どう思う?
「ピンク髪でテレパシーが使える女の子なんてアーニャのパクリじゃねーか」
『スパイファミリー』はアニメオタクだけでなく一般人にも高く評価され、2022年春アニメでは文句なしの大ヒット作になった。
アーニャは超能力が使える子どもだ。子ども特有の可愛らしさと、多くの人を賑やかす面白さがアニメオタクだけでなく、一般人にも支持された。
実際、アニメ放送時にTwitterやYouTubeで巨大なネットミームとなり、後にTikTokへと広がっていった。
冒頭で紹介した『星屑テレパス』は間違いなく炎上するに違いない。
ピンク髪でテレパシーが使える女の子という点でアーニャと似ているからだ。
仮にアニメが放送されたとしよう。間違いなくスパイファミリーのファンから非難が殺到するだろう。口を揃えてこう言う。
そして、その様子をやらおんやまいじつあたりが嬉々として叩き記事を上げる。
過去に『鬼滅の刃』のパクリ認定するのが流行したけど、実際に非難された『炎炎ノ消防隊』はパッケージが全然売れなかったじゃないか。
小さい出版社のマイナー雑誌連載マンガにアニメ化する権利はないのだ。
近年、アニメが供給過剰だと言われている。やがて、アニメの多様性は失っていく。
大抵の人は作品を探す気力がない。安心して見れる作品を求めるようになる。
だから、ジャンプみたいにメジャーな雑誌連載原作か、なろうやラブコメみたいに性欲や虚栄心いった欲求を満たすための作品しか売れなくなる。