はてなキーワード: 考察とは
二次創作をしてる多くの人は、愛で動いてると感じる。
自分は電子書籍でオリジナルBL小説を配信してるんだけど、自作への愛はハッキリ言って、そこまでない。
ウケる話なのかとか、トレンドを意識した設定なのかとか、考えることがたくさんあって、キャラに萌えてる暇がない。
自キャラの好きな食べものやら、靴のサイズやら好きな音楽やら、考えたこともない。作劇の都合上、必要になったら決める程度。
二次の人たちはすごい。
ファンブックが出ようものなら、データがすべて頭のなかに入っている。
他にも、作者がそこまで考えてないだろうってところまで思考の射程を広げて、作品から多くのメッセージを受け取ったり。考察を重ねて作品やキャラへの愛を深めたり。
公式よりも上手い絵やら文章やらを毎日のようにアップしてるところもすごい。
しかも、二次の人には、同じ作品やカップリングが好きな仲間もいるじゃないですか!!
自分には無理。
BLは嫌いじゃないけど、ジャンル小説は一定のセールスが見こめるから書いてるだけ。いいネタが浮かべば、高額賞金の新人賞に応募しますわ。BLより、一般文芸の方が世間体もいい。
もとはBLでもなんでもない作品と、ゲイではないであろうキャラクターを強大な磁力でBL変換する労力。
どっちも自分にはかけられない。
金、かね、カネ。
自分の頭のなかには、ろくなものが入っていないことに愕然とする。
二次はいろいろ叩かれるけど、自分は二次の人たちの情熱に頭が上がらない。
自分は金のために腕を磨こうとしてるけど、うまくいっていない。
漫画やアニメを結構見るし、その作品に対する他人の感想や考察を見聞きするのも好きだ。
ゲームもする。普通に遊ぶこともあれば、このゲームはどこが素晴らしかったのか分析したりもする。
しかしネット上、特にTwitterを見ていると自分のイメージ像とは違うオタクが随分多いので、疎外感のようなものを感じる時がある。
推しというからには、他人に強く進めるようなキャラなのだろうが、そういう気持ちになったことはない。
強いて言うなら箱推しというやつが近いが、作品単位でもあまり人にプッシュはしない。
例えば、創作しない。
絵を描いたことなど、人生で100回もないかもしれない。50回以下かも。
一時期挑戦したこともあるが、無産より有産のほうが立派だから描けなきゃいけない、という消極的な動機だった。
例えば、二次創作に興味がない。
作ることもなければ見ることもない。
目に付いたらまあ見るけど、積極的に探そうとは思わない。
原作があればそれでいい、という感じ。
例えば、感情的にならない。
一つ一つならオタクにも色々あるなと思えるのだけど、積み重なると何となく自分のほうが変なのか?と自信がなくなる。
別にオタクの定義から外れていたとしても、オタクでも一般的なタイプでなかったとしても、別に困らないはずなのに、なぜ気になってしまうのか?
それもわからない。
・人の解釈が知りたい欲求があるので喋りが面白い人を中心にツイッターをフォローしていく
推しの情報はなるべく漏らさず集めたいので有力情報を迅速にRTしてくれる人もチェックする
・自分が推しについて喋りたいと思ったらツイッターで勝手に喋る
素晴らしい絵や小説を書けるような人間ではないので特にフォローされない
鍵をかけていないのでたまに検索からやって来た人からいいねされる
「個人として交流するところまではしたくないけど誰にも見られないのはさすがに寂しいのでちょっとだけ見てほしい」欲はそれだけで満たされる
心情としてはここに書き込むのと大して変わらない
・アホみたいなグッズでもつい買ってしまうのでちょろい客だと思う
・どうしても何か質問や会話したいことがあれば人気作品の場合だいたい専用スレがあるので5chで聞く
・作品を読むだけで満足なのでファンのツイッターをフォローすることは少ない
必死になって情報を集めることをしないので気づいたらイベントやプレゼント応募の期間が過ぎていたということもあるが
・真面目な考察はブログやtogetterなどにまとめて上げている人が多いのでそれを読む
・「推しがいないから純粋な目で見ていて偉い」「推しがいない方が偉い」などと思ったことは一切なく今回はたまたま推しができなかっただけという認識
むしろ金を落とさないしライトな付き合いだから公式にとってもファンにとっても毒にも薬にもならない存在だと思う
・もし自分から何か話したくなった時、人の話を聞きたくなった時は推しがいる作品の時と同じ
ずーっとこんな感じだけど問題なくやれてる
推しがいるのもいないのも特別なことでも何でもないし交流したくないならしなくてよくないか
ゼル伝の推しを聞いた人は「リンク×ゼルダが大好きな○○さんの友人」ってことで増田に会ったわけだから
他人の「その人らしさ」ばかりが視界に入ってきて、「それに比べて自分は……」という劣等感に思考が占拠されてばかりいる。
コンビニで髪を派手な色に染めてる人を見かけては「そんなに思いきれてすごいな、自分にはそんな勇気ないな」って思う。
プロ・アマ関係なくSNSで何か創作・表現してる人を見ると「表現できるものが内にあってうらやましいな」って思う。
作品の考察や深堀りもできない、とがった技術も知識もない、「大好き!」って言えるものもない、半端な消費者の自分には無理。
まとまった休みができたときには、「たまには自分勝手に好き勝手に、なんでもやってみよう」と意気込んだけど、
結局「〇〇すべき・〇〇したほうがいい」「そんなことしてても気晴らしにしかならないし何も残らない、もっと知的で生産的なことをやらなきゃ」みたいな自己検閲がかかってダメだった。
たくさんのものに守られてるからこそ、色んなものに恵まれてるからこそ、今こうやって悩みながらも生きていけてる、贅沢な悩みだっていうのはわかってるつもりではある。でもどうやったら今のこの悪循環を打開できるのか、方向性が見えない。
意を決して前進したところで、「ざんねん、行き止まりでした」ってなるのが怖い。失敗なしには前進できないんだろうけど、取り返しのつかない失敗だってあるだろうに。
なんでみんなは、そんなに生き生きとして生きていけるんだろう。身の程知らずに努力したり、後先考えずに遊んだり怠けたりできるんだろう。
良いことも悪いことも、思い切ってすることができない。
「不器用だね」って知人に冗談半分に言われたとき、「あ、やっぱりそうなんだな」って思ってしまった。
いつから自分はこんなに不器用で生きるのが下手な人間になってしまったんだろう
なにもない、空っぽ
人間は愚かなので、ここで懺悔する。とっくにモルカーロスを乗り越えただろう増田たちは生暖かい目で読んでほしい。
モルカーを知ったきっかけは、1話の放映後にツイッターでバズり散らかしていたことだった。かわいいモルモットの乗り物が主役なのに舞台は治安が悪め、そんなアニメをYoutubeで見れるらしい。
初めて見たとき、「なにこれ?」。2回目は「教育系アニメか」。3回目で「モルカーってかわいい」。
気が付いたら5回目に突入していたとき、久しぶりに「これはハマった」と本気で感じた。
それからは暇だったこともあり、公式のYoutubeが更新される時間に張り付いては視聴した。一週間が待ち遠しくて、ツイッターやコメントで人の考察を見て感動し、何度も繰り返し見る。それに加えて、たくさんの人がこぞってイラストや小説を書いていたので、溢れ返った二次創作を見るだけでも毎日が楽しかった。世界観やキャラクターが好きで、ストーリーは面白いし、何しろ短いアニメなんだから飽きようもないと確信していた。
しかし、突然見なくなった。3分すらモルカーに渡せなくなった。ふと、SNSで盛り上がる人たちを横目に「見たくないな」と思ってしまったときには終わっていたのだろう。
別にこちらの環境が変化したわけでもなく、新しい何かに熱中していたわけでもない。ただ理由もわからず急激に冷めていった。
2分半の12話、合計したらたったの30分。それすら作品に集中できない人間になってしまった。
はっきりいって、この文章を書くには30分以上掛かっている。その時間で本編を流すことだってできるはずなのに、どんどんモルカーへのハードルが上がっていく。
祭はもう終わったのに、今更参加するのは遅いような気がして。
……ここまで書いてようやくわかったけど、自分が好きだったのは「モルカー」の周りでどんちゃん騒ぎすることだったんだな。じゃなかったら、こんな感想出てこないだろうし。
モルカー、君達の生き様を盛り上がるためだけのガソリンとして消費してごめんね。
人間は愚かだ。
【追記】
アマプラで残りを観ました。思ってたよりわからなかったし、期待値が高すぎただけだった。
これでモルカーと適切な距離でいれそうだ。
簡単でした。
戦法は角交換振り飛車が主力
やったことはすくない。
詰将棋1日1問
すぐ答え見てました。
録画で解説を聞く
自分でも次の動きを考える。
あわせて、連動して動かした駒をメモ。
安い駒から動かす。
手番を確保しながら駒を動かす。
上二つをやっているときは、
駒の効いてる箇所に数字を置いていく。
0なら0
1つなら1
2つなら2
3つなら3
テンポはひたすら速く。駒の特性を考察しながらやる。組み合わせを丸暗記。
対局で勝ち負けに拘らない。
動きの悪かった駒はないか?
一手でも早く詰ませる手はなかったか?
他にどんな手で詰ませられたか?
などなどいっぱい改善点を洗い出していく。
気付きにくい詰めろをかけていく。
ウマ娘のプレイヤー、ストーリー見るのを惜しんでプレイはしているがプレイ中ほとんどスキップしまくりで暇だから俺の作った切り抜き動画を見ながらプレイしてるらしい。
おかげでめちゃくちゃ再生数がつく。
例えば新章が追加されたウイニングチケットについてシナリオを切り抜きしただけの動画を短く切り貼りして投稿するとする。
規約回避のためにそうしているだけで創作性があるなんて自分でも思っちゃいない。
いいわけではないが俺はまだましな方で、単純にキャラストーリーをそのまんま上げてるだけの動画でも収益化承認されている。
俺はチキンだから一応手を入れてるがそれすら必要ないのかもしれない。サイゲームスはとんでもなく寛容なのだろう。
普段作ってる動画には1週間かけてちまちまと数時間の作業してようやく1本作れるのに対してこちらの制作時間は15分だ。
テンプレ化してるから文字と画像の入れ替え以外はほとんど頭使ってない。
こんな手抜き動画が10万以上再生されたりする。特に需要が高いのは誕生日メッセージをつなげた動画だ。見逃した人や自分でホーム画面を変えるのがめんどくさい人がわらわらと群がってくる。
動画再生数がようやく1000くらいの時は広告がついても10円にもならなかったのに
再生数が伸びるととなぜか単価も良くなるらしい。それともウマ娘動画の広告費だけ競争状態で高騰しているのか?これだけで3万円の収益になったこともある。
今のところ収益化制限の警告すら来ないので公式的にも問題ないと認識してくれてるみたいで非常にありがたい。
しかも、こんな手抜き動画に対してみんな動画ありがとうと言ってくれたり動画内容についてあれこれ考察してくれて完全にWinWin。
承認欲求も満たされるしお金も手に入るしみんあも喜ぶしいうことなし。
…そう思っていた時期が俺にもありました。実際は複雑な気持ちだ。
普段死にそうな思いでなんとか納期に間に合わせてそれでも毎日のように上司から嫌味を言われる仕事って何なんだろう。
今まであれこれ工夫しながらちょっとずつチャンネル登録者数を増やしてきた3年間は何だったんだろう。
なにもかもが理不尽に感じる。
切り抜き動画の再生数が伸びてもチャンネル登録者数が伸びてないからこれで仕事辞められるなんて思ってない。
でもあまりにも急に大きな幸運が舞い込んできたせいで、今は切り抜き動画のことしか考えられない。
俺はウマ娘のブームが去った後でもめぼしいゲームやらVTuberに目をつけて乞食みたいに切り抜き動画を作って生きていくのだろうか。
そして運悪くなにかで事故ってアカウントがBANされた時に自分は果たして立ち直ることができるのか。
今は間違いなくハッピーなのに将来のことを考える時が重い。最近躁な時と鬱の時の気分の変動が激しくて吐きそうだ。
どうしたらいいんだろう。
友達は絵が上手い。
高校でデジ絵デビューしてからはTwitterでもそこそこフォロワーがいて、友達間ではすごいねって言われてるレベル。
友達が崇拝する神絵師は神絵師なので友達の数倍フォロワーがいる。
フォローは厳選タイプで20人くらい。絡む人はその中から更に数人って感じ。で、友達はその20人の中に入りたくて、神の推しを描いてアピールしたりしている。実際、神もいいねはしてくれるらしい。でもフォローはしてもらえない。
フォローリフォローはタイミングの問題もあるし、タイムラインの居心地がよければ、新しい人をフォローしたいって気持ちには中々ならない。絵は好きでもつぶやきのスタンスが合わないこともある。わりと友達ができることは限られるというか、どうにもならないことだと思う。
ただ、友達はその神にフォローされてる人たちを目の敵にしている。特にフォロワーが友人より少ない人のことは如実に見下していた。
実際神のフォロイーには特別絵がうまくない人もいた(目立った崩れがない程度には上手い)が、正直、神絵師となると描きたいものは自分で具現化できてしまうから、単に絵の上手い人より、アイディアが独創的な人とか、考察でキャラ解釈を深めてくれる人のほうが創作意欲の刺激という意味でフォローしたくなりやすいんだろう。
リア友としか繋がってない無産ROMアカウントからすると、友達も神も神のフォローしてる人も天の上のような世界を生きてるんだけど、友達がぎすぎす消耗してるのはもったいないなと思う。
ある時、とあるブログがわざわざスレに書き込んで自演してそれをまとめるということをした。
ワッチョイを追っていくと過去に対立煽りをしていることが判明。(※このアフィリエイトブログのみがしていたわけではなくキャラ対立はもちろん凸があるゲームなので無凸を煽るなどがスレでは常態化していた)
スレ民が怒って言葉に大麻を混ぜたり、画像に「当サイトでは大麻販売~」などを入れ始める。
深夜に湧くロリキャラのエロ画像を貼り付けるだけの奴も大麻を言葉に混ぜ始める。
・「久々に来たけどこのスレ気持ち悪いな」という復帰者が増えた。
・なぜかスレの総意で弱キャラとされていたキャラのdisが極度に減った。
・なぜかアフィリエイトブログのまとめに過去ログ参照のものが増えた。
アフィリエイトブログからすると閲覧数(PV)を高めたい。その一つが煽りだったのではないかと思う。
まとめブログにコメントをする人はやはりコメントしたからにはレスポンスがほしいはず。レスポンスがよくつくところなら何回もリピート訪問するのではないか。
そこで煽りを行い、「こういう派とこういう派がいますよ。みなさんはどう思いますか?」と示すことでコメントを誘発していたのではないだろうか。
もちろん、そのコメントはほとんどがまとめの延長になるのでその中でも対立が行われて活気づく。
個人的にゲームもいろいろやるのでいろいろなスレに24時間張り付いていられるわけでもないのでまとめブログを見ることはあるが、対立やキャラdisをよくまとめているブログは警戒していこうとおもう。
前にもちらっと書いたんだけど、モーニング娘。'21の最新アルバム「16th That's J-POP」が名盤なので聞いてほしい。
メンバーもつんく自身もアイドルは結果であって音楽はアイドルだからといって妥協はしないと常に言っているように今回も素晴らしい出来です。
「これぞJ-POP!」というアルバムタイトル通り曲の振り幅も大きくて、曲順も最高。
(ハロプロはサブスク解禁してないから買って聞いていただきたい。損はさせないので…。)
https://ameblo.jp/tsunku-blog/entry-12665290144.html
https://ameblo.jp/tsunku-blog/entry-12665315981.html
https://www.youtube.com/watch?v=GvL599ekuYI
一通り全部聞いてくれと言っておきながらとりあえずぜひ聞いていただきたい曲を少しピックアップするよ。
マイナー調でズンズンする低音が良い。音楽に詳しくないからうまく言えなくてごめんなさい。
モーニング娘。は現在リーダーの譜久村聖ちゃん、と歌姫とも言われる小田さくらちゃん、独特のリズム感とパフォーマンス力が魅力の佐藤優樹ちゃんの3人の歌割りが多めだけれどこの曲ではド頭をらぶりんに可愛い牧野真莉愛ちゃんがかっこよく歌っていたり普段と違う声の魅力を感じられる。
まあ普段聞いてない人には違いがわからんかもですがそんなことはどうでもいい。
1曲目からアイドルソングや黄金期っぽさのない曲ではじまるのでこのアルバムの振り幅のでかさを感じてほしい。
合間に挟まるラップやつんく♂独特の言葉遊び、いろんな声質のメンバーの声の重なりで様々なハーモニーを感じられます。
アルバムに収録されている曲の中で飛び抜けて明るくて一番黄金期のイメージに近い曲なので「LOVEマシーン」や「ザ・ピース!」のイメージから抜けてない人はこの曲が一番とっつきやすいかもしれない。
つんく♂さんの書く歌詞って昔も今も常に「今を楽しむこと」や「愛」についてをその時代やメンバーに合わせて言葉を変えながら伝え続けていると思っていて、
この曲も「時間よ!このままとまれ!」と思うほど今を楽しんでいて進む時間に恐れを感じるんだけれど時は進んでいく、そのもどかしさも歌っている。
この「今を楽しむ」ということについては例えばモーニング娘。'16の「the vision」
https://www.youtube.com/watch?v=RS0QHDdXvCw
「未来なんてたった今の積み重ね だから今が大事」とある。今を楽しむことの積み重ねがあって未来が楽しくなるみたいな。
OGの道重さゆみの「10代はかわいい。20代は超かわいい。30代は超超かわいい。劣化という言葉は私にはないんです。常にピークです。だから、今までできょうが1番かわいいんですよ。」という言葉とかハロヲタが主人公の映画「あの頃。」も主人公は常に「今が一番楽しい」と言っていたんだけど通じるものがあるなと思う。
今を最高に楽しんでいるから「あの頃。」は良かったと懐古したりせず良い思い出として大切にしながら更に今を楽しむことができる。
手を変え品を変えそのことを伝えているなぁと感じることがある。
余談だけどこういう詩の内容をネオリベっぽいと言われたりするし何かそれも分からんでもないと思ってて、でもそのへん詳しくないから上手く説明できないんでそういうの詳しい人その観点から考察してほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=D-sByTkmwzg
2020年のハロプロ楽曲大賞にも選ばれたシングル曲で15期メンバーにとってはデビューシングルでもある。
つんく♂さんのライナーノーツでもこの曲は陰と陽、光と影みたいなことを言っているんだけど
サビ前のクロスする歌詞は対極なことを歌いながら「愛しちゃうんだ」という1つの解につながる構成も好き。
サビ前のストリングスも良いよね~
対比をつかって詩を表現してるなあと思ってMV含めた総合芸術みたいに思ってる。
https://www.youtube.com/watch?v=SKgFDdDyKLE
ハロプロらしいファンキーさもあって大好きな曲で、なんと言っても「私の人生エンジョイ!!」って言う曲をアルバムの最後に入れているところ!大好きアップフロント!
アルバムが発表される前から次にアルバムがつくられるなら最後にこの曲を入れてほしいと思っていたのでそれが叶って嬉しいから聞いてほしい。
14期メンバーとしてカントリー・ガールズ(現在活動休止中)との兼任で加入した森戸知沙希ちゃんがフィーチャーされた楽しいMVもいいですね。
人生うまくいかねえネガティブになっちまう~ってときに「Yeahと言うからYeahと言え!」って言って無理やりYeahさせて前向かせようとする心意気。
これも前述の「今を楽しむ」が出来ないと未来が暗くなっちゃうよってとこにつながっていくように思う。
https://www.youtube.com/watch?v=VVqVbXQaf60
アルバム新曲。これはリリックビデオとかいうライブ映像があるので載せておきます。
これもつんくさんが今までも詩にしてきたことを今のメンバーならこう!って書いた曲だな、と思ってる。
「愛は積んでも 愛は積んでも 愛はその場に留まらない」の歌詞も'18の「Are you Happy?」の「愛の貯金なんてできないよ」に通じているし。
まず俺のスペックを書く。
・35歳男性
かつては自分の不甲斐なさ、社会の冷たさに涙したこともあったが、ここ数年は比較的平穏に暮らせてる。
何故か。理由はいくつかあるかもしれないが、最大のものはネトゲを始めたからだと思う。
ネトゲに容姿は関係ない。自分の好きなアバターをつかって遊べる。格好いいイケメンも、可愛い女の子も自由自在だ。
俺は格好いいイケメンを作って遊んでいるが、結構褒められる。格好いいねーとか、その装備似合ってるねとか。
それはアバターが褒められているんであってお前が褒められているわけじゃない。空しくならないのか、と思うだろ?
それが案外空しくならない。何というか、自分の子供が褒められている感覚に近いかもしれない。俺に子供はいないけど、そう感じる。
自分の子供が褒められたら、多分嬉しいだろ。誇らしく感じさえするかもしれない。それを通じて自分も褒められているように感じているのかも。
大人になれば、普段の生活で褒められることなんてまず無い。弱者男性ならなおさらだ。
しかしネトゲなら簡単にそれがもらえる。これを知ったときは衝撃だったな。
特に深い考えがあったわけではなく、なんとなく女性キャラで遊んでみようかなーという程度。
そしたら驚いた。ただ単にフィールドを歩いているだけでも声をかけられるのだ。それに答えていたら簡単にフレンドが増えた。
他にも俺のキャラの動作にいちいち反応してくれたり、アイテムをポンとくれたり、ミスしても優しかったり。
男性キャラで遊んでいるときはまずこういうことは起こらない。ネカマにはまる人の気持ちがわかった気がした。
でも何故か罪悪感と違和感がつのり、そのキャラは消してしまった。別に騙していたわけではないんだけど。
そして容姿の問題がクリアできるなら、他者とのコミュニケーションは容易になる。
「俺みたいなのが話しかけて迷惑じゃないかな?」という考えが起こらないから、本当にポンポン話しかけられるのだ。例え初対面の相手であっても。
そのキャラいいね!から始まり、今どこら辺を遊んでいるのか、どこが難しいか、どのキャラが好きか。そのうち他の人も入ってきて、会話がキャッチボールのように飛び交う。
もうすごく楽しい。時間が矢のように過ぎていく。リアルではまずこんなことは無い。俺の人生では。
案外そうでもない。上手いに越したことは無いが、下手でもまあ問題ない。俺だって別に上手くはないしな。
何故なら、最近のネトゲはゲーム下手でも楽しめるように作られているからだ。
例えば生産系。いろんなアイテムをこねくり回して貴重なアイテムを作り出す。これにスキルはいらない。根気さえあれば誰にでもできる。
そうやって作ったアイテムを仲間に提供するだけでマジ感謝される。
最近のゲームはストーリーを追うだけだったらそれほど難易度は高くないし、自分が下手でも仲間が何とかしてくれる。
そしてそういった過程をSNSにアップするだけでもいいねが結構付く。
他にも世界設定を考察したりキャラのロールプレイをしたり。いいゲームは楽しみ方のすそ野が広い。
そういうのを通じて、他にも同じようなことが好きな人たちと繋がっていく。
要はネトゲをやれば俺たち弱者男性が求めてやまない「他者とのコミュニケーションと、それを通じた自己肯定感」が非常に容易に得られるということだ。
俺はこのお陰で日々の苦痛、虚しさをうまく中和できてる。それどころかネトゲ仲間と自分のアバターに恥じない自分でありたいと最近転職活動まで始めた。成功するかは分からないけどな。
以前の俺なら考えられなかったことだ。
ネックがあるとすれば初期投資がそれなりにかかるというところか。
ただはてなに居るならPCぐらい持ってるだろ?低スペックでも始められるネトゲはある筈だ。
まあダメだったらいつでも止めれるんだし、始めてみてもそう損はないんじゃないか?
そういう簡単でドライなところもネトゲのいいところだ。特にコミュニケーションに難がある俺たちみたいな人間には。
ネトゲでは容姿も年齢も経歴も能力も関係ない。ただできるだけ誠実であればいい。
これを読んでいる全ての弱者男性に、幸があるよう祈っている。
中学生の頃、買い尽くしたはずのハンターハンターの知らない単行本が出ていて買った。
そこからBLを覚えて、漫画の話で盛り上がれる同級生と友達になることが増えた。
基本的には「作って遊ぶ」をしていた。
オリジナルリレー小説を書いたり、描いた絵を互いに見せ合ったり、そういうオタク活動。
受験が来て、大学に行き、仕事をするようになり、それでも変わらずアニメや漫画が好きだったので、自分はまだオタクだと思っていた。
AKBが流行していたころからだろうか、推しって言葉が出てきて、それがいつしかアニメ漫画オタも使う言葉になった。
(今ではもっと幅広い層で使われているけど)
私には推しがいない。
好きな漫画アニメ、ドラマも映画も小説も戯曲もゲームも、いっぱいある。
でも特定のキャラクターにめちゃくちゃ思い入れを持って、なんらかの活動(創作なりグッズ集めなり)は出来ない。
推しがいないと、オタク友達と話すのが難しいなと思うことがままある。
自分はただのフィクション好きで、フィクションを摂取するのが大好きなだけで、「オタク」では無いのかもしれないなと最近では思う。
たまたまBLも読むから、多少絵を描くことができるから、仲間に入れてもらえていただけなのかもしれない。
オタクの同士として仲良くなった友達、最近はあまり私とオタ話をしない。
つまんないからだと思う。
推しのどんなところが好きなのか聞くのは楽しい、でも私もそれを持ち寄って差し出すことができないから、こちらが聞かせてもらうばっかりだから。
推しが欲しいなと思う時がある。
前にもちらっと書いたんだけど、モーニング娘。'21の最新アルバム「16th That's J-POP」が名盤なので聞いてほしい。
メンバーもつんく自身もアイドルは結果であって音楽はアイドルだからといって妥協はしないと常に言っているように今回も素晴らしい出来です。
「これぞJ-POP!」というアルバムタイトル通り曲の振り幅も大きくて、曲順も最高。
(ハロプロはサブスク解禁してないから買って聞いていただきたい。損はさせないので…。)
https://ameblo.jp/tsunku-blog/entry-12665290144.html
https://ameblo.jp/tsunku-blog/entry-12665315981.html
https://www.youtube.com/watch?v=GvL599ekuYI
一通り全部聞いてくれと言っておきながらとりあえずぜひ聞いていただきたい曲を少しピックアップするよ。
マイナー調でズンズンする低音が良い。音楽に詳しくないからうまく言えなくてごめんなさい。
モーニング娘。は現在リーダーの譜久村聖ちゃん、と歌姫とも言われる小田さくらちゃん、独特のリズム感とパフォーマンス力が魅力の佐藤優樹ちゃんの3人の歌割りが多めだけれどこの曲ではド頭をらぶりんに可愛い牧野真莉愛ちゃんがかっこよく歌っていたり普段と違う声の魅力を感じられる。
まあ普段聞いてない人には違いがわからんかもですがそんなことはどうでもいい。
1曲目からアイドルソングや黄金期っぽさのない曲ではじまるのでこのアルバムの振り幅のでかさを感じてほしい。
合間に挟まるラップやつんく♂独特の言葉遊び、いろんな声質のメンバーの声の重なりで様々なハーモニーを感じられます。
アルバムに収録されている曲の中で飛び抜けて明るくて一番黄金期のイメージに近い曲なので「LOVEマシーン」や「ザ・ピース!」のイメージから抜けてない人はこの曲が一番とっつきやすいかもしれない。
つんく♂さんの書く歌詞って昔も今も常に「今を楽しむこと」や「愛」についてをその時代やメンバーに合わせて言葉を変えながら伝え続けていると思っていて、
この曲も「時間よ!このままとまれ!」と思うほど今を楽しんでいて進む時間に恐れを感じるんだけれど時は進んでいく、そのもどかしさも歌っている。
この「今を楽しむ」ということについては例えばモーニング娘。'16の「the vision」
https://www.youtube.com/watch?v=RS0QHDdXvCw
「未来なんてたった今の積み重ね だから今が大事」とある。今を楽しむことの積み重ねがあって未来が楽しくなるみたいな。
OGの道重さゆみの「10代はかわいい。20代は超かわいい。30代は超超かわいい。劣化という言葉は私にはないんです。常にピークです。だから、今までできょうが1番かわいいんですよ。」という言葉とかハロヲタが主人公の映画「あの頃。」も主人公は常に「今が一番楽しい」と言っていたんだけど通じるものがあるなと思う。
今を最高に楽しんでいるから「あの頃。」は良かったと懐古したりせず良い思い出として大切にしながら更に今を楽しむことができる。
手を変え品を変えそのことを伝えているなぁと感じることがある。
余談だけどこういう詩の内容をネオリベっぽいと言われたりするし何かそれも分からんでもないと思ってて、でもそのへん詳しくないから上手く説明できないんでそういうの詳しい人その観点から考察してほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=D-sByTkmwzg
2020年のハロプロ楽曲大賞にも選ばれたシングル曲で15期メンバーにとってはデビューシングルでもある。
つんく♂さんのライナーノーツでもこの曲は陰と陽、光と影みたいなことを言っているんだけど
サビ前のクロスする歌詞は対極なことを歌いながら「愛しちゃうんだ」という1つの解につながる構成も好き。
サビ前のストリングスも良いよね~
対比をつかって詩を表現してるなあと思ってMV含めた総合芸術みたいに思ってる。
https://www.youtube.com/watch?v=SKgFDdDyKLE
ハロプロらしいファンキーさもあって大好きな曲で、なんと言っても「私の人生エンジョイ!!」って言う曲をアルバムの最後に入れているところ!大好きアップフロント!
アルバムが発表される前から次にアルバムがつくられるなら最後にこの曲を入れてほしいと思っていたのでそれが叶って嬉しいから聞いてほしい。
14期メンバーとしてカントリー・ガールズ(現在活動休止中)との兼任で加入した森戸知沙希ちゃんがフィーチャーされた楽しいMVもいいですね。
人生うまくいかねえネガティブになっちまう~ってときに「Yeahと言うからYeahと言え!」って言って無理やりYeahさせて前向かせようとする心意気。
これも前述の「今を楽しむ」が出来ないと未来が暗くなっちゃうよってとこにつながっていくように思う。
https://www.youtube.com/watch?v=VVqVbXQaf60
アルバム新曲。これはリリックビデオとかいうライブ映像があるので載せておきます。
これもつんくさんが今までも詩にしてきたことを今のメンバーならこう!って書いた曲だな、と思ってる。
「愛は積んでも 愛は積んでも 愛はその場に留まらない」の歌詞も'18の「Are you Happy?」の「愛の貯金なんてできないよ」に通じているし。
個人的には「恋愛感情を工学的に考察する」ことは非常に有意義だと思うけど、それはそれとして所謂「恋愛工学」というのはそういうものとは区別されていて、あれはある種のコミュニティに蔓延する宗教的な自己啓発の一種なので、支持されないのは当然だとも思うわけで。
「男脳・女脳」というのもそういう類の用語なので、「男性と女性の脳の違いに関する科学的考察」の意義とは区別されてるんじゃないかな。
軽度ではあるものの、人生初のうつ病の診断を受けて休職期間を経て会社を辞めることになった。一応復帰することができたので、振り返りも兼ねて経緯を記しておく。
私のうつ病は仕事に起因するものなので、同じように仕事で悩んでいる人や、実際にうつ病で休職している人の参考になれば幸いである。
(自分のスペックは世間一般的には高いほうだと思うので、そういう意味では参考にならない部分もあるということは前もって断っておく)
【私のスペック】
・男 30代
・旧帝大卒
・職歴:中小企業2社、大企業2社(システムエンジニア、事業会社で企画・開発などを経験)
スペックを見てもらえばわかる通り、飽きっぽい性格のためか同年代と比較して転職回数は多めだと思う。
ちなみに過去の転職理由は、年収を上げたいとか、業界を変えてみたい、という理由によるもので、今回のようなネガティブな理由によるものではなかった。
直近の会社の在籍期間は3年ほどで、過去の会社と比較すると一番長く勤めていた。
主にDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するような部署に所属しており、私はデジタルやデータ活用に関わる施策の企画・開発に携わっていた。
それなりに成果も上げて役職も上がり、2年目くらいまではまぁまぁ充実感を得ながら働くことができていたと思う。
体調、というか精神面に異常を来すようになり始めたのは3年目くらいからである。
人手不足もあったことで担当する業務領域が増え始めたことと、役職が上がったことでより厳しい成果のハードルを課されるようになったことで、だんだんと精神的につらく感じることが多くなってきた。
これまでは自分の手を動かしていればある程度うまくいっていたことが、利害関係者との調整・偉い人への根回し、といったような難しいコミュニケーションが増え始め、なかなかスムーズにことが運ばないことに不安や苛立ちを感じるようになってきた。
コロナ禍でリモートワークがメインになったこともあり、直接会話すればすぐに済むようなこともチャットを何往復する必要があったりと、そういったこともフラストレーションをためることにつながったかと思う。
次第に以下のような症状・変化がみられるようになってきた。
・本が読めない、資料も読めない(文字は入ってくるが、理解ができない)
・趣味もやらなくなった
・日曜日は翌日のことを考えて何もする気がおきない(ずっとベッドのうえ)
会議をさぼるようになると他人の仕事にも影響が出てしまうので、「これはさすがにまずい」と思ったものの、だからといって会議に出れるようになるわけでもなかったので、とりあえず上司に相談した。
最初は業務量を減らして様子を見ることにしたが、それでも自分の仕事へのモチベーション低下や、思考力の低下は改善することがなかったので、
(ちなみに「軽度」としているのは、一般的にはうつ病になると性欲や食欲の低下も見られるらしいが、私の場合はそこまでには至らなかったので「軽度」とされた)
しばらく薬物療法で仕事をしながら経過を見ることになったが、どうにも仕事に手がつかなくなってしまい(がんばって働く意義を見出せなくなり)、また妻からの勧めもあり、私から「休職したい」と申し出て休職することになった。
病院では上記のような症状を伝えただけで「うつ病」と診断されたので、要因は自分で「これではないか」と考えたものである。
(他の病院でセカンドオピニオン的なものを受けたわけではないのでなんともいえないが、患者の言動をもって「うつ病」と診断するのはあまり科学的ではないし、仮にも医者を名乗っているのにそんなんでいいのか、とは思った。本筋ではないのでここでは深入りしないが・・・)
仕事から離れて時間的・精神的な余裕ができたことで、過去の自分の心理状態を客観的に振り返ることができたのはよかった。
今冷静になって考えてみると、うつ病の直接的な要因となった業務内容(利害関係者との調整など)はリーダーやマネージャーであれば普通にやっているようなことである。
にもかかわらず、精神的に不安定な状態となってしまったのはなぜか。(自分にリーダーやマネージャーの適正がなかった、ということも考えられるが、それだと解決にまで至らないのでいったんそれは置いておく)
今までの人生でもそうであったが、私は他人の言動に惑わされることが多いように思う。つまり、「他者の領分を自分の領分にまで侵略させてしまう」といったようなことだ。
具体的には、自分のやり方を批判されたり注意されたりすると自分自身が責められているような感覚に陥ったり、他人の要求を(それが理不尽なものだとしても)突き返すことができなかったり、などがあった。
これはいわゆる認知心理学的な話で、ネットやいろんな本を読んでみたところ解決策としてはマインドフルネスだとか感情ノート(自分が感じたネガティブな感情をノートに書いてみて、あえて肯定してみるトレーニング)が多く挙げられていた。
とりあえず実践はしてみてはいるものの、今のところ効果があるのかはよくわからない。(もしいい解決策があったら教えてください)
・コントロールできないことにこだわりすぎた
上の話から派生するものかもしれないが、自分ではコントロールできないことにこだわりすぎたように思う。
結果にこだわってどう動けばいいかだんだん分からなくなっていった。結果や評価というものは結局他人が決めることで自分ではどうしようもないことだと早く気付くべきだった。
自分は自分が考える最善のプロセスを踏むしかない、とある意味開き直ることが大切だったと今は思える。
コロナという状況で外出する機会が減ったおかげもあり、読書やネットでの情報収集を通じて上記のような思索ができたのは良かったと思う。
【その後について】
これまで真面目に働いてきた反動なのか、結局半年ほど休むことになった。次第に精神的に安定もしてきて、薬の服用も少しずつ減らすことができている。
うつ病になった経緯とその要因について振り返りたかったので、その後については本筋ではないものの、一応復帰はできたという事実は伝えておく。
復職することも考えたが、さすがに休んでいる期間が長かったので戻りづらいという気持ちが勝ってしまい転職活動を始めた。
もともとキャリアを通じて積み重ねていたことが時流に沿っていたこともあり、求人もたくさんあり転職活動はほとんど苦労しなかった。(特に聞かれもしなかったし、休職していることは伏せた)
結局いくつか内定を得ることができたので、転職をすることにした。
現状より高い年収を提示してくれる企業もあったが、あまり高いハードルを設定するとまた同じことを繰り返しかねないとも思い、お断りさせていただいた。
余談だが、今回、学歴や職歴が人生におけるリスクヘッジになることを改めて痛感した。
少なくとも書類選考で落とされることはほとんどなくなるし、「いつでも転職できるし辞めてもいい」という感覚を持てるのは今後の仕事人生でもプラスになると思う。
もし学生の方でこれを読んでいる人がいたらこれが一番伝えたいことかもしれない。
以上です。
正直最後のほうは多くの人参考になるものではなかったかもしれないが、こういう人もいるんだよということで同じように悩んでいる人の参考や助けになったのならうれしいです。
開発に携わるディライトワークスは、スマホゲームの中でも常に上位に君臨するFate/GrandOrder(通称FGO)で知られる。
が、その評判はやたらと悪く、今もサクラ革命について調べると「ディライトワークスだからな……」という愚痴が絶えない。
FGOは成功してサクラ革命が爆死した理由を、「fateじゃなかったから」と評する人はどうやら多い。
だがそれはディライトワークスへの悪口ではなく、どちらかというとサクラ大戦IPへの悪口である。
そして、サクラ大戦IPが弱かったことが敗因とすることは、あまりにも単純すぎる気がしている。
なおディライトワークスの作るゲームがクソゲーであることは前提である。
この結果FGOに起こっている事は、「リアタイでレールに乗っていないと、死ぬ」ということだと増田は考察する。
メインストーリーも頭数日のうちに完走しないと、ネタバレがバンバン飛んでくる。
イベントストーリーがメインストーリー同様に濃い内容の為、イベントを一つ飛ばすと内容が分からなくなる。
メインストーリーを読み終えないうちにイベントストーリーを読むと、内容が繋がっていて話が理解できないことがある。
それがリアル展開に絡みついていたり、計算された時期にアニメ化したりするから、なるべく全てをリアタイで追い切らないとその繋がりに気付けず一瞬で話に追いつけなくなる。
コンテンツについていく為に、リアルタイムでそれを摂取しなければならないように出来ているのだ。
故に、復帰がとても難しい。
一度辞めると話が理解できないし、敵のインフレが進む為簡単に追いつく事も出来ない。二度と戻ってこれない。
だから振り落とされないように、必死で掴まっていないといけない。
自分はサクラ大戦古参ではないので体感の所は分からないが、「原作ファンの人も遊んでみるといいと思う」程度の口ぶりのレビューが多く、FGOのように見ないとコンテンツそのものから振り落とされるような必死さは感じなかった。
良くも悪くも、サクラ革命をプレイしなくても今後もずっとサクラ大戦を好きでいられるようなものだったのだろう。
それならこのような外伝クソゲーをあえてプレイする必要もないのである。
増田はFGOを事前登録からプレイしていた古参であり、そして昨年引退している。
それを辞めた理由は、FGOが始まるずっと前から好きだった原作キャラの扱いが悪く、5年経ってもまともな出番もたった1枚の描き下ろしイラストさえも貰う事が出来なかったからだ。
連打され続ける人気キャラを横目に「いつかは、」という希望が絶たれた時、「どうして悲しい気持ちになりながらこんなに必死にコンテンツについていっているのだろう」と急激に虚無になってしまった為である。端的に言えば大変さと得られる快楽を比較してコスパが悪いと判断した。
そして多分もう、復帰する事は出来ない。
って判断できなくねえか?俺はできないから未だにその感覚が分かんねえ
例えうっすらオチの予想がついたとしても自分の予想のつく範囲より更に上を行く結末が待ってるかもしれねえとは思わないのか?
俺は映画好きだけど映画通ってわけではないからそういう期待をしてしまう
もちろん外れることが多くて予想通りのよくある結末を迎えることが多いけど、時々信じられないぐらい裏切られる時もある(良い意味でも悪い意味でも)
あとクソつまんな映画でもセットとか演出とか音楽とか俳優が好きだったり
考察巡らせたり、あまりにもバカ映画の時はもう小学3年生の気持ちで「なんかすごい」と思いながら見てる
けど全部結局楽しんで見てるし、サブスクもアマプラとネトフリ入って見てるしディズニーも検討中
サブスクの普及で飛ばしながら倍速で見たりとか、Youtubeでネタバレ動画見たりとかそれ全然楽しくなくない?と思ってしまう
「オタクってエヴァみたいにそれっぽい単語並べたら勝手に考察して深読みするんでしょ?」
って昔いわれたときはそんなことないんだけど、否定もしきれなくて「うーん…」って感じだったんだけど、シンエヴァを見て分かった。違います。エヴァは面白いから考察したんです。TV、旧劇、新劇のQまでは考察に値する出来だった。
シンエヴァは感想はたくさん見たけど考察はほぼ無い。来場者特典のアスカの冊子を開くと作中に出てくる謎ワードが100くらいあって公式で「さあ!考察してください!」って勢いだったけど、単語の解説はあるけど深く思考した考察は少ない。
エヴァが終わるのはこういう意味なのかと、もう考察しなくていいですよ?という事なのかもしれないけど。
エヴァ考察してるツイッターのアカウントをフォローしたけど謎の解説に「このくらい知ってるよね?」って前提の知識が必要で難易度別高すぎた。
単純化してしまうと、批判と、攻撃を区別することが出来ない奴が多すぎるんだよね。
で、批判の質が著しく下がっている。
特に政治的な話題になると顕著だけど、論理的にものを考えずに、気に入らないから気に入らないとしか言ってない様な難癖ばかりがメディアの上でも踊っている。
そんな社会になってるから、一般人が論理的に考えた上での批判と、感情から出てくる攻撃との区別をし続けられるはずがない。
伊是名案件でもそうだけど、伊是名の行動は批判に値するし、来宮駅に関しては移動手段の提示もなされたし既にバリアフリー化の計画もあるので全くの問題がないが、
一方でバリアフリーそのものは進めていけばいいというだけの話で、実際に来宮駅のバリアフリーも自民党が成し遂げている訳でしょ。
社会党がやった事は、火のない所に煙を立てようとして、JRに迷惑をかけただけでカス同然だが、それはバリアフリー自体の必要性を否定するもんでもない。
なのに、伊是名を全面的に肯定するか、否定するかで互いに罵り合ってて、今回はどちらかと言えば伊是名の方に大きな問題があったので、JRではなく伊是名が全否定されて燃やされている。
まぁメディアからして、政権攻撃の為に、こういう手法を取って来たのだから、今さら是々非々で一つ一つ正誤を判断して、論理的に批判をしよう。
何かを否定する為に、人格まで含めて全否定するような攻撃をするのはやめよう、なんて通らないのよ。
何かを否定する為の全否定が許されている世の中だから、そこで生きてる庶民が、論理的で冷静な批判と、非論理的で感情的な攻撃との区別がつくはずもない。
一つ気に入らなければ何もかも否定して良い雰囲気の中で日々のニュースを作って、馬鹿を利用してきた連中が、これは是々非々で一つ一つ論理的に考察してくださいって言っても
今までの競馬歴は、タイキシャトルのときに買い、ディープインパクトのときに買い、ゴールドシップのときに買い、キタサンブラックのときに買ったくらいのクソにわかだ
ギャンブルやるからには当たればそこそこ嬉しいくらいの額賭けな意味ないやろ、と思って5000円張った大阪杯で夢が露と消えたので、桜花賞、皐月賞は1回300円と決めることにした
ギャンブルは、儲かる気でやったら金が消える
なので勝つ額ではなく、観戦に熱を入れるためだけに馬券を買うことにしたのだ
300円では何も変わらないやろ、と思うかもしれない
が、変わるぞ
300円でも買う買わないでは事前情報の収集量、考察量は変わるし、レース中の応援の熱も変わる
今日のレース、もし馬券買わなかったら、「ダノンザキッドかエフフォーリアなんやろ」「エフフォーリアやっぱ来たんか、ほーん、エフフォーリアやっぱ強いんやな」で終わりだ
私、増田氏ももちろんダノンザキッドエフフォーリアの馬連は買ったが、弥生賞の動画と今日の馬場状態、今日の中山の4レースでも逃げ馬が連対してた点から、タイトルホルダーに複勝100円賭けたのだ!
予想通り、タイトルホルダーは逃げて、いい形で最終コーナー入ってくれた!
軸のダノンザキッドが早々と失速して消えたので、最終直線では勝つ要素がもはやタイトルホルダー複勝しか残ってなかった
エフフォーリアは早々とタイトルホルダーを抜いて先頭に立ったが、タイトルホルダーは2番手好走も後ろから差し馬がジリジリ迫る!
差はみるみる小さくなっていく!
うおお、タイトルホルダー!!
いけぇっ!!
粘れえ!!
抜かせるなあああ!!!!
行けたよね!?
結果、2着!
やったぜー!
3週目でようやく当たり馬券取れた!
タイトルホルダーは最終的に8番人気で、4.9倍ついた
300円賭けて、うちタイトルホルダーに100円、リターンは490円
利益は190円ぽっちだ
でも、最終直線でここまでタイトルホルダーを応援できたのは、熱くなれたのは何故か?
300円とか190円を超えた楽しみが、そこにはやっぱりあったと思うんだよな
自分の考えを、言い訳が効かない形で残して、それが的中する、というのは金額関係なくやはり嬉しかったです
それもエフフォーリアの複勝買って170円、とかじゃなく、素人なりにも自分で色々考えて、買った瞬間は10番人気くらいだったタイトルホルダーを買って当てたからなお嬉しい
やっぱり馬券買おうぜ
その1 https://anond.hatelabo.jp/20210416100355
その2 https://anond.hatelabo.jp/20210416172732
その4 https://anond.hatelabo.jp/20210416233727
★★★注意★★★
正直随分と長いので、最後のまとめのエントリ( https://anond.hatelabo.jp/20210417004340 )から読む事を推奨します。
まず状況の確認用に、週ごとの大阪府の感染者数と変異株割合の表をしめす。
日付 | 日曜 | 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 週計 | 人/日 | 前週比 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11/01 | 123 | 74 | 156 | 85 | 125 | 169 | 191 | 計923 | 132人/日 | 119% |
11/08 | 140 | 78 | 226 | 256 | 231 | 263 | 285 | 計1479 | 211人/日 | 160% |
11/15 | 266 | 73 | 269 | 273 | 338 | 370 | 415 | 計2004 | 286人/日 | 135% |
11/22 | 490 | 281 | 210 | 318 | 326 | 383 | 463 | 計2471 | 353人/日 | 123% |
11/29 | 381 | 262 | 318 | 427 | 386 | 394 | 399 | 計2567 | 367人/日 | 104% |
12/06 | 310 | 228 | 258 | 427 | 415 | 357 | 429 | 計2424 | 346人/日 | 94% |
12/13 | 308 | 185 | 306 | 396 | 351 | 309 | 311 | 計2166 | 309人/日 | 89% |
12/20 | 250 | 180 | 283 | 313 | 289 | 294 | 299 | 計1908 | 273人/日 | 88% |
12/27 | 233 | 150 | 302 | 307 | 313 | 262 | 258 | 計1825 | 261人/日 | 96% |
01/03 | 253 | 286 | 394 | 560 | 607 | 654 | 647 | 計3401 | 486人/日 | 186% |
01/10 | 532 | 480 | 374 | 536 | 592 | 568 | 629 | 計3711 | 530人/日 | 109% |
01/17 | 464 | 431 | 525 | 506 | 501 | 450 | 525 | 計3402 | 486人/日 | 92% |
01/24 | 421 | 273 | 343 | 357 | 397 | 346 | 338 | 計2475 | 354人/日 | 73% |
01/31 | 214 | 178 | 211 | 244 | 207 | 209 | 188 | 計1451 | 207人/日 | 59% |
02/07 | 117 | 119 | 155 | 127 | 141 | 89 | 142 | 計890 | 127人/日 | 61% |
02/14 | 98 | 69 | 98 | 133 | 89 | 91 | 94 | 計672 | 96人/日 | 76% |
02/21 | 60 | 62 | 100 | 62 | 82 | 77 | 69 | 計512 | 73人/日 | 76% |
02/28 | 54 | 56 | 81 | 98 | 81 | 74 | 82 | 計526 | 75人/日 | 103% |
03/07 | 76 | 38 | 103 | 84 | 88 | 111 | 120 | 計620 | 89人/日 | 118% |
03/14 | 92 | 67 | 86 | 147 | 141 | 158 | 153 | 計844 | 121人/日 | 136% |
03/21 | 100 | 79 | 183 | 262 | 266 | 300 | 386 | 計1576 | 225人/日 | 187% |
03/28 | 323 | 213 | 432 | 600 | 616 | 613 | 666 | 計3463 | 495人/日 | 220% |
04/04 | 593 | 341 | 732 | 879 | 957 | 927 | 991 | 計5420 | 774人/日 | 157% |
04/11 | 827 | 602 | 1099 | 1130 | 1208 | 1209 | 計6075 | 1013人/日 | 137% |
週頭日付 | 検査数3/18 | 陽性3/18 | 陽性率3/18 | 検査数3/31 | 陽性3/31 | 陽性率3/31 | 検査数4/7 | 陽性4/7 | 陽性率4/7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12/27 | 2 | 0 | 0.0 | 3 | 0 | 0.0 | |||
1/3 | 2 | 0 | 0.0 | 21 | 0 | 0.0 | 21 | 0 | 0.0 |
1/10 | 3 | 1 | 33.3 | 38 | 1 | 2.6 | 38 | 1 | 2.6 |
1/17 | 46 | 3 | 6.5 | 62 | 3 | 4.8 | 62 | 3 | 4.8 |
1/24 | 45 | 9 | 20.0 | 46 | 9 | 19.6 | 46 | 9 | 19.6 |
1/31 | 55 | 16 | 29.1 | 59 | 16 | 27.1 | 59 | 16 | 27.1 |
2/7 | 39 | 9 | 23.1 | 42 | 9 | 21.4 | 42 | 9 | 21.4 |
2/14 | 35 | 5 | 14.3 | 38 | 5 | 13.2 | 38 | 5 | 13.2 |
2/21 | 64 | 22 | 34.4 | 67 | 22 | 32.8 | 67 | 22 | 32.8 |
2/28 | 43 | 15 | 34.9 | 50 | 18 | 36.0 | 50 | 18 | 36.0 |
3/7 | 37 | 27 | 73.0 | 101 | 42 | 41.6 | 103 | 43 | 41.7 |
3/14 | 133 | 64 | 48.1 | 138 | 67 | 48.6 | |||
3/21 | 158 | 105 | 66.5 | 260 | 169 | 65.0 | |||
3/28 | 304 | 224 | 73.7 | ||||||
累計 | 369 | 107 | 29.00 | 817 | 294 | 36.0 | 1231 | 586 | 47.6 |
左記以外 | 262 | 7 | 2.7 | 584 | 66 | 11.3 | 878 | 259 | 29.5 |
見づらい場合は画像化したのでこちらを参照のこと https://i.imgur.com/XftoDPY.png
なお、この変異株割合の表は、本稿のその1で解説した理由によって、多く出るような仕組みになっている事を、飛ばして読み始めた諸氏のために明言しておく。
また、大阪府新型コロナウイルス対策本部会議が開かれたのは3/18 3/26 3/31 4/1 4/7 4/14であることも前提として明記する。
後日目線ではあるが、素人でもこの週から危ないと分かるのが3/21からの週で、前週比187%となっている。該当週の変異株割合はほぼ2/3である。客観的指標として、国の分科会における、ステージIIIの基準である、週・人口10万人あたりの新規陽性者数15人のラインを、第四波で初めて越えたのが3/26である。
この3/21~27の週の数字を見れば危機的状況であると断定できたのではなかろうか?よって、本稿においては、3/26~28が急速拡大への強い対策をとる意思決定可能なポイントだとする。3/14からの週の変異株割合が50%に迫っている事も付記しておく。
実際、この数字を受けて大阪府は3/31に対策本部会議を開き、同時に国へまん防適用の要請をしている。
ここまでが、考察のための前提情報である。ついで、大阪府新型コロナウイルス対策本部会議の資料を見ていこう。
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku_keikaku/sarscov2/
想定1が横ばいで、想定2が前週比1.2倍固定。両想定における会議からほぼ二週間後である3/31の陽性者数は100と144。
実際は3/31の陽性者数は599で4.16倍。
3/18時点で横ばい想定のシミュレーションする意味がわからないが、想定2の1.2倍については、上で示した表をみると、3/7の週が前週比1.18倍だったので、妥当と言えるかもしれない。問題は次の会議からだ。
先ほどと同じく、3/31時点の予想が、想定1で62、想定2で67、実際は92、差は25。
17日(会議は18日だが、会議資料は前日の数字なので)54からの増分で見ると、実際は38で、想定1は8、想定2で13。
あり得ない想定1で4.75倍、それなりに現実的ではある想定2で2.92倍の差が出ているのが分かる。
令和3年1月20日以降、陽性となった検体の一部について変異株スクリーニングを実施したところ、変異株PCR検査陽性率は29%
(変異株PCR検査件数369件、変異株PCR陽性者数107人)であり、変異株陽性者の濃厚接触者や接触可能性のある人等を除けば、2.7%
3/18資料においては、前週である3/7開始週の変異株陽性率が73%と出ている。これは偏った検査結果が先に出てきたため非常に高く出ているが、後の数字をみると40%程度におちついている。
あまりに極端な数字なので、累計の数字を持ち出したのだろうが、本来であればその前週の陽性率34.9%を用いるべきではなかったか?この悪癖が以降の会議資料にも継承されてしまうのだ。
まだこの段階では、大阪市内の飲食店への軽度の時短営業はやむなしという論調はあれど、どの専門家からも強い危機感は見られない。年度またぎの人的接触増加時期である事への懸念は相応に示されている。変異株については、感染拡大の要因となりうる事は示しているが、変異株確定のための検査の拡充を訴える程度で、変異株による感染急拡大への危機感は薄い。
想定1が横ばいで、想定2が前週比1.5倍。1.5倍の根拠は前2週の平均。2週前は1.36倍、3週前は1.87倍であり、ここは想定の甘さを指摘せざるを得ないだろう。実際、この週は結果的に前週比2.20倍となる。(翌週は1.57倍、翌々週は1.37倍)
シミュレーション結果は、想定1はあまりにも論外なので触れないが、想定2で2週間後の4/9の陽性者が395予測。
先ほどと同じく、4/9時点の予想が、想定2で83、実際の数字が174.前日3/25の61からの増分でみると、想定2で4/9に22。
変異株PCR検査陽性率は28.7%(変異株PCR検査件数540件、変異株PCR陽性者数155人)であり、変異株陽性者の濃厚接触者や
接触可能性のある人等を除けば、5.3%(変異株PCR検査件数400件、変異株PCR陽性者数21人)と、3月13日時点の2.7%から増加。
また本質的に意味合いが薄い数字しか出していない。最初に示した表によれば、この会議の前週の変異株陽性率は48.1%で、28.7%としめした累計の数字よりも20ポイントも多い。残りの5.3%や4.5%という数字には何の意味もない。(なお、最初に示した表には3/31の数字を乗せているが、ほぼ変わりがないので3/26の数字と思っていただきたい。26の数字に直したいが時間が無い)
その1で示した通り、感染力が既存株の25~50%増しと言われる変異株への危機感の欠如となった原因となっているのでは?と考えてしまう。
ここからは各専門家毎にどういう意見を述べているか、少し突っ込んで触れていきたい。専門家諸氏を無根拠に貶す気は毛頭無いが、後日見て、ここは甘かったのではと言うところには積極的に触れていきたい。当然許される言論の範囲だと筆者は認識している。
■朝野座長
危機感は余り感じられない。高齢者の感染を抑えることが重要等。資料の分析が主で、将来予測は余りない。
■掛屋副座長
第四波の兆し。年度末リスクに言及。患者急増の数週後に重症病床ひっ迫。(実際はここから3週でパンクした)
時短を21時から20時へ強化する提言(実行されたのは4/5のまん防から)。二週間以内の検証後、やばければ躊躇なくより強力な制限策をとるべき(二週間後は4/9、まだ吉村府知事はまん防より強力な制限策は考えていない)。
■茂松委員
飲食対策を徹底すべきではないか、現状だと感染爆発の可能性高い、と。危機感を感じるコメントである。
■白野委員
重症病床は今20%だけどすぐ増加し、逼迫すると見込まれる。年度末リスクへ言及。
しかし、その割に対応は「少なくとも21時時短の継続、花見・宴会の自粛の継続」というレベルで、そこまで強い危機感は感じられない。
変異株割合28.7%だが、すぐ増えるとの発言。先ほどから述べているが、本会議の前週の数字は48.1%であり、変異株割合を過小評価しているとみられる。
■倭委員
急拡大の懸念。21時時短では拡大不可避。週人口10万人あたり15人を超えたらまん防要請が必要(実際この日の陽性者報告で、このラインを越えた)
後日目線では、強い懸念を示した専門家は倭委員のみであった。また、総じて変異株の脅威評価が低いように見える。重症病床の逼迫・パンクについての懸念も少なすぎるように思える。
想定1が前週比2倍、参考として前週比1.5倍。ここへ来てようやく実際の数字と近いシミュレーションに。
想定1によれば4/9時点で891、実際は927で、ほぼ近い数字が出ている。
先ほどと同じく、4/9時点の予想が想定1で126。実際の数字が174。
前日3/25の61からの増分でみると、想定1が65増、実際は113増。
1.74倍も増分も見誤っている。これはおそらく変異株の重症化リスク(60未満での重症化率上昇、発症から重症化までの日数減の2要素)が高まった事に由来するものだろう。重症者数の予測は、新規陽性者数の予測よりも1段複雑なため、感染症の研究家ではない健康医療部の職員に正確さを求めるには酷だったかもしれない。しかし、それならそれで専門家へ予測を依頼するべきだったのではなかろうか?
後日目線で、ここの視点の欠如が重症病床のパンクに至った主な要因だろう。
変異株PCR検査陽性率は36.0%(変異株PCR検査件数817件、変異株PCR陽性者数294人)であり、変異株陽性者の濃厚接触者や
接触可能性のある人等を除けば、11.3%(変異株PCR検査件数584件、変異株PCR陽性者数66人)と、3月20日時点の5.3%から増加。
なお、直近1週間の変異株PCR陽性判明率は6.7%(新規陽性者1,576人、変異株PCR陽性者数105人)となっている。
相変わらず、本来想定すべきよりも低い累計の陽性率と、ほぼ意味のない数字を並べている。前週の変異株陽性率は66.5%で、累計の数字よりも30ポイントも高い。明らかに不味い。
変異株の影響を全く考えていない、あまりに軽率な予測だと思われる。後日目線ではあるが、専門家であればここまでの楽観視はしないで欲しかった。
変異株割合が半分を超えているとの実感で、前意見は専門家としてどうかと思う。
これは妥当な意見だが、実際に「追加の有効な対策」は府知事から示されていないと思う。何か見落としていれば指摘をお願いしたい。
異論はない。高齢者施設等従事者への検査(その2で紹介。定期的なPCR検査)で行われてはいる。
後日目線ではあるが、総じて見通しが甘かったと断じざるを得ない。根本原因は変異株リスクの軽視だと思われる。その1で紹介したように、変異株の感染力は既存株比で1.25~1.6倍程度と目されており、昨年との安易な比較はできなかったはずである。
その4へ続く
★★★注意★★★
本稿はかなり長いため、 まとめ・結論 https://anond.hatelabo.jp/20210417004340 から読む事をお勧めします。
■■■本文■■■
現在大阪では重症病床数を上回る重症患者が出ており、医療崩壊を疑う余地が全くない。重症患者を溢れさせないというのはどうしても死守するべきラインで、これまで日本でこんな規模では起きてなかったはずだ。(起きてたらごめんなさい)
どうしてここまでの事態に至ってしまったのか、その理由を大阪府の専門家会議資料に求めてみた。前提条件として、変異株の特性と発表資料、そして大阪府が毎日発表しているcovid-19陽性者数、検査数などの資料についてのダメ出しをしてから、専門家会議資料の考察にうつりたいと思う。分からなければ戻って確認するのであれば、そこ(その3)まで読み飛ばしてもいいかもしれない。
なお、筆者は理系大出ではあるものの、医療系ではないし、統計もいくつかの分野で実際に使用はしていたが専門的に学んだわけではない。というわけで、高校レベルの知識があれば分かる事しか書けない。明らかな誤りや誤認などがあれば、ぜひ指摘していただきたい。可能な限り修正はする予定だ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210207-00221408/
従来株と比べた感染性の強さ 56~75%増加、重症化リスク 高くなる?(詳細不明)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10279-covid19-40.html
VOC-202012/01(注: イギリス型変異株)の実効再生産数は従来株に比べて一貫して高く、平均で1.32倍であった
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000212350.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/01cf9b723a7ef4dcaed50dfaa53f2c6c2ef541e1
国外からの報告でで25~40%程度、感染伝播の力が強いと報告されている。イギリスでは10万人を超えるデータを解析した結果、従来のウイルスと比べて60歳未満の方たちで致死率が60%程度上昇する可能性というのが示唆されている。
以上のように、イギリス型変異株では従来型と比べて高い感染性が報告されており、日本でのデータでもそれは裏付けられている。また、重症化や死亡リスクの高さも懸念されてる。
■神戸市
https://www.city.kobe.lg.jp/a97852/552275383937.html
神戸市では、PCR検査の精度管理やクラスター事例の事後検証などのため、市内医療機関の協力を得て、陽性検体を神戸市健康科学研究所で収集、保管し、自らゲノム解析しています。直近では全陽性検体の約7割を神戸市健康科学研究所に集約しています
変異株割合が期間ごとに、7割という調査率により比較的高い精度で出ていると思われる
■大阪府
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/happyo.html
報道発表資料として、変異株スクリーニング検査の結果を公表しているが、その内容が陽性が判明した件数と、その年代別性別発症日別などの集計だけ。検査数が分からないので、これだけ見ても類推出来る事はほぼない。専門家会議資料で検査総数等含めた集計が見られるのだが、そちらにもそちらで問題が。
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38215/00391753/1-2_henikabu0407.pdf
大阪でも神戸市と同様に週ごとの変異株割合が算出されてるかのように見えるが、右表の累計の更に下にある左記以外欄と、変異株PCR検査陽性率の但し書き(※3)に驚く。
下記以外の人を集計
※3 変異株陽性者の濃厚接触者や接触の可能性がある人は、検体が残存している場合は、
全件を検査対象としているため、陽性率は高くなる傾向
ランダムに変異株検査をしているわけではなく、変異株陽性が判明している人の濃厚接触者や、変異株が確認されている国からの帰国者など、事前確率が高い検査が一部混じっているのである。
つまり、この表における変異株PCR検査陽性率は、その週の変異株割合を正しくは示していない。本来、各週における真の変異株割合に近い数字を出すために、この表とは別にもう一枚、この全期間まとめて「左記以外」となっているものを、週別に集計しなおした表を作るべきなのだ。
現状だと実際より高く出るので、変異株割合を低く見せようとしているなどと言ったごまかしの要素は無いのだろうが、余りにずさんである。
しかし、本当に驚くのはここからだ。この形式の表は、3/18,26,31と4/7に開催された会議資料に掲載されているが、「感染状況と医療提供体制の状況について」というまとめ的な項で触れられている数字は、この表における累計(全期間合計)の変異株PCR検査陽性率、「左記以外」の陽性率と、検査割合で割り戻さないと全く意味をなさない、「変異株PCR陽性判明率」(一番右の欄)だけなのだ。(4/7資料では変異株への言及が何故か無い。専門家からの意見では触れられている)
本来的に、まとめ的項目で触れられるべきは一番新しい期間の数字であるはずで、4/7の資料においては、直近3/28~4/3の変異株PCR検査陽性率が73.7%、累計では47.6%と26%以上の開きがある。
捕捉的に念のために言っておくと、3/18の資料では直近の数字が過大に出ており、直近73.0%、累計29.0%となっている。その後検査が増え、4/7会議資料の、4/3時点での同じ期間の陽性率は41.7%となっている。しかし、3/26,31資料の数字は大体妥当な所が出ていると思われる。
これらの問題を放置してる専門家にも疑問符が付く。資料の数字に直接触れているのは3/26の会議で、それも1人だけではあるが、全期間合計の割合の数字28.7%にしか言及せず、直近の週の数字45.2%には触れていない。この数字は傾向としては過大に出るものであるが、それにしてもこの表へのツッコミがどの専門家からも入らない状況には疑問符が付く。この時点では国立感染症研究所の報告は出ていないが、英国型変異株の感染力の強さについての警鐘は一般向けの記事でも散々鳴らされていた以上、脇が甘かったのではないかと個人的には思う。
なお、神戸市のデータと、過大に出る大阪府のデータを直接比較しても、神戸市の方が変異株割合の高さが先行している感がある事を付け加えておく。
その2に続く