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2023-10-06

インボイスデモ東大阪選挙に見る、今後の政党勢力推移予想①

注意:この予想は、あくま2023年9月28日時点の情勢からの予想です。

面白い記事を見つけた

面白い記事を見つけました。

2023年9月25日首相官邸前 STOP!インボイスデモ

#STOPインボイス の署名受け取り拒否と、自民党に署名を渡す事に成功した人が語る「自民党に署名を受け渡すことの難しさ」 - Togetter
2023年9月25日(月)の晩に首相官邸前で行われた首相官邸前 STOP!インボイスデモというデモについてのまとめです。
2023年10月1日(日)からインボイス制度という税制が導入されます

これは、2016年11月18日(当時:与党-自民党)に国会で成立した改正消費税法によって、2023年10月1日(日)からの導入が決定された制度でした。
まり2023年10月1日(日)からの導入は2016年12月前には既に決定事項となっていた事でした。

インボイス制度導入決定までの流れ

そもそもインボイス制度は何故誕生したのか?
インボイス制度誕生きっかけは民主党政権時代2009年2012年)に遡ります

2010年6月、当時の内閣総理大臣菅直人(かんなおと)は、社会保障の充実や雇用創出、財政再建のためには消費税を5%から8%、8%から10%と段階的に引き上げざるを得ないと判断し、消費税増税について言及しました。
その後、2011年3月11日に起きた、東日本大震災東北地方太平洋沖地震、この震災復興等で、2012年以降に民主党政権は予想していたよりも予算を多く支出する必要に迫られる形となり、2011年8月30日より、菅直人の後を継いで総理大臣となった野田佳彦の下、2011年12月29日に、「消費税2014年4月に8%に、2015年1月10%に増税する」とする民主党案(この際に、インボイス制度の導入も民主党案内で提案を出すに至りました。

2012年12月衆議院議員選挙民主党が敗北し、再び自民党政権を獲る事になったものの、民主党政権時代消費税増税に関する法律は成立してしまっているため、消費税増税は避けることができなくなっていました
2014年4月消費税が5%から8%になった後、安倍政権下で、景気が復調してきた事等も踏まえて、8%から10%への引き上げは2014年11月2015年10月→2017年4月に)と2016年6月2017年4月2019年10月に)に二度延期された後、2018年10月には予定通り2019年10月に税率を10%に引き上げるこが決定され、2019年10月に消費税10%に引き上げられました

\この、2019年10月の消費税10%への引き上げの際、仕入税額のなかに標準税率10%と軽減税率8%の2種類の消費税が混在する形(複数税率制度)となり2016年11月18日に成立した改正消費税法によって、複数税率制度対応するために消費税10%に引き上げた後、2023年10月1日からインボイス制度という制度が導入される事が決定しました。

言わば、インボイス制度は、「民主党(現:立憲民主党)」と「自民党」の共同作業に寄って導入が決定された制度となります

「STOP!インボイスデモの不可解さ

ここまでの流れを踏まえてお聞き下さい。
インボイス制度の導入は2016年11月時点で決定していた
・それなのに、制度実施される直前のここ数か月になるまで、反対派はデモ等を行って来なかった
制度実施される1週間前になって、署名の手渡しを行おうと首相官邸前に押し掛けた

これで署名を受け取れというのが無理のある話でしょう。
そういう疑問の答えが前述のまとめには書かれていました。

インボイス制度実施直前の「中止が絶対に無いタイミング」でデモを行う事自体が、左翼政党立憲民主党日本共産党れい新撰組社会民主党)の「仕事やってますアピールなんですね、これ。

こういうのを見ると、左翼政党立憲民主党日本共産党れい新撰組社会民主党)って駄目だなと思います個人の感想です

特に立憲民主党議員先にも言いましたがインボイス制度は、「民主党(現:立憲民主党)」と「自民党」の共同作業に寄って導入が決定された制度です。
それなのに、自民党と一緒にインボイス制度の導入までの道を作った責任を取って他の左翼政党日本共産党れい新撰組社会民主党から非難される立場にならず、他の左翼政党日本共産党れい新撰組社会民主党)と一緒に政府自民党非難している立憲民主党は、特に信用に値しません

荒れる大阪政治

さて、左翼政党立憲民主党日本共産党れい新撰組社会民主党)が信用ならない」という話をここまで書いてきましたが、ここから日本維新の会と、大阪維新の会にも信用ならない部分が有る」という話を書くことになります

大阪万博に対して集まる非難

2025年に開催予定の「大阪関西万博」の会場の準備が悲惨な事になっているそうです。

元々、「大阪関西万博」の誘致が決定した時は「1250億円で会場は建設できる」という試算だったのが、2020年12月「1850億円必要です」となり、ついには、2023年9月26日「2300億円かかりますと発表されています

これについては、色々と思う所が有るので、いずれ別に記事を書きたいと思いますが、この予算の増額に対して、大阪では大阪維新の会(と日本維新の会)に対する非難の声が徐々に増えているそうです。

かと言って、大阪市民は、自民党立憲民主党(と日本共産党社会民主党)等も余り好きではないという人が多い土地であるそうで、次の国政選挙が行われるタイミングに寄っては、右翼自民党)と左翼立憲民主党日本共産党社会民主党)と維新とで浮動票割れ大阪は大荒れするかも知れません
国民民主党れい新撰組辺りは、それぞれの党首がうまく立ち回れば浮動票を取り込める可能性が有りそうな気がします。

記事主は、与党系(自民党日本維新の会国民民主党)寄りの立場ですが、それでもこれに関しては日本維新の会非難せざるを得ないと思っています
しかも、余分にかかる費用負担を国に求めている辺りに、「本当に開催するのか中止するのかを、一度立ち止まって改めて考えて欲しい」と思わざるを得ません。

東大阪市選挙東大阪市議会議員選挙

大阪関西万博問題話題になっている大阪で、2023年9月24日(日)に、東大阪市市長選挙市議会議員選挙が行われました。

前回2019年9月29日(日)に行われた東大阪市選挙投票率は38.91%だったのに対し、
今回2023年9月24日(日)に行われた東大阪市選挙投票率は39.86%と、上がっています
前回・今回共に現職の野田しかずさんが当選しています。ただ、野田さんは前回は、自民党公明党の推薦を受けて出馬していたのが、今回は大阪維新の会に入党し、大阪維新の会の候補として出馬していました。

そして、当選してはいものの、投票率は上がっているのに、得票数が前回よりも約8000票ほど減るという結果になっていました。

更に、東大阪市議会議員選挙では、大阪維新の会は14名の候補を立てていたのですが、3名が落選して、11名の当選という結果になっています
僅かながら、維新離れしている傾向が見て取れます

そして、今回の東大阪市議会議員選挙では、得票数の上位6位に、大阪維新の会の候補者達に混ざって、参政党の候補者が1名当選していることと、当選者の中では下から10番目の得票数ですが、れい新撰組候補者が1名当選していることが注目点と言えると思います

かに、僅かにではありますが、大阪から始まった政治団体である維新の会(大阪維新の会&日本維新の会から、離れて行っている人がいるのではないかと考えられます

インボイスデモと東大阪の選挙に見る、今後の政党勢力推移予想②に続きます

anond:20231004151244

言ってることは分かるし、この内容が伝わらない人は少ないと思う

そもそもこれってジャニーズに限らずアイドル一般的な話だし、男女も関係ない

ただ問題はそこじゃなくて、そのアイドル所属事務所ジャニーズだということ

創始者の一人が生粋レイパー被害者は数百人単位マスコミ芸能界への影響も大きく悪習を広めてきた

アイドル個人は悪くないという感情は分かるし、むしろ被害者可能性も高いけど、結果的にそのアイドル個人はこの事務所を支えている一端になっているという歪な構造

そしてそのアイドルを支えてるファン人達事務所を支える一端になってしまっているという現実

というのが建前で、実際には非ジャニーズ勢のマウント勢力拡大、正義代弁者オナニーお祭り好き・アフィのネタといったところじゃないかと思う

業界が腐ってるのなんて数十年前から周知の事実だし、アイドルなんて最も穢れた類のものだし、今更そこに正義クリーンさを求めてもね

anond:20231004151244

言ってることは分かるし、この内容が伝わらない人は少ないと思う

そもそもこれってジャニーズに限らずアイドル一般的な話だし、男女も関係ない

ただ問題はそこじゃなくて、そのアイドル所属事務所ジャニーズだということ

創始者の一人が生粋レイパー被害者は数百人単位マスコミ芸能界への影響も大きく悪習を広めてきた

アイドル個人は悪くないという感情は分かるし、むしろ被害者可能性も高いけど、結果的にそのアイドル個人はこの事務所を支えている一端になっているという歪な構造

そしてそのアイドルを支えてるファン人達事務所を支える一端になってしまっているという現実

というのが建前で、実際には非ジャニーズ勢のマウント勢力拡大、正義代弁者オナニーお祭り好き・アフィのネタといったところじゃないかと思う

業界が腐ってるのなんて数十年前から周知の事実だし、アイドルなんて最も穢れた類のものだし、今更そこに正義クリーンさを求めてもね

自民党増税って、あらたな対抗勢力結党を妨げたいだけだろ

自由結党できるのは反共右翼だけ)

2023-10-05

anond:20230817115047

チョコレート戦争カカオ生産地をめぐって繰り広げられた帝国主義勢力による争奪戦。詳細は長い間不明であったが、大石真のルポルタージュにより広く世に知られることとなった。(詳細は大石真の著作チョコレート戦争』を参照)

anond:20231005064233

日本底辺層による内乱を起こさせたり勢力でもいるんじゃねぇか?(陰謀論

2023-10-04

anond:20231002214121

誰もモノを申せない大御所が死んだ途端に一気に総攻撃を受けるあたり、大将クビって大事なんだなと思った。

漫画キングダム自軍が何万人もいるのに大将SATSUAIされる→即敗走みたいな描写、アホじゃねえのと思ったけど現実どおりだった。

自分が属する政治勢力だったり団体だったりの勢力を維持するには、担いだ大将を守り切らないといけないのだ。

2023-10-03

続・かつて一世を風靡したなんでも実況J板の現状

今年の初め、こんな増田投稿した。

かつて一世を風靡したなんでも実況J板の現状

https://anond.hatelabo.jp/20230123225612

あれから約8ヶ月、また新たな局面を迎えている為ここに記そうと思う。

このままでは「匿名掲示板による実況文化消滅」が起きてしまう。

更に、匿名掲示板のものの存続すら危なくなってきてしまったのだ。

この増田投稿してから2ヶ月後、3ちゃんねるは閉鎖してしまった。

この辺の経緯はなんJwikiにも記載されている。

https://wikiwiki.jp/livejupiter/%E3%81%95%E3%82%93G

3ちゃんねる管理人はまともである分、昼間は普通に仕事をしている為昼夜逆転生活を送っている異常なスクリプトDDoS攻撃による荒らし対応が遅れ、ただでさえなんG民の避難殺到アクセスが集中していただけに耐えられなくなってしまったのだ。

先に注記しておくが、私はサーバーインフラ関連の知識は全くないため、いち掲示板利用者としての意見感想を述べていく。

一方こういった事態でも移住先や避難先を探し続けていたなんG民たちは防弾掲示板に着目。

防弾なんGについてもwikiに詳しく記載されている。

https://wikiwiki.jp/livejupiter/%E9%98%B2%E5%BC%BE%E3%81%AA%E3%82%93G

ちなみに「防弾」の意味については詳しく知らないが、海外サーバーなのでちょっとやそっとの誹謗中傷犯罪予告でも開示されないらしい。私はしたことがないので知らない。

さて、この防弾なんG・防弾なんU(一部定期スレの常駐)が避難先として定着すると春先からは徐々に野球実況もこちらで行われるようになった。

防弾なんGの最大の特徴(と私は認識している)のがスレを立てたイッチに限りスレタイがあとから変更できたり、実況モード(連投規制の緩和)や新規モードレスをするための認証を緩和)にするなどコマンドが使えた。これは何らかの実況の後反省会スレに移行するなどなんG民の習性にあったものであり、コマンド機能は好評であった。

さてこの「レスをするための認証」だが、レスをするためには回線ごとに1日1回、簡単に言えば自動化スクリプトでは突破不能reCAPTCHAなどを導入していた。(私はロボットではありませんみたいなやつ)

さっさと本家5ちゃんねるにも同等な機能実装すればいいのだが・・・お気付きの通り5ちゃんねる運営は何もする気がないのでこの有様である

ここからしばらく安定期が訪れ、防弾なんGに移住する者、5ちゃんなんGがスクリプトに荒らされた時だけ避難しに来る者、頑なに5ちゃんに残り続ける者などに分かれ、試合実況も分裂化し始めていた。

この頃はまだ試合実況が中途半端に成り立っており、実況スレスクリプトが来たら次スレを立てるという文化になりかけたのだがいつしかそれすら追いつかなくなるほどの攻撃を受けだんだんと防弾なんGへの移住は進んだ。

そして転機は突然訪れる。

5ちゃんねるが消滅したのである

Talkという謎の掲示板が出現したことで5ちゃんねる全体が大混乱に陥った。この辺の経緯もwiki読んだ方が早い。

https://wikiwiki.jp/livejupiter/talk

簡単説明すると、5ちゃんねる専用ブラウザ大手であった「chmate」のみを置き去りにしてその他の専ブラが結託して「Talk」と呼ばれる自称5ちゃんねる後継を謳う掲示板に移行を図ったのだ。

一部では「もうスクリプトに悩まされなくていい」と好意的に捉えられた一方で、「あまりにも突然で何の説明もない」「chmateのみを除け者にした」「現状のTalkにはワッチョイがないどころか開発者を名乗る人物ワッチョイがなんなのか知らない」などの点から不信感・不満が噴出。

中でも問題になったのが「浪人(5ちゃんねるの課金)のサイトが閉鎖されており、返金も効かない。年間契約で購入した人間はどうなるのか?」という金銭関係問題であり、これには消費生活センター相談しようとするものまで現れた。

wikiにも書いてある通り、浪人販売していたのがジェーンであるため)

更に、Talk出現後一旦スクリプトが止まったことやTalk掲示板にはスクリプトが出現しないことから「なんGや嫌儲荒らしていた正体はJane Style側なのでは?」という疑惑が出た。


このあまりの横暴さと辻褄が合うことからなんG民はTalk絶対に受け入れることが出来ず、その遺恨は今でも残る。

5ちゃんねるは自分で言うのもなんだがインターネット財産であり、過去ログ消失は専門板に数十万数百万と残る叡智の消失に繋がる。

結局この騒動は一旦は収束を見せ、chmateによる5ちゃんねるの閲覧・書き込みが復旧した後は徐々にまたいつもの感じを取り戻していた。スクリプトは相変わらず復活したが。

そしてこの頃から防弾なんGが頻繁に鯖落ちを繰り返すようになる。原因はDDoS攻撃とされ、スクリプトが出来ない分こうしたアタックサーバー機能不全に陥らせていたのだ。(この攻撃ジェーン仕業だと疑うなんG民も少なくなかった。もちろん飛躍した論議であり確証は一切なく半分陰謀論めいているが、最早何が起こっているか誰にも分からないのだ)

結局防弾なんGが使い物にならなくなるなか、新勢力「なんでも実況エッジ」通称「なんE」が誕生する。スクリプト対策はもちろんDDoS攻撃対策も施されたサーバークラウドフレア使用していたらしい。私は先ほど申し上げた通りこの辺の知識がないのだが聞くところによれば攻撃自体は受けているものの一瞬重くなる程度で済んでいるとのこと。

このなんEが快適でちょっとサーバー落ちする程度ですぐ復旧していたため夏ごろからは専ら試合実況はこちらで行われていた。また、なんGでは避難誘導も行われ移住ますます進んだ。(なんEに避難してくださいとスレを立ててスクリプトが埋め立てれば勢いは上位に来るので目に留まりやすい。)

また先日、5ちゃんねるでは21時~0時まで課金しないと書き込めない謎の規制(結局21時半くらいに解除された日もあった)が始まったりすぐに終わったり、迷走が続いた。

またなんEではVTuber実況が大挙して移住してきてスレを乱立させ、歴史的経緯からバチャ豚を嫌うなんG民が多いため空気がピリピリしだした。

そしてとうとうこの楽園終焉を迎えてしまった。

10月1日未明、またしても5ちゃんねる全板が重くなったりサーバー落ちしたり不安定状態が続き、なんEが盛り上がっていた。

10月2日午前11時過ぎ、なんE管理人が突如「サービス終了について」というスレを立て、「このスレが埋まったら新規レスできなくします」と宣言

まりの突然の出来事絶望、怒り、同情、感謝など反応はさまざまであったが一番異常だったのは、なんE管理人提示した「1時間当たり400万件にのぼるDDoS攻撃」であった。

いくらDDoS攻撃に強いサーバーを使っているとはいえ、いち個人提供し続けている個人掲示板にこれだけの攻撃が来るのはどう考えても異常であり、犯罪行為である

これ以上攻撃が拡大すれば迷惑がかかるだけでなく、管理人は「本格的に怖くなってしまった」と説明した。

決してサーバー費用面の問題ではなく、この異常な攻撃個人ではもはや対処不能なのだ

一方で翌日(本日未明)、防弾なんGが突如復活、管理人降臨したもの忍法帖登録している人間IPアドレスパスワード流出させ死亡、一瞬のうちに閉鎖となった。

この3日間でエッジも防弾も失ってしまったなんG民に為す術はなく、また5ちゃんねるに帰らざるを得なくなったのだ。

一応今度はオフショアと呼ばれるエッジと似た仕組み?の避難所も出来たようだが、ここも個人運営な以上いつまで持つか分からない。

もっとも悲しいのは、ここ数年間の分裂、移住によりなんG人口のものが減ったこである

私みたいな匿名掲示板にこだわる一部の異常者を除き、まともな感性を持った人間は「またスクリプトに荒らされてるのか・・・」とうんざりして掲示板を辞めてTwitterdiscordなどほかのツール野球実況をするだろう。

スクリプトに荒らされていなくてもサーバーが重い状態が続き、エッジや防弾に分裂した実況スレにまで移住するのなんか少数派で、ここ最近試合実況なんか1スレ完走するのがやっとなレベルだった。(※すでに両リーグ優勝決定後の消化試合であることには留意したい)

もう覚えてないが阪神優勝時の実況は確かエッジでやっていた気がする。

しかしまドラフトCS日本シリーズオフシーズンFAや現ドラが控えている。

そんな中でまともに実況や雑談が出来ない、我々はどうしたらいいのか?

この問題点について3つあげたい。

① 5ちゃんねる運営公式的な声明を出す場がなく、また状況説明対策等の措置が取られないこと

② DDoS攻撃スクリプトによる埋め立て行為に対して現代日本サイバー警察などの技術では立件等が困難なこと

③ 上記による匿名掲示板文化衰退・存続の危惧

①だが、5ちゃんねるの運営そもそも本当にいるのか?というところから私は考えたいと思う。

そして5ちゃんねるというのは「運用情報板」「規制議論板」など運営直下の板が複数あるため煩雑であり、どこで管理人コンタクトを取り、説明し、管理人はどこで全掲示板利用者平等アナウンスをするのかが一切形式化されていない。

そんな胡散臭い連中が運営している掲示板を何故使っているのかと言われればそれまでではあるが・・・

②だが、スクリプト特定はとても困難でIPアドレスも無数の回線に切り替えて爆撃しているため刑事ドラマでよく聞く「複数サーバーを経由して・・・」みたいなのと同じ状況であると推察される。

これでは日本警察どころか誰も追跡・特定出来ないのではないかと思う。そして、個人で400万件/hの被害を受けたエッジの管理人も法的措置に関しては何も言わなかった。無意味なことが分かっているからだ。

仮にネットに強い弁護士相談したところで、「いかがでしたか?よく分かりませんでした!」というオチになるのが目に見えている。こういったサイバー攻撃に対してあまりにも無力であると痛感させられる。

③さが、匿名掲示板雑談や実況するという文化のものがこのままでは衰退してしまう。Twitterはいわば「強制コテハン状態であり、いいねフォロワーを気にしながら発言したりしなければならない。掲示板匿名で全員が同じ立場であるインプレッション稼ぎもいないし、何かあればスレッドを立てて議論し、1000になれば解散し、日付を跨げば別人になる。もちろん5ちゃんねるに拘る必要は現時点で何もない。ないのだが、移住先はスクリプトDDoS攻撃に潰される有様では何も出来ないのだ。

数十年と築いてきた掲示板スクリプトに潰されるのはあまりにも無力で、情けないと思う。

スクリプトの正体は本当に不明で、もはや個人ではないのかもしれない。スクリプト自体も誰かが作ったものだろうし、DDoS攻撃を代行するサービスもあると聞いたので、本当の黒幕は1人なのかもしれないが、とにかく動機がわからないのだ。

少なくとも一瞬のうちに5ちゃんねるを機能不全に陥らせる能力があるのに、スクリプトを使って埋め立てて、阿鼻叫喚右往左往するなんG民たちを見てあざ笑っているようにしか見えない・・・

今の5ちゃんねるなんGは、スレ乱立スクリプトが立てたスレに2種類の埋め立てスクリプトレスする異常な状態である

これから5ちゃんねるはどうなってしまうのだろうか?

我々は巨大匿名掲示板の終わりにいつ立ち会ってもおかしくない。

anond:20231003093745

まあそういう勢力争いは発生するとは思うが、それが実際にどれくらいの規模で起きるのかというなぁ。

2023-10-02

芽を出すのは生意気である

芽を出すとコテンパンにしようとする勢力がおる

いじめられっ子に白い目を向ける教育委員会みたいなもん

anond:20231002130938

テロゲリラは、両方とも紛争暴力的な行動に関連する用語ですが、異なる概念を指します。以下に、テロゲリラの違いを説明します。

テロTerrorism):

テロは、政治的な、宗教的な、イデオロギー的な、または社会的目的を達成するために、無差別または非武装市民に対して暴力や恐怖を利用する行為を指します。

テロリストはしばしば非武装で、一般市民の中に紛れ込んで攻撃を行い、恐怖と混乱を引き起こすことを狙います

テロの主な特徴は、無差別性、非武装、恐怖の創出、政治的な要素を含むことです。

ゲリラ(Guerrilla Warfare):

ゲリラは、従来の戦闘方法ではなく、非正規部隊が小規模な攻撃や遊撃戦術使用して、通常の軍事力に対抗する戦術です。

ゲリラ戦は、政治的目標を達成するために使用されることがあり、より広範な反乱や紛争の一部として展開されることが一般的です。

ゲリラ戦の主な特徴は、非正規戦術、地道な戦闘政治的な側面を含むことです。

要するに、テロ一般市民に対する恐怖と混乱を創出し、一般的非武装テロリストによって行われる一連の攻撃を指します。一方、ゲリラは通常、非正規軍事戦術使用して対抗勢力に対抗し、政治的目標を達成しようとする戦術を指します。両方の用語暴力的紛争に関連していますが、性質目的が異なります

2023-10-01

anond:20231001153808

ほんの一部の話だろ

ジャニオタ2関しては一部というレベルじゃなく、勢力と言っていいレベル

2023-09-29

anond:20230929114247

理論的には全国展開できるし

選挙勢力になりうるよね

あと外国団体に対するカウンター団体になれる

2023-09-28

anond:20230928063812

まるで、君が、先日のデモの裏で動いていた人物関係者みたいに見えて疑わしいよ?

自分が気に入らない事があればそれは裏の勢力が糸を引いているからだと思ってしま

何故か右派の中にはこういうネトウヨやQアノンみたいな陰謀論者が多い

この元増田はまるで「私達はこんなにも現実への認知が歪んでいるからこそ山田太郎赤松健の行動も擁護できるんだ」というネトウヨ自己紹介の様だ

2023-09-27

ウクライナ戦争って、森林が砦というか拠点みたいになってんだろ

陣取り合戦をするときに、森林重要拠点なんだろ。

森の中に陣地築いて勢力にしてるから、先に進むためには森林から敵を追い出さないといけない。

これ聞いて、偉いなあって思ったのはベトナム戦争ときみたいにナパーム弾とかで森を焼き払わないってことだよな。

anond:20230927153119

内紛ってか気に食わない男がモテてるならそれに引っかかる女を叩くよりその男を叩き潰して真面目で気弱で自分からアクションを起こせない弱男の時代を自ら作るべきなんだよなァ…

こんだけネットでウザがられるほどの勢力を築いた非モテ弱男達のくせに、なぜかそれが出来ずに女を叩く

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part2/3


思い出③ ビットコイン

 私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。

 当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者関係部局にわかやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。

 40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国税制度になると不案内だった。

 そんな折、とある会議最中だった。ある人が、たしか個人課税徴収部門責任者だったかビットコインの話を始めた。納税方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベル対応を考えているという。

 ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。

 国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。

 ガイドラインを作るにあたり、各部からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。

・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい

・今の部署との並行体制だと過労死する

・国際反社資金源を絶とうと思えば、暗号資産違法化してもよいのでは

・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある

暗号資産がどの国でも一般的存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん

上司評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある

・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?

・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない

 このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。

 私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会必要性がないもの」「反社資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。

 ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来部署でさえ仕事忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。

____________________________

《後述の内容》

中央省庁大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。

総務省

たくさん採用する。男女比は同じくらいかデータの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。

国土交通省

たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。

財務省

ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行一般職みたいに、大卒採用男性とくっつけるためにやっている。

国税庁

高卒採用はしているが、数はとても少ない。公務員試験には受かっても、税務大学校での勉強についていけずに辞めていく子が多いのが理由だ。代わりに、会計といった専門学校の子を多く採用している。

厚生労働省

たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。

____________________________

 かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。

 実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。

 実際、暗号資産関係脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁マンパワーが足りていない。

 加えて、思い出②で説明したストリートレベル行政職員観点もある。海外取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合納税者も行政庁も課税情報証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。

 さて、こうした想定外事態が起こった場合、上で説明したように臨時タスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課イマイチメンバー人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。

 そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。

 ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。

 一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気入院していて、子どもふたり実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。

 かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。

 その日々では、深夜に誰もいないマイホーム帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。

♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない

  にゃんにゃんにゃん犬が好き 素直にアイラブユー ♪

 ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニおにぎり綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後テーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。

 食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。

 サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。

 かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。

 内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。

 別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後時間帯にほかのアニメ放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。

 愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。

 そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍ブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。

 その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。



思い出④ 政治家転身を間近に見て

 「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治から求められる場面もある。

 30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったか失念したが、自由民主党地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルート希望する人は一定数いる。

 そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。

 説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コース地方自治コース)があって、最後簡単グループ討議だった。

 なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。

 私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。

 Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。

 Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治世界活躍してみたい――そんなことを話していた。

 Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官民間でいうと次長部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職東大が基本だった。

 Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。

 かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。

 でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。

 まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情関係なく転職エージェント架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。

 その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。

 ひたすら政策課題に対して向き合い、法律常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数上司忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。

 あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。

 もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりお茶と、味覇スープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。

 女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたり関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。

 犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子はいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。

 強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメント構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。

 この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。

犬「あの~、今なんて……?」

猫「えっと、だからストパーかけたいなって……」

犬「バッカなんですか猫山さん!」

猫「そこまでいうの犬神さん!?」

犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」

猫「わたしアイデンティティなんだと思ってるの!?」

 リアル高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。

 思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛確執社会価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。

 あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。

 追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村助役として迎え入れられた。その後、国会議員職員団体や地元から応援を受けて市長選立候補し、並み居る解放同盟勢力を圧倒して市長になった。

 あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方もっと活性化するに違いない。



 Part3/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201303

万物黎明』は人類歴史を誤解している・続きの続きの続きの続き

国家に反対すること

フラナリーやマーカス、スコットらに倣えば、最近まですべての階級社会における中心的な政治闘争は、誰が土地を耕し、誰が食料を手に入れるかをめぐるものだった。グレーバーとウェングローの見方は異なる。彼らにとって中心的な問題権力であり、中心的な敵は国家である。そのため、彼らはいくつかの点で階級無視している。これは彼らがアナーキストからではない。ほとんどのアナーキストは、常に階級権力を同時に重視することができる。

しかし、『万物黎明』における省略は重要である。グレーバーとウェングローは、合意的で参加型の集会を支持する議論推し進めようと躍起になっているように見えるが、そのために私たちに一連の謎を残している。4つの簡単な例を挙げれば、その問題がよくわかるだろう。

著者たちは、都市における国家に先行することが多い、村落における階級格差の拡大には関心がなく、その文献を否定している。また、小王国領主爵位にも興味がない。中央集権的な大国家が存在しなければそれでいいのだ。私たちは、複雑な採集民に関する彼らの説明の中に、このような紆余曲折をいくつか見てきた。このようなことは、他の多くの例にも現れている。

インダス

インダス川沿いの古代都市モヘンジョ=ダロでは、約4万人が階級的不平等国家もなく暮らしていた。

そして彼らは、ヒンドゥトヴァ派の歴史家たちと同様に、モヘンジョ=ダロは実際に南アジアカーストに沿って組織されていたと示唆する。しかし、グレーバーとウェングローは、これは平等主義的なカーストであったと言う。最初は驚かされるが、彼らが言いたいのは、王のいないカーストの不平等容認できるということである[11]。

ナチェス

彼らは一貫して伝統的な王権の力を最小限に抑えている。ミシシッピ川流域のナチェズ王国がその好例である。グレーバーとウェングローは、太陽王権力凶悪な残虐性は彼の村の外には及ばなかったと言う。しかし実際には、ナチェズは白人プランター奉仕する奴隷貿易における主要な地域勢力であった[12]。

人間犠牲

グレーバーとウェングローは、残酷人身御供祭り世界中の初期の州で見られるという重要事実を正しく強調している。数十人から数百人が生け贄にされ、その多くは戦争捕虜若い女性、貧しい人々であった。

彼らは当然憤慨している。しかし、これらの生け贄の目的は、敵である他国の人々を恐怖に陥れることであったとも感じている。それとは対照的に、私たちは、流血の主な目的は、流血の実際の聴衆である残酷地方国家臣民を恐怖に陥れることだったと考えている。

実際、このような残酷さが、それぞれの国家の初期の歴史に特徴的なのはそのためだろう。国家正当性がまだ弱く、恐怖が最も必要とされていた時代である国家権力が強化されるにつれて、戦乱や敵対は続くものの、壮大な犠牲が消えていくのもそのためだろう。

集会

集会のもの重要最後の例である。グレーバーとウェングローは、古代メソポタミア王国国家における都市集会の力を極めて正しく指摘している。彼らは、これは王がすべての権力を持っていたわけではないという証拠だと言う。これは正しい。これらの王国階級闘争が止まっていたと考えるのは、よほどナイーブでなければならないだろう。

しかし、グレイバーとウェングローは飛躍する。彼らは、これらの都市議会は、参加型民主主義を掲げる「占拠せよ!」やその他の社会正義運動集会に似ていると指摘する。

古代メソポタミアでは、参加型民主主義いかなる形態についても、これといった証拠はない。しかし、他の階級社会における都市全体や全国的議会については、膨大な証拠がある。そのどれもが、富裕層や有力な一族によって支配されていた。古代スパルタでは地主支配していた。ローマ元老院も同様だった。ジョン王や男爵家もそうだった。そしてごく最近まで、ヨーロッパのすべての議会有権者富裕層に限られていた。

この近視眼は重要である。他の多くの人々と同様、私たち王国国家を、不平等社会における支配階級ルールを強化し、強制するために集まる方法として理解している。『万物黎明』では、そのプロセスは目に見えない。

* *

グレーバーとウェングローは怒っている。この怒りには、私たちのようにグローバルな不平等絶望し、グローバル・エリート政治を憎み、気候の混乱を恐れる読者を喜ばせるエネルギーがある。

多くの点で、彼らの本は新鮮な風を吹き込んでくれる。そして私たちは、既存のすべての国家に対する敵意を共有している。しかし、今後、気候変動を食い止めるためには、階級環境の中心的重要性を含む人間の条件に関する理解必要である

脚注

[1] Fredrich Engels, 1884, The Origin of the Family, Private Property and the State. The book was revived as a key text by socialist and Marxist feminists in debates about women’s liberation. Pace the 19th century social Darwinism which clearly took a lead from the Old Testament, it is now quite clear that both pastoralism and slash and burn agriculture appeared after, and not before, the advent of settled agriculture.

[2] Franz Boas, The Mind of Primitive Man, 1911; Claudia Ruth Pierpoint, ‘The Measure of America’, 2004; Ned Blackhawk and Isaiah Lorado Wilner, Indigenous Visions: Rediscovering the World of Franz Boas, 2018; Rosemary Lévy, Franz Boas: The Emergence of the Anthropologist, 2019.

[3] Very good examples of this work include Sara Hdry, Mothers and Others: The Evolutionary Origins of Mutual Understanding, 2005; Elizabeth Marshall Thomas, The Old Way, 2001; two articles by Steven Kuhn and Mary Stiner: ‘What’s a Mother To Do’, 2006 and ‘How Hearth and Home Made us Human’, 2019; Loretta Cormier and Sharon Jones, The Domesticated Penis: How Womanhood has Shaped Manhood, 2015; a key paper by Joanna Overing, ‘Men Control Women? The “Catch-22” in the Analysis of Gender’, 1987; two books by Christopher Boehm: Hierarchy in the Forest and the Evolution of Egalitarian Behavior, 1999, and Moral Origins, 2012; every book by the primatologist Frans de Waal; the two chapters by Brian Ferguson in Douglas Fry, ed., War, Peace and Human Nature, 2013; Richard Wrangham, Catching Fire: How Cooking Made Us Human, 2010; and two books by the trans biologist Joan Roughgarden: Evolution’s Rainbow: Diversity, Gender and Sexuality in Nature and People, 2004, and The Genial Gene: Deconstructing Darwinian Selfishness, 2009.

[4] Our favourites among the ethnographies of our near contemporary hunter-gatherers are Marjorie Shostack, Nisa: The Life and Words of a !Kung Woman, 1981; Jean Briggs, Inuit Morality Play: The Emotional Education of a Three-Year-Old, 1998; Phyllis Kaberry, Aboriginal Women: Sacred and Profane, 1938, Karen Endicott and Kirk Endicott: The Headman was a Woman: The Gender Egalitarian Batek of Malaysia, 2008; Richard Lee, The !Kung San: Men, Women and Work in a Foraging Society, 1978; and Colin Turnbull, Wayward Servants: The Two Worlds of the African Pygmies, 1978.

[5] Kent Flannery and Joyce Marcus, The Creation of Inequality: How Our Prehistorical Ancestors Set the Stage for Monarchy, Slavery and Empire, 2012; and James C. Scott, The Art of Not Being Governed: An Anarchist History of Upland South-East Asia, 2009; Scott, Against the Grain: A Deep History of the Earliest States, 2017. Martin Jones, Feast: Why Humans Share Food, 2007, is also very useful.

[6] Edmund Leach had made a similar argument in 1954 in Political Systems of Highland Burma, and radically changed anthropology. For a brilliant ethnography of one group of anti-class hill rebels at the end of the twentieth century, see Shanshan Du, Chopsticks Only Work in Pairs: Gender Unity and Gender Equality Among the Lahu of Southeastern China, 2003. For Scott’s recent extension of his argument to ancient Mesopotamia, see Against the Grain.

[7] This is all succinctly described in Brian Hayden, ‘Transegalitarian Societies on the American Northwest Plateau: Social Dynamics and Cultural/Technological Changes,’ in Orlando Cerasuolo, ed., The Archaeology of Inequality, 2021.

[8] Start with Philip Drucker and Robert Heizer, 1967, To Make My Name Good: A Reexamination of the Southern Kwakiutl Potlatch; and Eric Wolf, Envisioning Power: Ideologies of Dominance and Crisis, 1999, 69-132.

[9] Jeanne Arnold, ‘Credit where Credit is Due: The History of the Chumash Oceangoing Plank Canoe’, 2007; and Lynn Gamble, The Chumash World at European Contact: Power, Trade and Fighting among Complex Hunter-Gatherers, 2011.

[10] On the Calusa, see The Dawn, 150-2; Fernando Santos-Cranero, 2010, Vital Enemies: Slavery, Predation and the Amerindian Political Economy of Life, 2010; and John Hann, Missions to the Calusa, 1991.

[11] Rita Wright, The Ancient Indus: Urbanism, Economy and Society, 2010; and Andrew Robinson, The Indus: Lost Civilizations, 2015.

[12] Robbie Ethridge and Sheri M. Shuck-Hall, Mapping the Mississippian Shatter Zone, 2009; and George Edward Milne, Natchez Country: Indians, Colonists and the Landscape of Race in French Louisiana, 2015.

2023-09-25

謎の勢力若いときケチケチ金なんて貯めずに今しかできないことに金使え」

しかできないことって何?

ジャニーズ被害者が枕扱いされることを因果応報的に捉えてるとすると、女を叩くアンチフェミと、ジャニーズの性被害者を同一視してることになるわけで

男という以外に全く共通点の無い存在が同じ勢力に見えてるってのは凄いな

2023-09-24

Colabo vs 暇空 場外戦

暇空周辺

学生の堀口を集団で数ヶ月のネットリンチ 今後名誉毀損裁判へ?

・暇空側にいたやつが200万カンパ集めてたがいろいろあって反転。返金拒否詐欺騒動とか内ゲバ

Colabo周辺

・Colabo支える会 森康彦 が内縁関係にある女性に「キメセク」報道 覚醒剤使用逮捕

信者が琴葉茜の使用を止めろと会社突撃 自殺未遂とか激ヤバ行動で警察署連行されても私は正しいと主張しだす。 new

https://note.com/pol_tta/n/n8c9b0185b757

親Colabo勢力周辺の反社会度が高すぎて怖いんだけど。

暇空は本人がヤバいって大問題があるけど

周辺のキチガイ度ではColaboサイドがブッチギリっすね。

カノッサ事件カノッサの屈辱)のあと

カノッサの屈辱のあと、神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ4世勢力を立て直し、

再び教皇対立した際には軍隊を率いてイタリアに侵攻、ローマを包囲。

教皇は命からがらローマから脱出したのちに、サレルノ客死した。

教訓としては、一度皇帝と決定的に対立した以上は、

たとえ皇帝が裸足で許しを請いに来ても破門を解いてはいけないということ。

2023-09-23

九州めっちゃ田舎に住んでるのに

参政党の広報車地元を走ってたわ。

そんなに勢力伸ばしてるの?

怖。

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