はてなキーワード: デザイナーとは
何かというと、富裕層が叩かれる。
とりあえず叩いとけ、って感じだ。
富裕層にもピンキリで、年収1000万〜3000万もいれば、億を稼いでる人たちもいる。
自分は前者だ。
自分は今はフリーランスだ。組織には属していない。いわゆる専門職で、一人で売り込みから何から全部やっている。
もともとはサラリーマンだった。
サラリーマンしていた頃は税金について、そんなに深く考えたことはなかった。
こんなに引かれるのか…とたまに思うことはあっても、年末調整で少しは返ってくるし、納税は国民の義務だし、そんなに無茶苦茶な金額を取られているわけでもない。
何より自分で何もしなくても全て会社がやってくれるので、どうしても税金を払っているという意識は薄くなってしまう。
最初のうちは本当に食っていけなかった。
退職金を食いつぶし、ギリギリの生活。苦しいときは、単発でバイトもした。
フリーランスということは、つまり、収入がなければただの無職ということだ。
フリーのデザイナーです。フリーのライターです。フリーのフォトグラファーです。
名刺に書けばなんにだってなれるけど、収入なけりゃ、ただの無職と同じだ。
そんな生活が何年か続いた。収入は少しずつ上がってはいったけど、サラリーマンをしていた頃の給料には満たない。
会社という後ろ盾がないので、部屋を借りるのも大変だし、カードなんてもちろん審査が通らず作れない。
社会的信用はゼロだ。それでも諦めずコツコツ頑張って、なんとか食えるようになった。
振り込まれる仕事のギャランティーは源泉を引かれた額なので、経費等を計上して申告すれば、いくらか還付金はある。
そして、それからさらに頑張って、今はなんとか数千万稼げるまでになった。
が、あくまでただのフリーランスだ。会社組織ではなく、一人でやってるかぎり身体はひとつなので、受ける仕事にも限度がある。
どんなに働いても億は稼げない。そういう職種だ。しかも今の稼ぎがいつまで続くかはわらない。
完全に失職することはないかもしれないけど、いつまたサラリーマン時代の給料以下の収入に戻ってしまうかもしれない。
稼いだ金の中から今度は税金をはらわねばならない。還付金はもうない。
自分で申告して、自分で払う。還付のための申告ではなく、払うために申告する。
その税金の合計額は、サラリーマン時代の年収を超えるようになってくる。
税の公平というけれど、公平という意味では、税率が収入によって変化せず一律ならば、たしかに公平かもしれないが、稼げば稼ぐほど最高税率は上がる。
食えなかった時代、この今払ってる税金で2年は生活できたのに…。そういう金額の税金を払う。
でも稼いでるんならいいじゃないかといわれるかもしれない。
でも、フリーランスなんだ。いつ仕事がなくなるともしれない不安定な職業なんだ。
それはサラリーマンだって昨今は同じかもしれない。いつ首を斬られるかもしれない。
でも、フリーランスには退職金もない。年金だって、国民年金だけ。厚生年金はないので、老後に貰えるお金なんて微々たるものだ。
なんの補償もない。
たぶん、この数千万という収入における税額が一番理不尽に思える。
もっと稼いでる人にはもっと稼いでる人なりの理屈はあるかもしれない。
でも、数億稼いでいて、たとえその半分を税金でとられたとしても、手元にはまだ億の金額が残る。
無茶な使い方しなければ、とりあえず失職したとしても、路頭に迷うことはないだろう。
が、数千万という収入だとものすごく痛い金額を取られてしまうのだ。
別に楽して稼いだ金じゃない。
同じ苦労をして稼いだお金なのに、何故税率が違うのか。どこが公平なのか。
収入の多い人も少ない人も、真摯に真当に額に汗してしんどい思いして稼いだ金だ。
金持ちひとくくり、とれるところからとれという叩きかたは本当に悲しくなる。
数億稼いでるやつ、株とか額に汗せず儲けてる奴、搾取してやつについては知らん。
技術の進歩が早いように見えるけれど、実はそうでもない。次々と新しい技術が生まれているが、その多くは死ぬか、当初言われたほど世の中を変えずに細々と残っている。勝ち残った技術だけ見てるから進歩が早いように見えるだけ。
そして、生き残った技術は学ぶための高速道路が整備されている。PhotoshopやIllustratorの使えないデザイナーは使い物にならないが、手書きで絵を描いてた人がこれらを学んで使いこなせるようになるのは難しくない。
あと、根本的な陳腐化もほとんど起きていない。インターネットによってマスコミは消滅するという主張もあったが、全くそうなってない。
感情論でなく反論できる人、いるのかな。
<組織論>
1)大型組織の人材
看板は残る。三菱東京UFJ、みたいに。でも必要となる社員のスキルって30年後代わってるよね。99%ぐらいは。だから定期的に入れ替えた方が良い。つまり、40歳定年制がベースで、1%の幹部以外は
いらなくなるよね。
2)中型組織の人材
中型組織って99%はパーツ型組織だよね。つまり、販売/生産/企画開発の中の、どれかでしかないよね。使われる立場だよね。使われる立場の企業の人間って世の中がどんどんオープンにネットワークしてる以上、世界的な競争とスキルの陳腐化が激しい中で「安い」「頑張れる」ところ以外消えていくよね。というか、ブラック度を極限まで上げた企業がかつよね。
<営業orクリエイティブ論>
1)
営業ってさ、基本的に表現、伝達する事が仕事じゃん。ついでにいえば、伝達、整理、じゃん。
これってさ、インターネットとかネット広告とかメールやウェブ動画のプレゼンとかで、圧倒的に効率化かつ地域性を失ってきてるじゃん。
つまりさ、すごい経営者側がどこの人間採用しても同じようになったわけ。
イコールさ、1人1人の労働のバリューが下がってるわけでさ、中国人の日本語しゃべれるヤツとかスッゲー増えてる訳じゃん。
あるいはさ、すっごい営業職が1人いればさ、そいつに1000人分の仕事をさせやすくなったわけでさ(つまりウェブ動画とかさ)
そうすると、一般営業職というかそいつらってさ、価値がなくなってない?
2)
クリエイティブってさ、基本的にクライアントありきだとおもうんだ。
使ってもらってナンボというかさ。
プロブロガーみたいなのは置いといて(彼らは増えないとおもう。視聴する側の数は代わらないくて参入者は無数に増えるから、今後半端ないレッドオーシャンだよ、ブロガーでくってくの)
バリューってどうなのって話でさ。
エンジニア、デザイナー、あるいはなんかクリエイティブだとか言われてることで、仕事したことある人はわかるだろうけどさ、
「すっごく」代替可能じゃない?実は全然個性とか必要とされなくない?
クライアントの求めるアウトプットを専門性を活かして一つの正解を出す事が仕事だと思うのね。
それでいうとさ、クライアントに可愛がられるスキル命になってしまうわけでさ。
それってつまり、クリエイティブに限らずコンサルもそうなのかもしれないけどさ、
ハンパなく1人1人の意味を求められててさ、結局時間当たり生産性が他の専門職の何倍か?ってことしかパフォーマンス差でないとおもうんだよ。
特殊な価値が出せるっていうよりも、時間当たり生産性が、ってことね。
生産性が今10倍だとするよ、5年後は多分その生産性を素人でも出せるような技術がととのってると思うんだよ。つまりさ、その人の仕事の価値は自然に10分の1になるよ。
それでさ、どうせオマエらは今10倍だったら、その後も磨き続けて10倍以上を維持すんだよ、っていうだろ。
バカかってことでさ。茹でガエルか。
わかるだろ、技術の大幅な変化。技術の変化に伴う開発スタイルの変化。根本的な陳腐化してくんだよ。
デザイナーでも手書きで何度も先輩の絵を真似して書いてたヤツなんか、オナニーだってわかるだろ?
いまフォトショやイラレ使えねーと新人よりも仕事の戦力にならない。
そんな現象が今後も繰り返すんだよ。
「人類の進化!」として。
3)
じゃあ調整力が高くて人を巻き込んで使うような人材が残るのかって?
バカじゃないの?自己啓発セミナーでも行き過ぎて脳味噌とけてんじゃねえの?
アホか。
マネジメントっていうか、ミドルが圧倒的に”いらねー”世の中になってんだよ。
ミドルがなんでいらねーのかって?
「ウェブ会議」「スカイプ」「チャットワーク」「社内用の各種調整ツール」
ミドルなんかいらねーんだよ。
意思決定の擦り合わせ??
4)
金銭的にいったらそうだろね。年収1500万円以上のプレイヤーは増えるよ。
世の中のね。
トップエリート=「かえの効かない人材」になるしかないんだよ。
でもそんなもん、おるか?
いねーだろ?
「中国語と英語と日本語がネイティブ並に話せます。もちろん大卒で経済学とかバッチリです」っていうだろ?
いや、そんな人、台湾で300万円で一生懸命働く人で10万人以上いるけど大丈夫?ってはなしよ。
そいつらより、国際人を売りにしてるオマエら仕事できる?
ちなみに、経済学部って日本で一番たくさんある学部の人間だよ?
でさ、公認会計士になるじゃん。
いま、資格取得のために学習したことが活きる仕事についてるヤツって何割いるんだよ?
3割?
弁護士なんか大量に新人増加させただろ?
新人が仕事できるようになったら大丈夫みんな稼げるって、予備校講師に騙されてるんじゃないの大丈夫?
上の奴らは今の既得権益を死守。そして安い弁護士を雇って拡大を狙う。
つまり、今嬉しいのは事務所の社長だけだね。弁護士だったら弁護士事務所の社長はいいよ。中堅の使えない高給取りをフレッシュで安い若手にチェンジ!するだけ。
そんでひたすら今までのクライアントに頭下げて、ケツの穴なめてりゃいいよ。
東大生って毎年3000人よ。一橋生はよくわからんが1500ぐらいだろ。
で、早稲田慶應でもさ正直採用する側ってどっちでもいいんだよね。東大でも早稲田でもかわんねーんだ。
でもさ、4500人分も毎年新しい高度な仕事が生まれてるなんてだれも思ってねーだろ???
つまりよ、30年かけてそれなりの給与貰ってた一流人材もその辺の一流学生をちゃっちゃと教育したら、3年で使えるようになるからさ、
それで安くて元気な若手をかいこんでんだよ。
いや、ぶっちゃけさ、3年がんばって貰えばさ、30年プレイヤーより下手したらパフォーマンス上だぜ?
で、1%の層はさ、下のこいつらと壮絶に競争し続けんの。
じゃどうなるとおもうってさ、
下を徹底的に潰すだけなんだよ。
あほらしいけどさ。潰すのが正解になっちゃう。
ま、ともかくさ、ほとんどの仕事って、
5)
どうしたらいいのー? by 中川パラダイス of ウーマンラッシュアワー
ってことでさ。
鬱にナンだよ。
「結論、お前は何もんだ??」ってことだよ。
どうキャリア開発していくべきなん?ってことだよ。
いやお前がさ、すでに1500万円を安定的に年収で確保できてて、急に400万以下に転落する怖れがないならさ、しらねーよ。
でも俺は違うからさ。
まだ、この分野の◯◯ですっていっても世間的に認知されてない(狭い業界内評価なんか業界ごと浮き沈みしたら意味ネーンだよ)
で、営業職としてもさ、人脈ってどうってわけ。
いや確かに他社の一部上場企業の役員とも仕事してるし名刺は綺麗だよ。
でもさ、ビジネス上のネットワークってほとんど瞬発的なものじゃない?ちがうっけ?
ばっかじゃない?っていうのが実際なわけ。
俺さ、せっせと仕事してるし、そこそこな評価ではあるよ。
でもさ多分これ以上あがんねーんだろなっておもうんだよ。
仕事以外で何か見出せ?あーそうですかって感じ。
転職?転職したら0からやり直しだよ。ファックユー。ほとんどの転職は年収下がるんだよ。転職エージェントに騙され過ぎだろバカ。
あーくだらね。
あー、死にてー。
独立?バカじゃねーの?起業したら1年毎に30%OFFだよ、つまり10社あったら1年後には7社しか残ってない。2年後は5社。3年後は3~4社。4年後は2~3社。5年後は1~2社。ってことよ。
独立してほとんどの人間は年収が「大幅に」さがるってデータ知らねーのか?
独立して給与あがるのは、400万円以下でこき使われてた人間だが、実際1000万円以上もらう価値のある人間だったって時だけだよ。
実際な、年収高いヤツには高度な仕事させてくれやすいんだよ。年収低いヤツは低レベルな仕事につきやすいんだよ。
仕事の質がほしいんだよ。
ああ。
独立したらいいよってそれでも言うヤツは、
◯◯って欲に満ちたブログ読むといいよ。
投資家が一生懸命若いヤツを焚き付けて、カネにしようと必死だから。
投資家のおもちゃになって起業したみなさん、おつかれさまでした。
そして
投資家のおもちゃにならずに起業したみなさん、5年以内に90%が社会的に死ぬと思いますががんばってください。
そして
おれはエンジニアだ未来が綺麗とかおもってるという方は、中国やバリのエンジニア養成学校の方々と綺麗にバトルしてください。
とくにグローバルっていって社内での英語コミュニケーションが加速してる会社は楽しんでください。
そして
おれは営業だ、永遠のテーマだとか思ってる方は、営業職の役割が今後爽やかに代わっていくことを楽しんでください。
そして
おれは人材業者だ、人をまっちんぐする神の手、あるいは人事さ、と思ってる方。
マッチング業はどんどん安価になりますよ。究極的にはZEROまで収束します。Wantedlyとか、Jobshareみたいにね。
価格破壊は止まらないよ。実態の大した事ない仕事してるわけだから、君らはそのうち消える訳さ。
そして
ここを否定したくて仕方ない。
でもここは最後まで消えない気がするんだ。
でも最低10億円規模以上のファンド持ってたり、機関投資家だって人だけの話だよ?
証券アナリスト持ってますテキな人はさっきのエンジニアとかの専門職と同じ人生だからよろしくね。
そして
うん。◯◯みたいな会社もそうだね。
でも幸せなのかもなっておもうよ。
さて、
どうやれば救われる?
オマエらはほとんどそうだろうが、どうやれば救われる?
ぶっちゃけぬるま湯のカエルは、ぬるま湯に使ってた方が幸せなのか?
思考を止めた方がいいのか?
考え過ぎだというのか?
一定の解を知りたい。
思考停止するのが怖い。
諦めると自分が廃人になりそうだ。
アル中になって
あと30年やそこらの仕事ざかりを過ごして
ああ俺は特に何もなせなかったな、っていって死ぬのは嫌だよ。
ああ、こええんだよ。
ごめん。
一緒に腐っていくのかな、お前らと一緒に。
早いか遅いかだけなのかな。
あとさ、こういう不安を煽ったり一言いったりして稼いでる
から大っ嫌いだよ
あいつらは煽り過ぎでマジな情報を脚色しすぎて本質がズレてる。
こういうのじゃなくてさ、
リアルな匿名の場でさ、リアルな事情含めてさ、今後について語りたいんだよ。
コメントとかつけてくれよ。
それでさ、
一人でも多くさ、
「仕事を諦める」って以外の選択肢をさ、
導ければなって思うんだよ。
うそうそ。
楽観的に生きていけばいいんだよ。
考えたら負け。
どうせ無理なら現状を無駄に肯定して、
おれ幸せ!って毎日100回唱えろ。自己洗脳に掛かって幸せになれるよ。
ソンジャーネ
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25時12時に追記
都合により一部削除しました。
涙目です。
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25日18時に追記
意外とはてぶ付いててビックリ。
ほんの15年前、1999年を考えてみてよ。
Word/Excel/Powerpointほとんどなくてさ?
「コンサルティング」業務やサポートの必要が急速になくなったよね。ググれカスに代わった。
ほんとうの変化が起こるのこれからだよ。
15年後、今の35歳が50歳になんの。
ほぼ全員ネットで「ちゃんとぐぐれる」でしょ?
インターネッツじゃないひといなくなるでしょ。
購買行動かわるよ。
人と人のコラボレーションかわるよ。
当然、営業スタイルかわるよ。
当然、調整業務のスタイルかわるよ。
生き残るのは接客業の方々だね。
ってな。そういう仕事はなくならねえよ。
社長、今日もネクタイいいですね。ってなそういう仕事はなくならねえよ。
電話受付は今もなってるけど、メールフォームとか、チャットとかになって簡素化。
ああ、面白い。
今まで200人は最低必要だったビジネスが、10人で楽に回せるよ!
さしずめ、スーパーエンジニア3人、スーパー営業職3人、激ブラックな雑用3人、ファイナンス担当1人って感じかね。
.........さて、メシ食うわ。
25日21時50分追記---
結論いうとさ、実はハラを決めて、待つしかなくて、良い意味で諦めたほうが安全だぞってことだ。
▼下のような動画に動揺したら生き残れない。リクルートにカモにされるよ!これらをポジティブに受けいれよう!▼
例1:子どもに夢を託すな。
http://www.youtube.com/watch?v=yJhQx1oaAx0
http://www.youtube.com/watch?v=jpC_kJbS3RQ
例3:社内失業、2万人以上の余剰人員。
http://www.youtube.com/watch?v=tdnWgXdILG8
例4:さわやかな上司と部下の意思疎通。
議論元エントリーはこちら。
毎度のことながら、MacとWindowsの論争を見るともんにょりしますね。人類から戦争が途絶えぬ縮図が、ここに。(´ω`)
しかし、最近パソコンをはじめたユーザや、元エントリの増田のような人にとっては、信者の言葉ってワケわかめだと思うんですよ。
そんなわけでMacとWindowsの歴史を、なるべく平易に書いてみました。(´∀`)
歴史を見返して、WindowsとMacの強み弱みを把握すれば、宗教戦争の理解が深まり、自分にピッタリのパソコンが分かるかもしれません。
たぶん。
元増田のエントリーがWindows寄りの結論になっているので、
だれかWindows寄りや、Linux寄りの視点を加筆して下さいな。当エントリの補足・指摘も歓迎します。
既存のUNIX環境向けに制作された、膨大な数のソフトウェアを扱えるのはプログラマにとっては大きな恩恵です。
たとえばWindowsではCygwinを導入する事でC言語開発環境を手に入れる事ができます。ただし、インストールは非常に煩雑で、動作速度も雲泥の差です。
MacはPOSIX互換であり、プログラミング環境のインストール等が簡単です。
FreeBSDやUNIXを過去に使用していた熟練プログラマは、Macに乗り換える事で、過去の資産を有効活用する事ができます。
シェル環境とは、よく映画で、暗い部屋の中、天才プログラマーが真っ黒な画面に流れる奇っ怪な文字列を眺めてる、アレです。
ひらたくいうと、あの文字列ひとつひとつが、コンピュータ内部で行われる処理や通信を意味しています。
LinuxやMacではターミナル、Windowsではコマンドプロンプトなどと呼ばれます。
Windowsには非搭載だが、Linux/UNIX/Macでは標準サポートされているコマンドが多数ありました。
とはいえ、これは過去の話です。現在はWindowsのシェル環境も、だいぶ充実したので、普通に使うには大きな差はありません。
が、歴史的経緯や文献量を比較すると、どうしてもWindowsのシェル環境はUNIX/Macに劣ると考えられています。
四六時中プログラマが目にするのは、文字です。ですからプログラマーは醜いフォントが許せません。
Windowsのフォントレンダリング環境は2014年3月現在も貧弱です。
WindowsVista登場時にメイリオフォントが登場し、ある程度の改善が図られましたが、Macの画面と比較すると大きな差です。
これはMacとWindowsのフォントレンダリングやアンチエイリアスの技術の違いによるものです。
WindowsでもMacTypeなどのソフトウェアを使用して、強制的にフォントのアンチエイリアスを変更する事が可能ですが、残念ながらMacに遠く及びません。
Anti-Grain Geometry - Texts Rasterization Exposures
Xcodeは、非常に優秀なIDEです。特筆すべき利点は、動作が割と軽快で、初期設定の状態でもある程度使い物になる点です。
インストールもAppStoreからワンクリックな為、簡便です。XcodeはMacのみで使用できるソフトウェアです。以前は有料のソフトウェアでしたが、ここ数年は無料で提供されています。
またiOSのソフトウェア開発では、XcodeとMacは必須です。iOSアプリの開発には、Xcodeとそれに付随するシミュレータソフト、そして開発者用アカウントが必要なのです。
Xcodeの弱点は、バージョンアップ時にインターフェースが突如として大幅変更がされる事。またここ数年は英語のみしかサポートされておらず、日本語話者にとっては使いづらいという2点です。
2014年現在は楽曲制作にMacとWindowsの差はありません。しかし、過去にはDTM=Macという暗黙の了解がありました。
特に1980年代、プロユースの音楽制作ソフトの多くがMacintosh対応でした。理由は複数ありますが、そのひとつがPCM音源の発音問題でした。
Macintosh 128K以降すべての機種でPCM音源をサポートしています。これにより同時発音数が多く、Mac向けのDTMソフトウェアが多く開発されました。
それに対してWindowsは16ビット/48KHzのPCM1チャンネルのみで、性能はCPUの能力に依存します。昔のPCはCPUの実行速度は低かった為、音声出力の機能が貧弱でした。
Mac標準搭載のGarageBandと、有料のDTMツールLogicは有名なDTMソフトウェアです。
この2つのソフトはAppStoreから購入できます。互換性もあるため、GarageBandで作曲を覚えた初心者ユーザが、Logicを購入し上級者になるという、非常にスムーズな導線が構築されています。
またLogicは数あるDTMソフトウェアの中でも安価で高機能です。iPadとの連携機能においても、他のツールより頭一つ秀でています。
MacはCoreAudioという、MIDI入出力環境を搭載しています。大変高速に動作する為、追加投資の必要がなく、DTMクリエイターに重宝されています。
Windowsの場合、オーディオドライバを別途用意する必要がある為、投資が必要です。
主に海外製のプラグインではありますが、明らかにMacよりWindowsの方が充実しています。お金をかけずにエフェクトに凝りたい人にとっては、MacよりWindowsの方が良いと言えます。
MacBookProRetinaモデルは、グラフィックデザインの仕事をする者にとっては、福音でした。
特にAdobeInDesign使用時の効果は凄まじいと感じます。紙とディスプレイの1to1の制作環境が構築可能な時代がやってきたと感じます。
さらに当時、MacはPostScriptというAdobeが開発した印刷用言語をサポートしていました。高解像度の印刷を行うには、Macしか選択肢がなかったのです。
その頃の印刷所やデザイン事務所はおのずとMacを導入しました。その歴史がある為、現在もMacの使用が続いています。
スティーブ・ジョブスが学生時代にカリグラフィーを学んだ逸話は有名です。その経験から彼はMacのフォント環境に心血を注ぎました。
現在でもAppleは高いライセンス料を支払い、各種製品にフォントを多数搭載しています。
オーソドックスで美しいセリフ体のTimes、流麗なZapfino、日本語フォントではヒラギノなど、様々な良質フォントが搭載されています。フォントを買い足さなくても、ある程度のグラフィックデザイン制作が可能です。
反面、2014年3月現在Windowsで安定して使えるフォントは、字游工房の2書体のみです。メイリオは画面表示時に使うフォントなので、DTPでは活用されにくいです。
2005年頃、出版業界はQuarkXPressからAdobeIndesignに乗り換えました。しかし、それ以前は出版用ソフトウェアはQuarkXPressが業界標準でした。
このソフトは、Macでしか対応していませんでした。QuarkXPressは、64bit対応やOSX対応が遅れため急速にシェアを落としました。
現在はAdobeIndesignが業界標準で、これはMacもWindowsも両方で使用可能です。
しかし、QuarkXPress時代から活動しているブックデザイナーやエディトリアルデザイナーにとっては、Macの方が慣れ親しんでいるでしょう。
1980年代のパソコンは、表示できる色数に制限がありました。Macintoshは安価な割に発色の性能に優れた時代がありました。
コンピュータ・グラフィックは数多のPCメーカが多額の資金を費やし研究開発した歴史があります。
一時代だけを抜き取って「Macのグラフィックが優れていた」なんて書くと、多くのツッコミが入ると思います。
とはいえ、Macは早くからキャリブレーションの機能を充実させてきた為、色管理の強さという点において、多くのデザイナーやイラストレータから支持を受けた事は、特筆に値すると思います。
問答無用で、Windows一択。PC改造を続け、最新のグラフィックを追い求めたゲームマニアは、10年前に比べると少なくなりました。
しかし、彼らのPCがMacである事など、ありえません。
最近はAdobeFlashが盛り返しを見せていますが、ブラウザゲーム市場を除けばMacを使用するメリットは薄いと考えられます。
一方、Linuxベースのメディア配信サービスSteamOSの今後の発展に期待したいところです。Steamではアマチュアからプロまで幅広いゲームクリエイターが自作のゲームを販売しています。
Windows圧勝。MicrosoftOfficeをはじめ、Windowsの方が対応ソフトが多いです。
特に会計ソフト類は、Macは壊滅的であります。また、言わずもがなですが、BtoBの業務系ソフトウェアはWindows特化のものが大半です。
とはいえ、LibreOfficeやOpenOffice.orgを使用して業務を進める団体もあります。福島県会津若松市とか、滋賀県甲賀市などがそうです。(LibreOffice採用事例)
そういえばVer4.2でCalcを大手術したLibreOffice。もうそろそろC++完全移管が完了します。
高速化が施され、今以上にチューニングされれば、Windowsの牙城に一矢報いるかもしれません。
ちなみに私は、ChromeOSとGoogleDriveが搭載されたChromeBookが、MicrosoftOffice一強状態を打ち崩すと予測しています。
あとJustSystemの一太郎も頑張ってほしい。Just do it!!
以上、チラ裏でした。
現実問題、iOSとiTunesの同期はWindowsでも可能です。しかし「持ってる携帯電話がiPhoneだから」と言う理由でMac買う人は多いです。
そりゃiTunesとiTunesStoreを使っているなら、Macに毒されてしまいますよね。
そういえばWindowsMediaPlayderが残念だった時代に、シェアを伸ばしたのがiTunesでした。音楽を愛するユーザの支持を集めた時代があった。と言っても過言ではないと思います。
使い勝手に優れます。これが理由でMacを使う人もいます。WindowsやLinux環境で、同様の使い勝手を得られるマウス・ガジェットは、2014年3月現在存在しません。
MacProではThunderboltを大量に備えています。これは今後普及する4K映像制作において活躍すると考えられます。ただ、普通に使うぶんにはThunderboltは恩恵を受けにくいと考えられますが。
これはMacに搭載された自動バックアップ機能です。Windows8にも同様の機能があるが、インターフェースの使いやすさと、設定の簡易さではMacが勝ります。
Macはクリーンインストール後に、自分のAppleIDを認証すると、最新版まで自動アップグレードを行います。
クリーンインストール後、1回の再起動で、ほぼすべてのアップデータが揃った状態になります。
WindowsUpdateの何回も繰り返さざるを得ない面倒アップデート作業に比べると、Macは楽ちんです。
ネットワークにつながった状態でリカバリを行った際、HDDが論理的に破損していても、自動で復元してくれます。というか、いつ切り替わったのか分からないレベルの自然さで勝手に復元を始めます。そう、Macならね!!
Appleの修理は迅速な印象があります。今まで5回修理に出しましたが、いつも4日程度で返送されてきます。あとまぁ、Appleサポートはごねると得をする事が多い……ような感じがします。(一個人の印象です)
Windows8タッチパネル型は画面が揺れるので、使いづらい機種が散見される(2014年3月現在)。画面を固定しながら操作できる補助道具や、ロック式のヒンジが必要だと思うのですが、まだ普及していません。
あと、SurfacePro2が店頭で買えない状況が数ヶ月続いているので、そりゃあMacに流れるのでは。(なんか、今日のニュースで久々にSurfaceが入荷されたらしいです)
スペック対価格を比較すると、CPUやメモリやらのコストパフォーマンスが悪くない、と思います。
10年前は「Macは高くつく」という印象だったものが、ここ5年で「Macって割安」という印象に変換したと記憶しています。
一昔前に比べ、自作PCの価格的メリットが薄れたから、そのように感じるんですかね。
美品なら、「だいたいこの値段で売れる」という土壌が形成されている。大幅な値崩れも少ない。新製品発表ごとに旧機種を売って、新機種に乗り換えても、損した感が少ない。
要するに、値崩れしにくい。ポジティブに受け取ると、欲しいと思った時が買い時。
SurfaceRTのように意味の分からない価格暴落が起きる心配がないですね。人によっては、安心と言えるかもしれません。
何をもって"無駄"と判断するか、非常に難しい論点ではありますが。
へんてこなアザラシのマスコットがデスクトップを泳ぎ出したり、なんとも言えないモッサリ感の明るさ調整ソフトが突如画面に出現したり。なんて事はありません。
ある時期、ある特定の界隈にて、「Macが優れる」とか「いや、Windowsがコスパが高い」なり「Linuxが一番」とか、
マァ、乱暴な言い方をすると、それぞれのムラの中で熱狂と共にコミュニティが形成されて、宗教と信者ができあがると思うんですよ。
しかし進化の早いIT業界では、一昔前の利点が追い抜かされるなんて、日常茶飯事。
だから今から見ると、信者の言葉や、その感動が伝わらない。なんて事、よくあると思います。
ジョブスも、死んだし。
とはいえ、日常生活の中で、目を輝かせてOSのすごさを語る信者とか、逆に必要以上に貶す反信者を目にしたら、
生暖かい目で「ああ、このオジサンが若い頃、こういうのが流行ったんだナァ」とか
「ああ、昔、あのOSに苦労したんだネェ」などと、受け流してあげるのが正解だと思います。
そういう時代が、あったんだ。……と。
しつこい宗教や信者は、裏返せば、その人が感動した記憶なのでしょう。
このエントリを読んだあなたが、何かの道具に感激し、愛すべきツールを誇り、誰かにしつこく薦めるようになるのを、楽しみにしています。
ツッコミ、指摘、Welcome。
だれかWindows寄りや、Linux寄りの視点を加筆して下さいな。
記事執筆時点リリースされている最新のOSバージョンはWindows8.1、Mac10.9Mavericks、LinuxKernel3.13です。
最近、まとまった形式でWindowsとMacの優劣や、歴史を比較したエントリーって少ない印象があります。
だいたいがTwitterやまとめブログで、薄っすい単文コメント……(´・ω・`)
がっつり読み応えのある論評にお目にかかりたいものです。
最後になりますが、ちなみに私はLinuxユーザです。(・∀・)
ではみなさま、どうか、ご安全に。( ̄人 ̄)ノ
http://anond.hatelabo.jp/20140321033339
元増田だけど、どうやら「絶対優位」というのがあって、
デザイナーとしてもプログラマーとしても劣っているBがいる場合、
Aさんは絶対優位になるらしい。
自分が聞いた話だと、この絶対優位がある状況でも、
比較優位が成り立つらしい。
Bさんがデザイナーとしての劣り具合がプログラマーとしての劣り具合より
比較的にマシだった場合、Bさんをデザイナーとして使って分担したほうが、
Aさんをプログラマーとして専任させたら全体として効率的ですよ、って事らしい。
自分はその経済学者の話に納得ができなくて、元増田の文章を書いたって経緯。
しかも、輸入コストなどが上がるとこの法則が成り立たなくなることもあるらしい。
仕事の例だと、コミュニケーションロスが輸入コストにあたるのかな。
絶対優位がある場合の比較優位の例が「成果物のクオリティ」を考えていないので、
机上の空論ってやつだとわかったよ。
特にコンテンツは「スピード」より「クオリティ」が大事な場合も多いので。
セットで万単位って何枚買う気だ。
数千円の皿っつうのは器界ではそんなに高くない。若い・名もない作家の作った数点者か、有名デザイナーの作った大量生産品だ。そういうものはセット品じゃないんだよ。
だいたいそういうの買う人って必要最低限しか買わないと思うので、まとめてかったところで二、三枚じゃないの。
食器っつうのは高いのは数千万円(しかも観賞用)という世界なので、実際に使う器に数千円出すくらいなら別段贅沢でもなんでもない。
横なんだけどさ、この話って
『あ、シンプルなデザインでいいよ安いのでいい、無印みたいなシンプルなので、簡単だよね』
というデザイナー殺しの話と一緒だよね。
というかシンプルなところで差をつけたほうが、派手なところで差をつけるより高くなることなんて山ほどあるわ。
って話だよな。
デザインセンスなかったな元増田。超高級品も百均も同じに見えたか。
あといってることが若干矛盾するけど、
最近の100均の皿とかも良い物はあるぞ。皿の値段はレアリティで決まってるものであって必ずしも良し悪しで決まるものじゃない。
数千円の皿から数百円までいろんな皿持ってるけどどれも好きな皿だ。
30代で制作会社でディレクターとかやってる料理好きのおっさんですが、先月から自分用の弁当を作り始めて色々といいコトばかり起こるので、はてなでシェアしてみます。
1)旨いし、安いし、健康的
週末とかはしょっちゅう料理するんですが、弁当には手を出しませんでした。外食するのも好きだし、正直コンビニ弁当も自分で作った飯もそんな変わらないだろうと舐めてました。
いや、ぜんぜん違う。自分でちゃんと作った飯のほうが100倍旨い。時間は無いから、ぱぱぱっとしたものしか詰めてないのだけど全く違うんですわ。自分の好みの味に調整できるし野菜とかも取れるし、安い。今までコンビニで1000円使ったり中華料理屋の旨くもない弁当に700円も払ってたのバカみたい。
デザイナーの女子とかは結構お弁当作ってる子多いんですよね。今まで昼飯は一人でぷらっと外か、自分の机でコンビニ飯だったんですが弁当作るようになって、女子チームの弁当タイムにご一緒させてもらえることになりました。これが思った以上に楽しいの。お互いの弁当のメニューの作り方のシェアとかできるし、プライベートの話も色々できるので距離感縮まって仕事がすごいやりやすくなりました。
3)デザイン力鍛えられる
お弁当って色彩とかレイアウトとかテーマ設定とか非常にWEBデザインと共通する部分あるんですよね。赤の色入れたほうがいいなあとか、今日は肉テーマだから肉感がよく見えるようにした方がトンマナ的に正解だなーとか、そんなことを考えながら作ってます。最近は自炊系のSNSとかも色々あるので、そのへんに投稿して「いいね!」数で自分の本日のクリエイティブがどんなもんだったかを判断することも出来ます。
4)意外と作るのめんどくさくない
まあ、この業界なので帰宅はだいたい23時過ぎがほとんど。今までは近場の飲み屋で軽く呑んで深夜1時位に帰るか、コンビニで缶ビールとツマミ買ってテレビ見ながら家で呑むか2択でした。今はビール買って家に帰った後、翌日の弁当の具材を料理しながら、それツマミにビールをごくごく。朝はそれを弁当に詰めたら完成。元々キッチンで呑むのが好きだったので、ストレス発散にもなってます。
5)ダイエットになる
30超えてくると極端に痩せにくくなるんですよね。低糖質ダイエットとかやってみたんですが、ある一定の所でピタッと止まってしまいそれ以上落とせない。ところが弁当始めてから、簡単に体重落ちるようになりました。夜のお酒とか全然減らしてないのに、普通に理想体重に向かってスルスル落ちてます。普段食ってる外食って太るんですねー。
6)夫婦仲が良くなる
嫁さんも一緒に弁当にしたので、おかずは2人で共有。基本的にはどっちが作るとかは決めず、少し多めにツマミを作って詰めたいものを適当に自分で朝詰めていくスタイル。相手が作ったものが結構美味しかったり、相手の好きなモノを作ってあげると感謝されたりと中々に楽しいです。平日にLINEで「今日の玉子焼き美味しかった」とか「ブロッコリーの下茹でサンキュー」とかのやりとりが増え夫婦仲良くなった気がします。
ぼんやりと垂れ流し。
彼女はプロデューサー兼ディレクターなのでUI設計やプログラミングをしているわけではないとは明言している。
だが、今まで「これは私が作りました!」といった見出しで書かれているから、かなりもやもやしていた。
少なくとも上記の見出しを見た時に「ああ、彼女がUIやらプログラミングをしたんだな」となった。
けど、実際はプロデュースやディレクションだったわけで、それで大体的に「作った!」というのはデザイナーやプログラマーに対して失礼なのではないかとという考えが起因しているのだと思う。
もともと自分もスマートフォンのプログラマーで働いていたから、その気持がよけい大きくなっているのかもしれない。
縁の下の力持ちとして他の人を立てているのならいいのかもしれんが、全部自分の手柄っぽく書くから、
となるのかもしれないが。
なんというか、こういう風に書かれると作業員として関わった人たちは報われにくいのではないかとなってしまう。
ディレクションやプロデュースは確かに大切だが、その作業をした人たちが報われるなんかしらの方法をだしてほしいが、それも叶わないのだろうなーとこの人の文章を読んで思った。
スタートアップと呼ばれる、自社サービスなどをつくるために起業する人々の特徴
だいたいやりたいことだけあって、自分では作れないので人をあつめるために会社を作る。
ウェブ系が多いので、エンジニアとかデザイナーとかの知識が必要なんだけど、自分で勉強する気は全くない。
しかし口だけは出す。
よく言う「バンドメンバー募集!当方ボーカル!」というやつだ。
その割には歌は上手くなくて、なぜか小学生の図工レベルのポスター作って客寄せを頑張ったりする。
たぶんそこ頑張るところじゃない。
とにかく長く働いた人が偉いと考えている。
エンジニアは作ったサービスがアウトプットとして見えるが、起業家はものを作り出せないので労働時間で測っているという側面もあるようだ。
深夜にメールを送るのを働いた証として誇りに思ってるようだが、誰も評価してないのを気づいていない。
会社に泊まりこむのを美徳としているが、体が臭いのでやめたほうがいいと思う。
徹夜明けっぽい起業家と会うと匂いですぐわかる。人と会うのにそれは普通に失礼だからな。
あと、資料の量などで働いた感をアピールしたりもする。
もうすぐ倒産しそうなんで記念に綴ってみる。
会社の規模はいま70人ぐらい。でも売上がやばくなってから20人ぐらい辞めたから前はもっといた。
自分は紙ものの営業担当で、得意先の企業とやりとりしながら主に家電製品のカタログとかを作ってる。
一番の得意先は家電メーカーで、そこからの売上が8割以上を占めてる。
イケイケだったころはうちの会社も調子が良くて、海外の展示会見に行ったり、経費で大宴会したりして
でもここんところの家電不況の煽りで値下げ圧力が半端無くなり、坂を下るように利益率が低下。
無駄に給料が良かった上に減らすに減らせず転がり落ちるように赤転。
うちも社員が楽したいから立て込んでるときは外注してたんだけど、
強引に内製化したせいで過労で倒れる奴が数人。
そんで今まで外注してた会社に1円も行かなくなったので先月下請け2社が倒産www
噂によるとうちも現預金が底をつきそうらしく、4月の給与改定はおそらく地獄との噂。
そんなこんなでこうなったんだけど、ここに来るにはやっぱり原因があるんだわ。
まず社長。こいつは社員の業務内容は全く把握しておらず、取引先でも適当に茶飲み話しかしない。
頓珍漢なことを言うので同行するといつもハラハラする。
その割に持論てやつはあって自分が思ったことは100%正しいと思ってるから
下の人間が何を言っても聞いてくれない。
プレゼン前の土壇場で口出してきて今までの方針をひっくり返すのが趣味。
最近Webに目覚めたらしいんだけど、どこから聞いてきたのか悪質なSEO会社に丸め込まれて
よくわからんのだけど数千のサイトからリンクを貼ってGoogleペナルティ食らって検索に引っかからなくなったみたい。
Web部門の人とちょっと話したら、最初から反対してたのに押し切って発注した結果らしい。
次に専務。こいつは毎月朝礼のたびに「売上が厳しい!」しか言わない。
なんか昨年突然親会社から派遣されてきたんだけど、売上が厳しいから頑張れしか言ってるのを
聞いたことがない。普段も何やってるかわからない。帳簿にらんだら現金が湧いてくると思ってるのかもしれない。
なんか業界の人達と飲み歩いてるらしいが全く仕事に役だったことがない。
以上3役員は現場経験が無いので部下が何やってるか理解できてないし
理解しようともしてないし、
なによりいま会社が潰れてもアーリーリタイアと割りきって生きていける逃げ切り世代。
あと相談役と顧問が1人ずついるんだけど何もしてないので触れないでおく。
赤字っつっても中小企業でたかが知れてるんで、こいつらの給料削ったら黒転するんじゃないかと思う。
ちなみに、もう3年ぐらい赤字なんだけど、この偉い人達はやれモーターショーだ
やれCEATECだと東京に出張して飲み歩いて、その割になんのレポートも共有しないという
まさに経費の無駄遣いを未だに繰り返している。
俺は中途入社組なんだけど、新卒から入ってるやつらもかなり多い。
倒産したらみんな職務経歴書もかけないでフリーターになるんだろうな…
去年の夏ぐらいに給与体系の変更があって、
それまで裁量労働だったのが、フレックスになって残業がつくことになった。
でも説明会に出てみると、残業代はみなしとして今までの月給に含まれており、
しかも深夜と土日の超過勤務手当は超過分と不足分をプラスマイナスを相殺して今までの月給分しか払わないと言われたwww
何を言ってるか5分ぐらい理解できなかったw 労基ww
結局固定費は変わってないんだからこの改定の意味は今もわからない。
そんなわけでなんかこの会社が糞な理由を考えてみた。
・Webへ注力する機会を逃した。
Web部門っていってもコーダーさん一人とデザイナーさん一人でやってて、
増員の話もあったんだけど案件断ってまで頑なに人増やさなかった。
らしい。アホかと。
・リストラできない
発注元がリストラしてるんだからうちだってリストラしないといけない。
でも何やってるかわからない顧問とか平の営業でも日がな一日フリーセルしてるような
・価格競争力をつけなかった。
何とか安く上げたいところだが、
あろうことか弊社はライターすら正社員で雇っているという超絶ホワイト企業。
もちろんそれは見積もりに跳ね返るのでライバル業者に太刀打ちできずに
数々のコンペ案件で撃沈。売上低下を招いた。
新卒から天寿を全うしそうなおじさんたちはなぜかプライドが高く、
現場の社員の若いやつにもそういう病気が蔓延してるのでたちが悪い。
でもこんな会社他にもわんさかあるんだろうな。
今までのパイプ活かして案件取れてるところばかり。やっぱりそこに注力できなかったうちは本当にダメだった。
本日も虫の居所が悪かった上司が、いつも通りの説教タイム開始。
気に入らないところがある
↓
そこから思い出したようにあら探し
(怒ることがなくても無理矢理見つけて怒る)
↓
なんで○○○しなかった!からの
もうね、とにかく「語尾を疑問系にしてしゃべる」の延々繰り返し。
頷かないと「聞いているのか」に始まり、
上司の思ったとおりの位置で、思った通りの相づちがないと都度ブチギレ。
(人の話を聞く気があるのか!的な)
「お前が1,000万の仕事とってきたら月給30万でも40万でもやれるんだよ」
って私、営業じゃなくデザイナーなんですが。
パソコンの前に地蔵のように張り付いて、過密スケジュールこなしてんの知ってるのに
電話応対は別の窓口があるのに
「俺なら座って作業してるだけでも仕事とってこれる」
「電話してるのに仕事とれないお前はおかしい」(非営業電話、既存顧客との打ち合わせ)
「本当、人とコミュニケーションとれないんだな」
の3段コンボ。
むしろ座ってるだけで仕事ぽんぽんとってこれるなら実践して見せろ、
というのを心の中で呟きながら、「はい」とか「すみません」を繰り返してた。5年間。
とか
などと罵られたので、3時間耐久した無限ループコースからの脱出を決意。
「向上心なんて何にも無いんだろう!」に「そうですね」と即答。
数ヶ月前に「そんなだからどうせ処女なんだ」なんて罵倒に耐えたのにおかしいなーと思いつつ、
なんて言葉も全部肯定。
「提案して怒られるならもうしません」
「現状維持で構いません」
大体、会社ごとの月ごとの売り上げでいったら今なんて5年前の3倍近いのに、
手取り13→15にちょい増えただけじゃねーか。
という内面のブチギレとともにネガティブ全開したら、そこから10分で抜け出せたわ、私だけ。
そこから、私の席のたった1m先で、今度は同僚に、お前はああなるなよ、と私の悪口大会開催。
もうね、なんか笑えてきたんだけど、
私がやってないけど、私が謝ってきたことが、全部私のやったことになってんの。
モハラハラに我慢できずに失踪したAさんのミスとか
いい加減説教大会にうんざりした元先輩社員Bさんのミス、全部いつの間にか私がやったことになってて、
慌てて私が否定すると、上司が半笑いで「あれだけの事をやったのに忘れたの?」って言って来る。
私は公共セクターで広報に関わる仕事をしています。数年前から、いわゆる萌えキャラクターを活用した広報をやっています。
萌えキャラクターを活用した広報は、うちの仕事では今までにないぐらいの話題性が出ていて継続的にやりたいというところです。
また、今までの心積もりとしては、男性向けと女性向けを交互に展開する方向ですすめてきました。
確かに、スプツニ子さんの指摘のとおり、人工知能学会の紀要の表紙は差別的であると非難されてしまう要素はありました。また海外で活躍されているスプツニ子さんやメイロマさんのご指摘のとおり、海外からの指摘として、ああいった日本的なサブカルチャーに依拠したものは理解され難く、非難の対象になることも、おっしゃる通りです。
特にメイロマさんの指摘の通り、リスクマネジメントの観点から言えば、公共性のある舞台では避けるべきというのはもっともな見解であると思います。
さて、どうしてもオタクカルチャーの文脈は異性を性的に見る視線が脱臭できません。それは、その出自からも明らかなことです。宮崎駿ですら、その少女を描く視線にオタクあるいはロリコン、あるいはマザコンとしてのリビドーが見受けられるでしょう。
しかし、いや、だからこそというべきでしょうか。そのようなリビドーとファインアートの反対としての技巧主義的な姿勢に裏打ちされ、同時に作家性(=ファインアート性)を抱き込みながら、大衆向けポップカルチャーとしての地位を築く原動力となりました。
もう第4四半期です。予算の執行も迫っています。私はイラストレーターやデザイナーを選定しなければなりません。
しかし、ここで下手を打てば。つまりスプツニ子さんやメイロマさんなどに批判的に取り上げられ、ネットで賛否両論が話題になれば、この方向性は二度と日の目を見ないでしょう。
最近は、コンテンツツーリズムや萌えおこしといった文脈で同業他社さんからの問い合わせもあります。
ここで、私がコケれば、公共セクターがサブカルチャーを活用した広報や事業を行うことに、大きな影響ではないでしょうが問題が生じるでしょう。少なくとも、私の所属する組織では日の目を見ることは無くなります。育てたキャラクターは倉庫の奥に仕舞われ、死に至るでしょう。そして、これは今まで、後ろ暗い趣味であったオタクを世に認めさせてきた諸先輩の顔に泥を塗ることにもなります。
しかし、冒険を嫌い、安全な道を選び続けてきた公共セクターは、とてもつまらないものしか生み出せず、時代や社会にそぐわない「誰も文句を言わないが、誰も得をしない」事業ばかりやるようになっています。いや、現実はもっと悪くて、過去の経緯からの利益誘導に堕しているものが多くあります。
しかし、それが組織はもとより、個人のリスクマネジメントの観点からも妥当なのでしょう。私はそれが嫌で嫌でたまりませんが、しかし、ここで私が怒られ、出世の目がなくなるぐらいで済むならいざしらず、新しいことをやろうとする多くの仲間に水を差すことになるのは避けなければならないと考えてしまいます。
正直言えば、私はスプツニ子さんに恐怖を抱いています。この私の泣き言だって、要するに彼女の顔色を窺っている、あるいは畏れ多くも内心を忖度しているにすぎません。
私はどうすればいいんでしょう。今まであったような、ありがちで文句を言われない、でも誰の記憶にも残らないような広報をすべきなのでしょうか? それとも、リスクを甘受して、新しいものを目指せばいいんでしょうか?
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家に帰ってみたら、すごい勢いで言及されていてびっくり。とりあえず、はじめてtwitterアカウント作ってみました。
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1 釣りじゃないの?
釣りではありません。
2 萌え絵が否定されているのではなくて、差別的なモチーフが批判されているのでは?
確かに一義的には、ステロタイプな女性像が描かれたことによって、差別的であると判断された、ということが問題であるというのは認識しています。
しかしながら、フェミニズムの観点から検討すれば、それだけではない問題が明らかになると思います。
そもそも、ある性別が特定のジェンダーロールに縛られるという過程においては「まなざし(視線)」と「客体化」ということが問題になります。女性がジェンダーロールに縛られてきた過程においては、女性が客体、選ばれる性として扱われてきたということがあります。女性が主体化せずに配偶者に付き従う、といったようなステロタイプな見方は客体化という作業なしには存在しえません。また、その客体化はまなざし(視線)によって形成されるものです。
翻って「萌え」というカルチャーを見れば、ササキバラゴウを引用するまでもなく、少女を消費することによって成立してきました。
仮にジェンダーロールに反旗を翻すキャラクターを想起しましょう。古典的にリボンの騎士でも考えてみてください。さて、今、あなたがpixivで「女騎士」というタグで検索すればどういう絵を見ることができるでしょうか?
つまり「まなざし」や「客体化」というプリミティブな作業を経由すれば、ジェンダーロールに従っているかどうかに関係なく、私たちは少女性を食らい尽くすことができます。そして、萌え絵というのは、まさにそのようなカルチャーに根差しているということを指摘しなければならないでしょう。
やりようはいくらでもあります。ネタの絡ませ方や、出し方一つでおもしろい方法はいくらでも考えられます。
少なくない作家が今の時代にオリジナルはないというような事を言っていますが、逆に言えばエピゴーネンの組み合わせというのはまだまだ余地のある分野です。
4 コンサル入れたら? めいろまさんやスプツニ子!さんに頼んだら?
5 追記
仕事上はこんな突っ込んだ話なんかできないし、差別問題への深い理解を求めるというのも難しいのが現実です。そのために、公式見解的なものは、木で鼻を括ったようなものになりがちです。
だから、この問題が公共セクター業界で真剣に扱われ、前向きな解決策が出るなんて思わない方が良いでしょう。
奇しくもめいろまさんがこの件についてマニュアルとコンサルティングによるリスクアセスメントの価値を論じましたが、まさにそういった形で外部有識者という免罪符を買うか、あるいはマニュアル化された手法で乗り切るしか、組織においてはできません。
非常に残念ですが、現実はそのようなところです。