はてなキーワード: きのう何食べた?とは
40代おっさん。最近あまり新しく好みの漫画に出会わなくなってきたので、もし好みが合う人がいたら教えて欲しい。
なかなかバラバラな趣味趣向ではあるんだけど「この世界をもっと読みたい」と思った作品はこんな感じ。
料理もの、食事もの、海外エッセイものは好きなんだけど最近流行りすぎてて食傷ぎみではある。科学や数学ネタな漫画あまり知らないのでもっと読んでみたいなぁ。
リプ、ブクマでいろいろ教えてくださりありがとうございます!気になってたけどまだ手を出せてなかったものなどもあり、時間とお金が有限な都合上一気に全部は消化できないので少しずつ読んでいきたいと思います。(多分、時間はかけてもおすすめされたもの全部手を出します) まずは「5/22まで全話無料配信」とあったので 屍人荘の殺人 読みました。面白かったです。
漫画詳しくないのでアドバイスできないけど「最近あまり新しく好みの漫画に出会わなくなってきた」のなら合わなかった作品も提示したほうがよさそう。disる必要はないので。
書こうかどうか悩んで書かなかったんですよね。どんな漫画でもそれなりに楽しめてはいますし、情報少なめな方が先入観少ないおすすめしていただけるかなと思ったので。
強いてあげれば チェンソーマン、ゴールデンカムイ、テラフォーマーズ、天地創造デザイン部、ムシヌユン あたりが途中で読むのをやめてしまった作品ですね。
おすすめいただいている中でこの辺はすでに楽しく読ませていただいております。
チ。、へんなものみっけ!、東京トイボックス、不思議の国のバード、カムヤライド、グレイトフルデッド、女の園の星、フェルマーの料理、サトコとナダ、山と食欲と私、3月のライオン、ナウシカ、きのう何食べた?、テロール教授の怪しい授業、寿司 虚空編。
id:kotetsu306 もやしもん、映像研、決マネあたりから、奇人変人が集まる部活・研究室モノが好みかな? アトム・ザ・ビギニング、ハルロック、とかどうだろう
食うにきまってるだろ 死ね!
中央の法学部でて司法書士って失敗コースじゃねえか うるせえ死ね!
よしくんと付き合いがあったのは小学校までなのでそういう情報いらない 死ね!
6位 お見合いの話が来たんだけど会うだけあってみない?バツイチだけど気立てはよい子らしいよ
5位 よしくんところの子供にあんたからってことでお年玉渡しておいたよ
頼むから余計なことするな お年玉やるくらいなら俺に金を寄越せ 死ね!
4位 あんたの同級生を名乗る人から同窓会の連絡したいからって電話があったんで断っておいたよ
たまには好判断するじゃねえか それどうせ詐欺だからな でも死ね!
ランキングにしてみた。
ちなみに自分は レベルE、ダンジョン飯、BLAME!, メイドインアビス あたり良く読み返す。
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16 風の谷のナウシカ
15 動物のお医者さん
14 寄生獣
14 ワールドトリガー
14 プラネテス
13 レベルE
13 よつばと!
9 げんしけん
9 ガラスの仮面
7 美味しんぼ
7 めぞん一刻
7 ダイの大冒険
7 うしおととら
6 ヒカルの碁
6 ドラえもん
6 エリア88
6 H2
6 AKIRA
5 進撃の巨人
5 蒼天航路
5 パタリロ!
5 グラップラー刃牙
5 3月のライオン
4 蟲師
4 茄子
4 究極超人あ〜る
4 皇国の守護者
4 彼方から
4 七夕の国
4 ヤサシイワタシ
4 ピンポン
4 ドラゴンボール
4 ゴールデンカムイ
4 かくかくしかじか
4 あずまんが大王
4 ARMS
3 魔法陣グルグル
3 風雲児たち
3 超人ロック
3 賭博黙示録カイジ
3 覚悟のススメ
3 無限の住人
3 湾岸ミッドナイト
3 水惑星年代記
3 有閑倶楽部
3 日出処の天子
3 愛すべき娘たち
3 惑星のさみだれ
3 彼氏彼女の事情
3 帯をギュッとね!
3 少女終末旅行
3 孤独のグルメ
3 ラーメン発見伝
3 フラジャイル
3 ピアノの森
3 はみだしっ子
3 はじめの一歩
3 デスノート
3 シガテラ
3 サンクチュアリ
3 きのう何食べた?
3 お茶にごす
3 アドルフに告ぐ
3 あさきゆめみし
3 アオアシ
3 YAWARA!
3 So What?
3 BLAME!
3 7SEEDS
3 1日外出録ハンチョウ
2 鬼滅の刃
2 青い花
2 長い道
2 鋼の錬金術師
2 銀河英雄伝説
2 銀の匙
2 鉄鍋のジャン!
2 酒のほそ道
2 逆境ナイン
2 誰も寝てはならぬ
2 観用少女
2 西洋骨董洋菓子店
2 胎界主
2 聖☆おにいさん
2 群青学舎
2 編集王
2 結界師
2 童夢
2 空が灰色だから
2 究極超人あ~る
2 神聖モテモテ王国
2 神戸在住
2 砂の薔薇
2 百鬼夜行抄
2 百万畳ラビリンス
2 殺し屋1
2 最終兵器彼女
2 日本の歴史
2 攻殻機動隊
2 彼方のアストラ
2 幽☆遊☆白書
2 家栽の人
2 宝石の国
2 妖怪ハンター
2 天使な小生意気
2 大奥
2 夢幻紳士
2 国民クイズ
2 名探偵コナン
2 北斗の拳
2 刻刻
2 僕といっしょ
2 不思議な少年
2 三国志
2 るろうに剣心
2 るきさん
2 モンキーターン
2 まんがサイエンス
2 ポーの一族
2 ベルセルク
2 ヘルシング
2 へうげもの
2 ベイビーステップ
2 フリージア
2 バカ姉弟
2 ノーマーク爆牌党
2 ナニワ金融道
2 トーマの心臓
2 デビルマン
2 スプリガン
2 シャーリー
2 シドニアの騎士
2 シグルイ
2 キングダム
2 からくりサーカス
2 エマ
2 ウダウダやってるヒマはねェ!
2 イムリ
2 あさひなぐ
2 To-y
2 Heaven?
2 Dr.STONE
2 BEASTARS
2 ARIA
1 件以下は切れるため、省略です。
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外天楼
Forget-me-not,コトノバドライブ,コーヒーもう一杯,シャーリー,海辺へ行く道,アンダルシア姫,長い道,MIND ASSASSIN
フラワー・オブ・ライフ,BLACK LAGOON,プラネテス
プラネテス,それでも町は廻っている,プリンセスメゾン,神戸在住,ワールドトリガー、
天使のツラノカワ,笑う大天使,MASTERキートン
説得ゲーム,ひがわり娘
グラップラー刃牙,湾岸ミッドナイト,頭文字D,喧嘩商売,アンダーニンジャ
デビルマン,AKIRA,寄生獣,北斗の拳,スキエンティア,ダンジョン飯,進撃の巨人,スラムダンク,BLAME!,風の谷のナウシカ,パイナップルARMY,コブラ,藤子・F・不二雄SF短編集,諸星大二郎自選短編集,夢幻紳士,日本の歴史
BARレモン・ハート,はじめの一歩,機動警察パトレイバー,遠藤浩輝短編集,石の花,Nervous breakdown,美貌の果実,動物のお医者さん,遠くへいきたい
さよりなパラレル,おいでませり,るくるく,ジオブリーダーズ,宵闇眩燈草紙
王様はロバ
彼氏彼女の事情,封神演義,からくりサーカス,今日から俺は!!,ヨコハマ物語
銀のロマンティック…わはは,Heaven?,動物のお医者さん
ヨコハマ買い出し紀行
ドラえもん,エスパー魔美,HUNTER×HUNTER,よつばと!,3月のライオン,かくかくしかじか,ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜,ダンジョン飯,日常
帯をギュッとね!
ヨコハマ買い出し紀行
ウダウダやってるヒマはねェ!
三丁目防衛軍
スキップ・ビート!,フラジャイル,Landreaall,彼氏彼女の事情
KUROZUKA―黒塚―
胎界主,ARMS
轟世剣ダイ・ソード,うしおととら,覚悟のススメ,ミカるんX,スピーシーズドメイン
ヨコハマ買い出し紀行
スラムダンク,デスノート,天上天下,クレイモア,ダイの大冒険,いちご100%
ヒカルの碁,CIPHER,風の谷のナウシカ,TO-Y,乙嫁語り
茄子,魔法陣グルグル,G戦場ヘヴンズドア,げんしけん,へうげもの,もやしもん,ハチミツとクローバー,エマ,それでも町は廻っている,ドラえもん,デビルマン,おおきく振りかぶって,ヨイコノミライ!,まんがサイエンス,デスノート,青い花
水は海に向かって流れる,子供はわかってあげない
ヴィンランド・サガ,HUNTER×HUNTER,ジョジョの奇妙な冒険
薔薇王の葬列
ブラック・ジャック,ジャングル・ブギ,午後の国物語,エリス&アメリア ゼリービーンズ,風の谷のナウシカ,ヒカルの碁,パーム,不思議な少年,シュナの旅
竜の眠る星
よふかしのうた
逢魔ヶ刻動物園,空が灰色だから,金魚王国の崩壊,ダンジョン飯,ジョジョの奇妙な冒険
きまぐれオレンジ☆ロード,めぞん一刻,スラムダンク,のだめカンタービレ
ヤサシイワタシ
風魔の小次郎,リングにかけろ,ブラック・エンジェルズ,鉄拳チンミ,パンプキン・シザーズ,WORKING!!,ハニカム,灼眼のシャナ
風の谷のナウシカ,編集王,花のあすか組!,三国志,ぼくの地球を守って,ライジング!,Paradise Kiss
ARIA,進撃の巨人,カードキャプターさくら,BEASTARS
蒼天航路,無限の住人,皇国の守護者,ハレルヤオーバードライブ!,ひとりぼっちの地球侵略,ダンジョン飯
クマのプー太郎,パタリロ!,有閑倶楽部,あさきゆめみし,はいからさんが通る,キャンディ・キャンディ,クズの本懐,最終兵器彼女,坂本ですが?,聖☆おにいさん
PALM,青また青
めぞん一刻,ピンポン,イタズラなKiss,バナナブレッドのプディング,トーマの心臓,おかめ日和,ザ・シェフ,長い道,バンさんと彦一,アンダーカレント
レベルE,機動警察パトレイバー,ウダウダやってるヒマはねェ!
鬼
がらくた屋まん太,鉄腕アトム,とある科学の超電磁砲,少女終末旅行,ねこめ〜わく,くノ一ツバキの胸の内
不思議な少年,ばるぼら,アポロの歌,Paradise Kiss,KISSxxxx,よつばと!
じゃじゃ馬グルーミン UP!,帯をギュッとね!,究極超人あ〜る
ヤサシイワタシ
ノーマーク爆牌党,神聖モテモテ王国,ラーメン発見伝,担ぎ屋どおも,機動警察パトレイバー,エリア51,人類ネコ科,はるかリフレイン,ここはグリーン・ウッド
ヒストリエ,少女ファイト,ワールドトリガー,1日外出録ハンチョウ,惑星のさみだれ,男爵校長,ダイの大冒険
ナニワ金融道,ルームメイツ,遠くにありて,鳥獣草魚,あさきゆめみし
気分はグルービー,星の夜月の空,低俗霊狩り,コックリさんが通る
ファイブスター物語,柔道部物語,JJM 女子柔道部物語,それでも町は廻っている,ヴォイニッチホテル,ヒストリエ,チェンソーマン
NERVOUS BREAKDOWN,カルトクイズ100人伝,鉄鋼無敵科學大魔號
ダンジョン飯,乙嫁語り,ヒストリエ,せんせいのお人形,BLACK LAGOON,七夕の国,さんさん録
俺の姫靴を履いてくれ
あずまんが大王,砂の薔薇,喰いしん坊!,魔法少女リリカルなのは,D-LIVE!!,機動警察パトレイバー,バカとテストと召喚獣
げんしけん,BLUE GIANT,スラムダンク,帯をギュッとね!,モンキーターン,編集王,あさひなぐ,黄昏流星群,惰性67パーセント,ジョジョの奇妙な冒険,ギャラリーフェイク
地球へ
プラネテス,7SEEDS,乙嫁語り,GIANT KILLING,まんがサイエンス
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https://anond.hatelabo.jp/20200801135722
https://anond.hatelabo.jp/20200802180856
酷すぎる。脱ヲタファッションが流行った時から1㍉も進歩していない。
それは魚屋で「その魚を買え」って指差してるだけだから。魚の釣り方、選び方になってない。
俺はいわゆるフェミは嫌いだが、「好きな服を着てるだけで、オマエの為じゃねえ」っつって、オッサンを引っ叩いたミスコンの出場者みたいな話は割と好きだ。
好きな服を好きなように着ることで、「男の欲情を刺激する格好なんだから触っても良い」とかバカなのはわかんだから「チー牛食ってるみたいな服っすね」とか発言するやつもやっぱバカなんだよ。
だから、「ヲタクっぽい格好を如何に短期間にやめられるか」という方向性の話は全てゴミ
その上で「たぶんそれが唯一の原因じゃないのはわかってるが、そもそもファッションがわからんから、人並みになって相手に好かれたい」みたいな動機は全肯定されるべき。
価値基準を他人に委ねるとジソンシンがーとか言われるが、ソイツは別にオマエが困ったときに部屋にこもってて心配してくれるような存在じゃないから無視して良い。
百歩譲っても、隠ヲタになるべき。周りから引かれない為に、プリキュア好きは会社では黙ってます、という話ならわかる。
今やるべきなのは、「深夜アニメを見てないような話ができるようになる」ことではなく「相手がテレビの話をしたときに深夜アニメ以外の話題が出せるようになること」なんだよ。
なにかの拍子に、「聖☆おにいさんなら読んでる!」と言われたときに「大同人物語はないとして、HELLSINGは知ってるだろ…いや、ドリフターズならOKか?」じゃねーだろ。ヒラコーから離れろ。
「あをによし、それもよしならアリか、きのう何食べた?は踏み込み過ぎか?」という発想になれるようにジャンルを開拓しておくべき。
ゴリッゴリのMarvel好きに「今期のドラマなら私の家政夫ナギサさんを見ておけばOK」とか言わんだろ。致死量超えるぞ。
TBSのドラマがクソだって言ってるわけじゃねえよ?物事には順序ってものがあるだろってことだよ。
来期のドラマは何基準で見るんだよ。全部1話みて切るみたいな高度なことができんのか?
「結局TBSとフジのドラマ見てんじゃねーか」みたいに落ち着いたとしても、アプローチの仕方でその後が変わる。
マネキン指差して丸買いとかバカジャネーノ。服買う習慣無いやつが店員にそれ頼む勇気があると思ってんのか。
その後「……えっと、インナーのサイズ、普段はチェストとウエストのサイズはいくつをお選びですか?」とか聞かれて詰むぞ。多分その店には二度と行けない。
試行錯誤や蓄積、如何にそのジャンルを自分なりに楽しめるようになるかって部分がゴッソリ抜けてんだよ。興味がない視聴は単なる苦行。
じゃあどうすんだって言われたら、試行錯誤するしかないし、入り口は概ねその分野に詳しそうなヤツのから拾うんだよ。
ファッションは、「相手に伝わる情報」という部分まで還元できる。
よく、※ただイケとかキアヌが着てればみたいに言うのはそこがわかってない。
ちょっと古い話で恐縮だが、仮面ライダービルドに出てた前川泰之(コーヒーショップのマスター)は、元モデルだけあって立ち居振る舞いがキマってるんだよ。
あれは顔の造形が、ではなくて、顔の造形も含めて表情や背筋の伸ばし方、歩き方振り向き方全部含めて相手に伝わる情報だからだよ。それに服装も当然入る。
だから、短期的には「相手に伝わる情報のうち、根本的なところ」を取り繕いつつ、ジャンルそのものを開拓するしかない。具体例は男に絞るが
身だしなみは何よりもコストとして手間と時間がかかる。逆に言えば、何も考えずにそれだけしてれば良い。
コンバースを買って履くんじゃないんだよ。コンバースを買って、それを常に新品同様に保ち続ける努力をするんだよ。
その心構えがあって初めて「コンバース お手入れ」ってワードでググれるようになるんだよ。ドラマ名じゃなくて、月9や火ドラって枠の話からしないと。
例えば https://converse.co.jp/maintenance/13307/ の通りにやったら「次の日なに履くんだよ……あ、2足以上いるのかマジか……」って自分で気がつくようになるだろ。
マジで疑問なんだが、ヲタファッションから脱ヲタファッションになっても、一張羅来てる状態なら変わんねえよ?
いままでジャケット買ったこともないやつがいきなり着るのは気恥ずかしいだろうし最初間違いなく失敗するのはわかるよ?
ただな、やるべきことは、ジャンルを自分なりに楽しめるようになることなんであって、死んだ目でユニクロ無地Tを買い続けてもキツイだけだよ?
だから例えば、ゾゾのランキングを眺めて、自分の顔や体型と似てるやつの服をユニクロで探して再現しようとする、とかなんだよ。
https://zozo.jp/coordinate/ranking/
オマエラにも多分経験あると思うんだが、解像度は経験の蓄積で上がるんだよ。分解能が上がると言っても良い。
今ゲームが全部ファミコンに見えてる状態なら何をする?やっぱファミ通買って読むところからだろうよ。
同じように、メンズノンノ(MEN'S NON-NO)を買うとこからやってみようよ。今同じに見えているものも違うんだよ。
メンズナックルは長らくネタにされてるけどさ、嫌じゃんアイマスのセリフがイジられる文脈でスポーツバーとかで笑われてたらさ。
偽装するならせめても相手の文化には敬意を払う気概はいると思うんだよ俺は。だからメンズナックルも買って読むべきだと俺は思う。その服を指名買いする必要は無いと思うが。
ファッションは「相手に伝わる情報」なので、清潔感(清潔&相手から清潔に見えること)とは何か調べながら新品を保ち続ける努力をすること。
その結果が、ユニクロの感動パンツと感動ジャケットを店員にサイズのおすすめを聞きながら買って、無地の白Tを着てコンバース履くことに落ち着いても良いんだよ。
わかるよ、メンズノンノを読み、寝る前にコンバースに消しゴムをかけ、出かける前にエージーデオ24を脇にかける時にふとよぎる、これであってんのか?ってのは。
それで良いんだよ。清潔でいて損することはない。その上で、楽しみ方を探すんだよ。
(まあ、今は出かける時間を最小限で済ませて良い絶好の機会だから、こういう時に試行錯誤すんだよ。近所のコンビニ行く前に、身につけるもの全てのメンテを済ませてから出かける訓練にするんだよ)
特定のコンテンツを死ぬほど掘り下げるわけではないが、Twitterでボクっ娘漫画が流れてくるとフヒッフヒヒッと最悪の笑い声を上げながら閲覧してしまう受動的☆オタクの小生、21歳、学生。(それはもはやオタクではなくただのキモなのでは?と思うが、この話を掘り下げるとつらい気持ちになるので割愛する) 小生は女性器を保有しつつジェンダーが非常~にXに近いQで、漫画の中の彼女たちのように、自分のことを「僕」「俺」「それがし」「拙者」「小生」と称することに憚りが無かったし、むしろ「私」という一人称に抵抗があった。恋愛対象や性的指向は両性に亘り、「18歳のナオンのケツを一生触りたい」という願望と「異性と愛し合って子どもを設けてみたい」という気持ちを両立させながら元気に暮らしていた。
ある日、冷やし担々麺を食いながら、ふと小生は思いを巡らせた。
「俺は高校のころ、Twitter上で同期から『[俺]の言葉遣いはこじらせ銀魂腐女子っぽいし黒歴史になりそう、後々過去ツイ見てジタバタしそう』と言われていたし、そうなることを自分もどこかで願っていた・・・が、思春期過ぎても一人称に変わりは無かったし、このまま母親になっても俺でいるんだろうか・・・だとしたら、先輩ボクっ娘ママを探さなければ・・・・・・ん?一人称が『僕』や『俺』の母親って現実でもコンテンツ上でも全然存在しなくないですか?」
それは、かつて片目をつむったまま遠くの小指を凝視し、自分の盲点をはっきりと認識した感覚に似ていた。想像の盲点だ、視野が広がるとはこういうことだ。うわ~、こういうときに粋な考察をササッと出せるようになるためにも、ジェンダー論しっかり学びたい!という明るいお気持ちに包まれた。しかしながら、まず何も学んでいない状態で結論を出してみて、大いに勉強をした後でファースト・粗野・考察を見返すのもきっと面白いだろうなあと思い、小生はここにそのプリミティブな思想を書き留めておくことにする。以下にはもう、本当に野蛮で無知で最悪な文章が綴られているので、有識者はたたかないでください。
1. 「僕/俺」と「私」の非対称性、「あたし」
そもそも「僕/俺」と「私」、使う人間の層はどう分かれているんだろう?
成人男性は「僕/俺」と「私」の両方を使うことができるが、まだ幼い少年が自分を「私」と言っていると、相応に作為性を感じる。対照的に、女性は若いうちは「僕/俺」の使用が(かろうじて)認められるが、加齢していくにつれて「私」の求心力が極大に近づいていく。ものすごい非対称だな。う~んこれはいったいどういうことなんだろうね。無学なのでわからん!
これは勘ですが、大人(または人間)のデフォ一人称が「私」なのでは?そして、「僕」や「俺」という男性一人称は、男性側が女性と差別化を図るために生み出した切り札のようなもの?二次性徴以前は、男女の体や性格が未分化であり、しゃべらなければ見分けがつきにくい。そこで、素早く同性or異性の判別をして固いホモソーシャルを築くために、少年さんサイドが「私」とは異なる固有の一人称を保有しているのではないだろうか。一方、少女側にもホモソーシャルを築きたいという欲が強い人間がおり、彼女らは「あたし」や「うち」などの一人称を駆使し、多くの友達と連帯し、大概「気が強い」と思われている。男らしい一人称(や女らしい一人称)というのは、未分化な少年少女たちがホモソーシャルを築くための最初の一歩として獲得するものではないか?
思春期に入り、体が性別に沿う姿に分化すると、このような一人称でのジェンダーの探り合いは不要になっていく。ただまあ、精神は連続的なものなので、しばらくは男女両陣営が幼少期に獲得した一人称を保持している。成長に伴いフォーマルな場というものにブチ当たることによって少しづつこの傾向を修正され、多くの場合就活のときに決定的に一人称が「私」に統一されるでござるなあ。(なぜ、フォーマルな場所では一人称が「私」に統一されるのか、それについては勉強によって解明したいと思いました)
男性一人称は本来少年に与えられたもので、それゆえに男性一人称にはどこか瑞々しく未熟な感じが出るのでは。そして、少女が「僕」を使うことで、この若さを維持・増幅しつつ一定の倒錯を生み出すことができる。輿水幸子(デレマス)が自称する「カワイイボク」という概念は、性別の観点から見れば矛盾しているが、若さ・幼さという点においては「カワイイ」と「ボク」が加算的に働いている。うわ~かわいい!最高!いじめたい!
一方、一人称が「私」の少年と言うと、どこか神々しいというか、メカニックというか、そういう・・・人間らしさの希薄性が強調される。あ~中性的でぼんやりした美少年か、エッチだ!ちんぽしごきたい!
【加筆】「あたし/うち」は、「異性と同性を区別する」というよりむしろ「自身のジェンダーを強調する」目的で使われているという点で「僕/俺」と対照的なんではないでしょうか。だから一生使っても問題ない(幼稚さが出にくい)し、オカマのみなさんにも愛用されていることが伺えます。
上記の小生の仮説から考えると、母親というキャラクターと男性一人称はものすごく相性が悪い。(これは持論ですが)母であるということは、その人が異性とセックスをできたということの証左になり、すなわちこころの性が女であるという暗黙の了解が働くよなあ。なおかつ、母親は子を産み育てるという社会的責任を負った存在なので、「心身共に成熟した人間である」という前提が追加で発生している。(本当はそうでもないよね)
この場合、男性一人称の母親というのは「未熟な少年の言葉」でしゃべる「成熟した女性」となってしまい、なんの相乗効果も生まれず、ただただ独特の気持ち悪さを発してしまう。キモすぎて多くの人間の想像の視野に入っていない。(思春期以降の女子が「俺」を使っていると腐女子っぽくてキモいというのも同様の理屈だと思います) 自分の子供に向かって「よしよし、俺はこっちだよ~」と呼びかける母親、なんか嫌じゃないですか?ちなみに小生の性癖にはとても刺さります。
※あと、なんとなく思いが廻ったので加筆しますが、"男性一人称の母親"への抵抗感の発生は、男性と女性とでメカニズムが若干違うのでは?まず男性の場合、母親はどう転んでも客体、すなわち消費されうるキャラクターである。男性が母親というキャラクターに求めているものの第一は「母性」「包容力」なので、自分たちと同一の一人称を用いてこられるとその両方が感じられなくなってしまう、つまり萎えが発生してしまうのでは。一方"母親"が自らの主体となりうる女性の場合はというと、心の中に[母親は成熟した女性であるべき]という縛りが発生していて、男性一人称の母親の存在はこの信条に悖ってしまい、憤りにつながるのではないか。まとめると、"男性一人称の母親"は、男の信仰・女の義務感の両方をくすぐる最悪の概念であるかもしれないということだ。
3. 小生の意見
Twitterで「僕っ子 母親」を調べたら「子供に悪影響出そう」「痛い」みたいな意見が出ていて、それは至極まっとうな感情だと思う一方、小生は悲しいよ。どうして『弟の夫』『きのう何食べた?』みたいにゲイが子育てに関わる話は☆多様性☆の印籠のもとに迎えられるのに、一人称が「僕」の母親は痛いという風潮は変わらないんだろう。かつては同性カップルによる育児も子供への悪影響が懸念されていたが、今ではその心配が杞憂であったことが分かりつつある。おい、ここに多様性、多様性が落ちてるぞ。良いインターネットさん、仕事の時間だよ。インターネットに迎えられなければ、小生が積極的に声を上げていくべきなのだろう。僕が僕として授乳できる社会ができたらちょっと嬉しいかな。
あと、子供を産んだ時点でジェンダーが女であるというのは偏見だぞ。最近SOGIとかいう言葉が流行り出して小生は感極まっている。性自認、性的指向、性表現は相異なるものであるということが認知されつつある。「自分をなんとなく男寄りだと思っているバイの母親」は存在しうる。存在しうるんだよ。多様性ファンならあらゆる可能性を尊重しよう。
とはいえ、「一度出産を経験するとこころの性が女に全振りされる」という現象が存在する可能性もなくはないので、本当にそういうことがあるのかは今後勉強したい。
小生からは以上です。
LINEマンガで「服福人々」てマンガを見つけて、試しに読んでみたら、面白くて。
LINEマンガオリジナルかと思ったら、ヤングジャンプで連載中の作品らしい。
1話冒頭で、アラフォー男性である主人公の生きづらさ?を立て続けに描く作品とは珍しいな~、
「きのう何食べた?」とか「異国日記」「メタモルフォーゼの縁側」に近い雰囲気を感じるな~とか。
つらつら考えながらWEBで公開されてる10話まで楽しく読んだ後、ふと、元増田を思い出した。
この作品の作者さんが元増田だ!とか、元増田を特定したいという話ではなく、
青年誌で元増田が考えたかのようなマンガの連載が始まったのが嬉しかったんだ。
自分は「服福人々」に続いて欲しいと思うので、応援も兼ねて書いてみました。
SFやミステリーやバトルものや恋愛もの、もっとゆったりした日常ものとか
コメディとかいろんな漫画があるけどどんな漫画でも修学旅行のエピソードはすごく楽しい
サスペンスフルだったりなにか緊迫したテーマを描いてるものの中では久々に取り戻された日常という描写になるし
とりとめもないささやかな日常を描いてる漫画の中ではそんな日々の中にちょっと特別な事が訪れた、みたいな描写になってそのどっちも楽しい
たいてい何話か連続した回になるのでその「いつまでも楽しいものを読んでいられる感じ」もすごく好もしいって気がする
80~90年代の漫画が大好きでもう10数年くらいあれこれ掘り返したり紹介してもらったりして読んでるんだけど、とりわけこの年代の修学旅行回は楽しい
自分たちの頃とずいぶん違うなあって感想もあるけれどそれよりもなんだか描かれ方に現代よりよけいに特別感があってがちゃがちゃ賑やかな感じなのがいい
松苗あけみ「純情クレイジーフルーツ(九州)」はそのがちゃがちゃした感じの代表格みたいな感じで
修学旅行の準備段階から念入りに微細に描かれている 当時の女子高は荷物検査なんて事前にあったんだ!?みたいなところとか
その持ち物にキャラクターの性格が如実に出るような描写とか飛行機に乗るのが初めての子が時代的に多いとか見どころが多すぎて楽しすぎる
90年代ではないが津田雅美「彼氏彼女の事情(京都)」でも事前の準備段階にかなり紙幅が割かれていて
その細かさとやっぱり買い物の仕方とかにキャラクターの性格が出るところがすごく楽しい
目的地に着いてからもそれぞれに見たいところが違っていてその行動の様子を画面を分割してそれぞれ描いて最後に合流する、
その際の人物の組み合わせが好みや突発的な事情から普段の学校でのシーンと違ってシャッフルされている、など遊び心とか工夫があって非日常のわくわく感がよく描かれてる
またそのシーンが以降の展開へのフックになってたり伏線にもなってたりしてサービス精神と長編漫画を読む楽しみの両方に溢れてる
お定まりのナンパシーンだの喧嘩シーンだのもちょっとあってこのお約束感も修学旅行回ならではだなと思って楽しい(「今日から俺は!」もこんな感じでよかった)
少女漫画というか女性の作家さんの場合では、この「旅行前のわくわく」を想起させるあれこれについてとても細かく描かれていることが多いと感じる
「究極超人あ~る(大和路)」の修学旅行エピソードもがちゃがちゃしてて楽しくてすごくいい
普段と同じ色んなキャラクターが入り乱れて普段と違う場所であれこれするのを見るのはなんて楽しいんだ!って何度読んでも思う
バスガイドさんがとても幅を利かせているのもすごくよくて、というか80~90年代の修学旅行回のバスガイドさんの存在の特別さというのはすごい
「ぼくの地球を守って(京都)」ではキャラクター達にとってものすごく重要なことが起こることの特別感もあって絵もめちゃくちゃ丁寧でいい
お土産屋さんのシーンや桜を使った演出が美しくて透明感があってぐっとくる このあたりの絵が一番好きだから余計にいいなと思う
修学旅行のエピソードのよさは長編だけに限らなくて1巻・二巻完結のような短編やオムニバス漫画でも印象に残る
星野架名「妖の教室(北九州)」は怪談風のちょっと不思議な話でおかしな事怖い事が出発前、行く先々のスポット、帰りの新幹線の中に至るまで
それぞれの場所らしい演出の中で次々と起こり続けてラストにはちょっとどんでん返しもありかつ主人公たちの淡い恋愛模様についても触れるミステリアスな一編
同作者の「カンパネルラはふりむかない」は架空の修学旅行先「歌国(おそらく山口県の岩国)」から
東京への帰りの新幹線の中に閉じ込められたままこの世ならぬ予期せぬ旅をさせられる修学旅行生と教師たちに起こる怪異と青春の一編
吉野朔実「記憶の技法」は実際には主人公は修学旅行に行かないのだけれど、主人公にとって大事なものを守るためのものを獲得するためだけの大切な旅として描かれる
(この物語はそもそも「旅」がかなり重要な芯として他にも旅のシーンが出てくるのだが、それを成立させるためのディテールに舌を巻く)
「彼氏彼女の~」は違うけれど、携帯が普及してない当時ならではの描写もありそういうものを読むのもとても楽しい 移動手段の変遷も同じく
アニメではやっぱり「けいおん!!」の修学旅行回(京都)が最高の最高の最高によくて寝る前とかよく流しながら寝落ちする
いつどのシーンを見てもにこにこしてしまうおかしみとか楽しみとかに溢れててもう移動のシーンから楽しいっていうか
行きと帰りのあのシーンの呼応がもうあ~~好き~~ってなっちゃうしお菓子食べすぎてごはん入らないとか
ちょっとした言葉で笑いに火がついて何してももうおかしくて暗い中でクスクス声がずっと聞こえてていつまでも眠らない感じとか
めちゃくちゃはしゃぐ人とそれに苦労する人とかお土産選びとかとにかく描写のこまかいことこまかいこと人物の動きからなにから
全部がそのまんまの日常なんだけどこの子たちにとってやっぱり特別なんだよね~ってなるあの感じがもう好きで好きで…かわいくて大好き
けいおんは劇場版もだからものすごく大好きであれは卒業旅行なんだけど全編が旅行っていう特別なもののエピソードで
出かける前からの描き方ももう本当に細かくてあるあるですっごいかわいくて飛行機のシーンも大好きアフタヌーンティー断られるとことか
有名人ごっことか靴擦れのエピソードとか(おろしたての靴ってわくわく感こもってる!)お部屋の扉コントとか
みんな楽器持ってくるよね~むぎちゃんはむぎちゃんらしい方法でそれ解決するよね~のとことかも大好きっていうかもう全部好きで全く書ききれない
「旅の中にいるいつものあの子たち」がたくさん見られるの丸ごと最高の映画だな~って思って何度見てもたまらない
そんな感じでだから本当は修学旅行だけじゃなくて広義の旅のシーンがすごく好きなんだろうなって思う
最近の漫画でも「きのう何食べた?」の京都旅行回とか「聖☆おにいさん」の近所への短い旅行回とかも楽しくてよかった
古い漫画だと坂田靖子「マーガレットとご主人の底抜け珍道中」、正確には旅ではないが佐々木倫子「ぺパミント・スパイ」の
架空都市(ヨーロッパ人が日本的な生活をしている佐々木倫子独特の世界)への移動を伴うエピソードはとても楽しい
学校を舞台にしていれば描かれてもいいのに学年等の問題で描かれなかった修学旅行を想像することもある
漫画「あたしンち」では父母はよく旅行するがみかんとユズは学校での旅行のエピソードはなかったので、あったらどうだっただろう、とよく思う
(なおアニメ映画版ではみかんの修学旅行がメインの作品がある)
エッセイ漫画の旅行回とかもいいけど現実をそのまま作品の中に描写するよりも創作の中の世界やキャラに起こる出来事として
もう一段落とし込む感じで描写されたときその旅にまつわるエッセンスがもっと濃く抽出されるような気がする
どれもに共通するのは作者の方がしっかり綿密な取材を現地でしているんだろうということがわかるとこで
その細かさとか作者が現地で見たり聞いたり食べたりしていいな~って思ったところが
なんとなく画面やエピソードに出ていてそれがしっかり伝わるのもまたなんだか特別感があっていいのだなあ、としみじみ思う
私はゲイだ。
自覚したのは中学生の頃だ。友人を好きだったが、誰にも言えなかった。
親にはまだ話していない。妹が子供を生んだので、このまま親の前では異性にモテない独身男性として生きていったらいいかと思っている。
学生時代は所属していた団体でカミングアウトしていた。変な人間が集まるので有名な大学で、ただのゲイだった私は平凡な存在だった。彼氏(現在は友人)もできて楽しかった思い出がたくさんある。
世の中変わってきている、もうゲイを隠す必要なんてない。そう思っていたが、就職してすぐ職場で「お前カマっぽいよな」と笑われたときは、やっぱり目の前が真っ暗になった。
職場では今後カミングアウトする予定はない。親にも言う気はない。
そんな私がいま注目しているのが現在4話まで放送されている「おっさんずラブ in the sky」である。
「おっさんずラブ」と言えば、田中圭演じる春田が、職場のゲイたちにキスされ交際を迫られ気持ち悪がるも、そこから「性別の壁」を乗り越えて純愛に発展する話、という認識の方が多いと思う。
正直に言って、私はこの作品が好きではない。
「弟の夫」「きのう何食べた?」「となりの家族は青く見える」は好きだった。「おっさんずラブ」はそれらに比べて、あまりに私が傷付く表現ばかりあるドラマだった。
友人に勧められて数話までは見ていたが、ドラマの内容と、それにはしゃぐファンを見ては毎週どんよりとした気持ちになり、視聴を止めた。
「逃げるは恥だが役に立つ」で、主人公が「ゲイはイケメンを襲う人種だ」と思い込んでいた自分を恥じるシーンがあった。
やっぱり世の中は「ゲイは嫌がるノンケを襲うもの」と思っていて、それを笑っているのか、と思うと落ち込んだ。
だから、おっさんずラブの続編が放送されると聞いたときは心底やめてくれと思った。
だが、2話が終わったあと、友人から連絡が来た。私がおっさんずラブをよく思っていないことを知っている友人だ。
今回のは見られると思うし、見てほしい、という知らせだった。
同性愛を扱うドラマは好きな方なので、友人を信じて2話から視聴した。
3話では切なさを感じ、4話は笑って泣いた。
パイロットである上司の黒澤は、職場の新人である春田にだんだんと惹かれ、恋を自覚する。告白をするも断られ、同じく春田を好きな娘・緋夏を応援することに決める。
整備士の四宮は、春田に恋心を抱いているがそれを隠し、仲の良い緋夏の恋愛相談に乗り、二人が付き合うように仕向ける。
二人とも緋夏と春田が付き合うようにと動くが、それは「自分が男だから」ではない。
黒澤は「かわいい娘の幸せのため」妻を亡くした黒澤にとって緋夏は大事な一人娘である。
四宮は「自分には幸せになる資格がないから」と発言している(これは5話で詳しく明かされる様子)。
「男の俺なんかより緋夏ちゃんの方が」などという台詞は出てこない。これは意図的だと思う。この世界では同性愛は問題にならないのだ。黒澤や四宮がもし女性であっても、二人とも緋夏を応援していたはずだ。
また、緋夏は四宮が春田を好きだということを知り動揺するが、こちらも「四宮が男だから」ではない。いままで恋愛相談に乗ってくれていた相手が同じ人を好きだったことに対しての衝撃だ。そして彼女は四宮によきライバルになろうと握手を求める。
パイロットの成瀬は春田のことを好きではないが、遊びで寝た男が職場まで押し掛けてきたとき、新しい恋人ができたと嘘をつくために春田とキスをする。
春田は成瀬が男と寝たことに対して特に反応しない。突然のキスについても「好きでもない相手にキスするなんて信じられない」とこぼしている。男相手に、という言葉は出てこない。
4話では四宮の気持ちが春田にバレるが、春田が四宮を気持ち悪がる様子も一切ない。「俺なんかのどこがいいの?」と聞いたり、自分の好きはライク、好きになるってなんですか、と同僚に相談している。気持ちに応えられないことへの申し訳なさはあるが、そこに「男だから無理」という感情はない。それどころか、5話の予告で春田が成瀬に無理やりキスをするシーンがある。
春田は2話終わりで緋夏にもキスをしかけており、ノンケだと見られていた。
その春田も、男同士であることには疑問を抱かず、成瀬に惹かれていっている。
キャストもスタッフも言及していないようだが、ドラマが終わったらその辺について語ってくれるのかもしれない。
(ちなみに四宮の気持ちを成瀬が伝えてしまうところをアウティングだと批判する声があるようだが、同性愛差別のない世界においてのアウティングとは一体?)
(それを言ったら前作の春田の牧に対するアウティングは許されるのか?私なら死ぬ)
私は4話でこの世界観に気付いて、泣いてしまった。緋夏が四宮に「はるちゃんが好きなんですね、私もです。私たち、ライバルですね」と握手を求めたシーン。胸が熱くなった。こんな世界があるといいと思った。男が男を好きであることを認めてもらえる世界だ。
同性を好きになっても、悩まなくていい、苦しまなくていい。引け目を感じなくてい。誰かに否定されなくていい。
この感動を噛み締めたくて、ツイッターで同じようなことを感じた人を探そうとサーチした。
そこで出てきたのが冒頭のツイートだ。
「同性愛をこんなにすんなり受け入れるなんてリアリティがない」
打ちのめされた。
ファンタジーとはなんだ。
つまらないとはなんだ。
現実世界でゲイが差別され苦しむのがそんなに面白いのかこの人たちは。
こういったツイートをする人のホームに行くと、全員が「おっさんずラブ(無印)」のファンだった。
曰く前のドラマでは「恋愛をするのに性別なんて関係ないと思えた」らしい。
ならば、性別なんて関係なく恋愛できるin the skyの世界をなぜ応援できないのだろうか。
私が個人的に傷付いただけで、あれを好きなゲイもたくさんいる。
あのドラマで、同性愛は気持ち悪いものじゃないと思ってくれた人が大勢いるのも理解している。
同性愛の苦悩を描いたドラマが放送されるのはとてもいいことだと思う。
やめてほしいのは、「同性愛を扱うなら葛藤や苦悩を必ず描かなきゃいけない」という考えを押し付けることだ。
前作ファンの人、「おっさんずラブ in the sky」のことは放っておいてくれないか。
自分に合わなかった、自分は腹が立った。それはわかる。私も前作でそう思った。
だけど、あなたが嫌な思いをしたこのドラマに、心が救済された私みたいな者もいる。
私は、こんな世界になりますようにと願う。このドラマを作ってくれて感謝している。
気に入らないからって、「番組の打ちきりを求む署名運動」とかやめてくれないか。目を疑った。嫌いなものは排除しないと気がすまないのか。
署名が集まっても打ちきりにはならないと思うけど、ドラマを楽しんでいる人間にとって、この仕打ちはあまりにむごい。
もし、in the skyのような世界が待っているなら、私は親に自分のことを話したいと思う。そして、パートナーを家族に紹介して、誰にも隠れることなく一緒に暮らすのだ。
ドラマは残り4話。どのような結末になるのか、楽しみにしている。
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気付いたらコメントが増えていて驚きました。
気になるコメントについて追記しておきます。(11/28 18:20)
私は「無印ファンはin the skyの批判をしないでください」と言っているのではありません。批判はいいと思います。私も無印の批判をしてますし。
やめてほしいなと思うのは、差別を描けと強制すること、放送中止を求める署名などでドラマを妨害する動きをすること、この二つです。
求めてません。逆です。私は「リアルから先に進んだin the skyは夢のある世界だ」と思って喜んでいます。
リアルさを求めるな、は、ぜひ無印ファンに言ってあげてください。
『アクション映画を見ろ』
「差別を扱うな」とは私は書いていません。個人的に無印は苦手でしたが、自分で見ない選択肢を取りました。
「差別を扱う作品が放送されるのはいいこと、だけど全部の作品に差別表現を入れることを強制するなよ」これだけです。
主要人物全員片思いですから、恋愛に関する葛藤は毎週描かれています。特にふられてからの黒澤は恋心と大事な娘の間で揺れてますね。面白いですよ。
『in the sky見てなかった、見ればよかった』
この作品が不発で終わったら「この路線は失敗だった」と思われそうで悲しいです。
話の流れはここで書いた通りです。5話からでも面白いと思うのでぜひ見てください!
現在「全員一方通行の片思い」となかなか類を見ない展開になっています。
公式サイト https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove-inthesky/
予告ツイート https://twitter.com/ossans_love/status/1198255673030692864?s=19
予告動画ロング(放送後消えます) https://youtu.be/mZXMufvCLyM
ではないんだよなぁ。と思った。
どっかのサイトのコラム?で内野聖陽さんの演じる役柄から見える女性の求める男性像の変化みたいな話をなるほど〜へぇ〜と思って読んだんですけど、読み終わって数時間経ってから妙にモヤモヤしてきた。
内野さんと言えば最近話題なのが「きのう何食べた?」のケンジ役で、そのことについて触れていて「男臭さからフェミニンな感じへ」女性の好む男性のタイプが変化してる的なことが書いてあった気がするんだけど、ケンジについては異性として素敵!というより人間として愛らしいキャラクターだな〜とか、内野さんという役者さんから滲み出る良さに悶える女性が多いというだけでいつどんな時でもドラマや映画の中の男性を性的対象として見つめてる人っているのかな?ってふと疑問が浮かんできた。
ましてや何食べ?は同性愛をテーマにした話だし、より人間味を味わうものだったんじゃないかなーとか思った。
別に女で異性愛者に限定した話じゃなくて、男で異性愛者の人でも映像の中の女性を人間としていいな可愛いなって思うこともあるだろうし、女で同性愛者の人でも男で同性愛者の人でもそうじゃない人でも…
もうなんでもいいよ。
私は疑いようもないほど腐女子だ。
アニメはそんなに見ず、ゲーム派だから世間の流行には疎いが、pixivで推しカップリングの検索を日々欠かさない、どこに出しても恥ずかしい腐女子だ。
それなのに、おっさんずラブを見られない。本編どころが、関連するなにもかもが見られない。
おっさんずラブは人気シリーズなので、なにか展開がある度にTwitterのTLはその話題で持ちきりになる。
情報を文字で見る分にはいいのだが、出演者の画像などが出てくると、もう、そのツイートを直視できない。
これはこの作品だけでなく、実写版の「きのう何食べた?」についても同じことが起きた。原作漫画は好んで何度も読んでいるのに、だ。
話は変わるが、私はドラマCDも苦手だ。ギャグシナリオなら聞けるのだが、その他ほとんどダメ。
どぎつい濡れ場のあるBLゲームは楽しくプレイできるのに、BLCDはキスシーンすら正気では聞けない。
いや、BLゲームでも、よく聞く声の方(またはよく似た他人)がキャスティングされていると、そのキャラクターのセリフ音声はすっ飛ばしてしまう。
なぜか。
恥ずかしいからだ。
私は「キャラクター」としての絵、あまり聞き覚えのない声、という要素があって初めてそれを架空の人物として認識できるようだ。
声だけの作品や、あまりにも有名な声優さんだと演じている人間の存在を意識せずにはいられない。
彼らはどういう気持ちで収録しているのか、などとつまらないことを考えてしまう。
恐らく、おっさんずラブとドラマ版きのう何食べた?に関しても、これと同じだと思う。
役者さんはどういう気持ちで収録しているのか。それを考えてしまい、いたたまれなくなる。
気遣いではない。
つまり、そういったコンテンツを好んで消費する「私」はどう思われるのか、と自意識が過剰になってしまうだけなのだろう。
自分の趣味に後ろめたさがあるからこんなことで苦しむはめになるのだ。
今後は精神を健全にして、もっとさわやかな腐女子として生きていきたい。
ちなみに「おっさんずラブ」と実写版「きのう何食べた?」を否定する気持ちは毛頭ないし、それらを楽しんでいる方を否定する気持ちはもっとない。
きのう何食べた?にこういう話あったな