ヒソヒソ話や悪口友達グループ化が激化する。塾に行くようになってからは遊びに行くことも減り、放課後も付き合いがあるような友達も減った。

塾に行くようになったことで、授業中の発言普段言動に対して「いい子ぶってんじゃねーよ」「頭いいからって偉そうにしないでくれる?」と言われるようになった。

自分問題があるんだと思い、明るかったのが嘘のようにあまりさな子どもになった。実際何かしら偉そうに聞こえるような言動はあったんだと思う。

5,6年生のときクラス3分の1が中学受験をしている子たちだった。

学年の受験生がほぼ固められているにもかかわらず、次の担任中学受験に対する理解がまるで無かったので、日記帳を1日見開き1ページ書くという宿題毎日出た。

大体の日はそれにプラスしてワークなどがあった。当然、学校宿題の量と塾の与復習の両立に苦戦した。家ではそれが原因でさらに怒られた。

周りの受験生も学校宿題が大変と愚痴をこぼしていたので、私だけじゃないと知って安心した。

クラスで私を仲間はずれにした女子のことを陰で女王様揶揄っていたら、誰かにそれを担任にチクられ、授業をひとつ潰してまで説教された。

泣いて謝り許しを乞うまで説教は終わらなかった。世の中には私の味方なんていないんだと思った。

そういえば、2年生だったあのときから待ちに待っていた5年生になったので、めちゃくちゃダメ元で親に「ダンス、習わせてくれるんだよね…?」と聞いたら、何わけわかんないこと言ってんの勉強に集中しなさいと一蹴された。

中学受験中にダンスなんてやってる場合じゃないのはわかってはいたけど、それはそれでつらかった。

頭打ちの成績、勉強に対するやる気の無さ、新しいクラスでできた友達とも遊びたい、そんないろいろな要因が重なって、家庭内でも勉強をしたがらない私に対する怒鳴り声は常に飛んでいた。

怒られない日の方が珍しかった。

自分の気力、体力、学力には到底合わない高いレベルの内容には正直ついていけていなかった。

当然勉強は嫌いになった。少し理解できない問題が続くとなんでそんなにできないのと怒られ顔を引っ叩かれ毎日泣いて、ある日勇気を出して「受験をやめたい」と言ってみた。

親にはA中学B中学に行くとこんなにいいことがあるんだよお前の将来の選択肢が広がっていい大学にもいけるしいいところに就職できるんだよ、それはみんなは高校受験競争率が高い中やることだから中学のうちにやっておいた方がいいんだぞ、それでもお前は受験をやめるのかと言われたが、私はある日にはC高校に行きたいと自分意思で思ったんだから高校受験でそこを目指したいんだと強い意志を持って受験をやめる選択をした。

地元中学に行く奴はバカと言われて育って来たので少しプライドが許せなさそうだったが、それよりもこの受験生活が、「私のため」の名のもとに暴言暴力の飛び交うこの異常な家庭が嫌だったので、受験をやめる決断をできたことにほっとしていた。

後日優しい口調の親に丸めまれ、なぜか受験は続行することとなった。正直どうしてこうなったのか何も覚えていない。

結局中学受験は完遂し、A中学は落ち、B中学そもそも受験せず、家からは少し遠い第3志望のD中学入学することになった。

B中学よりはレベルの高い進学校だったので、A中学に落ちたことによってプライドが傷つくこともそこまでなかった。

中学に上がり、かねてより部活というものに、特に運動部に憧れがあったので、そのまま運動系部活に入った。

チアリーディング部はあったが、正直ヒップホップ系ダンスがやりたかったのと、小学生の時にあてられた記憶女子集団が完全に苦手になってしまったので、チアリーディング部には入らなかった。

これが「初めて自分で何かを選択できた瞬間」だった。

毎日練習が楽しくてヘトヘトになって帰ると、勉強する体力とやる気なんて残っていなかった。

最初地頭で乗り切っていた定期試験だんだん順位が落ちていき、高校に上がってから留年スレスレ彷徨うこととなった。

中学受験で完全に捻くれた性格が災いし、人間関係の構築は部活以外では皆無であった。

内向的になりかけていた自分性格さら内向的になり、何重にも殻に閉じこもるようになった。

順調に過ごす周りの同級生を見て、どうしてこの子達は同じ壮絶な受験経験しているはずなのにこんなに真っ直ぐで明るいのだろうと疑問に思っていた。

中高一貫校性質上、入学早々にやらかすとそこから卒業までは取り返しがつかなかったので、本当に部活の仲間以外の友達はいないに等しかった。

進学校勉強についていけないことと友達のいないストレスが相まって、学校の授業は休んだり遅刻したりすることが多かった。それでも部活時間には必ず練習場に行って、毎日練習には参加した。その甲斐あって、部活の方は最終的には目標だった県の上位層に食い込むことができた。

家庭では大学受験を見据えろとか勉強しろとかは一切言われなくなった。

流石に留年が危ぶまれた時は進級できるくらいにはなってくれとは言われたが、それくらいだった。希望ではないもの進学校に入れることができた満足と、あと妹の中学受験が始まっていたのも一因だったと思う。

結果的に妹は黙々と学習を重ね国内トップレベル中学入学したし、私は大学受験勉強を相当サボりつつも、運良く上位校と呼ばれるような私立大学のよくわからない学部に現役で合格した。

私の中学受験生活が酷すぎたぶん、妹には重い重い期待がかかっていてプレッシャーだったと思う。妹は妹で家庭でもあまり感情を出さずおとなしくして親の言うことを素直に聞いているように見えた。

姉のふり見て我がふり直せ、だったんだろう。

申し訳ないことをしたと思っているし、やはり我が家中学受験なんて向いてない家庭だと思っている。


半年に一回くらい、ボイストレーニング無料体験に申し込んで、無料体験レッスンだけ受講したことが何回かあった。ボーカリストオーディションとか受けてみたいなと思い調べることもあったが、一回も応募したことはなかった。



そして今、私は大学生をしている。

持ち前の勉強嫌いを発揮していくつかの単位を落としながら、中高でやっていた運動は続けながら、アカペラサークルミュージカルサークル所属してステージに立ってみたこともあった。

お金が想定よりかかったり、思ったよりも本気で音楽に向き合う人がいないいわゆる形だけのサークルだったりで、どちらもすぐ辞めてしまった。

そして、とある前世持ち練習生の存在きっかけに、冒頭に書いた某アイドルオーディションサバイバル番組配信に辿りついた。

が、その番組や前シリーズやそこからデビューしたグループを見ていくうちに、自分と同年代の子達がデビューに向けて取り組むのを見ていくうちに、何か動悸がするような、焦るような気持ちが抑えられなくなっていた。

大きいステージに立っているアイドルを見ていると涙が出てくる。

私もそっちに行きたいって。

アイドルを目指していたなんて言えるほどの努力は一切していないけど、ステージ表現して人の心を掴むということに対する強い憧れはずっと持っていて、悔しさがこみ上げてきて。

私の好きなアイドル10年を超えるダンス歴で、とにかくいろんなステージに立っていろんなオーディションを受けて大きな挫折も味わって、そんな長い下積みの末やっとデビューした。

その人が「小学生の時にダンスを習い始めて、そのおかげで内気だったのが明るい性格になった」とたびたび話していて、でもそれを聞くたびにすこし胸が苦しくなる。


中学受験じゃなくて、ダンスだったら?

私は音楽が好きで、自分で何かを表現たかったという気持ち絶対にずっとあって、それを無理に抑えてこなかったら?

中学受験の時のあの地獄のような家庭環境が無かったら、ダンスというずっとやりたかたことで自己表現ができていたら、もっとまっすぐな明るい子だったのではないか

小学校からダンスや歌を本格的にやらせてもらっていたら、私もあの番組ステージに立てたのではないか

私の勉強嫌いは完全に中学受験からきているわけで、それが無かったら別に高校受験からでもこの大学に入ることはできたんじゃなかろうか。勉強自発的にできるようになって、もっと良いところに行けてた可能性もあったんじゃなかろうか。逆も然りだけど。

今考えたらあの習い事クラブ活動も全部親の決めたもので、私の意思なんてこれっぽっちもなくて、全てが勉強につながるようなもので、だから今の私は勉強がとてもとでも嫌いだし、大学生になった今でも勉強自分のためではなくて新卒大卒獲得のためにやらされるものだと心の底では思っている。

中学受験の時の生活は今考えたら虐待だったね本当にごめんねと親は言ってくるけれども、明るかった小学3年生以前の私の性格はもう帰ってこない。

元の形の記憶を失うほどにねじれて拗れてズタズタになってしまったあの時の私から変われる気配なんてない。今から明るく優しい子になんてなれない。

家庭内でたまに言い方がきついと怒られそれがきっかけで大きな喧嘩になることもあるけれど、あの多感な時期に毎日怒られ怒鳴られ殴られ続けて親の口調が移らないわけない。私の口調と親の口調はびっくりするほどそっくりだ。


全部、中学受験のせいだと思ってしまう。


私のために全力でサポートしてくれたんだと思う。でも別に中学受験させてくれなんて頼んでなかった。あんな怒鳴り声と泣き叫ぶ声と暴力の絶えない家にしてくれなんて頼んでなかった。あんなんなるなら、地元中学でもよかった。


やりたいことなんて何もできなかったし私の話なんて微塵も聞いてくれなかったなと思ってしまう。


それでも、ここまで育ててくれて、私のことを考えて人生設計の手助けをしてくれて、中高大10年間の私立学費を惜しみなく出してくれた親には本当に感謝している。本当に恵まれた家庭で何ひとつ不自由なく育ったと思う。


それに、本当にダンスや歌がやりたかったなら、中学に上がったタイミング部活に入らずに、今度こそダンスを習わせてほしいボイトレに通いたいと親を説得することだってできたはずだ。そうしなかった段階でそこまで本気じゃなかったんだと思う。このことに気づいて、初めてあ

中学受験をしてない人生経験してみたかった

docomo配信サービス配信されている、とあるアイドルオーディションサバイバル番組にどハマりしてずっと見ている。過去シリーズまで追って、そこからデビューしたアイドルを推すほどハマっている。

そんな番組出会ってしまたことをきっかけに、自分人生について、過去に無いくらい考えて悔やんで分析して、を繰り返している。

両親のことは大好きだ。

奨学金なんて必要いくらいの収入があった父親専業主婦毎日「おかえり」と言ってくれる母親、3食おいしいご飯、たまの家族旅行、何一つ不自由なく育ててもらった。

中学入って以降は、私のやりたいことが私の成長に繋がるのならばと、できる限りを尽くしてやらせてもらった。

ガチャかい言葉だって必要ないほど恵まれ環境で育った。


でも、自分のことはびっくりするほど好きじゃない。

顔とかスタイルとか容姿ではなくて、人としての中身の問題だ。

根暗で、卑屈で、俯瞰してて、ひねくれていて、粘着質で、冷めていて、僻みがちな中身の問題だ。

絶対に生まれた時からこんなんだったわけじゃない。

少なくともまだ年齢の数字が1桁だったときは、明るくてよくしゃべる、放課後毎日遊びに行くような友達の多い子だったと思う。

それなのに変わってしまったのは自分の中で明確なターニングポイントがあって、それが「中学受験」だったと思っている。

身バレしたらしたで仕方ない。

ずっと抱えてきた贅沢な息苦しさを誰かに聞いてほしい。

から話す私の生い立ちがとんでもなく恵まれていることなんてわかってる。今から話す全てがとんでもなく甘いことなんてわかってる。無いものねだりの高望だってことだってわかってる。だから、この長くてまとまりのない文章をもし読んでくれるのであれば、この親不孝ものが、甘ったれが、クズが、って、思う存分バカにして反面教師にして笑ってほしい。


物心ついたときから、歌ったり踊ったり楽器演奏したりするのが大好きだった。

私の通っていた郊外幼稚園にはたしか必須クラブ活動があって、年少さんのときは親の意向で「お作法クラブ」に入れられた。お着物を着てお茶の飲み方を教わったり毛筆書道を並んで書いたり、素敵なことなんだけれど、3歳の私は幼いながらにかなり堅苦しさを感じていた。

クラスで一番仲の良かったおともだちがバレエクラブに入っているのがとても羨ましかった。ことあるごとに私もバレエクラブがいい、来年は変えて!と主張し続け、年中になった時には晴れてバレエクラブに入れてもらえたが、年長に上がった段階ではなぜかもとのお作法クラブに戻されていた。

幼稚園の3年間はクラブ活動とは別で習い事をしていた。英会話教室と、今は無きn田チャイルドアカデミー(n=7)だ。英会話教室は5歳になっても何のために何をやっているのかわからなかったのと、言葉先生に通じないのとでかなりストレスを感じていたと思う。

n田は、英会話教室なんかよりもはるかに何のために何をやっているのかわからなかったのと、毎日課される難解な宿題プリントと、自分習い事をどういうふうにおともだちに説明すれば伝わるのかがわからなさすぎて、何が何だかよくわからないまま終えた。

ピアノバレエを習っているおともだちがそれはそれは羨ましかった。


小学校に上がるタイミング関東の割と都会な地域引っ越した。その地域から無理なく通える範囲に高偏差値私立中高一貫校が2つもあり(以下A中学•B中学、A中学のほうがレベルが高い)、どうやら親はその学区の良さに惹かれてその地域に引っ越すことを決めたようだった。

n田の難解な宿題プリントはなぜか小学生に上がってからも続いた。学校宿題とは別で、毎日ノルマを課されていた。新しい学校で持ち前の明るさを発揮し、近所に友達もたくさんできて、遊びたい盛りだった低学年の私には、異常に難しい問題を怒られながら泣きながらこなすのは相当な苦行だった。

小学2年生になってからは、年に2,3回、大手中学受験塾のオープンテストを受けるようになった。気づいたら申し込まれていて、気づいたら受験票があって、気づいたら当日その塾に連れて行かれて謎のテストを解いている、そんな状態だった。n田の毎日プリントのおかげか、成績は相当良かった。

あなたはこれからA中学を目指すのよ、みんなと同じ隣の中学校にはいけないの。地元中学校に行くのはちょっとばかなのよ。と言われる(刷り込まれる)ようになる。

地域お祭りに行った時にステージで見た、小学生ダンスチームの発表がとてもかっこよく見えて、釘付けになった。家に帰ってから親にそのことを話し、「私もダンスやってみたい、習い事したい」とお願いをしたら、「5年生くらいになったらいいよ」と言われ、私はその言葉を信じて3年待ってみることにした。

風呂オリジナルの歌を歌ってみたり、適当な踊りを作ってみたり、自分カリスマアイドルとしてデビューするような妄想をしていたのもこの時期だったと思う。

小学3年生になってもオープンテストは言われるがままに受け続け、2月には「新4年生」としてついに入塾していた。ちょうどこの頃、近くの高校中高一貫ではない、以下C高校)の合唱部が私の小学校演奏会をしに来てくれて、その演奏の素晴らしさに感動し、ほのかにC高校に行きたい!という思いが芽生えた。


4年生になり、中学受験がはじまった。目標はA中学県内屈指の進学校を目指して塾通いが始まった。事前の数年間のオープンテストの結果、クラスは一番上になり、受験が終わるまでクラスが落ちることは一回も無かった。

自体はとても楽しかった。10数年経った今でも連絡を取り合うような大事な仲間もできたし、なにより当時は小学生にして他校に友達がいるという事実が誇らしかった。


常になにがなんだかわからないままテストを受け続けてついに始まった中学受験生活だったが、私の意識は常に「親に怒られるから仕方なく勉強している」だった。

今までは存在しなかった授業ごとの予習•復習の行程、難しい問題で躓き、とくに算数強敵だった。ほんとうに難しかった。

からなくて、理解できなくて、私の勉強のあまりの進度の遅さに怒られ、毎日のように殴られ、教科書を破られ、ノートを破られ、こっそり楽しんでいたニンテンドーDSliteは見つかって真っ二つに折られ、悔しさと意味のわからなさに泣き叫び、近所から苦情が入り、さらに怒られ、テストの点が悪いとため息をつかれ、そんな日々が3年間続いた。

受験直前にはもう燃え尽きていて、自習と嘘をついてショッピングモールに出かけたりもしていた。当然バレて、さらに怒られた。口も悪くなったし、このあたりから私も何かあるとすぐキレてしまうような難しい性格になった。


学校環境も少し問題だった。

小学4年生ともなるとだんだん人間味を帯びてくる。ヒソヒソ話や悪口友達グループ化が激化する。塾に行くようになってからは遊びに行くことも減り、放課後も付き合いがあるような友達も減った。

塾に行くようになったことで、授業中の発言普段言動に対して「いい子ぶってんじゃねーよ」「頭いいからって偉そうにしないでくれる?」と言われるようになった。

自分問題があるんだと思い、明るかったのが嘘のようにあまりさな子どもになった。実際何かしら偉そうに聞こえるような言動はあったんだと思う。

5,6年生のときクラス3分の1が中学受験をしている子たちだった。

学年の受験生がほぼ固められているにもかかわらず、次の担任中学受験に対する理解がまるで無かったので、日記帳を1日見開き1ページ書くという宿題毎日出た。

大体の日はそれにプラスしてワークなどがあった。当然、学校宿題の量と塾の与復習の両立に苦戦した。家ではそれが原因でさらに怒られた。

周りの受験生も学校宿題が大変と愚痴をこぼしていたので、私だけじゃないと知って安心した。

クラスで私を仲間はずれにした女子のことを陰で女王様揶揄っていたら、誰かにそれを担任にチクられ、授業をひとつ潰してまで説教された。

泣いて謝り許しを乞うまで説教は終わらなかった。世の中には私の味方なんていないんだと思った。

そういえば、2年生だったあのときから待ちに待っていた5年生になったので、めちゃくちゃダメ元で親に「ダンス、習わせてくれるんだよね…?」と聞いたら、何わけわかんないこと言ってんの勉強に集中しなさいと一蹴された。

中学受験中にダンスなんてやってる場合じゃないのはわかってはいたけど、それはそれでつらかった。

頭打ちの成績、勉強に対するやる気の無さ、新しいクラスでできた友達とも遊びたい、そんないろいろな要因が重なって、家庭内でも勉強をしたがらない私に対する怒鳴り声は常に飛んでいた。

怒られない日の方が珍しかった。

自分の気力、体力、学力には到底合わない高いレベルの内容には正直ついていけていなかった。

当然勉強は嫌いになった。少し理解できない問題が続くとなんでそんなにできないのと怒られ顔を引っ叩かれ毎日泣いて、ある日勇気を出して「受験をやめたい」と言ってみた。

親にはA中学B中学に行くとこんなにいいことがあるんだよお前の将来の選択肢が広がっていい大学にもいけるしいいところに就職できるんだよ、それはみんなは高校受験競争率が高い中やることだから中学のうちにやっておいた方がいいんだぞ、それでもお前は受験をやめるのかと言われたが、私はある日にはC高校に行きたいと自分意思で思ったんだから高校受験でそこを目指したいんだと強い意志を持って受験をやめる選択をした。

地元中学に行く奴はバカと言われて育って来たので少しプライドが許せなさそうだったが、それよりもこの受験生活が、「私のため」の名のもとに暴言暴力の飛び交うこの異常な家庭が嫌だったので、受験をやめる決断をできたことにほっとしていた。

後日優しい口調の親に丸めまれ、なぜか受験は続行することとなった。正直どうしてこうなったのか何も覚えていない。

結局中学受験は完遂し、A中学は落ち、B中学そもそも受験せず、家からは少し遠い第3志望のD中学入学することになった。

B中学よりはレベルの高い進学校だったので、A中学に落ちたことによってプライドが傷つくこともそこまでなかった。

中学に上がり、かねてより部活というものに、特に運動部に憧れがあったので、そのまま運動系部活に入った。

チアリーディング部はあったが、正直ヒップホップ系ダンスがやりたかったのと、小学生の時にあてられた記憶女子集団が完全に苦手になってしまったので、チアリーディング部には入らなかった。

これが「初めて自分で何かを選択できた瞬間」だった。

毎日練習が楽しくてヘトヘトになって帰ると、勉強する体力とやる気なんて残っていなかった。

最初地頭で乗り切っていた定期試験だんだん順位が落ちていき、高校に上がってから留年スレスレ彷徨うこととなった。

中学受験で完全に捻くれた性格が災いし、人間関係の構築は部活以外では皆無であった。

内向的になりかけていた自分性格さら内向的になり、何重にも殻に閉じこもるようになった。

順調に過ごす周りの同級生を見て、どうしてこの子達は同じ壮絶な受験経験しているはずなのにこんなに真っ直ぐで明るいのだろうと疑問に思っていた。

中高一貫校性質上、入学早々にやらかすとそこから卒業までは取り返しがつかなかったので、本当に部活の仲間以外の友達はいないに等しかった。

進学校勉強についていけないことと友達のいないストレスが相まって、学校の授業は休んだり遅刻したりすることが多かった。それでも部活時間には必ず練習場に行って、毎日練習には参加した。その甲斐あって、部活の方は最終的には目標だった県の上位層に食い込むことができた。

家庭では大学受験を見据えろとか勉強しろとかは一切言われなくなった。

流石に留年が危ぶまれた時は進級できるくらいにはなってくれとは言われたが、それくらいだった。希望ではないもの進学校に入れることができた満足と、あと妹の中学受験が始まっていたのも一因だったと思う。

結果的に妹は黙々と学習を重ね国内トップレベル中学入学したし、私は大学受験勉強を相当サボりつつも、運良く上位校と呼ばれるような私立大学のよくわからない学部に現役で合格した。

私の中学受験生活が酷すぎたぶん、妹には重い重い期待がかかっていてプレッシャーだったと思う。妹は妹で家庭でもあまり感情を出さずおとなしくして親の言うことを素直に聞いているように見えた。

姉のふり見て我がふり直せ、だったんだろう。

申し訳ないことをしたと思っているし、やはり我が家中学受験なんて向いてない家庭だと思っている。


半年に一回くらい、ボイストレーニング無料体験に申し込んで、無料体験レッスンだけ受講したことが何回かあった。ボーカリストオーディションとか受けてみたいなと思い調べることもあったが、一回も応募したことはなかった。



そして今、私は大学生をしている。

持ち前の勉強嫌いを発揮していくつかの単位を落としながら、中高でやっていた運動は続けながら、アカペラサークルミュージカルサークル所属してステージに立ってみたこともあった。

お金が想定よりかかったり、思ったよりも本気で音楽に向き合う人がいないいわゆる形だけのサークルだったりで、どちらもすぐ辞めてしまった。

そして、とある前世持ち練習生の存在きっかけに、冒頭に書いた某アイドルオーディションサバイバル番組配信に辿りついた。

が、その番組や前シリーズやそこからデビューしたグループを見ていくうちに、自分と同年代の子達がデビューに向けて取り組むのを見ていくうちに、何か動悸がするような、焦るような気持ちが抑えられなくなっていた。

大きいステージに立っているアイドルを見ていると涙が出てくる。

私もそっちに行きたいって。

アイドルを目指していたなんて言えるほどの努力は一切していないけど、ステージ表現して人の心を掴むということに対する強い憧れはずっと持っていて、悔しさがこみ上げてきて。

私の好きなアイドル10年を超えるダンス歴で、とにかくいろんなステージに立っていろんなオーディションを受けて大きな挫折も味わって、そんな長い下積みの末やっとデビューした。

その人が「小学生の時にダンスを習い始めて、そのおかげで内気だったのが明るい性格になった」とたびたび話していて、でもそれを聞くたびにすこし胸が苦しくなる。


中学受験じゃなくて、ダンスだったら?

私は音楽が好きで、自分で何かを表現たかったという気持ち絶対にずっとあって、それを無理に抑えてこなかったら?

中学受験の時のあの地獄のような家庭環境が無かったら、ダンスというずっとやりたかたことで自己表現ができていたら、もっとまっすぐな明るい子だったのではないか

小学校からダンスや歌を本格的にやらせてもらっていたら、私もあの番組ステージに立てたのではないか

私の勉強嫌いは完全に中学受験からきているわけで、それが無かったら別に高校受験からでもこの大学に入ることはできたんじゃなかろうか。勉強自発的にできるようになって、もっと良いところに行けてた可能性もあったんじゃなかろうか。逆も然りだけど。

今考えたらあの習い事クラブ活動も全部親の決めたもので、私の意思なんてこれっぽっちもなくて、全てが勉強につながるようなもので、だから今の私は勉強がとてもとでも嫌いだし、大学生になった今でも勉強自分のためではなくて新卒大卒獲得のためにやらされるものだと心の底では思っている。

中学受験の時の生活は今考えたら虐待だったね本当にごめんねと親は言ってくるけれども、明るかった小学3年生以前の私の性格はもう帰ってこない。

元の形の記憶を失うほどにねじれて拗れてズタズタになってしまったあの時の私から変われる気配なんてない。今から明るく優しい子になんてなれない。

家庭内でたまに言い方がきついと怒られそれがきっかけで大きな喧嘩になることもあるけれど、あの多感な時期に毎日怒られ怒鳴られ殴られ続けて親の口調が移らないわけない。私の口調と親の口調はびっくりするほどそっくりだ。


全部、中学受験のせいだと思ってしまう。


私のために全力でサポートしてくれたんだと思う。でも別に中学受験させてくれなんて頼んでなかった。あんな怒鳴り声と泣き叫ぶ声と暴力の絶えない家にしてくれなんて頼んでなかった。あんなんなるなら、地元中学でもよかった。


やりたいことなんて何もできなかったし私の話なんて微塵も聞いてくれなかったなと思ってしまう。


それでも、ここまで育ててくれて、私のことを考えて人生設計の手助けをしてくれて、中高大10年間の私立学費を惜しみなく出してくれた親には本当に感謝している。本当に恵まれた家庭で何ひとつ不自由なく育ったと思う。


それに、本当にダンスや歌がやりたかったなら、中学に上がったタイミング部活に入らずに、今度こそダンスを習わせてほしいボイトレに通いたいと親を説得することだってできたはずだ。そうしなかった段階でそこまで本気じゃなかったんだと思う。このことに気づいて、初めてあ

昨日のロンハー興味深かったなぁ。

まーどこまで演出入ってるかはおいておいて、

お笑い好きとしては伊藤の予想が妥当と思ったけど、一般男性の回答がなかなか。

お笑いそんなに見てない人だとしても何だか違和感あったなー。

こういうアンケートに答えそうな男性ぽさが出てるのかなーと思ったマル

2023-10-23

キーホルダーの輪っかを探して

部屋の鍵は登山用のカラビナキーホルダーにして使っている。

その鍵とカラビナをつなぐ輪っかの金具。説明が難しいんだけど、針金が二重になっているような。その輪っかがなぜか変形してしまった。

まぁハンズならあるかなと思って買いに行った。工具コーナーに似たような形状のものはあるけど何だか微妙に違う。

店員さんに実物を見せてわざわざ探してもらったけど、残念ながら「ありません」だった。

困った。どこで手に入れるのが正解なのかわからないけど、とりあえずダイソーに向かった。

キーホルダーコーナーがあった!カラビナに輪っかも付いてる!! しかも3個セット!!! こんな低単価の輪っかだけをハンズで置くまでもないんだろうな。

3個セットを買って、輪っかを1つだけ外して、元の鍵とカラビナに付けた。これで鍵だけが落ちることはない。

いま、部屋には余ったカラビナ3つと輪っか2つがある。輪っかだけがしかたから仕方がない。これから使うことはあるんだろうか……正直わっからない。

タイムパフォーマンスは悪いけど、この買い物にめちゃくちゃ満足している。そんな秋晴れの休日だった。

2023-10-22

地方都市何だかんだ最強説

anond:20231021193923

あー。これ俺も思ってた。電車移動って意外と時間かかるのよな。あと定期券が高い。3か月2万とか、軽自動車税金が1年7万なの考えると車所持の方がメリットありそう。

地方建物って大抵1階建てだし、家から車~駐車場から会社アクセス考えると地方都市が何だかんだ最強な気がする。

2023-10-20

anond:20231009060217

アメリカがやっているように不正滞在者は支援している人の地域にお送りすれば良いんじゃないか

例えばこの学生さんとかさ、ご自宅まわりで受け入れれば良いんじゃないかね。最近奨学金の返済帳消し活動の方に力入れてるみたいだけど

https://sn-jp.com/archives/127200

ちなみにイギリス難民ルワンダに送るつもりらしい。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230629/k10014113551000.html

  

冗談はさておき

埼玉って渡来人開拓してきた地域多いし、PKKとか活動家いなけりゃ何だかんだ帰化してフツーに土着しそうな気もするんですけどね

というか、外国人が4万人住んでて、全児童のうち43%が外国籍小学校もあるってニュースありましたけど、それでも壊れない川口市がスゴないですか。Unbreakable Kawaguchi City...

Colabo問題の俺の理解

いちばん盛り上がってたの、今年の初めぐらいだっけ?

その頃色々読んだと思うんだけど、なんかほとんど忘れてしまったので、今の状況が何だかよくわかってない。

俺の雑な理解を書いておくことにするぜ!!

 

 

登場人物

コラボ: 仁藤の作った団体。困ってる女の子を助けている。ほとんどボランティアで動いており、経理が雑すぎたために東京都から金をもらえなくなった。寄付金がいっぱいあるのであんまり困らないらしい。

仁藤:中年男性が嫌いで、困ってる女の子たちを助けたいと活動しているフェミニストアニオタが嫌い。エロも嫌い。ホストは好きらしい。嫌いなものには攻撃的になる。

暇空:なんか昔会社を持ってたかなんかで金持ちで暇なオタク美少女アイコン使用している。中年男性であるらしい。仁藤のことが嫌い。理屈っぽい。訴訟とか請求みたいな手続きが得意。リーガルハラスメントで仁藤とコラボをくるしめた。

アノンの姫:最近急に現れた。元・暇空の手先。すでに暇空とは袂を分かっているらしい。姫ではあるが、中年男性でもあるらしい。

共産党コラボにの運営に口を出したり、コラボ東京都から金をもらえるよう便宜をはかったらしい。目的がよくわからないが、コラボに恩のある女の子たちを党員として育てようとしていた?

コラボ弁護士:たくさんいる。基本的自分の思ってることをいう。裁判判決が出たときには完全勝利宣言ブログでする。ときどきコラボイベント警備員もやるらしい。

コロアキ:コラボ活動いちゃもんをつけたくて新宿に行って殴られたかなんかした。「さすがにおかしい!」って言ってた

しばき隊:昔から新大久保あたりで活動している。青龍刀でコロアキを倒した。

スルメロックコラボ揶揄マンガを書いてコラボ名誉毀損で訴えられた。

 

 

俺の勝手な印象ですが、暇空は仕事はできるが嫌な奴で、コラボ仕事はできないけど良い人たちという感じでしたね。

今はなんか名誉毀損とかの話になってて、もう東京都の金がどうとかは関係なくなってるってことであってるんでしょうか??

2023-10-19

anond:20231019012834

34歳で民間経験採用公務員になって、44歳で民間企業転職した人間が通りますよ。

ちなみに役所入庁前はインフラ総合職→同業界エンジニアリング会社10役所にいた後の転職先は類似業界新規事業企画

ちなみに役所では事務屋だったが、「前任者は技術職」みたいな仕事ばかりしてた。大学大学院は工学系。

転職自体は激しく後悔しているが、もっとうまいやりようはあったとは思っている。

①35歳未経験に対してのイメージ

 業種・職種による。人材不足の業種・職種では35歳でも若い方。

公務員から民間への転職者の現状。出来れば高年齢での転職

 首都圏政令市だが、結構普通にいた。大体役所にいる間に士業系の資格を取って転職、というパターンが多かった。

公務員的なスキル法令文書読解・書式トレース独自文体換骨奪胎・謎ローカルルール前例から踏襲)の民間での使い道

 転職活動では意外に評価される。ただ、企業が期待する「公務員的なスキル」と、実際の「公務員的なスキル」の間にはかなり乖離がある。

転職サイトの募集要項を読むコツ。嘘(とは言えずとも真実と遠い情報)がありがちな箇所。会社レビュー信頼度

 ・年収レンジ提示されている場合、その最低額に近いところに決まることが多い。年収例に新卒採用時の年収が書かれている大企業は、同年代プロパー年収テーブルに乗せてもらえる。

 ・何だかんだ言って中途採用新卒採用みたいにホイホイ内定がもらえないし、1社内定が出た時点で決断を迫られる。僕はそこで「会社レビュー」でちゃんと「ブラックな社風」と書かれていたのに、目をつぶって入社してしまった。レビューの通りの社風だった。

  会社レビューを都合よく解釈しないことが大事

⑤バレない範囲追記するかもなのでそっちが気になること。

 ・役所の中でどの系統仕事をしていたのか。経済振興系、建設系(事務屋でも)、環境系はつぶしが効く。庁内エリートの官房系(企画調整系、人事系など)はあまり評価されない。ただの事務処理屋さんでも所属部署の専門的な仕事をしていたかのように経歴を「盛る」ことは大事

2023-10-16

2023年10月15日 KINOSHITA NIGHT 2023 〜木下理樹生誕祭・SHIGONOSEKAI〜@Zepp DiverCity

疲れているのか分からないけど、東京に着いて移動中にIC定期を電車内で落としたり(拾ってくれた方が駅に届けてくれてて無事に手元に帰ってきました…ありがとうございます!!)ぼーっとし過ぎて気付いたら自分の整理番号呼び出しとっくに過ぎてたりしたけど無事にライブを観る事が出来ました…笑

安定のマキさん側で見る事にして左側へ移動したら割りと空いていたので前から3列目ぐらいで待機。予想はしてたけど一番手はポリでした。

ポリのライブ観るの久しぶり過ぎて(カヨちゃんがいた4人時代に何回かワンマン行った)3人体制のポリってどんな感じなんだろ?と思ってたけどめっちゃ良かった!!懐かしい曲も沢山やってくれたし何より演奏が上手い!!3ピースとは思えん…。フミちゃんベース、カッコ良過ぎてテンションばちばちに上がって頭ブンブン勢になりました笑

Let'sダバダバスタートテンション上がるしかない!!しかも次がYoung OH!OH!なの最高。音源よりギターロック感あったのも良き。MAD MACとかシーラカンスイズアンドロイドも聴けるとは…!!めっちゃ楽しくて汗かいた笑 ガジャガシャグーも久しぶりにライブで聴けて嬉しかったな〜。ライブ眼鏡を曇らせていた記憶が蘇った…(当時は眼鏡をかけていたので…)ポリのライブ、本当に楽しくてめっちゃ猿の奇声出したしハヤシさんが目の前に来たときうえーい!!って手を上げてしまった…。何かこういう底抜けに楽しい!みたいなライブに久しぶりに遭遇したのでめちゃくちゃ楽しかった。

ハヤシさんのMCめっちゃ面白かったので自分用に覚え書き。

サブタイトルのSHIGONOSEKAIを元気良く何回も言うハヤシさん面白く過ぎる。ハヤシさんが最初聞いた時怖いタイトルだな〜と思ったって話してて正直過ぎて笑った。ハヤシさんのMCでSHIGOが45歳(木下さんの年齢)にかかってるっての始めて気付いて驚いた(お客さんも驚いていた…笑)そうか、そうだったのか…。厨ニ病?…とか思っててごめんなさい…。

ポリが3メンツの中で浮いてる自覚はある!って言ってて笑う。笑っていいのかわかんないけど…笑

ハヤシさんが車輪の下を聴いた時ボーカルの人はJoy Divisionが好きなはず!と思って打ち上げビール瓶持って木下さんにJoy Division好きなんですか?って話しかけにいったら「(上を向いて)あ〜〜〜………好きですね…」(ハヤシさんがモノマネしててそれがめっちゃ想像出来るモノマネだった笑)ってだけ言われて「何だ!こいつ!二度と話しかけてやんねー!!」って思ったけど、次合った時はめっちゃ意気投合して帰りに肩を組んで帰っていった(ハヤシさんは覚えてないらしい笑)ぐらい打ち解けた!みたいな話面白すぎた。

誕生日ケーキと理樹の似合わなさ!ケーキロウソク全然消えないの、肺活量がね笑みたいな話でフミちゃんが理樹とイチゴコントラストがね、みたいな事話してたけど写真見て納得した笑 イチゴいっぱい乗ってた笑

木下さんがサイフを落とした時、フミちゃんが一緒に交番行って帰りとか困るしお金貸そうか?って聞いたら木下さんの鞄の中に小銭が一杯入ってて6000円ぐらいあってお金全然いらないねってなったって話しててハヤシさんが理樹っぽいね〜って笑ってたけど、個人的にフミちゃん交番付いてきてもらってる木下さんが面白かった笑 保護者

ヤノさんがやってるフットサル監督木下さんで何もしないけど居るだけで良いみたいな話からハヤシさんがマスコットみたいな感じね!みたいに話回ししててバンドマンなのに話術がすごい…と感心した。

シロップとも対バンしたよ〜みたいな話してたけど特にエピソードトークなくて笑った。話す様な話特にないんだろうな笑

総括してハヤシさんはめちゃくちゃ良い人なんだなと思った。真面目だし。

シロップ始まる前に一歩ずつ中央に寄ってくださーい!って言われて詰めたら今度は前に詰めてくださーい!って言われたらそれの詰めにめっちゃ押されてすごい前に詰まってしまったので詰め詰めの状態で観ることになってしまった…。押されて辿り着いた位置がすごく微妙位置になってしまって隣の人に迷惑かな?と思ったけどそれ以上下がれも詰めれも横にも動けずそこで観ることに…。分かってはいたけどシロップ目当ての人が多かったって事かな(自分もだし)

いつも通りマキさんと中畑さんはふわ~っと出てきて五十嵐さんはいもの(?)カニポーズをして(若干下向いてるのが五十嵐さんだよな〜と思いつつ見てた)足早に定位置へ走っていった。曲が始まった瞬間「これは…まさかの…??」と思った勘が的中してまさか新曲祭りイベントに呼ばれてるのに新曲やりだすのが五十嵐さんですよね〜!!って思ってめっちゃ笑ってしまった。新しい曲作ったらやりたくなっちゃうの昔から変わってないね…笑 どの曲も良かったけど4曲目が個人的に好きでした。歌詞が「〜な君が好きだった」ってのが続く感じで印象に残ったのが「だらしない君」と「金のない君」って歌詞だった。

3曲目に中畑さんとマキさんが合わせて弾く所があって二人で目合わせてバッチリ決まってたんだけど、弾き終わった後にマキさんがめっちゃ楽しそうに笑って弾いてて「うええええ!?」って声上げそうになった笑 何そのビックスマイル!!!好きです!!

この日のマキさんすごく楽しそうで新曲弾いてる時もすごく楽しそうだったし、神のカルマのサビ口ずさんでて…何だか嬉しい気持ちに…。本当にバンド状態が良いんだなぁ…と感じた…。

新曲以外は定番中の定番だったので個人的にはお腹一杯のセットリストだったけど、落堕めっちゃカッコ良かったな〜。マキさんのベースの入りがカッコ良すぎて「カッコいい…」って声出してしまった…。中畑さんが手をクイクイってやって「こいよ」ってやつ本当いつ見てもカッコいい。人のツイートで知ったけど、終盤辺りに五十嵐さんが「木下理樹お誕生日おめでとう!!」って叫んでたらしい(私は何て言ってるか聞こえなかった)それでマキさんがめっちゃ楽しそうに笑って弾いてたのか!!教えてくれてありがとうございます!!

木下さん曰く、新曲五十嵐さんから木下さんへの誕生日プレゼントだそうです笑 本当か?笑

はける時、マキさんが手を上げてフロア挨拶してくれたの嬉しい〜。五十嵐さんは足早に去っていきました笑 五十嵐さん全然見てなかったけど新曲の時、カジノ使ってた。ような気がする(本当に見てなさ過ぎて自信がない…)中畑さんはいつも通りの安心感があるドラムで彼が居るからシロップがこうしてまだ続いているんだなぁとしみじみ感じた。

MCなのは新曲2曲やった後、五十嵐さんの「全部新曲やります!」フロア「ヒュー!!」五十嵐さん「嘘、あと2曲(指で2作ってた)」のみ。

五十嵐さんが割りと緊張?してる感じだったの、会場にいるのが全員シロップファンって訳じゃないのもあったのかな〜と思っている…。最近ワンマンの時は結構のびのびしてる印象だったから余計そう見えただけかもだが。

五十嵐さんが新しく曲を作りたいって雑誌で言ってたけど、本当に何曲も出来ててそうやってバンドちゃんと稼働しててしかも良い状態なのが伝わってきたのが本当に嬉しかった。すぐに終わっちゃったけど見れてよかったな〜。新曲本当にどれも良かったので新譜期待してしまうな〜!!

久しぶりに観る(中憲が入った後に出たRSRでちらっと見たのが最後)ART-SCHOOL、楽しみ半分·不安半分(主に木下さんの声)だったけどすごく良かったな。サポートギターが入ったのはTL見て知ってたけど女性の方なのびっくりした。確かによく考えればUKFCの写真に写ってたな…。てっきりゲストとかの人かと…。私がART-SCHOOLライブに行ってた頃(宇野さんと戸高さんが加入した直後辺り)は繊細な音楽ってイメージだったんだけど、めっちゃ屈強な音楽になっていた…。ギターが分厚いってのもあるけど、とにかくリズム隊の音圧がすごい。中憲めちゃくちゃ暴れててびっくりした。あんな感じでアートライブで弾いてるのか…!ナンバカとも達也さんとやってた時とも違う空気感があった。あと、当たり前だけどドラムうめぇ…。

セットリストは私がニヤニヤしてしまう曲ばかりで、聴きたいなと思っていた曲が2曲も聴けた!!クロエニーナの為になんだけど、本当嬉しかった〜。クロエ最高過ぎるし、ニーナの為にはフロアから「マジ!?」って声が聞えてきて「その気持ちめっちゃ分かる!!」って思った笑 私もマジで!?って思った。

サッドマシーンめっちゃ屈強な曲になってたの笑う所じゃないけど笑ってしまった。強そう過ぎる…。サッドマシーンとかロリータキルズミ聴くと昔モッシュしながら聴いた思い出が蘇ってきてちょっと感傷的な気持ちになった…笑

EVIL、好きだからしかったのと始まりドラムめっちゃ良かった!!好きなドラム!!あとベースの主張がすごい笑 中憲ベースの圧よ…。中憲ベース宇野さんのベース似てると思ってたけど、宇野さんのベースって結構柔らかい感じもあったな〜と感じた。

戸高さんの「ART-SCHOOLに入って始めて買ったエフェクターをセッティングしてきました。それを使った曲をやりますから始まったスカーレットすごく良かったな。

MCで戸高さんがシロップライブを久しぶりに見たけど相変わらずヒリヒリしたライブで…イベント新曲をやるっていう…笑 シロップぐらいになるとそういうプレイも…みたいな話してて笑った。

木下さんが喋ってる声がちょっと枯れてて心配になったけど歌はきちんと声出てたな〜。ここまで戻ってこれて良かった。何度もシロップとポリとやれて感謝…みたいな話してた笑

木下さんがシロップ楽屋挨拶に行って五十嵐さんに今日どんな曲やるんですか?って聞いたら知らない曲名が書いてあって「あれ?俺、シロップ好きで曲名も知ってるはずなのに知らない曲だ〜」って思ったって話してた笑 新曲曲名ついてるんだな〜と思った。

戸高さん見てて、木下さんは戸高さんに出会えてよかったね…としみじみ思った。どんな事があっても一緒に音楽やってくれて隣にいてくれる大きな心を持っている感じがする…。シロップで言えば中畑さん的な…笑

この3バンドはどのバンドワンマン行ったりしてたバンドで私の音楽青春時代を共に過ごした3バンドなので本当にライブが楽しかった。こんなに楽しい対バンイベント久しぶりだったな〜。暇な時間が一切なくてずっと好きな音楽が聴けた3時間だった。あと、種類の違うめちゃ上手ベースが間近で3回も聴けたの最高でした…!!スタイルも何もかも全然違うけど、どのベースも好みのベースっていう最高の時間でした。戸高さんも言ってたけど皆これから健康でいて欲しいし、少しでも長く音楽活動を続けて欲しい。

個人的健忘録用に3バンドセットリスト

POLYSICS

1.Let'sダバダバ

2.Young OH!OH!

3.Funny Attitude

4.MAD MAC

5.シーラカンスイズアンドロイド

6.SUN ELECTRICK

7.URGE ON!!

8.ガジャガジャグー

syrup16g

1.新曲

2.新曲

3.新曲

4.新曲

5.神のカルマ

6.天才

7.生活

8.落堕

ART-SCHOOL

1.Moonrise Kingdom

2.EVIL

3.foolish

4.クロエ

5.プール

6.サッドマシーン

7.Just Kids

8.ロリータキルズミ

9.FADE TO BLACK

10.Bug

E.N

1.スカーレット

2.ニーナの為に

結婚式に行ったら死にたくなった話

元先輩の結婚式に行ったら何だか惨めで死にたくなったので思いの丈を書き殴りたい。本当はこんな文章を書くこと自体時間無駄なことは分かっている。でも他のどんなことを考えても、どうしても忘れられない惨めさなのだ。今回ばかりは、気持ちの整理が全く付けられなくて、はてな匿名ダイアリーに頼りたいと思う。

登場人物は2人。

私(25)既婚

Aさん(28)既婚、職場の元同僚。私より先に結婚し、婚姻届けを出してから1年後(私の後)に式を挙げた人。

Aさんは結婚と同時に退職した。私はその頃、結婚式の準備を進めつつ、結婚に向けて動いていた。私が婚姻届を出していなかったのは『挙式日結婚記念日にしたい』という思いからだった。やがて私が式を挙げ、2週間後にAさんからLINEがきた。

『私もあの式場で結婚式することにしたよ♥ 招待するね(ぴえんの絵文字)』

え?なんで?

結婚式場の数は限られていることは分かっている。でも、職場の元後輩である私と同じ式場で数ヶ月後に式を挙げること、そして私を招待できる神経が物凄く図太いなと思った。(私は絶対にできない)「パクられた」とかそんな生易しい感情じゃなくて、『私の思い出を上書きされる』という、強烈な拒絶の意思が沸々とわいた。しかも、その日はちょうど私の誕生日当日で、誕生日に合わせて新婚旅行スケジュールを組み始めていたので、その点も狂った。その時は「まだ航空券を取っていなくてよかった」と思ったが、今となっては新婚旅行理由にご祝儀だけ渡して欠席すればよかったと強く思っている。最初に感じる心の違和感自分感情を軽んじたらいけないなと思った。

それはさておき、そんな人の結婚式に参列してとても惨めになった話が今回の本題。あくまでも私を成仏させるために書く文章なので、分かりづらかったらすいません。というかこんな記事誰も見てないだろ。

禁止事項のお姫様だっこをしていた

私はウェディングドレスの形状上、「腕を大きく上に上げたり、お姫様だっこはしないでください」と事前に注意されていた。(オフショル部分のレースに伸縮性がなく、繊細なため)これは私が特別ではなく、皆さんにお願いしていることだとも。(私の名誉のために言いますが、Aさんは私より一回りほど太ましい体型をされている)

Aさんも私と同じブランドドレスということは聞いていたが、オフショルレースデザインまで丸被り。それなのに、堂々とお姫様抱っこをされていた。

だってお姫様だっこ写真を撮りたかったのに、私と夫が真面目すぎたの?と悲しくなり、その場で泣いた。いたく感動している人に見えたようで、新婦のお母さんからは「ありがとうねえ」と言われたが違う。さらに会場も盛り上がっていて、悔しくて惨めな気持ちになった。一生に一回のことだからって何でも自分たちの好きなようにしていいの?

ゲストがウェイ系

大学生を呼んだのか?とでも言いたくなるようなノリで、ゲストの層が私とは真逆だった。バルーンアートを作って知らないゲストの頭に被せたり、そのバルーンを割ったり、テーブルに置いてあったペッパーミルを持って、他のテーブルゲストのお肉にかけて回るとか…もっとインパクトの強いこともしていたが、特定されそうなので控えたいと思う。

私の結婚式記憶が汚いものに上書きされて辛い。

③私よりゲストが多い

私より15人ほどゲストが多くて正直悔しかった。

④会費が高くて演出が豪華

私より3000円会費が高いことも腑に落ちていなかった。が、私がやらなかった演出フラッシュモブジャズ生演奏 等)を入れていてまあ引いた。

私は、結婚式は完全に新郎新婦自己満足のものだと考えている。参列側にとっては金銭的な負担が重く、丸一日かけて他人結婚強制的に祝わされるという、時間負担も重いものから。だからこそ、演出必要最低限にして、なるべく会費は安くしようとしたし、その上でゲスト1人につき1000円だけだけど、私たち負担した部分はあった。演出の分、料理予算をかけた。

でも、私より3000円高いくせに料理は最低ランクドリンクオプション付けていない、でもやたら演出が入るという矛盾を私は料金表を見て知っているから、すごいむかついた。ここまで承認欲求に素直になれることが逆にすごい。

⑤白々しいサプライズが多い

3回(フラッシュモブ含む)サプライズがあったけどくどくない?特殊サプライズだったので詳細は伏せるけど、最後新郎サプライズプロポーズして終了、新婦号泣。なにこれ?インスタ映えの詰め合わせみたいな結婚式でめちゃめちゃむかついた。

エンドロールにほぼ新婦しか映っていない

新婦ピアスを付ける、グローブを付ける、頭にティアラを載せる、靴を履く、ブーケ越しの笑顔ファーストミート手紙を読みながら泣く新婦ゲスト写真を撮る新婦。間に申し訳程度にゲストの姿が差しまれ最後新婦笑顔(ドアップ)で終了。なにこれ?

こういう指定をしていないと出来上がってこないような、新婦feat.新郎with親族、時々ゲスト みたいな仕上がり。なんなん?

引き出物クッキー5枚だけ

プチギフトだろこんなもん

私の会費と綺麗な思い出返せ。

帰り夫が車で迎えに来てくれて号泣。撮った写真動画は早々に送り付けて全て消したし、席次表も席札も式次第も全部捨てた。もう一生関わることはないし、記憶から抹消したくてLINEアカウントを消して仮想的に自殺した。

結婚式に行ったら死にたくなった話

元先輩の結婚式に行ったら何だか惨めで死にたくなったので思いの丈を書き殴りたい。本当はこんな文章を書くこと自体時間無駄なことは分かっている。でも他のどんなことを考えても、どうしても忘れられない惨めさなのだ。今回ばかりは、気持ちの整理が全く付けられなくて、はてな匿名ダイアリーに頼りたいと思う。

登場人物は2人。

私(25)既婚

Aさん(28)既婚、職場の元同僚。私より先に結婚し、婚姻届けを出してから1年後(私の後)に式を挙げた人。

Aさんは結婚と同時に退職した。私はその頃、結婚式の準備を進めつつ、結婚に向けて動いていた。私が婚姻届を出していなかったのは『挙式日結婚記念日にしたい』という思いからだった。やがて私が式を挙げ、2週間後にAさんからLINEがきた。

『私もあの式場で結婚式することにしたよ♥ 招待するね(ぴえんの絵文字)』

え?なんで?

結婚式場の数は限られていることは分かっている。でも、職場の元後輩である私と同じ式場で数ヶ月後に式を挙げること、そして私を招待できる神経が物凄く図太いなと思った。(私は絶対にできない)「パクられた」とかそんな生易しい感情じゃなくて、『私の思い出を上書きされる』という、強烈な拒絶の意思が沸々とわいた。しかも、その日はちょうど私の誕生日当日で、誕生日に合わせて新婚旅行スケジュールを組み始めていたので、その点も狂った。その時は「まだ航空券を取っていなくてよかった」と思ったが、今となっては新婚旅行理由にご祝儀だけ渡して欠席すればよかったと強く思っている。最初に感じる心の違和感自分感情を軽んじたらいけないなと思った。

それはさておき、そんな人の結婚式に参列してとても惨めになった話が今回の本題。あくまでも私を成仏させるために書く文章なので、分かりづらかったらすいません。というかこんな記事誰も見てないだろ。

禁止事項のお姫様だっこをしていた

私はウェディングドレスの形状上、「腕を大きく上に上げたり、お姫様だっこはしないでください」と事前に注意されていた。(オフショル部分のレースに伸縮性がなく、繊細なため)これは私が特別ではなく、皆さんにお願いしていることだとも。(私の名誉のために言いますが、Aさんは私より一回りほど太ましい体型をされている)

Aさんも私と同じブランドドレスということは聞いていたが、オフショルレースデザインまで丸被り。それなのに、堂々とお姫様抱っこをされていた。

だってお姫様だっこ写真を撮りたかったのに、私と夫が真面目すぎたの?と悲しくなり、その場で泣いた。いたく感動している人に見えたようで、新婦のお母さんからは「ありがとうねえ」と言われたが違う。さらに会場も盛り上がっていて、悔しくて惨めな気持ちになった。一生に一回のことだからって何でも自分たちの好きなようにしていいの?

ゲストがウェイ系

大学生を呼んだのか?とでも言いたくなるようなノリで、ゲストの層が私とは真逆だった。バルーンアートを作って知らないゲストの頭に被せたり、そのバルーンを割ったり、テーブルに置いてあったペッパーミルを持って、他のテーブルゲストのお肉にかけて回るとか…もっとインパクトの強いこともしていたが、特定されそうなので控えたいと思う。

私の結婚式記憶が汚いものに上書きされて辛い。

③私よりゲストが多い

私より15人ほどゲストが多くて正直悔しかった。

④会費が高くて演出が豪華

私より3000円会費が高いことも腑に落ちていなかった。が、私がやらなかった演出フラッシュモブジャズ生演奏 等)を入れていてまあ引いた。

私は、結婚式は完全に新郎新婦自己満足のものだと考えている。参列側にとっては金銭的な負担が重く、丸一日かけて他人結婚強制的に祝わされるという、時間負担も重いものから。だからこそ、演出必要最低限にして、なるべく会費は安くしようとしたし、その上でゲスト1人につき1000円だけだけど、私たち負担した部分はあった。演出の分、料理予算をかけた。

でも、私より3000円高いくせに料理は最低ランクドリンクオプション付けていない、でもやたら演出が入るという矛盾を私は料金表を見て知っているから、すごいむかついた。ここまで承認欲求に素直になれることが逆にすごい。

⑤白々しいサプライズが多い

3回(フラッシュモブ含む)サプライズがあったけどくどくない?特殊サプライズだったので詳細は伏せるけど、最後新郎サプライズプロポーズして終了、新婦号泣。なにこれ?インスタ映えの詰め合わせみたいな結婚式でめちゃめちゃむかついた。

エンドロールにほぼ新婦しか映っていない

新婦ピアスを付ける、グローブを付ける、頭にティアラを載せる、靴を履く、ブーケ越しの笑顔ファーストミート手紙を読みながら泣く新婦ゲスト写真を撮る新婦。間に申し訳程度にゲストの姿が差しまれ最後新婦笑顔(ドアップ)で終了。なにこれ?

こういう指定をしていないと出来上がってこないような、新婦feat.新郎with親族、時々ゲスト みたいな仕上がり。なんなん?

引き出物クッキー5枚だけ

プチギフトだろこんなもん

私の会費と綺麗な思い出返せ。

帰り夫が車で迎えに来てくれて号泣。撮った写真動画は早々に送り付けて全て消したし、席次表も席札も式次第も全部捨てた。もう一生関わることはないし、記憶から抹消したくてLINEアカウントを消して仮想的に自殺した。

結局フツメンに救いをもたらす気はないんか

先輩に紹介されたフツメン160cm台製造業の人には「いい人なんだけどね……」って反応しかしなかったくせに、

駅でナンパされたイケメン寄り170cm後半製造業の人にはそれなりにリアクション返そうかなって気持ちになってる己が現金すぎて嫌になる。

所詮見た目なんか?いつか絶対これが原因で痛い目見そう。

でも男女関係なく何だかんだ皆見た目は判断材料の一つやろ……中身を理解するコストを全員には返せないからある程度より分けるとき基準なんて見た目と印象以外ないやろ……と自己弁護したい己もいる。

2023-10-15

anond:20231015194415

東京お土産と言われたら、ましてやそれが食品限定であるならば、私は「東京ばな奈」を思い出す。

ペカっとした均一な黄色で、強い香料の匂いと安定した砂糖の味がする、あのお菓子。日持ちして小分けできてパッケージにぴったりサイズ紙袋が一瞬で用意されるから新幹線発車五分前に買える、あのお菓子黄色い袋にでっかい文字が見えるから、渡される前から中身もこの後の儀礼的な会話も想像できる、あのお菓子

もちろん都内バナナは収穫できない、でも東京らしさは十分あると思う。販売元もその意図企画製造しているのがよく分かる。

東京全体を代表するようなお土産を開発しようということになったんです。ただ、そういったコンセプトで商品を開発する場合地元で採れる果物などをベースにするのが王道なのですが、当時の東京ではお菓子ベースになるような食材を見つけることができず……。そこで目を向けたのが、東京という土地の特異性です。

東京には日本各地から人が集まってきますよね。だから「地のもの」にこだわるのではなく、むしろ出身地を問わず誰もが「親しみ」や「懐かしさ」を感じる食材ベースにしようと発想を転換したんです。その結果として辿り着いたのが、「バナナ」という食材でした。

https://shueisha.online/gourmet/38920

東京は背景が様々な人が集まって、深入りせずともなんとかうまくやっていこうとする街で、そんな街で飛び交う記号のような挨拶の添えものに「東京ばな奈」はぴったり。また、東京という街をざっくりと大きな異世界と捉えている故郷の親戚に配るのにもぴったり。下町浅草オールリッチ田園調布エキゾチック池袋東京から人が来たときに、そういう話を聞きたいわけじゃないもんね。異世界から帰ってきたあの人が、私も知ってるあのお土産を持ってきた!それだけで何だか安心ちゃう

から新感線ホーム黄色い袋を見かけるたびに、その先にある儀式のような挨拶と、さらに続く交歓を思って、私は土産物の分を弁えた「東京ばな奈」を東京名産品だなと感じるようになっている。

2023-10-13

るす虐にモヤモヤ

留守番虐待ビックリしたけど、反論側もヘンに思えて。

本当の虐待が霞むから …………って何だかおかしくないですか?

留守番のような些細な虐待に注意を向けるうちに、深刻な虐待を受けてる子が見逃されるって。

理屈としては分かるけど、だったら両方をケアすればよくない?

否定理由になってないよ……。

誰も明確なロジック論破してくれないから、まるで加虐側が数にモノを言わせて開き直りを通してるように思えてしまう………。

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