「星屑」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 星屑とは

2022-11-05

きららファンタジアサ終

ここだけの話

 

エロい服着せて

異世界で闘わせるきらファン

召集されなくなって良かったぁ!

と思っている原作ファン

表明し辛かっただけでいたと思う

 

星屑テレパスとか、そういうキャラの消費の仕方合わないだろって思ってたか

逃げ切れて良かった

2022-10-20

ぼっち・ざ・ろっく!」が成功してもしなくてもきららは危ない

 「ぼっち・ざ・ろっく!」、通称墓石」が、アニメ作品としてヒットすれば、まんがタイムきららは危ない。ヒットしなくても危ない。

そもそも陰キャ」という言葉悪口ではないのか

 当たり前のように使われてるが、どう考えても良い言葉ではない。胸を張って「私は陰キャだ」と言える人なんて居ない。ネット上(に限らないが)で「陰キャ」という言葉が出たとき、その言葉を言われた対象賞賛の的になっていることは皆無と言っていい。明らかに陽キャ」こそ上位の存在だと見做している。「陰キャであることを短所と見做すしかなくなっている。「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公を見て、名誉ある人物だと思う人はいない。そういう風にこの主人公は作られている。

上昇意識から下降意識

 昔は「リア充」「非リア充」という言葉がよく使われていた。ネットである「俺」や「お前ら」は、まず「非リア充」の方に位置していた。しかし昔のネット民は「リア充爆発しろ」だのと攻撃的な姿勢でいた。それは冗談でもあり虚勢でもあったが、俺達こそ素晴らしいのだという感覚を得ることができた。「非リア充であることに誇りをもっていたと言ってよい。またリアルでの充実というのは、恋人の有無に限らないことであって、趣味に熱中することができるならそれもリアルでの充実と言えた。「陽/陰キャ」という言葉場合現実楽しいかという次元の話ではない。ただ人間性について判断しているのであって、いくらネット面白いことができても、趣味に熱中したところで、「陰キャ」と言われれば「陽キャ」には勝てない。現に「リア充爆発しろ」に相当する言葉をまとに見たことがない。

  「陰キャ」という言葉は、かつてインターネッツではほとんど使われていなかった。しか2015年前後から急速に当たり前の語彙となった。この言葉インターネッツ発祥言葉ではないだろう。しかし今、こうして当たり前の言葉となった原因はネット民に、ネット掲示板にある。それはなんでも実況Jが2ちゃんねるの都となってからのことだ。その時期といえば、とある炎上に関わった弁護士が大いに叩かれていた。かつてのネット民の意識であれば、「俺達は弁護士よりも上」だと言っていただろう。しかしいつしか、「弁護士は俺達よりも下」になっていた。

陰キャ」は言葉として意味を成していない

 「陰キャ」という言葉は、誰でも共感できるようになっている。

 そもそも人間性質を二つに分けることは乱暴なことだ。世の中に、完全に「陰キャ」でしかない人はほぼ存在しない。完全に「陽キャ」でしかない人もいない。人間には必ず陰と陽とがある。5対5のように、両方のバランスによって成り立っている。そのバランスは時と場合によって3対7や1対9のように変化していく。誰を相手にしているか、どの場所いるかによっても変わる。本人の気分によっても変わる。学校では無口でも家では饒舌なら、それだって本人の「陽」の側面が強まっていることになる。ネットでは強気になれるなら、それも「陽」と言っていい。ただし、そんな時にも「陰」の面はある。また、自分では「陽キャ」だと思っていても、他人からは「陰キャ」だと思われていることもある。自他の認識によって、人間性質は変わる。

 我々は、「陰キャ」という言葉を見たとき、「陰キャ」と呼ばれる人を見たとき絶対自分の中にある「陰キャ」の側面を実感している。全員が共感できるから、「陰キャ」という言葉はここまで当たり前の言葉になっている。「陰キャ」という言葉が捉える範囲があまりに拡がりすぎている。使う人のさじ加減によっても変わってくる。

 人が自分他人判断する材料が、「陰キャ」か「陽キャ」かしかないとは、短絡的なものだ。我々の人を見る目は蒙昧で貧弱なものになってしまう。

まんがタイムきららは「陰キャ」をコントロールできない

 現在まんがタイムきららでは、「陰キャ」という言葉を全面に押し出している作品が三つある(正確にはその一つの連載は終了している)。「ぼっち・ざ・ろっく!」と「ななどなどなど」と「むすんで、つないで。」のことだ。いずれも主人公が「陰キャ」と言われたり自称したりしている。しかしこの主人公三人は、同じ「陰キャであるにもかかわらず、共通点がない。「陰キャである状態が異なっている。

 「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公はまともに人と話すことができない。言葉を発すると緊張の度が過ぎて、たどたどしい滑稽な姿になる。

 「ななどなどなど」の主人公は、問題なく人と会話が出来る。ただ、自尊心が強く、気高く、高圧的に人と接してしまうため、人との不和を起こす。そういう人間性から、この彼女は「陰キャ」と呼ばれた。

 「むすんで、つないで。」の主人公は、自分のことを「陰キャ」だと思っているが、周囲からは憧れの的となっている。容姿端麗で、成績優秀だとして賞賛されている。間違っても「陰キャ」とは言われていない。このように、自己へ下す認識と、他人から与えられる認識差異がある

 「会話が困難な人」「会話は出来るが人格問題がある」「会話もできるし人格も整っているが、その人自身不安を消せないでいる」。これらは完全に別物であり、違った性格を持った人物の集まりだ。それなのにこの三人は、「陰キャ」だと一つにまとめられている。こうした乱暴な処理がなされた結果、「陰キャ」の意味は広く曖昧ものになった。

 「まんがタイムきらら」の枠に留まらず、今や日本では、人間は「陰キャ」と「陽キャ」のどちらか二つに分類されるようになった。しか人間はそこまで簡単に分類できるほど、単純に造られていない。漫画登場人物ですら、多種多様性格をもっている。繊細な性格によって表れ出ている人間の姿を、真っ二つに分けることなど、とうてい出来ない。出来るとすれば、相当に乱暴作業と言うほかない。

 ひどく曖昧意味をもっている言葉を平然と使う。普通の人が日常会話でつい使ってしまうのならまだしも、漫画家という表現者が使うのはいかがなものか。使うのであれば、考えた上でやらなければならない。考えた上で使うことが出来ている作品は、「むすんで、つないで。」しかない。

創作への妥協、怠慢

 こういう考えもあるかもしれない。「陰キャ」がもう当たり前の言葉となった以上は仕方がない。その言葉をあえて使うことで、読者の共感を得ることが容易になる。確かにぼっち・ざ・ろっく!」は、「陰キャ」という言葉によって、現代の我々の思考を写し取った作品になっている。しかし、それがまんがタイムきららにとって、いかに異質で危険なことか。それを考えなくてはならない。

 一時期のまんがタイムきららは、多くの嘲弄を受けてきた。きららからアニメ化される作品は「日常系」と呼ばれ、「中身がない」だの「美少女動物園」だの散々言われていた。

 そういった意見に間違いがないわけではないだろう。一つの正解であるとも言える。

しか面白い作品のあり方はさまざまであってよい。劇的な物語がなければ、作品として成立しないなんてことはない。キャラクター死ぬのを見れば、それは悲しいシーンとなる。涙を流すこともあるだろう。しかしその涙は、純粋な感動のためではなく、感動という暴力を受けて涙を流しているだけかもしれない。

 何気ないことに心を動かされることがある。そのことを追求したのが、過去まんがタイムきららだった。何気ない瞬間の美しさを、美少女キャラクターに託していたのだ。そのためには、細心の注意を払ってキャラクターをつくらなければならない。例外もあるとはいえ、人の死があるわけでもない、激越なバトルがあるわけでもない、何か大会で勝ち上がっていく過程もない。ただそこにはキャラクターがいる。読者の感性に訴えかけるキャラクターを描かなければならなかった。それがかつてのまんがタイムきらら様式だった。そうしてきららは、いくつもの作品を世に送り出してきて、少なから成功を収めた。

 そんなきららが、今では「陰キャ」「陽キャ」という、曖昧かつ極端な言葉にとらわれてキャラクターを作ろうとしている。これは創作妥協であり、怠慢だ。きららが今まで築いてきたもの否定している。いわゆる「なろう系」や異世界転生もののように、圧倒的な成功を得られるならまだ良い。しかし「ぼっち・ざ・ろっく!」に圧倒的な成功勝利名誉の獲得はない。

まんがタイムきらら自尊心

 きらら編集部は、人々の口に上ることの多い「陰キャ」という語を、訳もわから商機と見做して漫画に取り入れたつもりなのだろう。しかし、この「陰キャ」という言葉は、近年の「インターネッツ」の売り物の一つなのだ。「陰キャ」の隣には「ショウガイジ」があり、「すき家チーズ牛丼を注文する男性」も陳列されている。周囲を見渡せば大量の炎上コンテンツがある。「ゲイ向けのビデオ」があり、「大物YouTuber」もあり、「ネットに強い弁護士」もある。

 きらら編集部がもし「ショウガイジ」を選択していたら、問題視されただろう。しかしさすがに、きらら編集部は「ショウガイジ」がまずい意味をもっていることを知っている。だから陰キャ」を選んだというのか。特定人種差別しているわけではないと判断したためにか。「陰キャ」という語が、「ガイジ」と紙一重意味合いと動機で使われていることをきらら編集部は知らないのか。知っていてやっているなら邪悪しかない。知らないからといって、何でも認められるわけではない。「陰キャ」を使っていいのは、人の気も知らず、自分のことも顧みず、悪口でも何でも好き勝手使うネット民だけでよい。

 まんがタイムきらら編集長は、「雑誌とは社会の公器であることを認識しなければならない」という教えを守っているのだという。「常に新しいことにチャレンジする」ために、「意識的に尖った作品を多く掲載するようにしている」側面があるのだという。その「尖った作品」の第一として挙げたのが、「ぼっち・ざ・ろっく!」だった。まんがタイムきららは、尖った作品を作るために、社会の公器であるために、ネット民の小競り合い、煽り合いを利用したということだ。

 きららアニメは、今までニコニコ動画で散々「ゲイ向けビデオ」のコンテンツと共演させられてきた。きらら作品キャラクターが「ガイジ」扱いされることも多かった。きららアニメ大元であるきらら編集部は、ついに自ら「インターネッツ」の汚れた部分に浸かることを決めた。しかも「社会の公器であるから、「ガイジ」のような過激ものは使えず、なるべく穏当な「陰キャ」を手に取って、「インターネッツ」の人々と仲良くすることを選んだ。

 編集長インタビュー記事 https://www.mashiro-writer.com/interview-houbunsha70th

まんがタイムきらら明暗

 もし「ぼっち・ざ・ろっく!」がアニメとして成功すれば、今後も「陰キャ」「陽キャ」という観点キャラクターが作られるだろう。人間性質を無理にでも二極化して行くだろう。過去伝統を振り捨てて。

 もし「ぼっち・ざ・ろっく!」がアニメとして成功しなければ、新たに売れそうな漫画を作り出さなくてはならない。約五年前のように、一年に三つも四つもきらら出身アニメ放送される時代は終わっている。過去に人気を博した作品も続々と完結している。現状のまんがタイムきららに見込みがありそうな漫画は数少ないと言ってよい。アニメ化が決定した「星屑テレパス」を含めれば、あと四つほどだろうか。「ぼっち・ざ・ろっく!」はきららの最終兵器とよく呼ばれている。最終兵器とはまるで後がないかのような言い回しだ。

2022-10-18

so hold me tight 夜明けまで

星屑の光あびて

いくつもの愛の言葉が躍るミッドナイト

2022-10-07

anond:20221007004900

めっっちゃ増田気持ちわかる

 

結局、なぜ「星屑テレパス」のアニメ化を素直に喜べないかというと

アニメ化すると

きららアニメファンごちうさゆるキャン△・まちカドとかが好きな層)に

無駄に暗い」「シリアス要らん」「ギスギスいつまで続くの」と延々ケチつけられて

アニメ円盤セールスも奮わない

という悲しい結果になるのが、目に見えているからなんだよね

(実際「スローループ」がアニメ化された時に上記現象が起きて円盤売上も評判も良くなかった)

 

なぜ、こういう問題が起きるかというと

今の「きらら雑誌読者・きららコミックス購入勢」と

きららアニメファン」の嗜好が決定的にズレているからで

 

 

から

きらら雑誌読者に支持される

コミックスが売れる

アニメ化決定

 

→でも、きららアニメファンの嗜好には合わないからボロカスに叩かれる

きららアニメファンの嗜好に合わないか円盤も売れない

アニメ化されてもコミックスの売上伸びない

 

きららメディアミックス展開が行き詰まる

きららブランド力低下が起きる

 

 

という負の連鎖が起きて、今まんがタイムきらら結構深刻な袋小路状態に陥っている

この状況を脱するためにはまず今のきららの現状を知ってもらって

ごちうさゆるキャン△層とは違う新しいファンの獲得に動かないとダメ

でも、増田界隈みても分かるように

きらら女の子がイチャコラしているだけのヤマなしオチなしイミなしの美少女動物園って

固定イメージが強すぎて難しい

 

今のきららの連載作品が好きな私としては、この不幸な状況どうにか変えれないかな、と真剣に願っている

anond:20221007084222

星屑テレパス部活モノで

部活に対する方向性の違いでぶつかって

そこから退部するしないに発展して

スギスした人間模様が展開されるってのが

連載ベース一年以上続く

今は、独占欲という感情を初めて知った宇宙人キャラ

主人公への想いを拗らせて~みたいな展開が

連載ベース半年以上続いてる

ちょうど星屑テレパスアニメ化が発表されたか

今のきららを知りたいって人は読んでみるといいよ

 

あれ、丸々一巻、連載ベースだと丸一年ぐらい

ず〜〜っとギスギスした人間関係引っ張ってるから

でもそれが今のきららの読者にウケてるんだよね

anond:20221006121039

きらら系みたいなヤマもオチ意味もないただ美少女が大量に出てきてイチャイチャしてるだけみたいなのが好きなタイプ

 

つの時代きららだよ

今のきららは、重い感情抱えるキャラ達のギスギスとした人間模様を楽しむ作品流行りなんだよ

きららに詳しくなくても

アニメ化された「スローループ

次にくるマンガ〜でノミネートされた

「またぞろ」「星屑テレパス」の作風とか知ってたら、きららトレンドの変化に気づけそうなもんだが

 

何にしてもその程度の認識きららを語ろうなんざ百年早いわ

2022-09-11

追記ありきららニチアサ特撮マンガ作者がTogetter話題になってたけどさぁ

はてブを見てたら、きらら掲載漫画の作者がTogetterでまとめられてて話題になってた。

ニチアサ特撮マンガの作者が同人イベントに参加したら、隣のスペースにライダー俳優がいた話 - Togetter

どうやら、作者が同人イベントに参加したところ、ライダー俳優松田悟志に目をつけられたらしい。




例のニチアサ特写マンガは『ニチアサ以外はやってます』で、作者は猫にゃん。現在は「まんがタイムきららキャラット」に掲載している。


ところで、きららって海外人気がないかアニメ業界唾棄されているんだよな

事実2022年からぼっち・ざ・ろっく』が始まるけど、それ以降のきららアニメゼロ


編集過去に言ってたよね。アニメ化できる作品を作っていきたいと。


担当編集 今のきららは、アニメ化などメディアミックス視野に入れた作品づくりをしているので、映像映えする題材として「特撮」はずっと候補の中にありました。猫にゃん先生ほどではないですけど、私も特撮が好きですし。
ニチアサ特撮ときらら作品は似ている 漫画『ニチアサ以外はやってます!』インタビュー - KAI-YOU.net


でも全然できてねぇじゃん。アニメ化の弾全然ねぇじゃん。

何でか分かる? 海外人気を意識して作品を作ってないからだよ


海外人気の重要性は「アニメ産業レポート」を見たら分かる。

日本アニメ市場では、2014年から海外売上が急速に伸びた。その一方、円盤などの国内売上は相対的に下がった。そして、2021年には海外売上が国内売上を超えた。

海外配信業者日本なんかよりも羽振りがいい。事実海外人気で簡単に続編が決まる。なろうアニメラノベアニメ特にデート・ア・ライブ』や『月が導く異世界道中』は時代象徴している。

アニメ業界国内人気よりも海外人気を重視するのは必然的だ。

そんな中、きららアニメ海外人気を獲得することができない。だからきららアニメ業界にそっぽを向かれる。




きらら編集部は、アニメ化される漫画を作りたければ、海外人気が圧倒的に高い「小説家になろう」とか「週刊少年ジャンプ」とか見習えよ。

他には『その着せ替え人形は恋をする』とかでもいいからさ。


特に、「小説家になろう」は編集どころか作者ですら作品の売り方を熟知している。ランキング上位に載る作品の傾向を研究した上で小説を書いている。

その甲斐もあってか、なろうアニメ海外人気が非常に高く、新規アニメ化も続編制作簡単に決まる。

舞台異世界から人気があるわけじゃねぇんだよ。




それに比べて、まんがタイムきらら海外人気がでそうな作品を作る気すら感じられない。

きららの連載作に流行りの異世界ものが増えたけど、まるでやる気を感じられない。アニメ化した『RPG不動産』ですら爆死で終わった。


しかも、今は百合漫画露骨に推すようになった。特に無印フォワードはその傾向が顕著。

分かってる? 百合というジャンル海外では蛇蝎のごとく嫌われる

同性愛嫌悪日本より海外の方が強いからね。特に中国に至っては「同性愛者は精神障害」と大学教科書に載るぐらい嫌悪が激しい。

きらら編集だって中国日本アニメ業界は密接な経済関係を築いていることぐらい分かるだろ? それなのに何で百合漫画を推すんだよ。


最近では『リコリス・リコイル』という大ヒットアニメがあるけど、あれは百合要素が海外でウケている訳じゃないんだよ。「女の子のガンアクション」がウケたの。上辺だけで判断するな。上辺だけしか見てないから、いつまで経ってもヒット作が生まれない。


それと、『星屑テレパス』とかで逆張りをやってる場合じゃねぇんだよ。あの漫画きららのくせにシリアスが多いんだよな。アニメオタクはそういう作品死ぬほど嫌いなことぐらい分かってるだろ。




まあ、要は、まんがタイムきらら海外で人気が出る面白い作品を生み出す能力も、既存の人気作を研究して見習う能力もないということだよな。将来性がまるでない。

そんな漫画雑誌存在価値はないから、さっさと廃刊しろよ。

まあ、そんなこといわなくても、まんがタイムきららとその系列は5年以内にすべてなくなるだろう。

競合のコミックキューン4コマ漫画をやめたし、まんが4コマぱれっとに至っては廃刊してしまった。

まんがタイムきららも同じ末路をたどる。間違いない。


追記: この増田を書いた理由

自分の好きなきらら漫画アニメ化しなかったから。そして、きららアニメの数自体が少なくなっているから。

放送されるアニメの数が多すぎると言われている中、きららアニメは確実に数を減らしている。ついには、『ぼっち・ざ・ろっく』以降に放送されるきららアニメゼロになった


そして、今、私は海外人気がアニメ化に最も重要だということを痛感している。

まるで「海外人気が出ないアニメ人権がない」と言わんばかりの世相だ。

アニメを取り扱っているブログを読んだり、アニメYouTuber動画を見たりすると、「海外人気」という言葉が耳にタコができるほど出てくる。

事実ラノベに詳しいはてなブロガーが指摘している通り、海外人気の根強いなろうアニメの数が無尽蔵に増え続けている。


から海外人気が出ないまんがタイムきららは"もう駄目だな"と嘆いている。


追記: ブコメに対する返答

ブコメが集まってきたので感想を書いてみた。


id:fusanosuke_n きららにはもっとこういう方向性で行って欲しい、というだけのエントリだろうけどなぜ煽りシマシで増田に書いた。

みんなの意見を聞きたいから。

そうするには、煽り気味に書くことが一番だと思っている。

例えば、アンチオタクが「女性の作った萌えアニメなんてないだろ」というと、オタクたちが真っ赤な顔をして反論する。

私はそれを狙っている。


ikebukuro3 何でもかんでも海外進出を狙ってるのは多様性が無いだろ。嫌なら見るな

そんな事を言う君は一度このブログ記事を呼んだほうがいいよ。はてなで有名なシロクマ先生(id:p_shirokuma)が書いた記事だ。

『使えない個性は、要らない個性。』 - シロクマの屑籠

多様性というきれい事を言うけど、無益個性はいらないものなんだよ。

アニメボランティアじゃないからね。結果をきちんと出さなきゃダメなんだよ。だから個性は選別される。


NOV1975 業界から唾棄されてる(n=1)

私は「海外人気のないアニメ人権がない」と同じようなことを嫌というほど聞いたぞ。

ブログYouTube動画とか見れば、簡単に見つかる。


id:apteryx_2022 いきなり怒ってるうえに予言で締める辺りにやり場のない怒りを感じる。でも、四コマのない、きららフォワードが上手くいってるかというと、どうかな。ゆるキャンアプリに取られちゃったし。

気持ち理解してくれてありがとう


id:uotocs きららにどうなって欲しいのさ。個人的にはガラパゴスってるきららのような立ち位置競争関係ないところで大切にしていきたい。

10年ぐらい前に、「日本企業はガラパゴス化しているか国際競争で負け続けている」と軽蔑してた奴がいっぱいいたじゃないか

同じように、ガラパゴス化しているきららアニメアニメ業界競争で負け続けているんだよ。分かる?


id:maturi 自分の嫌いなまんがが載ってる雑誌廃刊になる…喜びこそすれ、ここまで憤る理由わからん。その会社のまんがを印刷する会社に勤めてでもいるのか

嫌いな漫画廃刊になったら喜ぶはずなのに、そうではないというなら、嫌いじゃないということかもしれないな。


最後一言

それにしても、はてなではあまり知られていないようだな。海外人気の重要性。

2022-07-02

スパイファミリーファンアーニャパクリじゃねーか」

まずはこの漫画を読んでくれ。

どう思う?

スパイファミリーファンは間違いなく言うだろう。



ピンク髪でテレパシーが使える女の子なんてアーニャパクリじゃねーか」



スパイファミリー』はアニメオタクだけでなく一般人にも高く評価され、2022年アニメでは文句なしの大ヒット作になった。

そして、それを象徴するキャラアーニャフォージャーだ。

アーニャ超能力が使える子どもだ。子ども特有の可愛らしさと、多くの人を賑やかす面白さがアニメオタクだけでなく、一般人にも支持された。

実際、アニメ放送時にTwitterYouTubeで巨大なネットミームとなり、後にTikTokへと広がっていった。

アーニャはまさに令和を代表するマスコットキャラだ。



冒頭で紹介した『星屑テレパス』は間違いなく炎上するに違いない。

ピンク髪でテレパシーが使える女の子という点でアーニャと似ているからだ。

仮にアニメ放送されたとしよう。間違いなくスパイファミリーファンから非難殺到するだろう。口を揃えてこう言う。


アーニャパクリじゃね―か」


そして、その様子をやらおんやまいじつあたりが嬉々として叩き記事を上げる。

もちろん、星屑テレパスは爆死。

過去に『鬼滅の刃』のパクリ認定するのが流行したけど、実際に非難された『炎炎ノ消防隊』はパッケージ全然売れなかったじゃないか



小さい出版社マイナー雑誌連載マンガアニメ化する権利はないのだ。

近年、アニメ供給過剰だと言われている。やがて、アニメ多様性は失っていく。

大抵の人は作品を探す気力がない。安心して見れる作品を求めるようになる。

からジャンプみたいにメジャー雑誌連載原作か、なろうやラブコメみたいに性欲や虚栄心いった欲求を満たすための作品しか売れなくなる。

そこがエスカレートすると、そういった作品しかアニメ化されなくなる。

2022-06-18

anond:20220612011451

ウェブトゥーン話題きららを出したけど、返信くれるとは思わなかった。


この増田は再投稿です。確認したらリプライリーおかしかったので再投稿します。


レスになってごめんなさい。だって、返信が来るとは思わなかっただもん。


ウェブトゥーン話題になる度に、きららを出そうと思ってて、やっとのことでいいのが書けた。

結局、エントリー自体はあまり話題にならなかったけど、返信が来た時点で書いた甲斐があった。


あと、星屑テレパス』はもっと評価されるべきだと思う。

絵がかわいいし、話も面白い。次回が気になるぐらい面白い。そして、ウェブトゥーンの参考になる。

何より、ウェブトゥーンに詳しい元増田が褒めてくれたのがすごく嬉しい。

マイナーで終わるのがもったいない

かましいことを言いますが、可能でしたら『星屑テレパス』の感想よろしくお願いします。

2022-06-11

ウェブトゥーン日本下げするならまんがタイムきららでも読みな。飛ぶぞ。

anond:20220609051248

またウェブトゥーンのことではてなが賑わっている。

「縦スクロール漫画世界標準だ」とか「日本世界の潮流に乗り遅れている」とか、ワーワー言ってる奴がいるけど、一言いいたいことがあるんだよね。

それは……


まんがタイムきららでも読みな。飛ぶぞ。


きららには、紙の本もあるし、電子で読めるサイトはいくらでもあるけど、ニコニコ漫画の『きららベース』だと4コマを1列で縦読みができるから一番おすすめできる

では、最近きららについて語ろうと思う。

4コマ漫画縦読み

まんがタイムきららに限らず、4コマ漫画専門誌の掲載漫画縦読みである扉絵以外のページでは2列の4コマが縦に並ぶ。これは基礎知識だ。


今季話題になっているアニメといえば『まちカドまぞく』を思い浮かべる人がたくさんいると思う。

あの作品は濃厚な設定と印象深いキャッチー台詞が多いだけでなく、伏線管理もしっかりしている。まさに4コマ限界に挑んだ意欲作と言える。


それに対して、ここ3、4年のきらら4コマ漫画限界を認めているような作品が見られる

というのも、タテに4コマ並ぶ4コマ漫画体裁をあえて破っているのだ。4コマの枠から飛び出しているのはもちろん、ストーリー漫画コマ割りのようになっているものもある。

これは、もはや4コマ漫画ではなく一種縦読み漫画

これからアニメ放送される『ぼっち・ざ・ろっく』がいちばん有名な該当作品だ。

他にも『しあわせ鳥見んぐ』『妖こそ怪異戸籍課へ』『それでは、ステキセッションを。』が挙げられるけど、個人的に最もおすすめできる漫画は『星屑テレパス』だ。

星屑テレパス

星屑テレパス』はまんがタイムきらら(本誌)で掲載されている4コマ漫画だ。

簡単なあらすじを言うと、極度のあがり症地球友達をつくることを諦めた女の子の海果が、自称宇宙人少女・ユウに出会う話。

ユウはおでこをくっつけてテレパシー意思疎通をする「おでこぱしー」という能力がある。

そこからロケットを作ろうとする大層な話へと変わっていく。


きららといえば、ほのぼのとした日常系を思い浮かべるが、この作品はそうではない。

基本的にかわいくてほのぼのしているけど、シリアスな一面も強い作風だ。

から、どちらかといえば曇らせ隊の人におすすめできる。


そんな『星屑テレパス』は、将来的にあらゆる縦読み漫画の基礎になりうる存在だと思う。

なぜなら、縦読みから逃げてないからだ。横に広げたり、ストーリー漫画コマ割りに変わったりするものがあるが、この作品にはそれがない。

この作品を丁寧に読んで、コマ割りを考察していけば、縦読み漫画や縦スクロール漫画の作り方が分かるはずだ。

実際にコマ割りについて語る記事もあるぐらいだし。「星屑テレパス コマ割り」とGoogle検索すれば1番目に出てくる。


個人的感想を端的言うと、「まんがタイムきららシリアス邪道」と思っていた自分を変えてくれた作品

雑誌掲載される度に続きが気になる程度のお気に入り

単行本2巻の中盤で深刻なシリアスがあるけど、それをどうやって解決するのかが気になった。それぐらい海果たちに対する信頼があった。

3巻が発売される頃にはどうなるか楽しみだ。

4コマ漫画から水平思考

今のまんがタイムきらら4コマ漫画限界を認めた上で何かを模索しようと感じている。

それに対する答えは、ウェブトゥーンのような縦スクロール漫画ではないかと思う。

しかも、ウェブトゥーンや『タテの国』は単行本化でマネタイズが困難だと言われているが、まんがタイムきらら縦読み漫画のままで単行本化されている。そもそもきらら漫画雑誌掲載されることが前提条件だ。

今後、まんがタイムきららはどのようにして存在感を示すのか、期待したいところだ。

2021-09-27

anond:20210927065113

星屑の海の中、漂う夢求め、星を越えて、遥か♪

2021-01-18

今後、まんがタイムきらら日常系アニメを期待するのはやめろ

ごちうさの3期が終わり、『ゆるキャン』と『のんのんびより』へと続く。これから少なくとも3ヶ月先は移住先を探すこともない安泰な日々が続く。

しかし、ここから先はどうなるのか。さらに先に『まちカドまぞく』の2期があるが、1期より作風が変わると聞く。ひょっとすれば、『NEW GAME!』のようにいざこざの多い作品に変わっていくかもしれない。日常系アニメの新作がないか不安になっている人がいるはずだ。

そういえば、アニメ化が発表されたきらら原作漫画は『球詠』だったよな。この作品最後アニメ化の発表がされた作品が現れなくなって1年半も経つ。

しかしながら、これからアニメ化の発表がされるきらら原作漫画が増えていくだろう。だが、それと同時にきらら原作アニメに対して「自分が期待していたものと違う!」という批判が急増していくと思う。

なぜなら、まんがタイムきららからきらら系と呼べるような日常系が減ってきているからだ。

きららに対する偏見払拭必死きらら編集部

私は日常系アニメが大好きできらら雑誌を読んでいる身だ。未来日常系アニメが出てくることを楽しみにしていた。

しかし、私は、2018年ぐらいから、きらら編集部日常系冷遇するようになったと感じた。

そして、きらら編集長インタビューを読んで、まんがタイムきららから日常系がなくなるのは確実だと確信した。

ただ、最初に『ひだまりスケッチ』がアニメ化し、『けいおん!』、『GA 芸術科アートデザインクラス』と続いていって、きららといえば女子高生4・5人の学園ものという印象が我々の想像以上に強くなってしまった。もっと4コマ多様性を見出そうと思って企画したきららが、いつの間にか多様性のなさの象徴みたいになってしまっていたんですね。どこかで一度その固定観念を壊して、新しいきららの形を作らなければいけないと思い、2011年に「まんがタイムきららラク」を創刊しました。
芳文社創立70周年を迎えて。「まんがタイムきらら」編集長が考える“これからの日常系”の形

やはり、「きららといえば日常系」という風潮に対して、きらら編集部は好ましくないと思っていたようだ。

*****

では、まんがタイムきららについて振り返ってみよう。

2011年に『あっちこっち』、2012年に『夢喰いメリー』のアニメ放送された。「まんがタイムきらら日常系だけではない」とアピールする機会になり得たが、いずれも成功したとはお世辞にも言い難かった。特に夢喰いメリー』は原作ファンから酷評をされている。

2013年に『ゆゆ式』のアニメ放送し、『きんいろモザイク』『ご注文はうさぎですか?』へと続いた。この頃に「まんがタイムきららといえば日常系」というブランドイメージ確立された印象だ。

きららに対するイメージ確立された後も、日常系ではないきらら原作漫画アニメ化して放送されたが、そういったアニメ日常系アニメに比べたらヒットしているとは言い難い。

一方、編集部から大きな期待が寄せられたまんがタイムきららラクだが、けいおんゆゆ式のような大ヒット作が現れず、2017年12月号を最後休刊してしまった。


そして、ミラクの末期の頃から既存きらら系列雑誌作風が変わっていった。

まず、2018年から2019年前半ぐらいかけて、まんがタイムきららMAX連載の未アニメ作品が、2~3巻分の短期で、次々に連載終了していった。特に『どうして私が美術科に!?』の連載終了はきららの読者に大きな衝撃を与えた。元々、きららMAXは、前衛的な作風マニアックネタを扱う作品が多かったが、ミラク創刊の影響で、きららMAXは萌え要素が多い作品が増えた。ミラク休刊を期に、尖った作品が増えてきた。

さらに、『ななどなどなど』のような和気あいあいとは言い難い作品や、『RPG不動産』のようなファンタジー系の作品が増え、『奥さまは新妻ちゃん』『一畳間まんきつ暮らし!』『メイドさん下着特別です』のような男性読者に媚びたお色気要素が強い作品も出てきた。


そんな中で編集部からプッシュされていた印象が強いのは、きらら本誌で連載していた『甘えたい日にはそばにいて。』である。この作品は『幸腹グラフィティ』の作者、川井マコトが送る小説家少年アンドロイド少女恋愛を描いたシリアス作品だ。

きらら作家としてそこそこ知名度があるとはいえアニメ化されていない作品としては破格の待遇編集から猛プッシュされていた。3回連続センターカラー連載したし、1巻発売当時、アニメ放送していた『スロウスタート』との合同フェアを行った。

しかし、鳴り物入りで連載されていたにも関わらず、アニメ化されることなく3巻で終わってしまった。


そんな長期に渡る試行錯誤だったが、きらら編集部の期待に応える傑作がようやく現れた。それは『ぼっち・ざ・ろっく』である

ぼっち・ざ・ろっく

ぼっち・ざ・ろっく』は、これからまんがタイムきららを語る上で絶対に外せない作品である


この漫画は、タイトルが示す通り、陰キャ主人公バンドに加入してロックスターを目指す王道ロック漫画である。間違えても『けいおん!』と同じようなものを期待して見るものではない。むしろ、『けいおん!』が嫌いだった人が見るものだ。個人的には、この作品が売りにしている主人公の顔芸と陰キャネタ生理的に受け付けない嫌いな作品だ。


ぼっち・ざ・ろっく』はとにかくすごい。単行本1巻発売日直後に重版がかかり、LINEスタンプが発売された。そして、「次にくるマンガ大賞 2019」で8位にランクインした。

おかげで、きららでは陰キャ主人公ノブームが巻き起こっている。そのブームは、荒井チェリーというきららの創刊期から連載作品を持つベテラン作家ですら巻き込んでいる。列挙すればこんな感じだ。

そんな『ぼっち・ざ・ろっく』にアニメ化の話が来てもおかしくない状況だと言える。では、肝心の出来はどうなるのか。制作会社ガチャと呼ばれる風潮が強いが、それに関しては心配する必要はないだろう。

*****

ここからは、個人的妄想。内情を知らないので、今後どうなっていくかは、まだ分からないことだということに留意してもらいたい。


テレビアニメぼっち・ざ・ろっく』は、アニプレックスが間違いなく神アニメにしてくれるはずだ。きらら切り札である以上、粗末に扱われることは絶対にないだろう。作画に関してはしっかりした制作会社を選ぶし、脚本だって原作ファンからの高評価であふれかえっているので十分保証できるだろう。


それで、なぜ『ぼっち・ざ・ろっく』の話にアニプレックスを出すのか?


その大きな理由ソーシャルゲームきららファンタジア』にある。このゲームアニプレックスパブリッシャー(配信元)でドリコムディベロッパー(開発元)である

ぼっち・ざ・ろっく』の連載が始まる頃は、きららファンタジアの販促に力を入れていた時期だった。それを象徴するアニメは、2017年秋季放送された『ブレンド・S』と、2018年冬季放送された『スロウスタートである。この2作品は、アニプレックスドリコム、そして芳文社製作委員会に名を連ねている。

この頃のきらら編集部アニプレックスを強く意識していたんじゃないのかな。特にぼっち・ざ・ろっく』の場合、その傾向が強く表れていると感じる。主要人物の名前は、ASIAN KANG-FU GENERATION(アジカン)メンバーが由来だ。アジカンは、アニプレックス親会社ソニー・ミュージックエンタテインメント所属である。ここから、作者と編集は、構想の段階でアニプレックス意識していたのだろうと推測している。


タイムパラドクスゴーストライター』というジャンプ打ち切り漫画には、「実は(アニメ化の)オファーだけなら、早い作品だと1話目の次点で、もう来るんだよ」というネタ画像がある。ひょっとすれば、『ぼっち・ざ・ろっく』は、比較的早い段階でアニプレックスからオファーが来ているのかも知れない。逆に、芳文社からアニプレックスアプローチしていたのかも知れない。それだけ芳文社アニプレックス距離感が近いはずだ。『きららファンタジア』が配信されたばかりの頃は特に


そういえば、こんなTwitterアカウントがあるけど、遅くてもこのアカウントが作られる前からアニメ化が決まっていたんじゃいないのかね。主人公演奏動画投稿きっかけにSNSを始めるエピソードだけど、このアカウントの初ツイート2019年8月16日、このエピソード掲載されているきららMAX発売日は2019年08月19日である。早すぎないか

ファンがやるにしても、フラゲでもできないだろう。最新のツイートあたりに、音楽流れる一枚絵があるけど、この絵は作者が描いたものじゃないよね。ひょっとしたら、アニメ作画担当が描いたものかも知れない。ちなみに、Twitterは、YouTubeニコニコ動画とは違って、JASRACと許諾契約をしてないから気をつけてね。


きららファンタジア』は、リリース開始期に多くのトラブルに見舞われて短命で終わるとささやかれていた。しかし、そんな悲観的な予測を超えて、2020年12月リリース3周年を迎えた。それを記念してメインクエスト第2部がリリースされた。これから、またアニプレックスきらら原作アニメが増えていくのだろう。そのトップバッターは『ぼっち・ざ・ろっく』になるに違いない。

ビジネスは出だしが肝心だ。アニプレックス芳文社は『ぼっち・ざ・ろっく』にまんがタイムきららときららファンタジアの命運を賭けるつもりでいるに違いない。それ故に、アニメスタッフ錚々たる顔ぶれがそろうし、宣伝にもかなり力を入れるはずだ。

具体的には、『鬼滅の刃』のプロデューサー担当した高橋祐馬、『紅蓮華』を作曲した草野華余子、「チカっとチカ千花っ」で大きな反響を読んだ中山直哉が名を連ねることになるだろう。ロック界の重鎮たちも出てくるんだろうね。アニメーション制作ufotableが最有力になると考えている。次点は、A-1 PicturesCloverWorksだ。

ぶっちゃけ、このアニメ鬼滅の刃スタッフが集うことすらあり得ると思う。宣伝映像の冒頭に「鬼滅の刃スタッフが送る」というナレーションを添えるだけで、誰もが飛びつくに違いない。まさに鬼に金棒。

テレビアニメぼっち・ざ・ろっく』はアニメファンはおろか一般人ですら唸らせる出来になり、アニプレックス芳文社が望んだ通り大ヒットするに違いない。そして、「きららといえば中身のない日常系」というネガティブイメージを抜本的に改善していくだろう。


*****


こんな感じで、個人的妄想をひたすら書きつづった。

これがどれくらい当たるのか。答え合わせは2021年1月19日から始まるだろう。まんがタイムきららMAXの発売日だ。その次の月の2月25日は『ぼっち・ざ・ろっく』の単行本3巻が発売される。その間に、重大なニュースがやって来るはずだ。

いずれにせよ、きらら編集部にとって『ぼっち・ざ・ろっく』はまんがタイムきららを変える大きな存在だということには間違いない。

実際、ごちうさ3期に放送されたきららMAXのCMで紹介された作品は、ごちうさときんモザとこの作品だけだった。新型コロナウイルスのせいかもしれないが、はっきり言って、きららMAXの未アニメ作品は「ぼっち・ざ・ろっく』以外は雑魚」という扱いなんだなと感じた。それだけ、『ぼっち・ざ・ろっく』の注目を集めるのに必死なのだろう。

さいごに

私はきらら雑誌を読んでいて、日常系が減ってきていると感じていた。

きらら編集長インタビューを読んで、きららから日常系が消えていくのは確実だと痛感した。

きらら編集部は『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』がヒットしたときから、「きららといえば日常系」のイメージ危機感を持っていたのだ。


きらら編集長インタビューで「多様性」という言葉を使っていたが、我々が持つきららに対するイメージに対して、作者も編集プライドが許さないのも大きな理由の一つなのだろう。そりゃそうだよな。自分たちで一生懸命作って世に出した作品を、きららというだけで、萌え日常系と言うだけで「中身が無い」とか「低俗だ」とかと酷評されたら誰だって傷つく。そんなイメージ払拭したくなるのは当然の話だよね。

10年以上前から受けてきた屈辱を晴らそうと、長期に渡る試行錯誤の結果、『ぼっち・ざ・ろっく』という今後のきららにふさわしい作品が表れた。あとは、大ヒットを目指してアニメ宣伝に力を入れていけばいい。そして、『ぼっち・ざ・ろっく』に続く「中身のある作品」を出していけばいい。そうすれば、まんがタイムきららから「中身のない日常系」は駆逐されていくだろう。

から、私は言いたい。







まんがタイムきらら日常系アニメを期待するのは、もうやめろ。

これから本当の意味で「難民時代」がやってくる。

2020-11-24

寒くて貧乏な中で灯油を買うか飯を食うかと言う二択がありそれを超克する飲酒するかがあり

煙草を吸い気分だけでも温まるかで四択でありコーヒーもすすっちゃおなんて5択があり……

いずれにしましても……着替えと言う第七択で湿った服を脱ぎ変えると言う7択まで辿り着く課題毎日であるかのように我々には残されていると言う言わば星屑の屯医であり生まれ落ちた悩みの水化粧である選択連鎖が思い出に欠けていない事を名匠するだけの生活を手にし続けなければこの7択の跳躍行為は果たすのが困難にもなりゆかんとする偏執に幅を寄せる謂わば環境問題全範を司る環界に例えばこんにちはを忘れて寒いなひどいななんて言うのも人間にとっての寛解であり……この絶望こそばゆい希望であり……

2020-07-24

夏〈詩〉

胸騒ぎで、夏が来るのが怖い。

じりじりと太陽の照りつける、白昼夢のようにまばゆい、青と白と緑のコントラスト。溢れ出るジューシな蝉の鳴き声。

それは記憶の奥底に眠る、美しい影のような夏の記憶。それは、遠ざかる波音の残響

ふたりは、夕暮れ時の淡い紫色の恋をする。

____________________________

少女には、頬の下あたりに黒子があって、仔馬のように綺麗な二つのまなこが私を見つめる。いつも涼しそうなワンピースを着て、はにかんでいる。

昼下がり、ふたり麦茶が汗をかいているのを眺めたりしながら、うなだれている。

コンビニエンストアに行こうと話して、歩いて冷やしうどん白くまアイスを買いに行く。

帰りの途中で、屋根のある、うらぶれたバス停のベンチに座る。

巨大な入道雲を眺めながら、ふたりは黙って、白くまアイスをかじった。

それから、夏の夕暮れがふたりを包み、遠い果ての方で、かすかに残った雲がつめたく、あかあかと燃える

どこからか、ひぐらしの、清流のような鳴き声が聞こえてくる。

緋色に焼ける空と、哀愁を奏でるひぐらしの声は、まるで、世界終焉をも示しているように感じられた。

____________________________

夜、世界眠るように、静かな虫の音と蚊帳のとばりに包まれる。 

昭和生まれ扇風機が送る、ゆるやかな風がふたりの頬を撫でて、通っていく。

その風は向きを変え、次は黄色と緑をあしらった風鈴をかすかに叩く。チリン、チリン、チリン。かりんかりんかりん。風は、薄いガラスの砕けてしまいそうな危うい音を叩く。

それはどうして涼しく、気持ちいいのだろう。氷の冷たさなのだろうか、それともスイカを冷やす水の、きらきらとしたせせらぎなのだろうか。ふたりはこんな話をした。

冬のように長い夜、線香の残り香は妖しい夢を誘い込み、ふたりはひと時、“間違えて”、清らな青い水底を泳ぐ二匹の若い鮎になって、絡み合う。

音もなく、照明から垂れた紐が揺れている。

____________________________

天井を通して、ふたりはつめたく、透き通るような星屑の空を眺めた。

ふたりは、永遠の時の流れと限りない空間の広がりを思った。

それから少女は祈るように幽かな声で

さようなら、と呟いた。

たばこの煙が、天井で弧を描いて、くゆっていた。

2020-07-08

めんどくさい空間

元祖乃木坂46 

西野七瀬「みんなとおんなじ・・・私も星屑成るのね」

 

おれ:どうみても、みんなとおなじじゃありませんよ。

あなたのまわりではおんなじなんだろうけど・・・

 

本家AKB48 

大島優子たかが、辺境アイドルの2位だから・・・

 

ゲスト姉さん「星っていわれると辺境の星太陽系第3惑星大会3位を指揮しただけだから・・・辺境っていわれると 偏狭であってます

 

次回予告 「わたしなんて ピアノから

ケン46「安心しろ たかが秘孔をついただけた」

2020-07-07

[] #86-12「シオリの為に頁は巡る」

≪ 前

最初から傾向はあったけれど、ランキング制がその方向性を決定付けたといえる。この星形シール小宇宙戦争における勲章であり、権威象徴なのだろう」

俺は栞に何かを書くことも、シールを貼って評価することも、あくまで“本来目的”に付加価値をつけただけと思っていた。

だが違う、“逆”だったんだ。

彼らにとって大事ものは栞にこそあって、その対価としてシール存在していた。

本はそのための土台に過ぎない。

食玩のように“本来目的”は菓子ではなく、おまけの玩具の方にあった。

本のために栞があるのではなく、栞のために本があったんだ。

あん星屑のために権力闘争ごっことはな。ナンセンスって言葉はこのために生まれたんだろう」

タケモトさんの露悪的な言動も、事ここに至っては適切に思えた。

「はー……」

虚構よりも遥かに不合理な現実に、俺はただ吐息を漏らす。

自分の「せめて理解しよう」という生半可な歩み寄りは、まったくもって甘かった。

同じ空間にいる同じ人間のはずなのに、異世界に見たこともない生き物が佇んでいるように見える。

しろ近くで見れば見るほど、その認識は強固になっていくようだった。

彼らは優雅コーヒーを飲みながら読書を嗜んでいるように見えて、その実は泥水をすすりながら栞と睨めっこしていたんだ。

その有り様は思っていたよりも複雑で、多様で、繊細で、滑稽だった。

様々な感情がない交ぜになり、咀嚼は困難を極め、飲み込むなんて以ての外。

本に張り巡らされた紋様だけの栞と、そこに降り注ぐ流星雨

それを無理やり言葉にするならば、結局こう表現するしかない。

「きっしょ……」

一日に二回も“きっしょ”なんて言ったのは初めてだ。

しかし俺のボキャブラリーでは、それ以上に妥当表現が分からなかった。

「おい、テメー!」

俺が本についた栞を眺めていると、突如として謎の怒号が店内に響いた。

「テメーだったのか!」

店内にいた一人の男が、そう言いながらズンズンこちらに近づいてくる。

「やっと見つけたぞ! ボブ!」

男は俺を指差した。

ボブ……って、まさか俺のことを言っているのか?

「ここで会ったが百年目! 恨みを晴らしてくれる!」

男の様子からして、ただ事じゃないのは確かだ。

しかし俺には全く身に覚えがなかった。

「あの、何に怒っているか分かりませんし、あなたと俺は今日が初対面でしょう。それに俺の名前はボブじゃないんですけど……」

とぼけるな! その栞が何よりの証拠!」

この時、たまたま俺が持っていた栞はボブの物だったらしい。

それで俺がボブだと勘違いしたようだ。

「いや、俺はボブじゃないですよ」

「散々、おれの書くことにケチつけやがって……そのせいで周りまで追従してバカにしてくる。それもこれもテメーのせいだ!」

人違いだって言ってるのに男は勝手に盛り上がっている。

というか仮に俺がボブだったとして、逆恨みもいいところだ。

所詮このブックカフェ内で起きた小競り合いだし、今まで面識もなかった相手だろうに、なぜここまで怒り狂えるのだろうか。

「何だその目は……とことんコケにするつもりか!?

こちらは何も言っていないが、男はどんどん増長していく。

俺の冷めた視線が男を逆なでしたらしいが、多分どう対応しても無駄だったろう。

完全にノイローゼだ。

「おれをここまで追い詰めた、テメーが悪いんだ!」

男は叫びながら、こちらに向かって猛スピードで突っ込んでくる。

その行動に対し、俺は驚きや恐怖よりも諦念に近い感情が湧きあがった。

俺は溜め息を吐きながら、受身を取る準備をする。

「マスダ、危ない!」

しかし吹っ飛ばされたのは男の方だった。

センセイが間に割って入り、男を天高く放り投げたのである

華奢なセンセイから想像もつかない、何とも豪快な技だ。

投げられた男は勢いよく本棚突っ込み、崩れ落ちた本に埋もれてしまった。

静観を決め込んでいた他の客も、これにはザワつく。

「センセイ、助けてくれて感謝しますけど、ちょっとやりすぎたんじゃ……」

相手武器を持っている可能性も考えたら受け止めるのは危険だった。これがベターだよ」

次 ≫

2020-04-07

円錐

絵がうまく描けるようになりたいと思い、絵がうまくなれる類いの本を買った。

人に習うのは無理だ。私のプライドは天より高く、星屑よりもろい。なので本から習うのだ。

円錐を描いてみましょう。

から提供されるお題をやったりやらなかったりしながら数日かけてページをめくっていくと、そんな文言が表れた。

はい、描いてみます

示されている手順通りに描き進める。段階が細かく別れていてわかりやすい。いい買い物をした。

輪郭をとり、円錐の曲面を表現するためえんぴつでしばらく紙を撫でていると、どこかで筆圧が強くなってしまたか、周囲より少し色の濃い曲線が生まれていた。消しゴムで消そうとしたが、なぜかうまく消えない。

どうしようかと暫し逡巡した後、その曲線を利用して人の目を描いた。

その瞬間本来目的からは外れてしまったが、星のカービィ3の敵に出てくるような、一つ目おばけが誕生した。

私は自分にこんな発想ができたということに嬉しくなった。

高揚した気分のままその後もしばらく鉛筆で紙を撫でていた。

2019-12-02

差別意識の根源となる気持ち悪いを擁護する差別反対の人達というシュール矛盾する姿を見せてくれるから負の性欲は便利な言葉になってから星屑になる

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん