はてなキーワード: リクエストとは
ある人にとってはゴミくずのように感じるものでも、ある人にとっては宝物のように感じるものがある。
いわゆる価値観という奴だ。
私の恋人はマリメッコという北欧雑貨のブランドを愛用している。
バレンタインのお返しとしてマリメッコの靴下が欲しいという事だったのでネットで検索してみると、とんでもない金額が目に飛び込んできた。
ユニクロの靴下を履いている私からしたら考えられない金額である。
Tシャツであればもう少し値段がしても納得がいくが、靴下である。
ある程度履いていれば穴も開いて捨ててしまう可能性が高いものだ。(着なくなった衣類のように再利用もしないだろう)
それが3000円だという。
バレンタインのお返しとして、この金額のものをリクエストされることに対して違和感はないし、むしろもう少し高い金額のものであってもいい。
ただ、靴下だ。
普段、靴を履いていればほとんど見えることはないし、デザイン性の高いものを履く意義は薄いと思ってしまう。
靴下への高級感というなんとも言えない感情を抑えきれなくなった無粋な私は、彼女へストレートに聞いてみた。
いずれ穴も開いて捨ててしまうであろう靴下に3000円は高すぎやしないかと。
彼女はこう答えた。
「履く時には靴下を見るじゃない。朝、可愛い靴下を履くってだけで気分が上がる。あなたからの可愛いプレゼントを身に着けて一日過ごすのよ。それだけで小さな幸せを実感するの。」
この靴下が彼女の幸せにつながるなら、確かに3000円の価値はあるかもしれない。
だからといって、私のたかが靴下に3000円もという価値観が変わったわけではないし、可愛い靴下を身に着けたことで気分が良くなるなんて私にはない感覚だ。
私は二次創作をしているが、交流をするのはほとんど昔からの友達で、今のCPには友達と呼べる人がいない。たまに寂しくなることもあるが、もともと孤独耐性が強いタイプなのでそれほど気にしていない。
日頃から「感想もらえない」という悩みをよく見かけるので、私なりに工夫していることをまとめてみた。
まず最初に尋ねたいことがある。本当に感想をもらえてない?「作者が望まない感想は感想じゃない」と思ってない?
「感想をもらえない」という人の言葉をよくよく聞いてみると、「『自分の望むような』感想がもらえない」という意味だったということがある。
文章に10伝えたいことがあったとして、3伝わればまあまあな読者、5伝わればなかなか読み込んでいる人、7伝わればもう天才レベルで読解力がある。10伝わった人はお目にかかったことがない。
人間同士がコミュニケーションを取るとき、相手のすべてを理解することができないように、自分の作品のすべてを理解してくれる読者はこの世にいない。現実はエモい二次創作とは違うのである。
それでも解釈違いの感想を送らないでほしい、と言うなら感想をもらうことに向いてないので感想欄とかマシュマロとか閉じた方がいいよ。
念のため言っておくが、明らかに失礼だったり悪意があったりする感想は例外だ。そういうものは聞く耳持たなくていい。というか感想以前に作者とまともにコミュニケーションを取る意思がないので無視していい。
実体験の話をしよう。私はある人のリクエストで、連載作品を書き始めたことがあった。その人は最初はとても喜んでくれたんだけど、次第に感想をくれなくなった。
薄情だなあと思いつつ、連載を完成させた。その数ヵ月後、その人は難しい病気にかかった家族をずっと看病していて、創作を楽しむ状況ではなかったことを告白された。
自分は何て考えなしで心が狭かったんだろう、とめちゃくちゃ恥ずかしくなった。あれ以来、私は感想をくれない読者を責めないようにしようと誓った。
何が言いたいかというと、読者側にも感想を書けないタイミングというものがあるのだよね。そんなタイミングに「どうして感想を書いてくれないの?」と言われても困ると思う。
前と言ったこと違うじゃないかと思われるかもしれないが、「感想がほしい」と言うことと「感想をくれない読者を責める」ことはまったく違う。
コツは「飴ちゃんちょーだい」というくらいの軽いノリで言うことだ。軽く言った方がもらえる。
ただあんまりクレクレしてもうっとうしくなるので、自分で頻度を決めておくといいかもしれない。作品の更新後に言うとか、サイトやpixivに作品をまとめるならそのとき言うとか。
そして飴ちゃん(感想)をくれなくても、飴ちゃんをあげるかあげないかは読者の自由だということを忘れてはならない。
「感想ください」と言ってももらえないときもある。そのときは「励ましのおたよりください」と言い方を変えるともらえることがある。
私は感想を書くのが趣味なので、その感覚はないのだが「感想」と言うとハードルが高く感じる人もいるらしい。が、「励まして」というと気軽に送ってくれる人が増える。
みんなが感想を書くことが得意なわけではなくて、苦手な人も多くいる。そんな人から感想をもらうにはどうすればいいか。
私がやったのはこんな方法。
・拍手にプルダウンで定型文「面白かった」「萌えた」「かわいい」などを選べるタグを導入
・「コピペでいいので好きなシーンを教えてください」とアンケートを取る
・私の作風と似てる商業作品ってある?と聞いてみる(感想だけでなく、これは純粋に興味がある)
他にもやり方があるだろうけど私はこんな感じだった。
ある程度コミュ力がある人が陥るのがこれ。あまり身内ノリが過ぎると新しい人が話しかけにくくなる。
Twitterやってると身内から匿名メッセージが来ることがあるんだが、私は誰か特定できるメッセージは公開の場所で返信せず、個人的にリプライなどで答えることにしている。
エアリプの応酬もやりすぎないことにし、ちゃんと用事があるときはTLで呼びかけるのではなくリプライをする。
たまにやる身内ノリはいいのだが、それがTwitterのメインコンテンツと化すと身内ノリを楽しめる人しか話しかけてこなくなる。
私も一度やってしまったことがあり、アカウントを新たに取り直して再出発した。
拍手、DM 、pixivのメッセ、マシュマロなど、自分が一番見やすいツールを書いておこう。
「感想をくれるならツールはどこでもいい」という意見はそうなんだが、選択肢が多すぎると読者としてはやりにくいので、自分と読者がやりやすいツールをひとつかふたつ書いておくことを勧める。
私は「返信が必要な連絡はメールへ、感想は拍手にお願いします」と書いている。
私はコミュ力底辺な上にしょっちゅう鬱々としているので、感想の返信ができないことも多い。が、そういうときでも「感想ありがとうございます」とツイートしておくことにしている。
送る側からは「返信はなくとも送った感想が不快でないかは知りたい」だろうからだ。
ついでにフォロワーに「感想もらうの好きな人なんだな」と思ってもらうチャンスである。あまり交流していないと、「この人感想いらないのかな」と思われがちだから適度にアピールしよう。
あと感想の返信ができない場合があるときは、「日常生活優先のためすべてに返信はできませんがありがたく読ませていただいています!」ということを書いておいたほうがいい。何でかというと稀に返信来なくて病む人がいるから。
「交流はしたくないが感想がほしい」と思う時点で、この記事を読んでいる人は人付き合いが苦手なんじゃなかろうか。
できれば配慮なんかせず好きなことをつぶやきたいし、わずらわしい約束なんかしたくないと思っている。
が、人から声をかけてもらおうと思うなら、最低限相手に「この人は悪人じゃない」と思ってもらう必要がある。
差別的な発言してない? よそのCPに喧嘩売ってない? 自家通販なんかのお金のことはちゃんとしてる? 特定できちゃいそうな仕事の愚痴言ってコンプラ違反してない?
別に聖人君子を目指すことはない。変人でもいい。が、信用は大事だ。
信用があれば読者はジャンルやCPを移動してもフォローを続けてくれるし、気が向いたら新しい作品の布教を受けてくれる。
という感じで、まとめてみた。
参考になったら幸いです。
町山智浩が発した「女性差別発言」の一つとして有名なものが「女の子が急にマニアックなこと言い出したら、たいてい男の影響。 (2013-2-18 06:30:23)」と云うツイートです。
この発言からは、町山智浩の根底に「女性は主体的に何かを発見して選択する能力が欠如している」という考えが存在することが、如実に見て取れます。
柳下毅一郎との共著『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』を読むと「中身が空っぽの映画を、配給会社や広告代理店が薄っぺらいキャッチコピーで盛んに宣伝することで、それを鵜呑みにした女性観客が劇場に足を運ぶ」と云う類いの主張がなされる場面に度々出会います。例えば「『タイタニック』を観に来た若い女性観客は、レオナルド・ディカプリオの演じる登場人物がクライマックスで死ぬのを見て『ウソー!』とビックリする。予告編を観れば死ぬことぐらい予想がつくだろ!(=つまり町山智浩らは「女性観客にはそれを予想する脳味噌が無い」と言っている)」と云う具合いです。
要するに、町山智浩らは「配給会社や広告代理店に騙されるのは、いつも女」であり、「雑誌『映画秘宝』が気に食わないタイプの映画が世間でヒットしてしまうのは『馬鹿な女たち』が原因」であり、「男女や親子が一緒に観に行くデート映画やファミリー向け映画も、女の好みに合わせた結果つまらない作品ばかりになった」と、そう主張するのです。
その一方で「馬鹿な広告代理店や一般的なマスメディアを活動拠点とする評論家は理解していないが、映画『○○』は本当は✕✕なんだよ!それを指摘しているのは俺たち(『映画秘宝』)ぐらいなもんだよ!」とか「映画『○○』が流れている劇場にいるのは『映画秘宝』読者だけ(或いは、劇場に行ったら中原昌也とか藤木TDCに出くわした)」とか「周囲の観客が泣いている中で笑っているのはオレたちだけ(この逆に、周囲は笑っているのにオレたちは泣いていたと云う『少林サッカー』パターンもある)」と云う、典型的な「オレ(たち)ってフツウじゃないゼ」アピールも度々出てきます。「本当は✕✕!」という言い回しが好きですよね。
こうすることによって「『馬鹿な女ども』とは違い、『オレたち(=ボンクラ男子)』はモノが分かっている(=『映画秘宝』的な価値観を良く学習出来ている)」「オレたちは『本質』を見抜いている『仲間/同志』だ!」と云う「選民意識」と「自己陶酔」のカルト集団的な感覚を『映画秘宝』読者に与えていた訳です。
ところで、私がこの「雑誌『映画秘宝』の記憶」と題する一連の文章をはてな匿名ダイアリーに投稿したところ、或るブックマーカーからコメントで複数回「過去の『映画秘宝』で、そんなに自己陶酔している記述箇所が有ったか?」との疑義を呈されました。上で挙げたような町山智浩らの芸風と、それを熱烈に歓迎していた当時の『映画秘宝』ファンの姿と雰囲気。もしも、それをリアルタイムで見知った人に「あれは『自己陶酔』ではなかった」と否定されてしまうのであれば、これはもう私としては「見解の相違ですね」としか言えません。自己陶酔は「オレ(たち)は『スゴい』!」と云う直截的な形だけではなく「こんなボンクラ映画が大好きなオレ(たち)って本当に『ダメ』だよな〜」と云う、一見さも「へりくだった」ように見える『自虐』と云う形式を取って顕れる場合もあると私は考えています。町山智浩ら『映画秘宝』が行う「オレたちオトコってのはさ〜、『バカ』な生き物なんだよ。だから許してよ〜」と云う芸風と、それを支持した読者たちは、本人たちとしては「分かった上で『バカ』を演じている(いた)」つもりかも知れませんが、これも傍から見れば、立派な『自己陶酔』だと私は思います。「自虐」は「オレ(たち)はスゴい!」の裏返しなのです。しかし、一部とはいえ『映画秘宝』ファンらしき人から「自己陶酔は無かった」と言われたので、私は正直ビックリしました。自覚が無かったのですね。
それでも「『自己陶酔』と言われることには抵抗が有る」のであれば、代わりに『甘え』と言い換えましょう。「オレたちオトコは、ボンクラ映画好きだからさあ」とホモソーシャルな価値観と物の見方を持ち出して酔い痴れ(=『陶酔』)ながら「だから、オレたちのするバカを許してね」と「女性と云う他者」に甘える(=負担を強いる)ことを続けてきたのが、町山智浩ら『映画秘宝』及びボンクラ信奉者たちの真の姿です。そして、そんな風に「オレたちは『こんな感じ(=ボンクラ)』だからさ〜」と甘え続けて行き着いた果てが、前・編集長の岩田和明による恫喝DM事件の発生です。目を逸らしてはいけません。もう、これ以上『バカ』や『ボンクラ』を言い訳にして「女性に甘える」のは止めませんか?『自己陶酔』に気づかないふりをするのも『甘え』だから止めませんか?そうでないと、また恫喝DM事件のような大失態が繰り返されかねません。
それにしても、上で挙げた例に出てきた「ディカプリオが死ぬ場面にビックリする女性観客」は、実在したのでしょうか?何だか私には、町山智浩らが「女性観客は愚か者である」と主張するために、都合よく頭の中だけで拵えた『藁人形』なのではないかと思えます。
実際は、女性観客にも「馬鹿な映画、底抜け大作、広告代理店の嘘八百宣伝と百も承知の上で、わざわざ観に行く『物好き』な人たち」は少なからず存在するのではないでしょうか。彼女たちは、自らの意志でそれを選択しているのです。ただ、町山智浩らには「女性たち自身の意志」が存在することに我慢がならないのだと思います。
町山智浩らの言う「騙されるのは、いつも女」「それとは違い、オレたち男は『真実』に気づいている」と云う考え方や主張は、ひどく「古臭い」と私には思えます。と言うのも、これらの考え方は結局のところ、キリスト教の「エデンの園で蛇の誘惑に騙されたのは女であり、男を唆したのも女だった」や仏教の「女は悟りの障碍になる」と云う、古来の考え方を焼き直したものに過ぎないとしか思えないからです。
ご存知のとおり、恫喝DM事件が発覚した後に新体制となった『映画秘宝』では、のん(能年玲奈)さんの連載が終了することが告げられました。のんさんが誌上で『この世界の片隅に』の主人公すずさんの姿に扮したのはまだ理解できましたが、何の関わりも無い『ワンダーウーマン』の主人公のコスチュームに身を包む彼女の表紙を見て「何だか着せ替え人形みたいに扱われてるなあ。のんさん本人が喜んでやっているならば別に構わないけど」と私は思っていました。しかし、このたびの騒動でのんさんの連載が迅速に終了したところを見ると「やっぱり本当は彼女も、心の底では嫌がっていたんじゃないのか?」と穿った見方をしてしまいます。冷や飯を喰わされていた状況下で『この世界の片隅に』を大々的にプッシュして応援して貰ったという義理も有ると、なかなか断り辛かったことでしょう。のんさんみたいな大物女優がリクエストに応えてくれることは『映画秘宝』のボンクラ男たちにとって、さぞかし快感だったことでしょう。もしも仮に「オレたちはボンクラだからさ〜、こういうのが好きなんだよね〜」と、岩田和明らがのんさん相手に甘えていたとしたら?
散々「美少女アニメは、オタクの幼稚な性欲を満たす為のポルノ!」と攻撃していたくせに、その実は『映画秘宝』自ら、自分たちのボンクラ願望を満たす為に、本物の女性を使って着せ替え人形遊びに耽っていたとするならば、それは美少女アニメ趣味よりも遥かに幼稚で醜悪な姿ではないでしょうか。真相は如何に?
冒頭に挙げた町山智浩の「女の子が急にマニアックなことを言い出したら、たいてい男の影響」という発言は、町山智浩の自己を勝手に他者に投影したものに過ぎないのでしょう。おそらく、町山智浩自身に「自分は女性の影響で何かマニアックなことを急に言い出した」と云う経験と自覚が有るのだと思います。町山智浩にとっての「マニアックな事」は何でしょうか?そういえば、一時期から町山智浩は、熱く「恋愛論」を語るようになったと記憶しています。何故か今はパッタリと語ることを止めたようですが、結局あれは何だったんでしょうね?まさか「女性の影響」だったんでしょうか。
舎弟の高橋ヨシキやてらさわホークも近年、付け焼き刃っぽいポリコレ的な言動を見せるように変化しましたが、あれも「女性の影響」でしょうか?高橋ヨシキとてらさわホークも、自分たちよりも年齢の若い、女性のアメコミ翻訳家と一緒に仕事をするようにもなりましたから、仕方が無いですね。でも、高橋ヨシキなんか『チーム・アメリカ』の「ポリコレなんぞクソ喰らえ!」的な内容と姿勢を称賛していたはずなんですけどね。まさか、過去の振る舞いを無かったことに出来ると思っているのでしょうか?
もちろん「他者から影響を受けて変化すること」自体は、別に構わないと私も思うのです。ただし、それが「相手の歓心を買う」ことを目的とする「表面だけの底の浅い変化」でなければ、の話ですが。
しかし、古株の元『映画秘宝』読者の目から近年の町山智浩や高橋ヨシキを見ていると「単に女性の歓心を買うのが目的なんじゃないか?」という疑念が拭えないのです。だって、彼らの言動からは滲み出ているでしょう?「自分たちボンクラのコントロール下に置けない女性に対する怖れや侮蔑」の感情が。
そもそもタイの音楽会社、グラミーの映画部門であるGTH,GDHの映画は100もない。54しかない。全部見たっていい。
GTH | 作品 | 邦題 | 監督 | 公開年 |
---|---|---|---|---|
1 | 15 ค่ำ เดือน 11 | メコン・フルムーン・パーティ | Jira Maligool | 2002 |
2 | แฟนฉัน | フェーン・チャン 僕の恋人 | Nithiwat Tharathorn他5名(共同監督) | 2003 |
3 | เพราะอากาศเปลี่ยนแปลงบ่อย | 早春譜 | Nithiwat Tharathorn | 2006 |
4 | ปิดเทอมใหญ่ หัวใจว้าวุ่น | 夏休み ハートはドキドキ! | Songyos Sugmakanan | 2008 |
5 | รถไฟฟ้า มาหานะเธอ | BTS - Bangkok Traffic (Love) Story | Adisorn Tresirikasem | 2009 |
6 | ATM เออรัก เออเร่อ | ATMエラー | Mez Tharatorn | 2012 |
7 | พี่มาก..พระโขนง | 愛しのゴースト | Banjong Pisanthanakun | 2013 |
8 | ไอฟาย..แต๊งกิ้ว..เลิฟยู้ | アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー | Mez Tharatorn | 2014 |
9 | คิดถึงวิทยา | すれ違いのダイアリーズ | Nithiwat Tharathorn | 2014 |
10 | เมย์ไหน..ไฟแรงเฟร่อ | May Who? | Chayanop Boonprakob | 2015 |
GDH | 作品 | (英題,もしくは邦題) | 監督 | 公開年 |
---|---|---|---|---|
1 | แฟนเดย์ แฟนกันแค่วันเดียว | 一日だけの恋人 | Banjong Pisanthanakun | 2016 |
2 | พรจากฟ้า | ギフト | Jira Maligool他3名(オムニバス) | 2016 |
3 | ฉลาดเกมส์โกง | バッド・ジーニアス危険な天才たち | Nattawut Poonpiriya | 2017 |
4 | เพื่อน..ที่ระลึก | The Promise | Sophon Sakdaphisit | 2017 |
5 | น้อง.พี่.ที่รัก | ブラザー・オブ・ザ・イヤー | Witthaya Thongyooyong | 2018 |
6 | โฮมสเตย์ | ホームステイ ボクと僕の100日間 | Parkpoom Wongpoom | 2018 |
7 | ระวัง..สิ้นสุดทางเพื่อน | フレンドゾーン | Chayanop Boonprakob | 2019 |
8 | ตุ๊ดซี่ส์ แอนด์ เดอะเฟค | トッツィーズ&フェイクスター | Kittiphak Thongauam | 2019 |
9 | ฮาวทูทิ้ง ทิ้งอย่างไรไม่ให้เหลือเธอ | ハッピー・オールド・イヤー | Nawapol Thamrongrattanarit | 2019 |
10 | อ้าย..คนหล่อลวง | The Con-Heartist | Mez Tharatorn | 2020 |
まだGTHという会社すらなかった頃の実質1本目作品。超常自然現象?として国境の川に実在するイベントを「対岸の寺がヤラセでやってました」というぶっちゃけた設定にしてしまったところに監督の非凡さが伺える。(Jira MalikulはこのあとほぼすべてのGTH,GDH映画にプロデューサーなどで関わっている)
日本中が「マッハ!!!!!!!!」でアクション映画のタイ映画だと思っていたところに「田舎に残した幼馴染の思い出」という振り返りあるある王道を突き進んだ作品。この映画でいじめっ子のガキ大将役をやったChaleumpol Tikumpornteerawongはこの後脇役で大ブレイクするので、その成長を見るのも楽しい。
音楽学校を舞台にした三角関係のラブコメ。ちょうど日本での「のだめカンタービレ」が流行った頃に上映されたこともあって「タイ版のだめカンタービレ」と言われることもあるがストーリーは全く似ていない。ドラムの先生役を日本人パントマイマー矢野かずきが演じていて、この人の活躍を愛でる映画。
中学生から大学生までの4つのグループのラブコメをかき混ぜた青春映画。幼馴染2人のナンパ競争の対象になったことをこっそり知って小悪魔ムーブをかます女子中学生のストーリーが一番手が込んでいてメインのストーリーだが、日本人的には大学生カップルのサプライズプレゼントをぶち壊す蒼井そらの活躍も見どころ。
30手前の奥手独身女性の恋人探し、というちょうどこの時タイでも問題になり始めた晩婚化現象を都市鉄道開通10周年記念に無理やり組み合わせた、完全なトレンディドラマ的プロットが良くも悪くも話題になった作品。当時のあるあるを突っ込んだ結果、期せずしてタイの現代文化紹介になってしまった部分も含めて興味深い。主演女優は決して美人でないのに時々とんでもなく可愛く見えるところもリアリティを増した。矢野かずきも出る。
ストーリーは最近のみずほ銀行とはあまり関係ないはずだが、「日系銀行のATMアップデート設定が日本語で書いてあったのでうまくアップデート出来なかった」という話の発端は何か今に通じるものを感じさせる。起きたエラー「出金すると口座から引かれた金額の倍が出てくる」の後始末をうまくやったほうが社内恋愛禁止の会社に残る、という設定は日本の女性コミックにもありがち。関係ないとはいえみずほ銀行のアレがあったから今ここに入った。入れ替えの可能性がGTHの今回の中では1番高いかもしれない。「フリーランス」とこっちのどっちを10本に入れるか今でも迷っている。
「長い旅から帰還したら、妊婦だった妻は胎児ともども死んだのに待っていた」という、タイで一番有名な実話怪談を、時代設定をぼかしつつ時代劇で演じた作品。「『アナと雪の女王』を抜いてタイNo.1ヒット」というのが日本での宣伝文句だったが、タイであの作品は記録的な不入りだったことは知っている人ならみんな知っている不都合な真実。とはいえ結局歴代No.1映画なので、リメイクの力は侮れない。
アジア屈指の英語の通じない国タイが、アジアで2番目に英語の通じない国になった(1番は日本)頃の作品。英語学校を経営するキャリア女性が、工場のメンテナンスエンジニアに英語を教えるというラブコメと聞けばそれだけで話のラストは想像可能だが、数々のタイ人英語あるあるに加え、「外人はタイ人を妊娠させると妻を置いて逃げる」「日本人は面接でどうでもいいことを聞き、それを合否判定に使う」という社会?問題を入れているのが意外と深い。この映画にも蒼井そらがちょい役の域を超えて出ているので要注目。
タイの奥地に実在する水上分校をモデルに、素行に問題があってそこに左遷されたベテラン教師と、教師のなり手がなくなってそこに送り込まれたやる気はあるものの教育方法に問題のある新米教師見習いの奮闘を描く作品。2人はベテラン教師の残した日記だけで交流するので、ラストシーンまで出会うことはない。日本語吹き替えの子役は東日本大震災被災者の子供がやった、というのが売りだったが、別にそこを気にする必要はない。タイ文字がわからないと若干面白さは減るのだが、それでも教育の大切さを教えてくれる良作品ではある。
超能力少女メイの学園での活躍をアニメパートも含めて描いた青春映画、と書けば響きはいいが、実のところその超能力は能力というより身体障害に近い扱いづらいものなので、観た直後の感想は「バリアフリーってなんだろう」になってしまうという作品。カトゥーンレンダリングした3Dアニメは一見の価値あり。
北海道全面ロケ協力作品。雪山に迷い込んで記憶喪失になった女性に片思いしていた男が「俺が君の恋人だ」と言い張って、記憶が戻るまでの1日間、北海道を縦横無尽にデートする。タイ人の北海道好きは他の都道府県と比べても群を抜いているのだけれど、その中でもタイ人が何に興味を持つのかとても参考になる。日帰り周遊旅行という点を除けば、日本人にも旅行先は参考になる。
生涯で五十数曲を作曲したプミポン国王(当時)の曲から3曲を使って、3つの短編に仕立て上げたオムニバス作品。主演俳優は近年GDHで活躍している人ばかりなのである意味親近感を感じる。各作品に他の主人公を入れ込むなど芸の細かいところと、会社内の移動がなぜかオートバイ集団走行になってしまうという画作り優先のところが交じる、まさにJira Malikul節の炸裂。3曲聞くと、なぜ国王がタイ国民にあそこまで愛されていたのかがわかってもくる。
タイ国内No.1ヒット作品は「愛しのゴースト」だが、世界No.1ヒットタイ作品はこちら、という、立ち位置的には「君の名は。」(当時)に近い名作。金銭的に腐敗した学校に憤った主人公がカンニング商売に手を出したものの露見して一度破滅するものの、今度は時差と暗記とLINEメッセージを使った世界的カンニングに乗り出す、というあらすじ。とりあえず明日金曜日19時からBS12チャンネルで放送されるので観ておけ。地味な主人公役の少女は、実はけっこうすごいモデルだったりするので映画の力はすごい。
バンコクに現存する建てかけ放置の高層ビルマンションを舞台にしたホラー映画。20年前のアジア経済危機に巻き込まれて百合心中を企てたが生き残ってしまった女性が主人公で、娘が先に死んだ親友と同年齢になったことをきっかけに起き出す奇行に悩まされるのだけど、ホラーと言いつつ目に見える悪霊はほとんど出てこないので逆に怖い。GTH,GDHにはホラー作品も多いのだが、ここまでほぼ1本も入っていないのでここで紹介。もっといい作品が出たら入れ替わる可能性あり。
日本のマンガを通じて育った兄妹の、妹が日本留学を経て日系企業に入ったことで始まる、兄弟愛に関するコメディ作品。よしもとタイ住みます芸人が接待漬けで陥落する上司役で好演している。日タイハーフの、妹の恋人役は、タイ語の話せる日本人を探したが見つからず韓国人が演じていて、彼が頑張って日本語を話すところは期せずして日本人には笑えるシーンになってしまっている。北九州ロケあり。
バッド・ジーニアスのおかげでGDH映画に陽が当たるようになり、こんな映画も日本で上映されるようになった。森絵都の「カラフル」を原作とした作品で、主人公である"ある魂"は自殺したミンの代わりにミンの体に入り、ミンが手がかりを全て捨てて自殺した理由を探っていく。BNK48の中心メンバーが相手役になっているだけでなく、その後注目されるようになったメンバーも1名その他大勢の中に写り込んでいるということで、BNK48フリークには有名な作品。確かにチャープランはかわいい。特に眼鏡。
日本では全く言葉として浸透していない「FRIEND ZONE」をそのままテーマにした作品。高校時代から10年間「いい友達」を演じている男性が、女性の同棲相手の浮気疑惑に一念発起する作品。潰れかけのタイ航空全面協力で、主演俳優は世界各国(ただしASEAN+香港)をまたにかけて活躍する。香港だけ地名表記の時に国名が出ないのは気がつくと意外と深い。両手にビールを持って飲みたい。
現在日本のNETFLIXで唯一観られるGTH,GDH作品(今回挙げた他の作品は全て他の国では配信されている)。イケメンオカマと、デブオカマと、派手オカマの3人オカマ友達が起こすドタバタ、というTVドラマのプロットはそのままに、映画化にあたって派手なシーケンスを増やした、という作品で、正直「日本でもNETFLIXで観られる」という点を除けばここで紹介するほどのものではないのだが、いじろうと思えば今でもこれくらいはオカマいじりできる、という基準点としては参考になるかもしれない。
まだ日本でも公開している映画館があるはず。北欧留学を経て、こんまりメソッドに目覚めた女性が、実家を事務所にするために派手な断捨離を始める、という話。断捨離は本人の借りパクがバレたことで方向修正を余儀なくされるのだけど、そこに元カレが絡んできて話はさらに複雑になる。たぶんこれも、バッド・ジーニアスがなければ日本公開はなかったはず。監督が若干アート寄りなので雰囲気は地味だが、やっぱり面白いものは面白い。NETFLIX(観られれば)には日本語字幕もある。
昨日NETFLIXで配信が始まった、昨年12月公開作品。アカサギにやられた女性の復讐を手伝う詐欺師、という「クロサギ」的作品。主演の詐欺師役をやっているナデット・クギミヤはかなり有名なのだが、おそらくGTH,GDH映画初主演のような気がする。2019年から2020年にかけて、という時系列が明らかにされているため、騙された主演女性はマッチングアプリで出会っていたり、借金を返す足しにYoutuberになったり、さらに脇役の動作などにCovid-19も話に絡んでくるのが時事好きなGDHらしい。
けっこう興味を持ってくれた人がいるので、現状見られる方法を紹介しとく。
そうそう、大阪アジアン映画祭でThe Con-Heartist観た人は途中女主人公が電話で啖呵を切る「ワイドショーで持ちきりでしょうね」みたいなセリフに誰が使われていたか教えて欲しい。さすがにみのもんたではないけれど志らくでも小倉智昭でもないだろうから。
ぞっとした。
小さい頃からそんなのを聞いて思想が〜とかじゃなくて、あんなゴリゴリの昔のボカロ歌い手みたいな音楽を小学校から聴いてんのかと。しかも内容が痛々しいやつを。
自分も中学生の頃はアクエリオンとか流れてたけど、誰かを批判するような内容ではなかったし、オタ曲って感じはあったけど作品へのリスペクトでリクエストされてた感じだった。
高校になってからボカロ音楽にどっぷりハマったりしたけど、周りのリア友にオススメだよ!とか言うことはなかったし、あくまで一人で楽しんでた。周りはリア充が多かったのと、10年以上前だとボカロはオタク音楽って認識があったから。
この前、増田でメチャクチャ話題になってたからうっせぇわを聴いてみたら、痛々しさが凄まじくて全部聴けなかった。若さの無知みたいな。聴いててなんか恥ずかしくて再生止めちゃったよね。それを売りにしてるのか知らないけど、あんなのを小学生から聴いてたらメチャクチャ勘違いオタクになっちゃうじゃん。今は時代が違うのかな、やっぱり。
自分は昔のオタクなので、あんな曲が小学校の給食で流れてると聞いて、大人になってから思い出したら恥ずかしくなりそうだ……と思いました。
なぜやめたかというと、どうしようもない負のスパイラルに足を踏み入れてしまったからです。
以前は、とあるコンテンツの二次創作を中心にTwitterに絵を上げていました。自分の絵柄を気に入ってくれた人が必ずRTしてくれるようになったりして、我ながら充実したTwitterライフだったと思っています。
ある時、あるリクエストをもらいました。「〇〇ちゃんを描いてくれませんか?」という何の変哲もないお題です。
以前にも同じリクエストをおそらく同じ方から頂いていたのですが、その時はそのキャラの名前に心当たりが無く、申し訳ないと思いながらスルーさせてもらっていたものです。
気になって調べてみると、同じコンテンツの別シリーズのキャラが出てきました。そういえばそのシリーズもTLにたまに流れてくるなと思い出し、せっかくリクをもらったんだからと筆をとることにしたのですが、思えば、これが道を踏み外した瞬間でした。
その絵を上げた時はいつもより多く反応をもらえました。リクエストの量なども増えていきました。やはり反応をもらえるのはうれしいもので、頂いたリクエストを色々とこなすようになります。
しかし、いつからか反応してくれる人が変わっていったように思います。いつもRTしてくれていた人は次第にまばらになっていました。フォロワーは増減を繰り返し、反応してくれる人は固定化していきました。ここで、あれ?と思えばまだどうにかなったのかもしれません。
その後、「別シリーズのキャラを絡ませた越境絵が見たいです。」とリクが来て、それに安易に応えてしまったのがトドメでした。フォロワーがガタンと減り、中にはブロックまでされてしまった方も居ました。
そこから先はもう急転直下でした。どちらの方面からも、「○○は描かないんですか?」「○○待ってます。」ばかりでもう収拾がつかなくなってしまったのです。攻撃的なメッセージもパラパラと送られてくるようになりました。
こうなるともうリクエストをもらっているというより、お金も貰えないのに誰かに描かされているという意識が強く、以前から見て下さっていた方には申し訳なかったのですが、活動を休止するに至りました。
リクエストを送って頂いた方を恨んでいるわけではありません。後先も考えず受けてしまい、のめり込んでしまった私が悪かったと思っています。
ただ、その人たちはもしかすると、「好きな絵師の好きなキャラの絵が見られてうれしい。」ではなく、「また一人絵師を引っかけてこっちの布教に利用できた。」という達成感が目当てだったのかもしれません。
そして、それに翻弄された私は傍から見れば「人気取りでミリしらを描くニワカ野郎。」とか、「デリカシー無く越境絵を上げてくるブロ対象だ。」だったのかもしれません。
bioに「好きなものを好きなように描きます。」と書かれている方がなんでか多いなーと思っていたのですが、これ避けだったのかなと今にして思う次第です。早く気付けば良かった。
今はとりあえず、誰に見せるでもないものを描いています。趣味で描くのなら自分が楽しいと思えるのが一番でした。
誰かの参考になれば幸いです。
1. ネットワーク解析
2. パッケージ解析
3. バイナリ解析
という段階があります。
アプリ内で発行されているリクエストやパケットの内容。APIの仕様、送信データが分かります。
Charles for iOS や mitmproxy がよく使われています。
アプリのどんなファイルが含まれるのか。画像、音声、設定テキスト、リンクされているフレームワークなどが分かります。
iTunesが配布されなくなったことによってApple Configurator 2を使う必要があります
解凍したらappバンドルになります。これはただのディレクトリなのでシェルから移動します
ここまでやっている人は自分で調べた方が早いと思う
1. 招待されるにはSMSが受信できる携帯電話番号を相手に教える必要があります
3. アプリを起動したら、「招待済み」を選んで招待してもらった電話番号を入力します
4. 次の画面でSMSで送られてきたコードを入力します(SMS受信は他の端末でも問題なし)
5. 晴れて使えるようになります
セットアップの過程でアドレス帳へのアクセスが求められますが、私は友人知人たちの電話番号を渡したくないので、許可しませんでした。
自分が使う分にはアドレス帳へのアクセスを許可する必要がありませんが、他の人を招待するには許可する必要があります。幸い、私は初期セットアップだけして放置しているiPhoneが1台あり、何も個人情報入っていないので、そちらでClubhouseのアドレス帳へのアクセスを許可しました。招待できるようになり、招待枠は今のところ2枠です。
※ 認証コードのSMSは混雑してて配信が遅れてくることがあるので、焦って何度もリクエストしないように。何度もやると私のようにどれが最新のコードかわからなくなって、なかなか承認が通りません
結論をいうと自分の電話番号を渡す必要はありますが、電話番号を認証に使うアプリは以前から、LINEやWhatsApp、Telegramなどいろいろありますので、考え方次第でしょう。
アドレス帳へのアクセスを許可しなくても使えるので、自分以外の他人の電話番号を渡さずには済みますが、上述のように他人の招待はできなくなります。ただ、招待する相手は、自分のアドレス帳に登録されている必要はありませんので、上記のように空のアドレス帳へのアクセスを許可するという迂回策はあります。実際の招待時には、空のアドレス帳に招待する人の電話番号を追加します。名前は適当で大丈夫です。
https://oauth.jp/blog/2013/09/26/rails-session-cookie/
結論を書くと、cookieセッションでもサーバから無効化はできる。
cookieの中身はサーバで暗号化していて、クライアントからは復号ができないものとする。
こういう前提であれば、サーバからセッションに「パスワードハッシュ値を種としたハッシュ値」をセッションに埋め込んでおく。リクエストを受け取るたびに、セッション内のハッシュ値をログインユーザに対して検証をすれば、パスワード変更以前のセッションなのかは判定ができる。
1ユーザがパスワードを変更したら全部のセッションが無効になるので、セッションを1つずつ無効にすることはできない。この制約をクリアできるなら、サーバの暗号キーが漏れない限りはcookieセッションへのリスクってほとんどないと思うんだよね。
妻がそう言った。もも肉よりさっぱりしていて美味しいから作って欲しいと。
「むね肉は煮物にしても炒め物にしても子供たちが食べてくれないのでどうせから揚げにしたって食べやしないよ」
そう言いながらキッチンに向かう。
2日前に買ったむね肉を冷蔵庫から出し、少し小さめの一口大に切る。
ジップロックに醤油と酒、にんにく、しょうが、塩コショウ、ごま油を入れ、肉と一緒に揉みこむ。
180℃の油で4~5分。
濃い茶色にこんがり揚げる。
タイミングを見計らって妻がご飯とみそ汁、作り置きの副菜をテーブルに並べる。
子供たちは顔だけテレビの方を向いたまま、呼ばれてもいないのに席に付き始める。
「いただきまーす!」
一斉に箸がから揚げへ向かう。
(……「硬いー!」って不評買わないかな?)
そう思って様子をうかがっていたが、予想外に子供達からは「美味しー!!!」と高評価。
自分でも食べてみると、気になるようなモソモソした食感は無く、さっぱりしていて美味しい。
「ね?美味しいでしょ?w」
自分のから揚げにレモンを絞りながら、何故か得意げに妻が笑う。
「うーん、でも肉に対して皮の割合が足りないかなぁ……カリカリ感が足りない」「…まぁでも美味しいかな」
素直に美味しいと言えばいいのに、いつも自分の料理には一言注文を付けてしまう。
「パパー!これまた作ってねー!!」
おー、久々にリクエスト入ったw
あなたのほめて欲しいor優しく叱られたい、というリクエストにお答えするサービス???
料金は先払いの30分3000円???
事前に言う
詐欺だ
やる人間に対して個人的に恨みを持っているが、それ以前に注意喚起
とてもじゃないが褒めも叱りもろくに出来ない人間だ
人を罵ることが得意な人間だこいつは
二次創作っていいよね。
わかってる。勝手に作者の作品クチャクチャにして、キワドイの作る人まで現れちゃって、常にいいと悪いの間を行ったり来たりしてる分野のモノってことはわかってる。
でもさ、いいよね。
二次創作って書けば書くほど、見てもらえるもん。
私、小説書くのが趣味で、色んなサイトで色んなもの更新してるんだけど、まあこの程度の文章力だから、誰にも見てもらえないの。見てる気配はあっても感想とかもらえない。
文章力とか構成力とか上げて実力で見てもらえるようになりたいけど、ほら、小説に必要な文章力って、気軽には習えないじゃないですか。ピアノでいう演奏とか、絵でいうスケッチって文化が執筆にはないから。
でもただひとりで書き続けてるだけじゃいつまでも壁打ちで、ちっとも上達した気がしないんだよね。モチベーション上がんないし。
二次創作、スゴイよ。みんな超見てくれるし、感想くれるし、リクエストもくれる。自分の力じゃないのが切ないけど、でも人の反応ってすごく勉強になる。
ここの表現好きでした、とかもっとこういうのが見たいです、とか言われるとすごいモチベ上がるし、伝わったか伝わんなかったかわかるから、勉強になる。キャラを逸脱しないように、でも少しハズして書くと受けるんだよね。みんなそのキャラがどういうキャラかよくわかってるから、設定をつくる練習がしやすい。
その代わりキャラ書くのとか、状況説明は上達しないけど、まあそれはこっちで自分の作品で練習すればいいし。
でも二次創作ってリスクあるじゃん?まあ当たり前といえば当たり前だよね、作者の方が命削って書いた魅力的な作品をお借りしてるわけだから。
誰か嫌な思いにさせちゃうかもしれないし、温情措置されてる行為をずっと続けたくはない。
だからなんか、合法の二次創作とかあればいいのにね!これはいくらでも、どんなふうにでも二次創作してもいいですよ、っていう作品。
それでみんなで、感想とか伝えあって、楽しくハッピーに、文章力を上達させんの!
アホユートピアか、つってな。
素晴らしい作品っていうのは数が決まっているから、争いが絶えないんだよねえ。
別に作家になりたいわけじゃないけど、上達したい。でもルールは守りたい。
趣味やめようかなあ、やめれないだろうなあ。
鬱憤が溜まった。毒マロをぶち込もうかと思って冷静になり、はてなに投稿することにした。
女オタク長文お気持ちってやつを自分がすることになるなんてなぁ。
とある界隈に神がいる。画力は凄いし、エロだって上手い。もう神に等しい人だ。
その神はTwitterで多くの人と交流をするし、作品を投稿しない人にもフォローバックをしてリプライを行う。
私は好きな絵師様や文字書き様とは関わりたくないタチなので、リストに入れて眺めて、RTといいねを送っていた。
神は少し、承認欲求の塊のようで自分の絵のRT先のツイートを拾ってはRTしていて。まあそれくらいなら別にいいかなと思っていた。リスト内が少し騒がしくなるだけ、リストは真剣に追ってないしどうでもよかった。
正直、ファンを囲ってる地下アイドルみたいだなぁって、そう思ったけど別に気にしていなかった。
私は二次創作を投稿している。拙いけれど感想だって来るし、私の作品でこのカプに落ちましたって言ってくれた方もいて、楽しいなと、そう思っていた。
今ハマっているものを投稿することにしているので、例の神がいるAB(便宜上そう呼ばせてもらう)も投稿することにした。ブクマはそれなりについた。メインで投稿しているジャンルだと1000ブクマは余裕でつくから、少ないなと思ったけれど、そもそもジャンルの人口が少ない上にABより人気のカプがあるから、この程度かと頷いた。
ABを投稿すればABのリクエストも来るようになった。本ジャンルでは無いので頻度は稀だったけれど、それでも細々と投稿した。
ABを投稿すればABの人からフォローされるようになり一部の人にフォロバをすればTLにABの人達が流れてくるようになった。楽しかった、ABが好きだったから。
私をフォローしてきたAB界隈の人は神と皆相互だった。神はフォローバックを行うから、こぞってフォローするみたいだった。
神は地雷が多かった。プロフィールで地雷を列挙して、こういう趣味の人とは繋がれませんと公言していた。
神は人の好き嫌いも激しいようだった。
プロフィールでリムったらブロックすると公言していた。ふぁぼ魔もブロックすると公言していた。
私は地雷を地雷だと喚く人は好きではないけれど、存在することは容認できるから、まあこんな人もいるかって思ってスルーしていた。リムったらブロックとか、少し怖かったけれど。
私の投稿作は神の地雷を踏み抜いていたから、活動に使っているアカウントでも神をフォローしていなかった。神のような存在が私のような底辺を気にするはずないだろうなと気にしていなかった。ROM垢で絵を見れるならそれで良かった。
TLで神のAB絵をRTしては褒め称えるABフォロワーを見てもなんとも思っていなかった。実際エロいし上手かったから。
そんな日々が続いていた。普通に楽しくABの話を私はしていた。ABの作品を検索して楽しく読んで、たまに投稿をしていた。
AB界隈の人は皆、神と相互だったけれど気にしていなかった。そもそも私は他ジャンルのカップリングメインで活動しているのだし。
数日前、これ凄い好きだなと思ったABの作品があった。結構RTもされていたし私もROM垢でブクマした。その作品主様はその後も好きだなぁと思う作品を投稿していて、こういうABって好きだなぁって私はそう思った。
少し前、その作品が突然削除されて焦った。
マロでコメントを送るほど気に入っていた作品だ、どうしてなのだろうとAB界隈を探ると原因はすぐに見つかった。
神だった。
初めて神の日常ツイートを見た。空リプや趣味のツイートが多い人で、遡るのが大変だった。
神はその素敵なABに対し、「地雷だ」「これ以上こんな作品が流行るようならその作品で騒いでいる人たちをブロックする」とツイートしていた。
だからか、と合点がいった。
神のツイートは絵しか見たことがなかったから(リストに入れたとしてもリスト内を追うほど私は暇人ではない)、攻撃的な発言を繰り返す神に慄いた。
凄かった、怖かった。
RTをして「地雷だ」「吐きそう」という旨の発言を繰り返していた。
神は自分の存在に価値があることをよく理解していた。「これ以上酷くなるならミューブロする」という発言も繰り返していた。
自慢話も多かった。フォロー整理という単語もあって、ああ、そういう人なんだなとかなり引いた。いい大人が何やってんだか、と苦笑いをしながらツイートを遡った。
地雷は踏み抜いているだろうなと思っていたけれど、わざわざ非相互の私の作品まで晒すのかと驚いた。数千人単位の彼女のフォロワーに私の作品が晒しあげられたのかと思って悲しくなった。
よせばいいのに、さらにツイートを遡れば私への悪口ツイートがあった。自意識過剰ではなく、確実に私宛だった。
まさかの人格否定だ。面と向かって嫌いだと言われた経験が少ないので泣きそうになった。
わざわざABメインで活動していなくて、数作しか投稿していない私のツイートを見て悪口を言うんだって悲しくなった。
その神にABの人は皆媚びていて、ミューブロをすると常に脅されていた。「怒るよ」なんてツイートをされればすぐに謝らなければいけない。神の地雷作を投稿すれば削除に追い込まれる。神の投稿作はRTして褒め讃えなければいけない。
やってらんねぇなと思った。
同時に、私はABメインじゃなくてよかったなと思った。可哀想だ、こんな神に支配されているAB界隈が。
好きだなと思っていた文字書き様も神に媚びて、神の要求通りの作品を投稿していただけだった。
もうなんか、色々と嫌だった。
小学校か何かか?成人済みってみんな書いてるけど、もしかして学生だったりするのか?
現実世界では悪口ばかりを言う人って周りから縁を切られるのが常だけれど、絵が上手ければ周りから媚びられるんだ。
これが世界なんだ。きっしょ、やってらんねぇ。
ABの作品消そうかなって思わずツイートしちゃって、そしたら消さないでくださいって声が来たりもした。嬉しかったけれどもう消すって決めた。ABは好きだけれど、悪口を言われるようなら去りたい。
長々と愚痴ったら冷静になった。
こんな界隈じゃまずABを投稿するなら神の意思に沿ったものじゃないと受け入れられない。
悲しい世界だ、辛いな。
あーあ、好きだったなAB!!!私も神くらい影響力があったらなぁ!
でもそれくらい影響力あった上で地雷作投稿したら神からブロックされちゃうんだろうな。
あーあ、人格はどうであれ神の絵は好きなのが憎いな。
神の作品、キャラの一人称が違うし、神の信奉者の文字書きの作品は、謝る時の言葉が原作だと「すまない」なのに「すまん」とか「悪い」とかになっててちゃんとストーリー読み込んでるのかなって思っちゃった。
穿った目になると粗探ししちゃってよくないな。