「退職」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 退職とは

2023-03-21

没落した京大生の話を聞いてほしい


かつては大学生だった。今から20年前のことだ。地元公立高校必死勉強して、勉強して、勉強して、青春のすべてを犠牲にして京都大学法学部合格した。一浪だった。いわゆるイカ京みたいな京大生がたくさんいる中で、自分もその1人から脱出しようと頑張ってみたが、結局だめだった。

40歳が間近になった今では、没落というか、いや元々高い位置はいなかったのだが……今は、普通に非正規労働者をやっている。契約社員みたいな仕事に就くこともあるが、あまり続かない。1年くらいで辞めることが多い。結局、学歴って大したことはないんだよなぁ、と実社会で働くようになった今では感じる。

これから大学時代の話をさせてほしい。暗い話になる。みんなジメジメした話は嫌いだろう。だから、すぐに終わらすよ。頑張って五千字以内に収める。リアル一人称が僕なので、以降は僕でいくことにする。



入学式を終えて大学生になった僕は、どこかのマンガで見たようなサークル勧誘活動を眺めることになった。どういう風に勧誘があったか、さすがにまったく覚えていないが笑

でも、僕にはあまり声がかからなかった。ルックスはいまいちで、特にスポーツからは全く声がかからなかった。浪人生活がたたって不健康に見えたのだろうな。

文科系からは何度か勧誘された。漫画研究会とか、小説を書く倶楽部とか、山登りの会とかも見学に行ったっけ。結局、どこにも入らなかった。高校時代バリボーをやっていたが、大学部活はいわゆるガチめのところが多い。通用しないとわかっていた。

それで、大学1年生(※正しくは1回生)の時は、ごく普通に講義に出て、帰りに図書館に寄って、たまに帰り道にラーメン店を巡っていた。実家美山町の貧しい農家だったが、親が優しかったので仕送りをたくさんくれていた。月に8万ほど自由に使えるお金があった。

アルバイトを始めたのは、かなり後になってからだ。大学2年生の春だった気がする。退屈に負けて繁華街にあるマクドに応募したんだっけ。

そんな時だった。1年生の秋頃、学内であるチラシを見かけた。『みやこ音楽祭』なるものの開催案内だった。京都学生有志で集まる大学サークルで、くるりとかの有名バンドを呼んで京都音楽を発信しよう、みたいな団体だった。

チラシには第1回の文字はなかったけど、結局第8回まで行われることになった。僕の時は、西部講堂という古めかしい場所があるのだが、そこでライブをやっていた。

いろんな大学学生が集まる、しかライブイベントスタッフなんて、こんな体験は二度とできないと思った。小学校中学高校も、文化祭リーダーをやるタイプではなかった。下働きだった。

数年前のアニメだと、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』で、高校生だけでアメリカ風プロムをやろうみたいな場面があって、ゆきのんが実行委員長で、八幡が陰の立役者で、いろはす現場リーダーだったと思うんだが、僕はその現場下働きだった。

それで、みやこ音楽産業みたいな名前団体があって、そこに電話をかけて参加申し込みをした。もうほとんど覚えてないが、西部講堂付近カフェ面接があったのかな、その場で誓約書みたいなやつを書いてスタッフとして登録した。

若い人達がやってるんだろうなぁ、と思っていたら、みやこ音楽祭を立ち上げたのは20代半ばの人達だった。とっくに卒業年齢だったのだが、京大にはあえて留年をして大学看板を使っている人もいる。ハタチくらいの有志が集まって~みたいな団体ではなかった。

まあ、そうじゃないと、第1回目からくるり向井秀徳矢野顕子は呼べないはずだ。伝手があるのだろうなと察したのを覚えている。

もう想像できると思うけど、ここでも下働きだった。現場で机とか、椅子とかを運んだり、他大学へのチラシ配りとか、やはり音響機材を運んだりとか、ライブ中の警備とか、掃除とか、そういう下働きをしていた。

いろんな学生が集まるサークルなだけあって、多様性に富んでいた。僕は4年分すべて参加したけど、僕のような中核ではない臨時スタッフまで入れると軽く50名を超えていた。なんだかんだでマーケティング活動は抜群だった。もし、経営の才能がある大学生がここで活動したなら、きっといい経験になったと思う。

思えば僕は、アニメ漫画でいうところのモブキャラだった。その団体の中核メンバーほとんど京大生だったけど、中には同志社とか、立命館とか、京都産業とか、龍谷とか、いろんな人が揃っていた。

僕は京大生だったけど、4年間活動してもずっと臨時スタッフだった。そういうところには潜り込めなかった。かと思えば、才覚のある大学1年生(仏みたいな名前大学女子だった)が入ると、次の年からは中核メンバーとしてスカウトされていた。

そういう光景を目にして、つくづく自分が嫌になった。自分臨時スタッフなので、次の年も参加したいと思えば、またチラシを見つけて応募する必要があった。

それで、イベント初回の時は、その1ヶ月後には打ち上げ会があった。その会では、今の自分から見ても相当気持ちが悪い光景が繰り広げられていた。京大の近くにある居酒屋での開催で、和室座席を貸し切っていた。席の配置は自由だったけど、大体男女が別々に固まる。40人ほどだった。

ただし、主催者の方で誘導して、男女がある程度向かい合わせになるようにする。それで、京都大学学生のうち、女子と向かいになった人達が、飲み会が盛り上がっている半ばでこういうアピールを始める。※京都方言標準語に直している。

「俺、浪人して経済(学部)に行こうと思ってたけど、総合人間でもまあいっかと思って」

高校の頃の模試は全国で二番だった。医学科行きたかったけど、キツそうだからやめて看護(保健学科)にした」

「昔は全然勉強しなかった。奇跡が起こって合格した」

「お前らまだ若いからいいじゃん。俺こないだのTOEIC220点だったぞ。大学入ってから頭が悪くなっていく一方だよ」

(3/21追記コメントを受けて。以上は飲み屋での会話だから、卑屈な謙遜がかなり混ざっていると思う。会話自体は確かにこのとおりだ。

こんなノリで会話を始めて、自分の財布から京都大学学生証を取り出して、目の前の女子に見せびらかす。こんなことを彼らは四年間ずっと続けていた。見ていて情けなかったけど、かくいう自分も、隣の人に振られる格好で一度だけやったことがある。

目の前の女子からは、こんな反応が返ってきた。

「え、え、自分京大なん? リッツ(立命館大学)かと思ってた」

法学部なんですね!! すごーい」

「機材を運んでる時、気遣いがすごかったですね。警備中もずっとお客さんの方を見てた。ほかの人はサボってライブ見てたのに」

今思えば、女子は気を遣ってくれていた。こんなに恥ずかしいことを、当時は若かったとはいえ自尊心に負けてこんなアホみたいな、つまらない、人間として三級品にも等しい、救いようのない子どもじみたことをしていた。トイレの手洗器に張り付いたタンカスの方がまだ魅力的だった。

で、そんなことをしていると、向こうから中核メンバー乾杯にやってきた。すると僕の周りにいた京大生は、借りてきた猫みたいに大人しくなる。それで、女子は彼らの方を眩しい視線で見つめるのだ。目のキラキラ感が違う。

……でも、当時の僕は受け入れていた。これが正しい形なんだって思っていた。強い人間モテて、強い人間がいろいろ持っていくのは当然だと思っていた。僕だって京都大学合格した時は、中学校や高校先生や後輩から神扱いだったし、親族からもすごく褒められたし、母親は泣いていた。

でも、違うのだ。大学保証する個人能力というのは、実社会必要な力のせいぜい20〜30%だ。ほかの能力面がダメだと社会では通用しない。



結局、在学中に目立つことはできなかった。自信が持てるような体験はなかった。学業成績は中の中ほど、アルバイト先は今は亡きマクドナルド河原町三条店で、そこでは全スキルをほどほどに鍛えた。就職活動はコツコツとやって、結果は京都銀行内定した。しかし、自分という存在確信がもてないまま、あっという間に四年間が終わっていた。

銀行でのことは話したくない。嫌な思い出だし、気が付けばすごい文章量になっている。増田でこんなに書いたのは初めてだ。

掻い摘んで話すと、社会一年から地獄だった。地方支店からキャリアが始まったのだが、預金口座とか、金融商品営業がまったくできなかった。

営業としての適性がなかった。ぜんぜんだめだった。当時の成績はゼロに近かった。ほかの同期は、月にひとつ以上は契約を取ってくる。高卒で入った男の子女の子ですらそうだった。

同期に馬鹿にされて、上司には激詰めされて、居場所がなくなって、しかしクビにはならない。いっそクビにしてほしかった。京都山間部に住んでいる親には「うまくやってる」と嘘をついていた。

三年目のある冬に、メンタルが完全にダメになって仕事中に交通事故を起こした。運転中に手が震えて、ハンドル操作ができなくなった。それで免許停止になってしまって、人事との面談では……もう雇い続けることは難しい、次やったら本当にだめだ、みたいなことを言われた。クビにはならなかった。

まだ次があるのかと思った。上司からは、「お前は京大からな!! 地銀に入る京大なんか珍しいからな!! できる!! なんとかしてみろ」と何度も言われた。

結局、次の交通事故を起こす前に辞めた。退職手続きはあっさりだった。相応のレベル会社らしく、有給消化や退職その他の手続きは出社しなくても全部やってくれた。今でも感謝している。



それから坂道を転がるみたいだった。どの仕事でも2年以上続かなかった。期待していた仕事でも、やってみるとぜんぜんダメだった。先日は、市役所会計年度任用職員をクビになった。現業仕事をするポジション剪定、伐木、廃棄物処分)で募集があったので応募した。

書類選考が通って、市役所役職者が面接をしてくれた時に、「え……京大なんですか……?」と愕然としていた。自分以外に応募者が10人以上いたけど、現場仕事経験自分でも内定を取ることができた。

もうわかっていると思うが、結果は散々だった。口頭での指示を理解できず、とんちんかんな行動を繰り返して、何度も怒られて、1ヶ月も経つ頃には役職の人に呼ばれて三行半を付きつけられた。

すんません……こないな自分が言うのもなんですけど、事務職やったら……」

事務職はもうパートさんがおるさかいあんたには任せれへん」

すんません

「頑張っとるのはわかるけど、次の職場ではもっと~」

会計年度任用職員の試用期間は1ヶ月だった。こういうわけで、先日見事にクビを切られた。情けない限りだ。いや、もう僕はこういう状態に慣れてしまった。これでいいのかもしれない。

これからも、アルバイトで日銭を稼いで、スーパーで閉店近くに八割引きになっている惣菜を買って、コンビニストロング無糖ドライを買って、二級品の梅干しを入れて、ウィルキンソンで割って飲み続けるんだと思う。



最後に知っておいてほしい。学歴仕事の結果には関係がない。最近読んだ『科学的な適職』という本で、アメリカ研究学歴仕事の結果の相関係数が0.1とあった、との記述を見た。つまりほとんど関係ないのだ。マイナス相関でないところは皮肉に感じる。

そろそろ仕舞いにしよう。こんなおっさん愚痴を聞いてくれてありがとう。適度なところで死ぬようにする。いつも布団に入る時に思う、「目が覚めた時に死んでいればいいのに」って、本当にそう思う。

 ――ああ! 誰かがあの肉からあの魂を取除いてくれないかなあ!――「造物主」が何かのはずみで手違ひをしたとしか思へませんからね!

未來のイヴ ヴィリエ・ド・リラダン (著), 齋藤 磯雄 (翻訳) P.99

3/21追記 この本の引用が上の言葉の元です。こんなところまで自分言葉じゃなくて申し訳ありません。



もし若い人がこの日記を読んでいるのだとすれば、学歴仕事能力関係ないって、それだけでも心に刻み付けてほしい。そうすれば、僕のような人間を少しは減らせるかもしれない。

2023-03-19

anond:20230318163635

これは釣りかと思うが、

「妻とはフルタイム共働きで行こうと合意して結婚したのに子供まれたら相談無しに退職してもうフルタイムに戻る気無さそう」

という愚痴は友人や職場の同僚の男からよく聞くな。

うちは最初からそんなの期待しないで自分が働かない代わりに俺が家のことをしないことと稼ぎには一切文句を言わないという妻で良かった良かった……

anond:20230319125951

うつの診断とって会社公認傷病手当もらって休みつつ、それでも復帰できないならそのまま退職

今の仕事、今の会社、今の部署、今の人間関係は確実に合っていない

自称出世コースの同期社員退職した


過去2年以内の出来事から、ぼかして書かせてもらうな。

ある時、同僚が退職した。今から約五年前に一緒に地元市役所に入った同期だった。タイトルのとおり、調子に乗っている系の若者だった。同期といっても、当方中途採用なので年は結構離れてる。

その辞めた彼、ヤツと表記することにしようか。どうしてこれを書くかといえば、退職過程に感じるものがあったからだ。官公庁民間企業もそうだと思うが、人事異動によって婉曲的にその人のランクを示すわけだろう。でも、その中には、勘違いをするような人事もあると思うのだ。そういうことについて書いていく。

ヤツは、新卒での入庁だった。最初社会教育の分野で働いていたはずだ。一般的名称だと、社会教育課といったところか。体育振興とか、公民館行事とか、どちらかというと大人対象にした教育活動だ。

ヤツの環境は恵まれていた。俺は最初から本庁の財政課で、銀行出身ということで地方交付税の算定基礎となる数字を固める仕事をしていた。はっきりいって激務だった。先輩が優しいのと、周りに人格者が多いのが救いだった。

ヤツの環境は、はるかに恵まれていた。仕事が楽だったのだ。臨時職員がやる庶務みたいな仕事が大半で、社会教育仕事もメインでひとつも持っていなかった。つまり、まだ若いという理由で、初心者モードでのキャリアスタートとなったわけだ(祖父や曾祖父町内会長だったのも大きい)。

仕事が退屈だったからかは不明だが、ヤツは同期会や若手職員飲み会では調子に乗っていた。「あのイベントは俺も一枚噛んでる」みたいなことを吹聴していた。みんなそのことをわかっていてスルーしていた記憶がある。

中身のない若者だった。リクルート(特にジョブズ)や、サイバーエージェントGMOとかと交流経験がある人ならわかるかもしれない。実績ゼロにおいてすら、自らの成果を誇張する理解不能レベル人間がいるだろう。あんな感じだった。

話は逸れたが、入庁一年から楽な環境であること――それが正しいことかはわからない。だが数年後、ヤツの環境は変わった。組織の再編により社会教育課は厳しい環境に置かれた。

残念ながら、ヤツには実力が身に付いていなかった。その根拠は噂話が0.5、ヤツの姿を実際に見てが0.5、合わせて一本というところだ。

ストレスに耐えられない行動を取っていた。あなた職場にもいるのではないか仕事とか家庭とか、なんでもいいけれども、ストレスが多くなって精神的に潰れている人間の姿だ。ヤツは、元々コミュニケーション能力に難があり、いわゆる話がわからないタイプ人間で相当難義をしていた。

・キレやす

自分過去に凄かったアピール

立場が弱い人間に当たり散らす

こんな行動だ。特に、その年度末時点では、まるで50代のごとく自分が思ったことを脊髄反射で口に出すようになっており、声をかけるのも憚られるほど救いようがなかった。

職場仲間から非人格的な行動を咎められるのはまだいい方で、はっきりいって見捨てられていた。個人的には視界に入れたくなかった。

次の年度、ヤツは別の部署に異動になった。おそらく配慮があったのだろう。今度は、多くの人が想像するタイプ市役所仕事だった。社会教育課よりは楽になるだろうと思ったし、実際にそうだった。わかるのだ。自分とヤツとは、その時期は同じ階で働いていたから。

だが、調子に乗った態度は変わらずだった。前の職場である社会教育課の後輩に対して架電していたのだが、市民も見ているであろうに大声で叱責をしていた。私の席からヤツの上司の顔を遠目で眺めると、苦虫を嚙み潰したような顔をしていた。ほかの職員もそうだ。

が、その年度の終わりだった。ヤツにある意味での最後通告が下った。総務省に出向するように命じられたのだ。

多くの増田民ブクマカには意味がわからないと思われるので説明する。まず、民間と同じく地方公務員にも他組織への出向がある。一定の水準に達している者が出向するが、例外もある。表で説明するほどのものでもない。記号を使って出向先のランク付けについて逗子する。



○出向先ランクの一覧

幹部コースが決まっている職員の出向先)

 都道府県内の合同組織(国際行事運営事務局など)

 都道府県の本庁、福島など甚大災害被災地

 国の主要政策実施機関(主に県市合同)

------------------------------------------------

(将来を嘱望される職員の出向先)

 市区町村で作る臨時の合同組織、一部事務処理組合

 内閣府財務省経済産業省

------------------------------------------------

(上に準ずる職員その他の出向先)

 都道府県地方機関

 総務省厚生労働省環境省、

 農林水産省文部科学省


 

概ね1〜2年の間、出向先で働くことになる。長くても3年だ。最悪だと4年以上。このうち(上に準ずる職員その他の出向先)については、言いにくい事情が何点かある。

まず、市区町村→国や県への出向については2パターンある。①規模の大きい仕事を進めるために出向が必然となるもの(今だと広島G7サミット事務局。数年前だとオリンピック)と、②出向が昔からの慣例になっているパターンだ。特に②の場合、国の方から事業推進のため○人の職員を出向させてください。お願いします」(※要約。実際は崇高な理念という名の大言壮語が書いてある)といった通知が各自治体に届いて、そのお願いを聞く恰好で、地方自治体中央省庁(+地方事務所)に人員派遣する。

ヤツは総務省への出向だった。その際、ヤツは相当喜んだ様子だった。LINEで何度も同期グループメッセージを入れていたし、出向者の送別蟹に参加した際などは(※私もその年に県に出向した)、それはもう大喜びの様子だった。出世コース万歳、みたいな調子だった。

中央省庁には大変申し訳ないのだが、うちの自治体では、はっきりいって辞めてほしい職員別にいなくなってもいい職員のうち、比較学歴のある若手を(上に準ずる職員その他の出向先)に送るという慣習がある。※国としては、官僚と同程度の学歴のある人間がいいらしい。

辞めてほしくない職員を国に送らねばならない場合は、1年や、半年ずつに分けて2人など、各個人負担にならない形で送り出す。

蛇足になるが、未婚の女性職員は送り出さない。断じて出向させないらしい。噂話のレベルだが、中央省庁への出向中に都内結婚相手を見つけ、出向が終わって夏のボーナスをもらった直後に退職して東京に戻った人が過去にいたようだ。

さて、ヤツは総務省に何年いたと思う? ……正解は言えない。特定のおそれがあるからだ。二年以上とは言っておこう。○年半が経った頃、うちの市から「四年目もお願いする」という連絡をもらった後、ヤツは辞めた。その後、どこに行ったかはわからない。消息不明だ。ラインの同期グループでは、「ずっと毎月残業60時間以上。もうダメだ」といった内容が続いていた。

組織としては、ヤツは辞めてほしい人材だった。ヤツは何度も調子に乗った行動を取ったし、他の職員上司ひんしゅくを買ったし、市民や団体に迷惑をかけている。ヤツ以外にも、辞めてほしい人間として国に送り出したと思われる若手職員はけっこういる。

だが、実際かわいそうだとは思わないか。国の出向制度を利用して辞めてほしい人間を送り出すなど、制度趣旨理解していないのではないか? むごい。

出向先の中央省庁のうち、(将来を嘱望される職員の出向先)と(上に準ずる職員その他の出向先)の区別だが、前者の官庁場合は、出向者に企画や調整の仕事をさせてもらえることがあるらしい。または、特殊技能習得など。公務員として一生使える力だ。

対して後者場合、出向者は『無料で使える臨時職員』(※出向者の給料自治体負担)であり、仕事内容も裁量ゼロの大量ルーチンをこなすことになるそうだ。職場上長地方からの出向者を指揮することはなく、彼らの差配をするのは20代の若手官僚になるという。なんというか、完全に国の仕事遂行するための材料として使われている感がある。



なお、この日記にはフェイクはあまり入れていない。リアル感を出すためだ。身バレなどのリスクは私がすべて負うことにする。どうしても書いてみたかった。

あれから月日が経った。ヤツは元気でやっているだろうか。思えば、20代半ばの若者というのは、調子に乗りたがるのがむしろ正常なのかもしれない。

当時の私は、ああいう連中について、聖闘士星矢に出てくるおとめ座(ヴァルゴ)のシャカみたいに思っていた。

「若手職員のガキたちよ。今から引導を渡してやる。おとなしく餓鬼界へ落ちたまえ!オーーーーム!天魔降伏!」くらいにしか思ってなかったが、今ではしみじみと思い返すことがある。

ほどほどに幸せにやっているといいなあ。そういう未来勝手想像している。

雇止めを喰らった話

社員登用前提でジョインした会社から雇止め(9カ月で契約終了)になった話です。

本件は、法的に問題はない(おそらく)と思われますが、回避できたポイントもいくつかあったので、今後同じような目に合う方が出ないよう、少しでも参考になれば幸いです。

雇止め理由については一切納得はしていませんが、争う気もないので一応社名は伏せておきます(今回の件で、契約継続社員登用の価値に値しないと判断したこと、仮に法的に問題があったとしても訴訟などに掛かる費用時間が割に合わないため)

家族構成

50代前半。家族は妻と子供4月から小6)

入社の前提
入社から雇止めまでの流れ
初回契約入社時)
準社員とは(就業規則より)

就業規則採用選考規定に定める採用に関する手続きを経て、期間を定めて採用されるもの、また、無期契約であっても正社員としての待遇を受けていないもの

試用期間(就業規則より)

れた者は、本就業規則の「解雇」の規定に基づいて解雇する。

試用期間と準社員について(内定通知書より)

 【更新期間】3ヶ月 ※初回契約は試用期間のため3ヶ月の契約期間とする

 ※雇用形態は、入社原則準社員でのご契約をお願いしている

 ※準社員正社員の違いは有期無期のみ、その他給与条件などは全て同様

2回目契約

会社から所属部署の業績悪化理由社員登用のタイミングを伸ばしてほしいと説明あり。

この時の会社から説明では、上記業務適正等にを総合的に判断をした結果には一切触れられず、あくま所属部署の業績悪化のみが理由である説明される。

タイミング所属部署において、他部署への異動、契約終了となる社員正社員準社員かは不明)が3~4名あり、同様に正社員登用を見送られた準社員も。

そのため、次回更新時に正社員登用されると期待(この点の言質は取れていない)して契約締結。

3回目契約

ここで社員登用されると思っていたが、会社からは一切の説明はなく、メール契約書が送られてくる(2023年1月24日:2回目契約終了日の5営業日前)。

何の説明もないまま、サインするよう催促される(2023年3月31日

この時点でおかしいと思いながらもサイン社員登用されると思っていたため納得できなかったが、翌月から生活に困るためサインせざるを得なかった)

試用期間:なし

新規案件へのアサイン2023年2月15日
新規案件の初回MTG
評価制度改訂説明会(2024年2月24日金曜日

評価制度改定についての社内説明会が開催され、以下について説明される

この時点で契約書へのサイン要求されていることから会社側に雇止め意思がなかったことが推察できる

4回目の契約2月28日火曜日

評価制度の変更のため4回目の契約

契約終了の通達2023年3月13日月曜日
離職理由確認2023年3月15日水曜日
退職することの社内公表2023年3月17日金曜日

4月退職する旨が所属部署内で公表される

雇止め通知書兼確認

2023年3月17日(金)雇止め通知書兼確認書にサインするよう要求される

退職手続きに関する合意

※現状の状況はここまで※

■そのほか、不明点など

2023-03-18

中年おばさんの加齢臭対策

もうすぐアラフォー中年おばさん

コロナ禍明けで超、ちょ〜う久しぶりにパンプスストッキングの組み合わせで出勤しました

久しぶりにパンプス履くと足が、そして指が痛いよ

ストッキングも足の裏に貼りつく感じがするし、指と指の間が蒸れてすっごく気持ち悪い

一番ショックだったのは家に帰って自分の足がめちゃくちゃ臭いってこと

靴を脱いだ瞬間からムワッと臭ってくる

お父さん(今はアラ還退職済み)ですらこんなに臭くなかったんじゃぁって思い出に浸ってしまうくらい臭い

こんなんじゃあ今をときめくZ世代に嫌われちゃう

はてなのみんなは加齢臭対策してる?

なんかい方法があったら教えてほしいな

2023-03-17

36歳独身無職おじさんの年表

2005年

明治大学経営学部に進学する。

2008年

夏休み明けに内定取り消し内定取り消しされた学生対象として急遽行われた就活で別の企業から採用を貰うもその企業取引先が倒産した影響で内定取り消し。そのまま卒業

2009年

ファミレスアルバイトをしながら就活

2010年

同じく内定を取り消され派遣社員をしていた彼女から職場正社員結婚するとのことで振られる。

2012年

26歳にして介護施設事務職正社員として採用され歓喜しか初日から事務職ではなく介護作業を割り当てられる。「事務職ですが」と聞くと「男性でしょ?」とのみ返される。また介護士としての資格を取得しなければ試用期間後に採用し続けることは無理と言われ、介護士となる。

2017年

腰痛と膝痛が悪化退職する。

2018年

派遣自治体職員となる。

2019年

派遣で別の自治体職員となる。

2020年

腰痛改善したため宅配会社正社員として入社

2022年

腰痛が再発し休職後に退職。「帰ってきたらおしまいだぞ。諦めるな」と玄関で騒ぐ父親人生初の実力行使で殴り飛ばし実家の子供部屋に入居。

現在

ライトノベル作家を目指して実家執筆活動中。

anond:20230317215607

友人の友人の姉の弟の話だけど、そう言う会社に入ってしまった事に気付いて、自分勉強してスキルを身につけて転職が決まって、
退職交渉すると気にうっかり転職先の会社を話したら、社長転職先の会社に「せっかく育てた社員を引き抜きやがって、俺はAmaz◎n社ともつながりがあるんだ、お前らの会社取引切ってもらうぞいいのか」と恫喝して揉めに揉めて、派遣先会社上層部まで出てきてどったんばったん大騒ぎした話が走馬灯のように脳内に蘇った。

anond:20230317210417

SES奴隷商なので奴隷の脱走は許さない。

退職しようとすると嫌がらせ懲戒処分とか出してくる。

もちろん根拠のない懲戒処分なんか認められないので、正式方法をとれば取り消しができる。

(だから弁護士を利用した退職代行が流行っている。)

それを調べる能力がないなら懲戒処分の記録が残ったまま退職となるw

ちゃんと抗議しないと、今後何か法的に不利な立場になった時にさらに追い討ちがかかるかもしれない。

抗議しないなら、どんなめちゃくちゃな内容でもそれはもう確定したことになる。

 

SESは基本カタギではないか労働基準法刑法を知ってないと丸めまれる。

退職するなら有給は取らせない、毎月給与から取り立ててる6000円の社内会費は返却しないとか。

労働基準法無視嫌がらせオンパレード

知識があれば有給取れるし、会費も返ってくるが。

そういう知識もない奴らが残っている。なんなら仕事を辞めるのに有給取るなんておかしい、お世話になった社長に対する攻撃だ。と思ってるぐらいの集団

おかしい連中がこき使われてるのがSESだよ。

すさまじく頭が悪いから一緒に仕事したら嫌になると思うな。

肉体労働、何より人脈が育たない

生涯下級労働者ばかり集まる層に認知評価をされても他の展開に活かされない

退職後につながりがない

文字通り時間の切り売りでしかない

2023-03-16

東北人のハイコンテキスト文化に耐えられない

増田発達障害なのか、主語述語5W1Hすべてが文章に含まれていないと話が理解できない。

一つでも省略されると混乱する。

仕事の都合で今は東北に来ているのだが、こちらの人たちの話はハイコンテキストすぎて何を言っているのかわからない。

寒いから喋りたくないのか、シャイから喋りたくないのか、ワイが嫌いだから喋りたくないのか知らないが、相手に「察して」を求めるのはやめてくれ。

例えば、東北の人の多くはありとあらゆる語を省略して話す。

例文:「●●さんは3月末で会社退職するそうです。」

これを、東北の人は、「辞めるんだって」で済ませる。

嘘かと思うかもしれないが本当の話だ。

誰が・いつ・何を辞めるのか、さっぱりわからないので、説明を求めるとかなりめんどくさがられる。

しかも、増田は耳があまり良くないので、東北の人のボソボソとした早口を聞き取れない。

すみません、聞き取れないのでもう一度おっしゃっていただいてもよろしいですか。」とお願いするだけで機嫌を損ねてしまうのでめんどくさい。

仕事の都合上、あと数年は東北に住まなくてはならない。

とりあえず、

1.補聴器を買う

2.発達障害の診察を受ける

この2つは検討中なのだけれど、他にいい対策があったら教えてください。

東京都知事百合子の犯罪:都とColaboの契約財務局長が知らないのは嘘

https://anond.hatelabo.jp/20230316091837

https://shinjukuacc.com/20230316-04/

なぜ財務局が知らないというのが完全な嘘なのか。

それは人事異動から明らか。

これによると2020年7月13日に財務局長に就任した潮田勉氏が翌・10月24日に「退職」し、そのまま東京都副知事(4人のうち序列3位)に就任10月25日付で保健福祉局長だった吉村憲彦氏が後任の財務局長に就任していることがわかります

「保健福祉局長財務局長」、「財務局長→副知事」、という人事異動を見ると、吉村憲彦財務局長(前保健福祉局長)、あるいは前財務局長で都知事の側近である潮田勉・副知事が、「東京都若年被害女性支援事業」の概要を知らないはずはないと見るのが自然でしょう。

財務局長の吉村憲彦が知らないはずがない。

さらに彼が異動してもなにもしなかった以上、財務局も明示ないし黙示で福祉保健局の違法さを追認している。人事異動からしても都知事も知っていて異動させている。

しろこれは褒賞人事であり、コラボ、ぱっぷす、若草プロジェクト、BONDプロジェクトを通過して税金泥棒させていた。

それが小池百合子都知事だ。

結局セルフケアって人によってバラバラで明確な答えが出なかった

セルフケアが足りないことと人生が詰むことと必ずしも関係ないのに、この2つを直結させる勢力理解できん。

セルフケア=丁寧な暮らしとか自分へのご褒美とか、そんな甘っちょろいことで人生で抱える致命的な問題解決するわけがない。こんなセルフケア、足りても足りなくても人生詰むときは詰む。ガンになりやすくなる生活習慣はあるが、それをせずにいくら健康に気をつけててもガンを防げるとは限らない。ガン患者に対して「お前は自己管理ができていない。けしからん」と上から言い放つんだな?

セルフケアだといって心をいたわるためにブラック企業退職して休んだ結果、再就職が難しくなり永遠に職を得られないかより悪い条件に甘んじるしかなくなることもある。だからこの場合は単に退職して休むのが正解ではなく、ボロボロの心身に鞭打ってブラック企業にしがみついて収入を絶やさないことか退職して休まずに自己研鑽をして再就職に備えるのが正解だ。セルフケアによって訪れる不幸な末路を予期してそれを避けるための行動もまたセルフケアといえ、それを怠ればすなわちセルフケアが足りなかったということだ。わけがからない。

セルフケア」に何でもかんでも意味を詰め込むことができるから、これで他人断罪しても何も言っていないも同然だ。だから自分についてセルフケアを語るのは勝手しろよ。

anond:20230316124044

横だけど、「俺にとってチームメンバーと信頼しあえるのが最優先、いいリーダーでありたい」とか言った口で、ある部下が自分の思い通りにならないのをいいことに更に上の管理職がいない人前で小一時間責めるの頻繁にやったり、色々強烈なパワハラして退職に追い込んだの見てるから、複雑な気持ちになった俺もいる

被害者もその辞めた人ひとりじゃないのに、管理職は何にも対処しないか管理職への不信感も増してる

anond:20230316112108

だってねえ、その押印していい(契約書の取り交わしをしていい)ってちゃんとした決済・証拠が無いのにやっちゃったって、担当者は最悪一発クビ(事実上退職勧奨)があり得るからねえ……

転職先を決めずに退職。焦る気持ちも持ちながら空白の14年を過ごしたら、次の道がない

手書き風チラシの家庭教師バイトした話

コンビニかにある「勉強苦手な子ほど成績UPできる!」みたいなチラシのところ、あれは本当やめたほうがいい(申し込む人働く人両方とも)

ネットだとすでに有名な話なのかもしれないが、個人特定されないところで誰かに伝えたいと思ったので書く

もともと塾講師バイトしてたけどもっと給与高いところで働きたいと思って、軽い気持ち求人に申し込んだ

するとそこは、高額な教材をご家庭に売りつけることを主目的とした会社だったのである

もちろんご家庭に家庭教師は紹介するが、その前に営業をして高額な教材を売りつけている。その教材を使い指導をするのが家庭教師仕事

しかし基礎からの復習が必要な子にテスト予想問題みたいな教材しか販売しないなど、売るだけ売った感が強くて、もうこれどう指導すればいいんだよ感

学校のワークや教科書があればいいが、こういう生徒に限ってワークや教科書学校に置きっぱなしなのである

あと本部基本的放置指導料は親から受け取った分をそのまま貰えるが、払ってもらえない場合給与なし。マニュアルには「何度言っても払ってもらえない場合本部へご連絡ください」って書いてあるけど、まずは自分で催促しなくてはいけないってことだ

会社にとって家庭教師は本当オマケみたいなもんなんだろうな~~

とまあ色々と「これは縁を切ったほうがいい」と思わせることが多かったのですぐにバイトをやめようとしたが、会社側は「会社への損害賠償を払え」と脅し口調で言ってきたので、弁護士退職代行を頼んだらそれっきり連絡は来なくなった

2023-03-15

退職済の会社の後任から日付またいでLINEきたんやけどこれちょっと怒るべきか? 心の中で30回位スプラッタさせとる 教えたし上司に聞け、あの人上司にいい顔しようとしてこっちをいいように使って知らん顔してそうなのが気に食わんのよ目覚めの悪い朝を迎える私は内心でモーニングスターを手にしている 明日までに転職書類3つ仕上げたいねんけどな!!!

2023-03-14

anond:20230314143303

入社後1年で会社が買収されパワハラ役員が来襲。

現場社員からの不満を吸い上げ、パワハラ疑いのある言動に注意を促すよう上層部に取り計らうも相手にされず

読んだ感じ、その役員パワハラをやってるのは確実っぽいから、まずは録音なりメモなりでパワハラ証拠を溜めるところからスタートかなぁ。で、その証拠を持ってもう一度上層部にかけ合って、それでもダメなら然るべき第三者機関(具体的にどういうのがあるかはちょっとからないけど)に相談するとか?

普通に辞めるよりよっぽど労力が必要だし、多分さらに針の筵になるけど、そこは正しいことをやってるんだという強い気持ちを持って借金を返すためにも(辞めたくないなら)居座るしかいかな。退職勧奨も全部断って、嫌がらせ解雇等されたら(メモ等の証拠を持って)初回無料相談やってる法律事務所なり法テラスなりに相談しに行く感じで。

anond:20230314143303

クソ私大文系ギリギリ卒業した程度の頭では全く内容が理解できないまま初日から客先常駐

もちろん何かがわかるわけもなく、ただただ罵倒される3か月を送り、速攻で退職

いいお客さんだと思う。社内政治的に業者から員数合わせで派遣されてきたなにもできないやつを座らせておくことがある。座らせれているのはかなり高い割合ヤバイやつなので関わらないようにするのが普通。声をかけたりしない。目も合わせない。怒るとかそういう無駄なことは絶対しない。会話する人がいたとしたらその人はものすごい聖人君子なのか変人なのか暇人なのかそのぜんぶだ。

急募】こどおじの悩み、聞いてくれ(追記あり

多少フェイクも入れながら。

スペック

・年齢:今年33

独身

年収310

関東在住、東京勤務、こどおじ

免許なし(視力問題原付までしか取れないが、障害者手帳は取れないレベル

経緯

新卒で入った会社長時間労働やらなんやらでうつ病になる。

ストレスから逃避するため、150万ほど消費者金融クレカ借金をこさえる。

③それでもストレスから逃れられず、逃げるように転職を重ねる。

社歴

新卒入社学習塾(7年)年収320万

いわゆる室長さんというやつをしていたが、売上を上げることに必死上司と成績を上げたい俺の意見対立

元々ADHD気質(のちにグレーゾーン診断)があったため書類ミスが多かったこともあり会議での吊し上げは日常茶飯事であった。

同じような状況は同期の中でも結構あって、40人いた同期が半年10人になる。

「なぜだ・・・なぜだ・・・」を繰り返しているうちにうつ病発症

ストレスから逃れたいあまりに飲み歩くようになり、風俗かにもハマった結果、

よく考えずに150万近く借金をこさえ、その返済によりさらストレスを増やすスパイラル

結局うつ病悪化したため休職して、本社へ異動。

若干の愛社精神はあったため「こういう状況を減らしたい」と法務や総務を担当していたが、ここでも注意力散漫でミスを連発。

針の筵となり、逃げるように転職を決意。

転職1回目:SE(3か月)

「未経験からSEになれるよ」という知人の紹介でSES企業転職

ここでも深く考えずに転職したため、社内教育ゼロ。自学でなんとかやろうとするも、

クソ私大文系ギリギリ卒業した程度の頭では全く内容が理解できないまま初日から客先常駐

もちろん何かがわかるわけもなく、ただただ罵倒される3か月を送り、速攻で退職

転職2回目:中小企業人事・総務(1年) 年収280万

塾勤務時代バイト採用などをやっていたので、人事・総務関連を担当

わりかし順調に勤務していたがコロナの直撃や、部下が社長愛人だったことが発覚。

その部下が起こしたミス(各種連絡漏れ書類ミス等)を隠蔽し、全て俺の指示だと主張。

反論するも一切聞き入れられず、半ばクビ同然で退職

転職3回目:中小企業バックオフィス(1年半) 年収310

エンタメ系の中小企業でバックオフィス全般(人事・総務・広報)を担当

ある程度ノウハウはわかっていたのと、立ち上げ直後の会社だったこともあり比較的高評価をいただくも、

入社後1年で会社が買収されパワハラ役員が来襲。

現場社員からの不満を吸い上げ、パワハラ疑いのある言動に注意を促すよう上層部に取り計らうも相手にされず、

「バックオフィス無能から現場が縛り付けられる」論でボコボコにされる。←今ここ

現在の悩み

①正しい仕事をするにはどうしたらいいのか

「正しいこと、胸を張れる仕事をしたい」とは思っていて、しかし先述のパワハラ等、

社会的に見て「悪いこと」を指摘できないことが非常にストレス

辞めたい気持ちもあるけど「また転職?」という気持ちもどこかであって。

諸氏がこういう気持ちをどうやって乗り切ったのか知りたい。

借金どうやって返してるか教えてくれ

恥ずかしながら「大人としてやっておくべき」と認知されることがほとんどできていない自覚がある。

親もそろそろ安心させたい気持ちもあるが借金持ちだし、

まあまずは借金返済かと思っているが、今手取りが22万くらい。

150万くらい(これが返せてない時点でお察しだけど)返したことある人、アドバイスくれると嬉しい。

まあそもそもこんなことを増田で聞いてるからお前はこどおじのゴミクズ野郎なんだ、

と言われれば返す言葉もないのだけど、こういう経験をきちんと乗り越えるにはどうしたらいいのかわからない。

鵜呑みにするだけじゃなくて自分でも考えながら浮かばないことが多い。

何も返せなくて恐縮だが、助けてくれ。

3/14追記

ブコメトラバありがとうちょっと仕事トラブルがあり全部は見れていないが、

あとでコメント等返させてもらおうと思う。

それから地方東京か書け」というのがあったので、追記する。

3/15追記

人気の記事一覧、みたいなのに自分記事があってびっくりした。

本当にみんな色々な言葉をくれてありがとう。できる限り返信させていただく。

要約が下手くそで読みづらいかもしれないが、ご容赦いただきたい。

親に借りて返済すれば?
公共相談窓口、弁護士と等々に相談すれば?
借り換えすれば?

親に借りる、という選択肢は残念ながら取ることができない。

実は1度目のうつ病の際に借金概要は両親にも打ち明けているが、その際両親も多額の借金を背負っていることがわかった。

概要は伏せるが、祖父仕事上で横領などをやらかしたらしく、それを父が肩代わりしたと聞いている)

この時両親とは「追加で借金をしないこと」「風俗通いをやめること」をそれぞれ約束した。

弁護士等の相談は正直ハードルが高いと思っていたが、増田諸氏のコメントを見て考えを改めた。

借り換え等を検討して、一番無理のない範囲での返済計画を立てようと思う。

自力での計画が難しいということは体感理解しているつもりなので、少し相談先を調べてみる。

「正しい仕事」にこだわらず、どこかで折り合いをつけるべきだ
会社における正しさとは権力のことだ
認知行動療法を試してみては

これに関しては確かにその通りだ。自分無駄なこだわりに自分で苦しめられていると思う。

自分文章にしてみて気が付いたんだけど「折り合いをつければいいのはわかるけど、どう折り合いをつければいいんだ」という部分で悩んでいたのかもしれない。

勉強不足と言われればそれまでだが、認知行動療法というもの名前だけ知っていた。病院に行って聞いてみようと思う。

その手取りで返せないってどういうこと?
風俗通い辞められてないよね?

結論から言うと、散財癖が治せていないからだ。

コメントにあった家計簿アプリ自分の出費を調べてみたんだけど、使途不明外食衝動買いなどの出費が10万以上あった。

家には5万入れていて、残りから借金返済するわけだがご指摘の通り利子だけ払うみたいなことが続いていた。

「だから借金減らねえんだよ」と言われたらその通りだ。返す言葉もない。

ただ風俗通いだけは辞めた。キリがないので(だからどうした、と言われたらこれもまた返す言葉もない)。

強制引き落としは確かに良さそう。今月からやってみることにする。

風俗は正しい事なのか?
自分勝手、独善じゃない?

うーん。「俺の状況だと」風俗通いは正しくない、と思う。

風俗という仕事正当性みたいなのをここで論じてもしょうがないと思うし、そういう立場にもないので。

自分勝手というのは確かにその通りだと思う。

パワハラやらなんやらがあると自分気持ち悪いし仕事が大変になるからなくしたい、と思っているだけだから

自分のことは棚に上げて何を言っているんだというのも確かにその通り。俺が逆の立場ならたぶんそう言う。

少なくとも「仕事において」ハラスメント不正は見逃されるべきではないよね、と思っていてこういう書き方になった。

うまく言えなくて申し訳ない。

anond:20230314133732

あんポンポン転職繰り返してるとあれだけど、「事前に聞いてた話・条件と違った」で退職理由にはじゅうぶん妥当と認められるので抜けるなら早い方がいいぞ。

あとそこそこ真面目な社風・人事の会社だと「聞いてた話と違う」で辞められないように話せる範囲でなるべく正直に話してくれるから、アレな会社を多少は防げる。

愛情より責任感で人間関係やったほうが上手くいくのではないか

自分子どもができて周囲から子ども可愛いでしょ」とか「親の愛は尊いよね」的なこと言われるけど、子どもに対してあれこれ世話焼いたり金使ったりするの、せいぜい愛情3割責任感7割ぐらいだということに気づいた。

思えば、職場人間関係もそこそこ良好だけど、これはチームを円滑に動かす責任自分にあるからできてることで一緒に働く人間に対する個人的思い入れなんてのがまったくない。

退職するとしても「ふーん」って感じで、別の会社に行った元同僚にまったく興味がない。(業務上つながりができたらまた別)

愛情友情は冷めるし容易に憎しみに変わるけど、責任感って案外盤石だと思う。

なんか、義務教育って集団生活の中で人間関係を教える意義もあるんだろうけど、あらゆる人間関係を好悪ベース感情ベースに持っていこうとするからいじめとか起こるんじゃないかと思うわ。

クラスの一員として、クラス雰囲気をよくする責任がそれぞれにある。だから、嫌いな人がいても表面上は上手くやりなさい、好き嫌い教室に持ち込むな」ぐらい言っていいと思う。

2023-03-13

私の計画的転職談を聞いてくれ

仕事web屋。30台後半の女で、これまでに5回転職した。

結果、周りからジョブホッパーだと思われてて、一昨年入社した今の会社もそろそろ辞めると思われてる。

こちらも何も考えずに転職繰り返してるわけじゃないし。毎回言われてさすがにイラっとしたので弁明という名の愚痴を吐きたい。

まず、私が転職繰り返してたのは待遇を上げるため。

web業界って転職給与立場をあげやすい。

50人もいない中小だと長く勤め続けて給与待遇コンスタンスにあげるって難しい。スキルアップして昇級するっていうのも手だけど、給与が低いとスキルアップするためのお金が捻出できない。

参考書一冊買うにも結構覚悟がいる。

もちろん会社によっては参考書は経費で落ちたりしてたけど、退職時に返却しないといけないし、共有物だから蛍光ペン引きづらいし。色々と面倒なので私は自分で買う派。お金に余裕がないとスキルアップ自体厳しい。なので、長く勤めても給与が上がらないなら、いっそ転職してしまって給与を上げて、若干生まれた余裕をスキルアップに注ぎ込むのがいいと考えている。

現状、転職して待遇下げたことはない。毎回上げてるし、給与的にも同世代男性平均よりも稼げているので効果あると思う。

次に新しい業務チャレンジをするため。

やっぱり会社上長によって得意不得意があるので、チャレンジしたい業務があればいっそ会社を変えた方が早いことがある。

企画提案をやりたいとか、華やかな案件やりたいとかね。この次の段落にも絡んでくるんだけど、web業界は30半ば超えると急に転職しづらくなるから何がなんでもやりたい業務じゃなければ1年半から2年くらいで適正判断していいと思う。出来ないことを限界まで粘って頑張ったとして、ポートフォリオに大したこと書けないくせに年齢だけ重ねることになって最終的にマイナスだと考えてる。

最後に年齢の問題

web業界って若い管理職ゴロゴロいるので30歳後半くらいから急激に入社ハードルが上がると感じている。専門性高い人ならともかく、20歳後半のリーダーからすれば10歳近く上の年齢の人を採用するって結構勇気がいる。

実際、私が20代の時に45歳くらいの部下ができて辛かった。その時は上司にあてがわれたから面倒見てたけど、自分面接するなら絶対雇わない。役職なしの採用は30前半までが入りやすいと思う。

なので、30代からは定年まで勤めたくなる会社というのもポイントにして転職活動してた。

結果、一昨年ようやく定年まで勤めたい企業に入れた。辞めさせられない限りはしがみつく覚悟を決めてる。

というか、人間関係がうまくいかなくなったら地方転勤で労働環境を変えれたり、チーム移動して違う業務に関われたりとか、退職回避可能職場を選んだ。

そういう勤め方が可能な規模の会社に入るために転職繰り返してキャリアアップさせてきたと言っても過言ではない。

前の会社の友人たちにこの考えを説明してもジョブホッパー言い訳って見られるのがムカつく。

「今のとこ2年くらい経つし、経験積んだからそろそろ転職するんでしょ?」とか言われる。

まあ、給与が上がらないだの、採用時に聞いた業務をさせてもらえないだの文句言いながら何年も辞めない人たちなので全てを理解してもらえるとは思ってないけど。

給与低いけど今のチームメンバーが好きだから他のメンバーが全員転職しちゃったら辞めるとか、1年後に検討するつもりとか言ってる余裕があるなら求人情報を見た方がいいと思うんだけどな。

適応障害になってから1年

30代、プログラマ。体調が悪くなり、仕事休み、様々な病院へ行った。

内科脳外科。心療内科に行った。

その過程で倒れて、救急車で運ばれたが、そこでは特になにもなく即日退院となった。

心療内科では、適応障害という診断がおり、休職したが、それからも私は仕事がまともにできなくなったと思い、結局退職することにした。

薬は鎮痛薬が処方され、それを飲み、横になる日々を送った。

よく考えたら、プログラムもめちゃくちゃ好きな人に比べたらそうでもないじゃないか

横になっている時にそんなことを考えた。

今は、少し回復して違う会社アルバイトをしている。

先生はえいね、と言う。

私の内のサイコパス的な声が語りかける。

お前はもう頑張ったじゃないか。今死ね保険金の条件もクリアしているし、何より働く必要もない、経済全体が良くなる展望もないじゃないか、と。

強盗をしてでも生きるべきなのだろうか?

人生、頑張って得たいものがあるだろうか?

死ぬ必要性はあるのだろうか?

ない。ない。……ないはずだ。

得たいもの平穏人生だ。ただ、働いている限り得られそうにないのだが。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん