はてなキーワード: オールジャンルとは
(書き終えてから思ったが長いかもしれない。それでも多くの人に読んでいただけたら嬉しいな。)
まず私は自身のことをオタクだと思っているが、腐女子でも夢女子でもない。そういった嗜好のないただのオタクである。
アニメ文化に初めて触れ、オタクという存在を知った10年近く前は、もう既に夢女子と化していた友達に影響されて夢女子になった。しかしそれも2年経つとなくなってしまった。これに関しては後述する。
(以下、ここでいう腐向けは商業作品でなく、二次創作の腐向けを表す。)
早速だが本題に入る。皆がこの日記を訪れた理由は恐らく「何故腐女子が嫌いか知りたいか」だろう。それに関しては一言で表せる。
元よりオタクだったこともあり、腐向けに関しては何度アカウントを作ってもきちんとブロックで自衛していたし、ミュートワード機能が実装されてからはこれ幸いにと最大限活用していた。(すり抜け等で出来なかったときもあるが)
当時はすり抜けで見てしまっても「ああ今こういうの人気なんだ。へえ」程度で済んだものの、ある時を境にして一部を除いて受け入れられなくなった。
年齢制限をされるような絵でなくとも、ただ手を繋いでいるだけの絵でも、接吻をしているだけの絵でも駄目になった。
ある時というのがそう、8年前だ。夢女子でなくなった8年前、西暦でいえば2012年のこと。
何故夢女子でなくなったか、それは当時の推しに公式で恋人ができたからだ。それに対して嫉妬するタイプの夢女子ももちろんいるだろうしいてもいいが、私は「ああ、これが正解か」としか思えないようになった。
それ以来、公式から与えられる関係性以外が受け入れられなくなった。当然夢女子の友達とも分かりあえなくなったし、腐向けの受け入れも一切できなくなった。(公式で同性愛を公表している人は別として)
「そういう考え方もあるんだな」とか「こういう見方をしているんだろうな」とかで済ませればいい。作品の愛し方は人それぞれで、推しにどういう感情を持つかも人それぞれ。第三者が文句を言えることじゃない。そんなことは分かっている。
だから今書いているこれも、決して腐向けを好むこと自体への文句じゃない。そう頭の片隅に入れた上でこの先を読んでほしい。
まずオタクの中でも腐女子が一気に増えたことによって、オタク=腐女子、という固定観念で見られることが増えた。bio欄や他サイトを利用したプロフィールに腐女子との記載がなかったからフォローしたものの、予告なく腐向け年齢制限付きの絵をRTされる、投稿される、なんて日常茶飯事だった。
でもその人の絵柄は好きだから腐向けは見なきゃいい話だしいいや、と思ってフォローしたままにして、時折リプライでやり取りをすると、その会話を見たのかなんなのか、新たな腐女子にフォローされる。そしてまた予告なく腐向けイラストが投稿される。
その絵を見ると、「どうして?」と思ってしまう。公式のストーリーで「仲間だ」とか「親友だから」とか言っていたのに、何故恋人にしてしまうんだろう。何故体の関係を持たせてしまうんだろう。彼らの友情を自分の性癖で壊して楽しいのか。それはキャラクターに愛情があるというより、自身の性癖を押し付けて辱しめているだけなのではないのか。
……と、こんな具合に、様々な負の感情が沸き上がってくる。もちろん公式でそういった設定があるキャラクターは別だが、何故公式で与えられた関係性を壊してしまえるのかが分からないのだ。ここまでの文を書いていて「設定がなくとも同性愛者かもしれないだろう」というクソリプが来そうだなとも思ったが、そもそも現実でも同性愛者だと打ち明けられなければ周囲は気付かないだろうと論破しておく。
じゃあ異性愛だけが正しいのか? と聞かれれば言葉に詰まることなく違うといえる。しかし人間は生物で異性と交わらなければ子孫を残すことができないため、そっちの方が大多数だろう。だからといって同性愛者に偏見があるわけでもなく、その人が幸せならばそれでいい、という考えだ、とだけ述べておく。
それから夢絵(ここでは夢主とキャラクターのカップリング絵のこと)はいいのかとも訊かれそうなので予め答えておく。夢絵はそもそもTwitterに載せる人が少ない上に、夢女子の性質として一人のキャラクターに一人の恋人(夢主)までとする人が多く、鍵垢で活動する人が大半なので、これは特別気にしていない。あまりにも過度だったらブロックしているが。
話を戻す。上記で述べた通りオタクの大半はオタクだったら腐女子だろう! と決めつけるきらいがある。そして何が起こるのかというと、マナーがほとんど守られなくなるのだ。
端的に言えば棲み分けに非協力的になるのだ。「私達(腐女子)が大多数なんだから、見たくない人は自衛して見ないようにすればいい」という主張をし出す。見たくない人は自衛すれば良い、それは間違っていない。けれど、何が問題かと言うと、自衛が出来ないような方法で腐向け絵を載せられるようになってしまうのだ。
例えば今の時代、ミュートワードをこれでもかというほどに設定し、画像のプレビューを切り、腐向け絵師を見つけ次第ブロックする、というような自衛が出来る。にも関わらず、何のキャプションも注意書もせずに腐向けを載せる人が沢山いる。それこそブロックしてもしきれない程に。
自分の書いた絵を見てほしいのも分かる。同士と語り合いたいのも分かる。分かるが、自衛をさせてほしい。棲み分けもさせてほしい。検索にヒットしないようにするとか、注意書をいれるとか、それだけで済むのに。
出来れば腐向け絵は鍵垢でやれ! と声を大にして叫びたい。夢絵も際どいパロディ絵も鍵垢でやれ! と。実際夢女子は、鍵垢にこもっている人が多い印象がある。だが鍵がついていない腐女子は沢山いる。それこそブロックしきれない程に。だけど、オタク界隈は全員が腐女子じゃない。皆が皆過ごしやすいような配慮をしてもいいのではなかろうか。
そして、途中で述べた公式から与えられる関係性以外が受け入れられなくなったこと。これは当てはまる人も多いのではないかと思う。というよりも、広いオタク界隈で腐女子と夢女子しかいない、オールジャンルしか愛せないオタクがいない、とは思いたくないという希望的観測なのだが。
オタク界隈で生きていくためには自分は腐女子でなきゃいけない。そう思っている人がいたら、そんなこともないよと言いたい。私はもうオタク界隈で生きようとするのをやめたオタクだから、何を言われようが他人事に聞こえるかもしれないけど。
腐女子も夢女子もそれ以外の人も、全員が完璧な棲み分けを出来て、配慮しあえて、心地よく過ごせるツイッターランドがいつの日か来ますように。
※フェイクあり。
これは自カプオンリーへの参加を断念した腐女子の嘆きの日記です。
私はアニメや漫画、小説などの二次創作をすること、読むことを楽しむオタクの中で、BL妄想が大好きな人種です。
それもライト層ではなく、本を出したり買ったりする、首どころか頭の天辺までどっぷり同人沼に沈んだ人間です。
※公式に金を落とせというご指摘もおありでしょうが、何か出たら喜んで買ってます。今回は金銭の授受を伴う二次創作の是非は脇に置かせてください。
そういう人種にとって、同人誌即売会は特別なイベントです。同じものを好きな人と本を売り買いし、お喋りできる場だからです。
そんな特別で非日常のイベントの中でも、更にちょっと特別なのが、カップリングオンリーだと思います。
普段のオールジャンルやジャンルオンリーでは、逆や攻め違いのサークルさんも近くにいます。相手にとっても私は逆や攻め違いです。敵ではありませんが、同ジャンルであっても、やっぱり少し違う相手です。
ですがカップリングオンリーなら、同じカップリングが好きな人ばかりで島が作られます。
右を見ても左を見ても、前を見ても後ろを見ても、お仲間しかいません。天国です。
買いに来る人も自カプを好きな人ばかりです。楽園はここにあった。
7月12日に開催された七夕FES.はそんなカププチオンリーの集まりですが、普段と少し違うことがあります。
それは全てのオンリーが、サークルの投票によって決まったものだという点です。
詳しくは割愛しますが、同人文化を応援しようという目的で、新刊を印刷したり、既刊を再版したりすると、印刷所から「新刊カード」というものが配布される、というキャンペーンがあります。
カードはいくつか活用用途がありましたが、このオンリーもその企画の一つです。
「新刊カード」を投票券に交換して、イベント会場ないし郵送(制限あり)で投票する形式で行なわれました。
このお知らせに、界隈は色めき立ちました。
オンリーはオールジャンルのイベントとは少し違う雰囲気があります。
過去に活動していた移動済みの人や、参入を迷っている人、普段はオン専の人が、オンリーがあるなら、と参加を決めることがあるからです。しかもカププチ。つまり自カプの本がずらりと並ぶ。
これは勝ち取らねばならない。そんな空気になりました。
それでも、新刊や再録本を出したり、再版をかけたり、別ジャンルの友人に譲って貰ったりして、どうにかこうにかカプオンリー開催決定までこぎ着けました。昨年の冬のことです。
この時点では、私を含めて多くのサークルが、この七夕FES.に参加するつもりだったはずです。
しかしその後、状況は一変しました。世界を襲った新型コロナウィルスによる影響です。
春以降、多くの同人イベントが延期・中止を余儀なくされました。
もちろんその他のコンサートや各種イベントやスポーツ等の大会も同様で、飲食店やアミューズメントその他、各方面に甚大な経済的被害が出ました。
夏には収まっていないかという希望的観測も虚しく、現在も新規感染者は増え続けています。
その状況下で、政府から出ていたイベントの開催の制限が緩和されたのが、この七夕FES.の直前でした。
屋内なら最大5000人以下もしくは収容人数の50%以下の、数字の小さい方までなら、感染症対策を取れば、開催して構いません、ということになりました。
私は当然のように、コロナが騒がれはじめるより前にサークル参加を申し込んでいました。
友人たちも同様です。投票を呼びかけた立場上、退くに退けない、という友人もいました。
規制が緩和されるとはいえ、この状況で開催されるのか? 本当に?
仮に開催されたとして参加できるか?
私が行けたとして、友人や買い物に来てくれる人はどうか?
悩んでいる間に月日は過ぎていきました。
主催から感染拡大防止のガイドラインの類いが出たのは、サークル参加申し込み締め切り翌日の6月6日の夕方でした。
そこには、高齢者や基礎疾患持ちの人と、その同居者は来場の自粛を検討してください、という旨のことが書いてありました。あくまで自粛のお願いで、なんら強要するものではありません、というようなことも書いてありました。
今確認できるものは少し内容が変わっています。私も記憶で書いているので不正確でしたら申し訳ございません。ただ、内容的にはおそらく大きな違いはないと思います。
こちらも大人ですから、当然リスクを考慮して判断をします。ですが、腑に落ちない思いがありました。
もともとオンリーは、オールジャンルのイベントと比較すると集客が少ないです。
更に7月は閑散期です。だからこそ、このタイミングにカププチを設定したんだと思います。
これはつまり、人の少ない7月に、試しにイベントを開催してみて、その後の8月の東京大阪のイベントへの対策を考えようとしているのではないかと、そう感じました。
↓の一覧を見ればわかる通り、このカププチが初カプオンリーというカップリングが多くあります。
https://www.akaboo.jp/event/item/ca039.html
処女厨みたいでなんですが、初の自カプオンリー、しかも自分たちの手で勝ち取った自カプオンリーを、とても粗雑に扱われていると感じました。
ここに掛かっているのは端的に言うとお金で、もっと言えば愛情です。情熱です。執念と熱意です。
それらは同人活動の根本的なものでもあると、私は思います。それをないがしろにされていると感じました。
東京都知事から、都民に対し、他県への移動を遠慮するようにとの要請が出されたのが、7月4日でした。
検査対象を増やしたことと、自粛の解除の影響か、東京の新型コロナウィルス感染者が拡大していたので、無理もないこととは思います。
あと1週間で、関東から大阪に、イベント参加できる状況になるだろうか?
友人たちと相談し、どう考えても遠征での参加は難しいこと、3日から一般参加者用の入場チケットが販売開始されているので、出欠の告知は早い方がいいことを確認し合い、このタイミングで欠席のお知らせをしました。
9日、主催から開催直前のサークル参加者宛のメールが届きました。
来夏に12日のカプオンリーの再開催を企画していますとのことでした。
まるで「来年またやるから、今年は諦めろ」と言われている気分でした。
私達が投票したカププチは、今回の無番のこのカププチなのに。
一年後にはジャンル移動している人だっていて、今と同じ情熱の本が出るか分からないのに。
それに、再開催ということは、今回参加者(欠席者含む)もまた申し込みをしなければなりません。
サークル参加費用はそこまで高額でもありませんが、無にするには惜しいお金です。
来夏に、はたして参加できる情勢になっているのかも分かりません。
ここまでの状況で、私はもう、無邪気に喜ぶ気力もなくなっていました。
春に移動した今年の夏コミは中止でしたが、当選サークルは一部分しかサークル参加費が戻ってきていません。それと比べれば、開催された以上は返金がないのは諦めるしかない。
特に私は、主催の自粛要請の対象でも、移動の自粛要請の対象でもありませんでしたから、自分の判断での欠席なのは事実です。
でも、次また開催されるか分からない、行けるか分からない、人が来ないかもしれないイベントに申し込むのは冒険に過ぎる。そう感じました。
会場の写真が上がっていて、そのあまりの「疎」ぶりに乾いた笑いが出て来ました。
ただ、気になったことがありました。主催を心配する呟きが散見されたことです。
欠席したサークルには返金するんだろうから、という内容の呟きを見て、あれ? と思いました。
開催された以上は返金なんてありません。サークル参加費用と手数料は払いっぱなしです。
返ってこないのは仕方ありません。
でも、誰一人返金されていないのに、まるで主催が返金しているかのように誤解されるのは業腹です。
ネット主体で通販メインになるのか、いずれは元の形に戻るのか。
短期的には、8月以降のイベントが開催されるか、あるいは中止延期になるか、その時、返金はあるのかどうか。
ただ、参加申し込みをした人が泣きを見る結果にならないことを強く願っています。
また同人誌の感想云々でもめてるのでコミッションサイトで金払って同人小説の感想書いてもらった体験談を書く
1.
前提としてワイはネット上でかなり昔のジャンルのオンリーワンCPで活動している
一応二人の関係性に萌えてる人たちと繋がっているがそもそもワイの小説を読んでくれたかどうかすら不明
ワイの小説がつまらない・拙いのかキャラ解釈が閲覧者と合わなかったのかわからないままずっと悶々としていた
2.
コミッションサイトで小説の感想を売ってくれる人たちの存在を知る
相手は自ジャンルを知らないらしく「一作品としての感想になるがそれでもいいか」と聞かれた
解説が適当かつ少なかったにも関わらず、相手はワイが小説に込めた自CPやキャラの魅力をしっかりくみ取ってくれた
元々相手がCP系二次創作で活動していた方なのも大きかったのだろうが
自ジャンルを知らない人にもCPやキャラの魅力は伝わったとわかってモヤモヤが晴れたし
3.
もちろんワイが褒め中心の感想を買ったから誉め言葉ばかりになるのは当たり前だろう
とはいえワイの考えた文章やシチュエーションが箸にも棒にも掛からぬものなら相手も文章にしなかっただろうし
コミッションでもらった具体的な誉め言葉は今でも小説執筆でくじけそうになったときの支えだ
4.
https://w.atwiki.jp/abhurikae/pages/1.html
とうとうこのようなまとめが作られてしまった
非難しているわけではない。
ただ、みんなが、どうなんだろう、と思っていたことが、結局これだけ長い期間放置されるとこういう声も出てくるわな、という印象
赤ブーブー通信社というのは、同人誌の即売会イベントをやっている会社である。営利企業である。
オールジャンルイベントとしてはほぼ女性向けはここ一択となっている
コミケの一週間くらい後に、大阪でイベントを開き(コミケの本を関西で売るために&買うために人が来る)
コミケのない10、3月くらいにビッグサイト東を埋めるくらいのオールジャンルイベントを開き、後の期間はオンリーイベントを複数同日同場所で開催しているのがほぼ大きめの収入源といえるだろうか
当然コロナでそれが吹っ飛んだ
https://www.jgarden.jp/html/48announce.html
https://www.comitia.co.jp/html/132henkou.html
上記はそこそこの規模を持つ老舗のイベント運営だが全部中止&返金である
だが赤ブーだけはほぼ全部延期だ。中止になったのはコミケと共同開催予定だったGWだけだ
3月頃からイベント参加が全部延期、延期だから返金はない。しかも延期日程が分からないから参加できるかどうかもわからない
とはいえみな、女性向けオールジャンルを開催するのがここしかないこともあり、声高に、返金&中止にしてくれとはいえなかった
潰れたら困る、というのがあるんだろう
だが、あんまりにも長いこと放置な上に他社と違って延期連発では、不満が渦巻くのもわかる
とうとう噴出したんだろう
延期にして、返金をしない=金がないのでは、とみなうすうす思っている
返金をしたら潰れるんじゃないの、という危惧があるんだろう
赤ブーは赤字だろうな、というイベントも開催してくれていたので、その分の赤をでっかいイベントで補填していたと思われる
地方のイベントや時季外れのイベントなんて人全然いなかったし。
ただ補填できる巨大イベントが潰れてしまい、そこそこ儲かりそうな旬ジャンルオンリーも潰れたら、しゃれにならない損害なんだろうという予想はつく
○朝食:トウモロコシ、冷凍みかん(完璧な冷凍みかんが作れた、超うまかった)
○調子
むきゅーはややー。
昨日家族と過ごした反動で、ひとりぼっちなのが寂しくて、布団でグズグズしてた。
そうしながら見てたオレンジイズニューブラックの最終話がただただ泣ける話だったのも相まって、精神状態があまりよくない。
題して「次に遊ぶゲームを探せ!」です。
グラブルの目標だった統べスキン獲得まで、九月の古戦場を待つばかりなのですが、なんだかんだとダラダラと一日中遊んでしまいました。
なので、スマホ(iOS)で遊べるゲームのオススメを、トラバやブコメで募集します。
もう遊んだことのあるゲームや、移植元で満足したことがあるゲームなどは、遊びませんが。
トラバやブコメで何かしら書いてくれたら、とりあえず遊ぼうと思いますので、なんでもじゃんじゃん教えてください。
有料のものだと予算に限界はありますが、それなりに買って遊ぶつもりなので、色々教えてくれると嬉しいな、です。
○グラブル
一日中遊んだといっても、コラボイベントのアーカルムポイント取り切って、ダマスカスカスとって、ガチャチケとって、短剣四凸して、マグナII連戦して、島ハードして……
割と遊んだな。
碧空の結晶267/380。
○好きなゲームの傾向
(ごめんコピペミスってこの段落コピれてなかった。なんでグラブルのしたに書いてるかなあ)
あと、さすがに無条件にオールジャンルからだと選びづらいと思うので、ざっくりした好きな傾向を書こうと思います。
グラブルが長続きしたのも、ジータ、ルリア、カタリナのガールミーツガール感が好きだったのが大きいです。
2.ソリティア
好きなんですが、感想書くことがないので書いてなかったんですが、実は割と長い期間シェフィという羊のカードゲームを遊んでたりしてます。
3.集める系
ただ、スマホの集めるゲーはキリがなかったり、膨大なお金がかかったりするので、あんまりこの方向ではオススメしないで欲しいかな。
地元のオールジャンル同人誌即売会内で最近ハマったジャンルのオンリーするっていうから
オンリーがすこしでも賑わうように友達と一緒に数年ぶりにサークル参加したんだ
同人誌即売会ってめいうってはいるけどサークルは7,8割グッズ中心だったんだけどね
自分たちが参加したジャンルも軍っぽい集団がいて実在の軍をモチーフにしてる
グッズサークルの中でもキャライラストを描いたグッズとかアクセサリーじゃなく
数字だけとかキャラのシンボルカラーとかでコースターとか革製品アクセサリーとかを
めちゃめちゃシンプルに作ってたんだけど
「この数字って何ですか?」
「○○色は旧○○の○○で使ってたものだと思うんですが、これだとおかしいです」
「この刺繍糸の色は?」
「なんでこれに?」
とか初めてイベントで色々言われたんだ
これだけだとただ聞かれたみたいだけど、あの言い方とかあまり考えたくない
増田「××(作品名)の××(キャラ名)の衣装を元にしてるのでわかりません」
って答えたら引き下がっていったんだけど
次もまたオンリーに行ったら同じ人が同じように聞いてきたんだよね
「何かわかりましたか?考察は?知らないで作っているんですか?」みたいな感じで
その時は友達が追い払ってくれたけど
母親同士仲良し。
同じ街だったのでよく遊んでた。
地元同士なのでずっと遊んでた。
母親同士が仲良いっていうのもあって、
彼女に行ったことは全部、彼女の母親を経由して増田の母にもばれるんだ。
お互いなんでも知ってると彼女は思ってる。
なので、彼女は彼氏とどの程度の回数しているとかあけすけに言うんだけど、小さい頃から知ってる彼女のアレコレとかはちょっと聞きなくないと思ってた。
すぐにバレていじられるから、地元で彼氏は作らなかったし、同僚と付き合いだした時も彼女には言わなかった。
彼氏がいると言えば会いたいといっただろうし、紹介したらすぐにやったかどうかとか聞きたがると思ったんだ。
(共通の友人の時にやっていた)
私はそれを下品だと思ったけど、彼女は下ネタも言える自分が面白いと思ってたみたいで直してくれそうになかった。
急に痩せて垢抜けた私に友達が気づいたんだ。
しょっちゅうロケや撮影会・イベントで友達の遊びの誘いを断っていたので、彼氏ができたのかって聞かれた。
彼氏のことを言いたくなかったので、コスプレはじめて衣装作ったり撮影に行ったりしてるって伝えたんだよね。
親には言ってないしテレビの情報だと変な風にしか伝わらないと思うから言わないでねって、えっちな写真とかはとってないよって撮った写真とかも見せた。
今度は使いたいスタジオあるから東京に行くよって言ったら、いいな行きたいなっていいだした。衣装を着たいわけじゃなくて、コミケとかに憧れていたらしい。
スタジオは料金かかるし他の人もいるから、見学はできないってことを伝えた。部外者でも行くんならオールジャンルのイベントならどうかと聞いた。コミケとまではいかなくても広いし色々本もあるし、空気は知ることができるしと思って、彼女は行くといって連れて行った。
興味深げにいろいろみてたと思う。特に買い物はしてなかった。
本は一冊500円とか600円とかするし高いと思ったみたい。
BLでも商業誌しか買ったことないと高いと思うよなあとは思った。
「あんた、○○ちゃん(友達)のお母さんから聞いたけど東京で変な会場で変わった格好して変な友達と遊んでるってきいたけど危ないことじゃないよね?」
って母に言われた。母も彼女の母もコスプレという言葉を知らなかった。
とりあえず、変なことはしていないこと趣味のサークルであることを伝えた。オタクに否定的な親ではなかったのは良かったけど、親バレは堪えた。
友達には言うなといってたのにって怒ったけど、オタクに理解ある親だからいいじゃんと笑ってた。すごくもやもやしたけど、長い付き合いなので許した。(忘れんぞとは思ったけど)
彼女はわかったといった。
しばらくして、共通の友達から子供のハロウィンの衣装になりそうな小物あったら貸してほしいと連絡がきた。
なんでってきいたらコスプレしてて衣装がたくさんあるって聞いたって言われた。
友達に聞いたら、何年もたってるからもういいと思ってと言われた。
流石に二回目は私も許せなかったのでとても絶交したい。
誰かから聞いて教わることはない。
でも、母が携帯の番号教えちゃったんだ。
電話は出ないしメールの返信はしないので、ショートメールで連絡がくる。
なのに、この間は帰ってきてる時期にわざわざ実家に遊びにきてた。
お前なんか嫌いだというには、楽しい思い出もあったのでそういう時の友情みたいなものが邪魔をして言葉がでてこなくなる。
でも、こういう事ばっかりなの本当に限界だった。
できることなら過去に戻ってコスプレの話しなきゃ良かったと思うけど、正直、自分の部屋に出入りできるので、言ってなくてもバレたと思う。
私は彼女がいない時は部屋で待ってるとか他人の部屋の中見て回るとかしないけど、彼女はする人だった。
どうやったら、絶交できるんだろう
十年近く昔の話。
何かのついでにクリスタDL版が5000円っていうのを知って驚いてかく。
パッケージがまだまだ高くて手が出なくて手書き原稿派の方がまだ多かったと思う。スマホじゃなくてガラケー使ってる人もまだ多かった。
当時いたジャンルから移動したタイミングで、私もコミスタを購入するにいたった。今までいたジャンルは子供から大人まだ幅広く視聴者がいて知名度は大きかったんだけど、それで本を作ったりコスプレしたりとかは、まだマイナーで地方は中高生に人気のジャンルが幅を利かせてるので、オールジャンルイベでは同ジャンルの人が全然人がおらず、オンリーとかは皆無。
なので、始めた当初から遠征中心で都心のオンリーに行っていた。
そういうジャンルだったので下手ながらもオンリーのたびに新刊2冊程だしていたので、活動していた期間は2年間ほどだったけど、20冊近く本は書いていた。放送が終わってから2年以上たっているので大体書きたい話は書き終わってしまい。ジャンルを移動することにした。
移動したジャンルは、当時1番人気のジャンルだった。地方でもオンリーが開かれ地方なのにサークルスペース満了する。
今までマイナージャンルからマイナージャンルを渡り歩いていた私にはちょっとした驚きだった。
あの時のジャンルの盛り上がりとPixivの流行りがちょうどハマった時期で、ランキングがそのジャンル一式になったり、私が下手な絵を投稿しても
それなりに閲覧数が伸びる状態だった。
そのジャンルにハマってしばらくしてマイナーまでは行かないけど、若干少ないというCPにハマった。pixivを漁り個人サイトを渡り歩き、気が付いたら最大手のCPに端役で出てくる推し達を探していた。
読み足りなかった。読み足りないから書くしかないのかよし書こうとなるまで、そこそこの時間が過ぎた。
いつものマイナージャンルだったらとっくに書くゾーンに入っているタイミングだけど、流石旬ジャンル、若干少ないCPでも今までのマイナージャンルより何倍もあった。
こういうゾーンに入ったときは年8冊くらいすぐに出してしまう。
今まで手書きだった分コミスタを買えば少しは楽になるのではないか、どうせずっと絵は書くのだし元を取る意味でもいっぱい書こうと思って、6万円のコミスタを購入した。
こんなに大きいジャンルだし、新しい友達できるかなとわくわくとふわふわした気持ちだった。近いイベントでちょうど別のジャンルから同じように移動してきた友達がスペースをとったというので売り子をする代わりに、1冊本を置いてもらえることになった。
コピーで20冊作ったけど、友達のサークルだったこともあって完売した。
そのあと地元のイベントがあったので、自分でサークルをとった。
1冊目の本にページを増やして今度は印刷所で印刷してもらって再販した。それと新刊を1冊作り2冊並べた。
地元は中高生が多く、自分のCPは地元だと2スペースしかなかった。
なのでまあ売れないだろうとは思っていたけど5冊ずつ売れた。
あの時くらいからオンデマンド印刷でも綺麗に本が作れるというので、
いろいろな印刷所がセットを売り出すようになった時期だった。
コピー本の印刷代にプラス5千円くらいで少部数で綺麗な印刷をしてもらえるならとそこそこの冊数を刷った。
旬のジャンルだし、都心のオンリーにもいくつかサークル参加をしたかったので、一回のイベントで捌けなくても、大きなイベントに2,3回参加したかったし、その時に机に何もない状態よりはと思って。
前のジャンルにいたときは、最終的にそのくらいは捌けていたので大丈夫だと思って。
締め切りのせまっていた地元のイベントに1回と翌月の都心のイベントに申し込みをした。
どちらも無事にスペースが取れて、地元では本が売れないので、無配漫画と無配のポストカードを作った。
地元のイベントに行ったとき自分のCPは自分も含めて3サークルあった。
やった、増えた思ったけど当日行ってみたら両方とも欠席だった。
今思うとこれがまずかったんだと思う。
私のいた島は
通路から2サークルが欠席の私と同じCP。私のサークル。その隣はジャンルは同じだけど別のCPだった。全然別だし全然似てない。
ちょっとアレ?と思ったのは一人のお客さんだった。
「○○に似てない」と言われたと思う。
私の絵が下手なのはともかく○○ってキャラじゃないので似てないのは当然だなって思った。これは××ですよって伝えた。
「××ならなんでメガネしてないの」「背が高いキャラなのに過剰に子供っぽく書いてるのおかしい」って言われたと思う。
××の子供時代を書いているので子供っぽいのは、子供だから。メガネは大人になってから掛けたので、メガネがないのも子供だからって伝えたと思う。
「子供にしては体型が・・・」とか「××ならもっとイエローぽいブロンドなのに絵だとシルバーブロンドぽくみえる髪の色がおかしい」とか色々言われたと思う。
アレ?アレレ?と思いながらこれはこうだからと答えた。
このお客さんは、なんだろう何がいいたいんだろうと思いながら、たとえ無配でも持って行って貰いたくないな、文句があるならいいですって言っちゃおうかなって思ってた。
そしたら最後に「スペースとってるのにキャラのものもCPも一つもない、おかしい」「無配はいりませんから」って言われて、隣のCPだと思われてたんだって気づいた。
まじで配置図よく見てくれ!
ちなみに全年齢CPだった。
配置図見ないで勝手に勘違いされてなんかよくわからない絵の描き方の講釈聞いて疲弊した。この日はそれだけだった。
そのあと、都心のオンリーの新刊作業に取り掛かった時にわかった。
手が震えて書けない。コミスタ開いたら、あの時言われた言葉がフラッシュバックする。自分のイラスト見たら呼吸がうまくできなくなる。
あのお客さんのことは大したことないと思ってたんだ。
でも、ずっと、これはおかしい、これもおかしい、おかしい、おかしいって言われてたんだ。それだけだった。
どうしても新刊を作ることはできなったけど、ペーパーラリー用の薄い漫画を描いた。あのお客さんみたいな人は来なかった。
どうしてもスペースに座っていられなくて友達に売り子をまかして、
そのあと、いくつか出ようと思ってたオンリーはあったけど申し込まなかった。サイトも閉鎖した。pixivのイラストは非公開にした。
あれから、ジャンルも変わって絵をかこうとするたびに、おかしいって言われた言葉と(無配)漫画いらないって言われたことを思い出して、苦しくなる。
今ままでマイナーばっかり歩いてきたので、お客さんもサークルさん同士も仲良かった。旬のジャンルに行ってもいい人ばかりだった。
同人トラブルの話を聞いても、もっと都会の大手とか絵のうまい人の遠い話だと思ってた。
コミスタの元を取るまで書くぞって思った心はしぼんだ。
はじめてのサークル参加は学生の時、地元の小さいオールジャンルイベントだった。
コピー本を出して、一部100円で5部ぐらい売れた。
それから就活が嫌で、現実逃避に同人誌を出した。地方の某オンリーイベント。30部刷って全部なくなった。
嬉しくなってまた地方のオンリーイベントで今度は100部刷って持っていった。50部売れた。
調子に乗って今度は200部刷り、違うオンリーイベントに参加した。
すると自分の絵柄では場違いなジャンルだったらしく、何あれ?とバカにされ、ネタに買っておこうと言われた一部だけが売れた。
残りの199部と余部は泣きながら捨てた。
それから初めてコミケに参加した。前回のことがトラウマだったが、100部刷った本は50部なくなった。
おそらく、ピクシブに絵を上げ続けたこともプラスになったのだと思う。
それからはフリーターをしながら同人誌を出し続けると、100部ほど安定して出るようになった。
二年ほど経ち、ジャンルを変えたら、コミケで安定して250部出るようになった。
同人誌の売上は伸びたが、定職に就くどころか、バイトすら続かなくなり、心療内科に行くと躁うつだと言われた。
これから社会に出て働いていける気はしないし、同人誌の売上で生活ができるわけでもないので、未来は真っ暗だ。
元気なときに出版社まで持ち込みに言ってもつまらないと言われるし、自分の創作活動って結局趣味の延長。
同人誌が売れても毎日死にたいので、普通に職に就いてオタクしている方が絶対楽しいよなと思う。
やることないから同人誌描いて、感想もらうと元気になるけど、現実と向き合うと死にたくなる。
一部も売れないのは辛いし、一部しか売れないのも辛いし、250部売れたって辛い。
例として一つの注意喚起ツイートとそのレス上げてくけど、イベントでのセクハラは本当に良くある事としてザクザク出てくるんだが。
@uzigawaitaさんのツイート: https://twitter.com/uzigawaita/status/1052441060008431616?s=09
【注意喚起】
同人即売会等で、女性作家さんや売り子さんに対してナンパやセクハラまがいの語り掛けをする輩が出没しています。イベント後にDMをしてきたりもするといった報告を数件受けています。特徴が一致する人物もおり、最近実写エロコス系イベントから流れてきたようです。ご注意ください
私自身も昨年、特殊性癖オンリー同人イベント(成人向け)で付き纏いからの強姦未遂の被害に遭っています。
こちらの注意喚起ツイートで男性の方にもそういった輩の存在が周知されると思いますので非常に感謝しております。ありがとうございます。
私ではないですが5年前とあるオンリーでお隣のサークルの女性がナンパの被害に合っていました
重機を扱える自慢をするのが特徴です
ご参考までに
スケブを頼んできて、「下半身まで描いてください。局部まで、無修正で...」って常連さんが8年くらい前までいました。毎回やんわり断るんですが、しつこかったなあ。
うちだと、音楽サークルに粘着&地下アイドルへの嫌がらせテンプレしたのと、他所のコスプレイベントで出禁くらったのが流れて来てますね。把握して徹底マークで対処、もめごと起こした人は出禁にしました(延べ10万人参加で初めて)。運営としてルール守っている人は守らないとね!
自分はオールジャンルで個人として23年半出展して来ました(ここ2年程は出展休み時々一般にて伺う事有り)。
この立合のは昔から有りましたが、この頃は相当増えてるなぁ、というのが印象です。。。
私生活落ち着いたら→続く
今も昔も変わりませんなぁ。昔女性レイヤーの更衣室覗ける位置で股間のエクスカリバー出してた奴いたし、もうそういう風俗にでも行けよと
その昔、踊り手の女の子に警告しておきながらも、出会いを求めてネットで女の子絡もうとした某貝塚勃起土竜が存在したようです。
以前、コスプレイベントで中学生くらいの女の子のスカートを地面に這いつくばって撮る→女の子が嫌がってスカートの前を押さえる→他のカメコが後ろから這いつくばって撮るという、もう強制わいせつだろって状況は見たことあります…今なら一人でもとっつかまえて運営に引き渡したのですが…
※これはフィクションです。実在の人物、団体、界隈などとは一切関係ありません。
そのひとが描く、すらりと伸びた手足が好きだった。
何にも染まらない白い肌が同じように白い肌と重なっている。草原の中に佇む、少年とも少女ともつかないその姿は確かに静止画としてそこから動かない筈なのに、きっと誰にも捕まえられない。吹き抜ける風のように自由で追いかけても追いかけてもすり抜けていくだろうから。
「尊い」
そんな私の口から零れたのは、たったそれだけ。ツイッターで回ってきた、その美しすぎるイラストについて、私はそれ以上語る言葉を持たなかった。
いや、持てなかった、と言うべきだろう。私のような語彙力のない人間がありふれた陳腐な言葉で褒めちぎっても何にもならない。
だからただ「尊い」とそれだけ言っていればいいのだ、そうだそうだ、それが正解だ。
残念なのは、一回しかふぁぼが出来ないこと。見た瞬間に無意識に1回ふぁぼって、見入って息をするのを忘れて、それからやっと呼吸を再開した時に手癖でもう一度ハートマークを押したら、ふぁぼが解除されてしまった。正直あと億万回押したい。ツイッターの仕様変えられないの?
これだからツイッターはなんて思いながら、絵についてるツイートに目をやった。
なるほど、確かに見たことないキャラだと思ったけど、やっぱりオリジナルだったんだ。そして”久しぶり”という言葉から察するに、普段は二次創作をやっている人のようだ。
ツイ主のアイコンは、知らない2頭身の金髪の女の子キャラのイラストだ。アカウント名は@noanoa_hc、スクリーンネームはNoa。
初めて見る人だ。世の中にはまだまだ私の知らない素晴らしい絵師さんがいるんだなぁと思いながらその人のプロフィールページに飛んだ。
固定ツイートを見てぎょっとした。
女の子と女の子がキスをしているイラストだった。一人はアイコンにもなっている金髪ロングの女の子、もう一人の子は茶髪のポニーテールだ。
オリジナルの中世的で絵画的でもあった雰囲気とは全く印象が違う。女の子らしさを凝縮したふわふわキラキラした世界。可愛らしい色合い。
でも確かに絵柄は同じだった。すらりとした手足のタッチは同じ。間違いなくどちらもNoaさんが描いたものだということは分かる。
そうかそうか。なんだ、その、普段は百合?をやってる人、なんだ。え、それってどういうこと?
っていうか百合って男向けのだよね?そういえば時々BLとか少女漫画の作家さんが百合描いてるの見かけるけど、正直仕事として依頼されたからだよね。好き好んで男のために消費されるようなものを作る女なんていないでしょ。
だったら何?このひとは一体何なの?bio見る限り商業作家さんではなさそう。お仕事用別アカウントもないみたいだし。趣味で百合をやってる女のひと、ってこと?
ああ、そうだ、きっとそうだ。それを収入源にして本当にやりたいオリジナルやってるひとなんだ。なんかそれってすごい。女を消費したがる男を食い物にして自分の好きなことの肥やしにしてるってことだよね。格好いいな。
私は男子の絡みを主食にしているし、可愛い受けより美人で男前な受けが好きだから、こういういかにも”かわいい”を強調したイラストを見ていると少し居心地が悪い。だけどやっぱり絵柄自体は好みだから、不思議とずっと見ていられた。もうフォローするしかなかった。
Noaさんのツイート頻度はそんなに高くなかった。2~3日に一回つぶやけばいい方。おはようとか疲れたとかの一言だけだったり、突然おいしそうな飯画を上げたり、内容はまぁ普通だ。口調は結構乱暴な感じだけど、名前からしても多分女のひとだろう。あんなに繊細で美しくて尊いイラストを描ける人が男であるはずがないと思う。
そんな普通なツイートに混じって、週に1回平日(後にそれが毎週水曜日であることに気付く)に何かのアニメの実況をしているらしいことも分かった。
最初は何のアニメなのかよく分からなかったけど、ツイートがやけに熱いなと思っていたら、その日のうちにワンドロを上げたりすることも多くて、例の固定ツイートにしている女の子達が出てくるアニメのようだった。
イラストはワンドロにも関わらず、毎回クオリティが高くて、知らないアニメだけどNoaさんのは別だ。即座にハートマークを押して、でも少し考えてそれを取り消した。
内容が内容だから、自分のフォロワーさんにこんなのが回ったら絶対迷惑になる。みんな百合の耐性ないもんね。
だから私はNoaさんを追うためだけのアカウントを作り、改めてフォローし直した。ふぁぼ欄がNoaさんのイラストやツイートで埋まっていくのが嬉しかった。
Noaさんは週末には時々オリジナル絵も上げてくれた。キャラは私が初めて見た時のものと同じだったりそうじゃなかったり。とにかくもうNoaさんの絵が全部好きだった。
というかNoaさんのことを好きになっていた。低めのテンションから自ジャンルの話題に食いつくときのギャップが最高だし、普段の砕けた乱暴な口調も格好良い。何か自カプについて考察みたいなことをツイートして界隈からのふぁぼリツをかっさらっていったかと思えば、オリジナルの儚げなイラストで私達を殺しにくる。
ツイート頻度が高くないことは重々承知の上で、それでも今日は呟いているかどうかと、毎日のようにアカウントを見にいった。
そうしていると段々話しているジャンルの内容が気になってきた。気になりすぎて動画サイトで探して、アニメを前クールから全部追った。
正直そこまで私には刺さらないアニメで、男同士でやればいいのにと何回も思ったけど、ツイートの中身がスラスラ分かるようになったのは本当に良かった。
TLを読解出来るようになると、それまで見えていなかった色々なものが見えてくる。
ジャンルの界隈の人でいつもNoaさんの考察に空リプしてる人、それに丁寧に対応するNoaさん。時には長めの議論に発展することもあるけど、いつもNoaさんが綺麗に論破してしまう。
そして、Noaさんをしきりにご飯に誘ってくるのはいつも同じアイコンだった。休日の度に何度も何度も図々しい。でもNoaさんは優しいからその誘いに乗ってあげていた。
TLに流れてくる二人分のスイーツ画に吐き気がした。Noaさんはお前のSNS映えのための道具じゃないんだぞ。
無事に現行クールの話数に追いついた私は、水曜日にはリアルタイム視聴もするようになった。Noaさんの実況を見ながら見るアニメは格別だ。離れているのに、お互い顔も本名も知らない関係なのに、一緒の時を過ごしている感じがする。
そして、見ているうちに私はある思いが日に日に強くなっているのに気が付いた。
Noaさんの自カプ、BLじゃない?と。
女王様系の金髪ロングと、従者的な幼馴染の茶髪ポニーテール。BLじゃ王道中の王道の関係性じゃない?断然金髪が受け。大人っぽいのに可愛いところもあって女王様な美人受け、最高じゃん。茶髪の方は幼馴染だからってこともあって、金髪の傍若無人な振る舞いを上手いこと扱っていて、なんかちょっと熟年夫婦感があるんだよね。もしこの二人が男の子だったら私の好みどストライクだ。本当になんで男同士じゃないんだろう。もったいなさ過ぎる。
いよいよ私は我慢が出来なくなって、その思いをNoaさんのマシュマロにしたためた。Noaさんが私の考えをどう思うのかが知りたくなった。
メッセージを送った瞬間は正直冷や汗が出た。これまでイラスト好きですとか応援してますとかそんなことしか送ったことはなくて、CPについて聞くなんて初めてだったから。
百合のことなんか全然分からないけど、やっぱり男体化って話題はよくなかっただろうか。でもでもNoaさんの普段の発言じゃ、金髪と茶髪に付いて嫁とか夫だとかいう言葉だってよく出てくるし、彼氏面とかも頻繁に言ってるし。それにオリジナルの時はどちらかというと少女より少年っぽさの方が強調されたりもする。”男キャラ”についてそこまで拒否感はないはず。いやでも。そんな考えが頭の中をグルグル巡って、やっぱり送らなければよかったとさえ思った時、それは起こった。
『男体化!その手があったかー!ありがとうございます!!』
TLに現れたその文字列を見た瞬間、私の体温は5度くらい上がったんじゃないかと思う。
その後Noaさんは続けざまに男体化について3ツイートくらいのツリーを形成して思いの丈を語った。もちろんマシュマロのお返事含め、それらは全部スクショした。
Noaさんが、あのNoaさんが、私の意見を拾って、それに賛同、私と同じように萌えてくれたのだ。
自分の性癖にとことん刺さるBLを読んだ時くらい嬉しかった。嬉しすぎて文字通り部屋の床をゴロゴロ転がり回ってしまった。
数時間後に男体化イラストが上げられた時には確実に一度心臓が止まったと思う。
これだと思った。二人の少年はばっちりNoaさんの絵柄にハマっていた。そうなのだ、これが金髪女王改め王子と茶髪従者の真の姿だ。彼らはその女性性を捨てることで、真に美しい姿に、概念にまで昇華したのだ。
その後もNoaさんは度々男体化イラストをUPしてくれた。それに触発されて界隈の他の絵師が同じように描き始めたけどやっぱり全然だめ。Noaさんじゃないと、”少年”のリアルな質感は描けない。絶対に。やっぱりNoaさんは男同士を描くために生まれてきたんだと思う。これまでの百合をやってきたのは金髪王子と茶髪従者に出会うための布石だったんだ。私はそう確信してさえいた。
自ジャンルのオンリーイベントのサークル参加募集が始まったのはちょうどそんな頃だった。Noaさんがサークルカットと共に『新刊男体化漫画やります』とツイートした時は、見間違いじゃないか5度見くらいした。
大好きなNoaさんが、他でもない私が布教した大好きな男体化カプで新刊を出すのだ。信じられない思いだった。というかこんなにいいことばかり続いていいのか?とさえ思った。
そして、一番重要なことはイベントに行けばNoaさんに会うことが出来るということだった。一体どんな人なんだろう。いや素敵な人に違いないとはもちろん思っているけど。これまで飯画や上げられる写真には本人は全く映り込んでいなくて、顔もそうだが服装や雰囲気なども一切分からなかった。でも、会えるのだ。せっかくの機会、Noaさんと自カプについて話がしたい。
そのためにも私はもう一度アニメを隈なく見返した。金髪王子と茶髪従者についてやれるだけ考察を重ね、解像度を上げることに専念した。
いよいよイベント当日。
一般入場が開始された瞬間に私はまっすぐNoaさんのスペースを目指した。15分前にTLをチェックした限りでは設営完了とのこと。新刊表紙の茶髪従者にお姫様抱っこされている金髪王子を目印に人の波をかき分けて進んだ。
パンフレットとスペース番号を何度も見比べながら場所を確かめる。ああ、私Noaさんに会うんだ。そう思うと心臓はがなり立て、喉はカラカラに乾いてくる。歩みを進めながらも深呼吸してごくんと唾を飲み込んだ。
スペースには大きな列こそ出来ていなかったものの、既に5~6人並んでいた。開始直後にってすごくない?やっぱりNoaさんって人気作家なんだ。
声の主の方を視線で辿って息を飲んだ。めちゃくちゃ美しいひとがそこにいたからだ。可愛い、ではなく、キレイなどでは足りず最早「美しい」という言葉しか適さない顔の造形だ。
身長は170cm近くあるだろうか、きれいめのジャケットをクロップドデニムでカジュアルダウンしている姿が様になりすぎている。
耳が見えるくらいの明るい色のショートカットの髪が、さらさらと額の上で揺れていた。
一見して男か女か分からなかった。どっちと言われても信じることが出来そうだ。確かなのはその人が美しいということ。
そしてそのひとの胸元に名札がついているのに気が付いた。
”Noaだょ”
崩した文字だけど、確かにそう書かれている。Noaさんだ。Noaさんなのだ、この人が。この美しいひとが。
聞こえてくる「ありがとうございました」の声は見た目の印象よりも少し高め。それに何より名札から下をよくよく見ていると、柔らかそうな身体つきが見て取れた。Noaさんは女のひとだ。メンズライクだけど確かに女のひと。男装カフェとかにいても不思議じゃないタイプの。私だってあんな風に顔が良かったら男装コスだってしてみたいと思ったことが1度や2度くらいある。もちろん鏡を見てすぐに諦めたけど。
Noaさんは私の理想のひとだった。あんな風になりたかったと思えるひとだった。最高のイラストが描けて、TLでも人気者でその上顔やスタイルまで美しくて格好いいなんて。すべてが私の理想通りだ。こんな素敵なことがあってもいいのだろうか、本当に。
私はの緊張はいよいよピークに達し、息が上手く出来なくなってきた。
無情にもNoaさんの客さばきは高速で一気に私の番になってしまう。
「あ、あの、しんかん1部、くださひっ……」
噛んでしまった。
やばい恥ずかしい。一気に顔に血が上ってくるのが分かる。今すぐにでも逃げ去りたい。そんな私を気にも留めずにNoaさんは新刊1冊ですね、と私の震える手から500円玉を受け取った。
何をしているのだ。こんなことで怯んでどうするのだ。何のためにここへ来たのか、何のために夜通しアニメを見返したのかも分からなくなってしまう。
私はNoaさんのから新刊を受け取ると、「あの」と切り出した。
「あの、実は私、Noaさんに最初にマシュマロで男体化よくないですか?って言った者なんです……!」
よかった。今度は噛まずにちゃんと言えた。少しだけほっとする。
「そうなんですか!?えー、ありがとうございますー」
Noaさんは目を見開いて驚いて、すぐさまぱぁっと明るい笑顔を浮かべる。
「うわー、じゃあこの新刊出せたのもあなたのおかげじゃないですかー。えー」
「いえいえそんな全然です!あの、やっぱ二人の関係はちょっと少年的というか、男体化すると無垢な感じがめちゃくちゃ出るというか、それがNoaさんの絵柄に合うんじゃないかってずっと思ってて」
やばいなと思いながらも一気に捲し立ててしまった。やばいな、Noaさん引いてるかな。ちらりと顔を見ると、Noaさんは先程から変わらずニコニコとした笑顔のままだった。
「いやぁ嬉しいなー。マシュマロもらった時私もその手があったかー!って思って興奮しちゃって。ほんと”少年”って儚げな感じがこの二人っぽくもあっていいですよね」
なんてことだろう。私が思い描いたような展開が繰り広げられている。本当に夢かもしれない。それなら覚めて欲しくないけど。
そう思っていると、隣のスペースの人がNoaさんに声を掛けた。
「るかちゃーん、今ソラリよんさんからラインきて、今日の打ち上げ来れるかって言ってっけど、参加でいいよねー?」
「ん?ああだいじょぶー」
「りょ~!」
背中まである長い髪を綺麗に巻いたその女は、Noaさんの返答を聞くが早いかキラキラしたネイルの指先ですぐさま返事を打ち始めた。
なんだこの女。やけにNoaさんに馴れ馴れしくないか?あのNoaさんだぞ?分かってる?
隣のスペース誰だったかな、ほとんどNoaさんしか見てなかったからよく覚えてない。でもお品書きポスターの新刊表紙に見覚えがあった。
こいつ、毎週末NoaさんをSNS映えの餌食ににしているクソ女じゃないか。いつもこんな風に馴れ馴れしくNoaさんに絡んでるんだ。最悪。胸の中にモヤモヤした感情がくすぶり始める。
でも同時にそれが正しくない感情であることも私には分かっていた。だって私はオフラインのNoaさんのこと、ほとんど何も知らないのだ。隣のクソ女の方がずっとずっとNoaさんを分かってる。他にも打ち上げの連絡をしてきたソラリよんか誰か知らないけどそういうやつとか、打ち上げに来る他のメンバーなんかの方がよっぽどNoaさんを知っているはずなのだ。
それでも、それだけで私がこの人たちに負けていると思いたくなかった。私はそんなみんなから慕われている神絵師同人作家Noaさんに布教してそれをNoaさんも気に入って新刊まで出したのだ。それをさせたのは、間違いなくこの私。
気が付いたらNoaさんが再び私の方を見ていた。
「え!?」
いきなりのことにひっくり返ったような声が出てしまった。
「あ、お時間あればいいんですけど」
Noaさんは白い歯を見せながらニカッと笑った。笑顔があまりにも眩しすぎる。Noaさんはクソ女の方を振り返る。
「ねー、もりーぬさん、打ち上げもう一人追加でいいー?えーっと」
そしてもう一度私の方を振り返って聞いた。
「あ、双樹、です」
「りょーかいです。もりーぬさーん、”そうじゅ”さん、追加で。そ、1人。あ、そうじゅさん終わったら連絡するんでライン教えてもらえません?」
それが私がNoaさんと”繋がった”瞬間だった。
Noaさんのスペースを後にして、会場をぼんやり歩く。正直百合がメインのジャンルだから男体化で本まで出しているサークルは少なかった。打ち上げの時にNoaさんと話すネタになるだろうと買い込みたかったが、Noaさんに触発されて突発で出したコピー本みたいなのが数冊だけしかなかった。それでも収穫は収穫だ。
どこかでご飯食べて戦利品に目を通して、打ち上げの連絡を待つとしよう。
Noaさんのスペースは会場のだいぶ奥だったから入口まで地味に距離がある。それにまだ一般入場が始まって30分も経っていないわけで、色んな列が進路を阻み、色んなスペースに向かう人が色んな方向を目指して進むに進めなくなって新たな混雑を生んでいる。ぼーっとしていたら人の波に攫われてしまいそうだ。
そういえば今までBLのオンリーやオールジャンルには参加したことがあったけど、百合がメインなのは初めてだ。どこもかしこも女の子のイラストのポスターやらなんやらが目につく。そしてそんな会場にいるひとの8割くらいは男性なのだった。確かに女性はいるし、サークルで参加している人には女性が多いようには思うけど、客はみんな男性だ。こういう男女比のところに初めて来たから余計にそう思うのかもしれないけど。やっぱり百合は男性向けなんだ。男女ものの男性向けほど直球のエロじゃないにしても、キレイな理想の女の子と女の子の世界ってやっぱり男の考えた理想郷で、男のための消費物に他ならない。
よかった、Noaさんが男体化をやるようになって。あの美しいひとが、例え売れるからってこれ以上男のための消費物を作り続けるなんてもったいなさ過ぎる。、
そういえばさっきNoaさんのスペースに来てたのもほとんど男の人だった。男体化でもちゃんと買ってくれるってことはやっぱりNoaさんの画力と漫画の上手さだよね。
いや、待てよ。もしかしてNoaさんガチ恋勢なんじゃないの?だってあれだけ美しいひとなんだし、それもない話ではない。だって元々百合が好きなのに男体化の本を買うなんてありえない。絶対あいつら内容なんて見てないんだ。ああやっぱり男って最悪。Noaさんもこのまま男体化続けて、早くBLにきたらいいのに。
人込みの中、男がこっちにぶつかってくる度に聞こえるように舌打ちしてやりながら、私は何とか会場を出た。
連絡を受けて、打ち上げ会場となる居酒屋に集合より少し早い時間に到着した。既に店の前でNoaさんとクソ女、それからいかにもな感じの男オタクが2人いた。Noaさんはすぐに私に気付いてくれて、私をそこにいた人達に紹介してくれた。一通り自己紹介が終わるとクソ女が男達に身内的な話題を振って私以外の4人で話し出した。何これ居辛ら過ぎる。私が死んだ魚のような顔になってもクソ女と男共は全く気付いていないようだった。最悪。
するとNoaさんが、急にこちらを向いた。私は慌てて生き返った顔に戻る。ヤバイ、見られたかな。Noaさんはこちらを見てにっこり笑うと、クソ女と男共に「そろそろ時間だし先はいっとこ」と言った。流石Noaさん。きっと私を気遣ってこう言ってくれたんだ。まだ来ていない人が2~3人いるらしかったが、その人達にはクソ女が連絡することになり、私達は店の中に入った。
ビールで乾杯した後、早速みんなアニメや今日のイベントの話をしたり、戦利品について語り始めたりする。
席順は奥からクソ女、Noaさん、私。そして向かい側に男が二人。男のうち1人は赤髪と紫髪の姉妹が自カプらしくてその話をNoaさんに振ってくる。
「82話のお姉ちゃんの妹への眼差しがやっぱりすべてを表してるんすよ」
「あれはね。流石に言い逃れ出来ない」
「っていうかソラリよんさんの新刊が、全部やってくれたからなー」
「空白の8時間!!」
「いやまじで空白の8時間ってなにっていう」
そんな会話が次々と展開されていく。なにこれ。っていうか赤髪と紫髪のカップリングって何で人気あるのか不思議なんだけど何で?今日のイベントでも島が出来て