はてなキーワード: 準備中とは
「うんち」「再投稿は甘え」の仕様(完全にスクリプトなのか、それとも人力との合わせ技なのか等)を調べるため、内容を修正して再投稿しました。
後者については、スクリプトと人力の合わせ技なのでは? と思いました。内容を少し変えて投稿しても、「再投稿は甘え」とコメントされない日記がひとつあったからです。スクリプトのバグかもしれませんが…
はてな匿名ダイアリーに常駐されている方々にはご迷惑をお掛けしました。
今年度中に勝負をかける。
はてなには、俺のような者に声をかけてくれる人もいるんだよな。優しい人に感謝。
会社の行事の準備中、景品引換所で色々と作業をしていたら、女子が2名ほどまごついていた。
あれが人形か! そう思った。噂には聞いていた。1年前に入った新人の子がもの凄く綺麗だって。影のあだ名は人形(笑)。そのままじゃねーか。
そんな人間いるわけないだろ、と思ってたら本物だったという。
その子が俺の方に近づいてくる。どちらかというと、別の子に手を引かれているような気がした。
……どれぐらい可愛いかって? 文字で伝わるかはわかんないけど、説明してやろう。
まず、顔が小さい。アイドルを見たことはないけど、これがアイドルか!ってくらい小さい。でも、そこまで顔がいいとはいえない。平均よりは上だけど、化粧でごまかしてる。たまに化粧に失敗して口裂け女みたいになってる(笑)。
プロポーションは完璧だ。身体のラインや手足がすべて細い。アニメキャラのフィギュアがあるだろ? 冗談抜きでそんな体型だ。
それでいて背が低い。150くらいかな? 肉体が細くてもモデルみたいじゃなく、全体がちょこんとしてい
髪は長くて、顔つきはぼんやりとクールな感じ。つまらなそうにしてる。胸はほとんどない。少年みたいでもある。
話が逸れた。
それで、その女子2人に引換券整理の仕事を分けてやって、でも男は邪魔だろうから、別のアトラクションの準備をしに行った。
ところで、俺らの職業はリーマンだ。中規模企業のホワイトカラーが一番近い。
家に帰って、その人形みたいな子(Yさんとする)のことを思った。幸せだった。
翌週に来客があって、こちらでとある資料を用意せねばならないことになった。
そこに行くと、入口辺りにYさんが座っていた。聖女だった。薄いピンクのスカートに、水玉模様のブラウスを着ていた。
「このことが知りたいんですが」と声をかけた。
その子がぶっきらぼうな感じでパソコンをガガガッと叩くと、必要なデータが印刷機から出てくる。秘と印字されていたそれを受け取ると、なんて言ってたかな、「個人情報なので気を付けてください」だったかな、そんなことを言っていた。口調が震えていた気がする。
ある時、例の部署に行くと、行事の時にYさんと一緒に居たMさんが一番前に座っていた。
隣に居たYさんが立ち上がる。スーツスタイルだった。スカートじゃなくてパンツ。二次元キャラみたいな頭身だった。腰の位置が高い。
この人形を手に入れたい、と思った。
でも、声をかけることはできなかった。忙しそうだったので。今回の仕事はたぶん面倒だ。俺が声をかけたら、あの時みたいに助けてくれるだろうか? 別にこの部署は、依頼された仕事を断ることだってできる。
この日の朝のことを思い出していた。駐輪場でYさんと目が合った時さ、サッと真下に目線を逸らしたんだ。こないだもそうだったな、視線の逸らし方が。あれ、これって好意のサインじゃないか? 経験からして。
で、結局Mさんの方に声をかけた。
するとどうだ、10分も人を待たせやがった! 挙句の果てに、「時間がかかるので明日まで待ってください」だって。
もしかして、Yさんってもの凄く優秀なんか? Mさんが苦戦してる時にこちらを注視していたし。
翌日の夕方、Mさんがうちの職場にやって来た。地図が完成していた……と思ったらぜんぜんだった。縮尺が違うから、ぜんぜんハマらない。
畜生、と思ったけど我慢した。それで、「こんなに頑張ってくれたの? ありがとう~!」とみんなに聞こえるような声で言った。Mさんはもの凄く照れていた。
これまで熟練のスタッフが100の時間を要していた仕事を、新卒の子でも20以下で終えられるようにする少人数での業務改善プロジェクト。面倒くさいだけで難易度は低い。実りがあるかは怪しかったが、俺は手を挙げた。
Yさんが髪を切っていた。長い髪だったけど、ショートカットになっていた。心境の変化かな?
今回の仕事は、俺自身がシステムを操作する必要がある。Mさんに声をかけて使い方を請うたところ、先輩であるYさんも寄ってきて、手取り足取り教えてくれた。
以後、約2ヶ月間、計6回ほど其処に行くことになった。総作業時間は9時間ほど。死ぬほど退屈な作業だった。でも、Yさんは丁寧に教えてくれたし、MさんとはラインのIDを交換して話をするようになった。
Yさんとの仲が悪くなった。
5回目に行った時のことだ。それまでは何を聞いても親切にしてくれたのに、今日は機嫌が悪い。話しかける度、めっちゃウザそうな視線を俺に向けてくる。
今思えば当然だった。Mさんが病気で居なくなっていたのだ。そりゃ当たり前だよ。しかも、俺は間が悪いから、帰り際に「アドレスを教えて」なんて言ってしまった。教えてなどくれなかった…
Mさんのことを思い出す。Yさんよりも年上の後輩で、明るくて、真面目で、ひたむきだった。そのうえ頭がいいときてる。あの部署に配属される人間はみんな賢いのだ。
賢いだけじゃない。魅力もそれなりで、ぽっちゃりしてるように見えるけど、実はお腹が出ていない。撫でると恥ずかしがる。
料理は上手いし、耳かきもできるし、生理の時もイラついた様子を見せない。
YさんもMさんも大学を出てないけど、人事の目は本物だと思ったものだ。
で、それからまた、俺はYさんに話しかけた。ウザがられてるのはわかってるけど、それでも話しかけた。それで、ある時、仕掛けた作戦がピタッとはまって、彼女の笑顔を見ることができた。笑顔なんて滅多に見せないから小躍りして喜んだものだ。
Mさんが復帰してくる気配はない。Yさんやその同僚も、繁忙期が重なって負担が大きくなっているようだった。
俺は馬鹿だった。そうだとわかっていながら、機会を見つけてはYさんに話しかけたのだ。
今ではわかる。女子の恋愛は減点法というが、相当点数が減ってたんだろうな。
でも、まだ圏内にはいたと思うよ。「髪切った?」って聞いたら照れて俯いてたし。
で、俺がどうしてこんな話をしたいと思ったかというと、4日ほど前、いいことがあったからだ。
仕事納めだというのに残業した。トラブルがあって、新年からどのような対応をするのか部内で話し合う必要があったからだ。
10時前に全部終わって駐輪場に向かった。心も体もヘトヘトだった。
いた。Yさんがいた。
「お疲れさま」と声をかけた。返事はなかった。
顔色が悪かった。いつもぶすっとしているが、それでも様子がおかしい。
「嫌なことあった?」って聞いたら、コクリとうなづいた。
話を聞いていると、業務過多+人間関係がしんどいとのこと。お局みたいな奴がいて、だいぶ調子に乗っているらしい。
俺はこれまでに居た部署で、そういった女の始末を人事から依頼されたことがある。
余談になるが、そういった女の処分方法は、ひたすらにキレさせることだ。人間、一度キレてしまうと、その日中は自律神経が乱れっぱなしになる。なので、そういうのが毎日続くと、肉体の健康に支障が出てくる。
約半年後、『そういった女』に限界がきた。俺にキレている最中、どうなったと思う?
過 呼 吸
になったんだ。
ああ、これがあの、かの有名な過呼吸なんだな、と思った。上司①と同僚①②は俺への怒りを露わにしてたけど、俺が処分なんて受けたはずがないだろう。
そりゃ、その女は可哀相だったけど、でも、そいつにも責任はあるんだぜ。だって、前の職場でさんざんマウンティングとかパワハラやらを繰り返して、男だけ十数人の部署に異動させられてるんだからな。とんだ罰ゲームだ。そりゃ、人事も辞めさせたくなるよ。
話が逸れた。許してくれ。
それで、Yさんの話の続きだ。
とりあえず、そういうクソお局を気にしないための方策を教えてあげた。オブラートに包んで。
もっと、サッと近づくと、Yさんが感付いたのか後ろに下がろうとする。俺は、彼女の後ろ髪を掌で包み込むようにして、グイッと顔を寄せて、唇を奪った。
イケる、と思ったんだ。ちょっと抵抗されてたかな、と思う。何秒か経って唇を離すと、胸を押して距離を取ろうとする。今度は手を掴んで、またキスしようとすると、逃げようとした。
腕を引っ張って、何度も口づけをした。両手で背中を掴んでいるので、もう大丈夫だ。尻も掴んだ。ああ、これが人形のお尻か、と思った。死んでもいいって、そう思えた。
Yさんが唇をずらそうとして、口づけて、ずらそうとして、口づけてを繰り返しているうち、抵抗がなくなった。
計ってないけど、1分くらいかな?
手を繋いで、「家まで行きたい」と耳元で囁いた。Yさんは迷った様子で、首を横に振った。
「行きたい」
と再度言った。すると、俯いたまま首を縦に振った。
Yさんは震えてたけど、「はい」って、俺の顔を見て、確かにそう言った。
迷ったけど、俺はYさんの家に行かないことにした。
これは危ないパターンだ。
本当にOKなら、もっとこう、恥ずかしげになる。違う、これは違うんだ。おそらく本意じゃない。
実は、その気はあんまりないんじゃないか? このまま家に行ってセックスできたとしても、後でひどい目に遭うんじゃないか? 罠なのでは、と直観した。
今ではわかる。過去でもわかってたし、未来でもそうだと思う。俺はへタレなんだ。今になって思う。あの時は行くべきだったんじゃないか? と。
とにかく、あの時の俺は、これ以上はダメだと思った。ちょっとやりすぎだ、と思った。
俺はYさんの頭を撫でると、「また来年」とだけ伝えて、自転車に乗った。
家に帰って気付いたんだが、俺はまだYさんの電話番号もラインも知らない。
俺は馬鹿だ。なぜさっき聞かなかったんだろう。教えてくれたかもしれないのに。
いつも、こうやって後悔ばかりしている。
でも、あの人形の子だけは手放したくない。俺の物にしたい。頼むよ、神様。来年の最初のひと月とかだけでもいいからさ、俺の背中を後押ししてくれよ。
https://twitter.com/as_chisei/status/1207066455973302272
本日12/18に新運営会社Chiseyの社長さんからの発表があったので、今までの話と合わせて考察します。
(前回と同じく、個人的主観も混ざっているので、間違いとかあるかもしれません。ご了承ください)
【12/18 13:10最終更新:最初に公開したやつと大幅にかわってるところもあります。ちょこちょこ情報追記とか考察編集してます。】
→CyberVの発表と一致。事実。
・アズマリム本人と協議し、お互い了解の上で本人の個人運用(個人勢)へ移行する準備中だった
→新情報。
→12/12にCyberVが移管を発表する予定だったのを、アズマリムとChiseyが難色を示した(fanicon情報)理由が上の話だということでしょう。
ChiseyとしてはCyberVからの移管とアズマリム個人勢への移行を同時に発表する予定だった、と推測。
が、CyberVとしてはもう移管作業が終わってる上に、いつまでもアズマリム運営が自社だと思われるのも困るのでここで発表しようとしたのか?
(もう自社のものではないプロジェクトの問い合わせ窓口業務にいつまでも労働を割ける余裕も義理もないだろうし)
・アズマリムが投稿した内容は、移管前の話であり、アズマリムとCyberVの話が食い違ってるのも事実だけど、うちは知りません。
→まぁそうだろうなって感じではある。
・報酬の支払いについての件も知らない。少なくとも9月以降の支払いに関しては本人と合意していた。
→5月~8月はそもそも本来CyberVの管轄でもないはずなのでなんとも…。
しかし、アズマリムの話だと9月以降の支払いもなかったようなことを言っていたが…?
→「プロジェクト利益」と書かれているあたり、稼働報酬ではなく普通のYouTuberとしてのチャンネル収益とファンコミュ収益あたりのみの支払い契約か?
そこから割合での分配なのか、固定額を天引きしての支払いなのかにもよるけど、後者だった場合アズマリムへの支払いがなかったという話も説明ができそうではあるが。
…と推測していたのですが、一部違うポイントを指摘していただいてたので、読み直してそこを再考察しました。
確かにCyberVは契約終了後に支払いしていたとは書いてなかったですね(契約期間中は月数十万を81に支払っていたと書いてるが)
契約終了後は、「9月のイベントや他イベント(おそらくDIVE XRなど)の出演費用、配信機材の無償提供、スタジオ以外でも配信ができるようモーショントラッキング設備をCyberV負担で開発・提供」となってました。
これに関しては読み間違いからの憶測をしてしまい、申し訳ありません。
ただ、この情報と、「アズマリムは12/7の告発直後まではYouTubeやTwitterやfanicon(こちらは12/10のCyberV発表時点まで)にログインできていた」という話を鑑みるに、5~8月の動画配信収益やfanicon収益はアズマリムに直接入っていたと見れます。
そこまでログインできるなら収益の振込先の指定もできるはずなので。4月まではYouTubeはCyberVが管理していた可能性が高いですが、多分CyberV所属中もfanicon収益は直接アズマリムに入っていたんじゃないかなぁと考えています。
まぁ散々言ってる通り、CyberVからしたら5月以降は自社所属ではないので報酬支払いをする必要がまずないわけで。本人希望での活動継続だし。
となると、やはり5月以降もそれまでどおりの報酬を貰えるとアズマリムが勘違いしていた説が濃厚です。
現在も協議中らしいので、また後ほど追加情報が出るだろうと思います。あとは81側からなにかアクションがあれば全方面からの情報が揃うことになるのですが…。
Chiseyの発表内容としては、少なくとも現時点ではCyberVの発表に対立するようなものはないですね。
~19年4月:CyberV(+DELTAGAMES、スパーククリエイティブ)
5~8月:フリー(実質個人勢同等)、CyberVが面倒を見ていた
9月~??:Chisey
??~:完全に個人勢へ移行
アカウントのパスワード変更の件は、アズマリムが個人勢に移行しようとしていたということはChiseyは根本的に触ってない可能性が高い(共有はしてるだろうけど運用は本人とママのみ?)
12/7の騒動以降、CyberVが触れないのは妥当だとしても(9月の移管の時点で変更してて知らされてない可能性も否定できないので)、CyberVが言う通りChiseyも触れなくなったのが事実だとしたら
・本人が嘘をついて囲っている
・ママと呼ばれる初期からの専属スタッフが取り上げて囲っている
のどちらかだろうという推測は間違っていなかったとみてよさそうです。
・運営と連絡が取れていない
5~8月はそもそもCyberVは運営じゃないが、フルトラ配信などをしている時点でCyberVの設備を使っていることは確実なので、該当期間も連絡は取れている。
5月以降はCyberVは運営じゃないんだから、連絡とったところでそうそう反応してくれる方がイレギュラーなのでは?
鳴神裁の配信で、「アズマリムはChiseyのことを"間の会社"と指していた」という話があったんですよね。
これ、「CyberVとの連絡を取り持つ会社(マネジメント?)だと思っていた」と取れるんですよ。
だから「運営と連絡が取れない」っていうのは、Chisey経由でCyberVに連絡を取ろうとしていたけど無視されたととっているのではないかという。
アズマリム側では、CyberVがずっと運営でChiseyは仲介という認識だったと思われる。
が、「連絡がたびたびとれない」=5~8月の無所属期間でCyberVからしたら業務優先度は下なので妥当、「連絡がとれない」=10月以降は9月のイベントも終わってCyberVは完全に手を離れたので妥当という…。
「企業勢から別の企業所属か個人勢になるまでの間の会社」って取り方もあるんですけど、さすがにそれだとChiseyに失礼すぎるんだよなっていう…。
そして、どっちとも取れなかった話にも進展がありました
・約束事項を履行されていないっていう話に関して。やっぱフルトラ関連じゃないですかねこれ。
→CyberVが提供していたモーショントラッキング設備はおそらくフルトラに対応していない(パチ配信などの自宅でしてると思われる配信は全部バストアップだったので、9月までのフルトラ配信もCyberVのスタジオでやっていたと思われる)
→「11月以降フルトラができる」と言っていたので、11月にCyberVが提供しているモーショントラッキングがフルトラに対応できるようにアップデートする予定だった
→11月が終わってもフルトラにアプデされないので「約束が違う!」
…って流れじゃないですかねこれ?あくまで想像ですけど、流れ的に自然かなと。
CyberVが自社負担で開発したというモーショントラッキングはおそらくフルトラに対応してないのですが、もしかしたら「11月にフルトラできる」って言ってたのは11月にフルトラ対応にアプデ予定だったとかなのかなっていう。
そうなると「開発間に合わなかったよゴメンネ」って話ではあってCyberVにも悪い点があるってことになるんですけど…。
ちなみに親会社のCyberZはmemmaのスマホアプリ対応だったりとかOPENRECの機能追加などで度々こうやって「開発間に合わなかったわスマン延期するわ」をやっているのでわりとありえる話でもあります…。
(ちなみに、全身フルトラに関しては一応にじさんじが「にじ3D」という形で配信者にiPhoneXのトラッキング機能とOculusRiftを利用した1人でも使える全身フルトラアプリを制作していたりするので、技術的にはできなくはないです)
たまに話題になっているんですが、5月以降の活動に関してはアズマリム本人が希望していたものだとCyberVの声明にあります。
それを引き継ぎ先が見つかるまでCyberVが面倒見をしていたってだけなので。
うーん、そうなると
・約束が守られなかった→アズマリムの勘違いかCyberVの落ち度か不明
って感じですかね…。
CyberVにも落ち度はあるけど、アズマリムのほうが勘違いによる自爆してる可能性が高いんだよなこれ…。確信犯で嘘ついてる可能性もまだあるけど…。
あと、U氏によると来週81と話し合いがあるそうで、それによってまた追加情報があるかも?
ここ最近、企業型ゲーム攻略サイト(以下企業サイト)に関する話題が盛り上がって(燃え上がって)いますが、業界側の人間からの話がなかなか出てきていないなと思うので言える範囲で書いていこうと思います。
注:あくまでも私が業界にいた時の話であり、ここに書いた情報が全て正しいとは限りません。
そもそも、ここ最近のゲーム(特にソシャゲ)にはいくつかのパターンがあり、攻略法はテンプレ化しているものが多いです。
据え置き型においてもリリース前にかなりの時間を割いて情報収集を行うので、先におおまかな記事の内容を作っておき、リリース直後に体裁を整えてポンと出すことも多いです。
(人気のゲームの場合、発売から2日後くらいには企業サイトがほぼ攻略しきっていることもザラです)
どのサイトも同じような内容を出すのであれば、求められるのは「素早さ」もしくは「量」。
今回話題になったアル〇マの場合でいえば、素早さで他の企業サイトに勝てない分『量』で勝とうとした結果盗用に至ったと考えられます。
これは、ゲームリリース直後においての企業サイトのやり方が関係しています。
通常は「①情報収集→②記事作成→③記事内容確認、細かい修正→④公開」という手順で記事を公開まで持っていきますが、ゲームリリース時は
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となるため、情報の正しさの確認が一旦後回しになることも多いです。
そのゲームの初心者としては「正確で分かりやすい記事を読みたい」のに、実際は「読みづらく分かりにくい(ただし内容は濃い)」。
攻略サイトを利用する一般ユーザーが企業サイトの更新ペースに追いつくことはまずないので、「内容が薄くても量が多いサイト」の方が信頼される傾向にあります。
そもそも企業サイトは、記事さえ載せておけば一定の検索順位がつきます。
ただし記事を作るのが出遅れると、どうしても順位がつきにくくなります。
そこで、先に中身のないスカスカの記事を作っておいて検索順位を上げておくのです。
「内容は後で埋めればいい。ライバルサイトや個人ブログに勝てればそれでいい」というのが大手サイトの考えです。
勿論ちゃんとプレイしている方も沢山いますし、複数人のチームで攻略する場合、実際にプレイを進めている人が最低1~2人はいるはずです。
・ゲーム内スクショ画像は内部で用意する方が安全だから(ただしコンシューマは無断転載多し)
・プレイしないと分からない「濃い記事」がないと信頼性に繋がらないから
・YouTubeやTwitterに使いやすい画像が上がらないから
アル〇マが掲載している画像も、よそのサイトに転載されているのを見たことがあります。
①閲覧回数の多さ(Googleアドセンス)
とはいえ②はなかなか稼げないので、結局①をいかに稼ぐかが重要となります。
そして、検索順位で1位のサイトと2位のサイトには天と地ほどの差があります。
だから、「1位になって沢山見てもらうため」には手段を選ばないのです。
聞いてるかwithだの〇ame8だのアル〇マだの!!!!
お前ら今までもずーーーっとこんなことしてきたしこれからもずーーーっとこういうことするよな?全然罪悪感なんかないしもう多少炎上しても何も感じなくなってきてるだろ?
わかるぞ!!どんなに頑張ってもどんなにプレイしてもコメント欄には必ずクソが湧くんだよな!!
「何だこの糞サイト」「エアプだろ」「役に立たねえな」「攻略やめれば」「皆さんこんなサイト見ない方がいいですよ」これより酷いものももっとあるもんな!!すげーよな人間の悪意って!!
でも自分たちだって稼がなきゃいけねーから転載だろうが盗用だろうが上手く誤魔化していつものテンプレテキスト貼り付けてコンシューマでも「アプリの引き継ぎ方法」なんてページ作るしライバルの様子ちらちら伺いながら最強ランキングを作る、もうそれにも疲れたんじゃね?1回やめてみない、攻略?あ、ムリ?無理かーそうかーそうだよなーじゃねーわ!!
超素晴らしい個人サイト、コミュニティ作って盛り上がってたまとめサイト、更新は遅いけど本当に面白いYouTuber、そういう存在をいくつ潰した?
凄くこのゲームが好きで、でもどうしても先に進めなくてチラッと攻略サイトを見ちゃったやつの目の前にネタバレと攻略法をどんと置いて「はいどうぞ」って人の心はどこいった!?せめて重要な部分は見たい人だけ見れるようにしろよ!!
でもいちばん辛いのは自分がやってた時はなんの感情も湧かずにそんなことをしてたってことだ。人間ってほんとクズでクソだよな!!!ごめん!!!!
公開の民事裁判の場に提出したB側の答弁書による、告白を受けた前後とグループLINEでの暴露に至るまでの経緯[10]。
2015年3月下旬、BはAがLINEで旅行先や桜の写真を送ってくる事を不可解に思っていた。またAから「おれの事が嫌いになった?」などのLINEメッセージを送られ混乱した。
4月2日、Bが大学の研究室で勉強していた所にAがやってきて「おれの事で何か悪い点があったとしても、色々言われるのはつらいから何も言わないで欲しい」と泣き出した。Bは「わかった」と答えて立ち去った。この事から、BはAとできるだけ接点を持たないようにしようと思っていた。
Bは告白を断り「よき友人でいて」とAに伝えた。その後、Aはそれ以前と同じようにBに対して食事に誘ったり遊びに行こうと連絡してきた。(授業に来なかったら起こしてくれとモーニングコールを頼んでくる、評判がいいという12個の法律事務所のリストを送ってくる、口頭やLINEで食事に誘う、他の友人と一緒にハイキングに行こうと誘う、別の友人と食事に行く話をしていたら誘ってもいないのについてくる、他の友人と講演会参加の話をしていたら自分も行くと言い出す、等。)
BはAを傷付けないように当たり障りのない返事でAの誘いを断るようにしていた。授業のプレゼン準備中に、親しげに話しかけ腕や肩に触れてくる、「今日香水強いかな」と言ってくるなどのAの行為は、Bにとっては問題だった。5月下旬には学校のラウンジで話しかけられ、「うん」「そう」など返事をしていたらAは頭を抱えて「うあー」と声を出した。腕のあたりに触れてきたので「触るな」と告げた。
A最悪やな。
「赤面」はそのまま「顔が赤くなっていること」を表す記号だし、
「顔を赤くしたり眉をひそめたりするのは性的興奮を催しているときだけだ」
相変わらず理珠については可愛い話に終始。可愛いからいいけれど。
というかですね。「うどん」が出なかった。
筒井先生(か編集),ネットの評判に迅速に対応してくるな...(気にしすぎとも言えるが)#WJ32 #ぼくたちは勉強ができない pic.twitter.com/0Bk9lXMmUU— 当分の間、バケラッタ(鮎) (@ayumie) July 9, 2018
2018年だからこそ森精華を描く(ガンパレードマーチ/GPM) pic.twitter.com/BQJwYu5Sij— ゆかたろ🔞新刊委託中/単行本準備中 (@yukataro) October 2, 2018
今日6月28日は、巨人の選手が日本プロ野球史上初のパーフェクトゲームを達成したことにちなんで、同じくパーフェクトが語源の #パフェの日 なんだそうです
イロハ、生まれてはじめてパフェを食べにいくでござるの巻 pic.twitter.com/iSNWX1poOR— saku (@jougentsuki) June 28, 2018
これらは性的に興奮して絶頂してアヘ顔を晒している絵なんですか?
もちろん違います。
いや「おまえたちの意図は関係ない、私たちがどう感じるかが全てだ」って言うなら理屈は通ってるんですよ(主張としては最低だと思いますけど)。
そうではなく「赤面・困り眉は性的な記号に決まってるだろ、オタクはとぼけるな」と言ったらそりゃダメですよ。
むしろこっちから「おまえのほうこそ漫画の読み方が分からないふりしてとぼけんな」ってなるでしょ。
乳袋の話はこっちです。
前提として、自分はエンタープライズ向け3DCG制作に携わってる過程で、VRとかUE4を使っている。ゲーム業界人ではない。あとは会社でeSportsプロチームのスポンサーをしていて、その担当者。
個人的には30過ぎた今でもコンシューマー、PC、モバイル問わず、ゲームをコンスタントにプレイし続けている。
なおビジネスデーなのにどれも思っていたより待ち時間が長くて、時間の都合上、試遊はしていないので展示だけの感想です。
ごめんなさい。
良かった(小並感)
インディーからAAAまで、流行り廃りはあってもちゃんとゲーム業界の新陳代謝が行われていることが嬉しい。
今日はビジネスデーなのでファミリーゲームパークは準備中だったが、数年前よりも拡大していた。
あとホッとしたのは、ゲーム業界関係者ってやっぱりゲーム大好きなんだなってこと。ビジネスデーとはいえ、周りから聞こえてくる会話や雰囲気はゲーマーの集まり。なんならみんなゲーム大好き。
スポンサーとしてeSportsに関わるようになって気づいたけど、『ゲームなんて興味もないし何なら無駄な存在だと思ってるのに、VRやらeスポーツやら、お金になりそうだからビジネスで仕方なく関わっている』みたいな人も居る中(実際にeスポーツに手を出し始めたとある会社の社長に言われた)、これは安心した。
あと年齢層も幅広く、半数は女性。やっぱFFって世代や性別を越えて、コンテンツとして愛されてるわ。
30人くらいが入りそうな空間に高輝度高解像度スクリーンと立派な音響(ちょっと低音が効きすぎて、ところどころ聞きづらかったが)
満を持して公開された、ゲーム全体のストーリー、目的にも言及されたナラティブなPVと相まってミニシアター感があった。人気ではあったが、一度に入れる人数が多くそこまで長いわけではないので、人もどんどん捌けていた。
タイトルからお察しの通りの愛国的ミリタリーゲー。第二次世界大戦敗北後の世界でロボットで戦うとかなんとか?と聞いたが真相は不明。
友人である、某ゲームライターからに教えてもらい「ビジネスデーで炎上して一般公開日には撤去される可能性があるから見といた方が良い」と言われてみたが、これでは炎上しようがない。
なぜなら展示映像のPVは、主人公が「リミット解除!出力最大!限界突破だ、うおー!(意訳)」すわ、バトルか!?と思ったらフェードアウトしてタイトルが映されるだけの、30秒くらいで終わるティザーが延々リピートされてるだけ。あとは美術館の展示のように壁面に立派なキャラ画が飾られてライティングされているだけ。
なぜかブースだけは立派。デスストランディングの3倍くらいのスペースで、20人分の座席まで用意してある。映像は30秒なのに。
日のないところに煙は立たない。
なんか滑ってるらしいとの情報を聞き、行ってみた。
やまびこ狂言アフロはVRゲームで、画面に出てくる狂言師の動きとセリフをパラッパみたいにお手本とプレイヤーと交互にやって採点される一種の音ゲー。
コンセプトとしてはユニークな動きとセリフでプレイしても楽しいし、見ている方も盛り上がる!みたいなものでしょう。
しかし他人の試遊を見ると、ふざけた小躍り、セリフも「馬パカパカパカパカパカ」「れっつだんすべいべーひあうぃーごー」「パンケーキたべたやパンケーキ」といった絶妙に寒いセリフ。案の定滑っている、というかゲームに滑らされている。
はずかしすぎてセリフは棒読みになり、手は控えめにパタパタさせるだけの謎の小躍りになってしまう。HMDで自分は外が見えないのに周りから見られている恥ずかしさが込み上げてしまい、ゲームプレイどころではなくなるのです…。
『VRで実際に遊んでいるプレイヤーが楽しいだけではなく、その様子を周りから見ても楽しい、みんなで楽しめるVR』的なゲームって、最初恥ずかしがりながらキャッキャしながら盛り上がり、でもプレイを頑張って上手くなるとある種のすごさが出てきて、上達するとカッコよくも見えてくると、面白いだけじゃなく「おー!すげー!」になっていくものだと思う。
ゲームでハイスコアを取るための頑張りや上達と見る側の面白さが比例する。はず。
なのに、狂言アフロの最大の難点はゲームを上手くやることが、見ている側の面白さが比例していないこと。
みんなで面白がれるためには、ゲームの上手い下手以上に面白い動きをして、面白い喋り方をしなければいけない。面白さがゲームデザインではなく、プレイヤーに委ねられている。
「勇者ああああ」とかで芸人呼んでやる分には面白いんじゃないだろうか。真似した素人が自宅に友達呼んで同 じことやろうとすると事故るが。
そういう意味では、(盛り上げる事が)高難易度(場の空気が)死にゲー。
ちなみに、たまたま数年前のTGSで見た同社の「撲カラ」これはVRでボクシングしながらカラオケで歌わされるというこれまたユニークなゲームだったけど、こっちは普通に盛り上がってた。
ボクシングやった後に歌ったら誰でも息切れしながら必死になるその姿が面白さを生んでいたと思う。他人のプレイを見てても面白かった。
ステージが進んでゲームプレイを頑張れば頑張るほど必死にならざるを得ないので、プレイを頑張ると必然的に面白くなっていた。
等身大フィギュアが見どころ。
立体化されると圧倒的に性的の一言に尽きる。エロい、可愛い、最高。
それでも他企業が展示してた、キャラクターの等身大フィギュアに比べたらかなり自然。プロポーションが誇張されているが、有りえないことはないレベル。良デザインと再確認しました。
ほんとに健全。
せいぜいカットインで乳揺れとキャラクターの後ろ姿でケツが見えるくらいである。ゲームとしても出来は悪くなさそう。
「プライベートルーム」に関しては見ていないので、『まぁ、そういうことだ』がどう言うことかは分からなかった。無念。
インベーダーのアーケードの3/4サイズの筐体が6万くらいで市販されるらしい。
組み立て式で総重量25kgだが、組み立て家具が作れるなら余裕でいけるとのこと。
インベーダー世代ど真ん中の、父親の還暦祝いに買って実家に送りつけようと思いました。
各ブースコスプレコンパニオンが並ぶ中、ここはタンクトップマッチョと記念撮影ができた。魂斗羅を感じた。
しかし会場の一番奥に位置していて、待ち列も短く、日本における期待度の低さを感じて悲しくなりました。
その点、競技としての歴が長い格闘ゲームはフォーマットが完成されていて、本会場でもこなれている感があった。
まあそもそも、ボクシングや格闘技の観戦みたいな見方が確立されてるので、格闘ゲームその点アドバンテージがあったというのもあるかもしれない。
VRコンテンツ開発者およびOculus開発者によるパネルディスカッション。
スタンドアローンVRHMDの可能性について。具体的にはOculus Quest。
どう言う代物かと言うと、PCやゲーム機につなぐ必要がなく、単体で動くVR機器。技術的なことは割愛。
この機器の目的はただ一つ、「みんながVRを体験できるようになる」ことらしい。都心で3000人規模で行ったVRの認知度調査の結果でさえ、認知度は90%になるものの体験したことがあると回答した人は6%。一般層への普及はまだまだ。
それを打破するために、難しいことを考えずにデバイスひとつあればハイクオリティなVRを体験できるということを目的に作られたのが、このOculus Quest。
開発者曰く、「機器を準備して身につけて体験するための煩わしさが、従来はスキューバダイビングくらいの大変だったけど、Oculus Questはシュノーケリングくらい」普段VRコンテンツを提供している自分の感覚としても、これはかなり的確だと思います。
パネルディスカッション終盤、「今の人たち『インターネットしたことある?』なんて聞きませんよね?そのくらいインターネットは当たり前になったし、意識もしてない。VRもそのくらい当たり前の存在になる」というのが印象的だった。
インターネットと同じような広がり方を想定すれば、VRが当たり前になるにも30-40年程度か。
以上、レポっす。
数年前に一年で辞めた職場の同期が結婚するということで、職場のなかでプライベートでも仲が良かった私だけが呼ばれた。
ここしばらく疎遠だったから新郎はもちろんのこと、親も友だちとも会ったことがないので本当に独り。
マンツーマンでは話せても、アウェイの空気感のなかではド緊張&硬直するタイプの人見知りなので、前日くらいからは祝う気持ちよりも緊張感のほうが高まっていった。
当日も式に向かうのバスを待つあたりから、残念な方のドキドキ感が強まり、前後の新郎新婦のご友人グループが楽しそうに思い出話をしているのを聞いて、1人参加つらいなという気持ちになっていた。
たくさん旅行をしたからおもしろいエピソードはいくらでもあるのに、1人だとそれを懐かしむ余裕は生まれなかった。
式場に着いてからどこへ向かえばいいのかわからず、でもそれは係員を見つけてすぐに解決したけれど、わりと不安を煽られた。
待機室?では、職場や他の友人らしき人たちの談笑が自然と耳にはいってきた。
私はスマホばかり見ているのも場にふさわしくないかと思って、だけど座席数の都合で相席をしているので正面ばかり見ているわけにもいかず、キョロキョロしているように、映ったかもしれない。
すぐ近くにお一人参加の人らしき人がもう1人だけいた。
のちのち、この方も一人で来てるということがわかったけれども、積極的に話しかけることはできなかった。
事前にネットで一人参加の心得を読んでいたのに、新婦の話題を出すこともできなかった。
馴れ初めやら詳しいこと知らなかったし。
チャペルではたくさん写真を撮った。披露宴も、幸いにも次から次へと出し物があり、特にテーブルの中で談笑する時間はなかった。
すきをみてトイレに立ったら、写真撮影時間とかぶってしまい、披露宴中に新婦と写真を撮ることすらできなかった。
なにかすることがあると気分はマシだった。
次の動きへの準備中だったりする時間が、1人ぼーっと突っ立ってるはめになって辛かった。前述の通りスマホをしているのはどうかと思って、どうしていいか分からなかった。
でもなによりも辛かったのは、1人でド緊張&硬直してる姿を当日のまとめVTRにばっちり撮られていて、披露宴の終わりに大画面で仏頂面ともとれるブス顔を晒されたことだった。
式場のカメラマンはどうして1人参加(しかも表情が微妙なほう)を映した?友だち同士キャッキャしてるグループだけでいいじゃん、、なんで?
新郎新婦のお色直しのときに名前を呼ばれた、選ばれしお友達、いわゆる親友たちは嬉しくて涙を流していたけど、私も泣きたくなった。
というネガティブ気持ちがいっきに沸き起こって、お祝いの席なのにすごく惨めな気持ちになって純粋に祝っていられない自分も嫌で、気持ち的にすごく疲れた。
友だちの結婚は純粋に嬉しい。式もすごくよかった。でもその場に自分1人ではいたくなかった。後日映像をフルで観ても構わないから、できれば参加したくなかった。
ちなみに記念品として、私の趣味ではないお皿セットをいただいた。
包をとらずにメルカリに出そうかと思ったけど、一応思いとどまった。
そしてこのお皿セットが重くて郵送だったからなのか、当日の帰りに渡されたプチギフトなる瓶詰めの食料品は、プチプチや包装、紙袋が一切なく、うっかり割らないかヒヤヒヤした。
ホワイトボード前に置かれたパイプ椅子にイヌ、ネコ、ネズミが一触即発の雰囲気で座っている。
扉が開き、慌てた様子の青年が入ってくる。
孫「お疲れ様です、すいませ――」
ネズミ「遅えよッ!!」
ネコ「!!」
ネズミ「……チッ」
孫「あの、本当、すいません。11時からって、皆さんにお約束してたのに……」
イヌ「ま、まぁ。とりあえず、ミーティングの報告をお願いします。もう2時間も押してるんで」
孫「印刷した資料が1部たりなくて。……じゃあ、はい! 僕のは大丈夫なんで、業務委託の皆さんで、どうぞ!」
ネズミ「ッ……!」
孫「はい、では皆さんお手元に資料ありますかね、お疲れ様です!」
ネズミ「……」
孫「えー、先ほど今回の、【大きなカブ引っこ抜きプロジェクト】の遅延に関しまして、業務委託の皆さんからいただいたご意見も踏まえて、事業責任者であるお爺さんお婆さんと、今後の打ち手について協議してきました」
孫「そこで、えー、結論ですが、カブのロンチ期日は絶対死守したいということで、8名の派遣社員の増員が決まりました!」
ネズミ「は?」
孫「海外からオカメインコが8羽、パスポート関連の手続きが終了次第、このプロジェクトにジョインします!」
イヌ「あ、あの、それって……確認なんですけど、そのオカメインコたち当然、GIT(ぐいっと抜く)操作や大作物収穫の経験はあるんですよね!?」
孫「いえ、実務レベルでは無いそうですが……ただ全員、野菜チップスをついばんだ経験があると聞いています!」
ネズミ「……は?」
孫「ついばんできたのは、レンコン、ニンジン、カボチャ、サツマイモなど、かなり多くの根菜だそうです! そういった経験があるのでこの現場でも――」
ネコ「ちょっと、いいですか!? これって、大きなカブの葉を真横に引っ張って抜くことを目的としたプロジェクトですよね? 根菜の扱いは関係ないですし、そもそも鳥類の方では私たちの引っ張り方と全く噛み合いませんよ!?」
孫「まぁ、それはそれで……」
イヌ「あの! 孫さん、僕らの報告書ちゃんと読んでました!? 人員を増やしたところで意味がないどころか、全くの逆効果ですよ!?」
ネコ「GIT(ぐいっと抜く)操作に慣れないお爺さんやお婆さんが不用意なプッシュプルを繰り返したせいで、コンフリクト解消に無駄な時間を取られたのが遅延の主たる原因って……私、書きましたよね!?」
イヌ「ふたりが現場から離れてやっと作業がまともに進み始めたところだったのに……! 孫さん、今からでも増員を中止できないんですか!?」
孫「それは、CTO(超とんでもないお偉いさん)であるお婆さんが判断したことなので、私ではどうにも……」
ネコ「そんな!」
孫「CEO(超えげつないお偉いさん)であるお爺さんもすでにアグリーなんですよね。ですのでここからは、増員を前提とした話し合いを――」
孫「!!」
ネズミ「お前ら上の奴らの無能な指示で、俺はもう何週間も嫁や子供たちに会えてねえんだよ! どうしてくれんだよ、アアッ!?」
孫「そ、それは、本当に申し訳ないと思って……」
ネズミ「もうあんたの心の込もってない謝罪は聞き飽きたんだよッ! 何度も何度も気分で方針変更してきてよぉ! 一度たりとも、上手くコトが運んだ試しがねえじゃねえか!?」
ネコ「……」
ネズミ「イヌもネコも覚えてるだろ!? 爺さんがウォーターホール方式(水をかけてから引っ張る)でいきたいって言ってたのに、しばらくしたら『必要な水量の見通しが立たず、そもそも濡らしても抜きやすくならないと判明した』とか言い出したよな!?」
孫「それは……」
ネズミ「そしたら今度はアジャイル方式とか言いだして、通りすがりの奴らつかまえて1人ずつ引っ張っらせては感想聞いてたよな!? 一体ありゃぁどういう了見だ!? 全員で引っ張っても無理なのにちょっとずつ引っ張って抜けるはずがねぇだろ! アホか!?」
孫「あれは……」
イヌ「そもそもあの時、プロジェクトの誰ひとりとしてアジャイルを正しく理解してなかったですからね……」
ネズミ「そんで挙げ句の果てにティール組織でいくとか言って、プロジェクト完全に停止させて、うすら寒い理念研修ばっかり増やしてよぉっ!? そのくせ納期は死守しろ死守しろって、頭イかれてんのかよ!?」
ネコ「ネズミさん、と、とにかくいちど落ち着いてください……!」
孫「……確かに、方針の変更は何度もありました、ですがすべてお爺さん、お婆さんと時間をかけて議論した上で、学術的にもエビデンスがある方式への、理論的なピボットで――」
孫「り、理解できないなら勉強していただかないと……私は大学院で専門的にデザイン思考と組織論、統計学を学び、その知識を前提としてお爺さんとお婆さんと協議した上で……」
ネズミ「お前みたいなのが一番タチが悪いんだよ!! 上司の屁理屈に洗脳されやすい純粋まっすぐバカが傀儡になって中間管理やってるから、いつまで経っても末端を使いつぶすデスマがなくならねぇ!!」
孫「そ、そんな……!」
ネズミ「お前のゴールは現場のご機嫌とってさっさとカブ抜いて、その成果を持って別プロジェクトか他社へ異動することだもんな!? 本心が普段の言動から透けて見えてんだよ!! お前、そんなんで本気でこのプロジェクト成功させる気あるのかよ!?」
孫「そんなつもりは、毛頭……!」
ネズミ「あーあ。やってらんね。もうこんなプロジェクト今日で終わりだ。これ以上の契約更新なんかするかよ! な、イヌとネコもそうだろ!?」
イヌ「……勝手に、僕の本音を知ってるかのようなこと、言わないでもらえますか?」
ネズミ「え」
ネコ「孫さん、オカメインコさんたちが来るまでに座席表が必要ですよね? 私が作っておきますね!」
孫「……え。いいんですか?」
イヌ「そういえば孫さん、さっきいただいたこの資料、すごく綺麗にまとまってて素晴らしいですね。後半からほぼ空白なのも、余白を活かした高度なデザイン性を感じます」
孫「え、意図してなかったけど、ありがとうございます! 実は学生の頃は、デザイナーのスペシャリスト志望で……」
孫「……あ! すみませんそういえば!」
孫「本当にすいません……実はこのあと、合コンがありまして……」
ネコ「まぁまぁ、この話の続きは後日、ってことで!」
イヌ「そうですね、次のミーティング、カレンダー入れときますね!」
ネズミ「お、俺の話を……」
孫「それじゃ、本気でやばいんでそろそろ失礼します! ……あ、ネズミさん、契約更新は必要ないということなので、デスクの清掃だけよろしくお願いします〜、お疲れ様です!」
孫、あわてて部屋を去る。
ネズミ「……お前ら、こんだけひどい目に合わされても、組織側につく気なのかよ!?」
イヌ「何か勘違いしているみたいだけど……最初から僕は、この組織や進め方に一切、不満はありませんよ」
ネコ「ええ、私も」
ネズミ「は……? こんなグダグダの遅延プロジェクトに、不満がないわけないだろ!?」
イヌ「いや、大規模な遅延プロジェクトだからこそ、ですよ。このプロジェクトのロンチが伸びれば伸びるほど、僕らは飯が食える期間が約束されて、面倒な転職活動をしなくていいんだから」
ネズミ「……!」
ネコ「あらゆるトレンドが2、3年単位でガラッと様変わりする、雇用形態も入り乱れてるこんな現場で、マネジメントや進行管理、正当な評価なんて不可能だって、この業界に数年いる頭のいい人なら誰でもわかってるんですよ。だったら、それを利用する思考にならないと」
イヌ「僕は別のスタートアップでも働いてる。ネコさんは個人経営の喫茶店を始める準備中。……ここでの業務は、あくまで飯の種、ライスワークなんです。新人の孫さんが上の都合に踊らされておかしな指示を持ってくるのも織り込み済みで仕事を請けてるんです。……腹立ててるのは、組織の論理を知らない、ネズミさん、あなただけだよ」
ネズミ「! そんな……」
イヌ「……それと、この際だからぜんぶ言わせてもらうけど。正直、ネズミごときの力じゃカブを引っ張っても一ミリたりとも影響がないんだよ。無駄なプッシュとプルを繰り返して、僕やネコさんの尻尾にぶら下がってるだけで」
ネズミ「……そ、それは……」
イヌ「何も言わなかったのは、落ちこぼれがいると僕に批判の矛先が向かないのと、あなたが嫁と子供を食わせるために必死なんだろうって同情してたからです。 ……でも孫さんに噛み付いたら、もう、かばえないかな。僕に得が無さすぎるし」
ネズミ「…………」
ネコ「私も言わせてもらうけど、正直、いまの私にとっての邪魔者は飯の種をくれるお爺さんたちじゃなくて、暴力的な言動を繰り返して職場の雰囲気を悪くしているネズミ、あんたなんだよ。……そもそも、あんたお婆さんに『ドブ臭い』って毛嫌いされてたから、近いうちに切られる話は出てたんだけどね」
ネズミ「……………………」
ネコ「あんた、このプロジェクトには正直、向いてないと思うよ。転職のいい機会だったんじゃない?」
ネズミ「お、俺は、ただ」
イヌ「……ん?」
ネコ「あの巨大なカブ、抜けたとして食用にも、観賞用にもならないらしいです。……むしろ中が腐ってて、処理するのにまた莫大な費用がかかる、って」
ネコ「カブを分けて欲しい人たちが前金を積んで、カブの価格がつり上がってるらしいんです。前金に手をつけてしまったお爺さんは、腐ってるとわかっててもこのプロジェクトを止めるわけにはいかない」
イヌ「……」
ネコ「最近はお爺さんも開き直って、カブを買ってスープにして売れば大金持ちになれるぞって、IR(インチキなレシピ)を配り歩いてるらしいですよ」
イヌ、深く息を吐き、何も書かれていないホワイトボードをじっと見つめる。
暗転、幕。
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完全版はここ↓
あまりVTuberのことを悪くは言いたくないしファンなんだけども、某クラウドファンディングで大金を集めたVTuber、インスタグラムでの活動を準備中なようだけども、現状はYouTubeとTwitterで活動している。
それってのは、穿った見方をすれば「陰キャから集めたお金で陽キャのステージに出ようとしている」わけで、そこで文化大衝突が起きると思うんですよね・・。
個人的には別にその活動で問題ないんですが、ただ支援した人らはそれで満足できるのか、そもそも、そのことをちゃんと理解して支援したのだろうか?という不安が。ノリで支援っていう流れがあってだいぶブーストしたようなので。
キモチップ問題、いままではテレビメディアといった「陽」の場で好意的に受け入れられていたようですが、twitterという「陰」の場に拡散したとたんに文化大衝突で大炎上してしまいましたが、それと似たことが起きてしまうのでは?という不安があります。
たしかに、ひとえにVTuberといっても陰キャ・オタクが多いようにも見えるんですが、陽キャもいるには居ます。
ビジネス的には「VTuberは陽キャ文化圏でのビジネスに成功できるか?」という挑戦なのかとも思うのですが、やはりオタク文化圏の経済力に依存する面も大きく、文化的・経済的な舵取りが難しいんだろうなぁと思う。