はてなキーワード: 恩恵とは
年末調整のときに、担当者の先輩に住宅ローン控除のことを聞いてきた人がいた。住宅ローンはその人一人の名義になっており、家の名義もその人なんだが、同業者の奥さんもローンの返済のためにお金を払っているという。
自分は住宅ローン控除で税金が返ってくるけど、奥さんはその恩恵を受けられないから、だいたいの金額を教えてもらって、奥さんにも同じぐらいのお金をあげたいというのだ。奥さんがあまり税金のことに詳しくないなら、「ラッキー!」と自分のお小遣いにしてしまうか、多少還元するにしても何かプレゼントをあげるとか美味しいものをご馳走して済ませることもできるのに、この素晴らしい心がけ。
特に理由を聞いたわけじゃないけど、「自分を選んで(結婚してくれた)人に損をさせるなんて(とんでもない)!」と言っていた。歳の差夫婦みたいなので、自分より奥さんの給料が安いという実務的な理由もあるだろうけど、その気持ちに愛を感じた。
よくモテない人が容姿とか年収とかを言い訳にするけど、そうじゃなくて相手に対する思いやりとか愛がある人がモテるんだと思った。その人はそんなにイケメンじゃないけど優しそうな顔をしていて、家も妻が通勤しやすい場所を選んで買っていた。(ご本人にとってはバスや乗り換えがあってあまり便利でない。)
自分の欲求を満たすために彼氏・彼女や結婚相手を求める人は、美男美女とか高収入とか分かりやすいメリットを相手に与えないとモテないよという話だ。それ以外にも気を使えば相手に与えられるものはいろいろあるのに、それに気付かないから容姿と年収の問題にすり替えられてしまうのだ。まさか年末調整で職場の人の夫婦愛を確認することになるとは思わなかった。
https://anond.hatelabo.jp/20191210171417
https://anond.hatelabo.jp/20191213170850
上2つの増田へのブコメを見て暗然とした、失望した。あなた方はなんでそんなに恥を知らないのか、愚かなのか。
まず明らかなのは元増田が「恋愛至上主義」のわかりやすい被害者だという事だ。
これからいくつか線を引いていこう。線の右側は判断を保留。左側は救いようのない阿呆だ、というような線だ。
1つめの線は「これが個人ではなく社会の問題だと気づいてるかどうか」だ。残念ながら、この時点で多くの者が左側に置かれる。早すぎない? せめてもうちょっと頑張ってくれよ。
あなたは1つの社会の長であり、その社会の構成員をしあわせにするのがあなたの責務だ。
あなたはひとつだけコントローラーを与えられている。その社会において「何が幸福」で「何が優れている」とされ「何が重要」だとされるか、社会の価値観だ。これをあなたは動かせる。
価値観にはいくつか選択肢があるが、「恋愛ができる者が優れている」とする「恋愛至上主義」はこのゲームにおいてチート級の強さを発揮する。なぜなら市民を殖やす生殖の領域にさわれるからだ。恋愛強者に他よりも優越しているという幸福感を与えながら、市民を殖やすことができる。いわゆるぶっ壊れ性能。「恋愛至上主義」は為政者にとってこれ以上なく都合がいい価値観だと言える。
恋愛強者でなければこの価値観の恩恵を得ることはできない。むしろそうでない者は自動的に「劣った者」の烙印をおされる。(元から劣っているのではなく、「劣っていることにされる」事に注目すべきだ。これは積極的な行為である)
「恋愛至上主義」を採用する限り市民のすべてを幸せにすることはできない。必ず生贄を必要とする。
これはそういう方法だ。一部の苦しみを積極的に生むことで大きなメリットを回収する。気にすることはない。苦しむのは自分じゃない。一部が苦しんで全体の幸福が上がるならそれでいいじゃないか。――そう考えるプレイヤーがこの方法を選ぶ。これは個人ではなく社会の構造の問題だ。
もちろんわかると思うが元増田はこの生贄だ。だから苦しんでる。彼の苦しみは社会が今の社会である限り絶対に必要とする苦しみであり、その存在は必然だ。
「そんなのはどの価値観でも同じだろ」と思うかもしれない。もちろんすこしはそういう側面もある。なにかを優と位置付けるかぎり自動的に劣は生まれる。どの価値観も犠牲は生む。ただし通常はこうした価値観をいくつも立てることでこれをカバーする。価値観Aで劣の者も価値観Bで優とすることでケアするというわけだ。
しかし重要なのは「恋愛至上主義」の「至上」の2文字だ。この価値観は単に「恋愛ができる者が優れている」とするだけでなく、むしろ他の価値観に対する自身の「至上」を主張する。つまりゲームシステムに落とし込めば、通常は複数選べる価値観を1つしか選べなくするという強い制約が「恋愛至上主義」には掛かる。ぶっ壊れ性能を考えれば当然の制約だろう。この制約のため、恋愛至上主義では価値観Bによるケアができない。
まとめよう、「恋愛至上主義」は恋愛弱者の苦しみというコストを払って大きなメリットを回収するが、加えて恋愛以外の価値観を劣位に置くことで恋愛弱者が他の価値観で苦しみを緩和する逃げ道をも奪う。その結果が元増田の「すべてが恋愛で解決される」という盲信だ。これは結果であって原因じゃない。元増田に「お前のその考えが原因だ」と言った者は恥を知るべきだ。これは増田個人が自由意志で手に入れたものじゃなく、社会が生贄を募集するために市民1人1人に植えつけた価値観の結果だ。はきちがえるな。
さて、チェックしよう。元増田にブコメなりコメントなりを送った者は自分のコメントを思い出してほしい。
そのコメントは社会ではなく増田個人に原因を求めるものではなかっただろうか? 増田個人にアクションを(そして責任を)求めるものではなかっただろうか?
この質問に「いいえ」と応えられなかった者はアウトだ。線の左側へどうぞ。椅子は用意してないから以降ぼーっと突っ立ってそのアホ面を晒し続けてくれ。
(ちなみに補足しておくが、例えばあなたのコメントに増田が従った結果彼女ができるなり幸せになったとしよう。その場合もアウトだ。思い出してくれ、これは社会の問題だ。例え増田が一抜けしたところでその苦しみは増田だけのものじゃない。別の生贄が補充されるだけ。全体の苦しみは減らない。あなたはなにもしていない。増田個人が恋愛至上主義から脱却しても意味が無いことを理解しよう。治療されるべきは個人じゃなく社会全体だ)
すでに線の左側に置かれた人もこれからの線で更に左になるかもしれないから以降もちゃんと読んでくれ。もし以降の線で右側に置かれたならひとまず喜んでいいしその部分は誇っていい。
さて、増田の苦しみが恋愛至上主義がのさばるかぎり発生を避けられないものであることは確認した。この程度のことは分かってた人も結構いるんじゃないかと思う。
ただし自覚したとてそれを避けられるかは別問題だ。むしろ自覚しても避けられないからこそこうした価値観は強力だし、卑劣でもある。
恋愛至上主義が犠牲を生むと分かってたとしても、それを内面化せずに居られる人は少ない。特にあなたが恋愛至上主義によって利益を得ている既得権益者なら、なおの事難しいだろう。
増田個人の問題の解決が社会の解決に至らないとしても、増田個人の幸せを願うのはもちろん自由だしそれなりに美しくもある。でもその幸せをまたもや「彼女ができる事」によって成し遂げられるとあなたは考えていないだろうか?
冒頭で紹介した2番目の「「彼女ができない苦しみを整理したい」に対するコメント返し」(↓)をあなたは読んだだろうか?
https://anond.hatelabo.jp/20191213170850
↑で増田は寄せられたコメントに一つ一つ真摯に答えようとしている(もっともその痛々しいまでの従順さは彼を幸せにするだろうか? と心配になるが……)
そしてそれに対するブコメは彼の真摯さを賞賛するものが多い。いいことだ。しかしその内容には反吐が出る。
なんと驚くべきことに彼の真摯さが「彼女ができる事」に役立つことを願ったり期待する声が多いのだ。なんだこれは? イカレてるのかあなた方は。
どうして彼の真摯さそのものを、それだけで独立した達成であり勝利だと考えることができないのだろうか? なぜわざわざ彼の真摯さは一度恋愛に換金されなくてはならないんだ?
あなたは彼の真摯さを賞賛しながら、なぜその手元の「恋愛至上主義」というものさしを手離すことができないんだろうか?
そのものさしこそが彼をひっぱたき皮膚を裂いた凶器であることを知りながら、そのものさしによって彼が幸福になることを望むのか? それがどれだけ残酷な事なのか、本当に分からないのか?
まず解決されるべきは彼の恋愛至上主義ではなく、あなたの恋愛至上主義なのではないか?
もう一度確認しよう。「Xが優れている」「Xをもつ者が幸福である」と規定するのが社会の価値観だ。あなたがたはXに「恋愛」なり「彼女ができる事」を入れることに抵抗はないようだが(彼の幸福が恋愛によって達成されることを望むならそういうことだろう)、一方で彼の美質である「真摯さ」はそれそのものだけではXに入らないと考えているようだ。
当然ながら、そのような価値観を持つあなた方が多く住むこの社会では「こんなに真摯なら彼女もできる/幸福になれる」ことも期待できない。ここでは真摯さの評価のされ方・されなさが問題だからだ。悲しくもあなた方はあなた方の願いが達成される見込みが薄いことを自分自身で証してしまっている。彼の幸せを願うコメントがどこか他人事なのもそのせいだろう。
チェックしよう。あなたのコメントは彼の苦しみの根源である恋愛至上主義を内面化したり強化するものでなかったか?
「いいえ」と答えられないなら線の左側へ。
なお、社会ではなく「彼個人に」「恋愛による幸せ」のためのアクションや原因を求めた者は2重にアウトだ。頼むから慎んでくれ。あなたは有害だ。
はじめに紹介したゲームを思い出してほしい。私はあなた方をゲームのプレイヤーに設定した。その意図がわかるだろうか?
あなたがたがやっているのだ。
あなたが彼の苦しみを生み、加熱し、支持し、育て、成った実を食べる張本人のひとりだ。
ゲームをプレイするうちあなた方は気付くだろう、このゲームはオンラインゲームだと。プレイヤーは自分だけじゃない、何億という人間がこのゲームに接続し、それぞれがこの社会に期待する価値観を送信する。その結果として恋愛至上主義はみなさまのご愛顧のおかげでランキング1位に輝きました。
そもそも具体的にどういう仕組みでこの価値観ランキングは動いているのだろうか?
当然ながら、為政者が「恋愛至上主義」ボタンをポチっと押したらみんなの脳に恋愛至上主義がダウンロードされる、わけではない。そうではない具体的な仕組みがあるはずだ。
その仕組みの中にあなたがいる。
あなたが寝て起きて食べて話して歩いて働いて遊んで観て笑って泣いて過ごす一つ一つの所作や言動が様々に作用して結びつく複雑系がこのランキングだ。
さて、あなたはセーフだろうか? あなたの好きなあのコンテンツやあの人やあの活動はセーフだろうか?
セーフだと思った?
だとすれば異常だ。どうしてあなたはあなたがセーフかどうか判定する能力なり権限があると思ったのか、どうかしているとしか思えない。
増田へのブコメを見てもわかる通り、この社会には恋愛至上主義を内面化してしまっている人間が多い。あなた方は日常の様々な場面で恋愛至上主義を強化するような言動をばら撒き、加害者となりながらそれに気付かない。
気を付けてほしいのはそういう行為なりコンテンツは必ずしも批判の的にならないという事だ。すでに社会の隅々に恋愛至上主義が行き届いてしまっている以上、それは社会からは「許される」。どころか「推奨され」すらする。この社会において批判されない行為やあるいは賞賛されているコンテンツですら、実際には恋愛至上主義をばら撒く害毒である可能性は十分にあるという事だ。聖域は無い。
こうした考えは、たとえばフェミニストならば割かし容易く受け入れられると思う。日常の仕草や多くの人間に支持されるコンテンツが誰かを生贄にして成り立つ価値観を静かに忍び込ませてしまう。そうしたことをフェミニズムは主張してきた。
たとえばフェミニズムへの敵対者は、残念ながらその逆のようだ。彼らは心情的には増田のような人間の味方になりたいのではないかと思うが、彼らの論理はその方法を提供しない。日常の些細な言動やコンテンツによる抑圧や価値観の忍び込ませといった話題に嘲笑で迎え撃つ彼らは、同様に恋愛至上主義を忍び込ませる言動やコンテンツを批判しえないのだ。
(もっとも、ここには反論があるかもしれない。全員がそうではないと。例えばフェミニズムの敵対者が「言動やコンテンツによる価値観のばら撒き」を否定しているのではなく、そのようなばら撒きへの批判の「偏り」を問題にしている、と主張するとしたら、それが本当なら確かにそうだろう。つまりあるばら撒きにはその存在や加害性を認めるが、他のばら撒きには認めない、という態度を取る人を批判するという事はあり得るし、実際増田へのブコメを見るかぎりそうした偏りを無自覚に持っている(自分の加害性を自覚できていない)人は多そうである。また↑のフェミニストへの期待も留保が必要な場合もある。彼女ら彼らはオタクコンテンツに対しては厳しい目を持っているが、彼女ら彼らが賞賛するコンテンツの恋愛至上主義のばら撒きに対して同じくらい厳しい目を持っていると言えるか? と言われると、うーむ、検討させてくれ、とならざるを得ないし、言動よりもコンテンツへの批判に偏っていると言われれば、それも自信をもって反論はできない。そもそも恋愛至上主義での既得権益者もそれなりに抱える集団なのだ、その点で不当であったり不誠実な人間も混じっているだろうし、そういう不純物に対する自浄性は多くの集団が備えていない。とはいえ、その辺りも自覚して気を付けてる人は多いと思う。思いたい(もっとも「自分は気を付けてるから大丈夫だ」とあなたが思ってるとしたら、あなたは線の左側にいる))
さて、チェックしよう。
あなたはあなたがこの社会で恋愛至上主義の蔓延に(従って増田の苦しみに)加担している自覚を持ってコメントしたか?
「いいえ」と言えないならあなたの居場所は線の左側だ。自覚を持ってくれ。お願いだ。
この他にも様々な線が引けるだろう。流石に疲れてきたので(本当にいい加減にしてくれ、せめてもっとマシになってくれ)このあたりにするが、気が向けばまた線を追加するなりするかもしれない。
さて、あなたはいま線の右側に居るだろうか? 左側に居るだろうか?
右側に居る場合はおめでとう。ただしそれは偶然の結果である事をお忘れなく。今回引いた線はあくまで私の能力の限界に規定されて選抜されている。私がまだ思いついていない他の線で左側に立たされる可能性は大いにある。
左側に居る場合は、あなたは他人にコメントする前にまず自分の問題や加害性をどうにかするべきだ。まずは恥を知るところからはじめるといい。
「こんなに細かい事をいちいち言われたら何もできないし言えないじゃないか」という感想をあなたが持ったとしたら「今更気付いたの?」と答えるしかない。現代は過去最高にアウトの線が増えた時代だ。あなたが何かする度、あなたは加害者である。あなたが何かをできるために倫理が気を遣ってあなたを避けてくれる事は無いのだ。
さて、気付いた方もいると思うが、これが価値観のしている事だ。
恋愛という線を引き、不躾にも他人をその右側に置いたり左側に置いたりする。もしもあなたがこれまでの私の言葉に傲慢さを感じたとしたら、いや、全く正しい。だから、あなたは、傲慢なのだ。
線を引くにしてもなるべくフェアになるよう言葉を尽くしたつもりだが、尽くしたつもりなら尽くせるとは限らないし、仮にその線引きがフェアだったとしても、その暴力性が無くなることは無い。人種や性別のような理不尽な線を選ばないとしても「差別じゃなく区別」などという戯言はやはり戯言でしかないのだ。
頼むから自覚してくれ、恥を、加害性を、暴力性を、知ってくれ。
「そうだそうだ」じゃねぇぞ。お前に言ってるんだよお前に。
和歌山の特異性の根源は色々ある。
今もなお市のシンボルとしてそびえる和歌山城、また県庁脇の交差点には史実では徳川幕府を立て直し、ドラマでも「暴れん坊将軍」として名高い吉宗公の銅像とともかく徳川御三家のプライドを、特にその周辺住民の意識に深く刻みこんでいる。
高野山。
言わずと知れた日本仏教の聖地。空海が平安時代に開いたその地は世界遺産にも登録され、より一層存在価値を増し観光地としても世界的に注目されている。参拝者数日本一の寺院、成田山新勝寺も高野山真言宗の一流派、根来寺(和歌山県岩出市)の下部組織に過ぎない。
熊野古道。
神武天皇にも由来する日本サッカー協会のシンボル八咫烏、落差日本一の那智の滝などの熊野三山が平安時代からの信仰対象として貴族や朝廷でも人気があり、その参詣道としての熊野古道が世界遺産になったことで、県で最も経済的価値の無かった山間部でも経済効果を生み出している。
かつては同社の主力工場でもあったため、和歌山市には企業城下町の文化が今なお根付いている。ノーリツ鋼機や島精機をはじめとする様々な企業の発展もその恩恵に預かったと言っても過言では無い。
野球。
現在の県立桐蔭高校の前身和歌山中学が今で言う甲子園の選手権に第一回大会から出場し第7回8回の大会で優勝した。それで野球文化が広がり住金野球部の活躍からかつての箕島高校や現在の智弁和歌山などが活躍すると同時にそれら以外の学校からも今なお多くのプロ選手が輩出され続いている。
トルコとの友好。
明治時代、トルコのエルトゥールル号難破を潮岬周辺住民が救助活動したことにより日本との友好関係は現在も深く繋がっている。
生誕地。
がんばれ前畑の前畑秀子。
生誕地。
華岡青洲。
豪商。生誕地。
パンダ。
梅。
醤油。
発祥の地。
hyde生誕地。
コブクロ。
志磨遼平生誕地。
小林稔侍。
生誕地。
玉置成実生誕地。
このように、和歌山県は自慢ポイントが県内各地にあり、多岐に渡るため特異な県民性があると思う。本州最南端で山間部に囲まれ大阪や奈良からも隔離された地理的要因もあるのだろう。
そういった点では指摘された「独立国」というのもあながち的外れではないし逆に個性として主張すれば発展する要因になるかも知れない。
観光客の大半を占めるアジア系旅行者が日本にくるのは物価が安いからだよ。
まさにデフレの恩恵、安倍政治の失策そのものなんだけど、それが実績?
アジア人観光客が日本に来るのはバブル期に日本の小金持ちが物価が安い旅行先に韓国中国東南アジアを選んだ感覚だよ
軽食に日本円で数千円かかるのはザラ(パンケーキ3千円とか向こうじゃ普通)、
その点日本はデフレで物価下がって労働者の時給も低いまま、外食も買い物も安い、
逆に中国韓国は時給も物価も上昇し日本人が観光するには以前より割高になってる。
バブル期の買春ツアー日本人みたいに風俗目的の外国人も増えてるようだし、
アジアの小金持ちからは日本は自国より物価が安いって経済的に見下されてるってことなんだが
そうなった元凶は小泉から継承したデフレ政策で今や時給は韓国以下。
デフレと消費税で冷え切った国内消費の代わりに必死で呼び込んだ韓国人観光客もアホな輸出規制で逃してるし観光業大打撃。
このまま行くと安倍のせいで観光業に致命傷を与えそうなんだが、
それが実績?
だから半義務化してんじゃねーか、反論したいだけのマスカキ厨房かてめーはよ
それこそがバランスの取れた優遇ってやつじゃんって言ってんのに
これで逃げることが増えるとか言われんの意味わかんない
でも私が勤めていてそれなりの給料をもらっている会社はアベノミクスの恩恵をかなり受けているし、社会人として日本の政治には安定していてほしい。
しかし桜を見る会の問題、自分の調べた範囲では明らかに問題だしこんなことが許されて良いのかって思う
この件に関しては野党はいい加減に存在意義を示すためにも徹底的に追求して欲しいし、なんなら共産党と聞くだけで蕁麻疹が出る人間だけど今回の件についてだけは言っていることはまっとうだと思うからその意味で次の選挙で一票を投じても良い。
桜を見る会なんて日本の予算全体に比べれば些末と言っていい問題なのは分かってるし、もしこれで政権が倒れて経済が混乱したらと思うと吐き気がするけど、同じくらい今の政権が桜を見る会について愚にもつかない二転三転した答弁をしていると嫌になる。
小さい頃にテレビをよく見ていたいまの20代なんて、全員アンタッチャブル復活を喜んでいると思う。
僕も数日前に出ていた日刊大衆の記事を含めてすごくいいドラマを見られたと思ったし、山崎が登場したときは安っぽくテレビの前で「ウワー」って叫んだ。
なんだけど、その上でアンタッチャブルは今後コンビの仕事がそこまで増えないような気もしている。
山崎も柴田もパワーがすごいのは間違いないんだけど、本当はパワーバランスは五分五分じゃなくて柴田の方が上回っていると思う。アンタッチャブルは二人ともすごいのに、二人が揃うと山崎の方が大人しく見える。柴田が勝ってしまう。
だから替えが効かない山崎の明るいガヤを呼んだらそこに柴田が毎回ついてくるとなると、番組としては使いづらいんじゃないだろうか。山崎一人がちょうどいい番組っていうのも結構あるんじゃないだろうか。
ナイツの塙が笑い飯のことを「パワーが強すぎて売れ切らなかった」みたいなことを遠回しに書いてたんだけど、アンタッチャブルをコンビで雛壇なんかに起用すると同じような現象が起こるんじゃないかと思ってしまう。
といっても二人ともが全力を出し切れないだけで、別に仕事は来るのか? わかんね ブラマヨとか笑い飯みたいにピンの仕事今後も多そうだと思うんだよね
「批判を覚悟していた」 それでも大丸梅田店が店員の生理をオープンにした理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191125-00030892-forbes-soci
ブコメでも賛否あったし (前者の方が優勢だったかな?)「男性も体調不良のときに使えるように」という意見もあったね。自分もそう思う。生理バッジのその先は
・性別関係なく体調悪い人が気楽に「つらい助けて」と言える社会
の構築。
後者は有休ではなく、今ある「生理休暇」の対象を広げるイメージ。生理休暇は有給/無給様々あるし、「体調不良」となるとさらに運用方法が難しくなるだろうけど、いわゆる(paid) sick leave を導入している国は多々ある。生理バッジは「生理をオープンに」という取り組みだけど、どうしても隠したい人にも考慮すべきで、「生理休暇」なんていかにも原因がバレる休暇より一般的な「体調不良」で休める休暇の方が取得しやすいのではないかしら(周期的に取得してたらなんとなく分かってしまうけれども)。現に自分は生理休暇なんて一度も取得したことがない。あぁ、貴重な有休よ…
(参考) https://en.wikipedia.org/wiki/Sick_leave
(参考) https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07000115/0908R3.pdf
で、前者。もちろん最終的には性別関係なく誰でもが体調不良を訴えられる社会を目指すのだけど、最初からぼやっと「体調不良」とするとこぼれ落ちるものがある。その一つが月経。まず女性限定。さらに女性の中でも10代〜40代、50代くらいまでと年齢が限られているし、妊娠中は止まるので対象者が少ない。その上その症状は人によって千差万別で、「PMS なんて病気じゃない(から我慢すべきだ)」と同じ女性から言われることもある。生理バッチは、まずこのこぼれ落ちそうな「体調不良」から先にすく上げておくことでその後の「すべての体調不良に慣用な社会」への速やかな導入を期待できる。「病気じゃない PMS だって我慢しなくていいんだから偏頭痛や腹痛だって配慮してもらっていいよね?」というわけだ。実際には重すぎる月経・PMS は病院にかかるほどの体調不良だし、実は原因はまさに「病気」だったということもあるのだけれど。
ちなみに「つらいなら休ませろ」という意見もあってもちろんそうなのだけ (だから先にpaid sick leaveを挙げている)、一般的な体調不良でも休むほどでもないんだよなぁ〜というときってあるでしょ?PMS〜月経終了まで長い人で約2週間体調不良が続くわけだが、もちろんめっちゃつらければ休むけど、休むほどでもないんだよなぁ、痛いけど〜という日もあるのよ。
上記は性別関係なく将来的にみんなが助かりますよ〜という話をしてきたが、一番の理由は別にあると自分は考えている。それは「PMS や月経中のつらさを相対化できるようにする」こと。さっき「重すぎる月経・PMS は病院にかかるほどの体調不良」と書いたが、実は女性同士でも(家族内でも)自分の月経について詳細を話すことはほとんどない。「今回なんかいつもよりつらいわ〜」「まじか〜お大事にね〜」くらい。ぶっちゃけ自分の月経しか知らないと言っても過言ではない。これでは自分の月経が重すぎるのかどうかなんて分からない。最近婦人科の先生たちが一応の目安を発信してくれるようになったけど、自分の月経しか知らないので「えーでもみんなこうでしょ〜?」と軽く考えてしまう。かくいう自分もここ数年で月経痛がだんだん酷くなり、でもネットなどにある目安ほどでもないから我慢し続け、あるとき母にポロッと相談したら「それはおかしくない?」と言われ婦人科いったら大きな卵巣嚢腫ができていて即手術!ってことがあった。
もちろん痛み・つらさのハードルは人それぞれなのでつらかったら他人がどうあれ病院行っていい。でも「我慢しろ」と言われ続けてきた生理でそれをするのは難易度が高い。だから生理をオープンにして他人の月経も知ることで、「あれ、もしかしてこれは我慢しちゃダメなやつじゃないか?」と気付く人が増えてほしい。これが生理をオープンにすることの一番の狙いなのではないかな。「一番の狙い」だと一部の人にしか恩恵がなくなってしまうから、前半部の「体調不良に寛容な社会の実現」を長期目標とするならこちらは短期目標、というべきかも。
「今日めっちゃ喉痛い…」くらいの気楽さで「今生理前だからめっちゃ立ってるのつらいわ…」「今回生理痛がやばいんだけど…」と話せるくらいPMSや月経が社会生活の一部になれば、月経に関するおかしな誤解や、被災地に生理用品がない、特別警戒のたびにトイレからゴミ箱が消えるといった無知(ある程度仕方がない)ゆえの無配慮もなくなっていくと思う。なんて、生理バッジにここまで期待するのはお花畑かしら?
まず2019年8月から12月までに導入されたパチンコ・パチスロの新台でアニメ・映画・実在の人物や団体が題材になっているものソース1 ソース2
貞子vs伽椰子
たった4ヶ月でこれだけ出てる。パチの定番みたいな作品を除いても、結構なヒット作がパチンコ化している。
萌えスロ産まれ10年以上経ちアニメ等とのタイアップも珍しくなくなった昨今。原作側は旬の過ぎたIPを売りパチンコ側はそれで台を作る(あるいは最初から製作委員会に入っている)。この関係が当たり前になりすぎて、パチンコ化に拒否反応を起こし「魂を売った」と言ってる人が今でも居てビビった。
そもそも売ってるのは魂じゃなくて版権料な。決めるのは原作者で外野がどうこう言うものじゃない。喜んでパチマネーを受け取るのもいいし和月伸宏、うすた京介、雷句誠みたいにはっきり拒否するのも自由。個人的には某サッカー漫画作者の「被災地のため」みたいな100%言い訳じみた発言より「パチンコ化で大金入った」と自慢していた原哲夫の方が潔いと思う。
それにアニメ製作サイドにもパチマネーが入って少しでも制作費を回収できるなら別にいいんじゃないか。なんなら台のための新規アニメーションだったり音声や歌の仕事が発生すればハッピーじゃん?パチンコ嫌いだと見る機会が無いから恩恵はないかもだけど。
「大好きな作品がパチンコ化され賭け事の道具になってる所なんて見たくない」っていうのなら情報をシャットダウンすればいい。自分も好きな作品がパチンコ化した時は「えぇ……」と思ったけど、パチンコ情報なんて自分から見に行かないとなかなか入ってこないしどうでもよくなった。自分と全く関わりがない世界の人達が遊んでお金落としてくれるならそれでいい。
向こうからぐんぐん押してくる実写化や舞台化、半年でサ終了しそうなしょぼいアプリゲーム化、全く知らないアプリゲームとのコラボよりマシだと思う(好きなキャラがガチャのハズレ枠にされガチャ動画で貶されてる時のやるせなさ)
しかしながら、拒否反応を起こす人の気持ちも分かる。とあるアニメの生放送で重大発表があるっていうから何かと期待して見ていたら「なんとパチンコ化決定!」だった時のがっかり感。しかもその後スタジオに実機が持ち込まれ、それで声優が遊び始めたんだ。
「ここの声は新しく録ったんですけど、店内の騒音に負けないよう声を張りました!皆さんぜひお店に行って遊んでくださいね~」
うーん、多分行かないかなぁ…。
なんか今週はずっと寒いって話しばっかりしてる感じになっちゃってるけど、
もうさお昼のランチのお供には
遠慮無く頂けるんだけど2個頂いたらさらにその罪悪感はまた半分になりーの満足度は2倍に上がるという、
なんともパフォーマンスのいいあったかランチメニューだこと!って思うのよね。
もうさ、
お家の石油ファンヒーターが出せてないのよね。
今週末はちょっと片付けて、
エアコンも良いんだけど
でも潤いがカサカサになりたくないので、
ほどよく湿度も出る石油ファンヒーターがお肌にもいいってわけ。
知ってた?
早くお昼になって買い出し行って、
でも今日は熱々の生姜たっぷりのあんかけ中華麺もキメたいところね!
やっとこの季節が来たわ!この季節が。
生姜増し増しって、
次郎系のラーメンに乗っかってるモヤシ級のような生姜の山でもいいわ!って思っちゃえるぐらい。
もうあんかけ食べてるのか、
麺食べてるのか、
はたまた生姜がメインで食べてるのかって分からないぐらい生姜まみれになってしまいたい寒さ。
お店出たときに汗が冷えて逆に身体が冷える感じもしちゃうから、
なんかこの時期よく考えてみたら
そう言うことだったのかと冬のカレー率がうんと下がる理由に気が付くのが遅すぎたわ。
うふふ。
茶色いあれなんて言うんだったっけ?
茶色いとなぜだか健康に良さそうに見えちゃうと言う最近の私の研究結果よ。
茶色くても白くてもパンはパンはパンでも食べられるパンだから美味しいわ。
朝からだが温めるための、
ドライスライスジンジャーもあったらお手軽ジンジャーホッツウォーラーにできるから、
ホッとホットになるわよ!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
注:若干脚色があるかもしれません
アレクサの出前館スキルを利用して注文すると1万円までキャッシュバックというキャンペーンが、11月15日(金)~11月21日(木)の予定で開催され
予想外の注文の集中により19日の正午で急遽終了し、乗り遅れたユーザーによる罵詈雑言のコメントで溢れた
Twitterで出前館キャンペーンウマ過ぎという報告が相次ぐ
特に「銀のさら」の「祭」という5人前50貫で9000円強の写真のインパクトが圧倒的で、タダで寿司を食いたいコメントで溢れる
一方で人目に触れにくい5chでは主にニュー速嫌儲民が乞食速報で盛り上がる
比較的早い段階でアレクサ搭載デバイスを持っていなくてもスマホアプリで代用できることに気付く
また画面付きデバイス搭載のアレクサの場合はメニューから選んで注文ができるが
画面のないデバイスでアレクサを利用する場合は誤注文防止のためアレクサの提示するおすすめから品を選ばなければならず
おすすめガチャの結果か「カシューナッツ炒め(2〜4人前)」が6皿分(4,800円)届いてナッツ王の称号を手に入れた名誉ケンモメンも現れる
週末のSNSの盛り上がりを受けて恩恵に預かろうと「アレクサ、出前館」と連呼するも、昼から接続が極めて悪くなり、タダ飯にありつけないユーザーのストレスが高まる
そんな中、土日に恩恵に預かったユーザーが家族アカウントを使って「2日連続でタダ飯」とのツイートをあげまくったため、未だタダ飯にありつけないユーザーのストレスがマッハに
月曜深夜になっても接続不良は解消せずTwitterや5chで名コメントが相次ぐ
混雑していたとはいえ無事に注文できたユーザーも結構いて、5chでは何が有用かの論争が始まる
スマホアプリで音声のみでおすすめ注文していた層や、これからチャレンジする層が
どうせもらうなら最大限もらわないと勿体無いとFire TV Stickを注文に走る(Fire TV Stickの音声入力を使えばテレビでメニューが選べる)
月曜深夜から火曜の早朝ですら繋がらず
すでに恩恵に預かったユーザーが、乗り遅れたユーザーを温かい目で見守りながら
乗り遅れたユーザーによる出前館に対する罵詈雑言ばかりが飛び交う局面へ
予算がなくなって意図的にアレクサからの出前館アクセスを遮断しているとの説が多数派を占める(無事に注文できていた人もいたので多分そんなことはなかった)
「出前館で1万円損した気分になるの最悪よな」というコメントも出てくる
乗り遅れたユーザーによる、注文したFire TV Stickが無駄になった、Fire TV Stick返品した、アレクサの出前館スキル使い辛過ぎ、出前館嫌いになった、などのコメントで埋め尽くされる
東京都に住むようになって15年近く経とうとしているし、何度も来たことのある街だ。
思えば初めて経験したアルバイトでの初めてのお給料を全て落として、電車代もないから家に帰ることもできず途方にくれたのもこの池袋だった。
5回くらいだけ通って嫌になって辞めたボーカルレッスンの教室があったのも池袋だった。
人生で初めて浮気をした相手とラブホテルに入ったのも池袋だった。
きちんと思いだそうとすれば、きっとまだまだあると思う。
今回はお金を落として途方に暮れているわけでもなく、身になっている気がしないボーカルレッスンに来たのでもなく、浮気をしに来たのでもない。そもそも僕にはしばらく恋人がいない。なぜだ。
ともかく、今日はいわゆる「位置ゲー」であるスマホアプリ「駅メモ!」の同人誌即売会、「フットバーしま~す!!9」(以下、フットバ9)に、サークル参加するためにこの池袋にやってきたのだ。
なお、ここから先の内容については、僕個人を特定されないために所々にフェイクが…というかもうほとんど創作の域に達するレベルでフェイクが織り込まれております。レポートとは思わないでいただきたい。フットバ9に参加してないくせに参加した体で書かれた妄想日記と思っていただきたい。やばい奴である。
フェイクのための設定が、偶然当日参加していた方にマッチングしてしまった場合はご容赦ください。できるだけそうはならないようにしてはいますが、リアルな雰囲気も欲しいため、当日会場で耳にした・目にしたことや、ツイッターで見かけたことなどを参考にして構成しております。
さらにそれを結構失礼な感じでいじっていたりするので、不快な気持ちになりたくない方はご覧にならないほう賢明です。
また、「駅メモ」や同人イベントはをご存じでない方にもできるだけわかりやすく書こうとは思いますが、キャラクターの名前などいちいち説明しているといくらなんでも大変なので、その辺はご容赦ください。
もちろん、フェイクがあるのは「ここから先の内容については」なので、僕にしばらく恋人がいないことは紛れもなく事実である。なぜだ。
朝家を出る前に、お釣りを用意するのを忘れていることに気が付いていた僕は、本来はダメなことではあるのだが、池袋駅から会場となるサンシャインシティの展示ホールまでの道中にあるゲームセンターで、両替をさせてもらおうと考えていた。どうもすみません。
立ち寄ったゲームセンターは開店直後ということもあってか、お客さんの数はごく僅かで、否が応でもキャリーケースを引きながら入店した僕は少し目立ってしまう。
同人イベントがよく開催されている池袋において、この時間帯にキャリーケースを引いて入店してくる人間は釣銭用の両替目的ですと自己アピールしているようなものだ。
僕は必死に取り繕おうと、UFOキャッチャーの景品のリラックマに顔をほころばせたり、エナジードリンクが景品になっているゲームの前で小銭入れを取り出して100円玉が入っていないことに気づいた振りをした。完璧な演技である。
もっとも、5000円札を入れ100円玉20枚と1000円札3枚に両替したのを誰かに目撃されていたら、
「エナジードリンクを手に入れるために2000円の投入を想定している男」
と思われてしまったかもしれない。同様の人を見かけた場合は、そっと優しくコンビニに行けば200円ちょっとで買えることを教えてあげて欲しい。
ともあれ両替を済ませ、退店する。本当にすみませんでした、ア〇〇ーズサ〇シャ〇〇店さん。
でも、一応何もせずに店を出るのは悪いと思い、エナジードリンクを狙ってみるかと2回ほどプレイしたのですが、1ミリたりとも惜しいと思える瞬間がありませんでした。この恨みは死ぬまで忘れませんよ、アドアーズサンシャイン店さん。
ゲームセンターを出て少し歩くと、サンシャインシティの入り口が見える。会場となるホールへはここからもう少し歩くので、初めて会場に向かう僕は迷わないか少し不安だった。が、僕の横を迷いのない様子で颯爽と通り過ぎて行ったキャリーケースを引く女性を見て、彼女についていけば安心だと確信した。オタク系のイベントに限らず、目的地までの道順に不安がある場合は明らかに同じ目的であろう人達についていけばいいだけなのである。同人イベントの場合、サークル参加者は高確率でキャリーケースを引いているのでなおさらわかりやすい。あと気持ち早足。
10時40分頃には無事に会場に到着。サークル入場証を2枚もらった。
本当であれば売り子をお願いしていた友人と一緒に来る予定だったのだが、友人の勤め先で集団食中毒が発生し、多くの社員が急な休みを取ったらしい。原因はどうも某社員の家で開催された飲み会が原因だったようなのだが、飲み会に誘われなかったため食中毒を回避した友人は、急遽フォローのために出勤することになってしまったのだ。飲み会には誘われないわ休日出勤することにはなるわで、可哀そうな友人である。
というわけでサークル入場証は1枚でよかったのだが、事前に引き換え用紙に必要数2枚と書いてしまっていたので、コミュ障な僕は何も言わず2枚受け取ってしまった。受付の人に「何コイツ。貰えるもんは貰っとくタイプの人?あさましい!」と思われてしまったかもしれない。
会場は思っていた以上に広かった。
同時開催であったボーカロイドのオンリーイベントとスプラトゥーンのオンリーイベントは、比較的サークル参加者も一般参加者も多い人気イベントの様で、3つのイベントの中で駅メモのイベントスペースは一番小規模だった。
しかし僕が入った時間はすでにサークル入場時間から1時間近く経っていたわけで、既に多くのサークルさんが到着しており、賑わいはボカロにもスプラトゥーンにも負けていませんでした。
(´-`).。o0(ボカロとスプラトゥーンと比べると年齢層が高くリア充度が低く見えるな)
おっと、すみませんなんでもないです忘れてください。
自分のサークルスペースに到着。俗に言う「島中」である。両隣のサークルさんはすでに到着していて設営もほぼ完了していた。
今日はよろしくお願いします、と軽く挨拶を済ませ、早速テーブルの下に届いていた段ボール箱に手をかける。今回僕が作った本が、印刷会社から会場に直接届いているのだ。
カッターを持って来ていないことに気づいた。段ボールを開封したり、不要となった段ボールを解体するためにも必要なアイテムだろう。今後機会があったら参考にしよう。
ひとまず、某倉庫でアルバイトしていた時に培ったボールペンで段ボールを開封するテクニックを駆使して開封。我ながら見事である。多分、今後機会があってもカッターは必要ない。
本はとてもきれいに印刷されていた。自分で描いた絵なのだから嫌になるほど眺めたはずなのに、きちんと本になっているとなぜだかちょっとだけ割増しでいい感じに見えた。
設営作業に入る。俗に言うサークル布を敷き、本を並べる。見本誌も用意する。そして、こちらも頒布するために用意した、駅メモのキャラクターをモチーフにしたバッジやストラップ、キーホルダーやシールを、ワイヤーネットを使って陳列する。ちなみにこれら、全部僕のハンドメイド品である。可愛い小物を夜な夜な生産するおっさん。絵的にはかなりきついものがあると思う。
いかんせんこういったレイアウトを考えるセンスがないので、自分でもだっさいなあと思いながらも、なんとか設営を完了した。
時刻は11時15分頃。ようやく少しだけ余裕ができたので、改めて会場を見回してみる。やはり、思っていたよりも広い。もう何年も前に某アニメのオンリーイベントに参加したことがあったが、その時の会場よりも全然広いような気がする。
サークルのスペースには、俗にいう「島中」「誕生日席」「壁」という種類がある。詳しい説明は省略するが、「島中」<「誕生日席」<「壁」の順で、サークルの人気度や知名度などがある程度現れている。
もちろんこれは絶対ではない。僕の主観も入っているし、あくまでも「そういう傾向がある場合がある」程度に思っていただきたい。
その中で「壁」に配置されるサークルを「壁サークル」と言ったりする。人気度や知名度が高いサークルで、そうなると当然作品のクオリティも高い場合が多い。
この「壁サークル」は、「島中」に配置されたサークルと違って、背後にある壁にポスターなんかを掲示することができたりするというメリットがあったりするし、「壁」に配置されることは大変名誉なことなのである。
が、しかし。
フットバ9の壁サークルのエリアは、島中や誕生日席が集まるエリアから若干離れているのだ。さらに、壁サークルの半分くらいはそこからさらに離れた場所に存在していた。
一般参加者がまだ来場していない時間、いくら知名度や実力のあるサークルとはいえ、サークルスペースの前に人が集まることはない。閑散としている。壁に貼ったポスターすらどこか悲壮感が漂っている。なんだったらヤマト運輸の受付と勘違いされかねない。
案の定ツイッターでこのエリアに配置されたサークルさんがもの申しててそりゃそうだよなって思った。
さて、いよいよ一般参加者の入場時間5分前、つまりイベント開始5分前だ。
この時、一人の男性が僕のスペース前にやってきた。
この方も僕と同じく一人でサークル参加されているようで、いざイベントが始まるとなかなかスペースから離れられないので開場前に購入しても良いか、と聞かれた。実際のマナー的なものはどうなのかわからないが、僕はとりあえず本が売れる喜びでOKした。ついでにキーホルダーも買ってくれた。
「宣伝見て、絶対買おうって思ってたんで開場前に来ちゃいました」
そしてすぐに一般開場。イベント開始のアナウンスがあり、サークル参加者たちが一斉に拍手する。僕もドキドキしながら拍手する。
やはりボカロ・スプラトゥーンエリアが目的の人たちが多いようではあるが、駅メモエリアにも早速人が押し寄せる。人気サークルの新刊や新作は、開始早々売切れる可能性もあるのだ。一般参加者はあらかじめカタログやイベントの公式サイトで目当てのものを探しておいて、開場後一番にそのサークルスペースに向かう。「走らないでください!」とアナウンスもあるほど、この開幕時の争いはそれなりに熾烈なのである。
僕がその昔、初めてとあるオンリーイベントに一般参加したときは、カタログをチェックするとかそういうことすら知らずに、ただなんとなく好きなアニメの同人誌が売ってる、くらいの感じで来場してしまった。そのため、開幕後のダッシュを目の当たりにして何が何だかわからず「とりあえずみんな急いでるんだからついていかないと!」って思ってついて言ったら全然興味ない作品のサークルに行きついた苦い経験がある。爆笑間違いなし。抱腹絶倒のエピソードである。今これを読んでいる方たちもスマホやPCの向こうで腹を抱えて笑っているに違いない。
さて、開幕して駅メモエリアにも一般参加者が流れてきているが、僕はというと過去のことを思わず思い返してしまうほど、ただ静かに座っていた。
開場して10分、15分が経過するが、僕のスペースには未だ誰も訪れない。
しかし、僕も過去にオンリーイベントではないが同人誌即売会自体には何度かサークル参加したことがあるから、さほど焦ってはいなかった。
開始直後に人が訪れるのは、大手サークルや人気サークル、もしくは同ジャンルのイベントに何度も参加していて、参加者同士で交流が多い人たちである。
今回駅メモのオンリーイベントに特に何の繋がりも盛ってない状態で参加した僕のサークルには、大手サークルで目的の買い物をあらかた終えた人が「さて、ブラブラと見て回りましょうかね」となるのを待たなければいけないのだ。
「今は大手タイム…今は大手タイム…」と心の中で繰り返していたが、少し口に出てしまっていたようで、心なしか両隣のサークルの方との距離が開いた気がした。
しばらくすると、予想通りチラホラと僕のサークルにも訪れてくれる人が現れ始めた。本やグッズがちょこちょこと売れていく。ものすごく嬉しい。
本を買っていってくれる人は2つのタイプに別れる。やってきてすぐ、見本誌も特に手に取ることなく「新刊1部ください」などと言って購入してくれる人と、見本誌を見た上で買ってくれる人だ。
前者はさらに4パターンに分けられるように思えた。以下の通りだ。
カタログや宣伝などを目にしていて、最初から買うつもりでいてくれた可能性はある。
まず売切れたりする可能性のある大手や人気サークルを回った後に、僕のサークルにきてくれた、というわけだ。
うららが好きだから、とりあえずうららが描かれているから買う、というのは大いにあり得る話だ。内容はどうだっていい。そこにうららがいるから買うんだ。
(´-`).。o0(ちょっとやべー奴じゃん)
おっと失礼、なんでもありません。
③ もうとりあえず本なら買うって人
会場では色んなサークルが様々な駅メモに関するものを頒布している。
漫画や小説、イラストなどの本や、キーホルダーや缶バッジや色紙、タオルなんかも売ってたりする。
そんな中でもうとりあえず本ならすべて買ってるっぽい人がいた。もちろん稀なタイプではあるが、一人ではないと思う。
おっとこりゃまた失敬、なんでもありません。
④ とりあえず全部買う人
(´-`)<間違いなくやべー奴じゃん
しかし、僕のサークルスペースがある島で、おそらく端から端まですべてのサークルでなにかしらを購入していた。両手を本やグッズでいっぱいにしながら。
と、まあふざけてはしまったが、買ってくれる以上僕にとっては大歓迎な、感謝すべき人たちである。
そして、後者の、見本誌を見た上で購入してくれる人。
この場合は、中身を見た上で購入を決断してくれているわけだから、ある程度の評価をもらえたのだと思うと、ノールックで買っていってくれた場合とはまた違う嬉しさがある。
もちろん、最初から買うつもりではいたけれども、一応流れとして見本誌をチェックしている人もいるだろう。中身が漫画なのかイラスト本なのかを確認しただけ、という人もいるだろう。
それでも、中身を見た上で買ってくれるというのは、なんだかちょっと嬉しいものなのである。
また、当然だが中身を見た上で買わずに去っていく人も多い。もちろん買ってくれるのが一番嬉しいが、意外と買ってもらえなくても、見てもらえただけで嬉しかったりもする。手に取って見ようと思える何かがあったのかな、と思う。
今回の本は、イラストを数ページ載せた後に4コマ漫画が数ページ、という構成であった。ペラペラとめくってくれている人の顔をこっそりうかがっていると、イラストのページを終えて4コマ漫画に至った後、少ししてふっ、と笑顔になってくれたりするときがあった。
勘違いの可能性もあるけど、4コマ漫画を読んで顔をほころばせてくれたのだろう。本の内容にリアクションをとってくれる人がいる、その事実が嬉しいのだ。
しかし僕は、見本誌を見てもらうことに、ちょっとした悩みがある。
僕のつたない画力が露呈してしまうということももちろんだが、個人的にはそんなの比べ物にならないくらいに、悩んでいる。
それは、「見本誌を見てもらっている間僕はどうしていればいいんだろう問題」である。
気まずい。とにかく気まずい。そしてやっぱり自分の漫画を目の前で見られていることが少し恥ずかしい。しかもつたない画力だし。
話しかけるコミュ力は持ち合わせていないし、そもそも見本誌をチェックしているのに話しかけられたら邪魔だ。かといって、何事もないようにスマホをいじっていたり何か作業をしているというのも感じが悪いように思えるし、あからさまにリアクションをうかがうようにじろじろ見ているのもなんだかプレッシャーを与えてしまうような気がする。
結果、僕はというと、「スッ…」である。
みんな、あの時間どうやって過ごしているのだろう。今度機会があったら気を付けて見てみようと思う。
そんなこんなで本もちょこちょこと売れていく。
僕程度の本でも買っていってもらえるのは、やはりオンリーイベントの恩恵だなと感じた。
そして、本よりも好調に売れていったのはグッズ類だった。
開始前にフォロワーさんが買ってくれたキーホルダーに続いて、本と一緒に買ってくれたり、グッズを単品で買ってくれたりで、初参加のサークルの割にはまあまあなペースで売れていたと思う。
「ストラップってここにある分だけですか?」と尋ねてきた方がいた。
「そうなんです、手作りで用意したので、数が少なくてすみません」と伝えると、ツイッターで見てリトのストラップが欲しい!って思ってきたんですけど…残念だ!と悔しがって、本だけ買っていってくれた。欲しがってくれたことがなんとも嬉しかった。
その後も、本もグッズも少しずつではあるが売れていった。
当日のイベント時間中もツイッターに写真を上げ宣伝をしていたので、おそらくそれを見て買いに来てくれているのか、まっすぐ僕のサークルスペースにやってきて、ノータイムで「○○ください」みたいな感じで言ってくれる人が多かった。
また、うららのバッジを買ってくれた人は本も一緒に買ってくれたのだけど、スペース前に来てまず「うららメインの本ですか?」と聞いてきた。「はい、うららメインです」と言うと、「じゃあ1部と、あとうららのバッジもください」とのこと。
思わず「うらら推しですか?」と聞くと、力強く「はい!うらら推しです!」と答えてくれた。中学の野球部かよ、と言いたくなるような、ピュアな力強さだった。
さて、会場には駅メモのキャラクターである「でんこ」のコスプレをした人が、 Permalink | 記事への反応(7) | 17:38