「クレーター」を含む日記 RSS

はてなキーワード: クレーターとは

2016-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20160901133350

やー見てきた。素直に面白かったよ。

独断偏見で答えるわ


長澤まさみ中の人はなんで飛騨についていった?(ヒマだから?)

主人公好意がまんざらでもなかったからでしょ。

 あと、一時期流行った山ガールなんじゃね?服装気合はいってたし

ムー好きの土建屋の息子と泣きぼくろの彼女はなぜ東京にいた?(岐阜にいない?)

田舎人間にとっては土着の場所消滅すれば岐阜だろうが東京だろうが同じなんじゃない?

 土建屋地場道路が消えればやってけないだろうし、田舎仕事が無いか東京に来たんじゃないかな。

それか、行政処置でみんな関東に来てるとか?だいぶスレカップルになってたな。

・ヨツハも中学生になってどこか人の多い学校にいた風になってたけどもしかして東京にいる?

→上に同じ。というかむしろ何故東京じゃないかもと感じた?

反町長派がけっこういそうなのにみんな素直に避難に応じたのはなぜ?

田舎だし消防団に言われりゃ言うこと聞くんじゃね?

・ミツハが生理ときはどうしてた?(週に2~3なら該当するときがあるだろ)

→野暮なこと聞くな胸糞悪い

飛騨あんな所あるの? 飛騨にないにしろモデルみたいな所あるの?(湖のあるところやご神体のあるクレーターなところ)

わからん

人格が入れ替わる前のミツハもタキもどういう生活をしていたのかよくみえないんだけど(どっちも母親不在っぽい)それは監督のチカラ不足ってこと? それともなんか理由がある?

→1%くらいトトロっぽさを感じたからその影響かも。たきくん家のお父さんは何となく浮気離婚したと言われても納得いく雰囲気だったと思う

長澤まさみ中の人はなんでカッタースカートを切られた?

現代人の悪意とか嫌な人を端的に描きたかったんじゃない?下にあるように実際ある行為だし。

・ヨツハがスマホ日記を書いていたようにタキもノート日記を書いていたけど、それも消えた?

→消えたと思う

高山ラーメンオヤジ彗星が落ちる前の町にいた?(あと高山ラーメンあんなじゃない記憶があるのだけど)

→それな。俺もてっきり土建屋の息子がラーメン屋になったのかと思っちまった

・ミツハのババア過去にあった入れ替わりはなんか伏線としてある?

過去にもいろんなドラマがあったって言いたいんじゃない?

RADWIMPSってあんBUMP OF CHICKENっぽかったっけ?

→それはそう思う。あと、ちょっと曲が余計だったところはあった気がする

・3年のタイムラグを感じさせる描写ってゲーム機以外になんかあった?

わからん。敢えて観てる側も混乱させる意図だったとか?

君の名は。の謎に思ったところ

しわかるって人がいたなら教えて下さい。

以下ネタバレ

長澤まさみ中の人はなんで飛騨についていった?(ヒマだから?)

ムー好きの土建屋の息子と泣きぼくろの彼女はなぜ東京にいた?(岐阜にいない?)

・ヨツハも中学生になってどこか人の多い学校にいた風になってたけどもしかして東京にいる?

反町長派がけっこういそうなのにみんな素直に避難に応じたのはなぜ?

・ミツハが生理ときはどうしてた?(週に2~3なら該当するときがあるだろ)

飛騨あんな所あるの? 飛騨にないにしろモデルみたいな所あるの?(湖のあるところやご神体のあるクレーターなところ)

人格が入れ替わる前のミツハもタキもどういう生活をしていたのかよくみえないんだけど(どっちも母親不在っぽい)それは監督のチカラ不足ってこと? それともなんか理由がある?

長澤まさみ中の人はなんでカッタースカートを切られた?

・ヨツハがスマホ日記を書いていたようにタキもノート日記を書いていたけど、それも消えた?

高山ラーメンオヤジ彗星が落ちる前の町にいた?(あと高山ラーメンあんなじゃない記憶があるのだけど)

・ミツハのババア過去にあった入れ替わりはなんか伏線としてある?

RADWIMPSってあんBUMP OF CHICKENっぽかったっけ?

・3年のタイムラグを感じさせる描写ってゲーム機以外になんかあった?

ただ、思いついたこと列挙しただけですね。

1番好きなシーンは泣きながらおっぱいを揉むところです。

2016-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20160822160648

概ね納得できる内容だし、同意できないまでも理解はできる。

ただ、核兵器使用容認に関しては、増田に限らず他の人の感想でも見かけるけど、核兵器に対する認識が小さいように感じる。

核兵器、熱核兵器の怖さは、放射能汚染だけでなく、その暴力的破壊力であるはずだ。

あの場面で広島長崎写真が挿入されたのも象徴的だと思うけど、核爆弾の炸裂によってほとんどの建物が跡形もなく崩れ去った焼野原をこそ、想像するべきだ。

もちろんあの段階でも既に東京が深刻なダメージを受けているのは間違いないけれども、まっさらの焼野原にしようというのは意味合いが違い過ぎると思う。

それとも、これは俺の考え過ぎなのだろうか。

実際には熱核兵器使用したとしてもそこまでひどい自体にはならないものなのだろうか。

下手したら大きなクレーターができて海水が流れ込んで東京湾が拡がるくらいでもおかしくないと想像してしまうのだけど、知識不足による妄想に過ぎないのだろうか。

2016-02-23

議員総理にお聞きします。りんごはなぜ赤いのですか?」

首相A「ビッグバンから137億年。地球誕生から46億年。(議員 眉顰める)われら人間は、宇宙の住人として、地球の住人として、長い年月を経て今に至ります宇宙人であり、地球人でもある。正に奇跡存在であるこの命を守るには、我々の周りに広がる美しい自然を守りぬかなければなりません。(委員会室静寂)太陽の燦々たる光、月の厳粛なるクレーター地球の青い海、そして身近に生えているりんごの木も、美しい自然の一つに違いありません。すなわち一個の赤い実も、宇宙の大切な財産である。(速記者 手止まる)宇宙の大切な財産未来へ引き継ぐのは人類に課された義務であり、(農林水産大臣 挙手).....」

首相B「えー(野党席 ヤジ)、委員のお尋ねでありますが、実に的を射た問いなのでありまして、これに関しましては、非常に多様な見方があるので、後ほど農水大臣からも答弁があると思いますが(野党席 激しいヤジ)、えーあくまで私個人の考えを申しますならば、りんごというのは赤色一般的ではありますけれども、実は王林といって、黄緑色品種もあるのでございまして、これは実に香りが良くて、甘みも素晴らしいのでありまして(委員長「静粛に」)、つきましては、私は赤いりんごよりも黄緑のりんごを愛するのでありますが(理事 席立つ 委員会室大荒れ 委員長速記止めて」)、あくまでこれは私個人の見解であって、他にも多様な見方があると存じますが、えーいずれにいたしましても、(与党からもヤジ).....」

首相C「すみません、知りません、教えてください。(野党席 ヤジ)あのー、すみません、一概には言えないかもしれませんが、一般論で申し上げますと、赤いりんご最初緑色でございまして、成熟するとともにだんだん赤くなってくるのであります。これには日光関係していると思われます太陽の光を浴びるにしたがって、「アントシアニン」という赤い色素が増加するのではないでしょうか。(野党席 ヤジ)いや、すみません、やっぱり詳しくは知りません。(野党席 ヤジ)すみません、教えてください。(野党席 ヤジ)」

首相D「りんごはなぜ赤いか。そんなこと急に聞かれても分かるわけないじゃないですかw(与党爆笑 野党席 ヤジ)じゃあ私がバナナはなぜ黄色いかと聞いたらあなたはすぐ答えられるんですか?答えられるわけないじゃないですか。大体ですね、この貴重な委員会時間が、りんごの色の話に使われるというのは、これは私は非常に残念なことだと思いますよ。そんなことを聞いて一体何になるのですか?わが国にはもっと大事問題がいっぱいあるではありませんか。同時にですね、いま委員は色のことを仰ったけれども、御党が政権を担っている時にりんごの数は一つも増えなかった。(与党失笑しかし我々の政権になってからは3つも4つも増えた。大事なのは色ではなくて数なんですよ。(与党拍手 野党席 ヤジ)我々はこれからも、りんごの数をさらに増やしていくために努力をする決意であります。(与党席 大拍手 野党席 ヤジ)」

2016-02-22

恋愛至上主義恋愛から解放

恋愛なんかしなくていいのです。しようとしちゃダメ

増田さんのダイアリーを読んでいて思わずそう叫んでしまった。

増田さんは恋愛をしたいのではなく、恋愛ができる人間になりたいのではないでしょうか。

本当は一人でいたいのではなりませんか?

でも恋愛しないと普通に見られないという世間から視線を過剰に気にしている。

ここのコメには、もっと頑張れ、ああしろ、こうしろそうすれば彼女なんてすぐできるなどと上から目線指導して、でも甚だいい加減な言説を振りまいて悦に入っている。さら増田さんを再び恋愛戦争に放りこもうとしている。

これは酷いいじめに遭って「もう死のう」とまで思いつめている子に、がんばれ逃げるなと無責任なこと言っていじめっ子のいる学校に押し戻そうという非道行為と一緒だ。

増田さん、恋愛をしないと半人前みたいな世間流言など真に受けてはいけません。

そもそも恋愛出来ない人は普通じゃないなんて誰が決めたの?

恋愛をしないと半人前みたいな間違ったプロパガンダなど信じてはいけません。

江戸時代中期の江戸男性の約50%は一生恋愛結婚もできなかったそうです。

そして近い将来日本もそうなるという推計があります

自由恋愛普遍真理ではありません。

自由恋愛一般化されたのはごく最近です。

最近まで結婚相手は親が決めていたのです。

80年代直前までは見合い結婚ポピュラーでした。

紹介されたらそのまま結婚まで一直線。

他の男に目移りするのはふしだらとされていた。また今みたいなイケメンブームもなかった。目の前の男性が正当に評価される環境だったので男が無慈悲に振られるケースはまれだった。

バブル崩壊前後

女の男を見る目が厳しくなった。

トレンディドラマ雑誌が「素敵な恋愛」という毒々しいライフスタイル幻想をばらまいたからです。

恋愛対象イケメン以外ありえないという間違った恋愛観が世に広まり、嘘にまみれた胸キュンドラマ映画によって胸焦がす恋愛ができないのは欠陥人生などという誤った認識一般化された。

でも、ほんの数十年前まで結婚相手は親が決めていた。

好きな相手恋愛するなんてふしだらでインモラルな逸脱行為だった。

恋愛上手な男なんて30年くらい前だったら女の尻ばかり追いかける色狂いの遊び人と批難されたの。

から恋愛することは別に当たり前じゃない。

一生童貞でもいいじゃない。

おそらく一生独身であろうルパン三世ドラゴンボール亀仙人も不幸に見えない。むしろカッコイイ。彼らが恋愛始めたらキャラ死んじゃうよ。

恋愛しなくてもかっこいい生き方しようよ

以下、コピペですが、増田さんに贈る言葉です。

愛だの恋だのと血道をあげるのはやめようぜ、ということだ。みんながみんな、死んでもいいような怒濤恋愛なんかしてるわけじゃないし、できるわけでもない。それなのにテレビドラマ歌謡曲映画ロック漫画女性誌に中年向け新聞連載小説まで、ありとあらゆるメディアが総動員されて、そういう恋愛がだれにでも可能で、それどころかそれをしないやつは人生の敗北者で、それを体験しないやつは人生をフルに生きていなくて、愛あるセックスをするとアダルトビデオみたいなすげーセックスができるかのようなプロパガンダが流されているけれど、でもそんなのウソだし、おかげでいろんな人が劣等感に悩まされて、「本当の」愛とかを探して無駄時間と労力を費やしていて有害ですらある。さらセックス結婚にまでそういう怒濤の愛が要ることになってきて、そういう才覚のない人間はひたすら孤独に生きるしかないことになる。もちろん、恋愛できる人間はどんどんしてもらって構わない。でも、できない人はそんな無理しないでもよいではないの、ということ。

山形浩生(『CUT』2001 年 5 月)より

この山形氏は昨年、資本主義に対して大きな波紋を投じ議論喚起したトマ・ピケティの「21世紀の資本」の訳者です。彼は強者けがいい思いをする今の恋愛至上主義にも疑問を持っています

現代は冷酷無情な恋愛資本主義

1%のイケメン金持ち、小賢しいチャラ男けが社会の80%の女を手に入れる。残りの99%はわずかな20%を奪い合っている。

恋愛面でいい思いをするのは一部の恋愛富裕層だけ。実に不公平恋愛至上主義社会

こんなバカげた世界いつまでもいる必要はない。

非モテはいくら頑張ってもキモいだのまだまだ努力が足りないだの非難されるばかりで

いくら頑張っても恋愛など夢のまた夢。だったら夢のままでいいじゃない。

女は月のようなもの

月面に到達してもクレーターばかりの荒涼とした景色しかない。

空で輝いているのを薄目でぼんやり愛でていればよいのです。

anond:20160220112047

2015-10-28

容姿が良い人間調子を乗るのは、「革命」がないから

容姿美しい人間というのは調子に乗りやすい。

なぜ、調子に乗りやすいかというと「革命」がないからだろう。

金や権力革命で奪われ、今まで持たざる者が持つ可能性がある。しかし、「容姿」にはない。

金持ち 特に小金持ちというのはいつでも、金がなくなる恐怖がある。

自分はそうだ。父が無くなったら、ギリギリ己を保つためのツールである小金がなくなる。

金というのは非常に奪いやすい、奪われやすい。

流行日本国憲法を読むと、安倍晋三がなにもしなくとも、元から国家によって公共の福祉という名目財産権というのは侵害されやすいということがわかる。

憲法が実質無効化された現在なら、なおさらそうなのかもしれない。

国家が簡単に個人の財産を奪おうと思えば奪える。

つい最近も、相続税の控除が減少した。

おそらく都内に家を持っている人間は大抵、相続税を払わなければいけなくなるだろう。

国家だけでなく、個人でも、合法的他人財産を奪おうと思えばできなくはないものだ。

企業の間では多かれ少なかれ、「革命」が起きる。

大企業が潰れて、銀行に何もかも奪われていく様というのはよくある。

まぁ、どんなに小さい企業もチャンスは無くはないのだ。

究極は革命だろう。

革命というのは統治体制が劇的に変わることだ。

既存経済権力無効化される。

しかし、容姿というものはどうだろうか。

革命」というのは起きない。

それはまさに容姿は神から授かったものからだろう。

権力や富と違うのは、極めて身体に密着している。奪うといっても、手に入れるものができない。

容姿が良い人間を殺しても、自分容姿は良くならない。

権力、金とは比較にならないほど流動性がない。全く無い。

美しく生まれもの大事にされ、それを批判する者は醜いから批判を受ける。そんなボロボロにされる醜い者も「心の底では美しくなりたい、美しい人間とセックスしたい」という気持ちがあり、それが体制を強化し促進させる。

現在科学をもっても、自分容姿は良くなるか怪しい。自分は肌が茶色クレーターや隆起、毛穴、赤みで大学でもたいていの人間よりも汚い。脂や膿がにじみ出てくる。朝には無くても、昼には白い膿の塊が出てくる。髪が陰毛みたいな髪質で、顔がとても大きいくて背は低い、現在の整形では技術的に美しくなれない。

整形をした女性の6割は、不満をもっていると某週刊誌ウェブサイトで見た。傷やしびれという意味で不満をもつ人間は少なく、結局のところ「思ったよりも美しくならなかった」という人間が大多数ということだ。

容姿というものは神授されたものだ。

今日は窓を開けていると隣の部屋から、嬌声が聞こえて来た。男性は一部の女性を奪い合い、女性は一部の男性を奪い合う。

結局、どこまでもどこへいっても容姿が良い人間快楽を、そして精神安定、ヘタしたら富も権力享受する。自分だって鏡を見て、自分容姿全体が綺麗だと思いたかったし、他人から富や権力とは違う容姿評価されたかった

2015-08-25

「整形すれば」とひどいこと言われたあなたへ

とある増田で、顔がブサイクで悩んでいたら、整形したら?と無神経なことを言われた、という人がいた。

これはひどい

実は俺も、顔面があまりにもひどくて、長い間悩んでいたんだけど、そういう無神経なやつらにムカついて、出来ることをすべてやってやろうと思ってあれこれ試したら、だいぶマシになって、結果として性格も多少明るくなって、女性とも緊張せずに話せるようになった。

変われるよ、現に俺は変われた!

とりあえず、何をやって、どう効果があって、コスパはどうかというのをツラツラ書いていく。ステマじゃないからな。

ほくろ

まず俺の顔面で一番嫌だったのが、ほくろだ。ほくろが大小あわせて19つあった。あまりにほくろが多いため、一時期のアダ名が「昔の小倉優子」だったときがあるくらいだ。

しかしこれは手術で一瞬でとれる。俺の行ったところだと、小さいのだと5000円、大きくても10000円だったかな?麻酔をして切り取る、みたいな施術なんだが、麻酔をするときに、チクチク痛い程度で、30分もかからず全てをとった。料金は14,5万だったと思うが、これは数が多いから

とったあとは、ニキビを潰したような?傷のような感じになる。1人からだけ「どうしたの顔」って言われたけど、「肌が荒れちゃって」といってごまかした。

結果としては、コスパは最強。1ヶ月もすればだいぶ跡がなくなってきて、3ヶ月後にはほぼわからない程度、6ヶ月にはキレイになにもなくなった。

みんな気づくんじゃないかと思ってたけど、家族含めて誰も手術は気づかなかった。

ひげ

俺はひげも濃い。濃いから、そってもそっても夕方には生えてくるし、何より青ひげ状態になっていた。どろぼうひげみたいな形なので、よりカッコ悪い。志村けん変なおじさんみたいだ。あまりにひげ跡が青いから、一時期のアダ名が「ミスター」だったのだけど、これも相当嫌だった。

ひげ脱毛にいこうと思い、某エステに通ったのだが、これはあまりよくなかった。効果としては悪くないんだけど、エステって1本1本脱毛するから、とにかく時間がかかるし痛い。しかもかなり高かった。30万くらいかかった。そのあとに、全身脱毛で某医療系の脱毛にいったんだけど、こっちでやるべきだった、と思った。

しかし、脱毛自体はとてもいい。まず、毎日の髭剃りの時間がなくなる。1日5分はかけてたので、一週間に35分の短縮になる。とても朝が楽になった。しかも、ひげを気合いれて剃ってたので、たぶん相当肌が傷ついてたんだな、って思った。肌のヒリヒリやつっぱりもなくなったし、カミソリ負けも当然ない。

ひげ跡もないから顔がキレイみえる。特に、頬のあたりとかは、黒ずんで見えてたんだなって昔の写真を見て思った。頬が黒いと、すごい陰鬱イメージになるんだよ。それもなくなるし、剃り残しもないからとにかくキレイに見える。

値段は高いけど、ひげ脱毛には人生を変える効果があると思った。

にきび

にきびあともひどくて、クレーター系と赤み、両方あった。あまりにきびあとがひどいから、一時期のアダ名が「松井」だったのだけど、これも相当嫌だった。

これは某赤坂にあるTクリニックにいったのだけど、IPAフォトフェイシャル?というのをやった。1回3万。ぶっちゃけ最初の3回はほぼ効果を感じなかったんだけど、5回目くらいからかなり変わった。人から「肌がキレイになった?」と言われたこともある。ひげ脱毛効果もあると思うけど、鏡を見るのが苦じゃなくなったのはうれしい。

ちなみに完全に治るわけではないので注意な。でも相当マシになると思う。軽めの症状の人だったら、相当いいんじゃないかな。

歯の矯正

歯並びが致命的に悪くて、ガッタガタだった。昔、女性に「クスリとかやっている?」と真面目な顔で聞かれたくらい、歯の色も汚かった。あまりに歯が汚いから、一時期のアダ名が「ヤク中」だったんだけど、これも相当嫌だった。

というわけで、一番ストレート矯正にいった。矯正は2年近くかかり、お金も130万くらいかかった。矯正していると、最初のころはとにかく痛くて、ものが食べられなくて嫌だったし、歯にものがつまるし、人からも見えやすいし、結構つらかったんだけど、終わったあとの歯並びをみて、本当にやってよかったと思った。

歯磨きも楽になるし、ホワイトニングなどもできるようになり、かなり見れる歯になった。見れる歯になると、笑顔が怖くなくなるんだよね。今までは笑うのが怖かったから、常にむすっとした人になっちゃってたと思うんだけど、今では普通に笑えるので、印象もよくなったのではないかと思う。

ダイエット

これは普通にやった。太っていたわけではないんだけど、-11kg落とした。やったのは単純に、レコーディングダイエット

上記のようないろいろな改善をしているときダイエットも一緒にやるといいと思う。みんな肌の変化とかは感じないけど、痩せたことに対しては敏感なので、俺みたいに「男なのに、顔を気にして」といわれるのが嫌だからひた隠しにしてたんだけど、ダイエットをしていると、印象がよくなったことに対して、すべてを痩せたせいにできるというメリットがある。

こんな感じで

かなりいろいろやった結果、自分にも自信が持てるようになった。気分的には、大きなマイナスがあったのが、0に近づいていった、という感じなんだけど、それだけでだいぶ心が穏やかになるし、嫌な気持ちをすることがなくなった。

若いころはいろいろな人に指摘されて本当に嫌だったのだけど、大人になるともちろんそんなに言われることはない。でも、みんな心の中では思っているんじゃないの?というところで、自分に自信がなくなっていて、結果として性格が暗くなって付き合いづらいやつになっちゃってたんだと思う。

それがなくなるだけでも、だいぶ人生好転するよ。

金は異常にかかったけど、これから人生、ずっと使えるものを手に入れられてよかったと思う。少しでも参考にしてほしい。

追記

いくつか反応があって嬉しい。少しでも多くの人の参考になればと思う。

その上で、いくつかの意見に答えるね。

効果がなかった高額施術などについても、書いてほしかったなあ、と。(全部当たりなんておかしくねえか、という邪推ですお・・・

これは実はあまりないんだけど、化粧水とか乳液とかは、効果がよく見えなかったというのがある。元がひどかったせいかもしれないけど。

あと、いわゆるメンズエステにも2軒ほどいったけど、高いだけであまり効果は感じなかった。医療ぽい治療のほうがよほどインパクトあるなと思った。

ほくろ除去、ひげ脱毛などを総じて「整形したら?」って言ってると思います

これはそうかもね。俺の勝手イメージだけど、整形って、メスいれたり、目をかえたり、唇の形変えたりとかなのかなーというのがあった。いわゆる、変化させる系というか。

ひげ脱毛とかは、ひげを超きれいにそったときと同じだったり、皮膚がクレーターだらけなのを綺麗にするのは、健康的にいけばなったラインなので、整形ではないという印象でやっていたけど、そのあたりは自分判断してやればいいんじゃないかな?

これがステマしか見えない私は、心が汚れてるのか/こんないちいち仇名つけられる奴いるか

まあ、そう思われると思うので、そう思いたい人はそれでもいいと思う。本当はどの店いったかとかも書いたほうが参考になるんだろうけど、そこは逆にステマぽくなるのかなと思ったよ。しょせんインターネットだしね。

整形でこそないものの結局高額美容治療を勧めているのは整形すればっていうのと同じようなものでは

ああ、ここは「整形すれば」というのは、なんというか、ストレートに「お前の顔やばいぞ」っていわれているわけで、そういうのはひどいなと思っただけ。個人的にはそれで幸せになるなら、整形してもいいんじゃないかとは思う。俺は、目をいじるとか鼻をいじるとかそういうのは整形ぽくて嫌だけど、肌を治すとか、歯を治すとかはセーフラインと感じたからやったんだよね。そのラインは人ではなくて、自分の納得度で決めるといいのかなと思う。

髪はあったのか

髪はあったけど、この話でいうと、おでこクレーターがひどいから、前髪を伸ばして隠そうとしてたんだけど、今思えば、はっきりいってキモい感じになってた。ある程度綺麗になってからは短髪になったから、それはそれでよい効果だったかもしれない。

こういう人が美容とかに気使ってない人をすごいバッシングするんだよな

あるかもね。俺はあまりしないというか、気にしない人は気にしないでいいと思う。ただ、悩んでいる人がいるなら、それは金で解決できるならしたほうがいいんじゃないか派なんだよ。

2014-05-13

http://anond.hatelabo.jp/20140513174051

反論するつもりじゃなくって好奇心から聞くんだけれど、その記述を見ても、地球にとっては「ちょっと震えた」くらいの話だよね。

恐竜絶滅の契機とされるチクシュルーブ・クレーターを作った隕石衝突のエネルギー広島型原爆10億倍と見積もられてるそうだ (ツァーリ・ボンバは3300倍)。その隕石衝突だって、「地球を爆発させる」には程遠いわけで。50年で5桁以上も、爆弾技術って進歩したのかなあ。

2014-02-10

冷たい熱帯魚

3年前の映画を、やっと昨日見終わった。

久しぶりにパンチのある映画をみたなって感じ。

一緒にみてくれたホラー苦手な彼氏は、「しばらく焼肉は食いたくない」と。

コーヒーも飲みたくない」と。

ったく、男って本当にグロ苦手だよね。

そうじゃない人もいるんだろうけど。

女のほうが間違いなく耐性あると思う。(毎月血祭りにあってるから?)

私も、鑑賞直後はうげぇってなってたけど。

今日仕事帰りに同僚と普通に焼肉食べてきた。

肉汁したたるレアハラミ、こりこりの牛タン、ぷりっぷりのマルチョウをほおばる、

ひたすらうまい

昨日の映画のことはすっかり忘れてしまっている。

結局、人間なんてそんなもん。

一度に二つのことはできない。

そのときの欲がすべて。

人間を心底から突き動かしてるものって、本当にしょうもない「欲望」なんだなと。

食欲、性欲、睡眠欲。

名誉欲。金銭欲。承認欲。愛欲。情欲。。

不思議と、主人公村田が発する説教が、それほど理不尽に聞こえないのは、

彼が欲望に正直に生きてるからかもしれない。

まりに正直、というか露骨で下衆で。

でも人間の一側面をよくあらわしているキャラクターから

どこか親しみを感じて憎みきれない自分が怖かったり。

心に大きなクレーターを残してくれた映画だった。

2014-02-09

彼氏の肌が汚いのが耐えられない

彼氏の肌が汚い。

顔はニキビとかクレーター、剃り跡でごちゃごちゃとしている。

身体の皮膚も汚い。色んなところにあざができているし、虫さされの跡、引っかいた跡、ぶつけた跡もひどい。

背中ニキビは数え切れないくらいある。始めて見たときは、彼に悪いが鳥肌が立った。

背中にもクレーターできるんだ、って思った。

関節のところの皮膚が乾燥して、「干ばつした土地」の写真みたいにひび割れて血が滲んでいるのを見るとゾッとしてしまう。

ほんと汚い。アトピーとか皮膚の病気の類かもしれない。

抱かれる時いちいち気になってしまう。

気にしないようにしようと心がけているのだが。

私は別の男を好きになりかけている。

その男は肌が綺麗だ。ほんとうに綺麗だ。

しろ、彼に勝っているところは主に肌だといっていい。

肌を理由に浮気なんて馬鹿げているとは思う。

でも生理的に受け付けないのだ。

ほんとうにひどい理由だ。

2013-11-29

わがこころベアトリーチェ観月小鳥さんへ

 この手紙をどうはじめたらいいだろうと蝉の鳴き声もかまびすしい夏からずっと考えていましたが(伝えるって本当に難しいです)、結局気の利いたすばらしい挨拶が見つかりません。ですからはじめまして小鳥さん、とだけわたしはいいたいと思いますあなたに伝えたいことがあって今回このお手紙を書くことにしました。突然のことで申しわけありません。

               *

 あなたはまず思ったことでしょう。お気に入り自転車のかごに放り投げられた、飲み口にまだ内容物のこびりついている中途半端につぶされた空き缶みたいな不躾で無礼なこの恋文を送りつけてくるわたしが誰なのか。

 わたしは現在36歳、独身、職歴なし(アルバイト歴はあります)、童貞アニオタ精神のほうをわずらっており、精神障害2級、まったくありがたいことに障害基礎年金も受給させていただいており(2級。786,500円/年)、日々社会復帰に向けて努力している(作業所で時給200円で働いております。内職系の作業です)日本に確実に数%は存在するありがちな中年男性です。若いころのあだ名は塩昆布です。キモオタAAを想像していただければおわかりになると思いますが、この世の悪意を集中的に浴びてきたせいか皮膚が月面のクレーターのようになってしまっており、細身という点ではまだ社会的に許容されうる生物なのかと思ってはおりますが、実際かなりの醜男です。野良猫般若の面をかぶせて火をつけてみれば、野良猫はおそらく面を残してなに食わぬ顔で逃げていきますが、ちりちり灼かれていくその面に残った放火魔殺意怨念と哄笑こそがわたしの顔からにじみ出ているといってもよく、わたしはそのような人間とは正反対の人見知りでおとなしい男であるにもかかわらず、買い物先のイトーヨーカドー出会った幼児には顔を見るたびになにか恐ろしいものでも見たかのようにびくっと反応され、かならず泣かれてしまうのです。

 小学生のころから容姿からかわれいじめられてきたわたしは他人に自分の姿を見られるのが恐ろしく、友人も恋人も作らず、いや、作れずといったほうが正確でしょうか、人生に絶望し、引きこもり勇気を出して面接に行っては人事担当にお祈りされ、ついに自殺未遂をしたあとでは、家族にもうなにもするなといわれ、こうやって小鳥さんのことを考えて毎日すごしています小鳥さんの腋を見ると、わたしのあのひからびてしまった棒状の物体(その先は言う必要ないですよね)も突如として復活し、さらさらとしたそれでいて粘性のある透明な液体が山奥の新鮮なわき水のようにちょろちょろとあふれてきて止まりません。そんなしょうもない中年のわたしですが、小鳥さんは「わたしでしていいよ(・ω<)」といって顔をほんのり赤らめほほえんでくれます。ああ、なんて天使なんだ!

 鉄男さんと以前小鳥さんについて語りあったことがあります

小鳥のやつはさ」と鉄男さんは眠たげに足を組むと、たばこに火をつけていいます。「遊馬のことが好きなんだ。だけど遊馬のやつはED(勃起障害)でさ。超越論的跳躍(かっとビング)しすぎた副作用らしいけど。小鳥も酬われないよな」

「わたしは遊馬のことが許せませんよ。小鳥さんを情熱的に愛撫すべき立場にいながら、なめらかな肌といやらしい声と絶妙チラリズム天使無視して、蜜蜂のように扱ってはしっしっと追い払ってしまう」

「そこなんだよ。たしか処女から声は出ていないが、間違いなくあいつは処女だぜ。でも遊馬はEDなんだよ。詰みだよ、詰み。チェックメイト。E、N、D」

「EDになってから幽霊アストラル)が見えるようになったとか」

霊感商法ってやつだよ」

「まったくひどい!」

「その通り」鉄男さんはそういうと、たばこ排水溝にはじき飛ばして立ち上がり、ふうとため息をつきました。その背中がとても男らしかったです。

 鉄男さんは遊馬と親友という噂でしたが、実はそれほどでもなく、微妙距離感を保っているらしいですね。ちなみに鉄男さんには璃緒さんという統合失調症未来恋人がいるらしいので、小鳥さんには興味がないということでした。よかった!

               *

 わたしは小鳥さんの魅力を語りたいのです。

               *

 まずは腋です。小鳥さんはことあるごとに片手を突き上げてその美しい腋を全世界に全宇宙に見せつけています小鳥さんの腋のくぼみ方はミケランジェロも参考にしたといわれるほどの芸術的な曲線美で、腋汗が溜まりやすく、舐めると南国の風の爽やかさとやや辛めの塩味が感じられてとても美味です。安い発泡酒を飲みながらちびちび舐めるのがとくに好きで(まずい酒のほうが腋汗のうまさが引き立つ)、まるで食べて応援することによって日本社会皮肉っぽくも明るくなるように、わたしの鬱々とした気持ちも小鳥さんの腋汗によって応援されるようなのです。鬱病患者に「頑張って」は禁句だと世間はいますが、それは世間のしょうもないオッサン、オバハンからの善意という名の嫌がらせについていうものであり、火星の砂粒やミトコンドリアすら愛するような天使からの励ましはわたしを勇気づけてくれます。「増田くん、頑張って!」「いいですとも(`・ω・´)」

 鉄男さんは小鳥さんの腋について以前こうおっしゃっていました。

小鳥の腋はすげえよ。おれが小鳥決闘デュエル)で勝てないのはあれのせいなんだ……」

「というと?」

「見たらわかるだろう? あの肉感的な陰翳、くぼみに渦巻く官能的な黒い風。あの腋が生み出す磁場ファルスを屹立させる特殊効果を持っているんだ。おれは決闘に集中できなくて、それでどこに意識を集中してるかっていったら……」鉄男さんはちっと舌打ちすると、それにつづくことばをためらっているようでした。

「なるほど。でも鉄男さんは璃緒さん押しなんですよね」

「もちろんそうさ。璃緒さまは小鳥とは違うよ。璃緒さまは性的なものを超越していらっしゃるからな。でも小鳥やばい

「ですね」

小学生のころ、夢のなかに小鳥が出てきてさ、『鉄男くーん』とかいって頭の上で手を振ってるんだよ。まだ毛も生えてこない腋がちらちら見えてな。そしてあの磁場がおれのファルスにとりついて、シェイクスピアの生み出したあの世紀のアホ、リア王とでも比べればいいのか、情けないことにおれは下着を濡らしてしまった! とんだ娼婦だよ、あの女は!」

「でも、その……、よかったんでしょう?」

「まあな」鉄男さんはそういって照れくさそうにくすくす笑うと去っていきました。こちらを振り返らずにあばよと手を振ってよこしたのが夕陽の逆光のなかで見えました。

 おそらく小鳥さんの腋からはなんらかのフィールド魔法が自己言及的に発動していると思われます。腋が下半身に絡み付いてくる、ちょうど異星人の触手美少女戦士をしめあげて離さないように。そこでわたしは腋地獄という概念提唱しました。小鳥さんの腋はバウムクーヘンのように七層構造になっていて、そのそれぞれが自律的に動いています。そして腋全体も螺旋状に回転していて、ちょうどウロボロスの蛇のように、リビドーが第七層の腋まで達すると今度は第一層の腋に連結され、循環され反復されることによって小鳥さんの腋地獄さらに磁力を増すのです。もがけばもがくほど深みにはまる底なし沼、負ければ負けるほどやめられないギャンブル、呑めば呑むほど呑みこまれるアルコール。そうです、小鳥さんの腋とはあらゆる依存症メタファーなのです。小鳥さんの腋はやめられない。前立腺指圧師! 快楽の大銀河

               *

 つぎに太ももについてです。これについても新概念を導入しましょう。それは不可視のパンティです。あるとき鉄男さんはつぶやくようにいいました。

「なあ、増田ちゃん」

「なんです、鉄男さん」

「お前、見えてるパンツをどう思う?」

「どうってどういうことです?」

「いやな、おれくらいになると見えてるパンチラに興奮しないんだよ。わかるかな。見えてるパンツはただの布だよ、増田ちゃん」

メモっておきます」わたしはあわててオタク風の黒いリュックサックから黒い手帳と黒ボールペンを取り出しました。「でも、パンチラとは見えるからチラなのでは?」

「そこなんだよ、増田ちゃん」鉄男さんは少々呆れたように笑います。「パンチラはいうが、チラってしまえばパンチラではないんだ。パンチラとは一種のパラドクスことなんだよ。パンチラとは非パンチラのことだ。おれたちはその見える“かもしれない”という可能性に人生をかけているのであって、布に人生をかけているわけではないのだ。見えそうで見えない、でもよく見ると見えているかも、いや、見えていない。それがパンチラというものだ。わかるかい増田ちゃん」

「うーむ。なるほど。あ、すみません、鉄男さん。このボールペン、インクが出ないのでメモれません」

「書けないボールペンとな!」そういって鉄男さんはぼくの手からボールペンを引ったくると大事そうにズボンのポケットにしまいました。「見えないパンティこそ美しい。書けないボールペンを使えば時空の果てでも恋文が書ける。そして璃緒さんはうるわしい!」

 わたしは小鳥さんのパンティを見たことがありません。あ、どうか勘違いしないでください。わたしは見たいと言っているのではありません(それでは変態さんですね)。見えそうな状況でも見えないということが小鳥さんの魅力だといいたいのです(しかし絶対に見えていないともいいきれません)。小鳥さんはパンティを見せないことによって、自分存在が布へと矮小化されてしまうことを一種のヒロイン生存本能によって防いでいるのです。布ならば手に取りじっくり見て分析解釈考察することもできますが、小鳥さんはそのような研究対象から逸脱した、科学的な尺度によっては測ることのできない超越者だということなのです。小鳥さんの太ももには慈悲があり永遠平和がある。そこにわたしは神を見たのです。

               *

 小鳥さんはとても明るく元気でまるで熱帯雨林のように表情豊かな方です。明るい陽射しのなか丘の上に立ってこっちに手を振って鈴蘭のように笑っている顔も、土砂降りのなか服をびしょびしょに濡らして蒼白になって泣いている顔も、誰かさんテストの点数のように真っ赤になって恥ずかしがっている顔も、遊馬を心配している顔も、感じている顔もすべて素敵です。そしてその表情のすべてが一回きりのもので、ふたたび同じ表情が現れることはありません。小鳥さんの表情は数によって大小を示せるようなものではなく無限のものなのです。これは誇張でもメタファーでもありません。小鳥さんの顔は見ていて飽きません。

増田おい増田」誰かと思って振り向くと雑居ビルの影から鉄男さんが呼んでいました。

「鉄男さん、どうしたんですか。てか、そんなところでなにやってるんですか」鉄男さんの首にはひもがかかり、その先端にカメラがぶらさがっています

「いいからこっちこいって」あの穏やかで紳士な鉄男さんがいつになく興奮しています

 雑居ビルの影に隠れると、わたしは十数枚の写真を渡されました。そこには璃緒さんが写っていました。

「美しいだろう?」

きれいなひとですね。で、なにやってるんですか」

「これから璃緒さまが病院に行くんだ。ここはその通り道になってるってことだ」渡された写真をよく見てみると、どの写真雑居ビルの薄汚れた壁と特徴的なお掃除ロボットが写っていて、まさにこの場所だとわたしにもわかりました。璃緒さんは写真ごとに異なった服装です。

「璃緒さま、今日はどんなお洋服なんだろうな」

「鉄男さん、これってストーカーってやつでは?」

「おれには愛がある!」

 璃緒さんの無尽蔵の洋服が鉄男さんのコレクター魂を刺激し惑わせ堕落させたように、わたしも小鳥さんの表情に吸い寄せられ離れられなくなってしまいました。でもこれは愛なのです。

               *

 小鳥さんの声はわたしの敏感な部分に海底トンネルのようによく響きます。よくあるきんきんした味気ないテンプレート萌え声ではなく、ロリであるにもかかわらずエロいという特徴があって、少女として見ると大人っぽく、大人として見ると幼女っぽいという絶妙バランスとなっております。尿検査では中間尿を採取しますが、それと同じようにわたしたちが最も注目すべきなのは少女でもなく大人でもない、その境界線を肉付きのいい脚でまたぎ、ふくらみかけの乳房突き出しながら居心地悪そうに立っている半熟の女の子なのです。小鳥さんの声はまさにその時期を繊細に表現しているいってもよく、この世でもっとも貴重な声のひとつであるとわたしは断言いたします。

               *

 最近の女子は料理が作れなくなってきたといわれています。そんな現代社会ですが、小鳥さんは決闘飯(デュエルめし)を作ることができるとても家庭的な素敵女子なのです。小鳥さんの体液、通称小鳥汁がしみ込んだ決闘飯とはいったいどんな味がするのでしょう。鉄男さんによれば、小鳥さんの決闘飯は「バイアグラの味」だそうです。

               *

 ああ、どうしましょう、くだらないことを書いてしまいました。申し訳ありません。わたしはどうしたらいいのでしょう。生きているとつらいことばかりです。すべてがむなしいです。幼女を見てもかわいそうだと思うようになってしまいました。こんな不完全な世界の重圧をその春風のような無垢なほほえみで受け止めなければならないなんて。世界グロテスク悪臭を放っていますが、迷信のごとき科学技術や洗練された(!)法治主義社会たくみに見せかけの清潔さで覆い隠してしまます。それは合成着色料のようで、すべてはフォトショップ的ともいえる一種の嘘で塗り固められていて、どこにも真実はなく、しかし虚偽すらなく、ただひたすら軽薄で浅薄希薄で、原初の一点から湧き出たあの宇宙的エネルギーはどこにいってしまったんだと、この時代無意味さ、無価値についてわたしは考えるわけですが、わたしのそんな行為ともいえない似非行為すらまったく意味のないことで、わたしが死ねばすべてはどうでもよくなるのだと思ったりもするのです。

 しか自殺しようかなと思ったとき毎日小鳥さんがわたしにほほえみかけてくれます。「増田くん、超越論的跳躍(かっとビング)よ!」なるほど、たしかにわたしの眠っていた愚息は雪融けのように感動的な反応を見せ、天上の世界アストラル界)を目指してぐんぐん伸びていきます、蛇玉さながらに。そしてわたしは今日も生きようと思うのです。EDになるまでは。小鳥さん、あなた存在していてくれてありがとうございます

(以上の文章は主治医から自分のことを表現してみるといいと助言があったため書いてみました。長文失礼しました)

2013-10-17

ベランダというかバルコニーの広い家に住んでいるのだが

親方!空からデブ女が!!!

あああああクレーターがあああああ!!!!!!

2013-08-28

中高時代にやらなくてちょっと後悔している事リスト

勉強もだけど、それ以外で今思うと残念だなぁと思う事。

ちゃんとしたニキビケア

「大人になったらニキビ出なくなるよ」「綺麗に治るよ」と周りの大人に言われ続けてたけど見事にあばた顔に!

逆に思春期にあれだけ悩んでたムダ毛は施術料金がお安くなりましたのでツルツルに。

ニキビ痕のレーザー治療はまだ高い。あと思ったより効果が…。

青春小説映画を読んだり観たりしなかった

キラキラした青春 という概念から距離を置いていた。すっぱいブドウ的な。

そう考える事自体が自意識過剰なんだけど、「客観的に見た自分容姿価値」みたいなのは置いといて

物語主人公ヒロイン共感したり一緒に泣いたり笑ったりしなかった。

結局巡り巡って、そういう未熟さが見下しや理屈ごねの頭でっかちになるのかもしれない。

今改めて観ても面白くなさそうだしなぁ。若いっていいね!みたいなのが先にきちゃうとね。

いろんな映画や本にあんまり触れなかった

子供の頃に観るのと歳食ってから観るのとで

作品や登場人物に対する評価が変わる事って結構あるんじゃないかと思うけど

「あの時は○○だと思ったけど、こないだ見たら何か感想変わったわ」みたいな体験が少ない。

「あの映画子供の頃に是非見るべき!」みたいなおすすめ話も出来ないし。

あと「ポーラX」とか難しい映画観たりもしたけど、それは自分にとってはあんまり意味無かった。

理想生活自分に憧れを持たなかった

自分高校にも進学出来て凄く幸せなのだ、と信じて生きていた。今以上を望むのは贅沢だと思っていた。

ぼくのかんがえたさいきょうのいんてりあ とか ぼくのかんがえたさいきょうの自分 とか。

とりあえず無難に、みたいな考えだった。真剣妄想したら人生もっと変わったかもしれん。

『人はなろうとした人物しかなれない。だからといって必ずしも良い条件に恵まれるわけではない。

だが、なろうという意志がなければその人物には決してなれないのだ。』 ってドゴールも言ってるし。



この頃は音楽ばっかり聞いてたな。

まーでも後悔してる事の中で一番生活に影響出てるのって、今の所はニキビかなぁ。

中高生ニキビに悩む人に声を大にして言っておくクレーターアイスピック痕だけは作るなよいいか絶対だぞ

2011-12-24

虐殺器官 リマインダー

一度虐殺器官を読んだ人(=自分)が内容を思い出すためのもの

第一部

 

 死者の国の夢と、そこに現れる死んだ母さん。

 僕は「濡れ仕事屋(ウェットワークス)」として、二〇一〇年代後半に頻発する内戦をおさめるため、「レイヤーワン」を殺してきた。レイヤーワン――罪の多寡とは無関係に、それを殺すことでもっと効率的に争いを終結させられる標的。

 仕事で殺してきた数多くの(時に罪のない)標的のことは少しも心に留まらないのに、プライベートでの、母に対する医療行為打ち切り決断したことで、僕は気を病んでいる。

 仕事で、二人の標的AとBを殺すように命じられ、異国に入る。標的Bについての情報は、上司から与えられているはずなのだが、それが上司意図により隠されている。

 標的Aはその国で虐殺行為を率いていた為に、ぼくの手により暗殺される。

 ぼくは標的Aに、なぜそのようなことをしたのかをきくが、彼はしきりに「わからない」と繰り返す。

 標的Bはすでにそこにはいなかった。

第二部

 仲間のアレックス自殺する。

 彼はしばしば「地獄は頭の中にある」と言っていた。

 ぼくの父も、かつて自殺したのだった。

 家の天井に散った父の血を拭き取ったのは誰なのだろう?

 標的B――ジョン・ポールを追って、僕らは殺しを繰り返してきた。彼は内戦から内戦渡り歩いているようだった。

 だが、ぼくらが暮らすアメリカは、「ドミノ・ピザやペイムービーリピート平和」か支配し、戦火とは無縁だったのだ。

 ペンタゴンに召集される。

 そこで「ジョン・ポールは軍とは無縁の文人学者でいる」、「しかし、彼が関わった国は決まって内戦が起こる」と聞かされる。

 彼は今度、ヨーロッパに入ったらしい。

 ぼくの新たな任務は、チェコで彼を追跡すること。

 死者の国の夢――「死体物質にすぎない、生きた人間も」と母さん。

 幼少時、僕は家の中で母さんの視線を感じ続けて育った。その視線から逃れるために、「濡れ仕事屋」を始めたのだった。

 視線と、認証との類似性。

 ジョン・ポールと関係を持つらしい女、ルツィアと接触する。チェコ語講師をしている彼女の生徒として。

 ルツィアに、「言語進化によって獲得された『器官』である」という話を聞かされる。

 チェコプラハ行方くらませた人間(ジョン・ポールもそうかもしれない)のIDの追跡可能性はゼロらしい。

 9・11のテロとの戦い以後、認証を繰り返さなければ買い物も交通機関を利用することもでしないのに。

 ルツィア曰く、「ジョン・ポールはもともとMIT学者だったが、いつからDARPA研究(ぼくが使う武装、SOPMODを作ったのもDARPA)をするようになった」

 それは上司からは当たられていない情報だ。

 ルツィアの部屋からの帰り、若者におそわれるが返り討ちにする。おそらくは、ジョン・ポールの協力者。

 彼は、指紋と虹彩とで、認証されるIDが異なる。

 サラエボの核クレーター

 IDトレースによれば、かつてジョン・ポールとルツィアが密会していたとき、彼の妻子はサラエボで核に吹き飛ばされた。

 ――彼が関わった国で虐殺が起こるようになったのはそれから

第三部

 死者の国の夢――夢の中のプラハでは、例の虐殺が発生していた。

 その夢でも、母さんが現れる。

「母さんは意識はなかったけど、内蔵は動いていた。そして、ぼくが医療行為の中断を認証した。

 ……母さんが死んだのは、ぼくが認証イエスと言ったときだったんだろうか?」

あなたは、任務での殺しでは「それは政策が決めたことだ、自分が決めたことじゃない」と、責任の重みから逃れられた。

 でも、医療の中断の責任からは逃れられない。あなた自身の決断から

 ……そう思っている。もしくは、中断をする前から私は死んでいたと信じたがっている。

 けれど、本当は、私だけじゃなく、あなたがころしてきたすべての人々が、あなた決断によって死んだ。

 私を殺した罪を背負い込めば、あらゆることが帳消しになると思っているの?」

 夢の虐殺後の静けさとは裏腹に、プラハのあるクラブには、生き生きとした騒々しさが満ちている。

 そのクラブでは、ID認証せずに支払いできる紙幣(みなくなって久しい!)を使うことができる。

 クラブオーナールーシャス曰く、

「プライヴァシー(認証されない)自由と、テロの自由からの恐怖はトレードオフ。自由の選択の問題」

 クラブでの、ルツィアの告白

 

 ジョン・ポールの妻子がサラエボで核の熱で蒸発したとき彼女はジョン・ポール不倫し、セックスを楽しんでいたという罪の告白

 罪悪感の対象が死んでしまうということは、いつか償うことができるという希望を剥奪されること。

 死者は誰も許すことはできない。

 ぼくの告白――もちろん、仕事の部分はルツィアに隠しながら。

「濡れ仕事」で数々の骸を見、中央アジアからワシントンに帰ってくると、母さんは事故で死んでいた。が、彼女心臓は再び動き出した。――危険軍隊へ行ってしまったぼくへの復讐として、ぼくに生き死にを決断させたかたから?

 決断材料を探す為に、母さんのいえ――ぼくの生家でもある――に行く。

 かつてそこでも母さんの視線を絶え間なく感じながら、ぼくは育った。

 見つめられることの安堵は、(認証され続けることの安堵は、)息苦しさの表面にすぎない。

 結局、母さんの残したログは見ずに(ロックがかかっていて、他人が見ることはそもそもできなかった)、ぼくは母さんの「死」を決断する。

 ――母さんの視線の「気圧」から逃れたくて、ぼくは母さんを「殺した」んじゃないのか。

 僕の告白に対してルツィアは、

人間生得的に善ね利他行動を行える。あなたの、お母さんを「殺した」決断も、本能による利他の行動。だからあなたは許されるべき」

 ルツィアとの帰り道、気を失う。

 ジョン・ポールによる電撃を食らって。

 とらえられた僕は、ジョン・ポールと会話をする機会を得る。

 ジョン本人により、虐殺言語の詳細が語られる。

 虐殺言語は、僕の装備を作ったDARPAが協力した研究により生まれ、僕の殺す対象を選ぶのと同じシステムを利用してる。

 ジョンの協力者によってつれていかれた先は、ルーシャスの店。

 ルーシャスは、〈計数されざる者〉という、ポールの協力者集団の一人だったのだ。

 〈計数されざる者〉は認証を嫌う。プライバシー平和トレードオフの関係にあるはずなのに、実際は、認証をすればするほどテロが増加している。

 それは、世界の人々が、自分のことにしか興味がないから。ドミノ・ピザビデオクリップ平和に浸っているから。すぐに手にできるはずの現実に手を伸ばそうとしない奴らばかりだから

 ジョンとルツィアは去る。

 僕はルーシャスに殺されかかる。その寸前のところで、ウィリアムズに助けられる。

四部

 旧印パ国境地区。そこにいるらしいジョンをとらえるように命じられる。

 痛いと「感じる」ことはなくても、痛いと「知覚する」ことはできる。人をためらうことなく殺せても、その殺意自分のことのようには感じない――僕は「濡れ仕事」をこなせるように、DARPAによって、そのように調整されている。

 ――「殺される」前の母さんと同じ、希薄意識だ。僕が「濡れ仕事」をするために必要な、意識希薄さ。

 この殺意は、本当に僕のものなのか、僕が「殺す」前、母さんが本当に「死んで」いたのか、僕にはわからない。


 仲間のウィリアムズとリーランドとともに、インドに入る。

 ジョンを文化顧問として雇った、ヒンドゥー原理主義国、ヒンドゥーインディア。

 その少年少女の兵を、「他人の殺意」で殺しながら、ジョンのもとにたどり着き、彼をとらえる。

 ジョンを輸送する列車

 ジョンは、

「私が行っている「虐殺言語」と、きみが施されている「「他人の殺意」による殺人」は同じだ。どちらも、良心抑制する」と。

 ぼくは、

「あんたには内通者がいるな。政府部内に。僕らの面子か、もっと上のほうだ」

 ぼくらアメリカと同等の技術を持った敵によって、列車が襲われる。ジョンは僕たちによる拘束から逃れる。

 僕たちも敵も、痛みを「知覚」するが、感じない。体の部分が吹き飛ばされても、戦闘は続く。お互い、「ハンバーガーになるまで弾と火薬をたたき込むしかない」。

 リーランドミンチになりながら、死の間際まで、冷静で希薄意識で戦い続けた。

第五部

 インドミンチになったリーランドは、商品と違ってメタヒストリーを持たないから、つなぎ併せて一つにして、棺に納めるだけでも一苦労だった。

 それでも、ミンチにさえならなければ、認証によるメタヒストリーを僕らは持つ。母さんもそうだった。

 母さんのメタヒストリープロテクトされていなければ、僕は母さんを「殺す」か否かの決断を、認証の蓄積によるライフログを手がかりに探すことができた。

 リーランドミンチになった戦いがきっかけで、ジョンとの内通者が発覚する。

 発覚した情報を手がかりに、ヴィクトリア湖へとジョンを追う。そこは、誰も追おうとしない人工筋肉メタヒストリーの行き着く先。

 〈ヴィクトリア湖沿岸産業同盟〉は、人工筋肉利権を得るために、独立しようとしている。

 ジョンはそこの文化顧問だ。

 ジョンがいるはずのゲストハウスにルツィアを見つける。

 ルツィアを探してゲストハウスに入ると、ジョンが待ちかまえていた。

4(物語のコア)

 ジョンは、

虐殺利他も、進化によって得たモジュールという点で同じ。むしろ両立すらできる。生存のための大量虐殺というのもありうる。たとえば、食料を多部族から奪って自部族の仲間を生きながらえさせるためだったり」

 ルツィアは、

あなたは、サラエボの奥さんや子供を失って絶望しているか虐殺言語をばらまいているのね?」

 ジョンは、

「いや、愛する人々を守るためだ」

 ――そうだ。ジョンがいたどの国も虐殺に見回れていたはずなのに、彼の過ごしたアメリカチェコでは、それが起きていない!

5(物語のコア)

ジョンは、

「人々はみたいものしか見ない。だから、いくら認証しても、テロはなくならない。

 ならば、テロで爆発するはずの憎しみがこちら、アメリカチェコといった先進国に向く前に、彼ら同士で憎しみあってもらおう。――そのために、虐殺言語をふりまいた」

 ジョンは、ぼくらの世界へのテロを未然に防ぐため、虐殺の旅を重ねた。

 ルツィアは僕に、ジョンを殺さずに逮捕するように言う。僕らの世界平和は、ジョンによる無数の死者の上に成り立っているのだと、みんなが知るべきだと。

 と、ルツィアがヘッドショットを決められて死ぬ。

 ウィリアムズによって。

「なぜ殺した」と僕。

「妻と子のためだ。彼女らは、この世界虐殺の上に成り立っていることを知らなくていい。

 ドミノ・ピザ認証で受け取る世界くそったれの平和世界を、俺は彼女らのために守る」

 ウィリアムズはジョンを殺したがっているが、僕はルツィアの最後の言葉の通りに、ジョンを生きてアメリカにつれていき、証言の場に立たせたい。

 ジョンとともに、逃げる。

オリジナル

「おまえを逃がせばまた、虐殺言語を振りまくのだろう?」と僕。

「いや、死んだルツィアの望んだ通り、世界真実を知らせよう」

 タンザニア兵と合流しようとするが、それはタンザニア兵になりすました、僕の「濡れ仕事」の仲間だった。

 彼がジョンを射殺し、僕の任務は(アメリカからすれば)成功裡に終わる。

エピローグ

 僕のもとに、母さんのライフログ権利譲渡される。

 ……僕は、プロテクトがあるためにライフログを見られなかったのではない。ただ、漠然とした恐怖があって、ライフログの閲覧を申請しなかっただけだ。

 僕は幼いころ、常に母さんに監視ID)されているような気でいたが、母さんのログを読んでみると、必要最低限にしか、僕の存在記述されていない。

 母さんの記録の中に生きていたのは、圧倒的に父、自殺したはずの父だった。

 僕は、ジョンからもらった手帳を元に、虐殺言語を語る。虐殺言語でもって、ルツィアの願い通り、真実を世に知らせるのだ。

 そして、世界にとって危険な、アメリカという火種を、虐殺に突き落とす。

 僕はこの決断を背負う。ジョンがアメリカ以外の命を背負おうと決めたように。

☆改変版

「お前はまた、虐殺言語をばらまくのか?」

 ジョンは、

「いや、私は米国内の後ろ盾を失った。深層構造原理を知られれば、たか言葉だ。応用されるのも時間の問題だろう。マスコミ政府公報で、いくらでも虐殺言語を打ち消せるさ。

 だが、私は〈計数されざる者〉という新たなバックアップを得られた。認証に対して憎悪を抱く、世界的な組織だ。この力を使えば、私たちのすむ「こちら側」を静寂に保つことができる」

「なにをするつもりだ?」

 僕の「濡れ仕事」の仲間が、僕がジョンの答えを聞く前にジョンを射殺し、僕の任務は(アメリカからすれば)成功裡に終わる。

エピローグ

 僕はジョンに、「真実」が書かれたテキストファイルを渡されていた。

 それを世界に知らしめ、僕たちが虐殺の上にたっていることをみんなが理解することがルツィアの願いなら、僕はそうするべきなのだろう。

 公聴会で、ぼくはジョンの件で見聞きしたものを語る機会を得る。

 ジョンから渡された「真実」オルタナに浮かべて話そうとする。

 すると、僕が見ずにいた、母さんのライフログオルタナに突きつけられる。――これが、〈計数されざる者〉、ジョンが最後に得た力か。

 幼少の僕は、母さんに監視ID)され続けていたと思っていた。しかし、母さんのライフログには、あまりにも父ばかりがいる。彼の死語ですら。

 それを皮切りに、次々に、アメリカの全議員、いや、オルタナをつけているすべての人々の視界に突きつけられる、真実ログ世界からアメリカ憎悪の数々が向けられているという真実。〈計数されざる者〉のルーシャスは言っていた。プライバシー提供と、テロとのトレードオフの不均衡は、みたいものばかりを見ることによって起こると。認証の中に閉じこもり、ドミノ・ピザビデオクリップ平和の外を知ろうとしないことで起こると。

 ふと、アメリカはもう死んでいるのだと思った。母さんに視線を返せない、父さんのように。憎悪を浴び続け、しかしそれを無視しているアメリカは、死んだ父さんと同じだ。

 ……だが、アメリカ憎悪を向ける小国とて、自分の窮状をしらしめようと騒ぐばかりで、他の小国を知ろうとすらしていないのだ。僕が母さんのログを見ようとしなかったように。

 ジョンが行った、〈計数されざる者〉の力の改変。それは、小国の内部で争いを起こす虐殺言語よりも規模が大きなものだった。互いに無視しあっていたずの、小国小国視線をぶつけ合わせる。そして、小国同士で戦争を起こすことで、「こちら側」の平和を保とうとするものだった。

 ジョンの考えと僕の考えは違う。

 母さんが僕を見ないのは、父さんというすでに存在しない項があるからだ。アメリカから存在しない視線小国が期待するように。

 存在しないものを、存在しないと意識させること。僕にはそれができる。ジョンから得た「真実」の欠片、虐殺言語と、僕のマザータンアメリカで語られる英語によった。

2011-07-18

ロサンゼルスAX紀行、コスプレ

とあるコスプレイヤーの、ロサンゼルスアニメエキスポ日記

なんとなくanondメモコスプレ以外のネタはそう面白みも無いと思いますので別の箇所に。適当にぐぐれば出てくるとは思います

アメリカイベントでは、コスプレ率高いと話どこかのレポートで聞いてましたので、自分も二着、衣装持ってアメリカ入り。

30日から6日の予定が、30日発の羽田LAX行きデルタ機飛ばず航空機遅延、振替は翌日の成田大韓航空になりました。本来なら7日間のアメリカ旅行が6日間、一週間も無い単身旅行に、バカでっかい90リッタークラススーツケース持ち込むハメに。普通ならこのサイズありえません。重いデカい、移動に邪魔、帰り便じゃおみやげ増えて、航空会社にHEAVYのタグつけられるし。だから羽田発着にしたってのにorz

税関の開封検査でもあると正に羞恥プレイでしたが回避成功。助かった助かった。

アメリカイベント日本と違い衣装着たまま会場入りするのでなかなか面白いことになります。そのへんの路面電車からミクのレイヤーが降りてくるなんて普通の事。街中でも衣装着たままウロウロ。ホテルと会場結ぶシャトルバスはあるけど、そんなに距離は無いのでかなりの人が歩いて帰ってました。そのままレストランでご飯食べるはホテルロビーバス待ちしてるわ長物持ってるわでなかなか近辺カオス

LAダウンタウンなんて、幾分古めの自分の知識では、平日昼間以外は観光客立ち入り禁止のエリアしか普通にコス衣装着た女性が深夜に歩き回ってるのを見ると、行政が力入れて改善しようと思えば変わるもんだなー、と。他の参加者衣装着てる人はソレが目印になるし、着ていない人もデカい参加証のお陰で、一目で分かります。とは居え乞食が物乞いしてきたりホテルから黒服が走っていく先を見てみるとデカい大男が喧嘩してたり。まー、この程度なら気をつければどうにでもなる事。

自分が用意した衣装、二日目が唄音ウタで、三日目に着たのはヘタリア日本。当初、更衣室が無いと思い込んでたので、ホテルの部屋で着替え会場入り。流石にアメリカが、衣装のまま会場入りするしそのまま飯食べたりホテルに出入りする、そして電車にも乗るのが普通とは言えちょっと恥ずかしかったので二日目はシャトルバスで会場へ。三日目になると流石に慣れ、自分衣装のままロサンゼルスダウンタウンを歩きまわってました。しかしまー、慣れない……

更衣室、よくよくパンフレットを読んでみると実際は存在してました。何故最初見落としてたのかというと、この部屋の名前が「Repair and Changing room」となっていた為。で、ふとその部屋入ってみると、正に工房状態。針・糸からグルーガンから、各色テープになんやかんや色々揃ってて皆様修理中。デカいハリボテとかも多いから、なんか色々壮絶でした。自分輸送中壊れた耳あてやらボタンやら修理。一応着替えるブース、有るには有りましたが、奥の方に三人分だけ。しか自分が居た時は、誰も使ってないし。

ちなみに武器チェックはまた別の場所。今回は長物持ってってなかったのでどうチェックしてるかは判らなかったのですが、銃器系はアメリカらしく結構うるさいらしく。まどマギマミさんの、マスケット銃もチェック対象になってた様子です

撮影ルールは少しずつ違う。カウントとかは同じだけど、声かけず撮影ってパターンもよくありましたし。それでもノリノリで皆撮ったり撮られたり。面白いのは、カメラマンクレーター作ってて、そのなかに撮影されたい人がかわりばんこに入っていって撮影ってのがあったってこと。あとはダンスはやってるは寸劇はあるは、どっかの黒人ラジカセ持って踊ってる中にレイヤーが沢山突っ込んで踊ってるはとなんかフリーダム。このへんはやっぱり文化の違いですね。

会場に、即売会エリアもあるにはありましたが、ちっちゃいうえ本はホントに少なかった。もし、同人即売会のノリでコレに参加したら、ある意味絶望したんじゃないのかなー、って位。コスプレ撮影を楽しむ分はホント最高なんですけどねー。あと物販ブースに長物やら小物、ウィッグやら色々たくさん。ウィッグ一つ30ドル(=2400円)は安い。

三日目最後マスカレード

コレは、要はコスプレ寸劇40連発。

ただ単に舞台から端へ歩くだけってモノから中国舞踏、一発芸コメディミュージカルに内容よーわからんモノまでなんでもありの詰め合わせ。日本以外のイベントではかなり多いんだけど、国内では滅多に無いんですよコレ。日本の文化自体が変わらないとまず無理。

しかし内容、ホントに多彩。

元ネタゲームFFからソウルキャリバーからエースコンバットまで色々、アニメはもうドラゴンボールCCさくらのような古いのからまどマギパンストタイバニのような最近もの、NyanCatのような小ネタまで幅広くてw …NyanCatが流れたって事は、ミクの歌声が響いたその翌日に桃音モモの歌声が響いたって事か。UTAU好きとしては胸熱

スタードライバーロボット、高さ5mはありそうなの持ち込んだのに驚き、まどマギのうち一つはある別の時間軸って設定、なぜか五人がこのAnimeExpoに居てまどか魔女化するって話でなかなか上手い構成に驚く。ホント多種。

イベントコンテスト形式になってて、グランプリ取ったのはなんとも懐かしい機動戦艦ナデシコ、それもTV版を舞台歌詞だけナデシコに変えた曲をナデシコ乗組員が歌い踊りながら、アキトと艦長ラブコメ。もう定番中の定番。確かに良かったけど、しかしこの時代にナデシコネタかー、そしてグランプリかー、ホントに演技見てるんだなと感心。

で、グランプリの賞金の渡し方が豪快。

テレビとかでよくある、巨大な小切手の形をしたパネルを渡したかと思いきや袖に放り投げ、かばんを持ってき中の現金を観客に見せ「小切手なんてオールスタイルな事はしない、キャッシュをそのまま渡す!」と司会が発言、かばんごと現金を優勝者に手渡し。

…うーん、アメリカンwwwwww  ちなみにグランプリの賞金は1万ドル

2010-08-10

社会の底辺が今日誕生日だった

こんなクズ虫と一緒の誕生日な皆さん、ごめんなあ。

ついでに増田に吐いてみる。ここらしか吐く場所無いんだよな。ごめんなさい。

本気で胸糞悪い話だよ。なので以下は全部ウソとする。ぜーんぶ、ウソ

私はもう最低中の最低なカス女でね。さっさと日本でも安楽死合法化を希望するような屑でね。

そんな私もついに今日誕生日。21歳。職業キャバ嬢。兼、同人作家

うちの母様は何と言うか、異常な人でね。娘に対する愛着が。

言葉に出来ない基地外ってああいうのを言うんだろうね。

美的感覚も狂ってて、お陰さまで高校までの自分の格好はそりゃもう、酷かった。

おしゃれ?何ソレ。高校まで母親に髪の毛切って貰ってたよ。キッチンバサミで。

化粧もダメ(そもそも母親が化粧しない)服は母親のお手製(そろそろ還暦のババァのセンスときたら!)とりあえず全部ダメダメダメ

ゲジ眉?超ピザ?そんな甘いもんじゃないない。

髪の毛はゴワゴワ(しかも無意識にひっこ抜くもんだからハゲてる!)肌は毛穴クレーター、しかも一ヶ月くらい風呂入らない。

というか学校行かない。引きこもってネトゲ三昧。

本当に色々厳しくて、何もさせて貰えなかった。ただただ毎日「お前は天才」「お前は可愛い」と言われ続けてきた。

確かに成績は何故か良くて、県統一模試だと10位以内。とりあえず変な子だった。

ぶっちゃけ、親を殺したかった。母親が殺したいほど憎かった。というか、何度か殺しかけた。

引きこもって絵だけ描いて、2chやりまくって、ネトゲしまくって、痛いサイト作って親への罵詈雑言を書いてた。

高校じゃ全然周囲に馴染めなかった。JKだもの。リアルJK可愛い子達ばかり。そりゃ浮くよね。

皆が楽しそうにしてるのが心底うっとおしくて、担任に「あいつらが騒いで授業に集中出来ない」とクレーム入れまくった。

私より頭が悪いくせに。民度が低い。うっとうしい。殺してやりたい。

驚いた事に、それを聞いても母親は変わらなかった。「お前は天才」「お前は可愛い」…このキモピザのどこがだよ。

気が狂ってると言われてたけど、私に言わせりゃあ、狂ってたのは母親だね。

大学に進学して、やっと親の元から離れて一人暮らしを始めた。1年で20キロ痩せた。

オシャレなんかも思う存分やりまくった。痩せてみると意外と楽しい

サイトを立ち上げて同人活動を始めた。最初はグッズ、その次にオフセ。

絵は幸い上手い部類らしく(自分に言わせれば本当にまだまだ未熟だけど)、すぐに知名度も上がった。

頑張ってメイク勉強もした。街中でナンパされるようになった。物凄く嬉しかった。

調子に乗ってたら街中でレイプされた。すげー。街中でだよ。ありえねえ。と思いつつ普通にボケーッとしてた。

処女膜は自分で破ったしね。中学生の時に。特に痛くもなかった。でも、何か勝った気がした。

終わった後で気づいたら、足がえらくガクガクでフラついてるのに気づいた。何やってんだろうなあと思った。

何に勝ったんだと自分でも突っ込みたい。ブスのトラウマって怖いね。

その後、趣味でやってた同人がそこそこ売れ出して、コミケも余裕でいけるようになってきた。当時19歳。

思い切って大学中退して、上京した。大学は美大だったけど、もう行ってなかった。

同級生の子達は芸術に対して本当に真剣で、真面目ないい子達だった。私なんぞが居たら浮きまくる。

東京に行って書店バイトしてたら学生さんと知り合った。告白されたので付き合った。

1年後には同棲してた。私には勿体無い、というよりも明らかに似合わない、誠実で優しい学生さん

今も続いているけど、いつ捨てられるんだろうなあ?と、毎日思っている。

むしろ捨てて欲しいな、早く。クソ生意気にも泣くだろうけど。私。

この頃は同人を少し休んでて、金が無かった。家賃高いし、生活費かかるしだった。

ので、キャバ嬢になった。ただのキャバ嬢でない。セクキャバ。正真正銘手足ガクブル

だってほら、キャバ嬢ですから周囲。きらきらした可愛い女の子達。一番苦手な相手。

でも話してみたら凄くいい子も居た。頑張ってる子も居た。もちろん、性格悪い子も沢山居たけど。

何人経験した?って話になって、正直に言ったら物凄く笑われた。

笑った子の経験人数を聞いたら300人越えてた。マジかよwww……うん、マジだった。ここはこわいところです。

時給は3000円くらい。安いとは思うけど、私にしてみりゃ破格だった。

幸いお客も結構付いてくれるようになった。けど、ドリンクを頼むのだけは最後までスムーズに出来なかった。

そりゃ根がひきこもりだから仕方ない。コミュニケーションなんて死んでしまう。

色々な客が居た。同伴出勤したら回り道されてラブホに連れ込まれかけたりとか。

障害もちのお客さんが来て、話してたら凄く仲良くなったりとか。

どこぞの誰でも知ってる某音楽会社の人に気に入って貰ったりとか。

もちろん根はただの引き篭もりだったんで、ストレスは物凄く溜まった。けど何故か、物凄く満ち足りた気分になった。

見返してやった気がした。何をだよ。何を見返したと言うんだよ。私。

仕事を始めて半年くらい経った頃、流産した。えっ?妊娠してたの?避妊はしてたんだけど。

残念ながら何も思わなかった。クズでごめんねえ。

私の元に来た事を嘆きながら死んでいけばいいさ。別に祟ってもいいよ。出来るんならね。

入院代はあったけど、ついでだからと親のスネをカジカジしておいた。

父さんが居なくなって、母親は一人寂しく農業を始めてた。

……へえ、やっと目が覚めたのね父さん。

ここまで来て、やっと少し落ち着いた。ので、高跳びして同人生活に戻った。

とりあえず本を作りまくって書きまくってたら商業仕事が来た。えええ。マジですか。

もちろん飛びついて今に至る。現在年収400万程度。週休なし。睡眠時間時間。でもそこそこ勝ち組

ちなみに母親には「彼氏が出来て仲良く幸せにやってます、目指していた絵の仕事軌道に乗ってきました」とだけ言ってある。

キャバ嬢になった事、レイプ流産?言ってどーすんの。

母親には感謝しないといけないな。そこそこまともな容姿に産んでくれたこと。


で、昨日実家に帰って、母親に500万渡して来ました。少ないって言うな。浪費癖が大変なんだよ。

子供の頃に捨てられたもの、全部今になって買い直した。漫画とか、画集とか。おもちゃとかお菓子とか。

洋服もブランド可愛いのを着る。買う。そうしないと胃の中がムカムカして、憎くて憎くてたまらなくなる。

何が憎いのかも分からないなあ。でもとりあえず止められない。

ビッチと言われようがアバズレと言われようが大いに結構。「ザマミロ」という優越感しか湧いてこない。

自分でも何故ソコで優越感なのか、さっぱり分からん

車の中で母親がボソッと言った。「あんたの事は誰よりも可愛がってきたんだよ それが正しいのかは分からない」

久しぶりに私は言葉が出なかったので(これも何故かは分からん)、速攻で飛行機取って明日東京に帰ります。

バイバイ母さん。もう逢うこともないでしょう。

病院から連絡が来たら、迎えにだけ来て下さい。葬式はいらないです。金の無駄ですんで。

それでは1年後くらいにまた会いましょう。水子のタタリだったらうん、まあ、自業自得だね。

でもやっぱり「ザマーミロ」しか言えない。水子にじゃないよ。それだけは確か。でも何に対してかは本当に分かんない。


あ、ウソだからね、これ。全部。うん。

2009-01-19

イスラエルパレスチナにいる人を皆殺しにするつもりだ

ラビン暗殺されて以降、ずっとパレスチナイスラエルの情勢は気になっていた。でも今の情勢はひどすぎる。

あいつらは多分、有史以来殺されたユダヤ人と同じ数だけの「異教徒」を殺すまでは何をしても許されると思ってる。

ハマスごとパレスチナ人パレスチナに肩入れする人達を皆殺しにする事なんて何とも思っていない。むしろそれが狙いだろう。

特にシャロン以降のイスラエルの行動はパターン化してる。

パレスチナ挑発 →

→ パレスチナ人が旧式のロケットや石投げで報復 →

→ 「待ってました」とばかりにありとあらゆる火器で「自衛」、100倍の人間を殺す 

挑発」の仕方もすこぶる露骨。

ウェストバンクに人を送り込んでパレスチナ人オリーブ畑を焼き払い、焼け跡を占領、勝手に入植。

占領した地域パレスチナ人の家をブルトーザーで破壊。それを止めようとした人は轢き殺す。

イスラム教聖地に武装集団で乗り込んで「ここ全部イスラエルのもの」発言。

人々の「まとめ役」、精神的支柱である宗教指導者政治指導者を非常に分かりやすい形で暗殺

アラファトは2001年から死ぬ直前の2004年10月までイスラエル軍によって自宅に軟禁され体調を悪化させて死亡。

2004年にはアフマド・ヤシンを。モスクへ早朝の祈りを捧げに行く途中だった70歳近い全身麻痺車いすの老人に向けてヘリでミサイルを撃ち込んで殺害。

今度もまた。

http://mainichi.jp/select/world/news/20090116k0000e030017000c.html

イスラエルハマスの内相を空爆で殺害 最高幹部の1人

 【エルサレム高橋宗男パレスチナ自治区ガザ地区に侵攻するイスラエル軍は15日夕、同地区北部ジャバリヤ難民キャンプの家屋を空爆し、ガザ地区イスラム原理主義組織ハマス政府」の内相、サイード・シアム氏を殺害した。対イスラエル強硬派の同氏は、同地区のハマス最高幹部5人のうちの1人に数えられ、ハマスには大きな打撃となった。

 イスラエル軍はシアム氏が潜伏しているとの情報を基に、同氏の兄弟宅を空爆。強力な爆弾使用されたとみられ、現場には巨大なクレーターが残された。ロイター通信によると、同氏と息子、兄弟らのほか、隣家の住民4人の計10人が死亡した。ハマス幹部の殺害は今月1日のラヤン氏に続き2人目。

 ガザ市包囲網を狭めるイスラエル軍は15日、先月27日の攻撃開始以降で最も激しい砲撃を同市中心部などに加えた。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)や報道機関が入居するビルのほか、数百人の入院患者らがいたクッズ病院も被弾した。AFP通信によると、パレスチナ人死者は1105人に達した。


理由も無く家を破壊されて今まで住んでいた土地を理由も無く追い出されて怒らない人がいるか?

大事にしていた場所に土足で上がり込まれて憤慨しない人がいるか?

「国の偉い人の近くに住んでいた」というだけで家族を殺される理不尽に怒らない人がいるか?

大事な人を殺されて悲しみ、怒らない人がいるか?

武力では何も解決しない事なんて、占領と暴力がどれだけ「イスラエルの敵」を弱体化させてもパレスチナ人の怨嗟を増大させるだけだと、紛争の種はなくならないという事なんて、イスラエルアメリカもよ〜く分かってる。それこそ1987年インティファーダの前から。「自衛」だの「ハマスPLOテロリスト」だの白々しい。

今起こっている事は戦争でも紛争でもない。イスラエルによる一方的な大量虐殺だ。

http://www.asahi.com/international/update/0117/TKY200901170096.html

「爆撃、常に身体は緊張」ガザ入り桑山医師、惨状伝える 2009年1月17日14時8分

 【ラファ(エジプトガザ境界)=田井中雅人】病院に運ばれた少年遺体に泣きすがる母親。砲撃で建物道路が壊滅し、町は死にかけ、唯一の大きな人だかりは葬儀の列……。イスラエル軍の激しい攻撃が続くパレスチナ自治区ガザに入ったNPO法人地球ステージ」代表理事の桑山紀彦医師(45)=山形県上山市=の目に飛び込んできたのは、圧倒的な暴力による市民惨殺の悲劇だった。

 桑山さんは現在ガザで活動する唯一の日本人医師として、南端のラファ市立病院救命救急室(ER)で緊急医療支援にあたる。空爆や砲撃のすきを縫って、救急車で近隣の病院患者を搬送することもある。ガザ入りして3日目の17日、朝日新聞記者電子メールで現地の様子を伝えてきた。

 ラファ住民らによると、町の銀行は閉まり、水と電気地域によって完全に止まっているところも多い。食事用のガスボンベは入ってこず、薪を使って煮炊きをしている。

 住民らは攻撃が激しい境界に近い地域を離れて比較的安全な市中心部に逃れ、親族や知人の家に身を寄せる。主食のパンを作るための小麦が極端に不足。ペットボトルの水は姿を消したという。

 市立病院に16日に運ばれてきた即死状態の少年は、薪を拾っていたところを「ロケット弾を発射しようとしている」とイスラエル軍に誤認されての狙撃だった。頭部が撃たれ、脳が飛び出した遺体にすがり、母親は泣き崩れた。

 午後には別の通称「ヨーロッパ病院」に患者を搬送。イスラエルとの境界に近く、帰りの救急車を待っている時にも病院近くに爆撃があった。「戦争状態にいる感覚は一時も薄れることはない。爆撃の音や振動が、常に身体を緊張させている」と桑山さん。

山さんを受け入れた福祉団体のダルウィーシュ氏は「世界中から見捨てられた気持ちだ。こんな非人道的なことが起きていることを、どうか世界中の人に分かってもらいたい」と話しているという。

http://d.hatena.ne.jp/Siesta/20090117/1232200677

[翻訳]ガザ地区の現況について

http://anond.hatelabo.jp/20090115200731を書いた増田です)

2009-01-09

去年の夏休み

中学2年生の僕は父方のばあちゃんの家に泊まりに行っていた。ばあちゃんちは田舎という以外、何のとりえも無い。朝からクワガタを取りに行ったり、川で泳いだりするのが好きだった。僕はばあちゃんのうちに一人で泊まりに行って、何日か過ごすのが夏休みのお決まりになっていた。

いつものようにクワガタを取り行って、山からばあちゃんちに帰ってくる途中、東の空にオレンジ色の物体が浮かんでいた。僕は今は放置されている畑のあぜ道を歩いていたんだけど、その光はまっすぐ畑の真ん中くらいに向かって落ちてきた。よく見ると、光った女の子だ! そう思った瞬間、どっかーんというマンガみたいなものすごく大きな音が響いて、畑にクレーターみたいな大穴が出来てた。クレーターの真ん中が光っていて、その光の中に、僕の中学校では今まで見たこともないような可愛い子が立ってた。ゴスロリ? そんな服を着てた。僕はあんまり可愛い子だったので、なんて言っていいのかわからず黙ってた。すると、突然その女の子がしゃべった。

「ねえ、今って西暦何年?」

女の子に急に言われてビックリしながら、僕はドキドキしながら答えた。

「2008年だけど」

女の子はそれを聞いて、しばらく経って、言った。

「ねえ、私ちょっと寝過ごしちゃったみたい。本当はあと9年早く来なきゃ行けなかったんだけど。ところで聞きたいんだけど、あなたは人類が滅びた方がいいと思う?」

「・・・」

そんなこと急に聞かれても。

「ああ、もうはっきりしないわね。じゃあ、もう滅ぼしとくわよ!」

「いやいやいやいや! ちょっと待って! 滅ぼさなくていいよ! 滅ぼさないで!」

「もう・・・しょうがないわねえ。わかったわよ」

彼女は何やらメモ帳のようなものをポケットから取り出して、何か書き始めた。

人類に哀願され、滅亡を断念。っと」

そう呟いたあと、彼女の体は光を増した。そして、ゆっくりと宙に浮き、すごい速度で空の彼方に飛んで行った。

あれって、一体、なんだったのでしょうか。

http://q.hatena.ne.jp/1231366704

http://anond.hatelabo.jp/20090108151602

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん