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2024-06-01

うおおおおおノベルス雑語りしたくなってきたー!!!

ノベルスがライトノベルか否かって言われたら雑なノベルス語りをしたくなってきたぜ!!!!!

ということでしていきます

ライトノベルノベルスの違い

そもそもライトノベル」と「ノベルス」を分ける定義の人たちってのは昔から連綿と存在していて、例えばノベルスって言うとどういうものかっていうと以下のようなレーベルです

等々……

さて、ライトノベルとどう違うの?と言われると、ものすごい簡単にいうと「文庫新書か」という分け方になる

ライトノベルは主に「文庫」で書かれているレーベルを指すことが多く、ノベルスは「ノベルス版(新書版)」と呼ばれるちょっと細長い感じの本で二段組で書かれているものを指す。

違いはそれだけか?と言われるとまあそれだけなんだが、もうちょい踏み込むにはノベルスの歴史を知る必要がある

1950年代ごろだと、そもそも日本における新書サイズの本と呼ばれるものは「岩波新書」に代表されるお堅い学術書が主だったもので、それに対して光文社が「大衆向けのもうちょいわかりやす教養レーベルを作りたい」として作ったのが「カッパ・ブックス」と呼ばれるレーベルになる

(余談だが著者近影という文化を始めたのもこのレーベルが初らしい)

で、そこから姉妹レーベルとしてフィクション物語を扱う「カッパノベルス」が創刊された。

カッパノベルスは松本清張西村京太郎小松右京など書いた日本ミステリSFエンターテイメント小説に多大な影響がある作品を出して大ヒットを飛ばした。

それを見た他の出版社もこぞってノベルスレベルを立ち上げてそれぞれのレーベル作品を発表していった。

これが大体1960年から1980年くらいにかけてのものすごい大雑把な流れで、ライトノベルより早い段階で日本エンターテイメント小説ノベルスは多大な影響を及ぼした

特にミステリファンタジージャンルに関してはこのノベルスの影響度が尋常じゃないほど高く、ミステリだとカッパノベルスや講談社ノベルス、ファンタジーに関してはC★NOVELSなどで有名作品が数多く存在する

ライトノベルノベルスに含まない人の意見

じゃあ、なんでライトノベル定義論でノベルス含む含まない論争になるかというと、ここからは若干雰囲気ベースになるが「出自ターゲット層」じゃないかというところになる。

ノベルスは刊行されているものを見てみるとわかるが結構ターゲットの年齢層が高い。ぶっちゃけサラリーマンとかそっちくらい向けの作品群が多いのだ

この辺りはレーベルの当初から社会派ミステリ松本清張などを使っていることからも伺えるだろう

内容としてもハードボイルドや伝綺小説などが多く、いわゆるエンターテイメントの中でも硬派でおじさん主人公のもの結構多い

対してライトノベルというものは、ジュブナイル小説と呼ばれるいわゆる青少年向けの文化に影響を強めに受けていて、ターゲット層的にも青少年ないし大学生くらいが主だったターゲット層になる

この辺りの歴史的経緯から来る文化圏の違いみたいなものが、「含まない」という人たちが多い理由ひとつだろう

ライトノベルノベルスに含む人の意見

では逆に、「含む」派閥がなぜいるのか。というと、そもそもノベルスの歴史を見てもカッパ・ブックスの成り立ちからして、「大衆向け」でありエンターテイメント小説の土壌としてあったのはここまで話した通り

で、ライトノベルも言ったらエンターテイメント小説の集合の一部なわけで、まあ内容的に近しい作品が多いからだ

この辺り、時代を経るにつれライトノベルノベルスというのは似た成長を遂げた経緯を歩んだところがある

ライトノベルは様々な近傍文化漫画アニメゲームジュブナイル小説)をごった煮でまとめていったというのだけれども、

ノベルスは時代が経るにつれて対象である大人たち」の変化を受けて、アニメ美少女ゲーム文化さらにその近傍文化を取り入れていき、ライトノベルと似たような変遷を辿っていった

特にこれらを取り入れていったのが、講談社ノベルス(及び講談社BOX)とC★NOVELSである

講談社ノベルス(BOX)で言うと、西尾維新奈須きのこ佐藤友哉など

C★NOVELSで言うと、茅田砂胡多崎礼

あとはどちらにも書いている森博嗣京極夏彦などなど……

上記作家たちは、ご存知の通り小説もさることながら、アニメゲーム漫画などにも多大な影響を与えていった(というか奈須とかに関してはゲームそもそも出自ではある)

これらの作品群は内容的にライトノベルでも出ていてもおかしくない作風のものもあれど、ノベル刊行になっている

また、ライトノベルにおいても、「C★NOVELSで出てそう」「講談社ノベルスで出てそう」みたいな作品結構ある

個人的には紅玉いづきさんとかはわりとC★NOVELS風味かなと思ったりもする)

実際「ブギーポップシリーズ上遠野浩平講談社ノベルスで「殺竜事件」等の「戦地調停シリーズ」を書いているし、ラノベ出身作家ノベルスレベルで書いている例も多い

まとめ

こういった経緯で位置としてはめちゃくちゃ近い位置にあれど、しかし、ノベルスをラノベに入れるか?みたいなのがとても別れやすい、という妙な性質がこの二つにはある

個人的には、まあ歴史的経緯もあるし、レーベル史観でいいんじゃね?という意見なのでノベルスはノベルス、ライトノベルライトノベルでいいかなあと思っている

ただここまでの歴史的経緯を踏まえても、現状似ている作品群も多いというのはあるので、含める気持ちもわかる

なので、もし今後議論する際には内容派閥レーベル史観派閥かの宣言くらいはしてもいいんじゃねえかなあと思う

ただそれはそれとして、ノベルス、ライトノベル双方に面白い作品はたくさんある

ノベルスが好きな人も、ライトノベル好きな人もそれぞれお互いに合う作品結構あるので探してみるのもいいのではないだろうか

更新履歴

24/06/01

指摘があった「ノベルス」と「ノベルズ」の表記ゆれ修正。ちなみに表記は「novels」を日本語読みしたものなのでどっちもあるっぽく、出版社によっても呼び方に揺れがある。(トクマノベルズはズ、講談社ノベルスはス)。自分もなんかノベルスっていったりノベルズと混ざっていってしまうので癖です……

2024-04-04

山本弘 読んだことある自慢によってプライドが傷つけてられている

俺は年間読書数100冊のそこそこガチな本読みだと思っていたんだが、山本弘 は読んだことがない。

完全にスルーしていた。

上遠野浩平西尾維新乙一といった作家買いしている作家もいるほどの読書好きだが、山本弘 は読んだことがない。

ネットでは山本弘 の死を悼む声が溢れているが、俺はそこに混ざることが全く出来ないでいる。

激しい孤独感があるのだ。

自分ゲーマーだと信じていた少年が、たまたま自分の通ってこなかったシリーズ話題世界が湧くのを眺めているときのような、自分存在意義がこの世界から失われるような痛み。

だがこの気持ちに負けて山本弘 を読んだら負けだと思う。

作者の死後に作品評価するような態度は取りたくない。

俺は魂の非実在を信じる科学主義者だからだ。

死者は自作が売れる喜びには浸れない。

俺は別に作者を喜ばせたくて本を買っているわけではないが、それでもなお、どうせ買うのなら自分が買ったことを喜んでくれる作者の本を読みたいと思う。

2023-09-18

俺が考えた最強キャラの殺し方を教えてくれよ。

スペックを盛りすぎた結果倒し方が分からなくなったんだよね。

【大きさ】一般的な成人男性ほど。

攻撃力】ありとあらゆる物をグチャグチャに崩壊させる不可視ビームを発射可能

【防御力】ありとあらゆる攻撃無効化する"無敵"バリア持ち。

     バリア自分崩壊可視ビーム空間のものを削り取る攻撃は防げない。

【素早さ】超音速攻撃に反応可能

特殊能力】読心能力持ち。何らかの手段で肉体を破壊しても復活する。不老。

      精神攻撃無効。肉体操能力再生能力持ち。食事必要が無い。

      特別出自関係で全平行世界に一人しか存在しない。因果律操作能力無効

他のサイトにも投稿した物の再掲なんだよね。そのサイトでは

自分攻撃自分に当てさせる。
愛する者や子供人質に取って自殺させる。
ゴーレム機械など読心が効かない機械と戦わせる。
隠居してる事にする。
脱出不可能な異空間に送り込んだり世界その物から追放する。
色んな勢力の強キャラが協力して徹底的に能力メタる。
同じ能力を持った子供を戦わせる。
対になるような存在と戦わせ対消滅させる。
共存の道を探る。

など数々の意見が挙がったけどど…どれが一番しっくり来るのか分からないんだッ

この最強キャラクターが死亡or退場してる所から物語が始まる設定だから何らかの方法で倒さないと話が始まらないんだよね

【返信】

能力無効化とか能力コピーに弱そう/最強議論スレのまとめでも見れば良いのでは

特殊な出生由来でこの最強キャラ能力コピー出来るコピー能力はこいつと同じ世界に居ないんだ

最強議論スレ上位に居るキャラになら普通にぶっ殺されると思われる

人質取られて殺された展開が読者受けが良い上にストーリー展開的にも後々使い勝手が良さそう。知り合う人間が全員常に狙われたら能力的に全員の護衛は不可能だし、友の死でメンタル病ましとけば読者も人間味を感じる

うむ…「こいつはどうすれば退場させられるのか」を考えたら人質作戦は非常に有効だと思われる。

こんな能力では、もし素体人間ならば他の人と社会的関係を築けず孤立し不老のために時が経つごとに徐々に精神が蝕まれていくだろう。したがって、廃人になったところから物語を進めると良いのではないか

こいつには人間らしい精神が無いんだッまるで自然現象化身のような何を考えてるのか余人には計り知れない奴なんだッ

チェーンソーで一撃

うむ…神殺しの一撃なら仕留められると考えられる

船に乗せて外洋で沈めてしまえば良いやん。一応生物から呼吸は必要なんやろ?

しゃあけど…死亡しても即復活し再生能力持ちのこいつが酸欠くらいで死ぬとは思われんわ!

幽白の城戸亜沙斗に口と鼻をそっとふさいでもらうだけでおk

検索してやっと思い出せた。ナルトシカマルの元ネタみたいな能力してるよねこの人

後出しがなければ未来予知時間移動とかも無いからどうにかなりそう。時間停止から崩壊可視ビーム(主人公限定の設定無し)で殺して死の状態時間空間を固定とか。あとはシンプルに遠い未来に飛ばすとか

うむ…時止めとか超加速みたいな時間系の能力には歯が立たないんだよね。運命改変耐性持ちだから未来改変は効かなさそうだと思われるが…

倒されたけど原因不明としておけば、マクガフィンとして使えるかも。

ナイスでーす♂ 「どういう手段でこいつは殺されたのか?」を探る話に出来るんだよね

何でも突き通す矛と何でも防御する盾を登場させても矛盾がないように、TRPGのルルブには『ファンブルでの失敗』『クリティカルでの成功』『レベル差が大きい場合の≪無効無効』が付記されているとの都市伝説

このキャラ場合は明確に矛の方が強いんだよね。三代目雷影のような物だと思われるが…

地球滅亡。太陽爆発。太陽崩壊銀河系壊滅。宇宙消滅。もしくは「創案者たる増田の死、そしてそのキャラクターを知っている人全員の死、つまり完全なる忘却」でもイイよ。

しゃあけど…残念ながらそんな展開になったら話が始まらわ!

何らかの方法で倒されたことにしてその謎を探る物語にすれば

何らかの方法未来自分が考える事にするんだ。妄想しながら設定を煮詰めていけばいいんだ

なろう系だとたまにいるレベルでは。よく倒されてる

正直色んな作品の強キャラ比較したらそんなに強い方ではないんだ。こいつが出て来る設定の剣と魔法ファンタジー世界にこいつを倒し得る存在があまりいないのが問題だと考えられる

FF4双子みたいな感じにしておけば後で復活も可。

分かりました…自分意思封印された事にしましょう

それだけ無敵のはずがなぜか死んだ、倒された理由を探る話にしたらどうか

上遠野浩平殺竜事件みたいなんだよね

そいつを倒した謎の存在Xを設定して、物語の随所にXの痕跡示唆するも最後「結局Xって何だったんだ…宇宙はまだまだ謎だらけだ…」とか言ってごまかす(みんな同じこと言ってた…)。「飽きた…俺は消えるぜ」は?

それやると謎の存在Xが気になって仕方ない奴なんだよね。飽きるどころか人生これからだって所で殺されたようなイメージなんだ

宇宙戦争の細菌みたいに元々そこにあったものを弱点にして徐々に弱っていく。

うむ…本人も知らぬうちにじわじわ弱体化していく展開は良い物なんだ

読心能力に不老とか、孤独精神的に死にそうなもんだけど

しゃあけど妖怪のさとりとかは寿命死しないし読心能力持ちでも普通に生きてるわっ

そのキャラの力の源となっているものを(とくに今のところ明確になってなければ)後出しで設定する。その源を破壊消滅させる。

指輪物語サウロンはそういう倒され方だったんだ。良い展開だと思うんだ

倒されたところからストーリーが始まるなら、倒す方法を考える必要ないだろ。 / とりあえず火口に落としておけばなんやかや噴火して宇宙に飛んでってくれるよ。

倒される所から話が始まるからどうやって倒したかを考えたいんだろうがよーえーっ!フリーザ様みたいに宇宙に飛ばす事が死因にならないキャラも割と居るんだよね

これから書くのなら新たに弱点を設定すれば良いのでは? 弱点=チャームポイントなので、キャラクター設定の際は能力より弱点を魅力的にする方が重要だ。

うむ…バスタードダーク・シュナイダーは超絶美形無敵主人公だったがヨーコさんにだけは頭が上がらなかった。はっきり言って弟のような存在だと言える

時間停止と、能力無効化系の武器じゃないか五条悟を刺せるアレみたいな

時を止めて"無敵"バリアをぶち抜ける武器を使えば理屈の上では倒せるんだよね。

ヒロインによって良心に目覚めた後、彗星の衝突を知り、宇宙へ行って全エネルギー放出して彗星対消滅。破片の流星に向かって願い事をする地上の人々の中、ヒロインが「綺麗」と呟いて終わり、とかじゃ駄目なの?

しゃあっ いぬやしき

スクイエル・ガールにかかれば2コマ目でリスまみれで敗北

おおアメイジング・スパイダーマンに出てた子やん。実写映画やらないのん

最強キャラが何故突然消息不明になったのかわからないので調べていく→どうやら何らかの方法封印されたようだ→実は数千年後に現れる主人公を殺すために自らを封印して待っていた、というストーリーはどう

その設定は別のキャラにも流用出来そうなんだ。数千年を数十年にすれば使えそうなんだ

呼吸が必要ならいくらでもやりようある。NBC兵器とか。

しかし…再生能力と復活能力持ちが呼吸しないくらいで死ぬとは思えんのです

老衰

不老者のおっさん

作者の都合で殺す。

そういうメタフィクションネタは出て来ないんだッ

物語的にはそいつの死の理由が何であってほしいのかの方が重要だと思うなあ。人間賛歌の敵としての無感情であれば、多少こじつけでもそれが原因で追い詰められる方が面白い。虐げられた大勢の無力な人間の力が文字数

こんな奴に人間的な情が薄ら芽生えてきたばかりにそこを突かれて負けるんじゃないかと思っていたんだ。

ワープ能力いか適当宇宙空間に放り出すなり太陽にぶち込むなり地球消滅させるなりすればそのうち考えるのをやめた自殺を繰り返したりしそう。時間停止とかが攻撃解釈されるかはアンデラ式?

うむ…ワープ出来ないから超遠距離に吹っ飛ばししまえば帰ってくるのにかなり時間がかかると考えられる。時間停止は「この最強キャラの低速化」は防がれるけど星の白金のような「自身の超高速化」には付いていけないと思われる

粉塵爆発キャラ周囲の酸素を無くし、酸欠で倒れたところを第二宇宙速度を超えるスピード打ち上げ宇宙に放り出す。しばらくしたら回復するだろうが、戻る方法がない&酸素がなくて苦しいのでビーム自殺する

宇宙に吹っ飛ばしてもビームを推進力にして頑張って帰ってこようとするんだ。カーズ様は凍り付く酸素しか推進力が無かったから帰ってこれなかったと思われるが…

ジョジョ見てむかし思ってたことなんだけど、細菌とかウィルスの類でどうだ?

体操作と再生能力があるから死なないんだッパープルヘイズみたいな殺傷ヤバイ超即効性ウイルスで殺されても死後に蘇生するしな(ヌッ

ミーム汚染現実神殺しも解明していくと実は思い込みや噂でしかなかった、というように多数決現実に影響を及ぼす魔法的な技術によって超越者を地に落とす

ペルソナ2の噂システムみたいなんだ

悪いのォワシの考えたおとん病気にならんのや

消し方の方法なばいくらでも。例えば1『呪術廻戦』の『五条先生』を封印した『獄門疆』パターン。2レベルを上げすぎて霊化してしま実体消滅パターン、3.戦死した彼女の魂を求め、何処かへ旅立ったパターン

1.あっ呪術まだそこまで見てないかネタバレ食らったッ。2.割と綺麗な感じで好き。3.こいつがそれくらい一人の相手に心を奪われるような展開良いな

作者にダメージ与えてこのキャラの弱点を作ってもらう

リアルファイトルール禁止スよね

ちゃんと盛り上がってた五条vs宿儺戦はすごい(小並感)

まだ読んでないけどジャンプ作品アンチ的な奴らに愚弄されてて悲しいんだ…

スタープラチナワールドで奇襲攻撃しかけて一撃で首を落とすとか

スタープラチナザ・ワールドには対応出来ないけど何らかの方法で首を落としても死なないんだ。厳密には肉体が何らかの方法で死んでも即復活するんだ

胎界主の強くなりすぎて周りが認識できなくなった(超意訳)って設定好きなんだよな

この前気になって1話読んだけどグロかったんだ

美味しい味噌汁を飲むと幸せ消滅する

しゃあけど残念ながら剣と魔法ファンタジー世界味噌汁は無いわ!食事不要な設定だしな(ヌッ

そいつに全員滅ぼしてもらえば勝手に退場してくれるのでは(雑) なぜか生き残った(または外来)主人公世界崩壊を紐解く話になりそうだが。

不殺とまでは言わないけどあんまり殺しはしない設定なんだ。そこが弱点と言えば弱点なんだ。

寝てる時にどこでもドア宇宙に放り込む

食事不要なように睡眠不要なんだ。

から不死身キャラ封印されるものと決まってるので罠にはめるか人質や何かの条件と交換で封印ですな。もしくは宇宙の果てとかの遠くに飛ばす。復活(帰還)の可能性を匂わすかどうかはその後の展開次第。

うむ…人質を取って封印した上で宇宙に放逐するのがこいつに一番効く対処法だと考えられる

周りの世界破滅させて餓死か酸欠で倒す

世界破滅したら話が始まらないだろうがよーえーっ

タンスに足の小指ぶつけて痛さのあまり能力暴走し、ビームが痛みを感じている神経を狙い頭から上半身にかけてを蹂躙 でいいんじゃね

いくらいで暴走するタイプじゃないんだよね。しゃあけど自分ビームを撃てば確かに自滅するわっ

どこでもドアワープ装置宇宙空間飛ばししまえば。一番近くの銀河まで数百万光年かかるヴォイドに飛ばせば、まず、地球に戻ってくることはできない。

ワープ能力いか遠距離追放マジで対応出来ないんだよね…その手の対処法はベストアンサーに近いと思われる

デスノート名前を書くのは因果律操作に入りますか?

うむ…一種運命操作には入ると考えられる。デスノート人間はともかく死神相手には効かないあたり人外には効かないと思われる

無敵バリア、“攻撃”では無い偶然の危害には有効なの?/能力バトルの金字塔であるジョジョは、戦闘能力では敵わないラスボス運命の力で倒すというのがかなり意識されてて、個人的にはそういうのが好み。

うむ…「滑って転んだ結果偶然ヘッドバッドになってしまった」みたいなのは防げないと思われる。ジョジョは一部二部四部七部の倒し方は好きだけど三部五部のラスボス戦はごり押しな気がするんだッ六部はまあ普通

三体読もうぜ。こんなキャラの強い弱いとかどうでも良くなるよ。死神永生でのあれには絶対勝てない。平行世界存在できないのも弱点でしかないな。水滴にも負けそう。

SF小説って難しそうなんだ。

説得。

一時的にその場で説得に応じてくれたとしてもすぐ約束を破るような奴って感じがするんだ。しゃあけど説得が足枷になって弱体化するって展開は使えるわっ

しかウルトラスーパーデラックスガン細胞の増殖を抑える事は不可能であった」

体操作で癌細胞健康細胞に置き換えるんだ

【返信終わり】

色んなアイディアを出してくれて本当に有り難いんだ。こいつの殺し方が何となく固まってきたんだ。

2022-07-22

ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じたコンテンツを思い出してみる。の続きの続き。3

anond:20220721070123anond:20220721070237で書けなかった、思い出せなかった好きだったコンテンツについても書きたくなった。

あれも好きだったけど厳密には10年以上前に好きだったコンテンツだ!というのもあるので、

出来る限りはここ10年以内という最近に好きで堪らなくなったコンテンツについて思い出せたら良いなと思う。

女神異聞録ペルソナ2012年以降・数年前?)

この作品を始めてプレイしたのは2010年ペルソナ3ペルソナ4のthe best版が発売される年の事だった。

この二作は以前から話題になっていて自分プレイたかったけど、いきなり三作目と四作目からプレイするのはどうなんだろう?と思い、まずは近所のゲームショップで割り引かれていたペルソナシリーズ第一作をプレイする事にした。

実を言うとこのペルソナの一作目が非常に難易度が高く初心者向けの作品では無いらしい事は知っていたので、「ペルソナシリーズとはどういう作品なのか?」という概要をざっくりと掴めたらすぐに辞めるつもりだった。

途中で詰みそうになったら止めよう…と思ってプレイした所、ゲームが始まって二つ目ダンジョンでもう投げてしまった。一回一回の戦闘があまりに長すぎて、これは自分では到底クリア出来ないだろうな…と悟ったんだと思う。

それでもこのペルソナのお陰でアトラス作品とはどういう雰囲気なのか?という感覚は掴めたし、その後P3やメガテン3、デビルサマナー葛葉ライドウプレイした時は比較的遊びやすゲームバランスだった事に感動してしまった。

それらのゲームクリアした後、アトラスゲーって良いよなぁ…と思った。普段RPGというジャンルをあまりやらなかった事も大きいと思う。お洒落雰囲気ペルソナ大正モダンライドウ、ダークな雰囲気メガテン、皆面白かった。

とにかくアトラスゲーの作風に魅了されて…一度は序盤で投げてしまった初代ペルソナをまたプレイしたくなった。有り難い事にネットにはこのゲーム攻略情報が沢山あったので、今度はそれを読みながらプレイする事にした。

久々にプレイするペルソナは…攻略情報を読みながらでもやっぱり厳しかった。数歩毎に発生するエンカウント、一回数分はかかる戦闘、中々作れないペルソナ、異常に少ないセーブポイント等、新作の後に遊ぶには凄くきつかった。

それでもストーリーの続きは気になったのでヒーヒー言いながらプレイしていた。恐らく攻略情報を見ずにプレイしていた昔のプレイヤーはこれ以上に苦戦していて、だから途中で投げちゃう人も多かったのかな…と思った。

ただでさえボスの所に辿り着くまで数時間かかるのに総当たりで正解の道を探せ!みたいなダンジョンの数々にはプレイ中本当に苦労させられました…敵として出てくる悪魔も途中から魔法無効とか意地悪な奴が増えてくるし…。

ラストダンジョンなんか、ラスボスの所に辿り着くのに迷いに迷って3~4時間かかったのにタルカジャorマカカジャ持ちのペルソナを作ってなかったから火力が足りなくてまた最初からとか、本当今プレイしたら心折れてたと思う。

それでも、苦労してラスボスを倒して、学園物らしい素敵なエンディングを見れた時にはここまでプレイして本当に良かった!と思えた。物語の終わり方としてはこれまでに触れた創作物の中でも一、二を争うほど好きなんじゃないかな。

初代ペルソナはこの通常シナリオ以外にももう一つ雪の女王編という隠しシナリオがあるとは聞いた事あったけど、正直ゲームとしては十分堪能し尽したのでプレイする気は無かった。一週100時間以上かかったような覚えがある。

この初代ペルソナを後にもう一度プレイする事になったのは、当時行きつけだった書店上田信先生漫画版ペルソナの全巻セットを見かけた事がきっかけだった。

漫画版ペルソナの評判が良い事は以前からネットのお陰で知っていたけど、これまで実物を見かけた事は無かったからかなりレアな物を見かけた気分だった。セットがお得なお値段になっていた事もあって、即刻購入して読む事にした。

基本的ゲームの流れに沿いながらも独自解釈も取り入れられている漫画版ペルソナを読んだ時に思ったのは、上田先生は本当にペルソナの事が好きなんだな…という事だった。巻末のあとがき漫画でも愛が爆発していたけど。

自分が一周するのもヒーヒー言っていたゲームをこんなに愛している人が居るんだな…と思った。漫画版は隠しシナリオの要素も一部含まれていたので、ああこれが噂の雪の女王編って奴か…と興味を引かれた。

漫画版を読み終えて…この作品ペルソナ愛に当てられたのか…またペルソナをやっても良いかも…と思い始めていた。一度はクリアしたんだし以前より苦戦する事はそう無いだろうな…という気楽さもあった。

結果的にそれは間違っていて、雪の女王突入前に数時間ノーセーブLV上げ推奨とか、意地悪なダンジョンラスボスの所まで辿り着くまで最後セーブポイントから大分距離があるとか、苦労したのは通常シナリオと一緒だった。

ただ、この雪の女王編は通常シナリオとは全く別の作品を遊んでいるかと思うほどシナリオ音楽雰囲気が異なっていて、一つのゲームで二つの作品遊んだかのような不思議な充足感があって良い作品だった、と思えた。

ペルソナ遊んだ影響で、アトラスゲーの悪魔デザイン担当する悪魔絵師こと金一馬氏がイラスト挿絵担当する上遠野浩平先生事件シリーズブギーポップの後に読む切っ掛けになった。こちらも良い作品だった。

更に更にまたペルソナプレイするようになった切っ掛けは、書店で初代ペルソナ攻略本・所謂花畑本を見かけて購入した事が大きいんじゃないかと思う。攻略本を読んでるとうずうずしてそのゲームをやりたくなる現象、あるよね。

この女神異聞録ペルソナ、通常シナリオでは四人居る内の誰か一人を仲間に出来るんだけど…最初プレイした時の話も結構忘れてるしいっその事四周しちゃうか!と思った。攻略本があるんだしとことんやるか!と思ってたのかな。

流石に一週目の時のようにヒーヒー言いながらプレイするの嫌だったから、今度は序盤の内から潜在復活マハブピクシーを使う事にした。簡単に言うと、オート戦闘放置する事で序盤から強いペルソナを作る隠し要素の事だった。

この潜在復活ピクシー攻撃力をカンストさせるのに大体10時間ほど必要なのだけど…とにかく序盤に作ってしまえば後は終盤まで大体の敵に苦労せず戦えるので、一週目と比べて大分サクサクと進める事が出来た。

ちなみに女神異聞録ペルソナ個性豊かな仲間達やモブキャラクターダンジョンの部屋で会話する事が出来るんだけど…実はこの会話、ボスを倒してストーリーが進むと全く別の台詞に変更されたりもする。

セーブが出来ず一度クリアしたら二度と中に入る事が出来ないダンジョンでもそういう仕様があるので、もし仲間と台詞一言でも見逃したくないならボスを倒した後セーブせずにまたダンジョン各部屋を回る必要があったりする。

ボスを倒した後セーブも出来ずに一時間以上一度クリアしたダンジョンの中を走り回っていると「自分は何をしているのだろう…」と思う事もプレイしている最中もあったけど、途中からとにかく意地になって遊んでいた。

これを仲間に出来る4キャラ分、はっきり言うと少しキャラの掛け合いが変化するくらいの差分のために四周したんだけど…意外な事にそれほど辛くは無かった。プレイしている内に慣れた、というのもあるかもしれない。

同じダンジョンを四回攻略して、同じシナリオを四回見て…一週あたり大体40~60時間くらいかかっていたけど、それを込みでもこのゲーム滅茶苦茶面白いな!と思えるくらい女神異聞録ペルソナにのめり込んでいた。

雪の女王編は仲間に出来る組み合わせが三通りだったから通常シナリオよりはプレイ時間も短く済んだけど、それでも一週40時間はかかった。正確に測った訳じゃないけど…恐らく累計プレイ時間は500時間を超えてると思う。

こんなに遊んだ事もあってか、最初は序盤で投げたこ女神異聞録ペルソナが今ではアトラスゲーどころかこれまでプレイしたゲームの中で一二を争うほど思い入れのあるタイトルになっている。今後もそれは中々変わらないと思う。

ちなみにシナリオが少し進む度にキャラクターの会話のやりとりが全て変わる仕様デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団にも引き継がれて、そっちも苦労しながら遊んだ。P4は未だに積んでいて、その内崩したいなと思っている。

宇宙一の無責任男~真・無責任艦長タイラー2015年以降?)

これも行きつけの書店で見かけた本だった。タイニアや灼熱の竜騎兵の影響でスペースオペラ物を読みたい!と思っていた時期の事だから、多分2015年以降の事じゃないかな…と思う。少なくとも2016年以前だった。

植木等モチーフ主人公ウエキ・タイラーが上司へのごますりと運の良さだけでトントン拍子に出世していくSFコメディ小説、だったと思う。自分植木等を知らない世代なのでタイラーの元ネタの人、と認識している。

銀河英雄伝説ヤン提督が実力と戦功で出世していったのと対照的に、タイラー提督は運と調子の良さだけで出世していくのが笑えて良い…と思っていたけど、実は本当に只者では無い可能性も終盤示唆されていて良かった。

元祖にあたる宇宙一の無責任男シリーズはあっという間に読み終えて、よしじゃあ次は続編に行くか!と思ってタイラーの子供が主役の無責任キッズも読み始めたけど…これはどうも作者の吉岡平先生のやる気が感じられなかった。

そもそもこの無責任シリーズ90年代ライトノベルという事もあってか今では書店にあまり出回っていなくて、読む事も困難な作品だった。行きつけの書店宇宙一の無責任男シリーズが全巻揃ってたのは幸運だったのだと思う。

折角ハマったのにもう続きは読めないのかな…と思っていた所に出会えたのが宇宙一の無責任男リブート作品、真・無責任艦長タイラーだった。レーベル富士見ファンタジア文庫からファミ通文庫移籍したようだった。

これはリブート…という事もあってかキャラの設定が大幅に変わっていて、しか元祖無責任艦長タイラーを薄めて引き伸ばしたような作品ではないか…?と読みながら思ったけど、それでも無責任キッズより大分面白かった。

吉岡平先生が後書きで腐女子ファンを狙って美形キャラを多めにし、同性愛キャラを増やしました!とぶっちゃけていたのはそういう事言わなくも良いのに…と思った。2000年前後腐女子という言葉を知っていたのは凄いとも思う。

薄めて引き伸ばしたような作品、と最初は思ったけどそれでもリメイク前の宇宙一の無責任男面白かったからか、このリブートの真・無責任艦長タイラーシリーズスイスイと楽しく読めるくらいには面白小説だった。

特に外伝にあたる真・無責任艦長タイラーReMixなんかは「これ旧タイラーの正史に組み込んでも良いんじゃない…?」と思えるほど面白くて気合いが入った作品だった。これで完結なら納得が行く、と何とも満足した気分になれた。

宇宙一の無責任男シリーズ全15巻と真・無責任艦長タイラーシリーズ全13巻の累計28巻は自分がこれまで読んだライトノベルの中でも長い方だった。それだけあのSFコメディを夢中で読んでいたんだろうな、と思う。

かまいたちの夜シリーズ2013年以降?)

SFCで絶大な人気を博したチュンソフトサウンドノベル作品自分遊んだPS移植版だった。

プレイした経緯は恐らく西尾維新作品からミステリに興味を持つ→名作ミステリと噂のかまいたちの夜も遊んでみたい!って感じだったんじゃないかな…と思う。

とにかく色んな選択肢で変化するシナリオ面白かった。ここまでこんなにあっさりバッドエンドになるの!?と驚いたり。惨劇が起きた後に犯人を見抜いても後味の悪い終わり方になるのはやるせなかった。

早めに犯人を見抜いてハッピーエンドを迎えたと思ったら、今度は本編と全く関係無いシナリオ複数解放されたのは驚いた。ノベルゲームでここまで多彩なシナリオが収録されている作品はそう無いのではないだろうか?

シナリオチャート機能を使って全ての選択肢・全ての結末を埋めてついにピンクのしおりを入手した時の達成感は凄かった。こんなボリュームがあるゲーム元々はSFC時代作品だったなんて…と昔のゲーム凄さを思い知った。

その後はPS2で出たかまいたちの夜2もプレイしたけど…これも悪くないゲームなんだけど、1と比べると少し好みとズレるかな…?と思った。人を選ぶ所はあるけど、ハマる人は1以上に好きになるタイプのゲームだと思う。

更にその2の後日談的なかまいたちの夜3もプレイしたけど…2はボリュームがあるだけ良かったんだな…と思わされた作品だった。1の多彩なシナリオに惹かれた身としては3は寂しい感じのゲームだった。

このシリーズプレイした影響で1のシナリオライター我孫子武丸先生デビュー作「8の殺人」や2のシナリオライター牧野修先生の書いたデビルサマナーソウルハッカーズのノベライズ版を読んだりした。

かまいたちの夜と似たゲームがやりたい!と思いサウンドノベルとして前作にあたる弟切草プレイしてみたけど…とにかく、凄いゲームだった。スキップ機能シナリオチャートが無いのでピンクのしおりをゲットするまでに本当に苦労した。

館が舞台密室殺人の話繋がりで綾辻行人先生の「十角館の殺人」を読んだのもこの頃だったと思う。自分ミステリというジャンル面白さを教えてくれた名作ノベルゲームだった。いつか同じチュンソフト「街」も遊んでみたい。

機動戦士ガンダムギレンの野望ジオンの系譜(数年前?)

恐らく直近で一番ハマった作品はこれ、じゃないかと思う。PS時代ガンダムゲーはGジェネレーションもそうだけど作品からとんでもない熱量を感じる事がある。

自分の中でレトロガンダムゲーを遊びたい時期にプレイした作品PS2のアクシズの脅威Vは既にプレイした事があったけど、正直戦略SLGは苦手だった。

PS1作品だけあってロードが異常に長かったり毎ターン世界各地から進行してくるジオン軍が嫌になって何度もゲームオーバーになったけど…ある日プロトタイプガンダムの開発に成功してから全てが変わった。

アムロヤザンバニング小隊が駆るプロトタイプガンダム部隊がたった三機でジャブロー以外全てジオン領土になった地球圏で進撃を果たし…数十ターン後には連邦軍勝利に導いた時、このゲーム面白さが分かった。

侵入相互ロックという滅茶苦茶面倒臭いけどプレイヤー有利な裏技存在も知り、レビル将軍率いる地球連邦軍が幾度も現れる敵勢力を打ち倒しついに地球圏を平和を取り戻した時…ああ、やっと終わった…と息を吐けた。

自分はこの時Gジェネレーションなどでもユニット図鑑埋めとかちょっとしたやりこみ要素にハマっていたので…ギレンの野望でも同じ事をしようと思った。

ジャミトフ閣下率いるティターンズシロッコ率いるティターンズブレックス准将率いるエゥーゴデラーズ閣下率いるデラーズフリート、ハマーン様率いる女性軍…色んなシナリオ遊んだ

とにかくこのゲームロード時間が長く、そうでもなくてもプレイに長い時間がかかるゲームなので…恐らく自分プレイしたPSゲームの中で女神異聞録ペルソナに次ぐくらい遊んでいるんじゃないか、と思う。

まり難易度に心が折れそうになったデラーズフリートをクリアした後、今度はジオン編を遊ぶか…という所で何があったのか忘れたけどプレイを中断している。何故中断したのかは忘れたけど…。

最近は…色々あって家庭用ゲーム機を遊ぶ事もすっかり無くなったけど、また何かの拍子にこのジオンの系譜を夢中になって遊べる時が来れば良いな…と思っている。

他にもパッと思い出せない作品はあるだろうけど、ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じてハマったコンテンツ結構挙げられた気がする。

個人的に「ハマった」の定義は・それの事が気になりすぎて他の趣味に手が付かない・関連する作品人物もつい追ってしまうのどちらかが当てはまる事かな…と思ってる。

2022-07-21

anond:20220721101231

西尾維新あくま上遠野浩平ファンであって上遠野浩平フォロワーではないからそこら辺は仕方ないのかもしれない

そもそもファン寄りの読者でも割と受け付けないレベル作品も多い作家だと思う

物語シリーズは中々売れてるけど他の西尾維新作品物語シリーズほど売れないのがその証明になってる気がする

上遠野浩平の「う……うう……」ってお約束が大好きなんだけど使う機会がリアルどころかネットでも滅多にない)

(まあいいじゃん)

ここ10年で「滅茶苦茶面白いな!」って自分が感じたコンテンツを思い出してみる。の続き。2

anond:20220721070123の続き。

西尾維新作品2013年以降)

初めて触れた西尾維新作品ジャンプでやってためだかボックスだったけど、それが妙に自分に合ったのかとにかく当時のジャンプ作品で一番好きだった。連載終了後にはファンブックも買ったけど実に読み応えがある物だった。

めだかボックスがこんなに自分に合うんだから他の作品もそうじゃないか?と次に手を出したのは所謂戯言シリーズで、こっちも面白くて西尾維新自分に合う作家なんだなと思った。モヤモヤする要素も多いけどそういうのも込みで。

戯言の次は人間シリーズ人間シリーズの次は化物語化物語の次は刀語シリーズ…と言った感じにハマったり飽きたりを繰り返しながらコツコツ西尾維新作品を読んでいった。

これ明らかに手を抜いて書いてるな…とかこれ自分には合わなかったな…とか好きな作家だけど割と本によって好みが別れる感じだったけど、それでも大体の本は自分にとっては面白いので読んでいて楽しめる作家さんだった。

2015年ドラマをやっていた掟上今日子の備忘録2017年アニメをやっていた十二大戦2021年アニメをやっていた美少年探偵団など、この人の本を読まなくなってからも定期的にこの人の作品に楽しませてもらってる。

ファンの間で未完で終わるのではないか?と言われていた新本格魔法少女りすかが数年前に完結したと最近知ってめでたいなと思った。ちなみにこの人が書いたジョジョノベライズ所謂DIO日記個人的には結構面白かった。

上遠野浩平作品2019年以前?)

奈須きのこ西尾維新に多大な影響を与えた事で有名な作家さん。西尾維新曰く「作家の間で一番ジョジョ好きな人」らしく、確かにこの人が書いた恥知らずのパープルヘイズは本当に面白かった。

この人の作品ブギーポップは笑わない一作目と恥知らずのパープルヘイズしか読んだ事が無かったけど、何かの拍子にブギーポップの二作目VSイマジネーターを読んだらそれが滅茶苦茶面白くてドハマリした覚えがある。

そこからペパーミント魔術師まで一気読みして、他にも講談社ノベルス事件シリーズ徳間デュアル文庫ナイトウォッチシリーズノン・ノベルソウルドロップシリーズなどを読んだ。どれも面白かった。

そこから改めてブギーポップの続刊を読み始めたけど、ペパーミント魔術師までと比べるとどうだろう…と思いながらもこれはこれでやっぱり面白かったんじゃないかと思う。面白い本でなければ何冊も読まないし。

2019年ブギーポップが再アニメ化して、これが昔からファンには賛否両論な感じの作品なんだけど個人的には大好きだった。VSイマジネーター・歪曲王・夜明けのブギーポップなど好きなエピソードアニメになったのはたまらない。

一作目のラスボス早乙女君の声が今アニメやってるジョジョフーゴと同じ人なのが奇遇だな、と思ったり。ビートのディシプリンにも出てくるモ・マーダーの叔父貴カッコ良すぎだろ!とTVの前で大興奮したり。

名前だけとはいえブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラに出てくる人気キャラユージンが一瞬出演してくれたのは原作通りとは言えニヤリと出来た。その興奮で上遠野作品を全作読み返したりもした。あの時は結構熱量あったなあ…。

鬼畜王ランス(2018~2019年?)

アリスソフトフリー配布している名作シミュレーションゲーム1996年作品だけど自分が実際にプレイしたのは今から数年前だったと思う。

これがもう本当に面白くて、PCの前にしがみついてぶっ通しで何時間も遊んでいた。自分がこうなんだからこれを発売当時にプレイしていた人のハマり具合とか本当に凄い物だったろうな、と思う。

所謂エロゲーはこれ以外は同じアリスソフトのしまいま。しかプレイした事無かったけど、何故アリスソフトランスシリーズが高い人気を誇りファンが多いのかこの二作をプレイしただけでもこれでもかと分からされた。

クレイモア八木教広作品2014年以降)

月刊少年ジャンプジャンプSQで連載されていたダークファンタジー少年漫画自分SQ以降の読者なので月ジャン時代はどんな作品だったのか知らなかった。

2014年に連載が終わってハッピーエンドで良い話だったなあ…と途中からしか知らない自分でも思ったけど、ある時「そういえばクレイモアってSQ連載前はどんな漫画だったんだろう?」と急に思い単行本を買い始めていた。

正直SQで連載していた時期はやたらテンポが悪くてキャラは多い漫画だな…としか思っていなかったけど、月ジャン連載時代の頃の話を読むとこりゃおもしれえ!と思った。おねショタ好きだったので主人公二人に凄く惹かれた。

月ジャン掲載分の単行本を全て集めると、今度は家の倉庫に置いてあるジャンプSQを全部引っ張り出してクレイモアを読み始めた。大まかな流れを理解してから読むとこんなに面白かったのか…と思わされた。

数年分のジャンプSQクレイモアやそれ以外の漫画も含めてクレイモア最終回分まで読むのは中々楽しかった。単行本の巻数的にはそんな長い漫画では無いけど、読み終えた後は実に満足していた。

クレイモアとどっちが先だったかは忘れたけど、自分は平行して八木教広先生の前作エンジェル伝説単行本も集めていた。これが面白ギャグ漫画で、これ本当にクレイモア描いてるのと同じ人の作品なの!?と思った。

エンジェル伝説の頃からクレイモアのような漫画おねショタが描きたいんだろうな…と感じられる要素が終盤あったので、クレイモアでそれを実現したんだと思う。今サンデー移籍して描いてる作品も、いつか読めたら良いな。

小説ガンダム2016年

ある時「劇場版逆襲のシャアとは違う展開が描かれる」という言葉に惹かれてベルトーチカ・チルドレンを読んだのが小説ガンダムに触れるようになる入り口だったと思う。

所謂アニメガンダム結構見てる方だったんだけど、富野監督の書く小説ガンダムは…何というか文章の癖が強くて、でも原作者が直々に描いてるだけあって自分が求めてるガンダムでもあるのが何ともたまらない物だった。

ベルトーチカ・チルドレンを読み終えた次はアムロ死ぬと言われている小説版初代ガンダム、その次はZガンダム…と言った感じでどんどんガンダム関係小説を読んでいった。

文章で読むガンダム面白いな、と思えたお陰で小説媒体という事で触れる事は無いと思っていたガンダムUCにも手を出したけど、これがプロ作家さんが描いた作品だけあって本当に面白かった。

自分OVA版に完全ノータッチだったのもあるだろうけど、逆襲のシャアF91の間を描く完全新作ガンダムとして面白くて面白くて続きが読みたくてたまらん!といった感じで貪るように読んでいた。

UCを読み終えた後も完全に「小説として読むガンダム」の面白さに惚れ込んでいたから、とにかく「ガンダム」が題材の小説は入手出来る範囲なら何でも買っては読んでいたと思う。

そのお陰で自分は実機でプレイした事が無いドリームキャストゲームコロニーの落ちた地で…」の大まかなストーリー林譲治先生小説版のお陰で知る事が出来た。ガンダム小説は本当に良い媒体だと思う。

この時期はこれと並行して漫画ガンダムにもハマっていた気がする。アストレイや00Fなどアニメになっていないオリジナル外伝作品がその入り口だったと思う。この頃は本当にガンダム全般を楽しめていた。

ゲームだとGCソフト戦士達の軌跡にドハマリしていたのもこの頃だった覚えがある。初代ガンダムキャラゲーかと思いきや08MS小隊ポケットの中の戦争0083MSVの要素までガッツリあったのは良い意味で裏切られた。

龍狼伝(2016年くらい?)

修羅の門シリーズを読み終えた後月刊少年マガジン漫画って面白いなーと思っていた頃に出会った作品コータローまかりとおる!とは多分同時期くらいに読んでいた気がする。

三国志知識三國無双くらいしか無いけど歴史ロマンス物として滅茶苦茶楽しめた。と言うか、三国志好きの友人に読んでもらったらこんなの三国志じゃねえ!と半分冗談だろうけど怒っていた。

三国志+北斗の拳というか、主人公志狼くんが明らかに中~高校生じゃない戦闘力の持ち主なのが半分ギャグ漫画みたいだった気がする。それはそれとして北斗の拳っぽい格闘漫画として滅茶苦茶面白かった。

城平京作品2015年以降?)

スパイラル~推理の絆~ヴァンパイア十字界絶園のテンペストなどの原作を手掛けているここ20年ほどのガンガン作品に触れてる人にはある意味お馴染みの作家さんではないだろうか。

自分がいつこの人の作品にハマったかは正確な時期は覚えていないけど、アルスラーン戦記ハガレンガンガン作品という順番で触れた筈だから恐らく2015年以降、だと思う。確かスパイラルから読み始めた。

とにかく真相が気になる事件を描かせるとこの人に敵う作家さんは居ないのではないだろうか?と思う。一見ファンタジー要素のあるバトル物に見せかけて、結局この根幹にある物は推理物のノリだった、という作品が多い。

個人的漫画作品での最高傑作ヴァンパイア十字界で、それ以外だと小説スパイラルが非常に面白かった。二年ほど前にアニメ化された虚構推理もトンチと屁理屈ロジックが実にいつもの城平京作品といった感じで良かった。

アイアムアヒーロー2017年以降)

大泉洋が主演で映画化された事でも有名なサバイバルホラー漫画。後にレンタルで借りて見たけどネットの高評価通り滅茶苦茶面白かった。

この作品を読むようになったのは完結して終盤の展開があまりよろしくない事を知った後の事だったから、少なくとも完結した後の事だったと思う。

普段この手の青年漫画はあまり読まない方だったんだけど、これは本当に面白かった。実力のある作家さんが日本舞台ゾンビ物を描いたらこうなる、という感じでゾンビ物が好きな人ならまず間違いなく楽しめる傑作だと思う。

作中に登場するゾンビに噛まれるか引っかかればその時点で感染してアウト、という緊張感が凄まじかった。終盤の展開は確かにネットの評判通りこれはどうなんだろうな…って感じだったけど、そこまでは滅茶苦茶楽しめたから良し!

銀河旋風ブライガー銀河烈風バクシンガー銀河疾風サスライガーJ9シリーズ2015年

スーパーロボット大戦にも時々参戦しているロボットアニメ。この時期にニコニコ動画で大ヒットしていて、それに釣られて自分も楽しんでいるニコ厨の一人だった。

どの作品キャラクター、ストーリー音楽が魅力的でたまらないぜハニハニ。一作目のブライガーなんかはこれまんまロボアニメ版SFルパンでは?って感じの作風だったけど、面白いんだからとにかく良しと思うべきだと思う。

J9シリーズロボットキャラを使いたいがためにスパロボα外伝を再プレイしたりスパロボGCを買うくらいにはハマっていた。個人的にはロボアニメ版「燃えよ剣」な銀河烈風バクシンガーが一番面白かったかもしれない。本当名作。

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ2015~2017年

まれて初めてリアルタイム放送を追ったガンダム。これ以前のガンダムは全てレンタルDVDを借りて見ていたので、先の展開が一切分からないガンダムに触れるのは今作が初めてだった。

正直な所自分は一期の時はこの作品に対してあまり良い感情を持っておらずアンチ気味だった。自分が好きだったキャラ達が次々惨死し、嫌いだった側のキャラクターが大した損害も無く大勝利!という見たくない展開だったからだ。

この作品に対する好感度が逆転したのは二期の後半、2017年に入ってからだったと思う。それまでプロットアーマーにでも守られていたかと思っていた陣営キャラクターが、ある回で戦いの果てに戦死してしまったのだ。

その回以降「あれ?マジでこの作品どうなんの!?」と先が気になって仕方なくなった。ネットでの評判はあまり宜しくなかったけれど、その回以降最終回まで自分はずっと楽しんで見ていた。先の展開が全く読めなかったから。

最後の方はもう次回の放送を一週間待つ事が出来なくて、最新話を見たら一期の一話からまた最新話まで見返す、という事までしていた。今なら到底こんな事やれないと思う。

この作品の結末は個人的には「なるべくしてなった」感じでそんなに悪い物だとは思わなかった。それでも個人的にずっと推していたあるキャラがとても無残な最期を遂げた時は本当に体の力が抜けてしまった。一ヶ月くらい引き摺った。

終盤から荒れ気味だったのもあって放送終了後はこんなにも凄まじいのか…と思うほど荒れていた。5年経った今は多少収まった気もするけど、それでも未だに鉄血の話題になるとピリピリしている人をコミュニティでよく見かける。

放送終了からしばらく立って、この作品プラモデルセールになっていたのを見かけて自分ガンプラデビューを果たした。好きなキャラの乗っていた好きな機体の立体を手にするのってこんな感覚なんだ!ってこれも本当に楽しかった。

書店ホビージャパンやグレートメカニック、メカニックワールドなど鉄血について語られた書籍を読むのも楽しかった。所謂アナザーガンダムの中でも鉄血のオルフェンズはTOP3に入るほど好きな作品であり好きな世界だった。

先日放送されていた鉄血のオルフェンズ特別編を見て、流石に5年も経てば自分の鉄血熱も少しは冷めたかな?と思ったら5年前と同じように楽しめていて、何年経っても好きって気持ちが冷めないくらい好きだったんだと自覚した。

まりに入れ込み過ぎたからか、ガンダムとして次回作にあたるビルドダイバーズやビルドダイバーリライズは鉄血ほどの熱量を持って見れなかった。これはビルド系があくまガンプラを題材にした作品なのもあるかもしれないけれど。

今年の秋にガンダムシリーズの新作水星魔女放送がついに始まる。果たして自分は鉄血の時と同じ熱量水星魔女を楽しむ事が出来るだろうか。期待と不安が半々、楽しめたらそれに越した事は無いなあと思っている。

ガンプラ2018年)

鉄血のオルフェンズの影響でガンプラに触れるようになってから一時ガンプラを集めるのが趣味になっていた。組む方はヘタクソだけど、それでも100円均一ショップで何かプラモデル作りに仕えそうな物とか色々漁っていた。楽しかった。

鉄血シリーズHGを始め、この時新商品が展開していたビルドダイバーズ、HGUCGのレコンギスタとかちびちび買っていた。SEEDの1/144シリーズなんかも安価だったので好きだった機体のキットを少々買った。

プラモデルを触っていて思ったのは、海老川兼武氏がデザインしたMSは本当にどれも良いな!という事だった。グレイズゲイレールグリムゲルデダブルオーダイバー等々海老川デザインMSのキットはどれも最高だった。

このガンプラという趣味ビルドダイバー放送終了後には自然と冷めてしまった、というか懐事情関係で続けられなかったけど…不器用なヘタクソなりにプラモデルをパチパチと組み立てていくのは面倒でもあり中々楽しかった。

最近エントリーグレードというワンコイン価格で発売されているガンプラがあるので、それを手に取って遊んでみたいな…という気持ちはある。またお金に余裕が出来たら手を出してみたいと思っている。

とりあえず思い出せる物を思い出せる限り書いてみた。他にもあるだろうけど忘れていて思い出せないのが残念。また思い出したら書いてみよう。

追記】誤字を直した

追記2】誤字を直した

追記3】

トラバブコメでこの日記に対して色んな事を言ってくれる人達が居て嬉しい。昔の作品も今の作品面白いよね!続きが気になってたまらいくらいハマれる物に出会えたら、それは本当に最高だと思う。

自分の好きな作品に対して何かを言ってくれる人やこの日記に対して何かを言ってくれる人が居る事がとにかく嬉しい。ありがとうございました。記憶から抜けてる好きだった物についてもいつか何か書けたら良いなぁ…

追記4】anond:20220722013251に続く。

2021-05-20

結局ブギーポップ2019年の再アニメ化は失敗なのか?

こんな記事開いている時点で多少はブギーポップという作品に興味がある人間だろうが、様式美のために簡単説明しよう。

ブギーポップは笑わない」とは、著者 上遠野浩平電撃文庫から1998年刊行されたライトノベルで、その後のラノベ界に大きな影響を与えたと言われている作品だ。

2000年にも一度アニメ化されており、2019年に再アニメ化された。

こんな感じでいいだろうか?

さて、私はブギーポップを書いている著者、上遠野浩平先生ファンである増田だ。

この記事ファンから見たブギーポップの再アニメを記したものである

さて、まず結論を書こう。

2019年ブギーポップアニメ商業的に失敗している。

これは残念ながら事実だろう。

ネットで調べれば円盤の売り上げが散々だったと言われているし、グッズもアニメイトなんかの店頭でもほとんど置かれなかったし、出ると宣伝されたfigmaは出ないし(受注生産でいいので売ってくださいお願いします)。

原因として様々な理由ネットでは挙げられているようだ。

アニメがつまらなかった。話が理解できなかった。監督絵師がもめた。再アニメ化にあたってのキャラデザが良くない。そもそも原作20年前で現代に合ってない。

さて、こういった評価について、またアニメのものについてブギーポップ、そして上遠野浩平という作家の本気のファンである私がどう思っているか

それを書き連ねるのが今回の目的である

1.アニメについて

まらない。という意見もわかるが、正確にはストーリーごとにわかやすさが変わってしまっているという印象を受けた。

2019年アニメ原作に沿ったストーリーで展開しており、原作では巻で分けられていた以下の内容でがらっとわかりやすさが違う。

ブギーポップは笑わない(アニメ1話~3話)

正直一番理解が難しいと思う。ここで脱落した人もかなりいると勝手に思っているし、原作の魅力が伝わっているのか不安になった。

笑わないは時系列がかなりシャッフルする作品なのだが、アニメでは「登場キャラの削減」されて登場時系列が整理されており、これが一番問題なのだが「心の声の描写がない」。

私は原作ファンなので、場面を見るだけでその場面の背景や心理描写を思い浮かべて普通に楽しめてしまうのだが、初めてブギーポップを見た人が理解できるか不安になった。

(ただ、一話がまるまる浪漫騎士として竹田くんとブギーポップの会話にあてられているのはファンとしてはマジでうれしかった。これで口笛吹いてくれたらさら完璧だったが、そこまでは望むまい)

②vsイマジネーター(4話~9話)

笑わないに比べればかなりわかりやすい。が、初めて見た人がどこまで理解できるかは原作既読から見ると少し不安になる。

スプーキーEのキャラデザ原作より本文に忠実。

夜明けのブギーポップ10話~13話)

めちゃくちゃよかったし、なんならブギーポップ初めての人にはこれから見せても許されるんじゃないかと思うぐらい。

少女霧間凪かわいいし、黒田さんの描写も、モ・マーダーもピジョンも最高なので、笑わないとvsイマジネーターの後にあるのがもはやもったいないと感じる。

④歪曲王(14話~18話)

普通に良かった。

音楽的な描写が多い作品なので、アニメBGMがいい仕事をしていたし、ゾーラギとの戦闘シーンの動きはアニメしか味わえないブギーポップだった。

なによりスタートである笑わない編がわかりにくい、というのが何よりも大きい。ファンとしても万人に勧められる作品ではないと思っている。

 なので、小説を読めばいいと思うよ。

2.再アニメ化にあたっての原作からキャラデザについて

 正直、監督原作キャラデザイラストレーターを務めている人がもめた話は語りたくないので、詳細はネットで調べてもらうとして、これがアニメ好きと呼ばれるアニメライト層(ここでは原作を知らないがアニメなら何でも見る層を指す)に悪影響を与えた可能性は否定できない。

 ただ、再アニメ化にあたっての原作からキャラデザの変更がよくなかったという話はファンとして否定したい。

 そういうことはだな、原作原作に忠実にキャラが描かれている「ブギーポップファントム」(2000年アニメ)でキャラ同士の判別完璧にできるようになってから言え!!!

失礼。

ファンにも様々な意見があるのは踏まえたうえで、私はキャラデザに関してはブギーポップ原作通りのマント帽子かぶってワイヤー使っているなら、割と後はなんでもいいとか思っている。

なので、再アニメ化キャラデザは末間博士とか、委員長とか原作に似た見た目で、いいキャラデザもあれば、スプーキーEとかゾーラギとか原作とは違うけどいいデザインもあるのでファンとしては全然ありでした。

(欲を言えばフォルテッシモや、十助をアニメ化するならどんなキャラデザになるのか気になるのでこっそりください)

3.原作について

原作が古いか現代の人には受け入れられないという意見について。

ブギーポップは笑わない」は1998年初版出版された作品だ。

その人気が高かった2000年に一度アニメ化し、2018年の末ごろアニメ化の発表が会った時我々ブギーポップが好きな増田は、驚きを持ってそのニュースを迎えたのだ。作者が10周年記念の時何も無かった電撃文庫がどうした!?アニメ化だと!?

 そこに「今さら!?」という感情が無かったと言えば噓になるだろう。

 だが、それは我々が何年、何十年も前に書店学校で「ブギーポップは笑わない」の小説を手に取り、そこに歴史を感じるから古く感じるんじゃないかと思うのだ。

 古い作品の再アニメ化成功した事例として「おそ松さん」や「ジョジョの奇妙な冒険」があるだろう。原作が古いから受け入れられないという意見には反対だ。

 だが、同時に確かにブギーポップには時代性がある。

 それは1998年代とかそういう話ではなくて、あなた学生時代に読んだブギーポップを知っているから古く感じるんじゃないかという話だ。

 ブギーポップの描く独特の閉塞感があの時代特有のものだと言うのは、あなた学生時代がその時代だったからじゃないのか。

 「現代通用しない」のは現代あなた通用しないだけではないか

 「ブギーポップは笑わない」は1998年作品だ。

 しかし、2021年になった今も通用する作品だと一ファンとして確信している。

 そしてもしも、この作品価値というものが本当に問われることがあるならば、それは例えば、今から20年後の2040年。1998年ブギーポップを知るものほとんどいなくなった時に問われるのだと思う。

4.まとめ

 というか、アニメが失敗したところで原作の良さは損なわれないのに、原作言及するヤツはマンティコア食糧として献上してもいいと思うんですがね。

ブギーポップの再アニメ化成功失敗については再アニメ化した時点で割と成功だと思っている(刊行20周年に二度目のアニメ化がされる作品の一つにブギーポップがあるという時点でファンとしてはとても嬉しい)のですが、アニメの完成度については話毎に差があると思っているし、誰にでも勧められる良アニメとは言えないでしょう。

しかし、2000年ブギーポップファントムが2000年ブギーポップだとするなら、2019年の再アニメ化2019年ブギーポップだった。

画面は明るくなり、BGMキャラデザも変わって、スマホを使う。

それが2019年ブギーポップだったのだ。

(これで2040年に奇跡的に再々アニメ化なんてされて、また今までと違う2040年のブギーポップが出たら奇跡的過ぎて、失敗だと言われていた話も成功になりそうですね。歴史というものが後から修正されるように)

ところで、ここまで読んだ人はかなりブギーポップが好きか、頭がおかしいのだと思うのだが、ブギーポップと同じ著者の書いた他の作品もとても面白いので是非勧めたい。

「ぼくらは虚空に夜を視る」

ブギーポップSFっぽさが好きな人オススメ

しずるさんと偏屈な死者たち」

ブギーポップに出てくる女の子が気に入った人にオススメ

殺竜事件」「ソウルドロップの幽体研究

ブギーポップミステリっぽさが好きな人オススメ

製造人間は頭が固い」

統和機構が気になる人にオススメ

さて、この駄文もそろそろ終わりである。もちろん締めの言葉ファンとしてこうするべきであろう。

(結局、再アニメ化って失敗だったのかよ?)

(まあ、いいじゃん)

BGM“Boogiepop And Others”by 牛尾憲輔

2021-03-31

世紀末三大ハッタリクリエイター

67 名前番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (ワッチョイ 59d7-xzdm)[] 投稿日:2021/03/19(金) 01:04:58.29 ID:ziOOGE350 [3/4]

野島伸二 岩井俊二 庵野秀明

世紀末三大ハッタリクリエイター

野島が加わってみんなアニメに絡んだわけだ

 

70 名前番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (スッップ Sd33-YvzV)[sage] 投稿日:2021/03/19(金) 01:15:06.49 ID:Ls0e5w2id [1/3]

>>67

野島の命はセリ

岩井の命は映像

庵野の命はアニメ表現

そう理解すれば案外、裏切りはない

妙に納得してしまった

から俺は「ワンダーエッグプライオリティ」に90年代匂いを嗅ぎ取るんだろうな

全員大好きだしこれらの名前が出てくるとついつい見ちゃう

この3者で「ボクらの時代」で対談でもしてほしい

野島ドラマ岩井映画庵野アニメ特撮と分野がきっちり分かれてるのも気持ちいい

小説から一人代表出すとすればブギーポップ上遠野浩平

2020-11-03

anond:20201103213044

京極夏彦は読んでるんだ。あとは森博嗣とか。

那須きのこ空の境界はピンとこなかったけど、西尾維新戯言シリーズは好きで読んでた。

講談社ノベルスを重点的に読んでたから、上遠野浩平事件シリーズをチラッと読んだことあるんだが、そこまで刺さらなかったんだ。

そんなに厚くなかったと記憶しているし、電撃(電撃文庫でいいんだっけ?)が電子書籍キャンペーンしてたら買ってみるよ

anond:20201101193716

西尾維新奈須きのこの初期作品好きな人が読むと刺さるかもしれないのは割と的確な例え

この二人が上遠野浩平フォロワーからブギーポップ読むと「あ、ここに影響受けてたんだな」って分かる場面がある

西尾維新奈須きのこが好きなら京極夏彦も読んで損は無さそう

2020-11-01

anond:20201101145611

BGM : 『It sometimes snows in april』(Prince))

 ブギーポップを語る上では水乃星透子も欠かせない……ありがとうございます

 いやー上遠野浩平電撃文庫編集部の見つけてきた才能の一人だよなあと。ラノベは熱かったですねえ。最近ラノベもたまに読んでるし、なんならSAOとかも読んで面白かったんですけど。いやあブギー……

anond:20201101144602

笑わないはどうかと思ったけどその後のVSイマジネーターと夜明けのブギーポップと歪曲王は普通に面白かったなぁあのアニメ

名前だけとはいえユージンが一瞬出て来たのも嬉しかった

元増田ジンクスショップまでを薦めてるのはそれ以降は上遠野浩平が別の作品に力を入れるようになったからかな?

事件シリーズとかナイトウォッチシリーズ面白いし好きだったなぁ

個人的最高傑作元増田も挙げてる「ペパーミント魔術師」かな。あれは多分いきなりペパーミントから読み始めても楽しめると思う

ブギーポップで扱われる痛みと今よく見る痛みが違うのはネットで誰でも自分の痛みを簡単に誰かに伝えられるような事になったのも大きいか

乙一作品なんかもそうだけどあの手の作品に出てくる「痛み」は同じ傷を持つ者同士の傷の舐め合いというかコミュニケーションに使われているというのは何か分かる、元増田はとても言語化が上手い

まあブギーポップその物はメジャーの中のマイナーっぽい扱いだけどブギーポップフォロワーがどんどんメジャーになっていくのはいかにブギーポップらしくて(まあいいじゃん)と思う

2020-08-20

anond:20200819233107

ブギーポップ面白いよな

凄い好きなんだよね。夜明けのブギーポップの序盤はマジで神。「共食いで死んだカラス死体だ」で鳥肌が立つ。というか泣きそうになる。人の痛み、っていうものブギーポップは書き続けてきた。それはペパーミント魔術師でも表れてる。「律子、あれを出しなさい」「直接の毒性は無いって発表されたわよ!」ペパーミントの序盤も神。まあ正直ロストメビウス以降は微妙な感じがするんだけど。とにかくペパーミントアイスをお守り代わりに魔法瓶に入れて持ち運んでた女の子エピソードは神。人には痛みがある、でもその痛みから常に目を逸らして生きている...

最近夏目漱石を読んでいる。まあ丁寧な文を書く人だな、と思うし、時々面白いな、と思うこともあるけど、上遠野浩平ほどエンタメとか可読性を重視してはないわな。まあ、でも夢十夜第一夜とかはロマンチックだし、エポックメイキングだと思うよ。

こころ』なんかは、明治天皇崩御した時に殉死した人の中には、殉死に見せかけて個人的理由で命を絶った人もいた、っつー話なんだよな。つまり漱石もまた「痛み」を書いた作家で、ある意味それは上遠野浩平共通した点だと思うんだよね...

2020-08-07

anond:20200807205814

アラサー電撃文庫小説投稿するってかの上遠野浩平みたいな増田だなぁ

最近ラノベ読んでないけど良い結果が出ることを期待しているよ

2018-12-26

[]上遠野浩平 anond:20181225224942

つの間にか統和機構崩壊してたとか聞いてなんじゃそりゃ~と思ったわ

友達ペパーミントやたら好きだったな

自分社会科見学かなんかのバスの中で友達が歪曲王面白いと言ったのがはじめての出会いでそれきっかけにはじめて読んだのも歪曲王だったなあ

ガキにとってはイマジネーターは長い割にわけわかんなくてつまんなかった

ガキにとってはエンブリオがやっぱ最高!って感じだったな

んでエンブリオの興奮からハートレス出たとしってそっこー読んだら、う~ん・・・・ってなって、

ホーリーゴーストジンクスショップハートレスよりはマシだけどいまいちつまんない・・・と思ってロス目日以降はまったくよんでねーわ

ビートのディシプリンも1だけ読んでいまいちで読むのやめたし

あでもナイトウォッチは1がめっちゃ好きで2の月に聴く意味不すぎてつまんなくて3でよーやく1回帰路線っぽくそこそこ楽しめた

冥王と獣のダンスも好きだったなあアクション系が好き

あとはーしずるさんは1だけ読んでつまんねと判断

事件シリーズ市街上とさつりゅうだけ読んでつまらん割にながくて苦痛で読まなくなった

パープル・ヘイズはよかった

ソウルドロップは買ったけど読まずに売った気がする

2018-04-02

現時点で放送・上映が予定されているラノベ原作アニメ

TV

田中芳樹銀河英雄伝説

石踏一榮ハイスクールDxD

浅井ラボされど罪人は竜と踊る

小川一水導きの星

蝉川夏哉異世界居酒屋「のぶ」

アネコユサギ盾の勇者の成り上がり

田尾典丈『七星のスバル

賀東招二フルメタル・パニック!

吉岡剛『賢者の孫』

川原礫ソードアート・オンライン アリシゼーション』

時雨沢恵一ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

鎌池和馬とある魔術の禁書目録

恵比須清司『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』

綾野ことこ『ツルネ』

春日みかげユリシーズ

友麻碧『かくりよの宿飯』

白米良『ありふれた職業世界最強』

令丈ヒロ子『若おかみは小学生!』

むらさきゆきや異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

蝸牛くもゴブリンスレイヤー

大森藤ノダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

FUNA『私、能力平均値でって言ったよね!』

鷹山誠一百錬覇王と聖約の戦乙女

伏瀬『転生したらスライムだった件

上遠野浩平ブギーポップは笑わない

鴨志田一青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない』

望月麻衣京都寺町三条ホームズ

野崎まどバビロン

秋田禎信魔術士オーフェンはぐれ旅』

映画

三上延ビブリア古書堂の事件手帖

住野よる『君の膵臓を食べたい』

丸戸史明冴えない彼女の育てかた

カルロ・ゼン幼女戦記

森見登美彦ペンギン・ハイウェイ

大森藤ノダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

西尾維新終物語

2017-09-12

やべえ無性に上遠野浩平読みたくなってきた

仕事やめて1か月くらい図書館にこもって読みまくりたい

上遠野浩平といえばブギーポップイメージあるけど、個人的には冥王と獣のダンスとぼくらは虚空に夜を視るのほうが好き

この2作はわかりやすくて爽快で読んでてすごく面白かった

続編は微妙だけど・・・

でもブギーポップでもパンドラペパーミントエンブリオ2作は好き

最初の2つは爽快とは違うけど物語として好きで、エンブリオアクションが好き

久しぶりに読みたくなってきたなあ

今日ナミヤ雑貨店の奇蹟の試写会いってくる

個人的には奇跡ではなくわざわざ「奇蹟」という文字を使ってるのを見ると、上遠野浩平を思い出す

あの人も絶対後者を使うこだわりがある人で、そういう人、字があるってことをはじめて教えてくれた人だった

追記

もう、いじわるなひとですわね!修正しましたわ!これでいいんでございましょ!!!

2016-12-13

ヴォイニッチホテル読んだんだけど

こんな感じのマンガ小説教えてください大好物なんです

カオス、謎、不思議、独特、個性的魅力的なキャラちょっと難しい?、ミステリー、(魔女とか伝承)、(群像劇

とにかくそんな雰囲気のやつ。

ねがいします。

あと他にはシノダのマンガが好きです。

無知なんで有名所でもなんでもいいです。

一応次にニッケルデオンうつもりです。

ちなみに小説はちょい前に読んだいなくなれ、群青あたりが近いです。

小説でも嬉しい。

追記だけどメイドインアビスも読んでみるは


二回目の追記だけどまとめさせてください。


漫画

てるみな / kashmir

アウターゾーン / 光原伸

ハクメイとミコチ / 樫木祐人

宇宙賃貸サルガッ荘 / TAGRO

楽園通信社綺談 / 佐藤明機

ケキャール社顛末記 / 逆柱いみり

(↑めっちゃ高いやんけ!)

ミクロ精子圏 / 根本敬

下水街 / 掘骨砕三

夢の島で逢いましょう / 山野一

だいらんど / がぁさん

(↑マンガ図書館Zにあった)

安住の地 / 山本直樹

ぱらいぞ / 道満晴明

本能水爆戦 / 道満晴明

花とアリス殺人事件 / 道満晴明

海獣の子供 / 五十嵐大介

七夕の国 / 岩明均

(薄花少女) / 三浦靖冬


小説

スタータイド・ライジング / デイビットブリン

ブギーポップシリーズ / 上遠野浩平

(↑名前めっちゃ知ってる)

デュラララ / 成田良悟

(↑ちょっとアニメみたことある

陽気なギャングが地球を回す / 伊坂幸太郎


アニメ

スペースダンディ


映画

神聖なる一族 24人の娘たち

コーエン兄弟(の、映画


抜けてたり間違ってたらすまぬ。

全然知らない作品がたっくさんあがった。感謝

kashmir氏の名前が多かったのでまず読みたい!

他にも気になるのが多数多数……

やっぱこういう質問って増田に限るな!

あとニッケルデオン読んだんだけどやっぱ好きだわ、これ。

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