「火星」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 火星とは

2015-09-29

http://anond.hatelabo.jp/20150929121501

マーズワン(英:Mars One)という、惑星移住計画というものがあってだな。

その移住先候補が火星なんだ。

そして、火星に水があるかどうか次第で、何を宇宙船に載せてゆくべきかが大幅に変わるのでとても重要なのだよ。

火星に水があるとかいうの

からなんなの?

生き物もいるかもしれないね

で、何?

食えるの?

IPS細胞みたいに役に立つかもしれない?

コスパ悪すぎでしょ

ロマンで腹は膨れないよ?

まだ深海の謎解き明かすほうが現実味あるよ?

男の子っていつもそうだよね。

ロマンだとか言って女をいつも置き去りにしてさ。

まあそんなところがカッコよくて惚れるところなんだけど

2015-08-16

ゴキブリの倒し方を教える。

ゴキブリといっても、火星に出る「しょうじ」って喋る奴ではない。

もし地球そいつに遭遇したら、国際的懸念すべき安全保障上の緊急事態なので、命の安全を第一に確保した上で、然るべき公的機関通報してくれ。



部屋に出る奴だ。

火星のアレほどではないが、部屋に出る奴も、いざ殺ろうとすると案外難しい。

打撃で仕留めようとしても、動きが早い上に、狭いところや角、張り出しなどに逃げ込まれて、有効にヒットしない。

そうこうしているうちにさらに狭い穴や隙間、家具家電の下に逃げ込まれしまう。

触覚などのセンサーが強力で、打撃は察知されて、強力な走力で躱されてしまうのだ。



全く厄介だが、お手元に専用の撃退グッズがないときに、何をお見舞いすれば良いのか。

意外なものが奴らを仕留めるウェポンになる。

スーツのお手入れや、観葉植物ケアに使う霧吹き、そして誰のうちの台所にもある中性洗剤がそれだ。



まず、霧吹きに水を満たす。

次に中性洗剤を適量入れる。

そして人間の雑な打撃などに打ち取られるはずがないと慢心している奴に近づけば、君の仕事の半分は終わっている。

あとはシンプルに、そして執拗レバーを引くんだ。



そう、シュッシュしろ

ちょっと逃げ回っても、放射状に出る洗剤が奴を必ず捉える。

打撃じゃ難しい角っこや張り出しはむしろ好都合。行き場を失って逡巡する奴にシュッシュするんだ。

シュッシュシュシュシュシュシュシュシュッシュ、オッケー、まだ奴は動いてる。

続けろ、ワンモア シュッシュだ!



しばらくすると、奴はちょっとヌルヌルした泡の中で仰向けになって活動を停止するはずだ。

もう奴に起き上がる力はない。

最後の大仕事、大量のティッシュに包んでゴミ箱行きだ。

不安ならコンビニ袋に封じ込めれば良い。



ミッションコンプリート、君はオオスズメバチやカニの遺伝子スーパーパワーに頼ることなく、奴との戦いに勝利した。



しかし、なぜ洗剤が奴にとって死の雨となるのか?

別に中性洗剤が毒ってわけではない。

秘密ゴキブリの体の構造にある。

ゴキブリは体に気門という穴が開いていて、そこで呼吸をしている。

通常、その気門は、油と毛で守られていて、水が入ってこないようになっている。

ゴキブリに水をかけたぐらいでは死なない理由がそれだ。



しかし、これが洗剤入りとなると話が変わってくる。

洗剤の界面活性剤が、油と水の境を曖昧にし、奴らの気門を塞いでしまうのだ。

製剤の雨に濡れて、奴らは丘で溺れてしまう。



不潔の象徴とみなされる奴らの天敵が洗剤ってのはちょっと出来過ぎな気がするが、事実であり、有効だ。

もし君が部屋で奴らに遭遇したら、君の遺伝子の未知なるパワーを呼び覚ますアンプルをキメる前に試してみてくれ。

2015-08-07

火星未確認生物

これはもう言い訳できないレベルの鮮明な画像

もうNHK民放各社もテレ東特番組んでもいいぐらいの大発見のはずなんだが。

なんでみんな落ち着いてんだ?

飯食ってる場合じゃねぇぞ。

2015-08-03

宇宙

近い将来スペースシャトル火星まで旅行することが一般的になった未来飲酒がどう扱われるのか非常に気になる。

現在シャトルの中は原則禁酒らしいが、スペースシャトルでの旅行一般的になれば、現在飛行機新幹線同様飲酒が解禁になる可能性はある。

宇宙旅行を描いたフィクションで有名なのがスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅である。当時先進的であったこの映画の中ではステーション内で飲酒をするシーンがある。確かウィスキーをグラスでやっていたはずである

所代わって最近宇宙冒険活劇『スペースダンディ』では、主人公ダンディは缶ビールの空き感を山ほど積み重ねていた。

どちらも宇宙船内に重力が発生している設定である。これは作劇上の演出である。先日宇宙に行った油井さんの中継を見ているとやはり船内は無重力であるため、船内でグラスウィスキーや缶ビールといった液体を飲むことは難しいように思える。

そこで私が考えたのはチューブである。輸血袋のようにパック詰めされた酒にチューブを付けて口で咥えるという方法が、近未来SF紀行作品では実現可能なリアリティある作画になるのではなかろうか?ただこの方法場合アル中がパック酒を啜るような雰囲気が出て、少々ダンディズムに欠けるかもしれない。あとパックで呑む発泡性飲料は爽快感にかけてしまうような気がする。

近未来SF飲んだくれ紀行を考えている人は参考にしてみてほしい。

2015-07-12

人生……いや世界、いや、宇宙意味はあるのか? 

生活意味はあるのか。

喜怒哀楽意味はあるのか。

欲張りは火星で ダンスを 踊って ダンゴパーティー

社会に流されて一生懸命に頑張った気がして達成したり挫折したり。

*

所詮シナプスの発火で、ややこしい物理現象しかなく、生活だったり人生だったり世界だったりは、宇宙の泡ですらない。

*

宇宙認識できる知性」は、その知性が至高のものと思っていて、他にも宇宙人のような知性にロマンを感じているが、

宇宙にとって知性なんて、

やはり内包する物理現象しかなく、

そんな矮小ものよりも重大で巨大で占有している現象があって、

宇宙の圧倒的な「そこにある」、

宇宙の圧倒的な「そうなっている」の前では、

知性なんて、いくら小数点を連ねても足りないくらい小さいもので、

じゃあ人生ってなに? と「そこにある」を考えてしまう。

2015-07-11

憲法学者安倍首相感謝するべき

仮に憲法学学問の名に値し、科学的な態度を尊ぶならば、安保法制違憲と唱える憲法学者安倍首相感謝するべきだろう。

科学においては理論と観察された事実の二つが重要だ。

実験観測で得られた「観察された事実」を説明するのが「理論」。

現在、受け入れられている理論定説・通説)で説明できない事象が観察されたとき、それは学問が発展する大きな機会だ。

惑星の動きを説明するために天動説が唱えられていて長い間人々はそれに疑問を持たなかった。

ガリレオ地動説によればより簡単な理論惑星の運行は説明できたが、その精度は天動説の周転円による理論と同じだった。

だが、ティコ・ブラーエにより観測された火星の運行を天動説の周転円理論で説明するのは困難を極めた。

そしてケプラーは、惑星の運行は惑星太陽のまわりの楕円をたどるとする新たな世代地動説を唱えた。

さらニュートン万有引力法則を導入し、これに数学根拠を与えた。これが新たな世代理論となった。

さら時代を下ると、地球の自転する方向である東西方向と南北方向で光速度が同じになることが発見された。

これは物体の運動速度には加法(足し算)が成り立つとするニュートン力学の前提を揺るがす観察だった。

これを説明する新たな世代理論アインシュタイン特殊相対性理論だった。

さて、憲法学者たちが今日、持っている理論安保法制合憲性を証明できないとしよう。

しかし、安保法制自体現実政治のなかで必要であるし(そのことは民主党すらも類似の法案を対案として出さざるを得なかったことで分かる)、成立の暁に最高裁に100回持ち込まれても100回合憲判決が出るであろう。

これが「観測された事実である

今後、現実政治制度のなかで安保法制合憲合法のものとして扱われることになるのだが、それを現在憲法学理論は説明できないことになる。

すばらしいことではないか。

おめでとう。安保法制違憲論の憲法学者諸君

君らは今次の安保法制合憲性を説明する新理論構築という新たな大事業に取り組むことができる。

憲法学は現状を追認するだけのつまら学問もどきだという烙印世間から押されることになるかもしれない。

しかしそれは憲法とは何か、憲法がなんのためにあるかを考えるふりをして実は考えてこなかった報いだ。

甘んじて受けてほしい。

2015-06-20

火星ガラスが見つかる

というのを見て、どっかの放射線で相手を癌にさせて殺す青チンスーパーヒーロー仕業かなと思った

2015-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20150529082857

現在でも火星探索衛星とは通信をしているわけで

実際に火星移住する人間が出れば火星ともつながるだろうけど

おおよどラグが5分~10分

黎明期国際電話みたいなもんだね。

さすがに無料というわけにはいかんだろ。

いきおい 定期的にテープバックアップをとって

ロケット飛ばしたほうが安上がりという結論に成って

地球サーバ火星サーバの間でテープロケット輸送する時代がしばらくは続くんじゃね?

2015-05-31

http://anond.hatelabo.jp/20150529082857

「おいボブ、見てみろ。俺のひい爺さんが読んでた雑誌データだ」

「どれどれ?『世界のだれとでも一瞬でつながることができる。それがインターネット』だと?」

 ハハッ、昔の人間はそれでいいよなー、地球の中だけで通信が閉じてたんだから。」

「まったくだ、火星から地球につなぐには最速でも4分は待たないといけないんだから


こんな感じのSF想像した。

2015-05-29

地球火星惑星通信

火星普通に人が住むようになったら

地球インターネット繋ぎたくなるじゃない。

そういうときって技術的な話ってどうなるの?

軌道回ってるとき近ければ直接電波は届くかも知れないけど

一番遠く離れたときとか、

ましてや太陽を挟んだ場合とか

絶対電波遮られるし。

中継衛星必要なるよね、きっと。

さら惑星電子商取引とかなると

タイムラグとかそういうのどうなるんだろう?

2015-03-26

アルドノア・ゼロダメっぷり

艦これアニメばかりが(悪い意味で)話題になっているが……。

ちょっと新しい感じのアニメが始まるようだなと思って少しばかり期待して見始めたのだけれど、

アルドノア・ゼロ」の微妙ダメっぷりが気になる。

話の規模が大きいにもかかわらず広がりがなくて、見た場面ばかり出てくる。

だいたい、2クールもやってて、火星の人たちがどんな暮らしをしてんだか、まったく分からないのだ。

かといってセカイ系という割り切りもない。

設定がファーストガンダムちょっと似ていて、自分ガンオタではないが、

「ああ、ガンダムってやっぱり良く出来てたんだなあ」という感想が湧いてくる。

ガルガンティア」とか、話を小さくまとめて一定成功をおさめた例は多いわけだけど……。

今、TVアニメで大きい話を作るのは時期尚早だったのかもしれない。

2015-03-25

摂らない

大事な人は

火星に行って帰らない

2015-01-17

2015年、期待の小説原作映画五本

なんか見かけたので自分用も兼ねて訳してみた。良作映画と同時に良作小説摂取できるすばらしいリストです。

ちなみに意訳多いので「許す」と「赦す」を正しく使い分けたい向きは原文にあたってください。あと個人的には『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』も結構楽しみにしてます

記事

http://litreactor.com/columns/5-most-anticipated-book-adaptations-of-2015

執筆者マークブース三世

 毎年この時期になると、「今年期待できそうな新作映画リスト」が各所でアップされますよね。そういうリストに載せられた作品のうち何本かは、小説から脚色作品です。ところが、彼らが取り上げるのはなぜか『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』ばかり。アホか。誰がンなもん楽しみにしとるねん。というわけで、ここにあなたが本気で楽しみにできる小説原作作品リストを用意してみました。

5. ポール・マクギガ監督ヴィクターフランケンシュタイン(Victor Frankenstein)』(原作メアリーシェリーフランケンシュタイン』)

 去年『アイ、フランケンシュタイン』観た人はわかると思いますが、まあフランケンシュタインものってどうしても現代視聴者のお口にはバッド・テイストすぎますよね。しかしですよ、『クロニクル』の脚本家であるマックス・ランディスが脚色を担当した本作は、いい意味で予想を裏切ってくれるんではないのでしょうか。本作はフランケンシュタイン博士助手であるイゴール視点から、彼とまだ若き医学生だったころのヴィクター・フォン・フランケンシュタイン博士との馴れ初めを描いた、メアリーシェリー原作の前日譚的ストーリーです。

 フランケンシュタイン博士を演じるのは『shameless/シェイムレス』、『X-Men:ファースト・ジェネレーション』のジェイムズマカヴォイ。イゴール役には『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフ映画の公開は十月二日予定となっております

訳者の雑感: せむしの助手イゴール原作には登場しない人物で、出典はボリス・カーロフ主演の『フランケンシュタインの復活』(1939)です。この時点で「本が原作」と言い張るのはどうなのかな。そもそも学生時代フランケンシュタイン博士が題材ってどこに需要あるんだって思われそうですけど、なにせ『キル・ユア・ダーリン』のラドクリフと『X-MEN: FC』のマカヴォイですからね、濃厚なBLが期待できそうです。脚本家も『クロニクル』の人だし、なおさら……ねえ?

 ちなみに、監督のマクギガンは『PUSH 光と闇の冒険』などいくつか映画監督していますが、日本で有名なのはなんといってもドラマSHERLOCK』の「ベルグレービアの醜聞」と「バスカヴィルの犬」でしょう。

 日本ではなぜかDVDスル―になりがちなマカヴォイ&ラドクリフコンビですが、今作はどーなるでしょうか。やっても単館系かな。

4. ジル=パケ・ブレネル『冥闇(Dark Places)』(原作ギリアン・フリンの『冥闇』)

 去年は『ゴーン・ガール』がやってくれました。いいことに本作の原作はですね、その『ゴーン・ガール』より面白いんですよ。良い映画にならないはずがない。原作者ギリアン・フリンはいまや犯罪小説界のトップランナー映画化にもひっぱりだこです。『ゴーン・ガール』のファンは『冥闇』もきっと大好きになることでしょう。なぜなら、『ゴーン・ガール』よりイカれたお話から

 これは子供のころに両親を殺されたある女性お話です。彼女は自らの証言で実の兄を監獄送りにした過去を持っているんですね。で、それから二十五年が経って、「キルクラブ」と名乗る殺人同好会の助けを借りて、事件真相を探ろうとします。

 公開時期は未定ですが、二〇一五年のどこかにはなるはず。出演はシャーリーズ・セロンクリスティーナ・ヘンドリクス、ニコラス・ホルトクロエ・グレース・モレッツです。

 訳者の雑感:原作の『冥闇』(小学館文庫)は、個人的には『ゴーン・ガール』には及ばないものの、上に書かれているとおり傑作ミステリです。いわゆるイヤミスです。捕捉しておくと、主人公がなんで「キルクラブ」の連中と絡むようになるかといえば、過去事件によって人生破壊された彼女が日々の生活費を得るために家族の遺品や体験談なんかを好事家に「切り売り」しているからです。そうです、クズ野郎です。『ヤングアダルト』でいかんなくクズ女っぷりを発揮したシャーリーズ・セロンにはまさに適役なんじゃないでしょうか。

 フランス資本で規模的は大作と言いづらいでしょうが、出演陣がかなり豪華なのでフツーに日本でも公開されそうです。

3. ロス・クラーク監督ダーマフォリア(Dermaphoria)』(クレイグ・クレヴェンジャー原作『Dermaphoria』未訳

  実質去年公開作なんですけど、ズルしてもぐりこませてみました。だって映画祭しか上映されてなくて、筆者はまだ観てないんだもん。っていうか、ほとんど誰も観てないし。原作記憶喪失化学者を題材にしたクレイグ・クレヴェンジャーのカルト小説です。

 出演は『ヴァンパイアダイアリーズ』のジョセフ・モーガン、『Justified 俺の正義』のウォルトン・ゴギンズ、『ヘルボーイ』や『パシフィック・リム』のロン・パールマン

 まだ公開時期は公式アナウンスされていませんが、推測するに、今年中には拝めるんじゃないでしょうか。っていうか、そうじゃなかったらキレる。

 訳者の雑感: 未訳作品な上に原作者自体が数年前に一作ちょこっと訳されてそのままなカルト作家なんで、どうにも前情報がない。ある朝、記憶喪失化学者麻薬密造に関わった容疑で監獄にぶちこまれたと思ったらこれまた唐突解放され、失われた記憶と失踪したガールフレンドを求めて彷徨う話らしいです。元記事引用されてる画像がいかにもいつものロン・パールマンってふてぶてしさで好印象ですね。http://litreactor.com/sites/default/files/imagecache/header/images/column/headers/487195087_640.jpg

 ロス・クラーク監督ドキュメンタリー中心に撮ってきた人で、本作が劇映画監督トレイラーをみるかぎり、なかなかシャープな画作りしてます日本では公開されるかなあ……ロン・パールマン効果でDVDスルはギリギリ保証されそうではありますが。

2. ベン・ウィートリー監督ハイ-ライズ(High-Rise)』(J.G.バラード原作ハイ-ライズ』)

 J.G. バラードは難儀な小説家だ。『ハイ-ライズ』はおそらく彼の最高傑作でしょう。ちょっと前にこの小説映画化されるって聞いて、マジビビりましたね。原作を読んだことのない人たちに説明しておくとですね、タイトルにもなってるハイ-ライズとは超豪華高層マンション名前で、その内部では文字通階層によって分断された住民たちによる血で血を洗う階級闘争が勃発しています高層マンション版『蝿の王』みたいなもんです。とってもバイオレントでとってもクレイジーで、とってもワンダフル映画もおんなじくらいクレイジーであってほしいですね。

 主演は『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー』でお馴染みトム・ヒドルストンと、『バットマン vs スーパーマン』でバットマン執事役が決まっているジェレミー・アイアンズ。公開日の九月十七日をお楽しみに。

 編集者コメント: !!!!! ベン・ウィートリー監督作じゃん!!!! よっしゃあああああああああ!!!!!!

 訳者雑感: ベン・ウィートリーは第二のデヴィッド・クローネンバーグの座を狙っているんでしょうか。せいぜいブランドン・クローネンバーグと争ってほしいものです。他に誰もそんなポジション欲しがらないでしょうけど、がんばれ、応援してるぞ。

 ともかく、『キルリスト』や『サイトシアーズ』で日本でも熱狂的なファンを生み出した「奇妙系スリラー界の風雲児」ベン・ウィートリーが、あのバラードの、あの『ハイ-ライズ』を映画化する、これは期待しないわけにはいきませんよね。原作はおなじみハヤカワ文庫SFからですが、当然のごとく絶版なので、なんとか日本でも映画劇場公開までもってって復刊の一助となっていただきたいものです。DVDスルー(『キルリスト』)→アートシアター系公開(『サイトシアーズ』)と順調? にステップアップしているので芽はありそう。

 

1. リドリー・スコット監督火星の人(The Martian)』(アンディ・ウィアー原作火星の人』)

 アンディ・ウィアーの『火星の人』は、二〇一四年に筆者が読んだ本のなかでもマイベストな一冊です。クソみてえな『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の記事を山ほど読んで損した時間の埋め合わせに、ちょっとこの映画化作品について調べてみましょう。ちなみに私は先月作った「今年のマイベストリスト」にも『火星の人』を選出しております

 概要はこうです。ある宇宙飛行士火星で一人、遭難します。もしかすると、そこから永久脱出できそうにないかもしれない。彼は生き延びるために「科学」と呼ばれるふしぎな力を行使することを強いられます。自らの命をかけて惑星に戦いを挑む男と、全力で彼をぶち殺しにくる惑星との、知的で、ユーモアに溢れたアツいバトルがはじまる!!!

 映画リドリー・スコット監督予定で、主人公マークを演じるのはマット・デイモン。十一月二十五日公開予定です。

 訳者の雑感: 原作の『火星の人』はハヤカワ文庫SFから絶賛発売中。「ライトハードSF」と称される軽妙な作風も相まってか、最近のSFにしてはめずらしく幅広い層から広範な支持を集めています。今年の「SFが読みたい!」のランキングでも票を集めるんじゃないんでしょうか。いっぽうで監督リドスコは『悪の法則』、『エクソダス:神と王』と近作がこのところ立て続けに興行批評両面で失敗してやや低調。『ブレードランナー』の続編を作ると宣言して即監督を降りたりと何かとケチがついてますが、『プロメテウス』以来のSF回帰作は吉と出るか凶と出るか。日本ではおそらく二〇一六年公開でしょうね。

 

 さて、以上が私が最も期待している今年の小説原作映画作品です。ほんとは他にももっとあることはあるんでしょうが……でもまあぶっちゃけゴミばっかなんで語ったところで意味ないでしょう。上にあげた五作品は「すくなく見積もっても傑作になりそうなチャンスはある」作品です。とりわけ『ダーマフォリア』は僕達を導く希望の光なんで、今年公開してくれないと困る。

 ところで、リストにあげた五作品原作小説もぜひ読んでみてください。どれも一読の価値がある逸品ばかりです、たぶん映画もね。

2015-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20150111222802

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/自然放射線

太陽フレアが発生すると、多くのX線ガンマ線、高エネルギー荷電粒子が発生する。

またフレアに伴い、太陽コロナ中の物質惑星空間放出される(コロナル・マス・エジェクション(CME))ことが多い。

また地球磁気圏外(例えば月面滞在火星有人飛行時)では、フレア時のX線ガンマ線による被曝が、人の致死量を超えることもある

2014-12-28

俺が死んだら

俺が死んだら、機械の体にして火星に送ってほしい

2014-09-27

キラキラネームは悪じゃない

苺愛と書いて”べりーあ”!? 2014年上半期キラキラネームランキング発表 | ニコニコニュース

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1248452?ver=video_q

火星 じゅぴたー

さすがにこれはどうかと思うけどw

何度も言ってることだけど、キラキラネーム嫌悪する風潮がセカンドレイプを生み出してることにいち早く気づくべき。言葉狩りバカの三大特徴の1つだが、名前狩りも言葉狩りの1つだかんな。

セカンドライフが良い例だ。セカンドライフはなぜ一時期しか話題にならなかったのか?一方セカンドライフに類似したマイクラは何故こんなにも人気があり愛されてるのか?

そしてセカンドライフ社がマイクラパクリゲーを作っても売れなかったのはなぜか?すべての答えは「セカンドレイプから」で説明できる。

話を戻そう。DQNネームには悪魔ちゃんのような子に対する愛の感じられないものは確かにあるさ。記事にある黄熊(ぷう)も愛がないと解釈する余地がある。たとえ愛があっても名前とは一人歩きするもの。誤解の余地あるネーミングは悪だとプログラミング先生は言っていた。

でもさなんで苺愛(べりーあ)や七音(どれみ)まで非難する人がいるの?またキラキラネームバカDQNと結びつけたがる奴が多いのもなんなん?w

世の中を動かすのはいだって頭がよくて金があって世界俯瞰的に見れる一部の特権階級人間、というのは過去の話さ。今は多数派の衆愚の力が強すぎる。だからどげんかせんといかんのですよ。

21世紀美術の世紀なんて言ってたアーティストがいたけど、アート作品の類いのものでは世の中では動かない。運が良くても一時的に消費されるだけ。

話を戻そう。いわれの無いキラキラネームに対するイメージダウンによってネーミングの自由が失われている。アタマのカタイ世の中だなと思いますよ。

なるほどキラキラネーム批判自由だが、「他者自由侵害する自由」もあるが、それが数の暴力と結びついた場合は話が違ってくるのです。

われわれは寛容の心をもってキラキラネームを受け入れねばならないステージに来ているんですよ。今の人類が直面している時代とはそういう時代なんです。

あ、言い忘れたけどこれも何度も言ってることだけど、自分が親ならキラキラネームなんてつけませんよ。絶対に。

2014-08-30

違う、太陽系は渦巻きではない [BAD ASTRONOMY翻訳記事]【勝手修正版】

Twitter を見てると、太陽系天体螺旋運動するこのデマ動画が、いまだにRTされたりして拡散しているのでうんざりしてきた。

太陽系 公転」「太陽系 運動」「太陽系 移動」「太陽系 回転」などで検索すると、この動画を真に受けて紹介しているブログなどが検索上位にヒットしてきて、さらに誤解を広める一因となっている。

あまつさえニコニコ動画にも転載され、字幕までつけられている。

結論から言うと、これはトンデモ信者思い込みだけで作った信憑性ゼロ動画である映像の出来だけはよいからか、昨年の3月からかなり広まっており、天文学者フィリッププレイト氏がブログでその間違いを指摘した記事を出している。プレイト氏は『イケナイ宇宙学 間違いだらけの天文常識』の著者で、世にはびこる間違った天文宇宙ネタを斬って解説するブログ Bad Astronomy で知られている人。

この記事和訳版が以下にあり、大変ありがたいのだが(動画話題になってすぐのタイミング和訳まで出たのは本当に感謝している)、残念なことに誤訳が目立つという指摘があり、いまもって修正されていない。

翻訳が不自然な箇所を以下にテキストで逐一指摘してくれている方がいたが、行きつ戻りつ確認しながら読むのが大変なので、勝手ながら指摘箇所を中心に翻訳修正して以下にまとめ直した。いまだに信じて動画を広めてしまっている人に「それ間違いですよ」と指摘しようにも、記事誤訳が多かったりするとちょっとなぁ、となるので。

なお、もし元の翻訳記事が適切に修正されれば本記事は消すつもりだが、和訳した方は当時Twitter で指摘されてこの校正テキストを読んだはずなのに、もう1年半ほど放置されているのであまり期待していない。

間違いを打ち消すために、まともな太陽系の公転運動を描いた動画があれば知りたいものである


違う、太陽系は渦巻きではない [BAD ASTRONOMY翻訳記事]

なめらかな動きでコンピューターアニメーション太陽の周りを周る惑星の動きを、天の川銀河を周る太陽軌道のように解説する動画について、ツイートメールがたくさん来ている。とてもきれいな動画に、説得力のある音楽、ていねいな作りの画像

しかし、問題ひとつある。間違っているのだ。間違いは表面的なものではなく、間違った前提からきた根本的なものだ。中にはいくつかの有益視覚情報があるが、私は(銀河サイズの)話題のタネだと思っておくよう警告する。

なぜか? 彼の主張の基礎は、「惑星太陽中心の軌道を描いているのではなく、銀河の周りを渦巻き状に移動している」というものだ。

私は普段、こうした話題の間違いを暴くような面倒なことはしない。奇抜な主張はいつでもあるし、たいていは自滅していくからだ。しかし、この件についてはたくさんの人が私に知らせてきたし、明らかにかなり人気を博している――たぶん表面上は正しく見えるし、画像も大変きれいだからだろう。また、科学を知りつつもそこから離れて久しい人たちによって広まっているのではないかと見ている。このような話題を扱うときには、いつも少し深く掘り下げる手間がかかる。

そこで、シャベルを取り出してみよう。

制御不能のらせん

まずは動画を見てみよう。数分程度のものだ。

動画の作者DJ Sadhuは明らかにコンピュータグラフィックスの才能がある。しか科学は……まあ。私にはすぐさまこの動画が何を目指しているのかわかった。彼は率直に、太陽系太陽中心モデルは間違っている、と述べている。しかしながら、この Sadhuの主張ははなはだしく間違っている。重力存在しないと言っているようなものだ。

地動説とは、太陽太陽系の中心にあるという考え方で、惑星はその周りを周っている(他にもいくつか大事なことがあり、たとえば惑星軌道は楕円であるとか、軌道は同一平面上にあるのではなくて互いに傾いているとか)。この考え方は、地球太陽系の中心だという古い天動説にとってかわった。天動説は、それをちゃんとした物理モデルだと考えると、あらゆる種類の奇妙な仮定をしてやらないとちゃんと機能しない、とてつもなく複雑で考えすぎの物理モデルになってしまう(タイレノールなどの頭痛薬があるなら、epicyclesの項を見てみよう)。地動説はそれよりもずっと物理的に正しいし、ずっとうまく機能している。

私は、どちらのモデルにもそれぞれの使い道があると言いたいのだ。もし特定惑星が天のどこにあるのか知りたいなら、天動説の座標を使うことになる。われわれは地球に住んでいて、地球は動かずに天の車輪が頭上を回転して動いているように見える、それは理にかなっている。しかし、もし惑星宇宙探査機を送りたいなら、太陽中心のシステム必要なのだ地球惑星も両方とも動いていると考える方が、はるか計算は簡単になる。

Sadhuは、地動説が間違っていて、実は惑星は渦を描きながら太陽を周る動きをしているのだと主張している。彼が実際に言わんとしているものは、渦ではなくらせんである。この2つは名前が違うだけでなく、物理的な動きもその特徴も全く異なる。らせん軌道を描く粒子は、太陽系のようにお互いには干渉していなくてもよいが、渦を描く粒子は抗力と摩擦を通じて互いに干渉している。

しかし、意味論的な論争はよそう。もう一度動画を見てみよう。Sadhuは太陽惑星を先導しているかのように、太陽惑星よりも前方に出て銀河を回っているかのように描いている(2番目のビデオだともっとそれは明白だ)。これは単に誤解を招くだけでなく、完全に間違っている。惑星は、われわれが銀河系の中を巡るときときどき確かに太陽の前に出たり、ときどきその後ろをついてゆく(太陽を周回する軌道上のどこにいるかによる)。実際に夜空の惑星を見たことのある人にとっては明白な真実である。なぜなら夜空の一部は、地球太陽銀河系を周るときの進行方向にあたるわけだが、惑星はその部分にだって観測されるのだ。

ここでも、細かいことをあれこれ議論するのはやめよう。後述するように(「こうした考え方はどこからもたらされたのか?」の項)、惑星銀河系内を動くとき太陽の後ろをついていくという考え方は、Sadhuがらせんについて述べるとき思考基盤となっている。しかしまずは、もうちょっと見てみよう。

テイク2

太陽銀河の中を移動していく様子を示している、彼が二番目に公表した動画では、もっとひどい状況だ。

公平のために言うと、今回彼は惑星の動きについて「らせん状」だと正しく記述している。しかし、まだ惑星太陽の後ろをついていくように描いていて、これは間違っている。また特に動画の冒頭では、太陽中心モデルと、らせん運動についての彼の説明を具体的に比較しており、誤った「太陽主導」の考え方を補強している。

彼の動画における太陽中心モデルの動きを注意深く見てみよう。銀河を周る太陽が動く方向は、惑星軌道平面と同じに描かれている。しかし、こうではないのだ。太陽系の平面は、車の前方への動きに対してフロントガラスが作る角度のように、銀河系に対して約60度で傾いている。

これは本当に重要な点だ。らせんモデルでは、銀河を周る太陽の動きにあわせて、太陽を垂直に周回するような惑星が描かれている。お好みなら「正面向き」といってもいい。これが間違っている。なぜなら、惑星軌道は60度で傾いていて、90度ではない。惑星とき太陽の前に、ときに後ろになる。これだけで、らせん描写が正しくないことがわかる。地動説という現実モデルにおいても、順行-逆行運動というもの存在し、現実の空できちんと観測できる〔訳注:詳しくはこちら参照〕。

しかしそれだけではない。動画では、太陽銀河を周ることを見せていて、らせんに沿って上昇、下降している。最初動画のように、一部正しいところもあるが、大方は事実からかけ離れている。

われわれの銀河は、中心部が膨らんでいる平たい円盤で、端から端まで約10光年距離がある。この円盤は無数の星を内包し、その重力が合わさって、銀河中心を周る軌道太陽を留めている。ちょうど、太陽重力惑星軌道に留めているのと同じだ。

太陽銀河系を一周する軌道の長さは、およそ2.4億光年ではない。銀河を周回するときには、だいたい動画にあるように、太陽は実際ぴょこぴょこアップダウンを繰り返している(とはいえ大体1周につき4回ぐらいなのに、Sadhuは動画内で数十回もアップダウンするように描いている)。〔訳注:太陽系が銀河系内を周回する軌道の図参照(垂直方向は強調されている)〕

このような運動が起きるのは、銀河円盤での重力の働き方のせいだ。ここが非常にクールなところだ。円盤よりほんのわずか上にあるものは、円盤に向かって全体的に下へと引っ張られる。円盤が巨大な物質の板である想像してみて、太陽がその円盤よりも上にあるとする。円盤重力太陽を下へと引っ張る。星と星の間は遠く離れているので、太陽円盤の間を通り抜けて下へ降りていく。そうすると今度は、下に来てしまった太陽円盤がまた引っ張り上げる。このとき太陽の動きはだんだん遅くなり、そして止まり、向きを逆にしてまた円盤へと急激に突入する。太陽は、銀河円盤の中心から上下にそれぞれ200光年ぐらいの浮き沈みをするが、円盤1000光年の厚みをもっているので、結局私たち銀河円盤の中にしっかり留まっている。しかしこうした摂動永遠に続き、太陽大海コルクのように浮き沈みを続ける。

太陽銀河を周回しているので、合わさった動きはすてきな波のパターンになり、浮きつ沈みつ回転木馬のようにまわり続ける。ゆえに、Sadhuはこの部分に関しては(多かれ少なかれ)正しい。

だいたいはね。しかしここに3つ目の要素が加えられている。ひねったらせんを描く太陽道筋を、彼は歳差運動性質だとしている。この部分は間違っている。非常に間違っている。

歳差運動物体が回転するときてっぺんをぐらぐらさせる動きで、回転の中心軸からずれた向きの力をてっぺんに加えたときに起きるものだ。コマてっぺんを突くとぐらつく、それが歳差運動だ。地球自身も太陽と月の重力に引っ張られて歳差運動をしており、その軸の1回の揺れ周期は2万6000年だ。

明らかにSadhuは、動画の中でこれを表現している。しかし、ぐらつきは太陽にまったくなんの影響も与えていない。それはただ、地球が何かしているだけだ。しかし、Sadhuは銀河を周る太陽の動きに付け加えていて、それは意味をなさない。動画では銀河を周るコークスクリュー(コルク栓抜きのような螺旋運動)を描いているが、ときには銀河の中心に寄り、ときには遠くへ離れる動きを何度も何度も繰り返している。回転木馬のたとえでいえば、馬が真ん中で回って、上下に、また左右に動いているようなものだ。しかし、それは太陽の本当の動きではない。左右の運動なんてない(軌道ごと何度も銀河の中心に向かったり離れたりするなんて)。Sadhuの示すコークスクリューパターンは、間違っているのだ。

動画解説文において、Sadhuはかなり頻繁に、座標系と力と運動を混乱させている。

彼はなぜこんな正しくない運動を描くのだろうか。それを掴むため、彼が元にした文献をあたってみた。

こうした考え方はどこからもたらされたのか?

動画彼のサイトによると、SadhuはPallathadka Keshava Bhatという人から学んだそうだ。Bhatによる「らせんの渦巻き:太陽系の動的プロセス」(“Helical Helix: Solar System a Dynamic Process”〔リンク切れのためこちら参照〕)と題された文章にこの考え方はすべて説明してあり、細かすぎる点は指摘しないが、ちんぷんかんぷんものだった。まじめな話、どれもまったく意味をなさない。Bhatは地動説は間違っていると主張しているのだが、その主張を補強するために、虚偽のアイディアを次から次へと用いているのだ。彼の主張の間違いを暴くためにページを割くこともできるが、ここは短くまとめてみよう。

私はBhatの主張を何度も読んで、可能な限り好意的に考えようとした。私がかき集めたところでは、彼が言っているのは、太陽の動きによって、太陽を先頭にして惑星が後をついていくという形で、惑星銀河系内でコルク栓抜き状のらせん運動をする、よって地動説は間違っているというものだ。Sadhuの動画解説文によると、こうした動きをうまく描いているという。しかし、どれも完全に間違っている。もしそれが正しいのなら、外惑星(太陽から地球よりも遠くにある、火星木星など)は太陽の反対側に遠く離れて見えないだろう。しかしいつだって私たちには見えている。

それに、私たちは何度もほかの惑星宇宙探査機を送っていて、どれもいまだその軌道上にある。もしBhatがいうように地動説が間違っているのなら、探査機はいつになっても目的惑星に到達できない。探査機を送るための軌道計算が間違っていることになるからだ。探査機道筋計算するとき銀河を周る太陽の動きを考慮する必要なんて全くないから、Bhat氏のいうことは正しくない。

太陽太陽系の先頭で、惑星はその後ろをついていくという主張も、明らかに間違っている。太陽は、Bhatが主張し(Sadhuが動画で示して)いるように、銀河系を突き進む弾頭のように太陽系を主導したりしていない。惑星太陽の周囲を周り、全体が一つのユニットとして銀河系を60度の傾きで移動している。これは、銀河軌道に沿って惑星とき太陽の前になり、ときに後ろに続くということだ。

これはそう、道を歩くあなたの頭の周りを、端にボールの付いた紐がぐるぐる周っているようなものだ(この円は60度傾いている)。ボールときに頭の前になり、ときに後ろになる。道を歩くときには常にあなたと一緒だが、歩く速さには関係なく、相対的にはあなたと同じ速さでいつも移動している。あなた自分の動きを線で表すとすると、ボールは傾いたらせんを描くだろう。これこそBhatとSadhuが説明しようとしたことなのだが、しかし間違った説明になってしまった。

Bhatは、その文章の中でいくつもの間違いと論理的誤ちを犯している。たとえば、Sadhuの地球歳差運動誤用についてBhatが何と言っているか読み取ろうとした。しかし、とても不明瞭で(それに単純なミスもあり、彼は歳差運動の周期を22万5000年としているが、実際には2万6000年)ゴルディアスの結び目を解いているみたいだった。まだほかにも。彼は、もし地動説が正しいなら、日食は1カ月に1回起きなければならないと考えている(46ページと134ページを参照。ちなみに日蝕が一ヶ月に1回起きないのは、月の軌道が傾いているため)。また、彼は「太陽中心軌道不可能である意味しなければならない」と結論付けた部分で、地球太陽の周りを周る回転について根本的な勘違いをしているようだ(文書の30ページを参照のこと)。実質、私が読んだ文章の1ページごとに基本的根本的な間違いがあった。

そしてこれが、Sadhuの(間違っているにしてもステキな)動画が基礎としているものなのだ、いいかい? いっておくが、もしSadhuのサイトをのぞいてみたら、あらゆる種類の……んー、おかし陰謀論……9.11陰謀説からケムトレイルから、デイヴィッド・アイク(本気で爬虫類型異星人がデンバー空港の地下に住んでいて世界を支配していると主張している)が怒り狂いそうなのから名前しかない程度のものまで見つかるだろう。私は、彼のほかの考え方を念頭に置くことにした。

続きと、進行中のこと

DJ Sadhuの動画は、とてもステキで、そのうちいくつかは真実を元にしたものだ。しかし、私の意見ではBhatのゆがんだ宇宙に対する見方のせいで、その核心が失われてしまっている。

彼の動画は正しいように見える。クールであるように見える。ものごとはこうでなくっちゃ、というセンスに訴えかけるものがある。しかし、物事がどうあるべきかと、実際にどうなのかということはいつも重なり合うわけではない。宇宙は本当にクール場所で、とてもよく出来た一連の法則に基づいて動いている。私たちはこうした法則を「物理」と呼んでいて、それは数学記述されている。そしてそういうこと全部を理解しようとする試みが、科学である

クールものがすべて科学ではない。しか科学の全てはクールだ。これは普遍的法則ではないかもしれない。けれども、私の見てきた限り、これは真実なのだ

2014-08-08

池袋西口通信 2014年8月8日

本来ツイッターで書く程度の軽い呟きなんだが、ツイッターだと池袋に住んでることがバレちゃうから増田で。

脱法ドラッグ事件治安の悪さが露呈した池袋西口の話を、今後テキトー増田でつぶやいていく。

最近注目している店:「ペンギンのいるBar」「火星カレー

・大桃豆腐が、恒例の豆腐祭りの準備している。

 豆腐は美味しいのだが、店頭に「集団自衛権・・・」と書かれた黒板とか、週刊金曜日とか置いてあると、さすがに引いてしまう。

・先日、祭り小池百合子が来ていたなあ。

・昔からこのエリアは「コンビニの8割はファミリーマート」というエリアで、セブンイレブンすら滅多にお目にかかれないエリアだったのだが、

 最近ファミリーマートが減って、じわじわセブンイレブンが増えてきた気がする

・みらい館大明の図書コーナーはおススメ。

 普通図書館だと定年退職した暇な老人とか、場合によってはホームレスとか、あと学生とかで席がいっぱいになるが、

 みらい館大命の図書コーナーは、そもそも近所の人でも知名度低いからガラガラゆっくり寝ころべる(カーペット敷き)

 たぶん豊島区民以外でも使えるはずだから池袋での休憩所として、他の人も利用してみては?

今立大学行って来たら、大学の隣にさっそくラーメン屋オープンしてた。

 「ホルモン味のつけ麺」らしい。

 さすがラーメン激戦区

・その隣に、就活生のたまり場として、「ほけんの窓口」ならぬ「しごとの窓口」なんてのがオープンしてたなあ。

立教大学は、部外者でも立ち入りOKなので、よく散歩に入らせてもらってます

 子供が小さかった時は特に

・ハタスポーツプラザの跡地利用がなかなか決まらない・・・

池袋西口再開発三菱地所がやってくる、という噂

・このエリア路地散策していると、案外「井戸」が見つかるのが楽しい

 そして、路地には大体ネコがいる。

・東京交通短期大学とか、昭和鉄道高校とかある。ちびっ子は学園祭が楽しみ。

 (トレインシミュレーターを運転できる)

川越街道の、清掃工場からドン・キホーテまでの間、なんか雰囲気が「暗い」。

 刺青屋とか開業しているし。

 夜とか、男性自分も、通るのが少し怖い。

川越街道北側池袋本町エリアに、AKB的なご当地アイドルが拠点を構えて活動しているらしい。

平和通り商店街を少し入ったところに「池袋の森」という、知る人ぞ知る緑地がある。

 なんでも学者先生のお屋敷跡地なんだとか。

 先日池袋の森でカエルを目撃した

マコト活躍する「池袋ウェストゲートパーク」は、週末は実は2週に1回のペースで、いろんなイベントが行われるスポット

 「フラダンスフェスティバル」とか「古本まつり」とか「台湾祭り」とか。

 で、出店の屋台で買い食いするが、出店のメンツ豊島区姉妹友好都市一関市とか烏山町とか秩父市とか遊佐町とか)が多い

池袋ウェストゲートパークの隣の東京芸術劇場前で、大体日曜日大道芸人マジシャンパフォーマンスしている。

 子供を連れていくと喜ぶ。最後に「紙でできたおひねり」(=千円札以上)をリクエストされるが、払わない。

東京芸術劇場は、名物のロングエスカレーター撤去されちゃったんだな。あれ未来的で好きだったのに・・・

カーシェアタイムズ24が随所に出店しているので、自家用車を持つ必要がなくなってる。

 うちも数年前に手放した。

・9月末から10月にかけて、西口は「池袋まつり」で「おみこし」や「よさこい」で大変なことになる。

 しかし、豊島区民以外の東京人は、そういう祭り存在していること自体を知らない。

西口五叉路の北東側に聳えている高木、なにか謂れがあるのか?

 以前はこの高木、12月になるとクリスマスツリーデコレーションがなされてた。

池袋北口には、「中国語しか書かれていない駅構内広告」がある。

 北口ではよく中国人新聞を配っていて、中国共産党批判している。

・このエリア中国料理店は「東北料理」が多い気がする。(いわゆる満州

 中国残留孤児関係、という話も。

2014-08-04

限りなく壮大なテーマでどこまでも勿体ないコンテンツ TeNQ

東京ドームシティオープンした宇宙体験ミュージアム『TeNQ』に行ってきた。

宇宙を身近に感じられる、というコンセプトのもと作られたらしく、

某局のコズミックなんちゃらは録画して見る程度には宇宙好きな私と連れは非常に楽しみにしていた。

が、見事に悪い方向へそれは裏切られた。

展示に満足した、面白かったという方はこの先読まない方がいいかもしれない。

今後予定している宇宙好きの方は、ネタバレもあるのでちょっとした参考程度に流して下されば結構だ。


エントランスを抜け最初に入ったのは『はじまりの部屋』

薄暗いその部屋の壁は大小様々なキューブ状の突起で構成され、

いかにもプロジェクションマッピング(以下PM)をやりますという雰囲気がある。

ガイドの説明が終わるか、というところで、その壁にめこりと映像が浮き上がってきた。

これまでみてきたPMは、暗い中でキラキラしているものが大半だったため新鮮で期待が膨らんだ。

しかし、その先のストーリーは酷いものだった。

時代が遡っていく様が映し出され、古代世界へ。

描かれているのは人類宇宙への想い、的なもの。これが想像以上にチープだった。

確かに天空の星々は古代より人々ともにあった。

日を見て暦を定め季節に合わせて作物を作り、風や雲、星を読んで航海し占い神話も思い描いた。

そして科学が発展するとともに、様々な不思議科学的な数値や証明によって解き明かされていった。

だがここはミュージアムだ。

PMを初めて見るような人にとっては面白いだろうが、見慣れて来ている人も多い今、

このストーリーを展開して人々の満足が得られると本気で思ったのか大いに疑問だった。

人類における『はじまり』は地球ありきだろうが

宇宙にとっては地球なんてもの数多ある星のひとつに過ぎない。

人間矮小さを思い知らされるところから宇宙は深みが増していくはずなのに。

5分ほどの上映が終わっても我々は無言のまま。

次のシアター宙へ向かう列の最後の方に着いていく最中、連れにわざとらしく言った。

PMってすごいね!」

横浜みなとみらいオービィディズニーなど、あらゆる場所であらゆるPMを見てきた我々。

言葉を受け取った連れはその意図理解したらしく、

「そういう事だろうね」

と苦笑していた。

テンションだだ下がりのまま入った次のシアター宙は、ぽっかりと空いた穴を見下ろすような部屋。

今度こそ、と思ってみたが、これもまた同様に期待はずれだった。

宇宙の旅を模したものなのだろうが、2D映像リアリティも薄く、PCスクリーンセーバにありそうなもの

立ち位置によって上下がひっくり返って見えてしまうのも頂けない。

下がりまくってどうしようもないため、盛り上げてみるべくクイズに挑戦してみることにする。

だが、300円のガチャガチャに入っているクイズは、これまたチープな代物。

女性から男性プロポーズできる日』

『これもSFです』

てっきり「最も高温の星は何?」とかかと思っていただけに拍子抜けもいいところ。

結局解く気にならず、300円でカプセルに一緒に入っていたTeNQペンを買ったようなものだった。

他のコーナーは、

平面のボードパズルのパーツで惑星を作ってみよう!

あなた宇宙の何タイプ宇宙自分診断

宇宙モチーフにした有名な日本画などのギャラリーコーナー

中学文化祭でももうちょっとマシなものを作れそうだ。

唯一感心したのは、太陽系惑星衛星比較をテーブルで表現したコーナーくらいか。

美味しいものでも飲み食いしないとやってられない、と

帰り際ワインバーでやけ酒と言わんばかりにふたりで飲み、何がいけなかったのかを思いつくまま議論した。

TeNQは放り投げ過ぎたコンテンツなのだ

映画のようにただ見せるだけ見せるには時間が短い上ストーリー性も薄く、

博物館美術館のような説明はあれど、探して見つけなければいけないものが多い。

そしてそこにある情報も、PC検索してわかることが大半である

情報を取得しに行っているわけではない。

体験型、というからには、体験できることを期待している。

もっと言えばゲストがそのコンテンツ主人公になる事の出来るものが望ましい。

そういうものを実現していてわかりやすものディズニーだろう。

成人してからそれなりの年月を重ねた今でも十分楽しめる世界だと思う。


例えばこういうのはどうだろうか。

『はじまりの部屋』では、まずは現代風景を映す。

それを少しずつ時間を遡らせ、古代世界恐竜世界地球が出来たての頃、

太陽系がきちんと形成されていない頃、やがてひとつの小さな球体にそれらが詰め込まれて、

ビッグバンが起きてから我々がいる銀河が作られていく様子を映していく。

これだけでも宇宙スケールの壮大さが体感出来るだろう。

『シアター宙』で地球を見下ろす、というのなら、

ゲスト宇宙飛行士の一員にして宇宙船の中の様子、また、そこから見える宇宙の姿を投影したっていい。

キュリオシティになって火星を探索するのもいいだろう。

ボイジャーになって太陽系の外へ飛び出す旅も悪くない。

大掛かりかもしれないが、シアター全体を実際に揺らしてみたり、風を吹かせてみることだって可能ではないか。



1800円の入場料は、映画一本と同等だ。

ぜひそれに見合う内容に今後していって欲しいものである

2014-07-22

Ingressの見た夢

 Ingress。それは緑と青の勢力に別れて覇を競う陣取り電脳ゲームであるモバイルマップから人工物(ポータル)に勢力色でマーキングし、マークされた三点を結ぶことによって陣地(コントロールフィールド)を形成する。自由の青、共存の緑、果て無き争い。

 人々はIngress熱狂し、2014年にはモバイル圏外のポータル申請のために電波塔を設置する者が現れた。そしてその年の後半にはポータル維持のために土地を取得、購入する者まで出現した。

 すべての空きポータルが緑か青に染まり尽くす頃、人々はついにIngressポータルにするためだけに(芸術的な)モニュメント建築し始めた。新しいポータルはできるだけ他のポータルと離れていたほうがコントロールフィールドが大きくなるため、地球上のありとあらゆる白地図ターゲットになった。 ポータル建築は前述のように私有地化してから行うのがセオリーのため、なんでもない砂漠僻地の空き土地が高騰し、空前の土地バブルが訪れる。

 ポータルは一回マーキングしただけでは安心できない。常に敵勢力に塗り替えられるリスクを負っている。そのためポータルを維持するために所有した土地に住み、また管理するため子孫を残す一族が現れ始めた。

 これらの熱狂によって不況大都市の過密化と地方過疎化、そして少子化までもが一挙に発展的解決をみる。

 まだだ、まだ足りぬ。なぜあの土地人間Ingressをやらずに銃で射ち合っているのだ?啓蒙せねばならぬ。政情不安地域ではポータルは皆無、土地資源ばかりがある。啓蒙せねばならぬ。すべての国家人種民族宗教は青か緑に染まり、かの星はついに全地域が無血戦争状態へと突入する。

 この星はまだらの青と緑で染まった虎となった。もはやどこへも行けぬ。まだだ、そうして人々は天を仰いだ。月と太陽と星々が輝く天を。Ingress宇宙戦争元年である。その翌年には火星行きの民間ロケットが飛ぶように売れたという。

 そして年月は流れる。

 いつかの未来地球。毎年そうしているように、満天の星々の下、子供たちと一緒に空を見上げながら、優しい顔で語る一人の女性がいた。

「あれがベガ、Lv53万のポータル。そしてアルタイルデネブ

きらきらと光る星を指でなぞりながら、言う。

「これらを結んでいるあの三角形を、夏の大三角と呼ぶのよ」

2014-07-12

俺のバイト遍歴 第1章

俺のバイト遍歴

俺のどうでもいい回顧録なので、特に読んで役に立つ文章でもないし、

何も得るものはない。予めご了承ください。

笑い飛ばすのがいいかと。

初めてのバイト ~ポテト輸送中隊~

大学1年生になった時、初めてやったバイト

球場内で営業している売店に食べ物を運ぶ仕事であった。

台車を使い、球場内に多数ある売店に、

ポテトだとか唐揚げだとかカレーだとかそういう感じのものを運ぶものだ。

球場重要兵站を担う輸送部隊だ。

当時、俺は大好きな野球で、しか小学生の時大ファンだった球団本拠地球場で、

横目で野球を観ながらこういった仕事ができるのが嬉しかった。

そしてバイトのものもすごく「楽」であった。

更に、男子校出身自分が最も期待していたのは……「女性」であった。ちなみに自分童貞だった。(当時)

バイト先で出会った同い年ぐらいの女性と、付き合う…そういうことを期待していた。

初日

いざ、バイト初日社員のおばさんに連れられて持ち場に行くと……。

あれ、男しかいない。あれ?女の子は?俺の青春バイトライフは?

タイムカードを確認すると、全員男だった。

ここで自分は少しやる気が落ちた。

だが、ここでバイトを続けていればそのうち女性も来るだろう。その時に、自分が教える立場になっていれば……。

男だらけでむさ苦しい持ち場と対称的に、ビールの売り子の女の子背中ビールサーバを充填したり、

汗を拭いてあげたりしてキャッキャウフフしている人たちに理不尽憎悪を向けながらそれを誓った。

ただ、当時の俺はコミュ障のものであり、高校時代はかなり酷いいじめを受けてきて殆ど誰とも会話してこなかったため、

他人との会話の方法もわからないままであった。

他人と接する方法……自分がそれを参考にしたのが「ARIA」だった。

ARIA

ARIAとはなにか、知らない人に大雑把に説明すると、ヴェネツィアを模した未来火星で、ゴンドリエーレになるために頑張る女の子の話である

このARIAは口にだすのも恥ずかしいぐらいのファンタジーで、

主人公女の子はもう誰かれ構わずしかけてお友達になろうとするぐらいお花畑人間であった。

でもとてもいいアニメだった。ARIAに影響されて大学卒業前に当時の彼女イタリア旅行したぐらいである。

(※後、彼女浮気が発覚し別れる)

高校時代俺はそれにはまっていて、はまっていくうちに俺の頭のなかもお花畑になっていた。

これらが合わさって起こることは悪夢以外に何があろうか。

俺は何を考えたのか、同じ球場で働く無関係スタッフ

こんにちはお疲れ様です!元気ですか?」と挨拶するようになった。

正直言うと気持ち悪い。

自分についてきていた教育役的な先輩は

別にそんな頻繁に挨拶しないでいいよw」と言っていたが、ARIA脳の俺は

「いやーでも、いろんな人に挨拶したほうがいろんな人と仲良くなれるし、

そうしたら少しだけこの地球(ほし)の人たちがだんだん幸せになるじゃないですか」

この時、先輩の顔がひきつっていたが、当時俺はそんなことを知るよしもなかった。あらあら

先輩に嫌われて責任転嫁して辞める

そういうことを繰り返してきたバイト3日目。

その先輩が裏で俺にこう言った。

増田くんってさー、よくいろんな人から嫌われるでしょ?」

「え」

「正直そういう馴れ馴れしい態度やめたほうがいいよ」

「……はい

この一言きっかけで、翌日俺はバイトを辞めた。

初めてのバイトは3日で終わった。

母親には

バイト先にものすごい意地の悪い人がいたからやめることにした」と言った。

親切に案内してくれていた社員のおばさんには

「僕が『トイレとか聞かれたら適当に案内するよりこうしたほうがいいんじゃないですか』とか色々考えを話したら、

●●さんが、ものすごい酷いことを僕に言ってきた。耐えられない」と言って辞めた。

今思うと俺はものすごく頭おかしいと思う。なるほど、こういう奴が2chで晒されるのか。

その次のバイト

自分球場の近くのレストランホールをするのであった。

しかしここでも俺はかなり色々やらかすことになる。

(http://anond.hatelabo.jp/20140712211428 へ続く)

2014-07-03

このSF小説面白そう!ってワクワクしてる瞬間がピーク

ホッテントリによくSFまとめが上がってきて、面白そう!読んでみたいな!って思うけど、いっつもそう考えるだけ。

実際に手を出すことはまずない。

翻訳物がすすめられることが多いけど、あれが地雷だって気づくまでそう時間はかからなかった。

普段翻訳物読み慣れてないとすげー読みづらいんだよね。まずそこでハードル高い。

思うに、最初から長編チャレンジってのもいけないんだと思う。

限られたページ数内に凝縮する必要がないことからくる、「ぼくのかんがえたさいきょうのえすえふ」のひけらかし大会はもううんざり

初心者短篇から読むべきなんだろう。

短篇集で今ぼんやり読みたいなーって思ってるのは、あなたの人生の物語ってやつ。)

手を出したものがことごとく自分に合わなかったトラウマ根深い。

以下手を出して失敗したもの

果しなき流れの果に

一部までで読むの止まってる。二部で世界観がいきなり変わったところで読む気なくした。

宇宙舞台に変わってたっけ?

古臭すぎてとても正視にたえないテクノロジーが出てきてた気がする。

一部のミステリっぽいのはかなりよかったのになー。

どうしてこうなったというガッカリ感が大きすぎる。

火星年代

ロケットの夏だけ読んだ。同じタイトルエロゲがあったからそれつながりで。実際は全然関係なかった。

あとなんか宮沢賢治思い出した。ほんとになんとなく。詩的っぽかったから?

それ以降はなんか読む気しなかった。

これは完全に自分の都合だからちと今回の趣旨とは違うけど。

夏への扉

最後まで読んだ。

わかりやすかったけど、なんかいまいち爽快感が足りなかった。

あと猫ほとんど活躍しないじゃん。

好きな人に、みたいな宣伝文句は不適当だと思う。

星を継ぐもの

わかりにくい。

冒頭数ページでダウン。

さんざん持ち上げられる意味わからん

2014-05-06

1日は24時間であるということ。

わたしの中では割と幼いころから一日は24時間であったし、おおよそ世界の大多数がそう思って生きているだろうと、むしろそんなことに疑問を抱いたり、そもそも考える人がいるのかわからないが、とにかく一日=24時間というのはそのくらい当たり前のことだった。

(火星の一日は25時間地球人間体内時計がどうとか聞いたことはあるのだが、ここではそういった話は横に置く。)

24時間時計が二週回れば終わる程度の時間で、個人的には長いとは思わない時が多い。

そりゃあ苦痛に耐えている時間は長く感じるし、楽しいことをしている時間はあっという間なので、一日の大半が苦痛である今もあっという間だと思える時はあんまりない。

それでも、24時間は短かい

例をあげてみる。

わたしが学生の時にいた国語社会?の先生で、「とにかくお前らは知識が狭くて浅い。受験生(この先生講義を受けたのが受験生の時だった)ならこれくらい知ってて当たり前だ。せめて新聞を読め、ニュースを見ろ、本を読め。」とおっしゃる先生がいた。

確かにまだ若かったわたしは自分でも知らないことばかりで、もっと本を読んだりするべきなんだろうな、とは思っていたし、受験生からってテスト勉強だけしていればいいわけではないこともわかってはいた。

けれどその時は正直「そんな時間がどこにあんの?」としか思えなかった。

時間の使い方が下手なのも、自分に甘い部分もあったので、きちんとスケジュールを組んでやることをやれば出来る人もいるのかもしれない。

でも無理じゃね?って思った。ほんとに。

平日の朝、学校に行く支度をしたりで6時には起きる。もっと早い人もいると思う。それから多少なりとも時間をかけて学校に行く。ここでバス電車に乗るならまだしも、自転車で行く人は参考書なんか、本なんか読んでられない。事故に遭いたいなら別だけど。

八時半くらいから朝礼やら授業があって、休み時間を挟みつつも四時頃に終わる。ここからは帰る人もいれば部活に行く人もいる。

わたしは部活が割と遅めの時間まであったので、学校から帰って家に着くのは七時〜八時くらいだった。

そこからご飯を食べて、明日の授業の予習や今日の復習をして、出ている課題をやって、塾に行っていた時期は塾の課題もやって、小テスト勉強をして、お風呂に入る。気づくともう二時になって、急いで荷物をつめて寝ていた。

長くて四時間、短い時は二時間寝られるかどうかだった。

休みの日は部活と課外、塾で家にはほとんど帰らずにいた。

あくまでこれはわたしがこうだっただけで、他の方はもっと切り詰めていた人もいるだろうし、ゆるっとしていた人もいるだろう。

わたしは頭が良いとは決して言えなかったので、予習のスピードも遅かったし、どれだけ勉強しても成績はそこそこだった。

まあつまり、何が言いたいのかと言うと、この状況で新聞を読んでニュースを見て本を読む余裕はなかった、ということだ。

睡眠時間を削っても、学校で寝てしまえば意味がないし、何より睡眠不足で倒れれば保健室もっと早く寝ろだの無理をするなだの言われるのがオチである。めんどくさい。

一日は24時間で、人間は寝なければいつか死ぬ精神的に。

ゆとりと言われるかもしれない、甘えだと言うかもしれない。

なら、そのときわたしは一体何を犠牲にして、何を得るのが正解だったのか。

短い24時間の中では、趣味時間なんかなかった。ひたすらに勉強だけして、親を、先生を喜ばすだけの機会に成り下がっていたと思う。

そうなることが正解だと思っていたから。

まとまりのない書き方になってしまったけれど、

要はそんなに何でもやれと言わないでほしかった。寝かせろ、まじで。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん