「組合員」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 組合員とは

2022-06-27

ここ何年かはてブホッテントリしんどい

数年以上前は、「就職氷河期世代社会全体としてどう手当てしていくのか」というのは社会的に重要テーマだと共感していたので、

氷河期の辛さとか「こうやればキャリア確立できるよ」「資格とって現場経験積もう」みたいな話題をみても、「なるほど」という納得感があったし共感もできた。

ここ2,3年は、自分がLGBTQとかジェンダー論にイマイチ共感できないせいで、なんか話題が近視眼的な感じで重箱の隅のように感じて

全然共感できない。

これは職場労組のビラなんかにも同じことが言えるのでいわゆる「はてサ」の活動の人たちの社会への訴求ポイントが何かおかしい、少なくとも自分にはわからないということかなと思う。立憲民主党ちょっと前大々的にLGBTQとか言っていたけど、正直なんのことか全然からなかった。

普通に組合員権利確保の闘争をしてくれれば応援できるのに。正社員派遣社員請負社員女子バイトとか分断統治されてて意味からない

2022-06-15

anond:20220615180226

できないよ。工場組合員は協約して雇うのでいきなり首にしたら裁判になります

2022-05-17

共産党議員も顔が良いって言ってなかったっけ…?

と思ってきちんと調べたら似たような事言ってるのは社民党福島瑞穂後援会長だった

もし俺がここら辺で勘違いしたままコメントした過去があったら怖いな、ごめんね共産党…と思った

https://twitter.com/satakamakoto/status/1505680585603182598

佐高信

@satakamakoto

20日の社民党大会でおもわず連合芳野会長は男を見る目がまったくない」と叫んだ。ヒトラー発言問題になった自民党麻生太郎とは会うが、共産党志位和夫忌避するのだから、そう言わざるをえない。連合自民党連合したのだ。組合員はそれに従うのか。私は福島瑞穂後援会である

午前8:00 · 2022年3月21日·Twitter Web App

2022-02-17

連合フリーランス支援4月電話相談など取り組み

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220217/k10013487921000.html

年間数万円の組合費取られている身としてはなんかもやる。

きちんと組合員の待遇改善労働分配率改善の闘いをしてほしいのに

結局 正社員請負社員派遣社員パート分断統治されて、正社員既得権をなくせ!

同一労働同一賃金だ!って足の引っ張り合いしてるのばからしくないですか。

組合ダイバーシティとかインクルージョンとか女性の権利とか言ってて

性的多様性を認めようとか焦点おかしいと思うんですよね。

2022-02-10

 島根密漁問題の闇が思ったより深いので書いておく

密漁されても漁協告訴しない 5年間で1件も罪に問えず 「対応してくれない」漁業者危機感

最初は妙なニュースだな、と思ったんだが。

記事に書かれている「JFしまねの岸宏会長」をなんとなく調べた結果、とんでもない不祥事引き起こしいたことがわかった。

密猟告訴されてないのもこの会長不祥事が遠因じゃないのか。

JFしまねの岸宏会長」という人物は「全国漁業協同組合連合会」も兼任している。

JFしまねの会長を15年、全漁連会長を8年。日本漁業に多大な影響力を持ってると言っていいだろう。

報道記事を調べて時系列作ってみた

2009年07月20年03月 JFしま境港支所 総務部長による横領が10年以上に渡って行われる

202012月 組合員が岸会長損害賠償提訴

      ※岸会長が経費と認められない旅費や交際費を1000万円を使い込み

       そのために法人税消費税の決済を怠って延滞税800万円が必要になった、など

       公になってるだけでも少なくとも6000万円の損害があるとされる

2021年05月 横領事件を起こした総務部長を懲戒解雇

2021年07月 島根県JFしまねに業務改善命令を出す

      JFしまねが島根県提訴業務改善命令取り消し求める

2021年10月 県がJFしまねに役員改選命令 

      横領事件の元総務部長が逮捕される(横領額は5700万以上)

      横領事件の報告を怠っていたとして岸会長に50万円以下の過料を課すよう松江地裁申し立て

2021年11月 JFしま役員による臨時総代会 幹部20人の解任案の議決

      解任案が否決される 会議の内容は非公開

2022年01月 業務改善命令取り消し求める裁判…JFしまねの訴え棄却

      組合口座から不正現金引き出し横領 初公判職員横領事実認める

      島根県横領事件の発端となった経理や決済事務の不備が改善されてないとして、JFしまねに報告を求めた

横領事件もひどいが、岸会長自身も使い込みをしていて、組合員損害賠償提訴されている。

トップが使い込んだ結果税金滞納して延滞税採られる組織ってなんなのよ。これが漁協連の会長だぞ。

明らかにおかしいから県から業務改善命令出されるも、それに反発。逆に裁判を起こして県を訴える。

仕方がないから県は会長とその取り巻きを外すべきと、役員改選命令を出した。

それによってJFしま役員による解任案が出され臨時総代会が開かれたが、解任案を否決。

要するに「漁協連のトップ地元漁協役員をクビになりかけて、必死抵抗してる」わけ。

会計ボロボロで手がつけられないから、密漁告訴なんてできるわけ無いわな。

2022-02-06

連合と労連と労協について

昨今の連合を語るにはこれらの組織の違いを知っておかなくてはならない。

元々総評だの同盟だのという組織があり、4つの組織が集まって1989年に結成されたのが連合であるわけだけれども、その連合に対して反共主義労使協調御用組合であるという批判をして設立されたのが労連、労協である

連合

 支持政党:旧民主党

 だいたいの大手企業で第1労組になっているはず。御用組合みたいなもんだけど、役員とかは会社政策より政権交代に心血を注いでる。これまではアベ憎しって感じだったけど、立憲推しでは組合員を動員できなくなってきており、岸田さんは仲良くできるかも?みたいな空気感がある。経費で遊ぶのでJC民主党版みたい。

 連合と立憲の問題においては、連合としては組織設立の経緯から行けば、後ろ足で砂をかけられたやつらのと手を組め(しかも、共産の方が助けのヒーローのような立場で)となると、面子にかけて認めるわけにはいかなかったんだろう。

■労連

 支持政党:共産

 毎シーズン最低賃金には1500円必要調査結果が出た!とかで活動してる人たち。統計に基づくとか言いつつ、要は共産党なので、結果ありきのやり口に見えてしまうのは悲しいところ。でもはてぶでは毎回ブクマがつくのでなんなんだろうね。

 ほとんどの企業ではバックの問題もあって縮小傾向になっており、幹部高齢化が進んでいる。退職した昔から活動家が契約社員訴訟とかをバックアップしているような感じのイメージ

■労協

 支持政党:社民党…?

 社民党がこんなことになっていて、?をつけた。連合には反対だが、労連(共産)には相容れないという人たちで作られた。

 昔は結構過激なところがあり、界隈を賑わせたところがある。大阪では先日も警察前で逮捕された仲間を解放するようにデモをやっていたとか。

 社民党の勢いを見ても明らかとは思うが、いかんせん縮小傾向には抗い難くという状況と思うが、労連と違い、身近な例がないので、有識者は補足してくれると助かる。


結局、どこも党派性政治が優先されるので労働者に寄り添った地位向上には??というところだと思う。

2022-01-13

ちょっとぉ!連合~!

あんたらがヌルいことやってるから立憲がまた踏み外しそうじゃない!

あんたらの組合員って結構ミーハーなんだからポピュリズム的に「こんなことしたら選挙運動に動員出さないぞ」ってこまごま注文つけてコントロールしていくんでしょ?

でないと維新を強くするだけだよ。国民流れるからいかーとか思ってたらダメだよ。

ただでさえ、リモート推進やフレックスジョブ雇用組織力骨抜きにされていってるんだから、こういうところでちゃんとしないと。




じゃないと組合潰すよ?

2022-01-11

「動員旅費」について

私の初任地は塩田中学校でした。そこに勤めて間もないときのことです。勤務が終り上田へ出て街を歩いていると駅前にひとが集まり集会を開いていました。何の集会だったかは忘れてしまいましたが、私も共感できる内容の集会でした。近づいてみると同僚の先生の顔が見えたので一緒に話しているうちに集会は終りデモ行進が始まりました。私は同僚と話しながら一緒に歩き、デモの終りまで付き合いました。そこで、同僚と別れました。

翌日のことです。職場長のT先生が朝会のあと、「昨日は動員ご苦労様でした」と集会の報告をした後で、「動員の順番ではありませんでしたが昨夜の集会田島先生が参加し、デモまで参加してくれたので動員旅費をお払いしなければいけないと思います評議員にお願いですが田島先生に動員票を書いてもらい支部に提出してください」と発表しました。私はそのことの意味がわかりませんでしたが、集会に参加するとお旅費をくれるらしいことはわかりました。

私が上田集会に参加したのは集会の主旨に賛同できたのと、同僚と話したかったのですから、旅費をもらう気など全くありませんでした。そこで、そのことを職場長のT先生に話したところ「組合主催集会デモに参加するときは旅費と日当が出ることになっている。他の人も旅費をもらっているのでそうしてくれ」と言われ、結局、後日その日の動員旅費と日当をもらいました。

それまで学生だった私は、安保条約改正反対などたくさんの集会デモに参加してきましたが、参加して金をもらうなどということは一回もありませんでしたし、予想したこともありませんでした。ところが、学生時代と同じ主旨の集会でも就職して組合に入れば参加者は順番に出席し旅費と日当をもらうということを知りました。

新任教師だった私は組合主催集会に出席すると旅費・日当がもらえることを知らず、そのことを奇異に思っていたのですが、しばらくすると、それが当たり前に思うようになりました。たしかに、わざわざ遠いところから長野松本集会バスに乗ったり自家用車で駆けつけてくるのですから、そのための実費を支払われるのは当然かもしれません。そうでなかったら、集会から遠い職場組合員は集会に出席するのが困難になります

労働組合に入らなかったときは当たり前だった自腹を切っての集会参加やデモ行進参加が、組合に加入してからは動員旅費をもらうのが当たり前になっていました。これも、感覚劣化、あるいは堕落のように思うこのごろです。

組合主催の催しであってもそこへの参加はできるだけ動員という形でなく、自主参加と言う形に変えていくことが望ましいと思いますが、それでは参加する組合員がいなくなってしまうでしょうね。

「『先生』と動員旅費」 長野長野市 上野誠版画館  「版画館通信」 2006年9月24日

http://hito-art.jp/nikki-6-9-24.htm

少なくともここに、実体のある証言者がいらっしゃるようなので、ぜひ取材してみて欲しいですね。

2021-12-31

問題職員の正しい辞めさせ方 2/10

A夫さんとの面談の日はすぐやってきた。先日と同じ面談室だった。

こちらは予定どおりの布陣で、A夫さん側は2人。今回は上司と一緒だった。「一緒に来てほしい」と上司に頼んだという。

あの時と同じく、だらしない恰好だったが、上司指導によるものか、前回よりは綺麗だった。ネクタイはまっすぐで、謎のシミもない。

「A夫さんですね。今年から人事~~として採用されました××と申します。前回、あの端にあるソファに座っていた者です……いきなりで申し訳ありません。A夫さん、今日はどうして呼ばれたかわかりますか?」

はい、なんとなく。処分のことだと思います

「そうです」

新聞自分のことを見ました。情けないです」

方言標準語に直したうえで、特定のおそれのある箇所を編集している。以下、職員の会話はすべて同じ処置を行う。

私のメモによると、こうしたやり取りが面談最初にあった。

会話のクッションを何度か挟んだ後、私はついに言った。

以下、主要なやり取りを抜粋する。

単刀直入ですが、A夫さんには退職の道を選んでいただきたいと考えています

「……ん?」

懲戒免職処分を下します」

「いや、いや、それできないでしょう!」

「市としての決定です」

労働組合は?」

組合関係ありません。組合に入っていようがいまいが、処分内容が変わることはありません。今回、あなた万引き窃盗という罪を犯しました。それだけでなく、過去社会人としてよろしくない行為、仲間から尊敬されえない行為を繰り返している。改善の見込みもない」

私は、A4用紙にプリントされた罪状を読み上げていった。その数は20件以上にもなる。

どうしてこんなものがあるかといえば、人事課のデータベースに、職員のさまざまな問題行為が毎年追加されているからだ。三十年以上前忌避行為であっても筒抜けというわけだ。

A夫さんは硬直していた。最初よりもはるかに緊張感に満ちている。睨むようにこちらを見つめながら、両手の指を組んでさするような手つきだった。

彼の上司は、何も言わずに片目でガラス卓の鏡面を見ていた。部下を庇う様子はない。

「なんとかなりませんか」

「なりません。しかし、総務部長とも話し合った結果、A夫さんが自ら退職願を出すのであれば、懲戒免職にはしません。通常どおりの退職となり、退職手当も満額出ます。これまで40年近くもK市のために働いてこられたんですから、この程度の寛大な措置(※諭旨免職)はあってしかるべきかと。そのうえ、今回は早期退職制度の利用を認めるので、割増退職もつます

組合相談します」

「わかりました。では、こちらがA夫さんが今回の処分に不服である場合の申し出のやり方を書いた資料になります。受け取ってください。それで、A夫さんがどうしても納得いかなければ」

「……はい

「K市は妥協しないので、後は裁判しかありません。判決でA夫さんの主張が認められた場合は、K市に残ることになりますが、今の部署は相応しくないと判断されるため、異動を覚悟してください。今のところは、〇〇課か〇〇センター(※一般的公務員にとって辛い労働をする部署不要判断した職員を、サイコパスと思しき管理監督者の元で働かせる。その管理監督者というのも、K市にとって不要人材判断されたため、同じく問題職員監視するポストに就いている。いわゆる蟲毒)を予定しています

組合にも相談しますし、嫁や子どもにも相談します」

「A夫さん。あなたは罪を犯しました。信用失墜行為です。全体の奉仕者としてふさわしくありません。繰り返しますが、本来処分懲戒免職です。しかし、法をそのまま適用すべきでない場面だとも判断されることから、これまでのA夫さんの功績を考慮して依願退職を認めるものです」

A夫さんは、不服申し立てに関する資料を受け取ると、そそくさと出て行った。彼の上司がその後に続く。

それからの1か月は、あっけないほど順調に進んだ。

まず、労働組合執行委員長書記長ほか数名が怒鳴り込んできた。彼らのスタンスはわかっている。怒鳴り声に2、3分も耐えていると、あちらも私達が本気であることがわかったのか、冷静になった。

組合としては、A夫さんは必要職員だというご認識ですか?」

組合員としてA夫は仲間だと思っている」

「知ってのとおり、A夫さんは信用失墜行為を犯しています。K市としては、彼のような職員はいりません。A夫さんが、自らの意思早期退職を選ぶのであれば問題ないですね」

当局がA夫を脅迫しているなら話は別である。もしそうなら、仲間として守らせてもらう」

「そうでないならいいんですね?」

当局は~」(以下略。何かあっても組合責任はないことの確認をしていた)

さて、労働組合本質政治運動にある。K市の組合もそうだった。加入者の毎月の給料から約3パーセント徴収し、その何割かを左派政党に納める。そして、プッシュした議員労働者寄りの政策を実現してもらうのだ。

職員労働組合――職員同士の互助会であり、組合員を不当な権力から守るという本来的な意味での組合活動は、それに比べると優先順位が低い。口には出さないが、彼らはそう思っている節がある。この事件の後で、団体交渉を何度も経験した私はそう直感した。

A夫さんは、別に組合にいてもいなくてもいい。組合費が入らなくなるのは惜しいが、当局(※労働組合経営者側をそう呼ぶ)に対して、「A夫さんをなんとかしてほしい」と交渉するまでの価値はない。とはいえ組合員のために戦った、働いたという実績はほしいので、こうして形だけの食い下がりを続け、ほどよいところで悔しそうに退散する。それが私が見た、一市町村労働組合の姿だ。

これ以降、私は計15人の問題職員退職勧告を行い、そのうち13人が実際に退職した(残り1人はK市を訴えた。もう1人は更生の余地が認められたので勧告撤回)のだが、労働組合最後まで食い下がって助けた職員の数はゼロだ。本気で当局私たち)を動かそうと行動に出た回数もゼロ。こうして辞めたうちの1人は、組合の元役職持ちだった。

彼らは、口酸っぱく、「当局当局!」と騒ぎ立てるだけだ。本気で争うつもりなどない。ただ組合員に、「当局は許しがたい行いをしている」と知らせるにすぎない。

交渉テーブルの上で、彼らはよく主張していた。「仲間をクビにするとはどういうことか」「同じ職員として恥ずかしいと思わないのか」「〇〇さんは十分市に貢献してきたはずである」と。しかし、同じ交渉最中に、「職員組合としては、免職処分の取り消しと引き換えに、このようなことできる~」などといったバーター提示や、「取り消さないなら現業ストライキを行うことを辞さないが~」(※公務員労働三権の一部しか認められないが、現業職員に限ってはもう少し広く(+団体交渉権と協約締結権)認められている。なお、現業職員であってもストライキは認められないが、一部の地方自治体では事実上のストが行われることがあるという)といった、交渉者としての態度が出てくることはなかった。

彼らは、組合利益が薄いと見るやいなや、交渉と見せかけた陳情だったり、見かけ倒しの規範論を繰り返すばかりだった。これは、まったく個人的感情になるが――それにしても気持ちの悪い連中だった。偽善と嘘ばかりを繰り返している。ああいう男らしくない連中には虫唾が走る



結局、A夫さんは、年度末での退職を選んだ。

何のことはない。あと数年で定年退職だったので、裁判で争うよりも、あと1年未満でいいので今の職場ゆっくりやりたいと考えたのだろう。正しい判断だと思う。

勝てるかどうかもわからない裁判を抱えて、勝ったとしても地獄のような部署で働くことになるよりは、早期退職を選んだ方が本人にとっていい。

今回の結果を受けて、副市長激怒した。私は電話副市長室に呼び出され、ほかの総務人事関係幹部職員と一緒に説教を受けた。

上述のとおり、市長から退職勧告を行うことについての了解は取っていた。以後、A夫さんが退職を決めた後で正式市長了解を取り、文書での稟議を回していた最中出来事だ。意思決定者の合意が先で、文書での伺いは最後民間企業でも一般的なやり方である

誤算の一つは、市長や他の幹部副市長に一声かけていなかったこと、もう一つは副市長同意しなかったことだ。主には、私がK市での仕事に慣れていなかったせいである。

・なぜ早まったことをしたのか?

市長相談したのになぜ私にしないのか

身分保障という慣行を破ってはならない。先人が決めて守ってきた大事ルールである

といった意見をぶつけられた。副市長とA夫さんが同じ年に入庁した同期という事情もあっただろう。ちなみに人事課長も同期だ。

ほかの幹部は、申し訳なさそうにしていた。私は堂々たる姿勢で、「K市にとって不要職員だと判断しました。罪を犯したのに反省の色もなく、最初面談ではヘラヘラと笑っていました……切るべきかと。市長もやってみろ、と言っていました」と答えた。

これらの台詞は、当時のメモを見返しながら書いている。そこまで間違ったものではないはずだ。私は確かに副市長に対して上記のような返答をしている。

こういう時に大事なのが『自信』だ。自らの想い、行動への信仰と言い換えてもいい――下の人間に好き放題やられた副市長からすると、自信なさげだと「悪意でやった」と思われかねない。越権行為であるからこそ、組織にとって正しいことをしたのだとアピールする必要があった。

目的はわからなくはない。理解はする。だが、こういったことをする場合は、私に事前協議するように。私を飛ばし市長のところに行くな。今後相談しなかった場合は、決裁の判を押すつもりはない」

それが副市長メッセージだった。その後、幾人もの問題職員諭旨免職によりK市を辞めることになった。副市長のところには事前協議に行ったが、判を押してくれたのは2人分だけ、A夫など比較にならないほどの悪に限って決裁の判を押してくれた。

『よくない人間を辞めさせることに利があるのはわかる。しかし、行政世界はそういうものではない。不合理に見えても、ここの大事ルールだ。みんなにダメだと思われている奴でも辞めさせるな。それが本当にダメな奴、組織にとっての癌だと、人間の目でいったいどうしてわかるというんだ?』

これは、私が要約した副市長の主張だ。

一応言っておくが、副市長の考えは正しい。ただ、私や市長の考えと合わなかっただけだ。公務員身分保障は、行政行為を円滑に回すための全世界共通ルールである。実際、公務員身分保障がなければ、社会制度をまともに維持できないことには私も同意する。

例えば、税務系部署にいる職員は、自らの裁量で税務情報システムログインし、市民課税情報を書き換えることができる。K市くらいの住民規模だと、上司もいちいち課税情報の変更をチェックできない。彼ら彼女らは、やろうと思えば不正ができる。

もし彼らの身分保障されていない(生活できないレベル給与水準簡単にクビを切られる環境権力者に脅迫されても守ってくれる存在がいない)場合、何が起こるのかを想像していただければ、副市長の言うことに理があり、私があくまで慣習への一挑戦者にすぎないことを理解いただけると思う。

https://anond.hatelabo.jp/20211231220516

2021-12-26

anond:20211226121946

それは小泉竹中の毒が回って、正規労働者派遣労働者分割統治されているから。

組合も全員救命ボートに乗れないことは分かっているが、職場に大量に派遣がいる以上

さら待遇改善せよと大声で言えなくなってしまった。

代わりにLGBT権利とか働く女性宴会で酌させるなとか、公共ポスターおっぱいとかパンツとか強調した絵描くなとか

争点が重箱の隅になってしまった。そういう小さい小さい話に世間からの支持が得られない。

立憲とか連合とかきちんと組合員の待遇改善労働分配率向上を戦い取っていくべきなのだ

2021-11-13

昨今のマスコミなどなど

例の10万円給付について、マスコミの論評が喧しい。

おおよそ、受給者側に立って、「この金はいらない」という声は聞こえない。

しろ、もらえてラッキー、と思っている人が多いのが、地方支店労働者工場労働者パート主婦層、契約社員層の声だろう。

けしからんと思っているのは、大卒でも大手企業勤務、マスコミくらいではないか。(財務省職員も含まれるかも知れない。)

まわりの空気マスコミ空気違和感最近感じているのだが、この原因は、マスコミ界隈の記者が、庶民から遠くかけ離れた存在になっているのではないか、ということだ。

これは立憲支持層にも言えることで、自民支持層にも言えることかも知れない。

国民の大半は大学にも行っていない人ばかりだ。関東以外の大学進学率を見れば一目瞭然である。(関東大学進学率も実際は大学と呼べないところも含まれているのかも知れないが。)

今のマスコミ界隈の記者は、当然大卒であって、下手をすると地方公立小学校中学校を通っていない層が多数になっているのではないか

これは霞が関にも言えることだし、世襲政治家にも言えることである

どうにもマスコミ論調が、お行儀のいい、学級委員長の指摘にしか聞こえないのは私だけではないだろう。

これは自民党の世襲議員で、地元地方と言いながら、東京の私学小中高で生活し、似たような人々としか付き合ってないグループと似ている。

まり、世の中が分断されているのではないか、と思わざるを得ない。

マスコミ衆院選議席数の見込みを誤ったのも、自らが見ている世界、周辺世界が、日本国内の広い世界と分断されているからではないのか。

私はこの点、公明共産には、根強い、幅広い支持層がいることでバランスが取れているのではないかと期待はしている。

ただ、公明は、根っから学会員(進行を通じて幅広い人々と付き合ってきた人であるはず)からのたたき上げ国会議員が少なくなってきているときく。共産も、組合員たたき上げ、あるいは民青同盟からのたたき上げ(有名大学ではないところからのたたき上げという意味。(運動を主導すれば、幅広い人々と付き合ってきた人であるはず))という候補が少なくなってきている。

やはり、味のある人物というのは、あらゆる層とも話ができる人物で、そういった人物政治を託したいものである

これは、マスコミにも言えることだ。

特に中央政治部の記者は、今まで関わったことのない人々との交流を、取材を通して深めて欲しいと切に願うばかりである。(地方勤務時代に原点を築くだけでも全然違うのではないかと思う。)

以上、地方在住のアラフォーオトコの戯言であった。

2021-11-02

anond:20211101192844

人材の質の違い(エグゼクティブ組合員)は俺も感じたことあるけど、

国の舵取りにリアルに携わっている立場の人々(失敗すると国が沈む)と、そうじゃない人々の違いと考えると、元々の性向というよりは結果的にそうなっているのかな、って気がしている。

いくら業績悪いからって、会社経営組合に任せて、ろくなことになる想像ができない。

この違いは有権者に与える印象でも結構デカいと思うんだけど、頭でっかちほどこの違いを自覚しないというか、対案出す出さないって話しよりは「お前の覚悟のほどを俺たちは信じられない」っていう無言の審判に気づいてないと思う。

2021-11-01

立憲民主党候補選挙ボランティアをして感じたこ追記あり

今回の衆院選東京とある選挙区立憲民主党候補ボランティア支援をした。

仕事ポスター張りや、ビラ配り、投票呼びかけ。

数年に一回ただの紙っ切れに人の名前書くだけで国が変わるわけねーだろ、と最近思ったので少しでも政治に参加しようと思って立憲のホームページからボランティア登録して参加した。

そこで思ったことがいくつかある。

立憲民主党自民党存在無しに成り立たない

立憲の候補者は、基本的に「みなさん、自民党の○○がこう発言したことを知っていますか?」「安倍元総理が~と言いました。皆さん、これでいいんでしょうか」など、

特に聴衆に向かって言いたいことが思いつかなかった時に、英語のWell...やYou know..., のごとく「自民党は~」がつなぎ言葉にしてしまっている。

自民党、と最初に言うことでそこからすらすら連鎖反応的に言葉がつながっていって演説っぽい文章が口からでてくる、そんな印象を持った。

立憲民主党候補自体は、それぞれ個人個人色んなモチベーションがあって選挙立候補しているわけだから、おそらく何も考えてないということはないと思う。

だけど、それにしても演説の度に「自民党」という言葉を使わないと演説にならない今の現状は明らかにおかしい。

これじゃまるで自民党がいなかったら自分達に存在意義が無いとでも言えるような状態だ。

もちろん、LGBTワーキングプア問題格差問題など、自身特に興味を持っている分野について訴えかけをしたいという本心はあるのだろう。

だけど、そういう個別問題駅前で訴えても、その問題当事者以外は関心がないわけだからどうしても共通の関心ごとをテーマ演説を組み立てないと話を聞いてもらえない事情もあるのだろう。

それは理解できる。

それでも、「自民党」という言葉を使わなければ演説が成り立たない今の立憲民主党の現状は若干残念に思う。

維新を参考にしろ、とまでは言わないが、せめて国民の極一部ではなく大多数がこれは変えないといけない、と感じていることを掬い取って演説としてまとめられないものだろうか。


現状の立憲民主党は、「我々はマイノリティの言うことは聞くが、メジャー問題に関しては自民党に言って」、という態度

LGBTや、自民党政治では声を聞いてもらえないマイノリティ意見私たちは聞きます!と演説でもよく言っているが、これはよくよく考えてみると、経済外交防衛等のメジャー問題については自民党に言ってくれ、私たちはそういう問題ではないもっとマイノリティの少数派が抱える問題に対する意見を優先して聞く、ということだ。

立憲候補の辻立ち演説にも数回参加して話を聞いていたが、こうした印象はさらに補強された。

この態度が彼らの本心であるならば、むしろ今回の衆院選立憲民主党は実は議席を余分に取りすぎているということになる。彼らは今回おおよそ衆議院議席の1/5を獲得した。

だが、彼らが相手にしているLGBT特殊事情を持つマイノリティの数を考えたら、本来の適正議席数は衆議院議席の1/10に満たないのではないか

国民10%に満たないマイノリティの声を聞く政党、彼ら少数派の意見国会に届ける政党が彼らの本分であるならば、彼らは自民党ライバル、最大野党になれるはずがない。

そういう意味で言えば、2大政党制を目指すのであれば自民党vs立憲民主党という構図にはなりえないと思う。マジョリティ政党vsマイノリティ政党などという構図が生まれる訳が無いからだ。

それでも1/5の議席を獲得したということは、それはつまり彼らが相手にしていない層からの票を自民党批判によって得たということだ。

マイノリティを重視する政党なのに、議席ではマジョリティを目指す。これはやはり構造的に矛盾している。

マイノリティ重視政党議席マジョリティを取りたいがために、自民党批判を繰り返すことによって、彼らが自身の党のターゲットとしていない層からの票をかさ増ししている、そう言われても仕方がないのではないか

自民党候補立憲民主党の違い

上にはつらつらと立憲民主党への批判を書きはしたが、立憲候補選挙ボランティアを初めてやってみて、支援した候補には愛着というか、応援する気持ちは生まれた。

選挙ボランティアに参加するのも初めてだったし、最初普段生活では目にしないような濃い人たちがたくさんいて面白いかも、という好奇心動機だったが、そういう意味では参加して良かったと思っている。

彼らの良いところを上げると、やはり他人に優しい人が多い点があげられる。自民党候補演説比較すると、自民党候補場合演説内容が若干攻撃的で危機感煽り、いわゆる扇動するような印象が強かった。

そういう演説は傍から見ると心強くもあり、決意や覚悟を伺わせるものがある。こうしたことから基本的には自民党候補エグゼクティブ取締役クラスというイメージが強まる。

実際、立憲民主党候補自民党候補の印象を眺めると、自民党候補場合会社員をやっていても役員クラス以上までのし上がりそうな我の強いタイプが多く、立憲民主党候補組合員クラスというか、取締役はいなさそうな人が多い、という印象になる。自民党候補エグゼクティブ感は、正直言って洗練されていると感じた。やはり一定規模の組織組織構造の上部にいるような人間はある程度のカリスマ性というか何等かのテクニックを持っているような印象だ。エグゼクティブ感のある強者サポートしているジブン、取締役クラスの大物の子であるオレ、というポジションは多くの小市民にとっては心地の良いものであるに違いない。

それとは異なり、立憲民主党候補は、言葉自体は強い言葉を使って批判したりすることは多いが、やはり「優しい」雰囲気がある。しかし、この雰囲気自体は私は非常に好きだと感じたし、こういう優しい人達マジョリティである世界で生きていきたいと思う自分に気づいた。「取締役クラスの大物の子であるオレ」というポジションとは異なり、他人に優しい、いわゆる弱い奴と舐められがちな候補支援するジブンというのは人によっては受け入れられないだろうな、とも強く感じる。

学校生活で例えると、学年を牛耳っている大物がいるグループに入りたいか、そういう大物を批判して抵抗を続ける小グループに入って生活をしたいか、どちらを選ぶか、といった問題共通すると思う。

その結果、後者グループに入っても良いと考える国民の概数は1/5だったと考えると、なんとなくこの例えも的を遠く外しているわけではなさそうだとも感じる。


それでは立憲民主党はどうすれば良いのか

対案という言葉流行しているので、建設的な意見も残しておきたい。

国民の声を聞くための討論会意見交換会を4半期毎に行う。YouTube Liveでもいいし、どこかのセミナーホールを予約するのでもいい。

とにかく立憲民主党議員国民との接点をマスコミ以外の場で作ることが必要だ。現状大多数の一般国民にとって、国会議員というのはテレビしか見ない存在だ。

だが選挙ボランティアに参加してみて思ったのは、国会議員普通人間、そこらへんの日本人99.999%以上同じDNAを持った同種族のおじさんおばさんだということだ。

選挙演説では一方方向で候補者が自分の決意を流すだけだが、もし自分達の発言が直接議員に届く場があるならば、国民選挙政治に関する意識も私みたいに大きく変わる可能性が高い。

もちろん、そういう生の意見フィルタリング無しに直接ぶつける機会を作るというのは、あらゆる意味で高いコストがかかるものだということは承知している。

想定外質問にあたふたすることだってあるだろうし、個人的な怒りを個人情報織り交ぜてぶつけだすヤバい奴に絡まれ可能だってある。

そうだとしても、タジタジになった姿を仮に見せることになったとしても、それでもそういう場を設けるべきだ。想定外質問なんだから、痛いところを突かれることだってある。そうだとして、答えに窮するようなことになったとしても、

我々国民国会議員という人間が遠い世界アイドルではなく、我々と同じように高校大学に通って同じ空気を吸って物事考えてきた人間だと実感することはできる。

そして、これは自民党議員にはできないことだと思う。

彼らのエグゼクティブイメージは、その偶像崇拝的なイメージ戦略によって支えられていることが多い。想定外質問に窮する姿を支持者に絶対に見せられない大きな制約を抱えていると言ってもいい。

幸か不幸か、自民党議員比較すると立憲民主党議員には偶像崇拝的な「強い個人」というイメージが無い。これは長所と捉えて最大限活用すべきだ。

国会議員以外の党員組織化を真剣検討するべき

選挙ボランティアに参加してみて強く感じたのは、我々ボランティア立憲民主党議員達の目には名前も顔も知らないよく知らないおっさんおばさんとしてしか認識されていないんだな、ということだ。

ボランティアでビラを配ったりするのに使った時間は1日1~2時間程度だったが、いくら愛想よくビラを配ったり声掛けをしたりしても、通行人から悪態をつかれたり嫌な絡み方をされても基本は放置だった。

まり良い仕事をしたら評価するという姿勢も無ければ、不慣れな仕事に対して指導サポートをするといった体制が無い。

せっかくボランティアとして選挙のお手伝いをしに行ったのだが、正直これは何とかしてほしい。議員さんたちは議員さん達で話しかけられたり声を出したりするという自分仕事があるのでそちらにある程度集中するのは

しょうがない。だけど議員リーダーになるべき人物であるわけで、選挙ボランティアを集めておいて何の説明も無しにビラや立憲民主党ジャンパーを渡して、あとはいい感じによろしく、ではあまりにも仕事ができなさすぎる。まともな継続性のある組織であれば、新人がチームに入ってきたとき気持ちよく動いてもらえるよう丹念に説明をしてから仕事をしてもらうのが普通だ。この説明が無いと、新人てんでんばらばら仕事理解のまま、組織活動としてやっているのに個人責任活動することになってしまい、まともな組織にならない。

加えて気になったのは、ボランティアの数名が議員名刺を渡していたことだ。つまりしかしたら議員側の人達ボランティアというのはボランティアコネ作りのために下心をもってやってきているのであって、議員に気をかけて欲しかったら自分達が議員になるためにしてきたように秘書として仕事をしたり無償ボランティア名刺渡して顔を売って仲間に入れてもらえるようにそっちで努力しろ、と暗に思っているのかもしれないと感じた。

彼ら議員無償時間労働力提供しに来た選挙ボランティアに対して積極的感謝の意を示すことはなかったし(※訂正あり。文末参照)、次回のボランティアもお手伝いお願いします!と言うことすらなかった。

特に選挙最終日の日の最後の練り歩きで、次回のボランティアについても協力をお願いするのでもなく、なあなあで自然解散して締めの挨拶すら無かった点は、政党活動市民ボランティアから拡大していこうと日頃から口にしている態度とは大きく矛盾していると感じる。

これに関しては悪意があるというわけではなく、自分のことで精一杯でボランティアや他の重要でないスタッフに気をかける余裕が無かったのだと思う。しかしそれはそれで政党という一組織を作り上げる能力に少し欠けていると評価せざるをえない。せっかく支援しに来てくれている10人程度のボランティアすらまともに組織化できない国会議員が、どうやって政府与党になって何十万人もの官僚が属する組織を作り変えることができるんだ。

現在立憲民主党は、サポートを言明している有権者の1/10にも満たないマイノリティ層+自民批判浮動票という形で議席を獲得している。

立憲民主党明日からでもやらなければいけないことは、この浮動票順次立憲民主党の固定票へと変換していくことだ。そのためには、前者の特定マイノリティ層との対話だけを繰り返すのではなく、浮動票立憲民主党投票してくれたマス層に対して、党員になってもらうよう日頃から呼びかける活動もっと積極的に行わなければならない。

そのためには外交経済国防についてのメジャー政策についてだって国民一人一人と意見交換しなければならないが、立憲民主党がもしまだ少しでも与党として日本を率いていきたいと願う気持ちがあるのであれば、ぜひそうしてほしい。もし立憲民主党議員特定の少数団体意見のみを重視しマス層の国民意見を軽視するというのであれば、それは自民党陳情した方がよっぽど自分達の意見が国政に反映されることになるので、俺は支持することはできない。


最後愚痴を言わせてくれ

ビラ配り、練り歩き時に通行人おっさんから「お前、立憲民主党の奴なのか?だったらもっと大きい声出してちゃんとやんなきゃダメじゃない。こんなんだから民主党ダメなんだ」と言われたことが強く記憶に残っている。

いや、俺は別に立憲民主党党員でも支持者でもない通りすがりのただのボランティアなんだわ。お前はただ街に出て候補者にしょーもねーヤジ飛ばし投票するだけで終わりなんだろ?こっちは投票程度じゃ大して意味ねーと思ってるからこうやって政治活動あくまで無報酬ボランティアで手伝いしにきてるんだわ。なんで自分では政治活動全然しない奴が無給ボランティア政治参加してる俺らに高圧的に出るわけ?

民主党ちゃんとやれよ」じゃねーんだわ。そう思うんならお前もなんか手伝えや。なんか、俺は税金払ってるお客様、お前らは俺らの税金で飯食ってる株式会社立憲民主党社員、って勘違いして図に乗ってるオッサンに腹が立ってしょうがない。

お前は、アホか。

この件に関してもっと長文で思いの丈を吐き出してスッキリしたいのだが、本当に長くなりそうなのでここらへんでやめておく。

追記
訂正・謝罪

「彼ら議員無償時間労働力提供しに来た選挙ボランティアに対して積極的感謝の意を示すことはなかったし」

この部分だが、これは「ボランティアに来てやってるんだからもっとありがたく思ってほしい」という私の主観エゴが少なからず含まれている。

この部分に関して、立憲候補者側の落ち度のように書いてしまった点は訂正するとともに謝罪したい。

選挙当日の焦燥感最後の一押しといった高揚感の中で最優先で気を配る相手は聴衆・通行人であって、ボランティアを最優先で丁重に扱うべきという主張は後から考えると書きすぎだった。

また候補者側のスタッフから感謝の意は受け取っており、「感謝がない」というのは誇張でした。大変申し訳ございません。

色々な方のコメントを読んで思ったこ

どこか別の機会にまとめようと思うが、政党政治である日本国会選択すべき政党というのは、イデオロギーではなく「システムの優秀さ」なのではないかと考えつつある。

システムとは、国民自分意見を国政に反映するための組織体制、仕組みだ。そういう意味では、日本から批判さらされた自民党の二階元幹事長の構築した「陳情」という仕組みは

日本の国政史上かなり高いレベル有権者(一部の、だが)の利益を実現する仕組みだったかもしれないと感じつつある。(具体的な検証はしていないので、誤りかもしれない)

考え始めると長くなりそうなので、これ以上は別の場所検討することにする。

2021-10-27

票田としてのオタクの力

共産党表現規制問題オタクから総スカンをくらってますよね

で、思ったんだけど、ここで立民でも国民でも「ウチは表現規制はぜったいしません!」と大々的に発表すれば、

一気にオタク票が集まるんじゃないかと思うんだけど、なんでそれをしないんだろうっていうね。

もちろん、「TPO公共表現年齢制限などのゾーニングは別問題として議論…」ってのは、注釈としてあっていいと思うし。

これを一部の議員はともかく、党戦略として行わないってことは、オタク票を軽視しているってことだよね。

でも、実際のところオタクって票田としてどれくらいのポテンシャルをもってるんだろう?

 

そもそもオタクといっても定義が幅広いけども、

表現規制反対を党戦略として打ち出したこと投票する理由がそれなりにありそうな層」ってことで考えよう。

もっと簡単に言えば、今回の騒動で「改めて共産党はねーわ」って感じた層(かつ、投票に行く層)。

これが具体的に何万人くらいいるんだろう?

 

単純にコミケの合計動員数が75万人くらいいるわけで、重複を考えても少なくともそれくらいは見積もっていいと思う。

もっと広く考えると1994年ジャンプ発行部数は653万部で、ドラゴンボールスラムダンク幽遊白書で育ってきたよって大人が653万人はいるわけですよ。

そんで、よく票田として言及される対象農協があるけど、農家をやめた人も含む農協の正組合員で425万人、現時点の農業従事者は150万人程度にしか満たないわけ。

ちなみに日本の一大産業である自動車関連産業部品関係とかディーラーとかも含む)の就業者数で542万人、

公明党のバックである創価学会の会員数は「公称827万世帯」だけど、実態としては200万人くらいだと目されている。

 

これらの数字を考えても、オタクの票田って決して無視できるようなものではないと思うんだよね。

だってそこまで胸張ってオタクと言えるようなもんじゃないけど(漫画ゲームは買ってるけどアニメはここ数年見てないし)、

直接自分生活関係なさそうな夫婦別姓憲法改正より表現規制反対のほうが個人的にはプライオリティーが高いわ。

 

何が言いたいかっていうと、枝野か玉木は一刻も早く「表現規制にははっきりと反対、児ポだろうが犯罪だろうが非実在被害者不在の表現は、少なくともエビデンスなしに感情論規制したり、世論操作自主規制を促したりしない」と明言してくれ。

先にそれ言った方に票入れるから

2021-10-19

anond:20211019171722

自分が大きな組織いれば、組織票入れときゃ楽で良いんだよな。

からこそ、組織議員とかあったわけだけど。

連合も、自民とくっついても組合員100%良いことだけじゃないし、組織票の意味がなくなりつつあるのは悲しい。

2021-09-29

もっと若いパパの話では

25~33くらいまでの男性育休取得の話をしているように思われる。

啓発ポスターを見るに。社内的にも組合員じゃないと無理だろう

anond:20210929104645

2021-09-21

とある地方農家の現状と自動化

スペック

本州のどこか

兼業農家の息子

メインは米、野菜自家用道の駅に少し

 

なぜ書いたか

anond:20210921082503とそのブコメ共感しないので

 

こちらの田んぼ仕事の現状

基本、地区単位生産組合を作っていて、加入者で共同生産する

稲刈り機やコンバイン組合で所有

所有する田んぼの面積に応じて、現金で各農家成果物を分配

田植え、草取り、稲刈り等、作業に出た日は日当(8000~12000円)が出る

できた米は現金生産組合から購入(8月に何俵買うか注文する)

米の値段は組合員<JA買取一般向け

 

仲が悪く生産組合が立ち上げられない地区もあれば、

1人でやりたい変わり者(ケチが多い)、

次々と田んぼを買い漁って拡大している専業農家もいる

 

言いたいこと

ドローン農薬散布の実情

20年以上前から大型のラジコンで共同散布

地区ごとに散布スケジュールは決まっており、洗濯や窓を開けないよう注意を促すため、全戸に配られる

共同所有だと融通が利かなくなる

まり使いたいときはみんな一緒で共同利用しにくい

この辺が理解不能

今のラジコンが壊れたら次はドローンになるかもしれないが、ぶっちゃけどっちでもいい

所有者は役場JAか忘れた

自動運転トラック

軽トラ自動運転つけてボタン一つで家まで帰られたら困る、歩いて帰りたくない

そんな事より、苗の積み込みをどうにかしてくれ

楽な稲作への転換

1年に1回しか実験できないのも辛い

研究レベルでしょ、各地の複数田んぼでやってないの?バカなの?

 

テレビでやってるのは「実証実験

ニュースになるのは新規性のある「実証実験」だけ

水門管理なんてニュースバリューないけど、昔からあるし導入も進んでる

数年前まで電卓叩いて紙に書いてたが、事務作業システム化営業田舎でもボチボチ来る

 

まとめないまとめ

農家の省力化はめちゃくちゃ進んでるんだよ

ふた昔前ならコンバインからトラックに米を移すのも30kgの袋を人間が運んでたが、そんな風景は消え、

どこ行ってもコンバインからトラックに直接入れるのが当たり前になった

運転免許を持ってるので、三輪車に乗ったり一輪車を押す年寄りほとんど見かけなくなった

ビニルハウスの温湿度管理自動開閉なんて目新しくもない

機械化と自動化を分けたがるのは外野人間で、省力化と価格こそが命

ブコメに多い田んぼの集約、大規模化はこっちでは無理

鳥獣対策河川管理マンパワー必要で、地区住民の協力が欠かせない

住民の手から離れた農業に協力する義理もないし、営利事業者だと最低限しか行政も頼れなくなる

旦那本業:500万、妻パート:100万、田んぼ200万でそれなりに豊かな暮らしができる

製造業は何千、何万、稲作は40回のネタ元は経産省役人人類はまだ2000回しか作ってない発言だと思う

生産方法はもちろん、品種農薬肥料進化してるのでクッソどうでもいいし、比較として的外れ過ぎる

なんであんなのにスター集まるんだろ

2021-09-16

民主党経済通貨制作問題点を書く

野口悠紀雄が「円高になったら、チョメチョメ理論」をはじめると、大概おかしくなるので、2010年初等の民主党「あのとき」の雰囲気を書いておく。

拝啓野口先生。「超」勉強法を読んで、先生のことがファンになりました。先生の言うことは、実生活で役に立っていますしかしながら先生本業であります経済学』の主張は、プレジデントの連載を読む限りでは、再現性が薄いように思われます

たとえば鳩山政権が始まったころ、先生は「円高になったら、円高に強い産業が生まれる」と主張されていましたよね。私も、そう思っておりました。先生も、私も、スティグリッツクルーグマンのような、いわゆる富国論のアダム・スミスを起点とする「神の見えざる手」を、信用していました。神はサイコロを振らない、そう信じておりました。だからインデックスファンドを買うのが天国への近道だと信じてきましたし、インフレ比率が概ね年利 7%ポイントのリターンを得ることができています。今のところはね。

野口先生、たぶん、あなたは正しい。正しくないのは、民主党を過信して、選挙に投じた国民だと思います。はっきりいうと、あのとき民主党経済政策は「国としての」主体性確立できていなかったのが最大の問題点だと思います2010年にさしかかる頃、円高になるメリットは確実にありました。あの当時は BRICS を代表とする大国が消費旺盛で、化石燃料も高く、円高にすると都市部労働者にとってはメリットがありましたし、地方にとってもメリットがありました。だから、ある程度の円高は好まれたのです。

問題なのは日本国民はが世界円高で勝てる価値提供ができなかったのです。先生は、民主党の連中の支持基盤である都市部労働者」の実力を過信しておりましたよね?おそらく「円高メリットのある層は、円安で抑圧されてきた」と考えておられたでしょう。実を言うと、私もそうでした。円高になると、円高メリットのある会社があって、そういう会社が伸びるだろう、と思っていました。

今となっては、性急すぎた政策についていけた国民がいなかった、ということです。そして、民主党支持基盤であった都市部製造業従事者を破竹の勢いで潰れていったという事実だけでした。311 以前に戻りますと、あの頃は東芝日産のような民間大企業が元気でした。しかしながら、民主党政策は「経済的メリットのないガソリン減税、高速道路無料化」「JR再雇用されなかった組合員に総額およそ200億円を支払う」「再生エネルギー強制購入させられる」という、ポピュリズムで場当たり的な政策うんざりさせられましたよね。どれもこれも継続性がなかった、そんな経済政策だったわけです。

それで、あの当時、為替領域世界では何が起きていたか適切に把握していた人は民主党にいたのでしょうか?私はわかりません。

ただ、当時はリーマンショック後の「通貨流通量マシマシ」にあって、日本以外はマネーサプライがダブダ状態にあったことは判明しています韓国朴槿恵大統領が「日本通貨安を誘導している」と、2014年頃に煩くなったのは自民党になってマネーサプライを加速したからでしょう。つまり日本けが通貨流通量の増量が相対的に遅かっただけでなかったのか?、それは民主党無能からと、当時は私は思ったのでした。そして、それは国民も、世界も、同じ感想を抱いたのではないでしょうか。

もしそうだとしたら、世界は「円安メリットのある国が円高是正しないのは、日本は(実質)内紛状態にあって、円安にできていないだけなんじゃないか?」と思われていたわけです。そうだとしたら、マネーサプライを上昇させて円高否定するやつがいない、つまり円高なのは、実力と無関係」とね。

じゃあ、マネーサプライを増やすとどうなるのか?、というと民主党から自民に変わった結果どうなったか思い出しましょう。物価インフレです。それは教科書どうりですね。いまの紙幣は兌換性が無い、信用紙幣ですから全く問題ありません。マンキューかスティグリッツでも読むほうが良いですから

それで、タイトルに戻りましょう。実力の無い国民による『円高』は持続不可能であり、その実力は『円高から育くまれもの』ではない、そういうことを民主党に教えてもらったし、国民は『円高に値する国民になれ』というべきなんじゃないですか?

2021-09-15

anond:20210915175602

お互いおつかれ。

連合とかの組合員からすれば、反原発キチガイ候補者出されたり、れいわと組んで既存産業氏ねみたいなこと言われるとほんとつらい。

anond:20210915173546

組合にかり出された選挙活動で一ヶ月ぐらい土日潰されたことあるからわかるわ...コア支持層組合員とかも立民を支えてるってのが見てないんだろうな

2021-09-13

anond:20210913183319

まず連合立場としては消費税減税でなく、消費税を維持した上での給付+税額控除なんだが。ニュース見てから言ってくれよ。(個人には加盟組合員にすら受けないだろうなぁと思うけど)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん