はてなキーワード: イレギュラーとは
「なんで年収の5倍で住宅ローンダメなの!アナタ借金あるんでしょ!」とかやらないようにな。
(http://anond.hatelabo.jp/20161018145001は、○イの店頭バイトだとしてもチットどーかなー)
おう暇人か。
金貸しっていうと、みんな同じに見えるだろうけど、違うから。
ざっくり「バンク(銀行)」と「ノンバンク(貸金業)」に分かれてんのね。
貸金業法上の違いとかワカンねぇだろうけど、関係しそうな分類は、こんな感じ。
まあこれにリースだなんだとあるけど、とりあえずはこんなもん。
調査が雑だのイレギュラーに対応できないだの色々言われてるが、
で、「相談会」レベルならニコニコ3000万ぐらい余裕ですよとか言われてたのに、
実際に家買うために審査したら一族郎党丸裸にされた挙句ハネられる屈辱もありうる。
割賦販売法って法律で規制されてることから判る通り、基本は「販売」なのね。
これを「金貸し」って言うのは言葉の使い方としてもチョットどーかなー。
(「根拠法がどうあれクレカは借金だ!」とハッスルする人が分割払いとか、へそで茶が沸きそう)
あたりまえだが「ブラック」の定義がブレると困るんで、基準がある。
JICC(日本信用情報)なら3ヶ月以上入金されてない、CICなら61日以上 or 3ヶ月以上の支払延滞。
コレね-、勘違いしてる人が結構いるけど、法律で2日以内の登録が定められてるので、登録必須。
借入金額変えるとか、手心を加えるとか、嫌がらせで登録とか、出来ないのね。
延滞解消の情報は1年保持なんだけど、気にしてる人多いよね。
まあだから、月跨ぎとか一ヶ月とか、どーでも良くて、
「こいつ遅れてるぜ」って情報共有されるのは、
最短でも入金予定日の61日後な。
これは「金貸し」ってんで間違ってない。総量規制もかかるし。
一般人には、そんなに馴染み無いと思うがなー
一般人が、消費するためにお金借りるっつったらまあコレでしょー
オマエラやっぱりプ○ミスだ!みたいなヤツね。ご利用は計画的に。
魔境なんでノータッチで。
連帯保証人にはなるな。
せっかくなんでコレだけは覚えて帰って下さい。
(ググるときはブラックリストじゃなくて、異動や異動参考とかがイイヨ)
簡易裁判所から特別送達で支払督促があるような「激おこ」状態じゃない限り、
信用情報機関に何をどれだけ保管してるかって公開されてるから。
(個別社内の情報共有はワカンねぇけど、そんなメンドウなことやるかね?)
なんで、「彼氏 or 彼女がクレカ作れないんだー」は、こんな感じ。
クレカ以外でのアリガチなヤラカシとしては、ケータイの強制解約かな?
アレも信用情報に残る上に、フツーに激おこ扱いなので5年残る。
つーかさ、もしマジで結婚考えてたりするなら、銀行ローン相談会とかチンタラ行ってないで、
JICCに情報開示申込しといたほうがエエで。間違って登録が絶無とは言わネェし。
まだ子供居ないけど必死で子作りの方向に向かっている。そのために就活も望む形で終わらせた。暫定的な相手もいる。
子供が居ないと人生に目的が見いだせない僕は、子供至上主義だ、悪しき風習だと増田は言う。
しかし逆に子供至上主義じゃなかった時代って、有史以来あったのか?と疑問。
子供を持たないで死んだ人というのは歴史上でも珍しい方なわけで、
それが早死するわけでもなく生き続け、過半数を超えるなんていうのは
これまでの歴史にあり得なかった完全にイレギュラーな状況で、どうなるのか全くリファレンスがない。
子供が居ないまま人生を進んでいく人ってかなり最先端な時代のパイオニアなんだけど、度胸有るな、と思う。
リファレンスがないからこそ、そのほうが社会は良くなるかもしれない、とも言えるんだけど
とある件により、「クレーマー」問題が再浮上している。今から書くのは、一種の「クレーマー擁護」である。ただし、電車問題は関係ない。
自分は、今、貧困問題に関わる活動に参加している(ちなみに、いわゆる「デモ」は参加していない)。当然生活保護受給者やホームレスの人達と毎週のように接している。汚い身なりだし、クセも強いけど、普通はかなりいい人で、よく笑いながら一緒に過ごしている。もし同じ中学のクラスとかだったら、仲良く過ごせたかなーと思える人達ばかりだ。
ところが、そういう人達が、役所に行くと、途端にクレーマーに変貌したりする。実際に知っている人でも、ホームレスで役所から住宅を割り当てられたというのに、物件が気に入らず散々ケチをつけて、意地はって路上に入るくらいだった。なんでそんな風になっちゃうのか。
99.9%の人にとって、役所というのは、単に手続きをとる場所に過ぎない。パスポートをとったり、結婚したり、身内が亡くなった時に出向いて、いいところ一時間くらいの付き合いで終わる場所だ。けれど、これが貧困や障害、家庭内問題(親、子の暴力など)に遭遇した途端、最後の拠り所になる。そして、その拠り所に何かを否定される(申請した手続きを拒否される)というのは、政治的な死刑宣告に等しい。
というのも、現代の役所というのは、人が生まれた時から死ぬまでを徹底して管理する存在だからだ。そこから否定されるということは、世の中に存在してはいけないと言われるのと同じだ。
僕の知っている人でも、若いホームレスで、自分の関係する団体と出会って、ようやく次のステップに行けると思った時に、「役所に行く」と言い残して、その後失踪した。おそらく何か拒否されたのだろう。無事見つかったものの、以前から患っていた鬱を悪化させたみたいだ。
ニュースでも、「旦那の暴力に耐えかねて飛び出したけど、その直後に孕んだ子供が手続き上旦那の娘になると知って、旦那との関係を持つことを恐れて、無戸籍のまま放置した」「生活保護の申請を断られ、一家心中しようとしたけど自分だけ生き残った」なんて話を聞くが、そういう際の「役所に断られた絶望感」というのは、経験しないとわからない。自分も、著しい困難にぶつかり、「役所の手を離れると、世の中こんなに住みづらいのか」と実感した。自分に関しては、かなりイレギュラーな手続きもとってもらい、役所の人にはとても感謝している。
クレーマーになるか自殺を試みるかは人よりけりだけど、役所との関係はそんなに変わらない。よくある「生活保護の打ち切りを宣言したら途端に暴れ出した」なんてのは、ある意味断られた方に同情してしまう。
最近は「行政サービス」なんて言い方をすることもあって、自分たちを「サービス業」と任じるような人もいるけど、本当はそうじゃない。彼らは「人間の管理者」なのだ。それがどうしたと思うかもしれないけど、少なくともそういう論点を持たない限り、行政とクレーマーの問題は終わらない。それがいやなら、公務員にならない方がいい。
うまく描ききれてないけど、僕の言いたいこと、わかってくれる?
対応に疲れてきた。
1.外出のための身だしなみを整えるフェーズに入る直前
2.1が終わり、携行品に意識が移動した瞬間
3.実際に家を出る瞬間
この他にも「いってきます」を言うことはあるが、フラグが不明なので割愛する。
そしていずれも、こちらが「いってらっしゃい」と応じるまで「いってきます」を繰り返す。繰り返す回数が増えるとイライラした口調になる。
自分は「いってきます」は3の段階でしか言わない家庭で育ったのでとても驚いたし、回数を減らしてほしいと配偶者に伝えたところ、
「家族の『いってきます』に『いってらっしゃい』と応じないのは愛がない証拠だ」
との返答だった。
「いってきます」に「いってらっしゃい」を言うこと自体の労力は対したことはないのだが、「いってきます」を聞くたび、配偶者が既に3のフェーズにあるのだと認識してしまい、しかし実際には1か2であるケースが大半なので、ギャップに混乱して精神的に疲れてしまう。
平日朝の忙しい時間帯だと、配偶者の「いってきます」をカウントしている余裕がない。
それに前述したように必ず3回ではなく、イレギュラーな「いってきます」もある。
他の家庭では、1回の外出につき何回「いってきます」を言うんでしょうか?
2016年8月8日、天皇陛下が生前退位にむけて自身の考えを表明しました。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6210338
これは極めて異例なことではありますが、なぜそんなことをする必要があるのか、なぜ生前退位がすんなりとできないのかよくわからない人もいるだろうからわかりやすくまとめます。
第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
第二条 皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。
第三条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。
第四条
日本国憲法は敗戦後策定されたものなので、いかに天皇陛下をどうすべきかというのが最重要項目だったというのが想像できます。
(この辺については昭和天皇の戦争責任だ、敗戦国のなんちゃらだとかいろんな見解があります。長くなるし、本筋からずれるのでここでは述べません。)
我々一般人には馴染みがないだろうけど皇室に関わる取り決めはこちらにてより細かくまとめられています
この中の第24条に天皇陛下が崩御された時の取り決めが記述されています
法律で決められているので、なんらかの都合が悪いとなってもやらざるを得ないことになります。
例えば、想定できる内容だと東京オリンピック期間付近で天皇陛下が崩御された時、オリンピックやっているのに大喪の礼を行って良いのか、オリンピックやるべきなのかという議論が出るリスクを抱えます。
(議論が出るだけで法律で決まっているので改正しない限り、やらない・延期する・短く済ますなどの例外措置も緊急で取れません)
もし仮に、イレギュラーな措置をしたい、皇室典範は改正したいとなれば「皇室会議」を開かなければいけません。
議員十人(皇族二人、衆議院及び参議院の議長及び副議長、内閣総理大臣、宮内庁の長並びに最高裁判所の長たる裁判官及びその他の裁判官一人)でこれを組織する。
となっています。
皇室典範は憲法第2条に紐付かれた重要な法律であるため、「立法」の管轄になります。これは国政となります。
の記述があるため、天皇陛下の側から皇室典範に関わる改正を直接お願いすることはできません。
あの人と結婚したいのですがよいでしょうか?と内閣総理大臣はじめとした議会メンバーに認められなければ結婚できません。
皇室典範第十一条 年齢十五年以上の内親王、王及び女王は、その意思に基き、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。
○2 親王(皇太子及び皇太孫を除く。)、内親王、王及び女王は、前項の場合の外、やむを得ない特別の事由があるときは、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。
皇太子及び皇太孫は皇族を辞めたいと思っても離れることはできないと明記されています。
皇室典範の中には天皇陛下の即位については記述がありますが、退位については明確な記述がありません。想定されていなかったということになります。
仮に生前退位を認めたとして、元天皇陛下の立場はどうなるのか、制限はどうなるのか、崩御された時大喪の礼を行うのかどうするのかなど新たに決めなければいけないことが多い。
天皇陛下側から内閣および皇室会議にお願いすることはできません。
してしまえば、国政に干渉することになるので憲法違反となります。
そこで
こちらの記述に則って、「天皇陛下お気持ち表明」という形で「生前退位」をしたいと国民へのお願いがなされました。
天皇陛下のできる範囲で憲法違反せず、憲法や法律を変えて欲しいというお願いをしているわけですね。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/kokumin_touhyou/common/pdf/leaflet.pdf
憲法を改正するには国会の2/3以上の承認を経て、その後国民投票の1/2以上で可決されます。
大雑把には決まっていますが、具体的にどう進めるのかこれを取り決めるのも大変な労力です。
天皇陛下の「生前退位」の可決は立法および国政に関わるため、国民の総意を問う必要がある。
だから、「天皇陛下お気持ち表明」という憲法違反しない形で国民に異例のお願いをするという形となった。
戦後初めて「国民投票」および「憲法改正」する重大な出来事になる可能性が高い。
国民の総意を簡略的に認めるとなれば、憲法改正の国会提出や国民投票するまでもなく、皇室典範改正をすることになります。
その妥当性があるかどうか、生前退位を認めてどうしたいのか、議長である内閣総理大臣がその重要性、意義を認めて皇室会議を招集する必要があります。
今回は少年ジャンプ+
車の移動中に出来たやり取りを後に回してしまって、結局テンポが悪くなってないか、これ。
そのせいで車の移動部分が空虚になって、構成的にも不自然だし。
わざとギャグでやってるのか分からないが、テンポがいいってのはA⇒B⇒CとあったときにBを丸々カットすることじゃないよ。
構成が不自然にならない範囲内でカットするならばテンポがいいといえるけれども、これは描くことを単に放棄しているだけ。
ラストのダブルミーニングは嫌いではないけれども、そこに至る過程はちゃんと描かなきゃ主人公の言動に説得力がなくなる。
この感想読んでいる人は、やたらと扱き下ろしているように感じるかもしれないけれども、点数的には100点満点中70はあるから。
非常に不愉快な漫画だけれども、まだ読めているし感想も書けている程度には期待しているってことなので。
このパターンもやっておくべきだよな。
普段はウルトラマンが怪獣バトルの花形だけれども、地球防衛軍だけで怪獣倒したりとかアツいしね。
ただ、これまでもアプリが助けになることはあっても、当事者たちの言動が大事ってのが一貫したテーマだからなあ。
いつも通りのノリで読んでしまった。
話はそこまで進んでないが、色々と新事実が明かされる回で結構重要。
あの「Z」が、自分の母星では最下層の身分だというのは衝撃だったな。
「Z」にとってはこの任務はその身分が上がるチャンスなのだけれども、失敗すれば階級が上がるどころか、その機会すら二度とこない、と。
中だるみしてきかなあと思ってきたところで盛り上げる展開にしてくれるね。
こうなってくると、この世界がARに依存しているのリスクが高すぎるんじゃないかって思えてくる。
まあ、だからこそARのないノエルが活きてくるわけだが、メタ的にみればそのためにARの設定自体が割食っているキライがあるなあ。
さて、イレギュラーの存在で、予想以上にもあっさり捕まえられたけれども、反応からしてもゾロは犯人じゃなさそうだよなあ。
となると、次回はゾロの無実証明も必要になってくるわけだが、どうするんだろうか。
いわゆる、おさらい回なのだが、これまでの予選結果を別キャラ目線で描く、と。
32話で、ちょろっと出ていたアイドルユニットか。
あれだけでも酷いと思ったが、まさかの再登場。
モチーフがあからさまなのに、それをここまで下品な方向に振り切るのもすごいな。
普通なら、こういう発想が仮に出てきたとしても、やろうとは思わないぞ。
まあ、おさらい回だから話は全く進んでいないけれども、楽しく読ませてもらった。
私も「話が進まない」という批判をすることがあるけれども、話が進まないこと自体は必ずしもダメってわけじゃない。
話を進めない以上、それ以外の部分で魅せなきゃいけないってこと。
それができていれば満足度は高くなり、ストーリー自体は進んでいなくても不満は出にくい。
で、それができていない時に「話が進まない」という批判の意が強まると思うんだよね。
コレみたいに、話が進まないなりに面白く魅せようという気概を、あのマンガとか、あのマンガとかにも見習って欲しい。
メタ的にみて、さすがにこれ以上はないだろうなあと思っていたので、予想通りで安心。
で、新たな協力者が登場、と。
まあ、今までだとジリ貧気味だったので、そろそろ新たな方向から攻勢しないと厳しいだろうし、タイミング的には妥当か。
さて、「奴ら」の大まかな傾向が説明されたな。
やはり不審に思う人が他にも少なからずいたようだけれども、「奴ら」の統率の取れた行動と、神宮寺家から奪い取った経済力によって上手いことやってきたということか。
今回は裏サンデー
いや、まあ元から「主人公が性別偽ってメイドカフェやる」という無茶苦茶なコンセプトを成立させるための世界観だからさ。
こんな外道集団いるなんて治安悪すぎだろとか、あんなちっちゃいナリの少女一人でそいつら返り討ちにできるわけがないでしょとか、というかこれもう殺しちゃってんじゃないという位ボコボコなんだけどとか言うのは野暮ではあるけれども。
仮にもメインキャラ加入のエピソードやるんだから、もう少しプロット練ってもいいんじゃなかろうか。
で、これだけメチャクチャやってる割に、一つ一つの要素をメタ的に見れば手垢まみれなんだよね。
仮にも生徒の中でトップクラスにやばい犯罪性を持つとされて出てきた新キャラが、イレギュラーに翻弄され気味ってのはどうなんかね。
格が大分落ちた感がある。
あと、一話の中で、同じ展開を2回も入れるってのは、贔屓目にみても構成ミスかと。
最後の、今さらラブコメ風味なことをオチとして持ってくるのは、「あえて」という意味でみればアリだけれども。
今回は、敵陣営の赤チームのヤバさと、主人公が自身の能力にどういうルールがあるかを探るっていう内容かな。
あの人が赤チームにさらっと取り入っているけれど、時系列的にも赤チームリーダーの人間性から考えても早すぎね?
あと、色んな能力者がいて今のところそれらがほぼカブっていない現状で、レア設定らしい身体能力倍化が早速カブっちゃてるのは説得力がない。
この作家の、こういう「訳アリ感」満載の描き方はかなり手馴れてきた印象があるな。
いつも一緒にはいられないけれど、それでも出来る範囲で親として振舞おうしているところとか、同じセリフを2回いうあたりとかは妙なリアリティがあってよかったかと。
一件落着して、後日談てきな。
ヒロインの好意が明確に描写されたり、物語の展開的にも冒険活劇としては正直「ひととおりやった」感があるかな。
もちろん、倒すべき敵とかはまだいるわけだけれども、これ以上は目新しい展開は期待できない自分がいる。
修行編に突入しそうな、中だるみしやすい状況だろうけれど、果たして今後どうなるか。
現実の投票と時期を重ねてきたのは面白いけれど、こういうネタはコミックスだとピンとこないんだよな。
内容としては、選挙でどちらの陣営が有利かの理由と説明、低所得者がなぜ低所得なのかを本質的に理解できていないと嘆く描写とか、盛り上げ前の段階なりに見所があったかと。
「人口の何割かは政策そのものに関心がないので、そいつらを取り込むにはキャラやパフォーマンス」とかは、笑うところじゃないのだけれどちょっと笑ってしまった。
そんな朝政陣営が不利な中、「君たちの心を動かそう」という意気込みで討論番組にクロガネが参加。
これまでの描写から考えて、久我山陣営をこちらに取り込もうと思ったら、ここはかなりの説得力が必要だぞ。
茶番にならなければいいが。
最近は、仕事仲間の関係に描写割いていたけれど、久々の仕事面でのギスギス展開。
待たされて客のイライラ感が伝わってきて、担当ではないのに裾上げやらせようとするのは、お互いのためにならんとも思うけれども。
まあ、客からすればそういう店側の都合に振り回されるのは知ったことではないから仕方ないのだが。
さて、次回どうなるかね。
それにしても、あんまり利用したことないからピンとこないのだが、こんなに店員が四苦八苦するほどスーツの店に人がたくさん来ることってあるもんなんかね。
些か空気を読まないところはあるものの、場合によっては妥当な発言をちゃんとする編集の描写はよかったかと。
まあ、アドバイスの内容としては妥当すぎる(事実上、大したことは何も言っていないのと同じ)けれども、読み切り書いている段階の人相手に何の根拠もないことは言えないしね。
あと、最後らへんで、よくある「実は近くで聞いてました~」展開があって、色んな意味で「あちゃ~」と思った。
話を展開させる上で便利なのは分かるけれどもさあ……。
今のところは御雷が優勢に見えるけれども、ガオランの見立てではサーパインに分があるらしい。
何だろう?
こういうのを推測するのも好きではあるんだけれども、そういうのって期待とかも混ざってしまうから、私としてはこのまま次回を待つことにする。
メガネくんが後戻りのできないところまでいってしまったが、果たしてどうなるのだろうか。
言動とか振る舞いがたどたどしい感じが出て、リアルかは分からないが妙な生々しさがあるね。
トーチャーポルノとかの趣味はないので、評価はしにくいけれども。
女たちの反応や発言は、環境による価値観の違いで済ますには、あまりにも非論理的なのだけれど、もしかして何か秘密があったりするのだろうか。
ニセサイコヘルットはあからさまに人間ではないように見えるのだけれども、そこに登場人物が誰も触れないのはまだ何か秘密があるってことなのだろうか。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
その界隈で精通している人たちですら、ライトノベルの定義にブレがあるしね。
ただ、それでも言えることがあるならば、表面的な表現や手法について批判することに意味はないということくらいだ。
昔の長編小説をそのままの文章と構成で、スマホ(フォ)のような別の媒体で読むとしたら、内容の良さに関わらず大分きついだろう。
だから、「小説」と「ライトノベル」は同じ読み物だけれども、厳密には違うのさ。
ライトノベルの「ライト」が何を指しているかにもよるが、売り手が狙っている主な層は、様々な文学に慣れ親しんだ層ではないのだろう。
であるなら、そこで紡がれるのは活字への抵抗感を考慮した「ライト」なものになるのは自然の流れではないだろうか。
表現や手法の最適化とは、媒体やマーケティングによっても変わる。
もちろん例外はあるのだろうけれど、イレギュラーは反論材料としては弱いしな。
読者層が様々なのは分かるが、子供向け番組を観る「大きなお友達」みたいなもので。
彼らがウケることをやることもある、けれどそれは副次的なものであって、メインターゲットは別なわけだな。
賞をとったものの中にはきつい出来のものが多々あり、理解に苦しんだ時期もあったが今はそう思い込むことにしている。
媒体を考慮した表面的な手法、文体などはそもそも評価の対象ではないので、批判の対象にならないというのが私の答えだ。
私が書いた、「死んだ日本で生きる私」だ。
ゾンビが蔓延って社会が全く機能しなくなった日本で一人暮らしをしている青年が、毎日をよりよく生きようとする日常モノとなっている。
似ている設定で「地球最後の男」があるが、あちらと比較してブラック・コメディ寄りな作風と、ブログみたいなノリで書かれる主人公の心情と独白がウリだ。
増田典厩の尽力により、その当主会談が旧増田領(六)で開催される運びとなった。
二人はそれぞれ供をひとりだけ連れて、竹林にしつらえられた厠の中へ入る。
帯を解くと、コの字型に並べられた便器にむきあう形で腰掛けた。
「見事な海綿じゃのう」
増田家(四)が用意した厠には天窓から竹林を通した光が入り、ほのかに緑色づいて見えた。風も緑に香る。
尻の下から聞こえるせせらぎは大きすぎず小さすぎず、意識をリラックスさせてくれる。
自然石のモザイクでヘクソカズラやイヌノフグリなど、野草の絵が壁に描かれ、密室でありながら開放感を演出していた。
遙か西から伝わった公共トイレの文化が増田島で洗練を極めた結果うまれた「便道」、その粋を凝らした厠と言えた。
便道は権力者にとって便利であり、内密の話をするため多用された。
帯をほどいて便器にまたがるという無防備な状態を晒し合うことで親密さを高めることもできる。
出シニケーションである。
実際、漏らしても粗相にならずに済む増田家(八)当主は落ち着いた様子だった。
まずは互いの大勝利を称え合う。繊維製品の交易を通して二人の間には面識があった。
思えば最初から国境が接していた二家が生き残ったのも不思議なめぐり合わせである。
増田家(四)当主が連れ込んだ小姓の増田四五郎は固唾を呑んで交渉を見守っていた。
どちらも淡々とした様子で、天下の未来を決める事柄に触れていく。
「増田中弐殿はお忙しいようだ」と一方が言えば、
他方は「いきなり領国が三倍にも増えて大変でしょう」と皮肉った。
「三倍……?」
増田四五郎は首を傾げた。国数でも石高でも彼らの領地は三倍よりも四倍の増加と言う方がふさわしいはずだ。
しかし、増田家(四)の当主は小姓にしかわからないレベルで表情を強ばらせていた。
「前から提示した条件を受け入れていただけないのなら、代わりに増田領(一)の平定は我らが引き受けましょう」
増田匿兵衛は膝をつめて核心に触れた。
「……ッ」
内外に秘密にしていたことであるが、増田家(四)は未だに増田島最北部を平定できていなかった。
増田家(一)の遺臣が抵抗しているわけではない。
実はかつて傭兵に呼ばれた北方異民族が混乱につけ込んで大量に流入し、容易には討滅できない状況になっているのだ。
激戦と領土の急速な拡大で疲弊した増田家(四)に、この敵の早期撃破は手に余った。
だが、増田家(八)はおおよその真実を突き止めていた。なんのことはない。
残念ながら世界的な視野をもつことで、増田家(四)は遅れをとっていた。
「では……お願いする」
「えっ!?」
ぶりぶりという謎の音と一緒に、素っ頓狂な声を増田家(八)当主があげた。
内情を知っているとの脅しを素直に受け入れられるとは思いもしなかった。
いやな予感がした増田匿兵衛は尋ねた。
「十万じゃ」
増田匿兵衛も漏らした。
とりあえず持ち帰ると思ったのだが、増田家(八)当主はその場で自分たちの言葉に責任をもつことに決した。
本当にこれで良かったのか、増田家(四)の当主が悩む番になった。
彼はつぶやいた。
「それにしても、本当に致すとはな……」
「便道」は排泄の形をとるものであって、実際に排泄をすることはイレギュラーに近い。
だが、敵の首脳は手慣れた美しい所作で海綿や和紙を使って行った。
「まさしく「大物」にございますね」
増田四五郎は緊張でカラカラになった口をやっと開いた。当主はちょっと笑うといきんだ。
「ふんっ!」
彼の下から聞こえるせせらぎが変化した。最強の武将はうんこでもって自らが流されないと示唆したのである。
「お美事にございます」
だが、
「……切れた」
前回
http://anond.hatelabo.jp/20160619002153
次回
闘いやスポーツなどの試合以外で「参戦」という言葉を使われているのを初めて見たのは、確か5、6年前に読んだ雑誌の見出しだったように思う。
ファッション誌だったか音楽雑誌だったかは忘れてしまったが、その言葉は夏に開催される音楽フェスへ観客として来場することを指して使われていた。
すでにこの表現は広まっていたのか、意識しだすと案外色々なところで見つけられた。
それらはやはり押し並べて「ライブと呼ばれる芸能イベントを観に行く」という意味合いであった。
「客のことを『金を払って戦いに首を突っ込む馬鹿者』だと見なしていることに誰も気づいてないのか」
などと内心毒づいていた。
あの言葉は2016年になっても未だに散見できるのだが、最近はその使い方がまた少し変わってきたように見える。
我が家では夕飯時に食堂のテレビでくだらないバラエティ番組を垂れ流す。
テレビを覗けばお馴染みの芸人やアイドルと並んで普段なかなかお目にかかれない俳優や文化人が喋っている。
この捻ったキャスティングがなされるようになったのは、おそらく10年ほど前からだろうか。
売れない映画や本の宣伝と、マンネリ化しだしたテレビ番組のテコ入れという利害の一致から始められたこの慣習は、今や視聴者に何の変哲も無いこととして受け流されている。
よくよく見るとあの騒々しいテロップの中に「参戦」の文字が躍っている。
どうやら番組を「トークの闘技場」、イレギュラーなゲストを「グラディエーター」に見立てているらしい。
テレビ局もここまで思い上がるようになってきたかという白けと、いつまでこの変な言葉遣いが巷で繰り返されるのだろうという微かなむかつきを感じながら、自分はこの日記を書き綴るのであった。
生活インフラただ乗り厳禁!新卒フリーランスはキャンピングカーマナーを守ろう
http://browncapuchin.hatenablog.com/entry/camper-freeride-20160603
一般的な生き方から外れたことをしてるマイノリティがいたら、その人を取り締まることで全体としての幸福を維持する。そんな感じの考えが多いのかな。
僕はマイノリティの存在を許して、社会全体である程度負担を共有するリベラルな考えもあってもいいと思う。
自分が必ずしも常に多数派でいられるかわかない以上、他人のイレギュラーな生活の仕方も”ある程度”許容できないとルールにがんじがらめにされたすごく生きづらい社会になると思う。
(”ある程度”は人によって、今までの生活によってみんな違う。だからたくさん議論があるのはいいことだと思う)
「みんなやったら社会インフラが壊れる」っていうブコメがあったけど、すごくまっとうなことを言ってると思う。
自由な社会について考えると、常にモラルハザードの問題もついてくる。
本当にたくさんの人ががやり始めたら、現在の社会インフラは多分壊れるだろう。
でもそうなった場合、キャンピングカー所有税なり、キャンピングカー排泄所なり、新しい仕組みの社会になってるだろう
「イレギュラーじゃなくてイリーガル」っていうブコメは、さすがに先走りしすぎだと思う。
そもそもやぎって人がここに書いてある生活をしているわけじゃないし、違法ではなくモラルを問われる問題だと思う。
ぶっちゃけこの件に関して、僕はこれが正しいって言いきれる意見を持っていない…
書き殴りで申し訳ない。以上。
ここ数年、実家付近でマムシの出没が増えているらしい。幸い、実際に誰かが噛まれたという被害はまだないそうだが。
ジョウレンやカマを装備したじーさんばーさんの咄嗟の戦闘力と躊躇のなさは意外とすごい。いわんや草刈り機をや。
しかし、溝掃除のときなどには、以前は滅多に遭遇しなかったのに最近は毎回のようにマムシが出没するのだそうだ。
聞けば、長老たちは口をそろえて「タケさんが亡くなったからかねー」というのだという。
タケさんとは、山から村に農業用水をおろしてくる小川沿いに住んでいた老人だそうで、毎日川沿いを散歩するのが日課だったそうだ。
そしてその際、目ざとくマムシを発見しては二枚におろすというのを、もう一つのライフワークにしていたらしい。
幼いころ、一度だけ、犬の散歩中にタケさんらしき爺様が不意にしゃがんだかと思ったら、立ち上がるのと同時にマムシをカマで引き裂いているのを見たことがある。
その動きは一切の迷いを感じさせず、それはもう鮮やかの一言であった。でも犬にまだちょっと動いてるヘビ肉食わせようとするのは色々不安になるからやめてほしい。
私が連れていた犬が食べない(えらい)とみると、爺様は無造作に二枚におろされたヘビをあぜ道に放り出していた。恐らくあれはカラスかトビの晩飯になったのだろう。
シーズン中の雨が降った翌日なんかにはたくさん流されてくるらしく、日に20匹近いマムシが干物になったこともあるという。
想像するに、山から里へ蛇がやってくる大きなルートがその川および川沿いであったのだろうが、
そこを門番のように長年守り続けていたのがタケさんという存在だったのだろう。ゲートキーパータケ。
そのタケさんが数年前に亡くなって、当然ながら後継者も現れなかったため、
山から川伝いに里へ流れてきたマムシたちは駆除されることなく里で繁殖し、村人の目につく機会が増えたのではないかということである。
うーん…平行線だね。もうやめよう。堂々巡りで二人ともがアホになる。
お前の主張する【予想外のイレギュラーに対しては運転手に同情すべき論】俺は全然納得しないけど、まあ住宅地辺りの子供の飛び出しは含まれないなら一理あるとします。でも対人間である以上納得はしないからな。
http://anond.hatelabo.jp/20160509224725
制限速度20kmだと渋滞まみれの非生産的国家ね。これは俺最初に30km以上出せない車作れみたいなこと言ってんだけど、現状では不可能だよ。そんなの分かってる。根本的に車の量を減らす。これが大前提。
だから趣味や娯楽の不必要な運転はやめる。公共交通機関を使う(もちろん今より充実させなきゃ意味ない)。さらには30kmしか出ない車。んなもん乗る楽しみもなく、車離れも相まって一気に非車社会へ進む。30kmしか出なくても、たいして車いないから渋滞しない。これが理想。
何十年かかるか分かんないけど、非生産的国家に成り下がることなく、脱車社会が実現すれば日本は素敵な国になるんじゃないかしら。
でもそう願うくらい交通事故で亡くなってしまう人が可哀想で仕方がない。
それだけは理解してほしいわ。
上から目線で語りながら謳う
長い見出しで中かくして
メンヘラになって
コピペになって
知恵袋になってゆく
荒い文章
わざと煽ってる文章
はてな匿名ダイアリーにおける女性の演出講座、はい!
よく見る人とか悪目立ちをする人に絞ってネタにする
Hot entry! Hot entry! Hot entry! はてブと
Hot entry! Hot entry! Hot entry! トラバが
排泄音が聞こえるような
ゆるぎなき創作意欲は作り手の願い
主語を大きくして語っとけ
具体的な部分はぼかしとけ
そしてブーメランを投げとけ
追記しておけ
弱音吐いとけ
煽れ!燃やせ!
とりあえず、とりあえず
誤字脱字があったら指摘しておけ
わー、わー、な、何のメッセージ性ですのこれ
なになになになに
えっ、えっ、えっ、えっ、どういう
えっ、えっ、どういう気持ちで読んだらいいの?
えっ、えっ、文章長い、長い、長い
なになに
なんのメッセージ性ですの、これ
Hot entry! Hot entry! Hot entry! はてブと
Hot entry! Hot entry! Hot entry! トラバが
排泄音が聞こえるような
ゆるぎなき創作意欲は作り手の願い
す~い、す~い、す~い、す~い、むきゅー、むきゅー、すい、すい、すい、すい、ようび
あー、今日も頑張りましょう。「人による」んでしょ?
反論材料にするんでしょ、イレギュラー、これ本筋と関係ない部分とか
この歌詞とか評論家気取って、或いはもっとうまいことできるんじゃないかとか思って書くんでしょ、これ
よくあるんですのよ、そういうコメントね、ほんとに。)
消極的だけど実はコミュ力が高い不思議なヤツに高校生活を救われた話。
見た目はフツメン、中身はオタクで、障害物の多い場所や山道を走るのはやたら速いのにスポーツはできなくて、
授業は寝てるか好き勝手なことしかしてなくて、定期テストはそこそこなんだけど、
実力テストとか模試のときだけは毎回学年1位をとるっていう、ラノベかギャルゲの登場人物みたいなヤツが高校にいた。
そいつは成績以外にも色々と変わっていて、家が貧乏でまだケータイ持ってないとか、
雑草とか野生生物をとって食うらしいとか、カツアゲしてきた相手に逆に飯をおごってもらったとか、
中学の時に女子から告白されたけど、自分は恋愛に興味がないから特にデートとかしないし、自分が興味のあることだけするけどいい?って聞いて付き合って、
お互い処女童貞のまま相手を調教し倒してその娘を尻穴に目覚めさせただとか、色々と信じがたい噂が飛び交ってたから入学当初から結構目立っているヤツだった。
噂は色々あったけど、チビデブオタメガネでいつも通りスクールカーストダントツ最下層なプークスクスに塗れた灰色の高校生活を送ってた俺は、
とにかく4組に変わったヤツがいる、変人だけどなんか賢いらしいという程度の認識だったのだが、2年になってそいつと同じクラスになった。
たまたま席が近くになったそいつは、特に用事がなければ自分から誰かに話しかけるということは一切しないやつだった。
放っておくと朝のホームルームから寝たり起きたり数学の授業中になぜか地理の資料集を眺めたりラクガキしたりを繰り返すだけで下校時間を迎える。
自分からは話しかけないけど、1年の時から成績でも噂でも目立っていた影響か、妙に人望があるようで、
スクールカースト上位層の運動部やDQN、キャピキャピ女子から影キャラ、オタクに至るまで、いろんな奴が話しかけにきていた。
こちらから話しかけたのは多分興味本位で、他のオタクとそいつが俺の知ってるマンガの話をしてたのが聞こえたから、話しかけてみたんだったと思う。
話してみると、普通にオタトークで盛り上がれるし、頭の回転が早いのか話がおもしろいし、確かにちょっと変わってるけど特に害はない感じだった。
気が付いたら、自分の周りには他に数名を巻き込んでカースト下位層のオタクグループが自然と出来ていて、
運動部とかDQNグループとかのハデな感じは疲れると言って、彼も俺らのオタグループとつるむことが多くなっていた。
ただ、彼は他のオタクグループのメンバーと違って、クラス内の各グループすべてと消極的に関わりを持っていて、
どのグループからも声をかけられるような、ある種スクールカーストから解き放たれた存在だった。
俺たちのオタグループがいつも通りプークスクスロリコンプークスクスされている状況でも、
そいつだけは相変わらず自分からは何もしないけど色んな人からよく話しかけられるし、話しかけられれば本当に誰とでも気さくに話していた。
オタグループとつるんでいることをカースト上位層からからかわれたりもしていたけど、いつも適当に受け流していたようだ。
そのうち時々「あ、それだったらコイツの方が詳しいよ」と他の連中との会話をこっちに振ってきたりするようになって、
コミュ力のない俺たちは当然萎縮したりバタバタしたものの、俺たちとの会話に慣れたそいつのフォローもあって、
ダントツのカースト最下層として蔑みの対象だった俺たちオタグループは、他のクラスメイトともある程度会話ができるように段々なっていった。
気が付けば2年の夏休みに入るころには、ちょっとしたイジリやからかいの形でスクールカーストはまだ残っていたけれど、
少なくとも各グループ同士で嘲笑したり陰口を叩くような状況はクラスから一掃されていたように思う。
俺たちオタグループも、特に影キャラ女子グループと交流を深めて、漫画の貸し借りをしたりするようになった。
そのまま3年もクラス替えなしの持ちあがりだったので、クラス全体の仲は良く、いつの間にか周囲にカップルなんかも何組か誕生して、
高校生活の後半は、自力ではとても実現できなかったような、本当に奇跡的に快適で楽しい学校生活を送ることができた。
彼は話しかけられたら口を開く、特にどこにも属さないようなスタンスを崩さなかったし、
書いてないけど行動や言動には色々とエキセントリックな部分もあったけど、
確実に彼というイレギュラーな存在がいて、各グループの間を取り持ったからこそ、あのクラスはあれほどまとまったのだと思う。
彼は最後まで模試では学年1位をキープして、進学実績を作りたい教師陣から大学進学を強く勧められるも、「ゲーム作る方法覚える方が面白そうだから」と言って専門学校に進学していった。
電車で偶然会ったという友人から聞いた話では、そのままスムーズに有名なゲームメーカーに内定したという話らしい。
割と貧乏だったのは本当らしくて、当時でもクラスでほぼ全員が持ってたケータイを持ってなかったのと、
今は実家ごと引っ越してしまったらしくて、偶然エンカウントして就職情報を聞き出した前述の友人が連絡先を聞き忘れる大チョンボをやらかしたので、今は誰も連絡先がわからない。
今まで3回あった同窓会にも1度も呼べていないが、同窓会は毎回、自然とその場にいない彼の話題で持ちきりになる。
アイツ今、なにやってるのかなー。
そもそも、該当のマンガ家氏は客観的に見て、「普通であれば雑誌には掲載されないレベル」の作品を書いていた
それ以前も、雑誌用の作品より同人誌即売会用の作品を優先するとはっきり伝えるなど、
雑誌編集者から見れば「こいつは仕事よりも趣味を優先する奴だ」と分かる言動を行っていた。
そりゃ編集者からすれば、作品のレベルも低いし、プロ意識も低い、あまり大事にする取引先ではないと判断するだろう。
(なぜ趣味の作品を優先するとマンガ家氏は伝えてしまったんだろう? あくまで仕事を優先している体で対応しておけばよかったのに)
そこでイレギュラーがあり、代原として兄弟誌への掲載を提案されるがマンガ家氏は断ってしまう。
チャンスはつかんでおくべきなんじゃないだろうか。
原稿料がすぐ出るだけでなく、担当編集者に貸しを作れるわけで、今後はなにかと優遇してもらえる可能性がある。
それをふいにしておいてキレてるというのは、客観的に見ても意味不明だ。
作品発表会じゃないんだから、この雑誌じゃなければイヤだという意地はそこまでして通すものではないだろう。
野球選手で言えば、巨人の2軍選手が急に「阪神なら出られるぞ」と誘われるようなもんか?
ここで阪神の誘いを断ったら、もう2度と阪神から誘いが来なくなることは分かるだろう。
そこまでして巨人に操を立てても、客観的に見ればこの選手は巨人の2軍選手であり、何もなければずっと1軍の試合には出られないのだから。