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はてなキーワード: 公立校とは

2024-02-19

anond:20240219113143

学区を選べば公立校でも、変な奴はほとんどいないしヤンキーが威張ってることもない

そういう学区は不動産価格がお高いけどな

2024-02-07

俺も実家が太い

俺も実家が太い。

父は横浜の某聖なる病院に勤務している医者である

母は看護婦で、父方の親戚は弁護士だの会計士だのがずらずら並ぶエリート一族である

大体他の増田と同じで、卓球器械体操ピアノになんかよくわからん英語教室公文式に塾とサッカークラブをローテで回すという幼少時代だった。

習い事に関しては大体全部つまんねーなって感じだったので、隙を見てサボりまくっていた。

中学校公立校だったのだが、学校のやつらはマジで貧乏で頭悪いなって思っていたので、学校でもなんか本ばっかり読んでいた記憶がある。

親は俺に医者になってほしいようだったが、絶対に嫌だった。

人の役に立つ仕事絶対にしたくなかったのだ。

あと学校トイレキレイなところで、バカがあまりいないところ、

かつ俺があん勉強しなくても上位の成績にいけて、エスカレーター式で就職も強いところ、

という選定基準中学の時に設けて探し始めた。

結果として某マーチ法学部が強いところにした。

親にはレベルの低い高校受験を、「大学は別の学校受験するから」ということで納得してもらった。もちろんそんなことする気などさらさらなかったが。

まあ、マーチ付属高くらい、推薦ならば特に勉強必要などないのは皆さんご存じだと思う。

俺も無事入学し、頭の悪いゴミ共とぬるく、楽しい青春を送った。

大学にはエスカレーターでそのままマーチに入った。

文系卒論すらなしで卒業できる。これも中学時代調査した通りで、本当に365日ほぼ全て遊んでいた。

勿論、学費は全部親持ちである。ついでに一人暮らしがしたかったので、月額30万ほど仕送りをしてもらいつつ、

あと、なんかよくわからん奨学金?(多分返さなくていいやつ)を適当書類をそろえて受け取り、全部株にぶちこんだ。

株は面倒だからあんま見てないけど、多分10倍か20倍くらいになってると思う。

大学4年間は楽、かつ他人に自慢できる職場を探すのがテーマだった。1年くらいで見つかって、中小だけど多くの人が知る会社に入った。

採用枠は5個で、倍率は200倍くらいだったが、まあそこは持って生まれた運だな。無事に受かった。

そして今も楽しくやりたいことだけやって生きている。

客観的に見ればマジでカスみたいな性格してる俺だが、滅茶苦茶幸せに生きている。

やっぱ実家が太いと人生イージーモードだよ。

2024-01-24

名古屋あるある(便乗)

マジレスしようかと思ったけど野暮やしワイも書くことにしたやで。

「純金」女はウザい

純金であることにやたらプライド持っててしかも何故か妙に気の強い女が多い。故に純金女はウザい。

純金に比べれば一本杉の方が人柄的にはおっとりしている割合が高い。

なお、言うまでもないが人柄的にマシな確率は金メッキと杉花粉の人の方が遥かに高い。

金時計」を待ち合わせ場所指定する奴はデート慣れしていないダサ男論争

定期的に発生していた。

しか名古屋駅周辺で最も分かり易くかつ雨風をしのげる待ち合わせ場所って現実的に他に無くないか

なおスマホの普及によりそもそも「目立つ待ち合わせ場所」の需要自体が低下した結果、初対面の男女(マッチングアプリ婚活パパ活)の待ち合わせ場所に使われることが増えたという情報がある。

そういう目で見ると、いかにもな感じの女がけっこういる。

柳橋周辺の運河沿いを22時以降に歩くと

外国籍の「立ちんぼ」の人からめっちゃ声をかけられる。なおニューハーフの方がそれなりの頻度で混ざっているとの体験情報あり。

ホテル代別で10k~15kくらいが相場らしい。

ワイは流石にそこに手を出す気にはならんやで。

名古屋走り」は実際には意外と普通

こういうこと書くとめっちゃ煽ってくる他県民がいそうだけど名古屋走りは意外と普通

普通というのは「だいたいどの地域でもこの程度のマナーの悪い車は普通にいるよね」という意味普通

ワイは本州四国は一応それなりに多くの地域を走ったことがあるが、「どの地方もそれなりに独自ルール的なものがあって危ない」というのが体感で、名古屋走りは極端に危ないわけではなかった。

なお個人的に走ってて怖かったワースト3は岡山香川徳島

まあ名古屋場合では車の台数が多いせいで一部のアレな奴の絶対数割合的に多くなってしまう、というのはある。

店舗ヘルス王国

ヘルスって全国的にはデリヘルばっかになって店舗型は超少ないらしいのだが名古屋店舗ヘルス王国めっちゃある。

自分の好みに合うコンセプトの店を発見できたら楽しいよ。

なお馴染みのソープ嬢名古屋ヘルス店舗勤務経験あり)に聞いたところ、ソープと比べてヘルスの客層・客質が異様に悪いらしい。

一昔前まで名古屋ヘルスは実質ソープと同じというか本番行為が横行していたせいで、今でも本番を求める客が多いとか。

ソープ大衆しかない

所謂「中級店」「高級店」が無くて価格帯的には格安店・大衆店とカテゴライズされる店しかない。

ちなみにそんな名古屋ソープの中では「ニュー令女」と「インペリアル福岡」が2大ブランド店舗とされている。

別に大衆店でも良い嬢は探せばいくらでもいるのでソープ最高です。

きありチャイエスが超増えた

2015年くらいまでは抜きありチャイエスはけっこう探さないと無かったのだが、今では基本抜きありになったし店舗数も増えた。

てゆーか本番ありの店がそれなりにある。日本人メンエスと比べてマッサージの質自体基本的に良いのでちょいちょい行っている。

メシは美味いが関西出汁文化とは違う

出汁文化に慣れてる人だと名古屋の味って大雑把と感じると思う。

ただそれは裏返せば「分かり易く美味い味」ということでもあり、それぞれの良さがあるよ。

あと広い意味での関東関西中間地なので、それぞれの地方発祥の店があったりして、探せばそういう味も楽しめるというのが密かな売り。

ちなみに味噌カツ味噌というのは「味噌ベースのタレ」であり、味噌のものぶっかけてるわけではない(←意外と他地方民で誤解してる人がいる)。

電車の奥に詰めない

そこまで激込みする路線区間が少ないせいで(?)名古屋民は電車の奥に詰める文化基本的に持っていない。

詰めなくてもなんだかんだ皆乗れるじゃんって雰囲気がある。これはガチ

個人的には改善すべきだと思う。ただドア前さえ突破してしまえば妙に快適だったりもする。

道がやたら広い

100m道路とかあるしね。中部地方田舎出身者が名古屋に来ると「片側5車線とか怖すぎて走れない」とか言いがち。

怖いなら右左折する予定地点のちょっと前まで真ん中車線走ってればいいだけである

ちなみに95%くらいのドライバーはウィンカー出して車線変更しようとするとちゃんと譲ってくれるが、5%くらいは譲ってくれなかったりする(これが名古屋走りと言われればそうかも)。

いきなり現れる「左折専用レーン」というトラップ

知らない道を走ってる時に、安全のために左側車線走ってよーって感じで走ってるといきなり、左折専用レーン化するというトラップ

この左折専用レーンって名古屋というか尾張にやたら多い気がする。他地方でこんなに左折専用レーンなんか見た事ねーぞ。

場所によっては反社事務所がその辺に普通にあるので知らないと怖い思いをすることも

うっかりそういう事務所の前でハザードつけて電話してたら明かにカタギの人じゃないお兄さんからコンコンされて「移動してもらえませんかねえ?」て声をかけられてマジビビった。

私立高へは公立校に行けない奴が行くという風潮

私立中学あんま無いのと公立中学が全体としてはそこまで荒れてない(地域学校による)ので私立中学に行く文化が無い。

その延長で私立校は基本的公立校の滑り止めという位置づけになっている。

ちなみに保育園事情大都市圏の中ではマシな方。

anond:20240123202208

2023-12-14

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の三>


(前part)

https://anond.hatelabo.jp/20231213191557

3. 若手職員のB君

直情的なタイプだった。怒りだろうと悲しみだろうと、感情の振れ幅が大きいタイプである

最初の方で説明した場面で、職場コピー機が置いてある台を蹴っていたのが彼になる。傍目から見ても、「どうして採用されたのだろう……」と疑問が湧いてくるほどだった。

ストレスには耐えられないし、自分勝手スタンドプレーは多いし、立場が弱い人間には辛く当たるし、自分は凄いといった主張をしていた(「俺の親、若くして自治会長だから!!」など)。相手意見曲解することが多かった。

私も手痛い思いをしたことがある。私がいた指導課には住民基本台帳ネットワークシステム戸籍課や税務課の職員が使っているものと同じ)があったのだが、B君は特に許諾もなくそれを操作し、職務遂行必要個人情報を入手していた。本来であれば事前申請を要するし、厳しい自治体だと戸籍課以外の職員によるシステム操作を認めない。これが普通である

ただ、ほかの部署から個人情報取得の依頼があった場合でも、身内だからということで、口頭による承認で住基システムを使わせることはあった(課員への一言)。能率を考えてのことだ。が、B君の場合は明らかに一線を超えていた。職務遂行必要であることがわかるが……一度だけ、彼を思い切り叱り飛ばしたことがある。以降は、口頭で課員の承認を得てからシステムを使うよう徹底させた。

ところで、あなた職場にもいるのではないか仕事でも家庭でも趣味でも、何でもいい。ストレス精神的に潰れかけた人間の姿である。B君は、元々コミュニケーション能力に難があった。いわゆる話がわからないタイプだった。

残業も多かった。指導課や学事課の教員出身者と同程度と仮定すると、おそらく月60h~70h程度か。彼の上司は「仕事をたくさん振っていないのに……なぜ?」というスタンスだった。

市職員場合は、予算がある限り時間外勤務手当が支給されるという。私が若い頃だと、時間外勤務をしていないのに、予算消化のために闇残業を認めるという慣習があったほどだ。

教員出身者の場合は、月20hまで支給されていた。学校現場から教育事務職に移った者にとって、長時間労働サービス残業は避けて通れない。この試練があるからこそ、一定基準に達した教育人材を育成することができている。

人は光を求める。そして、その光の見える方向へ動いていく。教職員にとっては、教育に関する哲学、という光を見出すための修行の場こそが教育委員会である。量・質ともに圧倒的なレベルでの修行。厳しい体験を幾度となく積み重ねるから人格能力が磨かれ、玉になっていく。

さて、彼の上司はB君を徹底指導して残業縮減に務めた。だが結果は出ない。残業縮減の効果は僅かだった。ところで、B君の場合学校歴がよかった。地元の名門公立高校卒業して、大学も相応のところを出ていた。地元的には血筋もいい。それが採用に繋がったのだろう。

縁故が悪いか? といえば時と場合による。一概に悪いとは言えない(ex.公共学童クラブ指導員は、その多くがスカウトである特に男性場合はほぼ100%だ)。教職員採用試験においても、学科面接試験の点数以外で、非公式評価すべき点というのは確かにある。

行政一般事務職員のことはよく知らないが、彼らと仕事をしていると、確かに地元において血筋がいいとされる人に仕事のできる人が多かった。※主観的統計である

高等学校入学試験ですらそうだ。学科試験以外で評価される要素がある。内申点などは、その典型である。本人の人柄や人格学習態度や常識力、社会への順応性が点数化される。内申点以外にも、+-の評価がされる要素も一応はある。

プラス評価の例としては……今では絶滅した慣習であるが、昔は公立校でも縁故による入学があった。とある高等学校の名門運動部などが、どうしても○△中学校のあの子がほしいという場合、事前に保護者児童中学校側と話をつけておく。かくして3者が合意に至った場合入試前に合格が決まっていた。内申点中三期を満点にするなどして対応する。

マイナス評価の例としては……生活習慣だろうか。公立高校入学試験の基本は、学科試験内申点の合計で決まる。とはいえ、点数に関わりなく不合格になるケースもある。こちらは犯罪行為であるとか、補導されるのを繰り返したとか、入学試験の際に相当奇抜なことをしない限りは関係ない。

ただ、その子合格基準点に達していた場合でも、入学試験の要綱要領に定めのある範囲不合格になることはありうる。欠席数が極端に多かったり、在学中に異常な行動を繰り返したなどが内申書に書いてある場合だ。学校教育とはいえ高校側も不用リスクを取りたくない。名門とされる公立高校問題児が少ない理由ひとつである

B君の話に戻ろう。その年の夏頃に聞いたところだと、どうやら事件を起こしたらしい。

梅雨が明けた頃に、霞が関新卒キャリア官僚研修にやってきたという。T区の各部署を廻って地方行政の実務を学習するのだ。T区は、その年の中央省庁研修先のひとつに選ばれていた。

キャリア官僚達は、ごく普通にT区の歴史や成り立ちを勉強して、地方行政の実務を視察して、心ばかりの現場仕事をこなして、一週間ほどで霞が関に帰る――はずだった。

最後の日に行われた交流会(飲み会)で、B君はやってしまった。喫煙所よもやま話で聞いたところだと、以下の流れだ。

国土交通省官僚が酒を飲んで調子に乗る

 ex.研修部署部長肩に手を置く、女性職員の体に何度も触る、別省庁のキャリア官僚に「ぶっ殺す」と発言するなど

飲み会最中にB君が頭にきて、国交省キャリア口論になる

国交省キャリアが「お前の区の国庫補助金ゼロにするからな」と言ったところで、B君がキャリア官僚を蹴り飛ばし、馬乗りになる

④ほかのキャリア官僚とB君の部署係長が、彼を羽交い絞めにして止めた

……気持ちはわかる。侮辱されて悔しかったのだろう。だが、いくら何を言われようと、暴力だけは駄目だ。確かに、若手官僚場合調子に乗っている者は一定数いる。子どもの頃から勉強勉強を重ねてきた自負があるとともに、仕事では自分の親ほどの年代から神輿を担がれるような扱いを受けるのだから調子に乗るのも当然である(上に出てきた国交省キャリア東京大学卒だった)。

かくいう私自身も、文部科学省事業査定担当であるとか、会計検査院検査官から相当辛辣なことを言われたことがある。だが、怒りの感情に囚われてはいけない。駄目なのだ

人間はいかなる状況の下においても、自己衝動をそのまま表に出してはならないし、出すべきでもないし、さらに言えば、出したいとも思わない、という主張はまったくの真実であり、妥当見解であると私は考える。衝動制御することができるし、制御しなければならない。それは現実要請というだけでなく、一人の個人としてのまとまり一貫性および価値観要請でもある。突き詰めて考えるならば、人生には実存葛藤解決不能問題さらには、あることのためには別の何かを諦めなければならないというような状況が数多く存在しているのだ。こうした状況こそ、人間が生きる上での本質的条件となっているのである。何らかの葛藤が常につきまとい、ある方向へ進もうとすれば別の道を諦めざるをえない。人間はこうした状況に苦悶しつつ、自己制御しながら生きていかなければならないのだ。 完全なる経営(2001) A.H.マズロー (著), 大川 修二 (翻訳) P.295



私とB君が教委事務局で一緒だったのは一年だった。その年は、社会教育課にとって厳しい年だったらしく、彼は相当追い詰められていた。年度末の三月時点では、まるで50代のごとく自分が思ったことを脊髄反射で口に出すようになっていた。

声をかけようか、とも思った。あまりに辛そうだったからだ。係長課長も、彼を見放しているところがあった。どれだけ残業が積み重なろうと、仲間によるフォローを呼び掛けたりはしなかったし、むしろ失敗に対して反省文を書かせていた。

B君は、口に出すのが憚られるほど救いようがなかった。もし、上司や仲間にとって彼が『かわいい奴』だったら、こんな事態にはなっていない。彼は、実際に不良な人間だった。職場の仲間から非人格的な言動咎められるのはまだいい方で、はっきりいって見捨てられていた。自業自得だった。

しかし、やはり可哀想に感じることがあって、廊下をすれ違う時やトイレなどで「元気?」「今日は温かいね」「辛くないですか」など声をかけることがあった。

それから、彼がどうなったかというと、真相を確かめたわけではないのだが……私が定年になる前に退職したらしい。別の部署に異動しても活躍できず、しかしながら、何の因果だろうか――霞が関への出向を命じられたという。省庁までは不明

本来名誉であるはずだが、その出向期間中退職を申し出たということだ。もしや、生贄型の出向だったのだろうか?

現代社会において、感情が表に出るタイプ人間しんどいのだと思う。彼が今、どうしているかはわからない。ほどほど幸せにやっていることを祈っている。



4. サイコパスのC係長

先ほどの2.3.でいうところの係長にあたる人物だ。この人は、冷血漢と呼ぶにふさわしい人間だった。サイコパスとは書いたが、私は臨床心理学碩学ではない。仕事熱心で、結果を求めるタイプだったのかもしれない。目的のためであれば何でもする人だった。思い出してみる。

例としては、部下の叱責だ。普段は物静かで、部下の相談や報告を聞いている。が、一定レベルの何かに触れると怒号を発する。

係長「お前、こないだできるっていったよな!」

若手部下「すいません」

「なんでできねーんだよ」

「……なんとかします」

「言ったな? じゃあしろよ。今週末までだ」

はい。やってみます……」

※部下ができなかった場合は、定時を過ぎても何十分でも説教していた。そして、できるまで残業をさせる。

後は、イベントだろうか。市区町村においてイベント主催する部署はいくつかあるが、教委事務局もそのひとつである教育○○大会などの厳かな発表会もあれば、○○総合フェアなど若い人や家族連れが多く集まる文化的ものもある。

さて、そのT区にとっての○○総合フェアの時だった。毎年過ごしやすい季節に、とある大公園で実施されるのだが、50以上もの出店が立ち並ぶ大イベントだった。

その年のイベントは、残念ながら雨天だった。初日は少雨で済んだものの、翌日以降の天気は崩れる可能性が高い。社会教育課は、教育総務課・指導課と並んでイベント主管課のひとつだった。

その初日の、夕方~夜にかけてのことだった。教育長を始めとする幹部職員が現地に残って、明日以降の対応を話し合っていた(ほかの教委スタッフは全員帰っていた)。主な論点は次のとおりである

□ 雨天の場合の中止ラインは?

イベント会場は維持できるのか?

□ 中止の際の広報手段は?

上記3点のうち、2点目がなかなか結論に至らなかった。イベント会場には、テント備品も野外展示物も並んでいる。風雨によって損傷する可能性があった。そして、2点目の解決手段提示したのがC係長だった。

彼は、「業務委託している会場警備員がいるでしょう。数十人。彼らにやらせましょう。折り畳み式テント(※鉄パイプではない)の屋根を低くする作業や、野外展示物の収納もです」といったことを述べた。

私は「それは契約内容に入っているのですか?」とC係長に問うた。すると、彼は「緊急事態です。契約内容にあろうがなかろうが、現場の指示に従ってもらわないと」と言っていた。

教育局長は「後で問題にならないか?」と聞いたが、「私の責任で収めます」と彼は返した。教育長に「本当にできるんだな?」と聞かれると、「問題ありません。警備の発注は当課です」と返していた。ここから先はうろ覚えだが、C係長は警備会社現場責任者と交渉を始めた。

夜7時頃だったか。私がトイレに行く途中で、社会教育課長とC係長、警備会社ロビー交渉しているのを見た。当然ながら、相手方は渋い反応だった。

私はそのままトイレに行って、また帰り際にロビーを通りかかったところ、「契約切るぞ。ええんか!?」というC係長の声が聞こえた。この人は、気分が高まると大体こうなる。

以下、会話を手帳メモしているわけではない。思い返してはいるが、やはりうろ覚えである

「切るといっても来年からね。今年はもう契約してるし。来年は、こちらの権限でほかの警備会社契約します。それでいいなら、あなた判断で断ってください。テント作業OKなら、これから私の責任で指示しますが」

「いや、でも。ちょっとの量じゃないでしょ? テントの数は何十個もあります。それをひとつひとつ、高さを下げていくんでしょ? それはもう――」

あなたが決めるしかないでしょ。責任者なんだから。この時間あなた会社上司がいるんなら電話で伺ってください」※このあたりから方言になる

判断ができません」

「毎年、あんたの会社契約しとるんやぞ。しっかも言い値で。本来なら正式競争入札せんといか金額やのに。こういう時のために、うちは権限使っとるんやぞ。官製談合みたいなこと、してやっとるんやぞ。俺らとあんたの会社のためを思って。で、上の人間電話するか、あなた判断で決めるかのどっちかや。あなたが決める場合は、契約切られても全部責任とるんやぞ」

「……」

「俺が責任を持つ。あんたが上司に怒られんようにする。後で言っとく。知り合いだから。頼む!」

「わかりました。指示をお願いします」

係長のこの判断が正しかったのか、誤っていたのか。今でもわからない。

結果だけ見れば正しかった。その夜は雨も風も激しかった。(鉄パイプ式でない)テントを張ったままだと、風雨で確実に潰れていた。テントや野外展示物を片付けるといった作業絶対必要だった。それを怠って、一般スタッフを帰した私たち幹部の落ち度である

手続き的には違法である。正しくない。警備会社ロハで使ってしまっている。C係長のことだから、きっと事後処理はうまくやったのだろう。あの後、彼やその上司処分を受けたという話は聞いていない。

個人的には、C係長の行いは正しかったように思える。実際、あの場面だとああするしかなかった。組織のために泥を被ってくれたとも言える。ただ、それが未来に繋がる行為だったかというと怪しい。

例えば、テント崩壊する未来を選んでいれば――教委事務局が「組織として学習」することができていた。それがいい未来につながった可能性もある。

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231216182406

2023-12-09

はてな民の薄っすら優生思想

本当きっしょいよな

田舎と都会の話題になると田舎公立校猿山だって暴言共感が集まる

ダウン症話題になると、障害者を切り捨てるのは当然という態度に共感が集まる

少子化対策話題になると、優先順位放棄して貧困層の1人目よりも高所得層の3人目を優先する

弱者男性話題になると、大っぴらに馬鹿にする

お前ら無自覚かもしれないけど、マジで薄っすら優生思想入ってるんだよ

そんな奴らの言い分無視されるべきなんだよ

お前らの思想が反映される社会とかシンプル地獄だろ

生きてる価値あるのか?お前ら?

2023-11-30

甲子園ドン引き応援ランキング

1位 2007年決勝 広陵vs佐賀北

がばい旋風に乗る佐賀北審判をも味方につけたような勝利

2位 2016年2回戦 八戸学院光星vs東邦

上記がばい旋風に近い判官贔屓

球場全体から地鳴りのような声援と手拍子タオル回し視覚面でも効果を与えた

八戸学院光星エース試合後、周り全てが敵に見えたと漏らした

3位 慶應vs仙台育英

慶應OB悪ノリ応援団によるドンチャン騒ぎ

4位 2018年決勝 金足農業大阪桐蔭

公立校金足農業の快進撃、エース吉田輝星の活躍によるフィーバー

球場応援よりはマスメディア暴走による金足報道の激化が印象に残る

2023-11-15

BB弾を人んちに投げつけるくらいで~と言ってみたり、子供の頃は誰でもギャーギャー騒いで迷惑かけてたのが当たり前と言ってみたり、

こいつら公立校だったか動物園だったんじゃなくて

そいつ個人動物で周囲が類友だったのを同世代デフォルトだと勘違いしてただけじゃないか疑惑が生まれた。

2023-10-11

anond:20231011013234

埼玉県において特別な差があるのかもしれない(無いのかもしれない)

ただしそれは少なくとも公立校が男女別だからではない

こうとしか言いようがない

2023-10-10

anond:20231010224128

ブコメたちは機会の平等について語ってて、増田結果の平等を語ってるから話がかみ合わないだけでは?

ちなみに公立校トップレベルが男女別なのは群馬栃木なんかもそうだけど、男女別進学率の差は6%で全国平均の5%と大差ないよ

2023-09-18

なぜ保育士保護者に一秒でも早くお迎えに来て欲しいか説明しよう

大前提として、保育園日本未来縮図である

同じ保育園に通えど子どもの間の格差は凄まじいものがあり、上はパワーカップルキラキラ保護者から生活保護精神疾患、要保護家庭、介護で潰れかけている保護者まで、公立校以上に激しい家庭環境の違いが存在することを頭に入れて欲しい。

そして保育園福祉施設であり、家庭環境が厳しい子どもを救うことが元々の存在意義。

それでは、保育園仕事がどのように増えていったか大まかに見ていこう。

大体30年ほど

・保育は大雑把にいうと、預かっていれば良いというもの

保母さんは子どもの様子を見ながら保育を自由にできていた。

・この頃は主に、シンママ教員看護師共働きが多くクレームもほぼない。

子ども喧嘩に親は介入しなかった。

・大体17.18時にほとんどの子供が帰るが、一部の厳しい家庭のことを考え延長保育がスタート

長保育は18時から19時までだが、1人2人しか利用者がいない。

なんなら延長保ゼロなんてざら。

20年前

子どもの保育だけではなく保護者支援が追加。

研修を行うことが事実上義務

アレルギー児が増えてアレルギー対応仕事が追加

乳幼児突然死症候群への対応として、乳児のお昼寝中は呼吸を確認すること(五分おき)

・小一ギャップ解消の為に大量の書類仕事の追加。小学校との接続連携が求められる。

・月案などの書類仕事の項目が複雑になり多くなる。

・このころはまだ保護者保育園みんなで子どもを育てようという空気がある。

10年くらい前から

・どこぞの郵政解散総理株式会社保育園をありに規制緩和したせいで、主に保育士給料配当に使われ出す。

待機児童問題顕在化し、保育園を沢山作るために運営費弾力化が行われて、保育士給料を削って新しい保育園の開園費用に回すようになる。

保育園事業費の弾圧化が可能になり、保育士給料を他の事業に回すことができるようになる。

・更に子供についての細かい記録書類が増加

監査を受けると補助金がアップするため監査のための書類が増加。

食育計画書類ヒヤリハット書類追加。

待機児童対策のため、規定人数以上の子どもを詰め込まれる。

保育園への入園希望者が増えたため説明会、問い合わせ、園見学仕事が増える。

数年前から

保育園地域の子育て拠点になりなさいとのお達し。保育園に通っていない地域の子もの支援をする仕事がほぼ義務化。園庭開放や地域の子誕生日会、子育て相談をやるハメになる。ただし予算も人も増えない。

幼児期の終わりまでに育っていて欲しい10の姿という子ども能力についてのノルマが増える。

簡単に言うと、好奇心を持ち自主性に溢れお友達と協力し思いやりに溢れ言葉でのやり取りを楽しみ健康積極的に体を動かし数字文字に興味を持って地域日本に関心を持ち生命尊重できる子ども。そんな子は少数派だっつーの

少子化に焦った国から子どもが優秀に育つように様々な体験活動しろとのお達しが増える。しか予算もひとも増えない。

保育園老人ホームとか地域社会にも貢献しろとお達しが来る。

保育士不足と人件費削減のため、正社員保育士は各クラスに1人になり、クラス書類行事の準備、日々の保育の準備が正社員1人にのしかかるようになる。

保護者から幼稚園みたいに体操英語などの習い事をして欲しいという要望が増え、子どもの教材費を削り講師を呼ぶようになると時間通りに子どもを動かさなければいけないことが増える。

・教材費が少なくなり新しい玩具を買えなくなる。子ども楽しいことを見つけるためにイタズラ増加、トラブルが増える。

・延長保育の希望者が増え18時以降に全園児の40%がまだ帰らない

・延長保育の増加により、事務仕事と精算の仕事が増える。

・延長保育の申請が直前だったり連絡なしが増えて、補食の数を調節する仕事が増える。

・一部の保護者自分の子どもだけの快適さと幸せを求めるようになり、保育士が振り回される。

・一歳あるあるの噛みつきに猛烈なクレームがくるようになる。

保護者が保育料を払っているんだからと、子育てを丸投げしてくることが多くなる。家庭との連携はなかなか絶望的で保育園だけで子どもの成長発達を促していかなければならなくなる。

・3歳以上の子どもはお昼寝をさせないで個別対応をして欲しいという要望があり、上記の大量の書類仕事サービス残業に変換。

そもそも子ども運動不足すぎて寝ない。

猛暑の影響で、外遊びも水遊びもできない日が増える。ひたすら室内遊びで煮詰まる。

・土曜保育希望者の増加でシフトが回らなくなり、苦肉の策シフト変更で13時間連続勤務とかになる。もちろん休憩時間はない。

・閉園時間ギリギリのお迎えが増えたため、勤務時間内にその日の仕事が終わらなくなる。なんなら閉園時間にお迎えに来ない。

他国に類を見ない長時間保育のため、子ども保育園で落ち着いて過ごせない。怪我の増加、喧嘩の増加。一歳児に13時間保育は無理だって

・家庭によって子どもの発達の格差が広がる。発達障害に似た行動の増加。

・家庭と保育園生活の大部分になり、人関わりのスキルの低下。喧嘩が増加し、怪我も増える。怪我をした時の書類も新設される。

少子化を見据え園児確保のため、保護者サービスを増やす保育園で汚れた子ども洋服エプロン洗濯するようになる。

普段の保育の様子を見たいか写真販売してくれとの要望が出る。ただでさえ少ない人手が写真撮影に手を取られるようになる。怪我を止められない確率が上がり、写真整理の時間が大量に取られる。

コロナの頃

・お察し

なぜ保育士が一秒でも早くお迎えに来て欲しいか、少しだけでも気持ちがおわかりいただけたでしょうか。

仕事は他にも沢山あります

国も保護者も、自分たちの金と時間を費やさずにいい子に賢く育って欲しいと思っているのに誰も得をしない現状。

間違いなく最も皺寄せがいってるのは、発達の遅い子ども

保育士妊娠したら辞めることが多いってこういうことなんですよ。

まずは保護者自分の子供だけが快適なら良いという考えをやめて、みんなで幸せになる道を探しませんか?

2023-09-14

市役所職員とか公立校教員って既婚子持ち多いやん

でもあいつら年収1500万ないじゃん

それなのに子供産んでるじゃん

公僕が率先して強制ハードモード出生虐待してどうすんねん

2023-08-26

anond:20230825110013

時と場合にもよるけど、個人的にはそれほど問題ないと考えている。

大阪桐蔭明徳義塾、かつての帝京のように、甲子園ヒール役で、スタンドから応援が少なくても順調に甲子園を勝ち上がっている強豪もたくさんある。思われているほど応援の偏りで負けたりはしていない。

過剰に声援が偏りがちなのは2007年佐賀北2018年金足農など、基本的甲子園常連ではない平凡な公立校が勝ち上がった時で、普段の力関係を考えれば、そういうことは許容範囲だと思う。

今回は、昨年優勝したメンバーが中心の絶対王者仙台育英に、107年ぶりを目指す日本代表するエリート名門校慶応が挑戦する、というわかりやすい対比と、六大学野球応援スタイル全面的甲子園に持ち込んだことが原因。見たことのある人はわかると思うが、優勝争いの時の早慶戦応援阪神以上にすごい。

個人的には2011年の2回戦、帝京八幡商戦。8回までは優勝候補だった帝京が3−0の楽勝ムードだったが、9回に八幡商のヒットやエラー日ハム松本剛)が続いて観客が盛り上がってスタンド全体が八幡商応援状態になり、最後には満塁ホームランが飛び出して大逆転勝ち。

2023-08-09

教員不足だから評判人格指導力どれをとっても良い教員を全て東京に集めなさい

田舎の方の公立校なんて東京で厳しい人材左遷先みたいな扱いでいいでしょう?

東京お下がりを県で一番の進学校に集めて東大ねらわせればいいじゃない

2023-08-03

日本高校野球の歪な点

日本高校野球の歪さとして、酷暑の開催と過密日程はよく言われるところだが、もっとも深刻なのは私学強豪校の過剰な部員であると思う。


周知のように現在は超少子化時代で、子供におけるスポーツとしての野球に対する人気もサッカーバスケはるか後塵を拝するようになっている。にもかかわらず、甲子園に出ている私学強豪校のほとんどは、現在でも100人を超える部員を通学圏外からかき集めるという、子供の数が多くてスポーツといえば野球王様だった時代にかろうじて許されたやり方を、最近にもなってもむしろ加速させている。


その結果として何が起こっているか想像の通り。地元では有名だった中学生野球選手が、通学圏外の部員100人超えの強豪校に進学して3年間公式戦に出ることもなく補欠やスタンド応援要員のまま(最悪の場合中退である一方、その選手地元公立校部員数の不足に悩まされ、弱体化に拍車がかかって連合チームになったりしている、という風景が広がるようになっている。かつては甲子園常連だった名門公立校も、部員100人超えの新興私学に太刀打ちできなくなっている。


2010年代以降、予選の参加校数も減少の一途をたどっている。にもかかわらず、現在でも部員100人超えの私学校は全国各地に増殖し、甲子園出場校の多数派を占めつつある。はっきり言って、野球衰退の序曲と断言していいと思う。

2023-07-24

anond:20230724163029

俺はあまりにも協調性が無さすぎてそれを回避できたし今は収入結構あるほうなんだけど、代わりに弱者男性になってしまった...

田舎公立校に通っていた時点で詰んでる。

2023-07-18

学校が暑すぎる。

関東公立校。創立から考えると築40年くらいだと思う。

教室締め切りでエアコン18度設定で1日中かけても今日放課後まで室温32度を下回らなかった。自分教室だけじゃなくって他の教室も。特別教室も何なら保健室も大体32度くらい。今日特別暑いからそうなのか、校舎の問題なのか、エアコン問題なのか。ちなみにうちの学校電気系統がクソなのか、猛暑や極寒になると年一ペースで停電になって一度なったら復旧に数時間かかる。つい一週間前も停電して死にそうになった。

他の同じくらいの築年数の学校もこれくらい暑いんだろうか?

anond:20230718180207

組織理不尽強要されて、それが原因で一生元生徒に恨まれることになるからな。

公立校教師は、子供好きな人ほどする仕事じゃないなと思う。

2023-07-13

Twitterに居る若者を見ていると劣等感で狂いそう

俺は公立校低学歴教師による理不尽に耐えながら勉強してきたのに、そいつらは私立公でぬくぬくと育ち、何の苦労もせずに良い大学に入っているのを見ると俺の人生は何だったんだと思ってしまう。

2023-07-02

https://anond.hatelabo.jp/20230701104622

それはいったい、どこの情報なのか?

20年前に、HYPのどれかに入った者だけれども、

SAT満点でアイビー全滅は、「日本人に限らず」

アメリカ人でも他にアピールがなければ、

まぁそうだろうなと思う。

少なくとも以前のSATは、百人二百人にひとり、

上位公立校なら満点が学年から複数でる

イージーテストだった。

私も文系なのに、特に勉強せずに数学満点だったし。

から教員カウンセラーの推薦状だとか、

課外活動大事なのだ…。皆、必死になって

州や全国の大会に出場しようとする。

で、このあたりの一芸では、よっぽど平均的な日本人より

優れているのがアメリカ人高校生、という印象が今でもある。

アメリカ高校生課外活動はたいしたことない、

という増田の考えはどうも釈然としない。

2023-06-12

障害ある子供普通学校普通の学級に行かせるな

障害ある子供の親御さんたち、教育委員会先生たちの薦めを無視して無理矢理普通公立校普通の学級に入れるのはやめろ。

発達障害やら何やらあるが、全国の支援学校支援学級に在籍している知的障害割合が1番多いため、主に知的障害の子供について話す。ただし、他の障害種別でも通用する話ではあると思う。

だいたい、文頭で指摘したような、障害がある子を無理やり他の子と同じ環境に入れたがるような親というのは

自分の子供に障害があることを頭ではわかっていても認めたくない。

特別支援学校(学級)やそこに通う子供、あるいは障害者それ自体に対する強い偏見がある

子供のヤバさ(学力の遅れや集団に馴染めないなど)をきちんと把握できてない

のいずれか、あるいはハイブリッドなのだテレビ等でよく美談のように語られる中では「普通学校で学ぶことの方が様々な経験ができる」みたいな、あたか子供のためを思っているかのような美辞麗句で誤魔化すが、大体はこのどれかに当てはまる。

そもそも普通公立校に通うことが本当に障害ある子供のためになっているのだろうか?中には他の子とお互い刺激しあって力を伸ばす子もいるだろうが、ごくごく一握りだと思う。大半は勉強についていけず、お客さん状態(授業中、発言もできずただ終わりまでぼーっと座ってるだけ)になっているのが関の山だ。仮に学習についていけているとしたら、先生学校の大変な努力配慮の末に辛うじて成り立っているものだろうし、おそらく長くは続かず、学年が上がり内容が難しくなっていくごとに真綿で首を絞められるが如く状況は厳しくなっていく。

そもそも、そのように学習に大変な配慮必要とする子が学級にいることで、先生負担は遥かに増す。私学ならともかく、公立校教員に「一部の子は見捨ててでも授業の進度を優先する」という選択肢はないに等しい。つまり理解に困難を抱える子供への授業作りが主となってしまい、授業内で応用的な内容、ハイレベル適用問題などに取り組むことが難しくなる。また、授業は普通に進めるが、その分ついて来れなかったところは放課後につきっきりで学習するという手もなくはないが、それをするということで先生負担が増えているというのは火を見るより明らか。そして先生負担が増えると困るのは誰か、皺寄せが行くのは誰か。その学級の子である。無理矢理普通級に障害ある子供を入れることにより、巡り巡って自分たちの首を絞めている。自分だけならまだいいが、影響は大なり小なりそのクラスの子供全員に及ぶ。

障害のある子が特別支援学校特別支援学級に入るプロセスのことを「就学相談」や「就学指導」などといった呼び方をする。

おおまかなプロセスとしては

幼児期からの発達の様子を見て、幼稚園保育園などから声がかかる、あるいは小学校入学前にある就学時検診における知能検査などの結果を見て、もしくは小学校中学校在学中に随時学校教育委員会から就学指導を薦められる。

公的機関医療機関などで発達検査を受ける。

③発達検査の結果から教育委員会の人などがその子にあった判定を下す。

④次年度以降、③で出た判定の進路へ進む。

といった流れである。だが、保護者はこのプロセス中いつでもキャンセルができる。保護者が嫌がれば就学指導は中止され、自動的普通公立校普通の学級に行くことになる。また、③で特別支援学校判定が出たとしても「普通公立校支援学級ならギリ許すけど特別支援学校お断り」みたいなパターンもある。というかこのパターンは割とよくある。(普通学校支援学級在籍者のうち、体感1〜2割はそれ)

ここで曲者なのは保護者意向次第でいつでもやめられる」ということ。冒頭で示したように、自分の子障害があると認めたくない人や偏見を持っている人は、そもそも就学指導の話を持ちかけられた時点でブチギレる。プロセスの途中でも、他所から変な知識を入れ知恵されて突然やめたりする。そうなるともうお手上げである。冒頭の黒ポチ3つめのパターンも厄介といえば厄介だが、子供のヤバさに気づいてくれたら考え直してくれることがよくある気がする。(まあ気づくまでに何年もかかって、結果勉強理解は同学年の子より遥かに遅れて取り返しがつかなくなっている事が多いのだが。)

もう一度問うが、無理矢理普通学校普通の学級に行かせることが子供のためになっているのだろうか?

就学指導で「貴方の子特別支援学校判定です」と言われたということは「お前の子バカガイジなんだ」と言われてるように捉えるかもしれないが、そうではない。その子特別支援学校で学ぶことが合っているというだけの話である。それによって何ら人格が貶められることはないし、就学相談に携わる人間は誰もそんなこと思ってない。

環境の面でも大きな違いがある。小学校ではクラスの定員は35人だが、支援学級なら8人、支援学校なら6人であるちょっと考える頭があれば、これだけで雲泥の差とわかるだろう。さらに、支援学校担任が2名になる場合もある。また、学校設備面でも、当然普通学校と比べ遥かに充実している。教員免許特別支援学校用の免許のため、専門的な知識を身につけた教員ばかりなのである。(当たり前だが、普通小学校には小学校教員免許しかない人だって当然いるのだ。)どちらで学ぶことが、子供本人のためになるだろうか、子供本人の成長につながるだろうか。

更に言えば、障害ある子供の将来に関してもやはり特別支援学校にはアドバンテージがある。特別支援学校では「作業学習」という時間があり、職業訓練のような事もする。また、特別支援学校であれば、障害のある人でも就職給料を稼ぐことのできる職場とのコネクションもある。普通校では作業学習時間はないし、就職支援だって特別支援学校専門性には敵わないだろう。

長くツラツラと書いてしまったが、世の保護者に言いたい。自分の子障害があり、特別支援学校特別支援学級で学ぶことを薦められたら、どうかその通りにしてあげてほしい。教育や発達に関してある程度知見を持った人が何人も集まってそういった判断を下しているので、それを無視して無理矢理普通クラスで学ばせることは、本当に子供のためにならない。親のエゴしかない。親のエゴ普通学級に入り、理解が難しい授業を一日6時間聞き続ける生活を何年も強要しないでやってほしい。その結果(必ずしもこうなるというわけではないが、一例として)小5小6や中学生になっても九九の3の段も言えなかったり、小3になってもひらがなの50音が読めないような子を生み出さないでやってほしい。その子たちは、その子たちにあった環境勉強していれば、もっと伸びることができたかもしれないのだ。

親のエゴ普通学校に通わされ、勉強が十分身に付かず年だけくって卒業していく子供のこれから人生における苦労を考えると、気の毒としか言いようがない。

anond:20230612105040 anond:20230612111505

公立学校ありがちなイジメ体罰

国立高校でもセミ食わせて骨折させてたぞ

  

子が親にやられて嫌なことをできる相手にしているとはよくいわれるよな

子の荒れは家庭の荒れ

青山学院中等部でも男子生徒2名を2万円で買収して同級生女子生徒に対しレイプするよう依頼し、

男子生徒は女子生徒をトイレ個室に追い込み、そこへ押し入って服を脱がし動画撮影してたぞ

 

まぁ進学校ボンボン学校から特別いじめが多いってことは無いが

 

  • 金に困ってないのに家庭が荒れてる>子も荒れているとか闇深そう
  • 荒れてる公立校でも聞かないレベル事件が揉み消されがち

 

真面目にほどほどでいいぞ、私立国立に期待できるのは、『授業の質』

首都圏私立国立学生の質はほどほどしか期待できないし、

ハズレに当たった時は、公立の比じゃない(荒れてる公立校でも聞かないレベル事件が揉み消されがち)

 

カラーギャング私立のヤツらだし、ホームレスに火をつけたのも私立のヤツらだし、障がい者虐待私立だぞ

勉強ができる子がのんびり勉強している地方私立みたいなのイメージしない方がいいぞ

 

周りが勉強しないに流されることはあるかもだから進学校や準ずる学校に行く意味は多少はあるけど、

留学オンライン海外大学へ進学を前提とし、費用を貯めといてあげる方がずっといいぞ

2023-06-05

ひとり暮らしをはじめた息子に会いにいく (→ 追記:会ってきた)

この春から地方大学に進学して、ひとり暮らしをはじめた息子のようすがすこし心配だ。よくある五月病だったらいいのだけれど(よくないけど)、とにかく一度顔を見にいくことにした。

息子はバカではないが成績が良かったわけでもなく、小~中~高と見事に「下の上」あたりをキープしつつ受験生となった。それでも受験の年には勉強も頑張り、あっぱ第一志望の公立校合格、腕試しに受けたそこそこの私学もなぜか受かり、合格祝いのPS5をかかえて引っ越していったのが4月の初旬。ちなみに地方大学というのは親戚が通っていたこともあり、遊びついでに何度かいたことがある。というかそれで気に入って志望校にしたらしい。また、私自身が(そこではないが)地方大学下宿生活経験者なので、最初さびしいぞー、みたいな話は家でよくしていた。

最初電話で話をしたのが4月中旬、ひとり暮らしが思っていた以上につらいという。仮面浪人して、地元大学を受けなおしたいとのこと。大学にはちゃんと通っているらしい。というか部屋で一人だとさびしいので、できるだけ毎日講義があるようにカリキュラムを組んだそうだ。ぼっちというわけでもなくて、会えば普通に話す程度の友人もいるみたい。バイトもして自動車教習所にも通って、なんかふつう大学生じゃんとおもうんだが、それでも帰りたい帰りたいと思いながらくらしているんだとか。

その電話の時は、こりゃほっときゃおさまるな、と思ったので、「夏休みまでは真面目に大学生して、そのときになってもまだ悩むようなら仮面浪人勉強をはじめれば?とりあえずそれまではちゃん単位を取るつもりで通いなさい」というようなことを話した。

次の電話がちょうど1ヶ月後の5月中旬、なんと担当教官に他大学受験相談をしたらしい。そこで後期は休学したらどうなるかとか、あと授業料の話なんかもしたらしくって、ようするに後期の休学かなんかの申請をすれば授業料減免(?)される、その締め切りが5月末までなのでどうしようか…。という相談電話だった。

こっちはてっきりおさまりつつあるもんだと思っていたので、まださびしい帰りたい病が続いていたことにおどろいた。とりあえず「前回の電話での話はまだ変わらない、夏休みまではちゃんと通え・夏休みに考えろ、あと金の話は気にすんな、5月末の締め切りとか考えなくていいよ」と答えた。ほかにも話を聞いてみると、仮面浪人するから一年よぶんに学費がかかるのを気に病んでいるらしい。仕送りお金も使い切ると申し訳いからと節制しているという。アホか、遊べ。

ちょっとさすがにこれはまずいかなと思ったので、次の日に会いに行くよとメールした。なるべく早く行きたかったんだけど、その後こっちの別件でなんやかんやあったので、けっきょく明日になってしまった。ということで行ってくる。

まだどうなるのかぜんぜんわからない。とりあえず当たって、後は流れで。だな。

一番大事なのは本人のメンタルヘルスだと思う。ただの五月病ならいいけど、うつ状態かになるのは絶対に避けたい。それくらいなら戻ってきたらいい。それが大前提だけど、それがクリアなようであれば、なるべく続けてほしいなと思っている。もちろん金の問題一年ロスの時間問題もあるけど、なにより「しなくてもいい挫折体験」はせずにすませてほしいから。

明日会って、いろいろ話して吐き出してスッキリしてくれるといいんだけど。

【以下追記

コメントありがとう!!会ってきた。きょう帰ってきたので報告です。二晩いっしょに食事しながらいろんな話をして、笑ったりときどき泣いたり(←息子が)でした。

とは言っても、正直いって報告するほどの進展というか、成果みたいなものはありません。二日間の印象ではこのままうつになりそうな感じではなかったし、仮面浪人意思はけっこう固いものの、後期も休学はしないつもりでいるらしい。とかいいつつ、本人の気持ちにもまだ揺らぎがあるみたいで、最初の晩には「受験してだめだったら切り替えて4年間通う」と笑ってたのが、次の晩は「でも帰りたいな…」とちょっと涙ぐむとか、そんな感じ。

というか、会いに行ってわかったんだけど5月中旬の二回目の電話とき結構ヤバかった。いままで二回ほど寝坊講義を欠席しちゃったとか言ってたのがちょうどそのころらしく、聞いたら寝坊というかまあ寝坊なんだけど、そこで目が覚めても布団から出る気になれずにそのまま休んでたらしい。ほかに休みの日に映画を見に行ったけど何を見たか覚えてなかったり、たぶんそれアカンやつやん。ほんと危なかった。よく持ち直した。

いまは本人にも当時はヤバかったという自覚があるみたいなので、もう一度そんな状態になったら、なりそうだったらすぐ連絡しろとよくよく言い聞かせつつ、ほんとうに持ち直しているのか気を付けてみておかないと、と肝に銘じる。

ともかく本人が「会って話ができて本当に良かった」と言ってくれたので、ああ行ってよかった。間に合って(間に合ったのか?)よかった。

そういう過去のヤバさはあるものの、いまは落ち着いている感じだったので、元増田でも書いた私の考え(うつを避けるのが一番とか、しなくてもいい挫折体験とか)はそのまま伝えました。たぶん伝えて大丈夫だと思う。それから教習所を早く卒業して、夏休みまでにいちど帰省して免許とりに行くことにしました(住民票そのままなのです)。これも息子はお金を気にして夏休みにとるつもりだったらしいけれど、しばらくはこまめに帰省させたり、こっちから行ったりしたほうがいいと思う。息子も「教習がんばる!」とのこと。

奴が検定でしくじりまくらない限り、来月にはまた会うことになるはずなので、またいろいろ話をしようと思います

コメントからみでもうちょっと書くと、浪人留年評価については私はわかりません。息子に言わせると、「なぜか受かったそこそこの私学」だとちょっと残念な気がするらしい。そのもう一ランク上の私学を目指して仮面浪人するつもりだそうです。まあ大学によるってことですね。

グループワークや課題、泊まり込みなんかは、息子のすすんだ学課ではそうでもないみたいです。他大学に進んだ高校同級生からそんな大学生活も聞いているみたいで、うらやましがっていました。

異性の雰囲気は…なかったですね。いや昨今は異性とは限りませんが、そういう雰囲気は。あればたぶん素直に言う息子だと思いますし、隠したとしても見抜けない私ではない、と思う。そんな感じです。コメントありがとう

でも帰ってきてから、今度は私が泣けてきてとまらない。

2023-06-04

anond:20230531102653

学区制のことを言ってるなら話はむしろ逆で、偏差値ってのは学校ではなく入学者の数字から、学区制を撤廃すると府全域の優秀な学生洛中に集まって、丹波山城公立校偏差値ますます下がる。

丹波なら福知山山城なら南陽といった高偏差値公立校があるのは、学区制のおかげよ。

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