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はてなキーワード: アシリパとは

2022-06-16

anond:20220616142701

かわいいよアシリパさん!追加でいくつか

海が走るエンドロールは?これからどうなるのか楽しみだけど主人公のバディ感はあるかなって

異国日記は複雑で少し違う気がする、地獄楽はまじで相棒!って感じ

ダンジョン飯のマルシルもどう?

anond:20220616141901

城崎、確かに変則的だけど近い気がするな!

どうでもいいけど大変女らしい女装キャラ×ガサツ系女子 とかも好きゲヒヒ

アシリパさんも可愛い好き(まぁ明らかにアシリパさんからは杉元に好意持ってるけど)

2022-06-14

もしアシリパさんがブスだったら

杉本はそれでも大事にしただろう

でもマンガはヒットしなかっただろう

2022-05-06

ゴールデンカムイ民族アイデンティティ対立にさせようと必死な奴に腹立ってきた

あれは和人vsアイヌみたいな型にはまったチンケなエンタメじゃね〜だろ 

アシリパさんもキロランケニシパも、民族アイデンティティという枠を超えて自分の強い意志で動いてて、他方の和人あくまで一個人の強い意志で動いてるんだろうが

アイヌへの差別迫害描写されてる中で、キャラクターたちはそれでもなおただ一人の人間として、互いの意志意志をぶつけあうという様をこれでもかと見せつけてくるのがゴールデンカムイという作品じゃろが

ハリウッド式の紋切り型勧善懲悪ものに収めようとするんじゃねえよ!

日本で作られた作品を下に見て鑑賞してるのが透けて見えてるよ、ホントそういうところキライ!

クッソワロタ → 「アシリパ普通に命の危険がありそうなところがいくらでもあったのに、 エッチな目に合わなければそれでいいんだ・・・

https://anond.hatelabo.jp/20220505222938

かにリベラルの人たち、そういうところあるよな。

実際はシングルイシューしか思考できない馬鹿からそっちを考えられてないだけなんだが

たから見たら「死して虜囚の辱めを受けず」の戦時日本兵みたいなメンタリティに見えるのマジで笑える。

リベラルの行動原理は先陣訓だった?

2022-05-05

ずっと有芝やともってたけどアシリパやったんか😖

anond:20220505194415

アシリパ普通に命の危険がありそうなところがいくらでもあったのに、

エッチな目に合わなければそれでいいんだ・・・

3年前のゴールデンカムイ

@kaneda_junko

私もゴールデンカムイ2巻ぐらいのときは、「この表紙の少女(アシリパさん)が今後、本人が望んでいないエッチな目に遭わされたりするのでは…」とおびえていた時期があったんですが、

これまで「一度も」そんな描写はありません。かといってサービスがないわけでなく、良い男体が惜しみなく出てきます

 

@Annan3

アシㇼパを自分意思で動く人間に描いた場面と並び、野田サトル氏のフェミ視点がうかがえる場面。

杉元の"弱みにつけこむな""子作りには責任を"。 (優しい…)

アシㇼパの"アイヌ女性は弱くない"。

青年漫画女性をこのように扱ってくれますように。

 

@kutabirehateko

ゴールデンカムイフェミニズムやアイヌ民族の文化歴史にも性的マイノリティにも配慮された上で

なお読み応えのあるすばらしい作品だという評価は「差別解消なんて持ち込んだら物語は堅苦しく不思議で窮屈なところになる」と嘯く層への強力な反証なのでめっちゃムカつくんやろな。

 

@Erinadinfinitum

ゴールデンカムイ面白いし色んな人が言ってるように子供性的対象として描かないか安心して読めるというのも本当なんだけど、

同時にそんな当たり前のことに安心を覚えるくらい倫理観ハードルが下がってる状況ってヤバいのではとも感じる

https://togetter.com/li/1217118


完結した現在リベラル方面から批判が集中している模様……

@papurika_dreams

ゴールデンカムイ大和によるアイヌ搾取を描いていないとの批判に「お説教啓蒙漫画じゃない」との批判を見たのだけど、

社会人権抑圧を否定的に描いてもエンターテイメントとしてどえらく面白い作品をたくさん見てきた洋画海外ドラマファンからすると日本作品ってまだそこ止まりなの?って思う

 

@cul_de_sac15

ゴールデンカムイを通じてアイヌにかんする知見が広まってよかったね😊」といくら和人が言ったところで、

結局のところ和人裁量範囲内で都合の良い〝アイヌ〟的なモノが搾取され、

一方で現実に生きるアイヌが置かれた現状は差別しか言い様のない構造の中でがんじがらめになっているわけで…。

 

当事者研究者から批判は至極真っ当だと思うのだけど、

それよりも「フィクション現実は違う」「ゴールデンカムイは"人権"漫画じゃない」みたいな言説が多量に拡散されているという事象自体が、

まさにこの作品和人によるアイヌ搾取正当化するコンテンツとなってしまたことを示している。

https://togetter.com/li/1879998

アシリパちゃんがちっさいからだとほっそいあしでおっきなわらぐつ?はいてるビジュアルがかわいくてほんとすき

そうですわたし少女にでっかいアーム武器がついてるようなビジュアル好きな人間です

ブラックロックシューターストレングスとか好きです

愛してます

なんなんでしょうねこの気持は

ちょっとちがうかもですがまどかタイタスとかも好きですね

2022-05-03

ツイフェミ的にゴールデンカムイ風俗肯定はええのね?という

あの当時の風俗といえばもう真っ黒な人身売買産業だけど、ツイフェミ的は別にいいんだな……という驚き。今一生懸命燃やそうとしてるのもアイヌ和人関係とかだし。

特に白石なんて【以下最終回ネタバレ杉本アシリパ最後に分かれたあと、吉原らしき場所に走っていくエンドじゃん?twitterじゃそれが「白石が別れのセリフ言ってる場所って吉原かよwwww」みたいにネタとして消費されて愛されてるんだが、無風だ。これがたとえばアウシュビッツ強制収容所とかだったら大炎上じゃんきっと……

別にフェミでもなんでもないワイですら「銀魂みたいに現代風俗を笑いのネタにするのはアリでもこの当時の風俗は完全に人身売買施設だろう、大丈夫か……」って思ったけど無風で草

やっぱツイフェミって自分らにとって都合いいかそうじゃないか炎上ごっこしてんだなって思ったよ

BL需要高いらしいもんねえこ作品

2022-04-30

「かっこいいアイヌを描く」というならやっぱり普通に若い成人男性レギュラーで描けば良かったと思う

ゴールデンカムイアシリパ所詮ナコルルリムルル系譜の「可愛い女の子」でしかなく

特に目新しさは感じなかったんだよなあ

2022-04-29

ゴールデンカムイ最終回って晩年の老婆になったアシリパを描いてそれでも杉元はアシリパの側にいましたよとすれば

時間が経って大人同士になれば年齢差があっても気にならなくなるいう事なのでそう違和感なかったと思うんだよな

そうじゃなくて3年後のまだ少女の時点で話を締めるからアシリパ個人尊重している訳でも何でもなくてただのロリコンしか見えないという

2022-04-28

ゴールデンカムイ最終回を見たけれど、時系列がはっきりしなくて混乱したな

ナレーションIT社長がどうのと言っているのでこれを語っている基準時間軸は現代軸なんだろうし

アシリパが「生涯」と書かれているからには多分あれから50年や60年は生きたと思われるが

3年後という中途半端な時点で主人公達の物語を締めたのはなんでなんだろう

あれくらいはっきりと杉元がアシリパを選んで終わったんだから

壮年アシリパなりその子孫なりをはっきり書いてもよかっただろうに

あくまで幼いヒロイン少女のまま、ヒロインに重ねて庇護される事を夢見る女性読者に阿った最後って感じで気持ち悪かった

2022-04-26

anond:20220416001606

憶測だが、売上が落ちたのって「史実から逸脱しない」という作者の発言と連動していない?

史実から逸脱しない」だと、永倉新八氏のように物語終了時に存命なことが明らかな人物や明らかに歴史上影響を及ぼさな人物事象以外は消滅待ったなしなので、結末が見えて読者が離れたのではないか

アシリパは生き残るだろうけど、権利書は何らかのかたちで葬り去られること確定なので、この段階ですら「何をそんなもの争奪に命を賭けているの?」と白けるよね。

なぜ私はゴールデンカムイの終盤はなぜおもしろくないと感じてしまたか

https://anond.hatelabo.jp/20220426111216

ほんまそれな。

ファンから」を免罪符にしてるのが超絶キモいんだよな。

ゴールデンカムイ感想だが、俺はマタギ編以外にアシリパおやじの狂いっぷりのところも好きだ。

あそこら辺までは割と楽しく読んでいた。

最後の展開はもうさっさと終わってほしかった。

なんというか、途中から杉元とアシリパ主人公じゃなくなってしまったんだよな。

鶴見とか土方のほうがはるかモチベーションが高くて、杉元とアシリパは戦う動機が極端に弱くなってしまった。

この状況でだらだらやってしまったもんだからマンガとしてしまりが悪い。

なんかソシャゲストーリーを読まされてるような感じだった。

キャラにまんべんなく光を当てて、メインストリーが遅々として進まぬ感覚はほんと今風だと思う。

人気が出始めたコンテンツだいたいこうなりがちで嫌いなんだけど

からといって私が楽しめなかっただけで楽しんでる人を否定するつもりもないし

作者は作者が描きたいものを好きなように描いてほしい。

ピークはマタギ編と父親編くらいでそれ以外はそこまで高く評価してないけど、なんだかんだいって22巻くらいまでずっと楽しめてたよ。

ありがとうございました。次回作もたぶん読むと思う。

ゴールデンカムイ女性ファンのせいで熱が冷めた

あの漫画基本的男性キャラが「月曜日のたわわ」なんぞ比較対象にもならないぐらい

肉体と尊厳性的搾取され、そして無惨に殺害されていく作品であり、また動物凌辱する描写も多いのだが

そういったハードコア世界観作品を「ポリコレ的に優れている!」というフェミニスト女性ファン存在が増えた事が疑問だった。

また、ヒロインが「他の男性向け作品みたいに」エロい目やセクハラされずに高潔なまま、なのもポリコレポイントが高いらしい。

アシリパ高潔なままでいる横では、主人公含め男が傷つき性的搾取され尊厳侮辱され命を削られ殺されているんだけどな。


結局こいつら、男性が殺されたりレイプ紛いの性的暴力を受けるよりも、作中でのパンチラシーンの方が遥かに被害重大で大事なんだと。

男の人権ポリコレでは守られないんだーと思って、フェミニスト女性ファンと、彼女らを調子に乗らせる形となった作品と作者に冷めてしまった。

本当に女性って残酷差別的だよなって改めて思ったよ。

少なくともゴールデンカムイファン女性視野の狭い差別主義者だろう。

2022-04-22

anond:20220422115156

個人的感想だけど、アイヌ文化とかアイヌグルメとかの尺が長い前半の方が好きだったな

アシリパさんメインだときっつい下ネタ少なめだし

そこらの褒めコメントも、前半の展開に対してと解釈したほうがしっくりくるかも

無料公開でゴールデンカムイを初めて通して読んでみたけどさ

アイヌをかっこよく描いた話」とか「アイヌ少女主人公の対等な相棒として尊重されている」として持ち上げられていた世間の評判とは大分印象が違った

最終話一歩手前まで読んで一番力が入っているのは鶴見中尉だと思ったし

実際読者の人気を得ているキャラクターも大半は軍人日本人男性のようだ

アイヌキャラクターでそれなりの扱いを受けているのは二人くらいしかいないしそのアイヌあくまで「女子供」として脇に下がる位置だよなあ…

ヒロインの父のウイルクは黒幕諸悪の根源のような扱いだし

成人男性の、現在進行形でメインとして活躍するアイヌキャラクター全然いないので所詮アイヌは添え物という印象を免れない

いや、まだ最終回があるし単行本加筆も大量にあるらしいけどさ

何だかんだで深く掘り下げて描かれるのも読者の人気が集中するのも、大抵の作品では一定年齢以上の男性キャラクターなんだよなあっていう身も蓋もない事実を感じてしまった

この作品アシリパに当たるキャラクター主人公と同世代アイヌの成人男性にして

肉体面も含めて対等な相棒として描いてきたら全然違ったものになっていた気がするしそっちのパターンが見たかったな

あるいはウイルクの位置キャラクターもっと若くしてアイヌ独立のためには手段を選ばない現在進行形の敵として立ち塞がるとかさ

2022-04-19

もしゴールデンカムイの実写をアメリカがやるなら

アシリパアイヌじゃないとダメなん?

白石とかは元受刑者じゃないとダメなん?

あいつら、アホなん?

ゴールデンカムイファンタジーじゃないしアシリパさんはエルフでも宇宙人でもないんだから

そのままの設定を実写にしてアウトだと思うなら原作が既にアウトだったんだと思うよ

2022-04-16

ゴールデンカムイ作者の「単行本で加筆する」宣言について

ゴールデンカムイ作者の「単行本でめちゃくちゃ加筆する」宣言について「本誌派には未完成品を読ませるつもりか」って言われてるようだけど、

そして、それに対して「何が問題なの?」「単行本で加筆があるのは当たり前」って反論されてるようだけど、

反論している人はたぶんゴールデンカムイ単行本21巻が発売された当時(2020年3月)やその前後のいきさつを知らないのだろうと思う。

というわけで、当時~その後に何があったのかということを自分が知っている限りで説明してみようと思う。

自分一人の説明では足りないかもしれないので、補足がある人は遠慮なく補足してほしい。

 

ゴールデンカムイ、完結へ

ゴールデンカムイ」全話無料公開&原作者野田サトルの直筆メッセージ

https://news.livedoor.com/article/detail/21961052/?_clicked=social_reaction

 

ゴールデンカムイがあと3話で完結、しか最終話更新される日まで全話無料公開という企画が発表された。

で、作者が発表した直筆コメントの「単行本でめちゃくちゃ加筆する予定」という文言が物議を醸している。

今までのゴールデンカムイのあれやこれやを知っている人からすれば「またか…」「相変わらず本誌派を馬鹿にしやがって」となり、

最近ゴールデンカムイにハマった人からすれば「単行本で本誌の内容に加筆されるのはよくあることだし、何が悪いの?」

単行本で加筆されたからって本誌版が未完成ってことはないでしょ」となり、両者の間には温度差がある。

 

かに雑誌連載されている漫画単行本化する時に作者が作画台詞などを加筆修正することはよくある。

特に週刊連載なら、本誌掲載時にはどうしても粗くなってしまった絵や多少のミス修正したりするのはある程度仕方ないと思う。

だが、ゴールデンカムイの加筆修正はそんなレベルではないのである。これから説明しよう。

 

単行本21巻発売当時、そしてその後に何が起こったか

ゴールデンカムイ単行本での加筆修正で一番騒動が巻き起こったのは、おそらく単行本21巻だと思う。

ヤンジャンアプリコメント欄やツイッターが大荒れし、離脱する読者も相次いだ。

 

具体的にどこが大きく変わったのかというと、21巻の最後に収録されている211話「怒りのシライシ」だ。

樺太から北海道へ帰ってきたヒロインアシリパ物語ラスボス存在鶴見中尉と初めて正式に対面する重要な話だが、

この話の7~15ページ目の範囲はほぼ全て単行本での加筆修正部分である

単行本を持っている人は確認してみてほしい。

 

まり

鶴見暗号解読必要キーワードを吐かせるために地下にアシリパ幽閉する計画を語るシーン

アシリパ鶴見の会話シーン

鶴見の頭の傷口からドクドクと汁が漏れ出るシーン

などはすべて本誌の時にはなかったものなのだ

 

なぜ作者がこれほど大幅な修正をしたかというと、上記のシーンがなかった本誌掲載時には、

鶴見と会う前のアシリパが「(鶴見が)どんな男かはひと目見ればわかる」と話す

鶴見の顔を一目見たアシリパが、一瞬の隙を突いて突然空に矢を放って逃げ出す

という流れになっており、「せっかくヒロイン鶴見中尉が対面したのに会話なし?」「『ひと目見ればわかる』って何がわかったのか?」

などの批判の声が上がったからだと思われる。

 

それにしても、これほど重要なシーンを単行本で加筆したのはやりすぎだったのではないだろうか。

いくらラスボス存在キャラとは言え鶴見にほぼ一方的に悪を押し付けヒロインアシリパは悪くないことを強調するような加筆にはだいぶ否定的意見も多かった。

 

そもそも、ある漫画ファンが本誌を買う一番の理由単行本派よりもいち早く先の展開を知りたいからだろう。

まり、それだけその漫画を楽しみにしているコアなファンということだ。本誌を読んでそれを元に考察記事を書く人も少なくない。

 

だが単行本でこれほどの加筆が行なわれてしまうと、せっかく本誌を読んで単行本派より早く先のストーリーを知ったとしても無意味になってしまう。

考察記事を書いていた人は、書き直さざるを得なくなる。本誌を買うメリットがあまりなくなってしまうわけだ。

ゴールデンカムイ考察記事が少ないと嘆いている人も見かけたが、単行本での大幅な加筆修正があることも考察勢が減っていってしまった大きな原因の一つだと思う。)

 

しかも、上記のことがあったときゴールデンカムイは当然無料公開中ではなかった。

本誌派の読者は本誌と単行本、それぞれにお金を払って違う展開を読んだことになる。

 

その後の単行本でも21巻レベルでこそなかったものの、やはり本誌で批判された部分を単行本で加筆修正する・

あるいは批判があったわけでもないのになぜか加筆修正するという行為は繰り返され、そのたびに読者の間で論争が起きた。

 

単行本での加筆修正以外の問題

問題単行本での加筆修正だけではない。

21巻以降、もともとエグみのあるネタが多かったこれまでと比べても人を選ぶギャグエピソードが増え、やはり賛否両論が沸き起こった。

 

具体的には、

シマエナガ

(多くの人のトラウマになった話。これまでの動物を食べるシーンと違い、数日を一緒に過ごしたシマエナガを食べようとする際の杉元の表情が恐ろしい)

児童連続殺人犯・上エ地

(様々な殺人犯が登場してきたが、子供ばかりを狙う殺人犯はいなかったため拒否反応を示す人も多かった。

ちなみに本誌では25巻に出てきた少年の飼い犬・タローが惨殺され、上エ地が少年の首を絞めようとするシーンももっと長かったが、

本誌の時点で残虐すぎると批判殺到したためか単行本ではカットされた)

・精〇探偵

(他の人も言っているが、さすがに液体描写はやりすぎだったのではないか

下品すぎると言って脱落した人や、本気でショックを受けていた宇佐美ファンも多かった)

海賊太郎死体ギャグ名前を間違えるギャグ

(これまでもモブキャラ死体を使ったギャグはあったが、登場してからある程度時間が経ち、ファンも付いていた房太郎死体が車から飛び出すギャグには賛否あった。

太郎の死の直後、白石が「大阪太郎(正しくは大沢太郎)」と名前を間違えるギャグにも不謹慎だと非難の声が上がった。このギャグ単行本で削除された)

などだ。

 

「作者が自分漫画で何を描こうと自由じゃないか」という反論もあるだろう。

でも、読者は何も単なるわがまま上記のような描写批判したのではないと思う。

 

ゴールデンカムイは(作者がそれを望もうが望まなかろうが)今やアイヌ文化を扱った代表的漫画としてメディアで取り上げられている作品だ。

せっかくアイヌ文化に興味を持って漫画を読んだ人がエグすぎるネタを拒絶して読むのをやめてしまったら元も子もない。

ただでさえ姉畑やラッコ鍋などの時点で受け付けなかった人もいたのだから、それ以上に過激ネタは控えるべきだったのではないだろうか。

 

「こんなヤバい漫画を展示した大英博物館や、観光客誘致に使っている北海道、心広すぎw」

などとネタにしている人もいるが、そんな場合ではないと思う。

作者と編集部は、アイヌ文化を描いている漫画悪趣味ネタに走ったことを真剣に恥ずかしいと思った方がいい。

 

さらに、謎解きの残念さも読者離れを招いた理由の一つだ。

 

・14巻では七人のアイヌ殺しの謎を知るウイルクが、19巻ではキロランケが死んでしまい、「本当に謎は解けるのか?」と不信感を持った読者が多かった。

結局27巻で鶴見の口から過去真相が明かされたが、この間に離れてしまった読者もいた

暗号解読刺青24必要という設定だったはずが、いつの間にか24枚全部なくても解けるとキャラほぼ全員が知っていたということになる(読者に全く説明はなし)

物語の当初からキャラたちが求め続けていた黄金がようやく見つかったが、黄金の半分が北海道土地権利書の購入に使われてしまっており、読者の感慨も半減してしまった

・謎多きキャラ・尾形が金塊争奪戦に参加している目的は初期から伏せられたままだったが、304話にしてやっと明かされた目的政治的ものではなく、個人的動機に過ぎなかった

鶴見黄金を求める本当の理由が最新話(現時点で312話)になっても曖昧なままになっている。また、部下の月島を騙した事件の詳しい真相不明なまま

 

などが挙げられる。

21巻以降こういう重要な謎がなかなか解決されないまま、いまいち意味があるとも思えない回想シーン

(例えば25巻の「上等兵たち」や28巻の杉元の過去など)をやっていたので、ストーリーが停滞してしまったと思う。

 

数年単位漫画を追っていた身としてはキャラたちの変化も気になる。

良い方への変化なら成長と受け取れるが、どうもキャラが悪い方へばかり向かっている気がする。

 

主人公の杉元は戦闘能力が高いだけではなく、初期にはとっさの機転で危機回避したりとクレバーな面も目立ったが、最近ではほぼ戦闘力(というか暴力)一辺倒のキャラになった。

28巻の回想で士官候補生たちに急に喧嘩を売ったり勇作をビンタしたりするシーンがあったが、初期の杉元はここまで野蛮ではなかった

・以前のアシリパ自分の父が姉畑を脱獄させたのかもしれないと気にしたり、偽アイヌ村でたくさんの敵を殺した杉元のことを地獄に落ちるのではないか心配したりしていたが、

今では父親のしたことや杉元の殺人について気にする描写がなくなった

白石戦闘力こそないもの脱獄脱出侵入)の腕前はピカイチという設定だったが、サッポロビール工場編、五稜郭編、蒸気機関車編のいずれでもその腕前を生かせていない

・尾形は冷徹皮肉屋なスナイパーだったが、だんだんと生い立ちの問題が強調されはじめ、最後には精神錯乱状態に陥って自死という悲惨な結果を迎えた

月島鶴見の忠実な側近として登場したが、徐々に鶴見への不信感を抱えたキャラという設定になり、最終章に入っても鶴見について行くのかどうかはっきりしないキャラになった

鶴見や土方は以前はもっと大物めいたキャラだったが、北海道日本から独立させて新しい国家を作るという壮大な目的に達する気配が少しもないまま、

土方は死亡・鶴見も杉元に倒されるのでは?という展開になっている

 

他にもあるが、ざっとこんなところだろうか。

ゴールデンカムイキャラクター人気も非常に高い作品だ。このようなキャラの変化について行けず、読むのをやめてしまったという人を何人も見かけた。

無料公開で一気読みした人にとっては、上に挙げたようなことはどれも些細なことかもしれない。

だが何年も作品を追いかけ、キャラ応援してきた人にとっては違うのだ。

 

キャラファンキャラに夢を見すぎただけ」という意見もある。確かにそういう面もないわけではないと思う。

でも、ゴールデンカムイキャラグッズを購入していた層はそんな「キャラに夢を見ていた」タイプファンだったのではないだろうか。

ストーリーを壊さない程度に、ファン最後まで応援したくなるようなキャラを描き切ることはできなかったのか。

 

特にそのキャラファンというわけではなくても、どんどん魅力だった面を失いかっこ悪くなっていくキャラたちを見ているのは忍びなかった。

作者が自分で考えたキャラの魅力を把握していないかのような様子には理解に苦しむ。

 

とまあ、思いのほか長くなったが大体このようなことがあって数年来の読者は少しずつ去っていった。

そして、単行本での大幅な加筆修正や癖のあるギャグにも肯定的ファンばかりが目立つようになり、

あまつさえ作品に対するネガティブ感想排除するような攻撃的な読者が増えていった。

 

ゴールデンカムイそもそもそんなに人気なのか

「人が去ったと言ってもそんなに多くないんじゃないの? ネットではこんなに人気だし…」

「読むのをやめた人がいても、無料公開でそれ以上に新規の読者も入ったんじゃない?」と思う人もいるかもしれない。

でも事実、ここ数巻のゴールデンカムイの初動売り上げは下がり続けているのだ。

 

匿名掲示板・5ちゃんねるに「コミックランキング売り上げ議論スレ」というスレッドがある。

オリコンチャート漫画単行本売り上げランキングに載っている売り上げ部数(電子書籍は除く)を元に、

その単行本が発売後およそ1ヶ月程度でどれほど売れたか(=初動売り上げ)をまとめているスレッドだ。

もちろん発売日から日にちが経ってもその漫画を買う人はいるし、電子書籍で買う人もいる。

でも、「紙の単行本を発売日後すぐに買う」人の数はその漫画にどのくらい根強いファンが付いているかというある程度の目安になる。

 

ゴールデンカムイアニメ化した後の15巻から追える範囲で初動売り上げの推移を見ていくと、

(一番右端の矢印は、前巻から売り上げが上がったか下がったかを表す)

 

アニメ1期2期放送後)

15巻 29万 1580部 ‐

16巻 32万 3995部 ↑

17巻 26万 7279部 ↓

18巻 29万 5117部 ↑

19巻 26万 2729部 ↓

20巻 25万 4168部 ↓

21巻 23万 9891部 ↓

22巻 22万 5296部 ↓

23巻 21万 9403部 ↓

アニメ3期放送後)

24巻 データなし

25巻 22万 3234部 ↑

26巻 20万 8601部 ↓

(全話無料公開後)

27巻 20万 5874部 ↓

28巻 20万 0391部 ↓

 

19巻以降しばらく初動売り上げ部数が下がり続け、3期放送後の25巻で少し上がったが、26巻からはまた下がっている。

注目すべきは、去年の全話無料公開後に発売された27巻は初動売り上げが上がる…かと思いきや下がったことだ。

電子書籍で買った人が多かったともとれるが、それにしても単行本の売り上げが下がるという事態普通なら考えにくい。

 

無料で読んだ結果それで満足してしまい(または思ったよりもつまらないと感じ)、単行本を買うまでもないと判断した人が多かったのでは?」

「何度も無料公開を繰り返したことで、お金を払って読んできたファンとしては馬鹿らしくなって愛想を尽かしてしまったのでは?」

 

そう思ってしまう。

 

ゴールデンカムイの累計発行部数は、28巻までが発売されている現在で1800万部だそうだ。

「そんなものなの? もっと売れてると思ってた」という声を見かけたが、確かにネット上でかなり話題になっている割には発行部数が少ないと感じる。

このくらい話題になっていれば、本来なら発行部数が3000万~5000万部くらいは突破していてもおかしくなさそうである

でも、現実には2000万部にも届いていない。

 

これまでの経緯を見るに、作者や編集部は初期からの読者の意見蔑ろにして、単行本での大幅な加筆修正があることを売りにし、

人を選ぶギャグを増やし、謎解きや伏線回収を疎かにし、多くのファンが付いているキャラたちの整合性をとることにも気を遣わなかった。

それで以前からの読者が離れると、そのたびに無料公開をおこなって新規の読者獲得に躍起になってきた。

正直「マッチポンプだな」と思ってしまう。

 

売り上げを伸ばしたいなら無料公開よりも、以前からの読者の意見漫画ストーリーキャラクター、

そして何よりアイヌ北海道という作品テーマもっと大事にした方がよほど良かったと思う。

 

今回の無料公開で公式は「狂った犬の様に伴走(はし)れっ!」というキャッチコピーを使っている。

ゴールデンカムイが本当にアイヌの人々に寄り添っているなら、このキャッチコピーを選ぶことはなかっただろう。

 

一年ほど前、日本テレビの番組スッキリ」でアイヌと犬をかけたギャグ炎上した時、ゴールデンカムイ公式特に抗議の声を上げなかった。

アイヌ文化漫画ネタとして都合よく消費はしたいが、厄介ごとには首を突っ込みたくない。ざっくり言うとそういうことではないのか、と疑ってしまう。

 

日テレスッキリアイヌ差別表現検証 チェック甘く

https://www.asahi.com/articles/ASP8V575NP8VUCVL00C.html?iref=pc_extlink

 

まとめ

今回の全話無料公開を受けて、「すごい大盤振る舞い!」と喜んでいる人をたくさん見かけるが、一方でこう思っている人もいると思う。

 

「少し前にも全話無料公開したばかりなのに、大丈夫なの? 何かウラがあるのでは?」

 

あなたの勘は正しい。

恐らくは減った分の読者を少しでも取り戻そうとして、または最終回に向けて何となく盛り上がってる感を出したくて、

今回の全話無料公開を打ち出したのだろうと個人的には推測している。

最終回の後には「ゴールデンカムイ展」が開催されるが、そこに1話が本誌に掲載された時からの読者は果たして何人くらいやって来るのだろうか。

 

かく言う私も最初アニメ化後にゴールデンカムイを読み始めた勢で、今の読者の中では古参にあたるのかもしれないが最古参ではない。

概ね樺太編(21巻くらい)までは、多少の疑問がありつつも楽しんでいた。

でもその後の展開は上記に書いたような疑問続きで、どんどん読むのが苦痛になっていき、実際に何度か読むのをやめてしまった。

それでも結局戻ってきたのは、せめて結末がどうなるのかだけでも知りたかたからだ。

(かつての面白さが戻ることはないだろうし、失望するだけだとはわかっているのだが。)

それほど、以前のゴールデンカムイストーリーにもキャラにも魅力があった。

 

ともあれ、ここまで来たからには残りの2話も読むつもりだ。

あれほど素晴らしかった作品がなぜこんなことになってしまったのか、本当に残念でならない。

何か事情があるのなら切実に知りたいと思っている。

 

あくま自分が見てきた範囲で経緯を説明したつもりだが、最初にも書いた通り、補足や訂正のある方は遠慮なくお願いします。

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