「児童」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 児童とは

2022-04-23

anond:20220423222841

たわわの広告を見て児童性愛対象だと思い込んだ男が起こした犯罪でしょ

やっぱり規制しないと

anond:20220423171418

萌え絵っていうか40代アニメのものに対する意識が違うじゃん

40代より上はアニメといえばアトムでハクション大王フランダースの犬だよ

アニメは未就学児童が見るものって意識なんだからそりゃ拒否反応もあるわって話

いち巨乳女の忌録

平成2年まれ現在31歳。既婚。首都圏のはずれ育ち。胸はG65。

“女”として経験したさまざまな“忌まわしい経験”の中から“乳絡み”の部分だけを抜き出し、できるだけ素直に記録していこうと思う。

思い出すがままに書くので無駄が多くまとまりがない。よっぽど暇でない限り読まないことを推奨する。

・小4で生理が始まった。そのころから乳房が膨らみだし、乳首が浮くようになってきたので胸の部分が二重になったキャミソールを着用し始める。

 近所の友達(上は中1までいる男女混合のグループ)で集まって川遊びをしていたら、Tシャツの下に着ていたそのキャミの形が透けてしまったようで、

 最も年長の男子から「おいお前もうブラジャーしてるん?」と大声で囃されて恥ずかしくなりその日以降、川遊びはしなくなった。

・小6ですでにBカップ程度に成長していたので体育のときなどに男子たちがこそこそと「揺れてるw」ときゃっきゃしているのは当たり前のようになっていた。

 いやらしい目で視姦しているというより、本当にきゃっきゃって感じで、私の胸をその場のちょっとした笑いのネタにしている。侮辱されていると感じたし悔しかった。

 女子友達が「最低」と言ってにらんだりしてくれたが、私はむしろその場にいることすらいやだし話題にすらしてほしくなかったから少しありがた迷惑だと思った。

 でも今思い返せば、あんなふうに守ってくれてありがとうって感じる。

児童クラブからの帰り道、サラリーマン風のおっさんに「おっぱい大きいね」といわれる。触られたりはしなかったけど本当に怖かった。

 変質者に遭うのは初めてではないけど、めっちゃ普通そうな優しそうなおじさんに白昼堂々威風堂々とそんなことを言われて混乱した。

中学生になる。ブラジャーはすでに大人のものをつけていた。確かCカップかな。

 電車通学が始まる。痴漢に遭う。これに関しては胸が大きいからではなく制服姿だったことが大きいと思う。

 これは高校卒業(中退)までずっと続くことになる。友達と乗る車両を合わせてかたまることで自己防衛していた。まあそれでも防げないこともたくさんあるけど。

 これまでの人生で少なくとも20回以上は電車痴漢にあっていると思う。

 何かのイベントものすごい混んでいた時、乗車口ですれ違いざまに思い切り胸をわしづかみにされたこともある。あれは泣いた。

体育祭で腕を組む振付のあるダンスをすることになり、隣の男子に「おい押し当てんなよ~」と冗談をいわれる。

 「誰がてめぇに押し当てるかよ」と思いつつも「そんなことするわけないじゃーん」と笑って対応。そういうやりとりが多く、笑ってごまかすうちに「エロキャラ

 みたいになってしまう。私の最も印象に残っている体育祭の思い出はコレだ。くそ

・私はクラスでも男子とあまり絡みのないグループにいたが、

 男女半々で常にウェ~イって感じのグループが頻繁に誰がかわいいとかかっこいいとか話しているのが耳に入り、

 誰が一番胸がでかいかとかどんな下着かというのをそのグループ女子が吹聴しているのも聞いた。

 そのグループ男子がこそこそ私をみて「〇〇(私の苗字)・オブ・ジョイトイ」と言って笑っているのも聞いた。

 死んでくれと思ったけど「そういうのやめて」ってシリアスに言うとノリが悪いとか自意識過剰と言われそうだったから何も抗議はしなかった。

 むしろそういうことにマジ切れしている女友達をどこかダサいとかうっとうしいとすら感じてしまっていた。

プールの授業はほとんど「生理です」で欠席を通した。どうなるか目に見えてるもんね。

・中2くらいから少し太ったこともありさらに急速に胸が成長。白っぽい簡素下着をつけることという校則があったけど、

 白くてレースもついていないようなブラは私のサイズではほとんどなかった。

 このころから“聞かせる変態”“見てます変態”のようなものに頻繁に遭遇するようになる。

 すれ違いざまなどに「でかっ」と聞こえよがしに言ったり、胸をジーっと見た後顔を見てにやあっと笑ったりする男の人のことだ。

 触られてるわけではないし、思い違いかもしれないし、そう思うと誰かにこの経験を打ち明けようという気持ちすらわかなかった。

・中3。スカウトもどき変態出会う。おしゃれ眼鏡をかけたBrutusを愛読してそうな男性芸能事務所のものですが、と声を掛けられ、

 バカな私は真に受けて一緒にカラオケに入ってしまった。途中から変な話になってトイレ行くふりして逃げた。

「胸っていうのはホルモンで大きくなるんだよね。貴方は背は低いか生理が始まるの早かったでしょ。早熟な証だよ。

 それでね、気持ちいいことをすると、胸が大きくなるっていうのが科学的に証明されているんだけど、早熟あなたはきっと、気持ちいことを

 ひとりでやっているんじゃないかな?それは恥ずかしいことじゃないよ。おっぱいが大きいのは恥ずかしいことじゃない。

 早熟なのも、気持ちいいことが好きなのも恥ずかしいことじゃない。おっぱい気持ちいいことをすると大きくなるんだよ、

 もっと触ってって主張するために大きくなるんだよ……」思い出すだけで気持ち悪すぎてはきそうになる。

高校。おしゃれに目覚める。いわゆる青文字系雑誌テイストが好きだった。これまでの経験からボディコンシャスなファッションは好きになれなかった。

 しか巨乳青文字系は相当に相性が悪く、何を着ても思ったのと違う感じになる。

・このころから本格的に自分の胸が忌まわしく思えてくる。肩は凝るしセクハラはうけるし洋服は似合わないし。

 更衣室で女友達がうらやましいと言ってくれるときだけ半分嬉しくて、でもやっぱり半分は「どうせ太ってるって言いたいんでしょ」と卑屈になっていた。

 コスプレ好きの友達に胸を締め付けるさらしのようなものを借りるが苦しすぎて日常遣いは断念。

 痩せりゃ胸は減るだろうと最低BMI15台までダイエット生理とまる。胸はE→Cまでサイズダウン。

 そして私はここから数年間摂食障害に苦しむことになるがそれはまた別の話。

摂食障害等により学校生活に支障をきたし始めたため、高校は2年時にドロップアウト

・19歳で高卒認定をとり、21歳から看護学校へ通い始める。このころは摂食障害も少し落ち着き、BMIは19まで回復。胸はG65に。

(おっぱいとは関係ないけどこのころ飲み会で知り合った男性に「女の子はこれくらいふっくらしている方がいいよ」と言われてファッ?!?!?!となる)

 実習ではおじいさんやおっさん患者セクハラ発言されまくる。体位変換や移乗、おむつ交換でどうしても患者の肩や膝にわがパイオツがあたってしまうのだが、

 「わざとやってくれてるの?」とか「いいねぇ(にやぁ)」はもはや日常

ブラック看護学校だったのもあり、ただ実習をこなすことだけに必死で、そういったことに対して怒る気力がなかった。

 今思い出すと腹立ちで眠れなくなるけど。

・1年留年しつつもなんとか国試合格。はれて総合病院就職

 スタッフIDとかテープとかのちょっとしたツールを首から下げたりするんだけど、使いやすくするために紐を長めにして斜めかけにする人も多かった。

 私もそれをやったけど、研修医に「パイスラですね」と言われエプロンタイプツールバッグ?にチェンジした。あいつ死んでくれ。

・25歳で初めて彼氏ができる。告白されたり飲み会でいい感じになった男性はそれまでもいたけど、嫌な経験しすぎて男性不信気味だったため付き合うまでいかなかった。

 彼氏は顔もかっこよくないし超ド級ぽっちゃりさんで私より給料も低いけど、とにかくぜんぜん体形とかの話をしなくて、それが私にとって一番安心できる要素だった。

 摂食障害も治ったりぶり返したりだったから、そういうところには敏感になっていた。

・性行為も胸を見せるのも彼氏が初めてだった。そのときはじめて彼氏は私の身体に対してものを言った。

 「すごい…きれい、おっきいね」と喜んでいたけど、それはぜんぜんいやじゃなかった。

 彼氏のことが好きで、彼氏自分の体をほめてもらって、喜んでもらえてすごくうれしかった。

 喜んでほしいかコスプレとかもぜんぜんやったし、いわゆるパ〇ズリとかもやった。こんなのなにが気持ちいいんだ?とは思ったけど、

 好きな人に喜んでもらえるのはシンプルにうれしかった。

・ある日、なんのきなしに自分の勤める病院のことをググってみた。すると〇〇病院という名のスレ爆サイという掲示板サイトにあった。

 「〇科の爆乳ナースエロい」「夜這いしてくれる」「押し付けてくれる」みたいなことが書かれていた。

 知ってる人が読んだら、私のことだってぜったいにわかる内容。

 私以外にもこういったことを書かれているナースはいた。

 私は看護師としては一応のプライドを持って患者さんに良い看護提供しようと努力していた。こんなこと書かれるいわれはなかった。

 怖かったし、怒りで体が沸騰しそうだった。

 現場でのセクハラは師長さんとかに相談すれば担当をはずしてくれたりするし、誰が何を私にしたか、私にはわかる。

 でもネット書き込み患者なのかスタッフなのかすらわからない。

・結局、怖いので退職して別の病院に移った。患者スタッフ女性ばかりの科。産婦人科。すごく気楽。助産師じゃないか地位は低くなったけど。

 そしてこの科ではおっぱいは1ミリメートルエロものではない。臓器の一種しかない。

 乳首乳房を触るのもエロ行為ではない。おっぱいはなんでもないことのように、それでいてとても大切に扱われる。最高だ。

・例の彼氏結婚した。結婚式は神前式にした。単に白無垢が好きなのと、ウェディングドレスは胸の強調されたデザインが多くて、胸にいい思い出のない私は着たくなかったから。

前撮りではウェディングドレスも着たけど)

体育祭の思い出、文化祭の思い出、カラオケの思い出、看護学校の思い出、川遊びの思い出、児童クラブバイトプール遊園地電車就職……

 31年生きてきてたくさんの思い出があるけど、そのどの場面にも裏面みたいなのがあって……。

 楽しかった表面を思い出すと常にその裏面(セクハラ痴漢、いやな視線、いやな言葉等々)も思い出されて、

 そして全てが裏面に蹂躙されている思い出もあって。

 おっぱい自分の好きなパーツでもあるけど同時に災いを呼び込む呪物みたいでもあって。

 えくぼみたいになってくれたらいいのにとか都合の良いこと思ったりっもする。

 かわいいパーツだけど、そのせいで嫌な目にあったりはしない。ただの体の一部分。そんな風になればいいのに。

ここまで書いて疲れちゃった。寝よう。ほな……

さなきゃいけない表現は“社会人”だろ

学生生徒児童無職フリーター社会構成員として認めないという意味合いの最低な言葉だよ。

なんでこんな言葉が今でも生き残ってるんだ。

表現の自由としてどこまでがOKなんだろう

月曜日のたわわの件でかなり自分の中で揺らいできてるので、教えてほしい。

NGなんてないって言う意見もあると思うけど、少なくともウマ娘二次創作については著作権が優先されてたと思う。

元々深く考えずに人の意見鵜呑みにした挙句に雑に消化する人間なので、この解釈も間違ってたらすまない。


自己紹介がてら、自分立場を、示す。

元々二次創作に親しんでいたのもあるので、表現の自由権利の一つとして守られるべきと強く思っていた。

ただ、最近のいろんな騒動表現の自由観点から規制に反対する立場に疑問を感じてきた。


適当に思いついたリストを挙げるので、OK/NGラインなり判断基準を答えてほしい。

自分なりの考え方も記した。今の私の迷いや思い込みなどが現れていると思う。


表現の内容と公開範囲について

 →特に前3者はゲーム規制などで並べられているので、羅列した。どちらにせよ表現の自由なはず。

 →そのゲーム規制について。あくま自主規制であり、表現の自由として規制されてはいないしされるべきでないと思う。

 →個人的に迷っているポイントその1。表現する自由はその表現忌避する他の人間が利用せざるを得ない空間でも守られるべきか?

 はっきりいってしまえば"お気持ち"だが、少なくともゴア表現市役所玄関に飾られるのは権利濫用だと思う。

 →個人的に迷っているポイントその2。

 未成年略取という概念を踏まえると、青少年には十分な判断力がないのだから規制されるべきではないだろうか。

 一方で、未成年自身がそういう作品を作った場合はどうなのだろうと考えると、規制するのもどうかと思う。

 なお、創作実在に関わらずあらゆる事象はその人に影響を与える可能性があるという私なりの前提がある。


どこからが”過激表現”か?

明らかな論点として、どこからがそういった表現になるのか?という問題がある。

フェミニスト人達はかなり厳しめの判定になるし、表現の自由を重視する立場は緩めになる)

個人的に迷っているポイントその3として、結局はこの判断基準の相違に過ぎないのではないかという疑問がある。

そこで、何らかの規制があるべきという前提条件において、以下の内容も考えてみた。

表現の自由規制する状況などないという人は読み飛ばしてほしい。


 →バラエティ番組問題になっている暴力いじめ表現は、どちらに当たるのだろうか?規制されるべきだろうか?

 →"性的表現"でいうなら、グラビアアイドルジャニーズメンバーセクシーグラビアなどはどうだろうか?

 →漫画アニメなど、いわゆる2次元はこのカテゴリにあたる。実在する人物差異はあるべきだろうか?

 →比較対象として。ただ、これも結局は”どこまでが穏当か?"という問題はらむ気がする。

 豚肉を食べるシーンはムスリムにとっては見たくない表現なのかもしれない。


著作権との兼ね合いについて

 →二次創作の大半は著作者の黙認という前提だが、合っているだろうか?

 →上記との比較例で、あきらかにNGと思える例として挙げた。


実在人物の扱いについて

 →2番目はいろんな裁判になっていた気がする。プライバシーが優先されたと思うけど、どうなんだろう。

 人物でなければウマ娘の例も挙げられなくもないが、あれは馬主同意あった対象だけを使用している、はず。


是非、いろんな立場の人に答えてほしいので、よろしくお願いします。

2022-04-21

anond:20220421165239

冷戦真っ只中のソ連では性的広告原則禁止だったんやで

お前の言う浄化された世界

女性商品にする悪しき資本主義性犯罪はそんな資本主義社会が生み出した文明病。その証拠資本主義が浸透している社会では同性愛小児性愛変態性癖蔓延している。先進的な社会主義社会には同性愛小児性愛変態性癖存在しないってな

から冷戦真っ只中のソ連の子供達は外国では考えられないくら無防備だったんや

でも同性愛者も小児性愛者も変態性癖者も現実には存在していたわけで、ソ連では子供の大量行方不明事件の記録がしっかり残っとる

児童に対する性犯罪という観点捜査は表向き行われなかったし犯人性犯罪でも裁かれなかったんや

なにせ小児性愛存在してないことになっとるから

これがたわわもBL浄化したらいずれ訪れる世界やで

anond:20220421130818

ランドセルの真の目的は、その大きさと弾力性で児童の体を守ることにあるんだよ。

ランドセルがクッションの役割果たして助かった事故は数多く知られている。

おしゃれだからペラペラリュックには替えられない事情があるのだ。

2022-04-19

性的消費みたいな言葉がなかった時代フェミニストの言い分って「性犯罪を誘発するからエロ規制しろ」じゃなかった?

で、当然性犯罪発生件数全然比例してないやら裏付けがないやら理系的な文脈で突っ込まれまくって理系的な文脈なだけに反論ごにょごにょってしてて、

データとか度外視して文系的な文脈いくらでも適当理由つけられるポリコレ流行してからエロ規制したいっていう目的そのままに

理由だけを「性的消費」なるものシフトチェンジしたみたいな流れじゃなかった?

二次ロリ規制も「ロリコンポルノ規制することで犯罪者予備軍から児童保護したい(実際の被害が減る根拠は何もないけど」からロリコンポルノ存在自体が”政治的に正しくないよね”」っていうのにしれっと変えたイメージ

エロ漫画愛好家で2000年代ニュー速エロ規制スレとか結構見てたけどこんな空気だったよなぁっていう記憶。多分間違ってないよね?

anond:20220419160446

単純に頭が悪くて視野が狭いし差別根性の塊だから下記の常識が抑えられて無いだけだろ

現代イスラーム教国のほとんどの法律では女性結婚最低年齢や法的同意年齢は医学的な性的成熟を踏まえたものであり、15歳から18歳程度であって非イスラーム諸国とも変わらない。また当該国のイスラーム法学者多数派解釈もこのような法律を支持しており、古典イスラーム法に基づく9歳から結婚・性行為合法化を求めている人間は、きわめて少数派である

 

日本だって大昔は10代で結婚ってのもあったが児童性愛を是としていたからでは無いことは、12歳で初産はレアケースとされていたこからもわかるよね

そもそも石器時代ですら10代後半なんだからそりゃそうだろうよとしか

2022-04-17

日経新聞ジャニーズ広告に出すな

正確には、出してもいいけど女とセットにしろ

多様性に欠けたTOKIO広告

パーソルテンプスタッフ株式会社は以前、Hey! Say! JUMP中島裕翔写真を使った全面広告日本経済新聞に出している(2021年3月23日)。

ttps://www.tempstaff.co.jp/corporate/release/2020/20210315_5025.html

また、ジャニーズから城島茂国分太一松岡昌宏独立して株式会社TOKIOを作ったとき、同じく日経新聞に全面広告を出した(2021年4月1日)。

ttps://sirabee.com/2021/04/01/20162546415/

これらの広告には、日本人男性しか写っていない。したがって、これは、日経新聞が創設メンバーであるアンステレオタイプアライアンスの掲げる「3つのP」の1項目「Presence」に反しているし、2項目目の「Perspective」も怪しい(後者にはTOKIO視点しかないし、前者には、イケメン男性を愛好する女性ファン目線で描かれている)。

だいたい、パーソルテンプスタッフ株式会社業務中島裕翔に何の関係があるというのか。中島テンプスタッフ業務との関係は、巨乳女性が出てくる漫画献血事業との関係くらい薄いだろう。事業広告無関係イケメンを出すのはルッキズムを強化するので有害である

えっ? TOKIO広告にはTOKIOしか出てなくてTOKIO視点しかなくても問題ない? 商品のもの広告だった『月曜日のたわわ』は男目線だと叩かれたよね? ということは、商品のもの広告にも「3つのP」は適用されるべき、ってことになるよな。OK

納得してもらえたところで次いこうか。

多様性に欠けたYoshiki広告

Yoshikiワインブランドの全面広告日経新聞掲載されたこともある(2021年12月15日)。もちろんYoshikiしか写っていないので、上述のジャニーズと同じ問題が発生する。日経新聞は今後このような多様性に欠けた広告はやめるように。

有害ジェンダーステレオタイプを強化する漫画広告

月曜日のたわわ』の広告有害ジェンダーステレオタイプを強化するのだそうだ。なるほど、有害ジェンダーステレオタイプを強化する表現広告として世に広く掲示されるべきではない。

ところで、日経新聞は『鬼滅の刃』の登場人物である煉獄杏寿郎を使った全面広告を載せている(2020年12月4日)。

ttps://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1293062.html

ものの見事に日本人キャラクターしかいない、多様性の欠如した広告キャンペーンだ。当然、「3つのP」に抵触する。

しかしそれだけではない。『鬼滅の刃』は、主人公に対して「弱い 未熟 そんなものは男ではない」「どんな苦しみにも黙って耐えろ お前が男なら」といったセリフを投げかけるキャラクター存在し、主人公はその指導に従う。これは、弱さを否認するウィークネスフォビアや、弱音を吐かず耐え忍ぶという有害な男らしさ(トキシックマスキュリニティ)を助長する描写であり、男性にとって有害ステレオタイプである。このようなジェンダーステレオタイプを強化する広告を載せるべきではない。

また、主人公が刀を振るって戦うことは、刃物による攻撃に怯える人たちをさらに脅かすものであり、「刃物で人を虐殺して構わない」というメッセージ社会に発している。

なに? 『鬼滅の刃』をちゃんと読め、『鬼滅の刃』は主人公虐殺肯定するシーンなんて一度もない、だって? 『月曜日のたわわ』にも主人公痴漢肯定するシーンはひとつもないが、痴漢連想する、痴漢助長するとして叩かれた。ということは、『鬼滅の刃』も、刃物を振り回すキャラクターイラストを以て、通り魔などの恐怖を連想する、通り魔助長するとして叩かれなければ筋が通らない。

さて、ここまでは、実際に日経新聞掲載された広告に基づく話だ。次からは、「アンステレオタイプアライアンスの創設メンバーとして、このような広告を載せないように注意してほしい」という警告を発しておきたい。もし将来このような広告が載せられたら、みんなは存分に批判してほしい。

プリキュア広告を載せてはいけない

プリキュア短い髪キャラクターであっても変身後は長髪になり、スポーティキャラクターであっても変身後はヒールを履くなど、「女性は髪を伸ばしヒールを履くものだ」というジェンダーステレオタイプを強化している。「女性ヒールを履くべき」という固定観念いか時代遅れかは#KuTooの運動で明らかになった通りだ。さらに、なんと前作ではメイクテーマとして扱われていた。「女性は化粧をするべき」というのが家父長制による押し付けであることは韓国フェミニストたちによる脱コルセット運動が示している。プリキュア女性エンパワメントを阻害する。これ以上このような有害ステレオタイプ表現公共の場掲示すべきではない。暖簾の向こうにしまって子供に見せないようにすべきだ。

さらに、歴代プリキュアには男性メンバーがいない。これはもちろん、ジェンダー平等であるべき広告にはあるまじき多様性の欠如である仮面ライダー女性ライダーがいるべきであるように、プリキュアにも男性プリキュアがいてしかるべきだ。それが本当のジェンダー平等だろう。

したがって、プリキュアという多様性に欠け有害ジェンダーステレオタイプを撒き散らす作品広告を、アンステレオタイプアライアンスの創設メンバーである日経新聞が出すべきではない。今後、プリキュア広告を載せてほしいという依頼が来ても断るように。

チェリまほの広告を載せてはいけない

『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』という漫画ドラマ化されてヒットを記録した。しかしこれは、男性に性経験がないと馬鹿にされ軽んじられるという有害な男らしさに基づく性規範を下敷きにしたタイトルであり、有害ジェンダーステレオタイプ助長している。日経新聞はこのような作品から広告を持ちかけられても毅然と断るべきだ。

また、チェリまほの原作者豊田悠は女性である男性同性愛者というマイノリティ性愛を、非当事者である女性創作ネタにすることは、文化の盗用であるだけでなく当事者から機会を奪っているし(たとえばアメリカでは、白人女性メキシコ移民主人公にした小説を書いたことで簒奪だと批判された)、マイノリティを自らに都合のいい存在であるかのように扱うという性的客体化である。チェリまほに限らず、女性によって書かれた男性同性愛もの(あるいはその逆)を日経新聞肯定的に取り上げるべきではない。なぜならそれは簒奪であり文化の盗用であり性的客体化であり、つまりポリティカルコレクトネスに反しているからだ。

ファンタビの広告を載せてはいけない

映画が大絶賛公開中の『ファンタスティックビーストシリーズは『ハリー・ポッターシリーズスピンオフである。ところで、同シリーズ原作者J・K・ローリングトランス女性への差別発言を度々行っているのは有名な話だろう。「温泉むすめ」のコラボが叩かれた件では過去R-18コンテンツを描いていた作家いたことが批判されたように、「誰がそのコンテンツを作ったか?」は重要問題である日経新聞は、間違ってもTERFによって作られた『ファンタビ』を肯定的に宣伝すべきではないし、広告に手を貸してもいけない。多様性尊重すべき世の中なのだから当然だろう。

ところで、『ハフィントンポスト』は……

月曜日のたわわ』全面広告批判急先鋒となった『ハフィントンポストハフポスト』は、もちろん、日経新聞並かそれ以上に厳しい倫理観を問われる立場であるはずだ。であれば、まさか児童虐待を恒常的に行っていたジャニー喜多川に対して肯定的な記事を書いてはいないだろうし、同性愛への偏見が根強く残る日本において同性愛者を面白おかしく扱ったステレオタイプ強化ドラマ『おっさんずラブ』記事も同様であるはずだろうし、TERFが原作者である『ファンタビ』知名度向上に寄与していたりはしないはずである。「ジェンダー女性生き方人権ハラスメント問題ルッキズム(ボディポジティブ)などに関心が」あるライターなら、なおさらそうでないとおかしい、の、だが……あれ?

anond:20220417171545

政府児童性的虐待の一例に性的行為を見せるを挙げてるんだから個人理由を聞いても仕方ないだろ。

推測だけど過去猟奇殺人犯が親に無理やり見せられてた例が複数あるからダメってことになったんじゃね

anond:20220417142259

全国紙に載せるには不適切って話やぞ。別に問題ないなら新聞4コマにすればええやん

anond:20220417141624

別に有害じゃないなら児童向け雑誌で堂々とやればいいのでは

このあたり「問題ないなら〇〇で掲載したらいい」って理屈マジで頭悪いとしか思えないんだけど、実際どういう意図で言ってんの?

問題のない作品全部がその〇〇に掲載されるべきってこと?そんなことしたらその〇〇は厚さ数十メートルにはなるよね。

そんな意図じゃない?

じゃあ別に今の媒体に載せてたっていいよね?

別に今の媒体掲載することは有害だってことを意味しないよね?

なんの理屈も繋がってない当て擦りしてるとしか思えない。

anond:20220417140948

マジレスすると「ゾーニング」というのは、書店の売り場を「児童向け」「漫画売り場」とかに区画分けするようなことであって、もちろん「欲しくない人がスルーやすいように」という面もなくはないが、基本的にはそこに「隠す」とか「立ち入り禁止にする」といった意味はないんだよ。たとえば漫画売り場に漫画原作ノベライズが置いてあっても誰も怒らないし、少年漫画売り場に女性が入るのを止める店員もいないだろ。ゾーニングを「AV売り場がカーテンで隠されている」みたいなイメージで捉えるのは極めてローカル認識なんだよね。だからもちろんゾーニングされた区画からアイテムを持ち出して公開したって誰も怒らないのよ。

anond:20220417141624

児童向け雑誌以外に掲載されている作品は堂々としてないの?

anond:20220417141351

別に有害じゃないなら児童向け雑誌で堂々とやればいいのでは

anond:20220417001554

元増田です。

お子さんがどれくらいの重症度か分からないけれど、住んでいる自治体児童福祉課の方とはコネクションを取れていますか?うちの場合は1名担当の方についてもらって家に来てもらい、夫婦それぞれの電話番号を伝えていました。平日タイムリーに連絡が取れるように。

どの自治体でも我々のところのように親身になってくれるかは分かりませんが、ヘルプを求めたら駆けつけてくれて、大きな力(この場合自治体)を熟知している人を味方につけるのが良い策のうちの一つだと思います自分たちだけでは気付かない支援をしてくれる可能性があります我が家では一時保育の施設を紹介してもらうなど、何度もお世話になっていました。

今の時代、弱さを出すことは恥ずかしいことではないです。心療内科に通いながらもなんとか生きている人はめちゃくちゃ多いです。生きましょう。

2022-04-16

小学生「これ塾でやったからつまんない」

担任ワイ「じゃあ増田ちゃんは、先生サポート役としてわからない子を教えてもらってもいいかな?」

小学生「それは嫌です」

ワイ「じゃあ静かに自習しててくれるかな?」

小学生先生の声とか、うるさくて集中できないです」

これは教員時代のワイの実体験。高学年だとほんとーによくある。ネットじゃ「教えさせればええやん」とか言われるけど、それは恥しくて嫌だという児童ほとんど。じゃあ自習してねんって言ったら自習してくれる子がほとんどだが、中には上のようなガキンチョもいる。

そこでネットだと、校長教育委員会保護者と話し合ってこの子は自宅学習保健室自習させては?とか言うんだけどね、そんな手厚いケアするだけの給料貰ってないんでむりなんだよなあ。

「そっかー。でも増田ちゃんに合わせるわけにもいかいから、授業進めるね。明日から耳栓持ってきてもいいよ」と言って終わり。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/gaiyou/990301m.htm

あー元々そういう趣旨なのね…なら恩着せがましくてもしょうがいか

って思いっきり誤字してるよ?『反映』じゃなくて『繁栄』でしょ!?

大丈夫文科省


「1.義務教育教科書無償給与制度趣旨

義務教育教科書無償給与制度は、憲法第26条に掲げる義務教育無償精神をより広く実現するものとして、我が国の将来を担う児童・生徒に対し、国民全体の期待をこめて、その負担によって実施されています

教科書無償は、義務教育無償という理念のもとに広く世界中で行われていますが、殊に我が国においては、教科書役割重要から、その使用義務法律で定められており、就学義務と密接なかかわりのあるものとして、授業料の不徴収に準じて教科書無償給与すべきことと考えられます

また、この制度は、次代を担う児童・生徒の国民自覚を深め、我が国の反映と福祉に貢献してほしいという国民全体の願いをこめて行われているものであり、同時に教育費の保護者負担を軽減するという効果をもっています。」

ゴールデンカムイ作者の「単行本で加筆する」宣言について

ゴールデンカムイ作者の「単行本でめちゃくちゃ加筆する」宣言について「本誌派には未完成品を読ませるつもりか」って言われてるようだけど、

そして、それに対して「何が問題なの?」「単行本で加筆があるのは当たり前」って反論されてるようだけど、

反論している人はたぶんゴールデンカムイ単行本21巻が発売された当時(2020年3月)やその前後のいきさつを知らないのだろうと思う。

というわけで、当時~その後に何があったのかということを自分が知っている限りで説明してみようと思う。

自分一人の説明では足りないかもしれないので、補足がある人は遠慮なく補足してほしい。

 

ゴールデンカムイ、完結へ

ゴールデンカムイ」全話無料公開&原作者野田サトルの直筆メッセージ

https://news.livedoor.com/article/detail/21961052/?_clicked=social_reaction

 

ゴールデンカムイがあと3話で完結、しか最終話更新される日まで全話無料公開という企画が発表された。

で、作者が発表した直筆コメントの「単行本でめちゃくちゃ加筆する予定」という文言が物議を醸している。

今までのゴールデンカムイのあれやこれやを知っている人からすれば「またか…」「相変わらず本誌派を馬鹿にしやがって」となり、

最近ゴールデンカムイにハマった人からすれば「単行本で本誌の内容に加筆されるのはよくあることだし、何が悪いの?」

単行本で加筆されたからって本誌版が未完成ってことはないでしょ」となり、両者の間には温度差がある。

 

かに雑誌連載されている漫画単行本化する時に作者が作画台詞などを加筆修正することはよくある。

特に週刊連載なら、本誌掲載時にはどうしても粗くなってしまった絵や多少のミス修正したりするのはある程度仕方ないと思う。

だが、ゴールデンカムイの加筆修正はそんなレベルではないのである。これから説明しよう。

 

単行本21巻発売当時、そしてその後に何が起こったか

ゴールデンカムイ単行本での加筆修正で一番騒動が巻き起こったのは、おそらく単行本21巻だと思う。

ヤンジャンアプリコメント欄やツイッターが大荒れし、離脱する読者も相次いだ。

 

具体的にどこが大きく変わったのかというと、21巻の最後に収録されている211話「怒りのシライシ」だ。

樺太から北海道へ帰ってきたヒロインアシリパ物語ラスボス存在鶴見中尉と初めて正式に対面する重要な話だが、

この話の7~15ページ目の範囲はほぼ全て単行本での加筆修正部分である

単行本を持っている人は確認してみてほしい。

 

まり

鶴見暗号解読必要キーワードを吐かせるために地下にアシリパ幽閉する計画を語るシーン

アシリパ鶴見の会話シーン

鶴見の頭の傷口からドクドクと汁が漏れ出るシーン

などはすべて本誌の時にはなかったものなのだ

 

なぜ作者がこれほど大幅な修正をしたかというと、上記のシーンがなかった本誌掲載時には、

鶴見と会う前のアシリパが「(鶴見が)どんな男かはひと目見ればわかる」と話す

鶴見の顔を一目見たアシリパが、一瞬の隙を突いて突然空に矢を放って逃げ出す

という流れになっており、「せっかくヒロイン鶴見中尉が対面したのに会話なし?」「『ひと目見ればわかる』って何がわかったのか?」

などの批判の声が上がったからだと思われる。

 

それにしても、これほど重要なシーンを単行本で加筆したのはやりすぎだったのではないだろうか。

いくらラスボス存在キャラとは言え鶴見にほぼ一方的に悪を押し付けヒロインアシリパは悪くないことを強調するような加筆にはだいぶ否定的意見も多かった。

 

そもそも、ある漫画ファンが本誌を買う一番の理由単行本派よりもいち早く先の展開を知りたいからだろう。

まり、それだけその漫画を楽しみにしているコアなファンということだ。本誌を読んでそれを元に考察記事を書く人も少なくない。

 

だが単行本でこれほどの加筆が行なわれてしまうと、せっかく本誌を読んで単行本派より早く先のストーリーを知ったとしても無意味になってしまう。

考察記事を書いていた人は、書き直さざるを得なくなる。本誌を買うメリットがあまりなくなってしまうわけだ。

ゴールデンカムイ考察記事が少ないと嘆いている人も見かけたが、単行本での大幅な加筆修正があることも考察勢が減っていってしまった大きな原因の一つだと思う。)

 

しかも、上記のことがあったときゴールデンカムイは当然無料公開中ではなかった。

本誌派の読者は本誌と単行本、それぞれにお金を払って違う展開を読んだことになる。

 

その後の単行本でも21巻レベルでこそなかったものの、やはり本誌で批判された部分を単行本で加筆修正する・

あるいは批判があったわけでもないのになぜか加筆修正するという行為は繰り返され、そのたびに読者の間で論争が起きた。

 

単行本での加筆修正以外の問題

問題単行本での加筆修正だけではない。

21巻以降、もともとエグみのあるネタが多かったこれまでと比べても人を選ぶギャグエピソードが増え、やはり賛否両論が沸き起こった。

 

具体的には、

シマエナガ

(多くの人のトラウマになった話。これまでの動物を食べるシーンと違い、数日を一緒に過ごしたシマエナガを食べようとする際の杉元の表情が恐ろしい)

児童連続殺人犯・上エ地

(様々な殺人犯が登場してきたが、子供ばかりを狙う殺人犯はいなかったため拒否反応を示す人も多かった。

ちなみに本誌では25巻に出てきた少年の飼い犬・タローが惨殺され、上エ地が少年の首を絞めようとするシーンももっと長かったが、

本誌の時点で残虐すぎると批判殺到したためか単行本ではカットされた)

・精〇探偵

(他の人も言っているが、さすがに液体描写はやりすぎだったのではないか

下品すぎると言って脱落した人や、本気でショックを受けていた宇佐美ファンも多かった)

海賊太郎死体ギャグ名前を間違えるギャグ

(これまでもモブキャラ死体を使ったギャグはあったが、登場してからある程度時間が経ち、ファンも付いていた房太郎死体が車から飛び出すギャグには賛否あった。

太郎の死の直後、白石が「大阪太郎(正しくは大沢太郎)」と名前を間違えるギャグにも不謹慎だと非難の声が上がった。このギャグ単行本で削除された)

などだ。

 

「作者が自分漫画で何を描こうと自由じゃないか」という反論もあるだろう。

でも、読者は何も単なるわがまま上記のような描写批判したのではないと思う。

 

ゴールデンカムイは(作者がそれを望もうが望まなかろうが)今やアイヌ文化を扱った代表的漫画としてメディアで取り上げられている作品だ。

せっかくアイヌ文化に興味を持って漫画を読んだ人がエグすぎるネタを拒絶して読むのをやめてしまったら元も子もない。

ただでさえ姉畑やラッコ鍋などの時点で受け付けなかった人もいたのだから、それ以上に過激ネタは控えるべきだったのではないだろうか。

 

「こんなヤバい漫画を展示した大英博物館や、観光客誘致に使っている北海道、心広すぎw」

などとネタにしている人もいるが、そんな場合ではないと思う。

作者と編集部は、アイヌ文化を描いている漫画悪趣味ネタに走ったことを真剣に恥ずかしいと思った方がいい。

 

さらに、謎解きの残念さも読者離れを招いた理由の一つだ。

 

・14巻では七人のアイヌ殺しの謎を知るウイルクが、19巻ではキロランケが死んでしまい、「本当に謎は解けるのか?」と不信感を持った読者が多かった。

結局27巻で鶴見の口から過去真相が明かされたが、この間に離れてしまった読者もいた

暗号解読刺青24必要という設定だったはずが、いつの間にか24枚全部なくても解けるとキャラほぼ全員が知っていたということになる(読者に全く説明はなし)

物語の当初からキャラたちが求め続けていた黄金がようやく見つかったが、黄金の半分が北海道土地権利書の購入に使われてしまっており、読者の感慨も半減してしまった

・謎多きキャラ・尾形が金塊争奪戦に参加している目的は初期から伏せられたままだったが、304話にしてやっと明かされた目的政治的ものではなく、個人的動機に過ぎなかった

鶴見黄金を求める本当の理由が最新話(現時点で312話)になっても曖昧なままになっている。また、部下の月島を騙した事件の詳しい真相不明なまま

 

などが挙げられる。

21巻以降こういう重要な謎がなかなか解決されないまま、いまいち意味があるとも思えない回想シーン

(例えば25巻の「上等兵たち」や28巻の杉元の過去など)をやっていたので、ストーリーが停滞してしまったと思う。

 

数年単位漫画を追っていた身としてはキャラたちの変化も気になる。

良い方への変化なら成長と受け取れるが、どうもキャラが悪い方へばかり向かっている気がする。

 

主人公の杉元は戦闘能力が高いだけではなく、初期にはとっさの機転で危機回避したりとクレバーな面も目立ったが、最近ではほぼ戦闘力(というか暴力)一辺倒のキャラになった。

28巻の回想で士官候補生たちに急に喧嘩を売ったり勇作をビンタしたりするシーンがあったが、初期の杉元はここまで野蛮ではなかった

・以前のアシリパ自分の父が姉畑を脱獄させたのかもしれないと気にしたり、偽アイヌ村でたくさんの敵を殺した杉元のことを地獄に落ちるのではないか心配したりしていたが、

今では父親のしたことや杉元の殺人について気にする描写がなくなった

白石戦闘力こそないもの脱獄脱出侵入)の腕前はピカイチという設定だったが、サッポロビール工場編、五稜郭編、蒸気機関車編のいずれでもその腕前を生かせていない

・尾形は冷徹皮肉屋なスナイパーだったが、だんだんと生い立ちの問題が強調されはじめ、最後には精神錯乱状態に陥って自死という悲惨な結果を迎えた

月島鶴見の忠実な側近として登場したが、徐々に鶴見への不信感を抱えたキャラという設定になり、最終章に入っても鶴見について行くのかどうかはっきりしないキャラになった

鶴見や土方は以前はもっと大物めいたキャラだったが、北海道日本から独立させて新しい国家を作るという壮大な目的に達する気配が少しもないまま、

土方は死亡・鶴見も杉元に倒されるのでは?という展開になっている

 

他にもあるが、ざっとこんなところだろうか。

ゴールデンカムイキャラクター人気も非常に高い作品だ。このようなキャラの変化について行けず、読むのをやめてしまったという人を何人も見かけた。

無料公開で一気読みした人にとっては、上に挙げたようなことはどれも些細なことかもしれない。

だが何年も作品を追いかけ、キャラ応援してきた人にとっては違うのだ。

 

キャラファンキャラに夢を見すぎただけ」という意見もある。確かにそういう面もないわけではないと思う。

でも、ゴールデンカムイキャラグッズを購入していた層はそんな「キャラに夢を見ていた」タイプファンだったのではないだろうか。

ストーリーを壊さない程度に、ファン最後まで応援したくなるようなキャラを描き切ることはできなかったのか。

 

特にそのキャラファンというわけではなくても、どんどん魅力だった面を失いかっこ悪くなっていくキャラたちを見ているのは忍びなかった。

作者が自分で考えたキャラの魅力を把握していないかのような様子には理解に苦しむ。

 

とまあ、思いのほか長くなったが大体このようなことがあって数年来の読者は少しずつ去っていった。

そして、単行本での大幅な加筆修正や癖のあるギャグにも肯定的ファンばかりが目立つようになり、

あまつさえ作品に対するネガティブ感想排除するような攻撃的な読者が増えていった。

 

ゴールデンカムイそもそもそんなに人気なのか

「人が去ったと言ってもそんなに多くないんじゃないの? ネットではこんなに人気だし…」

「読むのをやめた人がいても、無料公開でそれ以上に新規の読者も入ったんじゃない?」と思う人もいるかもしれない。

でも事実、ここ数巻のゴールデンカムイの初動売り上げは下がり続けているのだ。

 

匿名掲示板・5ちゃんねるに「コミックランキング売り上げ議論スレ」というスレッドがある。

オリコンチャート漫画単行本売り上げランキングに載っている売り上げ部数(電子書籍は除く)を元に、

その単行本が発売後およそ1ヶ月程度でどれほど売れたか(=初動売り上げ)をまとめているスレッドだ。

もちろん発売日から日にちが経ってもその漫画を買う人はいるし、電子書籍で買う人もいる。

でも、「紙の単行本を発売日後すぐに買う」人の数はその漫画にどのくらい根強いファンが付いているかというある程度の目安になる。

 

ゴールデンカムイアニメ化した後の15巻から追える範囲で初動売り上げの推移を見ていくと、

(一番右端の矢印は、前巻から売り上げが上がったか下がったかを表す)

 

アニメ1期2期放送後)

15巻 29万 1580部 ‐

16巻 32万 3995部 ↑

17巻 26万 7279部 ↓

18巻 29万 5117部 ↑

19巻 26万 2729部 ↓

20巻 25万 4168部 ↓

21巻 23万 9891部 ↓

22巻 22万 5296部 ↓

23巻 21万 9403部 ↓

アニメ3期放送後)

24巻 データなし

25巻 22万 3234部 ↑

26巻 20万 8601部 ↓

(全話無料公開後)

27巻 20万 5874部 ↓

28巻 20万 0391部 ↓

 

19巻以降しばらく初動売り上げ部数が下がり続け、3期放送後の25巻で少し上がったが、26巻からはまた下がっている。

注目すべきは、去年の全話無料公開後に発売された27巻は初動売り上げが上がる…かと思いきや下がったことだ。

電子書籍で買った人が多かったともとれるが、それにしても単行本の売り上げが下がるという事態普通なら考えにくい。

 

無料で読んだ結果それで満足してしまい(または思ったよりもつまらないと感じ)、単行本を買うまでもないと判断した人が多かったのでは?」

「何度も無料公開を繰り返したことで、お金を払って読んできたファンとしては馬鹿らしくなって愛想を尽かしてしまったのでは?」

 

そう思ってしまう。

 

ゴールデンカムイの累計発行部数は、28巻までが発売されている現在で1800万部だそうだ。

「そんなものなの? もっと売れてると思ってた」という声を見かけたが、確かにネット上でかなり話題になっている割には発行部数が少ないと感じる。

このくらい話題になっていれば、本来なら発行部数が3000万~5000万部くらいは突破していてもおかしくなさそうである

でも、現実には2000万部にも届いていない。

 

これまでの経緯を見るに、作者や編集部は初期からの読者の意見蔑ろにして、単行本での大幅な加筆修正があることを売りにし、

人を選ぶギャグを増やし、謎解きや伏線回収を疎かにし、多くのファンが付いているキャラたちの整合性をとることにも気を遣わなかった。

それで以前からの読者が離れると、そのたびに無料公開をおこなって新規の読者獲得に躍起になってきた。

正直「マッチポンプだな」と思ってしまう。

 

売り上げを伸ばしたいなら無料公開よりも、以前からの読者の意見漫画ストーリーキャラクター、

そして何よりアイヌ北海道という作品テーマもっと大事にした方がよほど良かったと思う。

 

今回の無料公開で公式は「狂った犬の様に伴走(はし)れっ!」というキャッチコピーを使っている。

ゴールデンカムイが本当にアイヌの人々に寄り添っているなら、このキャッチコピーを選ぶことはなかっただろう。

 

一年ほど前、日本テレビの番組スッキリ」でアイヌと犬をかけたギャグ炎上した時、ゴールデンカムイ公式特に抗議の声を上げなかった。

アイヌ文化漫画ネタとして都合よく消費はしたいが、厄介ごとには首を突っ込みたくない。ざっくり言うとそういうことではないのか、と疑ってしまう。

 

日テレスッキリアイヌ差別表現検証 チェック甘く

https://www.asahi.com/articles/ASP8V575NP8VUCVL00C.html?iref=pc_extlink

 

まとめ

今回の全話無料公開を受けて、「すごい大盤振る舞い!」と喜んでいる人をたくさん見かけるが、一方でこう思っている人もいると思う。

 

「少し前にも全話無料公開したばかりなのに、大丈夫なの? 何かウラがあるのでは?」

 

あなたの勘は正しい。

恐らくは減った分の読者を少しでも取り戻そうとして、または最終回に向けて何となく盛り上がってる感を出したくて、

今回の全話無料公開を打ち出したのだろうと個人的には推測している。

最終回の後には「ゴールデンカムイ展」が開催されるが、そこに1話が本誌に掲載された時からの読者は果たして何人くらいやって来るのだろうか。

 

かく言う私も最初アニメ化後にゴールデンカムイを読み始めた勢で、今の読者の中では古参にあたるのかもしれないが最古参ではない。

概ね樺太編(21巻くらい)までは、多少の疑問がありつつも楽しんでいた。

でもその後の展開は上記に書いたような疑問続きで、どんどん読むのが苦痛になっていき、実際に何度か読むのをやめてしまった。

それでも結局戻ってきたのは、せめて結末がどうなるのかだけでも知りたかたからだ。

(かつての面白さが戻ることはないだろうし、失望するだけだとはわかっているのだが。)

それほど、以前のゴールデンカムイストーリーにもキャラにも魅力があった。

 

ともあれ、ここまで来たからには残りの2話も読むつもりだ。

あれほど素晴らしかった作品がなぜこんなことになってしまったのか、本当に残念でならない。

何か事情があるのなら切実に知りたいと思っている。

 

あくま自分が見てきた範囲で経緯を説明したつもりだが、最初にも書いた通り、補足や訂正のある方は遠慮なくお願いします。

2022-04-15

息子と一旦距離を置いたら離婚したくなった

息子を児童相談所へ預けた。一時保護で、期限は設定されていない。

今日の朝に役所相談担当の方に来てもらう→預けることを決め、その場で連れて行かれる

の流れ。本当に急な決定だった。息子も何が起こったのか分かっていないと思う。

預けた直接の原因は、妻のメンタル危険な域に達したからだ。

2日前から離婚して息子と縁を切りたい」「息子の存在を消したい」「息子と自○したい」などの強い言葉を並べるようになった。子育て疲れたのだ。

疲れた要因はいくつか候補が挙げられるが、それを紐解くために心療内科へ通っている。

だが次の診察までに数日あり、それまでに妻が息子に何をしでかすか分からない。ましてや土日は息子が家にいる。妻を家に1人にもできない。だから冒頭のとおり連絡を入れた。その後の顛末は冒頭の通りである

妻は、息子のいない、2人きりのときに戻りたいと言う。でも私は3人で生活を続けたいと言う。それなら離婚するか息子を消すしか選択肢が無いというのが妻の論理だ。

児相提案をされる前は、私と息子/妻で距離をしばらく置いて住み、落ち着かせる選択肢しかないと思っていたので、正直なところ今日の急展開はありがたかった。以前から親身になって相談に乗ってくれて、いざという時にすぐに行動してくれた役所の方には頭が上がらない。

ただ、玄関から車で連れて行かれた息子を見送ってから自分でも信じられないくらい寂しいし、泣きそうになっている。あらゆる場面に息子がいないことを実感してしまって、その度に心に穴が空く。車内で後ろを振り返った息子の顔が脳裏に焼き付いている。

さらに見送った後に妻が

「無期限ていつまで許されるんだろうね。まあ本当に帰ってこなくていいんだけど。」

ポロッとこぼした瞬間、一気に気持ちが冷めてしまった。3人で過ごしたいという気持ちがスーッと薄れていった。今「離婚したい」と言われたら合意しただろう。決して自分からは切り出さない私の性格が悪いのは認める。

おそらく、元々私の中にあった優先順位が炙り出されただけなのだろう。私はなにより息子と一緒に生きたい。息子がどういう人生を歩もうが見届けたい。妻と2人きりの関係に戻るのは今ではない。

もう数時間、私から口を開いていない。たぶん話さなくてはいけないことがあるんじゃないかと思うが、話す気になれない。

幸い妻のメンタルは急速に落ち着いた(ベッドに寝たきりだったのが、テレビを見て笑っている)ので、しばらく離婚を切り出されることはないだろう。

2人で生きるとしたらどうやって生きていけるか、具体的なプランを考え始めている。

4/16追記

一晩寝たら少し頭の中が整理できた。息子と急に離れたことで私もメンタルがやられて書き殴りたくなったのだろう。改めて3人で生きていける方法模索したいと思う。

妻もだいぶ平静を取り戻し、暴言を吐かなくなった。息子のことを考えるたびに落ち込むと言うので、なるべく息子の話はしないようにという話をした。外に出てリフレッシュもさせたいが、まずは布団から出てご飯をしっかり食べるところからやり直しだ。

また、コメントにも書いたが、息子は発達障害(自閉スペクトラム)と診断されている。特に年齢に比して言葉の発達が遅い。児童療育にも通っている。他にも遅れはあるが割愛する。

4/17追記

もはやタイトルの通りの感情は遠くに置いてあるのだが、戒めとして残しておきたい。

今日は久しぶりに2人で外出した。定期的に一時保育は利用していたのだが、前回預けた時は妻が寝込んでいたので。特に時間制限なく過ごせたのは本当に久々だった。妻も思い出の場所に行けて楽しかったと言っていた。

ただ夜になってから反動なのか、妻の口から自分状態に関する自責言葉ばかり出てくるようになったので、服薬して横になるように促したところである

私も今日は楽しかったのだが、やはり息子も一緒にいてほしかったなと思ってしまう。ちゃんご飯食べているだろうか、ふと泣いていないだろうか、ウ○コ食べてないだろうか、など、思い出とともに気持ちがよぎる。

実家の親にだけは今の状況を伝えたが、その他の知り合いにはなかなか共有しづらい。心を保つためにも迷惑をかけすぎず気持ちを開示できる場所を早めに確保したい。まず週明けに役所の方と会話させてもらおう。

ちなみに実家の母からは「○○ちゃん(妻の名前)を責めないでね」とだけ言われた。この人の息子で良かったと思った。

反応やブコメは全部読んでます。参考にさせてもらったり、励みにさせてもらったりしています

さっきニュース見てたら前科有りの小学校教師児童猥褻とかやってたけど実際の性犯罪逮捕される犯罪者ってやっぱ教師会社役員映画監督意識高い系早慶、ってイメージだよなあ。

ジェンダー平等主義者的には、「性犯罪連想させる漫画広告掲載するのは性犯罪容認する社会を作る」ということらしいがこいつらが漫画やらアニメやらに影響されてるようには全く見えない訳だが、人は分かりやすいモノを叩くという哀しい習性があることを鑑みればそう不思議でもないね。まあ広告を幾ら叩いたところで教師は教え子に猥褻行為をするし、会社役員満員電車痴漢するし、映画監督は枕を強要するし、意識高い系早慶は金で引っ叩くんだろうから世の中は何も変わらないのが実に哀しい。


実際のところオタク犯罪者って最近だと誰がいたんだっけ?監禁王子最後か?それとも宮崎某の亡霊が未だに根強いのか。

2022-04-14

anond:20220414142118

小説家より出版社の方が、安定してて就活勝ち組・・・

24歳になった。

恋も夢も中途半端なまま大人になった雫。夢もあきらめ、出版社児童小説編集者になっていた。

耳をすませば実写版の10年後の設定に納得がいかない

清野菜名×松坂桃李共演、実写『耳をすませば10月14日公開! バロン登場特報映像

https://www.cinemacafe.net/article/2022/04/13/78283.html

最初の印象は最悪だったが、夢を追う聖司に次第に惹かれていった。それから10年が過ぎ、24歳になった。

恋も夢も中途半端なまま大人になった雫。夢もあきらめ、出版社児童小説編集者になっていた。

なんで小説家になれなかった設定なんだよ。

なんで聖司は夢叶って雫は叶ってないんだよ。

この時点でクソ。ツイフェミ怒っていいよ。

2022-04-13

新聞広告にでかでかとエロ漫画載ってたら怖いでしょ

その内容は女子児童への性的搾取肯定

もう法的規制しかないのか?

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん