「戦後日本」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 戦後日本とは

2018-11-13

anond:20181113023728

ネトウヨって勝手に呼ばれてる身からするとアメリカを嫌ったことなんて一度もないんだが…

ましてや憲法押し付けたかアメリカ嫌ってる奴なんて見たことないわ

変えられなかった戦後日本人のお花畑のせいでしょ

2018-11-08

◆延近充

レーニン帝国主義論』(大月書店文庫版):帝国主義段階の資本主義論の古典

北原勇『独占資本主義理論』(有斐閣):独占資本主義段階の理論

◇同上『現代資本主義における所有と決定』(岩波書店):現代における資本家とは?

北原伊藤山田現代資本主義をどう視るか』(青木書店):立場の異なる3人のディベート

◇井村喜代子『現代日本経済論』(有斐閣):本文で述べたような戦後日本経済構造性格

平子友長『社会主義現代世界』(青木書店):現代社会主義問題点

◇重田澄男『社会主義システム挫折』(大月書店):ソ連東欧崩壊意味

◇延近 充『薄氷帝国 アメリカ戦後資本主義世界体制とその危機構造』(御茶の水書房2012年):アメリカ主導の戦後資本主義体制の特徴とその変質,世界経済不安定性との関係

◇延近 充『対テロ戦争政治経済学』(明石書店2018年):2001年9.11同時多発テロきっかけとして始まった対テロ戦争現在も続いている。この戦争はなぜ終わらないのか?そして日本はどのように対応すべきなのか?国際政治軍事経済総合した政治経済学視角から分析する。

斎藤幸平

ポール・メイソン『ポストキャピタリズム資本主義以後の世界

ナオミ・クライン『これがすべてを変える――資本主義VS.気候変動』

アントニオ・ネグリ=マイケル・ハート『“帝国”―グローバル化世界秩序とマルチチュード可能性』

◇デヴィッド・グレーバー負債貨幣暴力の5000年』

佐々木隆

◇久留間鮫造『マルクス経済学レキシコン 全8巻』

大谷禎之介

渋谷

◇ジョン・ベラミーフォスター独占資本主義理論

◇同上『マルクスエコロジー

ポールバーケット

隅田聡一郎

ヴォフガング・シュトレーク『時間かせぎの資本主義

同上『資本主義はどう終わるのか』

ケヴィン・B・アンダーソン『周縁のマルクス

マルチェロ・ムスト 『アナザーマルクス

ウッド『資本主義に抗する民主主義

アドルノ不協和音

グレーバー官僚制ユートピア

ジェイマルクス主義全体性

2018-10-27

anond:20181026211457

パンも麺も米も戦後日本で定着したやつはゲロ糖質パンチばっかりだぞ コシヒカリなんか一度離れると二度と食う気なくすぞ

2018-09-28

anond:20180928203310

横だけど一番マシだからでしょ

君が何歳か知らんが

戦後日本はほぼ自民党政権で、二回自民党下野した時両方悲惨だった

そうなるともう自民党しかないのよ

2018-09-04

翁長知事「戦う民意」〜「琉球独立」を促しているのは国民の無関心だ

抜粋しながら読書

野党問題

野党が支持されないわけ

左右いずれもガチガチ政治家は、いつまでもガチガチのまま、一割の支持者層で人生を終えてしまます。私は共産党の人たちにもずっと言い続けました。

政権を取るぐらいの気持ち政治をやらなければ、いつまでも一割政党でどうするのですか。これが正しい、あれが正しいと言って政権も取れず、あなた方は政党として支持者に応えているのですか。あなた方を信じて何十年も付いてきた支持者に不誠実ではないですか」 一割で正しいことを言っても、残りの九割に誰も興味を示さないのなら、政党としてやっている意味がないのではないか。 現在日本政党状況のように、「一強多弱」では政治が行き詰まってしまます。それぞれ一定程度の勢力を持ちながら勝ち負けがあるからこそ政治に緊張感が生まれ民意がそこに反映されるのです。それは政治家がいつも意識していなければならないことだと思います

9条があるから平和なのか

憲法改正派も、そうで無い人も、沖縄視点が抜け落ちているのだ

私は革新側も批判しています。「憲法九条があるから日本平和だ」と主張する人たちは、憲法埒外にあった沖縄負担のもとで、戦後日本高度経済成長平和継続があったという視点が抜け落ちています

政権の現状

この本が書かれたときも、そのあとも、民主主義は壊れ続けている

今の日本政治はまったく民意を顧みない。国権の最高機関たる国会も、行政府監視という役割果たしておらず、与党内においても異論封殺されています日本民主主義危機に直面しているのです。

「例の作家

沖縄押し付けた、沖縄基地に守られながら、「保守」を名乗り沖縄差別するという構図

そればかりか、「(普天間基地の)もとは田んぼで何もなかった」「基地地主はみんな年収千万円」と発言した有名な作家のように、自分たち日本安全保障を守ろうという気概もない人たちまでもが、実態とかけ離れた暴言を吐いています。そこには沖縄に対する無知無理解差別意識があります

独立するのか

沖縄差別しておきながら、独立を憂う矛盾、そして独立への道は"不本意"ながら舗装されつつある。沖縄への無理解の代償として

 沖縄という小さな島が、日米両国という大きな権力相手にして戦うことは困難を極めます。 そうした状況を前にして、「沖縄独立することを考えているのですか?」という問いが発せられます。 そして、そんな問いを受けるたびに、私は沖縄県民がここまで日本国民として受け止めてもらえないのか、と絶望的な気持ちになるのです。

もちろん、独立論は沖縄積極的に支持される意見ではありません。これまでは居酒屋談義とされてきました。独立論がまじめに語られ始めた原因は、むしろ本土側にあります。 基地削減を求める沖縄県民の声が無視され続け、これに対して「日本の四七分の一として認めないのなら、いっそ日本というくびきから外してほしい」「独立すれば沖縄意思基地をなくせる」という気持ちの表れとして独立論が語られます

今後、事態の成り行きによっては、独立意思を表明する人たちが、沖縄から数多く出てくるかもしれません。しかし、それ自体沖縄の不幸につながると私は思います

沖縄問題は、結局は合意形成に基づく民主主義問題帰着される

そして、沖縄独立を語る前に、日本本土覚悟を決めて、米軍基地を全国で受け入れて、しっかりとした日米同盟をつくってもらいたいと私は思っています日本国民一人ひとりが、基地問題自分のこととして考えて、そしてその集約が日本政治うごかしていくようにならなければ、真の民主主義がこの国に根付くことはないでしょう。


沖縄基地問題は、結局自治体と国の闘争という単純な話ではないのだ。基地問題に限らず、政治に関する無関心は、最終的に、大きな民主主義の傷となって日本国を蝕んでいくだろう。

ところで、この場合基地問題議論を終着させるのは誰の意見なのか?日本国民の多数決沖縄県民の多数決?まぁ、現時点ではおそらくそれのどちらでもなく、「政権多数決なのだろうな。

まぁ、「多数決」が「民主主義」と思っているような人も多いので、この国の民主主義には期待できそうにもない。(ヘーゲル弁証法や「止揚」は、現社でやったっけ?)

2018-08-06

なんつーか、今のお国のお偉いさん方とか右寄りの方々は、戦前日本の強き部分と戦後日本の強き部分を都合よくキメラにしようとしてる感じがする。

2018-07-13

anond:20180706182250

死刑制度日本で続いてるのは、戦後日本司法制度に対する国民の信頼の現れだと思う。

自分や身近な人がなにかの間違いで冤罪になった場合、という死刑冤罪回避論に対しては、悪いけど一法曹がそれをいうのか…と思ってしまう。人間人間を裁く場合、確かに間違いは起きる。ただ、そのための三審制じゃないの?とも正直思う。死刑可能性のある裁判だけ四審にしたら?逆に、冤罪が怖いなら死刑以外も減刑するべきでは?死刑廃止論で盾にするべきなのは冤罪じゃない気がするけど…。そもそも冤罪な時点で、無期懲役だって懲役三年だってものすごく大問題なのだ。死ななければいいという話じゃない。

死刑廃止論を語るなら、冤罪ではなく、社会が人命を奪うことを許容する、人権社会価値に対する危機感を伝えてほしい。

私自身は死刑廃止論に反対。諸外国廃止しているからといって、じゃぁ日本も、というほうが信用できない。

死刑に相当する罪を犯したひとの人権を守るなら、被害者の奪われた人権の重さを、どう社会は消化すればいいのだろう、と一層考えてしまう。

2018-07-08

危険思想を取り締まることの是非について。

日本では憲法によって思想信条自由保障されているので、思想のものの是非を問うことは出来ないという建前になっている。

怪しげな新興宗教団体がどんな危険思想を持っていても、それを国家(=警察)は取り締まることは出来ない。

松本サリン事件地下鉄サリン事件のような大事件を起こしたとしても、事件を起こしたこと自体犯罪として取り締まることは出来ても、事件を起こすことになった背景としての「思想」を取り締まることは出来ないのだ。

1995年5月に麻原死刑囚執行済)が逮捕された後、オウム真理教破壊活動防止法適用して解体する、なんて話もあったけど、結局無理だったよね。

オウム真理教がなぜあんな重大事件を起こしたのか、未だに理解できない人が多いかもしれないが、裁判宗教学者達の分析によって、一応は答えは出ている。

タントラヴァジラヤーナの教えというものがあり、簡単に言えば要するにこの世で悪業をなした人は、グルの導きによってその魂を天上界にポアすることができるというもの。これによって、グルが認めさえすればその人の魂を奪ってもそれは罪にはならず、逆に善業になるという論理である

この考えを応用して、教団の人間以外の悪業をなした大多数の人間最終戦争アルマゲドン)によって粛清し、新人類理想郷を作り、自分達がその世界の神になる。

その理想実現のために、東京を大混乱に陥れようとしたというのが全ての真相

荒唐無稽だ、と言えばそれまでなんだけど、実際にオウムはその思想を基にあのような事件を起こしたわけだ。

今、戦後日本が手に入れた思想信条自由の考え方が、足かせになってしまっているのではないか

考えてみれば、戦前日本共産主義者弾圧アカ狩り)とか、危険思想と見なされたもの弾圧普通に行われていた。不敬罪なんてシロモノもあったっけ。

戦後まれ私たちは、思想信条自由なんて当たり前の価値観だと思っているけど、わずか70年の歴史しかないのだ。

危険思想であっても、容認しなければならないのか。オウム問題本質はここだと思う。

2018-06-28

就職氷河期」は本当に悲惨だったか

https://mainichi.jp/articles/20161106/k00/00m/040/144000c

現在では、「1990年代初頭にバブル崩壊したら、即座に『失われた10年20年)』が始まった」というイメージがあるようだが、これは実感に大きく反する

失われた10年20年)」「就職氷河期」というフレーズは、いずれも小泉改革後の2005~10年代ごろ、改めて1990年代を振り返って出てきた定義のように感じる

1970年代まれ当事者として、1990年代の印象はこんな感じだった

1991年バブル崩壊の年といわれるが、ジュリアナには踊る若者が多数集い、悲惨な印象はなかった

・1993~94年:ようやく「女子大生就職難」が盛んに報道される。男子学生就職難だが女子の方がもっとひどかったか

・1995~96年:阪神大震災地下鉄サリン事件Windows95発売、小室ファミリー絶頂期、エヴァンゲリオンブームなどで、就職難や不況報道は影に隠れてた

・1997~99年:ITバブル起業ブームが派手に喧伝され、上記グラフでは就職率が最悪期のはずなのに負け組ほとんど報道されなかった

2000年以降:マクドナルドで半額セール常態化牛丼チェーンの値下げ合戦などで、ようやくデフレスパイラルが本気で実感として広まる

2001~2005年:小泉改革で世の中良くなると一方的喧伝される。結果はご存じの通り

***

今では誰も信じてくれないだろうが、1990年代当時、高学歴経済評論家も含めて、多くの人間は「数年待てばバブルが帰ってくる」と思っていた――というか、そう信じたがっていた

また、「デフレ時代が来る」なんて思ってなかった

これは無理もない話である

未来というのはまったくの未知だが、過去は既に体験したことである人間は物を考える手材料として、近過去の印象に強い経験に頼りがちだ。さらに、未来予想には希望的観測というバイアスがかかりがちである

当時は、まだ未知の不況デフレより、既体験バブルの方がずっと印象が強かったのだ

加えて、戦後日本は長期にわたってインフレが続いてきた

石油ショックの起きた1970年代なんざ「狂乱物価」などと言われ、皆インフレにこりごりした記憶が強く残っている

村上龍の『'69』によれば、石油ショック前の1969年には、150円ラーメンを食べて牛乳を飲んで、カレーパンメロンパンジャムパンが買えた)

***

自分記憶に頼る限り、1990年代後半当時の20代の若者にすさまじい悲惨感があったかというと、あんまりそんな印象はない

個人のことを言えば、97年に1度失業したが、翌年にはNEC下請け企業派遣社員として入り、時給は1700円(残業夜勤は増額)出ていたので、最盛期は月収が36万5000円あった。当時、同年代正社員でも手取りでは10万円台は多数だった。

短期的な視野で言えば、20代で「正社員より稼げてる非正規雇用はいくらでもあったのだ。

無論、短期ですぐ職場を離れることになるが、同世代正社員との差はまだ決定的ではなかった

「なんで氷河期世代20代当時に声を上げなかったんだ?」と言われそうだが、当時はそこまで悲惨と思ってなかったし、自分負け組だと認めるのを躊躇する意識もあったのだ

***

氷河期世代が本気で自分らが悲惨だと認識せざるを得なくなったのは、ようやく小泉改革が終わって、赤木智弘が出てきた2007年ごろだと思う。1972~75年生まれなら35~32歳、このぐらいになると、逃げも隠れもできようなく、同世代正社員との差が明確になる

***

失われた10年」という語句は良くない、「ゆでガエルになっていった10年」が正確だと思う

2018-06-09

anond:20180609121519

お前の言及してる元増田だが

自分の考えでは戦後日本が「日本」なので

中大明治江戸なんかの事を言われても歴史しかないこっちに無関係

いいとこ取りとかじゃなくね

2018-06-08

anond:20180607091156

ブレードオーガ(笑)なんてコードネームを付けるんだから相手米兵だ、とか言ってる人もいるけど、中国軍(と十把一絡げに言うのもなんだけどとりあえずこう呼ぶ)を指導していた米軍将校が付けたと考えても別におかしくはないし、他の整合性を考えるとこちらの方が自然

これが史実なら自然かもしれんが、フィクションにおいて数行で書かれただけの何気ない設定でわざわざ英語をチョイスした理由としては不自然だよな。

それにしても「世界大戦」だけで諸条件から日中戦争に絞れるでしょ。これがせめて1人で100人斬ったなら他の戦線もあり得るけど(でも100人という数字だともっとヤバい連想に行きそう)、3000人となると「お前この戦線での敵軍の全被害のうち何割を一人で殺す気だ」という戦術兵器状態になってしまう。

ラノベリアルチート主人公戦術兵器状態でなにか問題があるのか。

そのあたりの数字の辻褄を重視するなら、戦後日本で1000人も殺して逮捕すらされないことについての「合理的」な説明を聞かせてもらいたいよな。

俺は作者がハッタリ効かせて数字を盛ってるだけだと思うけど。

2018-06-06

anond:20180606164059

かに左巻きの方がこの論法を使うし、戦後日本が生んだ悪魔合体の一つかもしれない

最近は何もかも日和ったマッカーサーの逆コースがいけなかったんじゃないかと思えて仕方ない

2018-05-22

anond:20180521113335

戦後の混乱、学生運動公害病受験戦争政治の腐敗。戦後昭和もそんなにいい事ずくめじゃない。経済成長さえしてれば全て良しなんてのは今の中国バラ色って言ってるようなもの平成戦後日本の発展が行き着くところまでいった良い時代だったんだよ。

2018-05-18

anond:20180518110736

今の優生保護法国家賠償? 訴訟を起こしている人(70歳前後)の賠償請求額が

1000万-3000万程度なのは違法化後の身体性の不一致なりに起因する慰謝料とかそこらへんなんかね。「慰謝料」って概念法の不遡及って概念を突き合わせると慰謝料も成立しなさそうな気もするんだが。

戦後日本人に国家慰謝料払ってないでしょ?)

2018-03-31

anond:20180330021658

けいおんストーリー不要の例に持ってくる辺りで、ただのコピペ野郎か本も録に読んだことの無いアホなんだろうが・・・・・・

それはともかく、この手の話が出てくる時って、宇野常寛とかの批評を浅い理解と表面だけの劣化コピーもにょる

宇野場合とかだと明らかにアニメの向こう側に、現実戦後日本社会を見ていて、

からこそ、ストーリーには必然的に『事件』やそこから人々の『葛藤』『行動』や『責任』と言った要素が重要になってくる。

これらは、日本社会敗戦から軍事力を取り上げられた事で、国際社会の中での果すべき責任論とか取るべき立場を語るためだし

もっと身近な個人政治との向き合い方に上手く対応出来なくなったと言う(宇野やある種の思想の人々が考える)言説のために不可分だし、

宇野なんかは特に、「新聞ニュースが言う"政治"がワイドショーみたいな事に終始する昨今、アニメの方がよっぽど『政治』を語っている」

と言う立場のために必要

そう言う立場からだと日常系みたいな時間も進まない系アニメは、現状保留みたいな意見批判対象ってのは道理は分かる。

ただ、そもそも けいおん日常系では珍しい ちゃん時間の進むアニメだし、

全体を通したストーリーも、此処の話としてのストーリーも、登場人物個人個人ストーリーもあるアニメだ。

それは勿論、冒険活劇みたいな物でも、 サスペンスでも ミステリーでも 成功譚でも 悲恋でも 大恋愛でもないが。

そして、けいおんキャラアニメ漫画キャラとしては没個性だぞ。

みんな、普通のどこにでも居そうな高校生悲惨過去も無ければ、宿命付けられたライバルも居ない。

それどころか、絶対権力生徒会も無いし、プロすら感動させる才能があるわけでもない。

次いで言えば、キャラの見た目も見せ方(絶対パンチラさせないとか含め)もこの元増田が言う様な要素からはほど遠いし、

今でこそ違和感とか無いかもだが、当時はかなりアニメ感の薄い描き方。

同じ京都アニメーションでもハルヒとかは明らかにグラマラスキャラロリっぽいキャラだったりのもあって

それとは対照的に、けいおんが初期の頃からデブ」とか「ぽっちゃり」とか散々言われていたしね。

2018-03-06

自称 歴史に詳しいおじさんへ

週末、居酒屋歴史に詳しいと自称する中年男性に会った。 色々話すもんだから大学一般教養で読まされた下記の論文リストの中でどれが好きかと聞いたらどれも読んだ事がないという。 これ読まずに戦争云々、文化云々 成長云々とか万死に値する。基礎的な教養を身につけないで社会に出た大人が多すぎないか

中央公論』64年10月号

戦後日本を創った代表論文特集より

1. 堕落論 坂口安吾

2. 超国家主義論理心理 丸山眞男

3. 日本社会家族構成 川島武宜

4. 第二芸術 桑原武夫

5. 原子宣言 渡辺慧

6. 中国近代日本近代 竹内好

7. 近代日本人の発想の諸形式 伊藤整

8. 真実は訴へる 広津和郎

9. 平和論の進め方についての疑問 福田恒存

10. 前世代の詩人たち 吉本隆明

11. 文明の生態史観序説 梅棹忠夫

12. 自由主義者試金石 鶴見俊輔

13. 資本主義は変わったか 都留重人

14. 共産主義のすすめ 大宅壮一

15. 革新勢力の構想力 佐藤

16. 「独占資本」と所得再分配政策 小宮隆太郎

17. 現実主義者平和論 高坂正堯

18. 核時代日中関係 坂本義和

2018-03-04

anond:20180304035345

アメリカ人ですら救われてない現状でそれは希望持ちすぎだろ

貧富の差の加速はむしろアメリカが本場だぞ

戦後日本復興できたのは前線基地にするためのGHQによるブーストであって第三次世界大戦後に統一政府が置かれたら前線基地としての意味はなくなる

2017-12-21

もしもウーマンラッシュアワー反日じゃなかったら

沖縄の方ですよね?」

沖縄だ!」

沖縄に住ませてください」

「そんな簡単沖縄には住ませない」

「お願いします」

ダメだ」

「お願いします」

ダメダメ

「お願いします」

「じゃあ沖縄がいま抱えている問題は?」

中国による領海侵犯

「そんな沖縄をいざというときに守ってくれるのは?」

在日米軍自衛隊

「それなのに邪魔者扱いしているのは?」

偏向した左翼メディア

沖縄経済は?」

米軍基地がないと成立しない」

「じゃあ基地移設反対運動をやってるのは誰?」

「日当をもらって本土からきたプロ市民

「その背後で笑いが止まらないのは?」

中国共産党

「ようこそ沖縄へ!」

 

  

「次!韓国

韓国の方ですよね?」

「そうニダ!」

韓国に住ませてください」

「そんな簡単韓国には住ませない」

「お願いします」

ダメだ」

「お願いします」

ダメダメ

「お願いします」

「じゃあ戦後日本韓国に支払った賠償金は?」

「8億ドル!」

「その金で韓国経済はどうなった?」

朝鮮戦争から復興奇跡的な経済成長を遂げた!」

「そんな韓国最近のおもな活動は?」

世界中慰安婦像を立てて日本を貶めること」

「なんでそんなことをするかっていうと結局は日本が」

「うらやましいから!」

「ようこそ韓国へ!ようこそ」

  

  

「じゃあ最後日本!」

日本の方ですよね?」

「そうだ!」

日本に住ませてください」

「そんな簡単日本には住ませない」

「お願いします」

ダメだ」

「お願いします」

ダメダメ

「お願いします」

「じゃあ現在日本が抱えている問題は?」

憲法改正普通の国の仲間入りをすること」

「あとは?」

日教組に毒された教育現場再生

「あとは?」

北朝鮮から武装難民への対処

「でも結局ニュースになってるのは?」

「モリカ問題

「あとは?」

ハニートラップでさわぐ女」

「あとは?」

政治家発言の一部を切り取って失言扱い」

「それらは本当に大事ニュースか?」

「いや表面的な問題

「ではなせそれがニュースになる?」

数字が取れるから

「なぜ数字が取れる?」

「それを見たい人がたくさんいるから」

「だから本当に危機を感じないといけないのは?」

国民意識の低さ!!」

「ようこそ日本!!!

「どうもありがとうございましたー」

  

「お前らのことだ!」
















ウーマンラッシュアワー村本が宮台真司町山智浩ではなく、百田尚樹ケント・ギルバートから学んでいたらこうなっていたかもしれないわけで。

これだってテレビを干される覚悟でぶつけた政治ネタ」って呼べてしまう。

あの漫才でいい気持ちになった人は、テレビもっとこういうのが見たいって思った人は、こういうのが出てきたらどうしますか。

ちょっと迂闊で素朴な人があまりに多くて危なっかしいなと思いました。

っていうか昨今の情勢からするとこっちの路線明日にでも出てきそうでほんとうにこわい。

2017-12-11

熊谷千葉市長の主張する、表現規制についての正当性について

 熊谷千葉市長は千葉市が行った、コンビニにおける成人向けコーナーについて、これの表紙にカバーをかけることを要請するという行政上の行いに対し、民主主義プロセスによって決定されたものであり、この要請は正当なものであると主張している。

 また、その要請を端緒として決定されたイオングループにおける成人誌等に関する流通規制について、これは民間独自に行ったものであり、表現規制という批判は当たらないと主張している。

 以上のことについて反論すべくつらつら書いたのが、書いたら満足してしまった部分があるので、増田にて放流することとした。 

 五千文字以上の乱文を読むことは骨が折れると思うので、主たる主張を始めに書く。

 

 まず、民主的プロセスのみを根拠として表現規制を行うことは肯定することには大きな問題がある。

 表現規制を行うのであれば、表現の自由の重大さから鑑みて、単に民主的プロセス正当性のみではなくそれ相応の慎重さが求められると考えるが、千葉市が成人向けコーナーの雑誌に対しカバーをかけることについて民間要請するにあたり、慎重に取り扱ったという証拠は今のところ提示されていない。

 またイオングループ自主規制は、その前提となった千葉市要請に基づくものであり、これと一体として論じるのが適当である

 このことは、ミニストップ熊谷千葉市長が共同して記者会見たこからも明らかなように、千葉市要請イオングループ規制政治的にもセットで語るべき問題であることは明らかである

 よって、イオングループの決定についての政治的責任を、熊谷千葉市長は一定程度負わなければならない。

---------

・表紙の隠ぺいにしろ流通経路からの締め出しにしろ、それは表現規制である

 ある表現物に対し、役所などの行政規制を設けることは、これはすべて表現規制である。これは表現規制という単語を見れば明らかである

 よって、千葉市によって行われたコンビニに対する表紙の隠ぺいなどの要請表現規制要請である

 また、イオングループによる撤去について、これの端緒となったのは千葉市要請であり、その因果関係があることは熊谷千葉市長も認めるところであり、また共同記者会見を行いイオンの発表として千葉市要請を端緒としていることを明記しているのだから千葉市要請した表現規制の延長として捉えることは自然なことである

 このようなイオンの動きは「自主規制」と呼ぶべきものでもあるが、日本表現規制歴史においては行政による規制自主規制は両輪の関係で不可分であり、特に本件はイオングループによる自主規制行政による規制要請とそれを受けての自主規制であることから、これを一体として論じることが適当である

 一度ここで確認したいことは、あらゆる表現が許容されるわけではないということだ。これは、一部の表現が法などによって規制されていることからも明らかであろう。例えば他者人権侵害するようなもの名誉棄損の罪などによって規制されているし、性器露骨描写についてはわいせつ物として規制が行われている。

 すなわち、あらゆる表現のなかから他者人権などと比較し、規制されなければならないものについてこれを行っているのである

 したがって、今回の千葉市についてもその表現規制妥当であるかどうかが検討されたかどうか、またそれが客観的に見て妥当であるのかどうかを見なければならない。

 しかし、熊谷千葉市長のツイートを読む限り、民主的手続き正当性を主張するのみであり、そのような妥当性の検討を行った形跡は確認できない。

 また、表紙の隠ぺいについては自由競争市場に対する規制であることもここで指摘しておきたい。

熊谷千葉市長の主張の危うさ

 熊谷千葉市長の本件に関わるツイッター上での主張は

民意があり、議会承認しそれを行政が実行したものであるから、この表現規制は正当なものだ」

とまとめることができるだろう。

 しかし、これを以ってして表現規制を行うことの危うさについてここで指摘しなければならない。

 なぜならば、民主主義は必ずしも正しさを担保するわけではないかである

 例えば、以下に例示したもの民意に基づき、民主的手続きに基づき行われたものだが、果たして正当化しうる政策だろうか。

ナチスドイツによるユダヤ人政策

 ヒトラー率いる国家社会主義ドイツ労働党NSDAP)は一応は民主的選挙によって議席を獲得し、一応の手続きを経てユダヤ人に対する迫害を行った。

アメリカにおける日系アメリカ人強制収容

 日本アメリカとの戦争状態に入ったときアメリカ世論の後押しを受けて日系人強制的収容した。またこときその財産事実上簒奪された。これらの名誉回復1980年以降にようやく行われた。

アメリカ特に南部において行われていた人種隔離政策

 「黒人専用」「白人専用」といった人種差別政策が行われていた。これらは民意によって支持されていた。

オーストラリアにおける白豪主義

 オーストラリア政府によって行われていた一連の非白人への差別政策

 また、熊谷千葉市長の主張を言い換え、このようなものも導くことができるだろう。

外国人性的少数者への排斥などは

民意代表たる議員議会質問をもって提案し、関連予算議会承認され、並行して市民意見聴取して改善を求める意見が多数と確認

されたならば外国人性的少数者に対する排斥などを行うことは正当である」と。

 これらは不当に差別的ものであり、人権侵害であることは論を待たないと思うが、熊谷千葉市長はこの理屈表現規制は行えるものとしているとしているのだから、これについても是であるとこれまでのツイートからでは判断せざるを得ない。

 そうではないのであれば、熊谷千葉市長はある特定物事については単に民意議会における手続きだけではなく、より広範な正義に基づいて判断するべきだと考えているのであり、そしてその特定物事には、表現に対する規制は入っていない、ということになるだろう。

 だが、表現の自由とはそういうものであろうか。

 表現の自由も、単に手続き上満たしているからといって、これに制限を加えることを正当化することができるのだろうか。

 私はそうは思わない。表現の自由は大切なものであり、表現規制はこれを慎重にしなければならないと考える。

 そしてそうであるならば、それは単に手続きを満たしているからと言ってそれを実行することを正当化することはできない。

表現の自由とはなにか

 表現の自由基本的人権の一つであり、すべての見解検閲されたり規制されることもなく表明する権利をいう。

 また、ここには報道出版の自由なども含まれる。民主主義において自由な討論は欠くべからものである政府などによって恣意的表現規制することは原則としてあってはならない。

 よって、行政による表現規制は慎重でなければならない。

・これまで日本で行われた表現規制

 戦後日本における表現規制の概略をここに示す。

わいせつ表現規制

 日本における性的表現物に対して規制している法律刑法175条で定義しているわいせつ頒布等の罪である

 サンデー娯楽事件により、わいせつ物を構成する三要件定義された。

 すなわち、

.通常人羞恥心を害すること

.性欲の興奮、刺激を来すこと

.善良な性的道義観念に反すること

わいせつ物の構成要件となる。

 その後チャタレー事件悪徳の栄え事件などで判例を積み重ねている。

 刑法175条の運用として、警察局部が映っているかどうかで取り締まりを行った。このとき陰毛性器の一部として取り締まり対象としていたが、1980年から徐々に変化し始め、陰毛が映っていても直ちにそれをわいせつ物とされなくなっていき、1990年に入ると事実上陰毛については刑法175条の規制対象ではなくなった。「ヘアヌード解禁」とも呼ばれる。

 このように、判例に拠らず行政側の恣意性によってわいせつ物の判断が変動していくのが我が国におけるわいせつ規制の特徴の一つである

悪書追放運動

 1950年チャタレー事件きっかけとして各地の地方自治体青少年健全育成条例が制定されていき、それと同時に民間PTAなどで悪書追放運動が起きる。特にマンガが標的とされ、各地で燃やされるなど過激化した。

 1989年東京埼玉連続幼女誘拐殺人事件が発生、宮崎勤逮捕され、大量のアダルトビデオを所持していたと報道されたことで、これらのメディア人間に悪影響を及ぼすとしてメディア効果論が起こた。また、それに関連して朝日新聞漫画本が子供に悪影響を与えると社説で論じたことをきっかけとして再びコミック追放運動が起きた。これらを受け、成年向けコミックでも激しい自主規制が行われた。

有害図書指定

 各地で制定されている青少年健全育成条例で定められており、過激暴力や性表現のもの包括的、あるいは個別的指定する。指定された書籍は18歳未満への販売禁止され、区分陳列をしなければならないほか、業界団体自主規制として指定を受けた図書流通制限している。

-成人コミックマーク

 業界団体出版倫理協議会が制定した、性描写過激な成人向けコミックにつけられるマーク

 コンビニで定めている成人誌とは区分が異なる。これらはコンビニには原則として流通しない

コンビニ向け成人誌

 コンビニエンスストア側が成人向けとして区分し、成人向けコーナーなどに陳列する雑誌

春画の展示

 春画江戸時代に版画で刷られた性的表現物で、今日ではその美術性が評価されている。

 しかし、日本国内でこれを自由に展示することはできない。なぜならば、性器修正が施されておらず、わいせつ図画にあたるからである。数年前に実現した春画展も、主催者警察など関係先がなんども折衝を重ねて半ば例外的に開催にこぎつけたと理解している。

 その春画展に合わせて春画掲載した週刊誌のいくつかがわいせつ図画を掲載したとして警察から指導を受けている。

 このように、日本性的表現物については行政側の規制要請民間団体自主規制とが複雑に折り重なっており、民間側の自主規制についても含めて表現規制として論じられる。特に今回は熊谷千葉市長並びにイオングループ千葉市要請きっかけとしていることを認めており、千葉市要請イオングループ自主規制については一体として論じるのが適当である

 政治的にも、ミニストップ熊谷千葉市長が共同して記者会見たことなどから、この自主規制とそれによってもたらされる表現規制に対し、一定政治上責任を負っている判断される。

コンビニに置かれている成人誌の表紙は隠されなければならないほど卑猥なのか

 熊谷千葉市長はコンビニ成人誌に対して自主規制を行っていないかのように批判したが、コンビニ向け成人誌はコンビニ流通できるよう自主規制がすでに行われているし、その内容は青少年健全育成条例などによって規制を受けている。

 表紙についても水着を着用するなどわいせつ性を抑えており、青年誌などと比較して規制しなければならないほど突出して過激であるとは言えない。言えるのであればその根拠規制する側である行政提示しなければならない。

 また、表紙の卑猥さについて基準を設けての規制ではなく、区分陳列されていることによって一律で規制しようとしたことは、表紙の卑猥さとは無関係規制である。これは当初の規制目的ひとつである、成人向けコーナーの雑誌過激さによってもたらされる不快さを低減するための措置としては不適当である

 以上より、私はコンビニにおいて成人誌と区分される雑誌に対して表紙をカバーするなど表現規制を行うことについては正当性を見出すことはできない。

 また熊谷千葉市長のツイートを読む限り、これら比較検討を行い、それでもなお成人向けと区分される雑誌の表紙を隠さなければならないことの正当性検討した過程が見えず、よって表現規制に対する慎重さを読み取ることはできない。

不快理由排除は正当なのか

 本件は成人誌に対する不快感を一部根拠としている。

 しかし、これを根拠とすることは危険である

 不快に思わされないことは人権の一部と言えるが、その人権擁護するために他者権利侵害する場合、これを比較検討して結論を出さなければ公平ではない。

 例えば、性的少数者に対する不快感はどうであろうか。近年、性的少数者についての認識が変化し、これを受容する方向に世論形成されているが、これまでの歴史において性的少数者迫害されてきた。性的少数者迫害された理由はいろいろ考えられるが、そのうちのひとつは個々人が思う同性愛者に対する不快感によって、同性愛者を迫害することへの肯定的世論構成されていたからだろう。

 多数が不快に思っているのだから性的少数者迫害してもいいのだろうか。

 もちろん、これは否である性的少数者不快に思う気持ち内心の自由ではあるが、内心の不快によって性的少数者人権侵害していいわけではない。

 表現の自由も同様である。単に不快であるというだけではそれを規制することは他者表現の自由に対する侵害である

 また、個々人の趣味嗜好は多様であることから、単に不快さを理由としたとき、その範囲は無制限に拡大していき、実質的にすべてが不快であるから規制する、ということにもなりかねない。

 よって、不快さを根拠として表現規制することは適当ではない。

結論

 以上すべてより、千葉市が当初求めた成人向け雑誌カバーをかける要請について、これ表現規制であり、またこ規制適当ではない。

 イオングループが発表した流通規制千葉市要請した表現規制と一体として論じられるべきものである。また、イオングループが実行した自主規制に対し、熊谷千葉市長は一定政治的責任を負う。

 また、イオングループ千葉市<

2017-11-17

子無しでいくつもりの人は出産育児補助の増額には反対なのだろうか

タイトルどおりの話。

不倒城

赤ちゃんだけじゃなくて子どもは正直いってめちゃくちゃ可愛い

http://mubou.seesaa.net/article/454914968.html

シロクマの屑籠

子ども権利を守りながら出生率を増やすなら、核家族的な子育てをやめるしかないのでは

http://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20171116/1510812000

このへん ↑ の子作り・子育ての話が盛り上がるたびに思うんだけど。

子供を持つ気が無い人の気持ちの話。

 自分子供を育てる気がない人たちはどの程度なら他家の子供の養育費負担する気があるのかな。税金を含めて。戦後日本人口統計を見ると(*1)、社会育児リソース(要は税金)は配分ではなく量そのものが足りないと思っている(*2)。

 で、子育て世帯やこれから子供作るor作りたい世帯育児補助なり出産補助なりの増加に賛成だと思うんですけど、本人の嗜好なり思想なりで子供を持つ気が無い人たちや、子育てたかったけど諦めた人たちはこれ以上の負担をするくらいなら出生率が減り続けてもかまわない(=人口自体は減少速度を増しながら減り続ける)と思ってるのかな。

 じっさい「自分子供を作らないから知ったことではない」と言い切る人はそんなに多数ではないと思うんだよね。長い老後が予想されるのに、ほとんど若者子供がいない社会なんて暮らしにくいでしょ。

 このくらいの負担で、このくらいの次世代人口生産されるのが望ましい、という社会的合意があれば政治行政も動きやすいと思うんだけども。

 子供を持たない・子供を持つのを諦めた皆さんは、子供が今いる、あるいは子供をこれから持ちたいと思ってる世帯に今より多くの資源(=税金)が配分されることに賛成ですか?

 そのための増税は許容できますか?

 子供を持たない・子供を持つのを諦めた皆さんにとって望ましい、あるいは許容可能日本出生率はどの程度でしょうか?(いまのままで問題ない/人口が減少してもどこかで安定するからいい/人口置換水準で安定するのが望ましい) あるいはそんなことはまったく気にならないのでしょうか?

好むと好まざるとを問わず、子無しで行くつもりの人はすでに極少数とは言いがたいのに、出産育児周りの話で部外者あつかいなのは変だなあといつも思う。その人たちがどれほどの負担をする気があり、代わりに社会は何を差し出せるのか、もっと議論されるべきだ。

 最初から子供を持たないと決めている人と、子供を持つのを諦めた人の間には大きな温度差があるはずだから(ここまで一緒にしてるみたいな書き方でごめんなさい)、どっちかわかる形で教えてもらえるとありがたいです。

 まあ上のリンクシロクマ先生が書いてるように、家族と親に集中している子育て責任を、子供に関わりたい子供のいない人も社会的に共有できればいいんだと思うんだけど、これはまた別の話(育児リソースの分配の話になるかと思う)。

 ちなみに増田は男で子供が好きで、むかしから駅で子供を見るとニコニコするほう。

 20代の頃は非正規雇用なので子供は持てないだろうけど出産育児補助の増額には賛成でした。

 30代で幸運にも転職して結婚して子供もできた。子供は思ってたより面倒だけどかわいいです。

1:いうまでもないが出生率戦後ずっと低下傾向で、1974年人口置換水準を割って、まだまだ下がり続けている。つまり5歳以下は物心ついて無かったものと考えれば、戦後を生きている現日本人ほとんど(2016年統計75歳未満は87% http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2016np/pdf/gaiyou2.pdf)は、国外生活経験者を除き、人口を維持できない国の生活しか知らない。増田なら誰も知らないだろう。実感を持って出生が多かった時代を語れる人間はもうほとんどいないはずなんだが、高齢者ふくめこれが意外と共有されてない。

2:配分に問題が無いというつもりはない

2017-11-14

anond:20171114035926

民主主義だと利権争いで改革が進まないので

改革必要局面

例えば今みたいな日本には何かを変えようとするなら独裁体制になるしかないんだよね

過去、困窮に陥って復活を遂げた歴史を持つ国って独裁ハイスピード改革を成し遂げた国以外は有り得ない

戦後日本で言えばGHQ独裁高度経済成長期に至ったわけだし

中国文化大革命からの超実力主義国家同意形成なんて無くなったおかげで文化が無くなったのに超再生した

ドイツ戦後処理からほぼ独裁再生したし

もっと過去にさかのぼればフランスナポレオン独裁で強力な国家を作ったわけだし

 

なので今日本の与党に対して独裁だなんだってのは批判にならないんだよね

この先、どうにもならない超高齢化社会に至ったら与党野党も等しく死ぬんだから

もう独裁して間に合うかどうかも分からん瀬戸際独裁だなんだとかい次元じゃない

民主主義国家にしたいなら改革が終わってからやるしかない

もちろん独裁で良い結果が得られるかは不明だけど

このまま低速だと100%死ぬから賭けてみるしかない段階

国民は薄々理解してるから独裁を当分許すし

現状その選択しかないし、ここまで放置したのは政治家全員の責任

2017-10-20

anond:20171020204126

政策とかを話しながら選挙カーを走らせたらだめなんだって池上彰さんが話していたよ。

くだらない法律だよね、戦後日本人を政治に無関心にさせるためのGHQ差し金なのかもね。

2017-10-18

anond:20171018122218

林景一


最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。

重大な責任を心に留め、公平・公正な審理を尽くしていきたいです。職務上の文書の量が膨大で、あらゆる分野にわたることに強い印象を受け、難しさを日々感じています

国民裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。

最終審として、公平・公正な裁判を通じて納得のいく判断を下すことが期待されており、そのことが身近な司法ということにつながると思います

これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。

まだ、関与してから日が浅いので、件数は限られていますが、どの案件関係者にとって重大な結論を出しているのだという意味で重みがあり、心に残ります

最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体出身別の割合妥当だと思うか。

任命された側ですので、個人的な考えを申し述べるべきではないと思います

憲法改正をどう考えるか。

国会が発議し、国民投票で決まる話ですので、最高裁の一員として考えを申し上げることは差し控えます

憲法9条戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。

憲法9条を巡る議論が活発化していることは承知しています最高裁の一員としてこの議論に加わるのは適当でないと思います

国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。

9月27日に参院選に関する大法廷判決に際して個別意見を申し述べました。私の基本的な考え方は、そこにあるとおりです。

注:16年参院選の「1票の格差」訴訟違憲状態個別意見179月

東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法責任原発関連訴訟への司法姿勢をどう考えるか。

原発訴訟についても、個別事例に即して判断していくべきものと考えます

裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度課題や見直すべき点は。

裁判員の方々は、真摯(しんし)に役割果たしておられると承知しています。分かりやすく公正・迅速な刑事裁判国民司法参加という意味で良い制度だということの理解を更に広げていくことが必要かと思います

静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。

冤罪(えんざい)はあってはならないことであり、裁判の段階においては先入観にとらわれず、証拠に基づいた裁判をしていくということだと思います

日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求死刑執行との関係をどう考えるか。

死刑は、刑罰として究極の選択であり、そのあり方については国際的な潮流も踏まえながら、国民の皆様、その代表である国会において議論が深められるべきものだと考えます

取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。

今の段階では、具体的な話を述べるのは尚早ですが、所期の目的に沿って刑事司法プロセスへ信頼が高まる一助となることを期待しています

法科大学院募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。

意見差し控えます

経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本裁判所に求められることは何だと考えるか。

グローバル化につれて国際ルールも変化していきます。そうした国際潮流の展開を的確につかむだけでなく、自ら潮流を作っていくとの気構えが必要だろうと思います

外国裁判手続き電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否アイデアはあるか。

裁判に限らず、電子化賛否問題ではなく必然です。世代ギャップへの配慮必要ですが、日本標準世界標準に乗り遅れないようにすることが必要でしょう。

最近出来事で、最もうれしかたこと、腹立たしく感じたことは何か。

うれしかったのは、サッカー日本代表ワールドカップW杯)本大会出場決定です。腹立たしいというか心配なのは北朝鮮をめぐる情勢です。

趣味尊敬する人物、好きな言葉座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。

娯楽としてはサッカー観戦と音楽が好きです。尊敬に値する先達ばかりで、特に一人挙げることは難しいです。日頃の心構えとしているのは「一期一会」という言葉です。

最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。

外交官の一生」(石射猪太郎)。先輩から勧められた戦前の知中派外交官回想録で、内政・軍事外交の交わる難局における身の処し方につき考えさせられました

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん