はてなキーワード: ペイロードとは
その一報を父から聞いて胸中に去来したのは、幼き日の思い出ではなく、むしろ長じてから度々意識した故郷の衰退のイメージだった。
元より地場産業として誇れるものが取り立ててあったわけではない地元は、緩やかだが確実な経済的衰退と人口減少の影響を受け、公共施設の老朽化や各種インフラの経年劣化という形で自治体としてのほうれい線を隠す術を失っていった。
それでも、いや、それゆえに明確な転換点などなく、ただゆっくりとした老化から鈍感なふりをし続けた首長、自治体、そして何より住民が半ば共犯のように地元の腐敗と死滅とを看過していった。
だからこそ、いまさら太陽光発電などで延命を図ろうとする醜さにほとほと嫌気が差した、その実感があった。
それでも友人の結婚式に出席するために数年ぶりに帰省してみると、どうも聞いていた状況と乖離があったために改めて確認を取ったところ、どうやらこの度設置が決まったのはソーラーパネルではなく、例の宇宙太陽光発電の受電設備ということらしかった。
年齢を重ねたが故に知識と語彙の更新をやめた父をいまさら責める気も起きず、数か月前にニュースサイトで多少話題になっていたトピックに思いを馳せることで2次会の無聊を慰めていた。
令和4n-21年に決定された第n次エネルギー基本計画では、ついに原子力発電の占める発電電力量の占める割合が0%になった。
平成の震災とそれに連なる事故以降窮地に立たされていた原子力産業はついに時勢に降参し、明るい未来のエネルギーから歴史の教科書上の記述となることを選んだ、という建前を本気にしている奴は少々イデオロギーに傾倒しすぎているきらいがある。
現実は、国内ソーラーパネルメーカーの開発した、そこまで安価とは言えないまでもそこそこ効率改善の図られた新型パネルを推したい産業界が、細々と開発を続けていた国産ロケットのペイロードの使い途を探していた経産文科省に仮託した、おままごとのような科学技術的国威発揚の煽りを受けた全廃、と言ったところだ。
どこまで行っても消極的な退場に、却って日本という国を感じざるを得ず、左派メディアのこじんまりとした勝利宣言にわざわざ難癖を付ける余力もなかったと見え、平成後期から令和初頭に掛けてあれほど紙面を賑わした役者とは思えぬほど粛々としたレームダック期を享受していた。
実際、人々とメディアの関心は、中国による、気前の良い提供と、経済協力を人質に取った押し付けの中間の様な形で供与された受精卵遺伝子改変技術をどれだけ受け入れるかという議論にあった。
(科学技術という側面において現代日本が中国に対して如何にサブジェクト・トゥしているか、という話だ。宇宙太陽光発電所はさながらパクス・シニカに立ち向かうドン・キホーテのようだ、と明に暗に揶揄された。)
日米原子力協定の次回更新がないことは誰の目に見ても明らかであり、山のように余っているMOX燃料の行き先はIAEAも知らないようだった。
そんなことだから、中間貯蔵施設という名目の、事実上の最終処分場たる六ヶ所にすべてを押し付け、政府と行政と大多数の国民はNIMBYの精神を遺憾なく発揮することで各々の精神の安寧を獲得していった。
とにかく、ことの主犯たる国産宇宙太陽光発電所は「ひかり」という、加齢臭むせ返る横文字の候補群からはなんとか逃げ果せた通称を拝命し、20GWもの大電力を供給し始め、東京万博会場の灯りが一斉に点った日をもってひとまずのプロジェクト成功と見る向きもあった。
(日本による宇宙開発の数少ない世界的成功に肖って「はやぶさ」なんてネーミングを推す動きもあったが、流石にこの国にも一抹ながら恥の概念は残っていたらしい。また、「まりし」などという旧動燃の残留思念、いや怨念が具現化したかのような案も提出されていたもと聞くが、真偽の程は定かではない。)
実際、こんな大規模プロジェクトを実行する能力とエネルギーをこの国がいまだに持っていたことに驚いた。
ただ、ひかりから降り注ぐ高密度のマイクロ波を分散して受電する設備、すなわち受電所の立地が不足していると言う問題は依然として解決の目を見ていなかった。
安全よりも安心を求める国民性に変わりはなく(「焼き鳥デモ」の映像を見たときは流石に乾いた笑いしか出なかった)、電源交付金も雀の涙と来れば宜なるかな、積極的に手を挙げるごく少数の自治体は奇異の目で見られた。
とはいえ、大流量の循環水系のために沿岸部であることが求められる汽力発電でもなく、大規模な河川と高低差が求められる水力発電でもなく、只広い土地さえあれば良いというだけの必要十分条件は今まで大規模電源立地となることなど考えもしなかった自治体の目には福音として映ったらしく、それらの首長は新たな時代の権益ホルダーとなることを選んでいった。
反対に、新規制基準適合審査の遅々とした進展と繰り返される住民訴訟、そして最終的な結論としての廃炉の影響をもろに受けた原子力立地の反応はさっぱりであり、政治の影響をもろに受ける歳入に頭を悩ませられるエネルギー立地はもう懲り懲りと言った風情で、役人の誘いをアイリスアウトの向こう側に押しやっていた。
結局、ひかりの設計容量のすべてを受電するに必要な30GW分の受電所を運開当初から用意することを諦め、漸次募集という名の先送りを決定した政府は経産文科省を矢面に立たせることを選び、自らは飄々としていたというのだから大したものだ。
結局、運開から5年が経過した段階でもひかりの擁する200k㎡に及ぶパネルの3分の1は折り畳まれたままであり、白衣十人黒衣五人などと不必要な比喩を披露した大臣はメディアの総バッシングを浴びる権利を恣にしていた。
そうした、古式ゆかしい伝統的な時勢の中で、2次立地募集に手を挙げた自治体の内の1つが、我が郷里だったのである。
「親父が色々動き回ってたみたいなんだけど、さ。正直言うと、あんま関わりたくないなってのがあって」
私の友人であり本日の助演男優、またの名を新郎が、半分ほど空けたアサヒビールのジョッキをテーブルに慎重に据えながら、疲労を隠さぬ赤ら顔で言う。
彼の父親は町議を務めており、「太郎」というシンプルすぎる名前も出馬を見越して付けた名前だと言っていた。
(国政選挙に出るわけでもないのにな、とは彼の自嘲だ。)
その親父さんはどうやらこの度の誘致に際し懸命に旗を振っていたという。
しかし、僅かばかりとは言え受け取る交付金と、"多少の"造成による環境破壊と、電源立地になるという誇り(この価値観だけは共有が出来なさそうだ)と、それら3つをとりまく可愛らしい権力闘争の予感に、父親の説得と説教とに玉虫色の回答を重ねることでのらりくらりと回答の明言を避けてきたのだという。
彼のこの手の身のこなしは素直に凄いと思うし、そうした人付き合いに嫌気が差していた、というのは私の上京に係る動機の半分を占める。
「でもお前、今更そんなこと訊いてくるだなんて、本当にここの人間じゃなくなっちまったんだな」
この地でこの話題が取り沙汰され始めたのは軽く2年以上は前だという。
誘致か否かで侃侃諤諤の論争があり、どこに建てるかでまた侃々諤々の論争があり、さらに用地買収に係るあれやこれやのトラブルがあり、それでも最終決定がなされたのがひと月前というのだから、どれほど地元の世情に疎くなっているかを実感させられる。
あるいは、上京して好き放題やっている(ように見える)私に対する軽蔑と嫉妬の念が多少なりとも混じっていたのかも知れない。
なるほど、確かに私には家庭もなく、親族との濃密な付き合いもなく、仕事周りの土地付き合いもなく、自由気ままにやっていると言われても反論する材料がないことに気づく。
であるなら、こんな日くらい友人の愚痴と誹りを受ける義務も果たすべきだろう。
そう思って、コークハイを傍らに、言葉少なに彼の言葉に相槌を打つことに決める。
まったく、本当に大変な役回りだと思う。
返す返す、自分には出来る気がしない。
翌朝、久々に実家の自室で目を覚ますと(物置と化していなかったことに驚いた、こうした面に関する母の義理堅さには感謝しても仕切れない)、やはり気になっていた裏山に足を伸ばした。
アルコールが多少残ってはいたが、丁度良い運動だと体に言い聞かせて路を辿っていく。
子供の時から変わらない、というのはフィクションの中にだけ許される情景で、長らく人の手が入っていないことを伺わせる荒れ様には流石に心のどこかが痛んだ。
…いや、いや。
よそ者同然と化したお前が捨て犬に見せるような仏心を発揮して碌なことになるのか?
もはや何も言う権利などないことに遅ればせながら気付き、せめて在りし日の遊び場の記憶が損なわれぬよう、路の途中で踵を返した。
もう2度と見れぬであろう山の景色を視界から追いやり、そういえば客先から急ぎの問い合わせを受けていたな、などと頭からも追いやり、足早に帰路に就いた。
帰路。
実家への帰路か、東京への帰路か、自問せずとも回答は明白だった。
思い出深き裏山は、もはや私の裏庭ではない。
自身と味方に無限にバリアを張り続ける。全員の生存率を向上させ、目標に居座り続ける。
何も考えなくてもエネルギーは常に80%以上を維持できる。攻防ともに最強。
グラビトンサージによる決定力も必須。ソンブラorメイのULTと合わせて敵をまとめて葬る。
バリアの切れ目に自爆やRIPタイヤをくらうと終わる。敵ソンブラに粘着される場合はゴリラバリアの中で戦うなど工夫が必要。
ソンブラがうまい方のチームが勝つ。トータルメイヘムはそういうモードだ。
ザリア、ウィンストン、D.Va、ドゥームフィスト、モイラ、ルシオ、そして敵のソンブラをハックし続け、徹底的に妨害しまくる。
ビーコンを使ったハックアンドアウェイが基本ではあるが、戦場にとどまって連続ハックをしまくることもよくある。
全方位バリアを無限に張り続ける。ペイロードに乗ってバリアを張ってHPが低い敵に電撃を当てるだけのお仕事。
ULTはほぼ回復用。バリアを張れなくなり、ソンブラに狙い撃ちにされるので基本的にULTは使わないほうがいい。
ザリアと組んで防御を固めるのが鉄板。ヒーラーが落ちようが、二人で延々と目標に居座り続けることができる。
ブースターもマイクロミサイルも使い放題。そして自爆の決定力が大きい。しかし各種バリアで防がれることが多いのでソンブラorメイとの連携が必要。
すべてのアビリティのクールダウンが非常に短く、無限に暴れ回れる。
強い、強いのだが弱点が明確。
ソンブラに粘着されると完全に機能停止。メイにも弱い。ジャンクラットのトラップにも弱い。ザリアのサージにも弱い。
凍結及びULTでソンブラと同じような働きをしつつ、アイスウォールとクリオフリーズで驚異的な生存力を誇る。
バリアだらけのトータルメイヘムでは、バリアを無視して範囲回復できる黄玉が優秀。黄玉→黒ビーム→黄玉→黒ビーム、を繰り返すのが基本。
味方が落ちたときは、黄玉を連発しながらフェードでペイロードをグルグル周る戦法で延々と生き続ける。
ULT中はフェードが使えないのでむやみにULTを使わないほうが良い。
衝撃波がほぼクールダウンゼロで連発できるのが地味に強い。移動スキルを持たない相手を衝撃波で無理やり崖まで運んで環境キルできる。
オーバータイムではとにかくペイロードから敵をはがすのが役目。
バリアで回復を阻まれることが多いが、回復阻害はトータルメイヘムでは非常に強力。
敵に狙われたら足元に瓶を投げまくる。
実弾系の相手がいる場合はキネティックグラスプを連発してシールドを大量に得られる。
ULTは強い。ペイロードから無理やりはがして、長い長いオーバータイムを終わらせよう。
回復を連発できるので生存能力はあるが、ULTタンクになりやすい。
フックも連発できるが、敵の体力が高いためフックコンボでは倒しきれない。
しかし逃げようとするルシオやD.vaをフックで延々つかまえて削り切る。
メイとソンブラに極端に弱いので、こいつらがいたらキャラ変えたほうがいい。
ザリア、D.va、ソンブラをコピーしたい。
テレポーターの耐久も上がっているのでうまく使いたい。
オーバーロードを連発できるので意外としぶとい。
ペイロードの上に居座るゴリラのバリアの内側に入り、ショットガンで削ったり、ULTをぶちまいて強制排除しよう。
ULTは対ファラマーシーには強力だが、トータルメイヘムでファラマはあまりいないし、バリアだらけの戦場では決定力が足りない。
クールダウン短縮の恩恵がほとんどないが、使い所によっては非常に強い。
ソンブラに粘着されるとどうしようもない。
だが自身の生存能力に問題がある。イモータリティを使ってもドゥームに範囲外まで吹き飛ばされがち。
トータルメイヘムでは各種アビリティの使い所が少なく、輝きにくい。
ボブはソンブラに速攻でハックされがち。
「うざいけど放っておこう」となりがち。
火影並のゲンジがまれに活躍するが、戦力にならないことがほとんど。
少しでも高度を落とすとソンブラにハックされる。
盾は割ってもすぐ張り直される。
ULTを使うと速攻で中断・無効化されることが多く、活躍が難しい。
バリアで矢は通らず、集団戦なので位置を知ってもしょうがない。
不和はザリアのバリアですぐに消されるため何度もつけ直す必要がある。
蘇生のクールダウンが早いので割と気軽に(蘇生対象を吟味せずに)使える。それでもザリア等の強キャラを優先したい。
Overbuffを見れば自分が平均程度のパフォーマンスを出せているかどうかはわかる。ただこの数字はブロンズ~グラマスまですべての数字の平均なので必ずしも参考になるとは限らないが、戦績を公開しているアカウントのみが対象で、レートが低いほど戦績を公開している人が少ないというのが実感であり、それを考慮するとレートが高めの人の情報が多いと考えている。よって平均程度であれば、このレート帯に対してで言うならそこそこ良いパフォーマンスを出せているのではないかと思う。まあ上のレート帯の対戦にブチ込まれたら自分のパフォーマンスは相対的に落ちるから、絶対的な指標にはなりえないことは理解しておく必要がある。
ただし、これからの話はゲーム中に数字を見ながら実感するべき内容なので、あとからOverbuffを見てもあまり意味がないと思われる。
当然の話だが状況が画一ではないので、これから述べる話は絶対的な話ではない。参考程度に。
・ダメージとキルが比例しない
ダメージは十分とっているはずなのにキルが伸びない時は、敵ヒーラーが上手いか味方のフォーカスが合わずに十分なキルがとれていない。
ということはヒーラーを優先してキルするか、フォーカスを合わせれば良い。
キャラにもよるが、一人で一人を殺しきれると考えない方がベター。
これを考えることができるのは、このゲーム特有のファイナルブロウのみがキルにカウントされるわけではないシステムが良い方向に作用している。
・デスが多い
タンク……ラウンド1あたり10を超えると明らかに多い。6くらいでおさめられるのが理想だが、そのほとんどを味方ヒーラーに依存することになるため、早い段階でヒーラーの力量を見極める必要がある。ヒールが薄い場合は壁を利用し、パックを利用し、生き残りたい。前に出られない場合はヒーラーに手厚くしてもらえるようにお願いするのが良いが、応えてくれる人ばかりではないので、ヒールの有無による各マップの生存方法を研究すること。回復が欲しいと思う時間がある時点でヒールが不足しているか、被弾しすぎなので立ち回りを見直すこと。前線にいる関係上難しいが、味方サポートの射線を常に意識すること。
ダメージ……キル、ダメージ、デス、すべての兼ね合いがあるのでなんとも言えないが、当然デスは少ない方が良い。K/Dが良くても仕事ができているとは限らず、例えばダメージ一人が死んでもヒラタン二人を救えるなら大きな意味がある場合も多いので、数字にこだわらず状況を重視したい。
サポート……0を目指すべき。よっぽどの状況でなければ多少ヒールを捨ててでも生存を目指したいが、死なないことを重視するあまりヒールが届かないのも困りもの。頻繁に死ぬようであれば立ち位置を見直すか、優先的に狙っているフランカーがいるはずなのでピックを変える必要がある。とくにWaveの一番最初に死ぬ場合は立ち位置が間違っている可能性が高い。キャラにもよるがK/Dは3を超えていれば優秀なのではないかと思われる。デスが2桁になってくると明らかに死に過ぎ。
・目標貢献キルが多い
勘違いしやすい数字。マップにもよるが、基本的に少ない方が良い数字となる。
ロールや展開によってはまったく増えない数字なので実感できるとは限らないが、この数字が大きいほど接戦になっていると考えられる。
コントロール……ルール的に状況5分であるので、この数字から傾向を推測するのは困難。
エスコート(攻撃)……ラウンドあたり5程度ならかなりスムーズに進んでいるはず。多くなるほどペイロードに近寄られすぎている。目標貢献キルが発生している=車を止められているということなので、もっと前方で食い止められるようにしたい。チョークポイントを理解し、立ち位置を先取りすることを目指せば自然と減ると思われる。
エスコート(防衛)……防衛になっても多すぎるとギリギリの戦いをしていることになるので、やはり少ない方が良い。車を盾として利用しながら戦いたいのはお互い様だが、攻撃側には回復できるというメリットがあるので、近寄られる前に止められる方が当然楽に試合を運べる。攻撃時にも言えることだが、車の位置によってチョークポイントが変化することをよく理解したい。
アサルト(攻撃)……Aは敵がチョークポイントを守る高台にいるため目標貢献キルになりにくいが、Bはだいたいポイント上あるいはポイントに即座に入れる地点で守ることになるため、増える傾向にある。Aで2~3、Bで5程度であればかなりすんなり取れているはずだ。目標貢献キルとデスが多い(同程度)場合は一人で突出している可能性が高いので立ち回りを見直すこと。デスばかり多い場合は言うまでもない。
アサルト(防衛)……先述の通りAの防衛においては基本的にポイントより前で止めているはずなので、増えないことが理想。増えるようであれば、チョークポイントを簡単に抜けられているということなので、立ち位置かピックを見直したい。Bにおいても増え続けているようであれば、相手の攻め筋を読み切れていないと言える。ただ、ポイントを踏まれると音がなるため、数字よりもその音を気にした方が良いと思われる。
ハイブリッド(攻・防)……King‘s Row、EichenwaldeとNumbaniで事情が異なる。前者は基本的にアサルトAポイントと同じ考え方で、後者はBポイントの考え方になる。ポイントを取ったあとはペイロードと同じ。
・回復量について
ゼニヤッタ以外を想定して話を進める。
1Waveあたり1000回復しているとかなり多いのではないかと思われる。競り勝てたら当然それで良いのだが、負けているようならば前線の被弾が多すぎる可能性が高い。スムーズに勝てた場合はヒール量は600程度のことが多い。
ほとんどが味方の動向に依存する数字なので、その多少によって働きを測ることはできないが、1Wave目で競り負けてヒール量が500を切っているようなら全くヒールできていないだろう。ヒールできていない理由は、あなたが味方に意識を割いていないか、さっさと死んでしまったかのどちらかになると思う。前者ならばそもそもロールへの理解度が低いし、後者なら立ち位置が悪かったと言える。
盾の向こうに毎回つっこんでいくハルトがいるんですという場合もあると思うが、そういう手合いはさっさと諦めて退場時間を増やしてもらった方が良い展開になりやすい。助けるべき人を助けていれば突破できるし、ヒール量的にも500を割り込むことはないはずだ。
1.役割が少なすぎる
多くのDamageは同時にFlank的な側面を持っているしまたAOEにより範囲攻撃を可能としている。しかしKinessaはほぼ直線的な攻撃しかできない為その役割は固定砲台+αで終わってしまい応用力に欠ける。応用力に欠けるとはすなわち活躍できない局面が多く存在するということであり結果として4vs5とも言える状態を定期的に引き起こす。
2.守りが弱い
スナイパーという性質上戦場に射線が通っておりかつ距離が離れている位置に潜むことが多くなる。その場合位置はある程度相手のFlankに把握されてしまうため簡単に回り込まれKillを取られてしまう。また接近戦においてKinessaの戦闘力は著しく低いため相手はKinessaの撃破後ほぼ無傷のまま自陣の裏側への侵入を完了する。これがVictorやCassieなどであれば同じ状況でも相手の体力を大幅に減らし撤退か低体力での特攻の二択を迫ることが出来る。
3.足並みを合わせられない
狙撃に適した位置を移動していくためペイロードの位置によっては遠すぎて死角の多い場所に立つ事になったり逆に前に出すぎて相手からの攻撃に晒されすぎることも多い。そのようなときに味方のTankはKinessaを守りきる事や援護を期待することが難しくなる。
とにかくKinessaは弱い。選ばれた段階で試合の負けが決まるとすら言える。その事を分かっているのか多くのまともなプレイヤーはKinessaを選ばない。そして一部のお間抜けなプレイヤーはチームに既にDamageが2人いる状態でも平気でKinessaを選ぶ。このゲームにおいてDamageは1人で十分だ。とはいえDragozなどのFlank的側面が非常に強いDamageがいる場合はもう1人をチームに加えることが可能になる。しかし3人はありえない。なぜならチームにはTank2人とSupport1人が必要だから。少なくともDamgeが2人いるなら残りはTank1人Support1人本職のFlank1人となるべきだろう。そこでKinessaを選ぶプレイヤーがいる。いるのだ。そうなると試合は本当に地獄を見る。あっという間に敗北して終わってしまうのがせめてもの救いだろうか。本当にKinessaは弱い。Kinessaを使うプレイヤーの頭も弱い。
某合衆国の宇宙開発関連部局の人間が、非公式に我が国の外洋沖合に軌道エレベーターを設置したいと打診してきたのだが、予定地は本来理想とされる赤道周辺から緯度が外れ過ぎていてケーブル強度と張力の関係から底部を地上に固定することが難しいため、下端が空中に浮かんだ極超音速スカイフック構造を採用する計画になっている。
軌道エレベーターは本来、地上と軌道上との移動コストを縮めるためのものなのに、外洋の、しかも大気圏よりも高い位置に地上側ステーションを設置する超音速スカイフックでは経済効果が見込めず、我が国としては反対の意思を伝えたのだが、彼の国の機関は聞く耳をもたず、我が国政府の頭越しに国内の某旧財閥系企業と直接交渉を進めている。
日銀や経団連など経済界の主だった面々もはじめは反対していたのだが、某旧財閥系企業が提示したエレベーター外郭施設の建設・整備による経済効果の試算がひどく気に入ったらしく、今ではエレベーターの話ばかりしている。
地上側ステーションを空中に建設した場合、地上からステーションまで別途ロケット等での輸送が必要なので、運用費用も普通の軌道エレベーターに比べて多く掛かるし、そもそもロケットで軌道まで上がればいいじゃないかと思っている。
ロケットなら打ち上げも再突入も任意の地点で可能なため輸送量拡大も余裕であるが、軌道エレベーターはペイロードにも限界があるため将来的な苦しさがある。
はてブにはまともな人が多いと思っていたが、オスプレイに関する限り、とんでもないデマを飛ばす人が圧倒的に多い。関東大震災のときの「朝鮮人が……」というデマにも匹敵する、とんでもないデマだ。
本日の読売新聞に、熊本地震の際、自衛隊のヘリコプター CH-47 が整備中で飛ばなかった、という記事があった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160515-OYT1T50135.html
熊本地震発生の約1週間前、CH47の点検で翼を回転させる部分近くに異常が見つかり、飛行を続けると事故が起こる恐れのあることが判明。自衛隊は全機の運用を中止して一斉点検を実施した。熊本地震後、自衛隊はCH47の出動を決めたが、多くが点検中で、被災地での救助・救援活動には、10機程度しか稼働できなかったという。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/national/20160515-OYT1T50135.html
はてなーの多くは、「自衛隊ヘリが使えなかったのか。これでオスプレイの有用性がわかっただろう。やっぱりオスプレイは必要なんだ」と思っているようだ。だが、これは勘違いだ。
一部のブコメ(blueboy)でも指摘されているが、上記のネット記事は簡略版にすぎない。元の記事にはもっと情報がある。特に重要な部分を引用しよう。
自衛隊のヘリは、維持整備の予算が不足し、稼働率が低下傾向にある。
(読売新聞 朝刊 2016/05/16 )
つまり、金がないから、維持整備がろくにできなくて、そのせいで、まともな稼働率を上げられないのだ。「翼を回転させる部分近くに異常が見つかり」というのも、1986年ごろから導入されたポンコツの機体には十分な点検や修理が必要なのに、その点検や修理が不十分だから、ポンコツ状態が軽微なうちに発見・修理ができなかったわけだ。
だから、この根源は、自衛隊に金がないことだ。必要な維持整備費さえもないありさまだ。そして、自衛隊がこれほどにもスカンピンになったのは、オスプレイという超高額機を購入するせいだろう。オスプレイを買わなければ、その金で維持整備の費用をまかなえたのに。
つまり、オスプレイを購入するせいで、既存のヘリコプターの大半が使いものにならなくなってしまったわけだ。
さらに、本当ならば、ポンコツの CH-47 や、もっと古くて退役した CH-46 の代替機を購入することが必要だ。それは、AW101 (日本名 MCH-101 )というかなり新しい機体だ。
http://bit.ly/1Xf7sVK ( Wikipedia )
この機体ならば、21億円*で買えるので、オスプレイ**のほぼ 10分の1の価格で済む。オスプレイを少数だけ配備するよりも、AW101 をその 10倍の数で配備する方がずっと有益なのだ。
* 21億円という数字は、210億円と誤記していたので、訂正しました。
** ただし、周辺装備込みの調達価格。周辺装備は、減らせる。
* * * * * * * * *
さらに、大切なことがある。熊本の地震で、オスプレイが役立ったという話は、ただのデマだということだ。そのことは、検索すれば、すぐにわかる。理由を知りたければ、下記からわかる。
簡単に言うと、こうだ。
(1) オスプレイが運搬したのは、18日の午後になってからで、遅すぎた。
(2) そのときにはすでに道路が開通して、トラックが物資を運搬した。
(3) オスプレイが運んだのは、最後にオスプレイのために取っておいた少量の1回分だけ。
(4) オスプレイが垂直離陸するためには、重たい物資は運べないので、重たい飲料水などは積み込めず、軽量の毛布などを運んだだけだった。
(5) 自衛隊の基地から出た自衛隊ヘリが荷物を軽空母に下ろした。そこで荷物をオスプレイに積み替えて、オスプレイが荷物を軽空母から被災地に運んだ。
(6) しかし、自衛隊のヘリが直接被災地に運べば、途中で積み替えることもなく、1回で済んだのだ。なのに、オスプレイに運んでもらうために、わざわざ積み替えた。これは余計な手間と時間がかかるだけで、まったくの無駄だった。
要するに、オスプレイが運んだ荷物は、ほとんど無意味のものだけだった。単に「オスプレイは役立ちますよ」という宣伝のために、オスプレイを使っただけだった。そして国民の大部分は、そのペテン行為にだまされて、役立たずに終わったオスプレイを「すごく役に立つ」と思い込んだ。こうして、まんまとだまされた。はてなーもだまされて、ブコメにオスプレイ礼賛を書き込んだ。
しかし、そのせいで、ヘリコプターはポンコツの CH-47 ばかりとなり、維持整備費もろくに出ないありさまだ。本来ならば AW101 を大量配備できるはずだったのに、それもできず、やたらと高価格のオスプレイを少数だけ配備することになった。本年度はたったの4機だけだ。
http://www.sankei.com/politics/news/151212/plt1512120010-n1.html
つまり、せっかくのヘリ空母のひゅうがなどを配備しても、それに搭載するためのヘリコプターはろくにない、というありさまだ。11機搭載できるヘリ空母に、4機しか搭載していない。うち1機が MCH-101 だ。
ヘリのないヘリ空母。ひどい無駄だ。戦艦大和の再来とも言えるほどの無駄。オスプレイの購入をやめて、 AW101(MCH-101) を大量配備していれば、こういう馬鹿げたことにはならなかったのに。
──────────────────────────────
※ 追記
南ルートは17日に開通。北ルートは18日正午に開通 (NHK)
オスプレイの輸送量は少しだけ (以前のホッテントリ)
オスプレイは、4機が6日間にわたって運搬したが、それは働いているフリをしているだけ。実際には普通のヘリの1機が3~4回ほど運搬すれば済む分量を、小分けにして、何度も少しずつ運んだだけだ。
(仮に、「働いているフリをした」のでなく、実際に最大限に働いていたのだとすれば、オスプレイの積載可能量は、普通のヘリの1~2割程度しかなかったことになる。無能。精一杯まじめに働いても、他人の1~2割程度しか仕事をしないのだから、無能。つまり、だましたか、無能か、どちらかだ。私は「だました」のが真相だと思うが。)
ブコメに返信しておく。
> 必要なのは中段の1-6について増田なりの根拠を示すこと。
それをやると、ものすごく長くなるんだよ。本記事の数倍の長さになる。とても増田に書くような話じゃない。
そもそも、私が書かなくても、Google 検索結果のページに同趣旨のことが書いてあるんだから、いちいち私が書く必要はないだろ。リンク先をクリックするだけでわかるんだから、クリックする手間を惜しまないでくれ。そのくらいの手間をものぐさがらないでくれ。
あと、(1)~(3) の事実に対しては、その短文を検索語にしてググるだけでも、該当のページがいくつか見つかる。
(4)~(6)については、下に記してある YouTube の動画(ひゅうが)からわかる。
> 「google:オスプレイ 必要なかった」をソースにしてるのは流石に笑うところだよね
これはソースではない。ソースをいちいち並べるのは面倒臭いから、ソースを探す方法を示しただけだ。上で検索結果の一覧が出るが、そのあと、各ページを読むと、各ページにソースがたくさん見つかる。そういうこと。つまり、ソースを示しているのではなく、ソースの探し方を示している。
あとね。ソースソースとうるさい人がいるが、ここ一カ月間のマスコミのニュースがソースだ。マスコミの情報ぐらい、自分で探せ。ものぐさがるな。ちょっとググれば、すぐに見つかる。(専門知識と勘違いしていないか? 時事ネタだぞ。)
たとえば、すぐに思いつくが、これを見ろ。
> 金がないのは人件費と装備類がどんどん高くなってるのにいつまでも1%縛りしてるからでしょ。
オスプレイを買う金なら 3900億円もあるよ。この金を使うべし、という趣旨。ヘリを買う金なら、たっぷりあるんだ。
> オスプレイが完成するずっと前からマトモな整備費も代替機も来なかったというのに、時系列が無茶苦茶すぎる。
「オスプレイを買わない。かわりに整備費を増やす」という方針を決めておけば、数年前から、整備費を増やすことができた。そうすれば、今回の問題も発生しなかったはずだ。
オスプレイを買うのは昨年度からだが、方針の決定は数年前からできた。「オスプレイを買おう」と決めたころに、方針変更はできた。
なお、オスプレイの購入費用は、2015年度の予算で支出されている。すでに金は出されてているんだよ。金を出したのは、2015年度。実際の納入は、2018年度。
http://www.sankei.com/politics/news/151212/plt1512120010-n1.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160323-00010001-saga-l41
時系列を正しく認識すべき。「オスプレイはまだ納入されていないから、まだ金も出していない」と思うのは、間違いだと理解すべき。
> 自衛隊機が軽空母まで運んで積み替えて運んだとか、それこそデマじゃん
ソースを見ろ。検索結果からさらに探せば、次のページが見つかる。
これは「オスプレイの救援物資輸送 護衛艦ひゅうが→南阿蘇村」という動画だ。これを見てから文句を言ってくれ。
あと、いちいち私がソースを見せるまでもない。きみがちょっとググるだけでも、ソースはいっぱい見つかるはずだ。
私の示した事実に対して、「ソースがない」と文句を言う前に、自分でちょっとググるぐらいの手間をかけろ。ググる方法がわからないなら、「ググり方を教えくれ」と頼めばいい。
> 軽空母で積み替えただの、飲料水は重くて運べないだの、お前こそデマ飛ばしてんじゃねーよクソが。
これもすぐ上の動画を見ればわかる。ひゅうがで積み替えている。あと、積み替えが馬鹿馬鹿しいということは、私だけでなく、他の人も指摘している。
「飲料水は重くて運べない」というのはデマではない。オスプレイの最大積載能力を発揮したときには、滑走モードで離陸できるだけで、ヘリモードでは離陸できない。ひゅうがはヘリ空母としての運用が前提だから、オスプレイがひゅうがで勝手に滑走するわけには行かない。
ただ、「飲料水は重くて運べない」というのは、少し表現がまずかった。「まったく運べない」ということはなかった。少しぐらいなら運べた。ま、当り前だが。実際、少しは運んでいる。その意味では、表現は適切でなかった。この点は、お詫びします。(ただし趣旨は間違っていない。搭載燃料などの重量を考えると、積み荷の量はあまり増やせない。)
> MCH-101は海上型で調達価格は一機55億。ちなみに三発で稼働率・評判ともによろしくない。
価格は、その通りだけど、それは国内生産だからだろ。輸入したら、MCH-101 でなく AW101 なんだから、 21億円だ。Wikipedia にはその価格が書いてある。一方、オスプレイは国内生産にはならない。なのに、オスプレイを輸入価格で評価して、AW101 を国内生産価格で評価するのは、変だろ。AW101 も輸入価格で評価しろよ。
稼働率が低いのも、国内生産(ノックダウン生産)だからだよ。故障したときの部品が足りなくて、まともに稼働していないありさまだ。
http://blog.goo.ne.jp/harunakurama/e/274548f5fb079aac8330d1bc546fbed8
この問題も、国産をやめて、輸入に切り替えることで解決する。(ノックダウンでなく、ライセンス生産でもいい。ただしコストは上昇する。)
なお、ノックダウンが駄目なのは、製造責任が日本のヘリ会社になるからだ。元のヘリ会社が製造責任をもてば、故障したときの部品も入手が楽になる。
> 人をまともかそうじゃないかって
「まともじゃない」とは言っていないだろ。「まともだ」と言っているだけだ。「あの人はまともな人だ」と褒めるのは、悪いことなのか? 私が人を「まともじゃない」と書いているかのようにブコメするのは、やめてくれ。
【 参考情報 】
積載量についてググってみたら、面白い話が見つかったので、紹介しておく。
空虚重量
MV22はVTOLだと燃料5tと貨物3tで行動半径600kmだなw
チヌークはJAなら燃料6tと貨物5t積んで行動半径500kmとw
出典:http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1441606513/585-n
原文:https://blogs.apache.org/foundation/entry/apache_commons_statement_to_widespread
原題:Apache Commons statement to widespread Java object de-serialisation vulnerability
翻訳日:2015年11月12日(午後にタイトルを日本語にしました)
----
Apache CommonsのJavaオブジェクトのデシリアライゼーション脆弱性に関するステートメント
著者:Bernd Eckenfels(コミッター), Gary Gregory(Apache Commons副責任者)
AppSecCali2015 でGabriel Lawrence (@gebl) と Chris Frohoff (@frohoff) によって発表された "Marshalling Pickles - how deserializing objects will ruin your day" は、信頼されないソースからシリアル化されたオブジェクトを受け取るときのセキュリティ問題をいくつか明らかにしました。主な発見は、Java オブジェクト・シリアライゼーション(訳注:seriarization/シリアル化/直列化=ネットワークで送受信できるようにメモリ上のオブジェクトデータをバイト列で吐き出すこと。シリアル化されたJava オブジェクトはRMIなどのリモート通信プロトコルで使用される。)を使用する際に任意のJava関数の実行や操作されたバイトコードの挿入さえもを行う方法の説明です。
Frohoff氏のツールである ysoserial を使って、Foxglove Security社のStephen Breen (@breenmachine) 氏はWebSphereやJBoss、Jenkins、WebLogic、OpenNMSといった様々な製品を調査し、(http://foxglovesecurity.com/2015/11/06/what-do-weblogic-websphere-jboss-jenkins-opennms-and-your-application-have-in-common-this-vulnerability/) に各々の様々な攻撃シナリオを記述しています。
両者の調査活動は、開発者がJavaのオブジェクト・シリアライゼーションに信頼を置きすぎていることを示しています。認証前のシリアル化されていないオブジェクトにも。
Javaにおけるオブジェクトのデシリアライゼーション(訳注:de-serialization/非直列化=ソフトウェアで扱うことができるように、送受信されたデータを元に戻すこと)が行われるとき、大抵は想定された型にキャストされ、それによって、Javaの厳しい型のシステムが、得られた有効なオブジェクトツリーだけを保証しています。
不幸にも、型のチェックが起こるまでの間に既にプラットホームのコードが生成されて、重要なロジックは実行されてしまっています。そのため、最終的な型がチェックされる前に、開発者のコントロールを離れた多くのコードが様々なオブジェクトの readObject() メソッドを通じて実行されてしまいます。脆弱性のあるアプリケーションのクラスパスから得られるクラスの readObject() メソッドを組み合わせることで、攻撃者は(ローカルのOSのコマンドを実行するRuntime.exec()の呼び出しを含めて)機能を実行することができます。
これに対する最も良い防御は、信頼されていないピア(通信相手)とは複雑なシリアル化プロトコルを使うことを避けることです。ホワイトリストのアプローチ http://www.ibm.com/developerworks/library/se-lookahead/ を実装するように resolveClass をオーバーライドするカスタム版の ObjectInputStream を使うと、影響を制限することができます。しかしながら、これは常にできることではなく、フレームワークやアプリケーションサーバがエンドポイントを提供しているような時にはできません。簡単な修正方法がなく、アプリケーションはクライアント・サーバプロトコルとアーキテクチャを再検討する必要があるため、これはかなり悪いニュースです。
これらのかなり不幸な状況において、エクスプロイトのサンプルが見つかっています。Frohoff氏は、 Groovy ランタイムや Springフレームワーク、 Apache Commons コレクションからのクラスを組み合わせるサンプルのペイロードに gadget chains (ガジェット・チェーン)を見つけています(訳注:provided)。これはこの脆弱性のエクスプロイトのためにより多くのクラスを組み合わせられることは完全に確実なことで、しかし、これらは今日、攻撃者が簡単に得られるチェーンです。
(Twitter画像)https://blogs.apache.org/foundation/mediaresource/ce15e57e-94a4-4d7b-914c-8eb8f026659c
この脆弱性のために利用される(訳注:blamed)ことができない確かな機能を実装するクラスができ、安全性が信用できないコンテキストにおけるシリアル化を利用されないようにするような既知のケースの修正ができたとしても、少なくとも分かったケースだけでも継続的に修正していくことが要求されます。モグラ叩きゲームを始めるだけであるかも知れませんが。実際にはこれは、オリジナルチームが Apache Commons チームに警告が必要だと考えていない理由で、それゆえに比較的、活動開始が遅れました。
Apache Commons チームは InvokerTransformer クラスのでデシリアライゼーションを無効化することによって commons-collection の 3.2 と 4.0 のブランチにおける問題に対処するために、チケット COLLECTION-580(http://svn.apache.org/viewvc/commons/proper/collections/branches/COLLECTIONS_3_2_X/src/java/org/apache/commons/collections/functors/InvokerTransformer.java?r1=1713136&r2=1713307&pathrev=1713307&diff_format=h) を使っています。議論されているやるべきことのアイテムは、変化させる仕組み毎(per-transformer basis)に、プログラマティックに有効にするような機能を提供するかどうかです。
これには前例があります。Oracle と OpenJDK JRE の一部であったり、バイトコードを挿入して実行することを許したりする com.sun.org.apache.xalan.internal.xsltc.trax.TemplatesImpl クラスで、セキュリティマネージャーが定義されているとデシリアライゼーションを拒否します。
これはシステムプロパティ jdk.xml.enableTemplatesImplDeserialization=true とすることで無効にできます。Apache Commons Collection は、本来よりもこの実行モデルは一般化していないため、セキュリティマネージャーの存在と独立したこの機能を無効化することを計画しています。
しかしながら、明確化のために述べておくと、この便利な"ガジェット"は、唯一知られている方法でもなければ、特に未知のものでもありません。そのため、インストールされたものを強化されたバージョンの Apache Commons Collection に置き換えることが、アプリケーションをこの脆弱性に対抗できるようにするわけではありません。
このブログポストのレビューのために Gabriel Lawrence に感謝したいと思います。
Apache Commons Collection は、Java コレクションフレームワークに加えて追加のコレクションクラスを提供する Java ライブラリです。InvokerTransformer はコレクションにあるオブジェクトを(特にリフレクション呼び出しを通じてメソッドを呼び出すことで)変換するために使うことができる Transformer ファンクションインターフェースの実装の一つです。
一般のSallyによる2015年11月10日午前10字15分にポスト | コメント[1]
コメント:
何かと話題のスプラトゥーンにガチマッチというランクドマッチが導入された。
ガチマッチではなぜか塗り面積を競うという独自コンセプトを捨てたゲームルールが採用されている。
現在行われてる「ガチエリア」は特定地点の所有権を奪い合うルールで一般的なFPSでいうところの「キングオブザヒル」である。
他に名前が確認されている「ガチヤグラ」はおそらく移動するヤグラを守って特定地点に届ければ勝ち、いわゆる「ペイロード」
もう一つの「ガチホコ」というのはちょっとわからないけど、ともかくこれらのルールはガチガチのFPS/TPSであり
人のいないところを塗ってるだけで貢献できるなんていう甘っちょろさは存在しない。
何故せっかくのナワバリバトルという独自ルールをランクドマッチにもそのまま適用しなかったのか理解しかねるところだが
ともかくこれによって間違いなくコミュニティの分断が起こる。
まずランクが上でノーマルが下という序列意識ともにランク勢とノーマル勢の分断が起こるのは避けられない。
それでもゲームルールが共通であれば戦術などの話は共通してできたであろうに、ゲームルールが別となると
戦術等に関する話は基本ガチマッチルールに即したものになり、ナワバリバトルの話題は「そんなのにマジになってどうするの」
という視線を向けられ隅に追いやられる。LoLでいうところのARAM勢のような立場になるだろう。
コミュニティの連帯感で推進している感のあるスプラトゥーンに取ってこれは大きなマイナスとなる。
何故せっかくの独自コンセプトを捨ててありふれたルールを持ち込んでしまったのか。本当に残念である。
追記
その後いろいろなサイトを見た結果、リニアモーター(カタパルト)による打ち上げは、あまり筋がよくないのだなーと納得しました。
◆カタパルトについての試算
http://www2s.biglobe.ne.jp/~ken-ishi/catapult.html
NASAが1999年に基礎実験をしたけど、その後の音沙汰がないようだ。
◆リニアモーターで手軽に宇宙へ | WIRED VISION
http://wiredvision.jp/archives/199910/1999101407.html
一方で、航空機でロケットを高高度まで運搬して、そこから発射する方法は、すでに2004年に実現されてるんですね。
それも民間レベルで。
◆『スペースシップワン』、ついにXプライズを獲得 | WIRED VISION
http://wiredvision.jp/archives/200410/2004100501.html
そして、もしかするとこの2009年中に、その後継計画のフライトがあるかもしれない。
◆ニュース - 科学&宇宙 - ヴァージン社、“ホワイトナイト2”を公開(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=12740941&expand
これが実現すると、宇宙旅行費用がソユーズでの2500万ドル(25億円)から、20万ドル(2000万円)になる。
(といっても高度も飛行時間もぜんぜん違うけど。ソユーズはおよそ高度300kmでスペースシップツーは高度100km)
日本のH-IIAの打ち上げ費用が1億ドル(100億円)。ペイロードは3.8~5.8t。
スペースシップツーは、フライト費用を定員の6名で割り勘にしてると仮定すると、一回のフライト費用は120万ドル(1億2000万円)となる。
積載重量は人間6人を運べるから300kg~400kgくらい。宇宙に物を置いてくる機能ないけど。
生きてる間に宇宙旅行が一般的になる時代は果たしてくるのか。