はてなキーワード: 就活うつとは
時間、お金、体力、恋人。就活する前のあの頃に帰りたいと毎日考える。お願いだから返してほしい。全部僕の大切なものなんだよ。
初めて彼女ができて、それはもうアツアツだった。初めてだったからいろいろ不慣れだったし、決して良くできた彼氏ではなかったと思うけど……。
まぁそもそも、よくできた彼氏はこんなことで亀裂を作ったりしないのだろう。多分。
ゼミも、それなりに楽しかった。担当教員とは気軽に一対一でのみに行くのが楽しいぐらいに相性がよかったし、専攻分野も自分に合っていたと思う。
部活もやってた。運営にも噛んでたし、好きなことだったからこそいろんなことを新しくやらせてもらった。もちろん不手際もあったと思うけど、なんだかんだでいい結果になっていたと信じたい。
部活引退して、ゼミに就職課がやってきて、自己分析だの、履歴書だの言い出すようになったあたりからだった。
まぁ当然それにかかりっきりになる。今後の人生を決めることだから、別に手を抜いたつもりはなかった。1月ごろから自己分析を始めて、履歴書を完成させたのが2月。
3月の情報解禁に間に合うように動き回って、合同説明会や選考会、各種イベントに足を運んだ。最初のうちは合同説明会などが多かったから、彼女と行くことも多かったが、やっぱりそのうちそれぞれの就活になる。
その時間の間を縫って会っても、やっぱり口から出てくるのは就活の話、特に愚痴ばかりで。
特に僕のほうが全くうまくいかなかったせいで、かなり疲弊していった。言い争いになることも増えたし、構ってくれ、助けてくれとなってしまうことがほとんどだった。今思うと情けないけれど。
その結果、一度荷物を下ろしたいといわれて別れを告げられた。 その直後、彼女には内定が出た。 僕は最終選考まで唯一進んだところが落ちたばかりだった。
就活やる前は、6月ごろには内定をもらって、そこからせっかくなんだから大作な卒業論文を書いて、自分の納得いくものができたら、大学の中の論文コンペに応募しようと思っていた。
そういうことが、自分にとっては楽しいと思えたみたいだ。志望動機を400字書くより、論文のアウトラインを書いているほうが簡単なように思える。
彼女に対する罪悪感と、日々への疲弊感。何もできなくなっていた。
1月から6月までの半年間を返してほしい。いろいろお金も使った。無駄だったから返してほしい。
何より、かけがえのない彼女を失った。 これは、自分のせいがほとんどなんだけど。
この前、ラインをしたら「楽しかったね、就活なんてなかったらよかったね」とメッセージがきて、1時間ぐらいずっと泣いてしまった。返して、返してよ。
夢にまでいろいろ見るようになって、眠るのが少し怖くなった。そのせいか、無意味に夜更かしすることも増えた。
多分、精神科とかに行かなくちゃいけないレベルなんだろう。大学棟の6階で授業を受けてたら、唐突に授業を抜け出して窓を開けようとしたこともある。
下に歩いている人たちをみて、そして何より彼女が罪悪感にさいなまれてしまっては耐えられないと思い踏ん張った。
そうなると、就活は僕の今までの時間だけでなく、未来の時間とお金まで奪っていくことになる。 こういうのは、一日二日薬を飲んだら治るとかそういう次元じゃないことだけはわかる。
就活うつなんてものはそう珍しくないらしく、7人に1人はそれっぽくなるらしい。運悪く、そのくじを引いてしまったようだ。
10パーセント以上の学生がそうなるなんて、明らかに異常なんじゃないか。
まぁその10パーセントの中でもかなり僕はいろんなパンチを同時に受けてしまった側だろうけど(もっとつらいひともいるかもしれない。だとしたらごめんなさい)、そうじゃなくても絶対におかしい。
履歴書を全部破り捨て、企業のパンフレットは切り刻んで、とりあえず休むことにした。もう、憎むことすらできない。その気力がない。
20卒だけど既に就活うつになってる。理由は何のアピールポイントもないから。
趣味も特技もないし、友人もいない。休日はだらだら家にいるだけだった。
大学生活一体何だったんだろう。こんなんで就活乗り切れんのかな。無理だろうな。
ゼミの同期や先輩の話を聞くと、みんな充実していて死にたくなる。
本当に自分がみじめで仕方がない。
僕は小学生から少し変な子だった。空気が読めず冗談も通じないタイプだった。そのせいで小学校ではいじめられていた。そして、中学からは段々と相手にされなくなっていた。
それでも大学受験まではよかった。私は少し勉強が得意なつもりだったし、実際テストの成績だけはなかったのだ。大学も私立文系だと1番か2番目くらいにはいいところに入れたと思う。
でも違ったんだ。大学では勉強なんて何の役にも立たなかった。まともに他人と関係を構築できない人間に居場所なんてなかった。そんなんだから新しいことにも挑戦しなかった。
それでもいいと思っていた。永遠に学生が続くと、そう錯覚してしまった。真面目に自分の将来なんか考えもしなかった。その結果が今の自分だ。
就活に直面して、いままで見ないふりをしてきたものを見ざるを得なくなった。コミュニケーション能力、対人スキル、チームワーク、主体性、英語力、ストレス耐性・・・・
逃げて逃げて、磨こうとしてこなかったものばかりだ。
6月くらいから3度自殺しようとした。でも、3回とも踏み切れなかった。ホームから飛び降りたり、椅子をける勇気が出なかった。
でも8月中にはやりたいと思っている。親は生きてるだけでいい、就活なんてしなくてもいいと言っていた。でも、親に迷惑をかけたくないし、なにより自分のプライドが許さない。
想像以上の非効率さを目の当たりにして、漠然と抱いていた「社会人への憧れ」が粉砕されてしまった。
特に大手企業の対応には眼に余るものがあり、入社するつもりだった会社にも幻滅してしまった。
この様子だと入社後の扱いや会社の行く末も知れている。今は真剣に辞退を検討している。
僕が具体的にどういう所に就活の非合理・非効率を感じたのか、記憶が新しいうちに記録しておこうと思う。
個人情報の一切合切を書き込む手間が毎回あり、それだけで一社あたり10〜20分ほど使わされる。
エントリーシートの締め切りもマイページに書いてある場合が多いので、まだ募集しているかどうかわからないのに登録するハメになる。
そのため登録してみたら実は募集が終わっていました、なんてこともしばしば。
それでいて選考通過のお知らせは電話でよこすのだから意味がない。マイページのメールボックス使えよ。
志望動機、学生時代に力を入れたこと、などが鉄板。
これの厄介なのは合計1000文字など平気で要求してくるところだ。
もちろん使いまわせるところは使い回すが、同じ「学生時代に力を入れたこと」でも400文字と800文字ならいちいち直さなければならない。
それを20社、30社と出すのだから学生の負担は計り知れないものとなる。
無駄に力を入れてユニークな設問を入れてくる会社もある。その場合、また改めてゼロから400文字ひねり出さなくてはならない。
しっかり読み込まれているならまだしも、面接のときの「話のネタ」程度で終わるのがオチである。
そのうえ、面接でエントリーシートの内容について口頭で説明させることも多い。
エントリーシートで400文字もの志望動機を書かせたのにも関わらず。
失礼としか言いようがない。
地方の学生であってもわざわざ東京の説明会に参加しないとその後の選考を受けられない、という場合が多くある。
最近はネット説明会を導入する会社も増えているが、やはり基本的には説明会への参加を強要される。
このインターネット時代に何をやっているのか、開催する方もそれなりの負担があると思うのだが……。
学力を見たいのなら学歴で判断すれば良いのである。もしテストで学力を見たいのであれば、対策のしようがない、自社製のテストを作るべきなのだ。
その労力を企業が怠るために、学生はわざわざ本を買ってwebテストに備えるハメになる。
学力テストならまだましで、「精神疾患へのかかりにくさを測るテスト」というものが存在し、実際に大手企業が使っていた。
これがたとえば「がんになる可能性テスト」だったらどうだったであろうか。疾患リスクで採用候補者を絞るのは完全な差別である。
社員が仕事でうつになった時、自己責任にするような会社なのだろう。
このような面接で学生の能力や人格がわかるとは到底思えないのだが、ご丁寧に日程を分けて3度も4度も行うので交通費も時間もかかる。
話す内容は学生時代のアルバイト、サークルなどでの仕事についてだ。
これは嘘をついたもん勝ちで、一部の本当の努力家か、その人たちの成果を横取りして話した人間が突破することができる。
しかし企業側もうまく嘘をつける人材が欲しいのかもしれない。そうであれば妥当な選考か。
協調性、論理性など、チームで仕事をする際の能力を見ていると思われる。
新卒採用HPの「求める人材」の欄に「協調性」とあれば余計な自己主張はしないのが吉。
たとえ納得できない論理が展開されていても、遠回しに否定するか反論を諦めるかしないといけません。それが会社で求められる能力です。
ちなみに僕はほぼ発言しなかったGDに通過しました。そんな選考やめちまえ。
怒涛のオワハラの開始だ。
(オワハラとは「就活終われハラスメント」、つまり内定を出した学生を囲い込むために就活を終わらせようとすること)
そもそも最終面接において、学生が第一志望と宣言するかどうかで内定の有無を決めることからしてオワハラだと思うのだが、内定後はさらに酷いオワハラが繰り広げられる。
「他社選考の集中する日程に研修を入れる」「他社は辞退します!と言わせる」など、立場の差を利用してありったけの圧力をかけてくる。
僕はこれがトドメとなって第一志望の志望度がダダ下がりし、内定辞退を検討している。
つらつら書き連ねてきたが、他にも書きたい「企業の学生に対する失礼な行動」がたくさんある。
サイレントお祈り、勝手に送りつけられるパンフレット、圧迫面接などなど……。
大学の学業について、「社会では役に立たない」から、とバカにしてくる企業もあったそうだ。
「学校のコネで入社できるんでしょ」「学歴がいいんだから、いい企業から内定がもらえて当然」「何のためにいい大学に入ったの」
親がバブル世代であり、就活に苦労しなかったこともあって、無理解や誤解には非常に苦しめられた。
加えて、卒研の担当教官からの「早く就活おわらせて学業に専念してね」というプレッシャーも非常に苦しい。
就活が長引けば研究が終わらず、卒業できないリスクが待ち構えている。そうなれば入社がどうこうという話ではなくなってくるのだ。
このような事態に学生が一方的に我慢せざるを得ないのは、全て新卒一括採用のせいである。
周りの学生と比較して内定が取れていないと焦り、追い詰められてとりあえず適当な会社を受けて内定をとる。
入社後、その仕事がちっともやりたくなかったということに気がつく。
やりたくない仕事を毎日残業までこなし、転職の余裕もなく、会社で消耗して精神を病んでしまう。
あるいは、自分に合わない業界で就職活動をし、内定をもらえないまま夏を迎える。
間違いに気づいた時にはすでに遅く、新卒カードを失った就職浪人生ができあがっている。
翌年あらためて就職活動を行うも、就活に失敗した「劣等生」を採用する会社は少なく、学生の時には無かった苦労を強いられる。
新卒一括採用を行い、そこでレールを外れた人間は一生「レールの上」に戻れない。
そのような採用方法がなければ、自分のペースで就職活動を行い、じっくり会社を吟味することができるはずなのだ。
「御社」の内定は辞退し、海外にでも行って働くのがいいのかもしれない。
しかし踏ん切りがつかないでいる。それは僕自身も、この就活を通じてすっかり価値観を染められてしまったからなんだと思う。
まさか「就活うつ」を超えた先に「内定うつ」が待ち受けているとは思わなかった。このまま入社すれば「社畜うつ」が待ち受けているのだろう……。
去年一年間就活を行ったが、内定が得られず、また3月から行っている。
この一年くらいずっとつらかったし、「就活は糞」とずっと思い続けているのだけれど、なんか世間の就活うつとかの印象と自分で思った思想とかに食い違いが見られるので書き起こしてみる。
前述として:
私は旧帝大の理系に所属しており、今年院卒になる。つまり、18年採用には既卒。
学歴は悪くないと思うが、理系で忙しかったり何たりでインターンとか、留学とかはできていない。
就活がつらいひとっていうのは主に「自分に自信がない人」である。
この、自分に自信がない人が就活をするっていうのは、料理の才能がない人が「今日からあなたは他人が作ってくれたものは食べれません。なお、つくった料理についてはプロの料理人にすべて採点してもらいます」と言われているに等しい。
毎日毎日不味い料理しか食べれないとそれだけで吐き気がするのに、その上、不合格、不合格と数か月にわたって評価されると、かなり精神的にくる。
その点、意識高い系というのは自分の能力に問わず、自分の作ったどんな料理もおいしい!と言える人である。
私はこの料理が下手な人だった。自己PRと言われても、自分の長所が何かわからず、一日ずっと考えても何も思い浮かばなかった。下手なりに頑張った料理にて、「こんなまずいものよく作れるね。なんでこんなのだそうと思ったの?」なんていちいち言われると、かなり精神的に病んだ。
いろいろネットを見ていると、「就活ぐらいで精神を病むなんておかしい」とか書かれているし、面接官に言われることを真に受ける必要はないとか出てくるけど、就活が苦手な人って、そういう自分が苦手なフィールドで戦わなければならないっていうハンデを背負ってる負い目があるので、うまくいかないんじゃないだろうか。
ちなみに、私自身、自分がコミュニケーションが苦手であること、また自己PRが苦手なことは10年くらい前から自覚していた。そんな自分がそこそこの会社でそれなりの生活をするにはどうすればいいのか考えた結果、いい大学にいくしかないと思って中高でそこそこ勉強してたし、バイトもサークルも頑張ってきた。
進路指導の人から「受験でうまくいってても就活は別なのよね」とか、今まで人生うまくいってる人を一回叩き潰そう的な言葉を投げかけてくるけれど、逆だ!逆!なんで最初から、自分が持っている相対的な価値をもつ長所みたいなところをつぶそうとするのもまたつらいのでやめてほしい。
しかも就活なんて自己申告なので、「今まで本当は何してきたのか」よりもどれだけうまい虚言をはけるかが勝負なところもある。
知人に「特技はお菓子作り」っていってる人がいるけれど、全部目分量で作っているし。メシマズでも自分で「おいしい!」と思っとけば勝利!みたいな図も好きじゃない。
あと、就活サイトで「就活で自分をどれだけごまかしても、働いててつらいだけだからね」とかいうのをしばしば見るけれど、内定を一つももらえなかった自分としては、live or deadの就活でそういうことをいうのは社会人の詭弁という気がする。
3年ほどスーツ必須の職場でバイトしていたけれど、就活ファッションの人とかいなかったよ。女性なら私服でオフィスカジュアルの服とか用意できるので、自分を出して!とか訴える前に、服装自由とかから始めたほうが個性ができる気がする。
以上。
http://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/yoppy10
この記事見て思ったけど。例え顔採用してないって面接官が主張しても、無意識下で顔のいい人を選んでるってこともある。所さんの番組でもモデルが面接で圧倒的勝利してたし(結果が極端だったから、ある程度やらせも考えられるが)
受験者がみんな同じお面被って面接したら、少なくとも顔の良し悪しは差がなくなる。人当たりの良さなんて曖昧なものは喋り方で判断すればいいし、お面で顔を隠すことで採用者の緊張も軽減される。多分普段話せる人も面接の独特な雰囲気に緊張して普段よりコミュ力ダウンしてしまう人もいるのではないだろうか…。
お面で顔隠すと結構喋れる。自分の表情が見られない=感情が悟られないという点で安心するのかもしれない。
第一面接なんてどうせ前々から用意してきたこと話すんだから、暗記じゃなくてある程度資料持ち込んでもいい気がする。せめて自分のesとか。折角考えてきても緊張で話せないなんて悲し過ぎる。というか大学の発表とかでも紙の資料とか使いながら発表するじゃん?
それかもうESを大学のレポートの字数(1万字)くらい書かせるとか。そしたら本気の会社しかES出せなくなるから本気度も計れるし。会社に来るESも半分くらいになるだろうから会社側の負担も減る?逆に増えてるかもしれないが、まぁ1万字の就活生の情報があれば面接なんて1、2回くらいで終わらせられるんじゃないか。
あと面接官が顔採用とか何を基準してるか分からないなんて槍玉に挙げられ易いのって「面接官」を社員の人(=人を測る専門家ではない人)がやってるからじゃなかろうか。「面接官資格」とかそういう「人を測るちゃんとした基準」を作ればまだ落とされた人も納得出来そう。「社員の人に落とされた」より「面接官資格一級の人に落とされた」のがまだ納得は……出来る…のか?
なにか話がずれたな。くだらない改善案にもならないことを吐き出してきたけど、要は面接なんて何度もやらせる上に無意味に受験者に精神的ダメージを与える上、第一印象で大分左右されがち(と就活生に思わせがち)な形式はもう少し改善した方がいいんじゃないかなということを愚痴りたい。
面接前に女の子が泣いてしまってる光景を見て思いました。そんなんじゃ社会でやっていけない?社会に出る前にプレッシャー与えて就活うつとかで潰すのもどうなの
ネットで企業研究とかジコブンセキ(笑)なんてやらなくても昔(と言っても相当昔?)は電話一本→履歴書持って面接→内定貰ったって人を見かけた…釣りかもしれないけどううらやましいーー昔の時代に生まれたかったーー企業研究とかジコブンセキとか概念も存在しなかったやろーー高度経済成長期に生まれたかったーーーどうせゆとりだーーー年金なんて貰えないぜーー寧ろ介護しなきゃだぜーーというか職にもつけないぜーー短期決戦にほんろうされるエルフの剣士だぜーーはっはーーーフリーターとか派遣とか契約社員になって最終的に職を失って死ぬ未来が待ってるぜはっはーー
http://anond.hatelabo.jp/20160409160042
乱暴で身勝手な愚痴のような自分の記事に反応して下さった方がいたので。
あの様な酷い記事を読んで頂き、筆記試験について返事の様な記事まで書いて下さり有難うございます。
・性格検査についてはコミュ力だけが重視されているわけではないのですね。安心致しました。
嘘つきと見なされなければ大丈夫ということですね。
・五次面接
確かに五次面接のところは大手の会社でした…。並行して中小企業も受け続けます。
只それでもどこも3次くらいまではあるんですよねー。長いと感じてしまいます。2次辺りで落とされるとそれまで会社に使ったお金も時間も無駄になってしまうし。
100社…自分も100社受けても受からないなんてことになりそうで今からビクビクしています。
自分はSCOAと玉手箱とSPI全部受ける羽目になりました。金融系が多いからかもしれないですね。玉手箱なんかは問題に慣れが必要だったりするので、苦手だと問題集何回かやらないと解けないんですよね。
ガチャに課金したけど当たりが出ずにガチャに費やした金が無駄になるのと、説明会とかセミナーに課金したのに面接で落とされてそれまでその会社に費やした時間と金が無駄になるのは似ている。いや、むしろ金だけでなく時間も無駄にするという点ではガチャより遥かに悪質かもしれない。
何故会社はあんなにセミナーとやらをやるのか。会社を就活生に理解してもらうため?その理由は分かる。
しかしある会社はこんなセミナーをやっていた。規模の大きな会社説明会で、色々な職種の話を聞くことが出来るというものだった。但し1コマつき30分で、もしその職種についてもっと知りたいのなら、違う日の個別セミナーに参加しろというものだ。なんだそれ。タチの悪い分割商法か。一回のセミナーでやりきってくれ。
しかもどうせそのセミナーに何回も言ったところで面接で必ず受かるというわけではないのだろう。もし落ちたらそれまでの交通費やら時間はなんの意味も成さない。盛大な時間と金の浪費だ。ただでさえ就活期間が短いのでバイトする時間もないのに。
というか選考も長い。GD一次面接二次面接三次面接…会社からしたら厳選しなければいけないし仕方ないのかもしれないがもう少しなんとかならないのか。二次で落とされたら辛すぎる。
しかも短期決戦という形式にされたせいで他社との説明会やら筆記試験やらが被りまくる。本命に近い会社の説明会が被り、しかも説明会をあまりやらない所だったりするともう悲惨である。業種は絞り過ぎると落ちてしまった時に困るなんて新聞の記事にあったりするが、短期決戦のせいで幅広く見ている暇などない。兎に角予定がダブる。
他者同士の面接が同じ日にぶつけられた時はなんのイジメかと思った。しかも筆者初めての面接である。初心者に2連戦とか心折れるし準備し切れないからやめてくれ…。
最近ガチャは某ゲームが炎上したことで少しずつ改善されているように思う。一定の金額を出せば確定でSRが貰えたり、SRが出なくてもプレイヤーに良いアイテムが貰えるなどだ。良い方に向かっているのかもしれない。しかも課金ガチャってゲームが楽しいからやる所もあるし。
一方全く楽しくない就活は迷走している。経団連が期間をずらしたり減らしたり。それによって多くの就活生と企業が振り回される。就職試験の面接やらESやらの形式もいい加減余計な手間が多過ぎる。もっと効率的にならないのか。履歴書とES両方提出させるな。
7人に1人が就活うつになるというニュースを見かけた。低くない確率で、社会に出る前にもう鬱病を発症させてしまう人もいる。その人が社会にまともに出られるのは何年後だろうか…。他人事ではない。
社会人になれたとしても、入ってみたらブラック企業で鬱発症なんてものありそうだ。ルートが違うだけでエンディングが一緒だぞおかしいな!
まぁ入社後ブラックが原因で3日でやめたらやめたで就活の時間は本当に何だったんだと言いたくなる。勿論そっちのが働き続けるより有益な選択肢ではあるが…。
きっとやりたいことが決まっていて、就職に強い学部で、コミュ力に自信ある学生はこんなこと思わないんだろう。
筆者が社会人になることへの恐怖心が強くて、文学部で、コミュ障だから思うのだろう。
とりとめもなく就活への身勝手な不満を書いたが、要は就活にも10回説明会行ったら確定でSSR内定ゲット!とかあればいいのにということが言いたかった。
俺は今の就活状況が異常だと思ってる。
周りで起業するやつは大抵就活のコンサルやら採用支援をやりたがる。
話を聞くと就活生を食い物にしたビジネスはちょろいかららしい。
要は「このままだと内定が貰えなくて死ぬしかなくなりますよ〜」と就活生の不安を煽りに煽って金を出させるって訳。
この記事を読んで知ったけど、最近の就活では7人に1人が就活うつを患っているらしい。
こうなった原因は上記に挙げた就活ビジネスだけでなく企業側にもあると思ってる。
「コミュ力があって、即戦力になって、地頭が良くて、リーダーシップがあって、留学経験もある、留年・浪人してない学生が欲しい」とか、ただの大学を卒業したばかりの学生に「床上手な処女」並のスペックを求めてくるし。
また、最近はリクルーター面接で学生に「私服で来てね」と告げて、実際に私服で行くと「本当に私服で来やがった」と評価も下がるらしい。
もうね、バカかと。人事は何がしたいんかと。
15卒だけど今から就活うつになってる。理由は何のアピールポイントもないから。
大学は私立文系、留学経験もなければTOEICの成績も全然よくない。別に何か企画をやっているわけでもないし、
学生団体に所属しているわけでもない。顔も平凡、性格も普通、親も一般家庭。毎日、家と大学を往復するだけ。
成績も普通だし、かと言って体育会所属でもないし、何もできない。趣味も特技もない。
こんなんで就活のりきれるわけ?
同輩や後輩がいろんなところでいろんな活動してるの知ると死にたくなる。
新しい企画はじめました!学生団体立ち上げました!こんな組織に入って活動することになりました!
心底羨ましい。自分はまた明日も同じような1日を送って、また嫉妬して、その繰り返し。
なんでみんなそんなに色々できるんだろ。そうやって一歩踏み出そうと思える何かがあるっていいよね。
今から1年生に戻ってやり直したいとは思わない。だってどうせまた同じ事の繰り返しだから。
でもじゃあ今、なにすればいいの?何も個性のない自分は、どうすればいいわけ?
それくらい自分で見つけろとか、何もしないお前が悪いと言われたらそれまでだけど、なんで自分がそこまで拘るかって
別に現状のままで生きていけるなら全く構わない。でもそれじゃ駄目なんでしょ?
充実した大学生活送って自慢できることがある人以外は、そもそも社会に受け入れてもらえないんでしょ?
まあもう今となっては諦めもあるけれど、頭から拭えない疑問はある。
上澄みの勝者たちだけが羽ばたいていったあと、残された人たちはどうしているんだろう。
辛いことも会ったけど、なんとか就活乗り切りました!いまは仕事楽しいです!
それはどこでも見れる。フェイスブックでもツイッターでもどこでも。それはもう消化不良気味だからいいよ。
じゃあそれ以外の人は、どこでなにしてるんですか。それが分からないから、未来がこわい。