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はてなキーワード: 金メダルとは

2022-09-02

anond:20220902152631

じゃあメダルでいいか

評価単位金メダル

評価銀メダル

評価が銅で

評価アルミ

F、Qはメダルなし

数だけあってれば一応卒業はできるけど就職では金メダル集めた人が有利だからがんばってね

あと四年生になると専門メダルの枠ばっかりになるからアルバイト減らして登校時間増やしてね

2022-08-02

anond:20220802003942

同じ国の人が金メダルノーベル賞取ったら喜ぶのように同じ属性の人の活躍を喜んでるんやろ

2022-06-12

東京2020オリンピック SIDE:A」を観た(byおっちゃん)

anond:20220611155525 とは別の増田おっちゃんですが、日曜の昼間東宝シネマズで観ました。観客は僅か5人です...。

前評判では、河瀨直美がトンデモな反オリンピック映画を公開したとか、そのせいでスキャンダル暴露して動員させない陰謀論が流れたとか、

聞いてしまっていたので、相当、反オリンピック映画なのだろう・・と思っていたのだけど、内容は真逆オリンピック礼賛映画でしたね。

この映画は、

アスリートヒューマンであるヒューマンにはドラマがある。ドラマがあるからオリンピックは美しい。

というテーマで一貫しています

開催中のテレビ放映や新聞では、この選手ほにゃららエピソードがあって頑張ってるんですよ

的な数秒・数行で済ませられてしまうような個別紹介エピソード日本入国から現地で丹念に取材し、古い映像も取り交ぜて次から次へと取り上げてゆきます

この選手にはどんなドラマが?とワクワクして観ていると2時間はあっという間でした。

かにこの映画には金メダル競技シーンや受賞シーンはほとんど無いのですが、そんなもの公式ダイジェスト映像などでいくらでも観れるわけで、それ以外でオリンピックを美しく撮るには選手自身の美しさを撮る以外に無い、その選手サポートを頑張ってる裏方を撮るしかない。ということなのだと思います

夫、兄弟コーチ、元選手OB達の当日のさりげない動きや、それぞれの託す想いを語っているところまでちゃん映像に収まっているのは、よくそこまで撮れたなと感動しました。


何十年も働きかけてようやくオリンピック競技に認められた話、逆にオリンピックから外された話、

授乳間中なのに、オリンピック委員会にお願いして会場で夫と子育て授乳しながら出場した選手と、逆に子育てのために出場をあきらめた選手

政情不安から亡命して出場した選手亡命を重ねて最後自国で出場できた選手

差別問題SNSで騒がれる選手政治的理由で出場断念させられる選手等々・・・

ここまで魅せられると、本当に、オリンピックは出場することに価値があるんだなって思わざるを得なくなります

おっちゃんは、オリンピックなんてただの商業イベントだし、アスリートって要はボンボンじゃん?くらいの認識だったので、

冒頭のオリンピック反対デモシーンで「中止だ、中止!」の手持ち看板を見つけてほくそ笑んでいたのに、

映画観終わると、なんかオリンピックは続いてもいい気がしてきました。

なので、これはオリンピック礼賛映画であるという評価です。

映像としても、本当に綺麗なシーンが多いので、映画館の大スクリーンで観るのがお勧めです。


ちなみに、SIDE:Bの予告編では、「こんなに素晴らしいオリンピックの裏側では一体何が?」といった映像が流れていたので、

オリンピックはSIDE:Bが本番かもしれません。


余談:

柔道選手の耳、潰れすぎじゃね?

オリンピック空手って演武だけで競ってたんだ@@;

黒人まつげ長すぎ。

SNS批判する連中はSNSの中でしか何も言えない人だからほっといてOKと言い切った選手カッコイイ。

なんて思いました。

2022-06-11

東京2020オリンピック SIDE:A」を観た (追記と誤字の修正あり)

東京2020オリンピック SIDE:A」を観に行きました。個人的には良い体験だったと思うのでシェアをしたいと思います。皆さんも観に行くと良いのではないかと思います。ただ、すごく良いかというと、少しモヤっとするところもあったので、それについてもここに書きたいと思います

わたし自身について書きますが、映画劇場に観に行くのは年間5本か6本ぐらいで、平均と比べるとやや多いのかもしれませんが、映画趣味とかそういう人間ではありません。河瀬直美については、代表作の名前作風や人となりと噂については知っていますが、実際に作品を見たことはありませんでした。ドキュメンタリー劇場で観るのは多分初めてです。こんな私がわざわざ好き好んでこの映画を見ようと思ったのは、いろいろなところで書かれている、この映画の評判について興味深いと感じたからです。私は基本的に暇なので、ネタ探しのためにゲテモノいくらいの気持ちでした。

この映画のよかったところ

シン・ゴジラ」の中で、ヘリから俯瞰視点ゴジラと白煙を吹く街を、ニュース映像のように描いた場面を観た時、この映画震災を経た2015年の我々日本人しか感じることのできない気持ちを「いま」与える映画だと思い、震えるような感動を覚えました。「東京2020オリンピック SIDE:A」はそのような映画だと思います

オリンピックが始まる1年ほど前からオリンピックに対する気持ちは冷めきり、オリンピックなんてどうでもいいだろ、とわたしは思っていました。世の中にはオリンピック競技の勝ち負けよりも大事なことがある。この映画では、そのことが選手自身の口から何度も発せられます藤井風の唄うエンディングテーマ曲歌詞にもそのような意味が込められているように思います。世の中にはオリンピックより大事なことがあり、選手個人にも競技より大事なことがあります。その中でもあえてオリンピックに挑み、それぞれの立場で高みを目指す美しさや厳しさがそれぞれのエピソードによく描かれていると思います。そして、オリンピックをそのような、やや冷ややかな目で見ている、2022年現在私たち気持ちに寄り添った映画として私には感じられました。

少しモヤモヤするところ

Yahooオリンピック間中アンケートでは「日本にいくつ金メダルを期待しますか」という質問に対して、もっとも多かった回答は「メダルの数は気にしない」だったと記憶しています。そして、この映画オリンピックをそのような目で眺める私たち気持ちをよく代弁しているように思うのは先に書いた通りです。しかし、そう考えた時に、私たちはなぜオリンピックというものを見てしまうのか、なぜそこに感動をなお感じるのか、というところに対する疑問に、作者(河瀬直美)はあまり答えてないように私には思えました。この映画のいくつかのエピソードの中では、目標に向かって努力をし、力を出し切って勝利する瞬間のカタルシスを描いているのですが、そのようなある種古臭いスポーツの良さを正面から肯定はしない姿勢を繰り返し見せられてきたので、わたし自身、「なぜスポーツを私は見るのか。スポーツ観戦で得られる感動とはなんなのか」ということを、映画の後半ずっと考え込んでしまいました。

振り返ると、時代雰囲気として、国別対抗戦としてのオリンピックで無邪気に騒ぐことができたのはシドニーアテネぐらいまでで、東京オリンピック前のコロナ禍が仮になかったとしても、私たちオリンピックの向き合い方は以前と同じではなかったと思いますとはいえ、我々は(或いは少なくともわたしは)オリンピックが好きで、それを見て分かりやすく「感動」するのであり、作者自身にもその目線はあるように思うのですが、その「感動」ってなんなのか、が置いてきぼりなのです。すみません、あまり上手く書けていないのですが、モヤモヤするところ、というのはこういうところです。このモヤモヤ自体時代雰囲気で実は河瀬直美はそこも含めて描きたかったのか、とかそんなこともボンヤリ考えたりもします。

そのほかの雑感と結論

他のところでも書かれていますが、この映画が、IOC公式として製作され、公開がされているということが驚きではありますとはいえ、私個人の鑑賞後の感想として、いろいろな価値観内包しつつも前に進むオリンピックという存在は、以前のようなシンプルに善な存在ではないが、全体として好ましいものだと感じたので、あからさまな問題作とかそういうものでもないと思います。オープニングとエンディングには木下グループクレジットがかなり大きくでていて、この、やや微妙位置付けの映画スポンサーとして彼らの力が大きかったんだろうなあ、と思ったんですが、そうしたサポートを引き出すのに、一部で言われるような河瀬直美ステージ外での政治力みたいなものがあったのかななどという思いを馳せたりしました。

繰り返しになりますが、オリンピックとそれを取り巻く時代雰囲気をよく反映している興味深い映画なので、もし誰かに行くべきかと聞かれたら観ることをお勧めすると思います。この映画を仮に50年後の人たちが見ても、いま私たちが見るときの独特の想いは得られないと思うので、そういう意味において旬の映画なのではと思います

追記

映画意味位置付けのようなものではなく、映画自体についてあまり書いてないと思いましたので追記します。

全体を通じて、映画の中での音のあり方が印象的でした。例えば私たちリアルタイムでは、開会式の聖火点灯をテレビ中継の中での厳かな興奮として見ていたと思うのですが、映画の中では静寂の中で大坂なおみ階段をトコトコと駆け上がる音が強調されていたように思います。このシーンは、無観客開催という非常事態性やメディアを通じたイベントとその向こうにある現実とのギャップ象徴として感じられました。また、緊迫した試合のシーンでは、選手のフッと吐く息の音を際立たせていたり(どうやって録音したんだろうって思いました)、試合中の映像の背後に練習中の音声を重ね合わせたりといった、細かい工夫をしているのも場面を盛り上げるために効果的な役割果たしていたと思います

映像としての美しさという点では、冒頭の雪を被った桜の花の光景は、シンプルに美しいと思いました。また、競技会としての東京オリンピックの思い出の映像、という意味カタルシスに欠けるかというとそういうわけでもなく、たとえばソフトボール決勝に関しては、試合展開がほぼわかる形で比較的素直に描かれていたりもします。上映時間はやや長く感じたのも事実ですが、退屈というわけではありませんでした(鑑賞前は実はかなり退屈なのではないか覚悟をしていました)。普通に映画ドキュメンタリー普段から見ている人なら、相応の楽しみ方ができる映画だと思いますしかし、繰り返しになりますが、スポーツをいわゆる感動ポルノ的に消費するような映画ではなく、観終わった後に、ちょうど今の私のように、意味を考え込むようなそういう映画でした。

2022-06-08

市長が噛んだ金メダル市民が(どなたでも)噛めるように公開されているか

感染リスクがあるから不展示か?

2022-05-17

さぁてそろそろ赤松健擁護するかぁ!(首コキコキ)

この話題に興味ある諸君!いやぁ〜燃えてるね赤松健先生
漫画家としてはバトルしたい美少女漫画家コンピュータマニアとしてはレトロPCハンドヘルドPC好きなのは界隈では有名だよね!

比較的早期に漫画制作環境デジタル化、デジタル化以前では印刷複合機を用いて自身の絵を縮小化し漫画原稿へ貼り付けるというレイヤー運用アナログでやって漫画原稿が分厚くなることへ定評があった。
コンピュータマニアとしては最近Appleレトロコンピュータで注目を集めてたがハンドヘルドPC蒐集家でもあったはずだけど、もしかして老眼がきつくなってきてハンドヘルドPC蒐集は抑え気味になってるのかな?GPD WIN 3とか赤松先生は好きだと思うんだけどハンドヘルドPCの方の近況報告頼むぜ赤松先生

まぁもうこの時点で筆者の〝濃さ〟は伝わったと思う。
そんな筆者が赤松健擁護しようっていうんだ、赤松健アンチ・・・何処まで赤松健を語れるか討論《バトル》しようぜ。

ヤマークエスト

そもそもさぁ赤松健美少女絡めて敵を撃ち倒すっていう筋書きは珍しいもんじゃ無いよな?
それこそ「A・Iが止まらない!」からそうで、むしろ典型的に終始ラブコメをやりきった例の方が少ないってのは赤松健作風を知っているならヤマークエストはむしろ赤松健らしい作風と思うはずだ。

逆に必殺技のルビ芸はバトル漫画としての典型例、そこにあるのはカッコイイか面白いかだけ。完全にノリだ。
表現が古いだの何だの言うが、お前らが好む「新しい表現」を描いたら「それは赤松健」なのか?赤松健を含めた多くの表現者が自由に描く、それが「表現自由」ってもんじゃないのかい

〝「表現自由」の闘い方〟で細かいこと無視して赤松健自由に描いた、テーマに沿ってるじゃねぇか。な?
赤松健自由に描いたことがテーマに沿って無いって言うのであれば、お前の赤松健を語ってくれよ。

赤松健を語らずに赤松健非難しようなんざ片腹痛いわ。

ヒット作へ税金投入したら勝ち確じゃね?論

コッチの界隈へ所属しているのであればアニメ製作委員会方式は知ってるよな?
製作委員会方式では事前に予算が決まっていてアニメーターの報酬は事前に決まった予算内でしか支払われず、完成後にどれだけアニメ作品がヒットしようとも何らインセンティブが発生しないことはコッチの界隈で周知の事実だったはずだぜ?
大衆へウケにくい作品製作者へ税金から予算を投入して作らせたほうが良いって言うのかい
赤松健先生も言ってたが「長年のオタクとしての知見」からそりゃ悪手だろwww

お前らNetfrixの「バブル」観た?
お上よりも自由で柔軟なはずの民間企業でさえあんな感じだぞ?お堅い官僚に「次に来る○○大賞」やらせるつもりかよw
それよりも俺たちが身銭切って「票を入れた」作品税金投入してくれたほうが俺たちも制作陣も嬉しいに決まってんじゃん。

なんかさ、この「ヒット作へ税金投入したら勝ち確じゃね?論」へ「ハズレ馬券を買わずに当たり馬券だけを買えば確実に儲かるのではないだろうか?」と揶揄してるヤツ居るけど、そりゃ揶揄の仕方が違うだろ。
前者は1位取ったウマ娘投資しよう、後者は1位取るかも知れないウマ娘投資しようだ。オリンピック金メダル取った選手に報奨金支払おうって話だぞ?何が問題なんだ?
問題が起きるとしたら「報奨金少なすぎんぞ!ケチケチせずにもっとクリエイターに報奨金出せや( ゚д゚)ゴラァ!」ってくらいなもんだ。
しろウケるかどうかわからん作品税金投入することが「ハズレ馬券を買わずに当たり馬券だけを買えば確実に儲かるのではないだろうか?」じゃね?

大衆にウケにくい大予算アニメといえば界隈じゃ〝神秘の法〟や〝UFO学園の秘密〟だけど、こういう特定団体が持つある種の道徳観を刷り込むためのアニメへ事前に税金投入しようって言うのかな?
少なくとも事前に選定するって話になるなら国として許せる道徳観のある作品に絞られると思うぞ。あとみんなが嫌ってる利益誘導手法である「お友達」が出てくるんじゃないかな?
そういう意味では「実社会で売れたモノへ投資する」ってのは特定団体意思が介在しにくいという側面はかなり多くあると思うぞ。

今売れてないクリエイター投資すべきだって話ならば、そういうのは美大とか専門学校予算付けるって話だろ。
それとも何だ?どこぞの経歴もよくわからん自称クリエイター税金投入しろって話なの?

これらを踏まえて気に食わないなら赤松健対抗候補擁立しろ

表現自由戦士が気に食わないなら赤松健対抗候補擁立しろしか言わなくなった」とか揶揄ってるヤツも居るが、上記反論してから揶揄しろ
何も反論できずに都合の悪いことはスルーして勝手勝利宣言してんじゃねぇよ。

お前らの非常に興味深い赤松健論とサブカル投資論を俺は目をキラキラさせながら待ってるぜ!俺にとって何も損は無いからな!
いやぁ楽しいね!こういう議題って!www

2022-05-02

anond:20220502170930

定員あるからほとんどの人が東大目指して勉強したら合格ライン上がるだけやろうに

ほとんどの人は頑張れば医者弁護士もなれて金メダルノーベル賞も取れる世の中なんやろうな

2022-04-22

anond:20220422195033

女子バレー生理でも練習を休ませない鬼コーチにボロクソにされながら東洋の魔女なんてもてはやされて金メダルとったわけだしね

パワハラ全開チームの方が強くなるって点は認めるしかなくて、その勝利至上主義価値観からいかに脱却して令和ではアウトですよってところをやっていくかですよね

2022-03-28

ウィンブルドンと見せパンアンスコ)、あるいは国会での見せパン論争

テニスアンスコといえばフリフリ白パンツか、紺ブルマーイメージだ。純白のスカートから躍動する脚、チラチラのぞきブルマー。実物は見たことないのに、なぜかドキドキしてしまう。この偽装された記憶はどこから来たのだろう。

ウィンブルドン小史

ウィキペディアによれば、第1回大会センターコートに置いてあった芝生の手入れ用のローラーを新しくする資金集めを目的に、1877年7月9日から始まったそうだ。種目は男子シングルスのみのアマチュア大会だった。

1884年女子シングルスと、それまでオックスフォードで開催されていた全英男子ダブルスウィンブルドンで開催されるようになった。1913年には女子ダブルスミックスダブルスが加えられ、1968年にはプロ選手の参加が認められた。

世界中から強豪選手が参加するようになったため、地元イギリス出身者は長らく優勝できなかった。男子シングルスでは1936年のFrederick John Perryから2013年のSir Andrew Barron "Andy" Murrayまでの77年間、優勝がなかった。また、女子シングルスでは1977年のVirginia Wadeの優勝を最後に40年以上イギリス人の優勝者は出ていない。

ちなみに、このように海外勢いに門戸を開いた結果、地元勢が淘汰され消沈することを「ウィンブルドン効果」という。

開催時期は原則として6月最終月曜日から2週間で、ちょうど英国の社交の季節だ。競馬ロイヤルアスコット(「マイ・フェア・レディ」に出てくるあれ)、競艇ロイヤルヘンリーレガッタもこの時期だ。

ドレスコードが厳しいのでも有名で、原則身に着けるのは白一色である汗じみが見苦しくないようにともいわれる。ブリタニカのページなので確かだろう。

https://www.britannica.com/story/why-do-tennis-players-wear-white-at-wimbledon

女性テニスプレイヤーファッションドレスから見せパンまで

https://www.messynessychic.com/2017/07/07/from-corsets-to-culottes-the-women-who-dared-to-change-wimbledon/

元々、ウィンブルドンでは女性はロングスカートや分厚いシャツそれから帽子かぶることが要請されていた。こちらではコルセット付きだったとも(ただし白い衣装について異説を紹介していることに注意)。20世紀初頭のテニスプレイヤーは道行く女性の姿と大して変わらなかったのである。だから本気で優勝を目指すことはおろか、ちょっと大きな球を返すのさえ大変だった。当時の男性がずっと軽装だったのと対照的である

流れを変えたのはDorothea Douglass Lambert Chambersという選手で、1900年により簡素シャツネクタイ姿で登場した。7度シングルで優勝し、1908年には夏のオリンピック金メダルを取っている。彼女1910年ドレスコードやエチケットについての本を著している。

その後フランスのSuzanne Lenglenがテニス界のフラッパー(新しい女)として知られるようになった。飲み物ブランデーと入れ替えたり、強めのメイクをしたりといたずらも好きだった。負けると感情的になったことでも知られる。彼女は白のみのファッションを許容していたウィンブルドンに立ったが、エキセントリックファッションセンスでも知られていた。ミンクオコジョコートをまとい、当時としては短いスカートプレイしたのである彼女が次の世代女性たちに道を切り開いた。

そして戦後1949年、Gertrude Moran(Gorgeous Gussie)がスキャンダル引き起こした。というのも、ウィンブルドン意匠は白一色だと規定されていたのだが、そのあまりにも「明らさまな」白い衣装に観客はショックを受けた。どういうことか。試合の前にMoranは公式開催主のTed Tinlingに衣装デザインしてくれと依頼していた。一見すると規定に従った衣装に見えるのだが、実際にプレイするとフリル付きの下着が丸見えになったのだ。

これに関し、All England Club’sの委員会は「ウィンブルドンに野卑と罪を持ち込んだ」と猛烈に批判し、国会でさえ適切な衣装についての議論が起こった。Tinlingは33年のキャリアにもかかわらずウィンブルドンホスト追放された。にもかかわらず、Moranは魅力的な姿から彼女は人気だった。彼女は後に「自分はただの女の子だったが、メディアが大げさに書き立てたのだ」という趣旨発言を残している。彼女60年代まで活躍した。

見せパンの定着以降

https://www.thecut.com/2018/08/womens-tennis-outfits-convtroversy-history.html

衣装に関する議論は定期的に起きている。全ての内容を翻訳していてはページが長くなるので、見せパン関係するいくつかのみをピックアップする。

1958年アメリカのKarol Fagerousは金のラメ入りの見せパン全仏オープン披露したが、すぐさまウィンブルドン大会への参加を禁止された。「対戦相手不快にさせる」のがその理由だ。しかし、金のラメを白いレースで覆うことで参加を許可されている。

あるいは2016年ナイキデザインしたベビードール風のテニスウエアがある。しかし、選手身体を隠すのに苦労したし、ひらひらして浮いてくる。実際写真検索するとしょっちゅうパンというか見せパンが丸見えになる。なので、ナイキはすぐにその衣装改善したそうだ。

https://www.slideshare.net/guimera/wimbledon-2014-fashion-through-history

見せパンについてはこちらも参照。たとえば6番目の写真のChris Evert、1976年ピンクの見せパンや、41番のTracy Austin、1981年黄色の見せパン確認できる。50番はTatiana Golovinは赤の見せパン(短パン)で、このときウィンブルドン衣装がすべて白という規定抵触するかどうかでもめたらしい。一応、下着の色は自由だということでおとがめなしだったそうだ。56によるとMaria SharapovaSerena Williamsの赤の短パンが、そして色付きのネイル問題になったらしい。

https://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/bbc-bosses-blasted-focus-female-17086364

なお、大衆紙によると2016年BBCの偉い人がテニス選手の見せパンやお尻ばかり撮影したと批判されたようだ。以前にビーチバレー記事でも書いたが、カメラ性的にならないようにする工夫というのは必要である

じゃあパンツの歴史は?

記事が長くなるのでこちらの週刊誌記事を貼っておく。

https://www.news-postseven.com/archives/20190904_1444086.html?DETAIL

エラリー・クイーンを読んでいた時に、確か「Zの悲劇」だったと思うが(いや、「レーン最後事件」だったかな?)、ペインシェンスという娘が恋人スキャンティパンティー、ショーツの別名)を買いに行く場面があった。同時代小説での証言として興味深いのでメモしておく。

https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a35747586/history-of-pantslooks2021/

また、パンツでヒットしたのでここに記す。死文化していたが、フランスでは女性スカートでないパンスタイルをはくことが法で禁じられていたとのこと。女性の権利に関して非常に進歩的である地域に見えても、案外不平等システム残滓が残っていたりするのもので、ときおり愕然とさせられる。たとえばスイス女性参政権が得られたのは驚くなかれ1991年である女性への制限男性への制限、どっちでもない人への制限、みんなで少しずつなくしていきたい。

ところで……

よくドレスコードなんかでもめる話で、ハイヒールを必ずはくよう要請される場所というのがある。なんかの映画祭でも話題になっていたことを記憶している。伝統に敬意を払うのは大事だが、はいていないと入場できないのはやりすぎのように思う。ドレスコードってのはみんなが居心地悪くならないようにするためのもので、人を縛るものとはちょっと違う。

例えば、足を怪我していたらどうするのか。もっと極端な話、脚が生まれつきない人はどうするのだ。茶化しているのではない。様々な疾患や障害があろうが困らないようにするほうが、誰にとっても生きやす社会になるはずだ。

結論

余談1

「Tennis Girl」というスカートからお尻丸出しの歴史的に有名な写真がなんと英語版ウィキペディアには掲載されている。ウィキメディアコモンズにはときおりとんでもない画像があるから驚かされる。

余談2

自分投稿ブルマ増田としてまとめてくださる方がいる。あるいは、いつも応援コメントをつけてくださる方がいる。ありがたいことだ。けれども、どうやって拾い上げているのだろう。一日に何千件も投稿されるはてな匿名ダイアリーの中から見つけるというのは大変な作業だ。すべてが注目エントリに入るわけではない。いったいどうやっているのかちょっとうかがってみたい。ブルマーというキーワードで定期的に検索をかけているのだろうか? それともそういうスクリプトが組めるのだろうか?

次回は?

気になっているテーマ複数ある。

例えば女性ショーツ(そして見せパン)の形の変遷、チアの見せパン歴史。また、古代エジプトクレオパトラカエサルと会ったときにどういう服装をしていたのか(絵画のようにトップレスになることがあったのか)、それからトップレスが許容されていていた地域時代的変遷だ。これは身分にもよるだろうし、少し複雑になるだろう。あるいは、どうしてギリシアローマの流れを引き継いだ西洋絵画では、長らく女性器と陰毛があまり表現されていなかったのか。多くの古代文明では時に具象的に、時に抽象的に表現されているのに。謎は多い。

インターネットだけでの調査にはおのずと限界もあるだろう。仕事家事時間がとれるとも限らない。

相変わらず次回はいつになるかはわからない。またいつか会いましょう。

2022-03-25

世の中はネタバレに溢れている増田寿丸いてレフ阿似れば種墓なのよ(回文

おはようございます

あのさ、

ゲームの紹介プロモーション映像動画とかって今の世の中よくあるお知らせや告知の仕方じゃない、

でもあれ一瞬ネタバレ的なのが映っちゃってない?懸念あるんだけど

私の最近やってる「ダンジョンエンカウンターズ」も踏んだらお金が減る床があるの!?って

ちょっと動画見ちゃったのよ、

しか公式的なやつでそういうの含んじゃっていいのかしら?って

私はこれから地下に潜っていくときに恐る恐る歩いて行くことになるんだけど、

きっとたぶんそんな床はなんにも記号とか色とか付いてないのに、

ネタバレしたところで、

初見で何も知らずに床を踏んでまた借金が増える!って泣くだけだと思うんだけど、

あとなんだかカービィ

まあ同様に同じように充実した楽しそうな見たら買って欲しくなって遊びたくなるワクワクする内容なんだけど

開発者さんとかのインタビューとかも

読んでみてなるほどー!って読んでみたいけど、

初めてやるゲームとか初めて触れるゲームとか

体験新発売のケンちゃんラーメンの如く

私はファーストインプレッションイカを地で行くように

初めての夏と書いてファーストサマーウイカのウイカが初夏にかかっている感じの、

初めてのことに感動に感激に感化したいわけなの。

ああ!

なんて今のファンタジーテクノロジー凄さよ!って

自由律俳句みたいに俳句を詠みたいの!

色々な映像体験とかプレイ体験とか

新鮮みの刺身の旨味のように

海原雄山さんも思わずニッコリするような美味しいお刺身定食を食べたときの感激を覚えたいの。

から

インターネッツ世界はなんて広がる広がるワールドなの?って思う反面

おもわず予備知識を入れたくない矢先に

わず目に入っちゃう場合があるから

なんだかあえて情報避けをしているのよ。

でも、

私の日々の努力むなしく、

ちょっとでもカービィって検索ワード用語サジェストするべからず、

他なんか携帯電話ニュースの通知で、

カービィ好きなんでしょ?ほら!カービィ情報たくさんあるよ!

攻略法とかもプレイ動画とかもたくさんあるよ!みてね!

うわー!ってなるのよ。

私それ全部見たいけど見たくない!ってな具合で

朝ドラしかまくりよ!

朝ドラ次何やるのかな?って

最低でも登場人物の相関図とかだけは見たいじゃない。

そうするとあれよ!

また朝ドラ次やるのこれだよ!ストーリーはこんな内容で!

ニュース引用通知しておいたし見てよ!見て!見て!って

恐ろしいほどくるじゃない。

あれで本当に恐ろしいのが

通知で見える1行で死ぬ!ってやつ。

私その1行見たくなかったんだけどなぁーって

私これゲーム朝ドラのことで言ってっけど、

スポーツ観戦好きな人

結果楽しみにしていたり

うそう!

オリンピックゲームなんか

結果先に言うじゃない!

田村でも金!谷でも金!てな具合に

ああ~あの競技のあの選手金メダル取ったんだーって

通知の結果の弊害というか。

そういうの多くない?

一切のネタバレ避けをしていくのがむしろ難しいところでもある昨今よ。

そう思わないかしら?

私は1ミリでもネタバレというか予備知識は入れたくないときだって有るので

551のシーエムみたいに有るとき無いとき

沢村一樹さんばりに一喜一憂するのよ!

はぁ。

なんか情報過多になると

いか情報を避けるか!ってことが重要じゃない?

だってラーメン屋さんの店員さんが

私たちが美味しそうに食べているか睨みを利かせている様子の

厨房のその情報が入ってきたらなんだか美味しくなくなる気分に気持ちじゃない。

ラーメンいか情報化社会のゆえの究極のグルメなのよ。

きっと予備知識たっぷり仕入れて思いっ切りハードルを上げて待ちに待って飛び込み前転で入店して行列を乗り切って初めて食べるその味は、

まりハードルが上がってしまりきってブブカ選手も飛び越えられないぐらいな高さで

あれ?美味しいのこれ?思ったより美味しくなくない?って

から弊害ラーメン情報戦線最前線なのよ。

から何も考えずにお腹空いてふと知らない街の知らないラーメン屋さんで食べる知らない大将の親指の入っているラーメンの方が印象的であり抽象的でもある

そう目を閉じれば写実的ジューシーなそのラーメンセクシーシズル感までも思い出せるほど

私たちはその初見のまるで初めて見るラーメン

まるでまるで、

スポンジのように情報を欲しがっている脳みそに染み込ませることができるのよ!

そして!

ああ!美味しかった!って

そこで初めてご馳走様って心から言えると思うの。

美味しいものを走って走って走りまわって集めてきてくれた韋駄天様に感謝

マジ韋駄天リスペクト!って

ラーメン屋大将よりこれ韋駄天様にリスペクト感謝してない?って

なんだか本末転倒な気がするけど、

そのぐらい脳みそにも染みて美味い心のラーメン

先生すみません、手術代の何千万円とか言うお金は払えません!しくしく」

「いや手術代はあなたの心から気持ちで奢ってくれるこの今食べているラーメンで十分ですよ!」って

私もブラックジャックみたいなこと言いたいの!

でも私は替え玉まで要求しちゃいたいけど。

だって手術大成功したなら替え玉おかわりしたってよくない?

それか麺大盛りか。

から

世の中はいかに情報で溢れまくっているか

情報イコールラーメンなのよね。

知らない街の知らないラーメン屋さんの知らない味のラーメンは私の知らない脳の中の扉を開けてくれるのよ!

情報から解き放たれて初めてラーメンチャクラが開くの!

知り合いの美容師さんが言ってたんだけど、

世の中には美容室やらたくさんあるけど

ホットペッパービューティー掲載されていない美容室は世の中に存在していないことになっているらしく、

お店の前を美容院を探している人からは全く見えない様になってるんだって

からホットペッパービューティーいか掲載されているか

お店が繁盛するかしないかってあるんだって

でも私そこの美容室

グーグルマップで一番家から近いところの半径秒速5メートルほどの距離で探してみたところを見付けて行ってみたのね。

そしたら「え!?ホットペッパービューティーみて来たんじゃないんですか!?」って

高菜ラーメン

高菜カウンター目の前にあるのにビールやお冷やのおつまみちょっとでも高菜食べてみたものなら

「え!?高菜食べてしまわれたのですか!」って

もう高菜食べちゃった口ではうちのスープ飲む資格三角もありません!な勢いの顔で

「え!?ホットペッパービューティーみてないんですか!?」って

たかもこのお店にどうやって辿り着いたのか逆に不思議に思われるぐらいにホットペッパービューティーなんだって

なんだか本当に世の中は情報だらけだなーって。

そう思うわ。

でも!とにかく今日は私のカービィ記念日よ!

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドしました。

今日もなんだか忙しいかも知れないので、

事前の対処が決めてよ!

五十日は忙しいの!

デトックスウォーター

ちょっと10分で余裕があったら嬉しい緑茶ホッツウォーラーね。

なんだか今朝ちょっと寒かったので、

心なしかまだ温かいものが手放せないわね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-03-03

男女スノーボード(ハーフパイプ)の4年後を予想する

https://anond.hatelabo.jp/20220302171659

軽く。よく考えたら、タイトル"男女"って不要だね。

パーフパイプ

パイプスロープと違って国毎の強化も効果があるが、10年に1人の逸材がいるかどうかの方が大きい。そういった意味だと、男子平野歩夢女子クロエキムがそれである

男子

オリンピックだけ見ると平野歩夢圧勝だが、W杯や持ち技でいうと2位以下とそこまで大差がない。もちろんトリプルコークはあるが、歩夢くんの弱点は今回のオリンピックでもそうだが5ヒット中3ヒットがフロントサイド回転だということ。パイプの回転方向は

と4方向あるのだが、歩夢くんのの場合

バランスが悪い。そして最近FISスイッチバックサイドに対するか点が大きく、スイッチバックを打てるライバルスコッティ戸塚くん、平野流佳の加点が大きかった。よってオリンピック前は「歩夢くんが勝つにはトリプルを決める以外ない。いくら歩夢でもスイッチバックには勝てない」と言われていた。それを決めるのがすごいのだが。

さて、4年後なのだ

がカギとなってくる。いったん大きな目標クリアし、スイッチバックに興味のなさそうな歩夢くんはハーフパイプももうやることがない。となると、スケートボード成功体験(自身が楽しめ、冬の競技にいい影響があった、という意味で)をもう一度体験しに1,2年ハーフパイプから離れる可能性もある。また、今回半年程度でトリプルコークマスターして本番でミスなく着った、というのも自信になるだろう。

一方ライバル勢だが、ルーティーンを繋げれば歩夢くんの金メダルを超える点数を出せる。特に日本の2人はスイッチバック+トリプルコークを併せ持つのポテンシャルは高い。しかしながら、今回のオリンピックでは本番で決めきれず精度の課題を露呈。ここらへん、生まれついての横乗りライダーともいえる歩夢くんとの差がついた形だが、4年後は雪辱を期して精度を高めてくれば面白いスコッティはこれ以上どういうルーティーン構成するのか?本人の発言としては4年後の出場に意欲がありそうだが、トリプル練習している風には見えず、プランが見えない。

アップカマーだが、パイプ世界ではスロープスタイル、ビッグエアよりもスノーボード力/スノーボード経験値が重視されるため、今無名ライダーが4年後に伸びている可能性は低い。ポテンシャルがあるのは、今回も出場したオーストラリアのグゼリ君だが、スロープスタイルの大会にも出場しており、厳しいパイプ世界に骨をうずめるかは疑問。

4年後の予想だが、なんだかんだで歩夢くんが競技に復帰して連覇する気がする。技数が増えなくても、本番での圧倒的な強さ・安定感がある。

女子

絶対王者クロエキム。男子の歩夢くん以上に2位以下に差をつけており、おそらく今回のルーティーンで4年後も金を取ってしまうだろう。しかも今21歳。今後10年はクロエキムの時代が続くと言っていい。唯一の弱点は、本人がスノーボードに飽きてやめてしまうのではないか、ということで、個人的にはあれほどのスノーボード力を持っているのだから、力を行使してバックカントリー大会にも参加してほしいと思っている。

2位以下の予想になるのだが、日本勢や中国勢もやっとこさ1080をルーティーンに入れられるようになってきた。クロエキムは4年前に1080を2種類ルーティンに入れているが…。唯一の望みは日本勢・中国勢とも今の主線クラス20歳前後で若く、伸びしろがあるという事。センス練習によって化けることができれば、クロエキムを冷やかせるくらいのランはできるかもしれない。

2022-03-02

男女スノーボード(ビッグエアスロープスタイル)の4年後を予想する

女子カーリングの4年後を予想する(4年ぶり2回目) https://anond.hatelabo.jp/20220220201505

これが面白かったので書く。まぁ増田では求められてなさそうだが。

スロープスタイルビッグエア

スロープスタイルビッグエアは国ごとの実力差が大きく、カナダの5番手ドイツの1番手に勝てるような世界である。それを考えると、4年後のメダル争いは現状で力のある国同士での争いとなり、具体的には以下の国が競り合う展開になる。

なぜアジア勢が入っているかというと、日本初のマット着地ジャンプ施設が各地にあり、日本も含め(コロナ前は)近隣アジア諸国から練習合宿に訪れていたこと、世界有数のスノーリゾートがあること、諸説あるがスノーボーダーの中ではアジア人は勤勉な方であり、きっちりと練習メニューを守って練習する、という特徴がある。

またスロープスタイルビッグエアハーフパイプと違って未成熟の分野でありトリックの高難易度化が激しい。よって今年活躍をしても4年後にダメ選手もいるし、今は無名だが4年後にメダル争いしている選手がいる可能性がある。これを踏まえての予想である

男子

一時期猛威をふるったカナダアメリカ勢がこの大会大人しかったイメージがある。もちろん、金・銅メダルを取ったマックスパロットがいるが、米国勢で言うと、前回スロー金メダルで今年が20代前半のレッド、US OPENで鮮烈デビューを果たしたダスティがパッとしなかったイメージ

またカナダ勢で言うと、今回出場している4選手は全員20代後半。4年後の高スピン対決についていけるか怪しく、世代交代が出来ていないと見える。もちろん、世界一の層の厚さを誇るカナダ勢なので若手はいくらでもいると思うが、その若手が今回年長者を追い越せなかったのがどう影響するか。少なくとも4年後は、英雄マーククモリス、実績のパロット以外は若手を登用しなければスロー大国カナダの威厳が怪しい。

北欧勢も期待されながら結果を残せなかった、という印象が強い。特にXGAME常連のレネはスロープ・ビッグエアともに予選落ち、マーカスビッグエアではやる気のないダブルロデオをかまして8位の体たらく。本気を出せばメダルも狙えたと思うが…。筆者が思うに、北欧勢はテリエの影響もあってオリンピックという場所を重視していないのではないか?この調子では、実力やスタイルがあっても、オリンピックという場所で結果を残すには疑問符が出る。

ということで、落ち目北米北欧勢に変わって南半球勢、アジア勢が台頭するのではと予想。南半球勢は女子活躍の割に男子がパッとしないが、コロナ外国選手南半球に入場できなかった時間にフルで練習できたメリットは大きく、4年後に期待。

さて、我らが日本であるが、正直将来有望と言っていいだろう。今回五輪に出場した4選手+下の世代も着実に育っており、次回五輪必須の2方向1800に加え、1980もパーフェクトメイクできるライダーもちらほら。ただ、本番一発での強さはまだまだなので、これから4年間は経験を積んで本番できっちりメイクできるようしてもらいたい。

中国勢については確実に育ってくる。というかシャオミンが今回の五輪に間に合った形とあり、中国国内スノーボードの地位が向上し、選手層も厚くなるのでは?と予想。まぁもう厚いが…。どれほどの人数+実力をもったライダー本戦に送り込めるかは未知数だが、これからW杯ではシャオミン以外の中国選手にも注目したい。

女子

男子と構図は同じだが、女子そもそも選手層が少ないので優秀な選手1人がその国を引っ張ってメダルを取り続ける。その象徴アメリカジェイミーアンダーソンだったが今大会まさかの不調でさすがのジェイミーも年には勝てんか…と往年のファンは落胆したものである。変わって女王の座についてのがゾイサドスフキーノット通称ゾイさん。スロープのラストランでは飛びすぎBSダブルコーク1080をパーフェクトメイクで文句なし金メダルビッグエア一発屋アンナガッサーに金は譲ったものの、安定の銀メダル。まだ20歳でケガ歴もなく、スロープ、ビッグエアバックカントリー大会となんでも強い。筆者の見立てでは、この先10年はゾイさんを中心に女子ビッグエアが回っていくのではないかと思っている。

ジェイミーと同じくアンナ・ガッサー、ローリー・ブルエン、ジュリアマリーノあたりは年齢的に4年後にはもう伸びない。となると、現在20歳前後選手まり日本勢の村瀬 心椛、岩渕 麗楽の2人。あるいはオーストラリアのテス・コーディーあたりも面白い。

ただし、日本勢が対抗できるのはビッグエアのみで、スロープスタイルについては滑りこみの量が違う北米勢南半球勢にどうしても劣ってしまう。その分日本勢はジャンプ施設ジャンプ強化をしているのだが…スロープもビッグエアも強いゾイさんはまさに最強と言える。

気になるのは、女子では北欧勢を目にしないこと。筆者もこの記事を書いて気づいたのだが、確かに北欧で有名なのは男性ライダーが多い。ここら辺も理由があれば知りたいところ。

4年後の技についてはBS1260は必須トリック、2年以内に村瀬 心椛、岩渕 麗楽・ゾイさんの誰かがトリプルコークメイクしてそれがメダルトリックになるのでは?と予想します。

若手に関しても、今15歳~16歳くらいの無名アップカマーがオリンピックに出場する可能性はある。けど村瀬 心椛は13歳の時にXGAME優勝してるからな…。センスの塊かよ。

ハーフパイプ編は暇だったら書きます

2022-02-21

カーリング選抜制を考えてみる

是非はともかく、やるとしたらこうなるんだろうなという予想。

1.メンバーの入れ替えは原則年1回

まずこれが前提事項となる。今回女子金メダル取ったイギリスのチームは、1年前とはメンバーが2人入れ替わっているが、半年前の世界最終予選とは同じメンバーだ。

カーリングは春後半~夏がシーズンオフになるので、その間に人を入れ替えることが度々行われる。五輪を契機に大きなガラガラポンが行われることが多いが、年1のシーズンオフでも1~2人くらいの入れ替えは時々ある。

一方、サッカーみたいに試合ごとに代表選抜して入れ替えると言うことは、そのイギリスでも行っていない。例外は、メンバーがケガして競技不可になった場合の補充だけだ。

2.国内強化が難しくなるので、強化は原則海外遠征

選抜制の弊害ともいえるが、イギリス中国国内試合が出来る環境にない。相手ほとんどいないからだ。言い方は悪いが、選抜から漏れた残りの人達をかき集めてチームを組んでもロクなチームはできない。そんなチームにスポンサーはつかず、まともに活動することも困難。そのため、選抜制の場合必然的海外にずっと出て強化することになる。

3.代表選出プロセスブラックボックス化して批判の嵐になる

今のクラブチーム制は、代表選定のプロセスとしては非常にガラス張りである日本選手権で良い成績を収めたチームが代表決定戦に集い、その中で最も良い成績が得られたチームが代表になる。納得するかどうかはともかく、プロセスとしてはとても明確でガラス張り状態だ。

選抜制だとそういうことは現実的に困難。

それ以上に問題なのは代表選出に対して批判の嵐になる事が不可避なこと。

常に20人以上代表が選ばれるサッカー代表でさえ毎回「なんでこの人がいるんだ!(最近の事例では長友選手など)」「スポンサー枠じゃないかコイツ!(事例多数)」「この人は監督愛人枠だね(森保監督広島時代の教え子だった佐々木翔選手に対する揶揄)」と騒がれる傾向にあるのに、4人か5人しか枠が無いカーリングでそんなことをやったら「コイツ枕営業したのか!」という下衆な勘繰りが大流行してしまうのがオチだ。枕を実際にはやっていなくても、タブロイドメディア放火してくることは避けられない。「カーリング娘」とか「クリスタルジャパン」とか「そだねージャパン」ではなく、「枕ジャパン」と呼ばれるようになるだけだ。

それを回避する策はない。

候補20人くらい選んで、その中から4人選ぶ方式で多少の緩和は考えられるが、20→4の段階で結局同じ事が起こる。20人を5チームに分けて決定戦やるという手もあるが、それだと今のクラブチーム制と実質的に変わらないか選抜制にする意味がない。

別の切り口では、イギリスがやってるように「スキップに選ばせる」という手があるが、そのスキップが集中放火されるだけだ。

4.まとめ

サッカーのような選抜制を想定して「カーリング選抜制にしろ」と言っている人に対して、「あなた想像している選抜制とは全く違うものになるよ。サッカー選抜制の悪いところだけは受け継がれるが」とだけ言っておく。

オリンピックの食の祭典増田すまん定差のくょ市のくっピンリオ(回文

おはようございます

冬の北京オリンピックわっちゃったわね。

ビンドゥンドゥンが超可愛かったんだけど、

扉に挟まったビンドゥンドゥンに金メダルあげたいぐらいなんだけど!

でもみんなビンドゥンドゥンって言いたいのよ、

私もビンドゥンドゥンって言いたいもん。

きっとあなたもビンドゥンドゥンって言いたいでしょ?

そんでさ、

あと

あんまりというかほとんど競技は見なかったんだけど、

最後やってたカーリングテレビ付けたらやってたので、

見てしまったわ。

リードセカンドサードモグモグ

ポジションあると思うんだけど、

あの後ろで北海道物産展やってたら絶対美味しいもの取り扱ってるから行きたくなるわよね!

北の味自慢でお馴染みの菊水の生ラーメン試食をしていたりしたら、

ぜったいもぐもぐタイムそれ試食したい!って思ったし、

でもあれ案外最近浸透してきているので、

近所のマーケットの麺売り場で取り扱っていたから、

伊達カーリング人気あるんだなぁーって思ったわよ。

貢献してるわよね。

あのもぐもぐタイム

もぐもぐパート競技化して、

ストーン投げている後ろで

椀子そばみたいに一目で分かる競技感のある食のもぐもぐ祭典をしていたら、

絶対食べたくなるじゃない。

中国からたぶん中国にちなんだ食材の椀子そば的な競技にもってこれる食材がいいのかも知れないわね。

でも逆に言うと、

休憩中あれ何かもう食べないといけないとなると

食べるハードルが高くなるから

協議の内容とは別に

休憩合間のタイム時間にもぐもぐしてない!って

大荒れ大炎上必至必須紙一重的な感じでもあるし、

きっとこれ北海道物産展の人気の食材を扱うメーカー癒着してて

いやーモグモグして下さいよーって

もはやモグモグって言葉隠語になって

陰でモグモグのやり取りがされていると思うと

イオーシーって思っちゃうわ。

実際どうだか分からないけど、

現にうちの商品モグモグでって言ってるところもあるかも知れないわ。

そんでさー、

よくカーリング競技の後ろの場所で私がやって欲しいと思っている北海道物産展位置時計おいてあるじゃん

あれもやっぱり競技中考える時間が限られていて、

まさにモグモグタイムにふさわしいと思わない?

制限時間内に規定の椀子そばクリアしなくてはいけない!って

フィジカル運動得意な人だけがオリンピックで輝けるだけじゃなくて大食いの人もフィジカルオリンピックの表舞台で大活躍必至必勝みたいな、

ゆくゆうくは

ドキメンタル番組北京オリンピックの裏側で競技用椀子そばを茹でているスゴいスタッフを取り上げられていて欲しい

やっぱりここは麺の4000年の歴史は桁違いよね。

から

あの寒い中走って射的して最後鍋食べて温まる、

いや本当は温まる悠長なことは言ってられないかも知れないけど、

あのバイアスロンスタイル最後鍋!って競技もあったら、

きっと中国の人気の鍋で地域活性化!ってなると思うし、

競技最後の締めだけに鍋!って最後やっぱり中国から雑炊タイプではなくて麺で締めるタイプの鍋かも知れないわよね。

ますますオリンピックって

そう言う競技色強めの競技ばかりではなくて、

食の祭典といっても過言ではないぐらい地域物産が盛り上がるぐらい

地域各国でオリンピック開催地で美味しいものを紹介する!ってのがあってもいいと思うし、

やっぱりそこはカーリングの後ろのモグモグゾーン北海道物産展やって欲しいわ!

でもさー、

よくよく考えたら、

北海道デパート百貨店北海道物産展ってやるのかしら?

地元地元物産展ってなんかあんまりみんなテンション上がらないのかも?

逆もしかりよ、

九州九州物産展やってもあんまりテンションが上がらないぐらい、

これは北海道とか九州以外の地域九州物産展やるからこそ値打ち意味があるのであって、

地元食材って言っても

しかしたら中国チームのカーリングチームが

地元食材に慣れ親しんでいるので、

あんまりテンションが上がらない反面

でもさ

よくよく考えてみたら

逆に食べ慣れているからこそそのモグモグパートのところは強い強みがあるってことも考えられるじゃない。

から

なんとなく開催国開催国メダルの獲得数が多いのは

オリンピック村で提供される食堂定食地元定食だったたる所以なのかもしれないわね。

そう思うとなるほどなーって

開催国が強い意味がそう言うことだったんだなぁ。

から今回特に中国強いんだなぁーって

食は万里を越えるって言うぐらいだから

中国4千年の歴史クダリ豚肉1日7000キロタマゴ1日5万個鶏肉3000キロ餃子1日100万個!

ドーンっていうあの中国大陸感の迫力は全然違うわよね。

でもさよくよく考えたら億単位人口を抱えている割りには1日餃子100万って少なくないかしら?

でもこれも逆張りで、

中国からみんなが餃子大好き!だとは限らないってペコパさんが肯定するみたいに、

案外餃子餃子ゆーとりますけど、

そんな餃子毎日食べないわよねって、

関西たこ焼き器で物ボケしてよ!って無茶ぶりぶっ込まれるぐらい

餃子って思ったほど私たちが思ってるほど食べていないのかも知れないわね。

から宮崎県餃子消費金額ナンバーワンになるのよ。

でもでも

そう考えるとオリンピックの食の祭典は興味深いものがあるわ。

オリンピック村の定食ランキング知りたいわー。

うふふ。


今日朝ご飯

カフェオレしました。

ブラックは苦くて調子のいいときはいいけど、

マイルドに味わいたいとき

やっぱりミルクたっぷりが嬉しいわね。

デトックスウォーター

ホッツ緑茶ウォーラーね。

手軽にホッツが摂れるホッツウォーラー

温活温かくして身体温めてね。

意外と冬も水分補給が大切だからね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-02-20

女子カーリングの4年後を予想する(4年ぶり2回目)

増田は4年前にこんなのを書いていた。https://anond.hatelabo.jp/20180224235709

まずは4年前の答え合わせだが、トータルでは「当たらずとも遠からず」と言った感じだった。五輪の予選リーグスイススウェーデンの1-2フィニッシュとなり、「欧州スウェーデンスイスの二強が続く」という構図を見事に当てていたが、ともに準決勝まさかの敗退。スウェーデンは前回の安定性が無かったのはスキップのハッセルボリがこの4年の間に出産を経ていた影響があったようだし、スイスツアー番長のトリンゾーニとそうではないペーツという代表スキップの合体と言う荒業に出てこの4年間過ごしたものの、最後にトリンゾーニのツアー番長ぶりが表れてしまった。

そして「ミュアヘッドの次が居ない」と書いていたイギリススコットランド)は、そのミュアヘッドが今回も出てきて、次が居ない問題を先送りにしたこと金メダル獲得につながった。

アジア韓国が予想を下回った。平昌の後にセクハラ問題など韓国カーリング界でいろいろ内紛が起きており、その影響で継続的な強化が出来ていなかったのかもしれない。出てきたチームも4年前と結局同じだったし。

日本についても、イギリスと同様に平昌のチームがまた出てきた。フォロワーについては後述の通りやや不安があるが、前回と同じメンバーで出られたことが銀メダルにつながったとみる。

そして、以下、4年後の予想。

日本は「ポスト ロコソラーレ」次第

今回の5人がそのまま4年後も残っているとは考えづらい。婚期を逃した石崎さんはともかく、他の4人は結婚適齢期の後半から終盤だ。1人か2人は結婚出産を機に(1~2年間または恒久的に)いなくなる前提で見るべきで、特に吉田(知)さんが離脱する場合はそれに呼応する形で藤沢さんもいなくなる可能性が高い。彼女の数少ない理解者が吉田さんであるためだ。逆に言えば、吉田さんが居なければロコソラーレは今回も前回もメダル獲得に至らなかったと断言してよい。そのくらいの存在なのだ

もちろんロコ側も無策で居るわけではなく、オーナー本橋麻里さんが「ロコ・ステラ」という育成チームをこの4年の間に立ち上げており、本橋さん自身もお目付け役としてメンバーに入って北海道内の大会に出て強化を進めている。しかし現状は日本選手権の北海道予選で惨敗して日本選手権出場権を逃すなど、順調に育成が進んでいるとは言えない。

ロコ以外では中部電力が最有力となるだろう。セカンドスキップ中島さんとフォースの北澤さんは現在24,25歳とロコのメンバーより5歳以上若く、これからピークを迎える年代だ。特に北澤さんは「心臓に毛が生えている」と評されるくらいメンタルが強く、チームとしても2019年世界選手権で4位に入っているなど国際実績はロコの次に多い。この2人以外のメンバーの今後が流動的なのが気がかりだが、コアである2人が残っていればポストロコソラーレの一番手だろう。

前回の予想で期待していた富士急は思ったより伸びなかったが、2018年世界選手権経験できたし、スキップの小穴さんはまだ26歳だ。次もチャンスはあるだろう。中部電力に次ぐ二番手とみてよい。

このようにロコそのものには不安複数あるが、一方でポストロコソラー候補複数いるので、次回の五輪出場に関してはあまり心配していない。メダルまで行けるかどうかは「成長次第」としか言えないが。

あと、北海道銀行から切られてしまった「フォルティウス」の人達・・・もう表舞台に出てくることはないかな。シニアカーリングチームとして細々と続けられれば良いほうかと。

イギリススコットランド)はミュアヘッド次第

前回メダル最後最後で逸したスコットランドは、ミュアヘッドメダルを取らせるために、また選抜制に戻した。

TV中継では「2チーム作って競らせる形で強化を進め、その中から代表を選ぶ方式」と解説されていたが、正確には「トップカーラーミュアヘッドが一緒にやるメンバーを選ぶ」方式だ。

ただし、サードミュアヘッドの子飼いポジションをいつの間にか確立していたヴィッキーライト平昌ミュアヘッドが頻繁に「ヴィッキー!ヴィッキー!」と叫んでいた相手で固定なので、実質的リードセカンドリザーブの3枠を争う状況になる。実際、2021年世界選手権と今回の北京オリンピックではリードリザーブが入れ替わっている。

で、こうなると当然ながら「ミュアヘッドの次が育たない」ことになる。

カーリングシーズン中に「ワールドカーリングツアー(WCT)」なる公式戦(テニスATPツアーみたいなもの)が沢山行われており、そのツアーランキング(WCTランキング)がある。2022/2/20時点でミュアヘッドのチームはランク5位、ロコソラーレ(藤沢さん)は6位、スウェーデン(ハッセルボリ)は2位となっているが、スコットランドのもう1つのチームのWCTランキング・・・なんと58位である

https://worldcurling.org/teamrankings/women/

大会カナダで行われることが多いためランキングの半分以上をカナダのチームが占めているが、カナダのチームを除外しても21位である。2チーム作って競らせる形とはいもの実態は競っていたとは言いづらい。今のミュアヘッドありきの選抜制だといくら頑張ってもフロントリザーブメンバーしかなれないのだからサードスキップの人は頑張るモチベーションが湧きにくく、当然の帰結である

そうなると、4年後に向けては「ミュアヘッドとまた心中」か、「しばらく雌伏することを受容した上で次世代を育てる」かの二択となる。後者場合、おそらく次回のミラノにはスコットランドは出てこれないか、出たとしても今回のロシアデンマークのような下位枠だろう。スコットランドがどちらを選ぶかはわからない。

なお、5chの芸スポ板とかで「ミュアヘッドはこの4年の間に結婚出産を済ませた」という怪情報が流れているが、ガセであることを付記しておく。平昌後に足を手術して一時離脱していたのは事実だが、少なくとも出産離脱はこの4年間していない。結婚については情報が無いのでわからない。

中国は辛抱強く強化できれば、韓国は上位再浮上を伺う

中国選抜制を敷いているが、メダリストスキップだった王氷玉の後継者がいまだ定まっていない。スコットランドが今後悩むであろう選抜制の課題に8年先にぶち当たっているが、その解決案が未だ定まっていない。今回の五輪では最初スキップとして出ていた人が途中でお払い箱になってしまった。ただその後の奮闘(カナダを破って日本の予選突破サポートなど)は特筆すべきものであり、今後経験を積んでくれば次回は強豪チームとして君臨してくる可能性はある。辛抱強く強化できるかどうかがポイントだろう。

一方、韓国セクハラ問題など内紛があったもののやっと立ち直ってきた感がある。代表クラスのチームが常に3つ以上あり、継続的な強化という点では有利。今回はやや安定感に欠けたが、次回も手ごわい相手にはなるだろう。

今後どうなるかわからないカナダ

どうもここ数年来カナダは国際舞台で振るわない。2021年世界選手権では国内6番手くらいのチームが何を間違えたのか代表として出てきてしまい6位に終わり、五輪では金メダルホルダーのジェニファジョーンズが満を持して出てきたものの、もう47歳という年齢には勝てず、往年のラスボス感は消え失せていた。代表選出の過程問題があるのではとカナダ国内議論が巻き起こっている状況であり、しばらく低迷は続くかもしれない。

スイススウェーデンは安定しそう

スイスはトリンゾーニさんがそろそろ限界だが、スキップはペーツで十分過ぎるし、WCTランキングを見る限る後釜チームもそれなりに居そうだ。スウェーデンも同様。スウェーデンは層はそんなに厚くなさそうなのに、世代交代スムーズに進められそうなのは凄いと思う。

おわりに

北京五輪では非常に楽しませてもらったが、男子も含めていかんせん試合数、大会期間が長すぎる。開会式の前からミックスダブルスが行われ、閉会式の日にようやくすべての試合が終わった。14チームも出てくる世界選手権よりはマシなのだが、それでも長い。

総当たりリーグ戦じゃなくて2グループに分けるとか、WCTの公式戦で採用されている8エンド制にして1日4試合実施可能にするとかの改革が行われるかもしれない。(8エンド制は選手側が反対しているらしいが)

個人的には、WCTの大会のいくつかを五輪ポイントが付加される大会にして、そのポイント多寡五輪出場枠が決まるようにしてみてはどうかと思っている。特定の国に偏りすぎることのないよう、一か国当たりの最大出場枠制限することとセットで。フィギュアスケートグランプリシリーズのような感じだ。

4年後の答え合わせをお楽しみに。

追記

前回と比べてかなりブコメがついたので追記しておく。

まず結婚出産に触れたことについては「女性の現役・元プレイヤー双方が競技継続や強化のキーポイントに挙げている」ことと、「現実としてかなり影響する」から、4年後云々を考えると触れざるを得ないのだ。例えばトリノソチに出た小笠原さんは「出産を経て強くなった」と兼ねてから公言してるし、結婚出産による一時離脱を経て復帰して五輪にまで出てきて長期的にはレベルアップするカーラーは多いし、逆に一時的ではなく恒久的に離脱したり、チーム解散崩壊の契機にもなったりするからだ。今は亡きチーム青森崩壊のよい事例だ。ただ石崎さんの書き方については申し訳ない。ロコのメンバーが言っていた「全てを捨ててロコに来てくれた」の一要素なんだが、配慮が無かったかも。

また、ルール改定検討されている。代表大会の8エンド制導入、延長戦廃止試合時間短縮のための持ち時間の変更、ウィック(5rockルールの間に置かれたセンターガードをずらすショット禁止などなど。ウイックは今回の準決勝吉田(夕)さんが大成功し続けたことで話題になったが、この後の世界選手権ではそのウィック禁止ルール試行されることが決まっている。これによりリードされていても後半に大逆転できる可能性が上がる。別に日本チームが成功し続けたかルール改定されるわけではなく、以前から決まっていたことだ。正式ルールに昇格するかどうかは分からないが、もし正式採用されたら後半の戦術への影響はかなり大きいだろう。

1か月後に世界選手権があり、5月には日本選手権がある。世界選手権女子中部電力男子は「常呂ジュニア」という10選手のチームが出てくることが決まっている。次の4年間のスタートとして、こちらもぜひ見て欲しい。

2022-02-19

金メダルへ」って見出しみると

イラってする。

金メダル獲ってもないのに、何その見出し

"全力で応援してます金メダル信じてます!"の押し付け感が気持ち悪すぎ。

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