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「腐女子こそ夢小説を書くべき論」が話題になって「よくぞ言ってくれた」と喜んでいる人と記事自体に怒っている人がいた。
記事自体に怒っている人、とりわけ「腐女子こそ夢小説を書くべき論」を読んで欲しい層として想定された(と思われる)「腐女子」以外の人について考えてみた。
腐女子以外で、この記事に対して怒っている人たちに、自分たちを「自己投影勢」と自称している人たちがいる。
夢小説を愛好する方の中で、主にガチ恋勢などと言われる人たちのことだ。
彼女らは、夢小説に出て来る名前変換が可能な「主人公」に自分だと思いながら、夢小説を読む。
私は怒っているので、キツイ言い回しになっているかもしれない。
この記事を書いている私は、彼女ら「自己投影勢」の「腐女子こそ夢小説を書くべき論」に対する反応に怒っている。
私が怒っている対象は「自己投影勢の肩身が狭くなるから、こういった記事を書いて腐女子が書く夢小説を増やしてほしくない」と言っている人たちだ。
自己投影勢全般に怒っているわけでもないし、嗜好について私の理解が及ばないと思っていても馬鹿にもしていないし、気持ち悪いとも思っていない。
彼女らに私の嗜好を貶され、排除しようとされない限りは、はっきり言って、彼女らがどう思っているかは興味がない。
嗜好を名指しして「布教をするな」と言われたのでなければ、この記事を書くことはなかった。
上記の自己投影勢の説明ではあまりにいい加減なので、ある程度、前提条件を絞りたいと思う。そのために私の自己投影と名前変換に対する考えを記述する。
私と同じ考えだと自信のある方は飛ばしていいと思う。
目印として本題に入る部分に矢印をいっぱい付けておくのでそこまでスクロールして欲しい。
私のスタンスとしては、他人が書いた小説の主人公を自分だと思いこむことは特殊な技能であると思っている。
これは、キャラの恋人が自分だと妄想することとは別の話であることを留意してもらいたい。
誰かの恋人になった自分を空想すること自体は、誰もが抱くことのある欲求のひとつであると私は思う。空想し、それを作品にアウトプットすることもまた、ありふれた行動であると思う。
しかし、小説という作品媒体になったものを読むとき、登場人物が「自分だ」とはっきり信じることのできる人は多くないだろう。
映画や本を読むときに、話者となる登場人物に感情移入してストーリーを疑似体験する。これは基本的なエンターテイメントだと思う。
感情移入する登場人物は主人公に限らない。幼少の頃に見ていた映画を大人になって見ると、幼少の頃に思い入れた登場人物とは別の人物の気持ちになって泣いてしまった、ということはよく耳にする話だ。
さて。このとき観客あるいは読者は、登場人物は登場人物であって、自分とは別の個体であることを認識している。境遇を自分に重ねることはあっても、自分ではないと分かっているはずだ。
腕にひどい怪我をした人物を見て、自分の腕が痛い気がして顔をしかめる。怪我一つない自分の腕を押さえる。これが共感だ。多かれ少なかれ、誰しもが持っている感覚だといえる。
「共感」は人間の社会生活を円滑にする上で欠かせないものだ。一説では、サイコパスは共感的な感覚を先天的に欠いているのだという。共感が出来ないからと言ってその人がサイコパスであるとは限らないことに気をつけたい。
この共感が強すぎることで、映画やテレビを見るのが苦痛だという話が、しばらく前に話題になったと思うので、「共感」というものがピンとこない方はそっちを覗いてみるのがいいかもしれない。
話は戻って、名前変換によって、いくら登場人物が自分の名前を冠しているからといって、主人公が自分だと思い込む、ということは「共感」ではなく「同一化」に当たるのではないだろうか。
サイコパスの話を持ち出してしまったが、専門用語としての話ではないのでその点はご理解いただきたい。
自己投影と称している人の中で完全な「同一化」ができる人はそう多くないのではないだろうか。多くの人が、夢小説の中で恋愛をしているのは小説の中の「わたし」であって、今この世界にいる「わたし」でないものだと折り合いをつける。
2は、1よりちょっとだけ現実の私と切り離されている。 なんというか、原作世界や二次創作の世界をパラレルワールドだと認識しているのはこの層が多いんじゃないかなあ。 その世界の「私」となって、キャラと接するのがこれに当たる。
「同一化」と書いたものをこの方のいう1とするならば、2は「折り合いをつけている」人たちのことだろう。3の話はここではしない。
この折り合いが付けられた状態は、映画を見て登場人物に共感して涙することと差がないように私は思う。
夢小説は、コンピュータとインターネット回線の普及によってもたらされたジャンルであると思う。
それまでは小説といえば紙の書籍が主体で、印刷物として市販されている小説の主人公たちの名前は変えることができなかった。
それが、コンピュータの普及によってテキストの一部を自分の名前に変えることができるようになった。これを女性向けとして利用した人が現れる。これが夢小説のはじまりだと思う。
夢小説の出現よりもひと足早く、ゲームでも主人公の名前を自分の名前に変えることができることが「普通」になっていった。その片手で、インターネット上に公開された名前変換可能なテキスト群が夢小説と呼ばれることになった。
一見違うもののように見えるが、双方デジタル化によって生まれたユーザビリティの結果であり、本質的には同じものであると思う。
そこで、ゲームをしているユーザーは自分の名前のついた主人公を「自分だ」と思い込むことができるだろうか?
これは、できる人もいる、が正解だと思う。自分の選択によって動きを変える主人公が、自分であると思う人もいれば、画面の中で動く人型のイラストを、自分が操っている操り人形だと思う人もいるだろう。
後者については、海外に多い「プレイヤーの視点が画面になるタイプのゲーム」のユーザー間では減少する可能性がある。ゲーム内のアバターをアバターだと認識することは、ゲームのプレイヤーが自身のアバターを俯瞰する形になる、多くの日本産のゲームに特有の感覚かもしれない。長くなりそうなので、ゲームでの視点の話はこの程度にしたい。
余談の最後に、私が思うゲームと夢小説の違いをまとめて、話を「自己投影」についてに戻していこう。
ゲームには操作性の問題がある。主人公の行動を自分で操る事ができる。この点が、ただ与えられたテキストを読むだけの「夢小説」とは大きく異なる点だろう。
夢小説の中に出てくる登場人物の行動を、読者は変えることができない。
夢小説の中に出てくる登場人物のセリフを、読者は変えることが出来ない。
繰り返しになるが、自分の意思とは違う行動を取り、違うセリフを喋る主人公に「共感」するのではなく、「自分だ」と思い込む、「同一化」する事ができるということを、私は特殊な技能であると思う。
私の一歩先を行っているのかもしれない、とも思う。
「同担拒否」を自称する方たちに対して、いくつかの疑問がある。
まず、私が思うのは彼女らは何を読んでいるのだろう?ということだ。
人が書いた小説を読めば、必ず違和感が生じるだろう。お母さんが枕元で、主人公の名前を子供の名前に置き換えて読んでくれることとはわけが違う。クラスメイトに貴方が主人公の小説を書いてもらい、プレゼントしてもらうのとも違う。
ただ、スクリプトを使って文字列を自分の名前に置き換えているだけだ。
好きな食べ物も、癖も、言い回しも、得意な教科もすべて変換するわけにはいかない。そんなに違う「わたし」とどのようにして「同一化」するのだろうか。
自分と恋人の話を綴った物語を公開して、自分と同じように彼を恋人だと思いこんでいる人が読んで、自分の体験が他人のものにされることが不愉快ではないのだろうか?
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本題にうつる前に周りくどく鬱陶しい話をしたのは、前提条件をはっきりさせておきたから、と断っておく。
本題はその「自己投影勢」がなぜ「腐女子こそ夢小説を書くべき論」に怒っているか?
なぜ、私が「自己投影勢」が怒っていることに対して怒っているか?
という話だ。
私がTwitterで観測した限り、怒っている理由には大きく分けて2つあったように思う。私が見かけた2つの理由について話をしたい。
怒っている理由その1
だそうだ。
これは見当違いな怒りであると私は思う。「腐女子こそ夢小説を書くべき論」の中で、たしかに
など書かれている部分はある。
しかし、これは、この記事を書かれた方の意見ではないのだ。少なくとも私にはそう読める。
私が読むところによると、これは、世間から「夢小説」に対して向けられている一般的な感想だ。
偏見としてあげられる言葉を持ち出すことすら許さないならば、許さない人が偏見を持っている人にやめてくださいと訴えるべきだ。怒りを持っていく場所が違う。
誰が発言するかによって怒りが違うならば、それは貴方の心にある差別が原因だろう。胸に手を当てて心当たりを探ることをおすすめする。
そういうのもあるけどそれだけじゃないよ!
としているが、自己投影的な考え方を否定しているわけではない。むしろ、全体を通して自己投影は誰もが持ち得るものだと書いているように私には読める。
そもそも、「それだけじゃないよ!」は嫌っている人に嫌いなものをそのまま食わせる馬鹿はいないので「夢小説はあなたが嫌いだと思っているものよりもずっと多様なものですよ」と話しかける言葉だ。自己投影を貶めることは書いていない。
行間から書いていない言葉を読み取るのはやめたほうがいいと、老婆心ながら言わせていただこう。
そのうち行間から呪詛を感じ取ってこの記事のせいで呪われたなんていい出しそうだ。
怒っている理由その2
というものだ。
はっきり言おう。私にはこの感覚がまったく理解できなかった。そして、これを理解したことによって怒っている。
夢小説のはじまりは、自己投影にある、と言っている人がいた。これは当初のことがわからないので、間違っているかあっているかは問題にしない。
私がこれに対していうことがあるとすれば「だから何?」だ。
だから? 幼稚園児が遊び場の権利を「すべり台はわたしが先に使っていたのでわたしのものです」と主張するくらいにどうでもいい。
余談としてゲームと夢小説の部分で触れたが、主人公の名前を変えるという考え方自体は珍しくない。それを二次創作に使うことは、誰にでも思いつく可能性があったことだと私は思う。
夢小説が流行り始めた当初、このスクリプトを自分で書くことのできる人は少なく、多くの人が他人からこれを借りた。
その借りた先の人が「夢小説」あるいは「ドリーム小説」と読んでいたのなら、これは自己投影云々についていた名前ではなく、名前変換というシステム自体につけられた名前であると私は思う。
異論はもちろんあると思うが、自己投影がたしかに原初であったとしても「だから何?」と私は返すだろう。
夢小説のルーツでの幼稚なマウント以外に、私は「追い出される」という感覚が理解できなかった。なぜなら、10年以上も前から、自己投影勢もあったし、オリキャラ勢もあった。共存していたのだ。
古の超大手夢小説検索サイト「ワンドリサァチ」さんのキャッシュからも、当時から細かく別れていた傾向のチェックボックスを見るとわかるのではないかと思う。
ちなみにワンドリサァチさんがページ消失したのはかなり昔のことだ。ワンドリサァチさんの消失は夢小説界隈を、まるで神に言語を乱され方方に散ったバベルの塔の逸話のように、引き裂いた。
夢小説史はさておき。なぜ突然、オリキャラ勢が押し寄せてきて……なんていいはじめたのか。
たしかに数年前から「夢主はオリキャラです」と発言しやすくなったことは感じているが、これはオリキャラ夢主で夢小説を書く人たちが、仲間を募り、自身の創作を楽しんだ結果であると思う。彼らは自分たちで、自分たちの楽しむ場を作った。これに嫉妬しているとしたら、理解に苦しむところだけれど、同担拒否です!この小説は私じゃないので読めません!なんて言って、他人を牽制しまくっている人がいるのなら、仲間が増えないのは当然だろうと思ったのでこの点は言及するのはやめておこうと思う。
私にとっては、自分の好みではない作品が増えたところで、自分の好きなものの絶対数が変化しなければ、どうでもいいことだったのだが、彼女らにとってはそうではなかったらしい。
問題になった「腐女子こそ夢小説を書くべき論」では、腐女子にBLを主題として扱った夢小説を書くことを勧めている。
このことに対してアレルギーを起こしたように反応している人たちがいた。
そもそも、オリキャラ夢主と自分の推しが恋愛しているという情報自体が気に入らないのだそうだ。
腐女子が参入することによって、腐向けでもあり夢小説でもあるものや、彼女らにとって不快なものが増えることによって、住処を追われるのだそうだ。
先述の通り、昔からオリキャラを主人公とする夢小説は存在していた。
夢小説を愛好する人の中には「腐向け」を嫌う人は多い。しかし、夢小説の中には「腐向け」の夢小説、BLDと呼ばれるものもある。BLの夢小説は彼女らが何を思うことにも関係なく、すでに存在する。
はっきりいいたい。「何様のつもりだ」
インターネット上は公共の場所だ。不愉快なものを見ることもあるだろう。しかしながら、貴方にとって不愉快なものは、誰かにとっての大切なものだ。それを見て貴方が気分を悪くするだけならいい。
気分が悪くなるから、遠慮しろ、肩身を狭くしていろ、というのは傲慢がすぎるのではないか。
腐女子も好きなジャンルで、自分が好きなカップリングとは受け攻めが逆のカップリングが増えてしまうこともあるだろう。逆CPは見るだけでイヤだという人も多いだろう。しかし、だからといって自分の気に入らないCPをの悪口を言ったり、そのCPが増えてほしいという人に、私の地雷だから布教活動をしないで下さい、と訴えることを考えて欲しい。
私なら人混みで鳩尾に肘を入れるし、靴を踏む。(暴力はよろしくないと思うがそれくらい腹立たしい)
貴方が自身の当然の権利と思って言っているそれは、これと同じことだ。恥を知るがいい。
マナーやら何やらで加工して訴えようと、本質は変化しない。貴方は自分が不愉快だからと、他人の活動を制限しようとしているのだ。いかなる理由をつけようと「布教活動するな」と訴える行為が正当化されないことを覚えておくべきだ。
腐女子の人が「自分の好きなものではないので書かない」ということとは、わけが違う。
自分の好きでないものに増えてほしくない、という権利は貴方にはない。
そして、自分の好きなものが数で負けるなら、その分は貴方がかけばいい。貴方が布教して増やせばいい。貴方の夢小説を読んで楽しいと思った人が、同じような小説を書くように努力すればいい。
蝗に怯えて耕作を怠るな。実りのない田畑では人も増えない。
心優しい私は、対処法をあなたに教えてあげようと思う。心して聞くがいい。
Web ブラウザ上の文字列を検索して非表示にするNGワード導入しろ。それくらい自分で調べろ。
最後に、そんな発言をしている人が存在するのか疑問に思う人もいるだろう。それでもツイートを引用することは控えたことの意思は汲んでいただけたらと思う。
無銭飲食、タダでコスメ入手、タダで旅行招待など大して有名でもないのに人気ブロガーと称して、自腹をきらないで乞食しているブロガーたちです。企業もよくこんなひとたちにお金払うよな。飲食店は乞食ブロガーたちをタダ飯に招待して食べログによい点数つけてもらっているので、食べログの点数なんてあてにならないよ。
ほとんどの乞食ブロガーが無料ブログのアメブロ。広告がウザくて読みにくいったらありゃしない。
乞食ブロガーのアクセス数あげたくないのでリンクは貼らずブログ名だけをさらしていきます。これらのブログの食レポ、レビュー、旅日記などはほとんどが企業からの依頼や招待なので、当てになりません。ご注意を!
■『コダワリの女のひとりごと』
■! Buen viaje!(ブエン ビアーへ)旅と猫
■(暫定)DUST BOX
■ジョニーラブの綺麗への道
■だりあのブログ
恋人ができて、記念日だとか誕生日だとかにプレゼントを貰い、かつ選ぶようになって思うこと
これまでプレゼントを貰う機会が幾つかあったけれど、相手にものを選んでもらったことが殆どない
そもそもプレゼントを授受する友人が少ないので大半が両親の話になるが、誕生日はいつも欲しいものを申告して買ってもらう日だった
サンタさんからのクリスマスプレゼントも、物心ついた頃にはサンタ=両親と知っていたので、まあそれとなく両親に欲しいものを伝えてそれが届く、ほぼ申告制だった
最近、私がそのものを申告して望んだわけではない、恋人セレクトのプレゼントをいただいて、とても嬉しいと同時に、これまでは何だったんだろうと思ってしまった
もちろんプレゼントを貰えるだけで十分に有難い。有難いことはわかっているのだが、もう少し「貴方のことを考えてあれこれ悩みながら私が選びました」的なプレゼントが欲しかったなあと
そういう風に選んでもらった経験がなさすぎて、自分が贈るときどういうものを選べばいいかもわからない
もっともっと高望みすると、成人の贈り物みたいなものも欲しかったな。生まれ年のワイン、真珠のネックレス、etc隣の芝が青くて青くて仕方なかった
以下に記載したもの以外に、他にもいろいろあるかもしれないが、とりあえず、現時点でのメモ。
「今ならいくら一方的にプレゼントをもらっていても結婚祝いだとおもえば心理負担もなく自然消滅できるが、
そのあとまで続けるといっているとあとが辛くなる。
これから二人で生活を始めたら、平日夜も週末も楽しいこともいっぱいするだろうし、育児などもするかもしれない。
そういう時期になってから、年上の友達が今までどおり飲みにいこう食事に行こうと誘ってくるのを改めて断るのは非常にウザいものだという。
またいざあってみれば、相手も年下の人妻と食事していることに違和感を感じたり面倒でも隠さねばならないと思うのが普通だ。
もちろん君の関係なのだから、ボクがどの時期までよいとか絶対禁止とかどうこういうわけにはいかないが。
生活が変わることを親戚や友達に伝えるために節目の結婚式がある。
もう一度よく考えてほしい」
とやんわり説得したらよかったとおもいます。
相手の男は就活等で散々お世話になった40代の会社員。過去に彼女に対して好意を持ってアプローチしており、ブランドもの等も買ってもらうパトロンのような存在だった事もあるらしい。
俺と同棲し始めてからは、俺の存在を相手の男にも伝え、好意を持たれても恋愛関係にはなれない事は伝えているらしい。彼女は、相手の男には友人として感情しかなく恋愛感情は一切ないと言っている。今はプレゼント等ももらっておらず、数ヶ月に1度食事に行っているだけとの事。
これが本当かどうか、確認するといい。たぶん、本当だろう。
だとしたら、「別れない方がいい」と忠告しておく。
過去がどうだったかじゃない。これからの自分たち二人がどうかが問題だ。
ここで別れたら、のちのち、ずっと後悔するだろう。彼女に匹敵する女性は、たぶん現れないだろう。
相手の男と彼女との関係みたいなことは、長い人生ではしばしばあるんだ。
増田はそれが理解できないのだとしたら、たぶん非モテ人生だったのだろう。
長い人生で、最初に出会った一人だけを生涯愛し続ける、なんてことは、あまりない。
増田の彼女はたぶんその男性を(少し)愛したことがあるのだろうが、
その愛情を増田が捨ててしまうのだとしたら、あとできっと後悔するだろう。
増田は彼女が嘘をついているのではないかと疑う。今後も寝るのではないかと疑う。
それはある意味、仕方ないかもしれない。また、その可能性は皆無ではない。
彼女が増田を裏切っていないのに、増田が彼女を捨てたとしたら、
それはたぶん取り返しの付かない人生の大失敗となるだろう。
「たとえあとで裏切られてもいい。自分はこの女を愛する。だから信じる」
と思ったのなら、その言葉を彼女にはっきり告げるがいい。真っ正面で。
オマケで一つ言っておく。
「自分は愛されていないのかも」という疑心暗鬼が、真の愛情をぶちこわす。
どれほど愛しあっていても、疑心暗鬼があると、愛情はあっけなく壊れる。
トラバに答えておく。
彼女がその男性をいくらか思いつづけるということは今後もあるだろう。というか、きっと思いつづけるだろう。
だけど、それは、「寝る」というのとは違うよ。
相手の男もそれはわかっているはずだ。
まあ、恋愛経験の少ない男には、違いはわからないだろうけどね。
※ 特に、知性的な男女の場合には。(知性の低い男女を除く。)
キャリアが長らく既存顧客をないがしろにし続けた結果ユーザーはMVNOに流れていったわけだが、最近ようやくauが重い腰をあげて既存顧客に目を向け始めたらしい。
重い腰の一環で長期利用ユーザー優待としてデータをプレゼントされた。
2GB。データの翌月繰り越しなし、プレゼントは三ヶ月に一度。
情弱だからバカ正直に10年以上使ってる身としては10年使ってこれか感はあるし、これは第一歩で既存ユーザーへの優遇は拡大するよな!?とは思ってるが、それでも自宅にWiFi環境がなく7GB使い切ってた身としては嬉しい。
2GBもろたとツイートしようと思ってふと他の人ももらってんのかと検索したら、何これ?系のツイートやラッキー系のツイートの合間に、いらねーよ容量余ってんだ月額割り引けという意見がちらほらあって、今日日の客は手厳しいなauは値引には走らないんじゃないかサービスモデル的にとか思って見てたら、auサポートがせっせとツイートにリプライしてる。
これが興味深かった。
割り引けという意見はサポートからリアクション取りようがないからスルーしてるが、何これ?系には、こちらのサービスですとサイトに誘導して、ラッキー系にはお礼。ああ新規サービス始めたから周知っすねーと思いきや、電波悪いというツイートにもどういった状況でしようかとリプライしてる。
bot、いやAIか?反応キーワード広すぎんだろと思ったが受け答えにずれはない。人間かよ。なんだよ自意識過剰かよ反応しすぎだろ。ついでになんで揃いも揃ってそんなに顔文字なんだ、顔文字使うのがサポート業務で義務付けられてるのかよ。
他のキャリアもこんな感じなのかと思ってdocomoソフバン見てみたが、 サポートのアカウントです業務でやってます〜って感じだったこういうイメージだよ企業のサポートアカウントは。どこに行きたいんだauサポートは。なんであんなにきゃっきゃしてるんだ。
あれか、JALに対するANA、親しみやすさで……とか考えているわけはなく学生バイトか。バイトのノリなのかあの顔文字は。ただ使う顔文字からするともっと世代が上のような気がしてならないがそれとも学生もいまだにあんな顔文字使うのかよ顔文字使わない30代に教えてくれ。
別れたっていうかこれから別れるというか、私の部屋にはまだ彼の荷物(楽器)があるから取りに来てもらわないといけない。
1年くらい付き合っていたけれど結局何も分からなくなってメンタルもやられてボロボロになった。
私は29歳で彼はひとつ歳下。
彼が定職に就いていないことや、私もフリーで仕事していて不安定でふわふわしていて、お互いに将来が見えないという問題もあったけれど、結婚願望が特にない私にとってそれは別に問題じゃなかった。
一緒にいられて楽しければ、とりあえずはそれで良かった。
彼はセックスの時アナルを触るのも触られるのも好きで(ちなみにアナルセックスはしてない)、「オナニーする時何見るの?」ってふざけて聞いても絶対に教えてくれなくて「墓場まで持っていく」って話していたから、何か特殊な性癖があるんだろうとは思っていた。
付き合い始めてから4ヵ月めくらい、彼の部屋にひとりでいる時に調べ物をしたくてPCを借りたくて、それまでにもネット検索するくらいなら貸してくれたから、軽い気持ちでPCを開いた。PWは掛かっていないし。
彼はいつもsafariを使ってるのに、その時はfirefoxが立ち上がっていて、開いてるタブが全部ニューハーフとか女装とか男の娘もののアダルトサイトだった。
結構な衝撃を受けてすぐPCを閉じたと同時に、「なるほど、これか」と納得して、見なかったことにしようと決めた。
それからわりとすぐ後だっと思う、家から近いドンキにふたりで買い物に行った時にアダルトコーナーに入って、彼が私のアナルにディルドを入れたいって言い出したので、私も興味を唆られてアナル用のディルドを購入した。
それを使って何度かセックスしてるうちに、彼が普段からディルドを使って前立腺オナニーしていることが分かった。確かに私用に買ったディルドは彼には余裕で入った。
嫌な予感がしてきていた。
でも、他人の性癖を否定するような人間でありたくないという私自身の理想から、彼の性癖になるべく付き合おうとがんばっていた。
それなりのカップルらしく普通に喧嘩したり、私がもともとメンヘラだから突然死にたいとか言って迷惑掛けたりもしながら、なんとか関係を続けていた。
PCを見たことは言わないままでいた。
ある夜一緒に眠っている時に彼のスマホが鳴って、LINEの通知が出ていたのでチラ見したら、制服を着た女の子のアイコンだった。
なにこれって思って内容を見てしまったところ(その当時はスマホにもPWを掛けていなかった)、出会い系サイトか掲示板か、そういうので連絡先を交換したっぽかった。
会う約束をしていたので、なんでネットで女子高生と知り合って会おうとしているのか問い詰めた。
彼曰く、「性癖は性癖で別、ちゃんと○○(私)が好き。ニューハーフの子と会おうとしたのは、○○との関係が上手くいかないことを相談しやすそうだったから」とのこと。
納得したふりをするしかなかった。
でも私は確実におかしくなっていったと思う。
彼は結局そのニューハーフの子とは会わなかったと思うけれど、私はそこから彼のスマホを覗き見るようになった。
私に悪い部分が多くあるのは認めるけれど、彼はいつも彼の友人に私の悪口を言っていて、でも会うと好きだと言ってくれて、メンヘラ特有の無理な要求にも応えてくれて、何度も別れ話になった。
先々月、一度距離を置こうと彼が言い出して、私も了承したのに、2日足らずで「やっぱり会いたい」と言われたことがあった。
後で彼のスマホを見たら、ゲイ専用掲示板というところで約束をした人と会った後だったみたい。
ゲイの人と会って、何か上手くいかなくて嫌なことがあったから、私のところに戻ってきたんだ、と今も思っている。
先月、彼の部屋で喧嘩になり、彼が私を置いてひとりで出ていった時に、またPCを見た。
「女装 アプリ 出会い」、「掘られたい デビュー」、「性転換したい」、「性転換 28歳」
などに完全にやられた。
そこから記憶が無いのだけれど、彼の愛用ディルドをライターで燃やしたりハサミで切ったり、私がプレゼントしたものを壊したり、グラスを割ったり部屋をぐちゃぐちゃにしていた。
何を思ったのか、閲覧履歴の一部を、自分のスマホカメラで撮っていた。
帰ってきた彼にめちゃくちゃ怒られて、めちゃくちゃ謝って、その時は許してもらった。
でも先週、LINEで彼からイラっとする内容が送られてきた時に、酔っていたのもあって、私は全部知ってるんだからね、という気持ちで、スマホに残していた閲覧履歴の写真を彼に送信してしまった。
そこから数日、お互いに何も連絡しなくて、昨日「荷物を取りに来て」とだけ連絡した。
これを書いている今、返信が来て、2週間後くらいに取りに来るらしい。
この数日でだいぶ気持ちは落ち着いてきている。
お互いにとって、もっと早くに離れていた方が良かったのだと思う。
さっさと別れてしまえば良かったのに、どうしてこんなに執着してしまったのか、よく分からない。
彼は私だけが好きだと言ってくれたけれど信じられなかった。
大事にしてもらっていると感じられることは沢山あった。
本当に好きだったと思うし今も好きだと思う。
でも大切にできなかった。
2週間後に会う時は冷静でいられるだろうか。
「わかったぞ!」
「わかりましたか」
「完全にわかった。
エロ漫画コレクター、江口快楽天氏(享年46歳)を殺害した犯人がな! 江口夫人の淹れてくれたお茶を飲んでピンとひらめいたよ。残念ながらキミの出る幕はなさそうだ、探偵くん」
「では、警部の名推理を拝聴しましょうか」
「見ろ。江口氏は『至近距離で真正面から』『刃物でめったざし』されている。
なのに、抵抗した痕跡がない。
被害者は刺される直前まで犯人に対して油断しきっていたんだ。つまり、顔見知りの犯行だな。
被害者が風呂上がりでタオル一枚の素っ裸だったことからも、それが伺える。
となれば、事件当夜に現場となった江口邸内にいて、かつ被害者と最も親しかった人物――結婚十年目を迎えた妻の薔薇族氏(41歳)、夫婦の一粒種である絵留王くん(18歳)、古くからの親友であるボブ・ディラン氏(75歳)の三人に絞られる。
被害者は毎日決まった時間帯に入浴していた。犯人は湯浴みをおえた被害者を彼の書斎で待ち受けて凶行に及んだとおぼしい。この時間帯とその直後にアリバイのない人間が犯人だ。
容疑者三名のうち絵留王くんは自室で夏休みの宿題――ゆうちょアイディア貯金箱コンクールに出品するための貯金箱づくり――に励んでいた。その姿は他ならぬ君によって目撃されている。
奥さんの薔薇族氏は近所の奥様方と夏コミ同人誌製作の追いこみをしていた。
アリバイがないのはゲスト・ルームで作曲をしていたディラン氏だけ。
彼こそ犯人だ!」
「警部。落ち着いて。
それに『正面からめったざし』なんですよ? 被害者氏は即死したわけじゃない。
いくら親しかろうが、殺意むきだしで襲い掛かってきている相手に対してまったく抵抗しないなんておおかしいでしょう」
「む、むう。言われてみれば……では、外部犯の可能性が否定できないということか。またふりだしからだな」
「いえ、警部の目のつけどころはいいと思います。
犯行の難しさ、内部犯であろうと外部犯であろうと一緒です。
ただ、なにか……欠けているピースが……」
「そうか! 警部、被害者の左手に握られたものを見てください」
「左手? おっ、この人間工学に基づいたハンドグリップとモノリスの叡智を思わせる漆黒のボディーは……
「そのとおり。
紙のように薄く感じられるよう、これまでの Kindle よりも20%以上軽く、平均で30%も薄くなり、人間工学に基づいた、左右で薄さのことなるデザインを採用、最も薄い箇所でわずか3.4mm。
それでいて、高剛性プレーティングを施したフレームと kindle 史上最強のカバーガラスを採用し、軽さを追求するとともに、いつでも気軽に持ち歩ける耐久性をも実現した Kindle 最新にして最強のニューモデルです」
「ぶっちゃけ、容量とCPUが旧モデルと変わんないから要らないと思っていたが、
こうして直に触ってみると超欲しくなるな。しかし、これがどうかしたのか?」
「警部、その Oasis にダウンロードされている書籍をチェックしてください」
「おう。……んん、立ち上がりが遅いな。
やはり性能が……うわっ」
「フフ。そこに表示されているのは、無修正のエロ漫画ですね? しかも一番破廉恥なシーン」
「!? なぜ、画面を見もしないでそれを!?」
「奥さん。この kindle は被害者本人が購入したものですか?」
「い、いえ。それは絵留王が主人の誕生日プレゼントにと昨晩渡したものです。あらかじめ容量いっぱいに購入していたエロ漫画といっしょに」
「でしょうね。つまり、絵留王、キミが快楽天氏殺害の犯人だ!」
「警部。死体をよく見てください。被害者は俯けに倒れているのに、タオルは尻の上にかぶさった格好になっている。おかしいとは思いませんか? 普通、タオルを腰に巻いたまま倒れたなら、タオルはちんこと床のあいだに挟まれるはずです。
もうひとつあります。遺体発見当時、風呂場から現場となった書斎へ続くカーペットに足跡や染みは見あたりませんでした」
「な、なに? なぜ教えてくれなかった」
「訊かれませんでしたから。
そして、これが一番重要ですが――なぜ風呂上がりの被害者の手に kindle が握られていたか、ということです」
「風呂場で使ってたんじゃないか? kindle は防水機能もピカイチだからな。Waterfiの加工が施され、完璧な防水加工となっている。真水でも海水でも、ともかく200フィート以上の深さに時間無制限で耐えることができる。たとえばスキューバダイビングにでかけて、海の底に腰を落ち着けながら『海底二万里』を読むことができるわけだ。これはちょっとした「経験」になり得るかもしれない。」
「その割に kindle 本体に水滴はついていません日本人は臆病だから、風呂場で読むなら絶対ジップロックに入れますよ。しかしそのジップロックの形跡も見当たらない。
わかりますか、警部? あらゆる証拠が『被害者は風呂に入っていなかった』ことを示唆しているのですよ。
では、風呂に入ってなかったとすれば何をやっていたのか。なぜ kindle oasis がここにあるのか。
裸族でも風呂上がりでもない大の男が裸体を晒す理由――となると、ひとつしかありませんね」
「!! オナニーか!」
「新しいテクノロジーを手に入れたら、まずエロいことで試したくなる。おっさんに普遍の心理です。
「わかるなあ。だがね、探偵君、風呂がオナニーになっただけで何が違うのかね」
警部は、風呂に入るなら自慰行為をやる前がいいですか? やったあとがいいですか?」
「そりゃあ、した後だろ」
「そう。被害者は風呂に入る前にkinオナを行っていた可能性が高い。
犯行の推定時刻が『定時の入浴直後』から『定時の入浴前』にずれるわけです。この差は大きい」
「そうか、入浴中〜入浴後にあった絵留王氏と薔薇族氏のアリバイが崩れるわけだな」
「そして、もう一つの大きなメリット。それこそ今回の大きな謎を説明するものです。
『真正面から抵抗を受けずに何度も刺す』ことを可能にしたのです!!!」
「おお〜〜〜〜!!!
って、い、いや、待ってくれ探偵くん。
いくら自慰中だったからといって、刺されてるのに気づかないのはいくらなんでもおかしいぞ」
「……警部。あなた、さっき Oasis を立ち上げたときになんて仰ってました?」
「えっ? たしか、『立ち上がるのが遅い』と……ああああああ!!!!」
つまり、書庫がほぼ満杯ならマンガのページ送り速度はイライラするほど遅くなるのです!
これはkinオナにあたっては致命的な欠陥となる!
「そのときに発揮される強力な集中力! そして分泌されるアドレナリンが被害者に『刃物で刺されている』痛みを認識させなかったんだ!」
ところで、ディラン氏、江口快楽天氏はオナニーするときは全裸になる派でしたか?」
「いや。いつもズボンとパンツだけを脱いでいた。『全裸オナニーなど文明化されてないサルのやることだ』とね」
そう、犯人が衣服を持ち去ったからです。どうしても『kinオナの最中に殺害した』と思われたくなかった。
それはアリバイ工作のためでもあり――そして、Oasis が自らと結びつくことを過剰に恐れたからだ。
絵留「……証拠は……あるのかよ?」
探偵「あなたが部屋で作っていた貯金箱……私も直に見て驚きましたよ。
――血の付着した衣服があしらわれているんですからね!」
“!?"
探偵「工作に使ったハサミを鑑識に回せばそれが凶器として使われたどうかはわかります。刺すだけではなく、遺体から服を切り離すのにもつかわれたのでしょう」
絵留「……クソッ……俺の負けだよ……」
警部「しかし……なぜだ。絵留王くんはエロ漫画読書界のホープとして、父子鷹でがんばってきたんじゃなかったのか?」
探偵「まさしく快楽天氏の英才教育こそが今回の動機なのでしょう。ですよね? 絵留王さん――いや、絵留王ちゃん?」
絵留「!? ……フッ、名前とヤドクガエル先生の描いたような外見のせいでたいがい勘違いされるんだがな。すると俺の『本当の年齢』も知っているわけか」
探偵「ええ。あなたは18歳じゃない。戸籍上はまだ小学生のはずです」
探偵「いかにも。貯金箱コンクールの応募資格は『小学生のみ』です。いい大人が夏休みの宿題に作るようなもんじゃありません」
警部「だが、なぜ江口一家は絵留王ちゃんがあたかも18歳であるかのようにふるまっていたんだ?」
探偵「さっきご自分で仰ってたじゃないですか。『エロ漫画読書界のホープ』だったって。エロ漫画を読めるのは何歳からですか?」
警部「!? まさか――」
絵留「……そうだよ。あのクソ親父は、この12年ずっと俺を『18歳の成人男子』として扱ってきた。まだハイハイもおぼつかねえころから、朝から晩までエロ漫画、エロゲ、エロ同人漬け……。
冗談じゃねえ……俺には俺の人生がある。健全な小学生の女児としての、な。あいつは結局こどもを愛してなんかいなかった……」
探偵「……それは違います。絵留王ちゃん。なぜ快楽天氏はクソ性能の Oasis でオナニーをしていたと思いますか? 彼ほどのエロ漫画マニアなら、さっさと合理性を優先して、紙の書籍に切り替えてたはずです。しかし死ぬまで Oasis を手放さなかった――」
絵留「……え…まさか……プレゼントだったからだっていうのかよ? 俺からの誕生日プレゼントだったから、どんなクソ性能でも使ってたんだって……
そんな……オレは…‥じゃあなんで……うわあああ〜〜(泣き崩れる」
「今回もイヤな事件だったな……」
「kindle は使うものによって悪にも善にもなります。エロ漫画もまたそうなのでしょう」
「そうだな……わかっている……わかっているが……くそっ! やりきれない……」
「ぼくも同じ気持です……もし彼らが kindle Oasis ではなくアレさえ持っていればと思うと」
「アレとは?」
「フフフ、これですよ(バッ」
「あ、黒いシルエットを燦然と穿つ青白い光!!!それは、君、『kindle paperwhite のマンガモデル』じゃないか!」
「いかにも! 通常の Paperwhite の8倍、32GBのストレージを実現し、マンガなら約700冊を保存可能!
快速ページターン機能を使えばマンガのページおくりのスピードが33%アップします!
さらにはピンチ&ズーム機能で細部まで書き込まれた作品でも簡単に拡大が可能!
まさにマンガ大国ニッポンのために生まれた読書デバイスです!」
「なんてこった、これさえあれば今回の被害者も刺されたときにすぐに気づいて、ちゃんと娘と話し合いの場が持てたはず…‥」
「起こってしまったことは変えようがありません。しかし、新たな悲劇を防ぐことは……あれ? 警部、どうしたんですか? ニヤニヤして」
「フフ、こんなこともあろうかと私も既に購入していたのだよ。マンガモデルをな! ほらここに」
警部!
それ、ダイナマイトですよ!」
「ば、爆発する〜〜〜!!!」
ドカーーーーン!!
「う、うーん……あれ? 生きてる。警部も……」
「どうやら助かったようだな……」
「!? 警部! あの断崖の上ッ!」
「あ、あの人影はッ!」
(慈愛に満ちた微笑みを浮かべて立ち去っていくボブ・ディラン)
「……助けてくれたのか」
「おそらく、ノーベル賞委員会の刺客が警部の気づかないうちにマンガモデルとダイナマイトをすり替えていたんでしょう。あの場に居合わせていたディラン氏を爆殺するために……」
「あの屋敷に刺客が?」
「警部が冒頭で飲んでいたお茶、あれを手渡すときにすりかえが行われたのでしょう。お茶にアンフェタミンを混ぜることで警部の注意を散漫にさせ、違和感に気づかせなかった。
興奮作用で普段はにぶい警部が突然推理をひらめいてしまったのです。
それをきっかけに事件がスピード解決したせいで、かなり遅れてダイナマイトが爆発した」
「まさか薔薇族夫人がノーベル賞委員会の手先だったなんて…‥なんてやつらだ。ん? 待てよ?
おい、今は2017年8月だぞ。ノーベル賞授賞式はもう去年の暮に終わったじゃないか。
結局、ディラン氏は会場に来なかった。
「警部。ボブ・ディランは信義の男です。
彼は一度結んだ約束を絶対に違えない。
授賞式に行くといったならば、かならず来ます」
「しかし現に――」
「現にディラン氏は去年の10月に『授賞式に来るか?』と訊ねられて、なんと答えていましたか?
『行くとも。可能ならね』ですよ。
――ことばどおりなら、彼には『行くことが不可能になる』可能性があったことになります」
「それが委員会による妨害工作だと? ノーベル賞委員会はディラン氏を授賞式に出したかったんじゃないのか?
そのために受賞スピーチは代わりに歌でやっていいだとか、さんざん譲歩してきたんじゃなかったのか。
そもそもディラン氏を殺して彼らに何の得があるんだ?」
「ノーベル賞委員会はひとまとめにされがちですが、実態は各カテゴリーごとに分かれていて一枚岩じゃない。
特に文学賞はスウェーデン・アカデミーが担当しており、科学関連を司る本家スウェーデン王立科学アカデミーからは独立しています」
「違うとはいっても、同じスウェーデンのアカデミーなんだろ? そんな喧嘩する理由が……」
「あるんです。王立科学アカデミーを設立したのはフレデリク一世。スウェーデン・アカデミーはグスタフ三世です。対立の歴史詳しく説明すると長くなるので省きますけれど、簡単にいえば、二つのアカデミーのもつ「本家」意識のぶつかりあいですね。
『元祖』である科学アカデミーにあの時の騒動に苦々しい思いを抱いていた。ポップ歌手風情に受賞させた上に、ノーベル賞全体の権威をコケにされたわけですからね。
だから、彼らはこう考えた。
『授賞式にこさせなければ、受賞はできない』。
殺してしまっては『死後受賞』になるので授賞式まで生かさず殺さずにしようとしたんです。
もっとも、ディラン氏は3万9211人のノーベル・ニンジャ部隊を相手に傷一つ負わなかったようですが――
ともあれ、目的は達成された。彼は2016年の授賞式に現れませんでした」
「だったらこれ以上ディラン氏に関わり合いになる必要はないじゃないか。何も殺すなんて……」
文学賞を二度獲った例はありませんが……ライナス・ポーリングの例を考えてみてください。
彼は54年に科学賞、62年に平和賞という異なるカテゴリーで受賞をはたしています。
愛と平和を歌ったボブ・ディランなら――いつか『平和賞受賞』もありうる」
「そうか。平和賞だけはスウェーデンじゃなくてノルウェーのノーベル委員会の管轄だから……」
ふだんからちゃらんぽらんな選考をしている平和賞委員会ですから、なおさらね」
「だから二度目の受賞――平和賞に選ばれる前にディランを殺そうとした」
「そう、本年度受賞者が発表される10月までに、ね。去年四万人近い手駒を失ってしまった王立科学アカデミーには、今年のディラン氏の来瑞を止める手立てはありません。
ディラン氏は今度こそ授賞式に現れることでしょう。それが『可能』なんですからね」
「今回の事件も実はディラン氏が発端だったんです。
江口夫婦のうち薔薇族夫人は科学アカデミー側の人間でした。かたや夫の快楽天氏は文学アカデミー側。二人は敵対する組織に属しながらも愛によって結ばれた、いわばノーベルロミオとノーベルジュリエット。
ところが、夫がディラン氏を科学アカデミーの刺客から匿うことに決めたとき、調和は亀裂が走った。
彼女が何より許せなかったのは『自分への愛』より『ディラン氏への愛』を選んだことだったのかもしれません。その憎しみが彼女の心を悪魔に変えた。
考えてみてください。
いくら教育法に難点があったからといって、小学生が父親を殺そうとしますか?
そう、絵留王ちゃんは悪魔から禁断の果実を知らないうちに与えられてしまっていたがために、あんな凶行に及んだのです。
「娘を薬物で操ったのか……」
「夫人の親玉は世界に冠たるスウェーデン王立科学アカデミー……薬物の調達くらい、朝飯前でしょう」
「彼女は実の母親ではありません。快楽天氏と薔薇族夫人が結婚したのは十年前。絵留王ちゃんは十二歳です。
……警部、絵留王ちゃんの面立ちは誰かに似ているとおもいませんでしたか? 快楽天氏でも、夫人でもなく――」
「――ボブ・ディランに!」
「快楽天氏は十二年前は『彼』ではなく『彼女』でした。絵留王ちゃんはボブ・ディラン氏と(当時女性だった)快楽天氏とのあいだの子供だったのです!」
「そんな……娘も夫人にとっては憎しみの対象だったのか」
「あの一家もまたノーベル賞騒動の被害者なのかもしれません……」
「いや、最も憎むべきは……
アンフェタミンだ!
こんな薬物さえなければ……」
「安易な薬物乱用の恐ろしさを学びましたね…‥。
薬物乱用は、単に乱用者自身の精神や身体上の問題にとどまらず、家庭内暴力などによる家庭の崩壊、さらには、殺人放火等悲惨な事件の原因にもなり、社会全体への問題と発展するといいます」
「そうだ……薬物は、使用しているうちにやめられなくなるという"依存性"と、乱用による"幻覚"、"妄想"に伴う自傷、他害の危険性がある。
一度だけのつもりがいつの間にか中毒となり、一度しかない人生が取り返しのつかないものとなるのだ……」
「このような薬物乱用の恐ろしさを十分に知っていただき、薬物乱用問題を考える際に以下のサイトを参考にしていただきたいと思います。
「完」
離婚して1年が経った。
性格の不一致で離婚に至ったけど、私としては積もり積もったものに心が押し潰され命からがら逃げ切ったという体感だった。
だから当時の住まいがあった沿線に行くと暗い気持ちになるし、外面の良い元夫の肩を持った実両親とは絶遠状態にある。
先日Facebookが「友人かも?」みたいな項目に元夫を表示してきた。
今まで一度も表示された事なんてなかったのに…と驚いたのと同時に、元夫のその後が気になって見てしまった。
そこには、趣味に興じたくさんの友達を作り楽しそうに暮らしている姿があった。
離婚に至るまで、元夫は私がいないとダメになってしまうのではないかと思っていた。
ダメにしていたのは私だったのではという反省と後悔と、彼が生きてるという安心感がごちゃ混ぜになってただただ泣いた。
その愛車は、震災諸々で家計が苦しくなり環境を変えざるを得なくなった私達が
派遣で働きながら貯めた私の個人的な貯金を崩して買ったものだ。
元夫はとてもとても喜んでくれて、納車の日は嬉しくて車体から鍵までたくさん写真を撮って遠回りして家に帰った。
車を返して欲しいわけではない。やり直したいわけでもない。
ただ、とてつもなく虚しく、やるせなかった。
泣きながら思い出した。
「悲しいことは一人で乗り越えられるけど、嬉しいことを一緒に喜んでくれない人とは一緒にいても辛くない?」と言われたことを。
そうだったと思い直しても、私は心がスカスカになってしまい、もうあの時のように誰かと過ごす自信がない。
大好きだった青い車のキリッとした顔が好きだった。どんな暗闇でも一目で分かるあの顔が好きだった。
大好きだった青い車のように、自分の凸凹な人生を笑いながら走破したい。
色んなことがあるさと笑える日が、いつかくることを願っている。
なんで、そこまでされてる親に働いてプレゼントするねんって思ったら父親に何百万の金を貸したままで、返済計画の1つも出さずにパチンコに行くような親と一緒に生活していた自分が言うことじゃなかった。
病んでいるようなので、軽々とは言えないが公的な支援等?を用いて家を出よう。自分は出た。といってもつい最近だけど。毎日毎日顔を見ないだけで全然違うから。
父は昔から「働かざる者食うべからず」という思考の人だった。
おそらく私と兄が奨学金を借りてでも進学したいと言ったこと、母が子供がやりたいならそれを応援すると進学することを応援したこと。すべてが気に入らなかったのだと思う。
兄は私が高校に入るころ、無事に就職し遠方だったので家を出た。
私は専門学校を卒業したが就職難で就活がうまくいかず2年ほどフリーターを経て、ようやく去年就職した。
フリーターの間の父の風当たりはとても厳しかったし、休みの日に朝7時まで寝ているだけで早く起きて家事をしろと蹴り起こされることもあった。
父に就職したことを報告すると「絶対に、辞めるな」その言葉が返ってきた。
初めて就職したその会社はパワハラがひどく、残業代が出ないのにも関わらず長時間残業。
7時前に家を出て帰るのは23時頃。
先輩は仕事のことで質問すれば殴るし、会社の強制飲み会に行けば飲めないのに無理やりお酒を流し込まれてトイレにかけこむことになり
炎天下の中放り出されて雑用をさせられ、環境の美化のためと車道に落ちている吸殻を拾わされた。
今日も終電に間に合ったと一息ついた後「なんで私こんな会社に来ちゃったんだろう」と泣いた、
胃腸もほぼ動かなくなり、毎日下痢と嘔吐が続き髪もごっそりと抜けた。
それでもあの日の父の「辞めるなよ」という言葉や、1年もたたずに辞めるなんて…という気持ちから1年半は耐えた。
それでも、やっぱり今まで大事に大事に手入れしてきた髪がごっそりと抜けたのを見たとき「もう嫌だ」と思い、退職した。
同僚には「どうせ病気なんか嘘だ」とののしられ社長には「病気ならそのまま死ね」と怒鳴られながら帰った。
父にことのあらましを説明すると「2日間だけ時間をやるから、その間に体調を整えて家事をするように」と言われた。
それから3か月母に手伝ってもらいながらも、毎日家事をしていたがやはり体調が悪いこと、ハローワークに失業保険の手続きに行くことなどで家を空けることもあり完璧にはできなかった。
それが父はとても気に入らなかったらしく、烈火のごとく怒りだした。
まだ仕事は見つからないのか、失業保険はいつ終わるのか、なぜ家事ができないのか。
家の者は皆、8時間働いているのにお前はただ家にいて情けないと思わないのか。
私もさすがに悲しくなり「体壊して辞めているのに、そんな言い方はしないで」と反論してしまった。
それも父は気に入らなかったのか「体調が悪いなら一生寝ていろ、部屋から出てくるな。それぐらいしてから体を壊したと言え」と怒鳴った。
昔から父のことはあまり好きではなかったけれど、やはり父親だから就職してお金を貯めたら何かプレゼントしたかった。
辞めるなよと言われて、父のためにも頑張ろうと死に物狂いで働いた。
でも、父には何も伝わっていない。
私が体を壊したこと、精神的にも病んでしまったこと、今とても悲しいこと。
何一つとして父には伝わらない。
目の前の男性が父ではなく全く知らない人に見えた。
ただ、私はお父さんに「だいじょうぶなのか」と言ってほしかっただけなのに。
ただ、お父さんに心配してほしかった。情けなくて、涙しか出てこない。
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めっちゃブコメとかトラバもらってる…ありがとうございます。
ブコメ読んでたら、甘え上手だからっていうのがあって、事実末っ子なこともあって甘ちゃんなんですけど、
文章でわかるんだすげえ…!と今真剣にふむふむ…と読んでます。
兄も「還暦になったら二人で旅行ぐらいプレゼントしよう。いくら父が嫌いでもそれぐらいは」とずっと言っていたからです。
兄が一緒に何かしようと毎回言ってくるので毎年何かしら買ってたんですが…
まあ、今回の件でその気も失せたので貯金はすべて家をでるお金に使おうと思っています。
来年結婚が決まっていて今は不動産屋を回っているというのが現状です。
勿論、結婚して体調が回復したら何かしら働く予定ではあるのですが相手方も「少し休んでていいよ」と言ってくれているのでお言葉に甘えようと。
あと、吸い殻の件ですが、私一人でやりました。
新人二人で草むしりするように言われていて、もう良いから帰ってこいと言われ
帰りに「あ、あんなところに吸い殻があるわ!我が社の環境美化のため~」と命令され拾いに行くということが
4~5回ありました。毎日毎日ではなかったんですけど、個人的にはつらかったです。
大事な物(家の鍵など)適当に捨てたりおにぎりを投げたりするので
もう基本的に口答えはしないでおこうねと決めているので、今日こういうことになりました…(’・ω・`)
今まで、何度裏切られても誰かの「でも親なんだから」って言葉にそう思わなきゃいけないって思って
苦しんでるところがあったんですが、
今回トラバとかブコメ読ませてもらってて、あーそう思わなくて良いんだなぁって目が覚めた気持ちです。
皆さんありがとうございます。
○朝食:ナポリタン
○昼食:フライドポテト
○夕食:天一
○調子
はややー。
一応洗濯はしたけど、掃除とか買い出しとか電気料金の振込とかいろいろしないといけない事はある。
ノー課金。
○ポケとる
なんか飽きて来たな。
(ハロウィン)みたいな要素が全くしっくりこない。
課金しない、そう誓った僕の心を動かしたのは、
「ゲッコウガ」
「ダーテング」
という悪ポケ二匹への愛でした。
それも、進化システムの導入に加えて、アップデートでダーテングは性能が上がってるらしいし……
よし、3000円だ、3000円だけ、課金しよう……
R:ボーマンダ、ボーマンダ、マニューラ、マニューラ、ニャース
なんや、この偏り。
しかも、ゲコガシラはログインボーナスで全員にプレゼントされてるやつだし、マニューラはもともと持ってたし……
このガチャシステム、外れると本当面白く無い、なんかもう自分のリアルな人生をただただ切りつけられるだけの不快感だけが残る。
つらい……
もう、ちまちまとログボを貯めることすらも辞めようかな……
タイトルまま
ファッションなんてしらなさそうなバッグやハットにアクキーや缶バッジ付けてるヲタデブ女を見て優越感に浸る。
あとキャスケット被ってる女は総じてヲタくさい。それみても優越感に浸る。
私は努力して努力してダイエットしてメイクも覚えてファッションも勉強した。
ヲタにみられたくないから、そして俳優の目に綺麗な状態で映りたいから。
デブ女は安っぽいパーカーとどこで売ってるのか分からないデニムパンツを穿き、どこで売ってるのか分からない靴を履いている。
バッグにはグッズをジャラつかせスマホにもラバストやアクキーがふんだんについてる。
デブ女も私の推しが好きらしい。
お前そんな格好で推しの目に映りたいの?
それを横目で私は見る。
推しは私を認知している。推しがデビューしてすぐ何度も現場に通った。何度もファンレター書いた。何度もプレゼント贈った。
そしてようやく「いつもありがとう」「久しぶり!」を推しから言って貰えた。
軽々しく好きって言わないで。
接触がある時も優越感に浸る。
こんなに観に来ている人の中で私は推しに顔を覚えられている。
デブ女は覚えられていないだろう。
努力すれば報われた。
片側3車線もあるような大通りだと、中古車屋さんのなんと多いこと…
しかも、取り扱っている台数がハンパではない
なんたって、田舎のだだっ広い(それこそ新宿御苑くらいはありそうな)駐車場いっぱいに車が並べてあるのだ
最近の車(特に日本車)は軽自動車であろうが性能がよく、燃費がよく、ほとんど壊れないため
5年落ちの車であっても、何ら問題なく使えるどころか、僕ぐらい車に疎いとほとんど新車とそん色がない
だから中古車屋さんは車を買い取らせてもらえるように、努力を怠らない
例えば、本当はそんなこと公開しなくても良いのに、こんなノウハウまで教えている
https://www.carseven.co.jp/about/priceup
小キズの修理なんかはしてしまいそうだが、しなくても良いそうだ
それに、天候や季節のことなど、素人にはまるでわかるはずもない
この季節にはこんな車が売れる、なんてこと誰が考えるだろうか
そんなことしなくてもよさそうに見えるが
バイクの乗り換え支援といって、最大3万円のプレゼントがあるらしい、
https://www.bikeone.jp/campaign/index.php#campaign08
新しいバイクのための備品なんかは、それでまかなえてしまうではないか
売り出す契約をするだけで、3万円分もらえることろもあるそうだ
http://www.keikyu-sumai.com/contents/code/sell_fair/
媒介契約の締結が条件なのだから、買取希望者が気に入らなければ売らなければいい
よほどのことがなければそんなことはしないだろうが、ほとんどタダで渡したも同然だ
必ずしも買う側が偉い、というわけではないということを痛感する