はてなキーワード: 発症とは
8月結婚をした、音楽を聴く時間が無くなった、とはいえポイントはなるべく抑えてる
という事で2017年、この混沌とした一年間の音楽をざっと見てみたい。
個人的には5月に体調を崩し、職場で血を吐き、休職、気付いたら退職→無職、誰も助けてはくれない。35でだ。
途方にくれてた俺は、精神科へ行き、安定剤と睡眠導入剤で毎日寝たきりの生活をし、栄養失調になる
恐らくうつ病も発症していただろう。人生で最悪な年だ、何もやる気が起きない、身体が動かない、このまま消え去り合い
1. Salve - Kid Fresino
これは彼の真摯な姿勢、音楽に真っ直ぐなプリミティブさを感じで心の底から感動したEPだ、MVも晴れたブルーの空でマッチしている
Kid Fresino、不思議な人だスマホを持たず、SkypeのみでNYから連絡し合ってたらしい。詳しいことは分からない。
ただこの時期は個人的にはこの曲を聴きながらマシンガンを持ってテロ一歩寸前のところまで精神状態がやられてた。
仕事が上手くいかず、落ち込んで自信を喪失していたのだ、彼らのMVの青空は眩しすぎた。
2. D.A.N. - SSWB
これが小山田米呂が出演してるということでMVを見た、オシャレ、TOKYOのライフスタイル、多分ハイプ、
必ず皆コンビニのクソ飯を食らい勢いのみでやってる。俺にはその印象
スチールパンの音を入れてるのは良いなと思うけど、Voが何を言ってるのかがまったくわからないし踊れないんだ。
おじさんがちょっとグッとこなかったよ、わりい
3.Diggin In The Carts : A Collection Of Pioneering Japanese Video Game Music (Original Game Soundtrack)
結局2017年にの音、これにつきるよ、おっさん世代には刺さるレベルはとしてコンパイルしてないのはkode9のインタビューから読み取れるが
何より素晴らしい音像、アーティスト性、レアグルーブ魂、ワクワクする、これは久しくなかった感情だ
何故イベントに行かなかったのか、それはキメてラリラリだったからだ、そんな時外になんか行くか!あとで死ぬほど公開
4. Hi-Standard - Gift
これは良かった、何より1曲目全てをふっとばすようなパワーがあるMVも良かった
だが、すぐ飽きるなメロコアの重要な欠点だ、何年かに1回聴く程度でいいが、ありがたい存在だハイスタというものは
VaVaちゃんの世界は中々良い、世代は離れてるがガチで話してみたい
何か受け流してる、世の中の事をサっと避けてる、だが期待してる、この先の希望を抱いてる
俺はこのやり方が心地良い、ライブも良かった、VaVaちゃんのセンスだけじゃなく、もっと仲間巻き込んで
混沌とした世界観を構築して欲しい、何故ならそれは20代にしかできない事だと思うからだ。
作品を残す、すごく大事だと思う、インスタ?自撮り?まあそれもいいが、表現活動が一番残るよね
6.PUNPEE - Modern Times
作り込みが一他のものとは一線を化す
Pの曲は安心するほど良いんだが夜を使い果たしてあたりから冷めてきていしまった、
ファンだから一生懸命探したよ良いとこ、いくつかあったけど、2回くらいしかアルバム聴けなかった
まあそんなもんかな、同世代だし、一緒に死ぬ年齢も同じだなと、その時の閻魔大王の前で並んでる時の姿楽しみだぜ
7.Keys open door ft.Campanella (Official Live )
これに尽きるかな
俺も所帯持ってそのわりに無職で何やってっんだ、クソだなー
この先いつ発狂してもおかしくないし、躁鬱病の気もあるしもうギリギリ、何が起こるかわからない人生
そうしようもない不安、何をすれば良いのか
気付いた、街のゴミ拾いする
俺は底辺だ
ゴミだ
罵倒してくれ
母親が死にかける夢だった
母親はいつもは安全運転なのだが、その夢の中では荒々しい運転だった
とにかく急いでた。他に走ってる車がいるのに、速度は出てるし、日本なのに右の車線走ったり、歩道を走ったりするし、かなり急いでた
母親の尋常でない運転をなだめるよう、矢継ぎ早に言葉をかけていた
その度に母親は「大丈夫、大丈夫」と言って、険しい顔で真正面を見据えていた
そして、「体調悪かったら病院に行こ?」と言ったら、
「無理!! 間に合わないかもしれないの!!!!!」と、母親が激しく反応した
何かの病気で、発症してたから急いでたんだ、とその時に分かった
でも夢だから、そんな劇的な場面の直後、運転中だっていう事実がどっかに行った
立体駐車場みたいな所で二人で立ってた。でも母親は苦し気に背を折って、まだ吐血していた
自分はかなり驚愕していたけど、母親にこれ以上ダメージを与えないように、
なるべく穏やかに「大丈夫、大丈夫」とか言って母親の肩を抱えて、血で気道が塞がらないように横に寝させた
そして通りすがりの二人の男女を指さして「すみません! 救急車! 090……じゃぁない、901!」とか、てんで合ってない番号を叫んだ
それからは、まあ夢の中だから、現実的じゃぁない事を交えつつ進んでいった
母親は口と心臓だけになるようなドロドロの液状になったり、そんな状態になっても生きていたり、
救急車の描写もなく病院の中に場面が移ったり、ノンタイムで父親が何故か隣にいて、
手術台には口と心臓の母親が乗ってて、「よろしいですか?」って手術医が自分に訊いてきたり
それで、手術医が母親の気道に何故か刺さってた針を抜いた所で、さっき目が覚めた
それだけでも不吉な夢なんだけど、
なおさら不吉なのは、今日は実家から母親が車に乗って、アパート住まいの自分に会いに来る日なんだ
悪夢はむしろ良い兆候とか聞くけど、流石にタイミングが悪すぎる
すでに香害の被害に遭っていて、頭痛・めまい・鼻血などの症状がある人は、
Twitterで「ファブラッシュ」「さらさ」「ベビーファーファ」が
いきなり人気沸騰中だけれど、化学物質過敏症にとっては
「ベビーファーファ」は、カチオンの毒性が高い。(本当に赤ちゃん用なの?)
「ファブラッシュ」は、エステル型ジアルキルアンモニウム塩がまだマシだけれど、
過敏症の人にはやっぱり危険です。
市販されている製品で選ぶなら「石けん屋さんが考えた衣類のリンス」を選ぶのをおすすめします。
もちろん小さいお子さんお持ちの方にもオススメ。
でも、手作りの方が安上がりに済むと思うよ!(ミヨシ石鹸さんゴメン)
水: 200ml
クエン酸: 大さじ3
グリセリン: 大さじ2~3
これを混ぜるだけ。(よく精油入りレシピがあるけど、過敏症の人は精油も入れないで!)
うちのご近所は一時は香りつき柔軟剤が流行ったけど、今はみんなこういうの使ってます。
あるいは「柔軟剤なんて今まで使ったことない」って人もちらほらいます。
うちも冬の静電気が酷い時期以外は使ってません。
ネットで検索して、子供の健康に悪いからと香りつき柔軟剤をやめた人もいます。
それまで、そこの子供は落ち着きがなくて、近所でも話題の問題児だったんだけど、
今はすっかり落ち着いて問題行動もなくなりました。
やっぱりイソシアネートが脳に作用するって本当だなと思います。
こういう生活をしていると、世間ではせっせと有毒物質たっぷりの柔軟剤に
ああいうことをしていればアレルギーも悪化するだろうなと思います。
私も、今は以前あった肌トラブルは全部なくなりました♪
Windows10でディスクのアクティブな時間が常に100%になる問題だけど、あっさり治った。
いや、あっさり治ったわけじゃなく、今まで色んな方法を試してみて改善したりまた復活したりと、長年戦ってはいた。もうPC買い換えるしかこの問題はなくならないのかなと。
それが、先日ふとWindowsの更新をしてみるかとWindows 10 Fall Creators Updateってのをやってみたら、キレイサッパリディスク100%にならなくなった。
ただ、更新するまでも意外と長かった。
まずWindowsUpdateは停止していた(WindowsUpdate自体がディスク100%の原因だと言う説により)ので、更新にはやたら時間がかかった。
さらに、Windows 10 Fall Creators Updateだけは失敗する。
なので、手動でWindows 10 Fall Creators Updateを行うことにした。やり方はググって貰えれば。
このWindows 10 Fall Creators Updateの更新作業は私のPCで数時間かかった。途中で眠くなり寝落ちしたので実際どのくらい時間がかかったかは分からないけど、寝る前に更新して朝起きたら終わっているってのが効率良いような気がする。
これが全てのディスク100%難民に効くかどうかはわからないけど、少なくとも私のPCは完治しました。
まぁ数週間後にはまた発症するっ可能性もあるかもだけど、これはどの改善方法より効くのでディスク100%難民な人がいたら、是非Windows 10 Fall Creators Updateをやることをオススメする。
うちの親、いわゆる毒親。
学校でいじめられたりもあって、引きこもったりメンタルクリニック通ったりする中で、カウンセリングにも通ってた。
その中でだんだん、うちの親に苦しめられている自覚が出てきて、カウンセラーさんにぶちまけたかったけど、「親」と言うことが、何か禁忌に触れるようで、先生にさえ言えず、当時は毒親なんて言葉もなかったから、苦しさと罪悪感で一杯だった。
子ども頃、何かで怒られたとき、「バカだからお遊戯でトライアングルなんて任されるんだ」とか、今思うと意味の分からない罵倒に大泣きした。
小学校に上がれば、博物館へ行くのに無理矢理スカートをはけと怒られ、はかないなら博物館へ連れていかないとまで言われた。
どうしても嫌で下にキュロットはいてたけど、それも許されず、その日に撮った写真は全て仏頂面の苦い思い出。
まだある。
高校にあがり、寒くなったら去年のお気に入りのダッフルコートを着ればいいかと思ってたある日、帰ってきた途端鬼のような顔で「ダッフルコートなんて子どものコートを着るな!買ってきたこれを着ろ!」と怒られたりもした。
全くもって意味が分からず、戸惑いつつも反抗した。不安になって、翌日友達に確認したのを覚えている。
引きこもりのときも、「自分のペースでやればいい」と言いながら、唐突に痺れ切らして激しく責め立てられて否定され、その度にどん底に落とされた。
誕生日迎えた途端、昨日とは別人のように大人になれたら誰も苦労なんてしないのに。当時はそんなことにすら気づけず、ただただ自分でも自分をダメな人間だと否定していた。
そして私には兄がいる。
他の人に指摘されて気づいたけれど、母は考え方が古くて長兄を溺愛し、本人も「母親はみんな冬彦さんを育ててるんだ」とさえ公言した。
私が初めてもらった自転車はお古で、兄は新品だった。
中学生くらいまで、ずっと親と喧嘩になる度に兄をエコヒイキしている、と反抗していた。
そしていつも、私はヒステリーを起こしていた。
病院で働いてるとき、感染症の病気をもらってしまい、偏見と少ない知識で不安に苛まれているときに「私(母)と兄はどうなるんだ!」と責め立てられたこともある。
泣きながら病気について調べ、発症しなければ感染もないことなどをメールで送ったら、三日後にケロッとした顔で「私(母)も兄もそんなの(病気)気にしないし」と言われた事が忘れられない。
かなり経ってから上記の言葉は傷ついたと伝えたら「だってそのときは本当にそう思った」と悪びれた様子もなく返事をされて、私の中で何かが壊れた。
いつも頼んでないことを自分でしては「○○してあげたのに」と見返りを求めてきたし、ただコンビニに買い物行くのにさえ「あんたも行くら行くけど」とよっかかってきて気持ち悪かった。
やっと新しいカウンセラーさんと出合い、それでも親との関係が私の考え方にかなり影響しているの気づいてもらうのに、一年以上掛かった。
それでも、20年ぶりにバッサリ短くした髪を、親が真似て同じようにずっと長かった髪を同じ長さに切ったときの嫌悪感は分かってもらえていない。
親とは家庭内別居みたいになって、一切口もきかず、自分の生活は自分で面倒を見出してから、私はヒステリーを起こさなくなった。
いつも感情に嵐を起こしていたのは、親と関わるからだと気づいた。
あの、スイッチが入ったように訳もなく急に込み上げてくる怒り。
自信のなさからブラック企業ばかり選んでお金貯めるどころではない、ギリギリの生活ばかりしてた。
ようやく、最近まともな仕事に就いたので、ここで踏ん張って家を出ようとしている。
何度も同じことを、わからせようと無駄な努力を重ねてしまったのは、長年の憤り、親に対する分かってくれるかも知れないと言う僅かな期待があったと思う。
今はただ冷静に、スルーする力を身に付け、全力で逃げようと思う。
私が15年働いて、すなわち会社に所属して残ったものは、複数の精神疾患と神経疾患、数種類の薬を飲まないと成り立たない毎日、
最初に病気を発症したのは働いて10年目、まず食事が喉を通らなくなり、呼吸が苦しくなった。睡眠もうまく取れなくなった。
それでも会社に行って働いた。それから全身がだるくなり、身体に力が入らなくなり、力を入れるとこむらかえりするようになった。
不安感が常につきまとい、すぐにテンパるようになった。それでも会社に行った。微熱が半年続いた。
この時点で正常な判断能力は無くなっていたのだと思う。こんな状態なのに会社に行っていた。
実家に帰ることがあり、そこで少し庭仕事を手伝った所、熱中症のような症状が出て内科に行った。
ここでやっと病院にかかる。
微熱は出ていたが病名は不明。神経内科に回される。しかしここでも病名はつかず、なんなら筋肉に針を指して検査しようかと言われる。
そして次は心療内科まあ精神科だ。ここでやっと病名が着く。自律神経失調症。抗うつ剤、抗不安薬をもらい症状は落ち着く。
基本症状は無くなることはなく薬で騙していいる状態。ちょっとしたことで体調は悪化する。
症状は悪化していった。心療内科を転々とし、どんどん薬が増えていった。
薬を減らすと眩暈がして動けなくなった。
職場を変わった。30代で転職、激務だった。1ヶ月で10キロ痩せた。
半年ほど経った頃、背中が痛くてほとんど動けなくなった。後に分かるが脊椎過敏症という病気だった。
それでも会社に行った。
駅で電車を待っている時、涙を流していることがあった。何も考えられなくなっていた。
会社に心療内科に通院していることを言った。自己都合で退社してくれと言われ、強制解雇された。
背中の痛みが解らず、10数件整形外科に行ってレントゲンMRI撮ったが骨に問題は無く原因不明と言われた。
原因不明の痛み専門の整形外科にたどり着き、脊椎過敏症と診断された。
中枢神経に直接作用する強い痛み止めを処方された。
とりあえずは動けるようになった。
会社は辞めた。バカバカしくなった、どうでもよくなった。金は稼げなかった。貯金は全然無い。身体は痛い。
明日は通院日だ。
https://anond.hatelabo.jp/20171110125209
何よりも まず、ありがとうございます。
当時、担当して頂いた医師から説明を受けた情報ですので、現在では不正確かも知れませし、骨髄移植が必要な他の病気の方とも事情は異なるかと思います。御了承下さい。
・私の場合、発症後比較的速やかに地域中核病院での治療を受けられたのですが、
「骨髄移植を受けた場合。失敗して死ぬ可能性が1/3、病気は治せるが副作用が重く日常生活に戻れない可能性が1/3、最も幸運で日常生活に戻れるが 生活の質は大幅に損なわれる場合が1/3。」
「このまま、抗がん剤治療の継続だけでも寛解≒快方する可能性も10%有り。悩ましいのが、この10%に入れた場合の予後≒快方後の生活の質が最も良い。」
「90%は抗がん剤治療だけでは助からない。また、90%側である事が分かった後では骨髄移植は間に合わない。抗がん剤で倒し切れなかったガン細胞が再増殖するため、抗がん剤治療の結果は待てない。骨髄移植の決断は近いうちに決める必要がある。ドナーさん側の事情もある。」
また当然、この時点ではドナー適合者、提供者の方が見つかるかどうかさえ分かりません。
正直に申し上げますと、私は この後の事はドタバタと目の前の状況に対処する事に必死であまり覚えておりません。
一例を挙げますと、
抗がん剤治療には周期があり、1クール終わると一時帰宅が許されるのですが、その間も免疫は止まっています。
食事は加熱後3時間以内の物でなければなりません。生モノ、冷蔵冷凍保存は不可です。
で、
幸運な事に複数の適合者と、更に最も遺伝子の型が近い≒副作用が少ない事が期待出来る方が提供者になって頂ける事になりました。
言葉では言い表せない程 有り難いことですし、極めて運が良い事です。 (骨髄移植が必要な病にかかる事は同等程度に運が悪い事ですが。)
・ザックリ言うと《骨髄移植》という治療法は、患者側からすれば分かり易く 「毒を持って毒を制す」治療法でして、
それまでの「悪性細胞を倒すために正常細胞の犠牲と副作用を我慢する」ではなく。
【ドナーさんの骨髄細胞と競合してはいけないので、患者本人の骨髄細胞は悪性も正常も関係無く致死量の抗がん剤を無理矢理投与する。】
→【生きるか死ぬかの ぐるぐるポン】
説明を受けた時は
「なるほど。ゲームのバグ技に有りがちな事を、現実に。現代医療で。実行するのね。」
また同時に、その際に ハッキリとした不安と恐怖も実感しました……。
担当して頂いた医師からも、「このような例は見た事がない」と言われております。
また……、ドナーさんの ご厚意を考えれば、差し出がましい限りではありますが……。
我々、レシピエント側は ある程度 ドナーさんが受けられる処置を認識しております……。
深く感謝しておりますが、手紙を出す事が ためらわれる事も上記の通りです……。
手紙を渡たす場合は、利益供与を避けるため個人を特定出来る事は書かないように指導されましたし、
内容は確認された上で渡されたかと思います。 私のケースでは返信は2回まででした。
誠実に書いた事は間違いありません。
が、正確には書いておりません。ご容赦下さい。
「正確な情報は皆さんでググって下さい。」と、言いたいトコロなんですけど、そうも言えない ご時世ですね……。
……。
えぇと……。万が一(私の場合は十万が一)、罹患した場合は分かり易いパンフレットと、詳しいパンフレット
両方、頂けます……。
ノートの文字がかすれて消えそうだからここに置いておく(一応ネタバレ注意)。
二人の子供から二人の大人へ。最終章「Adulthood」をクリアした。
あの出来後のと翌朝。二人でインスタントの朝食を食べ登校する。二人で登校したことで Hanako は注目を浴びてしまい逃亡してしまった。
学校をサボって公園を歩き考え続ける Hisao。考えていたことは二人の間の壁について。昨夜の出来事があったといえども二人の間には互いを理解することを妨げている壁がある。Hisao は Hanako と話をしてその壁を壊したかった。後ろから声をかけられる "H...Hisao"。
Hanako も外出をして公園に来ていた。Hisao の前から逃れて、結局出会ってしまう。とうとう Hanako 自身の気持ちを尋ねる Hisao。Hanako の返答は彼の思い込みを打ち砕くものだった。
あの夜の出来事は Hisao の大切な人になりたかったから、他の人より私を見て欲しかったから、庇護の対象ではなくて一人の女性として扱って欲しかったから。Hanako の告白は Hisao を強く動揺させた。そして告白をした彼女自身も、そんな自分に対して嫌な女だと自覚していた。
"Was... I wrong?"
もちろん彼女は悪くないと思う Hisao だが言葉が出てこない。Hanako の告白は続く。家事の前までは少ないけれど友達がいて周りとちゃんとやれていたこと。大火傷を負ってからは全てが変わったこと。周りからの反応で深く傷ついたこと。傷つくことを拒否するために人と関わることを止めたこと。自分が消えてしまえばいいと分かっていたが、人との関わりを止める方がより簡単だったこと。Yamaku 学園に行けば再び社会との接点を見つけられるかと思ったこと。そして Lilly に出会ったこと。Lilly と出会って友達になれたけど、Lilly は Hanako ができないことをなんでもできてやっぱり自分は useless だと思い知らされたこと。そして Hisao に出会ったこと。Hisao も Lilly と同じで Yuko と簡単に仲良くなれたりして、自分はすぐ不要なものとして切り捨てられてしまうと思ったこと。それは嫌だったこと。誕生日は世界中の人が疑いもなく正しくて幸せだと思い込んでいるので、useless な自分はとてもつらかったこと。朝、ベッドで寝ている Hisao を見て、やっぱり自分は切り捨てられてしまうと思ったこと。
そんな Hanako に Hisao は衝撃を受ける。今までか弱くて自分が庇護しなければと思い込んでいた Hanako は守られたいと願う子供ではなかった。
語り終えて下を向く Hanako に対して Hisao は振り絞って語りかける。
Hanako がパニックを起こした時心配したこと。寮の自室に閉じこもった時は彼女に拒絶されているのではないかと感じたこと。それからいろいろ考えたこと。
そう言う Hisao に対して Hanako は思わず叫ぶ "I wasn't rejecting you!"。
Hanako がつらくて悲しくて Hisao を押しのけてしまった時も Hisao は彼女を捕まえていてくれたこと。そんな Hisao や Lilly 達の重荷にはなりたくなかったこと。それは Hanako の心からの叫びだった。
二人の間にあった壁は崩れた。壁を崩すのに痛みがともなったがとうとう二人は正面から向き合った。
Hisao は続ける。心臓の異常が発覚した時とても怖かったこと。社会から切り離されて Yamaku へ来て自分の人生が一度壊れたこと。でも Hanako と出会って一緒に過ごして友達になって再び自分を取り戻したこと。そして失ったからこと Hanako と気持ちを通じあわせられたのだと。
ずっとずっと自分は useless だと信じていた Hanako はこの言葉を聞いて座り込んで泣き出した。そしていっぱいメチャクチャにしてごめんなさいと謝る。Hisao は彼女を抱きしめてそんなことは言わなくていいという。
そして自分は useless なのにと言おうとする Hanako に
"You're my firend, Hanako! You're... No, you're more than that. I love you, Hanako."
泣き続ける Hanako に Hisao は寄り添う。Hanako はずっと自分は必要な人間だと言って欲しかったと泣く。
ようやく泣き止んだ Hanako に Hisao はいい天気だからこのままクラスをサボろうと提案する。でも……と迷う Hanako に対して大丈夫謝ればいいだけだよと言う Hisao。そんなことができないと拒否する Hanako。だが Hanako はやれる、絶対できるし、力が必要なら自分を頼ってと言う Hisao。そして二人は同じ道を歩いているんだから互いに助け合うのは当然なんだと言う。
公園を抜けて商店街を歩く二人。互いにたがいを横目で見つめながら歩く。なにかを思案しているように見える Hanako に何を考えているのかを聞く Hisao。立ち止まり一心な表情で Hisao に答える。Hisao に私からあげることができることがあると思う。でもそれにはすごく長い時間がかかると思う。だから恥ずかしいけれど、これが最初の小さな贈り物。
Hanako は Hisao の肩に両手を置き、ゆっくり顔を近づけた……
(Fin.)
Hanako 編は図書館から始まる。図書館で見かけた Hanako は夢中で本を読んでいた。クラスメイトだと思い出した Hisao は同じ本好きとして Hanako に話しかけるが、全力で逃げられる。
Lilly と出会い再び Hanako と Hisao 。 Hisao - Hanako - Lilly と三人の生活が回り始める。
基本的に仲良くなる→逃げる→もっと仲良くなるというのが Hanako 編。
彼女の逃避は後半になるにしたがってより深刻さを増す。
1. Lilly
Hanako の一番の友人。より正しくは唯一(Yuuko も一応友人だが)の友人。目が見えないのでよく Hanako が買い物に付き合う。
優美な身のこなしでありハイソな雰囲気を持つ。実際言葉遣いがとても丁寧。外見もスコティッシュハーフであり金髪アンド碧眼アンド長身でスタイルがいい。
Hisao と Hanako の隣のクラスで class represent を勤めており、Hanako と異なり交友関係も広い。
Hanako は Lilly のそんな万能っぷりを頼り、あごがれ、そして対照的な自分に対して無力感を抱いている。 Lilly にとって自分は価値のない人間だし彼女の重荷にはなりたくないと思っている。
Lilly は、 Hanako は守ってあげなくてはならないけれど、このままでは Hanako にとって良くないとも感じている。
Lilly は Hisao が現れたことで、 Hanako に良い影響が起こることを願っている。
2. Hisao
つい数ヶ月前まで健常者だったが、突然心臓病を発症しそれまでの社会から切り離される。そんな彼為のために両親は障碍児のための学校 Yamaku 学園に転校させる。見慣れない disable (盲目、手足の欠損、聾啞)にはじめは驚いたり疎外感を感じたりしたが、それぞれのユニークな個性を知るにつれて(足を使ってすごい絵を描く Rin、義足なのにものすごく足が速い陸上部のエース Emi、目が見えないが深い洞察力を持ちできないこととできることの違いを見せてくれる Lilly、聾者だが生徒会長を務める Shizune) disable について理解をしていく。
やがて Hanako、Lilly と仲良くなりともにボードゲームをしたり、お茶をしたり、誕生日会を開く仲となる。そしていつしか Hisao は Hanako の力になりたい、守ってあげたいと思うようになった。
しかし Lilly が家の用事でスコットランドに滞在している間、 Hanako の誕生日が来て、 Hanako の態度が急変する。順調に Hanako と friend-ship を築けていると思っていた矢先に Hanako は教室から姿を消し、自室に閉じこもる。 Hanako との関係が壊れるのを心配する Hisao だがどうすることもできない。 Hanako が姿を消してから Hisao はこれまでのことについて初めて考え始めた。そしてこれからのことについて自分が取るべき道を探し始めた。
自室から外へ出てきた Hanako だが、 Hisao は相変わらず彼女と自分の間に壁があるのを感じてしまう。なんとか Hanako に彼女のことを理解したいと願っていることを伝えようとして、 Hisao は自分の胸の傷を彼女にさらす。自分も傷を負っているから Hanako は独りではないと伝える。
Hisao の傷に触れた Hanako 。また一つ二人の絆が深まったように感じた。
数日後、図書館で勉強していた Hisao 。やってきた Hanako に、 Hanako が自室にこもっていた間ずっと考えていた彼女の過去について教えて欲しい、と Hisao は言った。ずいぶんとためらったがとうとう Hanako は真剣な表情で語り始めた。
多くの生徒が下校をして静かな校舎の中を二人で歩きながら、 Hanako は昔の火事について Hisao に語り始めた。深夜に突然火が出たこと、熱から逃れようとして体を丸めて小さくなっていたこと、彼女の両親が彼女に覆いかぶさって守ってくれたこと、体の半分だけ助かったこと。
二人はいつしか Hanako の寮の部屋まで来ていた。入室を躊躇する Hisao に対して Hanako はドアの鍵を閉めてと言い、カーテンを閉じる。そして大きく息を吸い、覚悟を決めると、ブラウスやブラジャーを順番に脱ぎ落した。 Hisao が彼女に傷(心臓手術)を見せたように彼女も傷(火傷)を見せたのだ。
そんなことをする必要は無いと言う Hisao だが、 Hanako はこれが私だからと傷を見せる。そして二人は......
(二人のプレイの後、息も絶え絶えな Hisao は心臓発作の兆候を感じていたところがリアルだった)
はじめは Hanako を守ろうとしていた Hisao だが、結局それは間違いだった。
守るというのは守る人間と守られるべき人間の関係だ。その関係は非対称であり、守る者は守られる者に対して優位な力を持つ。
3. Hanako
出会いはひどいものだった。話しかけられて、自分の空間に入られて、そして目が合ってしまった。
"I..."
"I...I..."
"Ivegottogodosomething!"
Hanako 編に入ると Hide and Seek (かくれんぼ)という Act がある。彼女と親しくなるということは Lilly や Yuuko そして彼女自身の中に隠れている Hanako を見つけ出すことだ。いろんな彼女がいる。
Life of Pie を読みふける Hanako 、チェスを好む Hanako 、ドールが好きな Hanako 、 Lilly とお茶を飲むのが好きな Hanako 、外へ出る時は顔が隠れるように大きなキャスケットを被ること、火傷の痕を隠すために左側を歩くこと。
何を書いているのだろう。まとまって体系だったことを書かなくては。
Katawa Shoujo とは disable である人々が able であることに焦点を当てた作品だ。例えば Emi は両足が膝より下がないのに、競技用義足で誰よりも早く走れるし、 Shizune は聾唖者であるがクラス委員と生徒会長を務めあげる才媛だし、 Rin は両腕が無いのにもかかわらず足で見事な絵を描く。そして Hanako の親友の Lilly は、全盲を苦ともせずクラス委員であり友人も多い社交的な女性だ。
皆ハンディキャップをかかえながらできないことを嘆くのではなく、できることで生活を組み立てている。
それでは Hanako の disable と able は何なのか。実は Hanako には先にあげたヒロイン達のような disability は無い。右半身に皮膚がひきつれるひどい火傷の痕が残るが五体満足であり、他のヒロイン達のような明快なハンディキャップは無い。では Hanako の able は何か。目が見えること?耳が聞こえること?意外と足が早いこと?両腕があること?そう Hanako の able とはそれだけなのだ。 Lilly しか友人はいないし、他人の視線が怖くてたびたび授業を逃げ出すし、人から話しかけられると赤面してしどろもどろになる。 Hanako とまともに会話できるのは Lilly と Yuuko 、Lilly の姉 Akira、そして Hisao のみだ。Hanako の disable とは able の裏返し、彼女は肉体的に able ではあれど精神的に disable なのだ。
どのヒロインも多かれ少なかれ悩みや心の傷はあるが、 Hanako は突出して深く、彼女のストーリーは見えない心の傷とその象徴である人目を惹く火傷の痕をメインテーマとして進む。
Hanako は過去のトラウマ(フラッシュバックに襲われて痙攣するレベル)のせいで、火傷の痕を見られることをひどく嫌がり恐る。そのため、普段は髪の毛で顔の半分を多い、人目が多い場所に行く時は大きな帽子を被りLilly の左側で小さくなり、顔の右側にある火傷の痕への視線を遮ろうとする。彼女が心を落ち着かせることができるのは、親しい友人と部外者が来ないところでひと時を過ごすことだけだ。悲しいことに、自分の部屋では外部からの侵入者を防ぐことはできても、彼女を苦しめる悲しい思い出が甦るのは防げないのだ。
彼女の disable は他のヒロイン達が外見上のものに対して内面的なものだ。その disable の根本の大火傷が彼女の全てを変えた。親を奪い家を奪い社会を奪った。そしてそれは主人公の Hisao との共通点だった。disable が二人の出発点だった。
「Disable」で Katawa-Shoujo のテーマとは disable の中の able であると説明した。そして Hanako は disability を持たない代わりに able が disable になっていることを例をあげて紹介した。ここからはそんな Hanako の数少ない able から彼女の内と外を考察する。
Hanako と初めて言葉を交わしたのは図書館でだった。図書館は Hanako にとってクラスからの逃避先であり、本は現実からの逃避先だった。そして読書は Hisao との共通の趣味であった。
本編の中で特徴的であるのだが、物語が進み Hisao と Hanako が仲良くなるにつれて、 Hanako が図書室へ逃避する回数が減少する。 Hisao たちと外へ出たりして内から外への変化が見られる。しかし図書館に来る描写はあるので、本から卒業したというわけではない。本は逃避先から趣味になったというべきだろう。
振り返ると Hisao と Hanako が交友を深めるのはゲームを通してだった。空き部屋でチェスをすることで友達になり、パブでビリヤードを遊ぶことで Hanako の意外と子供っぽい内面を知り、アンティークスタイルのチェスセットを贈ることで喜ぶ顔を見た。
いつも Hanako は感情を顔に出さず、自分から積極的に出ることもない。Shizune & Misha につつかれても困ってちぢこまるだけだし、知らない人に話しかけられると逃げるし、人に何かを協力してもらうこともできず独りで作業をする。
しかしゲームで遊ぶときの Hanako はかすかに笑み、時には自信を持って駒を動かす。その普段とはちがう姿は Hanako の本来の気質---人見知りだけど、活発で、遊びに夢中になれて、ちょっと子供っぽい性格が浮かび上がる。
Katawa-Shoujo では多くの登場人物は高校生だ。高校生というのは肉体的には大人であり精神的にはまだ子供であるという、大人と子供の狭間の期間である。そのためシナリオでも子供から大人への成長を軸とする。 Hanako 編では最終章が「Adulthook」である通り、 Hanako そして Hisao が大人への一歩を歩み出すことがエンディングを通して描かれる。
「大人になる」にはいろいろな意味がある。例えば成人することは社会的地位を手に入れるということだし、親元を離れたことに対して「大人だ」と使われることもある。それでは Hanako と Hisao の場合はどのような意味で「大人になった(子供を卒業)」のか。これには Hanako 編の主題である体と心が深く関係する。
よく知られた「大人になる」として男女ともに性交を経験することがある。Hanako 編においてもこの意味で二人は大人になった。共に痛みを経験し( Hanako は処女喪失。 Hisao は軽い心臓発作)一夜を明かしたことで二人は次のステージにシフトしたかに見えた。しかし後に分かることだが、二人は未だに子供のままの関係だった。
子供(children)という言葉は、作中で直接しかも Hanako の言葉として現れる。
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"All I ever was to you was... a useless person. Just someone... to protect. Someone like... a child."
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小さい頃に火傷の原因となった火事により社会と切り離され、そのまま子供のまま育った Hanako は、 Hisao に庇護が必要な対象(=子供)としてではなく友人以上の人として見て欲しかったから自分の傷を全て見せたという子供のような思いを告白する。 Hisao はこの告白を聞いて自分が全く Hanako のことを理解していなかったことを痛感する。 Hanako の外面的性格ばかり見ていて Hanako がどう感じているかを考えていなかったこと。
しかし Hisao が自分の病気のことその心情を同じように告白したことで、二人は互いに理解し合えることを確信した。そして自分か相手かでしか考えられなかった二人は、自分と相手を同じ道の上の存在として考えられるようになった。
Hanako 編では心をもって「大人になる」ことが提示される。
Hanako は声をあげて泣くことで子供時代に別れを告げた。そして大人の最初の一歩としてラストシーンの最初のギフト(てれる)を Hisao に送った。
Hanako のことを語るには子供と成長についてが欠かせない。
子供の頃の Hanako は人見知りするけど純粋で好奇心が強い子だったのだろう。しかし火事で人生を曲げられ、社会から切断され、その気持ちのまま体だけ成長した。自分の生きる意味を見失い、自分を守るため人と関わることを止め、ただ耐えていた。
Hanako が語る言葉に裏はない。 Hanako の世界は見たままの世界だ。トラウマのフラッシュバックに襲われたときには自分を責める自分の声を周囲に放射するけれど、それが嫌だから鬱の期間は自室にこもる。
フツウならばたとえ Hisao がテキストとノートを机に広げていたとしても、勉強より Hanako とのやり取りを優先すると気づくだろう。また茶目っ気のある性格ならばそのことをからかうように勉強しているじゃないというだろう。でも Hanako は見たままを見るのだ(But...)。
成長という言葉を使ったが、作中では Change が使われていた。 You can change という具合に。
変わること、変わるものはいつも Hanako の周りの世界だった(ムービーをみよ)。世界はすごい速さで動き続け彼女はその流れに乗れなかった。しかし Lilly と Hisao に出会ったことで、自分でも自覚しないうちに彼女は変わっていた。授業を逃げなくなったこと、自分から話しかけるようになったこと、きわめつけは Hisao を電話でお茶に誘ったことだろう。そして何より彼女の気持ち「友達では嫌」。
"If... if you're not busy... I-I was wondering if y-you would... l-like to... m---"
噛みっかみである。)
エンディングで Hisao は Hanako に変われると保証する。このとき Hanako もいつしか自分が変わっていたことに気づいたのだろう。
それであなたと同じように努力して、姉よりも周りから可愛がられることに成功したんだけど、そのあたりから姉の様子がおかしくなって、結局引きこもりニートになって、すさまじい家庭内暴力が始まって、今まで痩せてスタイル良かったのがブクブク太り始めて。
私はそのあとすぐに一人暮らしするために家を出てしまったんだけどね。
数年ぶりに地元に帰ってきて、コンビニの前で偶然姉に会って心臓が止まりそうになった。
髪の毛は油でギトギト、白いスニーカーはドロドロに汚れて、一目見て精神障害者だと分かる外見になってたんだよ。
そのときはだいぶショックだったけど、あとになってだんだん「よっしゃあああ、ざまあみろ、今まで散々ひとのことバカにして虐めてたバチが当たったんだ!」と思うようになった。
普通は自分の姉が統合失調症になったらかわいそうって思うよね?
なんとかサポートしてあげたいって思うよね?
私もかわいそうという気持ちは正直持ってる。でもそれ以上にざまあみろという気持ちが上回ってるの。
私と違って学校でもスクールカースト上位にいて、友達も多くて、異性からもモテていた姉。家庭内でも親から可愛がられていた、完璧だった姉が、社会の底辺に落ちた。
聞けば友達とも連絡を取っていないという。そりゃそうだろう。障害者に対する遠慮など一切なくした物言いをさせてもらえば、今の姉は化け物のような外見だ。当時のキラキラした友人たちと会えるわけがない。ようやくあのころの私の気持ちがわかったか? あんたが私のことをブタみたいだキモいって言ってたから私は必死で努力して痩せた。でも今は姉が豚みたいになってる。私の、当時の悔しくて情けなかった気持ちを姉も味わってるんだと思うと痛快だった。
元増田の姉も、このままニート状態が続けば、親が死んだあと面倒を見るのはきっと元増田になる。姉に寄生されるのが嫌なら今のうちに姉との縁を切っておくことをお勧めする。
その娘さん、私とちょっと似てるので言及させていただきたくなりました。
私は現在34歳で独身。拒食症(神経性やせ症の摂食制限型です。過食なし)と男性不信です。
私の場合はですが、拒食症と男性不信にこれといった直接的な原因はありません。もちろん、いくつか思い当たる出来事はありますが(両親の離婚など)、コレ!っていう明確な原因はないんです。
独身であることについては摂食障害や男性不信等はあまり関係なく、自分の意思によるものです。
増田さんは摂食障害についておそらく勉強されていると思うのでご存知かとは思いますが、あなたが書いておられるような原因と思われるものは、大抵の場合、発症のきっかけのひとつに過ぎません。
摂食障害の発症には、遺伝的なものや環境的なもの、社会文化的背景、ストレスなどがいくつも複雑に関わりあっているというのが現在の定説です。
こういった病気が起こってしまうと、ついつい「あれが原因だったんじゃないか、これが原因だったんじゃないか」と犯人探しならぬ原因探しをしてしまいたくなりますが、それはほとんどの場合、病気の治療には役に立ちません。なぜなら、摂食障害は何が原因かひとつに絞れるほど単純な病気ではないからです。
また、原因探しをすることで視点が過去に向かってしまい、解決の方向に目が向きにくくなってしまうとも言われています。
以上は摂食障害についての話ですが、男性不信についても同様の傾向があると私は思います。
先週、レイプされた。私はもう既婚子持ちだからそういうのないと思ってた。
実は若い頃から何回もレイプ経験があってPTSD治療中で、なんとか寛解に向かってたんだけど、やっぱり事に直面すると動けない、声が出せない、抵抗できない。なるはやで終わってください、としか考えられずじっとするしかない。「死ぬまで暴れなければ合意と見なす」とか死ねよと思う。
で、「あ〜〜〜最高〜〜〜〜」とか言ってる至福の顔のおじさんを無言で見上げてた。枕営業でも何でもないよ。ただ、会議に呼ばれたから行っただけ。まじめに資料つくってね。でもそんなの見もされず、打合せ内容はそれだった。仕事は担当外してもらった。いけると思われたのが悲しかった。
問題はここからで。数日ぼーーーーーーーーーーっと魂飛んだような幽体離脱状態で過ごしてたんだけど、やられた側はいろいろやらなきゃいけない。
「自分は無力だ、私が悪かった、汚い、モノ、どうでもいい、死にたい」
そういう気持ちになるから自分をケアする行動をとるのがすごく難しい。こういうのは、何度経験しても、30になっても慣れないもんだってわかった。
今回もかなり死にたいけど、もう家庭があるから死ぬわけにいかない。んで、これから動くので、やることをまとめる。
ないに越したことはないけど、もしトラブルに巻き込まれた女性や、身近な人の様子がおかしくて訳を聞いたらこんなだった、という場面があったら、ちょっと思い出してもらえると嬉しい。
とりあえず直近の自分がやることは以上。学生時代は本当に恥ずかしくて自分の落ち度だったと思って誰にも言えなかったけど、今回は、翌日に、親友に助けを求めることができた。ぼーーーっと事実をLINEに書いて送るしかできなかった自分の代わりに怒ってくれた。怒っていいんだ、と思った。
夫に言うには、さらに数日かかった。「汚れちゃったよ、夫のなのに、他の人として、ごめん」と、言うのは、とても勇気がいった。本当にこれが一番苦しかった。汚くない、と抱きしめてもらって、こわくない程度に頬にキスしてもらって、でもそれ以上の接触は夫ですら今こわくなってしまってできない。どーしてくれんだこれ。でも、夫が私を責めないで一緒に対処に動いてくれていることで、今までで一番、「私のせいじゃないのかもしれない」と思えている。
「何回も遭ってるなんて普通じゃないからお前が普通じゃないんじゃないの」とは思わないでいただけると、とてもありがたい。ほんとにそのセカンドレイプがいちばんきついんだ。
サイコパスというのは反社会性パーソナリティ障害のこと。
反社会性パーソナリティ障害の診断基準には色々と必須要件があって、そのひとつに「15歳以前に発症した素行症の証拠がある」というのがありましてな。
元増田がこの要件を満たしていない場合は反社会性パーソナリティ障害(つまりサイコパス)とは言えないことになる。
素行症についてはググってね。
あのエントリを書いた頃に比べると、発達障害についての知見はそれなりに広まりつつあるようです。
非常に遅い歩みだとは思うが、世の中は確実に変わってきていると思う。
しかしこの件については、そんな流れとは全く関係ない結末になってしまったことを書かなければならなくなった。
例の彼だが、ほぼADHDと思しき障害特性(?)は全く改善することなく、少し前に急病で亡くなった。
仕事のストレスから不摂生に陥ったことで生活習慣病を発症、治療もいい加減に済ましていたという既往が積み重なった結果の、突然死だった。
自分は既に転職していたので、最近のことはお通夜でかつての同僚に訊いたのだが、なまじ経験年数だけはベテランに差し掛かってしまったことから、待遇は最低クラスの飼い殺し状態となってたそうだ。
実際、どんな仕事をやらせても、仕事の細かい内容や手順をどんどん忘れてしまい、遂には進捗の把握もままらならなくなって、3ヶ月と保たずに破綻をきたすのだから、クビにならないだけで充分な温情と言えるし、実際上司からもそのように言われていたようだ。
上司の方針として、「誰かのパシリをやってるとかは勿論、一担当者であっても上司のフォローが都度必要なうちは半人前。正社員がそれでは稼げない」という方針で、彼に対して親身に話をしつつ、「今度の仕事なら一人前になるかな」と色々やらせていたようだが、状況は全く好転しなかった。
そして亡くなる直前も、例によって数ヶ月前から着任した仕事で大ポカをやらかし、撤退が確定した矢先だったと。
生活習慣病のこともあり、上司は休職による治療の専念を指示しようか迷っていたらしいが、間に合わなかった。
ようやく気持ちが落ち着いて振り返ると、今回のことは様々な不幸が重なった結果だと思う。
まず彼のポリシーが、いわゆる「長男教」信者だったことは、明らかに治療を妨げる第一要因だろう。
「一家の長男として家を継がなかればならない。親父が既に他界、俺にも妻子がいるのだから尚更だ。だから俺が何かの障害とか絶対にあってはならない、もしそうだったら家族親戚や世間に対して申し訳が立たない」
「まあ、会社のことはめんどくさいけど、なんだかんだ言って『鈍感力』で上手く回ってるというかクビになってないし。病気だって全然自覚症状ないし、そんな怖がってもしょうがない」
という、結構ダメダメな思考パターンで、厳しいことを言わせてもらうと、自分の人生に真面目に向き合っていない感じである。
しがらみにがんじがらめなことを差っ引いても、「先生助けてー!!!」と真逆のスタンスでは、誰も助けられない。
この人はコミュ力も社会性も超一級レベルの人なのだが、だからこそ、他人とのコミュニケーションを「座学的なスタンスで勉強するものではない、そんなこと意味が無い」という思想で出来上がっていた。
言い換えるなら「専門書を読んだり、見ず知らずの専門家のアドバイスを聞いたところで、それが何になるんだ。そんなことより、目の前にいる相手の声や仕草が第一だろ、てかそれが全てだろ」ということである。
そしてこれこそが、結果的に当事者たる彼の改善に繋がらなかったのだと思わずにはいられない。
確かに、コミュニケーションは基本的に経験から身につけるものである。
これらは「マニュアルを読んでその通りにする」とか「教科書と授業」といった、明らかに知識先行の「勉強」ではなく、むしろスポーツ・楽器演奏・歌唱・演技・調理といった「動いてる中で身につける系」である。
例えるなら、ケーキ焼くのに「メイラード反応」を座学で勉強するところから入っても仕方ないじゃん、もっと先に身につけるものがあるだろって話ね。
というわけで、残念ながらなまじ得意な人ほど、座学ベースの勉強を軽視するのである。
だって意識せずに歩けているのに、スポーツ生理学や物理学の知見をいちいち参照する?大抵そういうのって、出来ない人が悩み、苦しむ過程で手を出す物という感じだよね。
即ち、どんな考えも「百害あって一利なし」なら皆即座に改めるのでむしろ話は簡単なのだが、こういう「49の害と51の利がある」くらいだと中々改まらないので、ことは厄介だ。
だからこそ、スポーツだって科学の知見が導入されるのにかなりの時間を要したわけで。
コミュニケーションの問題で言うなら、どんなコミュ強者であっても経験ベースで行けるのは99%までで、残り1%の「生きてる世界が違いすぎる」相手には、多分通用しない。
そしてそうなったとき、大抵「もう俺には分からねえ、どうしたらいいんだよ」となって放置、最悪虐待というルートを辿り、いずれにしても治療や療育に繋がらない結果になると。
例の彼に当てはめるなら、いっそクビにしたほうが良かったと痛感する。
自分としては、もし今後その元上司に会ったら、「今度どっかで彼みたいなのに遭遇したら、5分でいいから専門家の話を聞いてみて下さい」と言ってみるくらいだと思う。
まあ専門家もプロなので、5分じゃ終わらないように話に引き込み、考えを改めさせることを期待したい。
風邪のようでもあるし、食あたりのようでもある。
そういえば、母はよく、鯖で当たっただの、肉で当たっただの、腹を壊すたびに喚いていたけれど、なんの根拠があっていってるんだろうと子供ながら思ってた。
食べた直後ではなく、数日から1週間も後に症状がでるものもある。
なにより、その食べ物を食べた人と食べなかった人で発症の有無を調べないとなんとも判断が出来ない。
民主党に落ち度は多々あれ、自民党政権下で東日本大震災が起きても、万全の対応が取れたとは思えない。
平松氏が続投した大坂市政をみることも出来ない。
それはさておき、やっぱり焼肉屋でレバーを焼かずに食べちゃったのがまずかったのかなあ。
と思ったりする。
姉がずっと統失で、一回映画館で発狂したらしく警察経由で入院してたなぁ。
統失に対する恐怖ってなんていうか慣れてくるよね。自分が中学生の時にはもう「めんどくさい人だな」って認識だったし。
入院中にお見舞いにしょっちゅう行ってたけど、家だと大暴れしてた姉が薬のせいなのか、めちゃめちゃ穏やかなんだけどなんかポケーっとしてた。姉じゃないんじゃないかと思った。
お見舞いに行く度に他の統失の患者とかに遭遇するけど、慣れれば別に怖くないし、ただの変な人みたいな感じだよ。
姉は友達作ってたけど、相手が自殺したりもっと酷くなって会えなくなったりして長続きしなかったみたい。
統失に関しては普段から接してるとマジで面倒な人達だと思う。でも恐怖は無知さから来るものだとも思うよ。増田は入院中、うつで自分のことでいっぱいいっぱいなのに、知らない症状の人達のところに入れられて怖かったと思う。
でも統失の一番の恐怖って、発症時期が20~30代で自分が狂ってると気づかないうちに狂っていくところ。
他人は私のこと理解してくれない!自分は正しいことしかしてないのに!と思い出して、社会との軋轢がで出したら注意してみた方がいいよ。
自分じゃ気づかないから人から「精神科受けてみたら?」って言われたら素直に従った方がいいよ。統失も早めのうちならマシな感じで過ごせるよ。
長くなってすみません。姉が統失だったので思い出して書きました。統失は以外と身近な難病です。特効薬は今のところないので気をつけてね。
ついでに姉は鍵とかない代わりにドアがないタイプの病室の個室でした。
そろそろ冬に近いので、ウールなどの衣類が増える季節。
芳香性柔軟剤で困っている人達はどういう洗剤や柔軟剤(静電気抑制目的)にすれば良いのか
とまどっていらっしゃるので、ここで一案を書いてみようかと思う。
自分が毎日使っている「シャンプーとリンス」を使ってみるといいんじゃないかな。
ウールは羊の毛だし、同じ毛ならオッケーってことで。
シャンプーとリンスなら手近にあるし、わざわざ洗剤難民にならなくても大丈夫だし。
香害被害に遭っている人達で慌てて無香料の柔軟剤を買っている人もいるけれど、
くれぐれも原材料はチェックしてから購入して欲しいと思います。
すでにいろんな成分に反応し始めているので、たとえ無香料でもアウトということに
なりかねません。
裏に「エステル型ジアルキルアンモニウム塩」とか書いてあったら症状重い人はアウトと
私は症状出始めてから、以前は好きだったラベンダーで頭痛や吐き気が起きるようになってしまいました。
買ったけど合わない、症状が出た、結局捨てた、ということが少しでも減るように
書いてみました。