はてなキーワード: 街道とは
好きでやってんじゃねーよ 能力がないからやってんだよ もう疲れたわ折れたわ心とペニスが
しんどいなんてもんじゃない 飛びたいわ 自分の無能さを受け入れられたら楽になるんだろな
思えば全てが勘違い。小さい頃なかば勉強ができてしまって、とはいっても人よりは多く勉強してやっとこさそれなりの高校に入って挫折 エリート街道からは早々にリタイアしたんだろ?
自分が優秀な人間だと勘違い大きな勘違いただのバカだよバカ 足るを知ったんだよ俺はもう 弱いことを知った能力がないことを知った無知の知ムチの知ピチン
俺は今死んだ。そして生まれ変わる。バカで愚鈍な自分を受け入れ、ありのーままのーって生きていく。何者にもなれなかったし、何ものこせなかった でもそれも人生 いいじゃない
さいごはたんぱく質の塊になるだけの話、何てことはない。今日一日をいきよう。終わりなき日常をいきよう。今この瞬間を生きて感じて死んでいこう。沢山笑おうhttp://anond.hatelabo.jp/20150820200018
何を勉強するにしても何を目指すにしても、上を見たらキリがないってのをつくづく実感する。
高校の頃は偏差値がどんどん伸びていくのを見るのが嬉しくて、努力が報われている感覚が心地よかった。一応そこそこの大学に入れたんだし、いっちょ研究者か一流企業か官僚にでもなってエリート街道を歩んでやるぜと意気込んでたんだけど、本当自分がゴミのように甘い考えを持っていることを思い知らされた。
グループワークではキレッキレな質問を投げかけて延々わけのわからん現代思想の話を教授と楽しそうに会話してるやつがいたり、大学の成績がほとんどSの奴がいたり(なんで第2外国語をそんなに頑張れるんだ?なんであんな面白く無い上に漠然としたテーマで優秀なレポートが書けるんだ?)昨今話題の意識高い系ではなくて、本気で日本を変えたい世界を変えたいと思って行動してる奴とかが山のようにいる。
法科大学院に進むのにSの数が7割強必要とか理解の範疇を超えてる
院に進んだら少なくとも定職につくまでには27歳くらいになってるんだろ?しかも職も保証されてない文系の院なのにどうしてそんなに勉強したいんだ
そこまで勉強して勉強してそんな一流の職を勝ち得た一握りのエリート達が不夜城と呼び名の高い省庁や研究機関で、その優秀極まりない頭を捻りに捻っても現代の諸問題は一向に片付かないし、一向に改善してない。
じゃあ俺みたいな人間ができることってなんなんだ
少し前に新聞の投書欄に、院生が日本の若者の現状を嘆く内容が掲載されて話題になっていた。生活に困って犯罪に走る人間を何人が毎日のように報道されている。病院に行けば親族の死を迎えたであろう家族が涙を流してる。そんな中ゴミみたいな日々を送ってる自分がつくづく嫌になる。
何とかしたいと思っていても、うえを見れば俺以上のモチベーションで俺よりはるかに高い能力をもってして解決に取り組んでいる人たちが大勢いる。
そんな人達を見た目で自分を見ると、そこにはTOEIC(笑)で点数を取ることしか脳のないただの名ばかり高学歴のゴミしかいなくて絶望する。
適当に果物でも売って、できるだけ寄付して年金をちょっとだけ多く収めて、さっさと老後を迎えて迷惑かけないように死んでいこうな!
最初に断わっておくと、乙女JAZZって呼び方はおれが勝手にそう呼んでるだけで、一般的ではないです。
で、ここでいう "乙女" がなにを指しているかというと、「聴いていると胸を押さえてうずくまりたくなる」感覚を指します。
おっさんの乙女心なんてキモいだけじゃ!って話ではありますが、まあ、そこらへんは深く追求しない方向で。
Bill Evans - MASH Theme (Suicide is Painless)_
https://www.youtube.com/watch?v=CS71hU5Xsxk
現代ジャズピアノの道を大きく広げた一人であることに異論はないであろうエバンス。
上に挙げた曲では、イントロからドラム/ベースが入ってくるところとか、テーマから抜けるところで、胸を握られる感じがします。ドラマチックでわりと大味なテーマから、リリカルなフレーズに抜ける部分がどれも秀逸。緩急の波があって、甘ったるいだけではないところなんかも素晴らしいのではないかと。
この曲が入ってるアルバム You Must Believe in Spring は個人的には好きです。
Enrico Pieranunzi & Marc Johnson - Islas
https://www.youtube.com/watch?v=Xo8bJToO8Es
たぶん、一番知られているのは Play Morricone かなと思うのですが、個人的におすすめしたいのはマークジョンソンとのデュオである Transnoche です。これは最初から最後まで胸を締め付けられっぱなしです。上に挙げた曲もこのアルバムから。
ピラヌンツィは一度見たことがあるのですが、すんごいマッチョなピアノを弾いていてビビりました。「え?キャラちがくね?」という。でも、改めてアルバムを聴いてみると、タッチはかなりカッチリしていて、速いフレーズでもあいまいさはないんですよね。実は。。
Marcin Wasilewski trio - Hyperballad
https://www.youtube.com/watch?v=nwZazYKOeqo
ecm の現エース。なのか?わかりませんが、マルチンボシレフスキです。
ビョークのカバーです。もちろん元曲が良いというのもありますが、アレンジも秀逸です。サビがもう。おれの胸は壊れそうです。
この曲が入っているのは ecm での 2nd ですが、ecm からの 1st ではプリンスなんかカバーしてて、そちらも良いです。ecm 以前の作品もありますが、入手性が悪く(おれが買おうとしたころの話。今は違うかも。)、苦労して手に入れた割にイマイチな印象。なので個人的には ecm に移ってからが好きです。
わりとのっぺりとしたプレイスタイルですが、それが"引き"の強さにつながっていると思います。
Ketil Bjornstad - The Sorrow in her eyes
https://www.youtube.com/watch?v=SPNZseT8Ihk
個人的に最も聞いたのがこの曲が入っている Floating というアルバムなんですが、多作でいろんなことをやる人なので、興味があれば掘ると非常に面白い人です。
上に挙げた曲は、ジャズジャズしいジャズと比べると、もう少しダイレクトなメジャー/マイナー感があり、クラシックぽいなあと思わせる要素が見られます。ケティルはそうした要素をかなり高度に消化しており、明るさを増すところ、暗さを増すところ、それぞれ胸に迫るものがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=jL9zmiz3Glw
個人的には、今生きているピアニストで最も好きな人かもなフレッドハーシュ。
いろんな人とやるし、いろいろなことをやる人ですが、常に自身のピアニズムを強く維持しているように見えます。
どんなタイプの曲でも、ある方向だけに傾倒していかない強いバランス感覚があるというか、考え抜かれていると言うか。。
ライブ見る機会がありましたが、ソロの一番良いところでサステインペダルを踏んでコード弾きとか、もう、「殺す気か!?」ってぐらい刺さった記憶がいまでも生々しくよみがえります。
おススメは Alone at the Vanguard なんかが順当なところでしょうが、個人的に Julian Lage とのデュオ Free Flying なども挙げたいところ(乙女分は少ないので、乙女分を求める向きには Alone~がおすすめ。)。
お前がそう思うんならそう思っとけばいいんじゃないの、このハゲ。
化粧品は嘘八百並べても許されるけど、今は製薬会社がテキトーこいて薬売れる時代じゃねんだよ。
「ちゃんと効く」しそこにビジネスチャンスがあるから広告されるの。
お前みたいに「まず大企業は金儲けありき」で本当に効くのに頭が悪すぎるが故に色々事情も考えずにハゲ街道を爆進するような低能を見ると虫唾が走るわ。
たしかに金儲けは大事だよ。大事だし会社はボランティアじゃないから金が儲らなきゃやらない。
でも、「保険適用でリアップより効くし安いしハゲずに一生過ごせるorハゲるのを遅らせることができる」ことが自分にとってメリットがあるかどうかで判断するのが大事なんであって、それをやれ「製薬会社!金儲け!憎い!」って何言ってんだ。
俺がこの詰み状態から抜け出すには、俺のことを受け止めてくれるそこそこかわいい未婚女性と、ネットやゲームに張り付くよりも楽しく生産的な何かが必要なのだろう。あと金。
増田の自己不全感は(研究者の道という増田が考える)エリート街道からドロップアウトしたことに起因するのだから、恋愛は増田を救わず、社会的地位の回復や仕事上の成功によってしか増田は癒されない。
それに、劣等感を恋愛で補填しようとすると「彼女のいる男というステータスが欲しいだけ」とか「ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群」などと非難されるのが目に見えている。
まあ、俺も増田と似たような境遇で、失った社会的地位を取り戻すまで女性に好かれる資格はないと考えているからこそ、当面は恋愛も結婚も自分から拒否するしかないんだが。
パッキャオ・メイウェザー戦も近くなり世間のボクシング熱が盛り上がってまいりました。
メディアではパッキャオは貧民上がりのアジアの英雄で、メイウェザーは金の亡者でヒールキャラという構図がされてるようですが、パッキャオが練習をサボって遊びまわっていた事などは誰も触れない。
まあ先の話は置いておいて、先日の井岡・レベコ戦でも振り返ろうかと。
この試合、完全に井岡の作戦勝ちでした。まずマッチメイクから振り返ると、井岡は階級を上げてまだ数戦でレベコは長期政権を築いていました。
井岡は前々回にアムナットに完封されたわけですが、アムナットの特徴は足を使ったアウトボクシングで、クリンチなどのダーティーな技も多用。リーチでは井岡より上で、井岡のガードの間を破るアッパーが得意でした。
今回のレベコは基本的にファイターよりで好戦的なスタイルを好み、身長では井岡より10cmほど低く、またパンチはフック系のパンチが多くいです。
このように正反対の特徴で、井岡が苦手な点を尽く潰してのマッチメイクになっています。井岡陣営のマッチメイクは強化版亀田とか、メイウェザーに近いものがあって、苦手なタイプであったり圧倒的な強者との試合を避ける傾向にあります。
実際の試合では、序盤の動きのクオリティーではレベコが良かったものの、井岡は慎重に戦います。懐を深く構えて、身長差を活かしたリードジャブ中心の攻撃でレベコの射程を徹底的にさけていました。
レベコも井岡の左ジャブを避けてからのボディフックなど考えてはいたものの、攻撃の多くは届かず、逆に責めるところをジャブでカウンターを取られる形が多かったです。
そのまま試合は流れて、中盤でポイント差を気にしたレベコが攻勢をかけるも、井岡はカウンターのジャブとガードで相手にせず、最後までポイントアウトしていった形です。
レベコの研究不足もあったと思います。一つ前の前哨戦でも井岡はガードの間を打たれていましたし、その間を通すアッパー系のパンチとか、体を寄せて自分の距離で戦える戦法を準備していなかったように思えます。
試合としては、八重樫井岡戦に近いものがありました。ミニマムからの井岡の相手を見てもそうですが、このタイプの選手には井岡は強いです。距離感がいいので、リードジャブを使いながら自分のペースで戦えます。
でも、選手としての戦い方の幅が広がったのかと言われると、疑問符がつかざるを得ないでしょう。この戦い方では軽量級塩決戦を制したアムナットはおろか、ゾウシミンにすら勝てない気がします。
軽量級の日本のスターは完全に井上尚弥で、今後この路線を続ける限り井岡がスター街道に返り咲くのは無理でしょう。
さて、パッキャオ・メイウェザーの予想ですが、メイウェザーがパッキャオを塩漬けにして12R大差~中差の判定勝ちと予想します。
今までのパッキャオの動きではメイウェザーを捕らえられるとは思いません。かと言ってメイウェザーが攻撃的になるとも思えないので、パッキャオは捨て身で攻撃的になるしかないでしょう。
両者ともに耐久力がある選手なので、あまりKOという展開は考えられないです。
一昔まえの、クロッティやコットをガードの上からめった打ちできたパッキャオならロープ際まで追い込んで優位に立てたかもしれませんが。
車を持っている「だけ」で便利になるってことはあり得ない。
車を持って便利になるってのはその社会や設備が車を持ってると便利になるように設計されてるからなんだよ。郊外型のショッピングモールとかがその最たるものだね。
全く同じように、車をもたないでも便利に暮らせるってのはその社会や設備がそのように設計されてるからだ。緻密な地下鉄ネットワークとかスモールシティとかがそうだ。
車型のライフスタイルは、車型の社会や施設や地域を必要とするし、非車型のライフスタイルはそういう社会や施設や地域を必要とする。
ある地域(例えば田舎)は前者だから、全員から一定の金額を吸い上げて、そういう社会づくりを目指す。この金額っていうのは税金に限らず、例えばモノの価格なんかにも転嫁される。大型ショッピングモールの価格には広大な駐車場管理費などが反映されてる(駅前に店舗を立てるよりも街道沿いの大きな土地のほうが安いため、転嫁後も安くなるということはあり得るけど、反映されているというのがここでの論旨)。んで、この郊外型社会において、車を持たずに生活する人(たとえばショッピングモールの隣に住んでるとか)は、価格面では不必要な負担をしていることになる。彼にとっては駐車場は不必要だけど価格は考慮してくれない。
単純化すればそれだけなんだ。
「自分の住んでいる地域や社会において、自分が多数派か少数派か?」 これは地域と車属性によって反転する。
「自分の住んでる地域や社会において多数派は益を受け、少数派は負担をうける」 ってだけ。
いま、日本は少子化、人口減、人口の都市部集中などの「以前とは違うさまざまな波」がきて状況が変わってきている。かつて多数派だったものでも、今後多数派であるとは限らない(移り変わるとしてすでに予告されている)。
「車を持つほうが有利か」「車を持たないほうが有利か」そんな問いの答えも、地域ごとにも違うし、あるひとつの地域にしたって今後10年でガラッと変わる可能性が高い。
車の有無っていうのは皮相でミクロな問いであって、地域デザインが今どうであるのか? 今後どうすべきなのか? ってのが問うべきものだと思う。
長いけど勘弁な。
なぜか生き残らされてしまった話。
当然、そんな時間帯だし走るのは二車線の直線。
見晴らしのいい街道だから制限速度ちょい超えるくらいのスピードで走ってたんだ。
まあみんなやってる程度の速度超過。
レンタルショップやスーパーで買い物等々、寄り道なんかしてね。
そんな日常を繰り返してた。
で、ある日疲れがたまってたのか寝坊した。
もちろんソッコー着替えていつもより飛ばしたよ。ただ気が急いてたから正確なスピードは分からん。後々ブレーキ痕で判明するんだけど。
しばらくして大きめの交差点、横断歩道のシマシマ模様が見えてくる。
視界を少し上に向けて信号は青。少し左に振って歩行者信号の点滅もなし。アクセルは緩めない。
と、なぜか右から左へおっさんぽい人影が動いてくる。対向車線のど真ん中。赤信号のはずなのに。
え?信号無視?
直進の信号が変わった?
正面に視界を戻した時には
「え?小走りになってね?」
「ホーン!!ブレーキ!!」
ってのが0.5秒ぐらいの間に一気に頭を駆けまわり必死に操作する。
けどもう間に合わない。
ホーンにも気づかず正面きちゃったようわぶつかるまじかよ全然気付かねーよどーなんだよドン!!
全身を強く床に打ち付けられるとしばらく動けなくなる経験ってないか?
ガキの頃少し高めの場所から飛び降りようとして失敗したとかさ。
アレの強烈版だった。
呼吸が出来ず、うー。うー。って唸りながら身動きがとれない。
けど何とか、ゆっくりだけど腕は動く。
真っ暗だった視界がゆっくりと明るくなってきて真っ黒な血だまりが目に飛び込んできた。
おまけにどうやら俺の顔のどこかからまだポタポタと血がたれ落ちてる。
そーゆー時って不思議なもんでまず口元に手を当てるのな。
ドラマで何かに気付いて「ハッ!!」ってやるみたく。
俺はジェットヘルを被ってた。
で、どうやら下顎から思い切りアスファルトダイブをしたっぽい。
そっから出血してるのか?コレまた不思議なもんで無造作に口元に指先を当てた。
手触りでいつもの形と違うのが分かる。
もう滅茶苦茶な造作になってて血でヌルヌルして唇が避けてるな。
前歯もぜんぶねーっぽいぞ?それにしても出血ひどくね?
上顎が痛い。
変な感じがする。
手を突っ込んでみると折れた下の前歯が上顎に突き刺さってるのがわかった。つまみ出す。
でも身体は動かず、唸りながらも「おっさんどーなった?」と身体を何とかよじらせて見回したけど視界に入らない。
そーこーしてる間に「おい!ひでーぞこれ!大丈夫か!?」なんて声が聞こえてくる。
どうやら通りがかったドライバーが駆け寄ってきてくれたらしい。
なにか話しかけてくれてたけどその時俺は顔、滅茶苦茶になっちゃったのか?ってのと、人身かよまじかよつー二種類の恐怖を味わってた。
時折口の中に手を突っ込んで様子を探ったりしながら「ダメっぽい。そーれより相手の人はどーなってますか?」って話してるつもりなんだけど唇がめちゃくちゃになってるから上手く話せない。
気付けば救急隊員が目の前にいて質問してるけどうまく答えられない。
そのまま意識飛んだのか今度は病院のストレッチャーに載せられてる。
看護士や医者の「よいしょ!」って掛け声とともに処置用のベッドに移し替えられ、速攻で唇を縫われてる感覚はあるんだけど、だんだん周りの声が聞こえなくなってくる。
視界が狭まってやがて真っ暗になる。漆黒の闇ってやつだ。
あれ?死ぬか?
よく耳にするけどホントあの時は「恐怖感」ってのが全然なかった。
あー、このまんま消えるのか俺。ぐらいの軽い感じ。
過去を振り返るとかそんな余裕もなく意識、つーか思考が徐々に小さくなっていく。
気が戻ると入院棟の、あのフカフカベッドに横たわってた。点滴つけられて。
あ、まだ生きてんだ俺って思ったな。
後になってケータイ見て驚いたけど、その時自画撮りしてんだよね。
せっかくだからとか生還記念に、とかバカなこと無意識ながら思い付いてやってたのかもね。
パンッパンに顔を晴らした朝青龍みたいな俺が写ってた。
ここから少し端折る。あと自分に起こってることとはいえ記憶とんでるのと医者からの後聞きなので「らしい」とか「っぽい」みたいなボンヤリした書き方になるけどスマン。
聞いた話だと病院に運び込まれた時、本当に俺は死にかけだったらしく、くも膜下出血と顔面多発骨折の状態で、頭部(脳?)にあまり刺激を与えたくないから唇は最小限の処置だけされてた。
当然即入院。
でもって外科の前にまず生き死にだろってことで脳外科の病棟へ。
運良く運び込まれたのが某大学病院だったから各科との横断的な治療を受けることができた。
そんで顔面からのダイブだったってことで不幸中の幸い、頭部以外は外傷ほぼなし。
気になる顔面の壊れ具合はつーと下顎と鼻の下の骨がパックリ縦に割れてた。
下唇は顎の途中までバックリ断裂。
事故後、初めて鏡見た瞬間「ああ、もう前の顔には絶対戻らないんだな」ってガックリきたよ。
イケメンでもなんでもないけどコレまで付き合ってきた自分の顔は一生見れないんだから。
毎晩寝るとき「このまま二度と目を覚まさないんじゃないか?」って死の恐怖に襲われてた。
1週間ほどで脳内の影も消え、異常なしって診断貰って今度は顔面の修理。
ハリガネみたいので歯を縛り固められ、ユルユルだった骨折部分が多少落ち着いたら今度は手術。
臨死体験をした身としては、またあーなんのかな?とか思う間もなく深呼吸数回でサクッと落ちた。
手術は無事終了。
チンコに差し込まれたションベン管も「あ、あああ、あああああ~~~~……」ってな感じで引き抜いてもらった。
術後しばらくしてからレントゲン見せてもらったけど顔のあちこち、少なくとも10ヶ所以上はボルトが埋め込まれててサイボーグになった気分。
見舞いに来てる家族にもどうなったのか尋ねたけど「全身打撲で入院してるみたい。まずはアンタの代わりに謝罪してきた」てな返事。
助かったと聞いて胸をなで下ろす。
とにかく当事者の俺が謝罪しなくちゃなんない。けど手術もある。
向こうも落ち着くまでしばらくかかるかもしれないし、間を置いて謝罪した方がいいのかも。
あーそうか人身だよな免許取り消しだろうなー。とか思ってたな。
そーこーしてる間に移動はまだ車椅子だったけどだいぶ落ち着いてきた。
退院の日もほぼ確定。まずは第一段階終了かー。
みたいに一息ついて母と話してる時「相手の方、実は即死だったの」と言われた。
そう。俺は殺人者になってた。
母が言うには「手術前に精神的ショックを与えないように警察からアドバイスされてた」とのこと。
けど俺が生き残っておっさん死ぬってどーゆーことだよ天秤が吊り合わない。
落ち込みまくること数日。交通刑務所行こう。償おう。そう考えるに至った。
口の周りは神経が切れてるから動くけど痺れは10年単位で回復していくと言われ、無くなった前歯はブリッジと入れ歯がはめられた。
ホッとする間もなく警察から連絡があり取り調べたいという。実況見分も。
日程が決まり取調室でここに書いたような話をし、事故現場に足を運んだ。
それ以前に正面衝突の衝撃で血がこびりついたスピードメーターは65キロをさしたまま潰れてた。
おっさんも俺も40メートル近く吹っ飛んだそうだ。ホットロードどころの話じゃない。
事故現場に立てられた目撃者求む、の立て看板からは数件の目撃情報があったという。
街道の交差点だっつーことで設置されてた監視カメラにも事故の映像が残っていたらしい。
事故を担当してくれてた交通課の担当者、検察局の検事は同じことを言った。
「目撃情報もカメラの映像も、どう見ても飛び込みなんだよねー。そしてあなたはホーンも鳴らしてるしブレーキもかけている。避けられない事故ってのがあるんだよ。どうしても」
相手の方が亡くなっている以上、警察にも、もちろん俺にも飛び込んだ理由を問うても答えは出てこない。
運転ミスじゃなかったのか?
飛ばし過ぎじゃなかったのか?
1年間免許取得出来ません。つー欠格期間が付けられた。
そして保険。
個人情報の関係で詳細は知らされちゃないけど、相手の方は生活保護を受給している65歳の男性だった。
役所でその男性の担当をしている職員と警察の間で情報の交換をしたけど、どうも故郷の家族とは30年近く連絡をとっていないっつー状態。
なんとか調べて見つけた家族に事故で亡くなったことを伝えても「家を捨てた人の死には関わりたくない」てなスタンスだとか。
なんでそーなるんだよ。
もちろん前述のように個人情報の都合で俺から先方のご遺族へ謝罪する、どころか訪ねていくことさえ一切できない。
どうやってこの罪の意識を背負い込み続けていけばいいんだっつって軽く絶望した。
事故の夢を時々見てはうなされる。いっそのこと交通刑務所にぶち込んで欲しかった。
事故現場に献花して冥福を祈るくらいじゃ全然気持ちが収まらない。
ひどい話かもしれないけど、罪を償って少しでも気持ちを楽にしたかったってのが正直なところ。
半年ほど合間を見ては警察に連絡したり足を運んだり。ご遺族の状況を尋ね続けた。
保険金を受け取ってくれないかと、何とか伝えることはできないものか。
最終的には保険会社が間に入ってご遺族を説得したのか、ご遺族内でなんらかの気持ちの変化があったのか、保険会社と何度か書類のやりとりを済ませ、無事ご遺族に保険金が支払われた。
で、保険金が支払われたからといって俺の精神状態は全然落ち着かなかった。
顔面に埋め込まれたボルトを抜き取る再手術入院のとき、主治医に相談してメンタルヘルスを紹介してもらうことになった。
結果、鬱傾向にあると診断された。
正直落ち込みは激しい。っつか波がかなりある。
事故から2年ほど経つけど免許証はまだ取得する気にはなれない。
メンタルヘルスにゃいまも通院してる。
事故のことを知らない久しぶりに会う知人に「おや?」って感じで顔を凝視されるのはつらい。
ビートたけしはどうやって気持ちを持ち直したんだろうか。なんて考える。
もし仮に、あのおっさんが世をはかなんで飛び込み自殺したんだとしたら。
自殺は増え続けてるってゆーよな。
けど死にたい奴はひとりで富士の樹海にでも行ってひっそり死んでくれ。
誰に何が起こるかなんて誰にもわかりゃしないけど、死の方向に他人を引っ張り込むような真似だけはやめてくれ。
エラソーかもしんないが、この話が教訓になればいいけど。
僕は数年来のにわかボクシングファンだけど、年末ボクシング商戦とTBSの現状について語ろうと思う。
まず、確認しておきたいのが日本ボクシングの歴史において、現在は非常に盛り上がっている時期だといえる。
理由としては、日本の総合格闘技の凋落と日本人ボクサーの世界における相対的なレベルの向上が挙げられる。
00年台の日本格闘技といえば、総合格闘技全盛だった。立ち技系のK-1と寝技ありのPRIDEという2大団体だ。
かつてはこの2大団体が興業としても、選手のレベルも世界でトップクラスだった。そのため、年末の格闘技放送は総合格闘技+泡沫色物プロレスがメインだった。
しかし、ヤクザ問題やUFC等海外団体の台頭など色々あった結果、K-1もPRIDEも消滅した。後発団体ももはやかつてのそれほどの求心力は持ち合わせていなかった。
そして、時期を同じくして日本人ボクサーのレベルは急上昇した。
かつてはファイティング原田や浜田剛史、具志堅用高など日本人ボクサーのレベルは世界の中でもレベルが高かったが、日本人ボクサー冬の時代が訪れていた。
世界的にはボクシングチャンピオンというと、各階級ごとに4つの団体があって、その一つを保有することで世界チャンピオンになれる。
WBA、WBC、WBO、IBFの四団体で、さらに暫定王座やスーパー王者などがあり、世界チャンピオンは階級に一人ではないのだ。
冬の時代のボクサーはこのうち最も弱いチャンピオン(俗に穴王者と呼ばれる)を狙って世界戦をしていた。
それでも勝ち切ることができなかった。勝ったとしても、防衛戦が待っている。そこでも弱い相手を迎えるのだけれど、負けてしまうことが多かった。
日本人チャンピオンの数は冬の時代に比べて格段に多くなり、さらに防衛戦でも勝ち続けているのだ。
それだけにとどまらず、世界戦で強い相手と試合をすることがとても多くなった。
軽量級世界最強と呼ばれるローマン・ゴンサレスとマッチメイクをした八重樫東の世界戦は記憶にあたらしい。
それは、今の世界ボクシングの風潮がビッグマッチ思考といって、世界王者であるということよりも、実力者に勝つことが重視されることもあるだろうし、アジア人のマニー・パッキャオが世界トップクラスのボクサーとして評価を受けていることもあるだろう。
日本人の西岡利晃がメキシコでジョニー・ゴンサレスを、ラスベガスでラファエル・マルケスを破ったこともあるだろう。
なにはともあれ、日本におけるボクシングの注目度は今世紀最高であるといっても過言ではない。
さて、こうしたわけで年末の格闘技には当然ボクシングが放送されるわけだが、テレ東、フジ、TBSの3局がボクシングを放送する。
TBSが育てたチャンピオンとして最も有名なのが亀田兄弟である。
放送権をTBSが囲い込み、対戦相手は徹底的に弱い相手を選ぶ。後はキャラクターと試合前の煽りVTRで視聴率を取る。
試合は日本で行われ、判定に持ち込めば地元判定と謎の疑惑判定で有利に戦う。これぞボクシングの黒い部分だ。
しかし、亀田兄弟はやり過ぎた。日本ボクシング協会の逆鱗に触れ、日本追放された。
手持ちのボクサーが失われたTBSは新たな手駒として井岡一翔を中心とした井岡ジムの囲い込みに出た。
井岡一翔は若手の中でも実力者で、ファンの中でも評価は非常に高かった。かつては。
しかし、井岡一翔もTBSボクサーに成り果ててしまった。マッチメイクは段々とレベルが落ち、弱い相手としか戦わなくなった。
その上、弱いと思った相手が想定外の奮闘をした結果、一方的な内容で負けてしまった。なぜか判定は僅差の判定だったが。
そのTBSが、ボクシングを愚弄しているとまで言われたTBSが、年末にギレルモ・リゴンドーの試合を放送する。
これはかつて東京でマイク・タイソンが世界戦をした以来であると言っても過言ではない。スター性は別だが、傑出度とクオリティという意味では間違いないだろう。
ここでギレルモ・リゴンドーの紹介をすると、アマチュア時代にあらゆる大会で勝ちまくり、キューバから亡命して鳴り物入りでプロデビューした。スター候補としてだ。
その目論見は半分はあたった。リゴンドーはプロのリングでも無類の強さを見せ、かつて日本人ファンの期待を一身に背負った西岡利晃を寄せ付けなかったノニト・ドネアを完封した。
この一試合でリゴンドーの名は軽量級最高峰として轟いた。かに見えたがリゴンドーはスターにはなれなかった。
その試合内容があまりに堅実で、テクニカルで、盛り上がりに欠けたからである。
打たれずに打つというボクシングの本質を体現したリゴンドーの試合はその完成度と裏腹にエキサイトできないものであった。
結果的にリゴンドーはアメリカのスター戦線、ドル箱スター街道から干されてしまった。ショービジネスの悲しい側面である。
あのリゴンドーが地上波で見られるというのは恐ろしいことである。
あろうことかこの放送をスポーツバラエティ番組とバーターにしてしまう所がTBSのTBSたる所以なのだ。
井岡は名も無きロートルとノンタイトルマッチを組み、リゴンドーは名前も出ない。もう一試合にはノーコメント。
せめて井岡だけでももっとエキサイトできるカードを組めば、年末ボクシング商戦で頭一つ抜けられるところだろう。
ボクシングなんて野蛮なものは見ないというはてなユーザーに年末の注目カードを伝えておく。気が向いたら見て欲しい。
日本人最速世界王者に加え、マッチメイクが素晴らしい。強い相手としか戦わないという宣言通り、強い相手と戦い続けている。今回のナルバエスも王座11度防衛の強敵だ。
そして八重樫東。軽量級最高峰との呼び声高いローマン・ゴンサレスと戦い散るも、その勇姿はファンの心を踊らせた。回転の早い連打に注目が集まるが、フットワークを使ったアウトボクシングが光るスピード溢れる選手だ。
ホルヘ・リナレス(これ放送するのか?)は日本人に馴染みが浅いが、幼い頃から日本のジムで練習を積んでいる。ハンドスピードが早く、スタイリッシュなボクシングを展開し国内では敵なし。海外でも有力選手を退け、スター街道を歩むかに思えたが、打たれ弱いのが玉にキズ。イケメン。
そしてリゴンドーだ。天笠選手はここでいい結果を出せば一気に世界に名が広まる晴れ舞台だ。
さて、年末が楽しみですね!
とりあえず、吐き出したかったんだけど顔本でもツイッターでも敵作りそうだったからこっちに逃げてきた。
ちなみに、私は女性です。あらかじめ逃げとく。そこそこちゃんとちゃんと働いているほうだと個人的には思ってる。
(そこまでバリキャリではないけどね。一応エンジニアの端くれだとは思ってる・・・)
その人の言い分をざっくり言うと、
・日本人の社会でバリバリ働いている女性は子供が嫌いだから子供を作らないという話。
・バリバリ働いている女性しか国会等にいけないから本当に子供が好きで育てている女性の声は届かないという話
・アメリカの場合、どんなに貧しかったって、産休、育休制度なかったって子供が大好きだから生んで育てるという話
私が読んで思ったのはこの3つだったかな…。
確かに、今の日本で子供を作った女性は確かにキャリア街道外れるのは見えてるし、男性に劣ってしまうのはわかる。
まあ、しゃーない。
会社の意図として、産休とかで抜ける人間よりはずっと継続して働いてくれる人間を選ぶのはわかる。
男女平等とか言うけど、まあ仕方がないことだわな・・・と最近私も思う
本当の平等であれば、それだけで女性は省かれる対象になるのもわかるんだもん。
そもそも女性にキャリア街道あきらめろとは言わない。私もなんだかんだそこそこ働いていたいし、バリキャリとまでは
行かなくても、そこそこ稼いでいたいとはおもう。
だからこそ結婚なり玉の輿に乗るなりして(別に金ずるがあるなら結婚しなくてもいいとは私は思うけどね)
生活していけーって話になるのかなぁとか思うわけで。
でも、たぶん、バリキャリの人はそれがいやなんだろうなぁと。
たぶんね、これ直感だけど、バリバリ働く女性ほど、男性に負けたくない負けず嫌いなんだと思う。
いや、別にそれが悪いわけじゃないし、それだけ男性に牙向けることが出来る女性ってすごいと思うし。
もともと私もそういう考え方ではあったんだけど、どうしても肉体面とか体力面ではかなわない。
さすがに、サーバ一人で持ち上げる・・・とかは無理だったりする。
(といっても30kgぐらいのものであればあげられるけど)
たぶん、子供が嫌いというよりは、上記理由により自分が男性より劣っていることを見せ付けられることがいやなんだろうと
私は思うわけで。
たぶん、子供が嫌いというよりは子供を生む行為が嫌いなんじゃないかしら。
そのことによって自分のキャリアに穴を開けることになってしまうからね・・・。
でも最近、日本人は子供が嫌いになってきているんじゃないかと思うことは多々ある。
子供の遊ぶ場所がどんどん減っていること、子供の声が騒音扱いされていることなど。
満員電車の中でベビーカーが・・・とかいう話が典型じゃないかなぁ。
別に昔から子供嫌いの人はいただろうし、みんながみんな好きだったら逆に気持ち悪いから、ダメとは言わない。
でも、明らかに増えてきているような気はする。
子供をつれて歩いていたら、後ろから嫌いだから、気に入らないからって殴られるような世の中じゃ子育てなんて
したくないって思うよね
ほんとぐちっただけだけど。
1: http://anond.hatelabo.jp/20140817034159
サクセスストーリーは始まらない。小説のようには。これは、生身の人間の記録だ。
話は少しさかのぼる。ぼくが中学校二年制三学期を迎えたころ。両親が離婚した。雨の日だったと思う。正確には、ぼくが離婚させた。
ぼくの父は、破綻を迎えるまでの十数年、ほとんどまともな職につかなかった。職にありついている時も金を家にいれないので、働いていてもいなくても同じだった。さらに男は、部落出身だとおのれを偽り、人権団体を傘に生活保護を認定させようとしたこともあった。それくらいには、どうしようもない男だった。ぼくの毎日のおかずがその男より少ないのも、ぼくを苛立たせた。
僕は中学に上がってしばらくすると、学業の意味をみいだせずサボりだした。家にいると、その男は、気まぐれにぼくを闇ポーカー屋や、パチンコ屋についてこないかと誘った。ぼくは、男の思惑については考えなかった。ただ、クズが出来る工場には興味があって、何度かついていった。そこでわかったことは、前者は場内で飲み物と食い物が只だった。しかし、必ず負ける。もう一方は、給餌がない。ただ、勉強すれば儲かるようだった。ぼくは研究を重ね、中学三年の頃には、その成果としてまとまった金を手にしていた。お金自体より、お金が増える仕組みを実践できているのが楽しかった。
一度、父にパチンコの攻略法を共有しようとしたことがある。そのとき彼は、ぼくの説明を聞くなり
と言い放った。餓鬼は夢を言うものだし、攻略法は確かに存在していた。血を分けたとはいえ、肉身との合意形成まで神は保証していないことを思い知った。ぼくは二度と同じことを口にしなかった。ぼくの手元にはいくばくかの金がすでにあったが、やはり出口はみつからなかった。
そんな折、転機が訪れた。父方の祖母が他界した。これが一家破綻を引き起こした。なぜか?父はできちゃった婚をしてこのかた、せっせと毎年、百万ずつ消費者金融に借金を作っていた。祖母は、このギャンブルによる借金を二年毎に内密に精算していた。その二年の精算周期を目前にして、祖母は死んだ。母があけすけにぼくに話してくれた。自転車は前のめりに急停止し、乗員はほうり出された。中学生にして人生はハードからベリーハードモードになった。その頃のぼくは、定期的に母に金を渡していたので、頼りはぼくだけだったのだろう。仕方なしにタネ銭のほとんどを母にわたし、祖母の四十九日の法要が終わったらみんなで出ていこうと提案した。暴力から逃げよう。貧しさも和らげることができるかもしれない。そして一方的に、ぼくは母の手をとり、家を出た。父を一人残した。金の重要性は再確認された。
十六歳になるのを待って、ぼくはアルバイトを始めた。解体工事、ピザの配達、飲食店調理、エロビデオ屋。スーパーのレジ。気持ちとは裏腹に、どれも長続きしなかった。三ヶ月もすると定形作業に慣れ、新しい事がしたくなる。気を紛らわすために、あいた時間で、頼まれていないのに段取りの効率化や改善をした。ポスシステムを無断で走破し、廃棄率や回転率を計算してオリジナルノートに映すのを空き時間の趣味とした。店長会の議事録を盗み見するのも日課になった。そういった業務に関係のないことを社員にやんわり諭された次の日が、だいたいぼくの自主退職日になった。金銭的にはじり貧だった。
いくつかのバイト歴を経て、最後に応募した求人が「PCオペレーター募集」という求人広告だった。その時代、地方都市でまだ見かけない求人だった。その頃にはぼくは開き直り、一つのアルバイトを六ヶ月で必ず辞める。そして、同じようなバイトはしないことに決めていた。コペルニク的回転により収支を安定させた。とりあえず生きていけるし、お金を増やす方法をよりもっと知りたかった。今回も、その怪しい求人の裏側を見てやるつもりだった。
面接に行くと、縦長のプレハブ小屋のようなみすぼらしい雑居ビルだった。中に入ると垢のついたソファに男が一人座っている。マネーの虎に出ていた堀之内九一郎のような風貌のスーツ男だった。その虎風の男は、釣り上がった眉で、自らを社長だと名乗った。アルバイト面接にもかかわらず、名刺をぼくに差し出す。話しぶりからも慣れていないのは明らかだった。口だけは達者なので、営業上がりだろうと推量した。
ぼくはその時代にしてはめずらしくパソコン先生だったので、すぐに採用が決まった。学歴にかかわらず。虎は、二人バイトが辞めるから明日からきてほしい、と言った。ますます怪しかった。ぼくは、いやらしい笑いを隠し、業務内容を聞きだす。男は壮大な事を奔放に話していたが、要するに、出会い系サイトのサクラが仕事だった。ぼくはとても面白そうだと思って、了解した。
入社して一週間で、ぼくは完璧なチャットレディーになった。しかし、完成された演技力とはうらはらに、客が異様に少なかった。ほかに事業もしていない。日商は大幅な赤字に見えた。でも、ぼくはノウハウを掴んで六ヶ月後にはやめるつもりだったから、それはどちらでもよかった。
「金が無い。来週払うはずの給料が払えない。どうやってもいいから自分で売上をつくってくれ」
と、通帳を手でひらひらさせながら虎はいった。漫画のような状況にぼくは少し面食らう。とりあえず事情を説明させた。
「じつはこの会社、きみが入社する一ヶ月前に出来たんだ。出会い系システムも他社から買ったものだった。彼らが送客を保証をするので二ヶ月で間違いなく黒字転換するという話だった。が、客がこない。約束が違うと納入元にかけあっていたが、そうしている間に、わたしの脱サラして得た運転資金も底をついてしまった」
虎は切なそうに泣く。額面どおりぼくの目の前でぽたぽたと涙する。社会は惨めな大人で満ちていた。
ぼくは、いくつかの方法を使って業界を調べた。社長の首根を掴んで、納入元にもいった。そこで話を聞くと、業者は、しなびた我らが虎から、すでに二百万の導入費用を支払わせていた。さらにシステム利用料として粗利の五割が毎月抜かれる。そのうえ、月々のサーバー維持費、合計十数万の支払いがまだなので、早く払ってほしいという。悪びれもせず。あとで分かったことだが、このころ全国的に、ヤクザのフロント企業が出会い系システムを詐欺同然に売りつけていた。上場しているあの情報通信企業も、元を辿れば同じ穴のムジナだ。
ぼくはだいたい事態がつかめた。それに加え、ぼくはこのビジネスに可能性を感じていた。だが、虎を救ってやる気は微塵もなかった。体面を保たない大人を、ぼくは嫌いだった。その後、給料の支払い日がやって来たが、予告通り給料の支払いはなかった。社長はぼくに、面談と称して言い訳をくどくどとする。ぼくは、うんうんと頷きながら話を無視し考えを巡らす。ふと、試しに揺さぶってみようという気になり、声を出した。
「なるほどー。でも社長も大変っすね。退職金使い果たして。さらにぼくが訴えたら、前科持ちでしょ」
そのまま、社長の眼球をぼくは下から見据える。張り付いた彼の眉・目・口。時間にして五秒。次の瞬間、彼の全ての部品がハの字に垂れ歪んだ。ぼくのほうも口元が歪むのを完璧には止められなかった。もう一押しする。
「わかりました、……じゃあ給料いらないです。そのかわり、納入元になんとかいって残りの支払い手打ちにしてください。その後、システムの引き取りを彼らに申し出るんです。サーバーをぼくにわたしてくれたら、それでこっちも手打ち」
――こうしてぼくは、くだらない会社をのっとった。
匿名とはいえ、他人を口汚く罵ってしまい、申し訳ありませんでした。
付き合ってもいないしSEXもしていないなら、何の問題もないと思います。
そのまま、お一人様街道を進んで行けば良いと思います。誰にも迷惑をかけることがないとと思いますので。
その、長い付き合いの親友(てっきり恋人を親友と呼んでいるのかと思いました)には、あなたが本当にその人を親友だと思っているなら、正直に気持ちを打ち明けたら良いのではないでしょうか。
「傷つく、うんぬん」については、その時になったらわかると思いますし、分からなかったら分からなかったで、幸せだったということだと思いますので、気にしないでください。
【模型】
●ピノキオ
ガレージキット、フィギュア、アフターパーツにエアガン、だいたいなんでも揃う。
ここで手に入らないものは他の店でも手に入らないだろう。
量は少ないがジャンルがそれなりに広く見応えがある。
なにより冷やかしでも大丈夫な安心感がある。(たいていは小さい店が多いので入ったらなにか買わないと帰りにくい)
●タケムラ模型
マテリアル系はラジコンの物が中心でタミヤのが少々、コトブキヤなどはまったくない。
普段なに作ってるん?って聞かれて主にガンプラって答えると寂しい表情をされた。
2Fの模型コーナーは無くなった。
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●スイス
安くて美味しいお店。スイス丼が好み。
おばちゃんの手作り感があってよく行く。
彦根駅下にあるカフェ。美味しいし、持ち帰りもできるので使い勝手がよい。
●SUN-BURGER
美味しいらしい。まだ行った事無い。
http://ameblo.jp/hikone-crepe/
●銀座の回転焼き
1本横に入ったとこの回転焼き。店名は知らん。
立ち食いにちょうどいい。
●Violet ビヲレ
https://www.facebook.com/pages/Violet-ビヲレ/235827186579055
おさつ街道のとこ。
前を通るたびに食べたいな〜と思うんだが、常に満員でなかなかチャンスがない。
●ル・ヴァン・ド・ヴェール
行った事ないが美味しそう。
http://tabelog.com/shiga/A2503/A250303/25000054/dtlmap/
懐かしいような新しいようななんとも言えず美味しかった。
全席喫煙だしそういうの気になる人は無理かも。
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【娯楽】
猫分が不足してきたらたまに行く。
1000円で4回分。まあでもバット振ってるだけだと痩せねえわな。
●荒神山
とくに娯楽の施設があるわけではないが、
山頂に向かう約3キロのコースは自転車で行くとすごく身体を使うのでやりきった感がある。
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【夏】
●ゆかたまつり
通りの真ん中にステージがあって、そこで出し物などをやっている。
通りが短くあまり見所もない。
8月頭に開催される。
この人の運転大嫌いだな。
30キロに制限されている道路は、住宅街や学校の近く、見通しの悪い路地が交差していることが多く
30キロでも速すぎることが多い。この人絶対速度が低ければ安全って思ってそう。
よく2車線の街道とかで、ジグザグに車線変更していく車がありますが、僕は、60キロぴったりの状態のままその車に追いつくことも多いです
この人が後続車の邪魔になってなければその車とこの人の車の間にほかの車が入れているはず。
あと、車間も十分あけるようにしてます
「ジグザグに車線変更していく車」が気になるのはこれが理由。
無駄に車間距離を空けすぎで速度が遅いからこの人が邪魔で追い抜いていく車が多い。
しかも状況考えるとこの人キープレフトを守っていないんじゃないかな。
この人、気付いていないけど団子状態の先頭になっていることが多いはず。
30キロ道路の場合、道の状況を見て+10キロくらい出す場合がありますが、せいぜいそのくらいです
60キロ道路の場合ですが、基本的には60キロぴったりで走ってます
信号のないパイパスとかだともう少し出す場合もありますが、大きな街道でも信号が定期的にあるようなところでは60キロぴったりで走ってますが
追い越されてみるみるうちに遠ざかっていく車なんかも結構あって、ああいうのは、80キロくらい出してるんでしょうね、本当に危険だと思います
よく2車線の街道とかで、ジグザグに車線変更していく車がありますが、僕は、60キロぴったりの状態のままその車に追いつくことも多いです
あと、車間も十分あけるようにしてます
少なくとも信号のある一般道では、法定速度を守り、十分な車間を取るほうが、事故率も下がるし、急加速急発進が減るので、燃費も良くなると思います
28歳童貞。あまりにもモテないので、半年程前から婚活を始めた。
婚活パーティーや異業種交流会、知り合いから誘われるイベントなんかに積極的に参加してみたわけだ。
そしたらこの半年で、5人のマルチ勧誘員と出会ってしまった(男も含む)。
そこで今回は、純真なアラサー男子の良心につけ込もうとしたこの世のクズ共を紹介しよう。
まあ、そもそも大体において奴らは粘着ババアなのだが、こいつが1番粘着だった。
会社の後輩に誘われて参加したよく分からん飲み会で出会ったこのババア。
(30代前半なので全然ババアではないが、敢えてこう呼ばせてほしい。精神的にババアということだ。)
「次の日、ボードゲーム大会があるんだけど、良かったら一緒に行かない?」
その頃の俺はマルチの手口なんて全く知らなかったもんだから、「これは出会いを広げるチャンスやで~!」とばかりに快諾した。
しかし分かる人ならすぐに分かると思うが、そこは悪名高き、キャッシュ・フロー大会だった(分からない人はググってみてください)。
「不労所得で金持ちになりたいか~!!」「なりたいです!!!」
マジで終始、こんなノリ。
「このゲームを通じて気づきを得て下さい!!みんなで幸せになろう!!」
ドン引きし過ぎて爆笑しそうになった経験は、後にも先にもこの時だけだ。
だが、何度無視しても、めげずにマルチイベントへの誘いメールをしつこく送って来やがる。
どんだけカモりたいんだ。糞ババアが。
よく分からん「出会えるバー」的な所に行ってみたら、30人中28人が男だった。
そんな中で妙に仲良くなった1人の野郎がいた。
そいつとは同世代なので、子供の頃読んでいた漫画とかで盛り上がった。
勢いで連絡先も交換したけど、俺は男友達じゃなくて彼女が欲しいわけなので、もう2度と会わないだろうなと思っていたよ。
ところがそいつは早速サシ飲みを打診してきた。
まあ、ヤツも寂しいんだろうなと同情しつつ、俺は快諾した。
2人で飲んでもやっぱりそれなりに盛り上がる。
うん、意外とこの年で友達作るのも悪くないかもなぁなんて思っていたら、ヤツがよく通っているというボードゲーム大会に来ないかと打診された。
正直、物凄く嫌な予感がしたけど、よくよく話を聞いてみたら、それは「カタン」という世界的に有名な伝統あるゲームだった。
念のため、ヤツがトイレに行った隙にスマホで調べてみたけど、マルチの勧誘に使われているという情報は見つからなかった。
なので俺はその大会に参加することにしたわけだ。
…長くなってきたから結論だけ書くけど、その大会も結局はマルチの温床だった。
後々きちんと調べてみたら、糞みたいな非公式同盟がカタンを利用して好き勝手やらかしているらしい。
実はその事実を知ったのはつい最近なんだけど、当時から独特の気持ち悪さは肌で感じていたので、結局二度と行くことはなかったのだった。
何故ホモ疑惑なのかというと、そいつが不自然なくらい、やたらと俺のことを遊びに誘ってきたから。
まあ結局は単なる勧誘員だったのだろうということが最近わかって、逆にほっとしたという話。
ケース3&4 絆☆ガールズ
カスみたいな異業種交流会に参加してしまった俺は、しかしそこで1人の女性と出会った。
正直、顔はあまり好みじゃないけど、妙に話が合う。しかも相手の方から会おうと誘ってきた!
正直、顔はあまり好みじゃないんだけど、それなりにウキウキして指定されたお店に向かった。
うん、やっぱり話が合う!そうだよな~世の中テキトーな連中が多過ぎだよな~うん、うん。
と、気がつけば俺は彼女に連れられて、よく分からんイベントに参加していた。
「みんな知り合いの知り合いの知り合いの~って感じで、信用できる人だけで集まったイベントなんだよ!しかも会場は私の尊敬する○○さんが経営しているお店なの!」
お、おう。なるほど。確かにネットで寄せ集めた集団の胡散臭さったらないよな!
…疲れていたのだろうか。その時の俺は半分洗脳されかかっていたかも知れない。
「将来の夢」とか「人との繋がり」、「すなわち絆」とかいうワードが頻出していたのもその時はあまり気にならなかった。
その日はいい気分で別れた。俺もようやくリア充街道に乗った!と柄にもなく感動した。
しかも、このイベントで知り合った彼女の親友(女性)とも仲良くなり、後日3人で飯を食う約束をした。
こりゃあ3Pあるかも知れんぞ!!
と浮かれポンチだった俺だが、その飯屋で彼女らが放った台詞で完全に目が覚めた。
「ところであなたは本を読む?私達の尊敬する○○さんも愛読している本なんだけど、ロバートキヨサキさんの「金持ち父さん」って知ってる?」
「あの本を読んで私達も変わったの!○○さんみたいに自営しつつも人の絆を大事にする素敵な人間になりたい!!って。そう思えたんだよ!!」
「できれば2冊目までは読んでみてよ!!読んだら感想聞かせてね!!そして○○さんと一緒にお話しよう!?」
(分からない人はググってみて下さい)
ケース5 出涸らし
流石にまいった。
俺はただ、彼女が欲しいだけなのに、何で、何度も、気色悪い連中に狙われなきゃならんのだ。
神よ、私が何をしたというのですか。
けいおん!のブルーレイボックスに手を出しかねない勢いで内にこもり始めた俺だったが、そこに誘いのメールが来た。
前に参加したカスみたいな異業種交流会で一応連絡先を交換していた女性だった。
正直、顔は全く好みじゃない。
だけど折角誘ってもらえたんだ。そりゃ快諾するさ。
世の中、クズばっかだと身を持って体験したけど、やっぱり中にはいい人もいるだろうさ。
正直、顔は全く好みじゃないけど、馬が合えば友だちになれるかも知れないし。
そう己を奮い立たせて出向いたその先で待っていたのは、
「…私は尊敬する△△さんに出会って変わったの!あなたは今の仕事で満足している?」
という無情なる一言だった。
ロバートキヨサキの名前が出る前に急いで切り上げ、逃げるように帰った。
【追記】
こんなに他人に関心を持たれたのは生まれて初めてなので、かなり動揺している。
酔った勢いで憂さ晴らしに書いただけなので、誰にも読まれずひっそり消えるかと思ってた。
常時俺Sugeeeeeeeee状態の勘違い十代
野心を持ち「俺は新しいものを生み出すんだ」と息巻く二十代
口だけで何もしない奴も、努力して成果を出す奴も、環境に恵まれて勝ち組街道を行くボンボンも、圧倒的な天才も、
三十代に入るか入らないかになり結婚して子供を作ってからは判で押したように新しいことを全くやらなくなるんだよ。
「俺はやってる!」という奴でもこれまでの蓄積の延長線上でちょっと工夫した、みたいなことしかやらなくなる。
絶対に勝てる見込みが立つことしかやらなくなる。リスクを取ることが可能な環境であってもだ。
そのうち実力が減衰していき、よくわからない業界のご意見番みたいな立ち位置に収まって上から適当なこと言うだけになる。
三十代前半くらいの頃は焦燥感もあるようだが、決まって言うのは「吾唯知足ですね」という文句。
お前それあたかも真理を見たみたいなドヤ顔で言ってるけどクソテンプレだぞ。
「田舎に移住して自分らしく生きます」とか「仕事ばかりの生き方はダメだと気づきました」とか「アンチ・反社畜」とか、
新しいライフスタイルみたいな雰囲気出して語りだす奴も増えるが、それ自体がテンプレなんだよ。同じこと言ってる奴どんだけいんだよ。
どいつもこいつも生き方が同じなんだよ。下手なマンガみたいに次に何を言い出すか完全に読めるんだよ。
もっとオリジナリティのある奴はいないのか?昔お前らがドヤ顔で語ってたような生き方してる奴はいないのか?
少しは夢見れるようなことやってくれよ。