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はてなキーワード: アニメ映画とは

2020-02-22

anond:20200222172125

タバコは上映中吸ってる人は記憶にないな、場外に灰皿が有った気がするが

そもそも肘掛けに灰皿が付いてた気がするぞ(それは電車だったかな?)

迷惑なぐらいおしゃべりする人って今も昔も同じで子供か不良みたいなやつですよ、似たようなもんだよ

携帯電車とか公共マナーと同じ流れだな

シネコンの普及が同時期だし

>全部の注意書きをスルーして映画マダカナーしか考えてなかっただけでは

から映画館ってそういう場所じゃなかったんだって

痴漢に注意」の張り紙は有った気がするw

だいたい子供お菓子持ち込んで食べながらアニメ映画見たり

大人はお弁当持ち込んで食べながら見てる人とか普通にたからね

飲食物は持ち込まないでください(うちの売店で買えよ)」は、ほぼシネコンがはじめた事だから

シネコンみたいに中央販売方式もできないか映画館の売店自体貧弱だったしね


で、結局映画館で飲食禁止だった時代っていつ頃なの?

anond:20200222152209

アニメ映画だと食どころか飲も禁止状態になってる場合があって、

いずれ呼吸も禁止されそうなあの雰囲気困るな

知り合いに私語はともかく笑う客まで激怒する奴が何人かいるが

見慣れてない人か玄人すぎる人だな

必ず言うのが「お前だけが観てるんじゃない!」だけど

2020-02-21

邦画凋落っていうか流れ的に

・白黒からカラー時代になり時代からヤクザものへ主流が変化

寅さんなどの安価プログラム映画の大ヒット

踊る大捜査線などの安価ドラマ映画が空前の大ヒット

アニメ映画の大ヒットにより量産化される ←今ココ

結局何が儲かるかでしか変化してないので賞レース取れないからどうこうだというのは完全に外野の発想なんですわー

2020-02-11

別に邦画アニメ映画でいいじゃん。

肝の小せえアカデミー賞ディズニー支配されたアニー賞否定して「宮崎賞」みたいなの作ろうぜ。

2020-02-01

アニメ映画音楽」がしょーもないって話

アニメ映画音楽」を観てきた

SNS上ではなかなか評判が良かったので観にいったのだが、

タイトルの通りである。しょーもない映画であった。

バンド音楽経験のない高校生3人がバンドを組むというストーリで、

最後地元の小さいフェスで観客を大盛り上がりにする名演をやってのけて終わりである

くだらない。

作ってる方も見てる方も飽きないのかこのストーリー展開。

ウォーターボーイズスウィングガールズフラガールetc...

何本同じストーリーで題材だけ変えた映画を作るつもりなのだろうか。

ついでにバンドものは毎回クライマックスフェスを盛り上げるである

これまた作り手も少しはストーリー展開を工夫したらどうかと思うぐらい、食い飽きたネタである

今のバンドマン界隈では、自分バンドフェスを盛り上げれば成り上がってゴールという意識らしい。

で、なんでこんな工夫も何もない凡庸映画が、サブカル界隈で絶賛されているのかというと、

もうこれは、主人公の声が坂本慎太郎(※1)だからという結論しかありえない。

この映画を見てる連中は、ジャニーズ主演とかAKBヒロイン映画蛇蝎の如く嫌っているくせに、

同じ入れ物に、サブカルヒーローを放り込んでおけば大絶賛らしい。

ちょろい連中だ。キムタク主演のドラマ韓流スターを拝んで喜んでる連中と本質的に変わらない。

ちょっと映画を見る目があれば分かるが、「音楽」は何のことはない、邦画で毎年作られる量産型"部活もの"であった。

※1・・・日本サブカルロック界の天皇であり、サブカルバンドマンの絶対的ロールモデルの一人。

2019-12-27

ベストアニメ10落選作品供養

こういうのを書くのは蛇足なのであまりよろしくいかもしれないけれど、「なんでこれが入ってないんだ!」という異論が出てきそうなので、ベスト10選出にあたって考慮した作品ベスト10から除外した理由を挙げて供養しておく。

偽物語』(2012年

足の作画にこだわった実にフェチ映像化であり、映像不可能と言われていた歯磨きプレイ完璧原作再現してみせたのはただただスタンディングオベーションするしかない感じだったのだが、自分の中で化物語2009年)のファーストインパクトを超えるものではなかったので除外。シャフト時空と「君の知らない物語」の衝撃は10年経った今でも色褪せていないんだ……

戦姫絶唱シンフォギア』(2012年

2012年に1期が放映され、2019年に完結編となる5期が放映された、まさにテン年代を駆け抜けたアニメシリーズの第1作。「急に歌うよ~♪」に代表される外連味あふれる演出はほんと好きだし悠木碧水樹奈々も良い仕事してるなって思うしひびみくは尊いし「Synchrogazer」ほんと名曲で大好きなのだけれど、他の作品が良すぎてベスト10入りは厳しかったみたいな感じ。

咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』(2012年

アニメとしてのクオリティは確かに良いし、熱血シーンも多かったし(「改変完了…!」が好きすぎて何度も聞いてしまう)、穏乃が最高に可愛かったのでそこだけ切り取ればベスト10でもよかったのかもしれないけれど、原作改変してレジェンド無能キャラにしてるのは許されざる感じ。原作だとレジェンドは色々裏で手を打ってたわけだけどアニメ版では控室で解説聞いて「知らなかった」みたいに驚いてるシーン付け足されちゃったところが何箇所かあって、まあアニメだけ見てるとレジェンド無能に見えてしまうよな……なんもかんも原作改変が悪い。あと千里山関西弁もうちょいどうにかならんかったんか……

え? 実写化? やだなあ『咲-Saki-』は実写化なんてしてないですよ何言ってるんですか冗談が下手だなあHAHAHAHAHA。

氷菓』(2012年

なんとも評価に困る作品である氷菓だけに)。確かにアニメとしてのクオリティは高かったし、原作尊重もしていたと思う。でもやっぱりあちらこちらで「ええ~……」という感じになる改変箇所があった。キャラデザの段階で原作ファンをざわざわさせていたのだが、それはまあ解釈問題なので別にいいとして、「わたし、気になります」の謎エフェクトはいったい何なの? 『クドリャフカの順番』回で奉太郎真相を解き明かす場に里志がいたのは個人的には微妙。その場にすら居合わせられなかった辺りが福部里志なんじゃない? ただまあその辺は宥恕できる範囲だとして、ファーストシーズンEDは本当に許せない。なんなのあれ? 〈古典部シリーズにああいEDとか人を馬鹿にしてるのかと思う。セカンドシーズンEDはまあ良かったけど反省したのかね。OPは完成度高かったのになあ……。そして数年後に『氷菓』が実写化したときに「京アニイメージ台無し」とか「またアニメ実写化かよ」とか言い出す連中(末代まで祟ってやる)が出てきたのでやっぱりアニメ化しなかった方がよかったんじゃない? と思ってしまった。いや、アニメきっかけによねぽ作品全部揃えたとかい友達いるか安易否定するのはよくないのだが、高校図書室の片隅で読んでいた僕たちの〈古典部シリーズ横取りされた感はなんか強い。この辺のモヤモヤがあって手放しには褒められないので除外(ところで実写どんな感じでした? よねぽ作品初の映画化なのにまだ見てないというのは忸怩たる思いがあるのだけど、ちょっと見るのが怖い)。

最後に。細かい話になっちゃうけど、時代背景は原作発行当時にしてほしかった。作中でみんながスマホ使ってるのにチャットとかサイトとかあのへんの描写がすごいスマホ以前の時代匂いを漂わせていて、なんというか違和感があったんだよね。だったら時代2001年とかそのへんにしてキャラには一昔前のガラケー持たせればよかったんじゃない? と思う。スマホ以前の時代中高生活を送った者として、同時代に読んでいた小説空気感はそのままに一部の小道具だけ現代になってるのはやっぱりなんか変な感じがするんだよな。時代考証がちぐはぐというか。この点、出来はともかくちゃん舞台1990年代のままにしていたこの世の果てで恋を歌う少女YU-NO2019年)は賢明判断だった。

新世界より』(2012/2013年

文明崩壊世界原作通りに丁寧に、しかも我々の予想を超える形でアニメ化してくれてチョベリグだったのだが、競争相手が多すぎてベスト10に入れなかった格好。いやーほんとね、原作描写された未来の異形の生物たちをあそこまで丁寧にアニメ化してくださったのは素晴らしいですよ。そして浪川大輔さんの演技が最高だった。新世界より』で一番輝いてた声優は誰って言われたら浪川さんを挙げる。ほんとすき。

ただアニメオリジナルの大歓喜帝の即位シーンはどうかと思った。「大歓喜帝となられる!」っていう台詞があったけどあれは諡号なんだから生前そう呼ばれることはありえないと思う。もちろんそれは伝統的な王号の話であって未来適用できないのでは、という議論もありうるけれど、慈光帝にしても大歓喜帝にしても生前のおこないを皮肉る形でつけられてるんだからやっぱり諡号なんじゃないかなぁ。まぁこれは些細な点で、これ以外はケチのつけようもなかった。良アニメ化の見本みたいな感じ。

さくら荘のペットな彼女』(2012/2013年

単体で見れば良い出来なのかもしれないけど割と大胆に原作時系列を改変していて微妙な気分になるので除外。龍之介とリタの関係とかさぁ……。

Z会クロスロード」 120秒Ver.』(2014年

アニメを使ったCM最高峰だと個人的に思うので最後までベスト10に入れるかどうか迷った。

ヤマノススメ セカンドシーズン』(2014年

映像としてのクオリティ百合作品としての密度キャラのかわいさ、どれを取っても高品質で良い作品なのだが、原作描写違いすぎませんかね……? という理由で除外。だって原作完璧超人なキャラアニメ版で脳筋おバカキャラになってるのはちょっと擁護不能じゃないです? ゆうかのかえでへの思いが全然違うものなっちゃうじゃん……

響け!ユーフォニアム』(2015年

良い作品なんだけどちょくちょく原作描写変えてるんだよね。最大の問題はなぜ標準語にしたのかという点。原作では方言で喋っててかわいい漫画版もそれを再現してるのに! あと『2』であすか先輩の実家がなんで豪邸になってたのかがわからんあんな豪邸じゃああすか先輩が育ててくれた母親に恩を感じる理由微塵もなくない? どう考えてもアニメ版であすか先輩がこれまで生きてこられた理由実家パワーであって暴力をふるう親に感謝しなければいけない理由が見えてこないよあれじゃ。あすか先輩もひとりの高校生であり、特別人間なんかじゃない、という意味原作のつつましやかなお宅には込められていたと思うんだけど、そこ変えちゃうかー、という残念さはあるよね。夏紀先輩が大天使だっただけにこれをベスト10に入れないのは割と断腸の思いではあるが(でも夏紀先輩の描写原作と違う……ぐぬぬ)。

ガールズ&パンツァー劇場版』(2015年

ガルパンはいいぞ。……とだけ言って終わらせるのはあまりにアレだけど、実際にそうとしか言いようのない感じはあり。とにかく戦車アクションのキレが良く、それを映画の尺で濃密にやってくれたもんで大満足の出来だった。ベスト10に入れるつもりでいたけど気づいたら11作品くらい挙がってたので泣く泣く削った感じ。

君の名は。』(2016年

俺たちの新海が一気に一般人にも知られるアニメ監督にのし上がるなんて予想もできなかったが、流行るだけのことはある作品だった。新海誠『天気の子2019年)とかぶるからバランスを気にして外した、以上の意味はなく、もちろんテン年代アニメ映画ベスト10に余裕で入る傑作である。これぞ新海誠という感じの映像美にこれぞ新海誠という感じのガバガバSF要素が加わりやっぱり新海誠じゃねーかとなる感じの恋愛模様を前面に出しつつも東宝かいう拘束具を得た結果オタクだけでなく一般人からも支持される作品に仕上がったのは本当にアニメ史に残るサクセスストーリーではあるまいか。いやだって言の葉の庭』の興収とは文字通り桁が違うというか……あのセカイ系がどうたらこたらみたいな論を立てるめんどくさいオタク大人気だった新海誠国民アニメ監督になる日が来るだなんて2010年自分に言ったら失笑されるだろうと思う。

この世界の片隅に』(2016年

映像表現としては素晴らしいの一語に尽きるのだが、重要なところで謎の原作改変を複数していて微妙な気分になってしまうので除外。リンさん関係の省略で妊娠を疑うシーンが意味不明になってたのもそうだし(これはこないだ公開されたバージョンではちゃんリンさんの出番あったらしいのでそっちに期待)、なんですずさんの慟哭シーンの台詞を改変したか未だに納得がいかない。そもそも原作では、「米軍空襲という暴力には屈しない→自分たちも暴力他人を従えていたのか→だから暴力に屈するのか」という一連の流れになっていたのに、映画では「米軍空襲という暴力には屈しない→植民地食べ物を食べて生きてきた→だから暴力に屈しなければならないのか」と改変されていて流れが途切れている感。もちろん真ん中の部分も自分たちが植民地支配という暴力を振るってきたんだと気づかせる意図ゆえの改変でだというのは理解するけれど(そしてそういう気づき方の方が一主婦であるすずさんの立場から自然だという論にも一理ある)、やっぱり「暴力に屈するものかね」という台詞を踏まえると原作台詞を維持すべきだったと思っちゃうんだよね。というか、原作そのままの台詞にも改変後の台詞にも一定合理性がある以上、原作を変えるべきじゃないでしょう常識的に考えて……アニメ化は原作の婢ですよ……

けものフレンズ』(2017年

すごーい! 君は下馬評の低さ、1話切りの嵐からソーシャルネットワークの勢いで覇権上り詰めた2010年代を象徴するような流行り方のアニメなんだね! 最初はなんだこれって思ったけど、普通に面白くてびっくりしちゃった! 最終話を待ってた1週間はとーっても長かったんだ! ……ということでベスト10に入れても良かったのだが、多くの人を満足させて終わった放送終了後にとんでもない騒動が(コンテンツホルダー側の責任で)巻き起こったのを思うとベスト10に入れるのを躊躇われ、最終的に外してしまった。アニメ外の要因で評価するのは邪道だろうけれど許してほしい。

で、こういう話をするならけものフレンズ2』2019年)についても語る必要があるだろうけれど、途中で切っちゃったんだよな。解釈違いというかちょっとそれはどうなのって思うところが多々あったので。ただその私がどうなのって思ったところも他の人の考察とかを読む限りでは最終的に「なるほどそういう問題意識に基づいていたのか~(私と立場は違うけどそういう立場立脚するのは理解できる)」みたいな感じに落ち着いて終わったっぽいので、完走すりゃよかったかなとちょっと後悔している(某所の感想を読んで「つまりけものフレンズ2』は『ソラリス』だった……?」というある種の納得を得た)。でも是非以前にクオリティ問題で見ててあんまり面白くなかったんだよ『けものフレンズ2』……

あと私もたつき監督作風は好きだけど、吉崎観音がコンセプトデザイン(≒原作)であってたつきあくまアニメ版の監督に過ぎないっていう前提を忘れてまるで1期が原作であるかのように振る舞う2期批判派の人は生理的に無理。実際のところはどうだか知らないが、仮に吉崎観音たつき対立して前者が後者を追い出したというゴシップの内容がすべて正しかったのだとしても、原作者とアニメ版の監督対立しているのなら普通原作者の肩を持っておくのが良識だろうと思っていたのだが……?

リズと青い鳥』(2018年

単体で見ればとても良い出来なのだ希美みぞれ関係性あるいは夏紀とみぞれ関係性に関し解釈違いというか原作と違う箇所があって微妙な気分になるので除外。原作の久美子が夏紀や優子に置き換わった結果関係性が変わっちゃってるんだよなぁ……。原作希美が久美子に弱さをさらけ出すシーンを夏紀&優子相手に変えたら原作の夏紀先輩が見せた気遣いはどこに行ってしまったの? ってなるし、クライマックス台詞にしても原作とはニュアンスが違ってきちゃうわけで……。そもそも希美先輩はなかよし相手あんな弱音を吐くキャラではなかろうし(あれは相手が久美子であったことに意味があるのであり)。あと夏紀先輩が謎にみぞれ先輩に優しいのはなんでだ。原作では割と冷ややかに見てたよね……? というか原作と明らかにクライマックス後のnzmzの距離感が違うじゃないですかァーーーーーッ!!!(いや短編集まで含めての話です。希美の誘いをきっぱり断ったみぞれ先輩はどこいっちゃったの?)公開直後に「のぞみぞ添い遂げて」とか言ってる人たちを見て、はぁお前らどこに目ン玉つけてんだいったい原作のどこに添い遂げる可能性を感じられるんだ、と思ってたけど、映画見てみたらそう言いたくなる気持ちもわかってしまった……ともかく関係性が原作と違う……

キャラデザも意見が分かれるところだろうと思う。個人的に傘木希美キャラデザはTVアニメ版の方が好き。地に足が着いてる感じがする。リズ版は軽薄さが強調された感じに見えて傘木希美モンペとしてはこう微妙な気分になってしまうのです(二次創作その他での傘木の扱いがあんまりにもあんまりすぎてモンペ化した。リズ青の傘木が! 無神経に! 見えるのは! 原作気遣い描写を削ってたり! 余計な改変をしてたりするからです!)。逆に鎧塚みぞれリズ版の方が良い味出してたと思う。みぞれの儚さを引き立たせるためのキャラデザなんだなと思えば納得(いや、原作とはそもそも髪型違うんだけどさ)。みぞれ先輩の視界むっちゃ狭いな! っていうあの演出は本当に傑出した映像表現であって素晴らしいなと思うところ。これで原作に忠実ならベスト10に入れてた。

銀河英雄伝説 Die Neue These』(2018年

良いアニメ化だけど迷った挙げ句に落とした。

今作、耳が孕みそうになるイケボのシェーンコップや立体機動装置を使ってそうなオーベルシュタインヤンチャしてそうなキャゼルヌといった新しいキャラデザが輝いていたし、ショタハルトさまの破壊力すごすぎてキルヒアイス人生狂わされたのも納得してしまったし、フレデリカが一部オタク性癖を鋭角でえぐる見た目になっていてたいへん素敵だったのだが、MVPはなんといってもアンドリュー・フォーク准将だと思う。顔立ちは整っているが陰気、という原作描写完璧再現してくださっている……! しかCV神谷浩史流れるような詭弁も聞けて本当に耳が幸せ3,000万将兵の命を無謀な作戦に費やす勇気俺たちの求めていたフォークはこれだよ感が素晴らしい。

ただキルヒアイスがことごとく解釈違いで……いや、流石にカストロプ動乱はあんまりにもあんまりというかキルヒアイスがああいう策を弄せるならオーベルシュタイン要らないじゃん感がすごくないです? 戦闘は得意だけど策とか謀略とかそういうのは不得手、というのがキルヒアイスの美点であり弱点でもあったと思うのだけれど。というかなんであんな鋭い目つきなの? もっと温和な感じじゃない? ただでさえラインハルトの目つきが鋭いんだから相方であるキルヒアイスもっと穏やかな感じにしてくれた方がバランス取れない? 道原かつみ絵で産湯を使った人間なのでキルヒアイス描写は不満が多かったけど、キャラデザの部分に関しては単に解釈が違うという話で原作と違うという話ではないのでまあ許容範囲内ではある。でもやっぱりカストロプ動乱はおかしいと思うんですよ(しつこい)。

荒野のコトブキ飛行隊』(2019年

空戦シーンは文句なしに最高の出来なのだが、やっぱりキャラもそれで動かすのは微妙というか……いや本当に空戦シーンは素晴らしいんだよ……でもキャラの顔とかが……空戦シーンは2010年代で最高なんだが……

独断偏見で選ぶ2010年代クソアニメ10

ベスト10を選んだ以上ワースト10も選びたくなった。何度も言いますが選出基準独断偏見です。

屍鬼』(2010年

何百年も前の古典独自解釈アレンジしまくるのは全く問題ないし、『銀河英雄伝説』もある意味そういう「みんなが知ってて好きに翻案しまくる時代劇」枠になってきてるから大胆な改変が許容される感はあるかもしれないけど、精緻に組み上げられた現代の名作である屍鬼』でそれをやるのはダメでしょギルティでしょ。とにかく元になった漫画原作改変でひどすぎるものからそれを継承したアニメ版もひどい出来になっているという一例。これは俺が読んだ『屍鬼』ではない。本当にクソ。

図書館戦争 革命のつばさ』(2012年

テン年代最悪のアニメ映画と言っても過言ではない。クソ of クソを煮詰めたような作品製作陣は頼むから原作ちゃんと読んでくれ。どうしてあの緊張感溢れるシーンが全部脱力ドタバタコメディになってるんだよ。おかしいだろ……。ハラキリもんですわこれは。まずもって原作では知的な感じだった当麻蔵人をおバカキャラとして描く必然性が1ミリもわからないし、そのせいで毎度毎度イライラするし高速のサービスエリア優雅お茶飲んでんじゃねえよ女装して総領事館に向かうという見た目おかしくて地味だけど緊張感あふれる良い遣り取りを頭お花畑ドタバタシーンに変えた挙げ句ドヤ顔で出てくる英国人。滅べばいいのでは? ほんと劇場で見た直後はあまりのショックで放心状態だったわ。返せよ……っ! 俺たちの愛した『図書館革命』を返せ……っ!

「観ない権利」? 楽しみにして観に行ってこのクソ映画を見せられたんですよ! TVアニメでも色々微妙な箇所はあったけどまさかここまで盛大にやらかすとは思っていなかったので……。TVアニメ版の段階から激しく叩いていた人たちの先見の明にはただただ頭が下がります。次から製作陣の心が折れるくらい強く叩いていこうな。

魔法戦争』(2014年

……んだよ、意味が分かんねえ。1話をあそこで切っておいて2話をそう繋げる発想はなかった。他にももう本当に色々とすごすぎる。何なんだこれ。

ハーモニー』(2015年

些細な省略、些細な改変はもう仕方がないと割り切ったとしても、クライマックス、トァンのミァハへの思いを改変したのだけはマジでありえない。屍者の帝国2015年)もかなり改変がひどかったし、伊藤計劃が死んだからって好き勝手しやがってふざけんなクソが、という感想しかない。

艦隊これくしょん-艦これ-』(2015年

下げに下げた期待値の遥か下を駆け抜けていった奇跡作品。好きなキャラ日常パートでキャッキャウフフしているだけで嬉しい、そんなふうに思っていた時期が僕にもありました……。日常パートキャラdisをしてくるなんて思わないじゃん? カレー回が絶賛されてるのマジ腹立つ。あの回は足柄さん好きにとっては悪夢しかないでしょ。金剛型の扱いもひどいし、他にも大井っちとかが好きなんですけど見事に……見事に……

まあ頑張ってよかった探しをするなら、あれだけ猛威を振るっていた足柄さん行き遅れネタマジで観測範囲から一掃されましたね。いやほんと、アニメ化以前はpixivをめぐっていると必ずといっていいほど足柄さん行き遅れネタに突き当たり、自分としては解釈違いだけどまあ同人から好きに描けばいいよな~アハハ~って流していたのだけれど、アニメ放映以降ぱったりそのネタが流れてこなくなった。みんなあのアニメ化後にそのネタをやらないだけの良心はあったんやな……というか行き遅れネタを描くような層さえもドン引きさせる公式アニメって……

DYNAMIC CHORD』(2017年

けもフレ2に怒れるんだね。原作レイプを気にしない連中だと思ってた。だったらなんでその気持ちを少し……ほんの少しだけでいいからお前らが楽しんで見ていたクソアニメ原作ファンたちに、何で分けてやれなかったんだ!!!

ポプテピピック』(2018年

まあ、様式美ということでここに入れておきます

りゅうおうのおしごと!』(2018年

短い尺に原作5巻までを詰め込もうとした結果として原作を改変したわけではなく単に省略するという手法を用いておりそれでどうなったかといえば原作胸熱シーンや人物の丁寧な描写をゴソッと削ぎ落としそのくせキャラいじりネタだけはしっかり残してあるというどうしようもない出来になっていた。見始める前の期待感からジェットコースターのように評価が落ちていったあの残念感は忘れがたい。作画声優も良かったんだから2クールにしておけば……。ともかく、山刀伐さんと鹿路庭さんが好きな人間にとってはちょっと許容値を超えた省略だった。

はねバド!』(2018年

本当に許せない。原作無視の展開が多すぎて途中で耐えられなくなり視聴をやめたぐらいにひどい。何よりひどいと思ったのがアニメ版で理子ちゃん先輩の最初個人戦での対戦相手が石澤さんになっていたことで、原作では勝ち進んでいた理子ちゃん先輩を一回戦敗退にする意味がわからなさすぎたし、石澤さんの方も神奈川トップクラス選手なのに一回戦で格下の選手に見破られるくらいにはバックハンドが苦手という謎設定になっており、お前ら原作改変するならする整合性を考えろよと機械的に石澤さんと理子ちゃん先輩の原作での一回戦の相手の設定を混ぜちゃったんでちゅねー。馬鹿なの? 死ぬの?

というか割と転校直後にフレ女のみんなと打ち解けて愛され末っ子ポジションに収まっていたコニークリステンセンを北小町との練習試合までチームメイトとギスギスさせて多賀城ヒナちゃんに冷たい扱いをさせていたのはマジありえない……。志波姫さんの声優完璧だけど完全にフレ女がひどすぎてもうダメ。耐えられない。その後和解たからいいじゃんとかそういう問題じゃないんで……コニーが数ヶ月間あの塩対応をしてきたクソ女になってることが許せないんで……フレ女のみんなが何ヶ月もコニーとギスギスしてたことが我慢ならないんで……フレ女を舞台にしたノベライズが最高オブ最高だっただけにアニメ版フレ女のクソっぷりが際立つ……とりあえずお前らノベライズは読め。原作を読んで感じた「志波姫唯華が好き」という気持ちが「志波姫唯華好き好き大好き超愛してる。」に変わることは請け合う。はぁ、唯華先輩尊い……

『エガオノダイカ』(2019年

なまじ作画映像クオリティがいいだけに叶わぬ希望を捨てられず最後まで観続けてしまったという点で残酷なクソアニメだった。姫様の都合の悪い命令には唯々諾々と従いながらもっともな命令には逆らう無能家臣、次々と安っぽく死んでいくキャラクターたちに当然哀惜の涙など流せるはずもなく、まったく理屈の通っていない姫様の台詞に説得されるステラにはご都合主義すら凌駕する何かを感じずにはいられなかった。そしてさんざん無意味な流血を描いておいてオチが「これは、遠い遠い星に生まれた、ある二人の女の子お話」だったのはさすがに人が死んでんねんでと全力でツッコまざるを得ず、うん、ほんと、見た時間を返してくれ……

独断偏見で選ぶ2010年代ベストアニメ10

2010年代が終わるわけだが、2010年代アニメベスト10独断偏見で決めてみたくなった。ので増田に放流。

見てない作品は語れないので見た作品だけ挙げる。見た作品の数が少なくラインナップが偏っている結果チョイスが偏った点については先に謝っておく。また、順番は順位ではなく放映順である

魔法少女まどか☆マギカ』(2011年

長いゼロ年代の終わりを飾るというか10年代の始まりを告げるというか、とにかくエポックメイキング作品だった。紛れもなく一時代を画すアニメであり、こんなに議論が盛り上がって人々の印象に残ったのってマジでエヴァ以来なのではという衝撃があった。

Fate/Zero』(2011/2012年

2010年代にはFate/stay night [Unlimited Blade Works](2014/2015年)とFate/stay night [Heaven's Feel]』(2017, 2019年)がアニメ化され、さらにはFGOや『Fate/Apocrypha』に『ロード・エルメロイII世の事件簿』もアニメになり、いずれも素晴らしい出来だっただけにどれを入れようかすごい迷ったのだけれど、Fateシリーズに新しい客層を開拓したという点でZero存在感がなんだかんだで大きいかなと。切嗣重要台詞微妙原作改変でそれはどうなのかと思わなくもなかったがラストの桜ちゃん原作ではなくボツになった原案通りに作ってくれて素晴らしかったですね。人間オルガンちゃん再現されなかったのは残念だけど仕方ない。Heaven's Feelも本当に素晴らしかった……。何も言うことはない。俺たちの見たかった最高の桜ルートだ……。2010年代Fateアニメ化で盛り上がった10年だったと回顧できるだろう。セイバールートも作り直して。

おおかみこどもの雨と雪』(2012年

一作くらいは細田守を入れておいてもいいんじゃないかと思って挙げてみた。細田守はてなでは評判が微妙だが普通に『おおかみこども』は良い作品だと思うんだ。純粋家族愛物語として見ると違和感とかも出るのかもしれないけど、歪められた関係性も理想化された田舎も、すべては花の回想をもとにして雪が語ったことであって、花というある意味信頼できない語り手を通して見た世界なんだよね。加えて言うなら、花が雪より雨を構っていることに批判的な意見も多々見られ、それは雪から見ればそうなのだろうし実際にきょうだいより構われなかった思い出を持つ人にとっては良い気持ちはしないのだろうけれど、でも完璧人間でないと母親になってはならないか、といったら違うわけでしょう。母親欠点を持つひとりの人間だし、それでも母親なのだ、という話だと思いますよあれは。それらの偏愛や歪んだ世界像を卓越した映像美でくるんで提示してくるところに、細田守が色んなひとの神経をざわつかせる理由みたいなものがあるんじゃないのかな。

サカサマのパテマ』(2013年

アニメ映画を1つだけ挙げろ、と言われたらこれを推す。名作名作アンド名作。何を語ってもネタバレになりそうなので最高のSFアニメ映画だという当たり障りのないことしか言えない。ボーイミーツガールSFの傑作。いいから何も言わずに見やがれください。

SHIROBAKO』(2014/2015年

単純なアニメ業界楽屋ネタに留まら人間ドラマとしてしっかり作り込んでいてくれて良い作品だった。23話はみゃーもりにつられて泣いちゃうでしょ……。5人の歩く道は凸凹していて、正解はわからずに手探りで進んでいくしかなく、それでもアニメに関わりたいという意志を持って進んでいけば夢に手が届く。そういう話の筋としてはありふれた成長譚を細やかな人物造形と堅実な脚本で良いアニメにしてくれていた。「万策尽きたー!」「どんどんドーナツどーんといこう!」などのフレーズも印象に残る。ただアニメというフィルターを通してもなおアニメ業界ブラックさが滲み出ており「これは美談にしてはいけないやつでは」みたいな感もあって、アニメの放映スケジュールが狂うことがあちこちで頻発しているのを放映予定の変更とかで視聴者目線でも感じ取れるだけに複雑な気分である

放課後のプレアデス』(2015年

紛れもないジュヴナイルSFアニメの傑作。可愛らしい格好をした魔法少女たちが土星の輪に突入するとか太陽系外縁部を探査するとかブラックホールを反転させるとかのハードSF冒険を繰り広げるギャップがすごいし、荒唐無稽ファンタジイとリアル宇宙描写を融合させた映像美はアニメからこそ実現できるものだろう。ちょっと宇宙が出てくる魔法少女ものだと思って見始めたわけだけど土星の輪に穴を開けてエンジンを探し始めた辺りでガチSFをやろうとしてるんだと理解したし実際かなりSFだった。降着円盤温度まで考察されてるのすごくない……? そして根底には傷つきやすい繊細な心と他者を思いやる優しさが流れていて、映像の美しさと相まってリリカルさに心が洗われるような気持ちになる。放映終了後の喪失感は半端なかった。『サカサマのパテマ』と並ぶ2010年代SFアニメ金字塔ですわ。これが星雲賞を獲るべきだったのでは。

プリンセス・プリンシパル』(2017年

アクションのキレの良さ、百合描写の濃密さ、黒星紅白キャラの可愛さ、音楽テンポの良さ、細部の丁寧さ、どこをとっても娯楽アニメとして超一級の出来だったと言うほかない。特に5話の剣戟シーンはここ十年で一番の殺陣だと思う。梶浦由記オサレ音楽BGM美少女たちが流れるような作画チャンバラするの控えめに言って最高としか言えない。また「神は細部に宿る」を地で行くような作品であり、アンジェプリンセス手紙の遣り取りとか、脱出用の荷物に書かれた文字とか、さり気ない描写ひとつひとつに込められた情報量が半端なく、それによって世界観と百合に奥行きを持たせることに成功していた。アンプリ、いいよね……。劇場版むっちゃ楽しみ。

宇宙よりも遠い場所』(2018年

素晴らしい作品だった。2018年TVアニメ豊作の年でありゾンビランドサガ』『SSSS.GRIDMAN』などオリジナルの良作が次々と放映されたわけだが、なかでも別格だと思うのが『よりもい』。毎話毎話が最終回のごとき余韻を残し話ごとのメリハリも利いていて軽くシネマっすねという感じだったし、「先に行けって言われて先に行く薄情にはなりたくない!」「友達ってたぶんひらがな1文字だ!」などの印象に残る名台詞の数々は記憶に焼き付いて離れない。花田! 神回しか作れずに恥ずかしくないのか? 視聴者を泣かせて食うメシは美味いか? なかでも特筆すべきは12話で、まさか受信メールフォルダを映し出した画面に泣かされるなんて思ってもみなかったアニメ史に刻まれる名シーンですわ。

さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018年

岡田麿里が本気を出してファンタジイをやったらなんかすごいのが出力されてきた。失ったものいつまでも抱いてしま妄執とか、恋と愛の区別あやふやになって煮えたぎる思いとか、無理やり連れ出されて見せられた世界の美しさとか、そういったドロドロした感情を叩き込んだ闇鍋から人は互いに織り上げあう物語であるというテーマを掬い上げて観客の前にどーんと呈示してくる素晴らしい映画作品。ただただ名作と言うほかない。15歳しか離れていない不老の種族美少女なお母さんに育てられたいだけの人生だった……

『天気の子』(2019年

君の名は。2016年)で俺たちの新海が一気に一般人にも知られるアニメ監督にのし上がってしまい、遠くに行っちゃったんだな……とゼロ年代に魂を囚われたオタクたちが訳知り顔でホロリとしていたところに投げ込まれた傑作。いや~原作PC版のクライマックスを忠実に再現してくれてましたね! 私は原作だと夏美ルートが好きで、彼女が晴れ渡った青空を見て浮かべる笑顔の爽やかさと、その青空意味を後続のルートで種明かしされて味わうことになる切なさがめちゃくちゃ印象に残ってるんですよね。でもやっぱりあの長編エロゲから1ルートを取り出して劇場アニメにするとなったら陽菜ルートになるのも納得がいくわけで(甲高い早口

……という感想を諸人こぞりて口にしはじめる辺り、完全にゼロ年代エロゲだったテン年代最後の年にゼロ年代を煮詰めたような要素てんこ盛りの作品を公開してしかもそこにセカイ系を力強く肯定するオチをつけるわけですよ。ゼロ年代の亡霊が昇華された感があり、なんというか新海誠すげえわ、一生ついてくわ。

2019-12-23

anond:20191223173342

いや、ドラクエやすみっこ超えられないの当たり前だと思うけど…

アニメ映画キッズ向けの方が強いの当たり前じゃん。

この二つは元々知名度も高いし。

2019年アニメ映画、爆死!w

君の名は。」の二匹目のどじょう狙いで類似企画が乱発されたわりにはどれも鳴かず飛ばずに終わりなんとも寂しい。

19年は天気の子プロメアドラクエ、すみっコぐらしが興行収入10億円を超えてまだマシだったが下まで見ると本当に悲惨

ブームに便乗し、散々金をかけてプロモーションして、人気俳優芸能人声優に起用し話題作りしおいて結果は「すみっコぐらし以下」「ドラクエ以下」という事実関係者はどう考えているんだろうか。

2019

作品名公開日興行収入[億円]
HELLO WORLD ハローワールド9/205.9
ルパン三世 THE FIRST12/65.9
空の青さを知る人よ10/115.7
海獣の子供6/73.1
二ノ国8/233.0
きみと、波にのれたら6/212.5
バースデーワンダーランド4/261.3
LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘5/310.1
ぼくらの七日間戦争12/13??
この世界の(さらにいくつもの)片隅に12/20??
幸福路のチー11/29-
HUMAN LOST 人間失格11/29圏外スタート
薄暮6/21-
LAIDBACKERS-レイバッカーズ-4/5-
あした世界が終わるとしても1/25-

https://pixiin.com/ranking-japan-boxoffice2019/

2018

作品名公開日興行収入[億円]
宇宙の法 黎明10/126.7
機動戦士ガンダムNT11/305.2
モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ10/53.6
ペンギン・ハイウェイ8/173.0
劇場版 マジンガーZ INFINITY1/132.4
若おかみは小学生!9/212.3
君の膵臓をたべたい9/12.3
さよならの朝に約束の花をかざろう2/241.8
ニンジャバットマン6/150.8
さな英雄 カニタマゴと透明人間8/240.6
犬ヶ島5/250.4
詩季織々8/140.2

https://pixiin.com/ranking-japan-boxoffice2018/

https://anime.eiga.com/news/column/eiga_ranking/

TVシリーズの続編や実質OVAな少数館上映の作品は除く

2019-12-17

anond:20191217185813

だーから

その蒸気をどっから持ってくんの、っちゅうな・・・

(なんか大失敗した老大家アニメ映画にそんなんあったな)

2019-12-12

漫画アニメ修学旅行回が好き

漫画アニメ修学旅行エピソードが大好き

SFミステリーやバトルもの恋愛ものもっとゆったりした日常ものとか

コメディかいろんな漫画があるけどどんな漫画でも修学旅行エピソードはすごく楽しい

サスペンスフルだったりなにか緊迫したテーマを描いてるものの中では久々に取り戻された日常という描写になるし

とりとめもないささやか日常を描いてる漫画の中ではそんな日々の中にちょっと特別な事が訪れた、みたいな描写になってそのどっちも楽しい

たいてい何話か連続した回になるのでその「いつまでも楽しいものを読んでいられる感じ」もすごく好もしいって気がする

80~90年代漫画が大好きでもう10数年くらいあれこれ掘り返したり紹介してもらったりして読んでるんだけど、とりわけこの年代修学旅行回は楽しい

自分たちの頃とずいぶん違うなあって感想もあるけれどそれよりもなんだか描かれ方に現代よりよけいに特別感があってがちゃがちゃ賑やかな感じなのがいい

松苗あけみ「純情クレイジーフルーツ九州)」はそのがちゃがちゃした感じの代表格みたいな感じで

修学旅行の準備段階から念入りに微細に描かれている 当時の女子高は荷物検査なんて事前にあったんだ!?みたいなところとか

その持ち物にキャラクター性格如実に出るような描写とか飛行機に乗るのが初めての子時代的に多いとか見どころが多すぎて楽しすぎる

90年代ではないが津田雅美彼氏彼女の事情京都)」でも事前の準備段階にかなり紙幅が割かれていて

その細かさとやっぱり買い物の仕方とかにキャラクター性格が出るところがすごく楽しい

目的地に着いてからもそれぞれに見たいところが違っていてその行動の様子を画面を分割してそれぞれ描いて最後に合流する、

その際の人物の組み合わせが好みや突発的な事情から普段学校でのシーンと違ってシャッフルされている、など遊び心とか工夫があって非日常のわくわく感がよく描かれてる

またそのシーンが以降の展開へのフックになってたり伏線にもなってたりしてサービス精神長編漫画を読む楽しみの両方に溢れてる

お定まりナンパシーンだの喧嘩シーンだのもちょっとあってこのお約束感も修学旅行回ならではだなと思って楽しい(「今日から俺は!」もこんな感じでよかった)

少女漫画というか女性作家さんの場合では、この「旅行前のわくわく」を想起させるあれこれについてとても細かく描かれていることが多いと感じる

究極超人あ~る大和路)」の修学旅行エピソードもがちゃがちゃしてて楽しくてすごくいい 

普段と同じ色んなキャラクターが入り乱れて普段と違う場所であれこれするのを見るのはなんて楽しいんだ!って何度読んでも思う

バスガイドさんがとても幅を利かせているのもすごくよくて、というか80~90年代修学旅行回のバスガイドさんの存在特別さというのはすごい

あ~るはまたちょっと違う特別さだけど)

ぼくの地球を守って京都)」ではキャラクター達にとってものすごく重要なことが起こることの特別感もあって絵もめちゃくちゃ丁寧でいい

お土産屋さんのシーンや桜を使った演出が美しくて透明感があってぐっとくる このあたりの絵が一番好きだから余計にいいなと思う

修学旅行エピソードのよさは長編だけに限らなくて1巻・二巻完結のような短編オムニバス漫画でも印象に残る

星野架名「妖の教室北九州)」は怪談風のちょっと不思議な話でおかしな事怖い事が出発前、行く先々のスポット、帰りの新幹線の中に至るまで

それぞれの場所らしい演出の中で次々と起こり続けてラストにはちょっとどんでん返しもありかつ主人公たちの淡い恋愛模様についても触れるミステリアスな一編

同作者の「カンパネルラはふりむかない」は架空修学旅行先「歌国(おそらく山口県岩国)」から

東京への帰りの新幹線の中に閉じ込められたままこの世ならぬ予期せぬ旅をさせられる修学旅行生と教師たちに起こる怪異青春の一編

吉野朔実記憶技法」は実際には主人公修学旅行に行かないのだけれど、主人公にとって大事ものを守るためのものを獲得するためだけの大切な旅として描かれる

(この物語そもそも「旅」がかなり重要な芯として他にも旅のシーンが出てくるのだが、それを成立させるためのディテールに舌を巻く)

彼氏彼女の~」は違うけれど、携帯が普及してない当時ならではの描写もありそういうものを読むのもとても楽しい 移動手段の変遷も同じく


アニメではやっぱり「けいおん!!」の修学旅行回(京都)が最高の最高の最高によくて寝る前とかよく流しながら寝落ちする

いつどのシーンを見てもにこにこしてしまおかしみとか楽しみとかに溢れててもう移動のシーンから楽しいっていうか

行きと帰りのあのシーンの呼応がもうあ~~好き~~ってなっちゃうしお菓子食べすぎてごはん入らないとか

ちょっとした言葉で笑いに火がついて何してももおかしくて暗い中でクスクス声がずっと聞こえてていつまでも眠らない感じとか

めちゃくちゃはしゃぐ人とそれに苦労する人とかお土産選びとかとにかく描写のこまかいことこまかいこと人物の動きからなにから

全部がそのまんまの日常なんだけどこの子たちにとってやっぱり特別なんだよね~ってなるあの感じがもう好きで好きで…かわいくて大好き

けいおん劇場版もだからものすごく大好きであれは卒業旅行なんだけど全編が旅行っていう特別ものエピソード

出かける前からの描き方ももう本当に細かくてあるあるですっごいかわいくて飛行機のシーンも大好きアフタヌーンティー断られるとことか

有名人ごっことか靴擦れのエピソードとか(おろしたての靴ってわくわく感こもってる!)お部屋の扉コントとか

みんな楽器持ってくるよね~むぎちゃんはむぎちゃんらしい方法でそれ解決するよね~のとことかも大好きっていうかもう全部好きで全く書ききれない

「旅の中にいるいつものの子たち」がたくさん見られるの丸ごと最高の映画だな~って思って何度見てもたまらない

そんな感じでだから本当は修学旅行だけじゃなくて広義の旅のシーンがすごく好きなんだろうなって思う

最近漫画でも「きのう何食べた?」の京都旅行回とか「聖☆おにいさん」の近所への短い旅行回とかも楽しくてよかった

古い漫画だと坂田靖子マーガレットとご主人の底抜け珍道中」、正確には旅ではないが佐々木倫子「ぺパミントスパイ」の

架空都市ヨーロッパ人日本的生活をしている佐々木倫子独特の世界)への移動を伴うエピソードはとても楽しい

学校舞台にしていれば描かれてもいいのに学年等の問題で描かれなかった修学旅行想像することもある

漫画あたしンち」では父母はよく旅行するがみかんユズ学校での旅行エピソードはなかったので、あったらどうだっただろう、とよく思う

(なおアニメ映画版ではみかん修学旅行がメインの作品がある)

エッセイ漫画旅行回とかもいいけど現実をそのまま作品の中に描写するよりも創作の中の世界キャラに起こる出来事として

もう一段落とし込む感じで描写されたときその旅にまつわるエッセンスもっと濃く抽出されるような気がする

どれもに共通するのは作者の方がしっかり綿密な取材を現地でしているんだろうということがわかるとこで

その細かさとか作者が現地で見たり聞いたり食べたりしていいな~って思ったところが

なんとなく画面やエピソードに出ていてそれがしっかり伝わるのもまたなんだか特別感があっていいのだなあ、としみじみ思う

好みでやっぱり少女漫画方面に偏っちゃうけどもっといろんな方面作品修学旅行回が見たい

人のおすすめ修学旅行回がめちゃくちゃ知りたいしたくさん読みたい 修学旅行回は本当に楽しい

2019-12-03

anond:20191203132226

大川隆法こんにちは、古いSFです…僕は毎年増田さんに刺さるような古いSFアニメ映画を作ってますよ。文化賞に選ばれたこだってあります。きっと、おすすめですよ…」

2019-12-02

HUMAN LOST 人間失格 観てきた。

太宰治人間失格近未来SFとしてリライトしたという位置づけのアニメ映画でした。

制作ポリゴンクチャーさんなので、

劇場アニメGODZILLA」の最終章「星を喰う者」に近い映像美がありました。

ストーリーは、

サイコパス進撃の巨人エヴァンゲリオン+AKIRA+攻殻機動隊まどマギ

を全て足し合わせて割ったというか、

それぞれの作品にあった設定や脚本の一部をパクってきたような・・・もとい、

それらの作品からインスピレーションを得て作られたような、

ことなくどこかで見たような既視感のあるシーンが多かった印象です。


有名な文学作品原作とする着想は良かったと思うのですが、

ラストいまいち消化不良というか。。ちょっと残念でした。

2019-11-27

オタク自称して暴れる人たち

わざわざ関係ないところに出向いてオタク差別だなんだと騒いでる人たち考えて行動してくれ

もちろん差別を受けたら抗議すべきだろうが、あの女性ブランドとかケーキ屋とかの件はオタク差別じゃなくてあちらさんからの正当な抗議に見える

あれらをオタク差別だと暴れてる人たちはもしかしたら波及を恐れてやってるのかもしれないがおいらにはもっとずっと怖いものがある

オタクが怖がられる時代の再来だ

現在アニメ漫画趣味を隠さなくてもやってける時代人口も増え、アニメ映画の上映館も全国にあるしディープ層じゃない人とも感想を語り合える

二次創作も手軽に投稿されるようになって久しくそこそこの規模であればすぐに好みの合う作家さんを見つけられるし、超絶マイナー作品にハマったとしても何作かのファンアートにはありつける時代になったのに

差別されて傷ついてるのはわかるが、ああして話の意図も掴もうとせずすぐに一方的な主張や仕返しをするバーサーカー化した集団は同じような趣味をもってる人間から見たって怖い

そして個人的には、20年前のようにまたオタクが怖がられアニメ漫画趣味を持つことすなわち危険人物扱い、なかなかアニメ漫画趣味を口にできない時代が来るのを恐れている

公言できなければ仲間は増えず、人口が減れば規模は縮小する

金が回らないならアニメ映画化も減るだろうし作画レベルも落ちるだろう

さな世界の良いところだってもちろんあった

自分で描くしかない時代でなければ絵も始めなかったかもしれない

だがおいらはもう現在のこの、アニメは綺麗に動いて当たり前で仲間も二次創作も選べる世界から作画崩壊当たり前で仲間も二次創作存在するだけましだった20年前には戻れないだろう

正直ああいう暴れん坊に名前をつけて区別してしまいたい、が新たな差別が生まれしま可能性を考えると良くないだろう

自分のことをオタクだと思うならオタク以外の人間のことも理不尽に傷つけないでほしい

だめだこうして何かが拡大する妄想に近い恐怖が自分にもある

それは誰かに何かをやめさせれば解決すると思っている

暴れてるオタクにも厳しいフェミニストにも誰にでも同じような恐怖心があるんだろう

2019-11-26

夢の話。

陽のあたる場所ってアニメ映画。何かWOWOWでやってた夢の話。

ギターだかサックスだかが滅茶苦茶上手い美少女役がタレント主人公男の子タレントだった気がする。脇役の子雨宮天が声を当ててた気がする。

ストーリーはその女の子が外部のクラブハウスギターだかの大会に出場する為に音楽練習をしてて密かに憧れを抱いてた主人公が他の男子たちのグループ妨害を交わしつつその女の子と仲良くなって一緒にその大会に出場する恋愛モノだったような気がする。おぼろげだけど作画が滅茶苦茶良かったな。何だったかR-15PG-15だかが入ってて暴力的な内容だったのかなという。ちょっと分からんが。序盤も序盤だったから。

夢ではやたらサックスかラッパだかの作画が良くて速弾きみたいで格好良かったなと。おっさんや女の人も普通にいたしその大会一般の奴かな。

主人公中学高校生っぽかったけど分からない。

夢の話。WOWOWから映画があって半年後くらいなのかな。時期は不明。夢の話だもの

2019-11-25

中華アニメを使って煽るのはやめてほしい

日本アニメ業界に発奮して欲しいという素朴な気持ちはわかるけど、この手法は明らかに悪手。

家電業界の二の舞を演じてほしくないというなら猶更同じ行動をとるわけにはいかないはず。

業界の人だけじゃなくて、自分たち消費してるだけのオタクだって同じように影響がある。


幸い日本アニメ業界は実はこの辺を感覚にわかってるように見える。

なぜなら近年になって急激に国外アニメを配給しだしたから。

特にAniplexが東京国際映画祭国外アニメ映画をセレクトしだしたのは大きい。

やばいやばいぞって言って国外アニメ映画に対して対立を煽るんじゃなくて

しろ国外の良質なアニメ映画を褒めちぎって、日本の良質なアニメ映画も褒めちぎってどちらもふんだんに見て吸収していく方向に持っていかないとまずい。

これは過去日本の没落していった産業反面教師にした話。

はてな民左派はともすると日本産業が没落することを"お灸"を据えるような感覚対立を煽ることに気づいてない。

日本アニメ業界は〇〇だからそのうち抜かれるだろうね」

みたいな言説はやめて、もっと他国アニメ映画との共存共栄を目指していかないとダメ

そもそも世界アニメーション市場はまだまだ拡大の余地がある。


CEATECアニメ版のようなIMARTをやり始めたのも似たような業界に対する意識理由だと思う。

業界全体でノウハウを共有しようという気概を感じる。

そのうち国外イベントと協賛しだしたりするはず。

中華アニメ”に抜かれるんじゃなくて全世界的にアニメーション市場が盛り上がり始めてる。

そしてそこにはもちろん日本アニメも入る。

市場規模拡大のニュースとかアメリカでのムーブメントとかもうこれについては言わんでもわかるだろうけど。

実際今年見た日本アニメ映画はデジタルアニメーション技術が完全に円熟期に入って市場稀に見るレベルデジタル作画エフェクト)の作品ばかりだった。


結論として、私からアドバイス

危機感を煽るんじゃなくて、良いものはただ良いとほめよう」

中華アニメを使って日本アニメマウンティングするのは典型的な悪いオタクしぐさだ。

しろ危機感対立を煽る人を見かけたらこっちから指摘してあげるべき。

というわけで、羅小黒戦記とロングウェイノースと天気の子アナ雪2とプロメアと全部見よう。

海獣の子供もこのすばも見よう。

きっとその先に何かが見えてくると私は思います

2019-11-15

とあるアニメ映画を見に行きたいが

住んでいる都道府県で上映していないことが分かり嘆いたら映画公式アカウントRTされてナン!?ってなってる

観に行きたいファンの声としてあまり何も考えずRTしたのかもしれないけど

もっとRTするべきツイートがあちこちにあるだろう

見に行きたいけど行けませーんなんて公式アカウントRTする必要ないだろう


まじめな話遠征して観に行くとしたら

まず無人駅じゃない大きな駅まで自転車で45分かけて行く(雨ならバス、400円くらい)

そこから上映館の最寄り駅まで片道3時間電車代4000円、飯食って時間潰して1時間くらいしたら上映始まって帰りも同じくらいの時間と金がかかる

かに監督のことは好きだしお金もそれなりに落としてるけど一番好きです!大大大大大ファン円盤は観賞用保存用布教用3本買ってます!なんて言うほどの熱心なファンってわけじゃなくて

映画1本のために悪いけどそこまでできないんだよ

ファンならそこまでやれ!!甘えるな!とかいうリプが今にも来るんじゃないかとヒヤヒヤしている

監督エゴサするタイプの人だから見てそうだしなあ

ファンネルからクソリプ来たら面倒だし元ツイート消そうかな……というかこれを書いたことにより特定されかねないし消すかな……あーあ……一応ファンだけど何でこんな……

2019-11-13

anond:20191113100147

ミュウツーってミュウツーの逆襲の事?

あれこそ「子供向けと思いきや大人も見れる」アニメ映画でよく出る例の作品の一つやんけ

出す例が真逆だとその説明説得力欠くなぁ

2019-11-04

anond:20191104140119

今でも映画館腐向け映画広告を見ただけで、死ね攻撃的にお気持ち表明をしている。

これの3つ目の画像ツイートのことだと思うんだけど合ってる?

この発言してる「川崎 悠 @konoyu0820CH」って人の他のツイート画像)見る限りただのノマカプ厨の女性に見えるんだけど、それも男オタクなの?名誉男性ってやつ?

2019-10-26

anond:20191026182024

まぶたを開いて固定し、多量の飯を食わせ、貧血寝不足にさせ、大音量で、

ガソリン臭の部屋で、本人がプレイしていない3Dゲーム

逃げるすきのない大画面+4DXの振動で見せる拷問なら誰でも

 

逆にいえば酔いたくなければ刺激を少なくした状況で目をつぶってねてれば酔わない

 

スキー実習の帰りでベタ塗りの多いアニメ映画みせたら最終的に全員寝るんだよな・・

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