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はてなキーワード: 古代都市とは

2024-03-18

SwitchMinecraft

これまでPC/PS4/iPhoneマイクラやってきてて

初めてSwitchマイクラをやる機会があったんだけど

いろいろ酷くてびっくりした

マイクラってスペック必要だったんだな

そしてスペック低いと別のゲームやってるレベルで酷い

子供の間でマイクラ人気だけど、こんなんでやってるの?

iPhone版でいいからやってみたらびっくりするんじゃないか

例えば、まず起動がめちゃくちゃ遅い

おまけに結構バグが多くてしょっちゅうフリーズする

そんでワールド作成もクッソ遅い

プレステとかセガサタのレベル全然動かない

やっと読み込みできたと思ったらワールド全然表示されない

足下付近は表示されてるけどすぐそこにある山がレンダリングされないから何も見えない

少し移動するとその先が見えないから立ち止まってレンダリングされるのを待つ→移動するの繰り返しでストレス半端ない

砂浜を移動すると宝の地図に載ってるチェストけが先にレンダリングされてそれから砂浜がレンダリングされるので

宝の地図がなくても掘り当てることが可能

調べて見たら洞窟とかも全部透視できるから廃坑ダイヤモンド古代都市とかも簡単に見つかるらしい

もはやゲームとして成立してない

高台に上ってあたりを見渡すとか海を渡っていたら遠くに島が見えてきたとか

そういうことが全然できないんだけど、どうやってバイオーム探してるの?

というかネザーとかエンドとかの探索って不可能なんじゃないの、これ

レルムズのサーバー使えば快適にできるようになるらしいけど、月額料金払って小学生は遊んでるってことなんかな

Switchスペックは低いと思ってたけど、ここまでとは思わなかったな

2023-10-04

古代ギリシャにフリュギアという土地があります

英語スペルで綴ればPhrygia、古代ギリシア語で綴れば Φρυγία。

まりプリキュア紀元前5世紀のペロポンネソス戦争時代にはすでに一大勢力を築いていた。これは確かな事実です。

更にこのオリエント風の語感はギリシャに限らず、広くトルコシリアペルシャエジプト、要するに地中海東岸を探せばギリシャ香りがする土地は数えきれないほど見つかります

さよう。ここを探せばプリキュアはいくらでも発掘できるのです。あの伝説に謳われたトロイ、それにも劣らぬ偉大な古代都市プリキュアポリスもきっとみつかりますすばらしいすばらしい

2023-09-26

万物黎明』は人類歴史を誤解している・続きの続きの続きの続き

国家に反対すること

フラナリーやマーカス、スコットらに倣えば、最近まですべての階級社会における中心的な政治闘争は、誰が土地を耕し、誰が食料を手に入れるかをめぐるものだった。グレーバーとウェングローの見方は異なる。彼らにとって中心的な問題権力であり、中心的な敵は国家である。そのため、彼らはいくつかの点で階級無視している。これは彼らがアナーキストからではない。ほとんどのアナーキストは、常に階級権力を同時に重視することができる。

しかし、『万物黎明』における省略は重要である。グレーバーとウェングローは、合意的で参加型の集会を支持する議論推し進めようと躍起になっているように見えるが、そのために私たちに一連の謎を残している。4つの簡単な例を挙げれば、その問題がよくわかるだろう。

著者たちは、都市における国家に先行することが多い、村落における階級格差の拡大には関心がなく、その文献を否定している。また、小王国領主爵位にも興味がない。中央集権的な大国家が存在しなければそれでいいのだ。私たちは、複雑な採集民に関する彼らの説明の中に、このような紆余曲折をいくつか見てきた。このようなことは、他の多くの例にも現れている。

インダス

インダス川沿いの古代都市モヘンジョ=ダロでは、約4万人が階級的不平等国家もなく暮らしていた。

そして彼らは、ヒンドゥトヴァ派の歴史家たちと同様に、モヘンジョ=ダロは実際に南アジアカーストに沿って組織されていたと示唆する。しかし、グレーバーとウェングローは、これは平等主義的なカーストであったと言う。最初は驚かされるが、彼らが言いたいのは、王のいないカーストの不平等容認できるということである[11]。

ナチェス

彼らは一貫して伝統的な王権の力を最小限に抑えている。ミシシッピ川流域のナチェズ王国がその好例である。グレーバーとウェングローは、太陽王権力凶悪な残虐性は彼の村の外には及ばなかったと言う。しかし実際には、ナチェズは白人プランター奉仕する奴隷貿易における主要な地域勢力であった[12]。

人間犠牲

グレーバーとウェングローは、残酷人身御供祭り世界中の初期の州で見られるという重要事実を正しく強調している。数十人から数百人が生け贄にされ、その多くは戦争捕虜若い女性、貧しい人々であった。

彼らは当然憤慨している。しかし、これらの生け贄の目的は、敵である他国の人々を恐怖に陥れることであったとも感じている。それとは対照的に、私たちは、流血の主な目的は、流血の実際の聴衆である残酷地方国家臣民を恐怖に陥れることだったと考えている。

実際、このような残酷さが、それぞれの国家の初期の歴史に特徴的なのはそのためだろう。国家正当性がまだ弱く、恐怖が最も必要とされていた時代である国家権力が強化されるにつれて、戦乱や敵対は続くものの、壮大な犠牲が消えていくのもそのためだろう。

集会

集会のもの重要最後の例である。グレーバーとウェングローは、古代メソポタミア王国国家における都市集会の力を極めて正しく指摘している。彼らは、これは王がすべての権力を持っていたわけではないという証拠だと言う。これは正しい。これらの王国階級闘争が止まっていたと考えるのは、よほどナイーブでなければならないだろう。

しかし、グレイバーとウェングローは飛躍する。彼らは、これらの都市議会は、参加型民主主義を掲げる「占拠せよ!」やその他の社会正義運動集会に似ていると指摘する。

古代メソポタミアでは、参加型民主主義いかなる形態についても、これといった証拠はない。しかし、他の階級社会における都市全体や全国的議会については、膨大な証拠がある。そのどれもが、富裕層や有力な一族によって支配されていた。古代スパルタでは地主支配していた。ローマ元老院も同様だった。ジョン王や男爵家もそうだった。そしてごく最近まで、ヨーロッパのすべての議会有権者富裕層に限られていた。

この近視眼は重要である。他の多くの人々と同様、私たち王国国家を、不平等社会における支配階級ルールを強化し、強制するために集まる方法として理解している。『万物黎明』では、そのプロセスは目に見えない。

* *

グレーバーとウェングローは怒っている。この怒りには、私たちのようにグローバルな不平等絶望し、グローバル・エリート政治を憎み、気候の混乱を恐れる読者を喜ばせるエネルギーがある。

多くの点で、彼らの本は新鮮な風を吹き込んでくれる。そして私たちは、既存のすべての国家に対する敵意を共有している。しかし、今後、気候変動を食い止めるためには、階級環境の中心的重要性を含む人間の条件に関する理解必要である

脚注

[1] Fredrich Engels, 1884, The Origin of the Family, Private Property and the State. The book was revived as a key text by socialist and Marxist feminists in debates about women’s liberation. Pace the 19th century social Darwinism which clearly took a lead from the Old Testament, it is now quite clear that both pastoralism and slash and burn agriculture appeared after, and not before, the advent of settled agriculture.

[2] Franz Boas, The Mind of Primitive Man, 1911; Claudia Ruth Pierpoint, ‘The Measure of America’, 2004; Ned Blackhawk and Isaiah Lorado Wilner, Indigenous Visions: Rediscovering the World of Franz Boas, 2018; Rosemary Lévy, Franz Boas: The Emergence of the Anthropologist, 2019.

[3] Very good examples of this work include Sara Hdry, Mothers and Others: The Evolutionary Origins of Mutual Understanding, 2005; Elizabeth Marshall Thomas, The Old Way, 2001; two articles by Steven Kuhn and Mary Stiner: ‘What’s a Mother To Do’, 2006 and ‘How Hearth and Home Made us Human’, 2019; Loretta Cormier and Sharon Jones, The Domesticated Penis: How Womanhood has Shaped Manhood, 2015; a key paper by Joanna Overing, ‘Men Control Women? The “Catch-22” in the Analysis of Gender’, 1987; two books by Christopher Boehm: Hierarchy in the Forest and the Evolution of Egalitarian Behavior, 1999, and Moral Origins, 2012; every book by the primatologist Frans de Waal; the two chapters by Brian Ferguson in Douglas Fry, ed., War, Peace and Human Nature, 2013; Richard Wrangham, Catching Fire: How Cooking Made Us Human, 2010; and two books by the trans biologist Joan Roughgarden: Evolution’s Rainbow: Diversity, Gender and Sexuality in Nature and People, 2004, and The Genial Gene: Deconstructing Darwinian Selfishness, 2009.

[4] Our favourites among the ethnographies of our near contemporary hunter-gatherers are Marjorie Shostack, Nisa: The Life and Words of a !Kung Woman, 1981; Jean Briggs, Inuit Morality Play: The Emotional Education of a Three-Year-Old, 1998; Phyllis Kaberry, Aboriginal Women: Sacred and Profane, 1938, Karen Endicott and Kirk Endicott: The Headman was a Woman: The Gender Egalitarian Batek of Malaysia, 2008; Richard Lee, The !Kung San: Men, Women and Work in a Foraging Society, 1978; and Colin Turnbull, Wayward Servants: The Two Worlds of the African Pygmies, 1978.

[5] Kent Flannery and Joyce Marcus, The Creation of Inequality: How Our Prehistorical Ancestors Set the Stage for Monarchy, Slavery and Empire, 2012; and James C. Scott, The Art of Not Being Governed: An Anarchist History of Upland South-East Asia, 2009; Scott, Against the Grain: A Deep History of the Earliest States, 2017. Martin Jones, Feast: Why Humans Share Food, 2007, is also very useful.

[6] Edmund Leach had made a similar argument in 1954 in Political Systems of Highland Burma, and radically changed anthropology. For a brilliant ethnography of one group of anti-class hill rebels at the end of the twentieth century, see Shanshan Du, Chopsticks Only Work in Pairs: Gender Unity and Gender Equality Among the Lahu of Southeastern China, 2003. For Scott’s recent extension of his argument to ancient Mesopotamia, see Against the Grain.

[7] This is all succinctly described in Brian Hayden, ‘Transegalitarian Societies on the American Northwest Plateau: Social Dynamics and Cultural/Technological Changes,’ in Orlando Cerasuolo, ed., The Archaeology of Inequality, 2021.

[8] Start with Philip Drucker and Robert Heizer, 1967, To Make My Name Good: A Reexamination of the Southern Kwakiutl Potlatch; and Eric Wolf, Envisioning Power: Ideologies of Dominance and Crisis, 1999, 69-132.

[9] Jeanne Arnold, ‘Credit where Credit is Due: The History of the Chumash Oceangoing Plank Canoe’, 2007; and Lynn Gamble, The Chumash World at European Contact: Power, Trade and Fighting among Complex Hunter-Gatherers, 2011.

[10] On the Calusa, see The Dawn, 150-2; Fernando Santos-Cranero, 2010, Vital Enemies: Slavery, Predation and the Amerindian Political Economy of Life, 2010; and John Hann, Missions to the Calusa, 1991.

[11] Rita Wright, The Ancient Indus: Urbanism, Economy and Society, 2010; and Andrew Robinson, The Indus: Lost Civilizations, 2015.

[12] Robbie Ethridge and Sheri M. Shuck-Hall, Mapping the Mississippian Shatter Zone, 2009; and George Edward Milne, Natchez Country: Indians, Colonists and the Landscape of Race in French Louisiana, 2015.

2023-09-18

ドイツ世界文化遺産リベラル破壊されたってニュースでやっていた

振り返ってみれば21世紀になってからも、バーミヤン石仏タリバン破壊され、古代都市ハトラがイスラーム国に破壊されたし、オデッサの街はプーチン破壊された。

政治素人の目には酷いことするなあと映ったけど、厳格な政治思想を貫くためには、世界遺産であっても最低限破壊するしかないこともあるんだろうな。

でも、東西冷戦が終わった後のドイツ文化財まで対象になるのは意外だった。

2022-07-23

石炭採掘だけで経験値が30以上たまるワールド統合版1.19】

シード値:7293689562528176469

初期スポーン地は高さ106。x座標マイナス方向に高山帯が広がっているので、見える石炭や原鉄を掘りながら歩いていくと石炭だけで経験値30は稼げる。掘っても掘っても石炭がある。高さ160〜200くらいになるが、サバンナなので雪が積もらない。

x座標−260、z座標−300くらいに村がある。この村には書見台が3つ、調合台が1つある。村のそばに深い穴があるので降りていくと古代都市あり。深さ30くらいかスカルセンサーがあるので注意。古代都市の真上に廃坑があり、高さ−30ほどだがダイヤが見つかる。

初期スポーンからx座標方向にのびる高山と、村付近からx座標方向にのびる高山があり、両方合わせると採りきれないほど石炭と原鉄がある。石炭や原鉄を採掘しまくりたい人にオススメ

2022-06-27

初期スポーン地点の近くに古代都市があるワールド統合版1.19.1】

シード値:−6918536591795978142

初期スポーン地点はメサの荒廃したポータル。高さ124。すぐそば森林があり、羊もいる。森林の中をウロウロしていると下に鍾乳洞のある洞窟が見えるので、水がある所めがけて落下する。いくつか水の流れがあるが(x113, y79, z-44)がオススメ。細い流れにそってずっと降りていくと地下の古代都市がある。チェストからエンチャント本、レコードの破片、ダイヤモンドクワエンチャントされたダイヤモンドレギンスなどが手に入る。

古代都市の端にアメジスト晶洞と廃坑がある。廃坑内にもスカルセンサーがあるので注意。

メサ鍾乳洞アメジスト廃坑古代都市が狭い範囲で楽しめます古代都市が見つからない、一度は行ってみたいという人にオススメ

初期スポーン地点の近くに古代都市があるワールド統合版1.19.1】

シード値:−6918536591795978142

初期スポーン地点はメサの荒廃したポータル。高さ124。すぐそば森林があり、羊もいる。森林の中をウロウロしていると下に鍾乳洞のある洞窟が見えるので、水がある所めがけて落下する。いくつか水の流れがあるが(x113, y79, z-44)がオススメ。細い流れにそってずっと降りていくと地下の古代都市がある。チェストからエンチャント本、レコードの破片、ダイヤモンドクワエンチャントされたダイヤモンドレギンスなどが手に入る。

古代都市の端にアメジスト晶洞と廃坑がある。廃坑内にもスカルセンサーがあるので注意。

メサ鍾乳洞アメジスト廃坑古代都市が狭い範囲で楽しめます古代都市が見つからない、一度は行ってみたいという人にオススメ

2020-06-29

[] 不夜城

中国山東省にあったといわれる古代都市で、夜でも日が出ていたこからそう呼ばれていたらしい。

日本では主に、深夜でも明るい建物ネオン街などの比喩で用いられる。

2018-02-25

早起きサンモーンの徳

古代都市サンモーンでは早起きによって人の徳を説いていたという。

2016-05-12

マヤ古代都市発見のどこが怪しかたか

http://anond.hatelabo.jp/20160511142842

凡庸な話だけど、はてブ惨状が気になったので。

http://b.hatena.ne.jp/entry/societas.blog.jp/1057101629

1. 大手メディアが取り上げてない

安易批判されがちですが、なんだかんだ言ってマスコミプロなので、ぽっと出のブログより信用できます

海外ソースもポツポツと微妙な印象。

こんな大発見がもし事実なら、周りの大人メディアリリースを出すのでは?

2. 専門家意見がみあたらない

星座アイディアについての専門家コメントが、件の記事にすら載ってない。

学者さんのツイートはいっこもみつかりませんでした。

学者大ショック」みたいなまとめが作られたりしていましたが、

専門家をもうちょっと信用したほうがいいように思います

3. そもそも常識で考えて、そんなこと可能なの?

星は時間帯や季節で位置を変える、と小学校で習った気がします。

GPSも無しに、広大なジャングルを切り開いて物資を運び、

ある季節のある時間星図を地上に写し取るようなことが可能なのかどうか。

天球と地図平面の座標関係はどうなってるのか。

星と遺跡の具体的な図が出てこないのも怪しいとこでした。

(追記)

id:cider_kondo

この増田馬鹿っぽいな。BBCテレグラフ大手メディアだし、

BBC記事が出たのはだいぶ後だったのと

* http://www.bbc.com/news/blogs-trending-36259047

これネット話題を取り上げるブログですよね。BBC記者が書いてるのかもしれないけど。BBC報道したと言えるかというと微妙では。

「星は時間帯や季節で位置を変える、と小学校で習った気がします」ってのも意味不明だ。星は天球上に固定されてるから位置関係は変わらんだろうが。

都市建設していくのに、一々空を見てたら位置がズレちゃうんじゃないの、という程度の話です。

ある季節ある時刻の星図を作って基準となる方角を定め、全ての都市位置を決めてから建設に取りかかったとか?

それとも、星座間の位置関係がなくて、もっとローカルに、少数の都市群が星座の形を保っているという話なのか。

http://societas.blog.jp/1057101629

http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/11/maya-boy_n_9901340.html

星座の並びなのか、星の並びなのか。ぼんやりしてて怪しいなと。

まあ個別の話はどうでもよくて、次に同じようなニュース出会ったときに、どの辺で怪しさを判断できるかが大事なんじゃないでしょーか。

2016-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20160511172159

まずお前が何をもって「ガセ」と言ってるのか不明

こうやって曖昧に何が分かって何が不正確だったかを明かさずに「ガセ」と一蹴する行為は、元ネタ曖昧に伝えることと同じく、真偽不明都市伝説へと繋がる。

お前はその投稿自分デマを流そうとしていることに気づいているのだろうか。

少年マヤ遺跡発見!」のニュースについて、よくよく読めばまだ発見されたわけではないことが分かる。現地調査が行われていないからだ。

カナダの15歳少年、失われた古代都市発見――寝室から - BBCニュース

http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-36263772

今は、少年マヤ星座都市位置関係について仮説をぶちあげ発表した段階。

マヤ遺跡素人から見れば有力な仮説に思えるも、マヤ専門家から見ればまるで見込みがないという。

来年学会発表をするというがそこでも同じように厳しく優しく責められて成長していくのだろう。

現地調査について、今回の仮説の大々的な報道により資金集めが上手くいき、実行されるのかもしれない。

調査場所であるなら、星座の仮説に見込みがなくても、それをダシに調査費集めて調査にいきたい人はいるだろう。

仮に都市発見されても、星座の仮説が正しかったということにはなかなかならないのがアレだが。

2014-10-27

原子力のはじめて

炎が出ないのにお湯が沸く?

これは原子力お話だよ


タータタン、タータタン、タタタタッタタッタタ

おねえさんどうしたの?

この水車に水を流すと…

うわぁ。電球が明るくなったぁ!

これが水力発電よね。水の落ちる力を水車と発電機電気に変える。

そうだね。沸騰しているやかんの口のから出る湯気に水車を近づけても電球がつくよ。

ちょっとやってみるわね。

うわぁ。点いた点いた。

これが火力発電原理なんだ。石炭石油やガスを燃やして、お湯を沸かして水車を回す。

水車が発電機を回して電気になるんだ。

うわーすごいわね。最近よくきく原子力はどうなの?

水でも火でもないものから電気ができるなんて、おねえさん、よくわからないわ。

それじゃー今日原子力のはじめてにいってみよう。

いいわよ!

じゃいくよ!

クルクルバビンチョ パペッピポ ヒヤヒヤドキッチョの モーグタン

テンテンテンテンテンテンテンテー

ここは?

紀元前2000年ころのインダス文明古代都市モヘンジョダロだよ。

どーん。

キャー、すごい光と爆発だ。

どうしたの?

これは、ラーマーヤナという古代インドの書物に書かれていた大気圏内核爆発の瞬間だよ。

ラーマーヤナの雷(いかずち)ともいわれているよ。

今、近づくのは危険から4000年後のモヘンジョダロにいってみよう。

たいへんだ。たいへんだ。

あの人はだれ?

考古学研究者のダヴェンポートさんだよ。

この遺跡の石がガラスになっているんだよ。

石がガラスに?!

ちょっと解説しよう。石や岩はとても高い温度になるとガラスのように溶け出すんだ。

でも、石が溶けるには、1000度から1500度の高温になる必要があるんだ。

現代でもこの温度を作り出すには、たくさんの燃料を燃やさなくてはならないのに古代にそんな大きなエネルギーを発生させる技術があったとは考えにくいことなんだ。

うそう。その疑問を解決する答えは、核です。

モヘンジョダロは核で攻撃を受けたのです。核を使えば、一瞬にして高温を発生させることができる。

石をも融かしてしまうことができるのです。

へー。核の持つエネルギーってすごいのね。

そうなんだ。原子が分裂するときに発生するエネルギーは、とても大きく普通に火が燃えるときと比べて莫大なエネルギーを発生させることができるんだ。モヘンジョダロが核攻撃を受けたことは仮説のひとつなんだけどね。

へー、原子の持つ力ってすごいのね。でも、原子ってどーんと爆発したりして怖いわ。

それじゃぁ、人間の役に立つ原子力歴史を見に行ってみよう。

ここは1789年ドイツだよ。

あの人は?化学者ロプロートさんだよ。

黒い鉱石の中から新しい元素を見つけたぞ!最近見つかった新しい惑星天王星(Uranus)にちなんでウランと名づけよう!

ウランがみつかったのって、つい最近ことなのね。

そうなんだ。このころは新しい元素を見つけるのが流行っていたんだ。

次行ってみよう。

ここは?

1896年フランスだよ。あの人は、物理学者ベクレルさんだよ。

これはすごいウランには他からエネルギーを与えられなくても放射線を発生する能力放射能)があるぞ!大発見だ!

さらに2年後にいってみよう。1898年パリだよ。

あの女の人はだれ?

あの人は有名なキュリー婦人だよ。

ウラン鉱石を手作業で砕いて、不純物を取り除いているところなんだ。

ウランを手で触ったりして危なくないの?

このころは、放射能についてよくわからなかったから、最先端研究者といえど何の防備もなしに放射性物質を扱っていたんだ。今では考えられないことだね。

1903年ベクレルさんとキュリー夫妻は、放射能発見の業績によりノーベル物理学賞を受賞したんだ。

この世紀の大発見により、光り輝く放射性物質は、人類幸せをもたらす魔法物質として一気に研究が進んでいくだ。

ベクレルさんもキュリー婦人も、そのあとによくわからない原因の病気で亡くなってしまっているんだ。

扱い方を誤ると放射性物質は怖いのね。

ここはどこ?

ここはスウェーデン。あの人は、物理学者シーベルトさんだよ。

放射線は人体に危険なのです。核エネルギー人類平和のために使うには放射線危険性をきちんと理解しないといけません。

シーベルトさんは、放射線が人体に与える影響についての研究で有名なんだ。

研究が進んでいくと役に立つところと危ないところが徐々にわかってきたのね。

どーん。

キャー。また爆弾

放射性物質核分裂を起こすと莫大なエネルギーを生み出す。この力を戦争に使おうとする研究がさかんになっていったんだ。

やっぱり、原子力って怖いじゃない。

そうなんだ。太平洋戦争ときに使われたのは、この技術を応用した核爆弾だったんだ。アメリカは、核の力で日本長崎広島を一瞬にして消し去ってしまったんだ。

ここは?

1949年アメリカだよ。

あの人はだれ?

あの日本人は、ノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士だよ。

あっちの人は、だれ?

あの人は、アインシュタインさんだよ。

えー、あのアインシュタインさん!

湯川くん、湯川くん!君に会えてうれしいよ!

でも、ぼくはとんでもないことをしてしまった。

原爆開発の引き金をひいてしまったんだ。

こんな僕だけど、許してください。

ぜんぜん、役に立つ原子力じゃないじゃない。アインシュタインさんでさえ後悔しているわ。

それじゃあ、原子力発電の元になる原子炉をはじめて作った人のところにいってみよう。

ここは1942年アメリカだよ。

あの人は、イタリア出身フェルミさんだよ。

一気に爆発せずに核分裂反応を一定にすることに成功したぞ!やったーやったー!

フェルミさんたちは、黒鉛ブロックを積み上げた中にウランを入れ、核分裂連鎖反応を起こすことに成功したんだ。カドミウムから作られた制御棒を使って、出力が一定になるように調整できるようにしたんだ。熱をコントロールできるだけで、電気はできなかったんだ。

でも、すごいじゃない!フェルミさん。

そして、ここは、1953年12月8日ニューヨーク国連本部だよ。

あの人はだれ?

あの人は、アメリカアイゼンハワー大統領

平和のための原子力

歴史の何ページかには、確かに『偉大な破壊者』の顔が時おり記録されてはいる。ただし、歴史書全体を見れば、そこには人類の果てしない平和希求と、人類が神から与えられた創造能力が示されている。

原子力平和のために使うんだ!

アメリカは、冷戦下、ソ連との軍拡競争の中で、核ミサイルを中心とした軍事向けの原子力生活に役立つ発電に使う平和利用原子力の2本立ての核開発を行っていったんだ。

その方針の下、同盟国の暮らしを豊かにするために原子力技術を使った発電を広めていったんだ。

ここは、1954年ソ連のオブニンスクだよ。

ここで、世界初原子力発電実用化されたんだ。

そのあと、1956年イギリスで、1958年にはアメリカ実用化されたんだ。

日本では、1966年茨城県東海村日本初の原子力発電所スタートしたんだ。

戦争が終わってから21年目のことだったんだ。

戦争原爆を落とされた日本国内では、原子力に対して強いアレルギーがあったんだ。

反対運動もすごかった。

原子力は、石油石炭電気に続く「第3の火」として平和で豊かな生活に役立つものとして宣伝されたんだ。

新聞では「ついに太陽をとらえた」という原子力平和利用アピールする記事掲載され徐々に原子力への期待が高まっていったんだ。

それが今の日本の発展につながっているんだね。

ちょっと待って、原子力電気に変わる秘密を教えてもらっていないわ。

おねえさん、ごめんごめん。

原子力発電所では、ウラン核分裂で発生した熱を利用して、お湯を沸かしてタービンと呼ばれる水車のおばけを回しているんだ。

あれれー。やっぱり水車が回って、発電機を回してエネルギー電気に変えるのね。

でも、原子力のすごいところは、1グラムウランから石炭3t、石油2000リットル分の熱を取り出すことができるんだ。

これはとてもすごいことなんだけど、実際は取り出したエネルギーの3割が電気に変わって、残りの7割は廃熱として海に捨てているんだ。ちょっともったいないね。

ただいまっと!

なーんだ。核融合とかプラズマとかすごいことしているのかと思ったら、原子力もお湯を沸かして発電していたのね。ちょっとがっかりしちゃったなぁ。

から見える東京の夜が明るいのも原子力のおかげなんだよ。

この夜景原子力の賜物なのね。やっぱり原子力ってすごいのね。おねえさん、ロマンチック夜景を見て、原子力を見直しちゃった。




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