はてなキーワード: 振り飛車とは
「AI絵師」を名乗ってる人々に感じる気持ち悪さがどこから来るのか自分の中でモヤモヤしていた。技術には罪はないが、使う人間次第でそれは天国の扉も地獄の扉も開きうることはファインマンが言った通り。私自身AIよるイラスト生成自体には特にポジネガともに強い意見はないがこと「AI絵師」を名乗る人々には並々ならぬ気持ち悪さを感じていた。
ただなんとなくぼんやりとこのことに考えていた時に「将棋界に、突如として『将棋AI』を駆使して『AI棋士』を名乗って対局して回る人が現れた」らそれはまあ非難轟々だろうと思い至った。「AI絵師」という人々に感じる気持ち悪さはこれと同列のものと思われる。「AIを使って将棋で勝ったところでその人は何一つすごくない」しむしろ「将棋の勉強を1ミリもせずにAIを使って大人気なく勝とうとする人」はどう考えても自己顕示欲だけが恐ろしく肥大化した哀れな人だ。そのアナロジーを使うならば「AIを使ってイラストを生成したところでその人は何一つすごくない」し「絵の勉強を1ミリもせずにAIを使って大人気なくそれっぽいイラストを生成する人」はどう考えても自己顕示欲だけが恐ろしく肥大化した哀れな人だ。
これを言うと「でもプロンプトというクリエイティブな要素がある!」という人が出てきそうだが、例えば将棋AIが「藤井聡太や羽生善治風の指し方で」や「居飛車、振り飛車」などのスタイルを選べたとしてそれはクリエイティブかと問われればそうは思えない。それっぽい画像を生成するためにパラメータをいじいじするのにご執心な人は絵を描くことが上達しているのではなくAIに絵を描かせる方法を身につけているだけだ。世紀末の世界で紙と鉛筆しかなくなったらロクに描けるわけがない。
別に絵に限った話じゃない。音楽もプログラミングも、学習データがゴミになっていくことでモデルがゴミになってしまわないようにより一層一次的に生み出せる人間の需要が高まるということになっていくだろう。
振り飛車党。
リアルでもたまに指す。
ネットだと長年壁だったところに昇段して安定してるから、いい歳だけど歳なりに少しずつ強くなってはいるっぽい。
将棋連盟LIVEは見てるけど、子育てとかで忙しくてNHK杯は見てない。
昨晩ネットで指して格下に負けた。
負けるのは普通のことなのだが、負け方が癪に触ったので、色々突っ込んで調べてみた。
久々に。
するとだ、数年前に棋書も出た定跡で、しかも俺の十八番の戦型だと回避不可能であることがわかった。
手順が進めば不利は確定、中終盤力で逆転するしかない、という感じ。
実感としても、この対策は数年前からよく遭遇するな、と思っていた、
指しにくいと思いつつ気合いで勝ったり負けたりしてたので気にしてなかったのだけど。
まさか棋書まで出る対策と知って、そして自分がいつまでも終わった戦法を指していることを知って、一気に危機感がわいた。
若い頃なら最新定跡や戦法をアマなりに追いかけて取り込んで、サクッとモデルチェンジしてただろうけど。
大きいのは、最近のプロの振り飛車は俺の知ってる振り飛車とは別物と言うことだ。
競技のシステムに大きな変更が入れば、もちろん上位帯のプレイヤーはランキングが変動する。
得意なキャラクターがナーフ(弱体化)して、プロゲーマーが苦戦を強いられるというのはよくあることだ。
しかし競技の根っこの部分が変わらない限り、上級者が上級者で居続けることには変わらない。
「実力差が覆らない」と書いたのはそういうこと。
例えばサッカーをハンドOKドリブルOKのバスケみたいな競技に変更したら、
バスケのスキルが高いプレイヤーが躍り出るわけで、もはやサッカーの競技性は失われてる。
ここからが本題だが、eスポーツのルール変更とは、そういう変更じゃないわけ。
まるでサッカーがバスケになる変更かのように主張する奴がいるが、
プレイヤーは新たな戦略の開拓を求められるわけだが、アップデートへの対応力も競技力の一つだと言える。
伝統的なスポーツは基本的にシステムが変わらない→eスポーツはシステムがよく変わる→だから伝統的スポーツと違ってダメ
これは理屈として成り立ってないわけ。
渡辺九段が「天彦さんや豊島さんは、(最前線の)研究合戦から降りた(12:48-)」と表現していたのが印象深かった。
しかし、「降りた」というのはネガティブな表現だけど、実際のところ、将棋は自由なゲームであって、相手に勝てるんなら当然何をやったっていいわけだよ。勝つために降りたんだと言ってもいい。
極端な話、藤井竜王名人が勉強時間の8割を序盤研究に充てていたとしたら、豊島九段が同じ8割を研究に充てても、差は縮まらないし、パソコンのスペックや研究効率でむしろ差は広がってしまうかもしれない。でも、研究が役に立たない力戦に持ち込めば、別のところで勝負ができる。だったら、研究以外のことに勉強時間を割いたほうが、結局は「地力が強くなって」勝ちやすい。プロ棋士レベルで地力が伸びる余地があるかは配信でも疑問が投げかけられていたけど(1:25:20-)、序盤研究も実戦対局も詰将棋も、将棋に関わる時間なら勝率にいくらかでも貢献するはずだ。そういう勝負環境のバランスがありうるし、実際にいまそれが起きている。
やがてそういう理由で仮に最前線が角換わりから振り飛車に移ってきたら、今度は振り飛車がAI研究で焼き尽くされるかもしれない。けど、幸いにして将棋はめちゃくちゃ広大なので、そもそも角換わりだってAIレベルでは焼き尽くしの途中だし、居飛車にも振り飛車にも枝葉に分かれた戦型は山ほどある。そして何より、AIがすべてを焼き尽くしても最終的には「人間にはすべてを覚えきれない」という絶対的な砦が残されている。
もちろん、もう一方には、増田康宏七段のように「相手の研究の隙を突いたり出し抜いたり、自分だけがもっと研究している局面に持ち込む」という方法で立ち向かう人もいる。
将棋の強い手は金脈のようなもので、坑夫(=棋士)がツルハシ(=人力)で掘りまくって、たまにデカい金塊(藤井システムとかゴキゲン中飛車とか)がゴロリ発掘されるのが面白かった。でもAIがガーっと重機で人間がとても掘れない深さまでひっくり返してしまって、「振り飛車はクソだったぞ、一番デカい金塊は角換わり腰掛け銀だけど先手必勝だったぞ」とか神目線で言ってくるわけ。
かつては振り飛車は対居飛車に慣れているけど、居飛車は対振りを相居飛車ほどやってないって非対称性(対抗形だけに)があったので、居飛車は対振りでハメられないように細心の注意を払わないといけなかったんだけど、今の居飛車は自信満々で、「これで大丈夫ってAIも言ってたし」状態。プレイヤーなら分かるけどこれは振り飛車の気分としてめちゃくちゃ苦しい。今はAIより前の人のこだわりとかでまだ多彩さが維持されてるけど、今後は奨励会とかも居飛車じゃないとプロになれなくなって行って、プロレベルの対局は全部同じような序盤になっちゃうんじゃないかな〜
もう人が掘れる極限を超えてしまっているから新定跡とか新手とかも発見されないわけだし、AIで将棋は面白くなったって言うけど一過性のもので、プロ将棋の寿命はかなり縮んじゃった気がする。
朝からケーキ焼いて、チキン買ってきて、サラダ作って、パン買って、高いワインあけて豪華な夕食や。でもテーブルにはチー牛のわいしかいいない。
なんか寂しいから、AbemaTVつけて将棋見ながら、次の手を考えて、この辛さを和らげている。藤井の振り飛車は初めて見る。
俺のかわりなんていくらいでもいる仕事。ATMにもなれない自分。
わいの仕事なんて変わりなんていくらでもいるし、仕事そのものがなくてもいい仕事。
旅行も行ったけど、弱者男性ゆえに一人旅だ。美味しいもの食べても一人だ。旅行とかいうただ消費するだけのつらすぎる現実逃避。
スポーツも見たし、映画も見たけど結局一緒だ。ただの消費。情報を消費するだけ。俺がバカにしているラーオタと何も変わらない。
推し活もした。
推しが今年一年振り返る投稿見ながら、推しは友人も家族もいて楽しそう。自分との違いをまざまざと見せつけられ、なぜ俺は推し活しているんだ。わからない。
じゃ創作なんだ。今年もそこそこ作った。えーでも、なんでしているかイマイチよく分からない。承認欲求なのか。でも一体、何なんだ。俺はこんなゴミみたいなものを作り出して何の意味があるんだ。
AIに学習されてみたいな事を言えるほどのものを作りたい。そんなゴミ学習されて怒ってたら、バカにされてしまう。
弱者男性はあまりに辛すぎる。いや弱者男性関係ないかもしれない。
スパークリングワイン飲んでよいすぎた。
https://anond.hatelabo.jp/20231027224113
将棋にはゾルトラーク的なものがいっぱいある。猛威を振るったけど対策が研究されて下火になった、あるいは陳腐化した戦法たち。
横歩取り戦法で一時期猛威を振るった後手番の戦法。先手番が3四飛車で歩を取った後に、3三角として飛車を2筋に戻りにくくする戦法。
飛車が序盤から高いところで動くので空中戦法とも。90年代後半から2000年代のタイトル戦でよく指された戦法。
後に先手番の対策が進んで、後手番が不利になったこともあり横歩取り自体が下火になった。
穴熊自体は江戸時代からある古い戦法だけど、居飛車穴熊は意外と新しくプロが使うようになったのは1970年代。
振り飛車側の振り飛車穴熊や美濃囲いに対して更に硬さで対抗する戦法。
渡辺明はこの戦法と上記の横歩取り戦法で若くして竜王になった。
振り飛車側も下記の藤井システムを始めとする対抗策を開発したが、それでも長いこと主流戦法だった。
振り飛車自体が指されなくなったことに加え、将棋の質自体が玉の硬さから盤面のバランスや広さが主流となったことにより下火に。
四間飛車の戦法。藤井システムの藤井は藤井猛九段から。藤井聡太ではない。そもそも藤井聡太が生まれる前の戦法。
四間飛車は本来玉を早い段階で美濃囲いなどに囲って戦うものだったけど、居飛車穴熊戦法に対抗するために四間飛車から居玉のまま美濃囲いの形に進み、角筋を使って居飛車穴熊を妨害する構想。
開発者の藤井猛の竜王戦3連覇の原動力ともなったが、居飛車側の対策が進んで使われなくなった。
後手番が角道を明けたまま飛車を序盤に5筋に振る戦法。開発者の近藤正和七段がいつもニコニコごきげんだったからこの名前に。
それまで振り飛車といえば角道を止めて戦うのが当たり前だったが、序盤から角交換も厭わない攻撃的な戦法で革命的だった。
この戦法の恩恵を最も受けたのは久保利明九段で、先手番の石田流とあわせてタイトル戦や順位戦での活躍の原動力となった。
これも居飛車側が超速▲3七銀や超急戦など対策を開発、トップ棋士の振り飛車党減少もあり下火に。
ちなみにこれらの戦法は、羽生会長が全盛期によく指していた。一方で藤井八冠は公式戦ではほぼ指したことがない。
AI以降の将棋はゾルトラーク的な戦法開発というよりも、以下の序盤から終盤にかけて間違えないかという方向になっているので、
もうこういう画期的な戦法や新手は出てこないだろう。藤井聡太が藤井と名の付いた新手を出すことはおそらく無い。
「藤井八冠は公式戦ではほぼ指したことがない」なんて書いたけど、対抗型の居飛車穴熊は指していて負け無しだった。
あとこれらの戦法はプロの棋戦ではゾルトラークだけど、女流やアマチュアではまだまだ主流戦法。
yotubeにある変化のまとめ見るんだ。
頻出は2.3個しかない。理にかなってるから暗記の必要はない。見て、思い出せればok
角換わりの勝率を8割程度にあげる。
やったらほぼ勝ち。
たやすく引っかかる
成り立たないパターン
こっちは5割の勝率目指す
全部、右四間飛車戦法
成り立たないのは矢倉、相がかり、振り飛車などなど。うるせえ!右四間飛車でねじ伏せにいく
使ってたら強くなる。研究が面倒臭いから変化なぞしらん!めちゃくちゃカモにされました。主要な変化と狙いはみよう。
そのため序盤銀の上がり方だけ意識した。
左にある銀を斜め右に上げて組む。
角換わりはどうあがってもいいんだけど
暇な時間でプロ棋士の将棋放浪記のyotubeながめてた。次の一手問題解いてた。
覚えるのまじだるい。
いける!
将棋は、ルールがだいたいわかっている程度でほとんど指せない。
でも、囲いを作ると強いってこととか、飛車を活動させる位置によって居飛車・振り飛車と戦法が分けられるという話は知っていた。
ただ、飛車はかなり自由に動けるのに、なぜ右側で活動させるとか左側で活動させるとか決めつける必要があるの? というあたりはよく理解できずにいた。
こういうことか
とにかく藤井聡太が強すぎる。「詰将棋の天才が序中盤はひたすらAIの指手をパクる」のが現代将棋で一番強いわけやが、藤井聡太は完全にそのセオリーの究極完全体グレートモスなので、最高の天才があの年齢まで最高に効率のいいトレーニングをしてきた化け物状態。
現段階ですでに他の全棋士より強いんだから、仮に才能が同等でも一番伸びる若い時期に人間同士でトレーニングしてたような年上の棋士ではもはや絶対勝ち越せない。
さらに今後、藤井聡太と同じぐらいの才能を持つ若者が現れたとしても、少しでも才能バランスや本人の嗜好が序盤型や新手クリエイター型だったり振り飛車党だったりすると、その分野でAIに絶対及ばないので、そこで時間や成長力を無駄にしてしまって、藤井聡太より弱く仕上がってしまう。
つまり藤井聡太に勝ち越すには藤井聡太より才能の容量で上回るヤツが、全く序盤に興味を示さないで成長しないといけないが、そんなヤツ絶対いないのでムリ。
とにかく八冠になってしまうとつまんなすぎるので他の棋士は頑張ってほしい。コツは番勝負になると自力の差で負けるので、一発勝負の予選のうちに研究手でわからん殺しするしかない。一度しか通じないが…タイトルを取られてしまったらもうダメだ。そのタイトルは諦めよう。
私は地味な囲いが好きで、穴熊には勿論囲わない。飛車を振らないし力戦も最低限しか指してない。戦法も地味めの相矢倉ばっかり。
そんな女なのでVS相手もおらず、師匠に言われて研究会に参加することになった。
すると不思議なことに、私は研究会だと何故かモテた。何人もの振り飛車党にアピールされ、中でも一番積極的だった人とVSすることになった。
せっかく自分を選んでくれたのだから、相手の期待に応えたいとも思ったし、上手くやっていければと思っていた。
甘かった。
初めてのVSが、持ち時間3時間の長期戦だった。当日いきなり知らされた。マジか。
対局では彼は少ししかガジガジしてくれなかったので、受けるのが苦手な私がひたすら頑張って攻めていた。
そして終盤になると、ひたすら玉を攻められて敵陣をさまよった。トライルールなしで、こちらの持将棋の提案は全く聞かれなかった。
私は初めてのVSということで、頑張って少し厚みのある座布団を持って行った。足は大丈夫だった。
そして玉は盤上を一周してすぐ自陣に戻り、VSはそのまま終わった。マジか。
二回目のVSは、いきなり藤井システムだった。前回無口だった彼は、システムで端攻めの準備をして、穴熊に入って欲しいと言い、第54期B級2組順位戦の話をした。
無理だ。
私は彼と別れた。
その後もVSや研究会で何人かと付き合ったのだが、全員三回以内のVSで別れを告げるか会うのを止めた。
道場に行っても道場の感想の話をしなかった。VSで局面が盛り上がりそうな場面ほど無言の人ばかりだった。
とにかく誰もが、飛車を振る話や最新型の話ばかりをする。あとは詰め将棋。他には会話のバリエーションがほとんど無い。相矢倉の話を振っても全く盛り上がらない。
しかもこちらの気持ちを聞いてこない。伝えても自分のVSプランを優先する。
何故か端攻めをしたがるが、こちらのペースには合わせてくれず、どんどん勝手に指していく。
普通に無理だ。
一番思い出に残っているのは、二回VSしてから一年ほど音沙汰がなく、自然消滅したと思っていたら、ある日突然メールしてきた人だ。
内容は
「今度またVSしましょう。師匠があなたに会いたがっています。」
というものだった。
自分がそんな感じの振り飛車党ホイホイだと気付いた私は、しばらくして研究会を止めた。
私は研究家でもないし気も強い女で、地味な矢倉はただ自分の好みでやっているだけなのだが、一部の振り飛車党からは「振り飛車のため」「純文学」だと思われてしまうようだ。
今回の穴熊話を見かけて、私もビッグフォーに囲ってVSを指せば良かったと思っている。
強い女に見られるためには、強い囲いをしなければいけないらしい。
確かに穴熊に囲う女は研究会でモテないと思うが、モテる必要は全くない。研究会でモテる女は弱そうに見える女だ。そして弱そうな女が好きな振り飛車党が集まる。クソだ。
穴熊に囲えば「振り飛車に好かれない」と言われ、穴熊に囲わなければ「藤井システムが怖いため」と思われる。
普通にキレそう。