はてなキーワード: kindleとは
Amazonでゲーム攻略本(Kindle)を購入しKindle for PC で読んでいる。
色々不満やいいたいことはあるがまずは質問事項だけ書く。
知っている人がいたら教えて下さい。
・「Kindle for PC」で拡大率を固定したままページ送りは可能でしょうか。
可能であればその方法を教えて下さい。不可能であれば可能な他のソフト(?)はありますか?
・キャプチャを取って「GoogleDrive」などで文字データに起こすことは可能でしょうか。
・図解などが含まれている技術書にテキストデータはありますか?
まあ質問内容から不満点もだいたい分かると思うけど書いていく。
ゲームの攻略本だからデータとか図解とかあるんだけど小さいので拡大して読む。
ページ送りするとリセットされてまた小さくなる。なんなのこれー。
拡大率固定の方法とかありそうだけど見当たらない。
章タイトル(左枠に表示)でのジャンプはかろうじてできるものの
本文検索はできない。目次や索引のページからのジャンプもできない。
他の技術書とかどうなってるんでしょ?
文字認識させてデータに落とし込みたいけどGoogleDriveとかクラウドに上げるのは
リスクが少しでもあれば実行しない、という訳ではないけど程度の問題。
つーかさー出版社はメーカーからデータをもらっているんでしょ?
ならそのデータ売ってくれよー。使いやすいツール付けてくれよと
までは言わないからさー
さて、加齢した。なので、加齢による気づきでも書いてみよう。
まず肉体だが、これは思ったよりガタ来ない。知り合いのおっさんによると50歳超すとやばいそうだ。ガタが来ないといっても個人差もあることだし、なにより継続してずーっと体力その他は落ちていくので、あまり自覚しなくて済んでいるだけという可能性が高い。朝がきつくなったりとか徹夜がだめになったりとか、まあいろいろあるんだけど、継続して朝がきついんだとそれが日常の一部になるんで「まあ、そういうもんか」と思って行動するようになったりもする。
体力のなかでは瞬発力がいちばんやばい。体を支えられるかと思った無理な体制で膝がかくっと行ったりとか、しゃがんだ状態から立ち上がってダッシュでどこかかけつけるみたいなときに、あれあれ?みたいな感じで下半身がいうこときかない。
でもまあ俺が運動不足すぎることもあるので、これほんとはある程度継続して運動してればそれほど気にならないことなんじゃないだろうか。
肉体関連でいちばん明確にガタ来てんなーと思うのは、歯。40歳越したらほんとは定期的に歯医者通わないとだめだねこれ。あと歯周病の恐怖な。このあいだドラッグストア行ったときに、ディスプレーで「五十代が歯を失ういちばんの理由は歯周病」とか言ってて、いまんとこ俺は平気だけど、その兆候は随所にあって、そろそろ歯医者通い始めようとかなーと思ってるとこ。
あと老眼な。俺は40歳越してからようやく来た感じだけど、いまのところはさほど気にならない。文庫程度なら読めるのもそうなんだけど、Kindle買って以降は、ふつうに文字の大きさを調節できるので読書に関して問題はまったくない。これも遠からずどんどん進んでいくんだろうが、字のほうもそれにあわせてどんどんでかくできるわけなので、まあとうぶんは戦えるでしょう。疲れ目のほうはいかんともしがたいけど。
というわけでですね、40歳になる前にできることは、歯医者通いと体力の維持です。軽い筋トレやってある程度散歩とか自転車乗ったりしてれば充分に四十代五十代も戦えるんじゃねーかと思います。
あとは精神的なもんですよな。最近どこかの増田で「新しいアニメとか見るの億劫」みたいなの見かけたけど、あれは確かにありますな。感情が動くのが面倒っていう。生きるのがつらいとかだるいとか、まあ理由はいろいろあるんでしょうけども、つまり「自分以外の人間がたくさん存在するこの現実というもの」との大小さまざまな軋轢がストレスとして蓄積していくわけですよ。年食ってくると「自分の及ぶ範囲」みたいなのがわかってきて、その範囲内での自分のふるまいってのもある程度は定型化してくる。そうすると自分の存在そのものが定型化してくるわけで、その状態でも充分に金稼いで食ってくことがある程度は可能になるわけですよ。つまり「変わらない」ことがいちばんストレスない方法になってくる。
安定してるってのは、別の側面から考えれば、自信があるということでもあります。人間黙って寝てると死ぬわけで、メシ食ってかなきゃいけないんで、四十代まで生きてるってのは生きるためにさまざまなことをしてきたということです。つまり「ただここにいる」ということが自信の根源になったりするわけですよ。ほら、おっさんって基本的にうざいじゃないですか。死んでないってのは生きてるってことで、生きてることに関して成功者なんですよ。「だから」自分は正しい。正しいっていっても、別に全能の神であるっていう自信まで持ってるわけじゃないので、正しさを脅かすものには鋭敏なんですよな。つまり、自分の正しさを否定するものを否定する。最近、与謝野訳の源氏物語読んでるんですけど、源氏物語にも出てきましたよ、若者叩き。あと源氏の君が平安レイパー伝説GENZIすぎて引いた。若紫の思春期ボディそんなにすごいのか。すごいんだろうなあ。
なにかを否定しないと成立しない正しさって、実はそれ正しくないじゃないですか。生きるためにいろなことをしてきたってのは、実は正しくないこと、後ろめたいこともしてきていて、それゆえに否定が必要なんですよな。おっさんのうざさっていうのは、そういう部分にも起因してると思いますん。
そうやって、なんだ、適応ですか? 適応してきたにしても、それはそのおっさんが生きてきた時代にあわせて適応してきたわけで、その後もアップデートを続けるなら、不断に自分の正しさとやらを疑いつづけなきゃいけない。それは十代や二十代の人たちが社会とやらいう巨大なものと向き合ったときに、社会が悪いのか自分が悪いのか、あるいはもっと別の悪いことがあるのか懊悩したりするように。主観的には「ただ生きている」というだけで成功者の立場にいるおっさんが、疑うことを続けるのはえらいつらいことではあります。ひとつの価値観、文化にくるまれて生き、死んでいくというのは幸福のひとつのかたちであると司馬遼太郎は言ってましたけど、その意味ではグローバル化ですか? そういう世界に生きているということは不幸の源泉なのかもしんないです。いまや日本人を共通して覆う価値観みたいなものもかつてと比較すれば希薄になってきていることですし。そういう意味ではおっさんがうざいことはある意味でしょうがないことなのかもしんないです。
ただ思うんですよね。この年齢になってみて。
俺も思考が柔軟じゃなくなったり、新しいものへの食いつきが悪くなってきたり、ガハマさんは肉体にしか興味もてなくなったり、いろはすに振り回されていいように扱われたいなあと思うようになったり、いろいろするわけなんですけども、それって、たとえば肉体が衰えていくのと同じように不可避なことなのかなって。俺は同年代のおっさんの知人があまりいないのでなんともいえないんですけど、インタビューしてあるいてみたりしたいですよね。本当に自覚もなく、なんとなく現状あるような自分になっちゃったの?って。そして現状ある自分がもっとも正しいと思ってるの?って。
そんなことはないはずなんですよ。これじゃよくないと思ってること、こうなりたいと思ってること、いろいろあるはずで、あとは死ぬまでそのままだからしょうがない、こういうもんなんだって思ってるだけなんじゃねーのか。
まあ他人のことなんでね、それを変えろとかいうことは俺にはできないんで、あとは個人の趣味の問題かなーと思います。たとえばスクールカーストみたいなものがテーマの一部として内包されてるラノベに新鮮な共感を持つこととかはもうできないはずで、そりゃ学生だったのが30年近くも前の話だからあたりまえのことなんですよ。でもだからってガハマさんがえろいことを否定する必要はまったくない。ああガハマさんの肉付きのいい太ももが汗だくになってるところに腕突っ込んだり抜いたりしたらすごいだろうなあとか妄想する余地は残されている。
そういうことだと思うんです。
どういうことなんだろう。
電子書籍を買う時、嫁に読ませたい本はkindle、嫁に見られたくない本はhonto。
って感じでなんとなく買い分けてた。
今日気がついたんだけど、hontoだとクラウドから削除しても端末のデータが消えないから、見られたくない本はダウンロードしてクラウドから削除しとけばいいっぽい。
まあこのあたりの仕様はいつ変わるかわからないのが嫌なんだけど。
kindleは購入が1クリックしかなかったり、なんか罠が多くてちょっとなーって思うことがあるので、国内の電子書籍にはもっとがんばってもらいたい。
はてブホットエントリーの30選(http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1141321068543131601)がイマイチ感性に響かなかった(普段読書しない人向けか?)ので、俺選してみる。
【反省会】
・星河万山霊草紙(1) 鈴木有布子
タダだったから。2話ぐらいだけなのね。
お兄ちゃんの、ひどい仕打ちを愛によって受け止めているそのメンタリティがキモカワイイっていうのかな。ひどい仕打ちに快感を感じるMとは違う。
おれはBL読まないので、BLの文脈はよくわからない。なので、ラブコメとして読んだんだけど、恋愛限界事例って感じ。
不憫系ってジャンルがあるみたいだけど(おれは良く知らない)、この作品はひどい状況を悲しく表現してはいないし、笑いをとる方向にももって行っていない。それによって、(人の心理を中心にしているにもかかわらず、)誰かへの移入に頼らず、ニュートラルな納得感を読者に与えているように見える。
暗くも明るくもしない作者のバランスがガッツリはまった良作ではないかと。
恋愛プロセスにおける、"おかしみ"がうまく出ている感じ。独特のクドさのある人の画も良い具合にはまってるのでは。
画も内容も昔より暑苦しさが増してる気が。
閉鎖された仲良し空間の暑苦しさを楽しみたい人には最高。個人的にはちょっとおなか一杯。
・恋は雨上がりのように(2) 眉月じゅん
1巻を買って、迷ったけど2も購入。
純愛ものをひねりの無い展開でシリアスにやってて、でも古臭くならないように注意している感じかな。
百合を面白いと思ったことがないにもかかわらず、たまに、なんとなく、買ってしまう。
これもそのうちの一つだったけど、おもいがけず面白かった。初めて百合を面白いと思ったかも。
この手の逆転系はよくあるけど、無理のない展開って結構難しいと思う。にもかかわらず本作は納得感ありつつ進行していて良い。
そういった意味では、百合じゃなくても面白かったんだろうなとは思う(百合環境の上で成立しているので、実際は必須なんだけど、比喩として)。
画はうまくはないけれど、人のたたずまいや、内面が表出する部分を丁寧に表現していて魅力がある。
結局、内容が良ければ、百合もBLも面白いってことなんだなー。などという当たり前のことを、「彼女の世界」と「起きて最初にすることは」に教わった。
タダだったから。
・ヨコハマ買い出し紀行(1-12)芦奈野ひとし
過去に紙で読んだ作品。その時もドはまりした記憶があるが、改めてハマった。
kindle で1巻が無料だったので、「なつかしーなー」と思って1巻を読んだら面白くて結局2-14巻も買ってしまった。
人類の来し方と、残る世界の行く方が交差する大きな転換点をユルい日常の連続と個人の視点で(いまなら許されないだろうと思うほど)暗示的に表現しており、今読んでもユニーク(のんびりした終末感は"渚にて"が思いつくけど)。
テーマは基本的に作品の背後にあるが、ポツポツと表出されるところの表現が秀逸。アルファさんの「知ってるよー」は何度読んでも泣く。
日常のユルい表現も、言語化されない人(じゃなくてロボットか)の心理が多分に含まれていて、その密度感が作品の足元を支えている印象。
芦奈野ひとしが画が上手いのは今更としても、この作品が一番ハマってるなあと改めて思った。光/影/空気/地表/大気/水面/空/雲/晴れ/雨/土/砂/コンクリ/鉄/木材/植物/朝/昼/夕方/夜.....作品の環境に関するあらゆる表現が驚くほど高度でビビる。
・ストレッチ(3) アキリ
だいたい web で読んでだけど、また読んでも面白い。5回ぐらい読んだけどまだ面白い。
2人のトゲとボケを含む愛のあるイジリあいはいつまででも見ていたい。画もうまい。
どうでも良いけど、ワンレンのOLって。作者は幾つぐらいの人なんだろ。
完結してた。
このくらい恋愛要素が奥まってるほうがイイと思う。
建築については、その魅力がなかなか伝わってこなかった。人的なドラマ要素を持ち込んでいるので退屈はしないけど。
作画はマユリの頭がコーンヘッド気味に見える絵が多くてちょっと気になった。後頭部が上にトンがってるように見えると言うか。(追記:観察してみたら、こういう風に見える人いるね。特に女性。なのでこの評価は不当だと思う。よく見てから言えって話だ。)
女性がかわいいとされてる作家だけど、個人的には男性のほうがバランスよくて上手いような気がする。
・となりのロボット 西UKO
ロボットというと産業ロボットなんかも含むので、どちらかというとヒューマノイドとかアンドロイドって言う方がしっくりくるんだけど、あえてロボットって言い方をチョイスしてるんかな。ロボットの存在の仕方について、突っ込んで考慮されてて面白かった。作画はあんまり。
完結してた。ダラダラ続けるのに良いフォーマットだったと思うけど。
もうちっとぶっ飛んだ感があったほうがこの作家に向いてるかな。とは思った。
作画はいつもの通り、デフォルメして特定のパタンに落とし込む方向。顔はうまいだけじゃなく、場面ごとに表情が丁寧に考慮されていて、見ていて楽しい。
街の作画もかなり丁寧(重要な要素だしね)で、都心近くのちょっと古い商店街/住宅地の感じが良く出てると思う。
スズナが公園で遊んでる回の作画は全身で動きがある画が多くて良かった。
この作品では初めて見る構図やポーズも自然で良い感じにこなしており、上手いと思った。
普段ほとんど室内で顔ばっかだしね。男女ともにみんなカワイイので良いけど。
黒目が大きいのが個人的にはあんまりなので、スズナとウリサワが好き。
・うきわ(3) 野村宗弘
終わってた。着地点は、まあ妥当というか、これ以外の着地は難しいだろうなあというところ。
エンドロールもそうだったけど、ミニマルで内向的な作品が続いていて、その辺のニーズが強いんですかね。
鉄工所みたいに、にぎやかな作品もそろそろ読んでみたい気も。
・ちろり(7) 小山愛子
概ねいつも通り。ちろりは話の流れ的に表情が増えてきた気が。
ややエグみのあるエピソードを笑いやノスタルジーに落とし込んでいて、好き嫌いの分かれる作品だと思う。
個人的には、つまんなくはないけど、好きではない。って感じかな。。
・ふだつきのキョーコちゃん(4) 山本崇一朗
何を楽しめば良いのかがよくわからないというのが正直なところ。つまんなくはないけど。
キョーコの体質を基にしたドタバタなのか、兄妹のイチャイチャなのか、ラブコメなのか。そのほかの何かなのか。
雑多なネタを扱う作品は結構あるけど、その路線で成功してる作品はメタなレイヤーでの一貫性があるように思う。
いつも通り。前巻で娘が出てきて波風あったので、今回やや退屈な気もするが、そもそもそういう作品なので文句はないです。
大河系というか、こういう系は完結してからまとめて一気に読んだほうが面白いね。
1-10を続けて読んでるときは面白かったのに、間があいて 11 を読んだら、ちょっと没入できなかった。
・コンプレックス・エイジ(4)佐久間結衣
新キャラ投入でやや波風ありつつも、面々が相変わらずまじめに楽しくやってる感じ。
とある漫画家の昔語りとしてそれなりに面白かったので、死をあんなに盛り上げなくても、もちっとサラっといっといても良かったんじゃないの?って気が。
まあ、この作者なら盛り上げていくんだろうなあとは思ってたけど。あまりにまんまで笑った。
1
6月11日に、「絶歌」は発売された。その直後、この本の刊行を報道で知った遺族のうちの一人が、遺憾であるとコメントを発表した。
以来、今日に至るまで、様々な人々が—— 専門家、知識人、芸能人、ライター、クリエイター、etc——、この本についてコメントをしたり、記事を発表している。
少しだけ、どこかで見たような光景だな、と俺は思った。
原発だ。
震災以来、原発というのは、賛成だろうと反対だろうと、何かしらの意見を持たなければならないような問題になった。「どうでもいい」「どっちでもいい」というような態度は許されない。誰しもが原発に対して、真剣に考えなければならない(あるいは、そのフリをしなくてはならない)、そんな風潮が蔓延している。
そんな光景に、どこか似ている、と俺は思った。この本の出版に関して、肯定的だろうと否定的だろうと、有名人(というかライターやクリエイター、芸能人)は、何かしらコメントをしなくてはならない。そんな雰囲気が漂っているような気がした。
また、ネットでもあちこちで、この本のことが言及されている。その内容(というか質)も、原発に関するもの似ている。有意義なものあるけれど、ほとんどが似たり寄ったりな退屈な意見で、特にAmazonのレビューに関しては、まぁ、平均的な人間の平均的な意見が読める、という以上の価値はない。
なんというかまさに「脱法ハーブ、握手会、風営法、放射能、ダサい、ダンス、ダウンロードって言ったら負け」状態だ。
2
俺がこの本を読んだ理由は、端的に言えば好奇心だ。この本が発売されると知ったとき、純粋に読みたいと思った。ただの好奇心。
この際だから、書いてしまおう。俺は小説を書いている。ほとんどの人は知らないと思うが、Amazonで販売出できるKDP(Kindle Direct Publishing)で発表もしている。つまり、創作をする人間として、この本に興味を持った。
この本の元になった事件は、説明するまでもなく、後のフィクションに多大な影響を与えている。俺が知っている範囲だけでも、舞城王太郎や佐藤友哉あたりは確実に影響を受けているだろうし(舞城の『阿修羅ガール』に出てくる鬼畜殺人鬼グルグル魔人を知っているか?)、奥浩哉『GANTZ』に出てくる西なんかは、もうまんまだ。他にも探せばたくさん出てくるだろう。
創作をする人間として、そんな風に後のフィクションに、作家たちに影響を与えた事件の当事者が書いた手記に興味を持つことは、そんなに不思議ではない、と思う。だから手に取った。ただ、これは弁解だ、言い訳だ。下世話な好奇心で読んだ、と言われても反論は出来ない。
(これは余談だが、先述したとおり、この本は6月11日に発売された。ニュースになったのも、その二三日前だったと思う。しかし、振り返って見ると、五月の終わりに、この事件をモデルにした窪美澄「さよなら、ニルヴァーナ」が出ているし、そのちょっと前には、34歳になったとある小説家が事件現場を巡礼(?)するという内容の佐藤友哉「ドグマ34」がすばる4月号に掲載されいてる。偶然か? さらに余談だが去年放映されていた、金城一紀脚本のドラマ「ボーダー」の第三話は、殺人を犯した元少年が手記を出版しようとして遺族に殺されてしまう、といった内容だった。まぁ、偶然だろう)
3
事件当時、俺はまだ小学生だった。けれど、この事件のことは、やはり印象に残っている。
俺は子供のころ、モデルガンが好きで、アクション映画などの銃撃戦のシーンを見てはひとり興奮していた。シュワルツェネッガーがバンバン人間を撃ち殺しているのを観ながら熱狂している俺を見て、母親も心配していた。俺も子供心に「自分は人が死ぬことになにも思わないのか」などと普通のことを普通に思っていた。平均的だ。
そしてこの事件以降、子供によるセンセーショナルな事件は、たびたび起こる。「キレる17歳」などいうキャッチコピーがつき、まるで急に少年犯罪が増えたかのように報道された。
フィクションも影響を受ける。バスジャック事件を題材にした青山真治の映画「ユリイカ」などだ。
開き直るわけではないが、俺は上記の作品たちが好きだ。だから作者に興味があるし、その作者に影響を与えた題材、事件にも興味がある。センセーショナルな事件は、良くも悪くも、フィクションに影響を与えているのだ。
ただ、報道のされ方、ニュースの選ばれ方のせいなのか、はたまた「事実は小説より奇なり」なのか、現実では悲惨なニュースが相次ぐ。自然災害は仕方がないにしても、凡人には理解できない理由で、または理解できないほど身勝手な理由で、色々な事件が起こる。無差別殺人、闇サイト、児童虐待。世紀末を過ぎても、この手のニュースには事欠かない。
「近頃はありきたりのリアリズムに追いつかれそうにも見える」
これは、とある賞の選評の一部だ。とある一作品に向けられた言葉ではあるが、なんだかフィクションがひどくしらけてしまうときに、この言葉がふと思い浮かぶ。
我ながらバカなことを書いているな、とは思う。でも、俺は嫌なのだ。俺はフィクションが好きで、物語が好きで、小説が好きなのだ。だから、読むし、書いている。書いては直して、また書いている。
この本が出たときも、似たようなことを思った。批判が溢れ出ているのに、蓋を開ければベストセラーだ。売れているからって、優れたものじゃないってことは判っている。それは音楽も映画も本も同じだ。
4
そして、この本を読んでみた。内心ドキドキしていた。偉そうな事を言っておきながら、日本の犯罪史上稀に見る(仰々しい枕詞だ)事件を起こした、当事者の手記。正直、影響を受けてしまったらどうしようか、とも思った。俺は本を読む以上、どんな本でも最大限影響を受けるつもりで読んでいる(そうでなければ読む意味なんてない)。ただ、この本だけは、少し怖かった。
しかし、どうだろう。前半はネットで揶揄されている通り、自己陶酔しきった糞ポエムだった。ガラガラのライブハウスで演奏しているクソみたいなバンドの歌詞でも、これよりはほんの少しマシだろう。ただ、文章自体は上手いな、とも思った。読ませる文章だ。特に、後半の面会に来た弟のやり取りの場面では、ちょっとぐっと来た。少しだけ泣きそうにもなった。
でもこれは(ここまで書いておいてなんだが)、所謂ただのお涙頂戴話だ。当たり前の反応というか、けして面白かったというわけではない。
そう、端的に言って「つまらなかった」というのが、この本を読んでの感想だ。
一部で神格化、カリスマと化している「殺人鬼」だが、彼はつまらない、ただの普通の人だったのだ。多くのフィクションに影響を与え、ひとたび本を出版すれば大いに話題になる「あの人」は、普通の人間だった。
前半のあの糞ポエムが、それを象徴している気がした。あの稚拙で過剰な修飾表現は恐らくわざとで、そうやって過剰に飾らなければならないほど、内容は、実は普通なのだ。
これについてはロマンポルシェのロマン優光さんが書いた記事に頷ける箇所があった。
“この本には特にそういうところがないのだ。(性的偏向については代入される対象がおかしいだけで数式は同じなので、対象がいくら理解できなくても根本的に理解できないというわけではない。) 普通の人が普通に想像したような話が続くだけである。 ”
http://bucchinews.com/subcul/5203.html
5
少し前になるが、日曜の午前にやっている「ワイドナショー」という番組で、店の商品に爪楊枝を刺す場面をYouTubeに投稿した少年のニュースをやっていた。
それを観た松本人志が、「全然おもしろくない。声も張ってないし」とコメントしていた。他の出演者は「そこですか?w」といった感じだったが、俺は、松ちゃんはこういうコメントをどんどんしていったほうが良い、と思った。
つまり、つまらないものは、つまらないというべきなのだ。そして、松本人志のようなおもしろい人は、こういうくだらないことをする人間に向かって「全然笑えない。おもしろくない」ともっというべきなのだ。
同じ番組で、松ちゃんは、この本は読まない、といっていた。遺族の方がここまで言うのなら、と。立派な態度だと思う。下世話な好奇心で読むヤツに比べたら、遥かにマシな態度だ。
でも、俺は松ちゃんに読んでほしい。この本を読んで、おもしろくない、と言ってほしい。
「俺に影響受けてるのかもしれへんけど、お前の本、つまんなかったで」と言ってほしいのだ。
舞城でもユヤタンでも乙一でも、こんな本より、俺の小説のほうがおもしろいぜって言ってほしい。なにがベストセラーだ!っていってほしい。
だから、俺は敢えて言う。
自分に取っての本当のことを書いたのかもしれないが、ハッキリ言ってフィクションのほうがおもしろいぜ。普通の理由で普通の狂い方をした普通の人間なんかより、グルグル魔人のほうが狂ってるぜ。なんせウンコパン三世〜♫ デレッデレ〜♫ なのだ。
だから俺は、この本を批判するならおもしろい人たちに、「つまらない!」って言葉こそ、声高に叫んで欲しい。
6
“結局のところ、人生で起こるすべての本当のことは、陳腐で薄っぺらで通俗的なのだ。そうじゃないことは小説の中にしかない。だから小説の中で、つまんないなあと思うとき、わりとそれが人生の本当のことを書いているってのがあって、だから小説って難しい”(舞城王太郎/パッキャラ魔道)
まったくその通りだ。
そんで、つまんない本のことで、
いちいち騒ぐのはやめようぜ。
おわり。
今日は最悪だった。
薬を飲むと少し落ち着いてきて、なんとか会社に向かう。
そわそわ落ち着かない感が強く、巧く仕事ができない。
午前中はうんうんうなっていただけで、ほとんど仕事が手につかなかった。
お昼ご飯はおにぎり三つ。
ご飯を食べたあと、お昼ねをする。
このままずっと寝ていたい。
そんな中、新しい仕事を振られる。
ドキュメントを書くのは苦手。
これもうんうんうなって、少しずつ進める。
その後、どうしようもなくなって、父親に電話をする。
もう一人では抱えきれない。
父親と少しの時間お話して、落ち着いたのか、戻ってきてからは、そこそこ仕事ができた。
6000個近い項目をどう効率よく処理できるかを考えていたが、うまいこと思いつかないので、普通に一件一件上から処理することにした。
定時まで仕事をして、そそくさと帰る。
3DSでポケモンのゲームを遊ぶも、あまり集中できず、少しプレイしては辞め、を繰り返す。
そうこうしていると、家につく。
薬を減らせと言われた。
俺の方がもっとたいへんだ、と言われた。
正直、よくわからなかった。
具は天かすと卵。
夜のお薬を飲んで、横になっていると、だいぶ楽になってきた。
ネットサーフィンをしていると、げんしけんの新刊がKindleになっていたので買った。
おやすみなさい。
マンガやアニメが、実写化されると否定的な意見が多く出るが、実写化どころかアニメ化だって基本的には、僕は、イメージと異なる場合が多いと思っている。
まず「スレイヤーズ」。
テレビアニメ第1話が放送された翌日に友人からその時出ていた全ての原作を借り一週間で全部読み、翌週の第2話を見た時、「こんなのスレイヤーズじゃない」と思って見るの辞めた。
アニメとしても人気の高い「CLANNAD」や「ひぐらしのなく頃に」も、原作のゲームは大好きだが、アニメはやっぱり「これは違うものだ」と思って第1話で切ったし、「CLANNAD」や「ひぐらしのなく頃に」をアニメ見ただけで語ってほしくないと思ってる。
最近だと「俺物語!! 」というアニメを第1話から第3話くらいまでは楽しく見ていたが、Kindleで原作第1巻が0円だった時にダウンロードして読んだら、原作は凄くテンポがよくて楽しくて、アニメは、原作の短いエピソードを毎回引き伸ばしていて、展開遅すぎてつまらなくてそれ以降見なくなった。
という風に、アニメだって原作を超えているものなど少ない、故に僕は基本的にアニメの原作は見ないようにしている。見ちゃうとアニメが見れなくなっちゃうから。
ゲームは好きだったのでアニメ化されることが分かっててもプレイしてたけど、漫画や小説はほとんどアニメを楽しむために読まなくなってた次期があったけど、最近Kindle使うようになってから、また漫画や小説も読むようになった。原作は原作、アニメはアニメで割り切って見ていくしかないだろうと思う。切ってしまった作品も多いが。
まあ、せっかく、アニメや、実写でやるなら、その媒体ならではの表現方法にそったアレンジがあってもいいと思うし、原作と映像作品でそれぞれ違いを愉しめばいいんじゃないかと思う。
原作のイメージは、読み手それぞれにあって、万人受けするものはなかなかないだろうが、監督とかのセンスや才能で大きく変わるのかもしれないね。
おなかを痛めて苦労して生むことこそが出産の尊さ。
とかあるじゃん。
自分の場合は普通分娩だったけど、高齢初産だったにもかかわらず超絶安産だったんだよね。
病院に行ってから5時間で生まれたんだけど、叫んだり取り乱したりするようなことはなかった。
もちろん痛くないわけじゃないんだけど。案外楽だった。
これって無痛分娩はダメって理論的には、子への愛情が足りなくなるんかね?
(それとも無痛という選択をすること自体愛情がないって話だろうか…)
月満ちて健康で生まれてくれて、母乳が出るというだけで新生児期の悩みは半分になるとはいえ、その半分でもつらかった。
(3時間に1回の授乳、授乳後すぐ置くといわゆる背中スイッチで泣いてしまい部屋をだっこ歩き修行の刑になるため、授乳後1時間近く同じ体勢で抱えて確実に熟睡するのを待つ)
してたからさ…
1日10回前後のうんちおむつ替えの前と後に石けんで手を洗いに行くことさえ身体に響いた。
それにしてもiPhoneのkindleがあって本当によかった、紙をめくる音で起こす心配ないし、暗い部屋でも読めるし。
氷と炎の歌最高。
最初は何とか家の誰それって長いカタカナ名前が大量に出てきてわけわからんかもしれないけど、読み出したらマジでハマるから。
ヨーロッパ系FTの気取った奴と違ってエンタメに徹したアメリカFTの最高峰やね。
つかティリオンとデナーリス周り進まなすぎ、あくなんとかしろ。
なんなの?
その話はキミより先にすでに誰かが考えてましたとか言いたいわけ?
キミの考えてることなんて僕はすでに知ってましたよみたいなこと?
しかもご丁寧に他人のブコメにも別の小説の名前だして指摘してくる始末。
じゃぁそれ俺が増田でホットエントリ入りする前にその世界観で増田を書けたのかよ。
増田でホットエントリ入りするには内容だけじゃなくてタイミングが大事だってことわかってるのかよ!
会話しようとするととにかく「はいはいそれ知ってる。それも知ってる。」とかしか言わなくてすぐ話がつまっちゃうやつってまわりに一人はいるよな。
そこは小説の名前出すんじゃなくて、ストーリーとかその先の顛末とかもうちょっと会話が展開するようなこと書けないわけ?
とかげは何故尻尾を切るのか1: 勇輝
http://www.amazon.co.jp/dp/B00Y8G9KOO ←0円
とかげは何故尻尾を切るのか2: 流理
http://www.amazon.co.jp/dp/B00YASNF28 ←0円
とかげは何故尻尾を切るのか3: 音観
http://www.amazon.co.jp/dp/B00YHRLOIY ←20000円www
このように続編の価格設定をすれば、ワンクリックで確認せず買ってくれる人がいる模様
なお、20000円がKindleで設定できる売価の最大値らしい
電子書籍読むために9.7インチのレチナのAndroidタブレットを買ったら、その直後にPC版のkindleが出てがっかりしたけど、やっぱPCでは読みにくかったからタブレットも無駄にはならなかったわ。
モニターを縦置きにして全画面表示にしたらいいかもしれんけど、俺のPCはモニターの回転とかできないから、横置きで画面の中央に書籍を表示する感じでせっかくでかい画面が半分くらいしか活用できない。
さらにPCの22インチフルHD程度だとppiが小さいから、字を小さくしたらぼやけるし、字を大きくしたらなんのためにでかい画面で見てるかわからんし。
800x1280のWindowsタブレットでも試したけど、新書とか小説の文庫みたいのを字を大きめにしてチビチビ読む程度にしか使えない。
Office入れて、キーボードとマウスを繋いで小型PCとして使うのは、まあいいのかもしれんけど、タブレットっぽい使い方しようと思ったらぜんぜんだめだわ。
ネット環境の視点からゲームのコスパ、ダウンロード販売、DLCについて考える。ぶっちゃけ、固定回線がない奴って最新のゲームする資格すらないよね。
固定回線切ろうとして色々考えて思ったんだけど今のゲームって環境ハードル高すぎない?なのでいろいろ書いてみるテスト。はてブ日記もついでにテスト
2、オンラインの維持費
3、光回線の維持費
6、高速な固定回線じゃないとゲームをすることすら辛くなってきてる
7、実は、アンロックDLCって低速低容量回線への救世主じゃないの?
8、そもそもネットがない人(は、なかなかいないだろうけど)最近のゲーム無理ゲーじゃん
9、高速固定回線ずぶずぶのワイ、光回線止めようとしたらゲームを人質に取られる
ゲームっていいよね。数百~数千円でとんでもない異世界に行けて活躍したりモテモテになれて。
旅行とかテーマパークに遊びに出かけるのと比べてコスパ最高じゃない?
少し前までは、ソシャゲや基本無料のゲームをやってる奴を「安さにつられて無駄遣いwwwバカスwww」と馬鹿にしてたんだけど、
PCやPS3でゲームしてる俺もそう変わらないんじゃないかなと思えてきた。ゲームの維持費は実は結構高い。
最近は、オンラインでゲームをする場合、プラットフォーム別で費用がかかる。
アップデートとかDLCとかシングルプレイならいらないけど対戦とかしたい場合。
PSだったらPS+、XBOXならXBOXLIVEGOLD。どちらも年5000円くらい。
ゲームが無料で出来たり割引されたり特典はあるけど年間でそれだけ維持費がかかる。
任天堂やPCにはそういうのないけどね。でも、ネット回線の維持費はどこでもかかる。
俺はFPSなんかのために光回線にしている。今どきADSLやスマホテザリングなんかありえねえっしょ!
もちろん有線接続。他人に迷惑かけたくないし、ラッグラグの無線BOYになった日にはファンメの嵐だろうもん。
この光回線の維持費、結構曲者。月あたり5000円ほどかかる。
家族で共有する回線なら負担はかなり下がるけど、一人暮らしでは一人で負担することになる。
仕送り10万の学生なら20分の1、入社したての新社会人で20万の給料だと40分の1。30万稼いでいても60分の1
大した金額じゃない気もするけど、それが毎月消えていって年間6万くらい。毎年6万あれば何が出来るかな?
1年に一度旅行や家電の買い替えも出来るし貯金してもいいよね。雑誌買ってもいいし、ジャンプを1年間ずっと買っても1万3千円くらいだよ
ジャンプマガジンサンデーチャンピオンをぜーんぶ1年通して買ってもネット代以下なんだ。光回線ってリッチな環境!
最近FPSをやらなくなってきたのでそんなリッチ光回線を止めてみようかと考えたら問題山積みだった。
「ネットは他のことにも使える。ネットの無い生活なんて考えられない。必要経費だ」
これは反論として言われそうだし、少し前の俺自身を説得するための俺の主張だったりする。
でも、1000円以下の格安SIMで2Gとか3Gとかそんな量の高速回線が使えて、制限を超えても200kbpsとか128kbpsでネットが使える時代になった。
これならほとんどのネットの用途はまかなえる。どっちかというとスマホのほうが必須だし仮に切るなら固定回線のほうだ。
誰かがこう言うと思う「そんなのすぐに制限行くし、まともに使えないよ」
俺もそう思う。でも俺からゲームを抜けば足りる。動画は稀にしか見ない。あと容量食うのはWindowsのアップデートとか、Kindleとか。
Kindleは漫画でも100MB以下か少し超える程度のものが多いようで問題なし。
パソコンはネット繋がなくしてタブレットだけでいいや、ってしちゃえば困らないことがこの一月実験してわかったこと。
で、ゲームはどのくらい容量食うのかっていうとゲームによってマチマチなんだけど、40Gとかそんな大容量が当たり前になってきてる。
これはDL販売の場合の話。ブルーレイとネット環境の浸透ってすごい。
「じゃあ、パッケージで買えばいいじゃん」と言われると思う。
でもさ、パッチで1G超えるのもよくある世の中なんだよ。1G位ならちまちま落とせばいいだろうけど、2G3Gなったらもう月の制限越えてアウト
1G落とすのに19時間ほどかかるし、スマホはテザリングのため置いておかなきゃいけないので、もし3Gのうち1Gで高速回線が切れて2Gは低速でとなると
なんと2日くらいかかる。しかも、これは理想的な速度が出た場合の話。
ついでにDLCなんかも容量はでっかい。これもG超えが当たり前のように出てきている。
俺は充実したネットにつながってるから考えてこなかったけど、実はゲーム業界って高速無制限なネットありきの世界になっている。
さっき話したDLCやDL販売、パッチの問題もあるけど、DL販売専売のゲームも増えていて、俺が最近はまってるゲームもそんなのばかりだった。
小規模な開発はDL販売だけにして流通コストなんかを絞っていろんなゲームを出しててそれが盛り上がってた。でもそんな小規模なゲームでも1G越えたりしてんの。
高速なネットが3日間360MB制限だとどうにもなんないね。残り730MBは128Kbpsで落とすことになるんだけど…無理!
それに出来ないDLCとかみると辛いだろうな。最近はコンプ版買ってもDLCはキーで入ってるパターン。もう無理でしょ
アンロックDLC、それはディスクに初めからDLCが入っているけど権利を購入するまで遊べないDLC
バンナムのオペレーショントロイとかで散々叩かれたアンロックDLC。最近もゼノブレイドがアンロックDLCだったってことが話題になったけど
アンロックDLCってネット環境が細い人には救世主なんじゃないかって思う。だって64KBとかのアンロックキーだけ落とせばいいんだから。
アンロックDLCの何が問題かというとディスクに入っているのに金を払うまで使えない嫌悪感、損してる感、発売時に出来上がってるなら最初から入れとけ感なわけだけど。
そこんとこは別にもともと作ってたDLCをディスクに入れないで、あとから普通のDLCで出せば誤魔化せてしまうとこなんだよね。
アンロックDLCはネットワークにも負荷がかからず、ユーザーにも優しいとも言えちゃう。メーカーの説明不足とユーザーの受け止め方で悪玉扱いされてるけど。
パッケージで買っても、パッケージだけでは今のゲームってのが楽しめないのが今までの説明でわかったと思う
パッチで簡単にバグを治せるようになってから、バグだらけで出荷してしまうところもあるし、パッチ当てないとバッグバグのゲームもある
ダウンロード専売のゲームもある。もうネット無しではゲームは成り立たない。Vitaや3DSならかろうじて遊べるソフトもあるけれど。
ネットでこういう不満は聞かないけど、そもそも俺が今いるネットにネットが使えない奴なんていないわけで不満を聞かないのは当然だ。
俺は360あたりからDL販売でゲームを買いまくっている。Steamでは500本以上ゲームを持ってる。
Steamのは一種の買い物中毒で買った二束三文のゲームばかりだけど。
PS3と360とVitaのは、たぶんネットを切ってもDL済みのは遊べるはず。Steamもオフラインモードはあるけど
遊べなくなるゲームはあるし、ある期間を過ぎると再認証がいるとか聞いた気がする。ググっても確認できなかったけど。
あと、HDDの容量的に、ぜんぶインストールしておさらばなんて無理。
ついでに、本体が壊れたら360もPS3もVitaもPCもお終いだ。
Steam無しのゲーム生活なんてありえないと思ってたしSteamが滅びることなんて無いと思ってたけど、その前におれのネット環境が滅びそうなんだね
高速固定回線が空気みたいに存在してたから、ネットありきのサービスすぎることとその脆さに気づかなかったよママン。
最近のゲームはDLC遊べないと悲しいし、オンラインありきのゲーム性だし、維持費はあるし
DLC買わないと貧乏人扱い。じゃあもう古いゲームのほうがなんかもう精神的にも快適じゃないの?
やーいレトロゲームー貧乏人ーと言われるとしてもDLCまみれの今あまり状況は変わらんわけで
ゲームの中に篭もればそういう雑音もない分レトロゲームのがいいんじゃないのって思う
机上の空論だけど、容量と相談したり3日間容量制限のないすこしお高めの格安SIMなら、容量控えめのゲームをたまにダウンロード購入することくらいできるだろう。
ただし、Steam以外で。さっきSteamにいろいろ言ったけど、一度落としたら認証いらないし他のPCでも使えるゲームを売ってるお店もある。
これはSteamのように認証がいらないしパッチを強制的に当てさせる必要もない。Steamの場合はアップデートが必須だ。
近頃はパッチ容量が大きいのでこの差はでかい。インストーラーさえあれば何度でもインストールできる。代表的な店だとGOGなんかで売ってるDRMフリーってやつだ。
こちらもアプデは繰り返されるけど、ある程度安定したバージョンになった頃に落とせばいい話だろう
あと、ゲームのためにWindowsのアップデートが必要になったりするとまあ容量的にアウトじゃねえかなと思ってるけど
知らぬ間にネットへの依存がむちゃくちゃ高くなってることに気がついた。
もはや抜け出すことが難しいほどに。固定回線解約したいけどどうしよっかな。
もう最近Redditの日本語界隈くらいしか見てねえわけだけど。
ゲームもハマるのは年に1、2本。んー
ゲーム業界は高速固定回線を維持できる上客以外必要としてない、見ていないのかもしれない。
ネットで情報収集するのが当たり前で、ネット中毒以外の意見なんてそもそもあまり見ていない、透明な客なのかもしれんけど
ゲーム業界が萎縮してるなんて話を聞くけど、切り捨てたお客さんは意外に大きかったんじゃないだろうか。
スマホ世代が成長し一人暮らしをはじめたり、格安SIMが発展していけばよりこの弊害は大きくなるんじゃないか。
そんなことをおもいましたーまるっ!
Evernoteを使いこなすために大事なたったひとつのこと、それはキーワードを暗記すること。
昔Evernoteを使い始めたとき、ぼくはこれで記憶することから解放されると喜んだもんだった。
でも、ノートが5千枚くらい到達するあたりに気がついた。
Evernoteは記憶じゃなく情報。Google検索よりは、自身によって検査/推敲されているが読んで頭にロードしないと利用不可能な情報。
keyを想起し検索しEvernote内の情報を取り出し利用可能にするためにも検索キーワードのインデックスを脳内に構築する必要がある。
インデックスの構築とはすなわちキーワードの暗記という長期記憶化作業で、このインデックス構築を簡単にしてくれる手法としてはスペースドリハーサルがいい。
10分後→1日後→3日後→1週間後みたいなペースで復習するあれだ。
復習のタイミングを変えるだけで記憶の定着度は4倍になる 読書猿Classic: between / beyond readers
当然人間は意味のある事しか記憶できないのでkeyだけの記憶は意味をなさなくkey(検索キーワード)⇔ value(その意味、概要)の長期記憶化された双方向な知識ノードを構築する作業になる。
このうんざりする作業をとても簡単にしてくれるのがあの有名なankiだ。スペースドリハーサルのスケジュールを自動的に作ってくれる。スマートフォンアプリも存在するので隙間時間をインデックス構築に充てる事もできる。
Anki - powerful, intelligent flashcards
例えば、なにか新たにプログラミング言語を学習するとしたら以下のような流れになると思う。
基礎知識ほど応用が効くので基礎知識は原則暗記という形になる。取り出し機能が十分に暖められている長期記憶はアクセス速度が尋常じゃないくらい早いので、記憶があるというだけでググって記憶欠落を補う体験と別次元の体験を与えてくれる。
本末転倒じゃあねえかとおもうかもしれないが、ここで記憶するキーワードはEvernoteに蓄積する情報の上澄みみたいなものであることと、さらには長期記憶は利用しない時間がある程度経過すると容易に細部が壊れるてくるのでそこでEvernoteなどの電子的な外部記憶が必要になってくる。