はてなキーワード: 療育手帳とは
そんなにしっかりしてるお子さんなのに療育手帳もらったりするのかと驚き
上の子(4歳)のイヤイヤ期が先週終わった。
「そういえば最近落ち着いてるね」って奥さんと会話していて気づいた。
彼が「落としたご飯を、落とす前の状態で食べたい」って泣き叫ぶことや、エレベーターの行き先階ボタンを他の人に押されてしまって密閉空間で脳天を突き抜ける声で絶叫されること、「空になったままのコップで牛乳を飲みたくて、注いでもらった牛乳わざと零す」(そして飲む分が無くなって泣き叫ぶ)こともしばらくなくなってしまってる。(書いていて意味がわからない)
療育手帳を持つ程度には元気が良く、マイルールも強く、全然親の話を聞こうともしなかった。一日子守するといつも心身ともにヘトヘトになっていた。
食事のたびに全力で泣く、全力で脱走する、全力で五体投地する。
そんなことが年単位で続くもんだから親の方は未だに万全のフォーメーションを組んで移動や食事に臨む。その時にもはや夫婦に言葉はいらなくなってきて、目配せすらなく自然にそうなっている。
イヤイヤ発動の萌芽を感じると緊張感が張り詰める。
そんななか先週、食事中に「僕はね、そんなに言われなくてもちゃんとできるよ。だから怒らないでね。」と言われてしまった。言えるようになったのだ。そしてYouTube視聴もなく間違い探しで苛立って絶叫することもなく、ちゃんと座って自分で食事をやり遂げたのだ。
会計でQR読ませるためにスマホを取り出しても「プラレール見たい」とも言わなかった。
「トイレ連れてって」も言えた。
「コーンスープ食べたい」「ミラノ風ドリア食べたい」「おいしいね」もこちらから聞かずにちゃんと言えていた。ちゃんと食事に参加していたんだ。
「これならいろいろ旅行連れてってもらえる?」とまで。(「そんな感じなら旅行に連れて行けないよ」はほとんど口癖のように言っていた)
だけど、打算的であったとしても衝動を統制できる様になったと言うこと。
自我の確立の前段がイヤイヤ期ならば、予測的行動ができる程度に自我が確立されたので、イヤイヤ期は終わりを告げたと言えよう。
「いよいよこれがウワサのイヤイヤ期かぁ」と奥さんと話した時からこれまでのことを思い出して泣いてしまった。乗り越えた達成感(?)と、我が子の成長に。
一時期はストレス源そのものだったのだが…今はめちゃくちゃ可愛い。どうかこのまま可愛いまま健やかに育ってほしい。
そして下の子が先週からイヤイヤ期に突入したから、できる範囲でフォーメーションの一翼を担ってほしい。(現に、あやしてくれている)
・障害者の子供は基本障害者。逆はわからんけど、生産元がそうだと基本そうなる。親子供含めて3人で来てて障害者・療育手帳3冊カウンターに投げ置かれたときは一瞬固まった。
・子供を迷子にしてしまう親、8割お礼が言えない。これは本当に謎。テメーの子供が誘拐されたらこっちの責任にするくせに!
しかし、迷子になっている子供に罪はないので、全力で泣き止ませ、安心させるのがこちらの仕事。
・注意事項が聞けない親、めっちゃいる。説明してるんだからおにぎり持ち込むな。
・「たまにしか来ないのになんで年会費払わなきゃいけないんですか!?」 コストコ行ったことある?
ある人気漫画家が「障がい者ネタツイート」をした後、妹が自◯しました。
そのツイートはコロナ禍より前に投稿され、自◯はその数年後の出来事です。
4つ歳の離れた妹は「境界知能」でした。
いわゆるグレーゾーン。
本当にざっくりではあるのですが、『初恋、ざらり』や『君と宇宙を歩くために』の子たちをイメージして頂けると分かりやすいかと思います。
妹は成績面で不安はあれど生活面ではさほど問題がなく、進学も本人の努力と周りのサポートで上手く行き、周りも妹自身もあまり困難を感じていなかったため療育手帳を取得したのは高校卒業後でした。
進路や就職などで彼女自身が困難を感じ始め、医師や支援センター等に相談し、今後の人生を考えての判断でした。
取得の際、過去の発達傾向の証明が大変だったり、精神障害者保健福祉手帳の方が良いのでは?と悩んだりなど色々ありましたが、ここでは割愛いたします。
妹は最初、いわゆる「手帳持ち」になることに対して悩んでいました。
バイト先で複雑なことが出来なかったり、会話中に何を話しているか分からなかったりなど本人も自覚している部分はあったため、「今後のために必要なもの」と自分でも希望しつつも、心がついていかない状態でした。
友達にも変に気を使われたり、また「手帳持ちだ」というだけで心無い言葉を投げてくる者もこの世にはいます。
妹の辛さ生きづらさを理解して、私は彼女にしっかり寄り添って行こうと誓いました。
とは言っても何か特別なことをするわけでもなく、妹が心無いことを言われた際には「うわ最悪だったね」と一緒に愚痴を言い合ったり、気分転換に一緒にテーマパークへ行ったり、お店で見つけた美味しいものを一緒に食べたり、そんなふうにとにかく「普通の姉妹の日常」を大事に過ごしていました。
「寄り添う」というのはそれで十分なことだと思っていたのです。
「犯人の気持ちも分かる」「障がい者には生産性がない」「手帳持ちは寄生虫」などなど、世間に心無い言葉が溢れました。
もちろんほとんどの人が事件をあってはならない悲劇として捉え、そして心無い言葉を咎めてくれたかと思います。
妹は塞ぎ込みました。急に世間がみんな敵のように思えたとのことです。
また、「自分と◯された人たちは全然違うから大丈夫」と差別的に考えてしてしまう自分自身にも嫌気が差したようです。
真っ直ぐで優しい子です。本当に。
ところで言い忘れてましたが、妹は私や親の影響で結構オタクでした。
妹は事件からしばらく経った後、当時スタートした女性向けのとあるコンテンツにハマり「推し」を作ることで回復しました。
具体的なコンテンツ名は明記しませんが、女性向けですので見た目と声が良くて個性的な男たちがたくさん登場するやつです。
私も妹と一緒にハマって、CDを購入したりイベントに参加したりと楽しくオタ活をしていました。
世間の心無い声も、夢中になれるものがあれば聞こえてこないぞ!とでも言うかのように、妹はみるみる元気になりました。
そしてファンの方々の二次創作品も拝見させて頂いておりました。皆様その節は、素敵な作品をありがとうございました。
二次創作といえば性的なものもあるかと思いますが、障がいがあるからといって妹をそこから遠ざけることはしませんでした。
むしろ姉妹でオープンにすることで、何か間違いなんかが起こりそうな時に助けになれると思っていましたので。
よくいるオタクで腐女子な(便宜上そう書きますが、この言い方も最近は良くないんですよね。ごめんなさい。)姉妹だと思ってください。
そんな感じで、妹は幅広くAくんの魅力的なファンアートを描かれている方々をフォローしており、その中に「ある漫画家」さんもおりました。
ところがある日、その「ある漫画家」さんが、
「交通機関内でテンション上がって騒いだCくんが障がい者割引にされちゃった話」
といった感じのネタツイートを、フォロワー多数のツイッター上に放ったのです。
Cくんは、元気で明るいウェイ系のキャラクター。(心の内にはトラウマを抱えている等の裏もありますが、ここでは割愛します)
「その明るさゆえの異様なテンションが知的障がい者と間違えられちゃった。面白いねw」という意図の投稿のようでした。
バリアフリーの一環である割引制度を揶揄するだけでなく、障がい者への偏見を助長する投稿だと私は感じました。
もちろん、こういったブラックジョークを言ってしまうことというのは誰でもあり得るとは思いますし、この発言だけで差別主義者だとかは思いません。
実際、その漫画家さんご本人も所属されてる出版社もファンの方々も、その発言をあまり重くは捉えていなかったと思いますし、悲しいけれどそういうものなのだと思います。
しかしこれは、妹がやまゆり園の事件で受けた心の傷がまだ癒えていない時。
妹の心の拠り所となっているコンテンツのファンコミュニティで。
タイミングも状況も何もかもが最悪だったのです。
妹は限界でした。
バイト先での失敗を「◯ちゃんの真似~」と笑われながら真似されたこと。
要領を得ない会話をしてしまったときに、「お前ガ◯ジだなw」と言われたこと。
「自分と◯された人たちは違う」と考えようとしてしまったこと。
そういった辛い記憶が一気に押し寄せました。
楽しく好きな世界で過ごしていても、そんな気持ちに陥ってしまう。
妹は自分の存在に耐えられなくなり、「消えたい」と言いました。
そこから私たちは大好きだったコンテンツから離れ、心の防波堤を築くことに注力しました。
一緒にゲームを楽しみました。お家で映画も見ました。これまで通り姉妹で過ごす日常を大事にしました。
映画館やテーマパークは「障がい者割引」のことを思い出すから(また、コロナ禍もありましたし)断られてしまいましたが、そうでないものは妹も進んで楽しもうとしていました。
この世には楽しいことはたくさんあるし、無神経な言葉なんて無視すればいい。
しかしその数年後、その「ある漫画家」さんの作品がアニメ化されたのです。
それまでの間も全く視界に入れないことは難しくはあったのですが、映像化による世間への影響力は大きく、また、文字や絵ではなく映像で視界に入った際の精神への影響は大きいものでした。
「またあんなことを言われたらどうしよう」「心の内ではみんなに馬鹿にされていたらどうしよう」
「私みたいなのがAくんやコンテンツを好きになったのが良くなかった。」
「昔のことをずっと引き摺っていてごめんなさい。お姉にもオタ活辞めさせてごめんなさい。」
以前のように塞ぎ込みながら、そんなことを言っていました。
コップに熱湯が一気に注がれたような状況でした。
湯が溢れ出るだけでなく、熱でガラスが割れてしまいそうな緊張感。
申し込んでいたカウンセリングの予約日がもうすぐだという時に、妹は自○を図りました。
当時は医師や看護師の方々へも「救えなかった」という憎しみが向いてしまっていましたが、今思い返すと、まだコロナ禍の真っ最中に皆さん頑張ってくださっていたと思います。ありがとうございます。
とにかく、このようにして、妹は帰らぬ人となりました。
フラッシュバックより前はまだ、姉妹と友人でゲームだってやってたんですよ。
当時はまだスプラ2。あの子はマニューバー系をよく使っていて、そして上手でした。
『嫌な出来事を払拭し、自分の人生を明るいものにするために。』
つまり私がすべきだったのは、やまゆり園の事件の時、心無い言葉に向けて怒ることだったのかもしれません。
そしてあのツイートが投稿された時、「ある漫画家」さんに怒りの声を上げることだったのかもしれません。
五月蝿いお気持ち女と揶揄されても、厄介クレーマーだと嗤われても、その言葉で傷つく人がおり、一生引き摺ってしまうものだと声を上げ、妹と、妹のような子が、「え~そんなに怒らなくても~そんな気にしてないし」って逆に引いてしまうくらい、私が怒るべきだったのかもしれません。
いえ多分そうすべきだったんです。妹の嫌いなものが「世界」ではなく、「私」だったら彼女はまだ生きていたかもしれませんので。
温厚でいることで妹を笑顔に出来ると思っていました。
今は、ただただ、後悔があります。
どうか妹が天国か生まれ変わりか、笑顔で幸せでありますようにと無責任に願いながら、こうして今更何にもならない文章を残すことしか私には出来ません。
※こちらの投稿は「ある漫画家」さんに責任や謝罪を求めるものではありません。原因や責任は第三者にあるのではなく、きちんと対応出来なかった自分達にあると自覚しております。
すみませんついうっかり少し目にしてしまったのですが、現在その「ある漫画家」さんは作中でマイノリティの悩みを描いたりと、人権派なことをされているそうです。さすがに驚いてしまったので追記します。ブラックジョークを言う芸風を貫いていらっしゃるならまだ腑に落ちるのですが…もちろん誰が何をするのも自由ですし、極端な例ですが「元いじめっ子だったけど今は慈善活動をする良い人になっている」というケースも現実にはありますよね。でもどうしても、多様性とかポリティカルコレクトネスとかを謳う漫画家に不信感が湧いてしまいました。
だって、冒頭でタイトルを出させて頂いた『初恋、ざらり』や『君と宇宙を歩くために』のように、妹のような障がい当事者の目線を拾い上げようとしてくれる漫画家さんも、『スキップとローファー』のように、災害被害への支援など慈善活動をされている漫画家さんも、『作りたい女と食べたい女』のように、プライドフラッグを掲げてレズビアンやトランスジェンダーの権利を訴える漫画家さんも、『とんがり帽子のアトリエ』のように、世界で起こる虐殺や差別にNOを言う漫画家さんも、影では「交通機関内でテンション上がって騒いだ人が障がい者割引にされちゃった話」とか平気で言ってる可能性もあるってことですよね。
書いた本人たけど、こないた財務省が統計を出してて(なんで厚労省じゃなく財務省かっていうと、「おい厚労省社会保障費足りないとかぶっ殺すぞ。年金も障害者福祉も医療保険も介護保険も全部全部無茶苦茶だろ」って会議体の資料だから)、こういう福祉がどんだけ受けられるかは自治体差がすごいらしい。
障害者福祉関連のサービスの利用額や給付金の人口あたりの額を都道府県別に並べると、東京都はかなり下位。
東京はいろんな制度があっていいなと羨む声もあるけど、実態からすると、東京は障害者にもひとり親世帯にも生活困窮世帯にも優しくない。
障害者と認定してくれないし、ひとり親だからって相当低収入じゃないと支援はないし、生活保護の認定はおりにくい。
あれだ、75歳以上は高額医療費の上限が5万くらいで、どんなに延命治療しても年間収入のほうが大きくなるからみんな延命するみたいな。
支援してくれるのはうれしいが、寝たきりになる前にもうちょっと助けてくんねーかなっていう感じで、もうちょっと支援対象の裾野を広くしてもいいんじゃないかなとは思う。
増田の常駐しているある人に顕著なんだが
ちょっと尋常じゃなく文章が読めない(推察出来ない因果が読めない前提知識が無さすぎる)人がいる
やっぱそういう人は障がい者手帳取れるなら取っておいた方が良いと思いますわ
ただ、リアルでやるのは慎重にな
発達障害・知的障害で『精神障害者保健福祉手帳』『療育手帳(愛の手帳)』を取る(軽度知的障害と認定される)ことによって
むしろさまざまな支援が受けられるようになる。だからプロ弱者は診断ガチャ回しまくる
なにがそんなに理解が難しいのかわからん。今度はまた何にかぶれたの?
責めるなら、『精神障害者でほぼほぼ判断能力に問題あるやろ』って本音では思っていても、
それを表で実名やID付きで口にしちゃアカンでしょって言う一点のみだよ。フツーは我が身可愛くて出来ない
精神障害者として判定されていない人を精神障害者として扱ってはいけないし、
精神障害者であっても自己決定は尊重されるべきだし、どこまでの手助けがいるのかは専門機関が個別に判断することだ
発達障害(特にASD)のマジョリティとかけ離れたセックス意識をキモヲタは空気読めで片付けない
日本には、不幸なことになる前に、セックスについて家庭で話し合っていこう、理解を深めようという取り組みがない。
それどころか、日本は性的に露骨な表現に非常に寛容なため、発達障害が間違った理解のまま大人になってしまう。
非常にセクシュアルな作品や表現を見たときに『・・・ふぅ』と書いたりする。
元ネタは2ちゃんねる(現5ch)やニコニコ動画などのやり取りで発生したいわゆる下ネタである。
下ネタの解釈を文字起こしするのもなんだかなぁって思うが、アスペは空気読めで片付けないために解釈のひとつを書いておくと、
この作品は 抜ける(性的興奮を高め射精する事ができる) → ふぅと息をついて賢者タイムなるほど、あなたの作品・表現はセクシーだったという、
下ネタを持ち込むことで話を茶化すという目的でも使われるが、大抵はポジティブな賞賛として使われる。
アスペルガーの特性がある人でもここまではニアンスを理解出来ている事が多いが、問題はここから先である。
この表現は、下ネタであり、スラングであり、表現のニュアンスを理解し許容している人のあいだでしか使ってはいけないということを
誰かが明示的に説明しないとわからないままアスペルガーの特性がある人は過ごすのである。
なので、どんな場面でも『・・・ふぅ』だの『おっきした』だの書いたり、
『素晴らしく性的(な表現が出来ている)』と賞賛を伝えたのに何故喜ばないのか?何故怒られるのか?(ハテナ)となってしまうのである。
これを明示的に説明し教える義務を負うのは、どう考えてもオタクコミュニティーではなく親のはずだが、冒頭に書いた通り、何故か日本の親は社会に丸投げ(ネグレクト)なのである。
親も子と同じ特性持っていてツッコミ不在(違和感に気付かない)だったの???みたいな
残念ながら日本語では女性に重点を置いた発達障害(特にASD)の性にまつわる書籍しか見つからなかったが、
Sex Education for Teens With Autism とかで検索するといろんな資料が出てくると思うよ。
彼らは、親からも兄弟姉妹からも先輩や友人からも先生や牧師からも自然にセックス意識を学ぶことはできないとして、
様々な親向けの資料、当事者向けの学習資料があるよ。
エロ漫画模倣した性犯罪者が既に出てるし、クジラックス先生も警察に事情聴取受けてるし。何故、レーティングがあるかをちゃんと考えた方がいい
ご本人のツイートをご覧くださいまし↓
https://twitter.com/i/events/874829028212916224?s=20
子どもへの性加害経験のある患者の95%以上が、子どものわいせつな写真や動画のみならず、マンガやアニメなども含め、なんらかの児童ポルノを自慰行為に使用したことがあるそうです。
一方で、児童ポルノにあたるようなものを買い集め、実際の加害も繰り返してきた。自身を小児性愛障害だと自覚したきっかけは何だったのか。
「きっかけは大学時代に読んだ児童ポルノコミックです。ただ、当時は、小児性愛者としての自覚はなく、少年愛というかたちで自分の性の枠組みを正当化していました」(加藤孝さん)
相手も気持ちいいだろうとか、大したことないだろうとか、軽く捉えていました。
https://withnews.jp/article/f0210824001qq000000000000000W0fp10101qq000023477A
私が物事を判断する基準は、自分が誰かを傷つけるかどうか、または相手に傷つけられるかどうかということです。
しかし、セックスに関して言えば、傷つけられるどころか気持ちがよくなり、快感を得られるなど、私の判断基準からすると、悪いことにはならないのです。
ですから、なぜ家族や先生とセックスをしてはいけないのか、なぜ会ったばかりのよく知らない人とセックスをすることが悪いとされているのか、理解できずにいました。
▼彼や夫以外とセックスをしてはいけない理由は? アスピーガール、そして「ノー」と言えない女性のための「アスピーガールの心と体を守る性のルール」
知的障害・発達障害ほか現実とフィクションの境が生まれつき曖昧な人、社会通念ガン無視でセックスしちゃう人の存在を無視し過ぎ
増田の常駐しているある人に顕著なんだが
ちょっと尋常じゃなく文章が読めない(推察出来ない因果が読めない前提知識が無さすぎる)人がいる
やっぱそういう人は障がい者手帳取れるなら取っておいた方が良いと思いますわ
ただ、リアルでやるのは慎重にな
発達障害・知的障害で『精神障害者保健福祉手帳』『療育手帳(愛の手帳)』を取る(軽度知的障害と認定される)ことによって
むしろさまざまな支援が受けられるようになる。だからプロ弱者は診断ガチャ回しまくる
なにがそんなに理解が難しいのかわからん。今度はまた何にかぶれたの?
責めるなら、『精神障害者でほぼほぼ判断能力に問題あるやろ』って本音では思っていても、
それを表で実名やID付きで口にしちゃアカンでしょって言う一点のみだよ。フツーは我が身可愛くて出来ない
精神障害者として判定されていない人を精神障害者として扱ってはいけないし、
精神障害者であっても自己決定は尊重されるべきだし、どこまでの手助けがいるのかは専門機関が個別に判断することだ
今年、療育手帳が降りた。
ただ、この制度に所得制限があって、うちはもらえるかどうかの瀬戸際。
正直、納得がいかない。
自分の場合妻一人子供二人が扶養なので、扶養家族3人という扱いなので、支給してもらうためには、およそ年収800万以下である必要がある。
詳しい計算は、どんな控除があるかどうかで変わるが、とにかく、これを1円でも超えると支給がない。
支給月額は、うちの子供二人は中程度というやつなので、35760円×2人で、年間に86万くらいになる。
86万って、デカいよ。
手取りで86万増やそうとしたら、100万くらい年収を上げる必要があるっしょ。
東京都って、療育手帳の交付が渋いほうみたいで、人口1000人あたりの療育手帳の新規交付数が少ないほうから全国で4番目。
1000人あたり0.2冊少々。
一番ガバガバな兵庫県とか1000人当たり0.58冊も出してるらしく、3倍近い。
こんな障碍者福祉に渋い地域で、手帳をとれるギリギリ(軽度)じゃなく中度で、それで手当もらえないんかい!!!
いやね、年収が800万近くあれば要らないっしょとか、んなわけねーから。
児童発達支援センターにそれぞれ週一で二人で月に9日。
作業療法にそれぞれ月2で二人で4日、精神科の受診がそれぞれ月1で二人で2日。
合計、16日も平日が潰れるわけで。
いや、専業主婦なら家事やってればいいところ、ぶっちゃけ16日も平日潰れてるもん妻だってボロボロだよ。
せっかく、これで家計がだいぶ助かるとホッとしたのに、支給なしとかふざけんなよ!
勘弁してくれ・・・
※長男(2歳8ヶ月)の発達障害(軽度知的障害:自閉症)を踏まえて
【今後するべきこと】
・年長始めまで、療育に注力
・ニガテを将来的にリストアップしておく
下記ライフプランを実行するか、会社の転勤に随伴し通常の学校に通学させるか決断する。
(入学後も中学高校等のタイミングで、下記に以降する可能性アリ)
・小学校普通学級に上がれない発達具合であれば、妻と子供達は東京へ引越してもらい、自分は単身赴任する。場合によっては関東甲信越エリアの地域総合職へ変更。(妻の実家近くで)
・以降は、特別支援学級や特別支援学校へ通学し、長男や子供の生活拠点を妻実家近隣にする。
・転勤に伴う家族の随伴は、障害がある長男には負担が大きい。転勤先で受入可能な学校も限定される事情、随伴には困難が予想されると思われる。
・会社側には育休明け時点で療育手帳含めて申告。年長となる年の10月までには、自分達の方針を固める必要あり。幼稚園の内は同伴での転勤も(したくはないが)可能性ありと思われる。
【デメリット】
自分がそうだったんだけど。
まずうまく字が書けない 大人になった今でもひらがなしか書けない こうやってパソコンで打ったり読めるには読めるんだが
小学生の時は分からない字は席が隣の子に全部聞いてた 今考えるとめちゃくちゃ困った顔をしてやばい奴を見る目をしていた
精神科みたいなところに通ったらついた病名はアスペルガー症候群 本当かよ
当然ひまわり学級みたいなのに入れられるんだけどキチガイ扱い いじめはひどくなる一方
そんな感じで小中ずっといじめいじめいじめ 親は気のせいだ、教師はそんな事してないとみんな言ってる
名前が書ければ入学できる通学にめちゃくちゃ時間のかかるアホ高校に入学したらやっといじめは止まった
そんなこんなで高校も中退してとりあえず不機嫌になったら蹴ってくる親が怖かったから機嫌を取るためにアルバイト
でも3か月くらいしたら突然玄関で涙が止まらなくなって足が動かなくなるんだな
当然それを見てた親は甘えるな、早く行けって蹴って催促 家にいて蹴られるよりは頑張った方がいいので頑張って行く
そんな事を繰り返してたら次は蹴られてる方がマシなくらいしんどくなって泣きじゃくる俺w
その足でバイト先に頭下げに行って昔アスペの診断貰った精神科に行ったら ちょっとしんどいみたいですねw って
しばらく通院して毎回よくわかんないカウンセリングして終わり
当然行かなくなる
この辺で一回目の自殺未遂
行ってた病院が信用できなかったから自分でいい感じの精神科に通ってたんだけど、無理になっちゃって貯めた薬全部飲んだ
やっと18歳になったので家出を計画してネットの知り合いとかを頼りに都会に出た
実家では飯食うだけで文句言われて拒食症になったし夜中に友達と通話なんかしたら怒鳴られて蹴られるからとにかく家から出たかった
とはいえ中卒アスペ字も書けない そんな人間が働ける所なんかそうそう無い
家がないならなおさら
なので順当に風俗w
風俗で働く適正はあったみたいでそんな可愛い訳ではなかったけど店舗の稼ぎ頭になれるくらいそこそこ稼いで
家も借りられて悪くない暮らしができるようになった
でも当然頭が働くようにできてないw
また玄関で体が動かなくなったりしたから精神科に行ったら鬱だってw
働くのに向いてなさすぎw
薬貰いながら頑張って働いた
週5出勤してたけど週4、週3と変則的な出勤にしたりしてしんどくならないように調整してた
元々別にそんな流行ってるような店でも無かったし 本当にしんどかった
でも頑張ってた 他に何もできないと思ったから
でもやっぱり無理になっちゃって風俗の出勤帰りに突然滅茶苦茶足が軽くなったのw
今ならタヒねるwwwって
スキップで家に帰って 住んでたマンションの踊り場?共用部分?っていうの?
そこから飛び降りようと思って頑張って柵超えようとしたんだけどあれ結構高いw手こずってたら同じ階の別の住民に見つかったw
俺泣きじゃくって死にたい連呼w住民の男の人必死に俺を抑えて警察呼んだw
警察に連れていかれる俺w はじめてパトカー乗ったwマジで真ん中に乗せられるんだw
一日トラ箱って言うの、酔っ払いとか収容するところで寝かせられた
コンクリート張りだったから真夏なのにめちゃくちゃ寒くって毛布二枚も貰って寝た すごく嬉しかった
朝起きたら檻が開けられて、警察の人が移動しますって 精神科の閉鎖病棟に連れていかれた
閉鎖病棟での生活は本当によかった ご飯もおいしいし、真夏だったから涼しいし、何より仕事の事も自分の事も 何も考えずに済んだ
でもあそこは3か月までしかいられないって国のルールで決まってる
一応貯金があったからもっと安い家に引越ししてしばらく引きこもったけど一人暮らしでそれを続けるのは無理なわけで
このままじゃ無理だって思ったからプライドとか捨てて色々助けてもらおうと思ってひとまず鬱病で障害者手帳を取った
そしたらその過程で衝撃の事実発覚w IQテストの結果が悪すぎるw
療育手帳を取る時に検査とか聞き取りとかをするおじさんの言葉に本当に救われた
字が書けないんですか 本当にいままで大変でしたね
って
めちゃくちゃありがたかったよ 今までそんなこと言われたこと無かった
みんな困った顔をして そうなんですか…?みたいな反応するのにさw
字が書けないってそんなおかしなことで人を困らせるだけなんだなって思ってたからさ
本当に救われた
この頃は結構ポジティブだったから職業訓練みたいなのとかを受けてみようと思って役所とかで手続して担当の人をつけてもらったの
福祉の業者さん?みたいな感じで国の認定受けてる事業所みたいな
いろいろ職業訓練を受ける場所を選んだりしてる時に一応身の上話とかするわけ
今まで生きてきて自分の良いところなんて一つも無かったから福祉の業者さんとはいえ話すのは抵抗があったけど話したよ
そしたらさ、いままでしてきた職業の話になったときにさ、風俗でしか働いたこと無いですって言っちゃったのw
そんな風に生きてちゃいけないよ~ って返されちゃった
今思うとそんなに悪気があって言ったことじゃないんだろうけどマジでショックだった
全部否定された気分だった その日からもう行かなくなった また引きこもった
なんとかお金を工面しようと思って でも何も自分にはできなかったからまた風俗に戻った
続かない 前みたいにコンスタントに出勤もできない 本当に無能なんだと思った
普通のアルバイトもやってみようって思った ことごとく落ちる落ちるw
最初は面接で嘘つくってことできなかったから風俗で働いてましたって言うけどみんな渋い顔をするだけ
なんとかウケを良くしようとそれっぽいアリバイを作るけどまあ見抜かれてたのかな 結局一度も面接に受からなくってあきらめてしまった
動悸や歩けないくらいの眩暈に襲われる もともとやせ型だったのにみるみるガリガリになっていっている
明らかに糖尿病っぽい症状 パスタに醤油と唐辛子をかけて毎日食べるような生活してたからあたりまえだ
おなかがすくから胃に入れる 味も感じないからとにかく調味料だけいれて刺激で誤魔化してた
TVではクレーム対策で放送されないけれど見ておいた方が良いような動画とかある?
たまたまおすすめに流れて来て興味深く感じた動画を挙げていくのでこういった感じの動画があれば教えてくれ
全部該当の秒数に飛ぶようにリンクしてある
ベンチプレス中に気絶
https://youtu.be/o5Bk577cfDs?t=132
https://youtu.be/dYtFG7VlWjY?t=126
歌舞伎町関連のチャンネルで立ちんぼしてるホームレスの人達を福祉へ繋げたいシリーズ
https://youtu.be/8tVZ7EaTxsQ?t=194
https://youtu.be/dytQKxLWGNU?t=480
Tammytuckで検索すると開腹手術の動画が見れるんだが、岩場の亀の手みたいにみっしり皮膚に脂肪の塊がくっついててシンプルに気持ち悪い。
でも、どうしても吐き出したくてもう一度載せる。何通か書いたものをまとめて載せる。追記の項に書いたけど、吐き出したいだけで、それ以上の意味はない。
思うままに書いたエントリを縦につなげただけなので、論理構成は無茶苦茶。
長男が発達障害だ。療育手帳は上から3番目の等級。これは、身体障害で言うと指の欠損とか嚥下障害とかと同じくらいの重さ。ただ、どこがどうと言うと、説明が難しい。
多動でもなければ注意欠陥でもない。ステレオタイプな目を合わせないような自閉症ではない。むしろかなり人懐こい。
知恵も遅れてなさそうだし、人と目を合わせられないとかでもない。
説明しやすい違いというと、喋らないことだけだ。5歳が近づいてなお、意味のある単語は喋らない。イーッ!アーッ!ばかりだ。手帳はほとんどそれで貰えたに近い。しかし、言葉を喋らないことは、育てにくさの一端でしかなく、本質じゃない。
彼の場合、ただただ、コミュニケーションに対する考え方が、行動が定型児とは違うのだ。無敵の人なのだ。
みな「うちの子もそうよ」みたいな話をする。そりゃ、どの子だって、自分の世界に入って周りの音が聞こえないことってあるだろうさ。我を通したいがためにスーパーで寝転がって駄々をこねるということもあるだろうさ。でも、頻度と質が違うんだ。
彼は楽しさを共有しようとする意思がある。テレビをみて、今のみたか?というふうに視線を送ってくる。無視していると、髪を掴んで強制的に鑑賞させられる。
その一方で、他者からの働きかけには興味がない。まず名前を読んでも反応がない。問いかけに対する反応もない。聞こえてないわけでも理解してないわけでもない。なぜなら、自分の利害と一致するような言葉はちゃんと拾うのだ。「買ってあげるから(スーパーの)カゴに入れて」とか、「児童館行くからおいで」という言葉にはちゃんと反応する。
そんななので、口頭試問という手段が使えないので、知能を測ることは難しいんだけど、親バカだがむしろ賢い。ひらがな、カタカナ、アルファベットは2歳くらいから読めてる様子。3歳になるとPCのキーボードでタイピングするようになった。数字は100くらいまで理解し、足し算のような演算記号も理解してる様子。機械の仕組み、道順、人の顔もすぐ覚える。
知能が測れないというのは地味に厄介だ。
何ができて、何ができない、何を知ってて、何を知らないのかが親にわからない。
ある日突然できている。いきなり意味のある文章をタイピングしたり、いきなりそれとわかる絵を描いたり、いきなり1人で着替えてる(もう一度してと言ってもしてくれないし、再現されることはまずない。いまだに手で食べ、オムツで、着替えは人任せだ)。
しかし、嬉しい驚きばかりじゃない。むしろ、それが一番困るところだ。
1歳で1人で外に出た。3歳くらいのとき1人でスーパーから消え近くの踏切にでた。やはり3歳で包丁で野菜を切ってたこともある。
目を離した親が悪いというけれど、本当に、「ある日突然なにかができてる」なのだ。
そして、これが特徴だけど、どんなに怒鳴っても、ほとんど響かない。嫌われることへの恐怖心というものが皆無だ。すごい剣幕に、近くにいた次男はギャン泣きなのだが、当の長男はというと、なんか耳元でうるさいなくらいの顔しかしない。
拳や足による制裁が加わっても、なにか面白いものを見つけると、次の瞬間に天使の笑顔である。憎しみや怒りに対して笑顔をぶつけられるチートスキル。明らかに不機嫌がおさまらず噴火寸前触るな危険な妻にも、キャッキャ寄っていく。価値判断が自分が楽しいかどうか、自分がしたいかどうかだけで、他者評価を一切気にしない。つまり、無敵の人なのだ。
袋詰めの一瞬の隙をついて、消えた。まさかの店外に出ていて、近所の踏切で確保された。何人かの大人に囲まれ詰問されていたが、喋れない。警官が駆けつけたところで、パニックになった妻が到着。地獄絵図だったそうな。
本人的には「俺は一回くれば道くらい覚えてるからさ、1人で踏切にくらい行けるし、車道や踏切の中で止まるほどバカじゃないよ」
って喋れたらそう言ってるだろう。
自分は、彼のことを95%くらい信じてる。口頭試問できないが、かなり賢い。たぶん信号を理解してるし、車道や踏切というものをたぶん理解してる。でも5%くらいは信頼できない。5%、つまり20回に1回はなにかある、そのくらいの信頼度だ。そういう意味でも、親は子供の「はじめて」の側にいたい。何度かの練習で失敗を繰り返し、99.99%成功、万が一くらいの危険度になってようやく1人でやらせたい。だが、彼の初めては、常に突然だ。気がついたらなにかしてる。無敵の人だからだ。幸いに事故はないのだけど、大人がすり減る。
こだわりの強さの話をしよう。
こだわりとわがままは違う。
我が家の場合、定型っぽい次男のイヤイヤ期のほうがよっぽど理不尽だった。
例えば、次男が牛乳のお代わりを要求するのに対し断ったとする。イヤイヤ泣く。渋々お代わりを与えても、「欲しかったのはさっきの瞬間で、今じゃない!あの時の俺の気持ちをどうしてくれる!」みたいな泣きがはじまる。
発達っ子の長男は、こだわりは絶対に譲らない。どんなに拒否されても、コンコンと要求を取り下げない。激しく叫んだり暴れたりしても、パニックではなく、伝えるためにそうしてるだけだ。30分でも1時間でもやめない。ちゃんと要求さえ通れば、それきりだ。要求を飲んでくれたことへの感謝もなければ、要求をしぶられたことへの恨みもない。
他のことに気を逸らすことが非常に困難で、まず無理だ。いわゆる子供騙しが通用しない。
本当に、無敵なのだ。
この子の母、自分の妻は、長男と180度違う。妻の性格はちびまる子ちゃんみたいと言えばいいだろうか。おだてられたら調子に乗り、怒られたら凹む。他人の成功を妬んだり、目の前の餌に釣られたり、ふと冷静になって後悔したり、劣等感にさいなまれたり、仏様に憐れまれそうな典型である。
妻は憐れな衆生の1人、お気持ちファーストなので、妻が長男を叱る時、響かないのはストレスらしい。凹ませるのが目的じゃないって正論を言っても、理性ではわかっても行動をアップデートできない。反省の色が云々は裁判官でも言っちゃうので、怒られてすぐヘラヘラされて正気でいるのは、解脱が遠そうな性格の妻には無理のようだ。
妻と衝突した時、次男は判断が気持ちできまる。こんな気持ちにさせられたという自分の気持ちがファースト、相手が怒ってるどうしようという相手の気持ちがセカンド、それを天秤にかける感じ。多くの場合、なぜ怒られたかすら理解してない。
対して、長男は、「かくあるべし!」っという戒律じみた強い信念と、好奇心が行動規範。話が聞こえてないわけではない。そもそも悪いと思ってないとこはなにを言われても取り合わないが、失敗(はしゃいで走って牛乳をこぼしたとか)を咎められると、バツが悪そうな顔をする。言葉は通じてるのだ(自分でタオルを持ってきて拭きはじめるが、拭き終える前に別のことを始めるのだが)。
どっちかっていえば、長男が人類のあるべき姿で、定型の定型たらしめる妻と次男の人間臭さこそ、現世の生きづらさな気がするのだ。長男はこだわりや好奇心の邪魔をされなければ、妻や次男に八つ当たりや理不尽な攻撃をされてさえ、「やれやれだぜ」くらいの顔しかしない。
でも、悟るのは成人してからにしてもらわないと困る。お釈迦さまだって結婚や育児が一段落してから出家したように、まずは社会通念に従ってくれないと、この世で生きられない。
社会のルールとか、貨幣制度というのは、幻想を共有することだ。長男はその能力が著しく低い。「僕が鬼で君が隠れる。見つかったら負け」こういうのはたぶん長男は理解しない。というか理解する必要性を感じない。鬼とか負けというのは、幻想だから。
理解するとしても、アルゴリズム体操のように、そういうアルゴリズムとして理解して、前後の文脈や場の空気からの理解じゃない。
長男はよく星のカービィ(WiiUのバーチャルコンソール)をしてるのだけど、ライフがゼロになるとか穴に落ちたら残機が減るというのは理解する。なぜなら、幻想じゃなく仕様だから。ゲーム機の充電、ゲームを起動、多彩なアクション、テレビゲームのルールこういうのは得意。
社会のルールは理解しないくせに、長男独自の数多のマイルールに縛られてる。多くの人がキッチンスポンジのほうが便器より汚いといわれても便器を舐められないように、長男としては譲れないポイントがそこらじゅうにある。親は全てに付き合わされる。例えば、妻がどんなに怒り心頭してても、次男が頭から流血してても、散歩のルーチンは譲らない。
それに加えて、子供の好奇心と目覚めた知能をフル活用した想定外の行動を起こす。無敵の人だから叱ることが抑止力にならない。
よく発達障害について、こだわりが強いとか、注意散漫とか、他人の気持ちを理解するのが下手とか、そういう説明がある。
言葉としてはあってるけど、ちょっとズレてる。そんなもんじゃなくて、生物として、もっと基本的なところでなにか違う。
天才も多いと言われるけど、たぶんそれも違う。認知や学習の方法が全く違うから、定型の知能と長男の知能の優劣はつけられない。
たぶん、長男は学業優秀に育てば、国語のテストで満点を取れるようになったりはするだろう。でもそれは文章は理解できるというだけだ。心がわからないというのではない。小説や映画に感動できるようになっても、この子が物語から感じる感動の質は、定型の人のそれとはおそらく違うと思う。寄生獣という漫画で、犬を看取った直後に、その犬をゴミ箱に捨てるシーンがある。ヒロインが「あなた普通じゃないわ」と言うが、主人公は「死んだら肉だ」と噛み合わない。この子は将来、そういう違和感を周囲に与え続ける。
どこまでいっても彼は異星人だが、寄生獣のミギーのように愛される存在になってもらいたいと親としては思ってる。
定型児は、音声の模倣から入る。最初は原始的なオウム返しだけ。そこから、過去の経験、前後の文脈から、それらしい語をつないで出力するようになる。
GPTのモデルと同じ。次にくる語を確率的に予測してつなぐだけ。「吾輩は」の後には「猫である」がくる。そこに理由などなく、確率論、経験則で。でも、それを高度に行えるようになると、知能と呼べるような振る舞いになる。
定型児の知能の獲得はコレに似てると思う。
ヒトは噂話をするために言語をさせたという説がバカバカしいが一番有力らしい。
サルの毛繕いのような、コミュニケーションをとりたがる本能があって、その延長に噂話、言葉と言葉をつなぐことによって、知能と呼べるようなものが生まれたと考えると、なるほどと思う。
定型児は、自分の言葉や行動が、前後の文脈や周囲の空気の中にから紡がれ、その言葉や行動が他人にも自分自身にも影響することを意識する。
知恵がつくから意識するのかと思ったが、GPTの仕組みを聞くと、意識することそのものが知恵の本質のように思う。
少し別の話。
長男の前で、ぬいぐるみを手に持ってぬいぐるみが喋ってるふうにして喋ると、怒る。
定型児にはごっこ遊びでも、彼にとっては「嘘」なのだ。やめろ気持ち悪いと感じてる様子。
ホモサピエンス全史がいうところの、「妄想を信じる力」が抽象的な概念の獲得なら、長男の知能は頭打ちしそうなんだけど、むしろ数字や文字は幼い時から好きだった。
どういうふうに育つのか、親としても興味はある。
ここ2週間くらいで、ようやく強く呼べば名前に振り向くようになった。
今までは、用があるときは長男から働きかけてくるが、こちらが何を言っても無視だったものが、進歩だ。
遊びに行った先でもう帰るよって言っても、抑えつけて車に放り込んで車が動き出すまで聞かなかったものが、すんなり諦めるようになった。
彼なりに、成長してる。
この駄文は、発達障害育児エントリに触発され沸き上がった心の叫びでしかないので、何が言いたいかわからんという感想はごもっとも。
目を離さない以外できることがない。
あと、言わせて欲しい。
座って待ってられるようになって食べられる食材が増えたら子連れで外食に行けるようになりたい。
列に並んで待てるようになったらテーマパークに行きたい。