はてなキーワード: ガツとは
普通コミットは上司が部下に使うケースが多いはずだが、なんとなく釈然としないまま飲み込んで過ごした。
「それはLineにコミットして会話してないからフラレたんでしょう」
「コミットしたら体が柔らかくなりましたね」
前半はいい。しかし後半はなんだ? コミットはそんなパワーワードじゃなかったはずなのだが。
コミットしたら結果が出る点は同意したいが、会話の内容はやや行き過ぎている気がする。
先日の照れワークに没頭していた仲間さんはいつもこの時間帯に食事にきている。
私が食券を買って食堂のおばちゃんに渡すとおばちゃんは何やら不満そうな顔をした。
「あんたねえ、そういうのは困るんだよ」
突然の苦言にたじろいだが、一体苦言の正体は何かと聞き返した。
「もっとこうねえ、わかるだろう? 食券を渡す時 "ガッ" とコミットしてこないと」
このおばちゃんは何を言ってるんだ。
私は適当に会釈すると天ぷらうどんをトレイに乗せてテーブルへと向かった。
しかしテーブルへ座ろうとした私に仲間さんが何やら身振り手振りでこちらに指示してくる。
ただならぬ雰囲気だ。
やむなく私は仲間さんの示す相席へと座り、うどんをテーブルに置いた。
すかさず仲間さんがまくしたてる。
一瞬面食らった後、またか、と思った。
「部長のポストともあろう人が、昼間からうどん? それもカレーうどんじゃなく天ぷら止まりですよ」
あ、いや、と言いかけた私を遮って口撃は続く。
「ここはガツンと胃もたれするカレーでしょ。天ぷらじゃ天下を取れません。天ぷら程度で止まってるから部長止まりなんですよ。そこはもっとフォーカスしてコミットしていかないと!」
何だこのダメ出しは。うどんを頼んだ人の人権がすべて剥奪される勢いだ。
私は渋々了承すると早めに天ぷらうどんをかきこみ、手を合わせた。このスピード感は良かったらしい。
仲間さんは「今のはちょっとコミットしてましたね」と頬を赤らめた。
面妖な現代美術を飲み込めない観覧者のような面持ちだったに違いない。
私がため息を付きながら部署に戻ると、部下が何やら騒ぎ出している。
「部長、部長がコミットしないから取引先が怒ったじゃないですか!」
他にもざわめきの中でいろいろな罵声が浴びせられたが、何一つ意味がわかるものは存在しなかった。
「私も先日ワイフと息子のドライブに随分コミットしてね、家族コミットってやつだよ」
職場は急に静まり返った。宗教の勧誘でも見るような目線でこちらを見始める社員たち。
「そこはコミットしてませんよね」
というざわめきから始まって、その波紋は拡大してゆく。
「ちょっとあなた、なんて卑猥なことを言ってるの。そこは息子のコミットがワイフでドライブでしょ」
「コミットが日帰りなら地下からコミットして網走あたりにコミットするくらいがいいコミット感でしょ」
私はしだいに混乱してきて、何やら楽しい会社だなと感じうるに至った。
で、コミットってなんだろう?
『職場の様子が変だ』
この速度なら言える。
小学生から中学生にかけて似たような経験をしているので俺もしゃべってしまおう。
まず前提として俺は他人に命令されたら絶対に断れないタイプのか弱い男の子だったということを念頭に置いて読んで欲しい。
お前は氏ねと言われたら本当に氏ぬのかとよく親に怒られていた。
また子供の頃は自我というものがほとんどなく、あのおもちゃが欲しいと初めて言ったときは親にすごく喜ばれたと聞いた。
女の子みたいな体だったという自覚はないが中学のときに女子の先輩に体を入れ替わって欲しいと何人かに言われたことがある。
前提はここまでだ。
それでは始めよう。
小学1年の頃
プールで着替えるとき一緒に行った近所のお姉さんに連れられて女子更衣室で着替えさせられるが、服を脱いだのになかなか海水パンツを渡してもらえないという意地悪をされ周りの人にずっとちんちんを見られ続けるという羞恥プレイをさせられる。
周りの人は助けてくれるわけでもなく興味深い目でじろじろと見られていたのを覚えている。
小学2年の頃
クラスでスカートめくりと抱き付きが流行り先生に盛大に俺だけ怒られ1日女装させられる。よく考えたら他の先生が誰も止めなかったというのはどうなのか。
授業中にお漏らしをして羞恥プレイを自爆する。これは自分が行かなかったのが悪いのである意味仕方ない。
小学3年の頃
親の知人宅に預けられたとき1年から6年生くらいのその家と近所の女の子たちと男俺ひとりで脱衣カードゲームをしたが、自分が弱かったのかハメられたのか自分だけ全裸にされ大人たちが帰って来るまでずっとそのままの格好で家で遊ぶという羞恥プレイをさせられる。
トイレに行くときも年上の女の子が付いてきてトイレットペーパーで拭いてくれたのを覚えている。
また別の家では年下の男の子に服を脱ぐように命令されてそのままの格好で住宅街を通って近所の児童公園に連れて行かれるが偶然誰にも会わなかったため事件にはならなかった。
家族と海水浴で横になって砂に埋められるという遊びをしていたとき、偶然居合わせたクラスの女子二人が来て一緒に俺を埋めてくれていたのだが、途中で海水パンツの中に手を入れてちんちんを触りまくられるという痴漢プレイをされる。
抵抗しようとすると親に動くなと言われたので最後までされるがままに我慢した。もちろん何があったのかは言っていない。二人が狂気の目で楽しそうにいじってた。
小学4年の頃
校舎裏でクラスの男女と脱衣じゃんけんをしてこれも簡単に裸にされてしまう。記憶が定かではないが次に出すのは何か言わされてたような気がする。
小学6年の頃
教室でパンツを脱がされるなどの性的いじめに定期的にあうようになる。
中学の頃
卒業するまでいじめにあうが肉体的なものではなく教室や校舎裏で服を脱がされたり脱ぐように命令されたり全裸歩行させられるなどの性的ないじめが多かった。
女子の間でも部活の先輩に謝罪するときは部室で全裸正座させられたと言っていたのでそういう意識の学校だったのかもしれない。
そして。
記憶を辿ってみても高校以降学生時代はとくに何かあったということはないと思っている。
その頃からだんだんと自我が出てきて自分のやりたいことをやるようになったと親から聞いた。
ちょっと魂が遅れてきた感じ。やあ、俺。
無感動な性格が幸いしたのか俺の場合はとくに他人を恐怖に感じたりということはそれほどなく普通に暮らしている。
もちろん今でもチンピラとすれ違うときは怖いけどこれはみんな同じだよね。
ただこのような経験が影響しているのか分からないけど当時のことを思い出してしまうので性癖がかなり歪んでいる。
ここには書いていないこともあるのでそっちが原因かもしれないけど。
そして社会人になってそれを自覚するようになってからまた事件は起きる。
満員電車に乗っていると女子中学生や女子高生が股間をすりつけてくるという事件が起きるようになる。
顔は覚えてないけど目立つ制服だったのでそれが同じ学校だということだけは分かった。
転勤で東京を離れてそれは終わったんだけどあれは何だったのだろうか。
「子供の貧困」じゃなくて親が貧困なんだよな よって貧困な親がいなくなれば貧困家庭で苦しむ子供はいなくなる ハイ論破
今の世の中、どう考えても貧乏人が子供作りつつ楽しく生きられる状況ではない
斜陽の衰退国家で先進国らしい暮らしをしながら子育てなんて無理無理 諦めて夫婦なり独りなりで生きればよろしい 絶対その方が楽しいぜ
顔も概してキモいし、見てて本当にイヤ disgusting! 産むな・作るな・増えるな
小学校のクラスメイト、貧乏人なのに5人兄弟(あるいは5人兄弟だから貧乏人?)で、全員ネズミみたいな馬鹿面してて本当に不快だった マジの下等生物って感じで、見てると人間の矜恃が揺らぐ
貧乏人が、苦労するってことは容易に想像できるだろうに子供を作り、その上ネットで愚痴を書かないでくれませんか?
なんのために脳味噌つけてんだ?未来予想みたいな機能はないんですかね ちょっとは考えよう!キミの収入と労働形態で子供を元気よく育てられるかな??育てられないよねえ!
ガキ系の議論(騒音、ベビーカー、育休…)みんな余裕なくてイヤ
裕福な人間だけが悠々と子育てしてる世の中だったら議論もクソもないから多分もっと快適に生きられる
金持ちだけで年間1万人くらいだけ子供作ってエリート校で蠱毒やって全員死ね そういう気概で行かないか?
でももう遅くね?崖から落ちることは確定してるならせっかくだから爽快さをとるべき、ガツンとやって人口100万人減の景色を見ようよ
でも生殖したらお前も苦しいしお前のガキも将来の奴隷階層なんだぜ 革命しかない 産むな
貧乏人が・ガキを・作るな
これだけで全ては解決さ
将来苦しむ次世代が全員金持ちの鼻持ちならないガキだったらすげー痛快じゃね?
ここでバカの貧乏人が生殖欲求に負けてガキをポコポコ産むと、苦しむ次世代の中でも持つもの持たざるものが出てくるわけ
金持ちに任せよう!子供の親は全員エリート!そういう社会がいいんだよお
俺は見たいんだよそういう景色が
今で言う最高峰の私立みたいな家庭の経済力平均値が、そのまんまあまねくガキの家庭経済力の平均になるわけ
でさあ!塾行きまくってクソ勉強しまくった天上人みたいなガキでもマトモな大学行けなくなんの!なぜなら、全員エリートだから!
下から崩そうぜえ
足蹴にできる下々がいるからやつらは上位でいられるんです 我々にできることは、やつらの下にいることをやめることだ 上に行こうってんじゃないぞ Cease to exist! 消え去るのが弱者の美学よん
頼みましたよ
気になるひとがいるんですよ。困った。多分相手からはざっくり付き合える異性の友達として見られてる。って文字列に起こしたら内臓がキュッとなった。好きになると止まらないのでまだ誤魔化せそうなうちにシャットダウンしたい気持ちと、もっと相手を知りたい会いたい気持ちが両方ガヤガヤしててイヤもうどうしようかこれ。
相手が友達付き合いを望んでるなら尊重したい、こちらとしても気兼ねなくワハハできる良い関係を壊したくない。でもちょっとした時にああ異性なんだよな、ってなるので理性がしんどい。相手から異性として明確なアプローチがあるまで我慢できるかどうかでいうと自信ない。困る。困った。助けてくれ。
もういっそガツンといってまえ!という気持ちもあるんですけど、そのひとには幸せになってほしくて、自分よりもっと幸せになれる相手が世の中わんさかおるし、自分に付き合わせてる時間が申し訳ない。お互いアラフォーなのもあり相手の人生を消費したくない気持ちが強い。もうこっちは半ば人生諦めてるので結婚とか子どもとか気にしてないけど相手の可能性を邪魔したくはない。
卑怯なことを考えると、めちゃくちゃ押せばその気がなくてもこちらに合わせて付き合ってくれそうなのが余計ダメ。優しさに付け込む形は本当ダメ。ダメなんだけど。また内臓がキュッてなった。もういっそやらかす前に殺してくれ。
はー、困った。頑張れ理性。どうすりゃいいんだ。理性の鍛え方を教えてください。
別に苦しみでも何でもないけど。
もちろん交際経験は無し。デートとかそういう交際にカウントされそうな事は一切なし。
何もせずに、普通に過ごしたら童貞になっていた。誕生日に「メラ!」とか言ったけど、何もなかった。29歳364日の童貞と30歳0日の童貞は何も変わりが無かった。
中学は少しいじめられて、半年くらい引きこもってたけど、何となく卒業できた。
高校はそれなりにちゃんと行って、そこそこ勉強した。いわゆる陽キャ、運動部の人とかは高校くらいで彼女が出来るのかもしれない。
でも自分は部活には入ってなかったし、陰キャよろしくアニメとゲームと読書で忙しかった。友達もそんな感じだったから、これが普通だと思ってたし、今も多分、それが普通だと思ってる。
勉強はそこそこしたので、そこそこの大学(A大学としておく)に入ることができた。大学は田舎にあったので「A大学生の娯楽はセックス」なんて言われてたけど、そんな話はなかったし、周りにも聞かなかった。学部も工学部だったから、それが原因なのかもしれない。教育学部の人はそういう話をそこそこ聞くと言っていたような気がする。
大学ではサークルに入っていた。しかも運動系。でもサークルには陰キャっぽい人が多かったし先輩も後輩も工学部の人が僕の代には多くて、学部とあんまり雰囲気が変わらなかった。おかげで大変快適に過ごすことができた。それでもサークル内で「××と□□が付き合ってる」みたいな話は少しはあったけど、その内情まではさすがに流れてこなかった。
バイトはスーパーで働いていたので、おばさんお姉さんと仲良くなることはあった。ちょっと古びたスーパーだったからなのか同年代の人はほとんどいなかった。一緒に働くほとんどの人が二回りくらい離れてるので、親戚の子供みたいな扱いで、色々持ち帰らせてもらったり、いろいろと良くしてもらって非常に助かった。
そんなこんなで、大学では引き続きアニメやゲーム、読書、サークル、バイトと忙しく過ごしていた。
工学部だったし、就活はそこそこちゃんとしたら、そこそこの会社に入ることができた。勤めてる会社はIT系の2次請けで、あんまりガツガツした雰囲気ではないけど、仕事出来る奴、技術が高い奴が偉いみたいな雰囲気だ。酒、車、腕時計!みたいな嫌な雰囲気は全然なくて、大変快適に過ごすことができている。
たまに社内の内情に詳しい人から「○○さんが結婚したんだって」という話は流れてきて、そういえばそのくらいの歳なんだよなぁと感じる。実際、同期では結婚してる人も少なくない。普通ならここで焦ったりするのかもしれないけど、今までそういう事がなくても良い環境にいたせいで、全然実感が湧かない。親も大して言ってこないし。
最初に書いたけど、普通に過ごしてたら普通にこうなったって感じだ。年齢的には急いだほうが良いのかもしれないけど、必要と感じないものに躍起になるつもりは起きない。PS4で満足してるのに、xbox買う必要があるだろうか?って感じだ。
BBCのシャーロックでアイリーンアドラーが、知的はセクシー、とか言ってるのを見たときガツンときた。
昔から知的な人が好きだったんだけど、そこにセクシャリティを結びつけたことはなかったから、そこから意識するようになってしまった。
でだ。
中学生の頃「生まれてこなきゃ良かったのに」と母親に言われた当時はやっぱりショックだった。
それまで暴力や暴言、人格否定の数々は多々あったけれど、存在を否定されるのは初めてだった。
目の前が真っ白になるというか、後頭部をガツンと殴られたような衝撃というか、一瞬だけ魂が抜けたような気がする。
そんなことを言った母親は泣いていた。
号泣しながら「お前が生まれてくると知っていたら産まなかった」と半狂乱になっていた。
私は泣かなかった。何も反論しなかった。
正確には何て言えばいいのか分からなかった。
ただよく分からない感情が頭をぐるぐるしていて、その後しばらくして自室に戻ると、訳も分からないままひっそりと泣いた。
でも頭の片隅で「いやお前もそこそこやぞ」「いい大人のくせに」と思った。
今では母親と縁が切れて数年経っている。
連絡先も知らない。教えてもいない。
どうでもいい。
でも、少しだけ苦しんでいてくれたらいいな、と思っていた。
心臓が止まるかと思った。
そもそも電車に全く乗らない人だったし、マスクもしていたから他人の空似なんだろうけれど。
その瞬間漠然としたしんどさを思い出した。
当時に受けていた色んなことを思い出した。
しんどかった。
毒親と縁が切れて、恨みも怒りも消え失せて、完全に呪縛から解放されていると思い込んでいた。
単に忘れているだけだった。
いつになったら解放されるんだろう。
今度見かけたら一発ぶん殴りたいな。
もしくは「お前が親だと知っていたら私も生まれてこなかったわ」と反論したい。
どうでもいいけど「子供は親を選んでくるんだねぇ」っていうほのぼの漫画もしんどくて見てられない。
来世では選べるかな。
増田の使い方が全然わからなくて途中で途切れてしまった。続きを張ります。
ストレスと言ってしまえばそれまでなんだけど急にキレ始めるので怖いし不安になる。さっきの終末クソモブ男とカイトを重ねたのだろうか。弟君も知人がすぐそばで死んだのに有名人に会えたことを喜んでいる場合なのだろうか・・・何も感情移入できないのでここらへんで本当に怖くなる。引きこもりの先輩は空気より存在感がない。PT内に入っていることも忘れそうだ。
カイトが一人だけなら謎の機械に一緒に乗せて助けてやるよと意地悪を言って、なんやかんやついてくる。お姉さんの死体はまぁどうしようもないし放置・・・諸行無常を感じる。お父さんのことはあれだけ引きずっていたのに、近所のお姉さんが死んだことはこのあとほぼ何も描写されないので、本当に無情です。
電気が生き残ってたコンビニに入り、必要なものだけもらうことに。歩は必要なものをもらうことに、すごい嫌だ・・・て言ってるけど、スタンスが周りでどれだけ人が死んでも自分は死なないと思ってる人間すぎるのでこれまたよくわからない。もうPT内で二人死んでるけど・・・。
明らかにイカレてる店主に警告され、矢を放たれて追いかけまわされる。矢の攻撃力を舐め腐っていた弟くんの体のど真ん中に矢がぶっささるシーンで3話が終わるが、全然インパクトはないし4話を知らないときにここで弟が死んだと言われても何も思わなかったことだろう。3話目感想終わり。3話目は正直不愉快の塊なので飛ばしてもいい。
4話 ヒラカレタトビラ
弟は偶然懐に入れていたゲーム機のおかげで怪我をすることなく生きていた。そんなことってある?懐にゲーム機を入れてなければ死んでいたところだったぜ・・・・。弟を射抜いた怖すぎるジジィはなんか急にヨボヨボのシワシワになってすまんかった・・・そんなつもりでは・・・とか言ってきたがどう考えても殺意マシマシすぎて説得力がない。これで弟が死んでたら面白かった。はんだごてでジーッてやると、ひび割れたゲーム画面も治るので面白い。
車でどこかに移動するのだが、地滑りなどが起きて地図が無意味に(本当に無意味なのか・・・?地滑りが起きただけで・・・?)といいジジィが地図を捨てるので、ますます現在地がどこなのかわからなくなる。途中でやけに陽気なヒッチハイカーダニエルを拾う。マギー審司のネタをモロにやってくる外国人だ。ここで歩と弟のお母さんがフィリピン人だったことがわかる。それまでただ外国から帰ってきた、やけに日焼けしてる人というだけの描写しかなかったので、ここでフィリピン人だと言われなかったら多分最後まで私はお母さんのことを日本人だと思ってただろう。
ジジィが外国人嫌いなのに外車に乗ってたりとかなり不愉快。でもそれと反して、宗教関連は全然不愉快じゃないんですよね。むしろやさしさの塊なのだ。突然大麻がでてきたりして意外性はあるけど、描写は全体的に見ると作品内で一番穏やかだ。
宗教シティにたどり着き、あたたかなシャワーと食事をもらう。優しい。なぜかみんな服を来たままシャワーを浴びるので、とても不安になる。野菜たっぷりのカレーをもらい、それを食った先輩がお母さんのカレーみたいだ・・・と涙して存在感を出してくる。実は先輩のお母さんは、カレーができたわよと先輩に言ったあたりでカレーと共にがれきに挟まり、ぐちゃぐちゃに潰れて亡くなっていたのだった・・・。血とカレーがまだらに混じり合い、形容しがたい色になった母親の死体を見たのに、ここでカレーを食える先輩。ただ焼かれているだけの猪を見て吐いた歩とはメンタルの強さが違う。
ガツガツとお母さんの味に似ているカレーを貪り食っている先輩をみんながほほえましく眺め、お母さんがカレーを食べて不思議な味ねと言ったところで、突然ダニエルが大麻が入っているのさ!と言うので、前述した先輩のカレーに対するシーンが「大麻入りのカレーを食べてトリップしている疑惑」もしくは「お母さんがカレーに大麻を入れてた疑惑」へと急激に変化することになるのでとても酷いと思った。そんでもってみんな大麻が入ってるって言われても普通にカレー食ってたから、多分大麻が解禁されたか大麻が調味料代わりに使われている日本なんだろう。フォロワーが言う通りネオ日本なのかもしれない。普通は大麻カレーを食わされていると知ったら非常時であっても怒るし、急に大麻入りカレーを出してくる宗教団体はどう考えても異常で怖いからだ。「クセになる味わい」そりゃそうでしょうよ・・・。
大麻は外国では普通に解禁されてるところが多くなってきたけど、突然大麻カレーを説明もせずに出してくるのはマナーがなってないと思うので、この描写は明らかに異常すぎる雰囲気で怖い。事前に「大麻が入っている」と言われればまだマシだったが、結局なぜかダニエルが澄んだ笑顔で説明してきただけで宗教団体の人に「そのカレーには大麻が入っていますよ」と言われることはなかった。
というかお母さんがフィリピン人であることを考えると、この舞台の日本ではカレーに大麻が入っているのは当たり前なのでは?(お母さんが◎◎スタイルのカレーね!と言って明らかにこのカレーを知っている雰囲気なのに、食べてみたら不思議な味だと思う描写から)。当たり前なことは説明する必要もないからね。やはりスパイスの一種として扱われているんじゃないだろうか。大麻は日本の国草だし、日本のスパイス?である七味唐辛子にも一応大麻の種が入っている。きっと日本沈没2020では大麻は麻薬ではなくスパイスとして描かれているのだ。大麻をキメていると考えると、登場人物全員になんらかの狂気があるのも理解できる。大麻の描写が度を超えて肯定されているので、湯浅監督が大麻をキメて日本沈没2020を作ったと言われても理解できるけど・・・。
大麻入りカレーを食った後は施設内を案内され、日本の文化である「金継ぎ」や「もったいない」をなぜかダニエルが説明する。ここでも何故ダニエルが説明するのかはよくわからない。説明したがりやさんなのかもしれない。歩も弟もお母さんもジジィも引きこもりの先輩もみんな日本に住んでいるし大半が日本育ちなのに・・・。
地震につよいからと言ってモンゴルの家屋である「ゲル」に案内され、なんかエスニックな雰囲気なまま一日が終わる・・・と思ったところでここでジジィが麻薬中毒なのが発覚する。ジジィがここにみんなを連れてきたのは麻薬を手に入れるためだったのだ。そりゃ矢も射かけてくるだろうな・・・と納得してしまう強すぎる設定に痺れた。いやでも、矢を射かけてくるのは意味わかんねーんだよな戦争でも経験したのか?このジジィはありとあらゆる意味で強いので、仮にフォロワーが日本沈没2020を見る時はこのジジィに注目しておいてほしい。
てかジジィは普通のスーパーの店主?なんだけどなんでモルヒネ中毒になってんだよ・・・。
なんか中華系っぽい怪しげなピンク色の雰囲気、そしてやけに和っぽいBGMの中、背中にドン!と入った入れ墨が目立つ初老の女性がシルエットだけでヌルンヌルンと得体の知れないヨガを行っているところで4話目が終了。大麻にいきなり横っ面を殴られた回だった。文章だけでは説明しきれない独特の空気感があるので、インパクトを求める人は4話は見たほうがいい。
5話 カナシキゲンソウ
爽やかな朝にジジィがサウナに入り、水風呂で汗を流すところから始まる5話。どう見てもヤク抜きの現場だ。このジジィはもう薬物中毒と、歳のせいかかなり狂っているので、ヤク抜きする意味はないと思うしなんでこのシーンが入るのかはわからない。
ジジィは唐突に水風呂につかりながら「はぁ・・・ここにいる・・・」と感慨深げに言うのですが、これには後述する理由があった。初見だと唐突に意味わからないことをいうので、もう完全にこのジジィは終わっているなと思った。いや実際いろいろと終わっているんだけど・・・・とにかくパワーが強すぎて一番印象に残っている。
ラジオ体操やってる宗教団体の人たちがいたり、クソデカ彫像にメチャクチャ金継ぎがされていたりする。クソデカ彫像にメチャクチャ金継ぎを行うのは、明らかに金を大量にもっていないと無理なので、宗教団体の財力が垣間見える。突然主人公一行に合流してきたジジィが偉そうに車いすを要求。普通に歩けるのに。ただ、この車いすがのちに活躍することになる。
この話で「マザー」と呼ばれる4話最後にでてきた初老の女性が、10歳の子供を媒介に霊を下ろすスピリチュアルな儀式を施設内で行っているのがわかる。この子供がどう考えてもAKIRAなのでオイオイオイ・・・と思った。依り代として財布を受け取り、依頼者の母の霊を下ろして津波に攫われた私を助けてくれてありがとう・・・と依頼者に言うのだが、続く言葉が「暗証番号は金庫の中だよ」なので何もかもが台無しになる。ここらへんでさすがにストーリーのハシゴを外されまくるのにも飽きてくるし、正直こういうシュールギャグも全然面白くないので苦痛になってくると思うが、大麻編は6話まであるので大麻のその先に何があるのか知りたい人は6話までは見たほうがいい。
最初に大麻入りカレーを配ってくれたクソデカいおじさんがなんか白濁したポタージュみたいな謎の料理を配ってくれる。多分説明されていないが、これにも大麻が入っているんじゃないかと疑ってしまった(大麻が入っている説明はされなかった)。というかこの場所のすべての食事に大麻が混ぜ込まれていても不思議ではない。なんでかっていうとびっくりするほどでかい、明らかに違法なクソデカ大麻畑がこの宗教施設には存在するためです。
大麻カレーを食べてからやけに表情が明るい先輩が、労働の喜びに目覚めるなどして人間性を取り戻していく姿はどんな顔をしたらいいかわからなかった。大麻がなければいい話なのに、大麻のせいで何もかもが疑わしく思えてくる。それもこれも大麻が悪い。
大麻が出てくるとストーリーの何もかもが破壊されていくことがよくわかるので(登場人物すべての行動に「もしかしてこいつは大麻をキメてるかも」のノイズがかかるため)、もしかしたら大麻のすばらしさを語っているのではなく、大麻の恐ろしさを訴えているのかもしれない。こういう考察も、監督が大麻キメてそうなハチャメチャ奇想天外な展開をどんどんお出しされるともう考えるのが馬鹿らしくなってくる。これを反日アニメだと思っている人は見る前からすでに頭がおかしいか、それかたぶん視聴していないと改めて思った。そういう意味では監督は天才なんだけど、このアニメは最悪。
労働の一環として歩は寝た切りのおっさんの介護をすることに。寝た切りのおっさんは全身不随になっていて、ちょっとだけ指とあと目だけ動かせる。おっさんの介護をしている歩の表情はなんかやけに穏やかだ。あれだけ情緒不安定な姿を見せられた後では、大麻があらぶっていた精神をクールダウンしてくれたんだろうとしか思えないが・・・。
夜になって労働?奉仕活動?がおわり、一行は割り当てられたゲルへと戻る。薪の火が消えたので、やけに活力的になった先輩がガスバーナーを持ってくるよといってゲルから出て行った。ガスバーナー・・・?マッチとかじゃなく・・・?ゲルが燃えそう。火はガスバーナーを使うまでもなく、ジジィが息を吹いて起こして終わったので先輩の行為は無駄に(わざわざその描写もある、何なの?)。その日に行われる謎の週末パーティに誘われたので歩と弟はパーティへ参加することになった。
パーティに参加する前に、歩と母親がまた喧嘩をするんだけど、その理由が酷い。お父さんの声を聴きたいという歩にお母さんが聞いても無駄だよ・・・っていうんだけど、歩はそれをお父さんを忘れて、ダニエルと仲良くしたいからだと思うし、それをお母さんに言ってしまうのね。あまりにも酷すぎる・・・実の子供でもこんな子供は嫌だ。お父さんが死んでつらいのは歩もそうかもしれないけど、恋人を亡くしたお母さんが一番つらいと思うよ。
言いたいこといって気持ちよくなった歩にお母さんが「大人になってちょうだい」て言うんだけど、なんかもう、大麻編の先がどうなるのか見たい!て気持ちがなかったらここで切ってた。それぐらい最悪だったし、大麻畑のある宗教施設の週末パーティはやっぱりドラッグパーティで、この描写がクラベビを思い返させたし、先輩は多分大麻を吸ってDJになった。ちなみにユーチューバーも大麻を吸っていたことがこの後判明する。
息子と娘がドラッグパーティに参加している間にダニエルとお母さんが話す描写がね、また良いんですよ・・・こういう要所要所に湯浅監督節をキメてくるのでなんかだらだら見ることになる。
そんでもってお母さんと歩が和解するなんかいい感じの雰囲気の朝が来たと思ったら、急にジジィが車いすを乗り回しながら弓で施設内の人間を2人ほど殺す描写がやけにかっこよくでてきてもうマジでなんか温度差で死ぬんだよね。ジジィの描写は文字であらわすと頭痛くなるから描写しません。
5話冒頭の「はぁ・・・ここにいる・・・」は宗教として祭り上げられている10歳の子供のことだった。ジジィはこの子供を奪還するためにここに来たっぽいんだけど、絶対大麻が理由の50%ぐらいを占めているんじゃないかと思う。ちなみに子供を連れ出そうとしたジジィは、盗んだ車で脱走しようとした途中でヤクが切れて運転を失敗し、宗教施設の塀に突っ込んで自損して気絶したので最悪。ここで5話が終わる。今思うとここが一番の山場だった。
6話 コノセカイノオワリ
ここら辺まで視聴すると、タイトルがカタカナで描写されているのも腹が立ってくるようになる。ちなみに「コノセカイノオワリ」がタイトルだが、ここで終わるのはどっちかっていうと世界じゃなくて宗教施設だ。そもそも日本だけ沈没してるから、タイトルのスケールがでかすぎる。クソアニメを見ているとこういうところにもケチをつけたくなる。なまじメッセージ性があるから、考察する余地があるんだが、その考察をしている最中でわけがわからなすぎてこっちの頭がおかしくなってくる。勝手におかしくなったのを作品のせいにしたくもないが、本当に理解できなくて脳がバグる。
湯浅監督は、なんか炎上してますね~みたいなスタンスをツイッターで取っているが、このアニメで何がしたかったのかあとでインタビューとかでまじめに答えてほしい・・・。いや、やっぱり失望しそうだから答えなくていいよ。なんか炎上してますね~~いやそりゃ炎上するでしょうよ・・・逆に炎上しない自信持てねぇよこんなの。監督は炎上しないと思ってたん・・・?逆に怖いよ。てかこれに関しては、内容じゃなくてタイトルが悪い。日本沈没2020、完全に内容がタイトル負けしているのだ。別タイトルのオリジナルアニメだったら、ここまで炎上しなかったと思う。なぜなら日本沈没2020を見て(本当に見たのかは非常に疑問に思うが)騒いでるのはツイッターで見たところ右翼と左翼の人が中心だから。一般の人間と、監督ファンはどこを褒めればいいのかわからないのでさほど話題にもなってないという印象がある。最もこれはあくまで私の印象なので、自分で「日本沈没2020」をツイッターで検索するのが一番いいです。自分の目で確かめて。
「素直にこうあった方が良かったと言う意見も今後の参考になる。評価や分析された非難はあまり参考にならない事が多いが、たまに誉めてるものに鋭い見方があったりする。つまらなければ、あまり考えないし、面白ければよく考えるせいかと思う」
と言っていた。実力がある監督がクソアニメを作ると、つまらなくても考える羽目になるんですよねぇ。実力があるから何気ないシーンに考察の余地を残せてしまうし、実力があると知っているからこそ監督はこのシーンでこういう表現を訴えてるんじゃないだろうか?と考えてしまうんだ。だってこれまでの作品がそうだったし、そう思わせる下地や表現を監督はアニメで作ってきたでしょ。クラベビとか特にすごかったですよ。クラベビ何回も見返した。特にバトンのシーンがあまりにも素晴らしかった。バトンが澄んだ音を立てて地面に落ちて、何度渡しても了に受け取ってもらえないところの表現が本当にすごくて、ネトフリを開くと必ずクラベビのあのシーンを見たくなったし実際に見てた。だから日本沈没2020も酷評されてたけど、まずは自分の目で確かめようと思って最後まで見た。
まぁケモノヅメとかはぶっちゃけわけわかんなかったけどでも日本沈没2020レベルの意味不明さではなかったのよね。そして面白かった。他の作品も全部面白かった。ケモノヅメはわからないけど、面白かった。日本沈没はわからないし、面白くないです。だからこそこの考察?感想?書いてるのが自分自身むかつくんだけど、こういう形を取らないと「大好きな湯浅監督のクソアニメを見た」感情に整理がつかない。日本沈没2020を見る前は、まさか自分が「お前のことが大好きだからこそ殴っているんだ」みたいなDVクソ野郎みたいなことを主張する羽目になるとは思わなかったな。
私は「作者はそこまで考えてないと思うよ」って言葉がだいだいだいっきらいなんですけど、日本沈没2020に関しては「作者はそこまで考えてない」ことを祈ってしまう。すべてを大麻のせいにしたいです。
途中から感想じゃなくて文句になっちゃったけど、感想へ戻ります。
6話はそれまで陸上というかありとあらゆるものに消極的だった先輩が、ランニングをしているところから始まる。大麻のことがなければ、引きこもりだった先輩が立ち直り始めた良いシーンだと思うが、ここでも大麻が邪魔をしてくる。大麻のことを考えたくなくても
ふせったー内で身内にずっと吐き出していたが、日本沈没2020を観て思った事をここに張っていく。匿名だし、増田なんて多分本当に日本沈没2020に興味がある人ぐらいしか見ないだろう。でもその人が見てくれたら何よりもうれしいことはない。増田の作法がわからないので何もかも間違ってたらすみません。
たしか一昨日ぐらいに日本沈没2020をネットフリックスで全話見た。批判されていたのは知っていたが、湯浅監督の作品がすべて好きだったから自分の目で確かめたいと思った。結果悪い意味で打ちのめされて、日本沈没2020を観た次の日はずっとふせったーに籠って、まる一日をかけて30000文字ぐらいの感想(あらすじがほとんどかもしれない)を書いた。ただ30000文字だから、ものすごい長い。なのでその1日でわかった要点をまとめるとこうなる。
①「日本沈没2020」は右京先生の「日本沈没」を元にした作品で、ノベライズがある
②そのノベライズは、湯浅監督が書いたものではない。なので日本沈没2020のストーリーを描いた脚本家は湯浅監督ではない・・・
③湯浅監督はこれほどなく忠実に「日本沈没2020」をアニメ化していた
もうこのことさえ知ってくれればあとはどうでもよくなる。反日だのなんだの騒いでいる人もあほらしくなる。何故って日本沈没2020を視聴したらそんなことは言えなくなるからだ。これはもうそういう次元の作品じゃないんだ・・・・・。感想内で何度も書いたけど、逆に本当に見たのか気になるぐらいだ。反日だの陰謀だのなにもかもが虚構だ。批判すればするほど滑稽に見えて、考察すればするほど何もなくて空しくなる。こんな虚無のストーリーもなかなかないんだけど、そこで湯浅監督の表現力とぶつかってしまってビッグバンが起きたのは不幸だった。
丸一日かけて日本沈没2020に浸かってしまったのは多分私がアニメがどう作られているかに詳しくなかったのが原因だ。だから脚本も湯浅監督が作っているのかと思ってしまった。そこが間違いだった。これは自分の無知を恥ずかしく思った。OPとEDもしっかり見るべきだったんだなぁ。今度からはしっかりチェックしますね。
下記からはふせったーに書いたものをそのままコピペしたものになる。読んでもいいし読まなくてもいいけど、とりあえず置いておく。これから日本沈没2020を観ようかなと思っている人の参考になるとすっげーうれしい。また、途中で湯浅監督をぼろくそに言っているが、それは脚本家の存在を知らなかったためです。申し訳ありません。
長すぎるので2つに分けます。
無限に文句言ってしまうので改めて感想をまとめたいと思いました。本当に無限に文句言えるんですけど、それすら監督の予定調和の中な気がしてそれにもキーッ!むかつきますわぁ!!の悪役令嬢になって地団太を踏んでしまうことになるのですごいアニメだった。1話から振り返りをします。
序盤は普通に日本沈没2020の始まりだ・・・!て感じで、すごい描写が良かった。リアル感のある揺れ方とかでここで一度トラウマがよみがえって気分が悪くなった方もいるんじゃないかと思う。陸上の練習中に地震で被災し、足にけがをしてパニックになって周りの友達を助けずに逃げてしまった主人公、歩の心情も、無力感と罪悪感にまみれていてよかった。14歳だもの・・・。ただ、逃げているときに歩が父親が庭に飾ったイルミネーションのことを思い出していて、それで家族が集まる場所の証になったのが「神社に飾り付けられたイルミネーションだった」時には思わず2度見をしてしまった。電気の消えた町の中で燦然と輝くイルミネーション神社の絵はまるで悪夢のようだったし、何かの幻覚なんじゃないかと思った。
突拍子すぎてよくわからなかったし、貴重な電気をイルミネーションで全部使うなや!としか思えないのがすごい(このしばらくあとにイルミネーションは電気ぎれで切れる)。ただの地震やないぞ・・・!?普通にあちこちで人が死んでる災害やぞ・・・!?なんかもっとあったんじゃねぇのか!?しかも七色に輝くゲーミングイルミネーションでもうだめだった。ここで嫌な予感がした人は正しいと思うし、大部分の人間が「何故イルミネーションを?」と思ったのではないかなと思う。肯定的な意見があったら教えてほしい。あとどこから調達したのか普通に気になるな・・・。
まぁイルミネーションはさておきとして、神社にはイルミネーションを目印にして家族が集まっていた。水泳が得意らしいお母さんと、日本語と英語を織り交ぜて話すやけにむかつくクソガキのゲーマー弟と、建築の仕事をしているお父さんだ。あと近所の知り合いのお姉ちゃんと、引きこもりの陸上の先輩がいる。この引きこもりの先輩は、なんかイケメンの有名人らしくて同じく避難してきた近所のおばちゃん集団にヒソヒソと噂をされていた。
日本沈没2020ではそういう今話すことじゃねぇだろ?みたいな感じの描写が異常に多い。それも湯浅監督のツイート通り、表したかった「リアル」なんだと思うが、日本沈没2020なんてビッグタイトル以外のタイトルでやってほしいところだ。あと一応私自身も東北の震災は経験してるし周りがパニックになるところも見てたけど、流石にあの状況であそこにいるの引きこもりのあの子でしょ・・・?とかいう人間はいなかったなぁ・・・正直家族とか知り合いのことが気にかかりすぎてそれどころではないよ・・・好意的に見れば、先輩のことを説明する一番の近道とも言えなくもないのかもしれない。ただ、この先に先輩の引きこもり描写が何か意味があったのかというと、特にないのでやっぱり必要ないと思う。だからやはり、人間の悪意だけをあえて描いているのだと思う。そこは作品を通して徹底的に描かれているから、意図的だろう。
それから突然お母さんが家族写真を撮ろう!と言って・・・・まぁ、どうなるかわからないから写真に残しておきたい気持ちはわかるけど、震災時に写真を撮るような心理状態にはならないと思うので、ここも え?急に写真を!?となってしまった。この写真も後々最終話の伏線(?)だったことがわかる。あんまり伏線って言いたくないけど、まぁ写真を撮るのにも理由はあったという話。
そこから急に木の下に座り込んでいた引きこもりの先輩の腕に、雨かと思ったら血が降ってくる。あと死体?も降ってくる。空を見上げるとヘリコプターから人が落ちていて、イルミネーションされた木にも死体がクリスマスの飾りみたいな感じで乗ってた。
死体が降ってくるときに音がするわけでもなく、最初私は木に元から死体がひっかかっていたのかと思った。死体はイルミネーションで輝いている枝に乗っていたので、そう考えるとお父さんが死体を無視したことになってしまう。だからやっぱりヘリコプターから落ちてきたんだろう。でも重力の関係でそこにひっかかるまえに枝が折れるし、血もビチャビチャ降ってくるんじゃないか?なんかいつの間にか怪我をした人達も避難してきて、これにて第一話が終わる。
ここの空気が完全にゾンビ物だったので、このままゾンビ物が始まるのかと思った。いっそここで日本沈没2020ゾンビ大パニックとかに路線を変えてたら湯浅監督最高!て言えたのだが、残念ながら日本沈没2020は日本沈没2020のまま10話まで続いていく。1話目の感想終わり。
朝になり、なんかユーチューブとかネットで記事を探していた人達が騒ぎ出す。ユーチューバーのカイトという人がなぜか沖縄沈没の瞬間をドローンで撮っていて、こいつは一体・・・?となる 沖縄沈没の瞬間をドローンで撮れるユーチューバーは正直意味がわからない。なんでドローンで沖縄全体を観察してるんだよ。どういう規模のユーチューバーなんだ。国が雇ってんのか?
日本が第2のアトランティスになるとか陰謀論だとか、なんかツイッターのトレンドに上がってそうな感じの勢いで人々がありとあらゆるノイズをしゃべる。ネットにも記事がどんどん出ている。マスコミは情報を出さないというセリフすらある。携帯でテレビを見て情報を集める人がいない描写といい、ここは完全に日本マスコミへの風刺ですね。いたかもしれないけど見返す気はないです。
避難先になった神社はとても高い場所にある。というか神社って大抵そういう感じだよね。まわりに水が満ちてきたので、ここから脱出しようみたいな話になったんだが、避難先の神社にはコンビニの物資を大量に持ってきているコンビニの店長さんがいた。よって食料や水に困っているというわけではなかったし、普通ならここで安全な高台を捨てて歩くという発想にはならないと思うが、みんな神社を出た。歩は怪我をした足を保護することもなく、汚水まみれの水に浸かったので足が痛いみたいな描写がある。お察しの通り後で傷口から感染症になる。予定調和と言ってもいい。ここは別に違和感はない。まぁそりゃそうなるよねという感じだ。逆にならないほうが不思議なので、感染症になってくれてよかった。
神社にいた集団は、西に行くか東に行くかで途中で別れることになる。主人公たち(父母、弟、歩、近所のお姉さん、引きこもりの先輩)は西へ、他は東へ行くそうだ。ちなみに主人公たちが西へ行くのは弟が海外のゲーマー友人と連絡をとってどこに逃げたらいい?て聞いたことが理由なんだけど、別に根拠とかなくてゲーマーはただ「西に行け」と言ってるだけなのでマジか?て思った。予言か何かかよ。
別れる時に集合写真を撮る。ここは理解できるよ。ただ、2話で理解できた展開はここだけだった。
西へ向かって歩いてる最中に、謎のロードバイクに乗った男がなんか水を球体にしてそのまま飲めるやつを食べていたり、スケボーに乗った男が主人公たちを追い越すシーンがあるが、何を伝えたいのか全く分からないので、なにもわからなかった。歩かないで何かに乗れ!という意味だったのかもしれないですね。
道端に座り込んでいたおじいさんとおばあさんに、歩が家族にとって最後の水を「これが最後の水である」とわかっているのにどうぞと言う。おじいさんとおばあさんは普通にそのもらったペットボトルをもらったものだと思い、バッグへしまう。歩のえっ?という表情にこちらもえっ?となった。これどうぞ・・・て言われてそれが最後の水だと思うか?なんかこう、意図的に外してるのはわかるけど、外しすぎて意味わからんことになってるからマジで意味がわからん。
歩いた先にあるコンビニには何もなくて、歩がごめんねって言ってた。コンビニに何もないのがもうなんか災害起きてから1日後のそれじゃなくて、明らかに退廃後の日本・・・みたいな感じで時間間隔が何もわからなくなる。多分この世界の人々は自宅に備蓄とかしてない。
そこからなぜか山に登り、滝を見つけた。滝がある山で良かったですね。泳げないといってた弟をお母さんが滝つぼに突き落としたりしてて私がドン引きしたりした。そのあとは民家に降りて鳥がやけにリアルに死体を食べているところを見たり、お父さんがコメディ調でイノシシを仕留めたりした。野生動物を舐めるな。
イノシシを捌いて焼いてるときに歩が突然吐き出したので傷からの感染症がとうとう体に影響を?と思ったらなんか多分肉がダメな人っぽいだけだった。別にそれはいいんだけど人が飯を食ってるときに吐くのは人間として最悪だと思う。肉をみて気持ち悪くなるんなら猪をさばいてるときに吐きなよ。なんで焼いてるときに吐くんだ。
肉が食べられない?のでおなかがすいたよ~になってる歩のために、お父さんが山芋を取るな!の看板を見つけて山芋をさがしてそこらへんにあったスコップで山芋を掘る。長すぎて木の根っこ掘ってんじゃねぇのて思った。お父さんが掘り進めている間に、歩が蔦に覆われた「不発弾注意!」の看板を見つける。
というか不発弾注意!の看板がそこら辺にあるし、なんで山芋看板は蔦でおおわれてないのに不発弾注意の看板は繁殖した蔦でむちゃくちゃにおおわれてんだよ。どうやらここらへんの住民は不発弾で死なれるより山芋を取られる方が嫌だったっぽい。それか山芋と不発弾がセットになっていたので、この近くの山芋は不発弾の上に芽生えるのかもしれない。つまり山芋を掘ろうとしなければ、不発弾に出会うこともないので、結果として山芋を掘るな!という看板だけ綺麗にするのだ。ここまで考えて悲しくなった。
お父さんが不発弾で爆散四散する前の前振りがこれなんだけど、本当に意味がわからないから、これから日本沈没2020を見る人はここで止めといてもいいと思います。この適当なシナリオに対して、土くれと一緒にバラバラになったお父さんが降る光景とか、お父さんのちぎれた手とか、そういう描写に力入ってんのが本当に笑うしむちゃくちゃ笑った。全編通して死体描写だけは上手いんだよな。しかも2話はそこで終わる。え?ここで終わるんですか?お父さんと土と血の雨の中で!?てのにもびっくりした。
ちなみにここで山芋に対して、「お父さんがつくったこれ大好き!」て思い出すセリフがあるんだけど、山芋で何を作ったのかは最後まで明かされなかったです。2話の感想終わり。
3話 マイオリタキボウ
前回でお父さんが爆発したけど、特になにも思ってなさそうな顔で歩き続ける一行。その中でも歩だけはむっつりとした顔をしていて、お父さんが爆発したのを気にしていることがわかる。ここの部分は歩以外のみんなは、とりあえず生きる事を目標にしているのだということは伝わってくる。悲しむことはいくらでもできるし、今はまず命をつなぐことが大切だからだ。でもこの作品はあくまで「日本沈没」なのであって、他の国も全部滅びたわけではないので、主人公たちがここまでサバイバルする意味はさほど感じられないのがネックになっている。普通だったら神社で自衛隊や救援を待つんじゃ・・・。
ただその場合はこの物語は始まらないんだけど、でも何もこんな物語にしなくても良くない?
歩は無限に父親のことを考えていて、歩いている途中で癇癪を起して道端に座り込んでしまう。その癇癪の起こし方があまりにも幼稚で、お父さんがプレゼントしてくれた靴を脱いで投げ捨てたり(死んだお父さんのプレゼントなのに大切にしないんだ!?)何日も風呂に入ってないからお母さんが臭いとか、お母さんの顔が汚いとかちょっとわけのわからない暴言を吐く。お母さんのことが嫌いなのか?あまりにも酷いのでここはちょっとびっくりした。湯浅監督は歩に何をさせたかったんだろう。ここの考察を求む。ちなみに10話まで見たけど、特にお母さんが歩のことを邪険にしたとか、お母さんの子供じゃないとか、そういうのは一切なかったんだよな・・・。反抗期?お母さんかわいそうだ・・・。
都合よく通りかかった明らかにこの終末を楽しんでる感じの男の車に乗せてもらい、どこかへ移動。この移動もどこなのかよくわからないがどこかへ向かっている。ガソリンスタンドでガソリンを入れようとしたけど、機械が動いてないので入れられず暇になった男がタバコを吸いながら近所のお姉さんの肉付きのいいお尻を見て襲おうとする。ここまでは終末のテンプレ。
近所のお姉さんはそれまで何も描写がなかったのに、いきなりつよつよカラテの有段者になり、男を撃退する。とはいえあんまり効いておらず、男がスタンガンを取り出してきて一瞬危ないことになるが、お母さんが棒で殴って助かる。ただ、男がむちゃくちゃタフすぎてお母さんも反撃を受けてやばいことになり、最終的にスタンガンを奪って結構長い電撃のカットのあとにようやく男を倒す。倒れた男の眼鏡をお姉さんが奪って引きこもりの先輩の割れた眼鏡と交換してあげるのが美談風に描かれているが、なにも美談ではないし俺が先輩だったらそんな眼鏡はかけたくないかな。
この描写ここまでいるか?お母さんがお腹のみぞおち当たりを殴られててすごいかわいそうだった。暴力描写にもめちゃくちゃ力が入っていた。力を入れるところを間違っていると思う。ストーリーとして必要なところに力を入れず、死体描写や暴力描写だけにやけに湯浅監督ならではの表現力とテンポを入れるので、結果として「日本沈没2020」から受ける印象が醜悪になる。狙っているのだろうけど最悪の一言に尽きる。
日本沈没2020は徹底的に「主人公たちがどこにいるか」を描写しないんだけど、そのせいでマジでどこにいて何をしているのかわからない。車のガソリンが切れたので、いかにも両脇に危険な感じがある謎の道をひたすらに歩く。近くに富士山が見えるので、多分山梨とか・・・静岡とかそこら辺なんだと思う・・・。あやふやすぎる・・・。
引きこもりの先輩を気遣った近所のお姉さんを見て、自分も気にかけてもらうために歩がわざと座り込む。近所のお姉さんは優しいので構ってあげる。どうしたの?と言われたのでおしっこ行きたい・・・という歩。さっき意地をはって喧嘩した手前、母親にトイレ行きたいからちょっと待っててと言えなかったんだね・・・。思春期?反抗期?だね・・・。
近所のお姉さんと連れションしにいったが(お姉さんは明らかにトイレに行きたい感じじゃなかった)、一歩の差でお姉さんが溜まってた毒ガスで死に、歩は生き残った。本当に一瞬で死ぬので、とても展開がスピーディー。空から謎の白髪のイケメンが謎の機械を使って下りてきて、そこは毒ガスがあるから立ち寄るな!と言ってくる。前触れもなく急に現れたので本当にびっくりした。
有名ユーチューバーのカイト(KITE)じゃん!と弟君が喜び、カイトが自分のことを知っていた弟君におかしをあげようとしたら歩がいきなりキレ始める。そのキレ方がまた異常で、あげようとしたお菓子を人から盗んだものだと決めつけて、取り上げようとする。そのお菓子は外国のお菓子で、カイトも外国の人なので盗んだものじゃないでしょと弟から言われる。ここ本当に思考が飛躍しすぎててわからない・
具体的に言うとツイッターつかれた。
他人の考えてることが見えるのとかフォロワーが現実やってるのが見えるのがつらい。
ツイッターで脳死しながら意味のないTL更新したり意味もないこと呟きを続けている間にTLにいないフォロワーは現実の時間に生きていると思うとつらい。
間違いなく今こうして虚無やってるのはまごうことなく自己責任なんだけど、だったら現実やればいいってことも思いつくんだけど、その気力もない。
好きだったはずのことをやろうという気持ちにもなれない。
何かしなければとは思うのに何をしたらいいのかわからない。
積み重ねをしようとすると余計なことばかり頭をよぎって手につかなくなる。
自分が何をやっても何かを考えても何を感じても嘘のように感じる。
睡眠も食事も足りているのに、少し前にガツンと気分が落っこちてから戻れなくなってしまった。
起きると漠然と"死にたいな"と感じるけれど、実際死にたい訳ではないのだと思う。
死ぬとき怖いのかなあとか、死んだ後に家族が自分の死骸を処理するのかなあとか、自分が死んだら悲しむ人間のこととか、失敗したらその後の人生……と考えるとそういう気にもなれない。
未遂まで行動起こした奴のことを思えば、こういう感覚は"死にたい"に入らないのだと思う。
それでもそれに近い体験がしてみたくて、頸動脈洞反射まで調べたけど、復帰できなきゃ死ぬらしいからやっぱりこわい。
何日か前から"みんな死ねばいいのに"という気持ちが止まらなくてこわい。
本当に死んでほしいんじゃなくてただ何もかも終わってほしいだけなんだ。
人間がこわい。
何かを期待されるのがこわい、突っかかってこられるのがこわい。
自分がどうしようもない人間なのはわかってるから、せめて人に優しくいよう、寛容でいよう、それで自分は自分の自由と平穏を保とうとしていると、自分のスペースを土足で踏み荒らされるようになるのはなんでなんだ?
自意識過剰が原因ってのもあると思うけど、それにしたって、自分が相手じゃなかったらそんな態度取らないんじゃないか?ということが多い……気がする。
これも自意識過剰かもしれない。
自分のことはモブBくらいに思っててほしいのに必要以上に距離を詰めてこられるのがキツイ。
それで限界が来てときどき自分から友人関係を疎遠にしてしまう。
でも今の状態、今の社会でネットの縁切れると大事にしたかった縁も切れるのがつらい。
何もかもがどうしようもなさすぎる。せめてこの自意識さえなければ……。
大分いろいろ変えてかなり皆さんのご期待に答えられる「野菜あんかけ丼」ができたとおもうので紹介します。
レタス 3枚(1枚30gらしいので90g)
たまねぎ 半玉(玉ねぎは1個220gだが半分なので110g)
にんじん 1/3(1本で150gらしいので50g)
青梗菜 1株(1株で100gらしい)
ウェイパー 適量
胡椒 適量
ごま油 適量
調理酒 50cc(レタスを減らして水が出にくくなったので適量いれる)
A
水 50cc
片栗粉 適量
玉ねぎはスライスしておく。人参は細切りにする。レタスと青梗菜はざく切りにする。
玉ねぎがしんなりして来たらウェイパーとにんじんと料理酒を入れる
レタスがちょっとしんなりしてきたらAで水溶き片栗粉を作って火を止めて水溶き片栗粉をかける
胡椒で味を調える
多分味が薄くなるので塩いれたほうがいいかも。逆に胡椒は抜いたほうがいいかも。
いろいろ試したけど
・たまねぎは絶対必須 抜いて作るとマジであの甘味というか旨味というか舌にガツンとくる「うめぇ!」感がでない 抜くべきじゃない
・レタスは中華あんが絡んだときの食感が本当最高なので抜きたくない
・青梗菜は緑黄色野菜で最初はレタス代替品として使ったがやはりレタスの食感には勝てない でもそれはそれとして美味しいので採用
・ほうれん草もよい そもそもほうれん草大好物なんだけど尿路結石が怖くて数食べたくないのでおひたし一点狙いでしか食べていない