はてなキーワード: 児童ポルノ禁止法とは
とりあえずライト層向け微エロロリコンテンツはほとんど消え去るのが確定している
発端となったのは言うまでもなく昨年末の某人気漫画家の児童ポルノ禁止法違反だ
あの事件の反響が思いのほか大きく、多くの出版社やアニメ制作会社がロリを敬遠する方向に梶を切るのが確定してしまった
コミックLOやたぬきソフトのようなガチロリコン向けのコンテンツやそのファンは多少怯みはしても変わらず我が道を行こうとするだろう
しかし、そこまでロリコンが極まってないライト層や彼ら向けの微エロロリコンテンツにはそこまでの覚悟はない
先の某漫画家の犯した罪、これが地方新聞の片隅によく載るような女子高生相手のありふれた買春事件であったならここまで大きな影響はなかったろう
しかし児童ポルノコンテンツの単純所持というのがむしろクリティカルだった
罪としてはこちらのほうが軽いのに
ありきたりな買春事件であれば、これまでそうだったように「一部の悪いロリコン」による犯行と片づけることができたと思う
ロリコン諸兄も「あいつはロリコン紳士としての不文律を破りリアルな犯罪を起こした」としてバッシングする側に回ったろう
だが今回問題になったような児童ポルノコンテンツの単純所持はまた事情が違う
誰に直接危害を加えたわけではないため、ライト層もコア層も多数のロリコンは和月氏に同情を寄せた
児童ポルノコンテンツの単純所持で摘発された著名人第一号という珍しさもあってか、猛烈なバッシングの嵐が吹き荒れたのだ
SNSは言うに及ばず、社会不適合者の巣窟のような2ch (現5ch)でさえ某漫画家への擁護は少なくバッシングがほとんどであった
そしてバッシングする者の中には一般人以上にオタク層が目立っていた
この様相に、根っからのロリコンというわけではないプリヤやまいてつを支持していたライト層は完全にビビってしまった
まだ如実に具体化してはいないが、真性ロリコンではない彼らが今後ロリコンテンツから距離を置くことは間違いないと見られている
そんな彼らに「オタク=だいたいロリコン」ぐらいの軽い気持ちで微エロロリコンテンツを提供していた各社も時流に従い方針転換することが決まってしまった
ガチ勢はこれからも進む道を変えようとはしないだろうが、クジラックス氏が警察に聴取されたことや、コミケのエロ同人の消しの徹底化に見られるように、東京オリンピックを前にしての二次三次問わずのエロコンテンツ規制強化から逃げるのは容易くないだろう
神奈川県平塚市の認可外保育所で生後4カ月の男児が死亡した事件に絡み、保育所にいた別の女児らにわいせつ行為をしたなどとして強制わいせつと児童ポルノ禁止法違反(製造)の罪に問われた元保育士の角田悠輔被告(36)に対し、横浜地裁は26日、懲役15年(求刑・懲役18年)の判決を言い渡した。
深沢茂之裁判長は「保育士の立場を悪用し、児童の未熟さと信頼に乗じた。計画性、常習性が極めて顕著で、卑劣きわまりない」と指摘。過去にも保育所で女児にわいせつ行為をして服役した前科に触れ、「保育士登録の取り消しがされなかったため、再び保育士となり、傾向は一層深化した」と述べた。
https://mainichi.jp/articles/20171227/k00/00m/040/018000c.amp?fm=mnm&__twitter_impression=true
「ヘイト本に歯止めをかけることができるのか」「表現の自由が少数者を抑圧してる」…都内で出版関係者がシンポジウム
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00011003-kana-l14
「ヘイト本」と表現の自由の問題を考えるシンポジウムが都内で開かれ、出版関係者らが、あるべき自由な言論の場やメディアとしての出版の責任について話し合った。
諸外国のヘイト規制も紹介され、第三者機関によるヘイト行為への規制の必要性を訴える意見も上がった。
7月29日に開かれたシンポは出版労連の主催で約80人が参加。
「ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会」の岩下結さんは、「5月にヘイトスピーチ対策法が成立したが、実際に『ヘイト本』に歯止めをかけることができるのかは分からない」と指摘。
「出版が公共メディアとしてあり続けるためには、ヘイト被害に遭う当事者の視点に立った対応が必要だ」と強調した。
「反ヘイト本」の常設コーナーを設けているジュンク堂書店難波店店長の福嶋聡さんは「意見が対立しても、民主主義に必要なのは議論だ。書店はそうした意見と意見がぶつかる場でもある」と主張。
異なった考えや意見を持つ人が対話を重ねる場所の重要性を説いた。
「ヘイト本」の内容の信用性に触れたのは、小学館の川辺一雅さん。
「事実関係を確かめていないような、編集機能が果たされていないヘイト本も多い。クオリティーが低く、本として読む気になれない」と話した。
いわゆる「嫌韓本」を多く出版する青林堂で営業職を務めた中村基秀さんは、デザイナーからヘイト本の装丁を断られた経験に触れつつ、「言論の自由を言い募り、差別をあおる本を売ることに目をつぶってきた」と自省を込めながら振り返った。
会場からは、相模原の障害者施設殺傷事件への言及もあり、暴力を誘発しかねないヘイト行為に抜本的な対策がないことを不安視する声も上がった。
諸外国のヘイト規制事例を紹介した弁護士の水口洋介さんは「政府から独立した第三者による審問機関をつくるべきだ」とし、ヘイト行為に対して行政的な処置の必要性を訴えた。
シンポでは、多数者が享受する「表現の自由」が少数者の声を抑圧しているのでは、との問題提起もなされた=都内
参考
何人も18歳未満の者(以下、「児童」)に対する性行為、性的接触、性的搾取及び性的虐待並びにこれらに準する行為をしたいという志向・思想を抱いてはならない。
児童が上記の行為をされている、又はされている様な表現が含まれていると看做されるポルノは、これを全面的に禁ずる。
○写真・映像の場合、被写体・出演者の年齢・性別を問わず(例えば成人男性が女子児童としてポルノに出演した場合も)禁止の対象となる。
○CG、イラスト、絵画、彫刻、漫画、小説、アニメーション等によって、擬似的に児童への性行為等を表現したものもこれに該当する。
これらに該当する児童ポルノを製造・譲渡及び所持した場合、法律により摘発及び後述の施設入所義務の対象となる。
更に、全ての成人した国民は、定期的に国の定めた小児性愛検査を受ける事を義務付けられる。
検査により小児性愛者と判断された者や、上記の児童ポルノに関する規定に違反した者は、性癖矯正施設への入所を義務付けられる。
矯正施設へ入所した者(以下、「入所者」)は原則として施設に矯正が完了したと承認され出所するまで外出をすることはできない。
入所中は主に以下の行為が禁じられる
○児童の写真、絵やイラストが載っている書物を所持する。児童が出演している映像・番組を視聴する。
○その他、施設の許可を得ずに外出する等、施設が定めた規則に反する行為。
やむを得ず入所中に外出の必要がある場合、入所者は厳粛な条件の下で許可を得た上で指定時間の間だけ監視員の同伴で特別に外出が可能となる。
施設外での用事が完了したら、その時点で指定外出時間にまだ余裕がある場合でも速やかに施設に帰宅する。
・半径5m以内に入る。
・話しかける。声をかける。
・写真を撮る。
○児童の教育施設(幼稚園・保育園・小学校・中学校・高等学校等)の敷地内のみならず、付近1km以内に立ち入る。
○その他、指定された時間以上外出する等、施設が定めた規則に反する行為。
尚、入所者が上記の禁止事項に触れる行為を行った場合に於けるその場の処置については監視員の判断に委ねられる。
また、小児性愛者と判断された者が施設への入所を義務付けられたことにより生じた損害・不利益等はその責任・賠償を政府又は施設に問う事は一切できない。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20151101-00051024/
読んだ。
伊藤弁護士もそうだが、それに絡んでる人間がよりクソなのでどっちにも関わりたくない。
現行法(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律、略して「児童買春・児童ポルノ禁止法)では児童ポルノは以下のように定義されています。
第2条3
この法律において「児童ポルノ」とは、写真、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)に係る記録媒体その他の物であって、次の各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう。
一 児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態
二 他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
三 衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位(性器等若しくはその周辺部、臀部又は胸部をいう。)が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの
この「三」というのがいわゆる3号ポルノと言われるもので、児童ポルノの範囲を拡大しました。しかし、現実には「着エロ」と言われるビデオが広範に流通していますが、3号ポルノに該当すると思われるのに、規制が十分ではありません。
「現実の18未満の女性」を巻き込んでいるのに規制対象にならずに流通しているビデオがある、ということですよね。
三号ポルノ問題に関しては、そもそも法の筋が悪いので全面的に変えた方がいいんじゃね?という話を別の弁護士の方がされていた気がする(という話があるのを伊藤弁護士が知らないのかちょっと気になる)
これは別途議論されなければいけないんだけれど、ここまでまじめにチェックしてる人がそもそも少数だと思う。
私は児童ポルノについてだけお話しし、「漫画やアニメの規制はどう思うか」と聞かれたので、「日弁連は規制に反対しています」ということを紹介しました。
明日、来日中の国連の児童ポルノ・児童買春に関する特別報告者とおあいする予定。この秋葉原の街は未だに、児童ポルノと児童買春にあふれています。警察はなぜあからさまな児童ポルノを野放しにしているのか疑問。国連から厳しい報告書を出してもらうよう、明日はしっかりプレゼンするつもりです♪
このツイートで伊藤和子さんが意図したのは「現実には「着エロ」と言われるビデオが広範に流通していますが、3号ポルノに該当すると思われるのに、規制が十分ではありません」という話であって、二次オタ規制の話などしてないと思うのだが。
仮に内面で伊藤和子が二次ヲタへの嫌悪を抱いていたとしても、こちらの対応としては「これは三号ポルノの話で、今回は二次元コンテンツには関係ありませんよね」と聞いて、向こうがアッハイと言えば、問題なかったと思うんだよね。
後は「三号ポルノはどのくらいの数確認されたのですか?」と聞けばよかった。そして、その数がそれほど多くなかったのであれば、「児童ポルノと児童買春にあふれています」という表現は言いすぎですよね、秋葉原に対して失礼ですよ、といえば穏やかに訂正できていたかもしれない。
だが実際には秋葉原や二次元オタの被害者意識が強すぎて話がだいぶこじれてしまった。
ブコメのコメントたちもマウンティング思考が非常に強く嫌悪感を感じる。
狐アイコンのおじさん、この手の話題以外では面白い記事を書く人だが、フェミの話題になった瞬間
毎回毎回狂ったようにフェミのひとたちを殴りに行くので家庭でDV的なことをやらかしてないかが心配になるレベル。
自分が女性だったらこの人とだけは結婚してはいけないなと思う。
言ってる事は解らないでもないんだけど、井藤氏が秋葉原を問題視する理由がよくわからない。その手のビデオは新宿でも売ってるわけで、秋葉原限定の問題ではないような
いやちゃんと摘発されてるのを「野放し」と秋葉原を名指しで言ったことが疑問なわけですよ。背景にマンガやアニメの表現規制を実施する意図があるのではないかと疑うのが当然でしょうこれは。
秋葉原在住の弁護士なんだから自分の活動拠点である秋葉原の問題にフォーカスしてついて述べているだけだと思います。
とはいっても秋葉原について言及することのデリケートさについて若干甘えがあったのは事実かなと思いますが。
まさかヤフーの記事だけで事足りると思っているのなら、臭いものに蓋をしようとしてより火に油を注いでしまっている。
冷静に話し合う気がなくて、相手をただ殴って黙らせよう殺そうとしている二次オタの方がより恐ろしいが
自分の発言に責任を持たない伊藤和子さんもあまり真剣に耳を傾ける人ではないと感じる。
どっちもクソ過ぎて近寄りたくない。
全然言いたいことが伝わってないアホが何人かブクマで喚いているのでもうちょっとだけ補足する。
まずこれだけわかりやすくどっちもどっちだと書いてるのに伊藤弁護士擁護だと思ってるやつは、自分に100%味方しないやつは敵だと思ってんのか。かんべんしてくれ。
俺はどっち側も事実ないがしろにして言葉遊びばっかりやってるのがアホらしいって書いてるんだよ。なんでわからんのかな。さすがにいらつく。
事実以外を焦点にして、相手がこういうやつだとレッテルを張り合ったり印象批判で戦い方はまったく無駄にしか感じないんだよ。
今回で言えば両者が、「三号ポルノに該当するのに規制が不十分な対象」がどれほどあるのか、という事実を核として戦うべきだろう。
ここ明らかにしないかぎりなんどでも役者を変えて同じような問題が何度でも蒸し返されるのだから、気に入らないやつをみんなで叩いてすっきり、問題解決なんてことにはならない。
ああいう発言を言った言わないだの、ましてその発言によってこいつはなんとか主義者だというレッテル貼りは「お前がそう思うんならそうなんだろうな」でしかない。
そういう無駄なことはアホと暇人がやっていればよいのであって、公に発信している人間はまじめに取り合ってはいけない。
伊藤弁護士に絡んでるやつらがそういう戦い方を知らないバカの集まりなのはまだわかる。
しかし伊藤弁護士側が、バカと戦い方をしているのは全く理解に苦しむ。なので今回の件に関してはどちらかというと伊藤弁護士側の言い分に疑いを持っている。
しかし詳細は調べるつもりもないが
某芋屋とかジュニアアイドルのソフトを専門に扱う店の存在やJKビジネスにおけるアキバでの摘発例といった“事実”を見てみぬふりして「フェミニストの捏造」にしたい人がたくさんいるってこと。 / “秋葉原における児童ポルノの問題、両陣営…” https://t.co/OEN3iQv4Yd— 董卓(不燃ごみ) (@inumash) 2015, 11月 1
こういう話があるようだ。伊藤弁護士側の人間も、叩いている人間もちょっと調べたらいかがか。
というより、この董卓さんが記事でも書けば済む話であり、アホが群がってギャーギャー騒いでいるのも、伊藤弁護士のすっとぼけた討論もどちらもクソすぎて近寄りたくない。
日本ペンクラブが、先日児童ポルノ禁止法改正案に反対する声明を出した。
しかし、俺が疑問に思ったのは何故今頃になってという疑問だ。
漫画関係の団体は、去年5月に児ポ法が提出されるや否や、即反対声明を出している。
それなのに、表現の自由の擁護者たる日本ペンクラブが、なぜ今頃になって声明を出したのだろうか。
例えば、特定秘密保護法の時には、パブリックコメント時、閣議決定時、国際ペンクラブの声明表明時、
衆議院可決時、参議院可決時と、計5回も何か動きがあるうちに逐次、かつ即、声明を出している。
それにも関わらず、児ポ法の時は法案が提出されてから10か月も経ってからという妙に遅いタイミングである。
しかも、声明をよく読んでみると、改正案を読んでいないことが見え見えのような気がする。
まず、声明は
「政府は今回の改正に伴い、広範に漫画やアニメ全般を取り締まりの対象とする方針」
と書かれているが、児ポ法改正案は議員立法であり、「政府が」という言葉は正確な表現ではない。
それに、「漫画やアニメ全般を取り締まりの対象とする方針」というが、
漫画等を児童に対する性犯罪との関連性を調査研究し、3年後を目途に必要な措置を講ずるという内容で、
法案には「漫画やアニメ全般を取り締まりの対象にしたい」という本音が透けて見える内容にせよ、
「漫画やアニメ全般を取り締まりの対象とする方針」というのは、若干ミスリードであり適切な文章ではないと思う。
「「単純所持」の禁止、販売や流通の関係者にまで及ぶ罰則規定とその厳罰化等は、近年の社会に不穏な影を落としている報道・出版への圧迫を尚一層加速させるものとして、表現活動に携わる私たちに強い危機感を抱かせます。」
と書かれているが、
今回提出された児ポ法改正案に書かれているのは、単純所持規制の導入と漫画規制の調査研究の他には、
インターネットでの閲覧制限に関する事業者の努力規定であって、現行法で罰則規定が設けられているものの厳罰化は設けられていない。
法案が提出されて10か月も経ってからようやく反対声明を出した上に、法案をろくに読まず、
お前の浅い頭の中を晒す前にこの辺読んでおけ
まず、児ポを成立させたい奴らの思惑だ。
子供の安全なんで全く考えちゃいない。自分が気持ち悪いから世の中から消えて欲しいという薄汚い欲望がこの話の発端だ。
子供を守るなんて理由は後付で、自分が嫌なのか子供のためなのか区別がついていない。
次に、どんな世界になるかだ。
100歩譲って崇高な志で児ポの成立を願っていたとしても、運用する人間は点数稼ぎしか考えていない。
まともな運用がなされる訳が無いことはスピード違反の取締りで、ネズミ捕りが物陰に隠れてる時点で公然としている。
犯罪を防ぎたいんじゃない。道を踏み外させて人生を台無しにしたいだけだ。
そういう奴らに悪用させないように法律を作らなければいけないのに、具体的な内容は一切定めず法律だけ成立させようとしている。
問題は児ポに反対している奴らと性教育に反対している馬鹿どもが同じ根っこだという事だ。
子供に汚いものを見せたくない。それは親としては一見まともかもしれないが、自分の手元に置いている間は見せないという教育放棄に過ぎない。
完全に防ぐ事ができない物を子供の間だけ防いでいても、何の意味も無いという事だ。
滅菌された部屋で育った子供は免疫が育たず、アレルギーまみれの青白い子供になるんだよ。
初めに断わっておくと、自分はネガティブで自意識過剰で気持ち悪いオタク女だ。
同時に、自分はそういうものなんだろうと大半は受け入れている。
周囲に迷惑をかけなければ趣味嗜好なんて自由だと思う自分にとって、最近の児童ポルノ禁止法周辺の論調は正直不快だ。
だけれど、子どもを性的にみること自体が否定されるべきかといえばそうではないと思う。
身につけるべきは性衝動を抑圧することではなく統制すること。
方法はともかく、とっくに結論はでていることではないかと個人的には思う。
統制できない人のためのゾーニングはもちろん必要であると思うが、それ以上の法的規制は必要ない。
では、自己統制したり、身を守ることができるようになるためにポルノは必要かどうか。
他人すべてに適用できるとは思わないが、個人的な体験としては必要だった。
そんな自分にとっては二次元の男性向け作品が一番安全に見ることのできるポルノだったのである。
腐女子を否定するつもりはないが、私にとってはBLの方が理解できないものであった。
まだ男女カプのエロゲやラノベの方が受け入れやすく、BLや女性作家の描く男性に抑圧されていることへの怒りを示したかのような攻撃性の表現が受け入れられなかった。
その女性らしさが嫌いだった。
イケメン男から好かれる物語やリアルな女性はさらにダメだったので少女漫画や乙女ゲーなどにもはまれなかった。
私は自分が性的な視線でみられることは不快ではあったけれど、性的な視線でみられる自分自身のことや異性を性的な視線でみる自分自身のことは否定したくなかったのではないかと思う。
その結果、同じように性的な視点で見られている二次元の女の子をかわいがるようになった。
ハーレムものの世界は少女漫画などの女性向け作品の世界とは異なり、女の子がみんな愛されることで幸せそうで見ているこっちも幸せになった。
そうして二次元の女の子を慰撫するうちに、自分自身についても肯定的にみられるようになってきたように思う。
もちろん意識してそうしたわけではない。
それとは別に名作と言われるエロゲー、いわゆる泣きゲーにもはまった。
長森瑞佳は強いと思ったし、そういう風に人を想い続けられる人間に憧れた。
みさき先輩のシナリオは視覚障害のヒロインというだけではなく、Hシーンでそのことを扱うことが衝撃だった。
性描写をする意味は心のやりとりを描くことでもあるのだと感じさせてくれた。
見た目のかわいさやはかなさとはうらはらに麻枝准の描くヒロインはみな芯が強く、優しく、生きることに一生懸命だった。
現実の女の子とは違い、きついことも言わなければ他人に嫉妬もしない。
他の子と競争することもなければ、競争することを要求してこない。
そんな女の子になってみたいと思わせてくれた。
もちろんそんな人間にはなれはしなかった。
現実にはありえない二次元の女の子たちを男の理想のたまものだと気持ち悪がる方々もいるのはわかる。
でも現実の女にもいいところはあるのかもしれないと教えてくれたのもやっぱり二次元だった。
理想はつめこまれているとはいえ、よくも悪くも女らしいキャラクターだった。
自分の想いを隠し、友人を裏切り、罪悪感にさいなまされながらも、彼氏をつなぎとめるためになんでもする。
受動的に男を責めながらも表面的には受け入れているふりをして、自分の想いを叶えようと行動する。
二次元の女の子のようになれないけどなりたいと感じる自分をいいと思えるようにもなった。
京介が桐乃に向けたセリフ「オタクに偏見をもっているのはお前自身だろ」というのは胸にささった。
まさにその通りだと思う。偏見は想像だけではなく経験からでもあったけれど。
自分勝手でわがままで都合良く人に甘えて、それでも努力家で自分を誇る桐乃を見ていたら、
たとえそういう不快な人がいたとしても自分自身が誇れるオタクであればいいのではないかと思うようになった。
これが三次元の、例えば実写ドラマであったらそうは思えなかっただろう。
同じ趣味をもつ女友達がいたら・・・と考えたこともあるが、それはそれで自己投影して嫌悪したかもしれない。
「女が嫌いという君はとても女らしい」と何度言われたことか。
現実から切り離された安全なものであるからこそ、自分と切り離していろいろと考えることができる。
それは性的な意味でも同じ。
凌辱ものまでも含めエロかわいく描かれる女性を愛でる視点を取り入れることで、少なくとも好きな人からそう見られることはさほど嫌ではなくなった。
「理解できないもの」を「理解できるもの」にするだけで、不快さは軽減された。
我ながら矛盾していることをしているのはよくわかっている。
でも自分にとっては性的なものを二次元から取り入れる過程が自分自身を受け入れるために必要だったのだ。
いや、未だその途上にあると思う。
そんな過程を踏んでいる間にもリアルでは人付き合いをし、男性に興味のあるふりをし、彼氏もつくり、別れ、修羅場も経験した。
好きな人がいなかったわけじゃないし、女嫌いの女が好きな男嫌いな男とも何人も仲良くなった。
病んだオタク友達も何人もいたし、どうすることもできず距離をとったこともある。自殺して亡くなった子もいた。
それ以外にも私がコミュ障だったせいで迷惑をかけた人もたくさんいる。
今でも申し訳ないと思っているし、誰とも付き合わなければよかったのではないかと思うことすらある。
私がおかしいんだろうとも思う。でも、おかしくて何が悪いとも思う。
何をしててもお互い気に障るようなら人に迷惑かけないようにするには孤立するしかない。
男性なら楽だったのかと考えた時期もあったが、そんなことはなく、それはそれで同じ結果だっただろうと今ではわかる。
みんなでわいわい盛り上がっていることがうらやましい時期も通り過ぎてしまった。
私はいつしか一人でエロゲを買いに行き、薄い本を買いに行き、男性向けアニメイベントにも参加し、そこで出会えた人と交流して仲良く話ができても、それ以上仲を深めることは求めなくなった。
オタクじゃない友達がいて「別にいいんじゃない」と私を肯定してくれればそれで十分なのである。
私は私を理解してほしいと思いながら、理解してくれなくてもいいとも思っている。
それでも、自分を助けてくれ、今現在も楽しんでいるコンテンツがなくなること自体は我慢できない。
一方的に勝手なことを言われて叩かれているのはさらに納得できない。
こんなものに救われるお前がおかしいというのであれば、こんなものに救われざるを得なかった現実世界の方がおかしいと思っている。
こんなものに税金が使われていると思うとほんとに日本の政治家のアホさがよくわかるなあ。。。
女性手帳とか、明らかに反発食らって無駄になることが目に見えてるのに、それを税金使って研究(笑)して盛大にドヤ顔で発表しちゃってるんだからほんとに始末に終えない。
一瞬憤って、またか。。。という諦めムードを感じてしまってもうほんとにやるせない。
ほんとむかつくけど怒りのぶつけどころがない。
児童ポルノ禁止法の改正案について、なんて言われてもマス向けに効果なんかない。
そんなタイトルに反応して中身読むのなんて、お仲間だけじゃない?
アピールすることを目的にしないで、広く一般を説得することを目的にしないといかんともしがたい。
児童ポルノやマンガやアニメに関係も興味もない人に、法案の危険性を伝えるなら、相手の立場で書こうよ。
あなたは誤認逮捕や言論統制が横行する未来への切符、買いますか?とかね。
誰もが「そんなの嫌だ」と思うフレーズを導入にすると、いいと思うよ!
児童ポルノ禁止法改定案に漫画などが含まれることについて覚書でも書いておこうかと思う。
そのためには、まずアメリカ合衆国における事情を考えたい。というのも、アメリカは"表現の自由市場"という言葉が存在しているように、世界で最も表現に関しては自由のある国だからだ。(そしてその理由は4つほど上げられるのだが本題には関係ないのでここでは置いておく)
まずアメリカにおいて表現の自由の根拠となるのは合衆国憲法の修正第一条であり、その内容は在日アメリカ大使館からそのままコピペすると
合衆国議会は、国教を樹立、または宗教上の行為を自由に行なうことを禁止する法律、言論または報道の自由を制限する法律、ならびに、市民が平穏に集会しまた苦情の処理を求めて政府に対し請願する権利を侵害する法律を制定してはならない。
こんな具合になっている。
まあ表現の自由も無制限の自由じゃなくて、ポルノ(本当はObscenityで意味合いが違うんだけど、ここでは全部ポルノで統一)関係や反社会的言動は規制されるってのが通説で、この覚書では前者にのみ焦点をしぼる。
まず、アメリカにおいてポルノの定義が問題になったのは1868念のRegina v. Hicklinなんだが、当時のイギリス裁判所が採用していた基準に
Whether the tendency of the matter charged as obscenity is to deprave and corrupt those whose minds are open to such immoral imfluences and into whose hands a publication of this sort might fall.
てのがある。通称Hicklin test。で、この判示には三つのポイントがある。
1.ガキに見せたときにアウトかどうか
3.当該作品の社会的価値とかは完全無視して、とにかく該当箇所の効果だけを見る
まあこれだけ見たら分かるようにめちゃくちゃ(政府にとって)緩い。つまりいくらでも言論弾圧できる。
で、アメリカの最高裁は1878年のEx Parte Jacksonで、堕胎だとかの情報も含めたポルノなブツをアメリカの郵便システムを使って送ることを刑事罰化したComstock法案を合憲と判断してよりいっそう規制を強くした訳だ。
まあこんだけ政府にとってゆるゆるなことやってたら下級審もなんか苛々して、もっとリベラルになろうぜ!っていうことで色々と新しい判断が1900年代になって出てきた。その中で一番引用されてるのがUnited States v. One Book Called Ulysses(1933)における判例。ここでは、
という異常に分かりやすい判示をAugustus Handって人がした。
ぶっちゃけ身もフタもない話をすると、1950年代のアメリカってポルノ産業が最盛期を迎えていて、ぎゃーぎゃー騒いで規制しようとしていた保守系の奴らと弁護士グループの戦いの結果こういうことが起きたのであって、そういう意味では今の日本と似ているかもしれない。
Butler v. Michigan(1957)で最高裁はポルノ作品を規制するミシガン州法を廃止させて、さっきのHicklin testを実質的にひっくり返して、Roth v. United States(1957)で新しい基準を出した。それが、
the material must be calculated to debauch the minds and morals of those into whose hands it may fall and...the test in each case is the effect of the book, picture, or publication considered as a whole, not upon any particular class, but upon all those whom it is likely to reach. In other words, you determine its impact upon the average person in the community.
というクソみたいに長いの。
これのポイントも3つあって、
2.当時の社会情勢からしたらどうか(後に社会とは国家全体としてと補足される)
今度は大分書く方にとっては緩くなった。これをRoth Testと言って、この基準はJacovellis v. Ohio(1964)やMemoirs v. Massachusetts(1966)などの判決を通して確認・洗練されていくことになる。二番の要件は地域じゃなくて、国としての社会から見たらどうかになったし、作品の重要性についてもそんな要求しなくもなった。
ただ、ここからがアメリカ連邦最高裁の面白いところで、裁判官が大統領によって任命されるもんだから、大統領が保守派になると、保守的な判決を下す裁判所になる。で、当時の大統領はニクソンで、そのときの最高裁に怒り心頭。裁判長を保守派のBurgerにやらせて色々判断も変えさせた。具体的には、1と3はそのままに、2とさっきの作品の重要性基準が変更されて、
2'.当時の社会情勢の判断基準は州だ
重要性:文学的、芸術的、政治的、あるいは科学的価値を欠くものはアウト
こんなことにした。これが1973年のMiller v. Californiaで判示されたことから、Miller testと呼ばれることになる。
児童ポルノについて
こっから本題。
1982年のNew York v. Ferberが児童ポルノにおいて先駆け的な判決になる。リベラルな判事も保守派の判事も、全会一致で児童ポルノの映像に関する政府の規制をよしとした。
そして、インターネット関係について言えば、2002年のAshcroft v. Free Speech Coaltionがすごい興味深い判例を残していて、子供の役を大人がするポルノは規制されえないとしている!という訳で違憲判決を下された。いや、もちろん他にもまともな理由、例えばもっと緩い方法で規制できるだろとかいうのもあるんですけどね。でも、次の裁判の判決が非実在児童を規制してもいいとする判示をくだしている。
United States v. Williams(2008)より
The statute's (先の違憲判決を受けて作り直したPROTECT Act of 2003のこと 筆者注)definition of the material or purported material that may not be pandered or solicited precisely tracks the material held constitutionally proscrible in Ferber and Miller: obscencematerial depicting (actual or virtual) children engaged in sexually explicit conduct, and any other material depecting actual children engaged in sexually explicit conduct.
もしこの辺の話に詳しい人がいたらじゃんじゃん指摘してください。お願いします。(見ている人がいれば)
追記
ブコメより
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10637547
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10645407
白田先生が表現規制についてすごく分かりやすく説明している動画があったなんて!教えてくださった方(id:Barak)、ありがとうございます!
二つの方が遥かに丁寧で分かりやすい上にちゃんと猥褻(obscenity)とポルノ(porn)を使い分けて厳密な解説をしていらっしゃるので、是非こちらを見てください。
にブコメしてる人たちが気持ち悪すぎる件。
読んでて吐きそうになった。
ロリを肯定するために笑ってしまうようなめちゃくちゃな理屈をこじつけている。
ブコメとはてなスターを見ればロリコンたちとその考えがよく分かる。
ある種のリストになっているので必見。
児童ポルノ禁止法改定の真の目的は何か? 単純所持禁止、マンガ・アニメ「調査研究」への懸念(ITmedia ニュース) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130527-00000092-zdn_n-sci
タバコの害を周知させる必要あんのか。一息つきたい気持ちは肺癌になるリスクを上回る。
20代で出産した方が良いに決まっているが、わざわざ教えてもらわなくても知っている。
シートベルトしてなくて事故にあっても困るのは当人だけなので点数引くことない。
欲望があって、赴くままに行動する自由はないと大人なら知っている。
一息つきたいなー→でも今は我慢しよう
それをあからさまにするのは大人のすることじゃないと思うので、しない。
ポルノを見たい気持ちもあるけど、白昼堂々言うことじゃない。
大人には理性がある。
馬鹿にしてるのか?
どんなえげつない内容だろうが、思うことは自由で、規制できないししちゃいけない。
人間には理性がある。どうしてそれを信じないのだろうか?
児童ポルノを見せられたところで、そこで完結する効用の方が大きいんじゃなかろうか。
見たら犯罪というのは違うんじゃなかろうか。
しかしそれは現実にやったことに対する罰で、下劣な感情を持ったことに対する罰ではない。
罪を憎んで人を憎まず、である。
犯罪を防ぐ為にやらなきゃならないことは
その犯罪者予備軍の理性が働くように子供たちを守るのみである。
私も人の親だが、変な人を見たら全力で我が子を遠ざけるのみである。
原発と同じだ。事故があっても助かりそうな場所に住むしかないのである。
話が脱線した。
要するに、自分ではどうにもならないことを法律でどうにかしようと思っても無駄なのである。
乙武さんは「僕のように悲しい思いをする人がいなくなるように」とか何とか言ってたけど
また脱線した。
従軍慰安婦の人は悲しい思いをしたことをお金で解決出来るようである。
だけど気持ちに値段はつけれられないのである。
私は何が言いたいんだ?
よくわからなくなってきた。
法律で規制しようと考えるのはおかしいんじゃないかということである。
だけど人ん家の子に何かしようと思うなよ。少なくとも家の娘やら姪っ子、友達の子どもに妙な気を起こすな。
その汚い欲望は周りから見たらすぐわかるんだよ。
法律で規制されようと規制されまいと、私があんたを見張ってるからね。
その昔は児童ポルノ禁止法というものが存在しておらず、代わりに「陰毛禁止」という妙なルールが出版界にあった。
タレント・宮沢りえが、かつて写真集“サンタフェ”でフライング気味にヘアヌードを公表・発売したのは、今からすればヘア(実質的に)が解禁・入れ替わるように少女ヌード写真集が発禁になっていく転換点だったように思う。
ちなみにこの“サンタフェ”だが、撮影した時点(not出版)では彼女は17歳だったとも言われており、ヘアヌード&児童ポルノという、いろいろな意味で今の世の中には「存在してはいけない存在」になってしまった感がある。
序盤から脱線したが、自分も見せてもらったこの“サンタフェ”では、さすがにヌけなかった。アートと表現したほうがいいような、さわやかな印象の出来の写真集だった。
さて自分の場合は、エロといえばまずは二次元から入っていったタイプだ。
たとえば「地獄先生ぬ~べ~」は、少年誌連載にしてはけっこうきわどい(エロ的に)描写の多い漫画として知られるが、それよりも前に毎号どうどうとヌードシーンが載っていた漫画といえば、「おじゃまユーレイくん」を思い出す。
ただしこれらは、どちらかといえば「ボインちゃん」がメインな作品である。というか、ぬ~べ~の舞台ってたしか「小学校」。。。
自分にとっての決定打は、内山亜紀氏の作品を立ち読みしたことに尽きる。
思えばその時期を前後する形でオリジナルアニメブームが湧き、一方ではごく一部を中心として当時にカルト的人気を集めた「魔法のプリンセスミンキーモモ」あたりを題材にしたエロパロ同人誌が、徐々に一般にも販路を延ばしてきていた時点の話である。
ややマニアックな漫画雑誌・あるいはパソコンゲーム雑誌では、さすがに直接的な性的描写こそ無いものの、少女のヌードをモチーフにしたイラストなどが読者欄などで散見された気はする(この点、事実と相違があったらお詫びしたい)。
というかそもそも、当時のエニックスから出ていたパソコンゲーム作品に、そのものズバリの「ロリータシンドローム」というタイトルがあってだな。。。
時代はさらに下り、会員制のBBS・いわゆるパソコン通信というものが普及してきたあたりで、PC-9801の仕様に合わせた4096中16色で表現されたイラストが多数作成・アップロードされていた。その中でダウンロード数が多いのは、「エロ」を感じさせる作品に集中していた。(注・当時はすでに、エロゲ=9801の図式ができてきていた)
中には、(当時は)一部の機種でしか見られない多色JPEGデータをアップロードするような猛者がいたが、電話回線を使った28800bpsの速度でやり取りするにはデータ量がちょっと多過ぎたせいか、ダウンロード数はそれほどでも無かったような記憶がある。
そんな中で衝撃的に出会ったのが、写真家・力武靖氏の撮影による少女ヌード写真集である。今から思えばそれは「FRIENDS」の一部だったのだが、まともな検索手段が無かった当時としては、まったく未知の存在に触れた気がした。それのスキャン取り込みデータが、BBSに無断でアップロードされていたのだから、提供した側もずいぶんと大胆といえば大胆である。当時は自分はすでに成人していたが、家族と一緒に住んでいる手前、実写のエロ・しかも少女ヌード写真を本屋で買うほどの行動力はさすがになかった。通販事情としても、今のようにアマゾンほかオンラインショップで気軽に本を注文、という販路はまだ整備されていなかったので、しばらくはそのデータについて出どころが知れないままモヤモヤとしていた。
(もちろん、性的な意味でも)
やがて、個人でも準定額・のちに完全定額のインターネットが利用できるようになってきた時点で、検索サイトというものの存在を知る。
パソコン雑誌のコーナーでは、いわゆる「電脳アングラ」的な本がじわじわ売られてきていたが、そんな中で海外のサイトでのお宝画像(=エロ画像)のダウンロード方法が説明されていた中、自分はなぜかあの少女ヌード写真集の事が忘れられなかった。OSもWindows98以降が標準となり、安価なパソコンでもフルカラー画像を見るのがようやく当り前となってきた頃のことだったが、いくつかの紆余曲折の末にようやく、とある方法(具体的には省略)であの写真集と思われるデータを手に入れる事ができた。その時の感慨を表現できる言葉を、いまの自分が持ちあわせていないのは残念なくらいだ。
その後、写真集の被写体だった少女達は、日本人ではなく顔の造作の似た外国人である事を知ったりしたが、それでも彼女の人気は一部では根強く、後日にヌード部分を除いてまとめられた写真集(※アマゾンでも売ってた)が発売された際には高評価を得ていたように記憶している。
その写真集データを得たのと前後して、「ロリエロな漫画・イラスト」のデータの蒐集も続いた。二次元と三次元のエロは、近いのか遠いのか、と問われれば「遠くはないというか、ある意味別腹に近い」と自分は答える。喩えて言うなら、店で食べるラーメンとカップ麺の関係のような感じだろうか。
さらに言えば、実際にもし実行すれば確実にアウトな「幼女・未成年女子とのセックス場面」が、二次元での表現としてはまだセーフな事も(わいせつ物頒布うんぬんの論点はさておき)、見ていて自分のささやかな妄想を想起させた。
ただし、自分はどうもレイプを思わせる描写が(創作物であっても)ダメなタイプなので、その系じゃなきゃ燃えない方とは一緒に見られたくない、とワガママな主張をしておきたい。
だがそういった日本での内輪の価値観も、TPPその他での動きによって、そろそろ終わりに近づきつつありそうなのが正直悲しいし、怖い。
2020年になって、もう一か月か。
ニュースを見ていると、遂に2chが規制されるようだ。色々と理由は並べているが、要は社会に悪影響を与えるからだそうだ。まあ随分前から色々問題となっていたから、今更特に気にしていない。それにしても、10年前から比べたら色々と規制された項目も増えたものだ。
テレビ番組では、昔流行ってた芸人いじりのバラエティ番組が、いじめを助長するという理由でめっきり見かけなくなった。何でもあるいじめによる自殺事件がバラエティ番組の真似をしたのが原因だったとかで、一気に世論が傾いたんそうだ。出川哲郎やダチョウ倶楽部の上島なんて最近の若い子は知らないんだろう。一世を風靡した有吉とか人をネタに笑いをとるタイプの芸人も軒並み姿を消してしまった。結局残ったのはコントや漫才番組ばっかだけど、それも毒のない無難なネタしかしない。あと、昔流行ってたAKBやモー娘。なんかも、未成年の性の搾取だとか言って某女性団体が強く抗議したせいで姿を消したばかりか、アイドル文化自体も完全に衰退してしまった。おバカタレントだって障害者差別だとかよく分からん抗議が来て消えてしまったし、お色気番組なんか言わずもがな。この前放映していた過去の流行語特集で、レイザーラモンHGにモザイクがかかっていたのには笑った。ニュースだって、政府が報道規制をチラつかせるものだから、テレビ局はビビって政府や特定の政党批判が出来ず、どこも政府の御用テレビみたいになっている。最近のテレビ番組は、昔のNHKみたいな毒のない番組しか出来ないようだ。
食べ物の面で言えば、餅が禁止されてからもう3年経つ。こんにゃくゼリーが禁止になったくらいだから、死亡数が断然多かった餅も禁止されて当然の流れだった。でもすぐに代替品として、こんにゃくで作られた餅もどきが出回って、今や正月の必需品となった。昔、レバ刺しが禁止になって、すぐにこんにゃくで作られたレバーもどきが出回ったみたいに。でもこんにゃくゼリーが禁止になったくらいだから、こんにゃく餅やこんにゃくレバーもそのうち禁止されるかもしれない。レバ刺しもそうだけど、生で食べられるものが随分減ったな。サルモネラ菌がいる生卵もそうだし、前から食中毒の多かった牡蠣もノロウィルスが流行ったのをきっかけに生食が禁止された。最近では、ついに生魚も問題視され始めてきたから、刺身や寿司も危うくなりそうだ。フォアグラも動物保護の観点から禁止にする店も増えてきた。昔、煙草を買う時にタスポが導入されたように、酒を買う時にもカードが必要になった。カードを貸し借りする人が出てきて意味ないのにな。昔、梅沢富美男がコンビニの年齢確認ボタンにぶち切れていたのが懐かしい。
会社では、個人情報保護やコンプライアンスに随分うるさくなった。飲み会に誘う際は、強要されてないことを示す同意書を取り付けないといけないし、プライベートに関する質問の際は一つ一つ確認を取らないといけない。アルハラになるから、お酒は自分で注ぐのが常識。上座下座もパワハラという言葉を前に死語になってしまった。そういえば、住所を明かすのに抵抗がある若者が増えて、年賀状はもっぱらメールが主流になったな。紙の名刺だって衰退して全部セキュリティー保護付きの電子データでやり取りするようになった。そっちの方が整理しやすくなったけどね。ただ、こうした仕事のやり取りを全て管理されるのは随分と息苦しい。デスクトップなんて最早死語、パソコンは皆タブレットになって、これ一つで何でもできることを良いことに、自分の仕事は全て上司に筒抜け。名刺のやり取りの頻度は全てカウントされているし、営業ルートはGPSで見られてるからサボることもできない。ネットサーフィンや私的メールなんてできるわけがない。タブレットは外に持ち運びするもんだから、起動するごとにセキュリティを何重も解除しないといけないから面倒くさいしな。自分が入社した時とは随分時代が変わったもんだ。何でも最近の就職活動では、名前で人格を判断するのは問題だっていうことで、内定が出るまで匿名で通すみたいだ。どうもキラキラネームを名付けたどっかの親が抗議したのがきっかけらしい。まあ、フタを開けると内定が出ているのは普通の名前の学生ばっかりなのが皮肉だね。
オタク対策でも、悲惨な幼女レイプ事件が発端となって、児童ポルノ禁止法改正案が通った上、更には女児のスカートや公衆の水着着用が禁止になった。アグネス大勝利。ロリコン漫画は完全に姿を消したね。また、前からずっと言われてたけど、著作権侵害問題でコミケもついに廃止となって、同人誌も販売禁止となった。とらのあなも倒産して久しいし、クリムゾンも消息不明。エロ本も、酒や煙草と同様に身分証明書が必要になって、中学生涙目。某女性団体から、性の乱れを助長するとかいう声が上がって、AVやエロ漫画でも必ずコンドームをつけるシーンが義務化された。でも、最近のゴムは随分と薄くなって0.003mm以下が主流になったもんだから、薄すぎてゴムが見えてないだけだと言い張る作家も増えてきたね。
とまあ、この10年で色々と規制、禁止されたけど、逆に規制が緩和することってないよな。日本人って規制前にはうるさく言うけど、規制後は従順になって、遵守しない人を逆に叩く性分だからしょうがないね。お上に逆らわないのは江戸時代から何も変わってない。今後もより良い世の中にするために規制する項目はどんどん増えていくんだろうな。でも本当に世の中良くなっているのかな。
諸外国
その当時は教育すべき人間がセックスをし妊娠するのが当たり前になっていた→
某女性団体が騙されてセックスさせられた少女たちのことをことさら大きく取り上げた→
国と女性団体の利害が一致し、性交同意年齢を設定し、それ以下の年齢の人と成人がセックスを禁止する法律を作った
でも、この法律には穴があって、未成年同士のセックスはOKということになってる
未成年同士のセックスを止めなければ、本来の目的を達成することはできませんが、国としてはそれでいいんですか?
援助交際が問題視される→
当初の予定とは異なり金銭を渡したり、騙したりするセックスを禁止する条例を作った→
児童ポルノ禁止法で金銭の授受による未成年とのセックスは禁止された
くぐってみたらこんな感じのものが出てきたんだが、日本の場合は微妙に経緯が違うようだね
某団体の息がかかってるという点では共通してるけど