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はてなキーワード: 一般社会とは

2022-05-14

いじめ記憶後遺症

 やっと被害を話せるようになっても学校側、教育委員会行政側は謝りもせず行けなくなった本人の全責任押し付け

文句を言えばお前が言うことで今の在校生迷惑かかるだろう、お前が責任持てるのか

 

 精神科は診察時間秒や分のくせ、問診で伝えられなければ診察料、時間無駄

時間をかけて話を聞いてくれるスタッフはいない、いても一般社会である偏見メンヘラ扱いを向けられる、

スタッフ経由で伝えてもらおうとすればそういうサービスはやっていない、医師も選べない変えてもらえない、

このままでは日常生活が送れない、働けないから通院してるのに、挙句「働けよ」と医師

2022-05-12

自殺報道ガイドラインは将来的には消滅する

なぜそうなるか、順を追って説明する。

STEP1:自殺報道ガイドライン違反が相次ぎ、国が放送免許を盾にガイドライン遵守を放送局に強く求めるようになる

これは誰もが想像つくだろう。今回なぜか厚労省から通達が出たが、そのうち他の省庁も同調してくるようになり、最終的に総務省同調する。

ガイドライン」なのに法律と同等の扱いをするのはどうなのかという声も一部で出るが、黙殺されるだろう。

STEP2:著名人自殺で亡くなった場合、死因が報じられなくなる

病死場合事故死の場合は大々的に、詳細に報じされるが、自殺場合は小さく「○○日に亡くなった」とだけ報道されるようになる。死因についても伏せられる。病死事故死の場合追悼番組も出てくるが、自殺場合はそれすらも無くなる。ここまではガイドラインの狙った通りになるだろう。

STEP3:自殺で亡くなった著名人について、バイラルメディアタブロイド紙が死因をしつこく追いかけるようになる

ここから想定外になると思われる事象。死因が伏せられた著名人に対して、「真実を追及する」という題目で死因を追いかけるメディアが出てくる。メジャー放送局や大手新聞社はそういうことをやるわけにはいかないので、バイラルメディアタブロイド紙の出番になる。Youtuberもそれに乗っかってくる。

その結果、そっとしておいて欲しい遺族がどこの馬の骨と分からない連中からいかけられるようになる。今はメジャー放送局や大手新聞社記者という「どこの馬の骨なのか一応わかる連中」に追いかけられている分だけまだマシなのだが(抗議を受け付けてくれる場所があると言う意味で)、その要素すら消えてしまう。

STEP4:著名人自殺で亡くなった場合、「亡くなった」という事実すら伏せられ「休養」で誤魔化されるようになる

STEP3の結果もたらされる事象としては、「そもそも亡くなったこと」が伏せられるということが考えられる。出演中の番組舞台がある場合はその人が突然消えることになるので、表向きは「体調不良で当面休養のため降板」というプレスリリースが行われるだろうが、本人が死んでいるのでいろいろ不自然ものとなる。そしてSTEP3と同様バイラルメディアなどに追いかけられ、実は自殺していた・・・という報道が相次ぐようになる。

STEP5:「休養」が「自殺」を意味する単語と化してしまい、NGワード化してしまう。

そしてこういう事象に繋がる。もはや本末転倒である芸能界NGワード化したのだから一般社会でもNGワード化してしまい、「休養」「休暇」などの言葉がつかえなくなってしまう。

STEP6:自殺報道ガイドライン撤廃される

そして、このような本末転倒なことが起きている根本原因は何だと言う声が日本全国から上がるようになり、元をたどれば自殺報道ガイドラインのせいということに(当然だが)なり、このガイドライン撤廃される。

2030年には自殺報道ガイドライン消滅すると見ている。この増田を保存しておいた方がいい。

2022-05-11

anond:20220510111831

暗器使いさんに関しては、

暴力を受けた男性被害者たちの苦悩「なかなか一般社会では認知されない」 - ライブドアニュース

https://news.livedoor.com/article/detail/13970596/

とか

プロ小説家「今度いじめテーマにした小説出版します。ストーリーキャラも私のオリジナルですが、貴方の話をモデルに書いたので、原稿を読んで了承を頂きたい」 - Togetter

https://togetter.com/li/865648

などを読むと、今回のことについてもどこか同情してしまうんだよな。

一方、とうふさんも、つらい境遇に置かれているし。

今回の件は、(お二人には申し訳ないレッテル貼りだが)弱者弱者が行き違っただけであり、周囲がああだこうだ言うのは、二人をいじめていたやつらと同類なのかな、と。

2022-05-08

ほんとバカだな…

発言差別意識現実に人を傷つけ殺すことだってある」という観点がすっぽり抜け落ちてる。反社会的行為フィクションにとどまって他へ害を吐き散らさない段階なら目こぼしもされているだろうが、現実へ影響を及ぼし始めたらそんな猶予は一発で吹っ飛ぶ。ヤク決めて飛ぼうぜって歌うロッカー顰蹙を買う程度で済んだとしても、彼が実際に麻薬ファンに売りさばいたら当然逮捕されるし、なんなら界隈のアーティスト全員に疑いの目が向けられる。快楽殺人者を描いた映画がもてはやされても見ない人は見ないで終わりかもしれないが、模倣犯が一人出ればそのジャンル映画見に行く人はみんなそういう目線で見られるのを覚悟することになるしだいいちスポンサーがもう金を出さなくなる。別にそれらは「社会的に許容されてる」ってわけじゃない。実害がないならほっとく、実害があるなら取り締まる。そんな程度のさじ加減で、単にスルーされてるってことだよ。そして、「誰もが見られる動画サイトで、他者を傷つけるのでよくないとされる言動を広めてる」のは、すでに社会における明白な加害行為であり、ストップがかかるのは当たり前のことだ。

まりこれは、”自分らが社会的弱者であることに安住して一般社会ではとうてい許容されない行為面白がっていたら、その結果コミュニティ全体が危機に晒され、本来無害であったものまで延焼する”…という、例のあのよくある歴史が、いまゲームコミュニティに訪れてるってことなんだよ。そういう状況で「あれぐらい許せ」なんて発言が界隈から出たら、それがどういう結果をもたらすか想像できないか? 「なるほど、あれぐらい許さなくちゃな」ってなると思う? 反対だよ。ホント馬鹿だな。

anond:20220507173924

2022-05-05

anond:20220505193628

職場(職業ではない。より小さい範囲職場)はガチャ、運次第だからどんなに光り輝くホワイト企業一般社会から認知されていようがクソみたいな職場へ配属されてしま可能性はゼロじゃない

それは官民どこであれ変わらないので親に「まずは自分希望を叶えさせて欲しい。失敗したら転職は言うとおりにする」と言おう

まぁぶっちゃけ1度目の職場でハズレを引いた場合に別の職場へ逃げてガチャを再度回すための方便だけど、この方向性で行けばキミはキミに合った楽な職場を得るチャンスを2度ゲットできる

2022-04-24

anond:20220424163803

規制派なんてものじゃなくて、規制に然るべき理由とそのラインが腑に落ちるものであれば


ちなみに猥褻文書・図画・電磁的記録に係る記録媒体刑法175条で頒布や陳列を禁じられてるわけですが、ここでいう猥褻とは

いたずらに性欲を興奮又は刺激させ、かつ、普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反するもの最判昭26・5・10

であり、その判断基準

一般社会において行われている良識すなわち社会通念である。この社会通念は、「個々人の認識の集合又はその平均値でなく、これを超えた集団意識であり、個々人がこれに反する認識もつことによつて否定するものでない」(略)かような社会通念が如何なるものであるかの判断は、現制度の下においては裁判官に委ねられているのである最大判昭32・3・13)

ですよ。

既に法に書かれた内容ですら、突き詰めれば何かを言っているようで何も言っていないに等しい、結局裁判官がそう思えばそうなんだぞってだけのラインなのに「規制に然るべき理由とそのライン」を一体誰が明確に引けるというのだろうか

2022-04-15

フェミニズムが傷を抱えた人間セラピーになることについて

前書き

現代日本フェミニズムは、傷ついた人間が慰め合うセラピー看板のような機能を持っていると言える。

弱者が慰め合える駆け込み寺、いわばフェミニス堂があること自体は良いことだ。

エンパワメントシスターフッドという自己肯定を重視した精神的な言葉最近人気なのもその一環かもしれないし、そこまで前向きな気持ちになれないからとにかく苦しみや怒りを吐き出させてくれという層だって駆け込み寺には居場所がある。

だが、「セラピーとしてのフェミニズム」と「学問言論としてのフェミニズム」が分離されていないために、言論としてのフェミニズム信頼度が著しく弱まっている。

セラピー面も学問言論面もひと固まりからフェミニストはメンヘラだとか、他人幸せを許せないだとか、ミサンドリストセックスヘイタージェンダークレーマーだとかの批判に繋がってしまっているのだろう。

私自身も精神疾患持ちなので、精神が弱っていることを批判する気はないのだが、セラピー的な語り合いと、学問的討論がごっちゃになっている状況は大いに問題視している。

追記:↑ここで私の精神疾患に言及したのは、私も議論の場で当事者性を武器として使おうという態度でよくなかった。反省する。)


本稿で主張するのは、「冷静な研究者としての立場」と「傷つき怒れる当事者としての立場」は、兼任すると問題が生まれるのでどちらか片方だけの立場に立つべきだ、ということだ。

たとえ学位免許を持っていても、冷静になれない話題については傷が治っていない当事者から理論議論を使いこなせる研究者ではなくあくまで苦しむ当事者個人として発言した方が良い。

本論前に、何がOKで何がNGかおおざっぱに切り分けておこう。

冷静なフェミニズム研究者が、「困った女性のための駆け込み寺やセラピーの場や、肯定しあえる関係必要だよね」という学問理論を組み立てる。
冷静なフェミニズム研究者もしくは心理医療専門家が、セラピーの場の最低限の安全が保たれるように監督をする。
セラピーに集まる傷ついた人たちが、フェミニズム用語理論武装したり、怨恨を吐き出したり、過激むちゃくちゃな主張をする。(なぜなら、セラピー的な場では、ひどい発言原則許されるべきだから。ただし、それをそのまま社会への要求として広めるべきではない)

×
まだ傷が深く残っていて冷静な振る舞いができない人間研究者としての発言力を得て、本来患者としてすべき主張を研究者立場でする。
×
傷の残っている研究者セラピー監督役をやり、セラピー患者同調してしま患者内面吐露検討・洗練せずそのまま社会にぶつける。
×
研究者同士でも肯定しあえないと傷が痛んで耐えられないので、アカデミックであるべき関係を仲良しグループにする。




本論

フェミニズムという看板のもとに、傷ついた人々が集い、辛さや怒りを語り合い共感あい心を癒そうとする様子は、当事者会に近い。

当事者自体は、様々な依存症障害事故被害者などについて行われており、有用セラピーと言っていい。

だが「セラピーとしてのフェミニズム」の問題は、当事者会で癒される患者と、当事者会を監督したり理論を語る研究者がかなり重なってしまってるということだ。

要するに、当事者として治療を受けるべき傷を抱えたままの人間が、セラピスト役と教師役もやってしまっているという問題が、「セラピーとしてのフェミニズム」にはある。

全てのフェミニストが病んでいると言っているわけではない。

だが、SNSのそこら中で行われている「セラピーとしてのフェミニズム当事者会の多さに比べて、監督できる冷静な研究者は全く足りていない。


普通当事者会やセラピーは、福祉医療心理専門家によって研究理論化がされ、社会に対して有用性が主張され、会の時にはその場にいて見守ったりもするはずだ。

傷ついた当事者たちの語りは、しばしば自己中心的だったり理屈が通ってなかったり乱暴だったりするが、それは回復必要な心の解放だ。

それがそのまま社会への要求として世の中に出されたりはしないので、当事者会で語ったことが間違ってるなんて責任を問われることもない。

客観的専門家当事者たちの感情吐露分析して理論化した上で、必要な部分は社会に訴えるようになっている。

から普通健全当事者セラピーは、傷ついている当事者が冷静さを求められたりはしないし、当事者ヤバいことを主張していても研究者評価が下がることもない。研究者監督しているか当事者同士の会話が先鋭化するエコーチェンバーも防げる。当事者要求研究者が整理したうえで一般社会に伝えるので、外部の一般人当事者過激すぎる主張を直に聞かされて悪感情を持つこともない。

全てが完全に徹底されているわけではないが、それでも、当事者セラピーで語り合う患者とそれを監督する研究者の間に線が引かれていることで、ある程度は弊害抑制ができている。

しかし、「セラピーとしてのフェミニズム」では、患者監督者、研究者区切り曖昧になりやすいので、普通当事者セラピーでは減らせる弊害がモロに発生しているのだろう。

たとえばフェミニストが「トーンポリシングはやめろ」と主張したことに対し、「議論や説得において言い方ってのは大事だろ」と反論されているのをよく見るが、あれも、内輪の癒しセラピー的な感覚と対外交議論感覚がごちゃまぜになっているせいだ。

「私はいま苦しすぎて言葉を選んでいられないのでセラピー患者として気持ちをぶちまけてるんだからトーンポリシング(言い方警察)するな」、という話なら真っ当である

「私は冷静を保ち、言い方や内容にしっかり気を使うから議論として発言を真面目に聞いてくれ」、というのも真っ当である

だがそれを同時にやろうとする、「自分セラピー的に感情をぶちまけるが聴衆は真面目に聞いてくれ」というのは無法な要求だ。

せめて、セラピー監督する冷静な研究者に向かってぶちまけて、その研究者理屈の通らないところを補助し冷静な言い方に直して議論の場に持っていくという形にしなければいけない。

なのにフェミニズム議論では、何もかも一緒くたになりがちである


当事者研究者の分離は、簡単なことではないとは思う。

特に精神思想分野ではそうだ。

臨床心理士カウンセラー看護師助産師になりたがる人間はしばしば自分が精神不安定を抱えているというのは、統計はともかく実体験としてはよく聞く話である

博物学系でも、たとえば動物学者はだいたい動物好きで、心情的には動物保護したがるだろう。

だが、そこは資格団体ががんばってたり教育だったりで、臨床心理士精神保健福祉士はある程度の信用をしてもいいだろうとなっているし、動物学者も後先考えない動物愛護活動をする人は目立ってないわけだ。

しろ愛護派の過激な主張の角を取って一般社会的に可能動物保護のやり方を訴えたりしていて、それはまさに、感情的になりがちな当事者の語りを、研究者自分のところで一度止めて丸め社会に伝える、当事者会に対する医療福祉関係者の立場と近い。

から臨床心理士動物学者などの学問的信用はまあ保たれている。


ところがフェミニズムや一部社会学は、理論家や研究者が、傷ついた当事者と同一人物だったり肩入れしすぎたりするせいで、冷静な監督者のいないまま野良セラピー的な語りあいを続け、当事者の悲痛な心情吐露ではあるがそのまま社会要求するには妥当性に欠ける内容が研究者学問立場から主張されてしまっている。

フェミニストはメンヘラだとか他人幸せを許せないだとかミサンドリストセックスヘイターだとか言われてしまうのはこのせいだ。

それにもかかわらずフェミニズム大義名分世界中で力を持ち、フェミニストの要求の内容を精査して妥当性が十分な時だけ応じますという態度は悪だと指弾されるのが、本当に良くない。

ここで断言しておくが、メンヘラも、他人幸せを許せない人も、ミサンドリストミソジニストも、セックスヘイターも、楽しく生きてよいし好きに発言してよい。当事者会で同病相憐れむのだって、傷ついた人間には大切だと思う。

過激思想トラウマは緩んだ方がいいとは思うが、それもあまりに大きな加害に繋がらないのであれば自由だ。

ただし、その好き勝手発言暴言あくまで傷つき冷静さを欠いた人の胡乱な言動として生暖かく聞き流されている方が、周囲にとっても当人にとってもよいはずだ。

弱者の声は社会から無視されるべきではないが、そのままで妥当性が低いので、客観的研究者が集積して適度に理論化と穏健化した上で世の中に訴えるべきだろう。

フェミニズムが、弱者に肩入れしようとするあまり病んだ当事者発言をそのまま重用したり、著名な研究者が「冷静さを保つために私の当事者としての感情一時的に抑えよう」という努力をおろそかにしているのは、誰にとっても不幸である

辛すぎて悲鳴を上げざるをえない当事者と、冷静で他者対話可能研究者弁別は、完璧でなくとも努力する価値がある。できたぶんだけ弊害が減るはずだ。




おまけの具体例 朝日新聞運営の『かがみよかがみ』について

一つ、わかりやすい事例を挙げる。

フェミニズムジェンダー学周辺で、セラピー機能学問言論機能が混在することの弊害を私がはっきり感じたのは、朝日新聞運営の『かがみよかがみ』である

『かがみよかがみ』は読者投稿エッセイメインコンテンツとするWebサイトだ。

「私のコンプレックスを私のアドバンテージにする」とか「私は変わらない、社会を変える」とかをコンセプトにして、女性自己肯定感の爆上げを目指すメディアであることを謳い続けている。

18~29歳の女性からエッセイ募集して、編集部がチェックして載せている。著名人契約コラムニストの連載もある。

そして投稿者を「かがみすと」と呼び運営ボランティアを「ミラリスト」と呼んで連帯感を出し、若い女性同士で肯定しあえるコミュニティを作ることも意図しているようである。(かがみすとは今もしっかり使われているが、ミラリストTwitter検索してもほぼ出てこないので今も使われてるかは外部からは謎)

二年くらい前に数回燃えたが、扱っている内容の割にはてはで話題になる回数は少ない気がする。はてなとは読者層が違うのだろう。

上野千鶴子さんに質問「ベッドの上では男が求める女を演じてしまう」 | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/12881008

フェミニストでも、守られたい。フェミニストだから、守りたい | かがみよかがみ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mirror.asahi.com/article/13432941

これの上の記事に関わっていたコラムニスト(かがみすと)が、謝罪をしつつかがみよかがみを批判したnoteを全三回書いていたのだが、その第三回と、そこから辿れる記事類を読み、フェミニズムセラピー言論を区切らずやっている弊害はあるな、と強く感じた。

上野千鶴子座談会セックスワーカー差別炎上とかがみよかがみコミュニティ雰囲気について(下)|滝薫

https://note.com/hannnahkuku0819/n/n6514127ed85a

私はこれを読んだ時、伊藤編集長があらゆる批判に応じないのもわかる、といっそ清々しささえ覚える形で納得してしまった。「セーファープレイス」を構築しようとして、内部を守っているのではないかと思った。

(略)

『かがみよかがみ』を必要としている利用者はいる。それはわかっている。私も、エッセイ投稿した後の”共感”と”褒め合い”によって自信がついた一人であることは変えようがない事実である。その価値を認めていても、『かがみよかがみ』の未来に不穏さを感じてしまう。

『かがみよかがみ』が目指すのは、あくま女性自己肯定感の爆上げである。正しさではなく、自己肯定である

それも、明言はしていないが18~29歳の女性だけを狙っているだろう。

若い女性たちがエッセイで悩みを語り合い、書き手同士のSlackか何かでも褒め合い、お互いが何を言っても原則として批判しないし自虐もしない。まさに当事者会でありセラピーのやり方である

フェミニズムジェンダーなどの内容が多く扱われているが、それはあくま自己肯定感爆上げの道具なので、理論的な正しさを保とうとして心が苦しくなってしまうようなら、正しさを追求しなくてよい。

エッセイ投稿年齢制限も無い方が「正しい」のはわかってるだろうが、年上の説教エッセイ愚痴エッセイが載ってるサイトは鬱陶しくて気持ちよくなれないという若者本音を慮って、微妙理屈をつけて年齢制限をかけていると思われる。

投稿者をかがみすとと呼んで内輪感を作るのも、その繋がりで孤独が癒える人がいるかである。そういう内輪感にウエッとなる人もいるだろうが、そのタイプの人は他のどこかで癒されればよいというスタンスだろう。

伊藤あかり編集長モットーらしい「全ての人を満足させようと思ったら、一人も熱狂させられない」とも合致する態度だ。

傷ついた若い女性のために、正しさではなく自己肯定感爆上げを目的とした当事者セラピーの場があること自体は、良いと思う。

だがそれが、朝日新聞運営メディアとして広くネット広告され、上野千鶴子石川優実企画に呼び、ヒコロヒーなどの連載があり、エッセイ投稿者ジェンダー学やフェミニズムで多少の理論武装をして識者っぽい人もたまに言及するとなれば、そこはもう言論の場となってしまう。苦しい内面安心して吐き出せる、責任を負わなくていいし怒られもしないセラピーの場としては相応しくない。

なのに、そこが曖昧に混ざった立場で『かがみよかがみ』の文章は発表され続けている。

から『かがみよかがみ』の記事批判されたのである

そして、これは、インターネットにおける様々なフェミニズム活動についても近いことが言える。



まとめ

最後にもう一度まとめる。

傷ついた当事者同士が慰め合うセラピー看板としてのフェミニズムと、冷静さと客観性を保つ学問研究としてのフェミニズムは、分割しておく必要がある。

現在日本では、セラピーの場としてのフェミニズムと、学問としてのフェミニズムが、ごちゃごちゃ混ざっている。

心が乱れてフェミニズムセラピーを求める患者と、冷静であるべきフェミニズム研究者が、ある程度重なってしまっている。

この状況を解消しないと、世の中の幸せにはつながらないだろう。



追記。本稿は3か月ほど前に増田に投げたが無反応だったものの再投稿である。)

2022-04-11

anond:20220411220648

故人に申し訳ないけど、人気漫画家一般社会に対する解像度問題もあるよ

野原ひろしは連載当初は課長設定だったか

2022-04-06

anond:20220406104233

これって別に男女の話じゃなくて、権力者からやりたくないことを強要されるとなかなか断れませんよって話であって、一般社会ではかなり淘汰された権力者によるハラスメント芸能業界ではまだ全然生きてるって問題なのに、男女論として捉えるのはよくないよ。男性被害者に対する風当たりの強さって完全にそれに起因してるよね。

結局、男から女への被害ばかりが取り沙汰されるのは、現時点で男のほうが女より権力を持ってるパターンが多いからでしょ。権力は人を腐らせがちだから社会的に強い立場の女が増えたら女だって同じようなことやると思う、というか、現在進行形でやってる女や被害にあってる男も絶対いるのに、あまり告発する事例が出てこないのは、世間増田みたいな思い込みがあるからだと思うんだけど。

2022-04-05

Vtuber事務所の印象

3年前くらいから在宅勤務のお供にVtuber見るようになった。

事務所としての印象なのでタレントそれぞれは違うとかいうのは大いにあると思うし、所詮私の感想です。

VTuber界隈のお作法?のようなRPだの魂だの数字だのに言及するのは忌避感ある人いるだろうけど、そこ含めて楽しむ系なのでご容赦。

ホロライブ

女の子がわちゃわちゃしてる。バラドル売りしてるなーと。

・少数精鋭。登録者/同接/スパチャ額が全体として抜けてる感。

Vtuberで(事務所として)儲かる手法をしているんだろうなと思う。

タレントのどうのこうのより一部ファンスパチャやらコメントが目立つ。

スパチャ額がすごい。ただ少額を多くの人からというよりコアなファン層が一人で2桁3桁万というような構成ドルオタがこっちに来たのかなという印象がある。

アイドル売りに対して処女信仰の人たちが集まり、それらが組み合わさった結果として男性と関わらないムーブしてるタレントが多くて大変そう。

中の人たちもゲーマーというよりニコ生/ニコ動/ツイキャス/声優/アイドルとかみたいだから、横のつながりが女性同士のいざこざ多そうで大変そうだなーと。(結局自分スポットライト浴びたい人多そう)

・ぺこーらがぺこーら構文をもって外部コラボしまくっていったらストリーマー界隈全て持っていきそう。

にじさんじ

・人多い。多種多様で一概にこういう事務所って言えない。

活動内容もアイドル売りしてる人もいれば、ゲーマーもいれば、おじさんもいる。

・すげー配信時間の人もいれば数年間活動してない人もいるし、どっちもそういうもんだよなってファンの中でも受け入れられてる感。

中の人たちも未経験者もいれば経験者も様々。

にじさんじ体現してるのが委員長というのはとても理解できる。

774inc

ゲームというより雑談/企画面白い人が多い印象

親会社かい

個人個人で目立つタレントはいるけど、774=ねるちゃんってなる。ASMR聞く人は別の印象だろうけど。

ぶいすぽ

FPSゲーマー女性の集まり運営会社がPUBGの大会(スクリム)の運営とかしてるから、そっち方面からスカウトしたんだろうな。

ネットファンがつくような経験者がVtuberになったというより、ゲームが上手い女性Vtuberになった感。オタク理解のあるゲーマー女子

普通に揉めたエピソードの経緯や仲直りしたこととか笑いながら話してて仲良さそう。一方で本気のいざこざ起きたらスパッといきそう。

・結局なずちゃんいるからまとまってるんだろうなみたいな印象。なずNEWS待ってます

のりプロ

犬山たまきwithって感じ。護送船団。

・みんな手に職持ってる感。副業としてのVTuber事務所

・対談コラボ面白いけど、テンプレ感があって犬山たまきの視聴者に対してコラボ相手のことを紹介している感。もっと台本抜きでやってほしいな。

深層組

・前はやばかった

最近は尖ってて面白い

リアル過去が強すぎる。

VTuberを身元特定されないようにして使ってる人たち。

まとめ

他の事務所あんま知らんので割愛

色んな理由卒業なり契約解除なりあったりするけど、一般社会だと仕事辞める人が一定いるかVTuberから目立つだけなんだろうなと思いつつ、そのあともネット活動して動向がわかるのがもうネットで生きていくんだなって感じでおもろい。

ただ体調が原因の人は本当に今後の幸せを祈ってる。エンタメ提供してくれてありがとう

2022-04-04

anond:20220404165844

撮り鉄特に重い者を集めて

あなたがこだわって撮った写真社会的価値はない」

あなた価値観が一般社会に受け入れられることはない」

他人自分とは違う考えを持っている」

と教え込みながら更生を図るしかないのではないか

2022-04-01

自分物差しで測ると

AV男優よりは俺のちんぽは小さいように感じるけど、

一般社会ではそんなでもない気がした

というか、ウクライナ侵攻前は極太ディルものばっかり見てた

2022-03-15

刑務所ぐらしに憧れる

刑務所の方が一般社会で生きるよりずっとマトモな生活送れそうだし犯罪犯さずに行けないかな…




うそです。別に憧れない

こういう事言って他人を釣ってみたいと思ったけど面倒でこれ以上文章考えられん

2022-03-11

anond:20220311183806

一般社会人やったことがある奴なら「何かお手伝いできることありますか」「この業務代わりにやりましょうか」とか最低限声はかけるんだよなぁ

いきなり気まぐれに勝手業務に手を突っ込むことなんてありえない

2022-03-08

改めて自民党バンドワゴン効果は凄まじいな

はてブの方でも人気記事になっている、漫画家赤松氏が自民党入りすることについてのインタビュー記事

「なんでよりによって自民党から出るんですか?」『ラブひな』『ネギま!』…ヒットメーカー赤松健を決心させたもの

https://www.google.com/amp/s/bunshun.jp/articles/amp/52455

この記事ブクマ見てると「目的を達成しようと思ったら自民が正解」というコメントは少なくなかった。

別にこの話に限らず、きっと色んなイシューに関して昔からこういう風に「政治の場で目的を達成しようと思い、その内容が自民が受け入れ得るものなら、票田や勢力といった手土産を持って自民と協力体制を築くのが最良」みたいな勝ち馬に乗っかる流れがあるんだろうな。

最近だと、国民民主党トリガー条項の凍結解除を目的として自民予算案に賛成した話とかも似たようなもんか?

もちろん、それぞれが自民党の力を利用するという選択に至ったのには他にも様々な理由があってのものだろうけど。

でも、こういう風に「勢力があることがさらなる勢力を呼び込む」から自民は強いんだろうなっていうのを感じずにはいられない。


別に俺は自民支持者ではないし、はてサ的な強めの自民アンチでもないけど(選挙権持ってから自民投票したのは山田太郎議員出馬した時だけのオタクだ)、こういう勝ってるヤツがさらに勝てるって構図はあまり好ましいものではないんだろうなとは思う。

でもじゃあ、一有権者である俺達はどうすれば良いんだろうな?

少なくとも俺は、目的達成のために自民にすり寄る勢力やそれを支持する有権者が悪だとは思わない。

一強体制が良くないというのは一般的事実だと思うけど、だからと言ってそれを選挙投票基準で最優先しなきゃいけないかと言ったらそんなことはないし、政治家も有権者もどのようなイシューを優先するかは自分の好きに決めるべきだと思う。

上記赤松氏の記事ブコメで言えば「エロのために自民党のケツ舐めてんじゃねーよ」という旨の酷いコメント散見されたが、他人重要視しているイシュー馬鹿にしてもっと重要イシューがあると押し付けるのは、傲慢差別的である全体主義的だと思うので賛成できない。

これが例えばLGBTとか、社会的により繊細なテーマだったら「そんなくだらないことではなくもっと社会全体のためになように投票しろ」と言った瞬間、はてなでも一般社会でも大炎上だろう。

でも、このまま自民が勝っているから勝つという政治状況で良いのかと言われたらそれはそれで困る。

結局、俺達はバンドワゴン効果から逃れられないのかな?

2022-02-28

沖縄やんちゃ少年たちは沖縄独立を望んでない

沖縄やんちゃ少年たちの一般社会への再接続サポートをする仕事をしているのだけれど、沖縄若者文化というか何と言うか、端的に言えば不良少年たちは沖縄独立を望んでいない場合が大半だ。
現在沖縄若者米軍基地が非常に身近なためかファッションから音楽までアメリカ由来のHIPHOPスタイルを非常に好み、沖縄米軍関係者を親に持つアメリカ少年たちとコミュニケーションを取って生活をしている(ここで言うコミュニケーションは血を伴うものも含む)。
まりアメリカバッドボーイズ/バッドガールズスタイル日本の不良スタイルへと集合させた本土とはちょっと違う不良スタイルへと昇華させている。

アメリカスクールカーストが稀に話題となるけれども、バッド少年たちはスクールカーストへ組み込まれていない例外層であり、何故かと言えばバッド少年層と喧嘩になれば拳銃が出てきたりして子供同士の喧嘩とはまったく言えなくなってしまうからである
から最上であるジョッグやクイーンであってもバッド少年層とは距離を起く。ジョッグやクイーンが最終的に求め憧れるパワーとはヒーローのパワーであり、バッド少年が求める文字通り何にも縛られない自由になるためのパワーなので求めるパワーの質が違うのだ。
そうアメリカ籍の少年から聞いた。

はてな話題になる沖縄の話と言えば、米軍基地沖縄独立を絡めたものであるが、はてなで取り上げられスターが付くブコメにはかなりの偏りがあるし、おそらく・・・というよりはほぼ確信的に沖縄の大部分の若者から支持が得られないものだったりする。
少なくとも沖縄若者からすると米軍基地へ直接雇用されれば安定職だし、出入り業者就職してもそこそこ良い待遇を得られることが確定する。
それ以外の就職口の大半が沖縄は3次産業ばかりが発展してしまった土地柄なので観光のための施設店舗を作り整備する土建業か、観光飲食のものを扱うサービス業なので低賃金なのだ
まり沖縄若者からすると割の良い就職である米軍関係沖縄の外へ出すなんてのは害悪以外なにものでもなく、口々にその手の話にはほぼ間違いなく一笑に付してしまう。
はてな一部の人には微妙感情を持つことになるだろうが現代沖縄で「少年から大人になる≒就職口として米軍関係検討する」ということを意味する。

それでも米軍関係者による暴力事件がという考えが巡ってしまう人も居るだろうけど忘れないで欲しい。沖縄やんちゃ少年たちの存在を。
さら沖縄在住の人に説明するまでもないことだが、知らない人へ説明するならば「不良というものへどういうイメージを持っているか?」をまず考えて頂きたい。
私は不良のイメージの一部に「不良は大人迷惑を掛けるもの」というのがあるし、多くの人もそうだろう。そして「沖縄では迷惑を掛ける大人対象米軍関係者すら含まれている」としたら察しはじめる人も出てくるのではないか
沖縄発の犯罪事件報道には偏りがあるのはご存知だと思うし、米軍関係者による無意識アジアへの差別思想ももちろんあるだろうが、あれだけ成人式で騒ぐ沖縄やんちゃ少年たちがなぜ普段から報道されず、警察により行き過ぎた取り締まりなどセンセーショナルなことがないと取り上げられないのは不自然だと思わないだろうか?そう偏っているのである

一部の沖縄県警や一部の米軍関係者沖縄若者へ当たりが強いのは、そういったやんちゃ少年たちの存在が少なから関係していると言って良いし、米軍関係者暴力事件を起こしたとき何故か喧嘩相手の詳細がわからないのはその喧嘩相手は実はそういうことなのだ(少年法の絡みや報道慣習・自主規制もあるだろうけど)。
かに米軍治外法権の絡みから、何らかの事件沖縄内で米軍関係者が起こしたとき捜査権は事実上早い者勝ちなっちゃってるというのもある。
本土の人からすると意味がわからないだろうが、米軍関係車両交通事故を起こしたとき捜査するのは先に事故現場へ到着した警察もしくは米軍関係者がするという運用事実上されているのだ。
まぁだからこそ責任割合で1:9みたいな感じで米軍関係車両が悪いとなってしまっても米軍関係者が先に事故現場へ到着してしまうと責任割合概念が吹き飛んでしまい損してしまった経験のある沖縄県民が少なからず居るのだ。
パターンももちろんあるわけで米軍関係者からすると治外法権はなんとしてでも手放すわけにはいかないってのが現状だろう。

そんな様な状態であっても沖縄若者特にやんちゃ少年たちにとって米軍基地大事存在だ。
やんちゃ少年たちの沖縄HIPHOP文化根拠米軍基地にあるわけで彼らの青春のものだし、何よりも大人になると大事パートナーとなるからである

そして、その文脈と同じ様に沖縄独立沖縄若者やんちゃ少年たちにとってありえないのだ。
HIPHOPと言えばやはり立身出世ストーリーだ。地元の多くの人たちからそのスタイル独自のものと認められ評価され人気になって行き、都会で全世界成功者として大金を稼ぐ。
沖縄やんちゃ若者にとってのニューヨークとは本土東京であり、決して那覇市ではない。

本土沖縄芸能人過去に人気となったことがあるけれども、沖縄若者からすると沖縄芸能人シイジャア(先輩)である
その当時のスタイルHIPHOPではなかったけれども、沖縄若者特にやんちゃ少年たちはシイジャアに憧れて東京を目指している。自分リリック・フロウが世の中を席巻することを夢見ている。
それをすることが難しくなる沖縄独立沖縄若者が支持するか?と言えば支持するわけがない。
なので沖縄若者は「沖縄独立老害の世迷いごと」「アイツら中国から金貰ってる」「共産主義ダサい」と口々に言って意見がほぼ一致している。
ちなみに沖縄の多くの若者学術的に沖縄独立共産主義理解していないがスタイルとして沖縄独立共産主義ダサいと言っている。

生活へ密着する文化アメリカ志向大人になっての就職アメリカ志向なのが今の沖縄若者であり、そんな沖縄若者事情無視して今の大人たちの思想信条や都合によって沖縄独立論を語ると、今の大人引退した数十年後は逆に取り返しの付かないことになっているだろうと私は予測している。

補足情報として今の日本音楽シーンでは徐々にHIPHOP興隆しているけれども、本場アメリカの影響を強く受けた沖縄HIPHOP東京進出志向もあると思っている。
それがどういうことかと言えばHIPHOP派生系「TRAPスタイル」の流入東京で起きているということを意味している。
TRAPスタイルについては「TRAP 歴史」などでググって貰えればわかるだろうけど、ググるのが面倒な人へ端的にイメージだけ伝えると「違法薬物がかなり強く影響しているHIPHOP」だ。
このように端的なイメージだけ伝えると悪い印象しか与えないだろうが実際に悪い。どれくらい悪いかと言えばトランスサイケデリックなどと肩を並べられる、もしかしたらそれよりも悪いほど悪い。

このような音楽聴くなと言っているわけではないが、その文化へ濃密に自身の子供たちが浸かっているような気配があれば親は警戒したほうが良いとは思う。
違法薬物がなくともトランスサイケデリックスタイルは踏めるようにトラップもまた踏めるはずなのでトラップドリルに傾倒する若い子たちは今すぐに違法薬物が伴っているコミュニティと縁を切るように強く言おう。

キミのスタイルは魂の選りすぐりのスタイル キミの魂よりクスリ クスリスタイル 騙しのスタイル クスリより魂 楽しいスタイル キミのスタイル 騙しのクスリより楽しい選りすぐりの魂のスタイル

2022-02-27

どんなキチガイじみた病にも社会性がある

視点死刑とは心の中に植え付けられた観念視点へと変質し、常に内面を除かれ内側から支配さる状態を指すがこのような気味の悪い病にも社会性があると思われる。

例えば松本人志の「遺書」がそうである。この松本人志の「遺書」が日本お笑い会に多大な影響を与えたことに異論はないだろうが、お笑い会のみならず一般社会にも多大な影響力をもったのもまた事実であろう。

一般人が「俺はどちらかと言うと突っ込みタイプ」とか「俺はどちらかと言えばボケ」だなとか言い出したのはどう考えても「遺書」以降であるし、当時はみんな松本人志の真似をしていた。

遺書」の中にちりばめられたさまざまな言葉哲学思想テレビ会を良くも悪くも「汚染」したのも事実であろう。

遺書」以降日本テレビ番組がつまらなくなってしまったのは疑いの余地の無いところである

で、その理由として松本人志言葉観念化し、テレビ会を凝視する視点へと変質してしまったと考えることは出来ないだろうか。

このボケ突っ込みをしたら松本人志につまらないと思われるの恐ろしく、笑いの質を変えざるを得なくなってしまった可能性はないだろうか?

松本人志的なあるいはダウンタウン的な笑いが日本中を席巻し芸人一般人もパクってたし、はっきし言ってそれはつまらものしかなかった。

日本テレビ番組は「遺書」以降どんどんつまらなくなっていった。

たとえばビートたけしが昔に比べてつまらなくなったのも、素直に笑いたいけど笑えなくあの、ビートたけし特有の「ニヤリ」とした笑いかたも「遺書」以降によく見られる現象である

私はビートたけしバイク事故も「遺書」に敗北感を感じたビートたけし自殺だったという説を持っているがどうであろうか?

最近お笑い芸人は何でもかんでも突っ込み、しつこいし、これは浜田雅功のパクりとしか思えないし、ワイプに映るタレントの笑い顔も「笑わなきゃならず笑ってる」という感じで素直な笑いではない。

最近の笑いはボケから突っ込みまで全てが予定調和でつまらないし、そこにはやはり松本人志の「つまらない」という視点があり「つまらない」と思われるのが怖いからではなかろうか。

どう考えても松本人志の「遺書」以降日本テレビ番組は変質してしまった。(そんななかお笑いの質が遺書以降も全くぶれなかった島田紳助は流石と言わざるを得ず引退が非常に惜しまれる)

笑いコンビ別にどちらがボケでどちらが突っ込みという決まり事なんかないのはたとえば、とんねるずウッチャンナンチャンを見ればあきらかで、

その時々の状況に応じてどちらが突っ込んだりボケたりすれば言い訳別にお笑い形態としては、必ずしもどちらがボケでどちらが突っ込みといった役割分担が必須というわけではない。

ウッチャンナンチャン的、とんねるず的なお笑いコンビもっといてもいいわけである

ダウンタウン以降、ほとんど全ての笑いコンビボケ突っ込み役割分担がはっきりしており、今は昔ほど酷くないが少しでもダウンタウン的な要素があるとつまらなく感じるのであった。

兎に角松本人志視点テレビ会に内在化されてしまたことは疑いようのない事実である

明石家さんまですら、松本人志視点を感じながら番組に挑んでるのも全く事実であろう。

ボケ突っ込みがしつこく見てて楽しいとは思うが正直疲れる。

ダウンタウンも歳をとりもうすぐ還暦である。流石に昔程の輝きはないが、ダウンタウンがどんどんつまらなくなっていくのと日本テレビ番組がつまらなくなっていくのは軸を一にしており、繋がっているとは言えないか

番組制作スタッフ本音を言えば正直松本人志視点邪魔で重苦しく感じているのではなかろうか?

私に視点死刑の刑が執行されたのも、「遺書」の発売年とほぼ被るし、私を自分支配下に置こうとした彼は松本人志の芸風をよくパクっていた。

気味が悪く絶対に誰も同じ目にあいたくない視点死刑という刑罰も実は彼のオリジナルではなく社会性があったのであり、私を支配下に置こうとした彼も時代の手のひらの上で踊らされてたのである

2022-02-25

アニオタ大嘘アニメ真実

アニオタ大嘘アニメ世界的に認められている。でもアニメーターは貧困でこのままだと国益に損失だから保護しろという主張

これを20年以上近くアニオタは言ってきてるがまったくの欺瞞だね

アニオタアニメーターが貧困なのは製作費を電通なんやらが中抜きしているからだという大嘘を言ってきた。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1706/18/news001.html

しかしこの記事にある通りそれはまったくの大嘘であるというのが数年前にバレている。

君の名は。がヒットだの鬼滅がヒットだの呪術廻戦がヒットしているのになんでアニメーターが報われないのはなぜだみたいな疑問を呈しいるが

その答えは記事にも書かれてる通り10本つくって9本外れで1本のヒットで他の赤字カバーしているからという単純な話だった。

要は出版不況と同じでアニメ会社が増え過ぎてアニメをつくり過ぎた結果が今の悲惨な現状なわけでありアニメ業界自業自得であるわけだ

それをアニオタは完全スルーして中抜きされてるだの不当だと騒いでいるわけだ。

挙句アニメーターを国で保護しなきゃ国益に損なうだの中国に乗っ取られるだの騒いでいる。

結論から言うとアニメ税金を1円たりとも使う必要はない 中国に乗っ取られるのならくれてやればいい。

そもそもアニメアニメーターを助けたければ円盤を買えばいいことそれが一番 

ところがネット蹂躙跋扈しているアニオタソシャゲ薄い本に金は出すけど円盤にまでに金を出していない

アベマやつべ違法に流れてるアニメみて満足しているわけだ。

結局のところは自分らの懐は痛めたくないけどアニメはみたいので税金支援お願いしまーすって言ってるわけだ

もちろんこんなふざけた主張に耳を貸す必要はない税金を1円足りも使う必要もない

そもそもこんな現状を招いたのはアニメーターの自業自得だし、やつらとリアルで会う機会もあったけどアニメのことしか知らないような世間知らずが多い

こんな連中が上行けばそれはダメになるってのがよくわかる。

一般社会メーカー会社が物だけつくってればいいなんてのはとっくに過去の話で広告マーケティング販売販路の確保、営業etc それぞれをきちんとこなしていかなければ成り立たないのは常識ことなのに

アニメ業界はただTV局の言うままに製作したり、漫画原作アニメ化してきただけ こんなことしてれば時代についていけず苦しくなるのは当然なんだよ

ある意味競争原理自然淘汰というやつだ それをなぜアニメけが特別保護する必要があるのか まったくそ必要はない

2022-02-18

公立高校入試化するプロゲーマー

ゲーマーゲームの場で勝ちさえすればどんな性悪でも問題にされなかったのが実力外の人格まで求められるようになってきた。

内申点かい入試の点数と関係ない品行方正さを加味する公立高校入試のようだ。

一般社会では不適切とされる気性の悪さは勝負強さや向上心につながるものだが、「勝負強い」「人格に優れる」その両方をやらなくちゃあならないってのがこれからプロゲーマーのつらいところだ。

2022-02-09

anond:20220209123839

本当のオタクは、閉じた世界に生きているので、一般社会がどうなろうと、しったこっちゃないんだよなぁ

2022-02-08

anond:20220208011118

俺も、現状の男性Vの人気は「お笑い芸人」的な人気だっていうのはよくわかる。逆に女性は「ガチ恋」や「推し」っていうアイドル概念での人気って感覚があるな。

おお、まさに自分のところの友達もそんな感じだわ。

ジャニオタスノーマンが好きな女友達は、メンバー同士の絡みを見て楽しんでいる感じは確かにする。実際、友達と話していると「認知してくれることももちろん嬉しいけど、そこまで必要じゃない。とにかく推し活躍したり、楽しんだりしている方が嬉しい」って言われたわ。男オタだとこうはならんやろなぁって聴いてた。

メンバーの中だけの世界」ってのもよくわかるわ。推しは一人だけど、そこには必ずカップリング的な相手がいるっていう特徴は確かに周りにあった。

増田も「ハコ」概念男性Vが活躍するうえでは必要なことやと思う。

ただ、増田が聞いた中で最も男性Vにハマれない障壁になっているのが、「魂」の問題だった。

今だとどこもかしこも、Vの中身として元配信者とか求めているけど、大抵そういう人たちって倫理観がどこか狂ってたり一般社会的にアウトなことやっていたりする。(偏見も含むが、引退した大手ニコニコ配信者に聞いた話もあるのでそう間違いではないと思う)

そしてこれってVの炎上とかですごく一般的な論として定着しているきらいがある。

そういう前提があるうえでの会話なんだけど、一番言われて男性Vは今のままだと無理だろうなって感じたのは「中身がクソの可能性が高すぎて純粋に推せない」って言葉増田もまぁわからんでもないって感じたわ。

から増田的には「ハコ」概念ももちろん必要だと思うが、女性に向けた男性Vは「清廉潔白」で「品行方正」であることも重要なように感じた。少なくともそう感じさせる程度のマネジメント必要だなぁと。

なので、増田的には意見に全面賛成。それに加えて「魂」の素性を詮索しても出てこないよう(出てきても倫理的なアウトがないよう)にする必要があると思う。

2022-02-02

anond:20220202000019

煩悩塗れのコミュニティの動向をいくら分析したって一般社会では役に立たんよ。

ネット上の罵り合いのために自分の意に沿う情報いくらかき集めても何も変わらんのと同じようにね。

2022-02-01

anond:20220122210019

元増田のお母様は、集団ストーカーと呼ばれる犯罪被害者です。

日本全国に大勢被害者がいますが、まだ社会一般に周知が進んでいません。

説明が非常に難しい手口であることと、証拠を確保することが困難なため、警察に訴え出ても取り合ってもらうことが難しい状況です。

また、全国の被害者がこの犯罪について声を挙げ始めていますマスメディアはいっこうに取り上げません。

このような現状を打破するため世論に訴えかけようと、当事者である被害者が自ら草の根で周知活動を行っています

社会的背景から

普段ニュース報道される事件の中には、一見理由曖昧でその後どのような理由で当該事件が発生したのか判明しないまま社会から忘れ去られるケースが散見されます

職場においては都合の悪い社員を辞職に追いやるため陰湿いやがらせが行われているケースがあると聞きますし、学校においてはいじめが原因と考えられる理由で自ら命を絶つ子供が後を絶たないばかりか、

学校教育委員会いじめ存在否定し、教師子供の心を傷つけるような行為を行っているケースまで報道されています

これらのニュースの多くは真実が判然としないまま他のニュースにかき消されていきます

集団ストーカー被害者地域生活においては、誰かに都合のよくない発言や行動をとったことがきっかけでまるで「村八分」のような扱いを受け始めたという報告があり、

日常生活の中で見ず知らずの不特定多数の人たちから自然不愉快な思いをさせられることがあるようです。

これらの不愉快出来事は偶然とは考えられない確率と頻度で経験させられており、驚くべきは被害者個人情報が前記のような行為使用されています

このような現状を鑑みれば、報道される一部のニュースの裏で声を上げられずに苦しむ人々が存在し、決して表面に現れない真実が隠されているのではないか憶測せざるをえません。

現在多くの被害者インターネットを通じて情報を公開していますので、議員報道を業とする方々の一部はこの事実を把握しているはずです。

加害者について

多くの被害者によれば、加害行為を実行している者たちは、公務員をはじめ様々な業種に携わる職業人や一般社会人とみられる方々まで、

高齢者から学童まで幅広い年齢の人々が加担している様子が報告されています

更には、この犯罪には非常に高度な技術が用いられている様子がうかがえることが大きな特徴です。

お母様が盗撮被害に遭われているように、刃物拳銃など常識的想像ができるような凶器ではなく、ヒトの視覚嗅覚で知覚することができない技術を応用して被害者苦痛を与える手段を持ち合わせているようです。

携帯電話や人感センサーGPSなどはすべてヒトの目に見えないもののはたらきによって作動していることを考えれば、決してありえない手段でないことはご理解いただけるのではないでしょうか。

しかしこのようなことを訴えても、一般の方々にはにわかに信じていただけません。

私たちのように取るに足らない一般庶民に対して、なぜこのような大掛かりな加害を実行するのか何一つ理由が見あたらないからです。

加害の手口が常識から遠くかけ離れているため、家族や友人などの身近な人たちに現状を訴えても被害者の身に起こっている事実を信じてもらうことが非常に困難です。

被害者の中にはご自身被害実態から加害実行者を特定している方々もおられますが、個々の被害状況も様々であるため不明な点が多いのも事実です。

確実にいえることは、加害の手法には一定パターンがあることから加害者側は非常によく統制されたシステムで成り立っており、

専門知識を持ち合わせた人物を含む信じがたいほど多数の加担者を利用して、加害の実行も厳格な取決めのもとに行われる様子がうかがえることです。

被害者の現状

いったん被害が開始されると短期間で止むことはなく、長い方々では何十年と苦しんでおられます

被害者は、それまで持ち合わせていた常識からかけ離れた状況に追い込まれパニックを起こし、残念ながら精神科への入院を勧められたり、最悪の場合自ら命を絶つ方もおられます

幸いインターネットの普及により「集団ストーカー」と呼ばれている事実について、被害者がおびただしい数のブログホームページSNSを利用して情報を公開しています

一方で非常に残念なことに、被害者執拗揶揄する者が存在し、この事実を隠ぺいするがために偽りの情報拡散することで一般社会に誤解を与えるような記事が多数公開されています

しかしながら昨今、冷静な視点をもって、デモや街宣をはじめ周知用のチラシを配布するなど、身近な方法でこつこつと周知を行動に移しておられる被害者が全国で増え始めています

中にはこの犯罪事実地方議員国会議員に直接訴えかけている方々もおられますが、解決に乗り出す動きがみられません。

被害者の多くはこの被害により生活や職を追われたり社会的に孤立に追い込まれています

深刻な社会問題ですが、第三者による介入はいまだかつて行われていません。

被害者自由を奪われ、苦しんでいます

私たち集団ストーカー犯罪」の被害者は、日本においてあたりまえに享受できる生活を取り戻すために、今般の活動を行います

一日も早く元増田とそのお母様が平穏日常を取り戻すことを願っています

2022-01-23

anond:20220121195915

九州男児からなんか同情しちゃう部分はあるなぁと思ってしま九州出身現在関東

一般社会では関東基準が標準として取り扱われているけど、東西ラインジェンダー観ってかなり違うんだよなあ

から良くはないが氏がずっと西日本在住なのもあって同情しちゃう部分もある

超ざっくり言うと、関東男女平等関西男尊女卑文化だと思う

西日本だとふつーに就活でうちは女いらんって言われるし(関東基準だとアウトだろう)、学生側もそれが当たり前と受け止めてる

関東でて良くも悪くも男女平等でびっくりしたわ

セクハラとかは超厳しいけど、女性にも当たり前にも負担を求める感じは初めてだった

東西ライン超えて一度住んでみないと骨身に染みてわからないよこれ

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