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はてなキーワード: 手綱とは

2019-02-25

anond:20190225033419

相手は基本好き勝手選民手綱を握らなければ(色んなものが)爆発するような国民性なのに、「隣人」より近い仲になる必要性が出てきたとしても、正直どうやってもうまくやれる気がしない。

だいたい、今の日本のようにゆるい統治でもダメなのに、中国のようにギリギリ監視に近い統治を(ついでに略奪に搾取も)やられて、尻尾を振れるものかね。

あ、振れないのは淘汰されるから世代交代したら何とかなるって話?土下座外交よりひどいな。

2019-02-21

anond:20190221171918

トロフィーワイフをもてはやすのはそれがコミュニケーションとかゲーム性があるから

元増田が好きになるような男はすでに女(隠し彼女)がいて余裕がある、ファッションにも人付き合いにも彼女からアドバイスが入ってるからそう見える。

まりお前が好きなのは彼女調教され手綱をつけられた男ばっかり。

まれて20年そこそこで成長が十分なわけが自他ともにない。

そのなかで彼女とステディな付き合いしておちついてるのが3歳くらい成熟してみえから良さげに見えるだけ。

経験値問題

未熟マザコン野良男のなかで成長株をつかまえてファッションから髪型から育て合うのが一番の王道

KKO、弱者といって食わず嫌いしてるのはお前自身が未熟だから

最初からメタルスライム刈りとかすんなよひのきの棒しかないくせに。

2019-01-14

anond:20190114105913

不労所得?自営でそこまで行くのはどれだけの確率か。

自分社長手綱を持っている間は、当然それを奪いにくるやつもおるし、競争相手もおるし。

社長としてでも自分が動いている間は「不労」にはならんよ。だから財産を築いた上で引退したらといったんだよ。

あと、自分が財、権力裁量を持っている間は、それにたらしこもうという阿呆が近寄ってくる。

まあ、それでもやりたいことがあれば頑張ればいいけど、幸せとはどんどん程遠くなるんだろうなぁとは思うね。

2018-12-05

anond:20181204215132

それでいて東方は、手綱をしっかり自分が握れるメディアミックスだけだしな。

さらに、メディアミックスであちこち出ているのは東方二次創作者たちだ。公式は僅かな書籍だけ。

どこか儲かる奴が独占権を握ってしょうもないメディアミックスをするのではない。二次創作者たちがそれぞれで競争し、切磋琢磨し、更に広がれる場所を作っているという流れ。

もともと競争の中で生き残ってきた二次創作者たちだから質は高い。二次創作者たちに独占権は与えられてないが、それでも十分に売れる力がある。

二次創作者をうまく使って、全体を強めるというサイクルがうまく行ってるし、そもそも二次創作者の周辺界隈が安定しないとできない芸当。

逆に、東方以外のメディアミックスってのは「○○のメディアミックスをすれば、糞なコンテンツでも儲かる!」という連中が独占権を与えられてやってるだけ。

まあ、儲かるかもしれんけど、界隈の品質を落とすだけなんだよね。だって、Aというメディアミックス素材があって、Aにはその甘えた奴の糞なコンテンツしか無いわけだから

公式は儲かろうが儲からまいが知らんよ。ただ、好きにして。でも、競争に勝ついいものなら確かに儲かるかもね。ぐらいのほうがメディアミックスするにしても発展性があるということだろう。

メディアミックス入り口になる存在が独占で作られた糞なものか、競争で作られた良いものなのかによっても界隈の発展は違うわけだし。

2018-11-22

特殊な例。これって飲酒運転でしょうか?

これって飲酒運転でしょうか?

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3445743.html

お酒を飲んで神輿を担ぐのは飲酒運転でしょうか。(神輿は接地していません)

お酒を飲んで山車を牽くのは飲酒運転でしょうか。

お酒を飲んで山車に乗車して牽き手に進行方向を指示するのは飲酒運転でしょうか。

お酒を飲んで大八車を牛馬に牽かせて人は手綱持って歩くと飲酒運転でしょうか。(牽引扱い?)

お酒を飲んで騎馬戦の乗り手になって馬役に進行方向を指示するのは飲酒運転でしょうか。

この発想は無かった。これは弁護士に聞いた方が良い気がする。

ただ、どちらにせよ法律とは無関係にここでの飲酒は良くないと思う。

体調は万全にすべきだ。

酒気帯び騎馬戦等すべきではないと思う。

2018-10-30

ある役者マネージャーファンになった

私は舞台役者が多く所属する芸能事務所で働いている。マネージャーではなく、内勤のスタッフだ。

業界のことをあまり知らない状態就職したが、業務上ある程度の知識をつける必要があった。そこで業界役者個人のことを調べ、実際に舞台を見に行くうち、ある役者(以下、Aさんとする)のファンになった。

予め断っておくと、Aさんは弊社の役者ではない。と言うより、私の立場で弊社の役者ファンになってしまうのはいろいろと問題がある。公平な気持ち業務に当たれなくなってしまうかもしれないし、役者との繋がりどうこうで疲弊したり、他のファンをピリピリさせたりするのは本意ではない。

話を戻す。私がAさんを好きになった理由の一つに、強い個性がある。Aさんは舞台上での振る舞いやネット上での発言が少々突飛で、賛否両論がある(が、炎上はしないくらいには加減されているのがすごい)。私はそんなところも含めてAさんが好きなのだが、合わない人には本当に合わないようだ。突飛な言動に惑わされずに彼の演技を見て! というファン心理の一方、合わないと思う気持ち理解できないわけではない。それくらい強烈な個性を放っているのだ。

そんな彼をうまく制御しているのが担当マネージャーさん(以下、Bさんとする)だ。彼の言動個性と認め、ある程度自由に振る舞わせつつも、やりすぎそうになってしまったときにはギュッ手綱を締めてくださっている。

本来マネージャーという立場黒子なのだろうが、Aさんのファンの間では、BさんのTwitterアカウントは有名だ。プロフィール会社名や肩書きが書かれているわけではないが、担当している役者宣伝をしているので、分かる人が見れば分かるというやつだ。

そんな折、Bさんが地元のご友人と思われる方とリプライでやり取りされているのを見た。詳しい会話の内容は割愛するが、やり取りの中でBさんは自身仕事への向き合い方について語っていて、その姿勢ファンとしても、同業界で働く者としても深く感銘を受けるような内容だった。

自分も同業界にいるので何となく分かるのだが、いくらAさんに優れた演技力があろうとも、癖の強い言動の彼を売り出すのはきっと難しい。おそらく弊社なら持て余してしまうだろう。しかしAさんは近頃大きな役を演じる機会が少しずつ増えてきている。あの事務所で、そして担当マネージャーがBさんで良かったね……などと思ってしまう。お前はいったいどの立場なんだ? というセルフツッコミを入れながら。

Aさんのファンにならなければ、Bさんの存在はまず知り得なかった。しかし今やAさん関係なく、同業者としてBさんにお会いしてお話してみたいという気持ちがある。仕事へのスタンスや、実際に出されている結果を本当に尊敬しているのだ。まさかBさんもこんな風に思われているとは露ほどにも思わないだろう。

Aさん宛てにならいくらでもファンレターを書くのだが、こういった場合はどうすればいいのだろうか。

なんて相談の体を取りつつも、迷惑をかけないためにも、たぶん秘めておくのが正解なんだろうなぁ。

2018-10-14

[] #63-6「イタガリアン」

≪ 前

そんな感じで俺たちは着々と勝利を重ねていく。

そして、あっという間に決勝戦を迎える。

「優勝は……カジマ選手!」

「うおおぉぉっ! やったっすー!」

そして優勝を決めた。

……随分な話の端折り方をしてしまったが、これには理由がある。

そもそも俺の計算では、優勝は予定調和に近いものだった。

まず地元一般人のみ参加という制約上、レベルがそこまで高くない。

俺の観測範囲内ではあるが、地元でこの番組に参加するような人間でイタガリアンの適正がある奴はほぼいないんだ。

だが、その中でもカジマは適正がそれなりにある人間だったと確信していた。

前も言ったが、こいつは自己顕示欲が強い。

まり目立ちたがりの素養を持っている。

一般人テレビになんて出たら大抵は緊張してしまい、普段パフォーマンスを発揮することは難しくなるだろう。

だが、カジマは「目立てる」という感覚を優先させるのでリアクションを躊躇しない。

それでも多少はプレッシャーを感じていると思うが、程よい緊張感はパフォーマンスをむしろ向上させる。

特にこの日のカジマは、プロアスリートでも珍しいと思えるほどに絶妙なコンディションだった。

更に身も蓋もないことをいうと、カジマは“絵になる容姿”を持っているのが何より大きい。

そんな奴がリアクション芸人さながらの痛がりっぷりを見せるのだからウケるに決まっている。

目立ち方の良し悪しを上手く判断できないのが弱点ではあったが、それは俺が手綱を握ればいい。

そして計算どおり、見事カジマはそれに応えてくれたってわけだ。


「さあ、今回から優勝者にはボーナスチャレンジ権利が与えられます!」

「何だよそれ、聞いてないぞ」

しかし、何事も計算どおりにはいかないものだ。

それが自分の落ち度ではなく、あずかり知らぬところで起きたことなら尚更である

スペシャルゲストと対戦していただき、買った場合はなんと賞金が倍!」

如何にも番組的な都合で捻じ込まれたような、思いつきの要素だ。

だが俺にとって嬉しい誤算ではあった。

これで山分けしてもかなりの金が手に入るぞ。

「加えて次回のイタガリアンにレジェンド枠として参戦もできます!」

と思ったが、やはりやめたほうがよさそうだ。

賞金が倍になるのは魅力的だが、次回もまた参戦しなきゃいけなくなったら憂鬱だ。

「あの、このボーナスチャレンジって絶対やらないとダメですか?」

「え……ああ、別にここで負けたとしても賞金が没収になったりとかはしませんよ」

「いや、そうじゃなくて、ボーナスチャレンジのものをやりたくないって意味なんですが」

「……えー」

俺はそう司会者に尋ねるが、あまりにも予想外の質問だったらしくて困った反応をしている。

まあ、そりゃそうだ。

そもそもこの番組に出て優勝するような人間が、このボーナスチャレンジを断る理由はないからだ。

俺の参加動機が不純なのが悪い。

それに出場選手あくまでカジマだ。

「いやいや、もちろんオイラはやりますよ!」

こいつがやる気な以上、いずれにしろ俺に拒否権はない。

観念して最後まで付き合おう。

賞金が増えるなら結構なことだし、次回の参戦権は俺だけ辞退すればいいだろう。


「さあ、今回のボーナスチャレンジで戦うスペシャルゲストはこの方でーす!」

司会者がそう告げると、会場の正面にある扉から煙が吹き上がった。

ちゃちな空砲の音と同時に、扉が開かれる。

そこからスペシャルゲストが登場した。

ジパング独立国観光大使、イッタ・イマージさんです!」

いや、誰だよ。

ローカル番組にそんな大層な有名人が来るなんて期待していないが、変にハードルを上げておいてこれは……

「ええ~!? イッタ・イマージじゃん!」

まさかイタガリアンに出てくれるなんて、あまりにも予想外!」

しかし会場は彼の登場に大盛り上がり。

まさか、俺が知らないだけなのか。

「なあ、あいつってそんなに有名人?」

「マスダ、知らないの? ネットでも一時期ミーム化した人なのに」

正直、カジマのいうネットミームは、かなり限定された範囲での話なことが多いか鵜呑みにできない。

だが、他の人の興奮ぶりを見る限り、実際に有名な人物のようだ。

そいつは何でそこまで有名なんだ?」

「元サッカー選手だよ! ジパング独立国代表だったんだ」

なるほど、サッカー選手だったのか。

サッカーにあまり関心のない俺が知らなかったのはそのせいだ。

しかし、あの国ってサッカーがそんなに強いわけでもないし、そこまで熱狂的なイメージもなかったと思うが。

その国の元サッカー選手が何でそんなに有名なんだ。

次 ≫

2018-10-06

喋り方がわからなくなる

たちつてとなかにはいれ」なんてよく言われるけど、こんな話をいきなり他人に振っても「お前突然何いってんの?」と言われそうで喋れなくなる。

本当に、言葉を浮かべようとしても何も出てこなくなる。

普段浮かんでくる思考無意識の海から水面下に上がってきたものの集合とするなら、無意識の海面が限界まで上昇して全ての思考が水面下のずっと底へと沈んでしまたかのような感覚

本当に何も考えられなくなる。

いや、何かを考えているのは分かるんだけど、それが言葉という形を取れる状態にならない。

安全装置暴走しているような感じだ。

幼少期に誰もが自分の多動性を抑えるために、自分の心にかけるようになるブレーキ手綱、そういったものが強くなりすぎる時がある。

何を考えようとしても、それが外に出していいものであるという承認が降りないので念の為に表には一切出てこないようにされる感覚

あれをどう乗り越えればいいのか。

2018-09-26

anond:20180926114331

当事者が「関わりたくない」とか無責任にもほどがある。

LGBT様は健常者に対して「お前ら全員の問題だ」とほざくのに、

LGBT様の一部は「俺は関係ありませーん、でも恩恵は頂戴します」とかなめてんのか、と。

実際はそうはいかない。

今回の一件も含めてもはやLGBTのほぼ全体が自由の敵。言論の敵。民主主義の敵とみなす

嫌なら同類手綱位握れ。

2018-09-01

増田性格が悪くなってしまうわけ。

  1. 普段から心に余裕がないから。
  2. 息抜き方法を正しく考えられないから。
  3. 親が上手く手綱を握れなかったから。
  4. まれつき本物の屑だったから。

言及してくる増田ほとんどは生まれつきだと思う。

2018-06-01

anond:20180601173602

この場合サド側が加虐を適切にコントロールしてくれるとは限らないからなぁ

それを増田から手綱取るならある意味無敵だが

2018-03-21

anond:20180321131557

一馬力小遣い制なんて噴飯ものが長くまかり通ってた社会から

苦しめ過ぎずに手綱握り続けてくれるなら主導権明け渡しでもいいやって男は案外多いんじゃないか

2018-03-16

社保庁消えた年金の件があるから省庁の手綱を握れないからと言って政権批判する気にもならない今日このごろ。

2018-03-11

DB超って何から何までZやGTに比べて適当だな

勝手の極意までの悟空パワーアップとそのプロセスで髪と目の色が変わるだけで

目立った変化はほぼ皆無。

GTDB無印リスペクトして大猿化してからSS4になるから見た目にも感情的にも良いと感じられる。

強さではブルー以降のが上なんだろうけど昔感じたワクワク感がないし、何で身勝手とかブルーが人気あるのか分からんかった。

これならGT再放送した方が良かったよ。

無駄過去作品の続編でやらかして、鳥山明晩節汚したよ。視聴率でもワンピに1回も勝ててないし(1回位はあったかもだが)、

グッズ売上つってもZ(改)までの遺産から時代もそこそこ売れてたのに信者はさも超から売れたと捏造するから超唯一の功績みたいに語られてるのは癪だ

DB超はホントに何の影響力もなかった。面白くもなんともなかった。主題歌も改までの方がまだ良かった。ZもGTOPED両方名曲だったけど、超はタイアップが多くED特に良かったのがなかったしね。

何で影山ヒロノブ起用しなかったのか分からなかったな

キッズはこういうゴミを見て育ってあの頃は良かったなって大人になって感慨じみたりするんだろうか、いやない。

子供大人になって懐かしむ、そんなアニメでは決してないね

ドラゴンボール超を見て面白かった思い出はないよ

もう一度作り直して欲しいね

全王とかいらないから。

今度は鳥山明を関わらせないで欲しい。

Zまではマシリト手綱を引っ張り、GTはZスタッフオリジナルだったか面白かった。

ヤムチャの転生モノ面白かったのだって鳥山が描いてないからだと思うよ

鳥山は枯れたんだ、いい加減認めようぜ。

もりとも問題にかこつけて吐き出し

朝日新聞記事鵜呑みにして検証が表立ってほとんどなされず、毎日新聞他の記事黙殺されたままに見える。挙げ句大元が「改ざん認める」と言う。決済された文書を、何をどう書き換えたのかを明示して欲しい。

というか、枝葉のところばかり見ていないで、全体の整合性意識して欲しい。万が一、決裁者全員が結託して書き換えたのだとしても、大きな組織の中の末端が起こしたトラブルなぞ最上位の人が知るわけないじゃない。毎回末端まで把握する必要があるのなら、アホほどコストを払う必要があるし、木構造組織にする意味もない、実に非現実的世界が待っている。

全体の舵取りが実におかしい。

ともかく、国運営自国のみならず周辺国交えて微妙立場北朝鮮だけでなく、中国圧力や、暴れ米国手綱国際的イベントである自国オリンピック開催を控えて(韓●は自分のところのが概ね終わったら反日をモリモリ出してきているし)、また国内生活水準底上げが始まったばかり)なのに、足を引っ張っている人たちは何をしたいのか。

軍という単語アレルギーを持つのは仕方ないにしても、平時の備えがいざというときに役に立つの天災に対してだけでは無いことを認識して欲しい。

国際的イベントで恥をさらすということは、それだけ国力の低下を海外さらすことにもなる。

景気(「気」だけあって心持ち次第)回復についても、稼いだ人たちを引きずり落とすつもり満々な発言をしている人たちがいる。どう考えてもアベノミクスを打ち出した当時は、金を持っている人たちを太らせて引っ張ってもらうトリクルダウン方式効果的だっただろうに。行き渡りにくいという問題については改善余地が大ありだろうけど、皆で貧乏になる案よりははるかにマシだったろう。

国民は納得していない」という無敵ワード(前に進まないし、そもそもここでの「国民」って具体的にだれ?)だけで足を引っ張り続ける野党さん左翼さんはどう責任を取ってくれるのだろう。こちらこそ納得してないわい。

一行目と国運営についてだけをどこかで言いたくて勢いのまま書いてしまった。反省はしていないけど、自分の生きる世の中の動きが本当に心配だ。

2018-03-05

[] #51-5「ノットシューゴ」

≪ 前

俺は呆れ果てて何も言えないでいたが、同じくクラスメートであるタイナイが、カジマの蛮行を嗜めた。

ちょっと待てよ、カジマ。そんなの撮っちゃダメだ」

タイナイは俺たちの中で最もネット社会に漬かっている人間だ。

そのタイナイが嗜めるのだから、カジマのやっていることは思っている以上にタブーのようだ。

抗議活動結構だけど、これはただの目立ちたがりの売名行為しかならない」

「こーいうのは目立ってなんぼでしょ!」

「悪目立ちで集まるのは、騒ぎに乗じたいだけの烏合の衆だ。それだと肝心の問題についても、大衆に正しく認知されない。主義主張が何であれ、正しい筋道で実行されなければ正しい支持も得られないんだ」

「あーあー、そうやって物知り顔で、抗議活動している人の出鼻を挫いていくんだよなあ。タイナイみたいな自称常識人は~」

タイナイの言うことは真っ当だが、カジマにはまるで通じない。

カジマに自身客観的に見れる冷静さがあるなら、始めからこんなことをやろうとはしないだろう。

こういうタイプには、むしろ別のアプローチが効く。

「カジマ、お前のやってることはむしろヘイトを広めるだけ。しかも、そのヘイトはお前自身に向かうぞ。一般大衆からアニメオタク過激常識もないバカだと思われ、アニメオタクから抗議活動邪魔をする輩だと非難される」

「え……そこまで深く考えてなかった……よし、この抗議活動はやめるっす!」

まりにも容易く撤回したカジマに、タイナイは溜め息を吐く

カジマは大義名分があるからやっているだけで、別に高尚な志があるからこんなことをやっているわけではない。

いっちょ噛みしたいだけでリスクまで背負いたくはないので、それをチラつかせるたほうが効果なのだ

「あーあ。現実喧騒から離れて、楽しい気持ちアニメを観ていたいはずなのに、どうしてこんな現実問題ヤキモキしなきゃならないんすかね……」

カジマは何だか純粋ぶったことをのたまっているが、俺たちは面倒くさくなってきたので無視した。


…………

ところかわって父のほうでは、フォンさんと共に重役たちの説得に回っていた。

「…………いま一度考え直しませんか」

「そうは言っても、アニメってのは総合芸術だろ? 監督とは言っても、その実アニメ製作は他のスタッフたちの働きによるところが大きい。彼が『ヴァリオリ』を作った代表者だと表現することは不可能ではないが、100歩譲っても彼だけの、彼のためにある作品ではないはずだ」

「もちろん『ヴァリオリ』はシューゴさんだけの作品ではありません。ですが……」

「我々だって何も全面的シューゴ氏を責めているわけではない。出来れば彼に監督でいて欲しかったし、実際これまではそうしてきた。だがモノにはコンプライアンスがあり、限度もある。そして我々が何度言っても彼は改めなかった」

「言っておくが、君たちにだって責任はあるんだぞ。君たちが彼の手綱ちゃんと握っていれば、こうはならなかったかもしれないのだから

しかし、いずれも色よい返事はこなかった。


…………

ーー『ハテアニ』スタジオ

世間ではかなり騒ぎになっていたが、スタジオ内は意外にも落ち着いていた。

この界隈でスタッフが途中で入れ替わるなんてのは珍しいことではなかったし、それは監督という立場でさえ例外ではない。

今回はそれが人気アニメ監督だったというだけで、世間よりも現場のほうが冷静な者は多かった。

それに監督が誰であろうと給料が変わるわけではないので、現場人間はただ目の前の仕事をこなすしかないのだ。

せいぜい、暇をしてるアニメーターが、WEBメディア取材でテキトーなことを並べるくらいである。

しかし、現状ではその程度で落ち着いていても、このままではいずれ瓦解するという危機感が、父とフォンさんにあった。

やはりシューゴさんを呼び戻すのがベターだが、成果は芳しくなく、父たちは頭を抱えていた。

シューゴさんの『ヴァリオリ』における功績を丁寧に説明しても尚、誰も首を縦に振ってくれませんね……」

「実際、彼らの言い分にも一理も二里もありますからね」

こうなった大きな要因は、シューゴさんに対するネガティブイメージが強く残り続けているのが大きな要因だった。

特にある一件では、彼の過激言動によってアニメ業界全体が激震し、謝罪会見にまで発展したこともある。

経営から見て、そんな人間制作トップに置き続けるのは、リスキーすぎると判断するのは当然だったのだ。

しかし、それでも打つ手が全くないというわけではなかった。

「フォンさん、“あれ”はどんな調子ですか」

大分、溜まってきましたかね」

「では、そろそろシューゴさんのほうにもアプローチをかけてみましょうか」

次 ≫

2018-02-28

彼女にうんちを見せてもらった ※下ネタ注意

タイトルのとおりなんだけど

同棲してる彼女にうんちしてるところを見せてもらった

彼女黒木華に似ているのでここでは華ちゃんって呼ぶことにする。

華ちゃんはうんちがいっぱい出るらしい

特に大きいのが出ると携帯で撮ったりしたり

油断しているとトイレを詰まらせるので

大きい方は2回に分けるらしい

何回か見せてもらったんだけど、60cmくらいのソレが

あたりまえに和式便器にUの字で鎮座しているのを見ると

どうやってでてくるのか、ほんとに華ちゃんが出したものなのか

気になってしまった。そしてノリでお願いしてみたわけ

なんでそんなにでるんだよw今度目の前でだして見せてよって

最初はやだよ恥かしいって言われたけど

とあるたんびにマジな感じでお願いしてたら、ついに折れたみたいで

細目の華ちゃんが目をまんまるにして「本当に見たいの?」

なんて聞いてくるから僕は二つ返事で頷いた。

ビーチバレー選手華ちゃん

大人しそうな顔とは裏腹に身長170、お尻が100センチ近く?の寸胴で安産型。

その大きな体を動かすためか僕の二倍くらい、いや下手したら三倍くらい。朝からご飯三杯とかほんとうによく食べる。

それに加えて、一般の人より腸が長いとかなんとか(医者にすこし驚かれたらしい)。まさに快便の申し子?

食費にすごく持っていかれるけど、ご飯を食べてる時の華ちゃん

とても幸せそうなのでまあいいかなって思う。

僕は華ちゃんにうんちを見せてもらう代わりに焼肉をたらふく奢ることにした。

華ちゃん遠征ハワイに行って帰ってきてからなかなか時間も取れなくて

何かしてあげることもなかったのでいいタイミングだったかもしれない。

せっかくなので、華ちゃんには申し訳ないけど大食い効果を見たくて

日大きい方を我慢してもらった。(消化には24時間かかるらしいので)

金曜の午後6時頃にパンパンだった華ちゃんお腹

土曜の朝に起きた頃になると嘘のようにすっかり引っ込んでいた。

華ちゃん身体の中では

噛み砕かれてすり潰されて胃で溶かされたあと、腸でこねくりまわされて

栄養を吸い尽くされるなんて、まあいものことなのかもしれなけど

考えれば考えるほど何とも言えない気持ちになる。

毎食後に当たり前のように催す華ちゃん。朝食後が一番きついらしい。

ぞの負けん気で夜まで我慢したけど、30分おきにおならをしてて

夜になるにつれ悪臭だけのすかしっぺをぷしゅ..ぷしゅっと。よく頑張った華ちゃん

そして日曜の朝、華ちゃんお腹はうっすら腹筋が見えるほど、そんなには出てないけど

下腹部は明らかに膨らんでいた。

苦しいみたいけど起きたほんの直後は催してないみたい。

朝食を手につけ何分かすると華ちゃんの手が止まった。

それと同時にぎゅううううううというすごい音が華ちゃんお腹から響く。

「ああああやばいやばいやばい出そうだわ」なんてそわそわして言う。

僕は苦しそうな華ちゃん下腹部に手を当てると、腸がうねうねと蠕動してるのが手に伝わった。

朝は味噌汁臭いを嗅いだだけでお腹が鳴ってしまうほど、

留まることを知らない華ちゃんのおなか。

納豆の強烈な匂いに刺激されて、胃腸が全力で動き出した様だった

今まさに朝食を消化を始めようという時に下半身では一晩置かれたうんちが邪魔している状態だろう

僕はリビングの壁際に昨晩敷いておいた新聞紙とその上のペットシートに

急いで台所椅子を向き合うように置く。

自宅のトイレ絶対詰まるし狭い。華ちゃんには思いっきり出してほしいし僕はそれを見たかった。

その間に華ちゃんにはおしっこだけ出してもらった。(飛び散りそうだったのでw)

華ちゃんは上はブラだけ下半身すっぽんぽんのままトイレから出てくると椅子に片足づつ乗せてしゃがみ込む。

朝の日差しがまだ眩しいなか、完璧なうんこ座り、ウンチングスタイル華ちゃん

目の前でむき出しになった100センチ近いお尻は日焼けで見事な白と褐色ツートンカラーになっていた。

まるで皮を剥きかけた巨大な桃だった。

その大きな桃と身長を支える鍛え上げられた足腰はサーブを打つのでもレシーブを受けるのでもなく

僕のためにうんちを排泄しようとしている。

華ちゃんと一週間近く致してなかった僕はその身体を見ただけであたまがいっぱいいっぱいになってきた、

おそるおそる桃の下部中心を覗きこむと肛門様のお出まし。、華ちゃんのお尻の穴をまじめにちゃん

たことがなかった僕は大きいお尻の奥にこんな窄まりがある事自体意識してなかった。

奥の茂みとは対象的にほぼ産毛に囲まれた感じの色素沈着した薄ピンクのそれはエロ漫画とかネットで見た画像で見たより

かに皺の数が多く、分厚い気がした。遺伝なのか快便に鍛えられたのかはわからないけど。僕が華ちゃんのお尻に見とれているのもつかの間、

「そんなにじろじろ見ないでよ、出すよ」という声が聞こえてきて僕はお尻に返事をしてしまった。

華ちゃんがいよいよ力み始めると奥ゆかしく窄まってた肛門レンズの絞りを開放するかのごとく

皺が伸びていくと逆さに隆起した富士山のようになると、華ちゃんの息に合わせてまた窄まったりを繰り返す。

何度か繰り返すたうちにおちょぼ口のようになった直腸の赤みの中心をググーッと押し広げるように茶色い塊が現れる。

紛れもなくそれはうんちだった。

華ちゃんの息む声とふるえるでっかいお尻、そして肛門。僕は童心に帰ったような感覚で見ていた。

緊張してなかなか出ないのか、華ちゃんは力がさらに入るように一度しゃがみなおして、

少しつま先立ちながらまえのめりに壁に手を付くと、再びいきみ出した。

するとついにお尻からうんちの頭がにょきにょき出てきた。うんちの先端は我慢してたこともあって

水分を失ってチョコクランチのようになっていた。お尻ばかり見ているとケツだけ星人じゃないが

別の生き物のようにも見えてくる。缶コーヒーより一回り小さいくらい開いた肛門からフリスクケースの長辺

くらい硬い部分が出ると、そこから色が変わり健康なうんちがゆっくりとズルズルと聞こえるように出始めた。

華ちゃんの大きなお尻から尻尾のように垂れ下がり始めた立派なうんちは、表面がつるつるしていて不思議と汚さより気品があった。

苦しそうだった華ちゃんの表情も和らぎ始め、本当に気持ちよさそうだ。

しかし力いっぱい引っ張られた弓のように張り詰めた腹筋と震えるお尻は

うんちを押し出すために物凄いエネルギーを使ってるんだという感じだった。

華ちゃんのいきむ声が強くなるとお腹が少し凹み、お尻の張りが増すように全身で呼吸してるような感じ。

椅子の高さが50センチ以上あるのに華ちゃんのお尻からでた繊維が手綱のようになった

うんちはついにペットシートに着地してもなお出続け、60センチほどの大蛇を産み落としたあと

ズサッという音とともについに切れ落ちた。

華ちゃん肛門はぱっくり口を開けたままゆっくり窄まりにもどっていく。

と思いきやけたたましい爆音ギャグ漫画さながらブウウウッ!!と響き渡る。

栓をされ溜まっていたおならが一気に放出されのと同時にうんちにほぐされた腸が震えているようだった。華ちゃんは顔真っ赤。

いっぱいでたね、すっきりした?と聞くと華ちゃんは「まだ残ってるみたい・・・」と表情を曇らせる

僕は華ちゃんお腹を円を描くようにマッサージしてあげると返事をするかのようにくぐもったお腹の音と申し訳なそうなすかしっぺがでた

相変わらず顔は赤いけど華ちゃんは嬉しそうだった。何分かしてると華ちゃん「おーきたきたきた、出そう」と言って再びしゃがみ直すと、

また力みだす。華ちゃんお腹を擦ってる僕の手がぐぐっと収縮する腹筋を感じた。

みたび、いや何度目かのずっと見ていたくなるような肛門の収縮。今度はスムーズだった。

さっき出した一本目のうんちは繊維がぎっしりで重みのあるまさにうんち、一本糞wといった感じで

二本目は太さは同じくらいだったけど柔らかめで黄土色がかってた上、臭いが強烈。(やわいから?)

多分できたてホヤホヤのさっき固まったうんちという感じだった。

柔らかくスピードのあるその新人はぎゅううぅというすかしっぺと相まって、ゆっくり姿を現す気迫のある一本目とは裏腹に、

そこはかとなく下品な破裂音で直腸を滑り降りては、さっき出したうんちに積み重なっていく。

最初羞恥心なんて屁と一緒に飛んでいったのか恍惚の表情で色っぽい声で息む華ちゃん

しかし二本目だと言うのに相変わらずの大量だ。でる途中で何度か切れたが少なくとも60センチ近くあったように

思える。

キレがいいのかほとんど拭く必要もないお尻を何度かティッシュで拭いた華ちゃん

出し切った達成感か、ご満悦の様子。すごい、ほんとうにすごかった。

山盛りになった華ちゃんのうんちは新聞紙ごと丸めて家庭ごみに捨てた。

その後ファブリーズ死ぬほど使ってにおいを消したけど。さっきまで華ちゃんお腹にあったものだと考えると

なんか不思議な感じ。

ただの彼女の排泄行為ものすごく長い一日だった。

2018-01-23

anond:20180122083308

勘違いした"うちはすごい家"意識に則って、どこまで無理が通るか試されている。そう思った。

全部受け入れても、うちの嫁は希望を叶えて良くしてくれたと褒められることは全くなく、むしろ、気が利かない嫁だから私が教えてあげたと言われるのが落ち。

彼とあなたがしっかり手綱を握って、自分たちで考えて、自分たちで決め、「我々はこういう方針でやります。受け入れられないなら、いらっしゃらないで結構です。」と両家に言い切らないと、ご両家の皆様は自分たちで決められない頼りないあなた方のためにアドバイスをしてくださることでしょう。

家についても、あなた方が新居をどこにするか決められなかったのを見て、決めてくれたんじゃない?

2017-12-09

親戚の青年20代自殺した

思い出す。

の子が幼い頃、私が付き添って近所の公園遊んだ

ターザンロープ遊具で、私が背中を押した。

強く押しすぎて、

向こうの終端に勢い良くぶつかり、

弾みでその子が地面に叩きつけられた。

「やべえっ」と急いで駆け寄ったが、

の子は泣かなかった。

ぐっと涙をこらえていた。

強い子だなあと思った。

の子高校ラグビー部に入ったと聞き、

上の事を思い出して「やっぱり強い子だったんだな」と思った。

の子大学中退し、

数年修行した後で個人飲食店を始めた。

それが上手くいか自殺した。

若い頃の失敗は自分にもある。

配送仕事で、職場のおばちゃんから少しキツイことを言われ、

そのショックで配送車ごとバックレた。

自分も死のうと思ったが、

勇気がなくて2日後に戻り、解雇された。

祖母の事も思い出した。

私が小さい頃の祖母は、どっしり構えて貫禄があった。

実家も嫁ぎ先も農家から、戸惑うこともなかっただろう。

そう考えてた。

ほんの数年前に祖母本人から話を聞いたが、

祖母女学校に通っていて、結婚するまで農作業経験しなかったそうだ。

慣れない仕事だし、ヒルが脚に張り付いて血を吸うのが嫌だった。

何度か実家に逃げ戻ったが、その度に義父(私の曽祖父)が優しく迎えに来た。

この曽祖父は、昔聞いた話では競輪にのめり込んで借金を作ったらしい。

それを祖父夫婦が苦労して返済したというから

ろくでもない人だったんだろうなと思っていた。

が、今回の話で印象が変わった。

父は曽祖父に懐いていたというし。

そして、押しも押されぬ(訂正: 「押しも押されもせぬ」)オフクロといった風格の祖母が、

嫁いだばかりの頃は何度も逃げ出していたということに驚いた。

親戚の青年に話を戻す。

借金もあるだろうから

「周りに相談していれば」「いったん逃げていれば」

などと簡単には言えない。

だが…。

地面に叩きつけられても涙をこらえていたあの強さが、

いさぎよすぎる早まった行動に結びついたのでは、と感じる。

悩みを打ち明けることなんて、自分もできない。

引きこもり中年が板についた自分でも、

恥ずかしくて情けない体験談は、やはり人前では話せない。

だが、ここなら書ける。

自分自殺するかもしれないが、

その前に、ここに失敗談を書き残したい。

技術進歩すれば、

死にたい…」と口にしただけで

ウェブから失敗談を集めて読みやすく整理して、

「開き直ってもいいかもよ」と

助言してくれるようになるかもしれない。

そんな未来のために

の子と私と祖母の話をここに書き残しておきたい。


(追記: 2017年12月12日)

たくさんのコメントありがとうございます

感情に任せて投稿した後、後悔したり疲れ果てたりで、しばらくこのページを開くことができませんでした。

気持ちが落ち着いたので、返信と補足をします。

ブコメ: 「辛くて実家に逃げ帰る度に義父が迎えにくるとか最悪」

祖母が私に話した時点では、曽祖父はもちろん祖父も亡くなっていました。

この話は、私が職の定着に失敗し続けていた時期に、祖母と私の2人だけの場で話してくれたことです。

そのような状況で嫁ぎ先に遠慮して、本当は強引に連れ戻されたのに「優しく迎えに来てくれた」と嘘をつく必要はないと思います

また、私がその場で「ひいじいさんは競輪借金を作ったって、昔、聞いたことがあったから、ろくでもない人なんだと思ってた」と言うと、祖母が「そんなことないよー。優しい人でね。あんたの父さんもよく懐いてて、じいさんが死んだ時はワンワン泣いてたもの」と話してくれたので、やはり、強引な感じで連れ戻したのではないと私は思います

ただ、曽祖父が迎えに来た反面、祖父は夫として家の長男としての立場のため迎えには来なかったそうで、「ああ、昔の社会はそういうものだったのか」とは感じました。

ブコメ: 「死のうと思ったけど死ねなかった人が自殺した人をとやかく言っても説得力がない。彼は強いか死ねたんだよ。」

その青年は私よりも背が高く、体つきも良く、身びいき抜きでイケメンでした。

肉体的にも精神的にも、間違いなく私より強かったと思います

しかしどうしても、彼の死について、とやかく言いたくなります

自分能力過大評価したり、目標を高く設定したり、「こうしなければ」と自ら重荷を背負うことは、誰にでもあると思います

特に若い頃は。

私は今でもそうですが、長い引きこもり期間と心療内科への通院を経て、ようやく自分のペースを掴んできたと思います

そして自分若い頃を振り返ってみると、能力のないくせに自信過剰で、何でも真に受けて深刻に捉えてしま人間だったと感じます

暴走して職場迷惑をかけて、辞めて、死のうとして、それを何度も繰り返して、ようやく「根本価値観に無理があった」と気づきました。

嫁いだばかりの頃は何度も逃げていた祖母は、結婚2年目に子供が生まれからは落ち着いたそうです。

それは、祖母が農作業に慣れて体を鍛えて強くなったおかげもあるでしょう。

ただ、私の想像ですが、1番の理由祖母なりのペースを掴んだおかげではないかと思います

私が小さかった頃、盆暮れ正月帰省するほかに春に田植えを手伝うこともありました。

その時の祖母は、よく休憩を呼びかけていました。

もちろん歳のせいもあるのでしょう。

しかし、急がず焦らず、しかしたゆまずに働き続けるあの姿勢が、祖母がたどりついたマイペースだったのではないかと、今、そう考えています

私の父についても話します。

父は自営業で、今も四六時中働き続けています

私はそのおかげでこの歳でも自室に引きこもっていられるのですが、昔はその働きぶりを真に受けて真似しようとして、調子を崩すことがありました。

ただ、ずっと働き通しに見える父も、時折休憩したり、ふらっと散歩に出かけたり、洗車したり、夜には酒を飲んだり、夜中まで仕事した時は遅く起きたりして、極端に疲れないように気をつけているそうです。

私と違って立派に働いている兄も、つらい時は酒を飲むと言っていました。

私の周りの人々の「無理のないマイペース生き方」を思い出すと、あの子マイペースを掴む前に亡くなってしまったのではないかと、そう考えてしまます

借金を抱えた段階ではどうしようもなかったとしても、経営状況が悪くなり始めた時、出店する前、大学中退する前などに、彼が悩みを打ち明けやす環境を整えられなかったのかと考えてしまます

心を病んだ私のような人間が親戚にいるのに、なぜ私はその方面での支援ができなかったのかと悔やまれます

…ただ私は、調子がいい時は無職のくせにお節介を焼きたがって、のめり込みすぎて疲れ果てることがよくあるので、どこまで役に立てたのかは分かりませんが。

上のような事情があり、「親戚の連絡を密にして再発防止を!」などの分不相応な行動を起こすのは控えて、ウェブの力を信じて、この話が誰かの役に立つことを願って投稿しました。

批判的なコメントいただきましたが、「確かに自分思い込みが強すぎる」とうなずくことも多く、自分手綱を引くことができました。

また、「押しも押されぬ」が誤用だとは知らず、びっくりしました。 ( ×「押しも押されぬ」→○「押しも押されもせぬ[=しない]」 | ことば(放送用語) - 放送現場の疑問・視聴者の疑問 | NHK放送文化研究所 )

そして、暖かいコメントをいただいたことにも、もちろん感謝しています

本当にありがとうございました

2017-11-12

新人sierの悩み

床にはこぼれたビール割れたグラス飛び散っていて脱ぎっぱなしの服は煙草臭くて二日酔いで頭がガンガンしてお腹減ってるのに食べる物なくて気づいたら日が沈みかけててlineの通知も溜まっていてとにかくてだるくてだるくて私何やってんだろうって

ザ・コンビニみたいなお仕事なのにちゃんとキャラステータス把握できたなかった私が悪いです(と思うと安心する)

すぐ怒るおっさんイキってるおっさんセクハラしてくるおっさん仕事ぜんぜんできないおっさん、いろんなおっさんいるけど、それらのステータスちゃんと把握して操作しなきゃ。

コンビニがつぶれてもそれはプレイヤー側の責任から私のミスです(と思うと安心する)

ちゃんと操作しなきゃいけないキャラクターからちゃんと把握してちゃんと操作してちゃんと手綱にぎってちゃんとしよう(それができる立場だ(と思うと安心する))

ポンコツコントローラーからまだ情がすてきれてないけどはやく全部機械世界にしたい。

でも人間味とか情とかみせたほうおっさんはいパフォーマンス出してくれるけど、自分人間味とか情とかの見せ方が下手くそからすぐ舐められるし下にみられるし怒られるしセクハラされるし仕事スルーされちゃうから悲しいな、悲しいな。。。

昨日も信頼してたベンダーさんに、えってかんじのセクハラされて悲しかった。

技術職のおっさんは少々付け上がってる状態が一番パフォーマンス上がるから、舐められたときおっさんがとる行動へは、極力寛容でいようとは思ってるけど、今回はちょっとさすがに悲しかった。

でもそもそも仕事関連に限らず、馬鹿で弱くて下の立場でいて相手マウントとらせて気分よくなってもらうような人間関係の築き方ばっかりしてきたか

もう今さらどうしたらいいかわかんないな。

楽でその場しのぎで手軽でエネルギーがいらないやり方をずっとしてきたツケがいま回ってきた気がする。

地元の人はみんな(なんだかんだ)良い人だったからそれで全然やれたけど、東京の人はだめだった。私にもちゃんと人権はある。人権はある・・・

2017-10-03

anond:20171003053548

さらにまとめつつ推測を交える

1.次期の体制はまだ何も決まっていない(もしかしてヤオヨロズともまだ交渉中?)

2.8月にヤオヨロズが辞退したので、制作体制を見直すことになった。(新体制での新たな表現~とは言ってないのでやっぱりまだ再交渉していた可能性は残っている)

3.動物ファースト活動してきた(暗に著作権フリーに近い体制で進めてきたと言っている?)

4.ヤオヨロズ情報共有や連絡をせずに作品利用(著作権違反ではないが事前連絡が欲しかった)

5.KFPAは『情報は事前に共有してほしいということが要点の正常化を図る申し入れ』を伝えたが、ヤオヨロズは『条件は受け入れられないので辞退したい』と返事した。

6.略(原文は「御協力をいただく皆様と共に作品を守り、ファンを守り」とあるので、この文章は協力関係先宛であることがわかる。ファンはどうでもいい?)

5以外はよく分かるから推測が捗る。5だけがよくわからない。単に事前連絡しろと言うには持って回った言い方すぎる。

「旨の」を平易に書き換えたががやっぱりいまいちよくわからない。

正常化の申し入れ』でもなく『正常化を図る申し入れ』とあり、ヤオヨロズもそれを条件と言っているので、やはりヤオヨロズが『情報を事前に共有しなくていい』権利を所持していて、それを制限する条件であったと考えるほうが、文章的にも納得がいく。

所々で言われる『情報』が3Dモデルをさす場合でも「正常な状態」が3DモデルがKFPAの手にあることを指す場合は通じるが、『事前に』とは言わないのでコレは違うだろう。

又同様に所々で口に上る、KADOKAWA内の部署間抗争。これが真実であれば、以下のような妄想もできる。

ゆるい条件で楽しく盛り上げていきたい出版事業部と、手綱を引き締めたいアニメ事業部がいて、アニメ事業部企画には辞退して、アニメ事業部コケた頃に出版部とともに再開する予定。

これであれば、ヤオヨロズがあっさりと降板たことも納得できる。しかアニメ事業部以外は悪者はいない。

3.の推測にも通じるし、冒頭の「同体制での継続か、新体制での新たな表現か」も事業部を含むプロジェクト体制のことかもしれないなw

そして、「お達し」はカドカワ方面。うーむ、この妄想をしばらく信じて生きていこう。

・・・出版事業部にはダメージを与えたくないので、みんなも2期まではどんどんけもフレコンテンツに消費しようぜ!

2017-10-02

anond:20171001172501

KADOKAWAがうまく手綱を握らなかったから悪い!ってのは結局KADOKAWAおんぶに抱っこってことだよな。

親に駄々コネてるみたいなもんだ。情けない。

表現修正版】『けもフレ騒動を、元アニメ版営業が丁寧に解説する(2)

表現が汚かったため、もう今さらではありますが、

今私にとれる行動として、文章表現修正しました。内容は変えていません。

不快な思いをさせてしまった方々、申し訳ありませんでした。

https://anond.hatelabo.jp/20171002002200

の続き

経緯の解説 ※業界関係者としての想像

まず前提として説明しておきたいのが、コンテンツ制作生業にするこの業界には、

「0から1を生み出すクリエイターが一番エラい認識と、

クリエイターを、『大人喧嘩』に巻き込まない」という不文律が共有されていることです。

これは、クリエイター制作作業に集中させる環境を整えるのが会社の役目であって、

権利トラブルを始めとする「大人喧嘩」に巻き込んで余計な負担をかけるべきではない、という考え方からきています

まともなエンタメ企業ほど、この前提が社員にしっかり浸透しています

※そういう意味では、KADOKAWAアニメ事業局・ライツ事業局は、まだまともな方です。

以上を踏まえて、これは私が外部の人間である以上、妄想の域をまったく出ませんが、

何の根拠もない妄想よりは幾分かは良い、というところで、私の思う経緯を書きます

KADOKAWA、2期制作にあたり、12.1話のようなことを節々でやらないよう、ヤオヨロズに念押し。

ヤオヨロズ、「2期制作は請けるが、たつきが一番功労者エラいんだからたつきの好きにさせろ」と返答。

KADOKAWAたつきへのリスペクトはあるが、幹事会社として、その要求は飲めないことを通達。モメ始める。

ヤオヨロズ、モメた末、「そんな条件を出してくるならオリる」脅しのカードを切る。

たつきはここまで、以上のようなやりとりがあったことを一切関知しておらず、制作作業に集中していた】

ヤオヨロズたつきに「KADOKAWA意向制作ハズされちゃったんですよね」と報告。

たつき、驚きながら「突然ですが~」のツイート

10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです。申し訳ありませんでした)

あくま妄想です。

また、何度でも書きますが、ヤオヨロズは「近々公式コメント出すから大人しくしててね」くらい発信すべきです。

たつき氏も含め、現状をどうお考えなのか気になります

たつき氏とヤオヨロズがすべきだったこ

しかに、たつき氏はけもフレを盛り上げた一番の功労者であることは間違いありません。

しかしながら、仮にも「商業アニメ製作」に関わる人間として、

他者権利侵害しないよう、正当な手順を踏まなければならなかったのも事実です。

百歩譲って、たつき氏は「ものづくり以外のことは専門外」な職人だったにせよ、

ヤオヨロズの渉外役は、たつき暴走しないよう適宜コントロールする役割立ち位置を、

会社としては、とらなければならなかったはずです。

事実上権利者」としての立場の強さを使って、自分たちリスクをとる形で、

KADOKAWAと、製作委員会交渉をして、もっと他の道を探ることだってできたはずです。

今回のように、ファン巻き込んで、KADOKAWA炎上させるようなやり方ではなく、です。

未だにKADOKAWAを叩いている人々に言いたいこと

あなたたちは、たつきツイートを見て「なんで?」と困惑するに留まるべきだったと思います

製作委員会から情報発信を待つべきだったし、

同時に、ヤオヨロズから情報発信を待つべきでした(未だに何もありませんが。。。)

知識情報も十分でない内からKADOKAWAを叩くべきではありません。

まり商業アニメを軽く見ない方がいいと思います

商業アニメと、作品に関するすべての情報は、

本当に想像がつかないほど多くの企業人間が熱意を持って関わって、チェックされて、

確認結果OK」のお墨付きを受けて、ようやく世に出てきているんです。

そもそも、「カネ」や「利権」体質だとKADOKAWA批判するあなたたちは、そこで働く人間に会ったことがあるんでしょうか?

彼らの作品づくりにかける思いを知っていますか?平均年収を知っていますか?

年間にいくつの作品を世に出して、新人作家デビューさせ、喜ぶファンを生んでいるのか知っていますか?

私が出会ってきたKADOKAWA人間は、本当にクリエイターのことを尊敬していたし、大事にしていたし、

ファン作品を楽しんでもらうために、毎晩遅くまで、身を粉にして働いている人たちばかりでしたよ。

だいたい、お金がなければ新しい作品を作れないし、

そもそも出版業を始めとしたコンテンツビジネスは、利権があって初めて成り立つものです。

「カネ」や「利権」、こうした概念を重視したビジネス批判するなら、

KADOKAWA以外の作品も含め、マンガアニメ映画も、見ることを一切やめるべきです。

そうすれば悪の根源たるエンタメ企業は続々潰れるだろうから理想の世の中に一歩近づくのではないでしょうか?



それから、吉崎先生が原因うんぬんかんぬんのニュース記事プレスリリースでもなんでもないので、

情報が揃うまでは気をつけたほうがいいと思います

追記

自ら根拠の無い話(妄想)を蓋然性ある仮説の様に述べておいて、狼狽してばたついてるけもフレファンを「事実を何も知らない状態で騒ぐ馬鹿」扱いされても「何言ってんのお前?」としか言い様がねぇわ。

あれだけKADOKAWAに石を投げておいて「狼狽してバタついてる」って、どうなんでしょうか。

記事にも書きましたけど、確かに、「なんで?」で止まるなら私はあるべき姿だと思いますよ。

そうじゃなくて、こういう基本的知識を持ってたら、脊髄反射KADOKAWAを叩くような行動はとらないでしょ?

からちょっと落ち着くべきだな」と思うオタクを増やすために、私はこの記事を書いたんです。

何度も私は書いています。「ヤオヨロズからリリースを待ちたい」って。

けど現状、製作委員会からコメントしか出てない以上、その事実をもとに妄想するしかないわけです。

でも、その妄想だって知識のあるなしで結論も、その行動も、随分変わってくるとは思いませんか?

頂いたようなコメント一番星が集まるところが、まさしく今回の騒動の難しさなのだと思います

私が書いた記事が長文すぎて、読まれなさすぎ分かりにくすぎたのが原因ならすみません

ファンが受け取る価値を最大化することがそのまま製作委員会利益につながるはずで(つながる仕組みを作るべきで)、12.1話制作とそのスピード感は間違いなく「差し引き」プラスだったはず。冷徹利益を追求しろ

そうですね。その通りだと思いますけど理想論ですね。

権利ビジネスやること自体否定に繋がるので。商業アニメ映画マンガなどなどの全否定意味していると思います

製作委員会権利者たち)が要求したのは「発信情報の事前確認」です。

これを、時間をかけず、シームレスにやれというのは無理です。

また、ヤオヨロズたつきに「言いにくかった」要素の方が大きいと思えるから

クリエイターに逐一情報共有しながら進める」といった解決策の方が現実的になってきますけど、

それは業界文化的にナイと思うので難しいところですし、

少なくとも、こうして考えた場合にも、「KADOKAWA一方的に叩く」という行動にはつながらないと思います

従来のアニメに比べて「制作費半分、売り上げ5倍」なんて言われてるし、ビジネスの面で魑魅魍魎がどったんばったん大騒ぎしてるんだろうが、それゆえに窓口としてのKADOKAWAの責は免れんわな

制作費半分、売上5倍の話が、権利の話にどう関係してくるんでしょうか?

安い値段で請けて納品してやったんだから、好き勝手やらせろ、というのは、

それがまかり通ったら、全ての商売が成り立たないと思います

制作委員会の各担当者って利益や人気よりも権利を取るほど無能なの? 12.1話が悪い、ではなく火種の発端の内のほんの一つだった程度ならまだ信憑性あるけど。ヤオヨロズ何か言えは完全同意。どんどん立場悪くなる。

あくまヤオヨロズからリリースがあるまでは妄想ですけど、12.1話自体問題にしているのではなく、

「今後のリスク」を考えたんだと思いますよ。

自分権利があるモノに関する情報発信を、自分手綱のとれない誰かに委託するのが怖い」感覚、わかりませんか?

しか12.1話は、現状見えている情報からは、成功した企画になったと言っていいでしょうが

「同じようなことが今後もあるのは嫌」というのをヤオヨロズへの窓口としてのKADOKAWAに強く言った可能性は高いし、

ヤオヨロズは、最初全然自由だったし、ここまでけもフレを育てたのはたつきだという意識があるからこそ、

それをたつき氏に伝えにくかったというのもあると思いますよ。

同じくヤオヨロズが何か言うべきというのは私も完全同意ですね。

分かりやす説明。これで叩かれるってのは気の毒ですな。

文章力がなく長くなってしまってすみませんありがとうございます

増田の予想が正しかったとして、ヤオヨロズがクソなのは分かるけど、それを制御できなかった製作委員会ウンコだと思った

ヤオヨロズがクソというか、前提のこういう基本的知識があれば、

KADOKAWAは必ずしも悪くない」結論にたどりつくはず、という趣旨です。

ただ、ヤオヨロズ制御するのは製作委員会側じゃなく、ヤオヨロズという会社自体問題だし、

たつき制御すべきなのはヤオヨロズという会社だったはずと思いますよ。

夜中まで身を粉にして働く人たちだからまともな判断力が失われるのでは。

鋭い指摘ですね。

ただ、少なくとも現状出てる情報からは「KADOKAWA側のまともな判断力が失われていた」と判断できる記述はないですね。

裏側から透けて見えるこの人のような態度そのもの現在燃えている原因な気がするけど、おそらく当人たち理解はできてないんだろうなーと思った

私の態度は申し訳ありませんでした。

けど、この件に関するKADOKAWA側の態度の、どこが問題だったんでしょうか?

それを具体的に言えないのが、今回の炎上の難しい部分だと思いますよ。

たつき排除するという結論が出る時点でまともな判断力をもってるとは言い難い。ゴミオタクの反発が予想外だったとでも?

排除した主体は、現状出ている情報からは、ヤオヨロズですよ。

そりゃ反発は予想していたでしょう。だからたつき続投の方向性で調整方法を探っていたと思います

まずファンはそこで一歩踏み込みすぎてますよね。「KADOKAWA一方的降板させた」って。

ヤオヨロズ側にとってみれば、自分らが権利を持っていないのは当然歯がゆいし、

功労者であるたつきに好きなようにやらせてあげたい」という気持ちたつきへの敬意もあるから

制作おりますよ??」という脅しは、彼らにとって交渉カードなわけですよ。

けれど、どういう意図であの情報たつきから発信されたのかを知るすべが現状ないから、

私は再三「ヤオヨロズからリリースを待ちたい」と書いてるし、

KADOKAWAが必ずしも一方的に悪い話ではない」と言っています

「「クリエイターを、『大人喧嘩』に巻き込まない」という不文律が共有されている」→4→5だとするとたつき氏悪いの???ってなるけどな。あと後半の話は電通あたりにも言えるし、でも人は死んでますよねってなる

でもヤオヨロズからリリースがあるまでは何とも言えない部分はあるけど、

私の感覚からすれば、たつき氏は本当に降板が寝耳に水だっただろうし、悪くないと思いますよ。

現状出ている情報からは、悪いのはヤオヨロズであるように見える、という話です。

電通問題含め、働き方に関する問題は、あまりにも門外漢なので触れません。

12.1話作ることが業界的にそんなに問題なら、何で吉崎先生は「自由に作って良い」って言ったの?あとカドカワ声明通りなら、番外編制作時の事前通知が嫌で本編制作拒否になるんだけどあの声明鵜呑みにして良いのか

原作者の吉崎先生自由に作っていいと言えば何やってもいいわけじゃないですよ。なぜなら作品を一人で作っている「同人」じゃないから。

商業アニメ」だから、色んな会社が、分割された権利をたくさん持っているんです。製作委員会も「自由に作って良い」と言えば問題ないと思いますよ。

「事前通知が嫌な声明鵜呑みにしていいのか」という指摘ですが、仰る通り、ヤオヨロズからプレスリリースを待った方がいいのは確かです。

けど今出ている公式コメント製作委員会のものだけですし、少なくとも、「KADOKAWA一方的に叩く」風潮に一石を投じたい私の立場としては、

情報として十分なわけです。未だに「近々コメント出すから、誰かに迷惑かけないでね」すら言わないヤオヨロズを信頼できないというのもありますけどね。

それから、(2)の方にも書きましたけど、この業界には「クリエイターが一番エラい」とする文化があって、たとえ相手お金をもらう立場だったとしても、

無理なことはやらせられない、けど権利など大人の事情が絡むときにはその無理を、神経使いながら通さなければいけない、というような考え方が浸透してます

もちろん、何度も何度も書いてますが、ヤオヨロズからプレスリリースを待ちたい一方で、業界文化的に考えれば、

ヤオヨロズは、「たつき自由やらせようとした」はずです。「たつきさん、思うようにやってください!」くらい言ってそうなのは想像つくわけです。

誰にだって分かるように、けもフレ一番の功労者ですからね。

けど(製作委員会代表しての)KADOKAWAから、「事前に内容をこちらで確認してから情報発信にしてください」と言われ、

最初全然管理してこなかったくせに、お金になり始めたからって今さら管理しようとしてくるなよ」という反発心はあっただろうし、

何より「たつきが一番エラくて功労者なんだからたつきの好きなようにさせろよ」と思ったとしても自然だと思います

ういういざこざが(たつきの知らないところで)続いていて、こじれる所までこじれた結果、たつきの「突然ですが」ってツイートなのではと言ってるわけです。

言ってることは十二分に分かるんだけど、それを踏まえても金の成る木を切り倒してしまったのはビジネス的に無能だよね

「切り倒した」のは、本当にKADOKAWAなんでしょうか?

KADOKAWAは、たつき人気で盛り上がってきたコンテンツであることが、本当に分からない程度の会社なんでしょうか?

そもそも製作委員会からリリースには、「ヤオヨロズから辞退の申し出があった」としか書かれていません。

それに対して、KADOKAWAはどう返したんでしょうか?まだ、情報が不足してはいないでしょうか?

私は現状出ている情報からは、悪いのはヤオヨロズであるように思えます

未だになんの声明も出さない部分まで含めて、ちょっとどうなのかなと思っています

たつき氏が悪いと言っていません。手綱をしっかりとる責任を果たさなかったヤオヨロズが悪いと言っています

なぜなら、KADOKAWAたつきが直接交渉してるとは考えられないからです。その理由は(2)にも書きましたが、

たつき氏には制作作業に集中してもらって、ヤオヨロズの窓口が(製作委員会窓口としての)KADOKAWA交渉していたはずだからです。

たつきから暴露ツイートが発信されないようコントロールするところまで含めてKADOKAWA責任だったというのは、

少し無理筋すぎはしないでしょうか。

2017-10-01

anond:20171001181939

社会全体で見たとき利益最大化を追求すべき」というのは、より正しくは「不幸にも企業単体の利益追求がうまく作用しない場合でも、百歩ゆずって社会全体で見れば利益になっているはず」という感覚なので、あくま企業単体の利益追求に対して保険をかけた物言いです。言い換えれば、多くの場合は「企業単体が利益を追求するだけで、あとは市場神様がよろしく祝福してくれる」と思っています

スピードに着目した場合、ずるいかもしれませんが、意思決定の仕組みがSNS時代に追いついていなかったということになるでしょう。また、たつき監督の発案でマイナスの影響を受ける担当者が、「あ、これは自分の○○にはマイナスだけど、事業全体にはプラスだな」と考えられるセンスと寛容性を持つ必要があるかもしれませんし、そのように事業全体の視点判断して担当者を(素速く!!)説得するのが事業トップ仕事なのかもしれません。

こと降板が決定した事態に至った上での、その発表の仕方には、ひょっとするとたつき監督による衝動もあった可能性はあります(熟慮や行動を重ねて万策尽きた上での発言だった可能性もあります)。しかし、わたし問題だと感じているのは、そのような事態に至らせた、もっともっと前の段階の当事者たちの交渉とその結果です。

たつき監督自由活動期待値差し引きマイナスだった」または「ヤオヨロズ側が業界現実配慮すべきだった」というなら、ヤオヨロズが上手に駿馬の手綱を取るべきだったという結論にもなりますが、前者には「たつき信じろ」、後者には「業界現実がクソなのである」と言いたいです。

anond:20170930051452

>「自分権利があるモノに関する情報発信を、自分手綱のとれない誰かに委託するのが怖い」感覚

 

ってのを理由にしてるんだけど、一方で

 

>あのさ、KADOKAWAが、たつき人気で盛り上がってきたコンテンツであることが分からない程度の会社だと思ってます

 

って書いてて

いや、「手綱のとれないような自由な気風のクリエイター」だと捉えられたから、人気出たんじゃん

つか、クリエティティって、そゆのを期待してみんな見るんじゃん

何言ってるの、自分矛盾してるって思わないの、そゆの演出するのが君らの仕事じゃないの

しか

 

リスクとリターンのバランスの何処を取るかなんか、それこそケースバイケースなんで、

12.1話とか、ディレクターズカット円盤ちょっと追加されっかなー、されないかなー、という程度の中身だし

この程度のイレギュラーでフラつくんなら、

そらまあ、角川はそゆ仕事しかやりたくない人の集まりなんですね、としか言いようがないのでは

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