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2016-02-01

とらのあな店員が決める 漫画10選と成年漫画10選 2

本当にいいと思った漫画を書きます

特に成年漫画かい作品(いろんな意味で楽しめる作品)多いと思うので、紹介します。

1.かげきしょうじょ 斉木久美子

asin:B00JB6MOCQ

歌劇団トップっていう一番を目指すっていう、わかりやすストーリーなのがまず良い!!

で、出てくる登場人物がみんな一生懸命なのが、いいなぁって。

一生懸命からぶつかり合えるし、一生懸命から一緒になって喜べるし。

本当に面白いのに、いまいち知名度がなかったりするから、今一番、お勧めしたい漫画!!

2.高台家の人々 森本梢子

asin:B00H36695O

とにかく、ただただ、たのしくてどんどん読んじゃう。

笑止っ!には笑った。素直でいいね


3.からかい上手な高木さん 山本崇一朗

asin:B00N2QXHRW

「やっとこっち向いた。」っていうセリフにやられました。

なんか普通にドキッとしてしまって、罪悪感感じました。

4.Ascene 武富智

asin:B00LHJ2QJG

絵柄がお洒落

ちなみにBsceneとCsceneもあります


5.アドリブ王子 あかつきけいいち

asin:B00H41GKDY

たぶんあんまりメジャーじゃないと思うのだけど、めっちゃ続巻(スピンオフとか)が出てるから、根強い人気があるんじゃないかと推測してる。

なんか心理戦とか繰り広げたりしてて、おもしろい。そして最後王子が必ず勝利して、サッと店から出る様式美が好き。

6.ちおちゃんの通学路 川崎 直孝

asin:B00NXMTA2Q

めっちゃ面白い!これはもっと流行っていいと思う。

平然と親友を裏切るところとかすごい楽しい

単純に一般誌に連れてきただけでなく、誰が読んでも楽しめる作品にしたのは、メディファクは良い仕事したなぁーって思う。

成年誌出身作家ってどうしても、ただのエロ成分を弱めた感じの作品になりがちだと思うのです。。。)

7.下山ドレス 西村しのぶ

asin:B00GNPL5L4

扉絵のとかめっちゃ好き。めっちゃカッコいい。

読んでて、大人の仲間入りできた感じがする様な、ちょっと背伸びした感じになれる。

知らなかった世界を見せてくれるエッセイ漫画

8.うきわ 野村宗弘

asin:B00J3NS2OQ

不安気持ちとか、なにかにつかまっていないとダメになりそうな気持ちとか、そんな気持ち

言葉とかセリフとして表現するんでなく、うきわっていうメタファを使った表現にしたのが、すごく腑に落ちて、心が揺れ動かされた。

単純にうわきとうきわっていう駄洒落なんだけども。。。いや、シンプルからこそスッと腑に落ちたのかも。

9.IPPO えすとえむ

asin:B00C9DZBC8

靴がその人の人生を変えるっていう、ちょっとファンタジーみたいな世界も、本当にそういう実話があったような気持ちになる。

ひとつひとつエピソードが丁寧に描かれてて、ストーリーちょっと無理あるだろー、とか思わせない。すごい。


10.恋は雨上がりのように 眉月じゅん

asin:B00UV9VIVU

いやぁ。なんていうか脚の描き方がすごい綺麗だなぁって思います

そして、こういう作品にドキッてしまう感じが、私生活のこじらせっぷりを露呈した感じになる(笑)


成年漫画10

1.放課後バニラ きい

isbn:4862694055

名作!!

少女漫画ばりの青春やってる感じがする。

女のひとが読んでもおもしろいと思うのでは?と勝手に思ってる。

いや、さすがにそれはないか。。。


2.ギャルとかビッチとか色々 ぐじら

isbn:4862693989

Hを楽しんでるのが、とにかく良い!!

3.ヌーディストビーチ修学旅行で 師走の翁

isbn:4894656698

4.アイブカ!(仮) 師走の翁

isbn:4862694055

絶倫っぷりと、謎の使命感に笑ったw

それにしても、出す作品、出す作品どれもおもしろいのが、凄い!


5.はじめてのお仕事 かにゃぴぃ

http://www.toranoana.jp/cgi-bin/R2/d_search.cgi?bl_fg=0&item_kind=0401&mak=%82%a9%82%c9%89%c6&img=1&stk=1

どの作品も楽しめる!!

特に好きな作品が上記の作品

6.僕の弥生さん 月野定規

isbn:4862693520

「こんなのくらっちまったら、やられる」みたいな格闘漫画みたいなセリフが好き。

あと快感に素直っていうのが、個人的に好みです。


7.放課後の三月ウサギたち なるさわ景

isbn:489465621

楽しそうでなにより!

8.NON VIRGIN 織田non

isbn:4862693997

Xerosで巻頭カラーになってたの(slave-fantasy)を初めてみたとき本当に、感動した。

絵がめちゃくちゃカッコいい!!

9.ドリストア 縁山

asin:B00QRDK8FQ

すごい好みの作品

中学の時、よつばとフラッシュが凄い好きで、

めっちゃやってたのだけど、

屋上問答って作品読んだときに、なんか思い出した。

10.びゅーびゅーびっち 五月 五日

https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/15/05/200011150513.html

これは、ちょっと読む人を選ぶと思う。

僕は好きです。

2015-07-05

最近読んだマンガ

・星河万山霊草紙(1) 鈴木有布子

タダだったから。2話ぐらいだけなのね。


・起きて最初にすることは 志村貴子

キモイ。お兄ちゃんキモイよ。でもマンガ面白いよ。

お兄ちゃんの、ひどい仕打ちを愛によって受け止めているそのメンタリティキモカワイイっていうのかな。ひどい仕打ち快感を感じるMとは違う。

おれはBL読まないので、BL文脈はよくわからない。なので、ラブコメとして読んだんだけど、恋愛限界事例って感じ。

不憫系ってジャンルがあるみたいだけど(おれは良く知らない)、この作品はひどい状況を悲しく表現してはいないし、笑いをとる方向にももって行っていない。それによって、(人の心理を中心にしているにもかかわらず、)誰かへの移入に頼らず、ニュートラルな納得感を読者に与えているように見える。

暗くも明るくもしない作者のバランスガッツリはまった良作ではないかと。


港町猫町  奈々巻かなこ

個人的にはあんまりだけど、好きな人は好きだろうと思う。


うどんの女 えすとえむ

恋愛プロセスにおける、"おかしみ"がうまく出ている感じ。独特のクドさのある人の画も良い具合にはまってるのでは。



淡島百景 1 志村貴子

いつもの志村貴子


げんしけん(18) 木尾士目

画も内容も昔より暑苦しさが増してる気が。

閉鎖された仲良し空間の暑苦しさを楽しみたい人には最高。個人的にはちょっとおなか一杯。


・恋は雨上がりのように(2) 眉月じゅん

1巻を買って、迷ったけど2も購入。

純愛ものをひねりの無い展開でシリアスにやってて、でも古臭くならないように注意している感じかな。


彼女世界 袴田めら

百合面白いと思ったことがないにもかかわらず、たまに、なんとなく、買ってしまう。

これもそのうちの一つだったけど、おもいがけず面白かった。初めて百合面白いと思ったかも。

この手の逆転系はよくあるけど、無理のない展開って結構難しいと思う。にもかかわらず本作は納得感ありつつ進行していて良い。

そういった意味では、百合じゃなくても面白かったんだろうなとは思う(百合環境の上で成立しているので、実際は必須なんだけど、比喩として)。

画はうまくはないけれど、人のたたずまいや、内面が表出する部分を丁寧に表現していて魅力がある。

結局、内容が良ければ、百合BL面白いってことなんだなー。などという当たり前のことを、「彼女世界」と「起きて最初にすることは」に教わった。


実在ゲキウマ地酒日記(1) 須賀原洋行

クッキングパパ(100) うえやまとち

夏子の酒(1) 尾瀬あきら

タダだったから。


ヨコハマ買い出し紀行(1-12芦奈野ひとし

過去に紙で読んだ作品。その時もドはまりした記憶があるが、改めてハマった。

kindle で1巻が無料だったので、「なつかしーなー」と思って1巻を読んだら面白くて結局2-14巻も買ってしまった。

人類の来し方と、残る世界の行く方が交差する大きな転換点をユルい日常連続と個人の視点で(いまなら許されないだろうと思うほど)暗示的に表現しており、今読んでもユニーク(のんびりした終末感は"渚にて"が思いつくけど)。

テーマ基本的作品の背後にあるが、ポツポツと表出されるところの表現が秀逸。アルファさんの「知ってるよー」は何度読んでも泣く。

日常のユルい表現も、言語化されない人(じゃなくてロボットか)の心理が多分に含まれていて、その密度感が作品の足元を支えている印象。

芦奈野ひとしが画が上手いのは今更としても、この作品が一番ハマってるなあと改めて思った。光/影/空気/地表/大気/水面/空/雲/晴れ/雨/土/砂/コンクリ/鉄/木材/植物/朝/昼/夕方/夜.....作品環境に関するあらゆる表現が驚くほど高度でビビる


ストレッチ(3) アキリ

だいたい web で読んでだけど、また読んでも面白い。5回ぐらい読んだけどまだ面白い

2人のトゲとボケを含む愛のあるイジリあいはいつまででも見ていたい。画もうまい

どうでも良いけど、ワンレンOLって。作者は幾つぐらいの人なんだろ。


マホロミ(4) 冬目景

完結してた。

このくらい恋愛要素が奥まってるほうがイイと思う。

建築については、その魅力がなかなか伝わってこなかった。人的なドラマ要素を持ち込んでいるので退屈はしないけど。

作画はマユリの頭がコーンヘッド気味に見える絵が多くてちょっと気になった。後頭部が上にトンがってるように見えると言うか。(追記:観察してみたら、こういう風に見える人いるね。特に女性。なのでこの評価は不当だと思う。よく見てから言えって話だ。)

女性かわいいとされてる作家だけど、個人的には男性のほうがバランスよくて上手いような気がする。


・となりのロボット 西UKO

ロボットというと産業ロボットなんかも含むので、どちらかというとヒューマノイドとかアンドロイドって言う方がしっくりくるんだけど、あえてロボットって言い方をチョイスしてるんかな。ロボット存在の仕方について、突っ込んで考慮されてて面白かった。作画はあんまり


・春山町サーバンツ 4巻 朝倉 世界一

完結してた。ダラダラ続けるのに良いフォーマットだったと思うけど。

もうちっとぶっ飛んだ感があったほうがこの作家に向いてるかな。とは思った。

作画はいもの通り、デフォルメして特定のパタンに落とし込む方向。顔はうまいだけじゃなく、場面ごとに表情が丁寧に考慮されていて、見ていて楽しい

街の作画もかなり丁寧(重要な要素だしね)で、都心近くのちょっと古い商店街/住宅地の感じが良く出てると思う。


・おうちでごはん (8)スズキユカ

スズナ公園で遊んでる回の作画は全身で動きがある画が多くて良かった。

この作品では初めて見る構図やポーズ自然で良い感じにこなしており、上手いと思った。

普段ほとんど室内で顔ばっかだしね。男女ともにみんなカワイイので良いけど。

黒目が大きいのが個人的にはあんまりなので、スズナとウリサワが好き。


・うきわ(3) 野村宗弘

終わってた。着地点は、まあ妥当というか、これ以外の着地は難しいだろうなあというところ。

エンドロールもそうだったけど、ミニマル内向的作品が続いていて、その辺のニーズが強いんですかね。

鉄工所みたいに、にぎやかな作品もそろそろ読んでみたい気も。

作画はいつも通りで個人的には好み。


・ちろり(7) 小山愛子

概ねいつも通り。ちろりは話の流れ的に表情が増えてきた気が。


岡崎に捧ぐ(1)山本さほ

ややエグみのあるエピソードを笑いやノスタルジーに落とし込んでいて、好き嫌いの分かれる作品だと思う。

個人的には、つまんなくはないけど、好きではない。って感じかな。。


ふだつきのキョーコちゃん(4) 山本崇一朗

何を楽しめば良いのかがよくわからないというのが正直なところ。つまんなくはないけど。

キョーコの体質を基にしたドタバタなのか、兄妹のイチャイチャなのか、ラブコメなのか。そのほかの何かなのか。

雑多なネタを扱う作品結構あるけど、その路線成功してる作品メタレイヤーでの一貫性があるように思う。

本作は現時点ではちょっと微妙なところ。


34歳無職さん 6  いけだたかし

いつも通り。前巻で娘が出てきて波風あったので、今回やや退屈な気もするが、そもそもそういう作品なので文句はないです。


イシュタルの娘~小野於通伝~(11) 大和和紀

大河系というか、こういう系は完結してからまとめて一気に読んだほうが面白いね。

1-10を続けて読んでるとき面白かったのに、間があい11 を読んだら、ちょっと没入できなかった。

作品としてはもちろん面白い作品


コンプレックス・エイジ(4)佐久間結衣

キャラ投入でやや波風ありつつも、面々が相変わらずまじめに楽しくやってる感じ。


かくかくしかじか 5 東村アキコ

人の死をネタにした自意識エンタテイメント

とある漫画家の昔語りとしてそれなりに面白かったので、死をあんなに盛り上げなくても、もちっとサラっといっといても良かったんじゃないの?って気が。

まあ、この作者なら盛り上げていくんだろうなあとは思ってたけど。あまりにまんまで笑った。

2015-04-01

http://anond.hatelabo.jp/20150331233110

よしながふみさん

中村明日美子さん

オノナツメさん

ヤマシタトモコさん

えすとえむさん

一般紙にいるのになんだか違和感があるのはこの人たちかな。

この違和感は何かと思ったんだけど、男性が照れた時の赤らめた顔かなー。

ひぐちアサさんとか羽海野チカさんとかはほぼ違和感ないし書きたいことが完全にBLじゃないんだな、と思うんだけど。

 
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