はてなキーワード: 起承転結とは
そうすると、
「自分の見たものや感じたことを詩的な表現で書けばええんやで」
との回答がありました。
ネットでは自分のお気持ちを書き連ねることをポエムと揶揄されますが、その表現をさらにふんわりとさせれば詩という作品になるのかもしれません。
それを早速書いてみたところ、すぐにお気持ちを乗せたものが完成して、とても面白くなってきました。
しかし、KKOの感情などほとんどがネガティブなものですし、KKOの感情などいくつか絞ってみればすぐに枯れてしまいます。
はて、こまった。書くことがない。
そこでBingくんにまた聞いてみたら、
「別に自分の心情じゃなくてもええで、非現実でも、空想でも、幻想でも、想像でもええよ」
という回答が返ってきました。
なるほど。じゃあ、どこかにいる宇宙人の心情を書いてもいいの?
とBingくんに聞いてみると、
「ええで、宇宙人の心情を書くことで、人間との違いが浮き彫りになり、人間について新しい発見があるかもしれんな」
との回答。Bingくんすごい。
つまり、宇宙人が延々に愚痴ってる詩を書いてもいいということです。
それってめちゃくちゃSFじゃん。
でも、詩ならそんなところをすっ飛ばして、宇宙人の一人にフォーカスして、その人の目から見た風景だけ描写するってこともできるわけです。
小説であれば宇宙人の私小説という形で作品にできるのでしょうが、それでも小説の体裁を整えるためにかなりの設定と文章が必要になります。
SFがいいなら、ホラーだってファンタジーだってできます。海底に潜んでいる旧神の描写をしたっていいし、ドラゴンの炎にこれから焼かれようとしている男の恐怖をつづってもいいし、ふたなり天使がおちんちんをシコシコするところを表現してもいい。
ポエムという言葉のイメージに囚われていたために、お気持ちを表現する手段としてしか見ていなかった自分がバカでした。
楽しくなってきましたね😊
その子は体が弱くて体育の授業はいつも見学。学校を何日も休む時もあったが、頭がとても良く、肌が白くて髪が長くて話し方も大人っぽいので女子から人気があった。お父さんはおらず、お母さんとお婆ちゃんと3人で暮らしていた。
高校は別々だったが、3月のちょうど暖かくなる時期の昼下がりにその子の家に行った。お母さん同士が同級生だったことから、祖母の畑で採れた野菜をお裾分けしに。
家に近づくと垣根越しの庭から不思議な楽器の音が聞こえた。声を掛けて門を潜ると、庭のテーブルにその子とお母さんがいた。お母さんはコーヒーを飲んでおり、その子は楽器(後でそれがマンドリンと知った)を弾いていた。テーブルの横には描きかけの油絵があった。庭に面した広縁のガラス戸が開け放たれていて、お婆ちゃんが座敷で花を生けていた。建物は日本家屋なのに庭はイングリッシュガーデンなのが印象的だった。挨拶をして、その子やお母さんと少し世間話をし野菜を渡して帰った。
時間にして5分もない位の起承転結もない出来事だが、それから数十年経つ今でもこの時期になるとその光景を思い出す。その男の子に恋愛感情はなかった。しかし、野球命で年中真っ黒な少年野球コーチの父、チームの子供は全員息子の肝っ玉母ちゃん、同じく真っ黒な野球少年の兄や弟に囲まれ、芸術のげの字も当てはまらないいつも散らかった家庭で育った私にとって、綺麗な庭、花を生けるお婆ちゃん、描きかけの油絵とイーゼル、男の子の奏でるマンドリンの音、それを聞くお母さんという光景があまりに非日常というか、ジブリ的で幻想的で綺麗だった。
自分のことをオタクと言っていいか正直分からないが、今はもう解散してしまったとあるグループが大好きだった。
そのグループはアーティストなので、そのグループが作る音楽はもちろんのこと、パフォーマンスも、人間性やキャラクターも好きで解散してからも元メンバーの活動を追いかけている。
ただ、純粋にそのグループとメンバーを応援していたわけでもない。
ストレートに言ってしまえば、その様は百合にしか見えなかった。
そのグループを知る少し前から私は百合に目覚めてしまっていたので、最初はもちろん音楽から入ったのに、テレビやラジオ、ライブ、雑誌のインタビュー、彼女らの公式サイトの日記を見ていたら、もう百合にしか見えなくなったのだ。
もちろん、実際はそうではない。
そこの分別はついてる。
元メンバーは今や全員既婚者だし、当時からファンタジーだとかもう一つの世界線として楽しんでいた。
正直に言えば、音楽でも百合でも楽しめて、どちらも最高なのだから、このグループって奇跡か何かじゃないのか?とか、私って凄くお得な性癖持ちだ!なんて結構な具合に舞い上がっていたところもある。
それに2ch(正しくはPINK板)にも専用スレがあって、百合SSが幾つも投稿されていたし、何なら自らSSの投稿も数回した。
百合作品を通じて一時期は同い年の友人もできた(今は連絡取れないが)。
その友人らとは純粋に音楽やライブパフォーマンスの感想と、百合フィルターを通してメンバーを見ての萌えポイントなんかもよく話していた。
凄く楽しかった。
友人らもSSを書いていて、私より数段は構成やストーリーが上手くてSS職人の域だったりで、とにかくオタクとして楽しい日々があった。
でもグループもそれなりに活動期間が長くなると色々あって、グループの体制変更や諸事情あっての活動休止などが起きて、そのショックから2chの百合スレは廃れて落ちた。
私も活動休止の影響があって百合観点でのオタク活動からは離れてしまい、ただの音楽ファンになった。
それでも彼女らグループの音楽やパフォーマンスは素晴らしかったので満足だった。
ここまで来ると、なんとなく何てグループなのか分かる人には分かるかもしれないが、グループ名は伏せておいて欲しい。
時が流れて、最近になって私は「BLも好きだし、断トツでBLの方が先に触れたのに、百合の方がとびきり好きだよなぁ」と自らの性癖を顧みていたんだが
そこで「あのグループの百合が何より好きだった。」と急に思い出した。たまにグループの音楽は聴くのに何故か百合のことだけ忘れていた。
百合作品は好きなくせにあまり普段触れない(BLももちろん)けれど、友人らがオタク気質でBLネタをたまにTwitterでつぶやくのでそれを見て自らを顧みたら、奥底に仕舞い込んでいた百合萌え魂(何ソレ)に再び火が点いてしまった。
懐かしくなって、落ちた2chの百合スレを頑張って探した。それは過去ログにキチンと残っていた。
私が大好きで悶えた、職人によるSS作品も自分で書いた拙いSS作品もそこにはあった。
懐かしさと嬉しさと湧き上がる百合萌え具合から、机に頭を打ちつけてしまいそうなのを幾度と堪えて(オタク仕草が過ぎる)、過去ログを読み耽った。
いや、だった。
そのうちにグループに色々が色々あって、突然終焉を迎えたこのグループの百合に、百合としての"終わり"をちゃんと設けたいと思ってしまった。
だからファンタジーとして、でも事実を含めながら終わらせようと思った。
動機から何から私の勝手100%ではあるが、百合スレが半端な状態で終わっていたのが何故か居た堪れなくなった。
起承転結を作り、キャラクターの性格をキチンと含ませて、現実とファンタジーと幾らかの私の願望を織り交ぜて……
っで、なんか一日で出来てしまった。
あの頃はいくら考えても萌えネタをSSに落とし込めなかったのに…なんと呆気ないことか。
とは言え内容がストーリーとして辻褄が合うように出来ているかは、自分では分からない。
でもとりあえずは納得いく形にはなったので、満足している。
そして出来上がると今度は欲が出てきて、公開する場が欲しくなる。
ただ、扱っているのは実在する人物なので、大っぴらにネットに載せるわけにもいかない。
なのでブログを開設することにした。
というか、開設した。
SS公開はパスワードを設定して、安易に人の目に晒されないようにする。
ただここにURLも検索ワードもパスワードも書かないし、そもそもまだ書き上げたSSは投稿すらしていない。
まぁ近いうちに昔百合スレに投稿したSSから投稿しようと思う(過去作は3本しか無いが)。
もしこの記事を読んで、何のグループか分かった人の中に百合スレの住民がいたのなら、SSが投稿されていたスレタイをヒントに頑張ってブログに辿り着いてくれたら嬉しい。
Twitterのフォロワーには、元メンバーを純粋に応援する人や私が百合オタクだなんてこと知らない人、知らなくていい人がいて、この一連の個人的な出来事を書けないので、ここに書いてしまった。
これはインターネットやSNSに毒されると、何処かに投稿して報告したくなってしまうオタクの性だ。
気持ちが悪いと笑ってくれ。
それじゃ、気が済んだオタクは巣に帰るよ。
何処にでもあるような町中華に通っているんだけども本棚にいくつか漫画がある
今までは本棚の近くにある席に案内されることが無かったのでラインナップすら知らなかったのだが
中華屋に鉄鍋のジャンが置いてあるのちょっと面白いなとか思ったりゴルゴ13が巻抜けで置いてあるのはなんでなんだとか考えたが
意外と鬼滅や呪術みたいな新しいものもあって定期的に入れ替えているようだった
そして、その中に島耕作もいた。
数年前からやっとモーニングを読むようになった俺の中で島耕作と言うのは会長から相談役、そして現在の社外取締役しか知らない
課長や部長やらあったが一番手に取りやすいところにいたのは取締役だった
その1巻に現れた島耕作、ではなく浜坂元という男に心を揺さぶられてしまったのだ
この浜坂という男は一体何をするかと言うとネタバレになってしまうのだが
まず、初芝電産(島耕作や浜坂が務めていた家電メーカー)のロビーで社長を出せと言う。
出せないのならば同期入社の島耕作を呼べと、さもなくばここで自殺すると言って手に持っていたゴルフバックから日本刀を取り出すのだ
受付で対応にあたった社員が暫く待てと言っている間に調べるとどうやらリストラされた社員だという事が分かる
そんな場所に社長が行くわけにいかないので当時会議中だった島耕作が緊急の呼び出しを受けて説得に向かう…
呼び出しを受けて浜坂を説得する為に一体どういう人物なのかというのを初芝電産のデータベースで洗い出す島耕作
すると島耕作と浜坂元は同期入社だという事が分かり徐々に記憶がよみがえる
この2人は入社後の研修で同じ班となり更にはディベートで直接対決をしていたのだ
浜坂はここで島耕作に完敗すると以降島耕作とは眼すら合わせなくなる。
そんな縁があり浜坂は自らの命を賭けた直談判の場に社長がいなければ島耕作と名前を挙げたのだ
その後島耕作はマスコミも押し寄せる中、浜坂にロビーで説得を試みる
一時的に説得に成功し浜坂は刀を持つ手を下ろしたものの気が変わりその場で自らの喉元に刀を突き刺した
警察隊や警官隊の早急な対応により命に別状はなかったものの流れるように入院した病院の窓から身を投げて命を絶ってしまう。
このような流れの中で浜坂のとある行動に気づき心を揺さぶられた。
それは浜坂は自分の希望が通らずとも滅私奉公した、つまり会社を辞めなかった事。そして島との会話のシーンである
物語の中で浜坂の最初の配属場所がまったく希望していない部署だったという記述がある。
更に浜坂の経歴を記しているコマで浜坂がどのような部署でどのような肩書だったのかが書いてあるのだが
部署の移動が発生するまで浜坂は15年間その部署で働いたのだ。
15年経つと異動があったようだがこれも希望していた部署なのかの記載はない
更に工場長として6年働き続け最後に待っていたのはリストラだったのだ
やりたくない仕事をして会社に尽くして家族を養った人生だったが
会社に捨てられ家族にも捨てられアイデンティティを喪失してしまった。
30余年も同じ会社でコツコツと働き続けられる真面目な男なのだ
日本刀を携えながらもきちんと受付で名乗るし、説得に来た心から憎く思う島を突然襲うことなく話し合いをするのだ
そんな男からの「なぜ俺がこんな目にあってお前(島耕作)は役員になれるんだ!」と激昂するシーンで
島は冷静に「人生の5割は自分の力で変えられるがもう残り5割は他力で俺は運が良かった」という
しかし浜坂は「それが納得いかん!」というが島は「現実を受け止めろ」というのだ
この後浜坂は言葉に詰まり項垂れるのだがこのシーンで心臓のあたりがグッとなってしまった。
勿論、島の言う事は当たり前の事だ。
世の中は自分の思う通りには進まない事の方が多い
しかし、みんな心の中では浜坂と同じことを考えている事の方が多いだろう
何であいつの方が良い役職に…!なんであいつの方がいい会社に…!なんであいつの方が!!!!!!
30年もくすぶり続けてた火種を運が良かったの一言で片づけやがって!!!!と
本来ならば島耕作が説得する事に失敗したという、起承転結の起の中の何てことない1話だったのだろうが
私はこの男に、とても深く感情移入した。
世の中にはネタバレNG派とネタバレOK派がいるけれど、自分はネタバレOK派の中でもおそらく少数派の、「積極的にネタバレされたい派」なんだ。
ハラハラする不穏な展開が苦手で、最初から結末を知っていれば安心して楽しめるから積極的にネタバレを摂取したいんだよねえ。
だから、小説は最終章から読むし、漫画はネタバレサイトを先に見てから読むし、旧作映画はWikipedia等であらすじを読んで起承転結に心構えをしてから観るようにしている。少し前だと、YouTubeでファスト映画を観てから、映画を観ていたかな。
馬鹿だからファスト映画が違法だと当時は知らなくて(公式があげてると思ってた)、「世の中には自分と同じように、ネタバレされてから本編を観たい人がたくさんいるからこういうのに需要があるんだ!」と思っていた。どうやら違ったみたいだけど。
また、ワガママなことを言うと、ストーリーのバレは求めていても、作品のサプライズ要素はネタバレされたくないという気持ちは一丁前にある。
例えばスパイダーマン ノーウェイホームの場合だと、あらすじや結末は知っておきたいけど過去作の俳優が勢揃いなことはバラされたくない、みたいな。
でも最近はネタバレ摂取からの作品鑑賞が難しくなってきたので、そもそもハラハラするような展開の作品を避けるようになってしまった。(好きなのに)
性的魅力が含まれるものは面白さじゃ無いというなら、まずその排他的な「面白さ」の定義を示せよ。
ちなみにプロットや起承転結に分解すればわかるけど、課題が提示されてキャラクターがそれに立ち向かう、キャラクターに個性がありそれを生かした行動やズレた行動をして関心を引くと教本的なレベルでもちゃんと描かれてるぞ。
さらに言えば、ぼっちの陰キャ描写は旧来のテンプレ的描写より幅があって新鮮、他のキャラも一面的な陽キャやクズキャラじゃないキャラが多い、ビルドゥングスロマンとしての要素もあるという感じでクオリティが高いぞ。
物語の内容が無くてキャラだけだと言いたいなら直球で物語を批判すればいい。それを考える力が無いから元の増田はこうやって本筋から離れた部分で批判してるんだろ。
会話のテンポの良さが完璧すぎる。ちゃっとズレてるおじさんが、ツッコまれたりイジメられるのを基本とするギャグなので間こそが生命線。それを完全に映像化しきってる。セガネタをふんだんに盛り込みつつ、セガなんてダセー会社のことは詳しく知らなくてもそのセンスの異常さを楽しめるのもバランスが良い。
音楽とギャグのクオリティ、全体的な気合の入り方が凄い。演奏シーンの状況と鳴らす音の噛み合いに納得感があり、作品のサビに当たるシーンでの没入感が高い。原作が4コマであるためシーン間に無数の隙間が空いているのを丁寧に補完しており作り込まれている。
むしろ全体として異常にクオリティが高く、結果的に細かいミスにやたらケチをつけられてしまうという怪作。とにかく面白い原作に金とやる気を注ぎ込めば面白くなるという当たり前の事実がある。デンジのクズさと純粋さが丁寧に描かれており原作の空気感への理解度が高い。
ガンダムシリーズの得意分野である不穏さとシュールレアリスムの舞台として学園モノを選ぶ判断が意外にも適切だった。企業間による政治的な小競り合いという最近のガンダムシリーズで流行りのテーマも組み入れており令和ガンダムとして非常に「らしさ」がある。大規模戦争ではなく小競り合いというのは実に現代風な戦争観であり、「既存のロボットアニメの戦争感の先を行く」というのはロボットアニメ界の重鎮として業界を引っ張る役割をしっかり担っている。
最後はもうギャグアニメだったが、ギャグアニメとして面白かったのでギリギリこの順位。キャラがカワイイ・カッコ良くて役割がきっちり分けらていて、映像の細かい所まで作りが良くて、話が起承転結をテンポよく進めていけば楽しんで見ていられるという原始的なアニメの面白さがある。加点で稼げるだけ稼いでいれば減点を返済しきれるというのはエンタメならではある。
アクションもので作画駄目というのは凄まじい。日常シーンの作画も問題があり深夜アニメ黎明期のようであり、連載当時にアニメ化されたらという設定で作っているのなら完成度の高い現代アートだ。全10巻を2クールなのでテンポは悪くないはずなのに絵の退屈さのせいでやたら遅く感じる。
金や手間がかかっているが、いまいち面白くない。大張をコキ使って作画させた回なんて大梁の作画の凄さで笑ってしまうが話は全然面白くなくて可愛そうになってくる。
キャラが可愛い・格好いいだけで画面が退屈な時間が長すぎる。原作のステージ間会話の隙間を埋めきれていない。なに戦場でのんびり話しとんねんというJRPGのような問題に直面していた。どう動かせばいいかハッキリしてるシーンはクオリティが高いので勿体なさが凄い。
デカイ嘘をつくまでは良かったがそのあとが続かなすぎた。日本の町中でバンバン銃を撃つという絵面は強いインパクトがあり正解であり、問題はオチのつけ方だけだったと思う。つーかまあラスボス戦の流れが雑いんだよな。小銃回避の仕方ヤケクソすぎるとかの問題もあるが。
好き同士で結婚したわけではないとしたら、
さあ、そろそろ子供でもつくるかってドライな感じなんでしょうか?
内容もタンパクな感じですか?
ケースバイケースだとは思いますが、どんな感じか教えてください。
追記1:
好き同士ではなく交際期間ゼロでいきなり結婚させられてしまった夫婦という設定なので、
「好き同士で結婚したわけではないとしたら、」と前程をつけて質問させてもらったのであって、
すべてのお見合い結婚=愛がないと思ってるわけではありません。
追記2:
norinorisan42 増田は自身が期待するような答えを聞きたがってる感じのする聞き方だなって思ったり/愛がなくて淡白なの前提かよって
1つ目の追記の通り。そういう設定なのでそういう聞き方をしました。
追記読んだけど、周囲の話でもお見合いは出会いのきっかけでその後は普通に恋愛に至って結婚してるみたいだから、増田の「好き同士で結婚したわけではないとしたら」って現代ではなかなか特殊な条件なのでは。
想像力が貧弱な人間が小説書いたっていいじゃない。別に趣味で書いてるだけだし。驚くほどのことですか?
ledsun 「逃げ恥」が許容されているので、いまどきは見合いからのイチャラブもリアリティがないって受け取られ方はしなさそう。イチャラブにするか試練にするかは、プロットに合わせて決めては?
少ない情報のなかアドバイスありがとうございます。プロットは重要ですよね。メモメモ。
the108simulacra 全然好きじゃない人と義理でセックスしたけど4回目ぐらいから情が湧いて何か違う感じになる。セックス自体は生理現象である程度までは進めるからよっぽどじゃなければ普通に楽しめると思うが。
義理でセックス。面白い言葉のチョイスですね。いろいろ想像が膨らみました。ありがとうございます。
ustam 若い男性は誰とでもセックスできるんやで。女性は気持ちが無いとセックスできないと考えるようだけど、男性はむしろ気持ちがあるからセックスできなかったりもする。
逆説的で含蓄のあるお言葉。かっこいいですねえ。
ivory105 別に当事者のリアル話じゃなくたってええんやで。増田はそのキャラクターのこと掘り下げ足りないんだな。そんな大事な事外の人に聞くなんて
返す言葉もねえ。
なるほど。その手がありましたか!
hilda_i また何袋かから盗んできてそうな文章だけど、大体お見合い婚が普通だったお年寄りに聞いたら?さもなければ『この世界の片隅に』でも観れば。
それができたらここで聞いてないと思うのです。『この世界の片隅に』ですね。参考にさせていただきます。
追記3:
notio セックスを重要視しすぎなのかもしれない、吉行淳之介の赤線の女の子に喜んでもらおうとあんパンをもっていったら、アンパン食べながらして、早く終わってねみたいな扱いされた話なんか面白かったなぁ。
アンパン食べながらして、早く終わってねみたいな扱いされた話。面白いですねえ。凄みが伝わってきます。
手癖ですかねえ。自分でもなんでカタカナにしたのかわかりません。w
casm たぶん「愛の無い初夜ってどんな気持ちだろう」が訊きたくて出てきた例なので、「お見合いでも愛は生まれる」とかそういう回答はいらんのだろうなと。
いただける回答に幅をもたせたかったというのもあります。いろいろな立場の意見が聞きたいです。
yujimi-daifuku-2222 それはもうどういうお話をやりたいかによる。/例えば、夫と妻のどちらかが当て馬で、後から本命の相手が現れるパターンでは、書かなくてはいけないのはすれ違いであり、相互理解ではない。sex描写はその延長線上。
非常に技術論的なご指摘ありがとうございます。具体的で参考になります。
uege_traum 想像力が貧弱でも小説書いても良いと思うけど、その想像力が足りてない部分のプロットは変えても良いんじゃないのと思う。別にそこで書きたいものがあるわけではなさそうだし、見合いにこだわる理由がよく分からん
まず筆の勢いで書いて、あとでむりやり辻褄を合わせるのが好きなんです。こだわりがあるとしたらそういう部分ですかねえ。
ftq わざわざ当事者にその気持ちを聞くんじゃなくって、自分がその立場に置かれたらどうするだろうかと真剣に追求することでこそリアリティが感じられるのでは?伝聞を文章化してそこに何の意味がある?
何の意味があるかはわかりません。w
chinpokomon_master 「お見合い結婚の人」という質問なのに、指摘されたら「そういう設定で書いてるのでそう質問しました」と言ってしまうのすごく痛い人感ある。ちなみにこの書き方だと「前提」にはならないので、反論が余計痛い。
自分でも質問しながら、本当に聞きたいことが見えてなかったのかもしれませんねえ。これはこれで収穫です。
kk23 いきなり2人がくっつけられてそしてすぐ関係もたなきゃなんない設定なんだろか、関係に至るまでお互いを知るそれなりの期間を描くとこに醍醐味ありそうだなと思っちゃうけど
情報が少なくてすみません。あえてふわふわしたイメージで言いますと、一方側に余命がない的なあれです。
awkad セフレもいたことなければ風俗いったこともないのか?セックスに愛などいらんだろう。あまりに人生経験が希薄すぎて小説も薄い内容になりそうだな
セックスに愛などいらんだろう。かっこいいですねえ。ちなみにセックスに愛が要るかどうかの話はしてません。
amunku 逆に、やるまではそれなりに相手に対してちょっといいなと思っていたのに、ゴムつけようともしなかったり、猥談に持ち込んだら相手の倫理観のなさがわかってそのまま連絡を断ったりしたことは何度かあります
倫理観の一致は重要ですよねえ。性格よりも「何を許せないか」とかが一致した相手のほうがセックスの相性もいいような気がします。これは私の感想ですが。w
listeningsuicidal 夫婦のキャラと結婚に至った背景とその後の展開次第で全然違うから人の話なんて参考にならなくないか。好きでもない人と結婚したら1回もやらずにレスの可能性ある(知り合いは見合いじゃないけどそうだった)。
いえいえ参考になりますよ。私の知り合いにも恋愛結婚だったけど式当日にはすでに冷めてたって子がいました。案の定すぐ別れましたよ。w
sahirkalifalltracknet 自分が分からない/知らない/理解できないテーマをわざわざ小説に盛り込む必要ないのでは。
今回、質問してみて皆さんの意見に大変刺激を受けました。これも「わざわざ小説に盛り込んでみよう」と思った結果だと思ってます。ものすごいプラスになってますよ!
追記4:(もう誰も見てないと思うけど)
shields-pikes 増田はたぶん、お見合い結婚のことを親が決めた相手と強制的に結婚させられる政略結婚とか許嫁とかと混同してるのでは? 時代が現代なら、知人の紹介とか出会い系と同じですよ。出会うきっかけの一つに過ぎない。
政略結婚とか許嫁とか。実質的にはそっちのほうが近いかもしれません。
wdnsdy そんなもん、どんな気持ちでもアリなんだから、自分が想像してみて最高に興奮するいきなりお見合い結婚させられた同士の初セックスでも書けばいいと思うんだが。書けないならなんでそういう題材を選んだんだ…
俺が考えた最強のセックスってやつですね。なんだか勇気をもらいました。ありがとうございます!。
siro-haku お見合い結婚とは何なのかについてこれだけブコメが集まったなら増田はもういくらでも書けてしまうなと思うところだけどブコメへの返信を見てるとダメそうな気がしてきた。
SENAKA 人間は生物、2人の性欲の強さで変わってくる。自分主義か相手主義かでも変わってくる。相手主義なら愛が芽生えてくるし、自分主義なら性欲が強くなければレスになる。お互いの向き合い方だよ。
自分主義か相手主義という言葉にグッと来ました!。なるほどー。
すごくつまらない人生を送ってそうなブクマカ。私の小説といい勝負しそう。w
differential 人に聞くよりもどういう気持ちなのかを自分なりに考えて書くのが、お話を書く醍醐味なのでは、という気がするけど。それこそ恋愛やセックスは個々人で本当千差万別で描きたい放題だと思う大トロの部分だと思うので
その千差万別って部分をリサーチしています。セックスって相手がいることなんで。大トロっていい表現ですねえ。
sekiryo 恋愛至上主義と潔癖がくっついてしまった。乱倫の人に温かい目で見られそう。愛の結晶としてのセックスって位置付けになったから得られない者が人格を否定された気になって変な主張を事をする時代になってしまった。
非モテがひがんでるってことですか?。やべえ。ぜんぜん読解できねえ。w
mahinatan 愛がなくてもセックスはできるけどそれは増田がどういうキャラを書きたいかによる。人間がセックスに求めるものは人それぞれ違うし、愛にも性愛情愛家族愛…といろいろある。何を書くか決まればその答えも出る。出せ
そのキャラクターがセックスに何を求めているかってことは、たしかに、もっと深堀りしまくったほうが良さそうです。
まさか世の作家はいっさいリサーチなんかせず全部「経験+想像力」で書いてると思ってます?
はてぶ、えぐいっすねえ。
匿名+言いっぱなしSNSなんで、ある程度は覚悟してましたけど。お、いいサンドバッグ見つけたって感じなんですかね。w
bnckmnj 聞き方がちょっと不適切だったとしても、こんな素朴な疑問に説教する人間の多さに驚く しらんorこうだよー がほとんどだと思ってた…
ぶっちゃけ。そういう糞コメントに対しては「如何に前向きに返すか」っていう訓練をしていました。途中で諦めたけど。w
経験談、アドバイスくださった皆さん。本当にありがとうございました。
全部、読みました。本当にむちゃくちゃ参考になったし刺激にもなりました。
需要がないからかはてなで文章化されていなかったので、利用者目線でその体験談+相談。何か需要があるかもしれないから覚えていることと感想を書きならべたので長文だが、ただの時系列で起承転結はない。
何と呼ばれる射精障害なのか、ほかにこのような事態の経験者はいるのか教えてほしい。
今回が2回目であったが、前回と違うのはラブホを使ったことだ。ビジネスホテルでやるのは正直忍びなかったし、現下の旅行支援体制では何かのついでに宿泊する場合だとしてもかえって高くつく。
ということで部屋に通じる階段ごとに駐車場が設けられているタイプのやっすいラブホを選択。2Hで2000円程度。
1時間前にだいたいの時間を告げていたので、再連絡後5分程度で到着。
それにしても、これから非常識なことをするのになぜ風俗業のお姉さんはあんな至って普通な体でこんにちは~と入ってくるのか。考えてみれば挨拶に何か挨拶以上の意味を持たせるのはヤバイ人なのだが、今思い出すとギャップが面白い。
指名はしなかった。2人が空き番状態だったし詐欺はない店だと思っていたので指名する必要がなかったのだ。実際顔もスタイルもいい感じだった。
一応マッサージする側として知りたいのか、最初は、人体図に愁訴を書いたりオプションに丸をつける問診票を書かされた。
愁訴は正直なかったのだが、ここで密着泡洗体というオプションが気になった。なぜなら事前リサーチの結果、だいたいのお姉さんは日記で泡洗体を推していたためだ。たぶん割がいいんだろう、泡洗体。
ということでお姉さんに聞いてみると、泡とローションで体を洗ってくれるものとの発言。密着という文言には言及しなかったが、それなりに密着だろうという希望的観測と、新人割引額とそのオプション額が同額だったことを踏まえ、これに丸を付けてお姉さんに提出した。
その後、お姉さんが浴槽にお湯を張りつつ脱衣。ここで下心が出てきて、(すりガラス越しに)見てもいい~?というキモ発言をする。しかし、お姉さんは優しく、恥ずかしがりながら困惑しながら否定はしなかったので、すりガラス越しをやめて少し見てみた。ところが、脱衣は脱衣であって、ショーツは脱がない。考えてみれば、普段から脱衣動画でもそれほど興奮しなかった。このため、少し一瞥しただけで興味を失ったが、あとはそれほどそそられず、とはいえ一瞥してあとは見ないのも失礼だということで、惰性でチラチラ見る程度にした。ただ、なぜかお姉さんに会ってから勃ち続けているのは変わらなかった。
また、お姉さんの脱衣により、ブラが胸の大きさと合っていないことが判明した。要は盛っているのであり、ブラと胸部の間に空間が生まれている。そして、これは着衣時にわからなかったが、彼女の胸部に見えた魅力的な勾配の正体はブラのワイヤーで作られたものだったのだ。現代はこのようなことがなされうるのか、と思うとよい発見をした。これで日頃からたわわな胸部を見ても盛っている可能性を考慮できる。女性は大変だ。
また、胸部の小ささはこういうサービスを受ける相手としてはそれはそれで希少価値があり、今後の展開に期待が持てた。
その後お姉さんが近づいてきて、脱衣を指示された。なんと手伝ってくれるというが、そういう年齢でもないし、と違和感を持ったので断った。このオペレーションがあるということは需要があるのだろうか、それとも客とお姉さんの関係上供給せざるを得ないものなのか。もしくは、供給が需要を生んだ、いわゆるセイの法則の一例かもしれない。
脱衣を終えて、風呂場へ。ここで、先ほどの密着泡洗体が行われる。要はソープのマット上でやることを、立ったままやるだけのことだった。背中を滑るお姉さんの上半身の突起を感じつつ、過去の経験に当てはめていた。小さくてもわずかに膨らんでいることがわかり楽しかった。また、お姉さんが足の指を念入りに洗ってくれたが、そのたびに息子がぴくぴく反応していたらしく、そのことがこの異常な関係を紛らわす話題の一つとなっていた。お姉さんが終始テンション高くてよかった。
お姉さんとの会話中、この場で一度イってしまってもよいとの発言があった。自分がとった90分コースは2度抜き禁止という大阪観光時のような注意書きがあったので確認したが、どうやらそれは意に介していないらしい。2度イケる気もしていたが、賢者タイム中に施術を受けるのも空しいかと思い、回答をあいまいにしていると、お姉さんが息子に手を伸ばしてきた。当然気持ちよかったが、会話しながらということもあり意識が散乱していたので達することはできそうになく、お姉さんの努力を無駄にするのは悪いと、後刻いやーこれ無理かなーと述べた。今考えると、この金のみで結ばれた異常な関係においても、相手を思いやろうとする自分にひく。
・よく来るんですかー?→2回目です。→最近流行ってますよねー。→性病流行っているし、粘膜接触避けようという人多いのかもですね、お姉さんは長いんですか→私は元々大〇でやってたんですが、大〇は顔出しで動画撮影が必須で、嫌になってこっちに来たんです→それ嫌ですねー、断れないんですか→絶対なんですよ、やっぱり競争激しいし情報の非対称性をなくす必要がありますからね(意訳)
・え、そんなとこまで洗ってくれるんですか→恥ずかしいでしょー→恥ずかしいかも、てか乳首はちょっと→いやそれ言っちゃいます?それ聞いたら攻めざるを得ないなー
・ずっと勃ってますねー→そりゃあ、勃ってない人いるんですか→いろいろな方が来ますよ→結構お年を召した方も?→あー来ますねー、なんかデリヘルだと疲れるらしいです、あとは一軒家に呼ばれて、中年男性相手にやってたんですが2階で物音がしていて訊くと奥さんだったことも→そんなことあるんですねー、結構Mの人も?→来ますね、いじめるの好きなので歓迎です→へー男の潮吹きってあるけどそういうの?→そうそう、やってあげましょうか?→いやMではないから怖いなー
入浴で泡を落とした後、お姉さんが体を拭いてくれた。正直これも自分でやりたい。ましてやお姉さんの太ももに足を載せて拭いてもらうのは偉そうで嫌だったのでお姉さんに告げると、いやいや今日は王様のつもりで~とのこと。たった2万円で王様は困る。
その後、ベッドに。お姉さんは自身についた泡を洗い流した後に来た。
うつぶせになり、マッサージが始まる。オイルを使うらしく、体が温まった。というか興奮しているからか元々体温が高く、お姉さんに何度もほっかほかだねーとマッサージ中に言われた。マッサージは強さが足りなかった感はあったが、日頃されることでもないし、気持ちよかった。
この間にした会話は覚えている範囲で以下のとおり。
・今日は何か用だったんですかー→実家に帰省してたんだよー、これから今の家に帰る途中→出身もこのあたりなんですか→そうです、お姉さんは?→北〇〇ですー→へー偶然先週ちょうど函〇に行ったところだったわ→旅行ですかー→そう旅行でね、東日本パスって知ってる?→(中略)→お姉さんは地元ではなくなぜこっちで?→地元の札〇でやっていると、最悪お父さんに会う可能性もあって…、友人にも同級生と会ったって子がいました→笑、函〇でもダメなの?→友人がいるんですよねー
・私もこういう店行くことあるんですけど→女風?→いやマッサージ店です、お姉さんにやってもらうんですけどこれが痛くてwなんかめちゃくちゃ押されるんですよ→それはwやめてもらえないんですか→なぜか毎回そうなんですwてかこの前友人から聞いたんですが、マッサージが上手いとマッチングアプリに書くと意外と食いついてくれる、と言っていた客がいて、どこでマッサージ習ったのって聞いたらその友人のマッサージで覚えたって言ったらしいんですよ、やばくないですか、私なら絶対教えたくないです、だってお金払って習いに行っているんですよ→そんな客いるの、そんなのに食いつく女子いないでしょー
・おっぱい揉んでいい?→いいですよー
・感じたら声出していいですよー→(出す)→いいですねーやりがいがあります
今こうして振り返ると随分頭の悪い会話をしている。
後は乳首を散々いじられた。なぜかめちゃくちゃ気持ちよかった。ブラシーボが効いてたのかもしれないが、媚薬でも盛られているのかというくらい。そのせいなのか、あるいはしごかれすぎて慣れてしまったのか、息子は全く終わろうとせず、キッチンタイマーが残り5分(お姉さんは気遣って笑ってやり過ごしてれた)を鳴らしていよいよフィニッシュしなければならないときになっても出なかった。お姉さん必死だった。色々な意志が込められていたであろう彼女の右手は尋常でない速さで上下していたが、足ピンしても出なかった。正直勝手に足ピンなるほど気持ちよかったのだが。趣向を変えて抱きついてもダメだった。
ただ射精前後でお姉さんが息子を握ってくれており、射精しても手の上下を止めようとしなかった。これが死ぬかと思うくらい気持ちよくて白目向いてた気がする。反射的にちょちょちょ、とストップの意志を示したからお姉さんは止めてくれたものの、あそこで止めなかったらラブホで死んでた気がする。腹上死ならまだしも、ほぼテクノブレイク。
ただ、お姉さん的にはここからが大変だった。急がないと時間内に終わらない。ということで、適当にティッシュで拭いたら、風呂場に直行。だが、一向に熱いお湯から温度が変わらず、お姉さんはかなり焦っていた。
確かに熱かったが耐えられない温度ではなかったので浴びた。お姉さんとの関係とは異なり水と油は一向に混ざらなかったが、時間がないのはわかっていたので手が届かない背中だけ流して、と告げた。
お姉さんに洗ってもらっている間、私も最低限流す。そしてお姉さんも浴びなくてはならないため、カラスも驚く行水の長さで急いで出る私。ベッドで一息つくとそういえばラブホは2時間までだったと気づき、お姉さんをすぐ帰らせるべく、タオルをたたんだり、自分の荷物を整理する。
お姉さんは風呂場から出てきたが、スカートの前後ろがわからなーい、と悠長なことを言っており、タグとかないの、と叫んだらやっと分かって、ベッドに戻ってくる。ローションやタオルを急いでボストンバッグへ詰めた。
これでやっと帰れる状態になったので、じゃありがとねー、全裸のままで申し訳ないけど、と見送った。
なんか両極端な感想が多いのは、あえて主語を大きくして言うと「男性には忌避される」「女性は受容しうる」物語構成になっているからだと思うな。
https://anond.hatelabo.jp/20221022121601
この感想、読解について少し思うところがあったので書いておきたい。自分は漫画よりも演劇とか脚本の方が馴染み深いので。
最初に書いておくと、他人様の人生や他所のご家庭に物申せるほど人生を生きてないので、あくまでも"漫画"や"作劇"としての話になるよ。
まず、エッセイなんだから随筆、いわゆる散文であって、そもそも構成やパターンが無い。何しても良い。
そういう意味で、例えば三幕構成じゃないとか起承転結が無い、みたいな批判はできない。
別にエログロじゃなきゃいかんとか、カタルシスが無いと、みたいなのも無い。
じゃあ、何を言いたいのか、それは伝わってるのか、という点だけ気にすれば良い。
その意味で、"ある特定の読者には受容される"お話の流れになっていると思う。
それが、"漫画が読めるハッシュタグ"と銘打つには弱いのがポイントだと思う。
良い点と悪い点をリストアップしてみる。
最初に"受容される理由"からだけれども、共感を得られやすい物語構成になっている。
多かれ少なかれ自身ではどうにもならない理由で嫌われたり上手くいかないことは、まあ良くある。
そして、それを克服するのではなく、受け入れる、その上で前に進むというのは、前向きなメッセージ性を持つ。
だから、特に前半の「生きているだけで嫌われる」という部分に共感する人には、とても良いコミックエッセイになっていると思う。
次に"忌避される理由"だけれども、何の解決も行われていないから、に尽きる。
例えば、嫌われる理由が最後まで明らかにならない。"生きているだけで嫌われる"ことが自明のこととして描かれている。
空気が澱んできた、という描写も、特に解消されない。なんかよくわからないけど嫌われる、そして虐められる、という流れが覆らない。
そうすると、わが子を見て「ただ生きているだけで嫌われることがありませんように」という祈りは、ゾッとする描写にしかならない。
なんなら笑顔じゃなくなったわが子と折り合いが付けられない可能性すら感じさせるコマで終わっている。
(コミックエッセイなんだから好きにしたら良いんだけれども)一般受けする形式に寄せる場合ね。
例えば、包丁を突き付けられるっていうのは結構インパクトがある。そんなバイトある?と思うかもしれないけどワリとある。
俺は一度角材でぶん殴られたことがある。まあ、工事現場で交通誘導に失敗したからなんだけど。
まあ、「ドタマかちわったろか!」みたいなのは、生死に直結してしまう職場では結構ある。
だから、例えば調理場で色々言われて慌てふためいて、フライヤーの油を高温のまま床にぶちまける、みたいな事故も起こる。
「作業中閉めるな」と書かれた札をうっかり見落として、閉めて鍵をかけたうえで、定時に職場に自分しかいないので困って鍵を持ったまま自宅に帰り、次の出社日に返せば良いかとノホホンとしていた実例を知っている。(警察沙汰になったが幸い閉じ込められた人は無事)
何でこんな話をしたかというと、「あの包丁を突き付けられたのには、実はこういう前フリがあった」という対比があれば、ずいぶん違ったと思うから。
そういう意味では発達障害を持った人にとっては、これは"話を盛る"って部分にあたる。
「私が調理場に入ると、いろんな人にフォローしてもらっていた。それは私だけだったかも」とか。
「手順書や説明書が理解できずに、いつも必死に努力して自分なりに書類を埋めていた」とか。
「事務職で無視されるようになったきっかけは、自分では努力しても覚えられないので、同じことを5回ほど聞いた時だったかも」とか。
捏造してでも、「なぜ」を入れることで、「虐めや悪意」が「怒りや失望」に転換される。
自分のせいじゃなかったんだ、発達障害だから虐められたんだ、この子は虐められないと良いな、少なくとも私は理解者だよ。
これは、共感する人もいると思うし、受容されやすいメッセージ性を持つと思う。
まったく同様の意味合いで、これがホラーの導入部だと受け取られたり、苛立ちをもって忌避される構造を持っている。
ある人が日本の職場で生きづらい特性を持つ、そういう人も生きやすい世の中になると良いね、というのと
その特性が職場のどこかに負荷をかけたり、ことによって生き死に関わる危険を持つというのは、同時に満たせてしまう。
でも、件のコミックエッセイにおいては、虐めとして表現され、自分のせいじゃなかったと安堵までされている。
受容の物語が、"自身の受容"以外を一切排除した形で描かれると、忌避感を持たれやすい。
これは、夫や両親、友人や過去の同僚への回想でも良いけれども、他者とのやり取りを通じてその受容が描かれると忌避されることがグッと減る。
もしくは職場では無くて人間関係で悩んでいたという前半部に置き換えて、いまは特性を理解してもらえるよう人間関係を構築しています、とか。
他者を交えた分かりやすい受容の物語の方が、受け入れられやすい。
結構な数の物語が、ある障害を乗り越えるもしくは乗り越えられなかった、というパターンを持つ。
前半部で示された障害が「虐め」であり、乗り越え方が「受容」であるなら、オチは「許し」であろう。過去虐めていた人を許す。
前半部で示された障害が「生き方(労働)」であり、乗り越え方が「受容」であるなら、オチは「生き方を変える」であろう。労働以外に生き方を見出す。
つまり、「生きづらさ≒虐め」を「受容≒私のせいじゃない」としてオチが「祈り≒理解者」とすると、次の展開は「わが子が虐められる≒生きづらい(≠私だけはわかってあげられる)」になってしまう。これは「虐め」という障害を、「受容」して乗り越えた結果になっていない。わが子にバトンが繋がってしまっているがゆえに、解消が行われなくなっている。
いまのままだと、わが子にも同じ苦難が待ち受けており、特にそこに救いはない。
(辛い時期に「お前も結婚して子供を持てば救われるよ」と母から言われるのってバッドエンドでは?)
逆に言えば「わが子が虐められる≒生きづらい≒私だけはわかってあげられる」にするのであれば、障害は「誰もわかってくれなくて苦しい≒理解者がいなかった」にする必要がある。
この場合は、「理解者がいない」という障害を「診断結果を受け入れた自分が理解者になる」ことで乗り越えて、オチが「わが子には理解者がいる(私はダメだったがこの子は大丈夫)」になる。
エッセイなんだから自由なんだけど、狭い読者層向けのつもりで一般的な人に読まれるハッシュタグをつけると、齟齬が生じて疲弊することがある。
あんまりエッセイ漫画では乗り越えられなかったパターンを見ることは無いんだけど、実は演劇なんかだとそういうのも良くある。
まあ、「失踪日記」とかは乗り越えられていないパターンになるのかな。あれも他者の目線が入ることでああ困った人だなあでも楽しそうだなあ関係者の皆さんは大変そうだけど、みたいな可笑しさが生まれていると思う。
そういう意味では作劇とか全無視して、とても良い質感のクソ職場の虐め描写と同じ質感で今の家庭の会話を描き出すだけでも、かなり一般からもらうフィードバックは変わると思う。
一部読者が「私はわかってるよ」とラブレターを出すだけで救われる作者が多いのは事実だけど、やっぱ一般受け狙うなら一般に受け入れられやすい構成の方がお得よ。
「ちむどんどん」が終わった
最終回は予想の遥か斜め上をいき、主要出演者各人を労いたい友愛の念を抱いた。
一方、あさイチのプロデューサーは鬼か悪魔かと。なぜに最終回当日のトークゲストにちむどん出演者の原田美枝子さんを呼んだんだ。マジで鬼畜か?
冒頭、最終回についてコメントを求めていたが、そりゃ回答に窮するわ!わしら視聴者だって、窮してるっつの。いまだにいったい何を見せられていたんだ?と思うくらいである。
2週目の時点でこいつはコトだ!感を漂わせていたが、週をおうごとに「純と愛」とは別軸のやばさをみるみる発揮。起承転結があった「純と愛」の方がまだ展開に納得感を得られたが、ちむどんは終始、起結の繰り返し、ジョン・カビラがいい声で過程を話せばいいってもんじゃない。
ここで「ちむどんどん」を知らないみんなにわかりやすく解説した文章を紹介しよう。暢子とはドラマの主人公である。
753 名無しさんは見た!@放送中は実況板で[sage] 2022/09/27(火) 13:24:28.96 ID:L5mH8QqD
暢子の人生
東京着いてからの家と宿はその日のうちに親戚と父の知り合いから紹介され
好きな男は勝手に別の女との婚約破棄してくれた上で結婚してくれ
沖縄でも思いつきで店開こうと思ったら周辺住民が無償で協力してくれる
素晴らしい人生だなあ
その後は、こうである。
開業前日、なぜか製麺所の機械が壊れ、家族や周辺住民らが無償で協力してくれ、100食分の麺が出来上がる。
開業翌日、妹が熱で倒れる
手を尽くしたが本人の体力気力次第と医師
海に向かって叫ぶ暢子と兄、姉、タクシーの運転手(タクシーを無賃乗車)
妹、なぜか回復する