はてなキーワード: Cygamesとは
https://anond.hatelabo.jp/20210318200022などから
ウマ娘のオタク達の対応に関連して彼らの欺瞞が明らかになったのでまとめておきます。
フェミニストがウマ娘を批判し、オタク達の間で言う「放火」を行っているという噂はデマでした。
アフィブログと自由戦士のエア炎上であった事が既に明らかになっており、
むしろフェミニストはウマ娘そのものに関しては概ね好意的に見ているのが実態です。
ウマ娘の権利元であるCygamesが、エロに対して厳しめの規約を発表するや否や、
過去繰り返し「何がエロかわからない」を連呼していたオタク達が一斉に何がエロかを理解して明確にわきまえました。
要するにわからないなんてのは大嘘で、論理ではなく単にフェミニストや女性が気に入らないから突っぱねていただけ。
オタクの「何がエロかラインを示せ」などというのも、単なるシーライオニングであった事が明らかになりました。
オタクは「二次創作は権利者の黙認、winwinの信頼関係で成り立っている。なので権利元の意向には従う」と弁明するも、これも嘘。
過去に公式が二次創作に釘を差した例は幾らでもあり、その度に反発するオタクは絶えませんでした。
最近の事例でもエヴァのガイドラインに文句をつけ、「実質的な黙認ではないか」と言い出す人も出る始末。
冷静に考えてみても、プリキュアなど児童向けの作品でエロや強姦を描く二次創作がwinwinであるはずなどなく、
オタクの態度の問題点に関して、とても的確なコメントをされているブクマカがいたので引用します。
フェミが焼いたみたいなデマを元にしてる時点で評価できない。そもそも自分たちがやってること、消費してることに対しての危険性を自覚しろ。開き直るな。それこそ同じオタとして迷惑だ。
フェミニズムに親和的な人間もそれぞれの趣味に傾倒するし創作もするよ。そのなかで誰かを傷つける可能性に葛藤も悩みもするよ。だからこそ不誠実な「何がエロかわっかりませ~~ん」に怒るんだよ
このお二方の言葉を胸に刻んでください。
オタクは創作物(主にエロや萌え絵など)に対して無謬性をあまりに過信しています。
普段あなた達が消費している表現が誰かを傷つけ、差別を助長、肯定している可能性がある事を自覚してください。
コンテンツを消費する事そのものを咎めはしませんが、危険性を念頭に置いた上で鑑賞する習慣をつけてください。
そしてフェミニストを始め、作品や表現に対する指摘や疑問に対して真摯に耳を傾けてください。
また、オタクの方達はしばしばフェミニストは表現物に関心が無い、生産者でもないような言い方をされていますが、それは誤りです。
上記の方が仰るように創作を行うフェミニストも大勢います。私も趣味で絵を描きますが、表現には最大限の注意を払います。
一次創作二次創作問わず、オタクの表現者の方達は自分の表現が誰かを傷つける可能性にもっと悩んでください。
そして、くれぐれも開き直るような真似はやめてください。
フェミニストはオタクコンテンツそのものを敵視しているわけではありません。
適切な配慮がされていればフェミニストは表現者を応援しますし、現にオタクとフェミニストを両立させている方もいらっしゃいます。
まさしくその点について書いた文章なのですが、伝わり辛く、すみません・・・。
まず前提として、オタク達は「基準を明確にしないサイゲームズの言及には「どこからエロいのか」をわかって」いません。
何度か書いたように、またあなたが言及している通り、Cygamesの出した基準は不明確で、「どこからエロいのか」そもそも「どこからイメージを著しく損なうのか(エロを含むのか)」すら判断のしようがない表現です。
つまり「どこからエロくてどこからエロくないか本当」に分かって居ないのです。
しかし、そのような基準が分かって居ない状態でも暗黙のままにしておける、特殊で異常な関係が成り立つ理由を私は先の文章で書きました。
そしてそのような異常な関係はフェミニストとオタクの間では成り立たないので、「どこからエロいのか」基準を明確にするという当たり前の認識あわせが必要になる訳です。
(フェミニストとオタクの間で必要になる明確化の方が「当たり前」だという事に注意してください。何度も書きますが、二次創作と一次創作の基準を明確化しなくてもいい関係の方が異常なのです)
また、エロについては程度というものがある事を抜かしてこの件の議論は不可能だと考えています。
18禁にならないような表現についても人は「エロ」を感じることはあります。
ウマ娘と二次創作者の間では、ひとまずの目安として18禁が「どこからエロいのか」のラインとして少なくともオタク側の理解としては共有されている、と私は考えています。
しかしフェミニストとオタクの間ではこの暗黙の了解は通用しません。18禁でない表現でもフェミニストの方は「エロ」だと判断し得るし、
先程「18禁にならないような表現についても人は「エロ」を感じることはある」と言ったように、そのようなフェミニストの方の感じ方は間違いとも言えないからです。
18禁というラインを失った結果、「どこからエロいのか」の基準は再び分からなくなります。
と言うより、本当に分からないのは「どこからエロいのか」ではなく「どのくらいエロければ規制されるべきなのか、どのくらいエロければ公共の場の掲示に適さないのか、どのくらいエロければ広告に適さないのか」等の個別の基準だと思います。「どこからエロいのか」という設問自体が既に粗すぎるのです。
仮にあなたがそうした「どのくらいエロければ~~するべきでないのか」を明確化することが可能だと考えるなら、それを示しさえすれば議論は一歩前に進みます。
逆にその明確化が不可能だと考えるなら、「どこからエロいのか線引きは出来ない」と考える人と、その点について見解の相違は無いという事に成ります。
私が当惑するのは、双方が対立しているように見えない点です。どちらの立場の人も基準の明確化を求めている気がします。
恐らく混乱の原因は「基準」というものに対する理解の相違なのだと思います。
「基準」は最初からある物ではなく、作り出す物です。「どこからエロいのか」は最初から決まっているのではなく、誰かが決めないと決まらない物です。
そのような意味で「どこからエロいのか線引きは出来ない」という言い方は正確ではないと私は感じます。線引きできないのではなく、誰かが線引きしないと、線は永遠に存在しないのです。
そして、私の様な規制を受ける側(一次創作者)がその線を決定することは出来ません。勝手に「私がやっているこれはセーフ」と出来ちゃいますから、自分に対する規制を自分で決められるなら何だってありになってしまいます。
だから、規制を求める側(フェミニストの方々)に明確な基準を置いてもらう他に無いのです。勿論その基準が適切かどうかの議論は別途必要になりますが、最初の一歩が無ければ何も進まないのです。
https://anond.hatelabo.jp/20210318200022
この増田について、ブックマークのコメントで気になったものに返信させていただきます。(長すぎて切れてしまったので増田を分けることにしました)
碧志摩メグの件で不快感を示す海人さん達を叩き、映像研で作者を叩いた人達たくさん居たよね。権利者が言ってるのにそれはないだろうと思う。あと、オタク兼フェミニストも沢山いるので勝手に対立させないでくれ
碧志摩メグさんの件は実はこの件に関して物凄く重要な例だと思っています、ナマモノとそうでないものの境界だからです。後程詳しく説明します。
映像研の作者さんはこの文章を書く上で念頭に置いていました(具体的には(ここにも例外はあり、明確な基準を出すケースもあります)辺りで)、ただ「叩いた人達たくさん居た」と言うのが自分の印象と異なっていて驚きました。恐らく観測範囲の問題だと思うのですが、自分の見える範囲では大部分のオタクに受け入れられていたので自分の中では「一次創作者が基準を出し、受け入れられた例」として記憶していました。
あとオタク兼フェミニストが居るというのは文章中も書いた、と言うより結論部で強調したはずですが・・・・どういう意図のコメントでしょうか・・・・・?
対立しているとも書いていませんし(集団間に信頼関係は無いとは書きましたが・・・・)、互いに信頼関係の無い集団の両方に属する人が居るのは当たり前の事です。
オタク兼フェミニストが存在するという事実は私の論旨にとっても非常に重要な事実です。既に書いた通り、それは二次創作を取り巻く環境の特殊性を知っているフェミニストの方が居るという事ですから。
そもそもウマ娘に関しては騒いでる「フェミニスト」というのは最初から存在せず捏造デマの嘘松エア炎上だったで決着してたはずやがこの増田はいったいどこの「フェミニスト」に向かって言ってんのや?
誤解がある気がするので詳しく説明します。私が念頭に置いているのは以下の増田さんの冒頭で引用されているツイートです。(尚、この増田さんの文章はフェミニストへの敵意が露わになって居る為、閲覧には注意が必要だと思います。内容としては似通ったことを言って居るかも知れませんが、態度に私は同意出来ません)
https://anond.hatelabo.jp/20210317235416
ここで引用されているツイート主の方は別の所で見た事も有り、フェミニストの方だと認識していますが、それ以前にツイート内で「フェミニスト」と「それに「どこからエロくてどこからエロくないか線引きなど出来ない」と言う人」が登場します。
ここで質問なのですが「ウマ娘に関して騒いでる「フェミニスト」」とはどのような人を想定されているのでしょうか?
さっきのツイート主の方の事でしょうか?であれば存在します。そうではなく例えば「ウマ娘自体を(性的であったり、動物を女性化しているという理由で)批判しているフェミニスト」という意味であれば、私はそのようなフェミニストの方をそもそも想定していませんし、文章内でも触れていないはずです。(もしそうであれば、どこからそういう発想が出て来たのか良く分からないです・・・・)
私が想定し、理解を求めているのは「オタク(二次創作者)は一次創作者とフェミニストで態度を変えているじゃないか」と違和感を持つフェミニストの方です。そうした方の存在は先のツイートで居るのだと認識して書きました。
同様の誤解を与えてしまって居そうな方を挙げます。私の文章が分かり辛く、すみません。
今のところ私は「ウマ娘を叩くフェミニスト」を見たことないんだが…なんか仮想敵作ってシャドーボクシングする案件増えてないかなあ…。
本作品で「エロいから/女性の性的消費だから引っ込めろ」的な「いつものフェミニスト」の過激主張ってそんなに大きかったっけ?エア炎上は有ったがまさかソレが既成事実化しててその前提であちこち話が広がってる?
フェミが焼いたみたいなデマを元にしてる時点で評価できない。そもそも自分たちがやってること、消費してることに対しての危険性を自覚しろ。開き直るな。それこそ同じオタとして迷惑だ。
ウマ娘は「『フェミが炎上させてる』は嘘だった」が知られているし女性にも人気なのでそっとしたいてほしい。オタクは嘘炎上でも構わないから女叩きがしたいんだ、とまとめて敵視されたくもない。テイオーかわいいよ
恐らく同様の誤解を与えてしまって居ますね。申し訳ございません。
恐らく想定されているような「ウマ娘を叩くフェミニスト」はこの文章では元々想定していません。あくまで「オタク(二次創作者)は一次創作者とフェミニストで態度を変えているじゃないか」と違和感を持つフェミニストの方向けの文章です。
「一次創作者と二次創作者の信頼関係」に対して、「フェミニストとオタク」を当てはめてる意味がわからないんだけど。せめて、「フェミニストと表現者」では? 「オタク」というのはどういう存在なの?
これは実は非常に重要な点です。実は先の元になったツイートで私も良く分からないのがこの点なのです。
ウマ娘における曖昧な基準でも受け入れられる暗黙の関係は、ご説明した通り「一次創作者と二次創作者の信頼関係」で成り立つ特殊なものです。
一方でツイート主の方が想定されている「どこからエロくてどこからエロくないか線引きなど出来ない」とする人の大部分は恐らく一次創作者でも二次創作者でもありません。つまりそこに二次創作の特殊な事情で成り立つ関係が同様に適用出来るという発想が私には不思議なのです。(そのような意味で、「せめて表現者を想定するべきでは?」という疑問は私も共有します)
ただしこうした関係が二次創作の特殊な事情に依るとそもそも知らなければ、おかしな発想ではありません、そこで私はそのような想定でこの文章を書こうと思った次第です。
また、勿論二次創作者とオタクを兼任する人は居ますので、兼任する人だけを想定している、という考えはあり得ると思います。そのような想定も念頭に置いて書いたつもりです。
「オタク」については「「どこからエロくてどこからエロくないか線引きなど出来ない」とする人」では長過ぎるので、言い換えています。「「どこからエロくてどこからエロくないか線引きなど出来ない」とする人」かつ「「ウマ娘のエロ絵は禁止」の一声で「何がエロだと受け取られ、馬主を不愉快にするか」をきちんと自分達で考え始めた人」の集合ですね。
増田はあなたがあなた自身で二次創作者に向けて「自分の作品に」配慮して欲しい旨を伝えたことがあるのだろうか。編集部などではなく自分自身で二次創作の過激なエロを止めて欲しいような事を発言したことが?
私自身は自分の作品の二次創作は自由に遣って頂いて構わないので、そういう発言をした事は無いです。
ただ、自分以外の方の例を見て、発言すれば意図を汲んでもらえそうだなと思う事はあります。
あと映像研の作者の方の件は受け入れられた認識だったので(そうではない可能性が出てきましたが・・・)、そこでも一次創作者の意図は組んでもらえそうだと考えていました。
上っ面で敵意がないとか言いながら俺らは昵懇なので口出すなって言ってしまう無能な増田だ。都合よく選んだステークホルダ間に閉じたオレオレ信頼の話じゃなくて社会一般に開いた話をしようね。
対応の差は元々問題と思わないので異論もないが、表現においてOK/NGの基準が暗黙裡に共有されるって相当特殊な状態なわけで、部外者にそれを求めるのは無茶かと。オタク差別的な表現を非難する時に基準などないでしょ
このお二方は私の文章と同じ趣旨の事を、反論という形で書かれています。つまり誤解を与えてしまって居るという事ですね、申し訳ございません。
私の文章はまさに「社会一般に開いた話」に「都合よく選んだステークホルダ間に閉じたオレオレ信頼」と同じ対応を求めるのは無茶である、と言う趣旨です。
また「表現においてOK/NGの基準が暗黙裡に共有されるって相当特殊な状態」を「部外者同士(フェミニストとオタク)の関係間にも求めるのは無茶」という趣旨です。
本当に重要な事なのですが、「二次創作者と一次創作者」の暗黙の関係の方が特殊で異常なのです。だから社会一般の殆どの関係でそれと同様の対応を求めることは出来ないし、「フェミニストとオタク」の間にそれを求めるのも不可能、という事なのです。
うーん・・・・これでも分かりにくいかも知れませんね・・・ただこれ以上どう詳しく説明すれば良いのか、苦慮している状態です。表現者としてなっていませんね・・・・。
あとは最初に言っておいた碧志摩メグさんの件について書きます。
実は碧志摩メグさんの件はこの話で非常に重要な論点です。何故かと言うとウマ娘における馬主や競走馬達と似た(しかし微妙に異なる)立場に海女さんの方々が置かれた例だからです。
まず重要なのは「碧志摩メグさんはナマモノなのか」という事です。ウマ娘の場合、限りなくナマモノに近い、と言うより個人的にはナマモノと言ってしまっていいと思います。実在の馬に対し、個体を識別できるレベルで二次創作を行っています。
対して碧志摩メグさんはと言うと、実在の海女さんという職業を対象にしていますが、個人を識別できるレベルの二次創作ではありません。海女さんという職業を対象にした萌えキャラ化という認識です。
ただし注意しなければならないのは、「職業を対象にした萌えキャラ」を全て同等だと考えるのは危険だという事です。
例えば駅乃みちかさんは恐らく鉄道スタッフを対象にした萌えキャラですが、彼女と碧志摩メグさんを同等に考えるのは危険です。何故なら海女さんという職業に就く人の少なさに加え、「伊勢志摩」という地域の限定もかかっている為、個人を識別出来るレベルでないとしても絞られる人数の規模が異なるからです。
私の書いた文章では、まず第一に法律レベルで尊重されるのは一次創作者の様に作品の権利を持っている場合か、ナマモノの様にその人自身が肖像権等の権利を持っている場合だと考えていました。
通常、職業を対象にした創作について、その職業の方が権利を持つ事はありません(例えば漫画家が「漫画家の萌えキャラを描かないで」と言っても効力は有りません)、しかし単純にそれを碧志摩メグさんに適用するのは危険だと私は考えています。
これは個人的な考えですが、碧志摩メグさんの例は、一次創作者やナマモノの対象者の様な権利者と、職業萌えキャラの間ぐらいに位置すると考えるべきだと思います。
恐らく(素人なので分かりませんが)法律的に海女さん達が碧志摩メグさんに権利を持つ事は無いと思います。しかしだからと言って彼女たちの意志を無視するのは倫理的に問題がある、というのが私の考えです。
そしてウマ娘ではまさにこうした問題に対する対応が行われています。法律的には競走馬の馬主の方々やファンの方々はウマ娘について権利は持っていないそうです、しかし権利を持っているCygamesが馬主やファンの方々の意思を尊重する姿勢を明確にしています。
こうした関係は理想的ですし、碧志摩メグさんについても同様の対応がとられていれば良かったのではないか、と考えています。
すみません、そのような前提では書いていません。
フェミニストの方の中にはオタクも、腐女子も、ウマ娘を愛好する人も、ウマ娘と二次創作者の現在の関係を理解し肯定する人も、二次創作者も、一次創作者も、その他色々な人が居る、という前提の下書いております。
特にフェミニスト兼オタクや腐女子、二次創作者や一次創作者の方は、私が説明するまでも無く二次創作を取り巻く環境の特殊性は理解されている、と言う認識で書いております。
フェミニズムに親和的な人間もそれぞれの趣味に傾倒するし創作もするよ。そのなかで誰かを傷つける可能性に葛藤も悩みもするよ。だからこそ不誠実な「何がエロかわっかりませ~~ん」に怒るんだよ
フェミニズムに親和的な人も創作する事、存じております。と言うよりも(隠していた訳では無いですが)私自身フェミニズムに強く共感している創作者の一人です。
ただ、それ故に「何が不誠実なのか」を論点先取する事には一定の躊躇を覚えます。「エロ」というものの定義困難性や明確化の困難への懸念や警戒を「何がエロかわっかりませ~~ん」へと翻訳することについてもです。
一人の創作者でありかつ創作の受け手でもある人間として、「エロ」というものの難しさに向き合うことにも誠実でありたいのです。
「何がエロなのか決めることが難しい」事が本当に不誠実な態度なのか、まずはそこを決め付けずにもう一度詳しく検討したり、議論したりすることが誠実な態度なのではないでしょうか?
フェミが焼いたみたいなデマを元にしてる時点で評価できない。そもそも自分たちがやってること、消費してることに対しての危険性を自覚しろ。開き直るな。それこそ同じオタとして迷惑だ。
この方の後半についてなのですが、ここは私自身の立場がややこしいというか、難しいのですよね。
私自身勿論オタクでもありますが、同時にその「消費」を提供する作者でもある訳です。
創作者側としては、割と好きに消費して欲しいという思いもあり、この件に対しては複雑な心境です。
また私の描いたキャラクターが特定の属性の消費に繋がるか、という事についても・・・・余り私自身の情報で変な予断を増やしたくないので暈しますが、例えば私が女性で、女性のキャラクターを消費し易い形で出したら、そこにはどのような問題が有るでしょうか?
これは女性が自身を自由に表現してよいか、という女性自身の自由にも関わる話であり、この議論はそうした様々なパターンを想定した上でなければ(つまり男性が女性を消費すると言う様な典型的なケースだけ考えるのでは)意味が無いと思うのです。
ウマ娘ではまさにそうした信頼関係が成立している様で、(一部を除いて)ウマ娘達の性的な二次創作をする者は少なく、また現時点ではCygames側に怒られたという例は聞きません(私の観測範囲の問題かもしれませんが)
重箱の隅的で恐縮ですが、プリコネのグッズは公式であるCygamesから差し止め依頼がされています。
ただこれも同人カルチャーを知らない人にとってはピンとこないと思うので補足しておくと、グッズは明確にNG出されるパターンが多いです。
グッズってひと目みただけでは公式か同人か分かりづらいですし、また公式から出るグッズとかちあってしまうという可能性もあります。
ウマ娘と表現規制を巡る記事を見て思ったのだが、「フェミ」からの批判に反対するときに「表現の自由を守るため」とか言うのはもうやめたほうがいいと思う。
オタク的な表現に対する批判が起こると、主に以下の2つの理屈で批判に反論していた。
①エロ的な表現の自由が担保されることは表現の自由を守る上で重要なので、規制すべきでない。なぜならエロ的な表現を規制することから始まって様々な表現が規制されていくからだ(いわゆる「ニーメラーの警句」がよく引用される)
②一部の人間の主観でその表現がエロかそうでないかを決めることは良くない。なぜなら何をエロく感じるかは人によって異なるからだ。なので、エロいかどうかはできるだけ客観的な基準で決められるべきだ。
今回のウマ娘公式の「お願い」なんて、まさしく①②両方に引っかかると思う。
①の理屈で行けば、現状では18禁二次創作を禁止するガイドラインのように捉えられているが、Cygames・馬主・JRAなどを批判する表現も「馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現」として規制を広げることができる。まさに危惧していたような状況であり、いつもどおり規制に反対すべきではないか。
②についても、「モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現」という主観的な表現なのだから、いつもどおり客観的な基準を提示するようにCygames側に求めるべきではないか。
むしろ、「フェミ」の批判と違い資金力がある一企業が個人に対して規制しようとしているのだから、普段以上に強く反対すべきだと思う。
その後、Twitterやはてなを読んでいると、今回といつもの「フェミ」との対応の違いは「要請しているのが権利者かどうか」という理屈が多く見られた。
もしそうなら、今後は「表現の自由を守る」とか「何がエロなのかは人によって異なる」とか屁理屈を捏ねていないで、「自分たちの仲間や権利関係者の言うことは最大限配慮するけど、そうじゃない人の言うことは配慮しない」という理屈で答えるべきだと思う。自分たちが従っている理屈に誠実になってほしい。
蛇足だけど、反表現規制の人たちって、やたらかっこいい自己イメージを持っていると思う。
Twitterとかだと「フェミ」との争いを戦争に例えたがるし、「フェミ」の「お気持ち」に対して自分たちの客観性・論理性を強調しているのもよく見る。
たくさんRTされているツイートを見ると「(時として過剰なまでに)論理的に思考し、表現の自由という大義に殉じる人」と言う感じで書かれているのも多い。
だけど、ウマ娘の件でわかったのは、多くの人は「自分の趣味のコミュニティーを守るために、仲間や権力者に対して忖度し、他のコミュニティーからの意見に対しては一致団結して反対する」という人だということだ。
ごく普通の日本人だと思うので別にかっこ悪いとは思わないが、ヘルシングの大佐とかに自分を重ねているのを見ると、カッコつけすぎ。
★追記
「ウマ娘をフェミニストが叩いている」という誤解等について追記を別増田で書いたのですが、末尾に載せたため余り読まれずに誤解がそのまま広まってしまって居る様です。すみません。
誤解やその他コメントへの返信は以下の増田で書いていますので、合わせてお読み下さい。
https://anond.hatelabo.jp/20210319115128
★追記終わり
はじめに言っておきたいのですが、私にフェミニストの方やフェミニズムへの敵意はありません。
この件に関して他の方も説明はされていますが、なにぶんフェミニストへの敵意が露わになっている物も多く、理解が難しい場合が多いと想像しています。
そこでこの件に関して一次創作者と言う立場から、フェミニストの方への敵意無しに説明することで、理解頂けないかと思い、筆を執ります。
ウマ娘では著作権を持っているCygamesから「競走馬のイメージを著しく損なう表現を行わないようご配慮いただけますと幸いです」という注意事項が出て、大多数のオタクはそれに従っています。(例外は居るようです)
しかしオタク達は(という括りは中々大雑把ですが)過去に宇崎ちゃん献血ポスターなどの際に「どこからエロくてどこからエロくないか線引きなど出来ない」とし、フェミニストに基準の明確化を迫っていた、
対応が違うのではないか、とフェミニストの方が違和感を持たれている、という話です。
一見して確かにそのようなオタクの対応は異なっています(勿論こうした対応を行っていないオタクもオタクの中には居ますが)
ただしここには「二次創作」を取り巻く環境の特殊さが関わっているために、そう見えてしまっている面があります。それを説明したいと思います。
二次創作は法的にグレーな行為です。その為二次創作者は一次創作者や権利者(アニメの制作会社や出版社等)に「二次創作をやっていいか」と明確に問い合わせない慣習があります。
また一次創作者側も二次創作を厳しく取り締まったり、明確な基準を出したりしない事が多いです。これは一次創作側も二次創作を歓迎している側面もあるからだと思います。(ここにも例外はあり、明確な基準を出すケースもあります)
ウマ娘での具体的でも明確でもない注意事項が受け入れられている背景には、こうした二次創作独特の慣習と事情があります。
(少し想像が入りますが)ウマ娘側は競技馬の馬主やファンとの関係を重視する一方、二次創作の過度な委縮も望んでいません。そこで明確ではない表現で二次創作者側に判断をゆだねつつ、馬主やファンとの関係性を悪化させるような二次創作については牽制を図っているのだと思います。
こうした関係性は一般的なものではありません。いくつかの条件を満たした特別な関係でしか成立しないものであり、「一次創作者と二次創作者(やオタク)」の間ではそれは成立しますが、「フェミニストとオタク」の間では成立しない。その為に対応が変わっているのです。
ではこうした暗黙の関係が成立する為の「いくつかの条件」とは何なのか。以下私に分かる範囲の2点を書きます。
一次創作者は「度を越えた表現はしないだろう」と二次創作者を信頼しているので、明確でない基準を出せます。
二次創作者は「このくらいなら訴えてはこないだろう」と自分の中に目安があり、その点で一次創作者や権利者を信用しているので、基準が明確でなくてもそれを受け入れられます。
ウマ娘ではまさにそうした信頼関係が成立している様で、(一部を除いて)ウマ娘達の性的な二次創作をする者は少なく、また現時点ではCygames側に怒られたという例は聞きません(私の観測範囲の問題かもしれませんが)
ではこうした信頼関係がフェミニストとオタクの間にあるかと言えば、残念ながらNOです。
ただこれは仕方が無い側面もあります。そもそも個人間ならともかく、集団と集団の間でこのような信頼関係が成り立つ方が異常だと思います。
一次創作者と二次創作者の間にあるこの信頼関係は、これまでの歴史が積み重なって出来たものです。ファン活動や同人誌、コミケ、等々、長い時間を掛けて生まれた信頼関係を他の集団が持っていなくても、それはおかしいものではありません。
また、不幸にもフェミニストとオタクの間には信頼関係をむしろ壊すイベントも数多くありました。
オタクの一部はより過激な表現を好み、その結果フェミニストは「度を越えた表現はしないだろう」とオタクを信頼することはできません。
宇崎ちゃんのポスターやキズナアイ騒動など、フェミニストが批判した表現は不適切かどうか人によって判断が異なる微妙な物もありました、その結果オタク達は「このくらいなら批判されないだろう」とフェミニストを信頼できません。
互いに疑心暗鬼になっている状態では、ウマ娘のような明確でない基準では意識を合わせることができないのです。
二次創作についてとやかく言わない事は一次創作者と二次創作者双方にとって都合が良い事でした。
一次創作者側はファン活動からモチベーションを貰ったり、二次創作によりファンが増えたり、といった利益が見込めます。
これは二次創作が法的にグレーである事も関わっています。細かいことを言うとそもそも違法である事に抵触してしまい、その作品の二次創作全体が潰れてしまう可能性も有る。
だから一次創作者と二次創作者の現在の関係は、双方に都合が良い側面があり、受け入れられる訳です。
対して、フェミニズム的な観点による批判の基準が明確でない事はフェミニストとオタク双方にとって利益が有る事でしょうか?
フェミニスト側は利益が有るかも知れません。基準を曖昧なままにしておけば色んな批判ができ、その批判が適切かどうかを基準との適合性で検証される事もありません。
しかしオタク側、というより表現を批判される側(多くの場合は一次創作者)としては、これは非常に困ります。表現をする際に何がアウトなのか分からないままに表現をすることになってしまう。そして後でアウトだったと知って炎上し、表現の修正や撤回を迫られてしまう。
一次創作者の立場から申し上げますが、これが非常に怖いのです。次出すこの作品は、この話はアウトかも知れない。作品の出来不出来に対する批判はある程度覚悟がありますが、差別的な表現だと批判される場合はその後の影響が全く異なります。今後作品を出せなくなったり、もしかしたら作家生命が終わるかもしれない。
私は幸いフェミニストの方に批判されるような表現は少ないジャンルの創作者なのでそこまででは無いのですが、やはり恐怖を感じる事はあります。
恐怖、そう、個人的な見解ですがオタクの一部がフェミニストに抱いている感情も実はこれだと思います。
自分がセーフだと思う作品、好きな作品も、フェミニストに批判されて修正させられたり、降板させられたり、作品を停止されるかもしれない、そういう恐怖を抱えている訳です。
そうした恐怖は信頼とは正反対のものです。そのような恐怖が無い状態、「本当に不正な場合は批判されるだろうが、そうでない場合は批判されないし、作品を潰される事もない」と双方が思える信頼関係が出来ればいいのですが、現状を見る限り難しそうです。
以上2つの条件をどちらも満たさないので、フェミニストとオタクの間には基準を曖昧なままにしておける暗黙の関係性はありません。だから対応が変わる訳です。
重要なのは「二次創作者と一次創作者」の関係の方が特殊なのであって、暗黙の関係性はほとんどの関係で成立しない事です。
分かりやすい例えかどうか分かりませんが、一次創作者と二次創作者は恋人だと考えて見てください。2人はキスなど特別な行為を行いますが、他人(フェミニスト)とは行いません。
それはおかしなことではないし、恋人でない人が「私ともキスしろ」と要求することはできない筈です。
以上の事をフェミニストの方々にご理解頂く事は、実はそれほど難しい事では無いと思っています。
何故かと言うと、フェミニストの中にはオタクを兼任している人も居るからです。女性のオタクや腐女子かつフェミニストの方からすれば、これまで説明した二次創作を取り巻く特殊性は言われるまでも無く理解されている事でしょう。
特に女性の消費者の多いBLでは二次創作は盛んですから、釈迦に説法です。
オタクや腐女子ではないフェミニストの方にはもしかしたら理解が難しいかもしれませんが、それでも理解頂けるよう、言葉を尽くしたつもりです。届いていれば幸いです。
実はもう少し書きたいことが色々あるのですが、既に長くなってしまいました。論点を足早に述べます、後日詳しく書くかもしれません。
・ウマ娘がオタクに配慮されるのは馬主が社会的な強者だからだ、という意見がありますが、誤りだと思います。
というのも強者ではない私の様な一次創作者の意向も二次創作者の方々の大部分は尊重してくれます。それは私がお金持ちだからではなく(お金持ちでは無いですし・・・)私が権利者だからです(作品への愛や誠意もあるとは思いますが)
・私は私の作品について「性的な二次創作をしないで欲しい」と表明することは正当な権利だと思います。一方私のものではない作品(例えばドラゴンボールやセーラームーン)について「性的な二次創作をしないで欲しい」と言ったとしてもそこに効力は無いと思います。
ウマ娘も同様です。Cygamesが権利者だからその意向が尊重されるわけで、それ以外の方の意見が強制力を持たないのは私の「ガンダムの二次創作をしないで」という発言に効力がないのと同じ、当然の事です
・二次創作者が「一次創作者の意向には従うが、フェミニストにはそうじゃない」という異議は、他に少し奇妙な所があります。と言うのもフェミニストの方々が批判対象とするのは多くの場合二次創作ではなく、一次創作やその公式コラボだからです。
つまり二次創作者は一次創作者に対して法的にグレーな事をしている(だから曖昧な基準でも従う)という負い目があるのに対し、フェミニストの方々は一次創作者の作品に対する権利者ではありません。
勿論作品の消費者である可能性はある訳で、フェミニストの方々の意見を無視することはありませんが、それは二次創作者に対する一次創作者の様な特別な地位ではない、という事が見逃されているケースが散見されます
・私がこの問題を知るきっかけの一つが以下の増田さんなのですが(この増田さんの語り口はフェミニストへの敵意が多い為、理解は得られないだろうと思い別の立場から書くことにしました)
https://anond.hatelabo.jp/20210317235416
この反応で気になるものがありました。
一生懸命正当化してるけど、勇壮な表現の自由戦士たちがコンテンツホルダーの意向には簡単にゴロニャンする構図は変わらない。好意の多寡じゃなく、自分たちからオモチャを取り上げる権利を持つ相手に屈服してるだけ
というものです(個人叩きになるのは本意ではないので、idは載せません)
二次創作者(やオタク)たちが明確では無い基準でも受け入れているのは双方に信頼関係とWin-Winな関係があるからで、「自分たちからオモチャを取り上げる権利を持つ相手に屈服してる」からではありません。
彼らと一定の信頼関係を築けていると考えている一次創作者としてそのような言い方はフェアではないと感じます。(また、オタクには女性も含まれるし、腐女子も含まれる事を忘れていないか、心配です)
ただ、この事についてこの方に理解頂くのは難しい事ではないと思います。
何故ならこの方はガチャピンをアイコンにされていました(今見たらアイコンが変わっていました・・・)。過去にこの方がそれが著作権的にグレーである事を自覚しているというコメントも見た事があります。
ガチャピンアイコンがグレーである事を知りながらガチャピンや権利者に「アイコンにしていいか明確にしてくれ」と明確化を求めなかったのは「自分たちからオモチャを取り上げる権利を持つ相手に屈服してる」からでしょうか?
私は違うと思います。「アイコンにすることで訴えてきたり止められる事は無い」と信頼しているからではないでしょうか?
だとすればそれは二次創作者と一次創作者の間の信頼関係と同じです。理解は容易い筈です。
以上だいぶ長くなってしまいましたが、フェミニストの方にご理解頂ければ良いなと思います。自分なりに誠意をもって書きました。
ブックマークのコメントで気になったものに返信を追記しようとしたのですが、長すぎて切れてしまったので、別増田にしました。以下です。
これが本当に息苦しいネットだなぁって思う。
もちろん間違った行いをしたやつになにかいいたくなるのは否定しない。
みんながみんなお利口ちゃんで人の気持ちを考えられる高度な生命なら現実でも説教おじさんとか存在しないはずだから。でも存在する。だからクソリプは生まれる。
勉強ができるだとかIQが高いだとか年収が高いだとかそういうのと関係なく、外道を正したくなるのはたぶん社会性を維持したいという本能なんだと自分も思う。だからこんな増田書いてるんだな俺も。
間違った行いをしたやつに「俺は怒ってます」と伝える。その数が多ければ多いほど間違った行いをしたやつは「あぁとんでもないことをしたな」とおもうかもしれない。
でもほとんどのその大量のリプが誰かの受け売りなのを俺は見過ごせない。
ウマ娘のエロ画像を書いた絵描きに「馬主は怖いぞ」なんて言う奴らだ。(馬主は怖いに関してはもっと言いたいことがあるけど本筋ではないので割愛する)
こういう奴らに問いたい。
おまえは実際馬主調べて馬主がどういう人間かわかった上でいってるのかと。
じゃぁ例えばスペシャルウィークの馬主は誰かわかる?(一応例のウシなんたら言って書いてる人の元がスペシャルウィークに受け取れたので)
ググるよな。たぶんwikipediaで「馬主:臼田浩義」ってでてくるよな?
で、 臼田浩義さんって存命だと思う?
wikiみたね?2019年12月26日に死去って書かれてるよね。
じゃぁスペシャルウィークのエロ絵が書かれて「馬主に怒られる」っていうのなら霊界から臼田浩義さんが来るんでしょうかね。
そう。
そういう事がいいたいんじゃないよな?
「競走馬という過去にパブリシティ権について争われたモノについてCygamesがわざわざ許可をとって安全に展開しているウマ娘」というコンテンツに敬意を払ってほしいだけでしょ。
そのCygamesが「配慮してほしい」っていってるから「配慮せーや」って話でしょ。
「いや そうじゃない」って場合でも少なくとも「霊界から臼田浩義さんが怒りに来るぞ!」ってことでもないよな。
たぶん「馬主は怖い」っていうのはネットという大きな流れから情報を拾って「競馬はめっちゃ金が動く。馬主は基本金持ちで社会的ステータスも高い。そんな馬主が二次創作界隈に殴り込みかけにきたらこわい。」という事になってるんだよね。憶測だから正解じゃないかもしれないけど。
「賛成派の票がコピペじゃないか?」とかもいわれたよね。実際中身みると「ゲームはあかんで!」ぐらいの意味しかなく論理的じゃなかったよね?
じゃぁ君がその「馬主が怖い」っていうのは論理的かな?コピペではないとおもうけど誰かのコピペになってないかな?
間違った行いをしたやつに「俺は怒ってます」と伝える。その数が多ければ多いほど間違った行いをしたやつは「あぁとんでもないことをしたな」とおもうかもしれない。
こう書いたけど実際君たちがやってる事と、もし香川県のゲーム規制条例の賛成派のパブリックコメントがコピペであるとする場合、
自分の意見をまとめてしっかり自分の意見として出しているっていう人は本当に貴いよ。
もちろん、コピーではない署名に意味があるように名前だけ出して意を表明する事は正しいよ。
でもそういう行為としてクソリプを送ることは、受け取り側にとって「中身のないクソリプめっちゃ集まって来て草」でしか無いということをわかっているかな。
「いや 数に怯えるかもしれねーだろ!」と思うじゃん。
いや怯えないよ。
・「やっちゃいけません」なんてことを破って開き直ってるような奴
・自分は正しいと思ってるので初期段階で謝らず炎上までいった奴
の2パターンだよ。絶対最初(強がりでもあるが)「クソリプ乙」としかおもわねーって。仮にはてなでバズってこの記事がバッシングされてもトップブコメの的を射たコメント以外はクソブコメ乙としか思わないもの。たぶん君等もそうじゃないか?
そして俺が改心して「間違っていました」と認めた場合もそのトップブコメを書いた人には敬意を払うし尊敬するけど、
「なにいってんだコイツ」みたいなクソブコメしか残せなかったようなインターネット雑魚にまで目を向けるかと言うとまぁ向けないわな。
君は向ける?向けられるならすごい誠実な人だ。
だからね、短絡叩きせめてこの増田を見てる人だけでいいからやめてほしいんだわ。
まぁ「叩くのが趣味」って人はそれでいいさ。
実際「ばっこりといってやりましたわ」みたいなのスカッとするもんな。俺もこの文章かいてどこかスカッとしてると思う。
ブコメにいるやつの中にも俺が「味方」か「敵」かで判断して叩いてる短絡思考しか出来ないやつがいてかなしいよ。まぁ短絡思考しか出来ないからそうなったんだろうな。
トラバに書いてるけど、西野のことを「まだ捕まってないだけの詐欺師」だとか言うやつが嫌いだし、炎上あるたびに聞きつけてはおんなじようなことガーガーしゃべる阿呆、一人がその案件に対してクリティカルな意見を出したときにそれを全く別の案件でも使うツイフェミ、公式とかイラストレータのリプ欄に使い古された画像をリプライするあんぽんたん、チー牛とかこどおじとか流行りのフレーズでしか煽れない雑魚レスバトラー、あといっぱいあってとてもじゃないが書ききれないな…まぁそういうのが嫌い。それらのアンチってだけ。
俺は「短絡叩きをするインターネット雑魚のアンチ」であってそれ以上でもそれ以下でもない。
「敵」か「味方」かってのはわかりやすい基準だとは思うけどね。ただ多くの人間が別におまえらの敵でも味方でもないんだわ。
(RRD氏は結構短絡叩き側かなとおもってるが多分ウマ娘警察だしたから味方判定だして同意してくれてるんだろうなと思ってる。)
一生そうやってフィーリングで叩いていくつもりか。おまえらの「敵」がなにかわからんけどその「敵」サイドと同じことしてるのわかってるのか。
少なくともはてなーは文章読んで咀嚼して「この論は間違っている。ソースはこう。」っていう人間であってほしいわ。歳だけはいってるようだからな。
まぁ俺もちょっと前は死にたい増田みては「いつもありがとう あなたが一番 大好き 宝物 せーの愛してる」と他人の作った言葉でしか励ませない雑魚だったんだけどな。
低能先生については俺は言ってることは理解するが行動は理解できないよ。
人が死なないために人を殺してちゃ意味がないでしょ。俺の持論でしかないが悪人っていうのはそうおめおめと情報発信しないからネットで頭角を表す悪人はただのヒールを演じてるだけの人だと思ってる。もしくは欲が強いかだね。だからそんな人を殺したからって集団リンチがなくなるわけがない。そういう意味で行動は理解できない。
『ウマ娘プリティーダービー』ってエロ同人作っていいの? というのが話題になってるけど、2つの問題をごっちゃにすべきじゃないと思う。
A.なりません。
これに関してはギャロップレーサー事件(最判平16.2.13)という明白な判例がある。この事件は「競走馬のゲームを作った会社が馬主からパブリシティ権の侵害だと訴えられた」事件で、まさに今回の事例そのものだけど、最高裁まで行って「馬はモノだからパブリシティ権なんて発生しません」っていう結論が出てる。
アイドルとか声優とかの人間にはパブリシティ権が発生するけど、馬や犬や猫は法的にはモノであってパブリシティ権は発生しない。つまり、法的な原理原則論を言うなら、たとえサイレンススズカやライスシャワーのリョナ同人を作ろうが馬主の権利侵害にはなりません。これについては最高裁のお墨付きがあるので安心していい。
要するに「馬はnmmnじゃねえ」ってことですわ。軍艦や刀がnmmnじゃないのと同じですね。
A.なり得る。
今回の問題のキモはここで、完全オリジナル作品なら「馬主の権利侵害にはならない」で終わる話だけど、そもそも『ウマ娘』はCygamesのコンテンツで、つまりCygamesが著作権を持っているわけで、『ウマ娘』の二次創作は法的にはそちらに引っかかる可能性がある。
ただ、「キャラクターは『アイデア』であって『創作的表現』ではないので、キャラを利用したBL同人誌は著作権侵害にはあたらない」という判決が知財高裁で出ているので、明示的に『ウマ娘』の名前を出してなければセーフ説はワンチャンある。「栗毛で物腰柔らかでロングヘアで左旋回の癖があるサイレンススズカという名前の馬耳の女の子」は「アイデア」であって「表現」ではないので、具体的にアニメ1期7話のこのシーンの構図パクってますよね? みたいな「表現」に対する著作権侵害が指摘されない限りは法的には逃げ切れる可能性はあるのでは。
上で書いたことはあくまで法律面での話なので、「馬主さんを不愉快な気持ちにさせたら嫌だな」といった配慮は自由にすればいいと思います。
でも、まるで法的根拠があるかのように勘違いしているのはよくないです。法的には『ウマ娘』でどんなエログロをやろうが馬主側の権利侵害にはならない、という事実は共有されているべきでしょう。その上でどんな配慮をするか、そもそも配慮をするべきか否か、って話。
『ウマ娘』公式があれだけ持って回った言い方になってるのも、つまりそういうことでしょ。法的にはCygamesは馬主の機嫌をどれだけ損ねようが自由にゲームを作る権利はあるし、エロ同人も馬主の権利侵害にはならないけど、Cygames側としては彼らの気持ちに配慮したいし、ファンにも配慮してほしいってことよね。
ファン側がそこを汲んでエロを自粛するというのは自由です。でも、それが「自粛」であるという事実認識は共有されていないとおかしい。どんな価値判断をするにしても、前提となる事実が間違っていたらお話になりません。当然ですね?
「『ウマ娘』のエロ同人は馬主に対する権利侵害!」というのは法的に間違いであり、デタラメな法律論を振りかざして他人を萎縮させようとする人の言うことに耳を貸す必要はありません。
「『ウマ娘』のエロ同人は馬主さんの気持ちに配慮して控えよう」という主張は法的に間違っていないので、みんな各自の判断で配慮するかしないかを自由に決めればいいと思います。
思ったことや心のモヤモヤを書きたい事、あるよね?勿論俺もあるし、書いてる
しかし結果としてそれが意図のわからない増田となることもしばしば、ぶっちゃけ俺のコレだって怪文章の類なんだしさ
バンダイナムコゲームス、一部の派生作品はそこにCygamesも加わり運営され続けている「IDOLM@STER」という割と息の長いメディア・ミックス作品におけるユーザー(以下、作中での呼称に合わせ「プロデューサー」と表記する)のお気持ち怪文章がソレにあたる
あいつが好き、あいつが嫌いはまだしも、総選挙なる一大イベ時にはマイナーキャラ好きを貶めるメジャーキャラ好きや、踏みにじられる現状にブチ切れるマイナーキャラ好きプロデューサーの怒りの叫び、ヒネた長文等まあ色々投稿される
因みに当方は全くと言っていい程アイマスだのデレマスだのがわからない、分かることは去年の総選挙とやらの間すごい荒れてた(プロデューサーとやらが)事だ
彼らの叫びを聞く限り「夢見りあむなるちょっとメンヘラっぽい子は歴史も薄いのにトップ3に入りそうなのが許せない」「本田未央なる子が1位になるのだけは絶対に阻止したい」という意見が多かった気がする
で、その後の結果がそのりあむとやらと未央やらがトップ3に入ってたわけで
ちょうど諸事情でしばらく増田をその時期に見られなかったのだが、おそらくそのりあむと未央とやらへの怨嗟の叫びが凄かったのではないかと思う、上に挙げた様な増田を書いたプロデューサーがいたら彼女らの受賞時にどんな気持ちだったかお聞かせ願いたい
ソレがきっかけでアンチ化したとか、その後についても俺は知りたいからだ
余談だけども、白雪千代なる少々口のよろしくないクール系お付き人キャラへの憎悪、敵意、憤怒を向ける増田も去年の総選挙とやらの時期に定期的に見た、多分同一人物じゃないかなと思う
「あんなクソキャラ演じる声優のキャラなんて全部クソ」だの、「声優へ殺害予告送ったりライブ時にあのクソ声優のときだけ席立ったりしてやる」だの、「どうせ枕で得たポジション」だの言っていた、怖いよあなた
https://priconne-redive.jp/news/information/9170/
これのブクマに著作権的な疑義が入ってたので、ソシャゲ会社に勤めてた経験から書く。なお、トレスの事実と発生経緯は真とみなす。
みんなの疑問への答えを先に書くと、「引用のつもりで参考画像渡すのは特段おかしなことではないと見なされてる筈、でも引用の要件満たしてるかは千差万別」です。
■Pixiveコミック https://comic.pixiv.net/
出版社横断。作品数はかなり多いがジャンルはファンタジー・恋愛・日常・BLに偏っている。
ここだけの作品も多少ある。あと珍しく動物系作品がいくつかある。
■サイコミ https://cycomi.com/fw/cycomibrowser/title/serialization/0
Cygamesがらみのコミカライズが載ってるがオリジナルもある。作品数は少なめ。最近見れる話数が減って残念な感じに…。
■アルファポリス https://www.alphapolis.co.jp/manga/official/
web小説のコミカライズが基本なのかな?ファンタジーと恋愛がほぼ全て。異世界系が読みたいなら角川系とここ。
ちょっと変わっているのはゲームのコーナーがあって漫画→ゲーム化されてる作品がある。
■ガンガンONLINE https://www.ganganonline.com/contents/
スクエニ系。各雑誌ごとのサイトも有るけどそっちは1話のみ掲載でここだけ1話+最新話掲載。
■コミックガルド https://comic-gardo.com/series
オーバーラップ文庫のコミカライズが基本ぽ?9割方ファンタジー。作画LVまぁまぁな作品が多く粒が揃ってる感。
■コミック アース・スター https://www.comic-earthstar.jp/
ガルドと似たようなサイト。こちらもまぁまぁ粒が揃ってる。過去二度打ち切り→別作者で再スタートをやってる、作家の環境悪いのかな?
■MAGCOMI https://magcomi.com/series
マッグガーデンの漫画サイト。ファンタジー・非BLの女性向け作品が多いイメージ。
■コミックファイア https://hobbyjapan.co.jp/comic/series/
ホビージャパン系のサイト。だいたいファンタジー物。まぁまぁいける作品あるかな。
前の日記にコメありがとさん。これ以外にもいくつか知ってるけど「無料で見れる話数が少ない」「自分的にヒット率が低い」サイトは省略してる。
なんか良い感じのサイトあったら教えて。ただ登録しないといけないサイトはめんどくさいマンなのでピッコマとかは手を出してない…。
このたび・・・といってももう結構昔ですが、新卒でエンジニアとして入社したCygamesを退職いたしました
このブログは可能な限り主観を抜かして事実ベースで書ければと思います。
この会社が1社目ということもあり、転職活動をするまで知らなかったのですが、Cygamesは業界No.1の体育会系らしく、利用した転職エージェントや面接を受けた面接官の方達に「あー君のところは激しいからねw」とよく言われました。転職理由ではネガティブな理由は絶対にいうべきでないというのが定説ですが、私は割とポジティブな理由もネガティブな理由も全部話していましたが、「君のところは確かにそういうところありそうだねw」と、露骨にマイナス評価はされませんでしたし、そういう話をしても同情(?)はしてくれても、1次面接で落とされるということは1社もありませんでした。
Cygamesは上司が絶対であり、間違っていようが決して口答えなどしてはいけないというような雰囲気がある。確かに上司の権限と発言力はとても高い。昨今増え始めた360度評価なんてその言葉すら出てこない。
上司は間違っても決して部下に対しては謝らず、新卒のSlack上での口癖が「誠に申し訳ございませんでした」と「ご指導頂き誠にありがとうございます」である。上司が優秀であれば良いのだが、上記の理由から部署やグループ全体のパフォーマンスが上司の力量に左右されるので、たまに変な人が上にたつと、前期まではイケイケだった部署が急にパッとしなくなるということはよくあった。
えらい方々が開発に関わっている製品のテストをしている最中にエラーが発生することを発見した。調査をして報告をしたが無視をされ、2,3日後に説明なしでアサインを外された。その後他の人に検証のタスクがアサインされ、同じようにエラーが発生して初めてしぶしぶバグがあることを認めた。
あなたも元はエンジニアじゃなかったんですかと言いたくなるが、エンジニアが自動化等の提案をすると、「すぐにエンジニアは横着をしようとする!だから俺はエンジニアっていう生き物が本当に嫌いなんだ!」と長々とお説教をされたことがあった
忙しいのはわかる。だが毎日指示内容が変わるのは本当に困った。開発の進捗を報告すると、「なんで○○なんてしてんだよ!△△すればいいんだよ!早くやれ!」で、△△をして翌日再度報告をすると、「なんで△△なんてしてんだよ!××すればいいんだよ!そんな難しいこと言ってるか俺?」で、もう想像はついていると思うが、翌日××をして報告をすると、「なんで××なんてしてんだよ!○○するに決まってんだろ!」と。「その○○は一番最初の実装方式なんですが、そのときは△△っておっしゃりましたよね?」というと、上記のように返された。
最初は上記のようなことがあってもひたすら謝罪し、最初に実装したものを出し直すということをしていたが、ある程度経験を積んだりすると、ちょっと口答えもしたくなる。人間だもの。だが、上にも書いたように上司のお言葉は絶対なので、口答えをしようもんならとことん罵倒され、もう俺がやるからやらなくていいとアサインを外される。ただし、実際にやることはなく、当初の期限をすぎてから、「うちのエンジニアはまだまだ新人でして、すぐにやらせますからもうちょっとお待ちください」と他の部署に平謝りしている。
毎朝出社すると、まず最初にやるタスクが「今日自分が何をやるか」を30分単位で1日分上司に送ることから始まる。そして30分毎に実際の作業が遅れていないかを逐次報告しなければならない。
基本的にマネージャーは忙しいので、直接話しかけてはいけない。どんな短い話でも、からなず秘書を通してと言われる。ある時などは、「今月は忙しいから基本話しかけないで」とあり、まさかのマネージャーと1ヶ月話さないということもある。これはマネージャーの下にチームリーダー等がいて、その彼らがちゃんとマネージャーとコミュニケーションをとれているのであれば良いのだが、基本マネージャーの下はみなエンジニアで横並びであった。
新卒研修として、駅前で歌を歌わされる研修がある。詳しくは「富士 地獄の研修」とかでググると動画とかいろいろ出てきます。
月に数人程度だが契約社員やフリーランスから正社員になる人もいる。その人たちは、全社員が集まるMTGで、壇上に立ち、感謝の言葉を述べなければいけない。
「正社員になれて本当に嬉しいです!これからも今まで以上に頑張ります!本当にありがとうございます!!」と。新入社員こそ正社員がほとんどだが、ゲームを開発しているメンバーはほとんどが契約社員であり、実質ほとんど正社員はいませんでした。ただ、入ってくる中途の契約社員の方々は、正社員登用を目指して入社してくるらしい(私が仲良くなって聞いた範囲では)。ただ毎月何十人も入社して、そのうち正社員になれるのが数人なので、当然ほとんどは正社員になれない。
Cygamesは給与が完全に年功序列である。年齢毎の給与テーブルが決まっており、新卒でこの会社で経験を積んだエンジニアと、入社したばかりの中途エンジニアでも、年齢によってははるかに中途エンジニアの方が給与をもらっている。
おまけとして、半年間で5日以上休んだらボーナス全額カットというすごい制度がある。
Cygamesのゲームは本当に面白いし、メンバーは本当に素晴らしいと思う方が多かった。
だけど、Cygamesという会社を本当に嫌いになってしまい、転職という道をとることに決めた。今はゲーム開発ではないが、ベンチャーで働きそこそこの裁量とおちんぎんを頂いているので、頑張っていきたい。
前期予想記事
https://anond.hatelabo.jp/20170120191138
もうすぐグランブルーファンタジーのアニメの2期が放送されます。
プレイヤーにとってもBD購入特典がどうなるかしか関心が持たれていない現状ですが、
今回も前記事に習ってグラブルアニメ2期がどれくらいのレベルになるのか考察してみましょう。
とはいえ、グラブル2期について予想する前にはまずはグラブル1期の評価について書いておかなければなりますまい。
しかし実際に見てみると意外に悪くない。
もちろん、事前の期待値がゼロだった分、少しはマシに見えてしまうという事もあるのでしょうし、
私がグラブルプレイヤーである故、限りなく甘い評価を下してしまっているのも否定できません。
しかし少なくとも最悪(Dランク)は免れたのではないでしょうか。
あのどうしようもないメインシナリオを面白いと思える変わり者がアニメスタッフに何人もいるとは思えないので、
サイゲームズより変えるなとのお達しが下っていたのでしょうが、そこはプロの仕事人、
ダメダメ原作より少しでも見れるものにしようという努力の形跡は見られました。
最も大きいのがルリアの扱いで、原作に比べてちゃんとメインヒロインしている。
原作ではずっと裸足のままだったり、主人公の体の中に入れる謎設定がうやむやなまま消滅したり、
4コマ漫画の大食いキャラに完全に食われていたりと、とてもプロの仕事とは思えない酷い扱いですが、
アニメでは靴も買ってもらえたし、過去も断片的ではあるものの描かれたり、アウギュステのデート回はなんだかんだいって微笑ましかった。
のっぺり気味のキャラデザに比べ背景美術も大分頑張っていました。
あと個人的には原作オープニングで流される、寒い上に今後展開されるストーリーから見ても意味不明な駄ポエムが省略されていたのも大きい。
もっとも、それでは誰にでもおすすめできる良作なのかというと、駄目なところもたくさんあって、
ビィが物理法則を無視したような謎の浮遊をしていたり、コロッサス編でのキャラクターの芝居がおかしかったり
全体的に演出がちぐはぐなのが気になりました。
また、敵側の帝国軍幹部、ポンメルンとフュリアスですが大組織の幹部とは到底思えない小物のゲス野郎で
有能だと思えるような描写もないので何の深みもなく、これは原作からしてそうなので原作が足枷になっているのでしょうが、
ポンメルンに関しては1話の時点では少なくともルリアの危険性や帝国の大義のようなものを語っており、
また、原作帝国編後半の取って付けたような職業軍人の葛藤らしき描写との整合性をすりあわせるためにも
もう少しなんとかならなかったのか…と思わずにはいられません。
BGMの使い方も原作BGMをただ流しているだけ…と思しきシーンが目立ちます。
最終盤及びEX回のガチャキャララッシュも、そこに何のドラマもないので、あーあのキャラが動いてるね以上の感慨が生まれるべくもない。
結論をいうなら、前記事の評価基準でいうとどう甘くしてもCランクがいいところでしょう。
(ところで前記事のコメント欄で2017年1月21日の段階でけものフレンズをSとする米があって、本当、見る目のある人はいるものであると空恐ろしい気分になったものである。)
前述の記事で願ったような、アニメをきっかけにして新しく騎空士になる人が増えてグラブルがかつての盛況を取り戻すということもなかったが、
かといってアニメがマイナス効果となることもなかった。良くも悪くも空気アニメだったといえるでしょうか。
まあ、ヒヒイロカネ商法で、アニメ自体は全く話題になっていないにも関わらず、同時期のアニメとしては圧倒的な売り上げを見せたという、
外部の人間からすれば不気味としかいいようのない現象は、アニメの円盤ビジネスおよび一部で見られる売り上げ至上主義を見直すいいきっかけになったかもしれませんが・・・。
さて、こうして1期についてつらつら書き連ねてきましたが、これから放映されるグラブルアニメがどのランクになるか前記事同様確率予想したい。
評価基準は以下の通り。
Sランク・・・ソシャゲアニメの枠を超え、日本のアニメ史に残る傑作
Aランク・・・原作を知らなくとも、一つの映像作品として楽しむことができる良作
Bランク・・・欠点もあるが、原作プレイヤー以外にもおすすめできるそこそこの出来の作品
Cランク・・・原作をプレイしていないと楽しめない部分が多い、欠点が多い微妙な作品
ガチャで例えるなら、SランクがSSR、AランクがSR、BランクがR、Cランクがハイノーマル、Dランクがノーマルですな。
おっ、前期よりも期待度高いじゃーん。それでも絶望的な確率ですが・・・。
Sランクの確率はグラブルのガチャの目玉SSR確率のピックアップ確率をリスペクトしてみた。Aはそれ以外のSSR確率。それでも高いと思われるでしょうけど。
けものフレンズというソシャゲアニメからもSランクと呼びうる名作が生まれたことにより、Sランクの夢を見られるようになったのはとても大きいです。夢見させてください。
それに少なくとも前期よりは期待できる部分がなくもなく、さらにその前期も最悪ではなかった…。そんな気分からこの確率を出しました。
○ご期待したい点
制作会社はMAPPAに変更されましたが、これまで「神撃のバハムート GENESIS」シリーズや、「ゾンビランドサガ」とCygamesとはもっとも懇意にしているスタジオですね。
サイゲ関連作以外にも、「この世界の片隅に」「ユーリonアイス」「さらざんまい」といった質と売り上げを両立させた作品を何作も手がけており、
今最も勢いのあるアニメ制作スタジオの一つではないでしょうか。
もっとも、酷い出来の作品もあるが、当たり外れがあるのは1期のA-1ピクチャーズも同じか。
1期では脚本“Cygames” となっており、EDでは社内の素人ライターと思しき名前がクレジットされていましたが、
今回はちゃんとプロの脚本家がシナリオを担当しているようです。
シリーズ構成の吉村清子さんはWikiなどを拝見するとあまりヒット作の構成作家というわけではないですが、
個人的には牙狼-GARO- -VANISHING LINE-は割と良かったです(前シリーズがイマイチだった反動もあるかもしれない)。あと鉄のラインバレルの前半くらいでしょうか。
監督とのタッグではヴァンガードGシリーズを担当されているようですが未見なので詳細コメントは伏せます。
Cygamesのアニメもゾンサガやウマ娘のおかげか1期の頃に比べると注目度が上がっているのではないでしょうか。
この注目された中で駄作を生めば、これまでの評価が一気にひっくり返りかねません。なのでこれまでのように、潤沢な予算をかけた良作になる可能性が・・・あれば・・・いいのになぁ。
○ご不安な点
多すぎる上1期とほぼ同じなので箇条書きで
・結局メインシナリオをなぞること。
・メインシナリオの中でも盛り上がりのないところ。
CMの作画もそうでしたが、なんでグラブルの作画はこんな酷いのだろうか。もちろん作画がいいだけで名作ならば神撃のバハムート GENESIS virgin soulは名作になっているが。
どうやっても原作絵と比較されて貶されるのがわかっているので手を抜いているのか。
・どんなに手を抜いて作ってもヒヒイロ効果で売れるからいい加減に作られる可能性大
・相変わらずゲーム内ではろくな告知がない
結局1期同様アニメファンにとっては全くの空気だが、円盤だけはなぜか売れている・・・(ただし今のグラブルのゲーム事情を考えると1期ほどの売上は望めない可能性大)
という不気味な状況が繰り返されるだけな気もします。…と油断しているととんでもない糞を投げつけられる可能性もありますが…。
来期はソシャゲアニメではFGOやアズールレーンといった注目作が控えています。グラブルアニメもそれらに負けないような存在感を見せてくれればと1プレイヤーとして願うばかりなのですが・・・。