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2022-06-05

中国日本を侵攻する戦略的理由ってなんぞ?

日本報道だけ見ていると、中国日本に攻めてくる!というの普通になってしまっているが、

今の中国日本の侵攻する理由ってなんだろうか。


日本資源はない。

14億人を食わしていかないといけないので、狙うならもっと他の国があるだろ?


日常的に中国機に対してスクランブル発生してはいるが、

向こうからするといきなり撃ち落としてこない体の良い練習台として使われているだけじゃないのか。

2022-05-28

アマプラで残りあと3日!君はもう「人生逆転ゲーム」を見たか

とある邦画キチガイ漫画の影響で私はこの映画を見てしまった。

凄い。

とある美少女が言っていた通りでゲームはほぼ全部運だ。

全部運なのでネタバレ不要と思われるので語ってしまうが、

トランプを引くだけのギャンブルは本当にただトランプを引くだけで誰もセカンドディールみたいなことはせずただ全員が淡々と引いてくるから驚く。

おかしい……普通こういう展開になったらこっそり数枚引いてるやつや持ち方で数字ごまかすやつがいるはずだ。

コイン入れも最初の調整が適当すぎて完全な運ゲーになっている。

ありえない……脱脂綿も傾けもないし表面張力を見破って途中で一気に加速させるやつもおらずビンゴゲームでただ数字を待っているようなものだ。

神経衰弱にてようやく運以外の要素が絡んでくるが……ただ記憶力が絡むだけだ。

シャッフル戦略的に使うこともなくただ誰かが当てそうになったら妨害するだけで終わるので本当に凄い。

最後ロシアンルーレットは流石に物理的な重さとか回転回数とかで何かをやると思っていた……思っていた……信じられない……。

この映画は本当に凄い。

ギャンブルが運任せというよりも、やっている連中が運任せなのだ

生死のかかった極限状況の中で、生き残るために尽くす最善がただ祈ることと神経衰弱カードを覚えることぐらいだ。

ギャンブルを扱う作品とは究極を言えばイカサマ駆け引きを扱う作品だ。

ギャンブル駆け引きの要素がなくなれば、残るはイカサマだ。

そこで誰もイカサマをしなかったら何が起こるだろう?

もう何も起こらないのである

ただ黙って祈りながら死を待つだけなのである

すごい映画だ。

だがこの映画に描かれる「死にものぐるいで最善を尽くす気はないが、俺は運よくうまく凌げるはずだ」という多重債務者特有思い込みカイジ以上に描けているのではないか

カイジシリーズに出てくる債務者は逆転を目指して努力をしすぎている。

そのガッツがあるならもっと早く頑張ればよかっただろと言いたくなる。

だがそれが出来ないか多重債務者だと作品は言うのだ。

それよりも「人生逆転ゲーム」の語る多重債務者最後までまともに努力なんてしないで全部運任せだよだってそういう奴らだものという態度はより強い説得力がある。

凄い映画だ。

なによりこのギャンブルの安っぽさもリアルがある。

単に借金まみれのクズトドメをさすためだけなのに大規模な施設なんて不要と言わんばかりの態度だ。

世の中には世界を牛耳る巨大な黒幕がいるというギャンブル漫画世界からほんの少しダウンサイジングするだけでグっと世界に生臭さが増す。

これは凄い。

本当にこういうことが起きているのではという説得感では本家を上回っている。

圧倒的低予算で作られているのだから本家に一つでも優ればもう十分だろう。

すごい映画だ。

君もこの映画を見て人生の1時間半をゴミにしよう

2022-05-27

anond:20220526182207

インドとかでその類のロシアプロパガンダは功を奏してるし、リテラシーの低い人が多い国では効果を上げてるってのが現実なんだが。

そういう国ほどロシアに軍備や食料で金玉握られてるので、支配層は信じてなかったとしてもそれに乗っかってロシアにつく正当性担保やすくなるって寸法だよ

事実がどうとかではない。現実がどうかって話だ

奇跡()

から奇跡でも何でもないんだよ。ロシア軍の戦略的な見通しの甘さでギリギリ均衡が保ててただけ。キーウ周辺は守れたが南部は全部取られかけている。

そして物量の差は圧倒的で、マウリポリが落ちてルハンシクに戦力が集中しはじめたら一気にウクライナ側が押されてるじゃないか

今後は全面攻勢ではなく一点突破の繰り返しになるとしたら、もうウクライナに勝ち目はないと思うよ

それでも受け入れられるはずもないベストなディールとやらを続けるんだろうね?w

2022-05-25

anond:20220525123206

おそらく、25-29で30-34女性を狙うのが一番確率高いと思う。でも、戦略的にそれやってる男少ないよね。

2022-05-22

anond:20220522134825

チームプレイのあるスポーツをやろうとすると球技なっちゃうとか。チームプレイ戦略的/戦術的なところを体感するための種目を選ぶとだいたい球技になりそう。

2022-05-19

女の嫉妬は醜いけどあからさまだったりするけど

男の嫉妬嫉妬であることを隠して

別件で攻撃してくるから怖い。

戦略的謙虚をしないとどこかで足を掬われる。

2022-05-16

anond:20220516224623

そういう意味では経済力を盾にパートナーを見つけるという手法戦略的には致命的な誤り。

2022-05-14

西野亮廣による歴史改ざん

元テレ東京プロデューサー佐久間宣行の『佐久間宣行のNOBROCK TV』に西野亮廣が出演していた。

そこで西野は「クラウドファンディングオンラインサロン絵本無料公開などを無知人間が間違った批判をしていた」「無料公開が戦略的に正しいなんて今なら誰でも知ってるんだから謝ってほしい」と訴えている

佐久間が「知識のない科学宗教に見える」と言うので、西野知識のない連中に異端扱いされてたんだ地動説みたいだなとボンヤリ思った

なるほど西野がかわいそうだ、俺も「絵本無料公開」の時に西野批判的に見ていた記憶があるので申し訳なかったな。と思って動画を見終わったが、なにか違和感があった

無料公開なんて結構からあったのになんで「絵本無料公開」で叩かれたんだろうと思って当時の状況を調べてみたら西野に呆れてしまった、詳しい内容は下記のリンクを読んでくれ

西野批判派による記事 https://mistclast.hatenablog.com/entry/2017/01/22/110637

西野ファンによる記事 https://adenoi-today.hatenablog.com/entry/20170122/1485089143

絵本無料公開」が戦略的に正しいことを知らない無知が叩いていたどころか、西野は「『無料化』という『ビジネスモデル』が批判された」と問題すり替えるだろうと予言までされていた

そして実際に当時の状況を調べないと「時代の先を読んていた西野無知人間に叩かれていた」と改ざんされた歴史を信じてしまう状況になっている

こうなってくると「クラウドファンディング」や「オンラインサロン」に対する間違った批判も本当に間違っていたか信用できなくなるし、西野がよく言う「テレビのひな壇が消えていくのはスマホの登場時に解っていた」も怪しくなってくる。

2022-05-13

就職氷河期世代就職氷河期世代を助けない

https://anond.hatelabo.jp/20220509195813

 

かにそうかもなーって思った。

就職氷河期の初期世代で、リーマン東日本大震災の影響もモロ受けた。

とはいえ自分はすごく運が良い方で、紆余曲折経つつも、ここ数年でやっとマトモな収入を得られるようになった。

個人的には職務の割には少ないなと思ってるけど、同年齢の平均年収よりは貰っている。

でも、ここまで辿り着くまで本当に時間がかかった。ブラック企業に勤めていた時もあったし。

 

就職氷河期時代就職失敗について、自分自己責任だって思ったことがない。

 

あの時代企業はそろって新卒採用を絞ったり停止したので、そもそも応募できる会社が非常に少なかった。

知名度の高い企業の多くは、ハガキ会社案内を取り寄せることで応募ができるようになっていた記憶がある。

女性名請求すると反応がない会社も少なくなく、対して男性名請求では普通に送ってくるので、男性同級生名前を借りて請求する事もあった。

やっと応募できても、選考が5次6次まであるのもザラで、採用ではなく「0までふるい落とす」のが主目的のようだった。

新卒採用をするように要請は受けていたみたいだけど、形だけ取り繕って「採用するほどの人材はいませんでした」というポーズを取って逃げた会社もある。

圧迫面接もすごくて、自分は「(あなたの)前に面接した人は泣いて帰ったけど、あなたは泣かないんだね。泣かなかったから、数時間後にある学術試験受けてもいいですよ」って言われたくらい、詰められていびられた事もある。

その面接官については、20年以上経過しているのに、いまだに「零細企業勤めの若造の分際で何を言ってるんだ。ばっかじゃねーの」と思ってる。けれど、特にもならない超つまらない話なので、会社名は綺麗さっぱり忘れた。

 

そんな感じだったので、とても努力だけでは抜け出せない。

あの雰囲気は、当時の渦に身をおかないとなかなか理解できないと思う。

ちなみに、初期の頃は「青田買い」は健在だったらしく、旧帝大とかの上位校ではあまり困っていなかったと後年聞いた。

 

一部の優秀な学生を除いて、努力タイミングと思い切りの良さの全てが揃ってはじめて、「どうにかなるかもしれない」という感じだった。

自分よりもずっと優秀なのにダメになった人を見たことがあるし、やっと入社できても「教育はしない。見て覚えろ。すぐに仕事を覚えられなかったり、精神病んだら見捨てる」という会社も多かった。

結果論ではあるけど、「飛び込むぞ!失敗したらそこまでだ」という捨身にも似た思い切りの良さと、ちょっとした状況の見極め力が重要だったと思ってる。

 

今いる業界は景気もいいし、仕事があっても人が足りないので、中途採用積極的にやってる。

自分現場責任者ということで採用活動に参加してる。

 

うちの会社年功序列廃止したので、実績ベースオファー年収を決定している。

ちなみに正規非正規は気にしていなくて、とにかく「なにができるのか」「どんな将来を考えているのか」で見ている。

 

たくさん面接したわけではないけど、自分と同年代の人の傾向が「40代半ばにして初めての転職」か「非正規で大量の職歴がある(1〜2年契約を繰り返すから)」。

特に非正規で大量の職歴がある」人の話を聞くと、かなり苦労をしている。身に覚えがある話もあり、すごくよくわかる。

 

でも、苦労しているけど、明らかにスキルが低い。うちの会社だと新卒入社して3〜5年程度と同じくらいという時もある。

から内定となる場合オファー年収がかなり低くなる。

特にジョブチェンジやそれに近い人は、本人が驚くくらい下がる。こっちも計算結果にめちゃくちゃ驚いて、しばし思考停止するんだけど。

 

本当は、同年代の人に、25〜28歳くらいの社員と同等の年収オファーを出すのは嫌なんだよ。やっぱり相手生活のこととか考えちゃうから

でも、年齢ではなく「実績」で計算するから、どうしても本人希望年収に到達しないことが多い。

なぜ、嫌でもその年収オファーを出すかというと、既存社員との相性も良さそうで、何より1〜2年経てば本人の希望する年収に到達する可能性が極めて高いからなんだよね。

限られた予算の中で採用しているので、100%スキルを満たす人材を得るのは難しい。そのため、会社既存メンバーとうまくやれそうで、入社後の成長が見込めそうならば、スキルが足りなくてもオファーする傾向はあると思う。

 

でも、ダメなんだよね。結局お断り

オファー年収出すために、実績と面接時の質問を基に仮評価するけれど、貢献できるところと足りないところをはっきり明示するので、それも辛いのかもしれない。

 

いや、うちの会社オファー年収が渋いのはわかっている。

自分もたまに「若手に渋すぎない?」って思ってるところがあるから最初役職が付くまでは低めなので)。

ただ、全員に渋いかと言えばそうじゃなくて、これを逃せば採用できないスキルを持っていると、年齢性別関係なく希望年収オファーするんだよ。場合によってはちょっと積む。

 

うちに来てる応募者だけかもしれないし、お金のかかる年代でもあるので、「能力が足りないので、これ以上出せません。入社後の業務遂行状態に相応しい査定します」というのに納得できないのかも。

自分たちは「入社したら上がりますよ」とは絶対に言わない。「実績」で査定するので、成果が出なければ給料が下がる可能性もある。嘘や上辺だけの言葉を言うわけにいかない。

現状景気の良い業界だし、今まで長年苦労してきたし、ここならまともなお給料がもらえるはず!…と思っている人が多いのかなって思った。

苦労はしていると思うけど、スキルが足りないのはどうしようもない。いや、苦労したから、スキルを養えなかったとも言えるのかもしれないけど。

 

たまに、自分がその立場だったらどうするだろうって考えることがある。

ジョブチェンジに近い転職オファー年収想像以上に低かったら、自分はどんな選択をするだろう。

他社の結果にもよるけど、同じような結果が出た場合スキル不足は確実なので、2〜3年死ぬほど頑張ってスキルを磨けるような会社転職する。

社内で年収が上がらなければ、そのスキルを持ってとっとと転職しよう…くらいは計画を立てそうな気がする。

 

そこまで考えると「目の前のことしか考えてないかも」という事に気づく。

 

自分は今の収入を得るために、拙いながらも戦略を立てながら仕事をしてきた。

スキルがおぼつかない時は、どこでも通用するスキルを養えるのであれば、ぎりぎり生活できる程度の収入でよしとした。

ある程度のスキルを養った後は、年収を上げるための転職を繰り返したし、転職先でも死ぬ気で働いて、さらスキルを増やしていった。

歳を重ねるようにスキルを積み重ねてきたんだけど、中年ジョブチェンジに近い転職をする人は、この考えが薄いのかなと思う。

 

今までの社会人経験無視するつもりはないけど、年齢を重ねているか年収もそれなりに上がるという考え方は誰も納得しないと思う。

 

と、ここまで考えて「氷河期世代氷河期世代を助けない。自己責任と責める」というようなコメントを読んで、そうかもしれないなーって思った。

うん。

こう考えるのは、「戦略的に仕事してこなかったのが悪いんじゃないか」って自分もどこかで思ってるってことだよなあ。

とはいえ会社規定通りに計算しているので、自分がどうこうできるものではない。

そこを断るか、受け入れるかは個人意思なので、他人にはどうすることもできないよね。

 

 

通常は「●●世代」って感じたことがない。

部下に「僕はゆとり世代だって思われたくないです!」と唐突に言われた時に、

「え、君の年代って『ゆとり世代』なの?どっからどこまで『ゆとり世代』なの??っていうか、『●●世代』って仕事の出来になにか関係ある??」

…って答えちゃうぐらいに意識してない。

 

そもそも仕事相手世代の呼ばれ方とか、学歴とか未婚・既婚・子あり・子なしとか意識しないよね。

それを知ったところで、仕事の進捗にはなんら寄与しないし、知りたいとも思わないし。

 

「●●世代」という区分けをすることで、世代間や世代内の争いを誘発して得している人がいるってことなんだろうなあ。

得している…政治家とか?なんかありそうだよね。

2022-05-10

ガンダムニュータイプ設定は不要

追記

わりと煽って書いたしやっつけではあるものの、意外と色んな意見があるものですね。

共感する人もいましたが、かなり攻撃的なガノタもいてやはり富野ガンダム系譜アニメ視聴者も含めて間違いなく宗教であり、今後絶対に関わるべきじゃないなと感じます

ガンダム知識マウントしようとする老害は論外ですし、富野ワールド思想がわからないと楽しめなさそうなので残念です。

ロボットアニメとしてみようとしたらオカルト理解しろとかほんと無理

---

ガンダムオタクの人には悪いがなんの価値もない設定だから。むしろ宗教的すぎてロボットアニメに見えない。

ロボットガンガン戦って戦艦同士で撃ち合って正義の是非を決めるという厄介なテーマの中に、なぜ意味不明ニュータイプかい異能力があるわけだ。

サイコプレートとかも別にあっていいけどさ、ニュータイプとかと結び付けずあくまでも技術範疇にすればいいのに。

ニュータイプって設定があまり現代アニメの中では稚拙すぎてほんと引く

どう戦略的戦術的に相手を上回るかという作品ではないのよ。体裁戦争ドラマだけどね。/相対的正義対立による戦争がどうすれば終わるかというテーマを延々やってきたのが富野なので。

いや、全然ベクトルいか

ニュータイプかいう設定が邪魔でつまらないって話なの

たとえばNTみたけど単なるオカルト談話だったよね。無駄ニュータイプの設定があるせいで話がいちいち折れてるのはほんと害悪宗教アニメと言われても驚かない。逸れさえなければ少しだけ絵がいいアニメなのにな。

2022-05-09

大企業IT人材は要らない

既存社員能力は著しく低い

まず、大前提として大企業社員ほとんどパソコンすらまともに使えない

よくあるExcelで数式使えないなんてのは当たり前で

PowerPointでもマスタ使えないし画像の透過設定もできない

まずそのぐらいITスキルが低いっていうのが前提にあって

その上で頭も悪いか全然使いこなせない

Excelを作るときに列として何を作るべきか、行に何を入れていくべきかが分かってない

PowerPointでも考えをまとめられないか資料として成立しない

これは管理職とか年寄り社員の話では無くて新入社員だろうが5,6年目だろうが同じ

新入社員でまともにタイピングできる社員結構少ない(スマホの影響だろうか?)

こんなクソみたいな社員ばかりでも大企業ちゃんと回る(ように見えている)

日本大企業ほとんど既得権益の寡占状態で寝ててもそれなりにお金が入ってくる

商品を出せばパクリ商品でもそれなりに売れるし営業が売ってくれるし買ってくれる

から大した仕事をして無くても給料が貰えるしクビにはならない

社員能力以外で仕事している

日本大企業仕事をするときに高い能力なんて全く必要ない

逆に高い能力業務フィットしてしまうと固定化されてしまって異動できず出世することがなくなる

社員には実は能力なんて全く求められておらず、必要とされているのは「好かれるか好かれないか」だけだ

まりは「コミュ力」が求められる

一時期、就活コミュ力バカにしていたが残念ながら日本大企業では能力なんてどうでもよくてコミュ力けが必要になる

経営センス戦略的な考え方が必要なのでは?」

と思うかもしれないが、大企業経営方針なんて極論すると何でも良くてどうせ儲かる

そしてダメときは何をやってもダメ

図体がデカすぎるので何かしらの施策だけでどうにかなるようなことはないし、結局は潰してしまった方が早い

シャープ東芝がいい例だと思う

なので戦略策定必要なのはいろんな部署意見を聞いてきて誰も反対しないような戦略策定力になる

それが正しいかどうかはどうでもいい

IT人材が来ても仕事が無い

大企業で働く社員コミュ力のみで生きてきているかITに関してちっとも興味が無い

ITで出来ることは業務効率化だけであって、そんなコスト削減は経営に影響しないし出世にも影響しない

ソフトウェアを内製化してもそれを提供できる仕組みが無い

機能よりもバグによるクレームの少ないソフトウェアの方が求められる

なぜなら放っておいても売れるから

爆発的に売れるようなことはないが、そこそこ売れてくれればそれでいいし、大企業マークを付ければ勝手に売れてくれる

高い給与を払ってIT人材を確保するなど狂気の沙汰だと思う

大企業からスキルIT人材GAFA等にガンガン引き抜かれたが、大企業側は特に困っていない

要するにIT人材必要とされてなかった、というだけだ

それの証拠大企業側の中途採用条件を見ても具体的な業務内容はほとんど書かれていない

この製品のコレ、とかこのサービスのココ、みたいなのはなく

ただなんとなく世間の流れに従ってふんわり募集してるだけだ

こういった企業に行くことは止めはしないし大した仕事もせずに給与を貰えるだろうが

そのうち飽きることを想定して次の転職先を見つけた方がいいと思う

anond:20220504222630

複数スキルがあるなら、それを並べ立てるだけじゃなくて有機戦略的に組み合わせられればね

IT×法務×何かって軸で組み立てれば戦闘力がでてくる

経理経験があるなら税理士試験を何科目か取っておくとさらプラスになると思うけど、そのへんは試してるだろうしな

福祉再生可能エネルギーも一皮むけばヤクザ業界から普通企業相手ビジネス志向したほうがいいか

2022-05-03

anond:20220503085709

戦術核をどう使うかって言われたらそれは戦術的(都市核ミサイルサイロみたいな戦略的目標ではなく軍隊それ自体)に用いられるに決まってるでしょ。

空軍基地とか物資の集積地とか港とか敵機甲部隊とか砲兵陣地とかその他諸々、ある程度まとめてぶっ殺せてコスパがいい。

50年前はそういう戦争をしようとしてたんだよ。

2022-04-22

レースゲーム三大禁句

レースゲーム三大禁句は次の通り

壁ターン

ミニ四駆のように壁を使って曲がる走り方。

現実世界では壁に当たるだけで車が壊れるのでレースゲームぐらいしか多用されない。

ブレフラ

ブレーキランプを不必要かつ過剰に点滅(フラッシュ)させて後続車を煽る行為

頭文字Dでは戦略的ブレーキランプを使うシーンもあるが、ここで言うブレフラは煽り運転で出てきそうな方を指す。

ショートカット

サーキットなどの指定されたコースを大幅に逸脱して不正に短縮したコースを走ること。

実際のレースではトラックリミットという単語が同じように多用されている。

2022-04-19

大手マーケティングには生娘のシャブ漬け戦略的文脈が腐るほどあると思うんだよね。

対象となる数の規模が違うから、今後外側の言葉一見配慮されたとしても本質顧客俗物的に処理するのは変わらないと思う。

2022-04-18

中国が今後も豊かになり、衰退していく日本って人権自由といったプライドを誇って個人は生きていけるものなのか

中国のグレートファイアウォール批判されるが、経済的には成功だったという認識でいる。

貿易関税によって他国から国内産業を防ぐように、中国国内産業が発展するまでの時間を稼いだ。

EUは後から気づいたけど建前上同じことは出来ず、GDPRやらなんやらで抵抗しているが上手くいってない。


中国私塾禁止された。

民間に任せているとコストが高くなっていく。

米国でも日本でもそうだが、都市部の塾代、大学授業料など高くなっていく。


中国ゲーム規制された。

日本からすると変だという声が多数だった。

でも投資効率から考えるとゲームは持続しにくい。

ゲームエンジンは長期的な投資に対してリターンが継続してあるが、多くのゲームは1発当たるか当たらないかだ

日本にいると忘れそうになるが、ゲーム市場が大きい米国でも未だにゲームはいらない子扱いなのはあるし、

軍事技術への展開があるから、まだ評価されている。



日本政府批判規制されない表現の自由というのは大事かもしれないが、

この情報社会では見えないコストがかかる。

メディアに取り上げられ続けることの方が有利となっている政治家は、毎日逆張りコメントを出せば批判されるが、

そもそもそれも織り込み済みなら痛くも痒くもない。



今はまだ中国から豊かな生活日本語で発信するということは起こってないが、

将来、戦略的に行われたらどうするのか。

2022-04-15

[]2022春アニメ見たざっくり感想

見てないのもそこそこ

一覧、あらすじはアニメイトサイトが便利(https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=5228

前期で面白かったのはセーラー服、オンエアできない、着せ替え人形、プリコネ

感想には偏りが強い

欠けてる部分は見次第追記しま




今期おすすめ

SPY×FAMILY

視聴者を選ばずに楽しませてるさすがの一言

そして予算が明らかに一桁多い

間違いない作品が見たいならこれ一択



まちカドまぞく 2丁目

1期を見たorこれから見れるならこれ

ファンが見たかった方向に振り切った作りで最高

1期から時間開いたがそれを感じさせない完成度

畳み掛けるコメディが心地いい



以下順不同


RPG不動産

キャラデザに馴染めない、展開に既視感

この絵でお色気展開進めるのは見続ける人絞られそう



阿波連さんははかれない

ズレたボケボケを被せてて地味に笑う

絵がシンプルクオリティ高め

誰が見てもクスっと来る穏やかなコメディアニメ



エスタブライフ グレイエスケープ

フル3Dでよく動く、ストーリーは全くの謎

1話時点で視聴者置いてきぼりだけどサクサク進むのは良い

ただ逃し屋ってだけで展開進めるのは厳しいからこの先にかかってる

2話見たけどもう細かいこと気にしないでヘラヘラ見るのがよさそう



乙女ゲー世界モブに厳しい世界です

1話時点で細かい点を気にするなというメッセージを感じる

軸は転生系、復讐スカッとする人向けな展開になりそ



骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

最強データゲーム世界異世界転生

1話で目新しさ無し



かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-

相変わらずのハイクオリティキー

1期から3期まで放送がめちゃ早いのは戦略的に正解



カッコウの許嫁

取り違え子のスタートから結局ヒロイン3人の王道ラブコメになってしまいそう

全く関係ないのに見てると5等分が脳裏にチラつく不思議



可愛いだけじゃない式守さん

自信ない系主人公にめちゃ美人彼女が居てオチが俺の彼女かっけぇわ!って話

地味にクオリティが低くて原作ヒロインの可愛さ、かっこよさが出てない、絵が負けてる

日常編もあまりパッとせず旧時代ラノベ感があって飽きが早そう

例えば明日ちゃんのように決め場面で原作者にイラスト描いて貰えばまだ違ったのでは



境界戦機

1期が思ったより伸びず子供向けなのが伝わってなかった感

Youtubeで毎週配信してたにも関わらずプラモ爆死だけど止まれない

これまでを踏まえると結構子供向けな展開



くノ一ツバキの胸の内

1話だけだと何を楽しみに見れば良いのかちょっと迷子

クオリティは高い

原作未読なので展開に期待込めてもう少しみようとは思う出来



群青のファンファーレ

天下のJRAが協力してこの完成度は酷すぎる

とりあえず見ようにも色々と雑なのが気になって集中できない



恋は世界征服のあとで

戦隊モノの敵味方で恋愛結構ありふれた展開と設定

あとは主人公サイドにどれだけヒロイン力のあるかませ犬が出るかどうかぐらしかなさげ



このヒーラー、めんどくさい

コメディだけどボケの方向にクセがあるので人を選ぶ

試し読みした原作がずっとこの方向だったので合う人には楽しめる1クール

2話笑ってしまった、話数によって当たり外れが結構ありそう



古見さんは、コミュ症です。 2期

相変わらずのハイクオリティキー

このまま3期やりそうな勢い

てか1期から引き続きop edへの気合の入りようが凄い



サマータイムレンダ

1話として素晴らしいの一言に尽きる

状況説明と展開の早さ、1話最後着地まで完璧

今期唯一のミステリーもの?これが話題にならなきゃ嘘だ

このハイペースと作画最後まで保てればかなり強い

配信ディズニー限定なのはバカかいデメリット

Tver配信もあるらしいけどこの先1話でも見逃すのはミステリーにとって致命的

あとあの着地で1話終わるならopカットしてればよりインパクトあったわね



史上最強大魔王、村人Aに転生する

コミュ障+最強のまま転生

作者的にコミュ障意識たかどうかは不明だけど行動がもはや不審者

まり目新しい展開はなさそう



社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。

ひたすら無心で癒し系が見たいなら圧倒的にこれ

見てるだけでヘラヘラしてしま

詰めすぎてない雰囲気デザインも良



処刑少女の生きる道

転生ものと思わせといて捻ったパターンキャラデザがそこそこ良い

このまま目新しい展開で進めればキャラデザの良さと相まって楽しめそう

3話まで見た、百合って程じゃないけど邪魔な男が出てこないのもいいね



其れ、則ちスケッチ

今期1番の怪作

フォークダンスDE成子坂コントアニメでやってる

アニメ絵のコント番組として見れば所々面白いが自分で調べないとアニメとしては説明不足すぎる



盾の勇者の成り上がり Season2

1期と間が空きすぎて全くこれまでの内容が思い出せない

基本的に胸糞悪い展開〜やり返し〜また困難に直面〜といった具合だったような

クオリティそこそこだったはずだけどさすがに間空きすぎてストーリー思い出せないのは辛い

2話まで見たけど足の引っ張り合いから素直に協力までが早すぎてもう何が書きたいのかわからん



ダンス・ダンス・ダンスール

少女漫画的雰囲気と特徴の強いキャラデザクオリティは高い

絵はよく動いてるが肝心のストーリーが若干微妙

会話と行動が噛み合ってなくて変な感じ

バレエが題材なのでしょうがないけど頭身バランスバグ

ファンの熱い解説コメント欄にあるのでそちらも参照



あいもん

原作既読で楽しみにしてたけどなんか微妙、中盤から作画崩れる気配あるかも

主演2人の声こんな落ち着き無い感じなのが個人的解釈違い

アニメ見て面白いと思った人はぜひ原作

とりあえず3話まで見てからジャッジしないともったいない



BIRDIE WING -Golf Girls’ Story-

久しぶりのゴルフメインスポーツアニメ

みんゴルのノリで見ると結構面白い、2話まででプロローグ

テレ東ということもあり良い意味で見やす



パリピ孔明

話題になった原作からやっとアニメ化、クオリティ充分でオススメ

2話までで結構サクサク進むしこの調子で頼む



ヒーラーガール

ミュージカルアニメ、この一言に尽きる

全体的なクオリティは並〜下

声優を売るための作品っぽい?



ヒロインたるもの!~嫌われヒロイン内緒お仕事

ネット広告に出てくるマンガみたいな展開

極端にクオリティ悪いわけじゃないけど目新しさはあんまない展開になりそう



本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第3期

これも久しぶり感ある3期、完全にコミカライズ追い抜いた

少し不穏な展開で進んでるのが気になるけど目標最初から一貫してるのでストーリー迷子ってほどではない



魔法使い黎明期

懐かしいラノベ感、無気力主人公ロリ師匠魔法使いと等々

魔法などに関する設定で目新しさはないので見ればスッと見れる世界

キャラデザ気合入ってるけどこの無力系主人公は見てて若干ストレス



名探偵コナン ゼロの日常

安室さんだけのコナン

15分というのがまた良い

ポアロ店員(梓)の声ってこんなだっけ?浮いてて違和感



八十亀ちゃんかんさつにっき 4さつめ

これも5分程度なのが見やすくていい

内容は変わらず名古屋などローカルいじりで理解できると面白



勇者、辞めます

世界を救った勇者魔王軍に仮採用されるまでが1話

救った後に居場所がなくなるまでのストーリーが妙にリアルで納得できるのが良い

この先の展開が結構気になる作品

2話見てお仕事系と知る、主人公万能だけどそれだけで全部解決しないのが好き

コメディ要素もバンバン入って楽しいかもしれない、当たり作品の予感



2022-03-30

anond:20220330135341

それはあるな

戦略的に黙り込んでもう呼ばないでくださいね、っていう雰囲気出すとか

まぁ、呼んだ側が黙り込むんだけどね・・・

2022-03-25

推し事務所移籍した。

タイトルどおりである

なんかいろいろあって元在籍事務所声優バタバタと周りが移籍発表されるなか、時間かけてしっかりと新事務所から移籍発表された。

正直最初

どうしてそこの事務所…?

と思った。

緩い空気YouTubeメインで仕事してほしくなかった。戦略的に考えて活動してほしかった。

でも新事務所のことをしっかりみると、ふとあることに気づけた。

もしかして洋画吹き替えもっとやりたいのか…???

推しは変わったけど、変わってない。ちゃんと考えてる。人間だものわたしもがんばろう。

今後もしっかり見守って、推していこうとおもう。

いろいろあるけどがんばれ。推し応援してるからな。

2022-03-19

anond:20220319130346

まり理不尽なことで大声上げられて

相手を殺したいほどの強い怒りを感じた時には勝手に涙出てきたことある

泣いて同情してもらおう的な戦略的要素はなくて、涙に転嫁して出さないとヤバいって脳が判断した感じだった

2022-03-16

ロシアウクライナ戦争のある得べき帰結中国選択:国務院胡偉

https://uscnpm.org/2022/03/12/hu-wei-russia-ukraine-war-china-choice

露・ウクライナ戦争は、第二次世界大戦後最も深刻な地政学紛争であり、9.11テロはるかに上回る世界的影響をもたらすであろう。この重大な局面で、中国戦争方向性と国際情勢への潜在的影響を正確に分析し、評価する必要がある。同時に、相対的に有利な外部環境を目指すために、中国は柔軟に対応し、長期的利益合致した戦略的選択を行う必要がある。

ロシアウクライナに対する「特別軍事作戦」は、中国国内で大きな物議を醸し、その支持者と反対者が激しく対立している。本稿はいかなる政党代表するものでもなく、中国の最高意思決定レベル判断と参考のために、起こりうる戦争の影響とそれに対応する対策選択肢について客観的分析を行ったものである

I.露・ウクライナ戦争の未来予測

1. ウラジーミル・プーチンは期待した目標を達成できない可能性があり、ロシアは窮地に立たされる。プーチン攻撃目的は、ウクライナを電撃的に破り、指導者を交代させ、親ロシア政権を育成することで、ウクライナ問題を完全に解決し、ロシア国内危機から目をそらすことであった。しかし、電撃戦は失敗し、ロシア戦争の長期化とそれに伴う高コストを支持することができなくなった。核戦争を起こせば、ロシアは全世界の反対側に置かれることになり、勝ち目はない。国内外の情勢もますます不利になっている。仮にロシア軍がウクライナ首都キエフ占領し、高いコストをかけて傀儡政権樹立したとしても、それは最終的な勝利意味しない。現時点でのプーチンの最良の選択肢は、和平交渉によって戦争をまともに終わらせることであり、そのためにはウクライナが大幅に譲歩することが必要であるしかし、戦場で得られないもの交渉の場で得ることも難しい。いずれにせよ、今回の軍事行動は取り返しのつかない過ちである

2. 紛争さらエスカレートする可能性があり、最終的に西側諸国戦争に巻き込まれ可能性も否定できない。戦争エスカレートするとコストがかかるが、プーチン性格権力からして簡単にはあきらめない可能性が高い。露・ウクライナ戦争は、ウクライナ範囲地域を超えてエスカレートし、核攻撃可能性さえ出てくるかもしれない。そうなれば、米国欧州無関係はいられなくなり、世界大戦や核戦争の引き金になる。その結果、人類破滅し、米露が対決することになる。この最終対決は、ロシア軍事力NATOのそれに及ばないことを考えると、プーチンにとってさらに不利なものとなるだろう。

3. 3.ロシア必死の賭けでウクライナ奪取に成功しても、政治的ホットポテトであることに変わりはない。その後、ロシアは重荷を背負い、圧倒されることになる。このような状況では、ヴォロディミル・ゼレンスキーが生きていようといまいと、ウクライナ亡命政府を立ち上げ、長期的にロシア対峙する可能性が高い。ロシア欧米制裁ウクライナ領内の反乱の両方にさらされることになる。戦線はかなり長く引かれることになるだろう。国内経済は維持できなくなり、やがて引きずり降ろされる。この期間は数年を超えないだろう。

4.ロシア政治状況は、欧米の手によって変化するか、あるいは崩壊する可能性がある。プーチンの電撃作戦が失敗し、ロシア勝利の望みは薄れ、欧米制裁はかつてないほどになった。人々の生活に深刻な影響を与え、反戦・反プーチン勢力が集まる中、ロシア政治的な反乱が起こる可能性は否定できない。ロシア経済崩壊寸前である以上、露・ウクライナ戦争の敗北がなくても、プーチンが危うい状況を支えることは困難であろう。仮にプーチンが内紛やクーデターなどで政権を追われるようなことがあれば、ロシアさら欧米対峙しにくくなる。欧米に屈し、あるいはさらバラバラになり、ロシア大国としての地位終焉を迎えるに違いない。

II.露・ウクライナ戦争が国際情勢に与える影響の分析

1.米国西側世界指導力を取り戻し、西側諸国はより結束を強めるだろう。現在世論ウクライナ戦争は米国覇権の完全崩壊意味すると考えているが、実際には米国から離脱を望んでいたフランスドイツNATO防衛枠組みに戻り、欧州自主外交自主防衛の実現という夢が壊れることになる。ドイツ軍事予算を大幅に増やし、スイススウェーデンなどは中立放棄する。Nord Stream 2が無期限停止となることで、欧州米国天然ガスへの依存度は必然的に高くなる。米国欧州未来を共有する緊密な共同体形成し、西側世界における米国リーダーシップ回復するだろう。

2.鉄のカーテン」は、バルト海から黒海までだけでなく、西側支配陣営競争相手の最終対決まで再び崩壊するだろう。西側は、民主主義国家権威主義国家の間に線を引き、ロシアとの対立民主主義独裁の間の闘争定義するようになる。新しい鉄のカーテンは、もはや社会主義資本主義の2つの陣営の間に引かれるものではなく、また冷戦の中にとどまるものでもない。それは、西側民主主義に賛成する者と反対する者との間の生死をかけた戦いとなる。鉄のカーテンの下での西側世界の結束は、他の国々にもサイフォン効果をもたらす。米国インド太平洋戦略は強化され、日本など他の国々は米国さらに密着し、前例のない広範な民主主義統一戦線形成する。

3.欧米の力は著しく増大し、NATOは拡大を続け、非欧米諸国における米国の影響力は増大する。露・ウクライナ戦争後、ロシアがどのように政治的変革を遂げようとも、世界の反西側勢力は大きく弱体化する。イデオロギー終焉」論が再燃し、第3の民主化の波が勢いを失い、第3世界の国々が欧米を受け入れるという、1991年ソ連東欧動乱後の光景が繰り返されるかもしれないのである西側は、軍事力においても、価値観制度においても、より多くの「ヘゲモニー」を持ち、そのハードパワーソフトパワーは新たな高みに達するだろう。

4. 既成の枠組みの中で、中国はより孤立化する。以上のような理由から中国積極的対応しなければ、米国欧米からさらなる封じ込めを受けることになる。プーチンが倒れれば、米国はもはや二つの戦略的競争相手に直面することなく、戦略的封じ込めで中国を閉じ込めるだけでよい。欧州さら中国から切り離され、日本反中国の先兵となり、韓国さら米国に屈し、台湾反中国の大合唱に加わり、その他の国々は群集心理のもとでどちらかを選ばなければならなくなるだろう。中国は、米国NATOQUAD、AUKUSに軍事的に包囲されるだけでなく、欧米価値観システムから挑戦を受けることになる。

III.中国戦略的選択

1.中国プーチンと結ばれるわけにはいかないので、一刻も早く切り離す必要がある。ロシア欧米対立が激化すれば、米国の関心を中国からそらすことができるという意味で、中国プーチンとともに喜び、支援さえすべきだが、それはロシアが没落しない場合に限られる。プーチンと同じ船に乗っていると、プーチン政権を失ったとき中国に影響を与える。プーチン中国後ろ盾を得て勝利を収めれば別だが、今のところその見込みは薄く、中国ロシア支援する力はない。国際政治法則に「永遠同盟国も永遠の敵もない」とあるが、「我々の利益永遠永久のものである」。現在の国際情勢では、中国自国の最善の利益を守り、2つの悪のうち小さい方を選び、一刻も早くロシアの重荷を降ろしていくことでしか進めないのだ。現時点では、中国がその余地を失うまで、まだ1〜2週間の猶予があると推定される。中国は断固として行動しなければならない。

2.中国は、二股をかけることを避け、中立あきらめ、世界の主流となる立場選択すべきです。現在中国国連安保理国連総会議決棄権するなど、国際的発言選択において、どちらの立場も損なわないようにし、中道を歩んでいる。しかし、この立場ロシアニーズ合致せず、ウクライナやその支持者、同調者を激怒させ、世界の多くの人々から中国を不利な立場に置いている。場合によっては、見かけ上の中立賢明選択となることもあるが、中国が何も得るものがない今回の戦争には当てはまらない。中国は常に国家主権と領土保全尊重を主張してきた。この立場は、台湾問題解決にも資するものである

3.中国は最大限の戦略的突破力を発揮し、これ以上西側から孤立しないようにすべきであるプーチンと縁を切り、中立放棄することは、中国国際的イメージを高め、米国西側諸国との関係を緩和することにつながる。困難であり、大きな知恵を必要とするが、将来的には最良の選択であるウクライナ戦争に端を発した欧州地政学的混乱が、米国欧州からインド太平洋地域への戦略シフトを大きく遅らせるという見方は、過度の楽観視で扱うことはできない。米国内にはすでに「欧州重要だが、中国の方が重要だ」という声があり、米国の最大の目標中国インド太平洋地域支配勢力となるのを封じ込めることである。このような状況下で、中国の最優先課題は、それに応じて適切な戦略調整を行い、中国に対するアメリカ敵対的な態度を変え、孤立から自らを救うことである。要は、米欧が中国に共同制裁を加えるのを阻止することである

4.中国は、世界大戦や核戦争の勃発を防ぎ、世界平和にかけがえのない貢献をすること。プーチンロシア戦略的抑止力特別戦闘態勢に入るよう明確に要請したように、露・ウクライナ戦争は制御不能に陥る可能性がある。正義大義は多くの支持を集め、不義の大義ほとんど支持を集めない。もしロシア世界大戦、あるいは核戦争を引き起こせば、世界は間違いなく混乱する。中国は、責任ある大国としての役割を示すために、プーチンの側に立ってはならないだけでなく、プーチン冒険を阻止するための具体的な行動をとるべきである中国世界で唯一この能力を持つ国であり、このユニークな利点を十分に生かさなければならない。プーチン中国支援から離れると、ほとんどの場合戦争が終わるか、少なくとも戦争エスカレートさせる勇気はなくなるだろう。その結果、中国世界平和を維持したこと国際的に広く賞賛されるに違いなく、中国孤立を防ぐだけでなく、米国欧米との関係改善するきっかけを見出すことができるかもしれない。

中国国務院参事公共政策研究センター理事長胡偉

anond:20220316153845

俺の上がりだけ戦略的で他家の上がりが運だけの春日に見えるわ

2022-03-14

囲碁はどうなったら終わりなのか教えようじゃないか

また「囲碁ルールからない」が湧いている。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gigazine.net/news/20220314-puyogo/

どうやら毎回、ルールわからんと言っている人が引っ掛かってるところは同じみたいだから、それをQ&A形式で解消してみようと思い、書いてみる。

TL;DR(追記

リーで会話していてこれが先にあった方がわかりやすいかもと反省したので載せる。

囲碁ゲームが進むと、盤面が石だらけになる前に、どちらがどこに石を置いても互いの得点を一切増減させられない、いわば定常状態というべき状態に陥る。

・この状態に陥ったことを、両プレイヤーが納得し、そのことに合意をしたらゲーム終了。

どうなったら終わりなのか?

両者が終わることに合意をしたら。

あるいは、両者が連続パスをしたら。

これを曖昧ルールだと考えてしまう人も多いが、決して曖昧ではない。お互いが同意したら終局できる。これは客観的判断できる立派なルールだ。

たとえば民法にも「同意を得て~」みたいな定めがある。これを「同意とはなんて曖昧な!これは法の不備!」と思うだろうか?思うはずがない。

囲碁民法と似たようなものでお互いが合意をしたらOK。シンプルかつ明示的で客観的に判定可能な終了条件だ。

これをもっと明示的にしたものが「お互いが連続パスしたら終わり」というものだ。

それなら片方が絶対パスをせず、終了に同意もしなければどうすると言う人がいる。

当然、それならば続けることになる。何の問題もない。

片方が延々と同意しなければ?

当然、延々とゲームが続く。しかし終わりというものがある。

盤面は有限なので、千日手になるような例外を除けば、一時的に石がとられることはあっても大局的には盤上の石の数は増えていく。

やがてどちらかのプレイヤーにとって全ての点が【着手禁止点】になる瞬間が来て、ルール選択できる行動が「パス」しかなくなる。

そうすると相手パスをして試合終了になる。この戦術で延々と試合を引き延ばし終わらせなくすることは不可能に近い。

じゃあ、いつ終了に合意すればいいのか?

ルール上ではなく戦略的意味で、いつ相手に対して終わりを提案すればいいのかという疑問を持つ人もいる。

あるいは提案された場合合意してよいかどうか決める判断基準は何なのかという人もいる。

これらは至極もっともな疑問だ。

回答としては、基本的には、もう打つ手がないなと思ったら終わりを提案すればいいんじゃないか、というものになる。

打つ手がないというのは、「これ以上どこに打っても、一点すら相手から奪うことはできない」ということだ。

次の節でも説明する予定なのだが、相手が十分に上手な人の場合、既に相手の石に囲まれている場所に対してちょっかいをかけたとしても、一点たりとも自分得点プラスにすることはできないことが予想される。

そのため「全ての場所が、どちらかの石に囲まれた陣地となっており、しかもどの陣地にも一切隙が無いように見える」のであれば、それ以上やることはないので終わりを提案すればいいし、相手もそれを受ければいい。

これに対して、「いや相手ミスすることを期待して打ち込む手もあるじゃないか」「本当に隙が無いかどうかはわからないじゃないか」と反論するのであれば、それならばどうぞ気の済むまで続ければよい、としか言えない。

上記あくまアドバイスの類であって、ルールではないのだ。

ただ、将棋で詰み筋が明らかに見えている場合に真の詰みまで指さずに降参するように、囲碁でも延々と粘るのは行儀がいいとは言えない。

実際、プロとかある程度囲碁をやる人同士でやった場合そもそも終わりの合意とかまでいかずに降参によって勝敗が決することも多い。

そういう武士道ないしマナーみたいなものは確かにある。でも、それはマナーであってルールじゃないから、どうしても粘りたい人はルール可能な限りいくらでも粘ればいいと思う。

相手の陣地に延々と手を入れていけばどちらも死しか待っていないのでは?

そんなことはない。

囲碁ルールには着手禁止点というものがある。これは、「置いたその石がただちに相手の石によって取られる状態になる石は置けない」というものだ。

(ただし、自分の石が相手の石を取れるかどうかの判定の方が先。カードゲームとかで効果の発動順みたいな概念に慣れてるとわかりやすい)

相手の陣地に延々と手をかけたとしても、相手が適切に対応している限り最終的には「相手の石が囲んでいる1マスの空間」だらけとなり、その位置は着手禁止であるため、それ以上手を出せなくなる。

でもそれで相手の陣地を極端に減らせたわけだからちょっかいを出す価値はあるんだと思うかもしれない。

しか囲碁得点というのは、自分の陣地の数に、相手の石を取った数が足されるので、実は意味がない。

相手の陣地に割って入った石は、相手が適切な対応をしている限りいずれは取られる石であるため、相手得点源になる。

囲碁パスがなければ両者が交互に打つ。自分相手の陣地に割って入れた一石が相手得点源に。相手がそれに対応するために打った一石が相手の陣地を削り。

1引く1で、これを繰り返しても最後まで得点は変わらない。

したがって、相手の腕前を十分信頼しているのであれば、相手の陣地に隙が見えない時点で、もう打っても意味はないと判断することができる。

もちろん経済学的に最優の方法はそれでも相手ミスを期待することだろうが、そこはマナーということで良いのではないか

それすら受け付けられないのであれば本当に残念だが囲碁に向いていないと言わざるを得ない。

どこが陣地かわからない

陣地と呼ばれうる概念は少なくとも2種類、多くて4種類くらいある気がする。

少なくとも、終局時に得点計算に使われる「陣地」と、対局中の「陣地」は分けて考えたほうがいいかもしれない。

終局時の得点計算は、以下の3つの数を合計することで計算される。

・1個以上の自分の石と、0個以上の碁盤の辺のみに囲まれた、石の無い場所の数

自分が取った相手の石の数

・後手のみ、ハンデとして6.5点(囲碁は先手が有利であるため)

これが得点ルールだ。どこにも曖昧なところはない。この1つ目の点が「陣地」と呼ばれうる。(正式には「地」という)

一方で対局中に「陣地」と呼ばれうるのは、「だいたいこの辺はもう手が入れづらい」と考えられる場所だ。

前の節で説明したように、自分が手を入れても、おおよそ無駄になるだろうなと思えるような場所が、相手の陣地。

逆に相手にどれだけ手を入れられても、まあだいたい上手く返して見せるぜと思える場所が、自分の陣地。

(あるいは、「終わりまで進めばおそらく得点源となっていることが期待できる場所」ともいえる。この2つの意味での「陣地」の場所は概ね一致する)

気づきの通りこちらはだいぶ曖昧概念だ。

しかしここは曖昧でも全く構わない。なぜならこの意味の「陣地」はルール関係してくる部分ではなく、あくま戦略上参考にする概念しかいからだ。

得点計算の際の「陣地」はルール定義された客観的概念であり、対局時の「陣地」は戦略上の概念。別物だ。

別物なのだが、対局中の意味での「陣地」が、終わってみれば得点計算意味での「陣地」とほぼ一致するので、混同の原因になっている。

なぜなら対局中に石で囲まれている、あるいは囲まれかけている、あるいは石がたくさんある場所というのは、手を出しづらい場所であり、手を出しても意味がないことが多く、そして最終的に得点計算の際には石で囲まれていて得点源になることが期待されるからだ。

囲碁は最終的には得点相手より多くすることが勝利条件のゲーム

そのために、得点計算における得点源にするための「陣地」の数を稼ぐ必要がある。

そのために、対局中はうまく石を配置して、相手にとって手が出しづらく最終的に得点源を構成することが期待される「陣地」の領域を増やす

こう考えるとわかりやすいのではないだろうか。

あるブコメを例に考える

一番上に挙げたのとは違う記事で、「開始直後に真ん中に石を置いたら全部自分の陣地になるから囲碁ルール不備」みたいなコメントがあった。(言い回しは覚えていない)

これに色々な勘違いが集結していると思ったので、例にとって考えてみよう。

まず、「開始直後に真ん中に石を置いた状態」で、ゲーム終了の合意を行う相手プレイヤー普通はいない。

したがってここでいう「陣地」は得点計算の際に参照される得点源としての空間、のことではなく、対局中に参照される戦略的意味での領域のことを指すとしか考えられない。

そうであるならば、「真ん中に石を置いた状態」で、盤上任意位置相手が手を出しづらくなったとは考えづらく、「全部自分の陣地になる」は間違いであるとほぼ断定できる。

また、仮に、相手プレイヤーたまたま何らかの理由で、「開始直後に真ん中に石を置いた状態」で終了に合意したとする。

この場合では「陣地」は得点計算におけるそれを指すことになるが、定義上、この状況での盤面任意位置は「自分の石と辺に囲まれ場所」ではない。

中にある石が盤面全域を内側から外側へ向けて広がるように「囲んでいる」イメージをしているということはわかるのだが、「囲む」とは多角形の石と辺によって閉じられていることを指し、中にある石は無視される。

もし、最初に置いた石が真ん中ではなく辺上や角であれば議論余地があるように思われるが、まあそんな状況で終局する日は来ないので無駄議論になるだろう。

とにかく、どのような意味でもこの例に挙げたブコメは明確に間違いを含んでいるというわけである

これによって、悩める全ての人の「囲碁ルールからない」が払拭できたら幸いである。

補足:石が取られるとはどういうことか(追記

石が取れる状態というのは、

「縦横に連なった一連の同色の石の周りに、石の置かれていない点が全くない状態

であり、この状態に陥った時、石は相手に取られる。

そして、石が取られるかどうかの判定は、常に、ターンプレイヤーから見て相手の石を先に判定し、その後、ターンプレイヤーの石の判定をする。

この時ターンプレイヤーの石が取られる判定となる場合は、そもそも石が置けない。

この定義に、「囲む」という概念は一切出てこない。

初心者相手の石を「囲んで取る」と教わる。陣地も囲んで取る。石も囲んで取る。だから囲碁と呼ぶ。わかりやすいが、これが誤解の元。

石がとれる条件と終了時に陣地にカウントできる条件は微妙に違う。違うのにどちらも「囲む」というから間違える。

リーの他の方から引用だが、

ぷよ碁のブコメにあった「碁石から出てる盤上の線を全て塞ぐ」というのが分かりやすかった。

ぷよ碁で考えると、置いてあるぷよは周りにあるスペースと繋がった線から呼吸をしていて、それが全部塞がれると窒息して死ぬって考えれば直感的なのかな?

まさにこれの通りで、石がとれるのは窒息のイメージがあっている。

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