何を勉強するにしても何を目指すにしても、上を見たらキリがないってのをつくづく実感する。
高校の頃は偏差値がどんどん伸びていくのを見るのが嬉しくて、努力が報われている感覚が心地よかった。一応そこそこの大学に入れたんだし、いっちょ研究者か一流企業か官僚にでもなってエリート街道を歩んでやるぜと意気込んでたんだけど、本当自分がゴミのように甘い考えを持っていることを思い知らされた。
グループワークではキレッキレな質問を投げかけて延々わけのわからん現代思想の話を教授と楽しそうに会話してるやつがいたり、大学の成績がほとんどSの奴がいたり(なんで第2外国語をそんなに頑張れるんだ?なんであんな面白く無い上に漠然としたテーマで優秀なレポートが書けるんだ?)昨今話題の意識高い系ではなくて、本気で日本を変えたい世界を変えたいと思って行動してる奴とかが山のようにいる。
法科大学院に進むのにSの数が7割強必要とか理解の範疇を超えてる
院に進んだら少なくとも定職につくまでには27歳くらいになってるんだろ?しかも職も保証されてない文系の院なのにどうしてそんなに勉強したいんだ
そこまで勉強して勉強してそんな一流の職を勝ち得た一握りのエリート達が不夜城と呼び名の高い省庁や研究機関で、その優秀極まりない頭を捻りに捻っても現代の諸問題は一向に片付かないし、一向に改善してない。
じゃあ俺みたいな人間ができることってなんなんだ
少し前に新聞の投書欄に、院生が日本の若者の現状を嘆く内容が掲載されて話題になっていた。生活に困って犯罪に走る人間を何人が毎日のように報道されている。病院に行けば親族の死を迎えたであろう家族が涙を流してる。そんな中ゴミみたいな日々を送ってる自分がつくづく嫌になる。
何とかしたいと思っていても、うえを見れば俺以上のモチベーションで俺よりはるかに高い能力をもってして解決に取り組んでいる人たちが大勢いる。
そんな人達を見た目で自分を見ると、そこにはTOEIC(笑)で点数を取ることしか脳のないただの名ばかり高学歴のゴミしかいなくて絶望する。
適当に果物でも売って、できるだけ寄付して年金をちょっとだけ多く収めて、さっさと老後を迎えて迷惑かけないように死んでいこうな!
普通の生まれで何かで一番になれることはない ただ一番ではないのに一番を自称したり、自分より努力してる他人に一方的に嫉妬して攻撃したりすることがなければいい
「自分が何をすべきか」をきちんと自分の頭で考える能力を持つのも一流の条件だよな