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はてなキーワード: 非リア充とは

2024-06-08

anond:20240607231747

全話無料にすると貧乏非リア充かい社会ゴミガイジ層にも届いてしまってゴミガイ理論ゴミガイジ難癖つけられるから一長一短あるよな

2024-05-26

告白とか勇気がなくてリア充になれない非リア充漫画がXで流れてきたけど、多分普通の人の感覚としたらそうなんだろうなと感じた

でも違うんだよ・・・

何度か告白努力をしてその結果自分知ったか非リア充になるんだよ

そっちに行けないんだとわかった人から非リア充になるんだよ

まぁ普通の人には努力不足としか理解されないよね

2024-03-09

anond:20240309183749

>ただ、リアクション薄い相手はそっち方面もつまらん事が多い

 

それなんだよね

非リア充ならせめてエロ貪欲ならそこで繋がれそうではあるんだけど

そのパターンあんまりない

2024-03-02

自己肯定感が低いのは自分軸がないか

ネット自分より上手い絵とかギタープレイを観てウツになるわけだけど、

それって自分軸がないからなんだよな

山田玲司Bバージンの頃は面白かったけど、環境運動とか始めてからまらなくなって、

今はYouTubeで流してる動画いくつか観てクソだと思ったけど、

自己肯定感が低い奴は、端的に言えば自分はクソだからできなくて仕方がないよね、みたいに逃げてる、というのは本当だと思うし、

根本的にたどっていけば自分軸がないから、なぜ人間は生きるのか、人生意味とは何かにたどりつく問題なんだよな

自己肯定感を低くすることで、結局は面倒事とか、本質的問題とか、努力から逃げてるわけだし、

あらゆるものから逃げてる人間は異性どころか同性にもモテない

あの動画だけは同意せざるを得ないと思った

フリーレン評とかは頓珍漢で、一緒に出演してる氷河期世代フリーレン大好きな奴が言ってることの方が正しいと思ったけど

他人言葉遮る、うざい老害全開だよな

自分フリーレン刺さらなかったけど、山田玲司の、これってつまりヴァンパイアモノだよね、ぐらいしか同意できるところがない

あとは氷河期世代の奴の方が、流石フリーレン刺さった人間からだろうけど、言ってることがまともだったな

でも、自己肯定感云々の話は全面的に正しいと思う

自己肯定感が低い人間他人は近寄ろうとはしないし、結局ぼっちになる

考えてみれば、ぼっちちゃんも同じ

だけど、ぼっちちゃんの救われているところは、ギター天才的にうまいというところ、あれが自分軸にかろうじてなってる

そういえば、イングヴェイ目指す人って意外と少ない、みたいなのをYouTubeでも観たけど、

まりに別格とか、バケットヘッドだっけ?ケンタッキーバケツ被ってギター弾く人、あれとかも自分には圧倒的に無理だと思わせた人だったけど、

滅茶苦茶すごい人を観ると、自分にふたをしてしまうというか、あそこまで上手くなくても俺は十分だから、みたいになっちゃうんだよな

でも、速弾きだけが能力ではないし、ブルースとか逆に音を詰めてはいけない、いかに間を空けるか、音を減らすか、みたいになるわけで、

あと、速弾きは女性に意外とモテない、攻撃的なフレーズモテない、甘いフレーズを弾くべきみたいだし、

まあ、モテるかどうか、他人評価だけを自己肯定感の拠り所にするのは危険なわけだけど、

結局は、自分が駄目であっても構わない、俺は俺、これでいいのだ、と思うことで自分を律するしかないのだな、と思いました

いずれにせよ、他人評価をあてにする、他人比較する、という自己肯定感崩壊やすいんだよね

人間いつか老人になるし、病気にもなるし、そうなると若い世代とか、健常者に、どうやったって負けることになるわけで、

そうすると一気に自己肯定感崩壊するし、そうなると努力放棄してしまう、努力放棄すれば尚更能力は下がり自己肯定感が減る、の繰り返しなわけで、

最終的には、俺の絵はこれでいい、俺の音はこれでいい、に到達するのが目標だと思うんだよな

他人コピー目標にしてはいけない

ただ、この辺って逆に理系の方が不利になるんだよな

数値的にジャッジがしっかりしてるってのは、俺はピカソみたいな絵を描けばいいとか、そういうアート世界と違うわけで、

アート負け惜しみ?というか、俺は俺だから、みたいなのが通じるし、運が良ければそれで一発逆転もありうるんだけど、

理系というか、スポーツなんかもそうだけど、数値で完全にジャッジされる世界だと自己肯定感は保ちにくい

俺はこの方向に勝機を感じてるから、俺はこの方向性が好きだから、みたいに研究してても、それだけでは生きていけないくなる日が来るだろうし、

その点で考えるなら、絵とか音の方が基本は自由世界なわけで、他人に認められなくても続けることは可能なわけだし

ぶっちゃけジミヘンとか、上手いとか下手とかでジャッジできるプレイじゃないんだよね

あれも下手っていうこともできるし、奇才レベルで上手いとも言えるわけで

まあでも、結局どういうギタリストモテるのかみたいな議論YouTube観たけど、結論が顔とかルックスってのは正しい気がする

バス江の森田枠の俺がどんなに上手かったとしてもモテないと思うし

ぼっちざろっくで、音楽なら陰キャでもチャンスがあるみたいに言ってたけど、実際売れてるのって陽キャ陽キャの下だよね、どう考えても

俺みたいな陰キャ非リア充は石の裏側でひっそり自分軸を持って生きるしかないわけで

2024-02-08

自分が写った写真を捨てるかどうか問題

非リア充自分でさえ捨てたくなる衝動に駆られるなら

生きれば生きるほど写真が溜まっていくリア充は捨てたい衝動かられないのだろうか

なぜ捨てたい?   Aスッキリしたいから、しがらみになってるんじゃないかって思うから

じゃあなぜ捨てない? A今はスッキリするかもしれないが後で後悔するかもしれないか

2023-12-19

anond:20231218234524

上司さんの言う通り、チー牛は特に迷惑行為をしていないのに単にそういう外見でそういう食事の好みだというだけの理由侮蔑されているのが悪口としてもヤバいなと思う。

しかし、例えば、単に内向的性格だというだけの理由で、根暗非リア充陰キャ、と呼び名は変わっても昔から侮蔑されてきたのだから特に新しい現象ではないし、悪口とはそんなものなのかも知れない。

2023-08-29

しん泣きヴィラン属性が酷すぎる

一人っ子

・親は共働き

鍵っ子

・夕飯は一人でコンビニ弁当

運動会に親が来てくれず

・両親W不倫離婚

中学の頃はイジメられ

派遣社員

ティッシュ配りの業務中に上級リーマンから加虐

ドルオタ

推し保母アイドル結婚引退

フェイスブックとインスタを憎悪

・画面に写った自分の顔にガチギレ

今日からキミも非理谷充(非リア充)だ!

2023-08-13

anond:20230813010252

敵を作ること自体別に問題ないけどね

非リア充な敵をやっつけてくれる強いパートナーを最終的にゲットできれば済む話では

武器を持ったハッショ男性が襲いかかってきても、東大卒エリートスポーツマンとか早稲田商社マンとかが守ってくれれば大丈夫

2023-08-12

anond:20230812230409

あくま非リア充だし弱者男性に比べれば相当美化されてる、てか別物だと思うんだよな

ガチ弱者男性出したらしんちゃんも「もう安楽死しかないゾ…」しか言えんよ

ウクライナロシアの話してるやつが全員非リア充なのは間違いない

普通のやつは友達家族と過ごしたり自分の好きなことしてる

2023-08-10

anond:20230810114856

現在若いオタクリア充非リア充も含み、陰キャ陽キャも含む」

こんなの以前からだろ

で、陰キャ陽キャがオタって共通項だけでキレイに混じり合うとでも?

2023-08-01

しんのすけ「この国に未来はないなんてオトナの妄想だゾ」

敵の名前 非理谷充(非リア充)

一方、黒い光を浴び、暗黒のエスパーとなった男はの名は非理谷 充(ひりやみつる)。

バイトは上手くいかず、推しアイドル結婚さらには暴行犯に間違われ警察に追われていた彼は、力を手に入れたことでこの世界への復讐を誓う。

世界破滅を望む非理谷VSしんのすけ

2023-07-31

今年のクレしん映画の悪役

非理谷充(ひりやみつる)非リア充

バイトは上手くいかず、推しアイドル結婚

不審者扱いされて暴行犯に間違われて警察に追われてる最中覚醒

世界への復習を誓う


弱者男性にどんな説教する映画になるのかな?クレしん映画見ないけど結果だけ教えてくれよ

2023-07-26

クレしん映画、なんかなぁ

昔はさーオカマネタにしたり何なら敵キャラにしたりしてたじゃん。

 

新作映画敵役見た?

名前がさ「非理谷充(ひりやみつる)」って言うんだけどさ、これ非リア充から来てんじゃん

しかも設定がさ

 

黒い光を浴び、暗黒のエスパーとなった男の名は非ひ理り谷や 充みつる。バイトは上手くいかず、推しアイドル結婚さらには暴行犯に間違われ警察に追われていた彼は、力を手に入れたことでこの世界への復讐を誓う。

公式サイトより

 

あのさぁ。なんつーか踊る大捜査線イズムを感じるんだよな。

特に3作目とかさ、犯人が当時問題になってた派遣社員(とネットオタク)だったのね。

わからんじゃないよ。鬱屈とした弱者が間違った爆発をして犯罪を犯しちゃう。あるよ。

だけどさ、鬱屈としてんのはそいつらのせいなの?って思っちゃうわけ。

そりゃ自己責任努力不足って言えばそうだけどさ、椅子取りゲームに負けた弱者なわけじゃん。

その弱者さらいじめて何が楽しいんって俺は思ってしまうわ。

 

表現してることは「男は全員、潜在的強姦魔」とそう変わらんと思うんだよな。

弱者男性がエスパー能力持ったら世界を滅ぼしちゃうんでしょwみたいな。

まぁ脚本上、どうせエスパー能力を与えて洗脳してる第三者がいて~みたいな展開で

非リア充にもクソどうでもいい救い()が与えられるんだろうけど。

いやほっとけよ。てめーらのその金臭い手で触ってくんな。

 

声が松坂桃李バカか。

2023-05-30

梅毒とか、沖縄エイズとかが流行ってるらしいけど

ざまァ!!!、とおもってる非リア充、俺以外にもいるよな?

「そんなんだから非リア充なんだよ」とかそういう正論はいらんからな。

2023-02-14

anond:20230212225936

こんなふうに、基本的非リア充オタク系のファッションは界隈にファッションに詳しい人が居ない、周りから評価されることが少ないので、スペックでオシャレを語ることになる。

また、男のファッションコスプレ化しやすい と言われるけど、これは男のファッション評価するグループというのが特殊で、かつ少数なのでそこで認められる格好となると全部似た感じになるのだ。

2022-11-10

青二才が書いた記事で一番好きな記事選手権

優勝 【悲報青二才岡田育喧嘩を売るが軽くあしらわれ自滅する

https://anond.hatelabo.jp/20140704171301

人間はここまで情けないムーブができるのかという限界に挑んだ作品。全会一致で一位。

2位 いわゆる「みんなが大好き」が好きになれない

https://tm2501.com/entry/2015/04/30/193000

一行目のインパクトが凄くていまだに時々語りたくなる。二行目以降は読む価値がないという意味でもすごい。

3位 「娘の友達」というマンガ女子高生の皮を被った天使おっさんを救済していく話でパない

https://togetter.com/li/1403314

読解力がないオタクの語るオタク語りはもはや完全に別作品になっていてたまに原作面白さを越えることがある。その実例。作者にこの感想をぜひ読んでほしい。

4位 はてブオフに行ってきたけど…準強姦に加担させられた気分で不愉快でした

https://tm2501.com/entry/2014/07/13/130323

非リア充リア充サプライズ告白イベントに参加させられてムカつく、だったら共感を得られたのに「準強姦」と言い出してひんしゅくを買うそ言語センスが凄い。俺が言われたら即名誉棄損で内容証明送る。およそ常人には到達しえない圧倒的な非モテ具合。普通人間がこんなことを言ってたら「もうここで終わってもよい」という覚悟を感じるが本人は深く考えずにノリでこのワードをチョイスしているのがすごみを増している。

5位 野球素振りの帰りに、警官20人と酔っぱらいに囲まれた話

https://togetter.com/li/1630899


一昨日スペースで友達とだべってたら5年ぶりくらいに青二才話題が出てきた。青二才の書いてた記事で一番好きなやつ紹介しようぜって話になった。 俺の知らない記事の話も聞けてすごく有意義だった。

この人一時期はめっちゃ面白かったな。最近はみんな賢くなっちゃってこういう突き抜けた人がいなくなって寂しい。

2022-10-20

ぼっち・ざ・ろっく!」が成功してもしなくてもきららは危ない

 「ぼっち・ざ・ろっく!」、通称墓石」が、アニメ作品としてヒットすれば、まんがタイムきららは危ない。ヒットしなくても危ない。

そもそも陰キャ」という言葉悪口ではないのか

 当たり前のように使われてるが、どう考えても良い言葉ではない。胸を張って「私は陰キャだ」と言える人なんて居ない。ネット上(に限らないが)で「陰キャ」という言葉が出たとき、その言葉を言われた対象賞賛の的になっていることは皆無と言っていい。明らかに陽キャ」こそ上位の存在だと見做している。「陰キャであることを短所と見做すしかなくなっている。「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公を見て、名誉ある人物だと思う人はいない。そういう風にこの主人公は作られている。

上昇意識から下降意識

 昔は「リア充」「非リア充」という言葉がよく使われていた。ネットである「俺」や「お前ら」は、まず「非リア充」の方に位置していた。しかし昔のネット民は「リア充爆発しろ」だのと攻撃的な姿勢でいた。それは冗談でもあり虚勢でもあったが、俺達こそ素晴らしいのだという感覚を得ることができた。「非リア充であることに誇りをもっていたと言ってよい。またリアルでの充実というのは、恋人の有無に限らないことであって、趣味に熱中することができるならそれもリアルでの充実と言えた。「陽/陰キャ」という言葉場合現実楽しいかという次元の話ではない。ただ人間性について判断しているのであって、いくらネット面白いことができても、趣味に熱中したところで、「陰キャ」と言われれば「陽キャ」には勝てない。現に「リア充爆発しろ」に相当する言葉をまとに見たことがない。

  「陰キャ」という言葉は、かつてインターネッツではほとんど使われていなかった。しか2015年前後から急速に当たり前の語彙となった。この言葉インターネッツ発祥言葉ではないだろう。しかし今、こうして当たり前の言葉となった原因はネット民に、ネット掲示板にある。それはなんでも実況Jが2ちゃんねるの都となってからのことだ。その時期といえば、とある炎上に関わった弁護士が大いに叩かれていた。かつてのネット民の意識であれば、「俺達は弁護士よりも上」だと言っていただろう。しかしいつしか、「弁護士は俺達よりも下」になっていた。

陰キャ」は言葉として意味を成していない

 「陰キャ」という言葉は、誰でも共感できるようになっている。

 そもそも人間性質を二つに分けることは乱暴なことだ。世の中に、完全に「陰キャ」でしかない人はほぼ存在しない。完全に「陽キャ」でしかない人もいない。人間には必ず陰と陽とがある。5対5のように、両方のバランスによって成り立っている。そのバランスは時と場合によって3対7や1対9のように変化していく。誰を相手にしているか、どの場所いるかによっても変わる。本人の気分によっても変わる。学校では無口でも家では饒舌なら、それだって本人の「陽」の側面が強まっていることになる。ネットでは強気になれるなら、それも「陽」と言っていい。ただし、そんな時にも「陰」の面はある。また、自分では「陽キャ」だと思っていても、他人からは「陰キャ」だと思われていることもある。自他の認識によって、人間性質は変わる。

 我々は、「陰キャ」という言葉を見たとき、「陰キャ」と呼ばれる人を見たとき絶対自分の中にある「陰キャ」の側面を実感している。全員が共感できるから、「陰キャ」という言葉はここまで当たり前の言葉になっている。「陰キャ」という言葉が捉える範囲があまりに拡がりすぎている。使う人のさじ加減によっても変わってくる。

 人が自分他人判断する材料が、「陰キャ」か「陽キャ」かしかないとは、短絡的なものだ。我々の人を見る目は蒙昧で貧弱なものになってしまう。

まんがタイムきららは「陰キャ」をコントロールできない

 現在まんがタイムきららでは、「陰キャ」という言葉を全面に押し出している作品が三つある(正確にはその一つの連載は終了している)。「ぼっち・ざ・ろっく!」と「ななどなどなど」と「むすんで、つないで。」のことだ。いずれも主人公が「陰キャ」と言われたり自称したりしている。しかしこの主人公三人は、同じ「陰キャであるにもかかわらず、共通点がない。「陰キャである状態が異なっている。

 「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公はまともに人と話すことができない。言葉を発すると緊張の度が過ぎて、たどたどしい滑稽な姿になる。

 「ななどなどなど」の主人公は、問題なく人と会話が出来る。ただ、自尊心が強く、気高く、高圧的に人と接してしまうため、人との不和を起こす。そういう人間性から、この彼女は「陰キャ」と呼ばれた。

 「むすんで、つないで。」の主人公は、自分のことを「陰キャ」だと思っているが、周囲からは憧れの的となっている。容姿端麗で、成績優秀だとして賞賛されている。間違っても「陰キャ」とは言われていない。このように、自己へ下す認識と、他人から与えられる認識差異がある

 「会話が困難な人」「会話は出来るが人格問題がある」「会話もできるし人格も整っているが、その人自身不安を消せないでいる」。これらは完全に別物であり、違った性格を持った人物の集まりだ。それなのにこの三人は、「陰キャ」だと一つにまとめられている。こうした乱暴な処理がなされた結果、「陰キャ」の意味は広く曖昧ものになった。

 「まんがタイムきらら」の枠に留まらず、今や日本では、人間は「陰キャ」と「陽キャ」のどちらか二つに分類されるようになった。しか人間はそこまで簡単に分類できるほど、単純に造られていない。漫画登場人物ですら、多種多様性格をもっている。繊細な性格によって表れ出ている人間の姿を、真っ二つに分けることなど、とうてい出来ない。出来るとすれば、相当に乱暴作業と言うほかない。

 ひどく曖昧意味をもっている言葉を平然と使う。普通の人が日常会話でつい使ってしまうのならまだしも、漫画家という表現者が使うのはいかがなものか。使うのであれば、考えた上でやらなければならない。考えた上で使うことが出来ている作品は、「むすんで、つないで。」しかない。

創作への妥協、怠慢

 こういう考えもあるかもしれない。「陰キャ」がもう当たり前の言葉となった以上は仕方がない。その言葉をあえて使うことで、読者の共感を得ることが容易になる。確かにぼっち・ざ・ろっく!」は、「陰キャ」という言葉によって、現代の我々の思考を写し取った作品になっている。しかし、それがまんがタイムきららにとって、いかに異質で危険なことか。それを考えなくてはならない。

 一時期のまんがタイムきららは、多くの嘲弄を受けてきた。きららからアニメ化される作品は「日常系」と呼ばれ、「中身がない」だの「美少女動物園」だの散々言われていた。

 そういった意見に間違いがないわけではないだろう。一つの正解であるとも言える。

しか面白い作品のあり方はさまざまであってよい。劇的な物語がなければ、作品として成立しないなんてことはない。キャラクター死ぬのを見れば、それは悲しいシーンとなる。涙を流すこともあるだろう。しかしその涙は、純粋な感動のためではなく、感動という暴力を受けて涙を流しているだけかもしれない。

 何気ないことに心を動かされることがある。そのことを追求したのが、過去まんがタイムきららだった。何気ない瞬間の美しさを、美少女キャラクターに託していたのだ。そのためには、細心の注意を払ってキャラクターをつくらなければならない。例外もあるとはいえ、人の死があるわけでもない、激越なバトルがあるわけでもない、何か大会で勝ち上がっていく過程もない。ただそこにはキャラクターがいる。読者の感性に訴えかけるキャラクターを描かなければならなかった。それがかつてのまんがタイムきらら様式だった。そうしてきららは、いくつもの作品を世に送り出してきて、少なから成功を収めた。

 そんなきららが、今では「陰キャ」「陽キャ」という、曖昧かつ極端な言葉にとらわれてキャラクターを作ろうとしている。これは創作妥協であり、怠慢だ。きららが今まで築いてきたもの否定している。いわゆる「なろう系」や異世界転生もののように、圧倒的な成功を得られるならまだ良い。しかし「ぼっち・ざ・ろっく!」に圧倒的な成功勝利名誉の獲得はない。

まんがタイムきらら自尊心

 きらら編集部は、人々の口に上ることの多い「陰キャ」という語を、訳もわから商機と見做して漫画に取り入れたつもりなのだろう。しかし、この「陰キャ」という言葉は、近年の「インターネッツ」の売り物の一つなのだ。「陰キャ」の隣には「ショウガイジ」があり、「すき家チーズ牛丼を注文する男性」も陳列されている。周囲を見渡せば大量の炎上コンテンツがある。「ゲイ向けのビデオ」があり、「大物YouTuber」もあり、「ネットに強い弁護士」もある。

 きらら編集部がもし「ショウガイジ」を選択していたら、問題視されただろう。しかしさすがに、きらら編集部は「ショウガイジ」がまずい意味をもっていることを知っている。だから陰キャ」を選んだというのか。特定人種差別しているわけではないと判断したためにか。「陰キャ」という語が、「ガイジ」と紙一重意味合いと動機で使われていることをきらら編集部は知らないのか。知っていてやっているなら邪悪しかない。知らないからといって、何でも認められるわけではない。「陰キャ」を使っていいのは、人の気も知らず、自分のことも顧みず、悪口でも何でも好き勝手使うネット民だけでよい。

 まんがタイムきらら編集長は、「雑誌とは社会の公器であることを認識しなければならない」という教えを守っているのだという。「常に新しいことにチャレンジする」ために、「意識的に尖った作品を多く掲載するようにしている」側面があるのだという。その「尖った作品」の第一として挙げたのが、「ぼっち・ざ・ろっく!」だった。まんがタイムきららは、尖った作品を作るために、社会の公器であるために、ネット民の小競り合い、煽り合いを利用したということだ。

 きららアニメは、今までニコニコ動画で散々「ゲイ向けビデオ」のコンテンツと共演させられてきた。きらら作品キャラクターが「ガイジ」扱いされることも多かった。きららアニメ大元であるきらら編集部は、ついに自ら「インターネッツ」の汚れた部分に浸かることを決めた。しかも「社会の公器であるから、「ガイジ」のような過激ものは使えず、なるべく穏当な「陰キャ」を手に取って、「インターネッツ」の人々と仲良くすることを選んだ。

 編集長インタビュー記事 https://www.mashiro-writer.com/interview-houbunsha70th

まんがタイムきらら明暗

 もし「ぼっち・ざ・ろっく!」がアニメとして成功すれば、今後も「陰キャ」「陽キャ」という観点キャラクターが作られるだろう。人間性質を無理にでも二極化して行くだろう。過去伝統を振り捨てて。

 もし「ぼっち・ざ・ろっく!」がアニメとして成功しなければ、新たに売れそうな漫画を作り出さなくてはならない。約五年前のように、一年に三つも四つもきらら出身アニメ放送される時代は終わっている。過去に人気を博した作品も続々と完結している。現状のまんがタイムきららに見込みがありそうな漫画は数少ないと言ってよい。アニメ化が決定した「星屑テレパス」を含めれば、あと四つほどだろうか。「ぼっち・ざ・ろっく!」はきららの最終兵器とよく呼ばれている。最終兵器とはまるで後がないかのような言い回しだ。

2022-10-07

anond:20221007131612

一般ではあるかも

リア充しかいない環境で逆に非リア充を楽しんでいるのだけど

アニメ見ている人のが多いもん

2022-09-22

うめざわしゅんのえれほん、をKindle Unlimitedで読んでいる

善き人のためのクシーノ、非リア充政権をとった仮想世界の話 いろいろ笑った

今こうやってまさに今言い争っているかのような話題も、だいぶ前に終わってた

そんな気分になる

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