はてなキーワード: 喪女とは
今時結婚ってしてもしなくてもいい風潮だけど、私に限っては結婚して世界がめちゃくちゃ変わったので、そっと吐き出していく。
元々、社会での生きづらさはやばかった。
学生時代は苛められるか無視されるかの安定ぼっち、うんと好意的な人が多いときには面白がってもらえたけど、でも自分が喋ると周りの空気が止まる感じはずっとあった。
皆が笑うタイミングで笑えないし、まともな受け答えも未だにわからん。
幸い勉強は人並みにできたし、まあヤンキーからは程遠いまじめちゃんなので、割と堅いところに就職できた。
家族の中でもちょっと浮いてはいたけど、一応家族として寛げる空間はあった。
社会人になって一人暮らしすると、もうなんていうか、コミュニティの中で浮いてるのを自分で受け止めるしかない。
やらかして、周りが優しくアハハーと笑ってくれても、でももう自分の中では羞恥と後悔でうわあああってなって、帰ってきたら真っ暗な部屋。
どこに出かけても、ちょっと薄笑いを浮かべて見られているような感覚。
それを笑い飛ばせない孤独。
早めに家庭を持たなきゃ死ぬと思った。
というか、ぶっちゃけ30までに結婚できなかったら本気で死のうと思ってた。
当時はまだ婚活って言葉は一般的じゃなかったけど、お見合いパーティーとか知人の紹介とか出会い系サイトとか使いまくった。
合コンもしたけど、浮きすぎて引き立て役にしかならなくて、集団の中で自分を魅力的に見せる能力がないことに気がついたので、途中からは一対一で話せるものだけに絞った。
それでも全然成果でなくて、親や周りからはいつ結婚すんの?従姉妹のなんとかちゃんもう子供いるのよ?ていうか彼氏くらいつくりなさいよアハハーみたいな脳天気えぐりプレッシャーを浴びつつ、なんかもう半泣きで婚活した。
7年に及ぶ婚活で、相手は唯一私と付き合うことにOKをくれた男性だった。
付き合うことになってからは非常に速やかに結婚することになって、今は子供もいる。
なんていうか、今までの珍獣扱いから、人間扱いに変わったとでも言えばいいのか。
配偶者がいて子育て中で働いてる、ただこれだけの属性で、すごくまともな人扱いをされるようになった。
何かと見下し発言の多かった先輩は接触してこなくなったし、彼氏自慢の電話がしつこかった同級生は音信不通になった。
でもって、なんかちゃんとした扱いをしてもらえるようになった。
いや、これは私の勘違いで思い込みなのかもしれないけど、例えば駅でぶつかられても、舌打ちじゃなくてスミマセン、とちゃんと言われたり、お店でお会計の間違いを指摘してもため息をつかれなくなった。
職場の飲み会でモテない変人として槍玉に挙げられることもなくなったし、同僚は子育て情報を教えてくれる。
なんか、なんかほんと、世界が優しくなった気がする。
私はそういう社会にいるのだと思う。
既婚で子供がいて、真面目に働いている、という属性は分かりやすく評価される世界。
その世界で、独身でもいい、一人で気高く生きていけるという潔さは、私の中のどこにもなかった。
夫に、どうして付き合ってくれたのか聞いてみたことがある。
コミュ障丸出しなのに、必死すぎてなんか放っておけなかった、ということだった。
とりあえず、死なずに済んで、今こうして生きていられて幸せだ。
今年3月から発端となる事件が勃発し、一カ月足らずで10~20人のクリエイターが炎上、そのうちの何人もが謝罪に追い込まれるという、シャレにならない大騒ぎになっている。
しかもいまだに延焼が続いており、4月29日には韓国版アズールレーンのイラストを描いていた女性絵師が炎上し、日本語で運営側の不当な対応を告発したことで、日本でも注目され始めた。
https://togetter.com/li/1222986
https://togetter.com/li/1222751
まず韓国社会におけるフェミニズムの問題を理解するには、以下の論文が有益だ。
李聖娥「フェミニズムは誰のもの? -女性嫌悪発言から見る現代韓国社会-」『早稲田社会科学総合研究. 別冊, 2015年度学生論文集』(2016)
この李論文によると、2015年頃からネット上で急速に韓国でミソジニーVSミサンドリーという構図が生まれ、対立が激化しているという。(それ以前の男女の格差、対立についてはここでは触れている余裕がないので詳しくは李論文を参照してほしい。)
この年、韓国では女性たちによる権利拡大が主張され始め、フェミニズムブームが起こった。
その中でも特に2015年5月に誕生したインターネットコミュニティ「メガリア」には過激な集団がおり、これまで女性たちがミソジニストたちから受けてきた憎悪を逆転させて仕返しするという「ミラーリング戦略」が猛威を振るったようだ。
李論文では、この急進的な現象を韓国社会がこれまで女性を抑圧してきた反動と説明している。典型的な家父長制社会、女性は専業主婦をして男性の経済力に依存というステレオタイプ等々。
そして、具体的には、「メガリア」が韓国ネット上におけるミソジニーの急先鋒だった保守系ネタ専門掲示板「イルベ」を仮想敵として発足したという。
この掲示板には女性ユーザーが女性だと明かしてはいけない謎ルール(明文化されている)があり、「キムチ女」という女性差別的なネットスラングもここで生まれた(ちなみに、男性に従順な日本人女性を「寿司女」と呼んで称賛している)。
かくしてミソジニーとミサンドリー、両過激派同士の容赦ない殴り合いが始まったのだ。
特にメガリアによる活動はネット社会での風当たりが強く、比較的穏健なフェミ運動から、韓国人男性はちんこが世界一小さいといった類の誹謗中傷、極端な例では男子風呂の無修正盗撮動画をネットに放流するなど、犯罪まがいの男性憎悪も行われ、とくに後者の過激な部分がクローズアップされて報道されたようだ。
それによってメガリア=反社会的集団という認識が広まり、さらにはフェミニスト=メガリアというレッテル貼りの機能を果たしてしまっているらしいが、部外者である我々日本人には区別がつきにくいのが実情だ(日本でもまなざし村がネットで疎まれているが、メガリアには実社会での行動力がある分、その比ではないようだ)。
韓国では一般的に、メガリアの過激派の行動は、フェミニズムでなくミサンドリーであり、成功できない女性(ようするに喪女)たちが男性たちを叩くことで責任を押し付けているという見方がされている。
一方で、メガリアが発足当初は各種フェミニズム団体や政治家、文化人たちから支持されていたこともまた事実であり、このことが男性たちの反動を招いた。
ネット上ではメガリアを筆頭にフェミニズムへの不信感が根強くあり、それがアンチ・フェミニズムの動向になっている。
李論文では、アジア金融危機以降蔓延している高学歴ワープアを背景にした若年層男性たちの不満が背景にあると見ている。
確かに、大卒でも満足のいく社会的地位を得られず、それなのにミサンドリストに憎悪される男たちが何かの拍子にプッツンしてしまっても不思議ではないだろう。
また、韓国人男性には兵役の義務があり、女性はこれを免除されているという逆方向の不平等な格差も存在し、男女の対立を複雑化させているという事情もある。
この不平等が解消されないまま、女性の権利を認めていく風潮には、もともと厳しい目が向けられているのだ。
しかも、韓国にはただでさえオタク差別が強くあり、サブカル界隈ではそれがトラウマになっているらしい(日本でも宮崎勤事件を発端にしたオタク叩きの時代があったので、そこらへんはイメージしやすいかもしれない)。
現在では、メガリアのサイトは穏健派と過激派の内紛によって閉鎖され、離脱した過激派がウォーマドというサイトを新たに立ち上げている。
しかし、メガリアという呼称が普及しすぎたため、今でも使われている。サイトが消滅したおかげで定義が曖昧になり、フェミ叩きの便利用語になってしまったという見方もある。
例えば、5chのなんjが消滅したとして、少しでもなんj語を使ったり、そんな雰囲気をまとっていたら、お前なんj民だろというレッテル貼りをされてしまうといった具合だ。
それだけでなく、それまでメガリアがやってきた悪行や過激派のウォーマドと紐づけされて叩かれてしまうわけだ。
このようなフェミ狩りに対する反発も強く、むやみに相手をメガリア認定したために、逆に侮辱罪に問われてしまうという事件も起きている。
2016年7月には、Nexonが提供するゲーム「Clousers」の声優がフェミニズム運動への支持を表明したこと(メガリアのキャンペーンで配布された「女の子たちに王子様は要らない」というスローガンが印刷されたTシャツを着てSNSに投稿)が原因で炎上し、声優を擁護するクリエイターVSそれに反発する消費者(この場合男性オタクたち)の大戦争が起こった。スローガン自体はフェミニズムによくある主張だったが、そのTシャツを着ることがメガリアを支持していると問題視されたのだ。
以下の韓国wikiサイトmamuをGoogle翻訳に掛けてみればその泥沼具合がよくわかる。この大戦がメガリア支持を表明した作家たちへのバッシング、作家による過去の性犯罪告発、各種フェミ団体の参入、そして政党まで巻き込む騒動になった。これを地獄と言わずになんというべきか。
結果は、おおよそ男性オタク側の勝利で終わったようだ。まぁ彼らのゲリラ戦術が優位だったのは容易に想像がつく。
騒動によって全体の3割のユーザーを失ったゲームもあり、彼らの脅しにはそれなりの実力があることが証明された。
そして、本題の今年の3月から勃発している一連の騒動は、以下のnamuの記事を見ればおおよそ理解できる。
この記事によれば、先の大戦よりも今回のほうが規模が大きいという。
概要を説明しよう。発端は、3月21日に中国の会社が提供するゲーム「少女前線」で女性絵師RODが描いたキャラが発表されたこと。
RODは、以下の4つの行動が理由でメガリア疑惑をかけられた。
1.ベストセラー『82年生まれキム・ジヨン』(統計を基に平均的な韓国人女性の半生を描いたベストセラー小説)を読んだ歌手に「俺達の金を騙し取った」と怒る男性ファンを笑うツイートをRTした
3.「韓男虫」という単語は「キムチ女」へのカウンターと説明した番組の画像に「いいね」をした
4.第一次大戦時に、「韓男のダブスタ」と題し、男性が家事分担を嫌い、女性の処女性と若さに執着していると皮肉るネタ画像をRTしていた
これらを根拠にRODはメガリアだと認定された。そして炎上後、キャラクターイラストの公開は中止。RODは釈明を試みるも効果はなく、ツイ垢とpixiv垢を削除し、実質絵師としてのキャリアを失った。
以下の報道でも触れられている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3173082
この記事によるとゲーム業界のユーザーの4割以上が女性だという。男性と女性との間の分断が進んでいるという構図が見えてくる。
そして、予想されていたことだが、この事件に対して女性弾圧だとするフェミニストたちが声を上げ、男性オタクたちとの対立が激化している。ここにミソジニーVSミサンドリーの大戦争(もしくはクリエイターVS男性オタクたちの代理戦争)が再び始まったのだ。
炎上の震源地となっている韓国の大型掲示板「DC inside」(日本でいう5ch)と大手ゲーム系ニュースサイト「Ruriweb」(ゲハに近いらしい)では、Twitterでのいいねが相手の思想に対する賛同を意味するという論理によって、他のクリエイターがメガリア的な思想の人間のツイート(その内容は問題ではないらしい)をいいねしていないか、あら探しが始まる(これが魔女狩りと揶揄されている)。
その網に引っ掛かってしまった内の一人が女性絵師Nardack、今回の韓国版アズレン騒動というわけだ。
Nardackは、Twitterのサブ垢でRODのツイート(内容は男性嫌悪と関係なし)をいいねした。
そのツイートは以下の内容
「私は一部の方々が主張する特定団体に入っていません。一部の方々が、私が共感した記事を拡大解釈し、私に関する流言を広め、これにより少なからず当惑し、心を痛めました。少女前線が好きだった一人のファンとして、参加できた事は本当に嬉しい事でした。事態がこう流れて、非常に遺憾に思えます。お読み頂き有難うございます。」
少女前線のユーザーたちはこのツイートを「男性嫌悪にいいねを押した事の釈明がない」「人のせいにして同情を引いてる」と非難。そして、このツイートにいいねしたのがNardacだった。
その他にも、RODを擁護しフェミ狩りを批判した団体のツイ(RODの件なのかは不明)をRTしていたこと、過去に「相手をメガル(メガリアの住民)呼ばわりしたことが侮辱罪に問われた事件」に言及し、メガルというレッテル貼りは不当な女性差別だとツイートしていたことなどを理由にメガリア認定され、炎上してしまった。
見たところ、Nardackの場合、炎上の理由がどれも間接的なものばかりだ。このレベルで仕事から外されたという事実が男子オタクたちの反動の強さを物語っているように思える。
一連の騒動は現在でも燃え広がっており、いつ鎮火するのかまったく見通しが立たない状況だが、驚くべきことに韓国人の間ではこれからが本番だろうという見方がされている。
最終的には、業界全体で女性クリエイターの雇用が減るのではないかという危惧まであるようだ。
4.どうかしてるんじゃね~の?(迫真)
一連の騒動に対しての私の見解はと言うと、正直韓国の男性オタクたちのやり方には賛同を示しづらい。
先にあげた
を読むと、それは難癖なんじゃないのか?という部分もかなりあり、全部が全部支持できるわけではない、という気分にさせられる。特にツイートの内容に関係なく、問題となった相手を過去にいいねをしていただけで標的になってしまうのはやりすぎではないか?
フェミニズム=反社会的思想と見なして他の作家を道連れに炎上させるやり方は、ミソジニーどころか思想弾圧になってしまっており、冷戦時代にハリウッドで横行した赤狩りの様相を呈している。
そんな情勢においてなおオタク男子たちがイニシアチブを握り、企業が彼等のご機嫌を伺わなければいけないという状況は、どうみても異常だ。
とことん相手が潰れるまで殴りまくるのが韓国でのオタクしぐさなのか?という疑問を抱かずにはいられない。
また、それ以前の問題として日本では、どちらを支持するか考えるどころか、まず韓国の状況にドン引きしてしまってそれどころの話ではないという人がほとんどだろう。私もそうだ。
趣旨は上の通り。
自分がオタクだと自認するようになってからこっち、10年以上にわたって、オタク差別けしからんと言い続けてきた。
ここ数年、なんとなくそれに違和感を感じることが多くなってきたけれど、それでもやっぱり言い続けてきた。でも今回はっきりわかった。
オタク差別批判とか、ただの害悪でしかない。もうやめたほうがいい。
差別というのは、権力構造に根差すものであるという話をだいぶ前にツイッターで見た。
つまらない約束事のように映ったけれど、まじめに考えるとこれを踏まえないから、差別を相対化して見せては矮小化や言葉遊びにふけるような態度が出てくるのである。日本人ヘイトだの専用車両は男性差別だの在日韓国人による逆差別だの、差別者以外にとってはおもしろくもおかしくもない大喜利パズルでここ何年かでいったいどれだけ無駄な足止めにいそしんでいたというのか。ちゃんとベースを踏まえてこそ、くだらない袋小路にはまらないで済む。これはちゃんと物理を学んでいない人がブルーバックスくらいだけに目を通しただけで「矛盾」を発見し、相間さんと化すときに似ている。
今まで自分が存在していると思っていたオタク差別は、多分差別ではない。それは、いじめであり、パワハラであり、DVである。
そう視点を変えた方が、いろんなものが整合性をもって見える。中学校時代よくいじめにあっていた同級生は、オタクじゃなかった。正確に言うとオタク「も」いた。
でもそれは、そいつと俺が割と仲が良いから知っていた話で、きっかけは別のところにあった。運動音痴だから足手まといだという扱いだったり、成績がよくて生意気だという扱いだったり、DQN憧れの男の子の彼女だからだったりした。
もちろんきっかけが「オタクだから」というケースもあるんだろう。でも、それはこういったきっかけのワンオブゼムでしかない。それを、民族差別や女性差別と並べるのは、視野が広い人間ではなくただの雑な人間だ。
「差別じゃない」というのは、多分そういうことなのだ。そして、差別じゃないから批判の対象にする必要はないという話では、たぶんない。別の枠組で批判すればいい。
なのにもかかわらず、熱心にじゃああれは差別じゃないんだーという大喜利ばかりをしているツイートばかりが「オタク」から流れてくる。いや、どうしてもそこのところをわかりたくないのかもしれない。
わかりたくないのか、わかろうとしないのか、本当にわからないのか、どれなんだ。
いろいろ、「オタク差別の事例」というのが流れてきた。前なら、そうだそうだと怒りをぶちあげたであろうものがたくさんある。でもそれはどれもこれも、オタク差別の事例ではない。
そういうものを引いて行って、ある程度確実にあったんじゃないかと思えるのは、「マスコミを通じたもの」だと思う。特にバラエティやニュースを通したもの。
それで思い出すのだけど、俺の中高時代はあんまりオタクがいいとか悪いとかいう意識を持つことじたいあまりなかった。今思えば自分の机でいつも小説を読んでいて、たまたまホームページの話になったとき「私も持ってる」と言ったのでURLは?と何の気なしに尋ねたらそれはちょっと……みたいに返してきた女の子なんかはオタクだったんだろう。自分だって漫画は好きだったしオタクだったはずだ、今にして思えば。
じゃあ、そこにどうやってオタクキモイみたいな「偏見」の存在を知らされたかっつーと、漫画だったりインターネットだったり、そして「オタク自身の言説」からなんだよね。
だって、バラエティ番組なんて中二病まっさかり(高校になっても中二だったので)でほとんど見てなかったし。ニュースといってもこの手の話ってだいたいワイドショーである。やってる時間は学校にいるんだから見るわけがない。
金田一少年の事件簿には、小太りですぐキレ気味になる、「オタク」が登場した事件があった。こち亀で、美少女フィギュアを専門とする「色白でアニメ好き」なオタクが登場して、硬派フィギュアマニアのつもりな両津が逃げ出すという展開が「オチ」として機能していた回があった。名探偵コナンのホームズフリークの回は……さすがにこの文脈で語るものではないか(でも動機の酷さは「オタクなんてそんなもんだろう」という共通認識が背後にあるような気がする。知らんけど)。
テキストサイトが一世を風靡していたころ、オタクやオタクに向けられたコンテンツは叩かれる「べき」もの扱いだった。非オタク向けの、スポーツとかファッションを語るページに迷い込んだら叩かれたという話ではない。漫画の感想サイトや、漫画やゲームをメインで扱う日記サイトでの話である。
何を言っているか分からない人もいるかもしれない。例えば、ラブひなやいちご100%やBLACK CATは、軟弱な頭の弱いオタクのためのコンテンツであり、あんなものにゲヘゲヘゆってるオタクマジキモイ。ホイッスルやミスフルやテニスの王子様は腐狙いコンテンツであり、あんなものに(ry そういう話である。この範囲は結構広くて、らんま1/2やH2ぐらいでもオタク向け扱いされることがあった(もちろん、当時これらが連載されてたわけではない。あれってオタ向けの駄作だったよね―みたいな扱い)。
もちろん彼らが持ち上げるコンテンツというのもあったのだが、この文脈で実例を挙げるの風評被害でしかないので避ける。俺の好きな作家や作品も混じるし。
テキストサイトだけではなく、2ch(当時)もそんな感じだった。少年漫画板とかそのへんをよく覗いていたのだが、まあ当該作品のスレは愛読者が集まるのでそうでもないこともあるのだが(そうであることもある)、総合系スレでのオタクコンテンツ叩きはかなり強固だったし、漫画とか関係ないジャンルの板だとなおさらだった。
そういうものにどっぷりつか……もとい接しているうちにオタクというのは叩かれるべき存在であるのだなというぼんやりとしたイメージが自分のなかで出来てきた。これにもう一つ後押しするように影響したのが、自分はオタクだと称する人が、迷惑行為や触法行為のようなものを自慢しながら、「ホラ俺たちオタクだからさ」みたいに語っている文章に接する機会があったのも、ああそういう人がオタクなんだなと認識させられた。
ちょっと話はずれるけれど、当時は、オタクとマニアの違いなんていう言い方があって、オタクはそういう迷惑なものを抱えた側の人間やハマりすぎて社会に順応できなくなっている人間、というような線の引き方もあった。
これは、あくまで俺の話である。だから、他の人がどう偏見を植え付けられたかは、また別の話があるかもしれない。でも、オタク差別を煽ったものとして、「漫画」「インターネット」「オタク自身」という声を、この話でオタク差別に怒っている人の口から出てくるのを見ないのだ。
ここで挙げたのは、知る人ぞ知るみたいなのじゃなく、だれもが知る有名漫画、リドミで上位常連の大手サイト、オタク文化人として今でも名前を出せば通じる、みたいなのばかりを念頭においている(まあ当時のインターネット文化がそもそも、知る人ぞ知るなものでしたけど)。みんな、俺とは違う漫画やインターネットを見ていたんだろうか。ワイドショーやバラエティばかりを見ていた「オタク」がそんなにたくさんいたんだろうか。
本当に不思議なのだ。あそこでこんなオタクへの偏見に満ちた報道があったんですよっ!というようなツイートは大量に流れてくるのに。
これが本当に、ここ数年で疑念として大きくなった末に、今回愛想がつきた一番のポイントなんだけど。
オタクが差別を受ける構造が、あったとする。それは、ネットで語られているほどは大きくないかもしれないけれど。
それで、今、オタクってなんなんですか、と。特にネット上では、強者、抑圧する側、差別を行使する側の「集団」として機能してませんか、と。
腐女子叩きは昔からあったけれど、女叩き、中韓叩き、などは当たり前のように横行している。時々流れてくる、弱者の権利をなんとかして奪ってやろう、人権思想じたいを矮小化してやろう、という意気に満ち満ちたツイッター漫画は誰によって大量RTされているのだろう。俺のところにはだいたいオタクさん経由で回ってくるんだけど。
趣味、という切り口でみても、オタク文化を愛好する人が自分たちと関係のない趣味なら平気でdisる光景というのはそんなにたぐいまれだっただろうか。インスタ蠅なるイラストが回ってきたことがある。そもそもインスタに投稿するのが趣味になっているような女性を叩くようなツイートが回ってきたことがある。鉄オタは「池沼」「ガイジ」であるなんて言い方もある(「」内は原文の表記を尊重)。ゴルフや車などを老害の趣味だとバカにしていたりもする。そうそう、スイーツ(笑)なる言い回しはいったいどこのどういう人によって流行したんだろうか。「リア充爆発しろ」というフレーズに何げなく込められた、自分と関係ない集団への軽視に、どれだけの人が気づいてたんだろか(だって「爆発しろ」だよ。あの連中、有明に15万人集まったタイミングで奴等爆発四散しねえかなーって非オタな人が言ってそれがそっちの界隈で大好評を博したら、インターネットな皆さんの間でどういう反応が起こるか考えてみたらいい)。
そんなオタクばかりじゃないというのは分かる。というか俺がこういう文章を書いてる時点で分かれ。でも、個の話じゃないのだ。集団としての性質の話である。あれだけ、全共闘や学生運動について冷笑ぶって叩く人が追いのに、そこに気づかないってどうかと思う。あとリア充爆発しろは使ってましたすいません。
それに、そういったところで、こんなふうにちゃんと抵抗して、こんなふうに批判して、中から自浄する動きを作りました、このコンテンツからは離れましたと胸を張って言える事例、どれだけあるんですかね?俺が、ノットオールオタクと言い続けたところで、結局「自分を批判の対象から外してくださいあいつらは関係ない」と逃亡する以外に何の役回りも果たせなかったから、言っているのだ。この記事は違うよなあ~こういう作風は好きじゃないなあ~こういう物言いはよくないよなあ~と個別の案件に不満ごちてみせ、自分は違うと思う、もっというなら思ってみただけで、肝心なところからは目をそらしていたんじゃないか? そう思うんである。
逆に、そこに自覚的になったんだろうな、と思える人も何人か知っている。そういう人は、結局C.R.A.C.やツイフェミのようなところに接近し、そのやり方すべてに同意はしないまでも、見解や思想に共感するようになっていく人がほとんどだ。おそらく今回「オタク差別」に怒っている人は、この人たちを敵であり、オタク仲間と認識していないと思う。
つまり、オタク文化の加害者としての側面を見ないふりするか、オタクに勘定してもらえなくなるか、二つに一つということだ。
C.R.A.C.の野間氏は個人的には大嫌いだし、たぶん単にオタクが嫌いなんだとは思う。でも今回ツイートの応酬を見ていて、残念ながら主張にそれなりに同意せざるを得なかったのは、こういう背景について理解できてしまったからだ。そこで突然くっちゃべられる「オタク差別」。真面目に反差別を考えている人にとっては(多分そこは真面目なんだと思う。この人)、筆算の横棒がミニ定規で引かれていないから×、レベルの見当違い感があったんではないか。野間氏の真意など知らないけれど。
そういえばその昔、本田透の「電波男」に感銘を受けながら読み進めていて、後半のほうで腐女子やフェミニストについてはずいぶん切り捨てたような言及の仕方なのに疑問を持ったことがあった。いや、フェミニストがオタクを差別している、という文脈で批判してるなら理解できるんだけど、そうじゃなかったから。権利意識を持つ女性自体が許せなさそうだった。その後「電波大戦」で喪女についての話題が出たとき、対談相手の竹熊氏がわりと真面目に実態について話したりしているのに、「困ったモンですね」で終えているのを見て、クジャクヤママユを盗み出した同級生を見る眼つきになったのを覚えている。だってそこで語られてる喪女、本田氏が救済しようとしてやまない喪男と違わないのに。
そのあとしばらくは新刊も買って真面目に読んでたの、それもどうよって話だけど。
10年くらい前に、俺たちの麻生なるムーブメントがあった。別に政治家を持ち上げること自体は好きにすればいいんだけど、そこでは当人が積み上げた迷言失言差別発言をすべからく許容し、批判したマスコミへの叩きが横行していた。正直、あの政治家のどこがいいのかさっぱり分からなかった。
当時はオタク系個人ニュースが全盛期。そういったサイトの管理人は、麻生氏を擁護するまとめブログエントリを紹介しては、叩かれていて困ったものですねぇ、正論なのに、というようなコメントをこぞってつけていた。オタク気質の知り合いなども、熱心に自ブログで擁護していた。
あれから10年たった今も、麻生氏は差別発言や侮蔑発言を繰り返している。あれを見ていて思うのは、この人は息を吸うようにハラスメントをする人なんだな、ということだ。それは、昔も同じだった。だから、どこがいいのかさっぱり分からなかったのだな、と腑に落ちたのだが、同時に当時持ち上げていた人たちにとっては、「だから良かった」んだろうかしら、とぼんやりと邪推してしまう。
今回オタク差別について怒っているツイッター主の中に、表現規制反対などをめぐっての発言をしばしばしているアカウントがいくつかいる。いずれもその界隈ではそれなりに大物だと思う。そして、俺のチェックしている反対派がぼんくら揃いなのかもしれないけれど、ヘイトスピーチの言論の自由を唱え、ポリコレで何も言えなくなることを憂い、自分に関係ないところでの言論の自由に興味がないかむしろ規制されることを望み、性差別についての提起が出てくるとそれについて考えるより先に提起者の揚げ足を取って袋叩きにするような人たちが勢ぞろいである。さすがに全部きれいに当てはまる人は少数だけれど。そんな反差別運動(別にあの界隈に限らず、そういう発想自体)が大嫌いな人たちが、当然のように主張しだすオタク差別批判、いったいなんなのか。ただ、差別社会の中で特権階級になりたいだけじゃないのか。
そういえば、これはある程度年配のオタクということになるけれど、昔(主に90年代くらい)のバラエティはこんなにおおらかだったのに、今はポリコレがうるさいせいでつまらなくなった、というような声が時々ある。なぜか、そういうつぶやきをしている人が「昔はオタクをバカにする表現に寛容でよかったなあ」と語っている声を聴かない。今回オタク差別が話題になって、バラエティなどでのオタクの扱われ方という話はけっこう出てきているのに、いない。どこへ行ったんだろう。
オタクと差別、という組み合わせでオタク文化っぽいものを思い返してみると、そんな案件ばかりが、思い出されてくるのだ。
反差別のために立ち上がったオタク、というのはそれなりの数知っている。そういう人はオタクかそうじゃないかを越えたところのつながりで、反差別をやっている。でも、オタク差別けしからん以外の「反差別」がオタク文化の中心的な動きとしてあったところを、見たことがない。差別を煽り、偏見を煽り、強者に諂い(自分たち以外の)弱者を嘲笑する、そんな動きならいくつも思い浮かぶのだけど。
あ、一つ思い出した。(反差別とは少し離れるかもだけど)フリーチベット、フリー東トルキスタン。
残念ながら、反中のダシ以上のものであった記憶はないけど。ああいうの、真面目なチベットや東トルキスタンにおける人権運動家に失礼だったんじゃないか。
こんな「オタク差別批判」に大真面目に同意したところで、反差別には一ミリもつながらなさそう、むしろ後退させる役割しか果たせなさそうである。メディアを通した差別はもうかなり減ってるといわれるし、それ以外のものはオタク差別というくくりより別のくくりで論じた方が有意義でより広い被害を論ずることができるようだ。となるとオタク差別なるものに拘る理由はない。
もしかしたら、こんなことは本田透の2冊目の著書におかしさを感じた時点で、たどり着かなければならなかったのかもしれないけれど。
23歳新卒、喪女。先日、友人に紹介された男性と初デートしてきた。
友人と飲んでたら、突如「増田に合いそうな人がいるんだけど」と紹介された人。
電話番号を教えてもらって、LINEのIDを教えて。相手がランチに誘ってくれて。登録した初日と店決め会話の2日分だけ、LINEを交わして。あとは友人から聞いた紹介だけ、そんな前情報だけで、会ってきた。紹介で初対面デートなんて初めての経験で混乱してた。イタリアンとか小洒落た感じはなんとなく合わない直感がして、評判のいいラーメン屋さんに行ってからお茶することに。
初めてだし、夕方くらいで解散してさくっと切り上げるのがいいのかな、と思ってた。けど、話が弾み、寄り道で時間はどんどん過ぎ、なんだかんだで夜ご飯まで一緒することに。
相手は男子校からの理系で女性慣れしてないんです、と話してくれた人。確かにそんな感じはするけど、むしろ誠実な感じがめちゃくちゃあってよかった。もう少しああしてこうしたら絶対すごくかっこよくなりそう……!って思える感じの、喪女がいうのもおこがましいけど磨いてみたくなる感じの人だった。
帰ったあと、いつもと違う気分だった。温かい重みが心に漂う感覚。人と半日過ごすなんて、今までの自分だったらぐったりして帰宅して即ベッドに倒れ込んでしまう。初対面なんてなおさら。そうだったはずなのに、ああ楽しかったなと、波長合ってた気がするな、という感覚が漂っている。
こういう、恋の片鱗っぽいものに舞い上がるのはいつもの悪いクセ。
でも、いつもとは違う舞い上がり方。今まではわりと、ずーっと長く友達でいた人にだんだん惹かれていって舞い上がってたのだけど。こんなほぼ初対面で舞い上がりはちょっと私も理解できない。
また連絡がきて、他愛もない雑談をしあい、返信どうしようなと考えこみ、ああ既読のまま時間が経っていってしまう、と焦り、それでも次の言葉をどうしようかと探してしまう。言葉が見つからないんじゃなくて、背伸びしたくなってしまっているからだ。そんなことしたところで、何ひとつ自分をよく見せるどころかどんどんポンコツなのがバレるだけなのに。
春に浮かされたからなのか、
ついこの間、1年くらいの片思いが玉砕して心を折ってやっと心の整理が突き出した頃合いだからなのか、
それともほんとうに波長が合ってるのか。
そんなふうに、今の心の温かみが信じられず、何か疑りのような、不安のような、そういうものを次々と考えてしまう。それでも打ち消しきれてない感情。
これがあと数回会ってやっぱり舞い上がりの勘違いだったと思ったりしたら……と思うと悲しいけど、
勘違いじゃなかった……としたら、その先どうしよう。どうしようね、自分!こんなすぐ舞い上がるから前回だって失敗したんだよ!
誰か喝をください。
フェミニストの友達がいるんだけど側からしたら声がデカイ喪女にしか見えなくてすごく大変そうだな〜って思う。
実際服がいつもジーパン+パーカーだったりとかファッションにも興味無さそうなのもプラスしてネット弁慶みたいになってる。
彼女の「ヒロ○アカは峯田の女好きで覗きをしたりするのがダメ....」とかその辺の意見わからんでもないけどなんかなぁ
友達だから相互で彼女のツイッター見ててもフェミの話題になると君がそんなこと言う〜〜?って心で少し思ってしまっている。彼女の顔とか身なりを知ってしまっているからなんだろうけど。ブスがそんなこと言ってんじゃねえとまではいかないけど心の底ではそう思っちゃってるんだろうなぁ
いくつか思いつく方法だけ…
1.友人が多い人の飲み会に行く。今からの季節は花見やバーベキューをやっている人が多いから、お願いして連れて行ってもらうと良いよ。職場でも、町内会でも、オフ会でもなんでも良いから出席してみる。そこで見つけようと思わないで、さらにその中で友人が多そうな人と知り合うのを目標とする。(男性でも女性でも可)1段階離れれば、その中で合コンやったり恋人が見つかっても恥ずかしくないよ。
2.婚活アプリでのデートは期間を決めてルーティンにする。その人といい感じにならなくても、合コンやりましょうよと持ちかけられるぐらい親しい人を数人作る。
3.住んでる街で、おしゃれっぽい人が集まっている飲食店をみつけて入ってみる。知り合いで行っている人がいたら連れて行ってもらう。おすすめは美容師さんとか、おしゃれなショップの店員に「いつもどこで飲んでますか?」と聞くのが早い。一人でも勇気を出して入ってみて、「前から来てみたかったんです!」と言う。大体のお店は喜んでくれるし、常連を紹介してくれたりする。そういう人ってだいたい人を紹介するの好きだから、自然と同い年ぐらいの人を紹介してくれたりするよ。
恋愛はパッと見派手でロマンチックに見えるけど、彼氏を作るまでの道のりはすごく地味な作業ゲーに似てる。すごく見た目も良くて性格もいい人がボス戦だとすると、Lv.1じゃあ瞬殺されて「恋人候補の土俵」にすら上がれない。まずは自分と同じぐらい恋愛スキルの少なそうな人とデートを重ねたり、飲み会をして、レベルを着実にあげていかないと。
わたしもそうだったから自戒を込めて言うけど、多分普通の女性は中盤のボス戦まで戦えるぐらいのレベルには、大学卒業ぐらいまでに軽く済ませてるんだよね。だから自分には相当経験のハンデがあると思って、人の倍以上行動することを相当な覚悟で決心しないと、多分恋人作るのは難しいと思う。私は本当に喪女が嫌だったから、恥を忍んで友だちに言って、合コン行ったり婚活パーティ行ったりクラブ行ったりして経験値の荒稼ぎした。その時はそれでも若かった(25-6ぐらい)から常に呼び寄せの笛吹いてるような状態だったのでなんとかLV.10ぐらいにはなれたかな?と思うし彼氏もできたけど、もし今だったらちょっと厳しいかなと思う。
レベル上げの最中には、恥もいっぱいかいた。「グイグイ来すぎて怖い…」といって草食系男子に嫌われたり、不倫したいポエムおじさんの餌食になりかけたり、あいつ必死過ぎて痛いwwと影でキラキラ女子に笑われたり。それでも理由をつけて恋愛から逃げて来たのは私だし、人並みに恋愛したい!と心の底から思ったからがんばれた。結果としてなんとか彼氏もできたし、人並みの恋愛経験は積めたと思う。
勝手なイメージだけど、増田さんちょっとだけプライド高かったりしない?恋人がいたことないとか、恋人がほしいとか、周囲の人に言える?がっついてるみたいで恥ずかしいと思うかもしれないけど。だっていい物件があったら「引っ越ししたいと思う」って言ってた人にまず声かけるでしょ?いまはおせっかいお見合いおばさんとか減ってるから、自分で敢えて行っていかないといけないみたいよ。
文章からはとても知的な感じがするし、きっと話したら魅力的な人なのだと思う。テクニックさえつかめれば大丈夫だと思います。応援してます。
同性にレイプされかけた話。
10年ほど前の大学3年時、自分は見た目が高身長イカリ肩かつ高すぎる鼻のため、ガンダムと呼ばれていた。
以降フェイクもいれるが、美術系の学校だったため二浪三浪の新入学生などわりといて、一応年齢チェックはした上で、サークルや学科の縦割りグループで新歓のような飲み会をする。
あまり人付き合いは得意でないが、そういった新顔がたくさん集まる飲み会は作品制作に協力してくれる若手との縁を作る場でもあるので「ノリ気ですよ〜」といったテイで参加した。
その時出会ったのが、茨城から都内まで通っているという一年のTだった。
慣れた手つきかつ急ピッチで酒を飲むT。かなり華奢で服装は地味、落ち着いた雰囲気なので浪人組かなと勝手に受け止めた。
聞くと高校時代からとんでもない作品制作を行っており、オンラインでかなりのファンがいるとのことだった。
その場ではあまり話した記憶はないのだが、ガンダム故の抱擁力か、席替えをしてもTは自分の横を選んできた。若い子ばかりなので付き合いづらいのかなと思い、Tを含め周りと適当な会話をしつつ、気付いたらお開き。
その頃にはTは完全に出来上がっていた。
みたいに訪ねても動かない。
幹事をやっていた友人にこの人どうする?電車放り込む?と聞くと出席簿を確認し、
と。
皆さん学生時代に未成年飲酒、目撃したことあるでしょ、とかなんも言い訳にはなりませんね。
仕方がないのでTを引き受け、とりあえず皆と別れて大学の友人がバイトしている近場のカラオケに運んだ。
が、カラオケに着いた途端、Tは元気になった。
知り合ったばかりの同期の集団で帰るのがイヤだったらしく、ガンダム先輩ならどうにかしてくれるだろうと過剰に酔ったフリをした、とのこと。
わりとメンヘラを引き寄せる体質であるので、この時点でちょっとヤベェんじゃないかとは思ったが、自分も人見知りだし飲ませてしまった手前仕方ない、と朝まで付き合うことに。
だらだら話しをしつつ、うつらうつらしだした深夜、Tが「トイレ行かせてください」と自分の前を横切ろうとした。
狭い部屋なので否応なしに距離が近いが、まぁ同性なので気にならない。
足をソファの上に上げて通りやすくスペースを作ったところ、急にキスをされ、そのまま押し倒された。
でも舌で口をこじ開けようとしてくるし、Tの手がもぞもぞと動いて胸とベルトを触っている。そもそも冗談を言う間柄でもない。
冗談っぽく引き剥がそうとするが体を退けず、執拗にキスをしてくる。これはマジのやつだ、と気付いた。
自分は10年以上水泳と空手を続けていて、ガンダムに相応しい体型を維持していたが、マジで動けない。
自分より15cmほど背が小さく、押したら骨折間違いなしな年下の女性に乗しかかられ、今まさにベルトを外されそうになっている。
大げさに動けば怪我を負わせてしまうかもしれないと、どこか冷静に考えていた。
そのとき小難しいベルトをしていたようで「これ外してもらえますか」と律儀に聞かれた。
気が動転していたんだろう、「これ難しいよね〜、こうやって外すんだよ〜」なんて素直に外してみせてしまった。
ここは何故かよく覚えている。
おそらくそれで同意したと思ったのだろう、Tは一気に下着に手を突っ込んでこねくり回し、エロ漫画的なことを言った。
そこでドン引きして目が覚め、「ごめんトイレ」と勢いよく立ち上がり、トイレへ逃げた。
個室で確認すると半チチ露出していたし、なんならチチ自体もチクビも赤くなっていた。あの場で強く揉まれて吸われたのか…?記憶は定かではない。首元にもキスマークが付いていた。
あまり覚えていないが、最後までやってはいない。女性同士の最後って、いまだにどこまでかはわからないが。
その後、Tとは学内ですれ違う程度で、アレは夢かと思うほど何もなかった。
そして卒業後、同学科で1つ年下の女性Kに作品展で出会い、たまたまTの話になった。
現役組で才能豊かなTはまぁまぁ有名だったようだ。
Kはざっくばらんに話す人で、仕事が近いこともありちょいちょい飲みに行くようになった。そこでKも自分と同じ被害にあったことを知った。
Kも自分も逃げることができたが、Tはオンライン上のファンの女の子に手を出し、その子は逃げられず揉めたりと、なかなかやべーことになっていたそうだ。
なぜオンライン上のことがわかるのかと言うと、KはもともとTと同ジャンルの古参サークルだったからだ。
そりゃ専攻に近いジャンルで皆生きるから、オンラインでも被ることあるよね…
ちなみにその女性もKもガンダムも身長が結構高いので、Tがガンダムも襲ったのも顔よりも体型だったのではとまとまった。
なお、ガンダムは女性や男性問わずバイやAセクシャルの人などとお付き合いをし、現在はアラサー喪女となっている。
性別や性的指向関係なくやべーやつはやべーし、個人の問題だよねということに気付いた大きな出来事を、毎年この時期に思い出します。
喪女なのに稼ぎもないなんて終わっている。せめてお金は稼いでそれなりに自立せねば、選ばれる土俵にも立てないだろう。今どき男性だって相手の年収を気にするだろうから。
ちゃんと職が決まったら恋愛しよう、ちゃんと稼げたら恋愛しよう…とどんどん先延ばしにして恋愛をする環境から遠のいている。
「別に仕事してても、してなくても、正社員でも非正規でも恋愛するのは自由でしょ」と友達は言う。そうなのかな。(まあ確かに恋愛は自由だよな。私は仕事がちゃんと出来ていないと恋愛をする気になれないのだけど…。)
ちゃんと働いてちゃんと貯金して、そうしたらようやく恋愛市場で少しは自信を持って参加できるだろうか。
収入低いと結婚出来ない時代と言われるが、恋愛すらできる気がしない。
新卒で入社していた会社は激務で辞めてしまったのだが、それなりのお給料は頂いていた。あのまま働き続けていたらもっと自信を持って生きられてたのだろうか。それとも相変わらずたまにある休みに眠り続けて死んだように生きていたのだろうか。
誰も私の処女なんて興味無いと思うけど、酔ってるし書かせてください。オタク喪女のマウント妄想劇と思ったなら無視してください。
現在20代前半、これから新社会人の女です。今まで彼氏がいたことないです。
まあ当然の如く処女だし、今まで強烈に「誰かとセックスしたい」と思うことなんて無かった。
でも、私は腐女子だった。
(人によると思うけど)腐女子はだいたい好きなカップリングのエロいイラストやマンガ、小説を読む。興奮する。普通の人はこのまま終わると思うが、私は(ぶっちゃけこんな気持ちいいもんなのか?)という気持ちと好奇心が大きかった。性欲は多分普通です。
その疑問を抱えつつも自分も創作するようになり、エロいシーンを書くこともある。…体験したことないのに(笑いどころ)
興味はあるが、彼氏がいなければ好きな人もいない、援交ができるほどの勇気も無いし、スタイルも顔も良くない。だから今までそういう機会が全く無かった。(同性の友達にコソコソ体験談聞いたりはしてた姑息なオタク)
だが、そんな私に青天の霹靂が訪れた。
(元)バイト先の男の子だ。同い年の後輩で、人とすぐ仲良くなるような、立ち回りが上手い子だった。(デリカシーが無くて脳ミソちんこなことを抜いたらけっこういい人)
バイト先は人数が少ないこともあり私とその男の子(仮にAくんとする)はすぐ打ち解けた。
Aくんが務めだして一年半くらい経ったある日、Aくんと特段仲が良いバイトの子(Aくんと同時期に入ってきた男の子)から、「Aがお前のこと 顔は無理だけど体だけならイケる って言ってたよ」と言われた。どうやらその子は私のことを心配してくれたらしく、「初体験は好きな人としたほうがいいよ」という(私が今まで彼氏いないのは周知の事実)ロマンチックなことを言い残していった。初めてその言葉を聞いた時は「なにそれウケる、Aくんマジで脳ミソちんこじゃん」とか思ってたが、よくよく考えてみると、処女を軽めに捨てられるチャンスなんじゃないかと思えてきた。
その後、一人暮らしのAくんの家でサシ飲みをした際、上記のことを訊いてみた。すると「顔はタイプじゃないってだけ、一緒にいて楽だし付き合うなら付き合いたい」みたいな曖昧なことを言われた。
変な返答にハァ〜?みたいな気持ちになりつつ酔ったので寝ていると、横で寝ていたAくんがキスをしてきた。(ハァ?)と思いつつそのまま寝たフリして様子を伺っていたら、Aくんはどんどんエスカレートして私のおっぱいをメチャクチャ揉んできた。終いには私の手首を掴んでAくんのちんこを触らせようとしてきた(生で!)ので、必死に抵抗した。だが結局ちんこに触ってしまったし、想像よりも細長くてなんか嫌だった。
数日後、その日のことをAくんに問いただすと、素直な謝罪が返ってきた。その後、「別に付き合っても付き合わなくてもいいし、セフレでもいい。○○(私)の好きなようにすればいい」と言われた。なんだそれ。
話は戻り、最近、私をよく知る幼なじみにAくんについてのあれこれを相談してみた。(因みにあの後も2回目のサシ飲み後、おっぱいをメチャクチャ揉まれた)(しかも「寝ぼけてたから覚えてない」みたいな対応された)幼なじみは「いいんじゃない?そのまま捨てれば?」みたいな軽いこと言ってた。「まあでも、好きな人とするのが1番いいけど」とロマンチックなことも言ってた。
そうして、考えに考えた結果、来年の誕生日までに「私が処女である」ことと、「彼氏がいない、または好きな人がいない」状態だった場合、Aくんで処女を捨てさせてもらうことに決めた。(当然、この時にAくんに彼女がいたらとりあえず先送りにする)
私も自分の人生半ば自暴自棄になってるのでそれでもいっか〜ってなってるし、上のことを決めたからといって無理矢理好きな人を作ろうとも思わない。
漫画のバナーによく出てくるブスで処女な6人の女たちをついつい読んでしまった。
期待して読むと一話目でガチ泣きとつらみが押し寄せた。
詳しい粗筋はまんが王国やどこかのブログさんなどで見てもらうとして。
一話目の喪女の境遇があまりにも自分過ぎてダブって見えて悲しみのズンドコに。
会社で彼女がいる相手の社交辞令を真に受けて好きになっちゃうのあるある過ぎて辛いし、手作りのお菓子やお弁当を作って喜ぶかな?とか考えちゃうのもあるある過ぎて辛い。
もう行動が私が昔片想いしていた相手に対する行動と同じで読んでて痛々しくって涙が自然と出てしまった。
喜ぶかな♪と思って彼女でもない不細工に不味そうな手作りの弁当貰ったらそりゃ捨てるし怖いし裏で馬鹿にもするよね…。
当時を思い出してまた涙。
三十路なのにまだ処女である私もセックスに憧れを捨てきれない。
そこもリンクして読んでてページをめくる度号泣。主人公の気持ちが分かりすぎて辛い。うん、分かるよ。どうせロストバージンするならロマンチックなセックスしたいよ…。
脱喪してセックスした友人達は皆大したことないって言うけど、その大したことすら経験出来てないと妄想と期待が膨らむ一方なんだよ…。
まず相手探しからハードル高いよ。その点この話の喪は無駄な方向にだけど頑張ってるから行動力あるよ。偉い。
そしてラストはもう救いようが無い。
ネタバレしちゃうけどチン○が入らないって泣くところがもう喪過ぎて辛い。穴の位置とか体位とか考えが回らないよな。だって経験ないもの。
・売り手市場
・学生同士のカップルのように(電車賃レベルの)細かいお金での揉め事があんまりない
・喪女は童貞と付き合わない方がいい(同世代よりは年上の方が童貞が少ない)
気をつける事
・あまり結婚のことは考えない(卒業したら即結婚!とか言わない)
・就活する
こんな感じ
周りの子たちが生き急いでいる中、私は清くいることができた。
周りがなぜ処女を捨てようとするのか、
それを誇りにするのか理解できなかった。
その気になればいつでも捨てられるものを早く捨てて、それだけでなぜ自慢気なのか。
彼女らは自信がないのだ。
誰かに承認されたい自分。それを満たしてくれる恋人の存在。その恋人にさらに好かれたいという欲。嫌われたくないという思い。少しの興味。
そのために、はたから見ると急いでもなんの価値もない事を行なってしまう。
リスクなんて考えもせずに。
容姿も良く勉強も運動もできた自分は急ぐことに意味を見出せなかった。自分を好きになってくれる男性は複数いたし、ムリして愛されようとする必要がなかった。
貞淑でいられるのも、恵まれた環境にあったおかげだとわかった今は、女性がいろんな男性と関係を持って責められている人には何とも言えない。
追記:
喪扱いするトラバが出て来たけど
なんでそんなに必死なんですか?
働くのが嫌だった。
だから大学に行きたかった。だが家にお金は無く高卒で働かなければならなかった。
学生時代にバイトした事が無いし、したくもなかった根性なしなので突然社会に出て働いて…なんて我慢が持つ訳無く正社員だった期間は僅か半年だけ。
後はずーっと契約社員だったりフリーターの繰り返し。しかもここ三年程、半年も仕事を続けられた試しがない。
今は自動車メーカーで期間従業員として働いてる。もう辞めるが。
喪女過ぎて恋愛はおろか結婚なんておとぎ話みたいなもんで自分にはとんと縁が無いと思っている。
言い訳なんだけど小さな頃から何をするにしても不安症状が続いた。
人に話し掛けるのが未だに怖い。報連相が出来なくて皆から呆れられる事がしばしば続く。人に話しかけるより怒られた方が私にはいいのだ。